1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/09(土) 23:39:38.32 ID:aPNAOfcl0
やよい「うっうー!おはようございますー!」
P「ああ、やよいおはよう……ってどうしたんだ!?」
やよい「うー?どうしたんですか、プロデューサー?」
響「あ!やよいがポニーテールになってるぞ!?」
P「何かあったのか、やよい!?」
やよい「べ、別に何もないですよー」
P「本当か?」
やよい「ほ、本当です!あ、そ、そうです!これはいめちぇんなのです!」
響「そうなのかー?やよい、自分とお揃いさー!」
やよい「は、はい!響さんとお揃いです!うっうー!」
6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/09(土) 23:46:27.13 ID:aPNAOfcl0
P「……やっぱり何かあったんだな?」
やよい「だ、大丈夫です!」
P「やよい」
やよい「どうしたんですか、プロデューサー?」
P「困ったことがあったら何でも言ってくれていいんだぞ?」
やよい「プロデューサー……」
P「やよいは765プロの大事な仲間だからな」
やよい「うぅー……」
響「うがー!自分、無視されてるぞ!」
やよい「ご、ごめんなさい!そういうわけじゃなかったんです!」
P「事務所に来る途中で、ヘアゴムが片方切れた?」
やよい「はい……。それで、今日は仕方無く一本で何とかしようと思って」
響「なるほど。もう新しいのは買ったのかー?」
やよい「それが、新しいのを買うお金が無くって」
響「それじゃあ自分のお気に入りのヘアゴムをあげるぞ!」
やよい「そんな大切なもの貰えないです!」
響「でもそのままじゃ、明日からの仕事で困るだろー?」
やよい「それはそうなんですけど……」
P「よし、じゃあ今からヘアゴムを買いに行くか!」
やよい「え、えぇー!?」
P「今日はもう仕事は無いしな。たまには良いだろう?」
響「あー!自分も一緒に行くぞ!」
P「そうだな。一緒にやよいにヘアゴムを買ってやろう」
やよい「そんな、ダメですよー!」
P「何でダメなんだ?」
響「そうだぞ!そ、それともやよいは、自分のプレゼントはいらないのか……?」
やよい「そ、そんなことないです!でも……」
P「良いんだよ、やよい。これはいつも頑張ってるやよいへのご褒美なんだから」
やよい「……本当に良いんですか?」
響「自分たちに任せるさー!やよいにぴったりのヘアゴムを選んでやるからな!」
P「ああ、その点は任せてくれ」
やよい「響さん、プロデューサー……ありがとうございます!!」
響「お、やっといつものやよいに戻ったさー!」
P「やっぱりやよいはこうじゃなくっちゃな。じゃあ行くか!」
響「分かったぞ!」
やよい「うっうー!ですっ!」
P「よーし、二人とも乗ったな?」
響「大丈夫だぞ!」
やよい「シートベルトもばっちりですー!」
P「よし、じゃあ出発だ!」
響「それで、どこに買いに行くんだ?」
P「ああ、最近できたショッピングモールがあっただろ?そこに行こうかなって」
やよい「あ!知ってます!確か、美味しいケーキ屋さんがあるんですよね?」
響「そうなのかー!?自分、食べてみたいぞ!」
P「まぁまぁ、まずはやよいのヘアゴムが先だよ。終わったら連れて行ってやるから」
やよい「でもでも、良いんですか……?」
P「アイドル二人とデートが出来るんだ、ケーキくらい安いもんさ」
響「ありがとうだぞ!」
やよい「うっうー!ありがとうございますーっ!」
P「さて、ようやく着いたな」
響「ヘアゴムはどこに売ってるんだ?」
P「取り敢えず3階から順番に降りてこようか。他の物も色々見たいしな」
やよい「賛成ですーっ!」
響「自分も賛成だぞ!」
P「よし、取り敢えず3階に行こう」
響「お!このお店の服はなかなか良さそうだぞ」
P「そうだな、値段もそんなに高くないし」
響「ねぇねぇプロデューサー、この服似合う?」
P「凄く似合ってるよ。響の健康的なイメージにぴったりだ」
響「なんか照れるぞ……」
P「響の魅力を更に引き出してるよ」
響「うがー!恥ずかしいぞ!」
P「そうだ響、その服買ってやるよ」
響「良いのか?」
P「そんなに響に似合う服を買わないわけにはいかないだろ」
響「そ、そうか?自分完璧だからな!どんな服でも着こなしてみせるぞ!」
P「ところでやよいは?」
響「やよいならあっちで服とにらめっこしてるぞ」
P「やよい、どうした?」
やよい「はわっ!ぷ、プロデューサー!」
響「さっきからその服をずーっと見てるなー」
やよい「響さん!ち、違うんです……」
P「やよいも欲しい服があるなら買ってあげるぞ?」
やよい「だ、大丈夫です!ヘアゴムだけで十分嬉しいですっ!」
P「本当か?」
やよい「……はい」
P「……そっか。じゃあ本来の目的のヘアゴムを買いに行こう」
響「ヘアゴムは1階にあるらしいぞ」
P「よし、じゃあ1階に降りよう」
響「1階には色々なお店があるんだなー」
P「さて、どこに店があるんだ?」
響「あ、多分あそこだぞ!」
P「うわぁ、またファンシーな……」
やよい「キラキラしてて眩しいですっ」
響「あそこならきっとやよいに似合うヘアゴムがあるに違いないさー」
P「それは良いんだが、男が入るには恥ずかしいな……」
響「大丈夫だって」
やよい「みんなで一緒なら大丈夫ですっ!」
P「まぁ仕方ないか。よし、行こう」
P「この緑色のはどうだ?やよいの髪の色にも似合うと思うんだが」
響「自分はこの青色が良いと思うぞ!青は海の色だからなー」
P「なるほどな。やよいは何か欲しい色はあるか?」
やよい「へっ?す、すいません!ぼーっとしてました……」
響「やよい大丈夫かー?」
P「何か考え事か?」
やよい「いえっ!本当に買って貰っちゃって良いのかなーって」
響「大丈夫だぞ!」
P「当たり前じゃないか」
やよい「本当に、本当に良いんですか?」
響「当然さー。やよいは自分たちの大切な家族だからな!」
やよい「響さん……」
P「そういうことだ。さて、そろそろヘアゴムを買おう。ケーキも食べに行きたいしな」
響「了解だぞー」
やよい「楽しみですっ!」
響「凄く良い匂いがしてきたなー」
やよい「あ、ありました!」
P「よし、入ろうか」
響「中のデザインも凄いぞ」
P「これは人気が出るわけだ。席が空いてて良かったな」
響「自分、このモンブランが食べたいぞ!」
やよい「じゃあじゃあ、私はショートケーキにしますっ!」
P「じゃあ俺はチーズケーキにしよう」
響「あっ、それ自分も気になってたんだ!」
P「じゃあ、後でみんなで少しずつ交換しようか」
やよい「うっうー、楽しみです!」
P「このチーズケーキいけるな」
響「モンブランも美味しいぞー」
やよい「ショートケーキも甘くて美味しいですー!」
響「あ、プロデューサー、チーズケーキ頂戴!」
P「はいはい。あ、そうだ。ほら、あーん」
響「なあっ!?そ、そんな、恥ずかしいぞ……」
P「ん~?どうした、いらないのかぁ?」
響「いや、その……」
P「仕方ないな、やよい、あーん」
やよい「良いんですかー?」
P「響が食べないからな~」
ややよい「じゃあ、いただきます!」
響「あっ、ダメだぞ!」
やよい「わっ!響さん大胆です~」
P「ニヤニヤ」
響「あっ!こ、これは違うんだぞ!」
P「何が違うんだ~?」
響「ちょっと、顔洗ってくる!」
やよい「響さん、顔が真っ赤でした~」
P「ああいう表情の響も可愛いな」
やよい「本当は響さんの方がお姉さんなんですけど、なでなでしてあげたくなりました!」
P「それ凄く分かる。響は犬っぽいんだよなー」
響「全部聞こえてるぞ……」
やよい「はわっ!響さん、ゴメンなさい……」
響「あ、べ、別に怒ってるわけじゃないから大丈夫だぞっ!」
やよい「でも……、ごめんなさいでしたっ!」
P「大丈夫だって、響も怒ってないって言ってるしさ」
響「プロデューサーは許してないぞっ!」
P「やよい~、響が許してくれないよぉ」
やよい「響さん、やっぱり怒ってるんですね……ごめn」
響「だぁ~!もう、分かったぞ!許す、許すから!って何で笑ってるんだ!?」
P「許してくれるってさ、やよい」
やよい「ふふ、やっぱり響さんは可愛いですっ!」
響「うがー!二人とも、自分を騙したな!」
P「いやぁ、響の反応が可愛くって、つい、な」
響「か、かわっ!?」
P「な、やよい?」
やよい「でもやっぱり悪いことしちゃったかなーって」
P「大丈夫だよ、照れてるだけだから。それにこの響も可愛いだろ?」
やよい「それはそうですけど……」
響「本人の目の前でそういう話をしないで欲しいぞ……」
P「まあまあ、この話はそろそろ終わらせよう。もうこんな時間だ」
やよい「もうそろそろ晩御飯の準備をしなきゃです」
響「じゃあ帰るかー」
P「だな。そうだ、ちょっと買い忘れた物があるから、先に車に戻ってて貰えないか?」
やよい「何を買うんですか?」
P「いや、ちょっと洗剤が切れかけてたなーと思って」
響「プロデューサーもちゃんと家事をするんだなー」
P「お前、人のことをなんだと思ってたんだ?」
響「いやー、あはは」
やよい「プロデューサーはお料理も上手なんですよ!」
響「やよいはプロデューサーの料理を食べたことがあるのか!?」
やよい「はいっ!前にお家に来てくれた時に、一緒に作りました!」
響「……プロデューサー?」
P「い、いや、あれはやよいが体調悪そうだったし、仕方ないって」
やよい「そうです!凄く助かったんですから!」
響「ま、そういうことにしといてあげるよ」
P「と、取り敢えず、これ、車の鍵だから!絶対にエンジン掛けたりするなよ?」
響「分かってるって。じゃあ先に行ってるぞ」
やよい「出発進行です~!」
P「それじゃあ、頼んだぞ、やよい」
響「何でやよいに頼むんだ!?」
P「そりゃあ、やよいの方がしっかりしてそうだからな」
響「プロデューサー、酷いぞ!」
P「まあまあ、それも響の魅力の一つだって」
響「なんか腑に落ちないぞ……」
やよい「さあさあ響さん、行きましょう!」
響「うー、分かったぞ……」
P「すまん、じゃあちょっと行ってくる!」
響「おかえりだぞ、プロデューサー」
やよい「結構早かったんですねー?」
P「ああ、買うものは決まってたからな」
響「じゃあ、事務所に出発だぞ!」
P「おーい着いたぞー、って二人とも寝ちゃってるのか」
やよい「すぅすぅ」
響「ぐーぐー」
P「あれだけ元気だった二人も、寝顔はやっぱり年相応に可愛いな」
やよい「あ、あれ、ぷろでゅーさぁ……?」
響「んぅ?」
P「おはよう、二人とも」
やよい「はわっ!ゴメンなさい、寝ちゃってました!」
響「あれ、もう事務所?」
P「大丈夫だよ、やよい。ちょっと歩かせすぎちゃったかな」
やよい「ううー……」
P「ほらほら、早く事務所に行くぞ?二人とも早く降りた降りた」
響「ふわぁ、はーい、だぞ」
やよい「あ、私お手伝いします!」
P「ありがとう、やよい。でもそんなに荷物は無いから大丈夫だよ」
響「大丈夫だって、やよい、早く行こうよ!」
やよい「あ、響さん、待って下さいー!」
P「やれやれ、本当に元気で仲が良いんだな」
響「ただいまだぞー!」
やよい「ただいまですー」
P「ただいまー、って、誰も居ないのか」
響「小鳥は寝ちゃってるぞ」
P「全く、不用心なんだから……」
やよい「お、怒らないであげて下さいね?」
P「大丈夫だよ、やよい。疲れてるんだろうし、そのままにしておいてあげよう」
響「さて、いよいよヘアゴムの贈呈式だぞ!」
P「そうだな、すっかり忘れてたよ。ほら、やよい」
やよい「プロデューサー、響さん、ありがとうございますっ!」
響「喜んでくれて何よりだぞ!」
P「だな。ちゃんと使ってくれよ?」
やよい「大切に使いますっ!でも、大事な時だけに使おうかな……」
響「せっかく買ったんだし、もっと使って欲しいぞ!」
P「それに、欲しくなったらまた買いに行けば良いしな。もちろん3人で一緒に」
やよい「響さん、プロデューサー……」
響「また一緒に行こうな!」
P「そうだな。さて、実はやよいにはもう一つプレゼントがあります!」
響「え、何それ!?」
P「じゃーん!」
やよい「あ、それは……」
響「それ、やよいがずっと見てた服じゃないか!」
P「響には服を買ってあげたんだし、やよいにも買ってあげようと思ってな」
やよい「そ、そんな!受けとれません!」
P「なんでだ?遠慮することないんだぞ?」
やよい「でもでも、ご褒美でヘアゴム買って貰っちゃいましたし!」
P「たまには良いだろ?もう一個ご褒美があっても」
響「だってさ、やよい。良かったな!」
やよい「プロデューサー、本当にいいんですか?」
P「もちろんだとも。それに、やよいにぴったりだと思って買ったんだから」
響「やよいに似合いそうなワンピースだったもんなー」
P「俺のプロデューサーとしての目が間違ってなかったか、証明してくれないか?」
やよい「そんな言われ方したら……。本当に、本当に、貰っちゃいますよ?」
P「ああ、当然じゃないか。そうだ、じゃあ、今すぐに着替えてきてくれ!」
やよい「って今からですかぁ!?」
P「善は急げって言うしな。そうだ、響も一緒に着替えてこいよ」
響「全く、本当にプロデューサーは変態だな……」
P「ほらほら、早く行った行った!」
響「あーもう!さっさと着替えに行こう、やよい!」
やよい「あ、はい!プロデューサー、ありがとうございました!」
P「ああ、楽しみに待ってるよ!」
ちなみに、服を着替えた響とやよいを愛でている最中に小鳥さんが起き
あれやこれやと質問されまくったのは、また別のお話。
――終わり
(文章に違和感がありまくりで)すまんな
もう少し改善できるように頑張ります
おまけ
やよい「おはようございまーすっ!」
小鳥「あら、やよいちゃん。おはよう」
やよい「あ、小鳥さん!おはようございまーすっ!」
小鳥「いつにも増して元気ね、やよいちゃん。何か良いことでもあったの?」
やよい「はいっ!」
小鳥「そう、良かったわね♪」
伊織「ねぇ小鳥……って、あら、やよいじゃない。おはよう」
やよい「あ、伊織ちゃん!おはよう!」
伊織「本当にやよいはいつも元気いっぱいね。……あら、ヘアゴム変えたの?」
やよい「あ、気付いちゃいました?」
伊織「だって、左右の色が違うじゃない。なんで青と緑なの?」
やよい「うっうー!内緒ですっ!」
天使はやよいだなあ
元スレ
P「……やっぱり何かあったんだな?」
やよい「だ、大丈夫です!」
P「やよい」
やよい「どうしたんですか、プロデューサー?」
P「困ったことがあったら何でも言ってくれていいんだぞ?」
やよい「プロデューサー……」
P「やよいは765プロの大事な仲間だからな」
やよい「うぅー……」
響「うがー!自分、無視されてるぞ!」
やよい「ご、ごめんなさい!そういうわけじゃなかったんです!」
響「まあ、やよいが元気になったならいいさー。それで、何があったんだ?」
やよい「はい、実は……」
やよい「はい、実は……」
7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/09(土) 23:52:01.97 ID:aPNAOfcl0
P「事務所に来る途中で、ヘアゴムが片方切れた?」
やよい「はい……。それで、今日は仕方無く一本で何とかしようと思って」
響「なるほど。もう新しいのは買ったのかー?」
やよい「それが、新しいのを買うお金が無くって」
響「それじゃあ自分のお気に入りのヘアゴムをあげるぞ!」
やよい「そんな大切なもの貰えないです!」
響「でもそのままじゃ、明日からの仕事で困るだろー?」
やよい「それはそうなんですけど……」
P「よし、じゃあ今からヘアゴムを買いに行くか!」
やよい「え、えぇー!?」
P「今日はもう仕事は無いしな。たまには良いだろう?」
響「あー!自分も一緒に行くぞ!」
P「そうだな。一緒にやよいにヘアゴムを買ってやろう」
10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/10(日) 00:00:56.14 ID:EneUdrEQ0
やよい「そんな、ダメですよー!」
P「何でダメなんだ?」
響「そうだぞ!そ、それともやよいは、自分のプレゼントはいらないのか……?」
やよい「そ、そんなことないです!でも……」
P「良いんだよ、やよい。これはいつも頑張ってるやよいへのご褒美なんだから」
やよい「……本当に良いんですか?」
響「自分たちに任せるさー!やよいにぴったりのヘアゴムを選んでやるからな!」
P「ああ、その点は任せてくれ」
やよい「響さん、プロデューサー……ありがとうございます!!」
響「お、やっといつものやよいに戻ったさー!」
P「やっぱりやよいはこうじゃなくっちゃな。じゃあ行くか!」
響「分かったぞ!」
やよい「うっうー!ですっ!」
12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/10(日) 00:06:49.52 ID:EneUdrEQ0
P「よーし、二人とも乗ったな?」
響「大丈夫だぞ!」
やよい「シートベルトもばっちりですー!」
P「よし、じゃあ出発だ!」
響「それで、どこに買いに行くんだ?」
P「ああ、最近できたショッピングモールがあっただろ?そこに行こうかなって」
やよい「あ!知ってます!確か、美味しいケーキ屋さんがあるんですよね?」
響「そうなのかー!?自分、食べてみたいぞ!」
P「まぁまぁ、まずはやよいのヘアゴムが先だよ。終わったら連れて行ってやるから」
やよい「でもでも、良いんですか……?」
P「アイドル二人とデートが出来るんだ、ケーキくらい安いもんさ」
響「ありがとうだぞ!」
やよい「うっうー!ありがとうございますーっ!」
13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/10(日) 00:13:45.50 ID:EneUdrEQ0
P「さて、ようやく着いたな」
響「ヘアゴムはどこに売ってるんだ?」
P「取り敢えず3階から順番に降りてこようか。他の物も色々見たいしな」
やよい「賛成ですーっ!」
響「自分も賛成だぞ!」
P「よし、取り敢えず3階に行こう」
響「お!このお店の服はなかなか良さそうだぞ」
P「そうだな、値段もそんなに高くないし」
響「ねぇねぇプロデューサー、この服似合う?」
P「凄く似合ってるよ。響の健康的なイメージにぴったりだ」
響「なんか照れるぞ……」
P「響の魅力を更に引き出してるよ」
響「うがー!恥ずかしいぞ!」
15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/10(日) 00:21:50.64 ID:EneUdrEQ0
P「そうだ響、その服買ってやるよ」
響「良いのか?」
P「そんなに響に似合う服を買わないわけにはいかないだろ」
響「そ、そうか?自分完璧だからな!どんな服でも着こなしてみせるぞ!」
P「ところでやよいは?」
響「やよいならあっちで服とにらめっこしてるぞ」
16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/10(日) 00:24:01.56 ID:EneUdrEQ0
P「やよい、どうした?」
やよい「はわっ!ぷ、プロデューサー!」
響「さっきからその服をずーっと見てるなー」
やよい「響さん!ち、違うんです……」
P「やよいも欲しい服があるなら買ってあげるぞ?」
やよい「だ、大丈夫です!ヘアゴムだけで十分嬉しいですっ!」
P「本当か?」
やよい「……はい」
P「……そっか。じゃあ本来の目的のヘアゴムを買いに行こう」
響「ヘアゴムは1階にあるらしいぞ」
P「よし、じゃあ1階に降りよう」
20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/10(日) 00:29:09.41 ID:EneUdrEQ0
響「1階には色々なお店があるんだなー」
P「さて、どこに店があるんだ?」
響「あ、多分あそこだぞ!」
P「うわぁ、またファンシーな……」
やよい「キラキラしてて眩しいですっ」
響「あそこならきっとやよいに似合うヘアゴムがあるに違いないさー」
P「それは良いんだが、男が入るには恥ずかしいな……」
響「大丈夫だって」
やよい「みんなで一緒なら大丈夫ですっ!」
P「まぁ仕方ないか。よし、行こう」
22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/10(日) 00:35:58.99 ID:EneUdrEQ0
P「この緑色のはどうだ?やよいの髪の色にも似合うと思うんだが」
響「自分はこの青色が良いと思うぞ!青は海の色だからなー」
P「なるほどな。やよいは何か欲しい色はあるか?」
やよい「へっ?す、すいません!ぼーっとしてました……」
響「やよい大丈夫かー?」
P「何か考え事か?」
やよい「いえっ!本当に買って貰っちゃって良いのかなーって」
響「大丈夫だぞ!」
P「当たり前じゃないか」
やよい「本当に、本当に良いんですか?」
響「当然さー。やよいは自分たちの大切な家族だからな!」
やよい「響さん……」
23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/10(日) 00:41:14.24 ID:EneUdrEQ0
P「そういうことだ。さて、そろそろヘアゴムを買おう。ケーキも食べに行きたいしな」
響「了解だぞー」
やよい「楽しみですっ!」
響「凄く良い匂いがしてきたなー」
やよい「あ、ありました!」
P「よし、入ろうか」
響「中のデザインも凄いぞ」
P「これは人気が出るわけだ。席が空いてて良かったな」
響「自分、このモンブランが食べたいぞ!」
やよい「じゃあじゃあ、私はショートケーキにしますっ!」
P「じゃあ俺はチーズケーキにしよう」
響「あっ、それ自分も気になってたんだ!」
P「じゃあ、後でみんなで少しずつ交換しようか」
やよい「うっうー、楽しみです!」
24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/10(日) 00:46:54.76 ID:EneUdrEQ0
P「このチーズケーキいけるな」
響「モンブランも美味しいぞー」
やよい「ショートケーキも甘くて美味しいですー!」
響「あ、プロデューサー、チーズケーキ頂戴!」
P「はいはい。あ、そうだ。ほら、あーん」
響「なあっ!?そ、そんな、恥ずかしいぞ……」
P「ん~?どうした、いらないのかぁ?」
響「いや、その……」
P「仕方ないな、やよい、あーん」
やよい「良いんですかー?」
P「響が食べないからな~」
ややよい「じゃあ、いただきます!」
響「あっ、ダメだぞ!」
やよい「わっ!響さん大胆です~」
P「ニヤニヤ」
27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/10(日) 00:53:28.27 ID:EneUdrEQ0
響「あっ!こ、これは違うんだぞ!」
P「何が違うんだ~?」
響「ちょっと、顔洗ってくる!」
やよい「響さん、顔が真っ赤でした~」
P「ああいう表情の響も可愛いな」
やよい「本当は響さんの方がお姉さんなんですけど、なでなでしてあげたくなりました!」
P「それ凄く分かる。響は犬っぽいんだよなー」
響「全部聞こえてるぞ……」
やよい「はわっ!響さん、ゴメンなさい……」
響「あ、べ、別に怒ってるわけじゃないから大丈夫だぞっ!」
やよい「でも……、ごめんなさいでしたっ!」
P「大丈夫だって、響も怒ってないって言ってるしさ」
響「プロデューサーは許してないぞっ!」
28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/10(日) 00:59:47.87 ID:EneUdrEQ0
P「やよい~、響が許してくれないよぉ」
やよい「響さん、やっぱり怒ってるんですね……ごめn」
響「だぁ~!もう、分かったぞ!許す、許すから!って何で笑ってるんだ!?」
P「許してくれるってさ、やよい」
やよい「ふふ、やっぱり響さんは可愛いですっ!」
響「うがー!二人とも、自分を騙したな!」
P「いやぁ、響の反応が可愛くって、つい、な」
響「か、かわっ!?」
P「な、やよい?」
やよい「でもやっぱり悪いことしちゃったかなーって」
P「大丈夫だよ、照れてるだけだから。それにこの響も可愛いだろ?」
やよい「それはそうですけど……」
響「本人の目の前でそういう話をしないで欲しいぞ……」
30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/10(日) 01:04:44.51 ID:EneUdrEQ0
P「まあまあ、この話はそろそろ終わらせよう。もうこんな時間だ」
やよい「もうそろそろ晩御飯の準備をしなきゃです」
響「じゃあ帰るかー」
P「だな。そうだ、ちょっと買い忘れた物があるから、先に車に戻ってて貰えないか?」
やよい「何を買うんですか?」
P「いや、ちょっと洗剤が切れかけてたなーと思って」
響「プロデューサーもちゃんと家事をするんだなー」
P「お前、人のことをなんだと思ってたんだ?」
響「いやー、あはは」
32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/10(日) 01:06:45.24 ID:EneUdrEQ0
やよい「プロデューサーはお料理も上手なんですよ!」
響「やよいはプロデューサーの料理を食べたことがあるのか!?」
やよい「はいっ!前にお家に来てくれた時に、一緒に作りました!」
響「……プロデューサー?」
P「い、いや、あれはやよいが体調悪そうだったし、仕方ないって」
やよい「そうです!凄く助かったんですから!」
響「ま、そういうことにしといてあげるよ」
P「と、取り敢えず、これ、車の鍵だから!絶対にエンジン掛けたりするなよ?」
響「分かってるって。じゃあ先に行ってるぞ」
やよい「出発進行です~!」
34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/10(日) 01:09:45.15 ID:EneUdrEQ0
P「それじゃあ、頼んだぞ、やよい」
響「何でやよいに頼むんだ!?」
P「そりゃあ、やよいの方がしっかりしてそうだからな」
響「プロデューサー、酷いぞ!」
P「まあまあ、それも響の魅力の一つだって」
響「なんか腑に落ちないぞ……」
やよい「さあさあ響さん、行きましょう!」
響「うー、分かったぞ……」
P「すまん、じゃあちょっと行ってくる!」
36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/10(日) 01:16:31.78 ID:EneUdrEQ0
響「おかえりだぞ、プロデューサー」
やよい「結構早かったんですねー?」
P「ああ、買うものは決まってたからな」
響「じゃあ、事務所に出発だぞ!」
P「おーい着いたぞー、って二人とも寝ちゃってるのか」
やよい「すぅすぅ」
響「ぐーぐー」
P「あれだけ元気だった二人も、寝顔はやっぱり年相応に可愛いな」
やよい「あ、あれ、ぷろでゅーさぁ……?」
響「んぅ?」
39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/10(日) 01:19:41.56 ID:EneUdrEQ0
P「おはよう、二人とも」
やよい「はわっ!ゴメンなさい、寝ちゃってました!」
響「あれ、もう事務所?」
P「大丈夫だよ、やよい。ちょっと歩かせすぎちゃったかな」
やよい「ううー……」
P「ほらほら、早く事務所に行くぞ?二人とも早く降りた降りた」
響「ふわぁ、はーい、だぞ」
やよい「あ、私お手伝いします!」
P「ありがとう、やよい。でもそんなに荷物は無いから大丈夫だよ」
響「大丈夫だって、やよい、早く行こうよ!」
やよい「あ、響さん、待って下さいー!」
P「やれやれ、本当に元気で仲が良いんだな」
41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/10(日) 01:24:09.04 ID:EneUdrEQ0
響「ただいまだぞー!」
やよい「ただいまですー」
P「ただいまー、って、誰も居ないのか」
響「小鳥は寝ちゃってるぞ」
P「全く、不用心なんだから……」
やよい「お、怒らないであげて下さいね?」
P「大丈夫だよ、やよい。疲れてるんだろうし、そのままにしておいてあげよう」
響「さて、いよいよヘアゴムの贈呈式だぞ!」
P「そうだな、すっかり忘れてたよ。ほら、やよい」
やよい「プロデューサー、響さん、ありがとうございますっ!」
42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/10(日) 01:30:09.66 ID:EneUdrEQ0
響「喜んでくれて何よりだぞ!」
P「だな。ちゃんと使ってくれよ?」
やよい「大切に使いますっ!でも、大事な時だけに使おうかな……」
響「せっかく買ったんだし、もっと使って欲しいぞ!」
P「それに、欲しくなったらまた買いに行けば良いしな。もちろん3人で一緒に」
やよい「響さん、プロデューサー……」
響「また一緒に行こうな!」
P「そうだな。さて、実はやよいにはもう一つプレゼントがあります!」
響「え、何それ!?」
P「じゃーん!」
45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/10(日) 01:36:03.76 ID:EneUdrEQ0
やよい「あ、それは……」
響「それ、やよいがずっと見てた服じゃないか!」
P「響には服を買ってあげたんだし、やよいにも買ってあげようと思ってな」
やよい「そ、そんな!受けとれません!」
P「なんでだ?遠慮することないんだぞ?」
やよい「でもでも、ご褒美でヘアゴム買って貰っちゃいましたし!」
P「たまには良いだろ?もう一個ご褒美があっても」
響「だってさ、やよい。良かったな!」
やよい「プロデューサー、本当にいいんですか?」
P「もちろんだとも。それに、やよいにぴったりだと思って買ったんだから」
響「やよいに似合いそうなワンピースだったもんなー」
P「俺のプロデューサーとしての目が間違ってなかったか、証明してくれないか?」
48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/10(日) 01:43:50.23 ID:EneUdrEQ0
やよい「そんな言われ方したら……。本当に、本当に、貰っちゃいますよ?」
P「ああ、当然じゃないか。そうだ、じゃあ、今すぐに着替えてきてくれ!」
やよい「って今からですかぁ!?」
P「善は急げって言うしな。そうだ、響も一緒に着替えてこいよ」
響「全く、本当にプロデューサーは変態だな……」
P「ほらほら、早く行った行った!」
響「あーもう!さっさと着替えに行こう、やよい!」
やよい「あ、はい!プロデューサー、ありがとうございました!」
P「ああ、楽しみに待ってるよ!」
ちなみに、服を着替えた響とやよいを愛でている最中に小鳥さんが起き
あれやこれやと質問されまくったのは、また別のお話。
――終わり
52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/10(日) 01:48:47.05 ID:EneUdrEQ0
(文章に違和感がありまくりで)すまんな
もう少し改善できるように頑張ります
53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/10(日) 01:52:18.87 ID:EneUdrEQ0
おまけ
やよい「おはようございまーすっ!」
小鳥「あら、やよいちゃん。おはよう」
やよい「あ、小鳥さん!おはようございまーすっ!」
小鳥「いつにも増して元気ね、やよいちゃん。何か良いことでもあったの?」
やよい「はいっ!」
小鳥「そう、良かったわね♪」
伊織「ねぇ小鳥……って、あら、やよいじゃない。おはよう」
やよい「あ、伊織ちゃん!おはよう!」
伊織「本当にやよいはいつも元気いっぱいね。……あら、ヘアゴム変えたの?」
やよい「あ、気付いちゃいました?」
伊織「だって、左右の色が違うじゃない。なんで青と緑なの?」
やよい「うっうー!内緒ですっ!」
55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/10(日) 02:00:57.72 ID:ONG8cRGu0
天使はやよいだなあ
P「やよいがポニーテールに?」やよい「うっうー!」