1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/09(金) 18:20:29.99 ID:KbY7acLo0
淡「そう思うよね!」
照「思わない」
菫「なにを言ってるのか理解に苦しむな」
淡「じゃあ誰が一緒に暮らすべきなの!」
淡「一番ふさわしいのは私だと思うけど」
照「私しかいない」
菫「まぁ、常識的に考えたら私しかいないな」
3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/09(金) 18:58:13.99 ID:KbY7acLo0
淡「ないないない」
淡「絶対にないよ!」
菫「いや、大星の方がありえないだろ」
照「私以外はあり得ないって言ってる」
怜「あんたらさっきからおかしなこと言っとるなー」
怜「咲ちゃんはわたしのことがすきなんやで?」
淡「急に出てきておかしなこと言わないでよ」
怜「別に変なこと言ってへんで?」
怜「私は咲ちゃんのアドレス持ってるからなー」
照「咲のアドレスなら私も持ってるけど?」
淡「私も持ってるねー」
菫「……」
怜「ん、どうした、菫さん?」
菫「いや、なんでもない気にしないでくれ」
淡「す、すみれもしかして」
菫「言うな!なにも言うんじゃない!」
怜「1人脱落やなー」
怜「アドレスも持ってない人が咲ちゃんのこと好きって言えるわけないもんなー」
照「私もそう思う。アドレスを知らないのに一緒に暮らすとか咲に失礼」
淡「みんな言い過ぎだとおもうよ!」
怜「淡ちゃん、強力なライバルは少ない方がええんやで」
淡「菫が今のところ一番ありえないね!」
菫「べ、別にアドレスなんてなくてもいいじゃないか!」
菫「それに私は咲とデートしたことがあるんだからな」
淡「そんな見え透いた嘘は言わないほうがいいよ」
淡「菫が小さく見えるよ!」ドヤァ
菫「証拠ならあるぞ?」
菫「ほら、咲とのプリクラだ」
照怜淡「」
菫「んん? どうした三人共?」
菫「なにか言ってみろ?」
照「これ咲嫌がってない?」
菫「そんなことはないだろ、笑顔だしな」
照「咲の苦笑いは普通の笑顔とあんまり変わらないし」
照「菫が一方的に近寄ってるように見えるけど?」
淡「もしかして、咲を無理やりこーゆう場所に連れてきたんじゃ」
菫「そんなことはしてない!」
怜「そゆことなら、咲ちゃんから誘ってきたわけじゃないんやな」
菫「そうだけど、なにか?」
菫「お前たちはデートもしたことないんだろ?」
菫「私にそんなに嫉妬しないでくれないか」
淡「開き直った……!」
怜「デートしたことないって言うてるけど」
怜「私も、デートしたことならあるで?」
怜「咲ちゃんの手は暖かいしなー」
怜「膝枕なんて最高やで」
照「証拠は?」
怜「証拠なんてないで」
淡「それだと信じれないよ!」
怜「別に信じんでもええんで?」
怜「うちだけの思い出やからな」
池田「次の方どうぞだし!」
照「あ、今行きます。診察に呼ばれた続きはこの後で」
淡「私も照の次に書いたからなー」
淡「すぐ呼ばれるかもしれないや!」
菫「私はまだまだ呼ばれそうにないな」
怜「私はもう済ませたで」
淡「診断結果なんだったの?」
怜「よーわからん。この病院難しい言葉ばっか使うんや」
怜「でも、明日も来いって言われたなぁ」
淡「私も最近良く通ってるよー」
菫「私は先週から来てるな」
池田「お前もまた明日くるし!」
照「ありがとうございました」
淡「照ー、結果どうだったの?」
照「難しい漢字がいっぱいあってよくわからない」
池田「次!早く来るし!」
淡「はいはーい!」
怜「しかし、なんで大星はあんなに元気なんや?」
照「いつものことだと思うけど」
怜「普通に、病院にきたら嫌な気分になるとおもうんやけど」
菫「大星は少し抜けてるからな」
怜「そうなんや」
<ガシャーン! ヤメルシ!アバレルナシ!
照「なんかずいぶんと騒がしいな」
菫「淡がなにかやったのかもしれない!」
<フザケナイデ! ハナシテクレシ!
怜「止めに行ったほうがええな」
照「淡!やめろ!」
淡「離せぇ!」
菫「すまない」ドスッ
淡「」
池田「た、助かったし、こいつは入院だし!」
怜「なぁ、大星はそんなに悪いん?」
池田「毎日見てたけど、ここまでひどくなかったし」
池田「先生が帰ってきてからキチンとした処置をほどこすし!」
照「淡に何を言ったんですか?」
池田「病気の症状だし。自分もうかつだったし」
菫「病気の症状を言われるだけであそこまで荒れるものなのか?」
池田「人によって違うし」
池田「今日の診察はもう無理だし。帰ってもいいし」
照「淡は?」
池田「一応こっちで面倒見とくし」
池田「ほら!早く帰るし!」
菫「照、帰ろう。先生、大星をよろしく頼む」
池田「まかせるし」
数日後
咲「」
淡「えへへー咲駄目だよー」
咲「」
淡「そうだね!咲と私はずっと一緒だからね!」
咲「」
淡「うん。私も咲を大好きだよ!」
咲「……淡ちゃん凄い!ほんとに心読めるようになったんだ!」
淡「愛の力だね!」
池田「治るなんてまさに奇跡だし!」
カン…
淡「ブツブツ……」カキカキ
菫「おい、淡さっきから何を書いてるんだ?」
淡「わぁー!菫、勝手に見ようとしないで!」
照「菫、さっきのはデリカシーがないよ」
淡(危ない危ない……私の書いてる物語を見られる所だったよ)
淡(でも、咲と妄想の中だけでなく、現実でもいちゃいちゃしたいなー)
照「それにしても、私の咲は可愛いと思わないか?」
淡「照の咲じゃないよね」
照「ん、別に間違ってない」
淡「だーかーらー、咲はまだ誰のものでもないでしょ!」
照「いや、私のものだと言ったら私のもの」
菫「まったくこの二人は……私は宥の所に行ってくる」
菫「終わったら連絡でもくれ」
淡「だーかーらー!咲は照のものじゃないって!」
照「あーあー、聞こえない聞こえない」
菫「……行ってくる」
淡「もー、照は小学生か!」
照「どう見ても高校三年生、それどころか昔は背が高いって苛められてた……」
淡「ごめん……」
照「いや、大丈夫。そのたびに咲が慰めてくれてたから」
淡「あぁー!うらやましい!その咲との関係がうらやましい!」
照「わかった?私と咲は切っても切れない関係」
淡「切っても切れないなら、照だけ削るだけだよ!」
照「淡は不器用だからそんな器用なことはできない」
淡「うぅー……でも、咲を愛する気持ちは負けないよ!」パサッ
照「ん、ノート落ちたよ。なんか文字がいっぱい」
淡「見ちゃだめ!見ちゃだめだから!」
照「別にみるつもりはなかった。目に入っただけ」
淡「もー、じゃあ内容までは見てない?」
照「咲って名前と淡って名前は見えた」
淡「そそそそそ、それだけだよね?」
照「後、なんかライバル的なので私も出てた」
淡「実は、ほとんど見えちゃったんでしょ?」
照「ごめん……文字の羅列を見ると癖で」
淡「酷いよ照ー!」
照「お、落ち着いて淡。それに私も自分で書いたりしてるし」
淡「そうなの?今度見せてくれる?」
照「うん。あと、尭深も書いてる」
淡「そうなんだー」
照「後で見せてもらうように頼むよ」
淡「そろそろ帰る時間だね」
照「そうだね、帰ろうか」
淡「帰る途中に咲と会えるかなー」
照「そうだね、もし会えたらどこか寄って帰ろうか」
淡「あれ、咲じゃない?」
照「ほんとだ」
淡「咲ぃ!」
咲「」ビクッ
咲「あ、淡ちゃん、匿って!」
淡「え、どうしたの咲?」
咲「理由は後で説明するから!今はお願い!」
淡「うん!わかったよ!」
淡「照!咲が匿ってほしいらしいよ」
照「わかった、私に任せろ」
咲「お願いねお姉ちゃん」ガクガク
淡「とりあえず、ここから一番近い家は照の家だね!」
照「早く帰ろう」
淡「でも、咲はなんでそんなに怯えてるの?」
咲「え、えっとね。は」
煌「咲さんすばらー!咲さんすばらー!」
咲「き、きた……。はや、はやく隠れないと!」
照「着いたよ。早く中にはいって」
咲「ありがとうお姉ちゃん!」
煌「んん!咲さんが近くにいますねー」
淡「うわぁー、家の近くうろついてるよ」
淡「でも、どうしてすばらが咲のこと追ってるの?」
咲「おそらく原村さんが原因だと思うのよ」
照「あいつがか?」
咲「うん。花田さんに私のこと話してたから多分それで」
淡「原村に洗脳されてしまったと」
咲「洗脳よりひどいよ」
照「私が少し話してくる」
照「すこしいいか?」
煌「ん、どうしたんですか宮永さん?」
照「さっきから家の周りをうろついてるから、少しきになって」
煌「あぁ、そうです!咲さん見ませんでしたか?」
照「いや、見てないが……咲がどうかした?」
煌「咲さんが可愛いと思いまして」
照「」ジトー
煌「いやいやいや、そんなストーカーみたいなことしようとは思ってませんよ?
煌「ただ少し話してみたいと思いまして」
照「でも、咲はひどく怯えてた」
煌「あの時は少し興奮しておりまして」
煌「でも、今は大丈夫です!問題ありません」
照「じゃあ、信じる」
煌「すばらです!」
照「咲、今はもう落ち着いたみたいだから入れてもいい?」
咲「お、落ち着いたならいいよ」
煌「ありがとうございます!」
煌「そして、すみません咲さん。和の話しを聞いてたら少し興奮してしまって」
煌「あんな行動をとってしまいました」
咲「いや、少し驚いただけですし、もう大丈夫ですよ」ニコッ
煌「すばらっ……」
淡「んー……」
咲「淡ちゃんどうしたの?」
淡「私だけなにも角が生えてないなー」
照「たしかに」
煌「それだけ髪の毛長いんですから、セットしてみてはどうです?」
淡「えーセットとか疲れる」
煌「そうですねー、私のこの髪も相当な時間がかかってますからねー」
照「咲、今日はもう遅いから泊まっていく?」
咲「いいの?」
照「あたりまえだよ。そっちの方が私も楽しいし」
咲「お姉ちゃんありがとー」
淡「咲が泊まるなら、私も泊まるー!もちろんすばらもね!」
煌「私までがお邪魔になってもよろしいんですか?」
照「構わない」
淡「あっ……そーいえば菫になにも言ってないや」
照「あー……」
咲「だ、大丈夫なのそれ?」
淡「でも、どこか行くって言ってたし」
照「多分平気」
咲「それならいいんだけど」
煌「咲さんは優しいですね」
咲「花田さんも凄い優しいですよ」
菫「また忘れられてる……」
宥「だ、大丈夫?私の家に泊まる?」
菫「ぜひ!」
カン!
元スレ
淡「ないないない」
淡「絶対にないよ!」
菫「いや、大星の方がありえないだろ」
照「私以外はあり得ないって言ってる」
怜「あんたらさっきからおかしなこと言っとるなー」
怜「咲ちゃんはわたしのことがすきなんやで?」
7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/09(金) 19:26:03.87 ID:KbY7acLo0
淡「急に出てきておかしなこと言わないでよ」
怜「別に変なこと言ってへんで?」
怜「私は咲ちゃんのアドレス持ってるからなー」
照「咲のアドレスなら私も持ってるけど?」
淡「私も持ってるねー」
菫「……」
怜「ん、どうした、菫さん?」
12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/09(金) 19:41:16.15 ID:KbY7acLo0
菫「いや、なんでもない気にしないでくれ」
淡「す、すみれもしかして」
菫「言うな!なにも言うんじゃない!」
怜「1人脱落やなー」
怜「アドレスも持ってない人が咲ちゃんのこと好きって言えるわけないもんなー」
26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/09(金) 20:17:38.31 ID:KbY7acLo0
照「私もそう思う。アドレスを知らないのに一緒に暮らすとか咲に失礼」
淡「みんな言い過ぎだとおもうよ!」
怜「淡ちゃん、強力なライバルは少ない方がええんやで」
淡「菫が今のところ一番ありえないね!」
菫「べ、別にアドレスなんてなくてもいいじゃないか!」
菫「それに私は咲とデートしたことがあるんだからな」
28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/09(金) 20:24:04.42 ID:KbY7acLo0
淡「そんな見え透いた嘘は言わないほうがいいよ」
淡「菫が小さく見えるよ!」ドヤァ
菫「証拠ならあるぞ?」
菫「ほら、咲とのプリクラだ」
照怜淡「」
菫「んん? どうした三人共?」
菫「なにか言ってみろ?」
32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/09(金) 20:29:38.25 ID:KbY7acLo0
照「これ咲嫌がってない?」
菫「そんなことはないだろ、笑顔だしな」
照「咲の苦笑いは普通の笑顔とあんまり変わらないし」
照「菫が一方的に近寄ってるように見えるけど?」
淡「もしかして、咲を無理やりこーゆう場所に連れてきたんじゃ」
菫「そんなことはしてない!」
怜「そゆことなら、咲ちゃんから誘ってきたわけじゃないんやな」
菫「そうだけど、なにか?」
33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/09(金) 20:34:50.40 ID:KbY7acLo0
菫「お前たちはデートもしたことないんだろ?」
菫「私にそんなに嫉妬しないでくれないか」
淡「開き直った……!」
怜「デートしたことないって言うてるけど」
怜「私も、デートしたことならあるで?」
怜「咲ちゃんの手は暖かいしなー」
怜「膝枕なんて最高やで」
35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/09(金) 20:40:12.31 ID:KbY7acLo0
照「証拠は?」
怜「証拠なんてないで」
淡「それだと信じれないよ!」
怜「別に信じんでもええんで?」
怜「うちだけの思い出やからな」
池田「次の方どうぞだし!」
照「あ、今行きます。診察に呼ばれた続きはこの後で」
38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/09(金) 20:43:52.09 ID:KbY7acLo0
淡「私も照の次に書いたからなー」
淡「すぐ呼ばれるかもしれないや!」
菫「私はまだまだ呼ばれそうにないな」
怜「私はもう済ませたで」
淡「診断結果なんだったの?」
怜「よーわからん。この病院難しい言葉ばっか使うんや」
怜「でも、明日も来いって言われたなぁ」
淡「私も最近良く通ってるよー」
菫「私は先週から来てるな」
39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/09(金) 20:49:31.76 ID:KbY7acLo0
池田「お前もまた明日くるし!」
照「ありがとうございました」
淡「照ー、結果どうだったの?」
照「難しい漢字がいっぱいあってよくわからない」
池田「次!早く来るし!」
淡「はいはーい!」
怜「しかし、なんで大星はあんなに元気なんや?」
42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/09(金) 20:52:38.81 ID:KbY7acLo0
照「いつものことだと思うけど」
怜「普通に、病院にきたら嫌な気分になるとおもうんやけど」
菫「大星は少し抜けてるからな」
怜「そうなんや」
<ガシャーン! ヤメルシ!アバレルナシ!
照「なんかずいぶんと騒がしいな」
菫「淡がなにかやったのかもしれない!」
43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/09(金) 20:57:55.51 ID:KbY7acLo0
<フザケナイデ! ハナシテクレシ!
怜「止めに行ったほうがええな」
照「淡!やめろ!」
淡「離せぇ!」
菫「すまない」ドスッ
淡「」
池田「た、助かったし、こいつは入院だし!」
45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/09(金) 21:02:47.61 ID:KbY7acLo0
怜「なぁ、大星はそんなに悪いん?」
池田「毎日見てたけど、ここまでひどくなかったし」
池田「先生が帰ってきてからキチンとした処置をほどこすし!」
照「淡に何を言ったんですか?」
池田「病気の症状だし。自分もうかつだったし」
菫「病気の症状を言われるだけであそこまで荒れるものなのか?」
池田「人によって違うし」
50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/09(金) 21:20:28.78 ID:KbY7acLo0
池田「今日の診察はもう無理だし。帰ってもいいし」
照「淡は?」
池田「一応こっちで面倒見とくし」
池田「ほら!早く帰るし!」
菫「照、帰ろう。先生、大星をよろしく頼む」
池田「まかせるし」
51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/09(金) 21:29:40.88 ID:KbY7acLo0
数日後
咲「」
淡「えへへー咲駄目だよー」
咲「」
淡「そうだね!咲と私はずっと一緒だからね!」
咲「」
淡「うん。私も咲を大好きだよ!」
咲「……淡ちゃん凄い!ほんとに心読めるようになったんだ!」
淡「愛の力だね!」
池田「治るなんてまさに奇跡だし!」
カン…
53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/09(金) 21:49:53.82 ID:KbY7acLo0
淡「ブツブツ……」カキカキ
菫「おい、淡さっきから何を書いてるんだ?」
淡「わぁー!菫、勝手に見ようとしないで!」
照「菫、さっきのはデリカシーがないよ」
淡(危ない危ない……私の書いてる物語を見られる所だったよ)
淡(でも、咲と妄想の中だけでなく、現実でもいちゃいちゃしたいなー)
照「それにしても、私の咲は可愛いと思わないか?」
淡「照の咲じゃないよね」
54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/09(金) 21:56:59.72 ID:KbY7acLo0
照「ん、別に間違ってない」
淡「だーかーらー、咲はまだ誰のものでもないでしょ!」
照「いや、私のものだと言ったら私のもの」
菫「まったくこの二人は……私は宥の所に行ってくる」
菫「終わったら連絡でもくれ」
淡「だーかーらー!咲は照のものじゃないって!」
照「あーあー、聞こえない聞こえない」
菫「……行ってくる」
56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/09(金) 22:03:57.62 ID:KbY7acLo0
淡「もー、照は小学生か!」
照「どう見ても高校三年生、それどころか昔は背が高いって苛められてた……」
淡「ごめん……」
照「いや、大丈夫。そのたびに咲が慰めてくれてたから」
淡「あぁー!うらやましい!その咲との関係がうらやましい!」
照「わかった?私と咲は切っても切れない関係」
淡「切っても切れないなら、照だけ削るだけだよ!」
照「淡は不器用だからそんな器用なことはできない」
60: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/09(金) 22:12:08.25 ID:KbY7acLo0
淡「うぅー……でも、咲を愛する気持ちは負けないよ!」パサッ
照「ん、ノート落ちたよ。なんか文字がいっぱい」
淡「見ちゃだめ!見ちゃだめだから!」
照「別にみるつもりはなかった。目に入っただけ」
淡「もー、じゃあ内容までは見てない?」
照「咲って名前と淡って名前は見えた」
淡「そそそそそ、それだけだよね?」
照「後、なんかライバル的なので私も出てた」
61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/09(金) 22:15:44.55 ID:KbY7acLo0
淡「実は、ほとんど見えちゃったんでしょ?」
照「ごめん……文字の羅列を見ると癖で」
淡「酷いよ照ー!」
照「お、落ち着いて淡。それに私も自分で書いたりしてるし」
淡「そうなの?今度見せてくれる?」
照「うん。あと、尭深も書いてる」
63: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/09(金) 22:28:02.78 ID:KbY7acLo0
淡「そうなんだー」
照「後で見せてもらうように頼むよ」
淡「そろそろ帰る時間だね」
照「そうだね、帰ろうか」
淡「帰る途中に咲と会えるかなー」
照「そうだね、もし会えたらどこか寄って帰ろうか」
72: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/09(金) 23:16:45.24 ID:KbY7acLo0
淡「あれ、咲じゃない?」
照「ほんとだ」
淡「咲ぃ!」
咲「」ビクッ
咲「あ、淡ちゃん、匿って!」
淡「え、どうしたの咲?」
咲「理由は後で説明するから!今はお願い!」
淡「うん!わかったよ!」
74: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/09(金) 23:20:48.21 ID:KbY7acLo0
淡「照!咲が匿ってほしいらしいよ」
照「わかった、私に任せろ」
咲「お願いねお姉ちゃん」ガクガク
淡「とりあえず、ここから一番近い家は照の家だね!」
照「早く帰ろう」
淡「でも、咲はなんでそんなに怯えてるの?」
78: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/09(金) 23:39:22.82 ID:KbY7acLo0
咲「え、えっとね。は」
煌「咲さんすばらー!咲さんすばらー!」
咲「き、きた……。はや、はやく隠れないと!」
照「着いたよ。早く中にはいって」
咲「ありがとうお姉ちゃん!」
煌「んん!咲さんが近くにいますねー」
淡「うわぁー、家の近くうろついてるよ」
81: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/09(金) 23:51:04.61 ID:KbY7acLo0
淡「でも、どうしてすばらが咲のこと追ってるの?」
咲「おそらく原村さんが原因だと思うのよ」
照「あいつがか?」
咲「うん。花田さんに私のこと話してたから多分それで」
淡「原村に洗脳されてしまったと」
咲「洗脳よりひどいよ」
照「私が少し話してくる」
82: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/09(金) 23:57:52.74 ID:KbY7acLo0
照「すこしいいか?」
煌「ん、どうしたんですか宮永さん?」
照「さっきから家の周りをうろついてるから、少しきになって」
煌「あぁ、そうです!咲さん見ませんでしたか?」
照「いや、見てないが……咲がどうかした?」
煌「咲さんが可愛いと思いまして」
照「」ジトー
煌「いやいやいや、そんなストーカーみたいなことしようとは思ってませんよ?
煌「ただ少し話してみたいと思いまして」
90: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/10(土) 00:24:30.46 ID:0ffbHYnN0
照「でも、咲はひどく怯えてた」
煌「あの時は少し興奮しておりまして」
煌「でも、今は大丈夫です!問題ありません」
照「じゃあ、信じる」
煌「すばらです!」
照「咲、今はもう落ち着いたみたいだから入れてもいい?」
咲「お、落ち着いたならいいよ」
92: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/10(土) 00:28:35.65 ID:0ffbHYnN0
煌「ありがとうございます!」
煌「そして、すみません咲さん。和の話しを聞いてたら少し興奮してしまって」
煌「あんな行動をとってしまいました」
咲「いや、少し驚いただけですし、もう大丈夫ですよ」ニコッ
煌「すばらっ……」
淡「んー……」
咲「淡ちゃんどうしたの?」
淡「私だけなにも角が生えてないなー」
照「たしかに」
煌「それだけ髪の毛長いんですから、セットしてみてはどうです?」
93: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/10(土) 00:31:41.17 ID:0ffbHYnN0
淡「えーセットとか疲れる」
煌「そうですねー、私のこの髪も相当な時間がかかってますからねー」
照「咲、今日はもう遅いから泊まっていく?」
咲「いいの?」
照「あたりまえだよ。そっちの方が私も楽しいし」
咲「お姉ちゃんありがとー」
淡「咲が泊まるなら、私も泊まるー!もちろんすばらもね!」
煌「私までがお邪魔になってもよろしいんですか?」
照「構わない」
96: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/10(土) 00:35:15.82 ID:0ffbHYnN0
淡「あっ……そーいえば菫になにも言ってないや」
照「あー……」
咲「だ、大丈夫なのそれ?」
淡「でも、どこか行くって言ってたし」
照「多分平気」
咲「それならいいんだけど」
煌「咲さんは優しいですね」
咲「花田さんも凄い優しいですよ」
菫「また忘れられてる……」
宥「だ、大丈夫?私の家に泊まる?」
菫「ぜひ!」
カン!
淡「私と咲は一緒に暮らすべき」