1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/01(木) 18:46:53.28 ID:qwW7pyMu0
かな子「……遅いなぁ、プロデューサーさん」
くーっ……
かな子「……ケーキ、先に食べちゃおうかなぁ」
かな子「……」
きょろきょろ
かな子「……一口だけ……味見した時と、味が変わってるかも知れないし……一応、念のため……」
ガチャッ!!
P「かな子ォォォ――――!!!!」
かな子「ひっ!? ご、ごめんなさい!! ちょっと味見しようかなって思っただけで!」
P「ここに居たのか、かな子!! これを見てくれ!!!」
かな子「へっ? ……これ、って?」
P「ついに、ついに見つけたんだ!! パラダイス・ホールドの秘伝書を!!」
かな子「……パラダイス、ホールド?」
P「『膝枕乳腹固め』、通称パラダイス・ホールド……幾多の男を再起不能にしてきた大技……
まさに天国直行のフィニッシュホールドと言ってもいいだろう!!」
かな子「え、えっと……そうなんですか……」
3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/01(木) 18:54:05.24 ID:qwW7pyMu0
P「さぁ、かな子!! 読むんだ!!」
かな子「……えっ? わ、私が、ですか?」
P「俺が読んでも意味がないだろ! ほら、早く!!」
かな子「え、で、でも……そういうのって、私が読んでも、意味がないんじゃ……」
P「ハァ!?」
かな子「だ、だって……私、その、ふぃにっしゅほーるど? を使うことなんてないだろうし……
しかも再起不能って……そんな技、アイドルに必要ないんじゃ……」
P「いやいやいや!! かな子が読まなくて誰が読むんだよ!! むしろかな子と菜帆さんと雫ちゃんのためだけに探し出して持って来たんだぞ、これ!!!」
かな子「えっ」
P「大丈夫だ!! 秘伝マシン方式で何人でも覚えられるらしいから!」
かな子「……」
P「……」
かな子「そ、そうだ! プロデューサーさん、私、お菓子作ってきたんですよ! まずは一緒にこれを食べて落ちついてから……」
P「かな子」
かな子「……な、なんでしょう……」
P「まずはこっちだ。ほら、読もう」
P「……」
かな子「……えっと、『まずは膝枕で相手を固定して、それから腹と乳で』……っ!」
ぱたんっ
P「どうした、かな子!!」
かな子「む、無理です!! その、膝枕とか、む、胸とか……私、できません……」
P「大丈夫だ、かな子ならできる!! 俺が保証する!! ほら、やってみろ!!」
かな子「違うんです! だから、その……は、恥ずかしくて……」
P「恥ずかしがってちゃアイドルは務まらないぞ!!」
かな子「……これ、アイドルには関係ないと思うんですけど……」
P「じゃあほら、俺も手伝ってやるから!! な!?」
かな子「て、手伝うって……それ……」
P「死ぬかもしれないが……仕方ない。俺が、かな子の『膝枕乳腹固め』の実験台になってやる!」
かな子「……でも……」
P「これなら恥ずかしいのはお互い様だろう? ほら、やろう!! さぁかな子、座って!!」
かな子「……うぅ……」
P「よし、さぁ来い、かな子!!」
かな子「……そ、その……でも……プロデューサーさん……」
P「どうした? まだなにか問題があるのか?」
かな子「えっと……その……最近、お菓子いっぱい作っちゃって……それで、その……
お、お腹の、お肉が、ですね……」
P「……増えたのか」
かな子「……」
P「そう言えば、二の腕回りもどことなくふくよかになってる気が……」
かな子「気にしてるんだから、言わないでくださいぃ……」
P「よし、じゃあ早速『膝枕乳腹固め』をしようか」
かな子「え、えっ!? スルーなんですか!?」
P「心配するな、かな子。この秘伝技には、お前のお腹の肉を『アイドルとしての武器』に変える力がある。
だから、一回やってみろ。きっと、何かが見えるはずだ」
かな子「へっ? それって……」
P「勘違いしてるかも知れないが、これはれっきとした『アイドル三村かな子の長所を伸ばすためのレッスン』なんだ。
そう言いなおせば、やってくれるか?」
かな子「……は、はい!」
P「さあ来い!!」
かな子「……あ、あの、プロデューサーさん……」
P「今度はなんだ?」
かな子「……その、プロデューサーさんだから、こういうこと、するんですよ?
他の男の人だったら、こんなこと、絶対にしませんからね!?」
P「分かってる」
かな子「うぅ……じゃあ、いきますね」
P「おう!!」
かな子「……えっと、『まずは膝枕で相手を固定して』……プロデューサーさん、頭、失礼しますね……」
P「よっしゃ来い!!」
ぽふっ
かな子(うー……は、恥ずかしい……)
かな子「頭の位置、大丈夫ですか、プロデューサーさん」
P「」
かな子「ぷ、プロデューサーさん? えっと、なにかまずいところとか、ありました……?」
P「……ハッ!? い、いかん……固められる前に昇天するところだった……」
かな子「その、大丈夫ですか? こんな感じで……」
P「俺のことは気にするな。さぁ、早く技を完成させるんだ」
かな子「は、はい!」
かな子「『それから腹と乳で相手の頭を抱きかかえるように包み込む……
この時、頭は腹の方に向けておくことに気をつけなければいけない……』」
かな子「……えっと、プロデューサーさん、こっち向いてもらってもいいですか?」
P「はい」
ころっ
かな子「じゃあ、いきますね……!」
P「ああ……」
かな子「『まずは相手の頭をお腹に引きよせるようにして両腕で優しく固定』」
ぎゅっ
かな子「『そして、上から胸で蓋をするように抱え込む』……えっと、こ、こう、かな?」
むにゅっ!
かな子「これで、完成……? えっと、どうですか、プロデューサーさん?」
P「」
かな子「あ、あれ……? プロデューサーさん、聞こえますか?」
P「」
・ ・ ・ ・ ・ ・
かな子「……」
P「」
かな子「……も、もしかして……ホントに、死……!?」
ばっ!!
かな子「プロデューサーさん、大丈夫ですか!?」
P「……」
かな子「プロデューサーさん!?」
P「ああ、天国は……ここにあったんだな……」
かな子「……へ?」
P「……あれ、かな子? もう終わったのか?」
かな子「え、ええ。はい。まぁ……どうでしたか、その……私の、パラダイス・ホールド……」
P「……圧倒的すぎてよく分からなかったな。もう一回お願いできるか?」
かな子「……」
P「……頼む」
かな子「……えっと、一応聞いておきますけど……レッスン、なんですよね、これ?」
P「当たり前じゃないか!!」
かな子「……じゃあ、今度はキチンと、悪いところとか見つけてくださいね?」
P「任せろ!!」
かな子「じゃあ、もう一回やりますね」
P「お願いします!!」
かな子「……えーっと、こうやって、こう……」
ぎゅっ むにゅっ
かな子「……どうですか、プロデューサーさん」
P「」
かな子「……プロデューサーさん?」
P「……ああ……死ぬまでここでこうしてたい……」
かな子「……なんだか、騙されてる気がする……」
P「……まるで胎内に戻ったみたいだった」
P「こう、優しさに包まれたっていうのは、こういうのを言うんだろうなぁってさ。
決して息苦しさなんてなくて、まるであるべき場所に帰ったとでも言うのか……」
P「本当に、幸せ死するかと思った」
かな子「それで、どこを伸ばすようにトレーニングすればいいんですか?」
P「……」
かな子「……」
P「決めた。もう少しふくよかになってみよう」
かな子「えっ!? で、でも……これ以上は……その、アイドルとして……」
P「あ、そっか……そうだよな……これ以上心地よくなったら、正直リアルに帰って来れない気もするし……ううむ」
かな子「……あの、プロデューサーさん? ……もしかして、今の、レッスンとか関係なく、個人的な感想、だったりします?」
P「ああ。俺的にはもっとぽちゃっとしててもかな子は可愛くて素敵だと思うんだけど……でも、そうなると本当にかな子から離れられなくなるし……」
かな子「……」
P「……とりあえず、もう一回お願いできるか?」
かな子(結局、レッスンじゃありませんでした)
かな子と膝枕乳腹固め
お わ り
元スレ
P「さぁ、かな子!! 読むんだ!!」
かな子「……えっ? わ、私が、ですか?」
P「俺が読んでも意味がないだろ! ほら、早く!!」
かな子「え、で、でも……そういうのって、私が読んでも、意味がないんじゃ……」
P「ハァ!?」
かな子「だ、だって……私、その、ふぃにっしゅほーるど? を使うことなんてないだろうし……
しかも再起不能って……そんな技、アイドルに必要ないんじゃ……」
P「いやいやいや!! かな子が読まなくて誰が読むんだよ!! むしろかな子と菜帆さんと雫ちゃんのためだけに探し出して持って来たんだぞ、これ!!!」
かな子「えっ」
P「大丈夫だ!! 秘伝マシン方式で何人でも覚えられるらしいから!」
かな子「……」
P「……」
かな子「そ、そうだ! プロデューサーさん、私、お菓子作ってきたんですよ! まずは一緒にこれを食べて落ちついてから……」
P「かな子」
かな子「……な、なんでしょう……」
P「まずはこっちだ。ほら、読もう」
6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/01(木) 19:02:57.00 ID:qwW7pyMu0
P「……」
かな子「……えっと、『まずは膝枕で相手を固定して、それから腹と乳で』……っ!」
ぱたんっ
P「どうした、かな子!!」
かな子「む、無理です!! その、膝枕とか、む、胸とか……私、できません……」
P「大丈夫だ、かな子ならできる!! 俺が保証する!! ほら、やってみろ!!」
かな子「違うんです! だから、その……は、恥ずかしくて……」
P「恥ずかしがってちゃアイドルは務まらないぞ!!」
かな子「……これ、アイドルには関係ないと思うんですけど……」
P「じゃあほら、俺も手伝ってやるから!! な!?」
かな子「て、手伝うって……それ……」
P「死ぬかもしれないが……仕方ない。俺が、かな子の『膝枕乳腹固め』の実験台になってやる!」
かな子「……でも……」
P「これなら恥ずかしいのはお互い様だろう? ほら、やろう!! さぁかな子、座って!!」
かな子「……うぅ……」
9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/01(木) 19:15:00.65 ID:qwW7pyMu0
P「よし、さぁ来い、かな子!!」
かな子「……そ、その……でも……プロデューサーさん……」
P「どうした? まだなにか問題があるのか?」
かな子「えっと……その……最近、お菓子いっぱい作っちゃって……それで、その……
お、お腹の、お肉が、ですね……」
P「……増えたのか」
かな子「……」
P「そう言えば、二の腕回りもどことなくふくよかになってる気が……」
かな子「気にしてるんだから、言わないでくださいぃ……」
P「よし、じゃあ早速『膝枕乳腹固め』をしようか」
かな子「え、えっ!? スルーなんですか!?」
P「心配するな、かな子。この秘伝技には、お前のお腹の肉を『アイドルとしての武器』に変える力がある。
だから、一回やってみろ。きっと、何かが見えるはずだ」
かな子「へっ? それって……」
P「勘違いしてるかも知れないが、これはれっきとした『アイドル三村かな子の長所を伸ばすためのレッスン』なんだ。
そう言いなおせば、やってくれるか?」
かな子「……は、はい!」
10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/01(木) 19:20:23.21 ID:qwW7pyMu0
P「さあ来い!!」
かな子「……あ、あの、プロデューサーさん……」
P「今度はなんだ?」
かな子「……その、プロデューサーさんだから、こういうこと、するんですよ?
他の男の人だったら、こんなこと、絶対にしませんからね!?」
P「分かってる」
かな子「うぅ……じゃあ、いきますね」
P「おう!!」
かな子「……えっと、『まずは膝枕で相手を固定して』……プロデューサーさん、頭、失礼しますね……」
P「よっしゃ来い!!」
ぽふっ
かな子(うー……は、恥ずかしい……)
かな子「頭の位置、大丈夫ですか、プロデューサーさん」
P「」
かな子「ぷ、プロデューサーさん? えっと、なにかまずいところとか、ありました……?」
P「……ハッ!? い、いかん……固められる前に昇天するところだった……」
12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/01(木) 19:29:02.72 ID:qwW7pyMu0
かな子「その、大丈夫ですか? こんな感じで……」
P「俺のことは気にするな。さぁ、早く技を完成させるんだ」
かな子「は、はい!」
かな子「『それから腹と乳で相手の頭を抱きかかえるように包み込む……
この時、頭は腹の方に向けておくことに気をつけなければいけない……』」
かな子「……えっと、プロデューサーさん、こっち向いてもらってもいいですか?」
P「はい」
ころっ
かな子「じゃあ、いきますね……!」
P「ああ……」
かな子「『まずは相手の頭をお腹に引きよせるようにして両腕で優しく固定』」
ぎゅっ
かな子「『そして、上から胸で蓋をするように抱え込む』……えっと、こ、こう、かな?」
むにゅっ!
かな子「これで、完成……? えっと、どうですか、プロデューサーさん?」
P「」
14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/01(木) 19:36:16.20 ID:qwW7pyMu0
かな子「あ、あれ……? プロデューサーさん、聞こえますか?」
P「」
・ ・ ・ ・ ・ ・
かな子「……」
P「」
かな子「……も、もしかして……ホントに、死……!?」
ばっ!!
かな子「プロデューサーさん、大丈夫ですか!?」
P「……」
かな子「プロデューサーさん!?」
P「ああ、天国は……ここにあったんだな……」
かな子「……へ?」
P「……あれ、かな子? もう終わったのか?」
かな子「え、ええ。はい。まぁ……どうでしたか、その……私の、パラダイス・ホールド……」
P「……圧倒的すぎてよく分からなかったな。もう一回お願いできるか?」
16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/01(木) 19:44:21.21 ID:qwW7pyMu0
かな子「……」
P「……頼む」
かな子「……えっと、一応聞いておきますけど……レッスン、なんですよね、これ?」
P「当たり前じゃないか!!」
かな子「……じゃあ、今度はキチンと、悪いところとか見つけてくださいね?」
P「任せろ!!」
かな子「じゃあ、もう一回やりますね」
P「お願いします!!」
かな子「……えーっと、こうやって、こう……」
ぎゅっ むにゅっ
かな子「……どうですか、プロデューサーさん」
P「」
かな子「……プロデューサーさん?」
P「……ああ……死ぬまでここでこうしてたい……」
かな子「……なんだか、騙されてる気がする……」
21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/01(木) 20:01:40.57 ID:qwW7pyMu0
P「……まるで胎内に戻ったみたいだった」
P「こう、優しさに包まれたっていうのは、こういうのを言うんだろうなぁってさ。
決して息苦しさなんてなくて、まるであるべき場所に帰ったとでも言うのか……」
P「本当に、幸せ死するかと思った」
かな子「それで、どこを伸ばすようにトレーニングすればいいんですか?」
P「……」
かな子「……」
P「決めた。もう少しふくよかになってみよう」
かな子「えっ!? で、でも……これ以上は……その、アイドルとして……」
P「あ、そっか……そうだよな……これ以上心地よくなったら、正直リアルに帰って来れない気もするし……ううむ」
かな子「……あの、プロデューサーさん? ……もしかして、今の、レッスンとか関係なく、個人的な感想、だったりします?」
P「ああ。俺的にはもっとぽちゃっとしててもかな子は可愛くて素敵だと思うんだけど……でも、そうなると本当にかな子から離れられなくなるし……」
かな子「……」
P「……とりあえず、もう一回お願いできるか?」
かな子(結局、レッスンじゃありませんでした)
かな子と膝枕乳腹固め
お わ り
モバP「こ、これは!! 伝説の『膝枕乳腹固め』の秘伝書!!」