1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/24(月) 22:28:57.17 ID:jTiM+XN+0

ガチャ


P「おう、おはよう」

律子「おはようじゃありません、もうとっくにお昼ですよ?」

P「いいじゃないか、この業界はおはようございますとお疲れ様でしたが常識だろ?」

律子「まったくもう、そうやって屁理屈ばっかり……」

P「ところで律子」

律子「何ですか?」

P「ここ俺の家なんだけど」

律子「知ってますけど」



2: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/24(月) 22:32:02.96 ID:jTiM+XN+0

P「そうか」

律子「はい」 ガチャガチャ

P「俺、律子に住所を教えた記憶が無いんだけどな」

律子「何言ってるんですか、教えてくれたじゃないですか」

P「そうだっけ?」

律子「はい、ちゃんと履歴書に書いて」

P「あれは事務所宛てに書いたもので律子宛てじゃないんだけどなぁ」

律子「はいはい、とりあえず早くチェーン外してくださいよ」 ガチャガチャガチャガチャ

P「やめてドア引っ張らないで」



4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/24(月) 22:35:09.96 ID:jTiM+XN+0

律子「いくらオフとはいえ、いつまでも寝てばっかりじゃ体に悪いですよ」

P「今は体よりも精神的に良くない状況だと思うんだけど」

律子「いつも昼過ぎに起きてネットとテレビで流行情報のチェックばっかりじゃないですか」

P「うん、なんで律子が俺の休日の過ごし方を知ってるのかなーって」

律子「少しは外に出た方がいいですよ、ほらほら」 ガチャガチャ

P「やめて引っ張らないで」



5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/24(月) 22:38:34.24 ID:jTiM+XN+0

律子「せっかくの良い天気なんですから」

P「俺の精神的には暗雲が立ち込めてるんですけど」

律子「それで、どこに行きましょうか?」

P「あっ決定事項なんだ、俺と律子が一緒に出かけるのは決まってるんだ」

律子「式場と役所、先にどっちに行きます?」

P「その選択肢はおかしくない?」

律子「やっぱり式場ですかね、下見は多くしておいて損は無いですし」

P「うん行っておいで、何の下見かわからないけど」

律子「ほら早く行きましょうよ早く早く早く早く早く早く」 ガチャガチャガチャガチャ

P「もしもし大家さんですか」



6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/24(月) 22:40:58.97 ID:jTiM+XN+0

律子「そうやってプロデューサーは意地悪ばっかり」

P「ごめんな」

律子「本当、いつまでたっても子供なんですから」

P「うんごめん、だから携帯返して」

律子「まあそんなプロデューサーだからこそ、私がしっかり支えてあげないと心配なんですけど」

P「心配してくれるんなら帰ってほしいんですけど」

律子「あっそうだ、ブランチでも一緒にどうですか?」

P「この期に及んでまだ俺を外に出そうと?」



9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/24(月) 22:43:59.35 ID:jTiM+XN+0

律子「大丈夫です、私が作りますから」 グイグイ

P「何が大丈夫というのか、だからごめんドアを引っ張らないでください」

律子「どうして中に入れてくれないんですか?」

P「むしろどうして中に入れると思うんですか」

律子「あっ、またいやらしい本をベッドの上に出しっぱなしなんですね?」

P「今またって言ったよな」

律子「ちゃんと読み終わったら机の引き出しに戻した方が良いですよ?」

P「ねえ本当になんで知ってるの?」

律子「いいから早く開けてくださいよねえ早く早く」 ガチャガチャ



10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/24(月) 22:46:04.65 ID:jTiM+XN+0

P「いやごめん、実は中に入れられない理由があってさ」

律子「何ですか?」

P「うーん、ちょっと言いにくいんだけど」

律子「大丈夫ですよ、ちょっとやそっとじゃ動じませんから」

P「本当に?」

律子「はい!」

P「今、彼女が来ててさ」

律子「」 カチッカチッカチッ

P「ごめん嘘です無表情でチャッカマン出すのやめてください」



12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/24(月) 22:49:03.83 ID:jTiM+XN+0

律子「もうプロデューサーったら、悪質な冗談はやめてくださいよ」

P「むしろ悪質なのはどっちなんだろうね」

律子「」 ガサゴソ

P「無言でバッグに手を入れるのやめて」

律子「じゃあ中に入れてくれるんですね?」

P「わかった負けたよ」

律子「まったくもう、プロデューサーったら意地悪なんですから」

P「じゃあチェーン外すから」

律子「はい」


バタン



13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/24(月) 22:51:17.60 ID:jTiM+XN+0

 
 
 

律子「プロデューサー」

律子「もう、チェーン外すのに手間取るなんてドジですね」

律子「私が手伝ってあげましょうか?」

律子「ねえプロデューサー」

律子「そこにいるんですよね、プロデューサー」

律子「プロデューサー」

律子「私ずっとここにいますからね」

律子「プロデューサー」

律子「…………」





カチッカチッカチッカチッカチッカチッカチッカチッカチッカチッカチッカチッカチッカチッカチッ
カチッカチッカチッカチッカチッカチッカチッカチッカチッカチッカチッカチッカチッカチッカチッ
カチッカチッカチッカチッカチッカチッカチッカチッカチッカチッカチッカチッカチッカチッカチッ



15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/24(月) 22:54:06.24 ID:jTiM+XN+0

ガチャ

P「ごめんやめて」

律子「あっプロデューサー、やっぱりそこにいたんですね」

P「ああ、ここが四階じゃなければ」

律子「あーもう、しかもまだチェーン外せてないじゃないですか」

P「外さなかったんじゃなくて外せなかったと考えるあたり、そろそろ本当にアレだなぁ」

律子「外れなくなっちゃったんですか?切っちゃいます?」 ガサゴソ

P「ねえ本当にそういう道具持参してるの?嘘だよね?」



17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/24(月) 22:56:32.80 ID:jTiM+XN+0

律子「あっそうだ!」

P「今度は何」

律子「私とプロデューサーの、お互いの呼び方なんですけど」

P「ははっ、律子は話題の変え方が下手くそだなぁ」

律子「やっぱり今と結婚後は違ってくると思うんですよ」

P「誰と誰が結婚するって?」

律子「私とプロデューサーですけど?」

P「すっごく当然のように言い放つね」



18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/24(月) 22:58:15.66 ID:jTiM+XN+0

律子「それじゃあ、プロデューサーは……えっと……」

P「なあ律子、そろそろ……」

律子「は、恥ずかしいですけど……りっちゃん、って呼んでもいいですよ?」 チラッ

P「亜美真美に好きなだけ呼んでもらえばいいじゃない」

律子「それで、私は……その……だ、ダーリン♪って」

P「砂糖吐きそう」



19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/24(月) 22:59:55.52 ID:jTiM+XN+0

律子「それじゃあ予行演習として、ちょっと呼び合ってみましょうか」

P「おかしいね、予行ってまるで本番があるみたいだね」

律子「ちゃんと呼んでくださいよ?」

P「呼んだら帰ってくれる?」

律子「仕方ないですね、わかりました」

P「そういうことなら」

律子「はい」

P「りっちゃん」

律子「何?ダーリン♪」

P「それじゃ」


バタン



20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/24(月) 23:01:25.49 ID:jTiM+XN+0

ガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャ
ガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャ
ガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャ


ガチャッ


P「あの、帰ってくれるんじゃなかったの?」

律子「ただいま、ダーリン♪」

P「律子の家はここじゃないだろ」

律子「でもプロデューサーに嫁いだらここが家になるんですよ?」

P「その理屈はおかしい」



21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/24(月) 23:04:09.65 ID:jTiM+XN+0

律子「もしかしてプロデューサー、怒ってるんですか?」

P「ううん全然怒ってない、むしろ困ってる」

律子「ごめんなさい、もうプロデューサーが使った後のマグカップの口をつけたところ舐めたりしませんから」

P「なんでこういうタイミングでそういうカミングアウトするの?」

律子「今度からは直接することにしますから、許してくれますよね?」

P「むしろなんで許されると思えるの?」

律子「いいから早く開けてくださいよ早く早く早く早く早く早く」 ガチャガチャガチャ

P「やだこの子情緒不安定すぎて怖い」



22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/24(月) 23:06:25.91 ID:jTiM+XN+0

律子「婚約者を寒空の下に放り出すっていうのはどうかと思いますよ」

P「誰が誰の婚約者だって?」

律子「私が、プロデューサーの」

P「なんでそうなるんだ」

律子「だってプロデューサー、よく言ってるじゃないですか」

P「何を」

律子「プロデューサーとして、アイドルに手を出すわけにはいかないって」

P「うん」

律子「つまり、同じプロデューサーである私しか目に入らないってことですよね?」

P「なんで俺は765プロの中からしか選べないことになってるの?」



25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/24(月) 23:08:40.79 ID:jTiM+XN+0

P「しかもその理屈じゃ、音無さんも入っちゃうだろ」

律子「」 カチッカチッカチッ

P「ごめん入らないね守備範囲外だね、だからチャッカマンしまって」

律子「はい♪」

P「眩しい笑顔のはずなのに、ハイライトが無いおかげですごく暗く見えるなぁ」



26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/24(月) 23:10:59.49 ID:jTiM+XN+0

律子「プロデューサー、お腹空きませんか?」

P「露骨な話題変更だな」

律子「おすすめの店があるんですけど」

P「店ってことは外に出なきゃいけないよね?」

律子「そうですね」

P「じゃあ行けないなぁ」

律子「そうですか、じゃあやっぱり私が作りますよ」 ガチャガチャガチャ

P「だから引っ張らないで痛い痛い指挟まってる」



27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/24(月) 23:13:07.65 ID:jTiM+XN+0

律子「ああもうプロデューサー、血が出てるじゃないですか」

P「うん、どうしてこうなったかはわかるよね?」

律子「ほら舐めれば治りますから早く、早く舐めさせてください」

P「えっなんでこんなに必死なのこの子」

律子「早く舐めさせてくださいよ、プロデューサー」

P「お願いだから大声で言わないで」

律子「ドアの隙間から手を出すだけでいいですから、ね?」

P「いやもう本当に必死すぎだろ」



29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/24(月) 23:16:24.09 ID:jTiM+XN+0

律子「早く早く早く早く」

P「そうすれば帰ってくれる?」

律子「はい、わかりました」

P「……じゃあ……はい」

律子「あむっ」

P「」

律子「んっ……ぺろっ……あむ、じゅるっ……」

P「律子、そこ傷口じゃない」

律子「ぷろりゅうさぁ……んむっ……おいひいれす……じゅるっ、くぽっ」

P「あの、律子さん」

律子「んーっ……」 グイグイ

P「引っ張らないでくdんむっ」



31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/24(月) 23:20:22.03 ID:jTiM+XN+0

律子「ぷはぁ……ご馳走様でした」 ツヤツヤ

P「俺の腕と顔がベッタベタなんだけど」

律子「おかわりはありますか?」

P「無いよ、ほら済んだら帰ってくださいマジで」

律子「あっそうだ!」

P「今度は何」

律子「一つ忘れてたことがありまして」 グイッ

P「だから何……うおっ?」




プスッ



33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/24(月) 23:23:43.07 ID:jTiM+XN+0

P「え?」

律子「そうそう、これがしたかったんです」

P「いやお前、これ」

律子「なのにプロデューサーが美味しすぎて……」

P「ちょ……こ、れ……」

律子「あ、大丈夫です。すぐに効くので問題ありませんよ」

P「何、を、注射……し……」

律子「ふふっ♪」

P「」




ガチャガチャガチャガチャ

ガチンッ!





律子「……ただいま、ダーリン♪」



35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/24(月) 23:27:36.46 ID:jTiM+XN+0






やよい「えぇーっ、プロデューサーと律子さんが結婚ですかー!?」

響「まあ、前々から怪しいとは思ってたぞ……」

真「うう、プロデューサー……」

伊織「…………」 ブツブツ

美希「何なの……何なのなの……」 ブツブツ

千早「……そう、これは夢……早く覚めないと……」 ブツブツ

雪歩「」 ザックザック

真美「……ゆきぴょん、無言で穴掘るのやめなよ……」



37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/24(月) 23:30:40.78 ID:jTiM+XN+0

小鳥「ふふ、ふふふ……友達どころか年下の同僚にまで先を……うふっ、うふふ……」

やよい「う、ううー……とにかく、おめでとうございまーっす!」 ガルーン

P「ははっ、ありがとうな、やよい」

やよい「でもでも、いつの間にそんな感じになったんですかー?」

P「うーん……そうだなぁ……」

やよい「?」

P「……うん、そうすればみんな幸せだから、かなぁ」

やよい「そうなんですかぁ?」







律子「…………ふふっ♪」






カチッカチッカチッ



38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/24(月) 23:32:16.75 ID:jTiM+XN+0

律子「ねえ、ダーリン」

P「なんだ、りっちゃん」

律子「今、幸せ?」

P「……ああ」

律子「……私も幸せよ」

P「……そうか」





律子「ずっと一緒にいてくださいね、ダーリン」






  カチッカチッカチッ





終わる



40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/24(月) 23:37:20.31 ID:jTiM+XN+0

やっぱりこういうのはちーちゃんが一番似合うと思った
じゃあなんで書いたかって?知らんな


元スレ
律子「もうプロデューサーったら、いつまで寝てるんですか?」