1: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/15(火) 20:07:37.067 ID:KBaV2ww/0.net
冬月「なあ、碇。私もいい年だ」
ゲンドウ「まだ引退には早いぞ」
冬月「そういうことじゃない。そろそろ孫の顔が見たいと思ってな」
ゲンドウ「・・・・・・」
ゲンドウ「冬月・・・・・・ まだ嫁もいないではないか」
冬月「ああ、そこでだ碇。ひとつ頼みがある」
冬月「俺の養子になってはくれまいか」
4: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/15(火) 20:09:38.113 ID:KBaV2ww/0.net
ゲンドウ「・・・・・・何を言っているのかわかっているのか」
冬月「勿論だとも」
冬月「お前が息子と言うのも少しばかり抵抗があるが、お前にも息子がいるだろう」
冬月「シンジくんを俺の孫として育てたい」
ゲンドウ「」
冬月「シンジ君は日に日に彼の母親に似てくる。どうも他人と思えなくてな」
ゲンドウ「他人だろう」
冬月「そんな彼を見ていると放っておけないのだよ」
ゲンドウ「私の息子だ。放っておいてくれ」
冬月「お前も父親としての義務を果たしていないし、ちょうどよいだろう?」
ゲンドウ「話を聞け」
冬月「さあ碇、俺の息子になってくれ」
ゲンドウ「断る」
冬月「何故だ碇! お前にとっても悪い条件ではないはずだぞ?」
ゲンドウ「断る」
冬月「頼む碇! 一生のお願いだ!」
ゲンドウ「断る」
冬月「碇の分からず屋! もう知らない! 毛虫!!!」ダダッ
ゲンドウ「冬月先生・・・・・・」
冬月「碇の馬鹿者め・・・・・・」
冬月「俺がこれだけ頼んでいるのに」
冬月「雑用はみんな俺に押しつけよるくせに俺の頼みの一つも聞いてくれぬとは」
冬月「俺たちの関係はこの程度のものだったのか」
ミサト「お疲れ様です。副司令」
冬月「ん? ああ、葛城三佐か」
冬月(葛城くんでもいいか・・・・・・)
冬月「葛城君、実は折り入って頼みたいことがあるのだが」
ミサト「はい。なんでしょうか」
冬月「私の娘になってはくれんかね?」
ミサト「は?」
ミサト「ハァアアアア!?」
冬月「頼む、この通りだ」
ミサト「ど、どういうことでしょう!?」
冬月「いやなに、君ももうじき加持君と結婚をするのだろう?」
冬月「それでだな、君と加持君の間に子供ができるとする」
ミサト「え? はぁ」
冬月「で、私が君の父親と言うことは、私はその子のおじいちゃん、と。こういうわけだな」
ミサト(えええええ!? なんなのこれぇ!? 副司令とうとうボケた?)
冬月「どうだろう、私の娘になってくれんかね」
ミサト「いや、あの・・・・・・」
冬月「葛城君」
ミサト「えっとですねぇ・・・・・・」
ミサト「まだ彼とも結婚とか、そういう話もまだ先のことですし・・・・・・」
ミサト「この話はまたの機会と言うことで・・・・・・」
冬月「・・・・・・」
冬月「・・・・・・残念だ」
ミサト「・・・・・・すみません」
冬月「減俸3カ月だな」ボソッ
ミサト「ええっ!?」
冬月「葛城三佐、失敬するよ」
ミサト「そんなぁ・・・・・・」
冬月「また断られてしまったな・・・・・・」
冬月「む? あれは青葉君か」
冬月「青葉君、調子はどうかね」
青葉「おはようございます! 副指令」
冬月「最近疲れてはおらんかね」
青葉「いえ、お陰様で」
冬月「そうか。では私の息子になってはくれんかね」
青葉「」
冬月「日向君!」
冬月「伊吹君!」
冬月「カール子君!」
冬月「ダメか・・・・・・」
リツコ「あら副司令、そんな顔してどうかなさったんですか?」
冬月「ん? ああ、赤城博士か。少し悩み事があってな」
リツコ「悩み事ですか? 私でよろしければ相談に乗りますけど」
リツコ「・・・・・・なるほど。そういうわけでしたか」
冬月「そういうわけなのだよ」
リツコ「副司令、副司令の夢をかなえるため、協力いたします」
冬月「本当かね、赤城博士!」
リツコ「ええ、勿論ですわ」
リツコ「私に作戦があります」
冬月「ほほう」
リツコ「まず私が副司令の娘になります」
冬月「なんと! 私の娘になってくれるのか!」
リツコ「その上で、私が碇司令と結婚します」
リツコ「そうすれば、私も副司令も碇司令もシンジ君も、全員幸福になれますわ」
冬月「名案だ! さすが赤城博士!!!」
リツコ「ふふ、副司令ったら、赤城博士だなんて」
リツコ「リツコとお呼びになって」
冬月「おお、そうだったな」
冬月「オホン、リツコや」
リツコ「なあに、お父さん」
冬月「ふふ」
リツコ「フフフ」
フフフウフフフッフフフフッフフフワァーーーーハハハハハハッ!!!!!
リツコ「碇司令、お話があります」
ゲンドウ「なんだ、赤城博士」
リツコ「私と結婚してください」
ゲンドウ「断る」
おわり
元スレ
ゲンドウ「・・・・・・何を言っているのかわかっているのか」
冬月「勿論だとも」
冬月「お前が息子と言うのも少しばかり抵抗があるが、お前にも息子がいるだろう」
冬月「シンジくんを俺の孫として育てたい」
ゲンドウ「」
6: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/15(火) 20:10:41.402 ID:KBaV2ww/0.net
冬月「シンジ君は日に日に彼の母親に似てくる。どうも他人と思えなくてな」
ゲンドウ「他人だろう」
冬月「そんな彼を見ていると放っておけないのだよ」
ゲンドウ「私の息子だ。放っておいてくれ」
冬月「お前も父親としての義務を果たしていないし、ちょうどよいだろう?」
ゲンドウ「話を聞け」
8: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/15(火) 20:12:04.045 ID:KBaV2ww/0.net
冬月「さあ碇、俺の息子になってくれ」
ゲンドウ「断る」
冬月「何故だ碇! お前にとっても悪い条件ではないはずだぞ?」
ゲンドウ「断る」
冬月「頼む碇! 一生のお願いだ!」
ゲンドウ「断る」
冬月「碇の分からず屋! もう知らない! 毛虫!!!」ダダッ
ゲンドウ「冬月先生・・・・・・」
12: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/15(火) 20:17:18.137 ID:KBaV2ww/0.net
冬月「碇の馬鹿者め・・・・・・」
冬月「俺がこれだけ頼んでいるのに」
冬月「雑用はみんな俺に押しつけよるくせに俺の頼みの一つも聞いてくれぬとは」
冬月「俺たちの関係はこの程度のものだったのか」
ミサト「お疲れ様です。副司令」
冬月「ん? ああ、葛城三佐か」
冬月(葛城くんでもいいか・・・・・・)
13: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/15(火) 20:19:36.802 ID:KBaV2ww/0.net
冬月「葛城君、実は折り入って頼みたいことがあるのだが」
ミサト「はい。なんでしょうか」
冬月「私の娘になってはくれんかね?」
ミサト「は?」
ミサト「ハァアアアア!?」
冬月「頼む、この通りだ」
ミサト「ど、どういうことでしょう!?」
冬月「いやなに、君ももうじき加持君と結婚をするのだろう?」
冬月「それでだな、君と加持君の間に子供ができるとする」
ミサト「え? はぁ」
冬月「で、私が君の父親と言うことは、私はその子のおじいちゃん、と。こういうわけだな」
ミサト(えええええ!? なんなのこれぇ!? 副司令とうとうボケた?)
14: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/15(火) 20:23:28.992 ID:KBaV2ww/0.net
冬月「どうだろう、私の娘になってくれんかね」
ミサト「いや、あの・・・・・・」
冬月「葛城君」
ミサト「えっとですねぇ・・・・・・」
ミサト「まだ彼とも結婚とか、そういう話もまだ先のことですし・・・・・・」
ミサト「この話はまたの機会と言うことで・・・・・・」
冬月「・・・・・・」
冬月「・・・・・・残念だ」
ミサト「・・・・・・すみません」
冬月「減俸3カ月だな」ボソッ
ミサト「ええっ!?」
冬月「葛城三佐、失敬するよ」
ミサト「そんなぁ・・・・・・」
15: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/15(火) 20:26:18.934 ID:KBaV2ww/0.net
冬月「また断られてしまったな・・・・・・」
冬月「む? あれは青葉君か」
冬月「青葉君、調子はどうかね」
青葉「おはようございます! 副指令」
冬月「最近疲れてはおらんかね」
青葉「いえ、お陰様で」
冬月「そうか。では私の息子になってはくれんかね」
青葉「」
16: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/15(火) 20:27:15.463 ID:KBaV2ww/0.net
冬月「日向君!」
冬月「伊吹君!」
冬月「カール子君!」
冬月「ダメか・・・・・・」
17: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/15(火) 20:29:40.375 ID:KBaV2ww/0.net
リツコ「あら副司令、そんな顔してどうかなさったんですか?」
冬月「ん? ああ、赤城博士か。少し悩み事があってな」
リツコ「悩み事ですか? 私でよろしければ相談に乗りますけど」
リツコ「・・・・・・なるほど。そういうわけでしたか」
冬月「そういうわけなのだよ」
19: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/15(火) 20:31:50.880 ID:KBaV2ww/0.net
リツコ「副司令、副司令の夢をかなえるため、協力いたします」
冬月「本当かね、赤城博士!」
リツコ「ええ、勿論ですわ」
リツコ「私に作戦があります」
冬月「ほほう」
リツコ「まず私が副司令の娘になります」
冬月「なんと! 私の娘になってくれるのか!」
リツコ「その上で、私が碇司令と結婚します」
リツコ「そうすれば、私も副司令も碇司令もシンジ君も、全員幸福になれますわ」
冬月「名案だ! さすが赤城博士!!!」
20: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/15(火) 20:33:18.372 ID:KBaV2ww/0.net
リツコ「ふふ、副司令ったら、赤城博士だなんて」
リツコ「リツコとお呼びになって」
冬月「おお、そうだったな」
冬月「オホン、リツコや」
リツコ「なあに、お父さん」
冬月「ふふ」
リツコ「フフフ」
フフフウフフフッフフフフッフフフワァーーーーハハハハハハッ!!!!!
21: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/15(火) 20:34:21.436 ID:KBaV2ww/0.net
リツコ「碇司令、お話があります」
ゲンドウ「なんだ、赤城博士」
リツコ「私と結婚してください」
ゲンドウ「断る」
おわり
冬月「孫の顔が見たい」 ゲンドウ「何を言い出す」