SS速報VIP:蘭子「聖夜の邂逅」みく「そろそろ予定を決めるにゃ」
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1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/21(日) 22:40:30.71 ID:hlltwvyZ0


あやめ「クリスマスと言えば忍者です」みく「……うん?」
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蘭子「聖夜の象徴が、影に忍ぶ者だと?」みく「……うん」
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この辺りの続き




みく「ちなみに蘭子チャン。邂逅は偶然の出会いだから、事前に予定を組む場合には相応しくない表現だよ」

蘭子「第一の関門。朱天の薔薇を咲かせる華園を定めねば」(まずは、だれのお家にお泊りするか決めないと)

みく「あっ、みくの家はパスにゃ」

蘭子「な、何故……? 猫住まう居城こそ、星辰が正しく揃うと言うのに……」(な、なんで……? みくちゃんの家が、一番無難だと思ったのに……)

みく「星辰正しく配置されたら世界滅亡じゃないかにゃあ……。なんていうか……無難だからこそ…っていうか…」

蘭子「其れが如何様な意味を持つと?」(無難じゃ駄目なの?)

みく「いや、なんかこう、蘭子チャンの部屋もあやめチャンの部屋も、恐らくみくが想像してる通りの部屋だと思うんだけど……」

蘭子「空間には闇の福音……固有結界は心象を示すわ」(確かにそうだと思うけど……趣味とか、わかりやすいし)

みく「うん、まあ……趣味がそのまま二人のアイコンになってるわけだしにゃあ……」

蘭子「……え? 貴女も、我がクランに与する者では?」(……え? みくちゃんも、私達と同じだよね?)

みく「ぶっちゃけみくの部屋は、言うほど猫グッズまみれじゃないにゃ……」

蘭子「あ、え? えー…?」



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2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/21(日) 22:41:12.87 ID:hlltwvyZ0


蘭子「……視えたわ。貴女の固有結界は、聖女の高潔を抱くと……」(……ま、まあ…想像は出来るけど……みくちゃんの部屋って、女子力高そうだし……)

みく「更にぶっちゃけると、猫力と女子力が2:8の割合にゃ」

蘭子「うわぁ高い!女子力高い!私の部屋なんて9:1でゴシックなのに!」

みく「その部屋、フローリングの色とか超暗そうだにゃあ……天蓋付きのベッドで寝てそうだにゃあ……」

蘭子「問うわ。世界に眠る獣の力、その片鱗の輪郭とは?」(逆に猫力2割って、どんな部分なの?)

みく「カーペットが猫柄だったり、カーテンが猫柄だったり……後はベッドに猫模様、とかそのくらいかにゃあ……」

蘭子「野獣に魅せられし、凡庸なるの処女の牢獄……」(普通に猫が好きな女の子の部屋だ……)

みく「なんかガッカリされそうで……猫も飼って無いし……」

蘭子「されど、想念より逸脱せぬ挙動。讀むことは容易い」(いや、でも想像通りといえば想像通りだから……)

みく「……なんかそれはそれで、みくの猫キャラが普段からブレてるみたいでヤだにゃ…」

蘭子「我が喉を裂く牙で叫ぼう。運命は既に崩れていると……」(私が言うのもなんだけど、案外ブレてるとおもうよ……?)




3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/21(日) 22:41:40.93 ID:hlltwvyZ0


みく「蘭子チャンの部屋なら、その点問題ないでしょ?」

蘭子「わ、我が心象には何人たりとも踏み入ることは出来ない!」(ダメ!私の部屋だけはダメだから!)

みく「なんでにゃ? 別に普段から厨二な蘭子チャンなら、どこを見られても恥ずかしくないんじゃ……」

蘭子「禁忌は存在する!召喚魔法の陣!暗黒のネクロミコノン!」(恥ずかしいよ!スケッチブックとか!設定ノートとか!)

みく「あー……じゃあ見ない。それは見ないって約束するにゃ」

蘭子「戯言を!魂に刻む盟約でなければ、我は聞けぬ!」(嘘だよ!それ絶対、当日になったら破る約束だよ!)

みく「ガードが堅いにゃあ……」

蘭子「……言うなれば孤高…此度の祭典には、不釣り合いな聖域……」(……それに、女子会には似合わない部屋だし……)

みく「そんなに嫌なら、まあ……無理は言わないけど…」

蘭子「影忍ぶ者ならば、そのような些末事は観測領域の外側にあるはず」(あやめちゃんなら、私達みたいな事情はないと思わない?)

みく「まあ……ただ、あやめちゃんの部屋、女子会に似合わない度ならダントツな気がするけどにゃあ……」

蘭子「正鵠を得たわね……」(それはそうだけど……)

みく「まあ、もともとあやめチャンのために企画した女子会だからにゃ! 細かいことに拘るのは良くないにゃ!」





4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/21(日) 22:42:14.88 ID:hlltwvyZ0


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あやめ「構いませんよ。我が家で良ければ、お使いください」

蘭子「舞い降りる天使!」(ありがとうあやめちゃん!)

みく「快諾……みく達が酷く矮小な存在に見えるにゃ……」

あやめ「おや、どうかされましたか? わたくし、また失礼なことでも…」

みく「違うにゃ……むしろ感動してたと言うか、みくの無力を思い知ったと言うか……」

蘭子「抗い難き威厳の呪縛……」(恥ずかしがってた私が恥ずかしいよ……)

あやめ「まあ御家庭の事情もあるのでしょうし。お役に立てるのならば、忍として嬉しい限りです」

みく「忍として嬉しいんだ……みくには、このお願いに隠された忍要素がわからないにゃ……」

蘭子「思考領域は境界の向こう側なのね……と、我が喉を裂く牙が……」(あやめちゃん特有のロジックなのかな……私が言うのもなんだけど……)

みく「……え? いや蘭子チャン、思考パターン自体は結構普通の子だと思うけど」

蘭子「ふ、普通……! やめて…! その言葉だけは……!」

みく「あっ、うん。ゴメンにゃ」

あやめ「あははっ、蘭子殿はかわいいですね」

蘭子「や、やめてぇー…!」






   おしまい




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