SS速報R:八幡「一週間の自慰回数がわかるボタン?」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1545060784/1: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2018/12/18(火) 00:33:04.79 ID:emCloP9A0
八幡(変なおっさんに語りかけられる夢を見た次の日の朝)
八幡(ふと見た自分の部屋の机の上にボタンが置いてあった)
八幡(そのボタンの裏には『一週間の自慰回数がわかるボタン』と書かれている)
八幡「どうしろっていうんだよ……」
2: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2018/12/18(火) 00:41:28.38 ID:emCloP9A0
スレタイに書き忘れましたが安価コンマスレです
後ガラケーなので書き込みは遅めです
3: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2018/12/18(火) 01:07:42.53 ID:emCloP9A0
小町「おっはよー、お兄ちゃん! ……ってあれ? 珍しく早起き?」
八幡「ッ! ……小町か、おはよう」
八幡(あっぶねぇ……こんなん見られたら自殺もんだぞ)
小町「何か約束でもあるの? でも、今日は平和だよ? ……まさか、誰か女の人と一緒に学校に行く約束したとか!?」
八幡「ねーよ、なに意味不明な事言ってんだ。……たまたま早く目が覚めただけだ」
八幡(……ボタンが気になる、猛烈に)
八幡(どうするか……。いや、もし使うにしても妹に使うのはどうなんだ。人として、というよりも兄として)
八幡(そもそもこのボタンが本物とは限らないわけで。お試しならいいのでは? 千葉の兄妹だし、本物だった場合でも許されるのでは?)
八幡(いやむしろ兄妹だからこそキチンと把握しておくべきではなかろうか? 最近、大志とかいうハエが近づいてるのも確認したし、知っておくのは義務まである)
八幡(……まあ、ちょっと使ってみたいだけなんだが)ポチッ
下1コンマ以下偶数なら自慰アリ、奇数ならナシ
下2自慰回数
こいこい
小町結果:自慰ナシ
八幡「よし!!」グッ
小町「!?」ビクッ
八幡(やはり俺の妹は天使だった。大志の認識も間違いなくお友達だ。疑ってゴメンね、マイラブリーエンジェル小町)
小町「いきなりガッツポーズするとか、お兄ちゃんキモい!」
八幡(そうなると今までの小町の行動は耳年増のように思えるが……俺を想っての面が大きくなるだろう。本当にできた妹でお兄ちゃん泣きそう)
八幡「小町……」
小町「な、なにお兄ちゃん? なんか今日おかしいよ……?」
八幡「絶対嫁には行くなよ」
小町「なんだいつものごみぃちゃんか。朝ご飯できてるから早く降りてきてね」
次の人安価下2今日はここまで
平塚静
八幡(今日の朝飯も美味しかった。こんな美味しい飯がつくれて、兄を起こしてくれたりする小町は最高の妹である。Q.E.D.)
八幡(と、そんな事を考えてたら、いつもより早く起きた分、早く学校についてしまった)
八幡(ボタンも一緒に)
八幡(まあ、ね? 本物だとしても、ね? 俺も健全な男子高校生だからこういう欲求に勝てないのは仕方ないよ、ね?)
八幡(……誰に言い訳してるんだ)
静「おはよう、比企谷。今日は一段と早いな」
八幡「おはようございます、平塚先生」
八幡(平塚先生。俺が尊敬している数少ない人物の一人にして、独身のアラサー女子だ)
八幡(女子ってなんだよ。哲学かなにか?)
八幡(いや、いま重要なのはそこではなく、その前だ)
八幡(そう。独身でアラサーだ。コレはもう世界がオナれと語りかけてくるレベルだ)
八幡(しかし、いいのだろうか。知ってしまったら俺は態度に出てしまいそうだ)
八幡(でも……まあ具体的にバレないだろうし、大丈夫か)ポチッ
下1が偶数もしくは50以下なら自慰アリ、それ以外ならナシ
下2で回数
00は100
あ
静結果:自慰ナシ
八幡「はい?」
静「ん? どうかしたのか?」
八幡(マジかよ……どういう事なんだ……。酒もタバコもやってる先生は意外にも純真無垢だった?)
八幡(いや、真面目に考えたらコレが彼氏と長続きしない理由じゃないだろうか)
八幡(少なくとも俺が平塚先生と付き合っていたら、欲求不満が溜まるだろう)
八幡(なんだ、そう考えれば妥当な結果なのか)
八幡「いえ……何事も理由あっての結果なんだな、と感心しただけです」
静「?」
下2誰か
あーし
教室
八幡(先生の真実を垣間見た後、俺はいつものように教室でボッチを満喫していたのだが……)
三浦「あの時アレあったっしょ? アレさぁ……」
戸部「マジ? それマジパネェじゃん!」
海老名「うんうん」
三浦「だしょ? 隼人もそう思わん?」
葉山「うん、結構ビックリしたよ」
八幡(コレは狙うしかないだろ)
八幡(さっきの先生の結果からオナニーの回数と世間的な立場の間に関係が有ることは明らか……! さあ葉山……俺にリア充の内実を晒すがいい……!)
八幡(あと女子は俺に幸せな結果を見せてください)ポチッ
あーしさん、戸部、海老名、葉山の順に判定
女子は偶数ならアリ、他はナシ
男子は偶数及び75以下ならアリ他はナシ
下4まで
判定後自慰回数を上と同じ順番で判定下5から下8まで
三浦結果:自慰ナシ
戸部結果:自慰回数80
海老名結果:自慰回数86
葉山結果:自慰回数76
八幡「……」
八幡(おかしい? ……いや、おかしくないの……か? うん、一人ずつよく考えよう。納得できるかもしれん)
八幡(あーしさんは、いい。オカン的に納得できる結果だ。俺の幸せには直結しないけど、精神的にいい)
八幡(そしてリア充男子は……怪物か? 単純に割っても一日十回以上ヌいてる事になるぞ。マジかよリア充大変だな。こんなんじゃ俺……リア充になりたくなくなっちまうよ……)
八幡(そして海老名さんのそれらを超える回数。でもなんだろう、コレについては今日一番納得できてしまう俺がいる)
八幡(というかリア充グループやべーよ。性欲にまみれてんじゃん。下半身が本体まであるぞ。普通なのはあーしさんだけ……)
八幡(いや……コレはあーしさんが特別なのか?)
八幡(性欲にまみれた他のリア充共に囲まれているにも関わらず、一切そういったことに手を染めない。どころか海老名さんの暴走を諌めてあげるあーしさん……)
八幡(……なんだろう、あーしさんが小町や戸塚に続く第三の天使に見えてきた……)
次下2
いろはす
生徒会室
八幡(……生徒会室に来てしまった)
八幡(いや、コレは、そう、助けを求める後輩を想う優しい心からきた行動なのだ)
八幡(別に一色のオナニー事情が知りたい訳じゃないよ、うん。主目的は生徒会の助っ人だから。呼ばれると思って先にきただけだから。俺に先見の明があるだけだから)
いろは「あれ? 先輩ですか? ここに自分から来るなんて珍しいですね」
八幡「ああ。まあ、最近毎日のように奉仕部からこっちに連れてこられてたからな。先にこっちに来といた」
いろは「えっ、先輩がワザワザそんな気をきかせるなんて……もしかして私の事が好きなんですか? ……ちょっと嬉しかったので考えてみましたけどやっぱり無理ですごめんなさい」
八幡「俺はあと何回お前にフラれればいいんだよ……奉仕部から歩いて来るのがめんどくさかっただけだ」
八幡(俺の予想ではこいつはあまりオナニーをしていない。理由としてはこいつの自分の売り込みかたがエロ方面に無いことがある)
八幡(外面が全てとは思わないが、ある程度中身は外に影響するだろう。俺の目みたいに)
八幡(さあ、どうだ!?)ポチッ
下1偶数ならアリ他はナシ
下2数
はい
ほい
一色結果:自慰回数27
いろは「あ、あの、先輩? 急に黙り込んで……どうかしたんですか?」
八幡(お、おお。す、すげぇ……! 初めて極端じゃない値がでた!!)
八幡(一日三回くらいのオナニーだ! なんだろう、海老名さんの方が回数多いし肉感的な身体してるのに、一色の方がメチャクチャエロく見える!)
八幡「一色!」
いろは「ひゃ!? ひゃい! 先輩!」
八幡「お前スゴいな。今日はお前の為に放課後使うわ」
いろは「え、あ、いや、急にどうしたんですか?」
八幡「やっぱり適度なのが一番だって実感してな」
いろは「……?…………??」
次下2
いざ奉仕部へ
奉仕部
八幡(昨日はわりと散々な目に遭った……いや、一色に適当抜かした俺が悪いんだが)
八幡(そしてやって来ました奉仕部に。昨日無断でサボった以上何を言われるかわからないが……俺にはこのボタンがある!)
八幡(何を言われても『まっ、お前は俺にオナニーの回数さらしてるけどな!』って思うことで心の傷を和らげる事ができるのだ!)
八幡(…………アホくさ)ガラガラ
由比ヶ浜「あ、ヒッキー。やっはろー」
雪ノ下「……あら比企谷君。昨日無断で欠席した癖に挨拶の一言もなしに入ってくるなんて、いいご身分ね」
八幡「あー、すまん。それに関しては俺が全面的に悪い」
雪ノ下「へぇ……比企谷君にしては殊勝な心がけね。でも、謝りかたがなってないわ。そんなことだからあなたはいつまでたっても比企谷君なのよ」
八幡「おい、昨日の事で責めるのはいいが、名前系統の弄りはやめろ。地雷原なんだよ。あんまりやられたらしまいにゃ泣くぞ」
由比ヶ浜「そ、そうだよゆきのん! あたしもこれないときあるし……ヒッキーにも用事が……用事?…………あることもあるかもしれないじゃん!」
八幡「由比ヶ浜? それは弁護なんだよな? 助けるふりして傷口を抉ってるわけじゃないよな?」
由比ヶ浜「そ、そんなわけないし……」
雪ノ下「まあ……由比ヶ浜さんがそう言うならここは矛を収めましょう。比企谷君は次までに土下座の練習でもしときなさい」
八幡「俺はコメツキバッタかよ……」
雪ノ下「あら、気づいていなかったの? 次無断で欠席したら跳ね回って謝罪するのよ」
八幡「はー……次からはキチンと連絡を入れさせていただきます……」
雪ノ下「よろしい」
八幡(雪ノ下はそう言うと俺から目を反らし、由比ヶ浜と話し出した)
八幡(……これは千載一遇のチャンスなのでは?)
八幡(奉仕部は基本動きのない部活だ。つまり何か怪しい動きをすれば、自然と注目を集める。ステルスヒッキーもこれだけの閉鎖空間だと意味をなさない)
八幡(しかし今俺は扉の前にいて、雪ノ下と由比ヶ浜は二人楽しくお喋りしている)
八幡(自分の定位置に向かいながらボタンを押せば……)ゴソゴソ
八幡「あっ」ポロッ
雪ノ下「あら?」
由比ヶ浜「あ、ヒッキーなんか落としたよ」ヒョイ
八幡(由比ヶ浜に拾われた……終わった……)
~~~
雪ノ下「それで? あなたはその悪趣味な装置を使って人のプライベートを無断で垣間見ていた……それで間違いないわね、ゴミ谷君」
八幡「……はい」
由比ヶ浜「……ヒッキー。流石にマジでキモい」
八幡(雪ノ下と由比ヶ浜に軽蔑の目で見られている)
八幡(さすがにこれ以上この話が拡がるのは不味い。俺の人生が終わってしまう。ここは……)
八幡「雪ノ下……弁明がしたい。いいか?」
雪ノ下「……いいでしょう。どんな無様な言い訳を聞かせてくれるのかしら?」
八幡「まず、このボタンが家に転がっていた場合、絶対使う。これは断言してもいい」
雪ノ下「……」
由比ヶ浜「えっと……どうして?」
八幡「逆に聞くが由比ヶ浜。お前は気にならないか? 周囲の人間がどれだけもて余しているのか。自分はどれ程普通なのか……本当に知りたくないか?」
由比ヶ浜「そ、それは……」
由比ヶ浜(た、たしかに気になる。あ、あとどれだけヒッキーが……とかも気になるかも)
八幡「そういうことだ。最初は単純な好奇心から始まった探求はエスカレートして……」
雪ノ下「誰であろうとそのボタンを使い続けてしまう、と。なるほどね。確かに一理あるわ」
八幡「まあ、俺が悪いことはわかる。いいキッカケだから、これはとりあえずここで壊して……」
雪ノ下「待ちなさい比企谷君」
八幡「……なんだ雪ノ下。俺はもうこれを処分してしまいたいんだが」
雪ノ下「まだそれが本物なのか判明してないわ。それがただのジョークグッズという可能性も高いのだし、壊すのは検証してからでも遅くはないわ」
八幡「……」
雪ノ下「もしこれがランダムに数字を出すだけのジョークグッズなら、あなたは騙されたあわれな被害者になるわ。悪い案じゃないと思うのだけど?」
八幡「……それはいったい誰を対象にやるんだ?」
雪ノ下「あら、ここにはおあつらえ向きに三人の人間がいるじゃない」
由比ヶ浜「! あ、あたしもゆきのんに賛成かな~」
雪ノ下「じゃあ多数決で決まりね」ポチッ
八幡「ちょっ……!」
八幡
雪ノ下
由比ヶ浜
の順に判定
下1~3
偶然でアリ、奇数でナシ
八幡のみ75以下でもアリ
下4~6回数
ふぉ
んぬ
へっ
さ
ほいほい
比企谷:自慰回数92
雪ノ下:自慰ナシ
由比ヶ浜:自慰回数13
八幡(こいつ……失うものがないから強行しやがったな)
由比ヶ浜「ヒッ、ヒッキー! 9、92回って……!」
八幡(対して由比ヶ浜。一日一回慰めてもう一回しようか迷ってだいたいしちゃう感じか。……あれ、コイツ最高に可愛くね?)
雪ノ下「獣だとは思っていたけれど……まさか、コレほどとは思わなかったわ。コレからは近寄らないでくれるかしら犯罪者君」
八幡「俺の名前欠片も残ってねぇじゃねぇか……」
八幡(だが、これでハッキリした)
八幡(雪ノ下はあっちの方も凍てついているようで、希望はないが……由比ヶ浜や一色は非常に可愛らしいオナニーライフを送っている)
八幡(小町も悪い男に引っ掛かることは当分ないだろうし……)
八幡(意外にも俺の青春ラブコメは順調だった……)
了
終了です
初めてだったので至らぬところはあったかもしれませんが、次回まで精進します
次回建てるとしたら今度はオナニー関係になりそうです
それでは短めでしたが、読んでくださりありがとうございました
元スレ
小町「おっはよー、お兄ちゃん! ……ってあれ? 珍しく早起き?」
八幡「ッ! ……小町か、おはよう」
八幡(あっぶねぇ……こんなん見られたら自殺もんだぞ)
小町「何か約束でもあるの? でも、今日は平和だよ? ……まさか、誰か女の人と一緒に学校に行く約束したとか!?」
八幡「ねーよ、なに意味不明な事言ってんだ。……たまたま早く目が覚めただけだ」
八幡(……ボタンが気になる、猛烈に)
八幡(どうするか……。いや、もし使うにしても妹に使うのはどうなんだ。人として、というよりも兄として)
八幡(そもそもこのボタンが本物とは限らないわけで。お試しならいいのでは? 千葉の兄妹だし、本物だった場合でも許されるのでは?)
八幡(いやむしろ兄妹だからこそキチンと把握しておくべきではなかろうか? 最近、大志とかいうハエが近づいてるのも確認したし、知っておくのは義務まである)
八幡(……まあ、ちょっと使ってみたいだけなんだが)ポチッ
下1コンマ以下偶数なら自慰アリ、奇数ならナシ
下2自慰回数
4: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2018/12/18(火) 01:13:30.21 ID:QmZdZIvK0
こいこい
6: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2018/12/18(火) 01:36:58.46 ID:emCloP9A0
小町結果:自慰ナシ
八幡「よし!!」グッ
小町「!?」ビクッ
八幡(やはり俺の妹は天使だった。大志の認識も間違いなくお友達だ。疑ってゴメンね、マイラブリーエンジェル小町)
小町「いきなりガッツポーズするとか、お兄ちゃんキモい!」
八幡(そうなると今までの小町の行動は耳年増のように思えるが……俺を想っての面が大きくなるだろう。本当にできた妹でお兄ちゃん泣きそう)
八幡「小町……」
小町「な、なにお兄ちゃん? なんか今日おかしいよ……?」
八幡「絶対嫁には行くなよ」
小町「なんだいつものごみぃちゃんか。朝ご飯できてるから早く降りてきてね」
次の人安価下2今日はここまで
8: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2018/12/18(火) 01:50:17.99 ID:jyUaZgldo
平塚静
10: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2018/12/18(火) 03:23:37.48 ID:emCloP9A0
八幡(今日の朝飯も美味しかった。こんな美味しい飯がつくれて、兄を起こしてくれたりする小町は最高の妹である。Q.E.D.)
八幡(と、そんな事を考えてたら、いつもより早く起きた分、早く学校についてしまった)
八幡(ボタンも一緒に)
八幡(まあ、ね? 本物だとしても、ね? 俺も健全な男子高校生だからこういう欲求に勝てないのは仕方ないよ、ね?)
八幡(……誰に言い訳してるんだ)
静「おはよう、比企谷。今日は一段と早いな」
八幡「おはようございます、平塚先生」
八幡(平塚先生。俺が尊敬している数少ない人物の一人にして、独身のアラサー女子だ)
八幡(女子ってなんだよ。哲学かなにか?)
八幡(いや、いま重要なのはそこではなく、その前だ)
八幡(そう。独身でアラサーだ。コレはもう世界がオナれと語りかけてくるレベルだ)
八幡(しかし、いいのだろうか。知ってしまったら俺は態度に出てしまいそうだ)
八幡(でも……まあ具体的にバレないだろうし、大丈夫か)ポチッ
下1が偶数もしくは50以下なら自慰アリ、それ以外ならナシ
下2で回数
00は100
11: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2018/12/18(火) 03:33:31.93 ID:GJcl/9paO
あ
15: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2018/12/18(火) 04:01:33.52 ID:emCloP9A0
静結果:自慰ナシ
八幡「はい?」
静「ん? どうかしたのか?」
八幡(マジかよ……どういう事なんだ……。酒もタバコもやってる先生は意外にも純真無垢だった?)
八幡(いや、真面目に考えたらコレが彼氏と長続きしない理由じゃないだろうか)
八幡(少なくとも俺が平塚先生と付き合っていたら、欲求不満が溜まるだろう)
八幡(先生のイケイケに引っ張られてやって来たシャイなヤツなら、シたいと言い出せずにそれが原因で別れることになっても不思議はない)
八幡(なんだ、そう考えれば妥当な結果なのか)
八幡「いえ……何事も理由あっての結果なんだな、と感心しただけです」
静「?」
下2誰か
17: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2018/12/18(火) 04:13:29.35 ID:GJcl/9paO
あーし
18: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2018/12/18(火) 04:49:15.43 ID:emCloP9A0
教室
八幡(先生の真実を垣間見た後、俺はいつものように教室でボッチを満喫していたのだが……)
三浦「あの時アレあったっしょ? アレさぁ……」
戸部「マジ? それマジパネェじゃん!」
海老名「うんうん」
三浦「だしょ? 隼人もそう思わん?」
葉山「うん、結構ビックリしたよ」
八幡(コレは狙うしかないだろ)
八幡(さっきの先生の結果からオナニーの回数と世間的な立場の間に関係が有ることは明らか……! さあ葉山……俺にリア充の内実を晒すがいい……!)
八幡(あと女子は俺に幸せな結果を見せてください)ポチッ
あーしさん、戸部、海老名、葉山の順に判定
女子は偶数ならアリ、他はナシ
男子は偶数及び75以下ならアリ他はナシ
下4まで
判定後自慰回数を上と同じ順番で判定下5から下8まで
28: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2018/12/18(火) 21:13:14.99 ID:emCloP9A0
三浦結果:自慰ナシ
戸部結果:自慰回数80
海老名結果:自慰回数86
葉山結果:自慰回数76
八幡「……」
八幡(おかしい? ……いや、おかしくないの……か? うん、一人ずつよく考えよう。納得できるかもしれん)
八幡(あーしさんは、いい。オカン的に納得できる結果だ。俺の幸せには直結しないけど、精神的にいい)
八幡(そしてリア充男子は……怪物か? 単純に割っても一日十回以上ヌいてる事になるぞ。マジかよリア充大変だな。こんなんじゃ俺……リア充になりたくなくなっちまうよ……)
八幡(そして海老名さんのそれらを超える回数。でもなんだろう、コレについては今日一番納得できてしまう俺がいる)
八幡(というかリア充グループやべーよ。性欲にまみれてんじゃん。下半身が本体まであるぞ。普通なのはあーしさんだけ……)
八幡(いや……コレはあーしさんが特別なのか?)
八幡(性欲にまみれた他のリア充共に囲まれているにも関わらず、一切そういったことに手を染めない。どころか海老名さんの暴走を諌めてあげるあーしさん……)
八幡(……なんだろう、あーしさんが小町や戸塚に続く第三の天使に見えてきた……)
次下2
30: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2018/12/18(火) 21:18:06.17 ID:BrTMuYpfO
いろはす
33: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2018/12/18(火) 22:02:39.04 ID:emCloP9A0
生徒会室
八幡(……生徒会室に来てしまった)
八幡(いや、コレは、そう、助けを求める後輩を想う優しい心からきた行動なのだ)
八幡(別に一色のオナニー事情が知りたい訳じゃないよ、うん。主目的は生徒会の助っ人だから。呼ばれると思って先にきただけだから。俺に先見の明があるだけだから)
いろは「あれ? 先輩ですか? ここに自分から来るなんて珍しいですね」
八幡「ああ。まあ、最近毎日のように奉仕部からこっちに連れてこられてたからな。先にこっちに来といた」
いろは「えっ、先輩がワザワザそんな気をきかせるなんて……もしかして私の事が好きなんですか? ……ちょっと嬉しかったので考えてみましたけどやっぱり無理ですごめんなさい」
八幡「俺はあと何回お前にフラれればいいんだよ……奉仕部から歩いて来るのがめんどくさかっただけだ」
八幡(俺の予想ではこいつはあまりオナニーをしていない。理由としてはこいつの自分の売り込みかたがエロ方面に無いことがある)
八幡(外面が全てとは思わないが、ある程度中身は外に影響するだろう。俺の目みたいに)
八幡(さあ、どうだ!?)ポチッ
下1偶数ならアリ他はナシ
下2数
34: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2018/12/18(火) 22:03:59.90 ID:ivdUnKDQ0
はい
35: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2018/12/18(火) 22:05:52.27 ID:b+tSmU8so
ほい
36: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2018/12/18(火) 22:34:36.65 ID:emCloP9A0
一色結果:自慰回数27
いろは「あ、あの、先輩? 急に黙り込んで……どうかしたんですか?」
八幡(お、おお。す、すげぇ……! 初めて極端じゃない値がでた!!)
八幡(一日三回くらいのオナニーだ! なんだろう、海老名さんの方が回数多いし肉感的な身体してるのに、一色の方がメチャクチャエロく見える!)
八幡「一色!」
いろは「ひゃ!? ひゃい! 先輩!」
八幡「お前スゴいな。今日はお前の為に放課後使うわ」
いろは「え、あ、いや、急にどうしたんですか?」
八幡「やっぱり適度なのが一番だって実感してな」
いろは「……?…………??」
次下2
38: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2018/12/18(火) 22:37:28.66 ID:xlrpvSBl0
いざ奉仕部へ
39: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2018/12/18(火) 23:20:56.23 ID:emCloP9A0
奉仕部
八幡(昨日はわりと散々な目に遭った……いや、一色に適当抜かした俺が悪いんだが)
八幡(そしてやって来ました奉仕部に。昨日無断でサボった以上何を言われるかわからないが……俺にはこのボタンがある!)
八幡(何を言われても『まっ、お前は俺にオナニーの回数さらしてるけどな!』って思うことで心の傷を和らげる事ができるのだ!)
八幡(…………アホくさ)ガラガラ
由比ヶ浜「あ、ヒッキー。やっはろー」
雪ノ下「……あら比企谷君。昨日無断で欠席した癖に挨拶の一言もなしに入ってくるなんて、いいご身分ね」
八幡「あー、すまん。それに関しては俺が全面的に悪い」
雪ノ下「へぇ……比企谷君にしては殊勝な心がけね。でも、謝りかたがなってないわ。そんなことだからあなたはいつまでたっても比企谷君なのよ」
八幡「おい、昨日の事で責めるのはいいが、名前系統の弄りはやめろ。地雷原なんだよ。あんまりやられたらしまいにゃ泣くぞ」
由比ヶ浜「そ、そうだよゆきのん! あたしもこれないときあるし……ヒッキーにも用事が……用事?…………あることもあるかもしれないじゃん!」
八幡「由比ヶ浜? それは弁護なんだよな? 助けるふりして傷口を抉ってるわけじゃないよな?」
由比ヶ浜「そ、そんなわけないし……」
40: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2018/12/18(火) 23:40:56.03 ID:emCloP9A0
雪ノ下「まあ……由比ヶ浜さんがそう言うならここは矛を収めましょう。比企谷君は次までに土下座の練習でもしときなさい」
八幡「俺はコメツキバッタかよ……」
雪ノ下「あら、気づいていなかったの? 次無断で欠席したら跳ね回って謝罪するのよ」
八幡「はー……次からはキチンと連絡を入れさせていただきます……」
雪ノ下「よろしい」
八幡(雪ノ下はそう言うと俺から目を反らし、由比ヶ浜と話し出した)
八幡(……これは千載一遇のチャンスなのでは?)
八幡(奉仕部は基本動きのない部活だ。つまり何か怪しい動きをすれば、自然と注目を集める。ステルスヒッキーもこれだけの閉鎖空間だと意味をなさない)
八幡(しかし今俺は扉の前にいて、雪ノ下と由比ヶ浜は二人楽しくお喋りしている)
八幡(自分の定位置に向かいながらボタンを押せば……)ゴソゴソ
八幡「あっ」ポロッ
雪ノ下「あら?」
由比ヶ浜「あ、ヒッキーなんか落としたよ」ヒョイ
八幡(由比ヶ浜に拾われた……終わった……)
41: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2018/12/19(水) 00:00:12.48 ID:uBQnXIcA0
~~~
雪ノ下「それで? あなたはその悪趣味な装置を使って人のプライベートを無断で垣間見ていた……それで間違いないわね、ゴミ谷君」
八幡「……はい」
由比ヶ浜「……ヒッキー。流石にマジでキモい」
八幡(雪ノ下と由比ヶ浜に軽蔑の目で見られている)
八幡(さすがにこれ以上この話が拡がるのは不味い。俺の人生が終わってしまう。ここは……)
八幡「雪ノ下……弁明がしたい。いいか?」
雪ノ下「……いいでしょう。どんな無様な言い訳を聞かせてくれるのかしら?」
八幡「まず、このボタンが家に転がっていた場合、絶対使う。これは断言してもいい」
雪ノ下「……」
由比ヶ浜「えっと……どうして?」
八幡「逆に聞くが由比ヶ浜。お前は気にならないか? 周囲の人間がどれだけもて余しているのか。自分はどれ程普通なのか……本当に知りたくないか?」
由比ヶ浜「そ、それは……」
由比ヶ浜(た、たしかに気になる。あ、あとどれだけヒッキーが……とかも気になるかも)
八幡「そういうことだ。最初は単純な好奇心から始まった探求はエスカレートして……」
雪ノ下「誰であろうとそのボタンを使い続けてしまう、と。なるほどね。確かに一理あるわ」
42: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2018/12/19(水) 00:16:25.58 ID:uBQnXIcA0
八幡「まあ、俺が悪いことはわかる。いいキッカケだから、これはとりあえずここで壊して……」
雪ノ下「待ちなさい比企谷君」
八幡「……なんだ雪ノ下。俺はもうこれを処分してしまいたいんだが」
雪ノ下「まだそれが本物なのか判明してないわ。それがただのジョークグッズという可能性も高いのだし、壊すのは検証してからでも遅くはないわ」
八幡「……」
雪ノ下「もしこれがランダムに数字を出すだけのジョークグッズなら、あなたは騙されたあわれな被害者になるわ。悪い案じゃないと思うのだけど?」
八幡「……それはいったい誰を対象にやるんだ?」
雪ノ下「あら、ここにはおあつらえ向きに三人の人間がいるじゃない」
由比ヶ浜「! あ、あたしもゆきのんに賛成かな~」
雪ノ下「じゃあ多数決で決まりね」ポチッ
八幡「ちょっ……!」
八幡
雪ノ下
由比ヶ浜
の順に判定
下1~3
偶然でアリ、奇数でナシ
八幡のみ75以下でもアリ
下4~6回数
43: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2018/12/19(水) 00:17:01.50 ID:VulPX0Kuo
ふぉ
44: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2018/12/19(水) 00:18:23.63 ID:h9NeLgpgO
んぬ
45: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2018/12/19(水) 00:18:37.76 ID:SWMBgDt3O
へっ
46: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2018/12/19(水) 00:19:05.92 ID:H5W4Qf7DO
さ
48: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2018/12/19(水) 00:22:52.13 ID:VulPX0Kuo
ほいほい
52: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2018/12/19(水) 00:38:46.64 ID:uBQnXIcA0
比企谷:自慰回数92
雪ノ下:自慰ナシ
由比ヶ浜:自慰回数13
八幡(こいつ……失うものがないから強行しやがったな)
由比ヶ浜「ヒッ、ヒッキー! 9、92回って……!」
八幡(対して由比ヶ浜。一日一回慰めてもう一回しようか迷ってだいたいしちゃう感じか。……あれ、コイツ最高に可愛くね?)
雪ノ下「獣だとは思っていたけれど……まさか、コレほどとは思わなかったわ。コレからは近寄らないでくれるかしら犯罪者君」
八幡「俺の名前欠片も残ってねぇじゃねぇか……」
八幡(だが、これでハッキリした)
八幡(雪ノ下はあっちの方も凍てついているようで、希望はないが……由比ヶ浜や一色は非常に可愛らしいオナニーライフを送っている)
八幡(小町も悪い男に引っ掛かることは当分ないだろうし……)
八幡(意外にも俺の青春ラブコメは順調だった……)
了
54: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2018/12/19(水) 00:42:01.80 ID:uBQnXIcA0
終了です
初めてだったので至らぬところはあったかもしれませんが、次回まで精進します
次回建てるとしたら今度はオナニー関係になりそうです
それでは短めでしたが、読んでくださりありがとうございました
SS速報R:八幡「一週間の自慰回数がわかるボタン?」