1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/01(土) 21:30:09.72 ID:N4LzP8bS0

希「えっ、今何て?」

絵里「はぁ~前に柔軟で背中を思い切り押した時にも本当にいい顔をしてくれたのよね」ゾクゾクッ

にこ(あれわざとだったんだ…)

絵里「思い出したらなんだか見たくなってきちゃったわ」

希「いや、流石にお昼休みに涙目になるようなことなんて…」

絵里「なければ作ればいいのよ。それじゃ、行ってくるわね」

タッタッタッ


希(捕まっちゃえばええのになぁ…)



4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/01(土) 21:35:08.55 ID:N4LzP8bS0

凛「ん~!かよちんのお弁当美味しいにゃ~」モグモグ

花陽「もう…明日から忘れてきちゃダメだよ?」

凛「了解にゃ~」


ガラガラ

絵里「凛はいるかしら?」

凛「あ、絵里ちゃん!どうしたの?」

絵里「実は持ってきたおにぎりが余っちゃってね。凛にあげようと思って持ってきたの」

凛「わーい!欲しいにゃー!」



6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/01(土) 21:40:06.68 ID:N4LzP8bS0

絵里「ちゃんと残さず食べるのよ?」

凛「もちろんだよ!」

絵里「よろしい。じゃあはい、これ」

凛「え…これって…」

花陽(おにぎりからシシャモがはみ出してる…)



9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/01(土) 21:46:02.43 ID:N4LzP8bS0

凛「えっと…凛お魚はちょっと苦手で…」

絵里「あら、残さず食べるんじゃなかったの?」ニコッ

凛「!」ビクッ

凛「いただき…ます…」ハムッ

絵里「どう?美味しい?」

凛「うん…美味しい…よ…」ジワッ

絵里(凛の目尻に涙が!う~ん、お弁当のご飯とシシャモを投げ打っただけの価値はあったわね)ハァハァ



23: >>11に致命的なミスあったから訂正 2014/02/01(土) 22:04:59.02 ID:N4LzP8bS0

絵里「というわけで大成功だったわ」

にこ「凛ちゃんがかわいそう…」

絵里「いいえ、凛も苦手克服の第一歩を踏み出せたんだし感謝しているはずよ」フンス

希(そのドヤ顔…イラッとくるなぁ)

絵里「さて、それじゃ今日もいきましょうか」

にこ「嫌われるわよ?」



17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/01(土) 21:55:48.91 ID:N4LzP8bS0

絵里「愛があるから大丈夫よ」

希「いらないLove!」

にこ「迷惑なLove!」

絵里「わかっていても止められないわ!」ダッ


にこ「あー…行っちゃった」



20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/01(土) 22:01:13.27 ID:N4LzP8bS0

凛「うぅ…試験で赤点取っちゃったよ…」

真姫「試験の日に赤いコートなんて着てきたからじゃない?」

花陽「真姫ちゃん。またそんな畜生発言を…」


絵里「話は聞かせて貰ったわ!」バンッ


真姫「あ、エリー!」

花陽「絵里ちゃん!」

凛「!」ビクッ



26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/01(土) 22:08:24.35 ID:N4LzP8bS0

絵里「そうよねぇ…ラブライブへの参加権もかかってないし、試験なんて適当になっちゃうわよねぇ…」ヒョコヒョコ

真姫(ねぇ、なんかエリーがすごく珍妙な動きをしてるんだけど)

花陽(多分ガン飛ばしてるんだと思うよアレ)

凛「ごめ…絵里ちゃ……そういうわけじゃ…」カタカタカタ

花陽真姫(めちゃくちゃビビってる…)



31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/01(土) 22:16:17.18 ID:N4LzP8bS0

絵里「本当に反省してるの?」

凛「はい!」

絵里「なら今日の放課後、普段使われていない会議室に来て。私とマンツーマンで勉強会よ」

凛「えっ、でも放課後は練習が…」

絵里「あら、再試験よりも練習の心配なんて随分と余裕ね」

凛「…わかった。行くよ」シュン

絵里「よろしい」



33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/01(土) 22:20:12.32 ID:N4LzP8bS0

放課後――

絵里「はい。じゃあこの英文を訳してみて」

凛「えっと、haveが持つでbeenが…豆?」

絵里「ハァ…貴女よくこの学校に入れたわね」

凛「うぅ…」グスッ

絵里「そんなんじゃこれからも…」

凛「もう嫌だよぉ!」ガタンッ

絵里「!?」



38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/01(土) 22:25:06.83 ID:N4LzP8bS0

凛「絵里ちゃん最近凛の苦手なものばっかり押し付けてくるんだもん!」

凛「そんなやり方されたら苦手だったものがもっと嫌になっちゃうよ!」

絵里「………」

絵里(違う。私はこんな顔が見たかったんじゃない…)

絵里(…完全にやり過ぎたわね)



41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/01(土) 22:30:18.76 ID:N4LzP8bS0

凛「凛もう帰る!」

絵里「待って!!」ギュッ

凛「えっ…」

絵里「ごめんなさい。私、昔から好きな子にはちょっと意地悪したくなっちゃうの。だから、凛の困った顔が見たくて…」

絵里「凛の苦手なものを利用したことは謝るわ。だからお願い…私を嫌いにならないで…」

凛「………」



45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/01(土) 22:35:31.61 ID:N4LzP8bS0

凛「…そっか。ならしょうがないね」

絵里「えっ…?」

凛「確かに嫌だったけど、それは絵里ちゃんなりの『好き』の形だったんでしょ?」

凛「だったら怒るに怒れないっていうか…えへへ、なんだかよくわかんないね」

絵里「凛…」



48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/01(土) 22:39:05.37 ID:N4LzP8bS0

絵里「凛!」ガバッ

ドサッ

凛「ふぇっ!?な、何!?」

絵里「ごめんなさい。凛」

絵里「私、好きな子が泣くのを見たいなんて今までどれだけ悪趣味だったのか気がついたわ」

凛「あ、うん。わかってくれればいいんだよ」

凛「それより早く上からどいて欲しいかにゃ~…なんて」アハハ…



51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/01(土) 22:46:11.96 ID:N4LzP8bS0

絵里「…残念だけどそれは出来ないわ」

凛「どうして!?」

絵里「今はさっき泣かせちゃった分まで…その顔を快楽で歪ませたいからよ」チュッ

凛「んっ…!絵里ちゃん…」


―――
――




56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/01(土) 22:52:28.41 ID:N4LzP8bS0

絵里「さ、帰りましょうか」

凛「…絵里ちゃん」

絵里「ん?」

凛「腰が抜けて立たなくなっちゃった」エヘヘ

絵里「ふふ、しょうがないわね。…よいしょっと」

凛「お、お姫様抱っこ!?」

絵里「立てないんでしょ?なら私が運ぶしかないじゃない」

凛「でもこれはちょっと恥ずかしいっていうか…」

絵里「そうね。でも恥ずかしがる凛も可愛いから問題ナシよ」ニコッ

凛「にゃあぁぁぁ!おーろーしーてー!」


―完―



60: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/01(土) 22:55:45.58 ID:N4LzP8bS0

後日――

キーンコーン カーンコーン

真姫「花陽。お昼食べよ」

花陽「もちろんいいよ」

真姫「凛は…エリーのとこよね」

花陽「だろうね~」モグモグ

真姫「それにしても…」

花陽「?」

真姫「花陽はずっと凛を想ってたっていうのに、いきなり横からエリーに取られちゃって…悔しいでしょうねぇ」



63: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/01(土) 23:00:12.37 ID:N4LzP8bS0

花陽「なんだ、そんなこと」クスッ

花陽「私は前に凛ちゃんに絵里ちゃんのことが好きなんだって相談された時からスッパリ諦めてたよ」

真姫「それを何も知らず花陽に相談するところが鬼ね…」

花陽「確かにその日の夜は朝まで泣いちゃったけどね、今はすごく嬉しいんだ」

真姫「嬉しい?」

花陽「うん。だって大好きな人が想い人と結ばれて両想いになれたんだよ」

花陽「まるで自分のことみたいにうれしいよ」



68: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/01(土) 23:06:05.62 ID:N4LzP8bS0

真姫「花陽はそれでいいの?」

花陽「ちょっと寂しいけどね。でも好きな人が幸せでいてくれるなら、それは私のところじゃなくてもいいんだ」

真姫(こんな一途でまっすぐな子が選ばれないんだもの。世の中って理不尽よねぇ)

真姫「ふーん。ま、いいわ」

真姫「そういえば今日は練習ないし、帰りにどこか寄ってく?」

花陽「そうだね。じゃあ…」


―もいっこ完―


元スレ
絵里「涙目の凛は普段の三割増しで輝いてると思うの」