1: ◆79vuB7Whgs 2019/01/29(火)01:33:23 ID:fPS

遅くなってごめんね!!!真壁瑞樹のお祝いSSです。





今日は1月の27日。調べてみたところ「国旗制定記念日」だとか「求婚の日」なのらしいです。
しかし瑞希的に。私がお祝いして欲しいのはどちらでもありません。
そうです。何を隠そう私のお誕生日なのです。パチパチパチ~。

瑞希「きっとシアターに行けばケーキが待ってるぞ」

今日は持田さんもプロデューサーもいますし、先ほどは「必ずシアターに来るように!」との連絡がありましたので、今頃みなさんでお祝いの準備をしてくれているのでしょう。
学校の友達からはお祝いはもうしてもらいました。家族からも、お仕事で忙しい父含め朝にお祝いして貰っています。



2: ◆79vuB7Whgs 2019/01/29(火)01:35:20 ID:fPS

校則違反でしたがプレゼントを持ち寄ってくれたりしました。大事に使わなくては…。
特に「似合う」と言って渡してくれたリトルミズキとお揃いのアクセサリー。これは汚せませんし失くせないシロモノです。
外に付けて行くには勇気が必要になるぞ。


瑞希「むむっ」


シアターへ向かう途中、シアターのことがふと頭に過ぎりました。
もう準備は整っているのでしょうか?
今行って、もし間が悪かったりしたら…。などなど。
そう考えてしまい自然と足運びが悪くなってしまいます。


これが主役の重圧?…なんだかドキドキするぞ。



3: ◆79vuB7Whgs 2019/01/29(火)01:38:45 ID:fPS

なので、今日は少し遠回りしてシアターに行きましょう。

ぶら~り途中下車が今はじまりました。

善は急げ、です。早速寄り道を。…あ、今日は急いではダメでした。のんびり寄り道をしましょう。





▽▽▽





シアターの最寄駅から二つ手前で降り、散策の準備をします。

駅でお手洗いを済ませ、今日はウィークデイなのでスマホの電源をオンに。

と、思いましたが最初からオンだったので危うくオフにしかけたぞ!…あぶなかった。

初めて降りる駅なので土地勘がありませんが、私はかしこいので、迷子になったらプロデューサーを呼びます。

シアター近くなのできっとすぐに来てくれることでしょう。

呼んだら来てくれますよね?来てくれないと、泣いちゃいますから。



4: ◆79vuB7Whgs 2019/01/29(火)01:43:07 ID:fPS

…さてさて。本格的に寄り道をしちゃいますよ~。駅舎を出てしばらく、人通りの多そうな場所を目指します。



冬の空気はとても澄んでいて冷たくて。流石に制服だけだと寒いですね。

なので変装用に持ってきていたニット帽を被りましょう。もふもふだぞ。

じつはカバンから取り出しましたこのニット帽。これは父からのプレゼントだったりします。

真壁の人間の、なんと趣味が合うことでしょう。流石は父。

さらにかばんから取り出したるは母からプレゼントされました手袋です。

お休みの日に二人揃って探しに行ってくれたとのことですが、話の半分がデートの感想でしたのでなんだかフクザツ。

我が両親ながら困った人たちです。

聞き手はアンドロイド瑞希が頑張ってくれました。えらいぞ。



5: ◆79vuB7Whgs 2019/01/29(火)01:45:47 ID:fPS



瑞希「かわいい…。」


そうして辿り着いたお店はアンティーク調の小物が目を引いた雑貨屋さん。

射撃の上手そうな店員さんや、毒舌な店員さんはいらっしゃいませんでしたが、

なんとも落ち着いた雰囲気がエモいですね。

…「エモい」の使い方あってます?

最近知った言葉をあまり多用してはいけないなと思いながら店外のショーケースを眺めます。

特に買い物をする予定はありませんでしたが、長居してしまうと何かを買いたくなってきそうです。

可愛らしい小物たちとさよならして次のお店を探します。

…うさぎさんまた会う日までお元気に。



次に目に入ったこのお店は…古着屋さんでしょうか?

いろいろな服がぎゅうぎゅうにちんれちゅ…噛みました。

陳列されていて目当ての服を探し出すのに苦労しそうです。

入口近くにはジュリアさんが好きそうなかっこいい服がありますね。

私も着たらジュリアさんみたいにギターが弾けるようになるでしょうか?

形から入ってみたいので、今度ジュリアさんと一緒に来てみましょう。

おまかせコーディネート、楽しそうだ。



6: ◆79vuB7Whgs 2019/01/29(火)01:48:28 ID:fPS


▽▽▽


早いもので寄り道を初めて1時間が経とうとしていました。

商店街を抜け、シアターのある方角へ進むこと十数分ほど。

図書館があったので今はそこで休憩中です。

別に歩き疲れたわけではありませんが、真新しい外観に興味が沸いてしまいあれよあれよという間に…。

…気づけば貸し出しカードを作ってしましました。

受付のお姉さんと少しお話をしたところ、七尾さんがすでに通っているそうで。

今度おススメの本を聞いてみましょう。

広い館内に置かれたお高そうなソファに座り、早速持ってきた本を読むぞ。

…ソファ、ふわふわだ。

以前北沢さんに聞いた作家さんの絵本を見つけたので、2冊ほど持ってきました。

お昼過ぎで人が少ないお蔭でソファを独り占め。

いい気分です。

ゆったりくつろぎながら絵本を読み進めていきます。



ふむふむ。ふむ。



ほおぉ…これはすごいぞ。

最近の絵本はすごいです。

北沢さんが趣味にするのも納得できました。



7: ◆79vuB7Whgs 2019/01/29(火)01:50:53 ID:fPS


私が子供の頃から飛び出したりはしていましたが、最近のはさらに進化していたのです。

スマートホンを使って読むものには驚かされました。

これは手品にも使えそうだぞ。

絵本を読み終わり新しい本を手に取って。どうもここは中々の穴場のようだと気づきます。

前のお芝居の影響でミステリーを読むようになったので、ここが一瞬にしてパラダイスに見えてきました。



瑞希「今の私は七尾さんにも負けない読書家です。ごごごごご」



そう意気込んだ私は次なる小説を求め、それと読んでいた絵本を片付けにふかふかソファから立ち上がりました。

大丈夫です。あと1冊か2冊。

短編集を選べばきっと大丈夫のはずです。

そう自分に言い聞かせた私は絵本コーナーへと足を進めました。

絵本は大きいので実は持ち運びが面倒だったりしますね。

次にミステリー小説を元あった棚に戻したら私の両手は晴れて自由の身です。

さてさて。次はどんな物語を読みましょう。




8: ◆79vuB7Whgs 2019/01/29(火)01:54:17 ID:fPS




…。

……。

………。

…………。



ぱたり。

今しがた読み終えた小説を閉じ、深呼吸をひとつ。

四条さんみたいに言えばまこと素敵なお話でした。

なんだか主人公の決め台詞をマネしたくなってきたぞ。

でも我慢です。
あの台詞はヒロインがいてこそのなのですから。

短編集の区切りがついたので、館内にある時計に視線を投げます。

おっと、これはいけません。予定時間をオーバーしてしまっています。

もともとゆっくり寄り道大作戦の予定でしたが、これはゆっくりし過ぎました。

まだお仕事の時間とういうわけではありませんが、今から電車に乗ったのでは、きっとお仕事に間に合いません。

大変だぞ。

こうなったら奥の手を使いましょう。

出来れば使いたくありませんでしたが、こうなってしまえば仕方のないことです。

その為にはまず図書館から出なくては。

帰り際、読んでいた本のレンタルを手短に済ませて、今度こそオフだったスマホの電源をオンにします。

数十秒待って起動したのを確認し、覚えていた番号をポパピプペ。




9: ◆79vuB7Whgs 2019/01/29(火)01:55:08 ID:fPS


Prrr... Prrr... Prrr...




瑞希「もしもし真壁です。はい。美咲さん。お疲れさまです。いまシアターにプロデューサーか秋月さんはいますでしょうか?」



瑞希「ではプロデューサーと代わってもらえますか? ありがとうございます」



瑞希「もしもしプロデューサーですか?実はお願いしたいことがありまして」



瑞希「私を…迎えに来てくれませんか?」



おわり



10: ◆79vuB7Whgs 2019/01/29(火)01:57:38 ID:fPS

二日遅れですが瑞希ちゃんお誕生日おめでとう!!
ダイマするけど、みんな瑞希のUNION!!聞いてみてね!!


元スレ
【ミリオン】真壁瑞樹「In The Name of...。Help?」