1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/15(金) 00:39:35.35 ID:yB5WrTeS0

P「もらえないんだろうなぁ、チョコ・・・」

小鳥「何言ってるんですか?プロデューサーさん」

P「考えても見てくださいよ」

P「女性の多い職場とはいえ、アイドル達からすれば俺はオッサンみたいなもんですよ?もらえるわけないですよ・・・」

小鳥「本気で言ってるんですか・・・?」

小鳥(鈍感もここまで来ると犯罪ね・・・)

小鳥「でも、プロデューサーさんは少なくとも1個もらえますよ」





「だって、私があげますから」



2: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/15(金) 00:40:35.27 ID:yB5WrTeS0

P「ぃいいいいいいやっほぉおおおおおおおおおおおおおおおおおう!!!」

P「ありがとう音無さん!!」ギュッ

小鳥「ピ、ピヨッ(手、手、手が!妊娠する!)///」

P「あ、ごめんなさい!つい興奮しちゃって///」バッ

小鳥「イエワタシトシテハコノママオソッテイタダイテモヤブサカデハナイトイイマスカ(ry

P「いやぁ、それにしてもまさか貰えるなんて思ってなかったなぁ!」

小鳥「プロデューサーさん、さっきから疑問なんですが・・・」

小鳥「もしかして自分が基本的にチョコを貰えないと思ってます?」

P「え?皆から貰えるわけないと思ってますけど?」キョトン

小鳥「心底不思議そうな顔しないでくださいよ・・・」ハァ

P「どうしたんですか?」

小鳥「プロデューサーさん、今日は午後には全員事務所に来ますよね?」

P「えぇ、午後には全員来るはずですよ」

小鳥「じゃあ今日中に私がため息ついた理由がわかりますよ、プロデューサー」

P「?」



3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/15(金) 00:41:29.76 ID:yB5WrTeS0

ーーー765プロ事務所:昼休みーーー

P(おかしい)

P(そんなはずはない)

P(アイドルが全員チョコをくれるなんて・・・)



4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/15(金) 00:42:33.29 ID:yB5WrTeS0

美希「ハニー、ミキのチョコが一番美味しかったでしょ?」

亜美「兄ちゃん、もう一個食べてよ!亜美たち特製のハバネロチョコ!」

真美「んっふっふー感謝しながら食べるんだよ^^」

響「自分の完璧なチョコレートも食べてほしいぞ!」

雪歩「ま、まだホットチョコレートあります、から///」

P(美希のハチミツ入りチョコは嬉しかったな。あの美希が頑張ってるのが伝わってきて)

P(問題は他3人)

P(響、完璧なチョコは焦げていないんだぞ。湯煎だからな・・・)

P(亜美真美のチョコ、あれはハバネロをチョコでコーティングした劇物だった・・・)

P(雪歩のホットチョコレートが無ければ泣いていたところだ)



6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/15(金) 00:43:21.61 ID:yB5WrTeS0

やよい「うっうー!伊織ちゃんのくれたチョコおいしいですー!」

伊織「ゴ◯ィバのチョコなんて皆食べ飽きてるかと思ったけど、喜んでもらえて嬉しいわ」フフン

伊織「でもプロデューサーにはゴディ◯のチョコなんてもったいないから、気まぐれで手作りのチョコあげたのよ」

春香「昨日泣きそうな声でチョコレートの作り方聞いてきたのは誰だったかなぁ」

伊織「ちょ、ちょっと春香!言わないでって言ったでしょ///」

春香(のワの)

P(やよいのくれたチョコも伊織のくれたチョコも美味しかった)

P(伊織のチョコは見た目が個性的だったけどな・・・)

P(春香のチョコは心が温かくなる味だったなぁ)



9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/15(金) 00:44:06.38 ID:yB5WrTeS0

真「僕達も頑張ったもんね」

貴音「ええ、まことに良きちょこれいとを作ることができました」

P(真はラッピングが一番凝ってたな。まさに女の子って感じだ)

P(貴音のラーメンチョコは、最初死ぬ気で食おうと思ったがまさかアレほどウマイとは・・・)



10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/15(金) 00:44:51.05 ID:yB5WrTeS0

小鳥「フフフッ・・・」

あずさ「あらあら・・・」

千早「・・・」

P(この三人は・・・)

P(無言のプレッシャーがすごい)

P(いや、全員すごく美味しかったんだけどね)



11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/15(金) 00:45:24.46 ID:yB5WrTeS0

P(それにしても・・・)

P(美希と春香はまだ予想できていた)

P(というよりちょっと期待していた)

P(だけどまさか律子以外全員からチョコをもらえるなんて・・・)

P(一日でこんなにチョコ食ったの初めてだ・・・ちょっと気持ち悪いかも・・・)



12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/15(金) 00:46:24.93 ID:yB5WrTeS0

ガチャ

律子「ただいま戻りました」

全員「「「おかえりなさーい!」」」

律子「あら、全員いるのね」

律子「しかし、予想はしてたけどすごいチョコの匂いね・・・」

律子「まぁいいか・・・ローソンでチョコ買ってきたからみんなに配るわよー」

亜美「おーりっちゃんナイス!しかもお徳用ですな?」

律子「プロデューサー殿もどうぞ」

P「お!もらってもいいのか!?ありがとう律子!!!」

律子「・・・」



13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/15(金) 00:47:11.99 ID:yB5WrTeS0

P(あれ?なんか元気ないな)

律子「さぁ、皆浮かれてないでしっかり働くわよ!」



14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/15(金) 00:48:24.28 ID:yB5WrTeS0

ーーー765プロ事務所:夜ーーー

小鳥「昼間とは一転静かですね」カタカタカタカタ

律子「そうですね。皆仕事増えて来ましたから」カタタタタタタタタタタタタタタタタ

小鳥「ちょっとお茶でも飲んで一息いれますか?」

律子「小鳥さん、30分前にも休んだばかりですけど?」カタタタタタタタタタタタタタタタタ

小鳥「いいじゃないですか、お茶入れてきますね」




律子「そうだ、お茶菓子に食べちゃお・・・」



15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/15(金) 00:49:41.21 ID:yB5WrTeS0

小鳥「おまたせしました~」

律子「ありがとうございます」ガサゴソ

律子「あったあった。小鳥さんも食べませんか?社長に義理チョコ作ってきたんですけど今日会わなかったんで」

小鳥「律子さん」

律子「いやぁ、やっぱり上司にはこういうプレゼントも効果的かなぁと」

小鳥「律子さんっ!」

律子「・・・」

小鳥「説明を」



17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/15(金) 00:50:29.62 ID:yB5WrTeS0

律子「怖く、なったんです」

律子「お昼に事務所について、アイドルに囲まれてるあの人をみたら」

律子「私なんかが渡しても、あの人を困らせるだけなんじゃないかって・・・」

律子「バカみたいですよね。渡す勇気も無いくせに、ラッピングなんかして」

律子「でもいいんです」

律子「もう、いいんです・・・」



19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/15(金) 00:51:13.81 ID:yB5WrTeS0

カチャ ポパピプペ prrrr prrrr prrrr

小鳥「もしもし、プロデューサーさん。今すぐ事務所に戻ってきてください」

律子「ちょ、ちょっと小鳥さん」

小鳥「ええ、そこから直帰予定なのは知ってます。良いから戻ってきてください」

小鳥「いいから戻りなさい」ガチャ



20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/15(金) 00:52:07.25 ID:yB5WrTeS0

律子「ひ、ヒドイじゃないですか!」

小鳥「なんのことですか?」

律子「だって・・・」

小鳥「だってじゃありません!」

小鳥「律子さん、頑張って作ったんですよね?今日渡した皆だってそうです」

小鳥「皆だって勇気を振り絞って渡したんです」

小鳥「本当は私だって怖かった」

小鳥「重いって言われるんじゃないかって、ごめんなさいって言われたらどうしようって」

小鳥「それでも無い勇気振り絞って渡したんです。私、律子さんだけ逃げるのは許しませんから・・・」



21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/15(金) 00:52:43.56 ID:yB5WrTeS0

律子「・・・」

小鳥「プロデューサーさんが戻ってくるまで、私もここにいますから。頑張って」



23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/15(金) 00:53:27.29 ID:yB5WrTeS0

ガチャ

P「も、もどりましたー。えぇと、どうしたんですか?」

小鳥「じゃ、私帰りますから!」

P「え?」

小鳥「頑張って」

P「え?」



24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/15(金) 00:54:08.33 ID:yB5WrTeS0

律子「おかえりなさい」カタ カタ カタ

P「小鳥さんどうしたんだw?」

律子「わかりません」カタ カタ カタ

P「・・・」



P「律子、今日元気ないけどなんかあったのか?」

律子「そんなことないです」カタ カタ カタ

P「俺で良かったら話聞くぞ?」

律子「何もないですって」

P「ええっと・・・」



25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/15(金) 00:55:26.27 ID:yB5WrTeS0

P「俺さ、765プロ入ったばっかりのころ何も分からなくてさ。よく律子に相談したよな?」

律子「・・・」

P「律子はいつも自分の中の理論があって、それを俺でも応用できるように教えてくれた」

P「俺がミスしたら一緒に謝ってくれて、俺が仕事取ってきたら一緒に喜んでくれた」

P「俺、嬉しかったんだ」

P「だから俺、律子の役にたちt「・・・いでしょ」

P「え?」



26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/15(金) 00:56:18.77 ID:yB5WrTeS0

律子「関係ないでしょ!!!」バンッ!

律子「何もないって言ってるんだからほっといてください!」

P「ほっとけるわけないだろ・・・」

P「だって律子、お前泣いてるんだぞ?」

律子「だって、私・・・私・・・」ポタ ポタ

P「無理しなくていいから。落ち着くまで、待ってるから・・・」



27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/15(金) 00:56:59.96 ID:yB5WrTeS0

ーーー10分後ーーー

律子「チョコ・・・」ボソッ

P「ん?」

律子「チョコ、作ったんです・・・」

P「え?」

律子「だから、チョコ作ったんですってば・・・」

P「ごめん、話が見えないんだが?」

律子「あぁ、もう!察してくださいよ!」

律子「私、本当はチョコレート作ってきてたんです」

P「お、おぅ・・・」

律子「もらってくれますか?」



29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/15(金) 00:57:50.13 ID:yB5WrTeS0

P「え?」

P「俺が?」

律子「はい・・・」

P「俺なんかが、もらっていいの・・・?」

律子「プロデューサー殿さえ良ければ」



二人「・・・」



P「いや、その、あのう・・・」

P「ありがとう、すごく嬉しいよ」

P「食べても、いいかな?」

律子「今日はもうたくさん食べたでしょうから、今無理に食べなくてもいいですよ・・・」

P「俺が食べたいの」パクッ



30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/15(金) 00:58:44.50 ID:yB5WrTeS0

P「すごく、うまいよ」

律子「本当ですか?」

P「あぁ、ウソじゃない。」

律子「うぅ・・・」ポタ ポタ

P「あ、お、おい」アセアセ



律子「ち、違うんです」ポタポタ

律子「嬉しいんですけど、なぜか涙が」ポタポタ

P「・・・」



31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/15(金) 00:59:18.23 ID:yB5WrTeS0

P「このタイミングって、ちょっと卑怯かなって思うんだけど」

P「でも言うよ。俺、律子のこと好きだ」

P「俺頼りないけど、頑張るからさ」

P「これからは、律子のことを支えさせて欲しい」

P「ダメかな?」



32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/15(金) 00:59:47.82 ID:yB5WrTeS0

律子「・・・卑怯ですよ」

P「そ、そうだよな。ごめんな」

P「俺、嬉しくて舞い上がっちゃってさ」

P「それd   チュッ



P「い、今のは・・・?」

律子「・・・」///

P「お、オッケーってことだよな?」

律子「・・・」コクッ

P「本当か!?ありがとう!!」

P「うれしいよ!今まで生きていて一番!!一番うれしい!」



33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/15(金) 01:00:20.03 ID:yB5WrTeS0

律子「大げさなんですよ///」

P「だって、本当に嬉しいんだ!」

律子「本当に私でいいんですか?ワガママ言いますよ?素直じゃないし・・・」

P「俺は素直じゃない律子がいいんだ!だから、これからもよろしく!」

律子「私からもよろしくお願いします・・・ダ、ダーリン」


元スレ
P「バレンタインかぁ・・・」