2: >>1 代行ありがとうございます 2019/02/10(日) 06:32:28.67 ID:yHzjb+Mt.net

○果南と千歌

千歌「果南ちゃん! お誕生日おめでとう!」

果南「うん。ありがとう、千歌」

千歌「誕生日といえば!」

果南「いえば?」

千歌「そう、プレゼントです!」

果南「あぁ、みかん。千歌からのプレゼントと言えば、みかんだよね」

千歌「ぶっぶー! 今年の千歌はいままでの千歌と違うんだよ!」

果南「そうなの?」

千歌「そうなの!」



3: 名無しで叶える物語 2019/02/10(日) 06:33:51.78 ID:yHzjb+Mt.net

千歌「――はい、これが私からのプレゼント」

果南「パウンドケーキ? あれ、これってもしかして…?」

千歌「うん、私が作った。そりゃちょっと焦げてたりするかもだけど、味は変わんないはず、だから! だから、その…」

果南「―――――千歌! 私、すっごく嬉しい! ありがとう!」

千歌「ほんとに?」

果南「ホントだよ」

千歌「だって果南ちゃん、何も言ってくれなかったから……」

果南「こんな素敵なプレゼントを貰えるなんて思ってなかったから、驚いちゃってたんだ。ごめん。――あ、そうだ千歌、この後ひま?」

千歌「このあと? 私なら大丈夫だよ」

果南「じゃあ私の家に寄って行かない? せっかくだし、千歌と一緒にこのケーキを食べたいな」

千歌「うん!」



4: 名無しで叶える物語 2019/02/10(日) 06:36:57.67 ID:yHzjb+Mt.net

○果南と曜

曜「果南ちゃん、ハッピーバースデーなのであります!」

果南「ん。ありがとう、曜」

曜「なんでそんなクールなのさ」

果南「そうかな? うーん、まぁ曜たちには毎年お祝いして貰ってるし、なんか今更大騒ぎするような感じでもないかなって」

曜「えー。じゃあそんな果南ちゃんには、渡さないのであります」

果南「わぁー、なんだか急に誕生日が嬉しくなってきたなー」

曜「ぜんぜん心こもってないし」

果南「そうかな?」

曜「そうだよ」



5: 名無しで叶える物語 2019/02/10(日) 06:38:15.41 ID:yHzjb+Mt.net

曜「――まぁいいや、私が好きでやってることだし。はい、これ。果南ちゃんへの誕生日プレゼント」

果南「ありがとう。開けてもいい?」

曜「うん」

果南「……腕時計?」

曜「その時計、デジタル時計なんだけどさ、電波式になってて日本だけじゃなくて、海外の時間も設定できるの」

果南「高性能だね」

曜「パパと同じメーカーの時計だもん。これがあれば果南ちゃんもいつでもこっちの時間分るかな、って」

果南「――ねぇ、曜。曜は寂しくないの? 私は正直に言うと、やっぱり寂しいかな」

曜「私だって寂しいよ! でも、果南ちゃんが自分で決めたことだもん。だから私は応援する!」

果南「曜……」



6: 名無しで叶える物語 2019/02/10(日) 06:39:30.72 ID:yHzjb+Mt.net

曜「それに、果南ちゃんのは修行みたいなもので、終わったら沼津に帰ってくるんでしょ? だったらまたいつでも会えるんだし。もちろん、その間に果南ちゃんが私のこと忘れてなければだけど……」

果南「忘れる訳ないじゃん!」

曜「どうかなー? 果南ちゃんたちがAqoursに入ってからずっと鞠莉ちゃんとダイヤちゃんと一緒だし」

果南「それは、学校の中だと学年違うのもあるからで、」

曜「だよね。一緒にいなくても、想いはひとつなんだし!」

果南「――! 曜にそんなことを言われるなんて……」

曜「ふっふっふっ、私だって千歌ちゃん達に負けないくらい、大きくなってるのであります」

果南「まさか自分の誕生日に幼馴染が成長したのを確認するなんて……でも、ありがとう、曜。なんか元気出た」

曜「うん! あ、じゃあそれは誕生日プレゼントとは別にお返し貰おうかな?」

果南「こら、ちゃっかりしないの」

曜「あはは!」



7: 名無しで叶える物語 2019/02/10(日) 06:41:28.41 ID:yHzjb+Mt.net

○果南と梨子

梨子「果南さん、誕生日おめでとうございます」

果南「ありがとう、梨子。――あはは、なんか照れるね」

梨子「どうしてですか?」

果南「いきなり部屋に呼ばれた、って思ったら、ドレス着た梨子が待ってたんだよ?」

梨子「ドレスといってもこれはワンピースみたいなものですから」

果南「そうなの? ごめんね、私そういうのにはあんまり詳しくなくて」

梨子「い、いえ! 気にしないでください! ――えぇと、それより、そろそろ始めますね」

果南「あ、おっけー。座るね」



8: 名無しで叶える物語 2019/02/10(日) 06:42:55.44 ID:yHzjb+Mt.net

梨子「果南さんへの誕生日プレゼント、色々考えたんですけど、上手くまとまらなくて……でも、ピアノなら上手に伝えられるかもって思って、今日はお呼びしました」

果南「そっか」

梨子「はい。それに、せっかくだから、ちゃんとした服装で演奏できたらな、って思ってこういう格好に」

果南「似合ってるよ」

梨子「えっ? あ、ありがとうございます/// ……え、えと、とにかく。今日はそんな果南さんのことをイメージして選んだ曲を弾きたいと思います。――聞いて下さい」

果南「うん」

~~~♪



10: 名無しで叶える物語 2019/02/10(日) 06:47:26.77 ID:yHzjb+Mt.net



果南 パチパチパチ

梨子「ありがとうございました」ペコリ

果南「すっごく良かった! ありがとう、梨子ちゃん!」

梨子「いえ、これくらい……でも、そう言ってもらえると私も嬉しいです」

果南「――ねぇ、私のことを考えて選んでくれた曲って言ったよね?」

梨子「はい」

果南「じゃあさ、海のイメージかなーってのと、星空のイメージかなって曲は分ったんだけど、ひとつ分らないのがあったんだ。すっごく優しくて、あったかい感じはしたんだけど……」

梨子「やさしくて、あったかい……」

果南「すっごく大切な気持ちで弾いてくれた曲なんだと思う。だから、梨子ちゃんさえよければ、どんなイメージか教えて貰えないかな?」

梨子「えぇと、それは……それは、果南さんへの感謝の気持ちを込めた曲です」



11: 名無しで叶える物語 2019/02/10(日) 06:49:15.60 ID:yHzjb+Mt.net

果南「感謝? 梨子が私に?」

梨子「はい。春に、私が迷っていた頃、海の音を聞かせてくれたのは、果南さんだったので」

果南「私はそのお手伝いをしただけだよ。実際に梨子ちゃんを連れだしたのは千歌と曜だし」

梨子「でも、実際に海に潜ることが出来たのは果南さんのお陰です。だから、ありがとうございます」

果南「……お礼を言うのはこっちの方だよ。今のAqoursがあるのは、梨子ちゃんのおかげだから」

梨子「え?」



12: 名無しで叶える物語 2019/02/10(日) 06:50:16.10 ID:yHzjb+Mt.net

果南「梨子ちゃんが浦の星に来て、千歌たちと今のAqoursを作ってくれたから、私はもう一度スクールアイドル活動が出来た。だから梨子ちゃん、ありがとう」

梨子「そんな、それこそAqoursをやれてるいるのは、背中を押してくれたみんながいたからで……それに果南さん!」

果南「うん?」

梨子「スクールアイドル活動ができた、なんて、まだ終わってません! ――決勝は、これからなんですから」

果南「……! あはは、梨子ちゃんの言う通りだ、決勝はこれからなんだもんね。出来た、なんて過去形じゃ駄目だよね」

梨子「えぇ」

果南「じゃあ明日からまた頑張らないとね、梨子ちゃんも、私も!」

梨子「はい!」



13: 名無しで叶える物語 2019/02/10(日) 06:52:11.16 ID:yHzjb+Mt.net

○果南と善子

[数日前、メッセージアプリにて]

ヨハネ:ねぇ果南、少し時間あるかしら?

果南:どうしたの?

ヨハネ:単刀直入に聞くわね

ヨハネ:今、欲しい物はある?

ヨハネ:あなたの誕生日プレゼントを考えていたんだけど、何を渡せばいいのか分らなかったの

ヨハネ:ごめんなさい

果南:そんなの気にする必要ないのに

果南:善子ちゃんがくれたものだったら何でもいいんだけどなー

果南:でもそう言っちゃうとと、余計に大変かなん?

ヨハネ:そうね、教えて貰えると嬉しいわ



14: 名無しで叶える物語 2019/02/10(日) 06:54:28.44 ID:yHzjb+Mt.net

果南:う~ん

果南:あ、じゃああれはどうかな? 海の家で作ってくれた……なんだっけ?

ヨハネ:堕天使の泪?

果南:それ! その堕天使の泪が食べたいな

ヨハネ:私は構わないけど、いいの?

ヨハネ:あなたたち辛いって大騒ぎしてたじゃない

果南:大丈夫。今、辛い物にはまってるんだ



15: 名無しで叶える物語 2019/02/10(日) 06:56:20.00 ID:yHzjb+Mt.net

――誕生日当日

善子「はぁい果南。この堕天使ヨハネが貴方の生誕祭を祝福するわ」

果南「せいたんさい……? あぁ誕生日!ありがとう、善子ちゃん」

善子「だからヨハネ! ……まぁいいわ。それより果南」

善子「我が闇の力によって生み出された禁じられた宝珠よ、受け取るといいわ」

果南「堕天使の泪! ありがとう」

果南「あ、せっかくだしこの場で貰ってもいい?」

善子「――構わないわ」

果南「よし、じゃぁいただきます」モグモグ



16: 名無しで叶える物語 2019/02/10(日) 06:58:32.66 ID:yHzjb+Mt.net

果南「……おいしい」

善子「ほんとに?! 辛くない? お水あるわよ?」

果南「ほんと、おいしいよ! それは辛いけど、この辛さが癖になるっていうか……」

善子「よかったぁ……」ヘナヘナ

果南「うわ、どうしたの善子ちゃん、大丈夫?」

善子「正直、喜んでもらえるか不安で……」

果南「そんなこと心配する必要ないのに」

善子「だって夏の時、みんな大騒ぎして……そのままじゃ食べてくれなかったじゃない!



17: 名無しで叶える物語 2019/02/10(日) 07:00:48.18 ID:yHzjb+Mt.net

果南「あー言われてみれば。悪いことしちゃったね。ごめん」

果南「でも、あの時は善子ちゃんが自由に作ったものだけど、今日のは善子ちゃんが私の為に作ってくれたものだもん。美味しくない訳ないよ」

善子「――っ」

果南「やっぱりあの時より善子ちゃんと仲良くなれたから、美味しい物を作って貰えるのかな―って。――あれ? ちょっと善子ちゃん、どこ行くのさ?!」

善子「うっさい、そんな恥ずかしいことでっかい声で言うな!」カオマッカ

果南「思ったことを言っただけだよ。って待って、待って善子ちゃん!」

善子「だからヨハネよーー!」ダッ



19: 名無しで叶える物語 2019/02/10(日) 07:03:59.88 ID:yHzjb+Mt.net

○果南と花丸

花丸「おはようございます」

果南「おはよう、マル。今日はどうしたの?」

花丸「果南ちゃんにおめでとうを言いに来たずら。お誕生日おめでとうございます」ペコリ

果南「ご丁寧にありがとうございます」ペコリ

花丸「ふふっ。――さっそくだけど、そんなお誕生日な果南ちゃんには、マルからプレゼントがあるずら」

果南「もしかして、そのために? 大きな物に見えるけど重たくなかった?」

花丸「大丈夫ずら。マル、大好きな本なら何冊でも持てるから」



20: 名無しで叶える物語 2019/02/10(日) 07:06:04.19 ID:yHzjb+Mt.net

果南「てことは、その中身も本かなん?」

花丸「あっ、内緒にするつもりだったのに言っちゃったずら……」

花丸「うん。マルからのプレゼントは本です。受けっとて下さい」

果南「ありがとう、マル。ってあれ、この本、英語で書かれてる……?」

花丸「えっと、その本は海の生き物や植物について書いてある本ずら。果南ちゃん、卒業したら海外に行くんだよね?」

果南「うん」

花丸「だから日本じゃなくて、海外の海の動植物を中心に書かれた本にしたの。本文は英語だけど、日本語の翻訳も載ってるのを選んだんだ」



21: 名無しで叶える物語 2019/02/10(日) 07:08:06.02 ID:yHzjb+Mt.net

果南「……すごい。私、ちょうどこういう本を探してたんだ。すっごく嬉しい。ありがとうマル!」ダキッ

花丸「わわ、果南ちゃんいきなりは苦しいずら~」

果南「あぁあ、ごめんね」

果南「じゃあ……こんな感じで」ハグッ

花丸「えへへ、ぽかぽかずら」

グ~

かなまる「「あ」」



22: 名無しで叶える物語 2019/02/10(日) 07:10:49.73 ID:yHzjb+Mt.net

花丸「えぇと、今のはね、その、」

果南「いつの間にかこんな時間。もうお昼になってたみたいだね。――ねぇマル、せっかくだし家で食べてかない?」

花丸「えっでも急にお邪魔したら悪いずら……」

果南「いいのいいの。今日は誕生日だし、ちょっと奮発してみようかなって思ってた所だし」

花丸「果南ちゃんが作るずら?」

果南「うん。休日のお昼は私が担当だから。――さっき貰ったプレゼントのお返しだと思ってさ」

花丸「う~ん……」

果南「それともマルは私の料理、不安?」

花丸「そんなことないずら!」



23: 名無しで叶える物語 2019/02/10(日) 07:11:46.52 ID:yHzjb+Mt.net

花丸「……そっかお返し、なんだよね」

果南「そう、お返し。だから受け取って貰えないと困っちゃうなー」

花丸「果南ちゃんを困らせる訳にはいかないから、お邪魔することに決めたずら」

果南「おっけー。いきなり誘ってごめんね、マル」

花丸「ううん。ありがとう、果南ちゃん!」



24: 名無しで叶える物語 2019/02/10(日) 07:16:15.11 ID:yHzjb+Mt.net

○果南とルビィ

ルビィ「果南ちゃん、お誕生日おめでとうございます」

果南「うん、ありがとう――なんか、こうやってルビィちゃんにお祝いして貰うの、久しぶりだなー」

ルビィ「そうかな?」

果南「うん。2月に遊びに行くと、よくダイヤと一緒にお祝いしてくれたよ」

ルビィ「……う~ん」

果南「あんまり覚えてない?」

ルビィ「ううん、覚えてるよ。でも……」

果南「でも?」

ルビィ「なんていうか、前はお姉ちゃんのお友達だから『おめでとう』って言ってたような感じで」

果南「あぁなるほどね」

ルビィ「あの頃は、こんなに果南ちゃんと仲良くなれるなんて、思ってなかったから……」

果南「そっか――ねぇ、ルビィちゃん。……ありがとう」

ルビィ「えっ?」



25: 名無しで叶える物語 2019/02/10(日) 07:18:52.09 ID:yHzjb+Mt.net

果南「ダイヤからスクールアイドルを遠ざけたのは私なのに、そんな私をAqoursに迎えてくれて」

ルビィ「違うよ、果南ちゃん。それはお姉ちゃんと二人で決めたことでしょ? だから、果南ちゃんが悪いなんて考えたことないよ」

果南「でも……」

ルビィ「それにね、ルビィ、今がとっても楽しいから、果南ちゃんがAqoursにいてくれてよかった、って思ってるんだ」

果南「―――っ!」ハグッ

ルビィ「果南ちゃん!?」

果南「私、ルビィちゃんにそんなこと言って貰えるなんて、思ってもなかった……
むしろ、あんまり良い様に感じてないんじゃないかもって。――私、すっごく嬉しい!」

ルビィ「果南ちゃん……」

果南「だから……うん。ありがとう、ルビィちゃん」



26: 名無しで叶える物語 2019/02/10(日) 07:21:54.64 ID:yHzjb+Mt.net



果南「――いきなり抱きついちゃって、ごめんね。私の手、冷たかったでしょ」

ルビィ「大丈夫だよ。それに手が冷たい人って、心が暖かい人なんだよ」

果南「そうかな?」

ルビィ「そうだよ。でも、もし果南ちゃんが気にするなら……これ、受け取って下さい」

果南「……手袋?」

ルビィ「うん、ルビィからの誕生日プレゼントです!」

果南「私の色のグリーンだ。かわいい! ありがとう、大切にするね」

ルビィ「えへへ。実はそれ、ルビィが作ったんだ」

果南「ホントに? すごい! ……なんだか今日はルビィちゃんに貰ってばかりだね」



27: 名無しで叶える物語 2019/02/10(日) 07:23:23.35 ID:yHzjb+Mt.net

ルビィ「果南ちゃんのお誕生日なんだもん、普通じゃないかな?」

果南「でも私、お返しし切れないかも……」

ルビィ「うーん、あ、じゃあルビィからお願いしてもいいですか?」

果南「なに?」

ルビィ「ハグ、したいです」

果南「うん!」ハグッ

果南「――これからもよろしくね、ルビィちゃん」

ルビィ「こちらこそよろしくお願いします、果南ちゃん」



28: 名無しで叶える物語 2019/02/10(日) 07:25:10.96 ID:yHzjb+Mt.net

○果南と鞠莉

鞠莉「Happy birthday! 果南!」後ろからハグっ

果南「うわぁ? あ! えっと……さんきゅー、まりー」

鞠莉「もう、なにそれ」クスクス

果南「だって仕方ないじゃん、いきなり英語で言われたらこうなるって」

鞠莉「別に日本語で返してくれてよかったのに。それに、ハッピーバースデーくらい分るでしょう?」

果南「そうだけど、でもやっぱり突然後ろから英語で言われたら驚くって」

鞠莉「じゃあもう一回ね」(腕をほどいて正面に向き直す)

鞠莉「果南、誕生日おめでとう」

果南「うん! ありがとう、鞠莉。――ハグ、しよ?」

鞠莉「イェース!」ハグッ



29: 名無しで叶える物語 2019/02/10(日) 07:27:50.03 ID:yHzjb+Mt.net

鞠莉「ところで果南」

果南「なに?」

鞠莉「バースデープレゼント、何がいいか考えてくれたかしら?」

果南「あぁ、あれね。いやー、いざ何でもいい、って言われると難しいんだよねー……」ウデクミ

鞠莉「だって、せっかくの果南のバースデーなのに! ニネンブゥリデスよ?!」

果南「それ言いたいだけでしょ。――うーん……あっ」

鞠莉「決まった?」



30: 名無しで叶える物語 2019/02/10(日) 07:31:03.95 ID:yHzjb+Mt.net

果南「ねぇ、ほんとに、何でもいいんだよね?」

鞠莉「えぇ。私に出来る範囲なら」

果南「……じゃあ、鞠莉」

鞠莉「なにかしら?」

果南「そうじゃなくて」

鞠莉「ワッツ?」

果南「鞠莉が、ほしい」

鞠莉「えっ」

鞠莉「……………………………………………………うん////」



31: 名無しで叶える物語 2019/02/10(日) 07:34:13.32 ID:yHzjb+Mt.net

○果南とダイヤ

ダイヤ「お誕生日おめでとうございます」

果南「ありがとう、ダイヤ」

果南「……」ウーン

ダイヤ「果南さん? どこか具合でも?」

果南「あ、いや、別に大したことじゃないんだけど」

ダイヤ「?」



32: 名無しで叶える物語 2019/02/10(日) 07:36:35.77 ID:yHzjb+Mt.net

果南「なんか、ついこの前ダイヤに『おめでとう』って言ったはずなのに、もう言われる側なんだなーって」

ダイヤ「そうですね……それだけ充実した今を送れている、ということではないでしょうか?」

果南「……うん」

ダイヤ「千歌さんたちに誘われてもう一度Aqoursを始めたあの日から、わたくしたちの毎日はあっという間ですわ」

果南「だよね。……ほんと、千歌やみんなには感謝してもしきれないや」

ダイヤ「ええ」



33: 名無しで叶える物語 2019/02/10(日) 07:38:32.44 ID:yHzjb+Mt.net

果南「――ところでさ。そのブレスレット、私がこの間あげたものだよね?」

ダイヤ「はい。果南さんから頂いた、大切なものですけれど……どうかいたしましたか?」

果南「うーんとね、私にはそういうの無いのかなって」

ダイヤ「そういうもの?」

果南「だから、ダイヤからは誕生日プレゼントは貰えないのかなーって」

ダイヤ「あぁっ!」クチオサエ

果南「まさかダイヤ、忘れてたわけじゃ……」

ダイヤ「……」

果南「うそ? ホントに? 流石の私でもちょっと傷つくよ?」

ダイヤ(……冗談ですわ」

果南「え?」



34: 名無しで叶える物語 2019/02/10(日) 07:40:19.08 ID:yHzjb+Mt.net

ダイヤ「ですから、冗談ですわ。わたくしが果南さんへのプレゼントを忘れるなんてこと、ありえません」

果南「ホントに? あーもう、びっくりしたんだけど!」

ダイヤ「果南さんからプレゼントの話をしてくるとは思ってなかったので、少しからかってみたくなってしまって……ごめんなさい」

果南「もう、別にいいけどさー」

ダイヤ「そう拗ねないでください。――少しじっとして頂けませんか?」クビモトオサエ

果南「別に拗ねてないしー……んっ――ペンダント?」

ダイヤ「はい。なるべく色んな服装と合わせやすい物を選んだつもりですが……」

果南「ありがとう、ダイヤ。これ、すっごくいい!」

ダイヤ「そう言って頂けると何よりですわ」



35: 名無しで叶える物語 2019/02/10(日) 07:42:03.21 ID:yHzjb+Mt.net

果南「でもダイヤ、聞いたことあるんだけど」

ダイヤ「はい?」

果南「ペンダントとかネックレスを贈る意味って、その相手を束縛したいとかどうとか……」

ダイヤ「なっ――破廉恥ですわ!」

果南「破廉恥って、ダイヤが私に選んだんでしょ?」

ダイヤ「そうですが、別にそういう意味があった訳では!――いいえ、もしかすると、間違っていないのかもしれませんわ」

果南「えぇっ?」



36: 名無しで叶える物語 2019/02/10(日) 07:43:22.81 ID:yHzjb+Mt.net

ダイヤ「だって果南さん、居なくなってしまうんですもの……」

果南「――っ! それは、鞠莉だって……」

ダイヤ「だからこそ、わたくしは果南さんを縛りつけておきたいのです」

果南「ダイヤだって、東京行っちゃう癖に……」

ダイヤ「ええ、その通りです。でも、わたくしはここに戻ってきます」

ダイヤ「だから果南。あなたも必ず帰ってきて。ずっと待っているから」

ダイヤ「もちろん、鞠莉さんも連れて、ルビィや千歌さんたちと一緒に」

果南「……うん。――ねぇ、ダイヤ。ハグ、したい」

ダイヤ「はい、喜んで」ハグッ



37: 名無しで叶える物語 2019/02/10(日) 07:48:45.78 ID:yHzjb+Mt.net

○果南とAqours

8人「果南ちゃん、誕生日おめでとう!」

果南「みんな、ありがとう♪」

―――
――


ワイワイガヤガヤ

ダイヤ「果南さん、楽しんで頂けていますか?」

果南「うん、楽しんでるよ」

鞠莉「その割にはクールに見えるけど?」

果南「そうかな? あーまぁ、わざわざパーティーなんて良かったのになーって思っちゃって」

鞠莉「寂しいこと言うじゃない?」

果南「そうじゃなくて、」

果南「誕生日とはちょっと違うんだけど……私はもうみんなから貰ってるからさ、すっごく大きなプレゼントを」

ダイヤ「まぁ。それでパーティーまでは、という訳ですね」

果南「うん、そういうこと」

鞠莉「で、そのプレゼントってなんなのかしら?」

果南「ふふっ、Aqoursだよ」



38: 名無しで叶える物語 2019/02/10(日) 07:51:06.90 ID:yHzjb+Mt.net

以上になります。お目汚し失礼しました
また、お付き合いありがとうございます

果南ちゃん、お誕生日おめでとう!



41: ちょっとだけ思い浮かんだので追記します 2019/02/10(日) 09:36:56.80 ID:yHzjb+Mt.net

○果南と聖良

聖良:こんにちは

聖良:今日が誕生日だとお伺いしました

聖良:おめでとうございます

果南:聖良さん

果南:ありがとうございます

聖良:せっかく親しくさせて頂いているのに、何もお贈りできないのは少し心苦しいですね

果南:そんな、お祝いして貰えただけで嬉しいのに



42: 名無しで叶える物語 2019/02/10(日) 09:39:07.59 ID:yHzjb+Mt.net

果南:あ、でももし聖良さんが気にするなら、プレゼント替わりじゃないけど、呼び捨てで呼ばせてもらえないかな?

聖良:呼び捨てですか?

果南:うん

果南:私、親しい人はほとんど呼び捨てで呼んでて

果南:どうかな?

聖良:なるほど

聖良:それが親愛の証ということでしたら、ぜひ

果南:ありがとう!

果南:じゃあよろしく、聖良

聖良:はい、こちらこそ!



43: 名無しで叶える物語 2019/02/10(日) 09:40:32.99 ID:yHzjb+Mt.net

○果南と理亞

Ria:誕生日おめでとうございます

果南:理亞ちゃん!

果南:ありがとう!

果南:知っててくれたの?

Ria:ごめんさい、違う

Ria:ルビィに今日があなたの誕生日だって言われたから

果南:そっか

果南:でも直接連絡してくれて嬉しい

果南:ありがとう

Ria:あなたのことも応援してるから

Ria:ラブライブ頑張って

果南:うん!



44: 名無しで叶える物語 2019/02/10(日) 09:44:31.19 ID:yHzjb+Mt.net


学校

果南「ルビイちゃん、ありがとね」

ルビィ「え?」

果南「理亞ちゃんのことだよ」

ルビィ「理亞ちゃん?」

果南「ルビィちゃんが私の誕生日を教えてくれたんだよね?」

ルビィ「……? 良く分らないけど、ルビィ、理亞ちゃんとそういうお話してないよ?」

果南「えっ…………!」



45: 名無しで叶える物語 2019/02/10(日) 09:46:05.01 ID:yHzjb+Mt.net

これで本当に終わりです、ありがとうございました
ついでにもう一回言わせて下さい
果南ちゃん、誕生日おめでとう!


元スレ
果南とAqours