4: 名無しで叶える物語 2019/02/23(土) 21:34:21.20 ID:beSNQ3MF.net

ダイマリ寄り

時系列はうぉたぶー後



5: 名無しで叶える物語 2019/02/23(土) 21:35:02.36 ID:beSNQ3MF.net

黒澤家


ダイヤ「ただいま帰りましたわ~…」ガララ


ルビィ「あっ、おねぇちゃんおかえり~」ゴロ-ン


ダイヤ「ルビィっ!もう3月になるのですから、コタツでゴロゴロするのはぶっぶ──」


ダイヤ「……んまぁぁああああ!!!???」ドサッ!


ルビィ「?どうしたの、おねぇちゃん?」


ダイヤ「る、ルビィ!!あ、あなた…そのあ、あ、あ──!」


ルビィ「……あ?」



6: 名無しで叶える物語 2019/02/23(土) 21:35:34.70 ID:beSNQ3MF.net

ダイヤ「足がっ!!!こたつの反対側まで伸びていますわぁああああ~~っ!!!」


ルビィ「……あぁ!これね。ただの成長期だよ、おねぇちゃん」


ダイヤ「!!……なるほど、成長期ですか……それなら納得──」


ダイヤ「するわけないでしょう!がっ!!」


ルビィ「そんなこと言われても~…」パタパタ


ダイヤ「そんなっ………あの可憐で…白く…眩いルビィの足が……いつのまにっ…!」



7: 名無しで叶える物語 2019/02/23(土) 21:40:39.27 ID:beSNQ3MF.net

クックックッ...


ダイヤ「……ん?」


ルビィ「……あぁ~…」


ダイヤ「…………」スタスタスタ


ガバッ


鞠莉「クックックッ..….フ-ッ,フ-ッ......あっ」


ダイヤ「…………」


鞠莉「!!!!~~~プッ、ガッハッハッハッ!!!ダ、ダイヤっ……~~~~っっ!!バカみたいに間に受けてっ──……ピィ--ッwww!!」


ダイヤ「鞠莉さん」


鞠莉「……………はい」


ダイヤ「──そこに直りなさぁぁあああああいっ!!!それと、ルビィもですわぁ!!」ビシッ!


ルビィ「えぇっ!?ルビィもぉ~~っ!?」



8: 名無しで叶える物語 2019/02/23(土) 21:41:36.91 ID:beSNQ3MF.net

ーーーーーー



ダイヤ「今日こそコタツを片付けます」キッパリ


ルビィ・鞠莉「えぇ~~~~っ!?」


ルビィ「それはあんまりだよ、おねぇちゃん!」


鞠莉「そうデース!マリーたちに死ねと言うのデースか!?!?」



9: 名無しで叶える物語 2019/02/23(土) 21:42:10.06 ID:beSNQ3MF.net

ダイヤ「おだまらっしゃいっ!そもそもこんなものがあるから、ダラけてしまうのでしょうがっ!」


ダイヤ「お母さまがキツく言わないので大目に見ていましたが…──いい機会です。すぐに片付けますので、お二人とも手伝ってください」


鞠莉「そんなぁ~…」


ルビィ「うゅゅ……っ!!」ワナワナ


ルビィ「お姉ちゃんがその気ならお好きにどーぞっ!ルビィは花丸ちゃんと遊んでくるから!」スッ


ダイヤ「なっ……!お待ちなさいルビ」ピシャ!!


タタタタタッ ガララ バタンッ!!



10: 名無しで叶える物語 2019/02/23(土) 21:42:45.07 ID:beSNQ3MF.net

ダイヤ「…………」


鞠莉「……Oh...」ボソッ


ダイヤ「!……ま、まったく、あの子は……こ、子どもなんですからっ……」


ダイヤ「…………」シュン


鞠莉「……コタツの片付け、手伝うよ?」


ダイヤ「………いえ……少し時間を置いてから……やりましょうか…」


鞠莉「いえっさー…」


ーーーーー



11: 名無しで叶える物語 2019/02/23(土) 21:43:17.95 ID:beSNQ3MF.net

テレビ『オスナヨ!オスナヨ!.....』バシャ-ン!


テレビ『イヤ、ドウイウオワライ!?』ドッ


鞠莉「ふふっ…」  


鞠莉「……」チラッ


ダイヤ「……」ボ-...


鞠莉(うーん…なかなかの致命傷…)


鞠莉(ま、今年最後のコタツだしぃ……めいっぱい堪能しよーっと♪)ヌクヌク



12: 名無しで叶える物語 2019/02/23(土) 21:44:23.55 ID:beSNQ3MF.net

ダイヤ「……鞠莉さん…」


鞠莉「なぁーにぃ?」


ダイヤ「ビデオ……見てもいいでしょうか?」


鞠莉「いいよー」


ダイヤ「……準備しますね」ススッ


鞠莉「はいはーい」


ダイヤ「……」イソイソ


鞠莉(……"ビデオ"……)



13: 名無しで叶える物語 2019/02/23(土) 21:44:55.64 ID:beSNQ3MF.net

鞠莉「……ダイヤってさ、もしかして"アニメ"のこと"マンガ"って呼ぶタイプ?」


ダイヤ「?……アニメはアニメでしょう」


鞠莉「あ、そうなんだ」


鞠莉「うーん……じゃ、あれは?」リモコン


ダイヤ「チャンネル」


鞠莉「……」


ダイヤ「……なんなのですか?」



14: 名無しで叶える物語 2019/02/23(土) 21:45:52.59 ID:beSNQ3MF.net

鞠莉「擦り傷の時に貼るものは?」


ダイヤ「カットバン」


鞠莉「雨の日、小学生が着るものは?」


ダイヤ「雨合羽」


鞠莉「今から見ようとしてるのは?」


ダイヤ「ビデオ」


鞠莉「……むふっ…」


ダイヤ「どんなお笑いですか…」


鞠莉「いや、バカにしてるわけじゃないの。ただ…」


ダイヤ「ただ?」


鞠莉「……ダイヤは見た目通りのキャラなんだなぁってだけ♪」ホッコリ



15: 名無しで叶える物語 2019/02/23(土) 21:47:06.63 ID:beSNQ3MF.net

ダイヤ「……やはりバカにしてませんか?まぁいいですけど…」ガシャ ウィ-ン


鞠莉("ビデオ"……とかいうから、一昔前のどデカイビデオテープが出てくるかと思ったけど──ちゃかしBlu-ray diskなのよね~…)


鞠莉(ただ、ダイヤが使うボキャブラリーが古いってだけか──)


『プロフェッショナル μ's、栄光の軌跡』


鞠莉「えっ」


ダイヤ「えっ?」



16: 名無しで叶える物語 2019/02/23(土) 21:47:51.25 ID:beSNQ3MF.net

鞠莉「……あっ、これ見るの?今から」


ダイヤ「はい、気分を上げようとおもいまして」


鞠莉「……」


ダイヤ「お気に召しませんでしたか?」


鞠莉「う、うーん…予想してたのと違ってたからちょっとびっくり」


鞠莉(……てっきり溜め録りしてたドラマか映画がくるかと思った…)



17: 名無しで叶える物語 2019/02/23(土) 21:49:18.81 ID:beSNQ3MF.net

ダイヤ「長らく観てなかったので楽しみですわぁ…♪」ウキウキ


鞠莉「へぇ…最後に観たのいつ?」


ダイヤ「先週の水曜日です」


鞠莉「いや、いうほどスパン空いてないけど大丈夫?」


ダイヤ「そ、そうでしょうか?放送したての頃は1日3回ほど観てましたので…」


鞠莉「マリーがプロフィールに書いた1日のシャワーの回数並…っ!?……あれ、ほんとはキャラ立たせるために1回分多く書いちゃったし…」


ダイヤ「みなさんも疑ってはいましたが……嘘はいけませんわよ」フゥ


鞠莉「Sorryそーりー♪」テヘペロ


ダイヤ「──と・に・か・く!気分が沈んだ時はこれを観るのが一番なのですっ……お付き合いしてもらいますわよ」


鞠莉「はぁ~い…」



18: 名無しで叶える物語 2019/02/23(土) 21:50:20.15 ID:beSNQ3MF.net

ーーーーー


テレビ『一世を風靡した伝説のスクールアイドル、μ'sが結成されたのは──』


ダイヤ「……」シンケン


鞠莉(かんっぜんにゾーン入ってるわぁ~…これ…)


鞠莉「……あ……そーいえばさ、卒業旅行だけど…ほんとに沖縄でよかったの?」


ダイヤ「ええ、私は構いませんけど」


鞠莉「……日本じゃなくて、海外とかでもよかったんだよ?予約とかはパパにお願いするわけだし」


ダイヤ「……惹かれないわけではありませんが……お二人とも新天地が海外なわけですし、日本の観光地がいいでしょう?」



19: 名無しで叶える物語 2019/02/23(土) 21:51:17.36 ID:beSNQ3MF.net

鞠莉「ん~……それは一理あるけどねぇ……果南はなんて?」


ダイヤ「あの人は海があればとりあえずいいでしょう……函館に行った時は、海風が冷たい海は海じゃないとか意味不明なこと言ってましたが」


鞠莉「そのあと、"自分が温まったらいいじゃん!"とか言って、全速力でランニングした後に浜辺に行ったの腹抱えて笑ったけど……今思い返すと引くわ…」


ダイヤ「ふふっ……あっ、鞠莉さん。すみません」スッ


鞠莉「……ん?」



20: 名無しで叶える物語 2019/02/23(土) 21:51:51.65 ID:beSNQ3MF.net

テレビ『~~~~♪』


ダイヤ「──ぁいせぇええええええいっっ!!!」


ダイヤ「へいっ!へいっ!へいスタートダッシュ!!!」ガチフリ


鞠莉(……もしかして…1日3回これやってたりして…!……いやいや!ダイヤに限ってそんなまさか……)


鞠莉「…………」ゾッ


鞠莉「……私の幼馴染、下手な怪談より怖いエピソードありじゃない…?」ボソッ



21: 名無しで叶える物語 2019/02/23(土) 21:53:10.74 ID:beSNQ3MF.net

ーーーーー

テレビ『第2回ラブライブを優勝したμ's。その勢いは止まらず、次の舞台は世界へと広がりました』


ダイヤ「うっ……ううっ……エリーチカぁ……」グスンッ


鞠莉(愛が重い…)


テレビ『スクールアイドルの魅力を伝えるため、μ'sはアメリカで"Angelic Angel"を披露──高校生離れしたパフォーマンスで、世界中を熱狂の渦に包みます』


鞠莉「……ねーダイヤ」



22: 名無しで叶える物語 2019/02/23(土) 21:54:01.10 ID:beSNQ3MF.net

ダイヤ「なっ……なんでしょうかぁ……?」グスッ


鞠莉「……μ'sってさ……ラブライブで優勝して──アメリカでも、大成功したわけじゃない?」


ダイヤ「……そう…ですわね」スンッ


鞠莉「それってさ……やっぱり、μ'sみたいになりたかったとか…あるの?」


ダイヤ「……Aqoursもラブライブで優勝したではありませんか」


鞠莉「んーとね、そういうことじゃなくて…」


ダイヤ「……はっきり言ってもらわないと、意図みえませんわ」


鞠莉「~~っ!つまりね!μ'sは海外でも成功したから──……ダイヤも、そうなりたかったのかな……って」


ダイヤ「……」



23: 名無しで叶える物語 2019/02/23(土) 21:55:55.34 ID:beSNQ3MF.net

鞠莉「──ごめん。ナンセンスな質問だったわ……忘れて?」


ダイヤ「……いいえ。鞠莉さんは……わたくしがスクールアイドルとして、μ'sに嫉妬したりしないのか──そう、言いたいのですね」


ダイヤ「……」フゥ


ダイヤ「確かにμ'sはわたくしのスクールアイドルのきっかけであり、憧れの存在です」


鞠莉「……」



24: 名無しで叶える物語 2019/02/23(土) 21:57:09.63 ID:beSNQ3MF.net

ダイヤ「──しかしあの時、アキバドームしたAqoursのパフォーマンスは──μ'sに勝るとも劣らない……そう、わたくしは思っています」


鞠莉「!……ダイヤ……」


ダイヤ「……なんて思うのは、わたくしの驕りでしょうか?」ニコッ


鞠莉「!……~~~~っ!!!」モゾモゾ


ダイヤ「……鞠莉さん?」


鞠莉「──はぐぅ♪」ギュ-


ダイヤ「ちょっ、ちょっと鞠莉さん!突然なんですの!?」



25: 名無しで叶える物語 2019/02/23(土) 22:02:24.26 ID:beSNQ3MF.net

鞠莉「ううん……驕りなんかじゃないっ!──あの瞬間、あの場所で──観客を釘付けにしてたのは他でもない、Aqoursなんだもんっ!」ニコッ


ダイヤ「!……ええ、勿論ですわ」ニコッ


鞠莉「ふふっ…♪」


鞠莉「!!……ねぇダイヤっ!」ズイッ


ダイヤ「ち、近いですっ…///」


鞠莉「卒業旅行さ──やっぱり海外いこっ!」



26: 名無しで叶える物語 2019/02/23(土) 22:03:16.53 ID:beSNQ3MF.net

ダイヤ「は?……はぁ!?……さ、先ほど沖縄と決まったばかりではありませんか!」


鞠莉「だーめっ!果南とダイヤと私で……μ'sみたいにライブするの!」


ダイヤ「ら、ら、ライブっ!?……そんな無茶苦茶なっ…!」


ダイヤ「曲は!?衣装は!!歌詞はっ!!!……宛てはあるんでしょうね…!?」


鞠莉「アイデアなんて行ったらいくらでも湧いてくるって♪せっかくの海外なんだし、G線状みたいなオシャレな衣装が似合うかも!ライブの場所なんかも──」


ダイヤ(ま…まずい……ここで鞠莉さんを止めないと、とんでもないことに…っ!)


鞠莉「そうと決まれば、果南ちに行って計画立てなくちゃっ!飛行機もホテルも予約しないとだし~……忙しくなるわよっ、ダ・イ・ヤ♪」



27: 名無しで叶える物語 2019/02/23(土) 22:03:53.02 ID:beSNQ3MF.net

ダイヤ「い、今からですか!?……はぁ……もう……」ポリポリ


ダイヤ(一度スイッチが入った鞠莉さんは誰にも止められない……どうせ、果南さんも一緒になって騒ぐでしょうし──)


ダイヤ("スクールアイドルにら興味がない"……なんて言っていたのが、遠く昔のことよう)クスッ


テレビ『……最後にμ'sのリーダー・高坂穂乃果は、次代を担うスクールアイドルたちに向けてこのような言葉を残しました──』


『今の私たちなら、きっとどこまでだって行ける! どんな夢だって叶えられる! 』


ダイヤ・鞠莉「!」



29: 名無しで叶える物語 2019/02/23(土) 22:05:37.19 ID:beSNQ3MF.net

鞠莉「……いきましょう、ダイヤ──まだ私たちの知らない世界が待ってるわっ!」


ダイヤ「……まったく、仕方ありませんわね。また3人で──全部、一から作りましょう」ニコッ


鞠莉「んん~~っ!──れっつごぉーぅ♪♪」 ダッ


……もう二度と、私はスクールアイドルに戻ることはない。


ダイヤ(なんて、昨日の今日、決別を誓ったばかりでしたのに…)


わたくしは、最後の最後まで……幼馴染ふたりに振り回されそうです。


ダイヤ(……ですが最近、この自由奔放なおふたりに気づかされたことがありますの……それは──)


ずっと自由に、生きてたいっ!



30: 名無しで叶える物語 2019/02/23(土) 22:09:09.32 ID:beSNQ3MF.net

おわりです。

メビウスループの用意をしていた理由こんなだったらなぁと妄想しながら書きました。
短編でしたがスレ立て、保守ありがとうございました。


元スレ
鞠莉「メビウスループを抜け出して」