SS速報VIP:難波笑美「友紀さんと智香ちゃんに国歌斉唱のオファーがきたやて!?」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1371691610/1: ◆hhWakiPNok 2013/06/20(木) 10:26:50.63 ID:rNvpiqme0
まずはこちらをお聴きください。
https://www.youtube.com/watch?v=um-BH7hPp4w
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1371691610
2: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/20(木) 10:33:58.04 ID:rNvpiqme0
P「友紀(姫川友紀)と智香(若林智香)に国歌斉唱の仕事だぞ!」
友紀「それってオールスターの第1戦ですよね!?」
智香「ひゃっほーう☆ そんな大舞台で歌えるなんて夢みたいですっ!」
P「ああ。全力チアガールとフレッシュチアガールの2人に、ぜひ盛り上げてほしいそうだ」
友紀「やったねー! 大好きなプロ野球のオールスターに、私も参加できるんだ!」
智香「がんばって盛り上げようねっ☆」
P「そうだな、恥ずかしくない国歌斉唱を頼むぞ」
友紀「わかってますって。プロ野球関係で国歌斉唱でしくじると、後々までネタにされちゃうんですから」
智香「?」
P「あー……彼の二の舞にはならないようにな」
友紀「わかってますよ。智香ちゃん、国家だからダンスは封印だけど、気持ちを歌にこめようね」
智香「うんっ! じゃあ練習しようよっ☆」
難波笑美「まいどおはようさん。お、なんや2人してはりきっとるなあ」
友紀「へっへへー。私たちは、オールスターに呼ばれちゃったんだ」
笑美「え?」
智香「国歌斉唱をするんだよっ☆」
笑美「えープロデューサー、なんでウチは呼ばれへんねん。友紀さんほどじゃないにしても、ウチかて大のタイガースファンやし知名度あんねんで」
P「ふふふふふ。心配するな、笑美」
笑美「な、なんや?」
P「笑美と巴にはセリーグの選手にインタビューしてもらう」
笑美「ほんまに!? やったー!」
村上巴「よろしく頼むけんのう。それにしても、オールスターはマツダがスポンサーじゃのに、なんでマツダスタジアムでやらんのじゃ……」ブツブツ
笑美「まあまあ。ウチは阪神の選手を中心にインタビューさせてもらうから、巴ちゃんはカープの選手頼むな」
巴「もちろんじゃ。ああ、楽しみじゃのう……宮島さんの神主が~♪」
笑美「六甲おろしに~♪」
巴「おみくじ引いて♪ 申すには~♪」
笑美「蒼天駆ける~♪ 日輪の~♪」
巴「今日もカープは♪」
笑美「うるわしく~♪」
巴「勝ち♪ 勝ち♪」
笑美「オウオウ~♪」
巴・笑美「フレフレフレフレ~♪」
巴「って、一緒に歌うなや! カープの応援歌に六甲おろしがまじったで!
笑美「アハハハハ。かんにんな!」
智香「なんか楽しそうだねっ☆」
友紀「野球好きが多くて、嬉しいなあ。さあ、私たちも国歌斉唱の練習やろうよ」
智香「うんっ☆」
友紀・智香「君が代は~♪」
笑美「颯爽と~♪」
友紀・智香「千代に八千代に……」笑美「……にちりんの~♪」
友紀・智香・笑美「「さざれ石の覇気~♪ うるわしく~♪」」
友紀・智香・笑美「「苔のむすまで~♪ 阪神タイガース~♪」」
巴「おう? おう、おう! おう!!」
友紀・智香・笑美「「阪神タイガース~♪ フレフレフレフレ~♪」」
智香「ふう、決まったねっ☆ って、あれ?」
友紀「今、途中から国歌じゃなくなってなかった?」
笑美「気のせいや」
巴「待たんかい! どう考えても、途中から六甲おろしになっとったじゃろうが!」
友紀「え? そう?」
智香「やっぱりっ?」
巴「笑美、人が歌うとるところで六甲おろしはやめときんさい。なんや混じって訳がわからんようになるけん」
P「六甲おろしの歌の持つパワーはすごいな」
友紀「悪いけど笑美ちゃん、ちょっと席外してもらえる?」
智香「国歌はさすがに失敗できないから」
笑美「はいはい。しゃあないなあ」
~レッスンスタジオ~
バタン
新田美波「あら、笑美ちゃんおはよう」
笑美「おはようさん、美波さん……って、またえらいセクシーな衣装やなあ!」
美波「うふふ。ちょっときわどいかしら……ね?」
笑美「い、いや、似合ってて羨ましいなあって」
美波「そう? 嬉しいわ。今ね、CDの曲の練習してたの」
笑美「あ、隣でウチもやってもエエ?」
美波「いいわよ」
美波「Do you know venus? Be your venus♪」
笑美「六甲おろしに颯爽と~♪」
美波「ガラスの檻から♪」
笑美「蒼天翔ける~♪」
美波「傷つき抜け出すほどの♪」
笑美「阪神タイガース~♪」
笑美波「オウオウオウオウ 阪神タイガース~♪ フレフレフレフレ~♪」
美波「ふう、調子良く歌えたけど何か不自然だったかしら?」
笑美「そんなやことあらへんで。エエ歌声やったと思いますよ?」
美波「そうかな? ありがとう。じゃあ私はこれで、あがるわね」
笑美「お疲れさんでした!」
ガチャ
神崎蘭子「煩わしい太陽ね!」(訳:おはようございます)
笑美「おお、蘭子ちゃんやないか。蘭子ちゃんも歌の練習にきたん?」
蘭子「眷属を召還せし呪詛の場を求めて」(訳:ライブでのトークの練習に来ました)
笑美「そうか。ウチ歌っとるけど、気にせんといてな」
蘭子「不問の事象なり」(訳:わかりました)
笑美「六甲おろしに~♪ さっそうと~♪」
蘭子「我が名を讃えよ!」(訳:みんな、今日はありがとう!)
笑美「蒼天かける~♪」
蘭子「旭日の光を我が眷属が打ち払わん!」(訳:はやくから集まってくれて蘭子、感激!)
笑美「青春の覇気~♪」
蘭子「うるわしき我が血の脈動を汝らも得るがいい!」(訳:蘭子のトキメキを、今日はみんなにわけてあげちゃうからね!)
笑美「輝く我が……」
蘭子「我が名は蘭子! 阪神崎……」
笑美「蘭子~♪」
蘭子・笑美「オウ オウ オウオウ 神崎蘭子~♪ フレ~♪ フレフレフレ~♪」
蘭子「緊急地震速報」(訳:なんや自信がついた気がするわ)
笑美「そらよかったなあ。ライブ、がんばってや」
蘭子「新井選手通算千打点達成」(訳:センターを越えた存在になれればとは思ったけど、まさかこんなにお客さんが入るとは………。アイドルになった時には、ファンの人数を積み重ねていければいいと思っていました。支えてくれた人たちに感謝です)
笑美「蘭子ちゃん、エエ娘やな……お、卯月ちゃんやないか」
島村卯月「あ、笑美ちゃんおはよう」
笑美「今日はオフやなかった?」
卯月「あ……うん、そうなんだけど、ちょっと自主トレしようかなって」
笑美「熱心なのは結構やけど、無理したらアカンで」
卯月「でも……私、取り柄とか個性がないからがんばらないと」
笑美「そんなことあらへん。卯月ちゃんは可愛いし、優しいからうち大好きやで?」
卯月「え? えへへ、ありがとう」
笑美「卯月ちゃんはもっと、自信持った方がエエなあ。よっしゃ、ウチと六甲おろし歌おうや!」
卯月「え?」
笑美「元気がでるで」
卯月「そうだね……うん」
笑美「よっしゃ、ほないくで!」
笑美「六甲おろしに~♪ さっそうと~♪」
卯月「蒼天かける~♪ 日輪の~♪」
笑美「青春の覇気~♪ うるわしく~♪」
卯月「輝く我が名ぞ~♪」
笑美・卯月「下半身~♪ 大ガース~♪」
笑美・卯月「オウ オウ オウオウ~♪ 下半身ガタイイイッス~♪ 振れ! 振れ振れ振れ~♪」
卯月「ふう。なんだか自信が出てきた気がするよ!」
笑美「良かったなあ。さ、今日はもう帰って休んだ方がエエで。せっかくのオフなんやから」
卯月「うん! ありがとう、笑美ちゃん」
笑美「せやけど卯月ちゃんのあの姿勢は、ウチも見習わんとアカンな」
鷺沢文香「あら……おはようごさいます」
笑美「あ、文香さん。おはようさんです」
文香「お邪魔でしたか? 私、これから詩の朗読を練習しようと思ったんですけど」
笑美「詩ぃ?」
文香「はい。プロデューサーさんが、名作文学や詩を朗読してCDとして売り出すお仕事を持ってきてくださって」
笑美「ははあ、そら文香さんにおうとるなあ。ウチには無理やわ」
文香「あら、詩の素晴らしさは誰にでも伝わるものですよ? よければご一緒にいかがです?」
笑美「あー。ありがたいけど遠慮しとくわ。ウチは阪神の選手と会うイメージトレーニング中やから」
文香「そうですか? でわたくしは、こちらで朗読の練習をさせていただきますね」
笑美「はい」
文香「こほん……島崎藤村『初恋』……」
笑美「六甲おろしに~♪」
文香「まだあげ初めし前髪の」
笑美「そっそうと~♪」
文香「林檎のもとに見えしとき」
笑美「蒼天かける~♪ 日輪の~♪」
文香「前にさしたる花櫛の」
笑美「青春の覇気~♪ うるわしく~♪」
文香「やさしく白き手をのべて」
笑美「輝く我が名ぞ~♪」
文香「林檎をわれにあたへしは」
笑美「阪神タイガース~♪」
文香・笑美「「オウオウオウオウ 阪神タイガース~♪ フレフレフレフレ~♪」」
笑美「ふう。だいぶ阪神力が高まってきたなあ」
文香「私も夢中で朗読していくうちに、藤村の詩が心に染みいりました。ふう……」
笑美「朗読、期待しとるさかいな」
文香「おおきに」
笑美「さてと、六甲おろしもだいぶ上手くなったと思うけど、やっぱり一番もりあがるサビの部分、ここは重点的に練習せんとな」
丹羽仁美「おっはよー。ありゃ、笑美ちゃん」
笑美「仁美ちゃん。今日はどないしてん?」
仁美「うっふふー。それがさ、ついにきたのよ、きたわけよ。この私に時代劇のお仕事が」
笑美「そら良かったなあ」
仁美「そもそもだよ、プロデューサーは時代劇に出演られるからって私をスカウトしたくせに、ここまでまさかのオファー無しだったんだから」
笑美「そういや、こないだもボヤいてたなあ。んで? なんの役を演るんや?」
仁美「甲斐姫! 石田三成が攻める忍城の姫君だよ!! なんと甲冑を着込んでの合戦シーンもあるのよ!!!」
笑美「よう知らんけど、いい役なんか。そらおめっとうさん」
仁美「えへへ。これは私としても、失敗はできないわけよ。ちょっと脚本読みの練習、させてもらうね」
笑美「うん。ウチはこっちで、練習してるさかい」
仁美「ええと……72ページ……っと」
笑美「ほな、サビの部分だけ集中的に」
仁美「やあやあ! 遠からん者は」
笑美「阪神タイガース!」
仁美「近くば寄って」
笑美「阪神タイガース!」
仁美「我こそは」
笑美「阪神タイガース!」
仁美「忍城城主、成田氏長が息女。名を」
笑美「阪神タイガース!」
仁美笑美「「フレフレフレフレ~♪」」
仁美「やー、なんか上手く演じられそうな気がしてきたわ」
笑美「ええ調子やったなあ。ウチも応援しとるさかいな」
ケイト「ハァイ! 探してマスたよ、笑美」
笑美「あれ? ケイトさんやないですか」
ケイト「ワタシもAll Starに呼ばれマスたデス」
笑美「え? そうなん?」
ケイト「ハイ。外国人選手のヒーローインタビューをするそうデス」
笑美「ああ、そら適役やな。マートンとかと直接会話できるんやな」
ケイト「でもワタシ、BASEBALLぜんぜんわからないデスけど」
笑美「そうなんですか?」
ケイト「UKでは、BASEBALLってまず見ないデスから。それで笑美にいろいろと教えて欲しいと思いマスて」
笑美「そらええけど、ルールとか全部いっぺんには大変やからなあ……」
ケイト「とりあえず、プロデューサーから過去の外国人のインタビューの映像をかしてもらいマスた」
笑美「ほな、それ見ながら教えさしてもらいましょうか」
バース「Really good work was completed」(VTR)
笑美「ケイトさん、これバースはなんて言うてはるんですか?」
ケイト「本当にいい仕事ができました、デスね」
笑美「あー……ケイトさん、その訳ではアカンと思いますよ」
ケイト「どうしてデスか?」
笑美「ちゃんと関西弁で訳さんと」
ケイト「Oh……そうなんデスか?」
笑美「甲子園のヒーローインタビューはいつでもそうですよ?」
ケイト「じゃあ、さっきのはどう訳せばいいんデスか?」
笑美「今日はホンマにエエ仕事させてもらいましたわ、やな」
ケイト「なるほど……では次のビデオを」カキカキ
バース「I think that the important scene could strike and it has contributed to the team」(VTR)
ケイト「大事な場面でうつことができてチームに貢献できた思いマス」
笑美「そこは訳すなら……エエとこで打てて、ワシもホンマ嬉しいですわ」
ケイト「なるほどなるほど、参考になりマス」カキカキ
笑美「こんくらいでケイトさんの役にたてるんなら、ウチも嬉しいわ」
~そして2時間経過~
P「どうだケイト、野球のことわかってきたか?」
笑美「あプロデューサー、ケイトさんはスジがええで。ま、教える人間が優秀やからな」
ケイト「なんでやねん! ワタシが優秀やからやろ!」
笑美「お、エエで今の切り返し。相手がしょうもないこと言ったら、即座にツッコむんやで」
P「……笑美?」
笑美「そんでな、オールスターはいろんなチームの選手が集まっとるさかい、最初にどこの選手かちゃんと聞かなあかんで」
ケイト「ワレ、どこの組のモンやねん?」
笑美「そやそや。そんで、今日はどのくらいの成績を残したいか聞くんやで」
ケイト「ワレ、なんぼのもんやねん?」
笑美「ええな! これで大ウケ間違いなしや! あれ? プロデューサーどないしたん? 頭かかえて」
ケイト「いけるか? しっかりせいデス」
P「なにを教えてるんだ笑美!? 野球の知識を教えてやってくれよ!!」
笑美「え? でも野球ゆうたら阪神やし、そしたら関西弁は避けて通れんやろ?」
P「その前提がまずおかしいだろ!!!」
友紀「ど、どうしたんですか?」
智香「大声が外まで聞こえてきましたよっ!?」
P「ケイトの日本語が、関西弁になってしまった……」
友紀「なんやて!?」
智香「大変やないですかっ!!」
P「そうなん……ん?」
巴「大変じゃプロデューサー、さっき変な国歌を歌ってから友紀と智香の言葉が変なんじゃ」
P「……笑美?」
笑美「う、ウチのせいやないですよ」
千川ちひろ「プロデューサーさん、忍ちゃんから電話がかかってるんですけど」
友紀「なんやて工藤から?」
智香「せやかて工藤からっ?」
P「……ちひろさん、今から立て込むので忍にはこちらからかけ直すと伝えてください」
美波「あらあら、どないしたんですか? プロデューサーはん?」
蘭子「我が友よ、煩わしい太陽やね」(訳:今日はいい天気でおまんなー)
P「美波に蘭子まで……」
笑美「う、ウチはちょっと話しただけで別に……」
卯月「やっぱりもう少しだけレッスンやろうかなあ、あれ? どないしはったんですか?」
文香「みんなちがって、みんなええ……金子みすずはホンマにええなあ……あれ?」
仁美「みんなーマクド行こ、マクド。それとも551の豚マンにするー?」
P「笑~美~!」
笑美「か、かんにんやプロデューサー!!!」
P「アンタとはもうやっとれんわ!!!!!!」
お わ り
以上で終わりです。
おつきあいいただいた方、画像先輩、本当にありがとうございました。
難波ちゃんのSR化にテンションが上がりました。
おめでとう難波ちゃん。
しかしサファイアメダルをいくら回しても……
元スレ
P「友紀(姫川友紀)と智香(若林智香)に国歌斉唱の仕事だぞ!」
友紀「それってオールスターの第1戦ですよね!?」
智香「ひゃっほーう☆ そんな大舞台で歌えるなんて夢みたいですっ!」
P「ああ。全力チアガールとフレッシュチアガールの2人に、ぜひ盛り上げてほしいそうだ」
友紀「やったねー! 大好きなプロ野球のオールスターに、私も参加できるんだ!」
智香「がんばって盛り上げようねっ☆」
P「そうだな、恥ずかしくない国歌斉唱を頼むぞ」
友紀「わかってますって。プロ野球関係で国歌斉唱でしくじると、後々までネタにされちゃうんですから」
智香「?」
P「あー……彼の二の舞にはならないようにな」
5: ◆hhWakiPNok 2013/06/20(木) 10:37:53.28 ID:rNvpiqme0
友紀「わかってますよ。智香ちゃん、国家だからダンスは封印だけど、気持ちを歌にこめようね」
智香「うんっ! じゃあ練習しようよっ☆」
難波笑美「まいどおはようさん。お、なんや2人してはりきっとるなあ」
友紀「へっへへー。私たちは、オールスターに呼ばれちゃったんだ」
笑美「え?」
智香「国歌斉唱をするんだよっ☆」
笑美「えープロデューサー、なんでウチは呼ばれへんねん。友紀さんほどじゃないにしても、ウチかて大のタイガースファンやし知名度あんねんで」
6: ◆hhWakiPNok 2013/06/20(木) 10:38:39.34 ID:rNvpiqme0
P「ふふふふふ。心配するな、笑美」
笑美「な、なんや?」
P「笑美と巴にはセリーグの選手にインタビューしてもらう」
笑美「ほんまに!? やったー!」
村上巴「よろしく頼むけんのう。それにしても、オールスターはマツダがスポンサーじゃのに、なんでマツダスタジアムでやらんのじゃ……」ブツブツ
笑美「まあまあ。ウチは阪神の選手を中心にインタビューさせてもらうから、巴ちゃんはカープの選手頼むな」
7: ◆hhWakiPNok 2013/06/20(木) 10:42:27.16 ID:rNvpiqme0
巴「もちろんじゃ。ああ、楽しみじゃのう……宮島さんの神主が~♪」
笑美「六甲おろしに~♪」
巴「おみくじ引いて♪ 申すには~♪」
笑美「蒼天駆ける~♪ 日輪の~♪」
巴「今日もカープは♪」
笑美「うるわしく~♪」
巴「勝ち♪ 勝ち♪」
笑美「オウオウ~♪」
巴・笑美「フレフレフレフレ~♪」
巴「って、一緒に歌うなや! カープの応援歌に六甲おろしがまじったで!
8: ◆hhWakiPNok 2013/06/20(木) 10:43:58.85 ID:rNvpiqme0
笑美「アハハハハ。かんにんな!」
智香「なんか楽しそうだねっ☆」
友紀「野球好きが多くて、嬉しいなあ。さあ、私たちも国歌斉唱の練習やろうよ」
智香「うんっ☆」
9: ◆hhWakiPNok 2013/06/20(木) 10:44:26.48 ID:rNvpiqme0
友紀・智香「君が代は~♪」
笑美「颯爽と~♪」
友紀・智香「千代に八千代に……」笑美「……にちりんの~♪」
友紀・智香・笑美「「さざれ石の覇気~♪ うるわしく~♪」」
友紀・智香・笑美「「苔のむすまで~♪ 阪神タイガース~♪」」
巴「おう? おう、おう! おう!!」
友紀・智香・笑美「「阪神タイガース~♪ フレフレフレフレ~♪」」
智香「ふう、決まったねっ☆ って、あれ?」
友紀「今、途中から国歌じゃなくなってなかった?」
笑美「気のせいや」
10: ◆hhWakiPNok 2013/06/20(木) 10:46:01.79 ID:rNvpiqme0
巴「待たんかい! どう考えても、途中から六甲おろしになっとったじゃろうが!」
友紀「え? そう?」
智香「やっぱりっ?」
巴「笑美、人が歌うとるところで六甲おろしはやめときんさい。なんや混じって訳がわからんようになるけん」
P「六甲おろしの歌の持つパワーはすごいな」
友紀「悪いけど笑美ちゃん、ちょっと席外してもらえる?」
智香「国歌はさすがに失敗できないから」
笑美「はいはい。しゃあないなあ」
13: ◆hhWakiPNok 2013/06/20(木) 10:47:22.52 ID:rNvpiqme0
~レッスンスタジオ~
バタン
新田美波「あら、笑美ちゃんおはよう」
笑美「おはようさん、美波さん……って、またえらいセクシーな衣装やなあ!」
美波「うふふ。ちょっときわどいかしら……ね?」
笑美「い、いや、似合ってて羨ましいなあって」
美波「そう? 嬉しいわ。今ね、CDの曲の練習してたの」
笑美「あ、隣でウチもやってもエエ?」
美波「いいわよ」
15: ◆hhWakiPNok 2013/06/20(木) 10:48:38.65 ID:rNvpiqme0
美波「Do you know venus? Be your venus♪」
笑美「六甲おろしに颯爽と~♪」
美波「ガラスの檻から♪」
笑美「蒼天翔ける~♪」
美波「傷つき抜け出すほどの♪」
笑美「阪神タイガース~♪」
笑美波「オウオウオウオウ 阪神タイガース~♪ フレフレフレフレ~♪」
美波「ふう、調子良く歌えたけど何か不自然だったかしら?」
笑美「そんなやことあらへんで。エエ歌声やったと思いますよ?」
美波「そうかな? ありがとう。じゃあ私はこれで、あがるわね」
笑美「お疲れさんでした!」
18: 画像先輩ありがとうございますっ☆ ◆hhWakiPNok 2013/06/20(木) 10:49:55.84 ID:rNvpiqme0
ガチャ
神崎蘭子「煩わしい太陽ね!」(訳:おはようございます)
笑美「おお、蘭子ちゃんやないか。蘭子ちゃんも歌の練習にきたん?」
蘭子「眷属を召還せし呪詛の場を求めて」(訳:ライブでのトークの練習に来ました)
笑美「そうか。ウチ歌っとるけど、気にせんといてな」
蘭子「不問の事象なり」(訳:わかりました)
20: ☆ ◆hhWakiPNok 2013/06/20(木) 10:51:22.42 ID:rNvpiqme0
笑美「六甲おろしに~♪ さっそうと~♪」
蘭子「我が名を讃えよ!」(訳:みんな、今日はありがとう!)
笑美「蒼天かける~♪」
蘭子「旭日の光を我が眷属が打ち払わん!」(訳:はやくから集まってくれて蘭子、感激!)
笑美「青春の覇気~♪」
蘭子「うるわしき我が血の脈動を汝らも得るがいい!」(訳:蘭子のトキメキを、今日はみんなにわけてあげちゃうからね!)
笑美「輝く我が……」
蘭子「我が名は蘭子! 阪神崎……」
笑美「蘭子~♪」
蘭子・笑美「オウ オウ オウオウ 神崎蘭子~♪ フレ~♪ フレフレフレ~♪」
23: ☆ ◆hhWakiPNok 2013/06/20(木) 10:52:52.41 ID:rNvpiqme0
蘭子「緊急地震速報」(訳:なんや自信がついた気がするわ)
笑美「そらよかったなあ。ライブ、がんばってや」
蘭子「新井選手通算千打点達成」(訳:センターを越えた存在になれればとは思ったけど、まさかこんなにお客さんが入るとは………。アイドルになった時には、ファンの人数を積み重ねていければいいと思っていました。支えてくれた人たちに感謝です)
24: ◆hhWakiPNok 2013/06/20(木) 10:54:52.35 ID:rNvpiqme0
笑美「蘭子ちゃん、エエ娘やな……お、卯月ちゃんやないか」
島村卯月「あ、笑美ちゃんおはよう」
笑美「今日はオフやなかった?」
卯月「あ……うん、そうなんだけど、ちょっと自主トレしようかなって」
笑美「熱心なのは結構やけど、無理したらアカンで」
卯月「でも……私、取り柄とか個性がないからがんばらないと」
笑美「そんなことあらへん。卯月ちゃんは可愛いし、優しいからうち大好きやで?」
卯月「え? えへへ、ありがとう」
26: ◆hhWakiPNok 2013/06/20(木) 10:56:19.12 ID:rNvpiqme0
笑美「卯月ちゃんはもっと、自信持った方がエエなあ。よっしゃ、ウチと六甲おろし歌おうや!」
卯月「え?」
笑美「元気がでるで」
卯月「そうだね……うん」
笑美「よっしゃ、ほないくで!」
27: ◆hhWakiPNok 2013/06/20(木) 10:57:49.90 ID:rNvpiqme0
笑美「六甲おろしに~♪ さっそうと~♪」
卯月「蒼天かける~♪ 日輪の~♪」
笑美「青春の覇気~♪ うるわしく~♪」
卯月「輝く我が名ぞ~♪」
笑美・卯月「下半身~♪ 大ガース~♪」
笑美・卯月「オウ オウ オウオウ~♪ 下半身ガタイイイッス~♪ 振れ! 振れ振れ振れ~♪」
卯月「ふう。なんだか自信が出てきた気がするよ!」
笑美「良かったなあ。さ、今日はもう帰って休んだ方がエエで。せっかくのオフなんやから」
卯月「うん! ありがとう、笑美ちゃん」
28: ◆hhWakiPNok 2013/06/20(木) 11:01:41.30 ID:rNvpiqme0
笑美「せやけど卯月ちゃんのあの姿勢は、ウチも見習わんとアカンな」
鷺沢文香「あら……おはようごさいます」
笑美「あ、文香さん。おはようさんです」
文香「お邪魔でしたか? 私、これから詩の朗読を練習しようと思ったんですけど」
笑美「詩ぃ?」
文香「はい。プロデューサーさんが、名作文学や詩を朗読してCDとして売り出すお仕事を持ってきてくださって」
笑美「ははあ、そら文香さんにおうとるなあ。ウチには無理やわ」
文香「あら、詩の素晴らしさは誰にでも伝わるものですよ? よければご一緒にいかがです?」
笑美「あー。ありがたいけど遠慮しとくわ。ウチは阪神の選手と会うイメージトレーニング中やから」
文香「そうですか? でわたくしは、こちらで朗読の練習をさせていただきますね」
笑美「はい」
30: ◆hhWakiPNok 2013/06/20(木) 11:02:49.88 ID:rNvpiqme0
文香「こほん……島崎藤村『初恋』……」
笑美「六甲おろしに~♪」
文香「まだあげ初めし前髪の」
笑美「そっそうと~♪」
文香「林檎のもとに見えしとき」
笑美「蒼天かける~♪ 日輪の~♪」
文香「前にさしたる花櫛の」
笑美「青春の覇気~♪ うるわしく~♪」
文香「やさしく白き手をのべて」
笑美「輝く我が名ぞ~♪」
文香「林檎をわれにあたへしは」
笑美「阪神タイガース~♪」
文香・笑美「「オウオウオウオウ 阪神タイガース~♪ フレフレフレフレ~♪」」
31: ◆hhWakiPNok 2013/06/20(木) 11:04:04.46 ID:rNvpiqme0
笑美「ふう。だいぶ阪神力が高まってきたなあ」
文香「私も夢中で朗読していくうちに、藤村の詩が心に染みいりました。ふう……」
笑美「朗読、期待しとるさかいな」
文香「おおきに」
32: ◆hhWakiPNok 2013/06/20(木) 11:05:53.63 ID:rNvpiqme0
笑美「さてと、六甲おろしもだいぶ上手くなったと思うけど、やっぱり一番もりあがるサビの部分、ここは重点的に練習せんとな」
丹羽仁美「おっはよー。ありゃ、笑美ちゃん」
笑美「仁美ちゃん。今日はどないしてん?」
仁美「うっふふー。それがさ、ついにきたのよ、きたわけよ。この私に時代劇のお仕事が」
笑美「そら良かったなあ」
仁美「そもそもだよ、プロデューサーは時代劇に出演られるからって私をスカウトしたくせに、ここまでまさかのオファー無しだったんだから」
笑美「そういや、こないだもボヤいてたなあ。んで? なんの役を演るんや?」
仁美「甲斐姫! 石田三成が攻める忍城の姫君だよ!! なんと甲冑を着込んでの合戦シーンもあるのよ!!!」
33: ◆hhWakiPNok 2013/06/20(木) 11:06:47.19 ID:rNvpiqme0
笑美「よう知らんけど、いい役なんか。そらおめっとうさん」
仁美「えへへ。これは私としても、失敗はできないわけよ。ちょっと脚本読みの練習、させてもらうね」
笑美「うん。ウチはこっちで、練習してるさかい」
仁美「ええと……72ページ……っと」
笑美「ほな、サビの部分だけ集中的に」
34: ◆hhWakiPNok 2013/06/20(木) 11:07:40.76 ID:rNvpiqme0
仁美「やあやあ! 遠からん者は」
笑美「阪神タイガース!」
仁美「近くば寄って」
笑美「阪神タイガース!」
仁美「我こそは」
笑美「阪神タイガース!」
仁美「忍城城主、成田氏長が息女。名を」
笑美「阪神タイガース!」
仁美笑美「「フレフレフレフレ~♪」」
仁美「やー、なんか上手く演じられそうな気がしてきたわ」
笑美「ええ調子やったなあ。ウチも応援しとるさかいな」
36: ◆hhWakiPNok 2013/06/20(木) 11:09:04.49 ID:rNvpiqme0
ケイト「ハァイ! 探してマスたよ、笑美」
笑美「あれ? ケイトさんやないですか」
ケイト「ワタシもAll Starに呼ばれマスたデス」
笑美「え? そうなん?」
ケイト「ハイ。外国人選手のヒーローインタビューをするそうデス」
笑美「ああ、そら適役やな。マートンとかと直接会話できるんやな」
ケイト「でもワタシ、BASEBALLぜんぜんわからないデスけど」
笑美「そうなんですか?」
ケイト「UKでは、BASEBALLってまず見ないデスから。それで笑美にいろいろと教えて欲しいと思いマスて」
笑美「そらええけど、ルールとか全部いっぺんには大変やからなあ……」
ケイト「とりあえず、プロデューサーから過去の外国人のインタビューの映像をかしてもらいマスた」
笑美「ほな、それ見ながら教えさしてもらいましょうか」
38: ◆hhWakiPNok 2013/06/20(木) 11:12:45.43 ID:rNvpiqme0
バース「Really good work was completed」(VTR)
笑美「ケイトさん、これバースはなんて言うてはるんですか?」
ケイト「本当にいい仕事ができました、デスね」
笑美「あー……ケイトさん、その訳ではアカンと思いますよ」
ケイト「どうしてデスか?」
笑美「ちゃんと関西弁で訳さんと」
ケイト「Oh……そうなんデスか?」
笑美「甲子園のヒーローインタビューはいつでもそうですよ?」
ケイト「じゃあ、さっきのはどう訳せばいいんデスか?」
笑美「今日はホンマにエエ仕事させてもらいましたわ、やな」
ケイト「なるほど……では次のビデオを」カキカキ
40: ◆hhWakiPNok 2013/06/20(木) 11:14:57.92 ID:rNvpiqme0
バース「I think that the important scene could strike and it has contributed to the team」(VTR)
ケイト「大事な場面でうつことができてチームに貢献できた思いマス」
笑美「そこは訳すなら……エエとこで打てて、ワシもホンマ嬉しいですわ」
ケイト「なるほどなるほど、参考になりマス」カキカキ
笑美「こんくらいでケイトさんの役にたてるんなら、ウチも嬉しいわ」
41: ◆hhWakiPNok 2013/06/20(木) 11:15:50.32 ID:rNvpiqme0
~そして2時間経過~
P「どうだケイト、野球のことわかってきたか?」
笑美「あプロデューサー、ケイトさんはスジがええで。ま、教える人間が優秀やからな」
ケイト「なんでやねん! ワタシが優秀やからやろ!」
笑美「お、エエで今の切り返し。相手がしょうもないこと言ったら、即座にツッコむんやで」
P「……笑美?」
42: ◆hhWakiPNok 2013/06/20(木) 11:17:31.55 ID:rNvpiqme0
笑美「そんでな、オールスターはいろんなチームの選手が集まっとるさかい、最初にどこの選手かちゃんと聞かなあかんで」
ケイト「ワレ、どこの組のモンやねん?」
笑美「そやそや。そんで、今日はどのくらいの成績を残したいか聞くんやで」
ケイト「ワレ、なんぼのもんやねん?」
笑美「ええな! これで大ウケ間違いなしや! あれ? プロデューサーどないしたん? 頭かかえて」
ケイト「いけるか? しっかりせいデス」
P「なにを教えてるんだ笑美!? 野球の知識を教えてやってくれよ!!」
笑美「え? でも野球ゆうたら阪神やし、そしたら関西弁は避けて通れんやろ?」
P「その前提がまずおかしいだろ!!!」
43: ◆hhWakiPNok 2013/06/20(木) 11:20:02.80 ID:rNvpiqme0
友紀「ど、どうしたんですか?」
智香「大声が外まで聞こえてきましたよっ!?」
P「ケイトの日本語が、関西弁になってしまった……」
友紀「なんやて!?」
智香「大変やないですかっ!!」
P「そうなん……ん?」
44: ◆hhWakiPNok 2013/06/20(木) 11:23:43.06 ID:rNvpiqme0
巴「大変じゃプロデューサー、さっき変な国歌を歌ってから友紀と智香の言葉が変なんじゃ」
P「……笑美?」
笑美「う、ウチのせいやないですよ」
千川ちひろ「プロデューサーさん、忍ちゃんから電話がかかってるんですけど」
友紀「なんやて工藤から?」
智香「せやかて工藤からっ?」
P「……ちひろさん、今から立て込むので忍にはこちらからかけ直すと伝えてください」
45: ◆hhWakiPNok 2013/06/20(木) 11:24:38.39 ID:rNvpiqme0
美波「あらあら、どないしたんですか? プロデューサーはん?」
蘭子「我が友よ、煩わしい太陽やね」(訳:今日はいい天気でおまんなー)
P「美波に蘭子まで……」
笑美「う、ウチはちょっと話しただけで別に……」
卯月「やっぱりもう少しだけレッスンやろうかなあ、あれ? どないしはったんですか?」
文香「みんなちがって、みんなええ……金子みすずはホンマにええなあ……あれ?」
仁美「みんなーマクド行こ、マクド。それとも551の豚マンにするー?」
P「笑~美~!」
笑美「か、かんにんやプロデューサー!!!」
P「アンタとはもうやっとれんわ!!!!!!」
お わ り
49: ◆hhWakiPNok 2013/06/20(木) 11:37:34.64 ID:rNvpiqme0
以上で終わりです。
おつきあいいただいた方、画像先輩、本当にありがとうございました。
難波ちゃんのSR化にテンションが上がりました。
おめでとう難波ちゃん。
しかしサファイアメダルをいくら回しても……
SS速報VIP:難波笑美「友紀さんと智香ちゃんに国歌斉唱のオファーがきたやて!?」