1: 忍法帖【Lv=17,xxxPT】 2012/01/30(月) 20:17:08.76 ID:kik/Jrnx0


P「女の子になりたいなー」ボソッ

春香「えっ!?プ、プロデューサーさん?!」

P「女の子になりたいわー」

春香「ど、どうしたんですか?」

P「なんか男の社会に疲れちゃったよ俺…」




2: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/30(月) 20:21:47.11 ID:kik/Jrnx0


春香「男の社会ですか?」

P「もう毎日がサービス残業祭だしさ…」

春香「はぁ…」

P「やっと仕事終わったと思ったら社長に飲みに誘われて…」

春香「……」

P「もう寝る暇も無くてさ…正直しんどい……」




3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/30(月) 20:24:21.44 ID:kik/Jrnx0


P「働けど働けどじっと手を見るってやつ?」

春香「……」

P「そんな時にお前たちアイドルを見てると羨ましくてさ…それで、女の子になりたいなぁと思ったんだ」




7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/30(月) 20:26:53.11 ID:kik/Jrnx0


春香「女の子の社会も結構大変なんですよ?」

P「え、そうなのか?」

春香「プロデューサーさんは男の人だから感じないかも知れませんけど……」

P「ふーん」




10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/30(月) 20:29:50.53 ID:kik/Jrnx0


P「なんか済まなかったな。変な愚痴聞いてもらっちゃって」

春香「いえいえ。私で良かったらいつでも相談してくださいね!プロデューサーさん!」

P「春香は優しいなぁ」

ナデナデ

春香「テヘへ……///」




12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/30(月) 20:35:15.21 ID:kik/Jrnx0


ー765プロ事務所ー

律子「……よし!終わった!それじゃ、お先に失礼しますね」

P「あ、ああ。俺はまだ仕事あるから残っていくよ……」

律子「あんまり無理しないでくださいね?」

P「ありがとうな。気をつけて帰れよ」

律子「はーい!失礼しまーす!」


P「(こりゃ今日も午前様決定だな……)」





14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/30(月) 20:40:21.13 ID:kik/Jrnx0


AM01:00

P「……よし!やっと終わった!これで今週のスケジュールはばっちりだ!」


P「ふう…早く帰ろう……」


社長「君。」

P「しゃ、社長……」

社長「今あがるところかい?良かったらこのあと一杯どうかね?」クイッ

P「よ、喜んで……」ガクリ




15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/30(月) 20:45:07.53 ID:kik/Jrnx0


ーたるき亭ー

社長「さあさあ、遠慮はいらないぞ!じゃんじゃんやってくれたまえ!」

P「あ、ありがとうございます…(うぅ…眠い…帰りたい……)」

社長「ほらほらぁ!手が全然進んでないぞぉ!」

P「す、すいません」グビッグビッ


P「(こうなりゃやけだっ…!!)」グビッグビッ





16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/30(月) 20:52:17.45 ID:kik/Jrnx0


ーどこかの道端ー

P「ヒック!くっそぉ!まぁたこのパターンだぁ!ヒック!」

P「限界まで飲ませやがってぇ!ヒック!」

P「俺はぁ、下戸なんだよコンチクショー……ヒック!」

P「ああー女の子になりてぇー!男の付き合いなんて糞喰らえだぁ!ヒック!」


P「……ん?なんだあれ?」


P「『願い何でも叶えます』?占いか何かかな?よし、行ってみよう!」





19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/30(月) 20:56:40.66 ID:kik/Jrnx0


P「おーい!ヒック!占ってくれぇ!」

婆「願いを言ってみよ」

P「願い?何でも良いのかぁ?ヒック!」

婆「何でも良いぞ」

P「よぉーし!それなら、俺を、女の子にしてくれぇー!なーんちゃってぇwwwwwヒック!」

婆「……承知した」ニヤッ




23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/30(月) 21:02:20.05 ID:kik/Jrnx0


ーP自宅・朝ー

ピピピピッピピピピッ

「んん?もう朝かぁ……」

「ふあぁあ…今日も寝不足だ……」

「あれ?なんだか声が妙に高いぞ?」

「心なしか天井も高く感じる……」

「あぁー。二日酔いかな……こりゃ一日中辛くなりそうだ……」

ブルッ

「うう。小便小便っと……」





24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/30(月) 21:04:46.00 ID:kik/Jrnx0



「あれ!?」ゴソゴソ

「え!?」ゴソゴソゴソゴソ

「な、」

「無い!?」

「無くなってるぅ!?」





27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/30(月) 21:06:39.26 ID:kik/Jrnx0


女P「お、俺、女の子になってる!?」

女P「か、鏡!鏡!」




29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/30(月) 21:09:05.11 ID:kik/Jrnx0


女P「髪が伸びて、身長が縮んで、胸も膨らんでる…?」

女P「いったいどういうことだ…?」

婆「お気に召したかな?」

女P「!?」




31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/30(月) 21:12:40.38 ID:kik/Jrnx0


女P「あ、あなたは昨日の占い師!」

婆「あなたの願いが叶えられたのです」

女P「え?」

婆「あなたの『女の子になりたい』という気持ちを叶えて差し上げたのです」

女P「えええええええぇぇぇえええ!?」




37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/30(月) 21:18:24.66 ID:kik/Jrnx0


女P「そ、そんな魔法じゃあるまいし…冗談きついですよ……」

婆「ふむ…魔法……。そうですな。それに近いものでございます」

女P「近いもの…?」

婆「魔法ほど万能ではないということです。今回は、叶えるための対価を支払って貰いました」

女P「対価……?」




39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/30(月) 21:23:19.55 ID:kik/Jrnx0


女P「何ですかそれ?」

婆「なに。簡単なことです。あなたの正体が男であると、他の誰かに明かされなければ良い」

女P「も、もし正体がバレてしまったら……?」

婆「そうですな……あなたには蛙になって貰います」

女P「えええええええぇぇぇえええ!?」




41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/30(月) 21:29:01.93 ID:kik/Jrnx0


女P「か、蛙!?」

婆「それで願いが叶うなら安いものでしょう?」

女P「いやいや、おかしいですって!」

婆「安心なさい。今のあなたの姿は完全に女なのですから、正体がバレるなんてありえません」

女P「ちょっ……」

婆「相談があるなら何時でも呼びなさい…それでは……」

スゥー……

女P「待っ……」


女P「……どうしよう。。。」ウルウル





44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/30(月) 21:34:28.29 ID:kik/Jrnx0


女P「…あれから三ヶ月」

女P「ショックが消えずにボーッと過ごしてしまった……」

女P「業界では『敏腕プロデューサー謎の失踪!?』って話題になってるし……」

女P「どうしよう……」


女P「とりあえず765プロに行ってみようかな……」





48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/30(月) 21:37:58.49 ID:kik/Jrnx0


ー765プロ事務所前ー

女P「勢い余って来たものの……」

女P「事務所にいきなり入って行ったら怪しまれるよな……」

女P「うぅ…困ったな……」ウルウル


ウロウロ


「あのー。どうかしましたか?」





49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/30(月) 21:42:43.45 ID:kik/Jrnx0


女P「あっ…!……春香ぁー!」

ダキッ

春香「え?え?な、何で私の名前……?」オロオロ

女P「おいおい。忘れちゃったのか俺だよ俺……」

春香「あの……すいません…どこかでお会いしましたか…?」

女P「………( ゚д゚)ハッ!」




51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/30(月) 21:47:50.57 ID:kik/Jrnx0


女P「い、いや、ち、違、違うぞ……」アワワワ

春香「?」

女P「えっと、その、えーと……そう!大ファンなんです!」

春香「……」

女P「憧れの春香さんに会えて感極まっちゃったっていうか、その……」

春香「……」ジトーッ

女P「いきなり抱きついちゃって、すいませんでした」ペコリ




52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/30(月) 21:52:12.04 ID:kik/Jrnx0


女P「……」チラッ

春香「……なーんだ。ファンの方だったんですね!」

女P「そ、そうなんです!そうなんです!」

春香「いきなり抱きつかれてビックリしちゃいましたよ」

女P「す、すいません…」ホッ…

春香「それにしてもこんなに可愛い女の子のファンが居るなんて嬉しいな♪」

女P「え!?自分がですか…!?」




55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/30(月) 21:57:06.25 ID:kik/Jrnx0


春香「うん!すっごく可愛いよ!」

女P「俺が…可愛い……///」カァーッ

春香「あ、そうだ。良かったら事務所に上がってく?」

女P「え。いいんですか?」

春香「良いよ良いよぉ♪今日はみんな遅くまで帰ってこないし」

女P「じゃ、じゃあ遠慮なく……」




56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/30(月) 22:01:31.54 ID:kik/Jrnx0


ー765プロ事務所ー

女P「お、お邪魔します…」

春香「どうぞー」

女P「(三ヶ月じゃ何も変わるわけないか……)」

春香「お茶出すね!紅茶で良いかなぁ?」

女P「あ、じゃあコーヒーで……」

春香「はーい」




57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/30(月) 22:05:19.80 ID:kik/Jrnx0


P「(そういえば俺のデスクきっと汚れてるだろうな)」チラッ

P「(……あれ?ピカピカだぞ?)」


春香「お待たせー」


P「あ、ありがとうございます…」

春香「ん?どうしたの机なんて見て」




61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/30(月) 22:13:51.75 ID:kik/Jrnx0


女P「いや、あの机って今行方不明になってる方の机ですよね?その割りには綺麗だなって……」

春香「ああ…プロデューサーさんの……」


春香「実は私が毎日磨いてるんです。いつか帰って来てくれる気がして…」

女P「(春香…)」

春香「たぶんプロデューサーさんは今少し疲れてるだけなんだと思います」

女P「……」

春香「きっと十分休んだらすぐ帰って来てくれます!だって私たちのプロデューサーさんだもん!」




62: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/30(月) 22:16:02.75 ID:kik/Jrnx0


ナデナデ

春香「キャッ…」

女P「春香は優しいなぁ…」

春香「……///」


ガチャッ


「ただいま帰ったぞー」





64: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/30(月) 22:21:29.27 ID:kik/Jrnx0


春香「あ、社長、お帰りなさい!」

社長「おお。春香くん。ただいま」

女P「あの…こんにちは……」ペコリ

春香「社長、紹介しますね、この子は……」

ビビッ

社長「君!我が765プロからデビューしないかね!?ビビッときたよ!」

女P「え?え?」

社長「君なら成功間違いなしだ!」




65: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/30(月) 22:24:18.67 ID:kik/Jrnx0


「明日から来てくれたまえ!ハッハッハ!」

ーP自宅ー

女P「なんて言われてもなぁ……」

女P「うーん……」

女P「ええい!悩んでいてもしょうがない!」

女P「いっちょやってみるか!」




68: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/30(月) 22:31:17.97 ID:kik/Jrnx0


ー765プロ事務所ー

女P「おはようございます」

「あ、お早うございます!」

女P「(……真も久しぶりだな)」

真「今日から来る新しいアイドルの方ですよね?」


真「僕は菊地真!よろしくね!」





71: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/30(月) 22:40:14.65 ID:kik/Jrnx0


真「そしてこっちは萩原雪歩!」

雪歩「よろしくお願いしますぅ」

女P「(あれ?雪歩の警戒心が低いぞ?あ、そうか。俺が今は女だからか)」

真「そしてこっちは如月千早!」

千早「よろしくね」

女P「(何故か千早には女として勝っている気がするな……)」


千早「……」チラッ

千早「クッ……」





74: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/30(月) 22:44:40.38 ID:kik/Jrnx0


真「年齢は?」

女P「えっと…17です……」

千早「(同い年に負けた……)」

真「じゃあ高校生か。これからよろしく!」




76: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/30(月) 22:47:56.79 ID:kik/Jrnx0


真「あ、そうだ雪歩ー」

雪歩「なぁに?真ちゃん」

真「多い日用のナプキン持ってない?」

女P「!?」

真「今日二日目なんだけど忘れちゃてさぁ……」

女P「(ちょ、ちょ、真ぉ!?)」




81: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/30(月) 22:52:17.54 ID:kik/Jrnx0


雪歩「多い日用は持ってないなぁ…」

真「えぇっ?困ったなぁ……」

千早「真。私ので良かったら使う?」

真「本当に?ありがとう千早!」

女P「」




82: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/30(月) 22:59:20.04 ID:kik/Jrnx0


女P「ちょっとそういうことは控えめにした方が……」

真「どうして?女の子しか居ないんだからいいじゃないか」

女P「い、いや、うん、そうだけど……(俺は男なんだよおおおおおお!!)」

真「ああー。お腹痛いなぁ……雪歩、背中さすってくれる?」


「「「ただいまー」」」





83: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/30(月) 23:03:24.03 ID:kik/Jrnx0


真「あ、亜美真美、あずささんお帰りなさい」

亜美真美「おやおやぁ?新人さんですかなぁ?」

あずさ「よろしくお願いしますねぇ」

女P「よろしくお願いします」


女P「(あずささんには女として勝てる気がしないな……)」

千早「クッ……」





84: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/30(月) 23:08:43.24 ID:kik/Jrnx0


亜美「(ニヤリ)」

真美「(ニヤリ)」

亜美真美「それー服の上からブラホック外しー!」

パチンッ

あずさ「キャッ…」

ブルンブルン

女P「」

真「あ、こら亜美真美!それやめろって言ってるだろ!」

亜美真美「ニッシッシ……」




87: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/30(月) 23:15:21.42 ID:kik/Jrnx0


女P「(おかしい…765プロがすごくフランクな事務所になっている……)」

亜美「やっぱりあずさ姉ちゃんのボリュームは素晴らしいですなぁ」

真美「まさに星3つに相応しいおっぱい」

あずさ「あらあら……」

亜美真美「それー!揉んじゃえー!」

あずさ「ふふふ……」

キャッキャウフフ

千早「クッ……」




88: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/30(月) 23:20:12.69 ID:kik/Jrnx0


女P「(もしかして、男の俺が居なくなったからストッパーが無くなった……?)」


ガチャッ


「おはようございますなのー」





90: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/30(月) 23:23:38.53 ID:kik/Jrnx0


美希「おはようございますなのー」

「………」

美希「うっ……真、おはようなの……」

真「………」

美希「ゆ、雪歩、おはようなの……」

雪歩「………」

美希「…ち、千早さん………」

千早「………」

美希「……グスッ」




94: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/30(月) 23:28:06.97 ID:kik/Jrnx0


女P「……あ、あの、おはようございます」

美希「……あ!新しい人なの!私、星井美希!よろしくね!」ニコッ

女P「はい、お願いします」


真「ちょっと女Pこっち来て!!」


美希「………」




100: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/30(月) 23:36:06.89 ID:kik/Jrnx0


女P「ま、真?」

真「今は美希をみんなで無視してるんだ」ニシシ

女P「な、なんで?」

真「理由なんてなんでもいいんだよ!」

女P「えっ……」

真「と に か く !美希とは話しちゃ駄目だよ!」

女P「う、うん…」




104: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/30(月) 23:41:22.33 ID:kik/Jrnx0


美希「今日も良い天気なのー」

「………」

美希「レッスンするだけじゃもったいないなー」

「………」

美希「どこか出かけたいなー」

「………」

プックスクスwwwww

チョッ、ユキホ、ワラッチャダメダヨwwwww

美希「………辛くないの」




108: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/30(月) 23:46:42.48 ID:kik/Jrnx0


ガチャッ

「みんな!はいさーい!」

美希「あ、響、おはようなの」

響「………」

プックスクスwwwww

響「あれー?変だぞー?なんか幻聴が聴こえるぞー?」

美希「………」

響「姿は見えないけどもしかして、なのなの虫が居るかも知れないぞ?」






110: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/30(月) 23:50:58.37 ID:kik/Jrnx0


美希「美希は虫じゃないの……」

響「あれーまた聞こえるぞー!?」

美希「………」

響「よおし!自分が退治してやるぞ!それっ!」

バシッ

美希「痛っ!」

響「まだ居るな?それっ!それっ!」

バシッバシッ

美希「うっ…うっ……」




115: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/30(月) 23:54:24.13 ID:kik/Jrnx0


響「おぉ!?退治できたみたいだぞ?」

美希「グスッ……」ヒックヒック

響「自分スッキリしたぞ~」


クスクス


真「プッ……もう駄目だ!!ちょっとまた来てよ女P!!」





122: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/30(月) 23:58:25.61 ID:kik/Jrnx0


真「今の見てた?」クックック

女P「見てたけど…美希が可哀想だよ……」

真「美希?違う違う。響だよwwwwwひwびwきwwwww」

女P「響?」




125: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/31(火) 00:03:38.67 ID:ikdUjRQ60


真「響、必死だったでしょ?」クックック

女P「え?」

真「響のやつ、美希の次は自分が対象になるって分かってるからさ……」

女P「………」

真「必死に虚勢張ってポイント稼ぎwwwww」

真「みんなそんな響を影で笑ってるんだwwwww」




128: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/31(火) 00:07:45.26 ID:ikdUjRQ60


女P「な……」

真「最近は毎日美希のいじり方を変えてるから、それ見るのが楽しみでさぁw」

女P「真。あれはいじりじゃない。立派ないじめだ」

真「………」

女P「あんなことはすぐにやめろ」

真「へぇ……」




132: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/31(火) 00:12:01.71 ID:ikdUjRQ60


真「女Pって結構言うタイプなんだ」

P「俺はお前らをそんな風にプロデュースした記憶はない」

真「は?何言ってんの?意味不明」

P「いいからすぐやめろ。やめなかったら許さないぞ」

真「口の利き方には気をつけな?今回は許してあげるからさ?」

P「………」




137: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/31(火) 00:15:03.12 ID:ikdUjRQ60


一方その頃。

雪歩「今日も真ちゃんは調子乗ってるね」

千早「あそこまでオーバーリアクション取られてもね……」

響「正直自分もハードル上げられて迷惑だぞ……」

雪歩「直接言ったら絶対切れるよね……」

千早「困ったものね……」


美希「………」





143: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/31(火) 00:21:12.63 ID:ikdUjRQ60


真「戻ったよー」

雪歩「あ、真ちゃん。おかえりぃ♪」

響「真、真。今日のネタはどうだった?」

真「今日はなかなか良かったよ?70点くらいかな?」

響「それって全然ダメじゃないかー!」

千早「ふふっ…真ったら……」


キャッキャウフフ


美希「嘘っぱちなの……」ボソッ





148: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/31(火) 00:25:40.70 ID:ikdUjRQ60


ガチャッ

「おはようございまーす」


「「「「あ、春香、おはよー」」」」


春香「わー。今日もみんな元気だね!」

美希「は、春香……お、おはようなの……」

春香「美希もおはよ!」ニコッ




154: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/31(火) 00:33:47.37 ID:ikdUjRQ60


美希「春香ぁ!」

ダキッ

春香「ちょっと美希!どうしたの!?」

美希「はるかぁ!はるかぁ!」

春香「もう…甘えん坊さんだね美希は……」


女P「春香、おはよう」

春香「おはよう!今日からよろしくね!」





157: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/31(火) 00:38:57.20 ID:ikdUjRQ60


春香「さて、まずはプロデューサーさんの机を拭かなきゃ」

亜美「おやおや」

真美「まあまあ」

真「相変わらず春香はプロデューサーにお熱だね」ヒューヒュー

春香「も、もう///違うってば///」

真「照れない照れない」

春香「///」




159: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/31(火) 00:44:51.87 ID:ikdUjRQ60


真「よく続くよね?」

春香「もう///やめてよ!女Pちゃんからも何か言ってよ!」

P「え…?」

あずさ「あらあら」

P「(え…?春香が俺のこと……え?)」




163: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/31(火) 00:54:22.24 ID:ikdUjRQ60


ー次の日ー

765プロスタジオ
ダンスレッスン

「はい、星井さん!そこ間違ってる!」

「もう一度!」

クスクス

真「早くしてくださーい」

クスクス

美希「…すいませんなの」

春香「どんまいどんまい!次成功させよ!」

伊織「もう!どん臭いわね!頑張りなさいよ!」

美希「でこちゃん……」




164: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/31(火) 00:58:52.83 ID:ikdUjRQ60


伊織「あんた最近元気無いけど大丈夫なの!?765プロの指揮に関わるんだから気をつけなさいよね!!」

やよい「うっうー!伊織ちゃん優しいですう」

伊織「べ、別に美希のことなんて心配してないんだからね!」

美希「ありがとなの……」ウルウル




173: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/31(火) 01:06:00.75 ID:ikdUjRQ60


女P「……(悶々として寝不足だ…)」

春香「女Pちゃん?大丈夫?」

女P「う、うん…ありがと……」

春香「でもすごいよね女Pちゃん!初めてなのにダンスも歌も完璧!」

P「(まあ、元プロデューサーだしな)」

春香「まるで、何て言うか……」


春香「そう。プロデューサーさんみたい!」


女P「」ドキッ





175: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/31(火) 01:15:20.98 ID:ikdUjRQ60


春香「あ、ごめん。女Pちゃんは会ったこと無かったよね……」

女P「そ、その人は…どんな人だったの?」

春香「ん?。そうだなぁ。すごく優しくて……みんなのことを第一に考えてくれてて……」


春香「あぁ?!もう!良いところが多すぎて言い切れないや」


春香「あれ?女Pちゃん、真っ赤だよ?」


女P「な、何でもないよ!」


女P「ね、ねぇ……春香はその人のこともしかして、す、すk…」


「キャッ!」バタン





177: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/31(火) 01:20:54.49 ID:ikdUjRQ60


美希「い、痛いの……」

真「ごめん、ごめん。足が引っ掛かっちゃってさぁ」

美希「」ムッ…

真「何、その目?」

美希「何でも無いの……」

響「自分がダンス押してやってもいいぞ!」

美希「別にいいの……」




180: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/31(火) 01:30:35.42 ID:ikdUjRQ60


女P「あいつらまた……」グッ

春香「もーう!美希大丈夫!?」

女P「春香……?」

春香「真も気をつけてね!ダンス中は足とか引っ掛からないように動かなきゃ!」

真「ごめんごめん」

春香「美希、立てる?」

美希「ありがとう。大丈夫なの……」


女P「(春香、何でだよ…本当はいじめだって気づいてるんだろ……?)」





183: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/31(火) 01:42:26.44 ID:ikdUjRQ60


春香「それじゃもう一度頭から始めよ!」

「「「はい!!」」」

ー♪

バタン

美希「キャッ」

春香「もう一度!」

ー♪

バタン

美希「ううっ……」

春香「も、もう一度!……」




186: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/31(火) 01:54:40.63 ID:ikdUjRQ60


バタン

美希「うう…痛いの……」

春香「も、もう一回……」


女P「もういい」

春香「え……」


女P「真。昨日言ったよな?やめなかったら許さないぞって……」





193: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/31(火) 02:12:45.92 ID:ikdUjRQ60


女P「何でこんなことするんだ?何か理由があるんだろ?」

真「理由なんて無いよ…ただ美希がむかつくだけで……」

女P「真!お前はそんな嘘をつけるような子じゃないだろ!?俺の知ってる菊地真は素直で素敵な子だぞ!」


真「……」


美希「言えないなら代わりに美希が言ってやるの!」


女P「美希!?」





259: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/31(火) 10:27:57.42 ID:ikdUjRQ60


美希「みんな美希の人気に嫉妬してるの!」

真「………」

美希「ハニーが居なくなってからよってたかって…最低なの……」

真「クッ……」

美希「売れないアイドル君達の嫉妬には飽き飽きなの!」

真「み、みきいいいいいぃぃぃぃぃ!!」

バキッ




261: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/31(火) 10:37:06.71 ID:ikdUjRQ60


女P「お、おい!真!」

真「美希が!美希が悪いんじゃないか!」

美希「痛いの……」

真「新人賞をとったからって、いつもそんな風にみんなをバカにして!」

美希「本当のこと言って何が悪いの!?美希、は嘘なんて言わないよ!?」

真「こいつ……!!」




263: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/31(火) 10:44:19.66 ID:ikdUjRQ60


美希「みんなダンスも歌も演技も下手くそだし!万年Bクラスに居ればいいの!」

真「まだ言うか!このぉ!」

美希「やる気なら受けてたつの!」


春香「もうやめて!やめてよぉ!」





265: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/31(火) 10:56:11.68 ID:ikdUjRQ60


春香「どうしてみんな仲良くできないの……!?」

春香「プロデューサーさんが居なくなってからみんな変だよ!」


美希・真「春香……」


春香「もうやだよこんな765プロ…私の好きな765プロに戻ってよ……」ウルウル

美希「春香、もう無理だよ…」

春香「え?」




267: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/31(火) 11:06:39.38 ID:ikdUjRQ60


美希「みんな仲良しな765プロはもう戻ってこないの……」

春香「やめて……」

美希「一度離れた絆は二度と戻らないの……」

春香「やめてってば……」クスンクスン


美希「きっとハニーもこんなダメダメアイドル達に愛想尽かして出て行っちゃったの」

真「美希!このぉ!」





270: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/31(火) 11:19:30.07 ID:ikdUjRQ60


女P「みんな!やめないか!」

ビクッ

女P「そんなバラバラのままで良いステージなんてできるわけ無いだろ!」

女P「今日は解散だ!みんな少し頭を冷やせ」




273: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/31(火) 11:33:31.07 ID:ikdUjRQ60


ー765プロ事務所ー

女P「(まさか俺が居ない間にこんなことになってるなんて……)」

女P「(765プロ唯一の男が居なくなったことで事務所が女子高化……)」

女P「(これはなんとかしないとな……)」モンモン


春香「あの…女Pちゃん……?」


P「うわっ!ビックリした!」

春香「さっきはありがとうね」

P「え?」




277: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/31(火) 11:46:16.79 ID:ikdUjRQ60


春香「私、いつも美希がいじめられてるの知ってたんだけど……」

春香「なかなかガツンと言えなくて……」

女P「春香……」

春香「情けないですよね私……」

女P「そんなことないぞ!」

春香「え?」



281: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/31(火) 11:57:23.26 ID:ikdUjRQ60


女P「春香が765プロのことをすごく大切に思っていること、俺は知っている」

女P「ガツンと言えないのだって、これ以上関係が悪くなることをあんじてだろ?」

女P「春香はよくやってるぞ!」

春香「女Pちゃん……」




287: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/31(火) 12:14:39.43 ID:ikdUjRQ60


春香「へへっ…なんだか女Pちゃんって、たまにプロデューサーさんみたいだよね」

女P「え?」

春香「急に頼りになるところとか、みんなのことよく見てるところとか……」

女P「(まずい…)」

春香「すごくかっこいいと思うよ!なんか真とは違った男らしさ!」

女P「(この流れは……)」

春香「女Pちゃんってもしかして、」




290: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/31(火) 12:25:37.92 ID:ikdUjRQ60


春香「プロデューs」


ガチャッ


貴音「ゲロリ。ただいま帰りました。」

女P「あっ!おかえりなさい!(助かった!)」

貴音「あなたが新人さんですか私の名は九条貴音。以後、よろしくお願いします。」

女P「はい!お願いします!」


女P「って、なんで蛙の着ぐるみなんて着てるんですか」

貴音「ゲロリ。今日のロケで頂きました。」

女P「蛙ですか…か、可愛いですね……」

貴音「蛙になるのも楽しきことですよ。フフフッ……」


春香「………」ジーッ





298: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/31(火) 12:42:46.81 ID:ikdUjRQ60


ーP自宅ー

女P「ふう…危うく春香に正体がバレるところだった……」

女P「もう少し女の子らしくすべきかな……」

女P「というか、男に戻りたい……」

女P「なんだかんだで男の方が気楽だよな……」




303: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/31(火) 12:57:18.60 ID:ikdUjRQ60


女P「あ。真と美希の番組だ……」

女P「昼間あんな険悪なムードだったのに…」

女P「テレビの中では笑い合ってる…」

女P「女って怖いな……」ブルッ




308: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/31(火) 13:05:24.50 ID:ikdUjRQ60


女P「なんか俺が思ってたアイドルと全然違う……」

女P「こんなことなら社長の飲みに付き合ってた方がましだな……」


婆「おや、お戻りになりたいのですか?」


女P「!?」





312: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/31(火) 13:20:21.45 ID:ikdUjRQ60


婆「困りますねぇ、せっかく願いを叶えてさしあげたのに」

女P「女はもうこりごりだよ…早く戻してくれ」

婆「つまり今回の願いは男になりたい、と。」

女P「そういうことになるな」

婆「困りましたねぇ…」

女P「何か問題があるのか?」




316: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/31(火) 13:27:22.48 ID:ikdUjRQ60


婆「願いは普通に叶えられるのですが……」

女P「それならいいじゃないか」

婆「それ相応の対価を払ってもらわなければなりません……」

女P「ああ。で、今度はなんなんだ?」

婆「一回目はサービスとして緩めでしたが、二回目はきついですよ?」

女P「」ゴクッ……

婆「今回の対価はですね…………」


…………





324: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/31(火) 13:36:16.54 ID:ikdUjRQ60



ー翌日・765プロ事務所ー


女P「おはようございます」

春香「あ、女Pちゃん!おはよ」

女P「今日は早いんだね」

春香「うん。私が早く来てたら美希たちの喧嘩も防げるかなって……」

女P「春香……」


ガチャッ


「おはようございますなのー」





326: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/31(火) 13:46:17.23 ID:ikdUjRQ60


美希「あ!ハニーなのぉ!」

ダキッ

女P「え、おい、美希!?」

美希「ハニー!ハニー!」スリスリ

女P「お、おr、わ、私はプロデューサーじゃないぞ?」

美希「うん、知ってるよ?そんなの当たり前なの」

女P「じゃあどうして……」

美希「昨日はカッコ良かったの!美希を守ってくれてありがとうなの!」




328: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/31(火) 13:50:51.20 ID:ikdUjRQ60


美希「今はハニーが居ないから、女Pが新しいハニーなの!」

女P「え?」

美希「ハニー♪」ギュッ

女P「おい、胸が当たってるって!」

美希「女の子同士なんだから恥ずかしくないの!」ズイッ

女P「うわっ!ちょっと美希!やめろって!」




329: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/31(火) 13:55:09.18 ID:ikdUjRQ60


女P「(うわ…美希、ふわふわで気持ちいいな……)」

女P「(初めて女の子になって良かったと思えた……)」

女P「(あんな対価を支払うくらいならいっそこのままでも……)」


「「「おはようございます」」」





331: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/31(火) 14:04:31.10 ID:ikdUjRQ60


千早「おはようございます」

雪歩「おはようございますぅ」

春香「おはよ!」

女P「おはよう」


美希「お、おはようなの……」





333: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/31(火) 14:07:27.21 ID:ikdUjRQ60


千早「…美希、おはよ」ニコッ

雪歩「美希ちゃん、おはよう」


春香・女P「!」


美希「あ、アハ!おはようなの!おはようなの!」




337: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/31(火) 14:11:50.59 ID:ikdUjRQ60


千早「もう…一度言えば分かるわよ美希」フフッ

雪歩「変な美希ちゃん」クスクス

美希「な、何でも無いの!ただ…嬉しくて……」ウルウル

春香「(みんな仲直りしてくれるんだ…)」

女P「(それでこそ765プロだな)」


「おはようございまーす」





339: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/31(火) 14:16:45.64 ID:ikdUjRQ60


真「みんな!おはよう!」

春香・女P「真、おはよう!」

千早・雪歩「………」


真「あれ?聞こえて無いのかな?」


真「千早!雪歩!おはようってば!」


千早・雪歩「………」





348: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/31(火) 14:24:57.25 ID:ikdUjRQ60


真「ちょっと、どうしたんだよ二人共!」

千早「なんか蚊が五月蝿いわね、雪歩」ニヤニヤ

雪歩「耳障りだね、千早ちゃん」ニヤニヤ

真「え…?」


美希「!」


美希「あ、おとこおんな虫が居るの!美希が退治してやるの!」





353: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/31(火) 14:31:30.28 ID:ikdUjRQ60


美希「それっ!それっ!」

バシッバシッ

真「痛っ!痛いよ!」

プックスクス

千早「み、美希それって……」プルプル

雪歩「昨日の響ちゃんのネタのパクリ……」プルプル

美希「この虫、しぶといの!それっ!それっ!」

真「ううっ……」ウルウル




357: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/31(火) 14:40:19.79 ID:ikdUjRQ60


ガチャッ

「はいさーい!みんなおはよう!」

「おおっ!今日もなのなの虫を早速見つけたぞぉ!」

「自分の新技で早速退治してやるぞ!」

「喰らえ!」

チッ……

響「えっ!?」




362: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/31(火) 14:49:46.42 ID:ikdUjRQ60


響「どうしたんだ?自分、とっておきのネタを用意してきたのに……」

雪歩「チッ……」

千早「空気も読めないなんて……」

美希「今日は虫がよく湧く日なのー」

響「え?よくわからないぞ自分……」シュン

真「うぅっ……」ビクビク


春香・女P「」





373: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/31(火) 15:08:52.06 ID:ikdUjRQ60


ー765プロ女子便ー

女P「春香、もうこれって……」

春香「ま、まだ諦めちゃ駄目だよ」

女P「もうそんなレベルじゃ……」

春香「大丈夫!大丈夫だよ!」

女P「春香、なんでそんなに仲良しにこだわるんだ?」

春香「だって…だってプロデューサーさんが帰って来てくれた時、事務所がこんな雰囲気だったら悲しいじゃない!」

女P「え……」




384: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/31(火) 15:43:18.49 ID:ikdUjRQ60


春香「私、信じてるの、絶対にプロデューサーさんは私達の元に帰って来てくれるって!」

P「春香…」

春香「私、好きな人の悲しい顔は見たくないの……」

P「!」

春香「私……どうすればいいの…プロデューサーさん………」

P「………」




387: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/31(火) 15:48:48.62 ID:ikdUjRQ60


女P「(春香は俺に戻ってきて欲しいのか……)」

女P「(でも、あの条件を受け入れたら俺は春香を傷つけることになる……)」

女P「(俺はどうすればいいんだ……)」




390: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/31(火) 16:06:07.17 ID:ikdUjRQ60


ー765プロ事務所ー

春香「あ、もうみんな来てる……」


あずさ「あらあらうふふ」

亜美真美「わーいわーい」

伊織「もうやよいったら」

やよい「うっうー!!」

キャッキャウフフ

雪歩・千早「………」





395: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/31(火) 16:20:51.87 ID:ikdUjRQ60


女P「(騒がしかった二人があんなに静かに……)」


あずさ「あらあら。千早ちゃん。今日は美希ちゃんと遊ばないの?」

千早「いや、今日はちょっと……」

あずさ「ふーん……美希ちゃん、今日は寂しいわね」

美希「寂しくないのー」

あずさ「あらー。」


あずさ「『寂しくないです』でしょう?」





399: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/31(火) 16:25:46.28 ID:ikdUjRQ60


美希「ひっ…ごめんなの……」

あずさ「『ごめんなさい』でしょう?」ニコニコ

美希「ごめんなさい…なの……」

バンッ!

美希「ごめんなさい……」




404: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/31(火) 16:30:34.51 ID:ikdUjRQ60


あずさ「あらあら。伊織ちゃんったら机なんか叩いちゃって」

美希「……」ビクビク

あずさ「すごく暇だわ……亜美ちゃん、真美ちゃん。何かやってくれる?」

亜美真美「あいさー」ビシッ


亜美真美「それー!ブラのホック外しー!」

千早「キャッ!」





410: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/31(火) 16:34:32.37 ID:ikdUjRQ60


亜美真美「おやおやー?ブラを外したのに何も変わってませんなぁ……」ニヤニヤ

千早「……///」カァーッ

亜美「だって」
真美「千早姉ちゃんは……」

亜美真美「ひんにゅー!」

千早「クッ……」


あずさ「あらあらまあまあ」





414: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/31(火) 16:38:43.57 ID:ikdUjRQ60



響・真「大丈夫、千早……?」


千早「………」プイ

雪歩「千早ちゃん……」

あずさ「あらあら。雪歩ちゃん居たの?」

雪歩「ひっ……」

あずさ「おはよう」ニコッ

雪歩「ぉはよぅございますぅ……」




418: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/31(火) 16:41:37.61 ID:ikdUjRQ60


あずさ「あらあら。聞こえないわ?」

バンッ!

雪歩「ひいぃ…!おはようございますう!」

あずさ「はい。おはよう」ニコッ

やよい「あずささんお茶飲みます?」




423: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/31(火) 16:50:19.05 ID:ikdUjRQ60


女P「(これが765プロ女社会の構造か……)」

女P「(強いものが弱いものをいじめ…更に強いものが強いものをいじめる……)」

女P「(もうこの事務所は……)」


あずさ「新人さんと春香ちゃんもお茶どうぞ」

女P「あ、ありがとうございます……」

春香「あずささん……もう、こういうのやめませんか?」





431: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/31(火) 16:59:30.77 ID:ikdUjRQ60


あずさ「あらあら。こういうのって、何かしら?」

春香「いじめですよ!いじめ!」

全員「!」


あずさ「いじめ…?」

春香「そうです!おかしいですこんなの!」

あずさ「あらあら。私はただ年下のみんなに良くしてもらってるだけよ?」

春香「全然違いますよ!これはただのいじめです!」

あずさ「へえ……春香ちゃんは私のこと気にいらないんだ……」




438: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/31(火) 17:07:46.00 ID:ikdUjRQ60


春香「はい!私、絶対やめさせて見せますから!」

あずさ「そう…」


あずさ「あらあら。響ちゃんと真ちゃんは残念ね、明日からみんなと遊んで貰えなくなるわよ」

響・真「!」

あずさ「千早ちゃんと雪歩ちゃんも明日からは一緒にお茶を飲みましょ?」

千早・雪歩「! は、はい!」

あずさ「うふふ……」




443: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/31(火) 17:14:44.79 ID:ikdUjRQ60


ー帰り道ー

女P「お、おい春香!どうするんだよ!」

春香「何が?」

女P「何がじゃないよ!お前、明日から、全員からいじめられるかも知れないんだぞ!」

春香「ああ……良いんだよそれで」

女P「え!?」




448: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/31(火) 17:21:39.94 ID:ikdUjRQ60


春香「ほら、よく言うじゃない?」

春香「共通の敵を持つものは味方だって……」

春香「それってつまり、全員が共通の敵を持てば、全員味方になるってことでしょ?」

女P「春香…それって……」

春香「良いの。私一人の犠牲でみんな仲良くなれるなら……」




455: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/31(火) 17:32:47.23 ID:ikdUjRQ60


女P「そんなのダメだ!それにプロデューサーもきっと悲しむぞ!」

春香「プロデューサーさんが…?」

女P「ああ!当たり前だ!」

春香「大丈夫ですよ……」

女P「何でだ!?」

春香「プロデューサーさんが帰ってきたら私、事務所やめるから……」




459: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/31(火) 17:39:08.41 ID:ikdUjRQ60


春香「プロデューサーさんが帰って来たらいじめなんて起こらないから……」

春香「私がプロデューサーさんが帰ってくるまで、仲の良い765プロを保って、バトンタッチするの」

春香「そして、仕事を終えた私は引退……」

春香「ふふっ…ちょっと格好つけちゃった」テヘヘ

女P「ふざけるなよ……」プルプル




466: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/31(火) 17:49:38.74 ID:ikdUjRQ60


女P「本当にそんなことでプロデューサーが喜ぶと思ってるのか!?」

春香「大丈夫だよ…プロデューサーさんは私のことなんて気にしないよ……」

女P「いいや!気になる!」


女P「俺は春香のことが好きだからだ!」


春香「え?女Pちゃん…?何言って……?」

女P「俺は春香が笑っている姿を見ていたいんだ!」

春香「え?え?」

女P「俺がお前を笑顔にしてみせる!」




474: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/31(火) 17:57:15.43 ID:ikdUjRQ60


女P「春香、あとは俺に任せてくれ」

春香「女Pちゃん……?」

女P「いいか、どんなことが有っても、大人しくしておくんだぞ?」

春香「え…?う、うん……」

女P「よし!約束だ!じゃあまた明日な春香!」

春香「うん…ばいばい」フリフリ


春香「(やっぱり女Pちゃんって……)」





479: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/31(火) 18:11:59.72 ID:ikdUjRQ60


ーP自宅ー

女P「つまり、春香を笑顔にさせるには……」


女P「1,バラバラになったみんなを一つにする」

女P「2,男の姿の俺が事務所に戻る」


女P「この条件を満たせば春香を笑顔にできるんだ……」




481: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/31(火) 18:14:38.23 ID:ikdUjRQ60


女P「おい!」


婆「お呼びですか」


女P「男に戻る決意ができた」

婆「ほう、それでは対価を払う決意も……」

女P「大丈夫だ」

婆「あなたは勇敢な方だ……」

女P「だがあと少しだけ待って欲しい。先にやることがあるからな……」

………………





489: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/31(火) 18:22:49.73 ID:ikdUjRQ60


ー翌日・765プロ事務所ー

女P「おはようございます」

春香「うぅっ……クスンクスン」

女P「春香!?どうした?」

春香「あ、女Pちゃん…私のロッカーが……」

女P「!?めちゃくちゃじゃないか!」




492: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/31(火) 18:29:15.11 ID:ikdUjRQ60


あずさ「あらあら。まあまあ。泥棒でも事務所に入ったのかしらぁ」ウフフ

春香「ううっ……」グスン

雪歩「あ、足が滑ったです」ニヤニヤ

ゲシッ

春香「痛っ……!」

あずさ「もう雪歩ちゃん、気をつけなきゃ駄目よ?」




498: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/31(火) 18:33:55.24 ID:ikdUjRQ60


あずさ「春香ちゃん、今日はもう帰った方が良いんじゃないかしら?」

春香「え?」

真「そうだよ、ロッカー荒らされて大変だろ?帰りなよ!」

響「そうだぞ!帰った方がいいぞ!」

響「みんなもきっとそう思ってるぞ?」

ニヤニヤ




504: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/31(火) 18:38:51.25 ID:ikdUjRQ60


春香「うう……」ポロポロ

あずさ「あらあら。どうして泣くの?」


クスクス クスクス





506: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/31(火) 18:41:11.08 ID:ikdUjRQ60


女P「………」

ツカツカ

あずさ「あら、新入りさんどうしたの?」

女P「いい加減にしろよ年増」




515: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/31(火) 18:43:49.71 ID:ikdUjRQ60


あずさ「な?」

女P「弱いものを集団でいじめて楽しいのかババア!」

あずさ「ちょっとよく聞こえなかったわ……」

女P「何度でも言ってやるよ、嫁き遅れ!」




520: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/31(火) 18:49:08.20 ID:ikdUjRQ60


美希「ハニー!やめるの!それ以上言ったらハニーが!」

女P「触るな売女!」

ビシッ

美希「痛っ……って、え?」

女P「淫乱菌が伝染るだろ!」

美希「え?え?」




528: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/31(火) 18:54:49.66 ID:ikdUjRQ60


伊織「ちょっとあんた……」

女P「黙れデコ助!」

響「お、おい」

女P「島に帰れ!」


貧乳!
おとこおんな!
コミュ症!
個性のない双子!
貧乏人!
能面!


あずさ「あらあら………」




535: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/31(火) 18:58:56.97 ID:ikdUjRQ60


あずさ「ちょっと、新人教育をしないといけないみたいね……」

あずさ「春香ちゃん…協力してね?」

春香「え、ええ?」チラッ

女P「……」コクッ

春香「わ、分かりました……」




540: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/31(火) 19:05:07.40 ID:ikdUjRQ60


ー帰り道ー

春香「ちょっと、ちょっと!女Pちゃん!どうしてあんなこと……」

女P「これで春香がいじめられなくて済むだろ?」

春香「で、でもこんなのって……わ、私、明日みんなに本当のこと言うよ!」


「ふーん。やっぱりそうだったんだ」





544: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/31(火) 19:11:21.83 ID:ikdUjRQ60


女P「お、お前は!?」

春香「伊織!?」

伊織「どうせそんなことだと思ってたわ。あんな悪口見え見えだもの」

女P「うっ……」

伊織「あずさにばらしてやるんだから……」ニシシ

女P「お、おい。」

伊織「なーんて嘘よ嘘。なんか考えが有ってのことなんでしょ?協力してあげるわよ」

P「本当か!?それなら……」




551: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/31(火) 19:15:49.78 ID:ikdUjRQ60


女P「春香を止めておいてくれ」

伊織「は?」

女P「俺がいじめられてる間、春香を止めておいてくれ」

伊織「あんた……」

女P「春香はきっといじめられている俺を助けに来てしまうから…頼む伊織!」

伊織「わ、分かったわよ!絶対に春香を止めてみせるわ!」

春香「女Pちゃん……」




558: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/31(火) 19:22:23.55 ID:ikdUjRQ60


伊織「(あずさをギャフンと言わせる協力と思ったら、全然違うお願いをされたわ……)」

伊織「(いじめを止めるなって…変態なのかしら……)」

女P「春香も、手出しをしたら絶交だからな!」

春香「う、うん……」




560: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/31(火) 19:25:06.18 ID:ikdUjRQ60


ー翌日・765プロ事務所ー

女P「おはようございます」

「………」

女P「あ…ロッカーが……」

あずさ「あらあら、毎日泥棒さんも大変ねぇ」ニコニコ




561: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/31(火) 19:28:33.42 ID:ikdUjRQ60


女P「うっ……」

あずさ「盗まれた下着とかがオークションに出されないと良いわね……」

女P「……」

「女Pの汚いパンツなんて売れませんよ!」

プックスクス




568: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/31(火) 19:33:19.86 ID:ikdUjRQ60


ー翌日・765プロ女子便所ー

女P「あと少しの我慢だ……」

「ちょっと、ちょっと、これ泣いちゃうんじゃない!?」ウシシ

「「いいから早くやっちゃおうよ!」」

「うっうー!せーの!」

バシャーン!




571: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/31(火) 19:37:10.28 ID:ikdUjRQ60


女P「きゃーっ!」ビショビショ


「やっりぃ!大成功!」

「「きゃーだって→」」

「うっうー!」


女P「あと少しの我慢……」ビショビショ




577: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/31(火) 19:40:52.14 ID:ikdUjRQ60


ー翌日・P自宅ー

女P「え?私のことで某掲示板が炎上?」

女P「えっと……内部からのリーク?女Pは枕営業で仕事を見つける?」

女P「ひどい……」




585: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/31(火) 19:47:45.47 ID:ikdUjRQ60


ー翌日・ライブー

765プロウオオオー

女P「(よしこの曲もあと少しで終わり…)」

ウオオオー!ハイ!

女P「(決めポーズ!って、え、?雪歩の足が!?)」

ズテーン!

ウオ…

雪歩「……」ニヤニヤ




592: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/31(火) 19:52:13.51 ID:ikdUjRQ60


真「今日のライブ、女Pがコケたせいで台無しじゃないか!」

女P「ごめん……」

響「自分、女Pの誠意が見たいぞー」

女P「誠意……?」

あずさ「髪を切るとか…どうかしら……」ウフフ




595: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/31(火) 19:58:41.80 ID:ikdUjRQ60


女P「え…髪を……?」

亜美真美「「さんせーい!!」」

女P「い、嫌です!!」

あずさ「真ちゃん、響ちゃん?」

真・響「了解」

ガシッ

女P「は、離してください!」

千早「ハサミ使います?」

女P「嫌!やめて!」

あずさ「ちょっとだけだから、ね?」




606: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/31(火) 20:04:02.70 ID:ikdUjRQ60


春香「女Pちゃん…!!」

伊織「春香、駄目!!」

春香「離して伊織!」


ジョキッ!


あずさ「あらあら、随分とさっぱりしたわね」

女P「………」

真「似合ってるよ女P……ププッ」




622: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/31(火) 20:16:10.15 ID:ikdUjRQ60


ー帰り道ー

春香「本当のこと言って、もうやめてもらおうよ、女Pちゃん……」

女P「ダメだよ……今、やっと765プロが1つになろうとしてるのに………」

春香「でも……」

女P「春香の願いじゃないか!」

春香「女Pちゃん…もう良いよ……もう………」


春香「765プロなんてどうでもいいよ……」





635: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/31(火) 20:30:47.16 ID:ikdUjRQ60


春香「こんな765プロ要らない……」

女P「春香……」

春香「あいつらだけ居なくなればいいのに……」

女P「………」


「それなら良い方法があるわよ!」





642: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/31(火) 20:38:47.38 ID:ikdUjRQ60


女P「伊織!?」

伊織「これを見なさい!」



あずさ『響ちゃん?真ちゃん?』

響・真「了解」

女P『は、離してください』



女P「うっ…これって……」

伊織「さっきのシーンを全部録画しておいたわ」





654: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/31(火) 20:52:53.77 ID:ikdUjRQ60


伊織「これを動画サイトにアップするわ!」

女P「ええ!?」

伊織「ちょうどいじめに加担してるやつらが全員写ってるしか声も入ってるから一掃できるわよ!」

春香「伊織……」

伊織「で、どうするの?判断はあんたに任せるわ」

女P「春香、本当に良いのか?」

春香「良いです。私はもうプロデューサーさんが戻ってくれさえすれば……」

女P「分かった!伊織!やってくれ!」




665: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/31(火) 21:05:51.47 ID:ikdUjRQ60


伊織「りょーかい!」パチンッ

SP「」ササッ

カタカタカタカタ


春香「………」

女P「(俺さえ戻ればいいか…それで春香が笑顔になるなら……)」

春香「………」

女P「春香」

春香「なに?」キョトン

女P「プロデューサーのことずっと好きでいてやってくれよ……」

春香「え…///そんなの、あ、当たり前だよ…」


春香「私はずっとプロデューサーさんのことを好きでいるよ」


春香「約束する……」





676: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/31(火) 21:16:26.63 ID:ikdUjRQ60


ー翌日・765プロ事務所ー

社長「君たち、いや、お前たち。とんでもないことをしてくれたな……」




千早
雪歩    「…………」
亜美
真美
やよい
あずさ


社長「覚悟はできているかな!?」ポキッポキッ

「「「「「「「「ひえええええぇぇぇぇええ」」」」」」」」




700: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/31(火) 21:35:26.22 ID:ikdUjRQ60


ーP自宅ー

女P「これで全て終わったな……」


女P「おい」

婆「お呼びですか?」

女P「男に戻してくれ」

婆「よろしいのですか?」

女P「ああ。頼む……」

…………




708: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/31(火) 21:53:40.35 ID:ikdUjRQ60


ー翌日ー

P「やれやれ酷い目にあった……」

P「もう女になんかなりたいなんて思わないぞ……」

P「社長の飲みに付き合っていた方がましだよ……」

P「おっと、そろそろ事務所に行かなきゃな」




717: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/31(火) 22:00:34.81 ID:ikdUjRQ60


あれから社長に電話したら、普通に許してもらえた。
社長はどうやら俺が姿を消したことより寂しさの方が上まっていたようだ。
きっと今日は飲みに誘われるに違いない。

事務所は例の事件によってアイドルが激減して、再スタートを切るらしい。

P「よし!今日からまた頑張るぞ!」




721: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/31(火) 22:02:21.11 ID:ikdUjRQ60


P「ふう、よし……」

ガチャ

P「お早うございます!」




729: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/31(火) 22:10:48.33 ID:ikdUjRQ60


ー765プロ事務所ー

伊織「あら。おはよう。久しぶりね」

P「おお。伊織。いろいろとあったらしいな……(俺にとっては久しぶりじゃないけどな)」

伊織「あんたがいなかった3ヶ月とちょっとはまさに悪夢だったわ……」

P「そうか……」

伊織「でも、あ、あんたが帰ってきて良かったわ!」

P「ん?」

伊織「ち、違うわよ!そういう意味じゃなくて、その…その……」

ナデナデ

伊織「ふぇ?」

P「ありがとうな、伊織。」

伊織「ふ、ふん///」




742: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/31(火) 22:24:57.84 ID:ikdUjRQ60


美希「あ!ハ二……プロデューサー!」

P「おお。美希、おはよう」

P「(美希は実力を買われて解雇にならなかったんだよな…)」

P「(社長も無鉄砲な様で意外と考えてるんだなぁ)」

美希「あのね…もうハニーは私のハニーじゃなくてね、今のハニーは違う人でね……」

P「ハハッ……何を言いたいのか分かんないぞ」

美希「でもね、今またハニ…プロデューサーを見るとね、やっぱりハニーがハニーだなって思うの!」

P「美希がどの人をハニーと呼ぼうが構わないよ。これからもよろしくな」

美希「ハニー!!」




745: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/31(火) 22:31:13.98 ID:ikdUjRQ60


貴音「おはようございます。あなた様。」

P「(貴音は最後までいじめの存在に気付かなかったんだよな……)」

P「(純粋なのか、ただ鈍いだけなのか……)」

P「久しぶりだな、貴音」

貴音「久しぶり?何を言っておられるのですか?」

P「え?」

貴音「3ヶ月行方をくらませた後にひょっこりと現れたじゃないですか?」

P「え???」




759: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/31(火) 22:38:30.29 ID:ikdUjRQ60


貴音「何故か女装をしておいでだったから最初は気づきませんでしたが……」

P「(貴音…怖っ……)」

P「(蛙に……)」

P「(まあ、時効だよな……)」

貴音「あなた様?」

P「いやいや、お前には勝てないな。ホント……」ハハハッ




763: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/31(火) 22:47:25.52 ID:ikdUjRQ60


社長「さて、こうやって765プロも再出発を果たすことになった」

社長「星井くん、四条くん、水瀬くん」

社長「これからも頼む」

3人「はい!」

社長「そして、Pくん!寂しかったぞ!今夜早速1杯どうかね?」

P「はい!喜んで!」




777: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/31(火) 22:54:04.17 ID:ikdUjRQ60


社長「そして秋月くん、音無くん、Pくん捜索の旅、ご苦労だった!」

律子「もう、プロデューサー!心配したんですよ!」

P「す、すまん」

小鳥「草津のお湯気持ち良かったですよねー」ピヨピヨ

律子「ちょ、ちょっと!小鳥さん!それは内緒って言ったじゃないですかと!」

P「本当に心配してたのか…お前ら……」




787: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/31(火) 23:05:42.52 ID:ikdUjRQ60


社長「私もアイドルのプロデュース作業で忙しくてね。なかなか姿を表せなかったよ」

P「すいません……」

社長「いやいや、謝らんでくれ。それよりこちらも済まなかった」

P「え?」

社長「いやぁー。プロデュース業って意外と大変なんだね」ハッハッハ

社長「よく今まで律子くんと二人で頑張ってくれていたなぁと、ずっと思っていたんだ」ハッハッハ

P「社長……」




793: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/31(火) 23:11:54.49 ID:ikdUjRQ60


社長「それにしても、今日を一番楽しみにしていた主役が来ていないようだね……」

タッタッタッ……

社長「おやおや、噂をすれば影というやつかな……」ハッハッハ

ガチャ!


「おはようございます!遅れてすいません!」





802: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/31(火) 23:19:10.07 ID:ikdUjRQ60


伊織「もう!こんな日にどうして遅刻するのよ!」

「ごめんごめん!ちょっと準備に手間取っちゃって……」

美希「あ!さては、ハニーが帰ってくるからって、おめかししてたんでしょ!」

「ち、違うよ!!///」

貴音「確かにメイクがいつもよりしっかりしてますね」

「もう!///やめてってば!///」




808: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/31(火) 23:24:56.38 ID:ikdUjRQ60


社長「うむ。よく来てくれた、天海くん!」

春香「はい!これからもよろしくお願いします!」

小鳥「春香ちゃん、いっぱいお土産有るわよ!」

律子「ちょっとぉ!小鳥さんってばぁ!」

春香「えぇ!?二人共プロデューサーさんを捜索してたんじゃないんですか!?」

社長「ハッハッハ!!」




810: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/31(火) 23:29:47.28 ID:ikdUjRQ60


伊織「ふふっ……なんだかいつもの765プロが戻ってきたわね」

貴音「まことですね……最近は何やら険悪な雰囲気でしたから」

律子「あら、そうだったの!?」

春香「良かった…またこんな風に過ごせて……」ニコッ




821: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/31(火) 23:35:09.75 ID:ikdUjRQ60


社長「ほら、君からも何か言ってあげたまえ。彼女は君からの言葉をきっと待っているぞ」

P「社長……」

社長「ん?どうかしたかね?」

P「彼女は、」



P「彼女は新人のアイドルですか?」



社長「!?」


P「えっと…笑顔が、笑顔がとても素敵な方ですね!」ニコッ





844: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/31(火) 23:42:30.32 ID:ikdUjRQ60


伊織「ちょ、ちょっとあんた!何言ってるのよ!」

貴音「め、面妖な……」

P「な、何でみんな怒ってるんだよ……」

美希「ハニィー?美希、そういう冗談は好きじゃないな」

社長「ハッハッハ、ちょっとブラック過ぎるがナイスジョークだぞ君ぃ!」




857: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/31(火) 23:51:22.81 ID:ikdUjRQ60


P「俺はただ社長から『何か一言』って言われたから思ったまま」


P「笑顔が素敵だって……」


社長「君ぃ、ブラックジョークの被せは良くないぞ?」

P「だからジョークじゃ無いって……」

伊織「あんたはムードってものも察せれないの!?そこは気の利いた一言をいうところでしょ!?」

美希「ハニー、見損なったの……」

P「い、一体全体何なんだよ……」


律子「………どうやら嘘を言ってる感じじゃないですよ?」





864: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/31(火) 23:58:26.46 ID:ikdUjRQ60


P「だから最初から本当だって……」

社長「し、信じられん」

貴音「まるで魔法にでも掛かったかのようですね……」


春香「プ、プロデューサーさん?」

P「………」

春香「アハハ…ちょっと、おめかしし過ぎちゃいましたかね?あ、いつもの髪型にしたら分かるかな……?」

P「……」

ヒョイ

春香「ほら、私ですよ。春香ですよ、プロデューサーさん?」

P「……すまん」




876: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/01(水) 00:04:51.12 ID:UQdnmd5k0


春香「そんな…そんなのって無いよ…」ウルウル

P「すまん…本当に覚えて無いんだ……」

春香「どうして、どうして…私の記憶だけ……」ウルウル

P「………」


社長「あ、そのぉ、は、働いてるうちに思い出すかも知れないぞ!」

律子「そ、そうですね!プロデューサー!早速仕事に入りましょう!」

P「あ、ああ……」


伊織「ほら、春香、立って……」

春香「うっうっ…」クスンクスン

美希「春香……」




882: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/01(水) 00:11:38.20 ID:UQdnmd5k0


P「(なんだろう…)」

P「(なにか…何かが引っ掛かるこの感じ……)」


律子「それにしても、仕事するのも3ヶ月ぶりかぁ…デスクがすごい汚れてそう……」

小鳥「そうですねぇ……って、うわ!すごい埃!」

P「(あぁ…きっと俺の机も汚れてるんだろうなぁ……)」




891: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/01(水) 00:16:26.37 ID:UQdnmd5k0


律子「まずはみんな机掃除からですね……」

小鳥「あぁー…早く温泉饅頭食べたいなぁ……」

律子「こ、小鳥さん…」


律子「ん?おやおや?プロデューサーの机は綺麗ですね?」

P「あれ、本当だ…いったい何で……」




895: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/01(水) 00:24:41.30 ID:UQdnmd5k0


ズキン

P「うっ…」

P「(まただ…また……)」

P「(なにか大切なことを忘れてるような……)」


『実は私が毎日磨いてるんです。いつか帰って来てくれる気がして…』

『たぶんプロデューサーさんは今少し疲れてるだけなんだと思います」』

『きっと十分休んだらすぐ帰って来てくれます!だって私たちのプロデューサーさんだもん!』


P「ううっ……」





899: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/01(水) 00:31:37.89 ID:UQdnmd5k0



「さて、まずはプロデューサーさんの机を拭かなきゃ」

亜美「おやおや」

真美「まあまあ」

真「相変わらず○○はプロデューサーにお熱だね」ヒューヒュー

「も、もう///違うってば///」

真「照れない照れない」

「///」


P「誰かが…俺の机を拭いてくれていた……」


律子「そういえばプロデューサー。残念でしたね」





911: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/01(水) 00:39:10.30 ID:UQdnmd5k0


P「何がだ?」

律子「新しい子が入ったのにいじめでやめちゃったらしいんです」

P「ああ…(それ、俺なんだけどね…)」

律子「社長もお気に入りの子が辞めちゃってガッカリしてますよ」

P「ハハハッ……」


P「(そういえば何で俺はいじめられていたんだっけ……)」





927: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/01(水) 00:50:27.11 ID:UQdnmd5k0


「○○、なんでそんなに仲良しにこだわるんだ?」

「だって…だってプロデューサーさんが帰って来てくれた時、事務所がこんな雰囲気だったら悲しいじゃない!」

…………

「年増!」 「島に帰れ!」

…………

「ちょっと、ちょっと!女Pちゃん!どうしてあんなことを!」

「これで○○がいじめられなくて済むだろ?」

…………

P「……」ズキズキ




933: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/01(水) 00:54:45.73 ID:UQdnmd5k0


「○○」

「なに?」キョトン

「プロデューサーのことずっと好きでいてやってくれよ……」


「え…///そんなの、あ、当たり前だよ…」

「私はずっとプロデューサーさんのことを好きでいるよ」

「約束する……」

………………………

P「(あと少し、あと少し……)」ズキズキズキズキ


?「やれやれ、見ていられませんよ……」

?「さながら今の願いは『大切なものを思い出したい』ですかね」

?「次の対価は高いですよ?ふふふ…」





942: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/01(水) 01:01:21.69 ID:UQdnmd5k0



P「………」ズキズキズキズキ


P「!」

P「は、る、か………」

律子「え、プロデューサー?今なんて?」

P「はるか!春香だよ!」

小鳥「もしかして、思い出したんですか!?」

P「春香はどこに!?」

社長「春香君なら、応接間に居るぞ!すぐ行ってあげたまえ!」

P「はい!」




954: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/01(水) 01:14:16.20 ID:UQdnmd5k0


P「(そうだ!俺は春香を笑顔にしたくて頑張ってたんだ!)」

P「(そして、戻ってきたのに……)」

P「(それなのに俺は何をやっているんだ!)」


P「春香!」

春香「プ、プロデューサーさん?」

P「すまない春香…全て思い出した……」

春香「……プロデューサーさん」ウルウル

P「春香、あの約束を覚えているか?」

春香「はい、覚えています……そして、これからもずっと…守ります……」

P「春香!俺も、俺も!お前のことが………」

……………





955: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/01(水) 01:14:53.29 ID:UQdnmd5k0




婆「おやおや、見ていられませんね……」

婆「今回の対価……?」

婆「そうですね…彼女を一生幸せにでもしてもらいましょうかね……」

婆「ふふふふふ………」



おわり






988: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/01(水) 01:19:17.12 ID:UQdnmd5k0


終わりです。
保守してくれた方々、ありがとうございました。

物語は最初のうちに全部構想ができてたんですけど、書き貯めがない上、ながら書きだったので遅筆になってしまいました。

とりあえず、春香って幸薄で最高ですよね!



元スレ
女P「朝目が覚めたら女の子になっていた……」