1: 名無しで叶える物語 2019/03/11(月) 20:31:23.87 ID:zOb4T7zW.net

千歌「今を重ね、そして、未来、…へ……向かおう、っと!」

千歌「よし!かんぺきっ!」

千歌「いやー、たまには部室に残って歌詞作りをするのも悪くないね!」

千歌「家でやるとついついサボっちゃうからね」

千歌「もう6時前じゃん!わぁチカがんばったなぁ!」

千歌「もうクタクタだしさっさと帰ろう」


ガララ


果南「おぉ~千歌、まだいたの?」

千歌「果南ちゃん、おつかれ~」



3: 名無しで叶える物語 2019/03/11(月) 20:32:47.70 ID:zOb4T7zW.net

果南「まだ作業してたの?」

千歌「うんっ、でも今終わったところ」

果南「じゃあもう帰るとこ?この後用事ある?」

千歌「ううん、何にもないけど…」

果南「ほんと!?じゃあさ、最近新発売したコンビニのアイスあるじゃん?あれ食べいかない?」

千歌「え!?あのちょっとお高いアイスを!?」

果南「うん、果南お姉ちゃんが奢ったげる!!」

千歌「!?!?!?」



4: 名無しで叶える物語 2019/03/11(月) 20:33:40.36 ID:zOb4T7zW.net

千歌「…え?ほんとに…?」

果南「うん」

千歌「奢ってくれるの?」

果南「うん」

千歌「果南ちゃん……」

果南「……」

千歌「ほんと大好きっ!」

果南「大袈裟だよ///」



5: 名無しで叶える物語 2019/03/11(月) 20:34:33.03 ID:zOb4T7zW.net

千歌「うわぁ!がんばって良かった!!」

果南「ちょっと千歌///」

千歌「私この時のために作詞を始めたのかもしれない……」

果南「だから大袈裟だよ///」

千歌「あのアイスを食べられるなんて!しかも奢りで!」

果南「…もう///」

千歌「よしっ、早速行こう!」


ガララ


曜「あ、千歌ちゃん~果南ちゃん~」



7: 名無しで叶える物語 2019/03/11(月) 20:35:47.46 ID:zOb4T7zW.net

果南「おつかれ!」

曜「2人ともおつかれ!」

千歌「曜ちゃんおつかれ~、衣装のほうもひと段落した?」

曜「衣装づくりは大方終わったよ!いまルビィちゃんと善子ちゃんが片付けてくれてるから千歌ちゃんに報告と思って」

千歌「そうだったんだ!」

果南「曜もさ、この後なんだけどーー…」

曜「そうそう!千歌ちゃん、あの沼津にできた焼肉屋行きたいって言ってたじゃん??」



9: 名無しで叶える物語 2019/03/11(月) 20:36:42.26 ID:zOb4T7zW.net

千歌「あの全然予約取れない焼肉屋でしょ?すっごい行きたいよ~」

曜「実はさ~前に衣装の相談に乗ってくれるデザイナーのお姉さんの話したでしょ?」

千歌「してたねぇ」

曜「あの人が普段がんばってるご褒美にって、今日あの焼肉屋の予約取ってくれたんだ~」

千歌「!!?」

曜「友達もぜひって言ってたから、千歌ちゃんもどうかなって!!」

千歌「!?!?!!!?!?!?」

果南「……」



11: 名無しで叶える物語 2019/03/11(月) 20:37:39.83 ID:zOb4T7zW.net

曜「ねぇどうかな?」

千歌「あっ、その…」

曜「あれ?もしかして何か予定ある?」

千歌「いや、そ…」

曜「急だったからしょうがないかぁ」

千歌「あっ、嫌とかじゃなくてね!」

曜「ん??」

曜「まぁいいや、ルビィちゃんと善子ちゃんと片付け済ましてくるからそれまでに決めといて!」

曜「じゃあ!」

千歌「ちょま、曜ちゃん!!」

ガララ タッタッタッ



12: 名無しで叶える物語 2019/03/11(月) 20:38:44.21 ID:zOb4T7zW.net

千歌「……」

果南「……」

千歌「くっ…」

果南「ゴホン、んっんー」

千歌「!?!?」

果南「ジーー」

千歌「あっ……」


千歌「曜ちゃん、私は果南ちゃんとアイス食べに行くので無理です」


果南「遅いよ!?!?」



14: 名無しで叶える物語 2019/03/11(月) 20:39:53.67 ID:zOb4T7zW.net

果南「もう曜いっちゃったよ!?」

千歌「あははっ!曜ちゃん人の話聞かないですぐ全速前進しちゃうから!」

果南「いや、めっちゃ聞こうとしてたよ!?」

千歌「曜ちゃんそういうとこあるからねぇ、ほんとバカ曜なんだから!」

果南「めっちゃ汲んでくれようとしてたけどね!?」

千歌「さ、果南ちゃん行こうか!」


果南「千歌さ…」


果南「何?焼肉行きたいの??」



15: 名無しで叶える物語 2019/03/11(月) 20:41:00.82 ID:zOb4T7zW.net

千歌「な、何言ってるのさ?私、果南ちゃんに誘われてから頭ん中アイスでいっぱいだから!」

果南「そ、そう?」

千歌「うんうん!ほら、今も頭の中でジュージューいってる…」

果南「焼肉ぅ!!」


千歌「!?!?」

果南「それ焼肉ぅう!!」



16: 名無しで叶える物語 2019/03/11(月) 20:41:51.98 ID:zOb4T7zW.net

千歌「じょ、冗談だって!」

果南「冗談!?」

千歌「ほんと冗談だから!」

果南「お、おん…」

千歌「行こうよ!あぁーアイスタノシミダナー」

果南「すんごい棒読みだぁ」


タッタッタッ ガラッ


曜「忘れてた!!」



19: 名無しで叶える物語 2019/03/11(月) 20:42:48.56 ID:zOb4T7zW.net

千歌「ごめん曜ちゃん、私これから果南ちゃんとーー」

曜「言い忘れてた、お姉さんのお友達も来るんだけど大丈夫かな?」

千歌「お友達?」

曜「うん…あ!写メ貰ってたんだった!」

千歌「どれどれ?」

曜「ね、この人千歌ちゃんの好みでしょ??」

千歌「うわ!!穂乃果さんと激似!?」

曜「そうなんだよぉ」

千歌「かわいい!穂乃果さんと言っても過言ではないよ!」

果南「……」



20: 名無しで叶える物語 2019/03/11(月) 20:43:45.06 ID:zOb4T7zW.net

曜「どうかな?なんかこういうの面倒くさい??」

千歌「いやそんなこと…」

曜「大丈夫?無理してない?」

千歌「無理なんて…」


「曜ー!」


曜「あ、水泳部のみんなだ!明日の練習についての話があったんだった!」

千歌「……」

曜「ごめんね!すぐ行ってくるから決めといて!」


ガラッ タタッ



21: 名無しで叶える物語 2019/03/11(月) 20:44:41.42 ID:zOb4T7zW.net

千歌「……」

果南「んっんっ」

千歌「!?」

果南「まぁ~まぁ~♪」

千歌「……」

果南「……」

千歌「フゥー」

果南「じ~~」


千歌「曜ちゃん、私これから果南ちゃんとーー」


果南「だから遅いよ!?!?」



22: 名無しで叶える物語 2019/03/11(月) 20:45:25.18 ID:zOb4T7zW.net

果南「時差!?時差があるのかな!?この距離で!?」

千歌「曜ちゃんってば人の話聞かないでヨーソローするから~」

果南「めっちゃ寄り添ってたけどね!?」

千歌「お父さんが船乗りだからなぁ」

果南「関係ないよね!?!?」

千歌「さぁ!アイス行こうか果南ちゃん!」

果南「いやいやいや」

千歌「大丈夫!曜ちゃんには果南ちゃんとアイス行くってLINEしとくから!」

果南「まぁ、千歌がいいなら……」



23: 名無しで叶える物語 2019/03/11(月) 20:46:20.56 ID:zOb4T7zW.net

千歌「っとその前に、ちょっと目を閉じて待ってて貰っていい?」

果南「え?目を閉じるの?」

千歌「うんっ!」

果南「まぁいいけど…」パチ

千歌「すぅぅ…」



千歌「焼肉行きたいよおおおおおおおお!!!」

果南「!?!!?!?」



24: 名無しで叶える物語 2019/03/11(月) 20:47:15.57 ID:zOb4T7zW.net

千歌「焼肉行きたいのおおおおおおおおお!!!」

果南「ちょ」

千歌「なんでこんな春先にアイスなんて食べて寒い思いしなくちゃいけないのぉ!??」

果南「おま」

千歌「焼肉で心も体もあったまりたいよおおおおおお!!!」

果南「え、こいつまじか?」

千歌「なんで綺麗なお姉さん達と焼肉たべれるのに筋肉女とアイス食べなきゃいけないんだよおおお!!!」

果南「狂ってやがる!!」



25: 名無しで叶える物語 2019/03/11(月) 20:47:52.56 ID:zOb4T7zW.net

千歌「こんなことになるなら家で作詞してるんだった!!」

千歌「スクールアイドルなんて私には無理だったのかなぁ!??」

果南「大袈裟だって!!」

千歌「ただ輝きたかった!!それだけなのに!!」

千歌「うゔゔうゔううううぅう」

果南「……」

千歌「はぁ…はぁ…」

果南「…」


千歌「ふぅ…」



26: 名無しで叶える物語 2019/03/11(月) 20:48:21.43 ID:zOb4T7zW.net

千歌「さぁ、アイス食べに行こうか」

果南「焼肉行けええええええええ!!!」



27: 名無しで叶える物語 2019/03/11(月) 20:48:59.31 ID:zOb4T7zW.net

千歌「え!?」

果南「曜と焼肉行けえええええええ!!!」

千歌「どどど、どうしたの急に…」

果南「どうしたの急に!?」

千歌「果南ちゃん??」

果南「え!?聞こえてないとでも思ってるの!?」

千歌「お、落ち着いて!」

果南「聞こえましたとも!耳ではなく目を塞いでいたものでね!」

千歌「な、何が!?」

果南「何がじゃねぇよ!!焼肉行けよおおお!!!」



28: 名無しで叶える物語 2019/03/11(月) 20:49:38.43 ID:zOb4T7zW.net

千歌「え?行っていいの?」

果南「行けよおおおお!!!」

千歌「ちっ、なんだよ!だったら最初から誘ってくるんじゃねぇよ!!」

果南「え"え"ええ!?!?」

千歌「果南ちゃんがアイス誘ってくる前に焼肉誘われてたら気持ちよく焼肉楽しめたのに!!」

果南「やばいね!?」

千歌「100%の気持ちで焼肉楽しめたのにっ!!!」

果南「あんたやばいね!!?」

千歌「神様!!これは試練ですか!!?」

果南「神様!!こいつ破愚していいですか!!?」



29: 名無しで叶える物語 2019/03/11(月) 20:50:24.15 ID:zOb4T7zW.net

千歌「つぐなえ!!」

果南「はぁ!?」

千歌「アイスの罪をつぐなえ!!」

果南「アイスの罪!?」

千歌「私だったら用事が出来たとか行って気持ちよく送り出すけどね!!?」

果南「いかれてるよ…」

千歌「早く!先輩として、姉貴分として!私に気遣え!!」

果南「あぁもうっ!だったら急に1人でアイス食べたい気分になったの!!」

果南「だから1人でいく!これでいいかなん!?」



30: 名無しで叶える物語 2019/03/11(月) 20:51:12.95 ID:zOb4T7zW.net

千歌「……」

果南「おいこら」

千歌「くっ、だめだっ!」


千歌「誘ってきたくせに急に1人で行きたくなるとかワケ分からんやつの思考を考察すると100%焼肉を楽しめないっ!!」

果南「めんどくせぇえええ」


曜「千歌ちゃん!?果南ちゃん!?」

曜「何揉めてるのさ!?」

果南「曜っ、曜のせいで揉めてたんだよ!?」

曜「へ!?」



31: 名無しで叶える物語 2019/03/11(月) 20:52:04.92 ID:zOb4T7zW.net

果南「曜が千歌を焼肉に誘う前に私がアイスに誘ってたの!!」

曜「あっ、そうだったの…」

果南「そうなの!!」

曜「えーと、どうしようかな…」

果南「どうしようかなん?じゃねぇよ!!」

果南「千歌と焼肉行きなよ!私は1人でアイス行くから!」

果南「じゃあもう行くんで!もうこの話終わり!」スタスタ


曜「大和撫子の山ガールも来るっていうから果南ちゃんも一緒にって思ったのに…」

果南「行かせていただきます!!」



32: 名無しで叶える物語 2019/03/11(月) 20:52:57.53 ID:zOb4T7zW.net

おわり

元ネタはジャングルポケットさんでした


元スレ
千歌「曜ちゃんと果南ちゃんと」