1: 名無しで叶える物語 2019/03/14(木) 00:07:01.63 ID:aP9KAK3Q.net
千歌「なあにそれ」
果南「その名の通りだよ。ポニーテールの同盟。髪型ポニーテールにするの」
千歌「どして?」
果南「どうしてって……それは」
果南「自分の髪型が他の人もしてたら嬉しくない?」
千歌「あー……まあ?」
果南「ね、ね。試しに今ポニーテールにしてみようよ」
果南「結ってあげるから」
千歌「えー、いいよお。千歌には似合わないんじゃないかな」
千歌「果南ちゃんみたいに髪綺麗じゃないし」
果南「だーいじょうぶだいじょうぶ。ほらそっち向いて、やったげるから」
千歌「えー?」
2: 名無しで叶える物語 2019/03/14(木) 00:09:48.22 ID:aP9KAK3Q.net
~数分後~
果南「できた!」
千歌「…………」チョコン
千歌「ねえ果南ちゃんー、ホントにできてるの?どんな感じ?」
果南「小さいから分かりにくいのかもね。ほら鏡、確認してごらん」
千歌「……」ジー
千歌「おおー……!」
果南「似合ってるじゃん」
千歌「えー、ホントにー……?///」
果南「ホントホント!すっごい可愛いじゃん」
千歌「そ、そお?///」テレテレ
果南「皆にも見せてあげようね」
~部室~
千歌「ど……どうかな」テレテレ
ダイヤ「まあー可愛らしい!」
鞠莉「あら、ソーキュートね!ポニーテール?」
果南「私が結びました」ドヤア
善子「結構印象変わるものねー」
千歌「い、いやぁ~そんな……」テレテレ
果南「これを機に皆もポニーテールにしてみたらどうかなん?」
果南「ポニーテールはいいよお~!蒸れないし、長くても纏められるし!」
ダイヤ「私はたまにやってますけど」
ルビィ「あー、家だと結構結んでること多いよね、お姉ちゃん!」
果南「私的にはルビィちゃんも似合いそうだな~」
ワイワイガヤガヤ
ガララッ
曜「やっほー、皆おまたせー。なんか賑やかだね」
梨子「もう練習始めてた?早く着替えてくるね」
果南「あ、二人とも」
果南「見て見て!じゃーん」
千歌「…………///」
曜「……ん?」
梨子「あれ、千歌ちゃん……」
果南「ポニテ千歌だよ!」
千歌「ど、どう……かな///」
曜「…………」
梨子「…………」
果南「……?」
千歌「?二人とも?」
曜「…………」
梨子「…………」
千歌「おーい」
曜(かわいいかわいいかわいいかわいいかわいいかわいいかわいいぃいいいいい)
梨子(かわいっ……ぃい!!!!)
千歌「ねえー、ねえってばぁ」
曜「……っ!は、はい!?」
千歌「どしたの急にボーッとして」
曜「あ、いや!なんでもない!なんでもないから!ホントに!」
曜「ね、梨子ちゃん!?」
梨子「へ、へえ!?あ……ああそうね!なんでもないわなんでも!」
千歌「そう?」
千歌「……あ、それで…………」
千歌「え、えーと……どうかな?髪型……変えてみたりなんかして……えへへ」
曜「…………」
梨子「…………」
曜「うーんとね、千歌ちゃん」
千歌「ん?」
曜「すっごい似合うから写真撮っておこうか」
千歌「ホント!?わーい!」
梨子(曜ちゃんナイス!!)
パシャパシャ
善子「なにあれ、めっちゃ撮りまくってるじゃない……」
花丸「でもポニーテールかあ、マルはしたことないなあ」
鞠莉「二人とも似合いそうだけどね~」
果南「そうだよ!」ズイッ
善子「……ぅわあっ!?びっくりした!急に後ろから声掛けてこないでよ!」
果南「特に善子ちゃん!私と同じ黒髪の長髪だし、いっかいポニーテールやってみたらどうかな!」
善子「え、えー……?」
鞠莉「見たい見たーい!」
ダイヤ「見たいですわ見たいですわ!」
果南「どう!?」
善子「そ、そこまで言うなら……まあ……」
善子「モノは試しで……」
果南「よーし!」
~数分後~
善子「ど、どうよ」
花丸「……」
鞠莉「……」
ダイヤ「おほーっ!」
果南「ふふん、善子はちょっと高い位置からのポニーでやってみたよ!」
果南「細目でスラッと下に垂れ下げる感じね!」
善子「な、なんとか言いなさいよ」
花丸「……善子ちゃん、さあ」
善子「なに?」
花丸「とても高校生とは思えない外見ずら」
善子「どゆ意味!?」
鞠莉「いや、大人っぽいってことよ。普通に」
鞠莉「見た目年齢6,7歳くらい上がってる。OLみたい」
善子「えぇー……?褒められてるのそれ?」
鞠莉「褒めてる褒めてる」
花丸「見た目はホント大人っぽいよね善子ちゃん」
善子「見た目『は』ってなによ!中身もよ!」
ワイワイガヤガヤ
ルビィ「…………」
ルビィ「ぐぬぬ……!」
~帰り道~
千歌「ふふん、今日はいっぱい褒められていい気分なのだ!」
千歌「たまにはイメチェンもいいかも♪」
ルビィ「……千歌ちゃん千歌ちゃん」ヒソヒソ
千歌「んー?」
ルビィ「ちょっとこっち来てこっち」チョイチョイ
千歌「どうしたのルビィちゃん?」
千歌「……何かナイショ話?」
ルビィ「えーっとね、あのね」
ルビィ「……ツインテール同盟に入らない?」
千歌「えぇーっ!?」
~翌日~
千歌「と、いうわけで……」
千歌「ツ、ツインテールに変えて~……みました~……///」
ダイヤ「あらー!」
果南「えーっ!」
ルビィ「えっへん!」
善子「髪型コロコロ変えるわねえ」
千歌「ど、どうかな……」
鞠莉「キュートって言うよりプリティね!」
千歌「そ、それはつまり?」
鞠莉「ロリっぽい!」
ルビィ「そうだよ!ツインテールは幼い魅力を引き出す髪型なの!」
花丸「ルビィちゃん本人がそういうこと言うのはどうなの……」
ワイワイガヤガヤ
ガララッ
曜「やっほー、皆おまたせー。またまた今日も賑やかだねー」
梨子「さ!今日も練習れんしゅ……」
千歌「あ、二人とも!」
梨子「う…………」
曜「…………」
千歌「遅いよー!」
千歌「えへへ、これはどう?///さっきルビィちゃんに結って貰ったんだけど」
曜「…………」
梨子「…………」
千歌「……?おーい。おーい?」
曜(ロリかわわわわわわわわわわかわかわかわわわわわわわわわわわロリ)
梨子(かわ…………)
梨子(…………)
梨子(…………イイっ!!)
千歌「ねー、ねー。ちょっと!……顔怖いよ!?」
曜「……あ」
曜「あ、いや。怖くないよ」
千歌「怖い顔のままそんなこと言われても……」
曜「千歌ちゃん。ツインテールも凄く似合ってるよ。だから写真撮ろうね」
千歌「え、あ、うん……」
パシャシャシャシャシャシャ
善子「連写機能使ってるじゃない。なんなのあれ……」
花丸「それにしてもツインテールかあ。マルがたまにしてるアレもツインテールって言うのかな?」
ルビィ「あー、あれはね!厳密にはおさげだよ!」
花丸「おさげ……ツインテールとは違うずら?」
ルビィ「あれはツインテールの亜種だね!」
ルビィ「正真正銘のツインテールはもっと横から髪を結ぶんだよ!」
花丸「なるほどー」
善子「いいじゃない、試しにやってみたら?アンタ結構似合いそうじゃない」
花丸「え、えー?///」
ルビィ「よーし、それならルビィに任せてっ!」
~数分後~
花丸「……えーと」モジモジ
善子「…………」
ルビィ「うん、こんなところだね」
果南「…………」
ダイヤ「いいですわねぇ~!」
花丸「どうかな……?」
善子「……犯罪臭が凄い」
果南「うん……」
花丸「ええっ!?」
花丸「に……似合ってないずら……?」
善子「あ、いや。似合ってるわよ。似合ってるんだけど……」
善子「……犯罪臭が物凄い」
果南「うん、なんかね……」
花丸「えぇ~……!?」
善子「なにかしらね……その低身長でその乳でしょ……そんで正真正銘のツインテール……」
果南「なんか、見ちゃいけないもの見てる気分になるよね」
ルビィ「そ、それってルビィは普段大丈夫なの!?」
果南「あ、いや。ルビィはね」
果南「ルビィはしっくりくるんだけど、マルはなんか」
果南「発育してるとこは発育してるから……なんかこう」
果南「……とりあえずその髪型で帰るなら誘拐とか気を付けなね」
花丸「ほ、ほどくずらぁ~!」
ルビィ「あー!もったいない……」
果南「やっぱポニーテールの方が健全だよ、うん」
ワイワイガヤガヤ
鞠莉「…………」
鞠莉「ぐぬぬ……!」
~帰り道~
千歌「ふふん、千歌はどんな髪型でも似合うのだ!」
千歌「明日もツインテールにしちゃおうかな~?それともまたポニーテールにしたり……」
鞠莉「……千歌っち千歌っち」ヒソヒソ
千歌「んー?」
鞠莉「ちょっとこっち来てこっち」チョイチョイ
千歌「どうしたの鞠莉ちゃん?」
千歌「……何かナイショ話?」
鞠莉「えーっとね?あのね」
鞠莉「……ポンデリングシックス同盟に入らない?」
千歌「ごめん、まずそれなに?」
鞠莉「知らないのお!?ポンデリングシックス!」
千歌「知らないよ!ミスドの新商品かな!?」
鞠莉「ちーがーうー!これ!私の髪!ヘッド!これよこれ!」
鞠莉「この髪型の名前!ポンデリングシックスでしょ!?ほら!」
千歌「でしょって言われても!そんな周知の事実みたいに言われても!」
鞠莉「周知の事実よ!?」
千歌「あ、そうなの!?」
鞠莉「そうよ!……千歌っちもポニーテールよりツインテールよりこの髪型の方がきっと気に入るはず!変えてみよ?」
千歌「えー……でも難しそう……その髪型」
鞠莉「大丈夫よ!私がやってあげるから!」
~翌日~
千歌「という訳でポンデリングシックスにしたよ!」
鞠莉「じゃじゃ~ん!」
果南「……」
善子「……」
ルビィ「……?」
花丸「ずら……?」
ダイヤ「まあまあまあ~!これまたかわいらしいですわね~っ!」
千歌「どうかな?」
果南(ポンデリングシックスってなんだ……?)
善子(ポンデリングシックスってなにかしら……)
ルビィ(……?なんで鞠莉ちゃんが二人……?)
千歌「ちょっと髪足りなくて6が作れなかったけど……ポンデリングの部分はできたよ!」
鞠莉「千歌っちは普段三つ編み作ってるからねー、それを流用させてもらいマーシタ!」
千歌「に、似合うかな?」
善子「や、似合う似合わないで言ったら……」
善子「……鞠莉って感じ」
千歌「似合う似合わないで言って!?」
善子「や、可愛いわよ」
果南「でもその髪ってやっぱ鞠莉のイメージが強いからねー」
鞠莉「えー……」
果南「や、悪い意味じゃなく。オンリーワンってこと」
花丸「でも結構大変そうな髪型だよね、どのくらいかかったの?」
鞠莉「15分くらい?」
善子「結構かかるものねー」
ルビィ(……あ、鞠莉ちゃんの髪型にした千歌ちゃんか!)
ワイワイガヤガヤ
ガララッ
曜「やっほー、皆おまたせー。水泳部の方が最近忙しくってねー」
梨子「私も最近音楽室でピアノの練習がはかどっちゃっ……」
千歌「あ、二人とも!」
梨子「て……」
千歌「きょ、今日はどうかな?///」
曜「…………」
梨子「…………」
千歌「……?なんで毎度毎度固まるの?」
千歌「ポンデリングシックスだよー、えへへ」
曜(鞠莉ちゃんのかわいさを受け継いでまたまたかわかわかわかわかわかわかわいいかわいいかわ)
梨子(かわっ)
梨子(っっっ)
梨子(~~っ)
梨子(……っいい…………)
梨子(ポンデリングシックスって何か分かんないけど)
ピコン!
善子「とうとう動画取り始めたわよあの二人……」
果南「凄いマジな目してるね」
ルビィ「…………」
ルビィ「ねえねえ、鞠莉ちゃん。ところで鞠莉ちゃんの髪型って……」
鞠莉「ん?」
ルビィ「正直、結構髪痛みそうじゃない?大丈夫なの?」
鞠莉「あー、へーきへーき!そのためにすっごい良いコンディショナー使ってるんだもん、私!」
果南(それって普段メリット使ってる千歌はあの髪型にしちゃまずいんじゃ……)
花丸「でも髪型、結構皆こだわりがあるんだね~」
善子「ま、私もお団子同盟なんての作ってみてもいいけどね!」
ダイヤ「それも見てみたいですわねえ~!」
花丸「うーん、ならマルが作るとしたらずら同盟かな!フツーのストレートヘアー!」
果南「その名称はやめた方がいいんじゃないかなん……」
~その日の夜、高海家のお風呂にて~
千歌「いやー、しかし髪型を変えただけで曜ちゃんも梨子ちゃんもいっぱい褒めてくれるのだ!」
千歌「今日なんか動画いっぱい撮られちゃって、えへへ。後で送ってもらおーっと」
千歌「さーて、それじゃ頭流そっと」
ジャアアアアア
千歌「…………」
千歌「……?」
千歌「なんか……髪がギシギシ……」
千歌「…………」
千歌「これって……」
千歌「か、髪が傷んでる……!」
~翌日~
果南「えーっ!それじゃ髪結ぶのはやめたの!?」
千歌「そうなのだ。しばらくは髪下ろしで生活するのだ」
ルビィ(残念……)
鞠莉(せっかく仲間増やせると思ったのに)
おわり
善子ちゃんのポニーテール見たい……見たくない?
元スレ
~数分後~
果南「できた!」
千歌「…………」チョコン
千歌「ねえ果南ちゃんー、ホントにできてるの?どんな感じ?」
果南「小さいから分かりにくいのかもね。ほら鏡、確認してごらん」
千歌「……」ジー
千歌「おおー……!」
果南「似合ってるじゃん」
千歌「えー、ホントにー……?///」
果南「ホントホント!すっごい可愛いじゃん」
千歌「そ、そお?///」テレテレ
果南「皆にも見せてあげようね」
4: 名無しで叶える物語 2019/03/14(木) 00:13:08.89 ID:aP9KAK3Q.net
~部室~
千歌「ど……どうかな」テレテレ
ダイヤ「まあー可愛らしい!」
鞠莉「あら、ソーキュートね!ポニーテール?」
果南「私が結びました」ドヤア
善子「結構印象変わるものねー」
千歌「い、いやぁ~そんな……」テレテレ
果南「これを機に皆もポニーテールにしてみたらどうかなん?」
果南「ポニーテールはいいよお~!蒸れないし、長くても纏められるし!」
ダイヤ「私はたまにやってますけど」
ルビィ「あー、家だと結構結んでること多いよね、お姉ちゃん!」
果南「私的にはルビィちゃんも似合いそうだな~」
7: 名無しで叶える物語 2019/03/14(木) 00:16:55.45 ID:aP9KAK3Q.net
ワイワイガヤガヤ
ガララッ
曜「やっほー、皆おまたせー。なんか賑やかだね」
梨子「もう練習始めてた?早く着替えてくるね」
果南「あ、二人とも」
果南「見て見て!じゃーん」
千歌「…………///」
曜「……ん?」
梨子「あれ、千歌ちゃん……」
果南「ポニテ千歌だよ!」
千歌「ど、どう……かな///」
曜「…………」
梨子「…………」
果南「……?」
千歌「?二人とも?」
曜「…………」
梨子「…………」
千歌「おーい」
曜(かわいいかわいいかわいいかわいいかわいいかわいいかわいいぃいいいいい)
梨子(かわいっ……ぃい!!!!)
10: 名無しで叶える物語 2019/03/14(木) 00:19:53.46 ID:aP9KAK3Q.net
千歌「ねえー、ねえってばぁ」
曜「……っ!は、はい!?」
千歌「どしたの急にボーッとして」
曜「あ、いや!なんでもない!なんでもないから!ホントに!」
曜「ね、梨子ちゃん!?」
梨子「へ、へえ!?あ……ああそうね!なんでもないわなんでも!」
千歌「そう?」
千歌「……あ、それで…………」
千歌「え、えーと……どうかな?髪型……変えてみたりなんかして……えへへ」
曜「…………」
梨子「…………」
曜「うーんとね、千歌ちゃん」
千歌「ん?」
曜「すっごい似合うから写真撮っておこうか」
千歌「ホント!?わーい!」
梨子(曜ちゃんナイス!!)
13: 名無しで叶える物語 2019/03/14(木) 00:23:09.40 ID:aP9KAK3Q.net
パシャパシャ
善子「なにあれ、めっちゃ撮りまくってるじゃない……」
花丸「でもポニーテールかあ、マルはしたことないなあ」
鞠莉「二人とも似合いそうだけどね~」
果南「そうだよ!」ズイッ
善子「……ぅわあっ!?びっくりした!急に後ろから声掛けてこないでよ!」
果南「特に善子ちゃん!私と同じ黒髪の長髪だし、いっかいポニーテールやってみたらどうかな!」
善子「え、えー……?」
鞠莉「見たい見たーい!」
ダイヤ「見たいですわ見たいですわ!」
果南「どう!?」
善子「そ、そこまで言うなら……まあ……」
善子「モノは試しで……」
果南「よーし!」
14: 名無しで叶える物語 2019/03/14(木) 00:26:51.04 ID:aP9KAK3Q.net
~数分後~
善子「ど、どうよ」
花丸「……」
鞠莉「……」
ダイヤ「おほーっ!」
果南「ふふん、善子はちょっと高い位置からのポニーでやってみたよ!」
果南「細目でスラッと下に垂れ下げる感じね!」
善子「な、なんとか言いなさいよ」
花丸「……善子ちゃん、さあ」
善子「なに?」
花丸「とても高校生とは思えない外見ずら」
善子「どゆ意味!?」
鞠莉「いや、大人っぽいってことよ。普通に」
鞠莉「見た目年齢6,7歳くらい上がってる。OLみたい」
善子「えぇー……?褒められてるのそれ?」
鞠莉「褒めてる褒めてる」
花丸「見た目はホント大人っぽいよね善子ちゃん」
善子「見た目『は』ってなによ!中身もよ!」
15: 名無しで叶える物語 2019/03/14(木) 00:27:35.85 ID:aP9KAK3Q.net
ワイワイガヤガヤ
ルビィ「…………」
ルビィ「ぐぬぬ……!」
16: 名無しで叶える物語 2019/03/14(木) 00:30:10.08 ID:aP9KAK3Q.net
~帰り道~
千歌「ふふん、今日はいっぱい褒められていい気分なのだ!」
千歌「たまにはイメチェンもいいかも♪」
ルビィ「……千歌ちゃん千歌ちゃん」ヒソヒソ
千歌「んー?」
ルビィ「ちょっとこっち来てこっち」チョイチョイ
千歌「どうしたのルビィちゃん?」
千歌「……何かナイショ話?」
ルビィ「えーっとね、あのね」
ルビィ「……ツインテール同盟に入らない?」
千歌「えぇーっ!?」
18: 名無しで叶える物語 2019/03/14(木) 00:33:32.65 ID:aP9KAK3Q.net
~翌日~
千歌「と、いうわけで……」
千歌「ツ、ツインテールに変えて~……みました~……///」
ダイヤ「あらー!」
果南「えーっ!」
ルビィ「えっへん!」
善子「髪型コロコロ変えるわねえ」
千歌「ど、どうかな……」
鞠莉「キュートって言うよりプリティね!」
千歌「そ、それはつまり?」
鞠莉「ロリっぽい!」
ルビィ「そうだよ!ツインテールは幼い魅力を引き出す髪型なの!」
花丸「ルビィちゃん本人がそういうこと言うのはどうなの……」
20: 名無しで叶える物語 2019/03/14(木) 00:37:10.82 ID:aP9KAK3Q.net
ワイワイガヤガヤ
ガララッ
曜「やっほー、皆おまたせー。またまた今日も賑やかだねー」
梨子「さ!今日も練習れんしゅ……」
千歌「あ、二人とも!」
梨子「う…………」
曜「…………」
千歌「遅いよー!」
千歌「えへへ、これはどう?///さっきルビィちゃんに結って貰ったんだけど」
曜「…………」
梨子「…………」
千歌「……?おーい。おーい?」
曜(ロリかわわわわわわわわわわかわかわかわわわわわわわわわわわロリ)
梨子(かわ…………)
梨子(…………)
梨子(…………イイっ!!)
21: 名無しで叶える物語 2019/03/14(木) 00:41:51.14 ID:aP9KAK3Q.net
千歌「ねー、ねー。ちょっと!……顔怖いよ!?」
曜「……あ」
曜「あ、いや。怖くないよ」
千歌「怖い顔のままそんなこと言われても……」
曜「千歌ちゃん。ツインテールも凄く似合ってるよ。だから写真撮ろうね」
千歌「え、あ、うん……」
パシャシャシャシャシャシャ
善子「連写機能使ってるじゃない。なんなのあれ……」
花丸「それにしてもツインテールかあ。マルがたまにしてるアレもツインテールって言うのかな?」
ルビィ「あー、あれはね!厳密にはおさげだよ!」
花丸「おさげ……ツインテールとは違うずら?」
ルビィ「あれはツインテールの亜種だね!」
ルビィ「正真正銘のツインテールはもっと横から髪を結ぶんだよ!」
花丸「なるほどー」
善子「いいじゃない、試しにやってみたら?アンタ結構似合いそうじゃない」
花丸「え、えー?///」
ルビィ「よーし、それならルビィに任せてっ!」
22: 名無しで叶える物語 2019/03/14(木) 00:44:36.08 ID:aP9KAK3Q.net
~数分後~
花丸「……えーと」モジモジ
善子「…………」
ルビィ「うん、こんなところだね」
果南「…………」
ダイヤ「いいですわねぇ~!」
花丸「どうかな……?」
善子「……犯罪臭が凄い」
果南「うん……」
花丸「ええっ!?」
花丸「に……似合ってないずら……?」
善子「あ、いや。似合ってるわよ。似合ってるんだけど……」
善子「……犯罪臭が物凄い」
果南「うん、なんかね……」
花丸「えぇ~……!?」
24: 名無しで叶える物語 2019/03/14(木) 00:48:27.70 ID:aP9KAK3Q.net
善子「なにかしらね……その低身長でその乳でしょ……そんで正真正銘のツインテール……」
果南「なんか、見ちゃいけないもの見てる気分になるよね」
ルビィ「そ、それってルビィは普段大丈夫なの!?」
果南「あ、いや。ルビィはね」
果南「ルビィはしっくりくるんだけど、マルはなんか」
果南「発育してるとこは発育してるから……なんかこう」
果南「……とりあえずその髪型で帰るなら誘拐とか気を付けなね」
花丸「ほ、ほどくずらぁ~!」
ルビィ「あー!もったいない……」
果南「やっぱポニーテールの方が健全だよ、うん」
25: 名無しで叶える物語 2019/03/14(木) 00:48:50.73 ID:aP9KAK3Q.net
ワイワイガヤガヤ
鞠莉「…………」
鞠莉「ぐぬぬ……!」
26: 名無しで叶える物語 2019/03/14(木) 00:51:14.64 ID:aP9KAK3Q.net
~帰り道~
千歌「ふふん、千歌はどんな髪型でも似合うのだ!」
千歌「明日もツインテールにしちゃおうかな~?それともまたポニーテールにしたり……」
鞠莉「……千歌っち千歌っち」ヒソヒソ
千歌「んー?」
鞠莉「ちょっとこっち来てこっち」チョイチョイ
千歌「どうしたの鞠莉ちゃん?」
千歌「……何かナイショ話?」
鞠莉「えーっとね?あのね」
鞠莉「……ポンデリングシックス同盟に入らない?」
千歌「ごめん、まずそれなに?」
27: 名無しで叶える物語 2019/03/14(木) 00:54:14.14 ID:aP9KAK3Q.net
鞠莉「知らないのお!?ポンデリングシックス!」
千歌「知らないよ!ミスドの新商品かな!?」
鞠莉「ちーがーうー!これ!私の髪!ヘッド!これよこれ!」
鞠莉「この髪型の名前!ポンデリングシックスでしょ!?ほら!」
千歌「でしょって言われても!そんな周知の事実みたいに言われても!」
鞠莉「周知の事実よ!?」
千歌「あ、そうなの!?」
鞠莉「そうよ!……千歌っちもポニーテールよりツインテールよりこの髪型の方がきっと気に入るはず!変えてみよ?」
千歌「えー……でも難しそう……その髪型」
鞠莉「大丈夫よ!私がやってあげるから!」
31: 名無しで叶える物語 2019/03/14(木) 00:58:03.46 ID:aP9KAK3Q.net
~翌日~
千歌「という訳でポンデリングシックスにしたよ!」
鞠莉「じゃじゃ~ん!」
果南「……」
善子「……」
ルビィ「……?」
花丸「ずら……?」
ダイヤ「まあまあまあ~!これまたかわいらしいですわね~っ!」
千歌「どうかな?」
果南(ポンデリングシックスってなんだ……?)
善子(ポンデリングシックスってなにかしら……)
ルビィ(……?なんで鞠莉ちゃんが二人……?)
33: 名無しで叶える物語 2019/03/14(木) 01:01:43.62 ID:aP9KAK3Q.net
千歌「ちょっと髪足りなくて6が作れなかったけど……ポンデリングの部分はできたよ!」
鞠莉「千歌っちは普段三つ編み作ってるからねー、それを流用させてもらいマーシタ!」
千歌「に、似合うかな?」
善子「や、似合う似合わないで言ったら……」
善子「……鞠莉って感じ」
千歌「似合う似合わないで言って!?」
善子「や、可愛いわよ」
果南「でもその髪ってやっぱ鞠莉のイメージが強いからねー」
鞠莉「えー……」
果南「や、悪い意味じゃなく。オンリーワンってこと」
花丸「でも結構大変そうな髪型だよね、どのくらいかかったの?」
鞠莉「15分くらい?」
善子「結構かかるものねー」
ルビィ(……あ、鞠莉ちゃんの髪型にした千歌ちゃんか!)
35: 名無しで叶える物語 2019/03/14(木) 01:05:55.36 ID:aP9KAK3Q.net
ワイワイガヤガヤ
ガララッ
曜「やっほー、皆おまたせー。水泳部の方が最近忙しくってねー」
梨子「私も最近音楽室でピアノの練習がはかどっちゃっ……」
千歌「あ、二人とも!」
梨子「て……」
千歌「きょ、今日はどうかな?///」
曜「…………」
梨子「…………」
千歌「……?なんで毎度毎度固まるの?」
千歌「ポンデリングシックスだよー、えへへ」
曜(鞠莉ちゃんのかわいさを受け継いでまたまたかわかわかわかわかわかわかわいいかわいいかわ)
梨子(かわっ)
梨子(っっっ)
梨子(~~っ)
梨子(……っいい…………)
梨子(ポンデリングシックスって何か分かんないけど)
36: 名無しで叶える物語 2019/03/14(木) 01:11:05.25 ID:aP9KAK3Q.net
ピコン!
善子「とうとう動画取り始めたわよあの二人……」
果南「凄いマジな目してるね」
ルビィ「…………」
ルビィ「ねえねえ、鞠莉ちゃん。ところで鞠莉ちゃんの髪型って……」
鞠莉「ん?」
ルビィ「正直、結構髪痛みそうじゃない?大丈夫なの?」
鞠莉「あー、へーきへーき!そのためにすっごい良いコンディショナー使ってるんだもん、私!」
果南(それって普段メリット使ってる千歌はあの髪型にしちゃまずいんじゃ……)
花丸「でも髪型、結構皆こだわりがあるんだね~」
善子「ま、私もお団子同盟なんての作ってみてもいいけどね!」
ダイヤ「それも見てみたいですわねえ~!」
花丸「うーん、ならマルが作るとしたらずら同盟かな!フツーのストレートヘアー!」
果南「その名称はやめた方がいいんじゃないかなん……」
38: 名無しで叶える物語 2019/03/14(木) 01:14:11.92 ID:aP9KAK3Q.net
~その日の夜、高海家のお風呂にて~
千歌「いやー、しかし髪型を変えただけで曜ちゃんも梨子ちゃんもいっぱい褒めてくれるのだ!」
千歌「今日なんか動画いっぱい撮られちゃって、えへへ。後で送ってもらおーっと」
千歌「さーて、それじゃ頭流そっと」
ジャアアアアア
千歌「…………」
千歌「……?」
千歌「なんか……髪がギシギシ……」
千歌「…………」
千歌「これって……」
千歌「か、髪が傷んでる……!」
40: 名無しで叶える物語 2019/03/14(木) 01:15:47.61 ID:aP9KAK3Q.net
~翌日~
果南「えーっ!それじゃ髪結ぶのはやめたの!?」
千歌「そうなのだ。しばらくは髪下ろしで生活するのだ」
ルビィ(残念……)
鞠莉(せっかく仲間増やせると思ったのに)
42: 名無しで叶える物語 2019/03/14(木) 01:16:08.66 ID:aP9KAK3Q.net
おわり
43: 名無しで叶える物語 2019/03/14(木) 01:16:26.37 ID:aP9KAK3Q.net
善子ちゃんのポニーテール見たい……見たくない?
果南「千歌さ、ポニーテール同盟入らない?」千歌「ほえ?」