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SS速報VIP:【安価】提督「艦娘たちの料理スキルを上げたい」 Part.2 【コンマ】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1546393473/1: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/01/02(水) 10:44:34.35 ID:wS+PGjfT0
明けましておめでとう御座います。本年もよろしくおねがいします。
それではメシウマ艦隊を目指してコンマ神にお祈りしましょう。
前スレ
【安価】提督「艦娘たちの料理スキルを上げたい」【コンマ】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1546138179/
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ここは電脳の海にあるとある鎮守府。
増えた艦娘たちの腹を満たすために今日も鳳翔、間宮は奮闘する。
この状況を憂えた提督はある作戦を開始した。
前回は魔王と恐れられていた磯風の才能が開花、メシウマ美少女駆逐艦と進化し艦隊の食堂運営の一翼を担っている。
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提督「皆、新年明けましておめでとう。今年もイベント海域攻略に諸君らの調理スキルの向上に励んでいきたい。」
電 「新年明けましておめでとう、なのです。今年も秘書艦として頑張る所存なのです!」
磯風「私の作った雑煮も旨かっただろう。来年はおせちにも挑戦するつもりだ。」
提督「うむ、よろしく頼む。では早速調理補助員を決めよう。くじを引くぞ。」
料理を習う艦娘安価下
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1546393473
2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/01/02(水) 10:49:14.86 ID:shchJj/ZO
秋雲
3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/01/02(水) 11:09:53.05 ID:wS+PGjfT0
提督「ふむ、新年最初は秋雲か。冬コミも終わってくつろいでいるようだが、頑張ってもらおう。」
秋雲「えぇ~、秋雲はイラスト書くのに忙しいから、料理なんてできないよぉ。牛缶でもいい?」
提督「真面目にやらないようなら次回以降のコミケには行かせないぞ。」
秋雲「えぇー!そんな!横暴だぁ!」
巻雲「秋雲、あまり司令官様にご迷惑をかけてはだめです!」
秋雲「う、…まぁしょうがない、秋雲がスペシャルな料理を作ってあげるね~。」
「鳳翔さん、間宮さんお願いします。」
鳳翔・間宮「はい、よろしくおねがいします。」
秋雲の得意料理安価下
秋雲の現在の料理スキル
00:習う必要がない。神レベル
01~29:不味すぎて意識が飛ぶ
30~49:ちょっと不味いけど食べられなくはない
50~79:普通。可もなく不可もなし
80~89:まあまあ美味しい
90~99:鳳翔レベル。美味しい
炒飯
料理スキルは安価下2です
うぃちた
秋雲「あー炒飯ならちょくちょく作るかな。夜食とかで。」
提督「ほう。それは期待できそうだな。ちょっと作ってみてくれ。」
秋雲「あいよ。ちょっとまってて~」
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秋雲「おまたせしました~。秋雲特製炒飯。召し上がれ」
提督「おう、いただき…ま…す(何だこの匂いは!頭が危険だと警報を鳴らしている!)」
「う…。」ドサッ!
電 「わー!司令が倒れたのです!医務室に運ぶのです!」
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提督「ん…ここは、医務室か。確か、秋雲の炒飯を食べて…そこから記憶がない。」
秋雲「提督、ごめんなさい。イベント直前によく作る眠○打破と青ポーションと赤まむしとその他いろいろ入れたやつなんだけど、口に合わなかったようだね。」
提督「ハイポー○ョンを作るな、このバカタレ!」
「料理を習ってなんとかなるのか?」
秋雲「んー。まぁなんとかなるんじゃなぁい?」
提督「では秋雲が教えてほしいのはだれだ。」
教えるのは前回料理が上手くなった、磯風を含む鳳翔・間宮・提督になります。
ちなみに鳳翔>間宮>磯風>提督の順にコンマ判定が易化します。
磯風
秋雲「それじゃあ、元メシマズの代表格だった磯風に美味しくなるコツを教えて貰おうかな。」
磯風「む、私でいいのか?まぁ、私は構わないが。」
提督「今の磯風ならば問題なかろう。変なアレンジをさせないよう叩き込んでくれ。」
磯風「了解した。では秋雲、明日0500時に食堂に来てくれ。」
秋雲「はーい。」
磯風「ちなみに明日の朝食の献立は安価下だ。」
卵焼き、ホウレン草のおひたし
磯風「明日の朝食は卵焼きとほうれん草のおひたしだ。」
秋雲「それくらいなら秋雲でも作れそうかも。」
磯風「ふっ、簡単そうなもののほうが味の違いがわかりやすい。あまりなめてかかると痛い目をみるぞ。」
秋雲「ん、じゃあ、今日のうちにニコ動で卵焼きの動画見とくかぁ」
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秋雲「それじゃあ、磯風先生お願いしま~す。」
磯風「料理動画で確認はバッチリか?」
秋雲「あ、ば、バッチリだよ!(久しぶりに馬犬見ててすっかり忘れてた~、ヤバイ~ヤバイよ~)」
磯風「では下ごしらえからだが……」
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秋雲「できましたー!はぁ慣れないことするのは疲れるねぇ。イラスト描きたい~。」
提督「ご苦労。出来栄えは如何なものかな。」
朝食評価コンマ下
00:絶品。鳳翔よりもうまく炊けている。
01~39:不味すぎて意識が飛ぶ
40~69:食べられなくはないが、不味い
70~79:普通。可もなく不可もなし。
80~89:まあまあ美味しい
90~99:鳳翔レベル。美味しい。
てい
メシマズ秋雲か…、あれかな久しぶりにハイポーション作成動画を見たのが拙かったのか…
提督「ではいただきます。」
「ぅ、いかん昨日の悪夢が蘇る。匂いがゲロガ…しかし磯風の例もある。もしかしたら…」
「ゲホッゴホッ!おええ…」ドサッ
秋雲「あちゃー。やっぱハイ○ーションを混ぜたのが良くなかったか…」
磯風「なんてものを入れているんだ!私も監督が甘かったか…くっ」
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提督「はっ、ここは医務室!…秋雲はアレンジャーズだったのか…うう、胃が痛い。」
磯風「はぁ……昼はお腹に優しい茶粥にしよう。流石にお粥なら秋雲でもまずくはならんだろうからな」
提督「た、頼む。当の秋雲は?」
秋雲「て、提督~。ごめんなさい!…でも自分で味見したときは普通だったんだけどなぁ(ボソッ)」
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磯風「というわけで、そろそろ昼だ。茶粥の準備をするぞ。」
秋雲「アイサー!」
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秋雲「できましたー!」
磯風「付け合せに奈良漬を二切れおいて…、流石に今回はドコモいじるところはなかったはずだ。提督食べてみてくれ。」
提督「すまない。では頂きます。」
評価コンマ下
00:絶品。いままでは夢だった。
01~39:不味すぎて意識が飛ぶ
40~69:食べられなくはないが、不味い
70~79:普通。可もなく不可もなし。
80~89:まあまあ美味しい
90~99:美味しくて元気いっぱい。
あ
提督「うん。普通に不味い。食えなくはないが…、茶粥をまずく作れるなんてある意味才能だな。」
磯風「おかしいな?炊飯器に米とパックのお茶と水しか使用していなかったんだがな…」
秋雲「あ、パックを出すのを忘れてた!提督ごめ~ん。」
提督「はぁ…まぁ食えるだけマシと思っておこう。」
「夕食も軽めのもので頼む。」
磯風「では夕食は安価下にするか」
オム焼きそば
磯風「オム焼きそばだ。」
提督「軽くないやん!」
磯風「そうか?軽食だから大丈夫だと思うが…」
提督「はぁ、まぁオムそばもまずくはならんだろうし、最悪ソースでどうにでもごまかせるから良しとしよう。」
「ソースはオリバーソースで頼む」
磯風「む?何だそのソースは。ここにはそんなソースはない。カゴメソースで我慢してくれ。」
提督「ぐっ…仕方がない。まぁよろしく頼む。」
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秋雲「というわけでぇオムそば完成です。」
提督「磯風、秋雲に怪しい動きはなかったか?」
磯風「見ていた限りはなかったと思う。」
提督「では、頂きます。」
評価コンマ下
00:絶品。いままでは夢だった。
01~39:不味すぎて意識が飛ぶ
40~69:食べられなくはないが、不味い
70~79:普通。可もなく不可もなし。
80~89:まあまあ美味しい
90~99:美味しくて元気いっぱい。
ソースはオリバー。イカリソースも捨てがたいけど。
o
提督「ふむ、普通だな。」
磯風「どれ…、確かに普通だな。」
黒潮「うちも食べさせてぇな。んー普通やね。」
秋雲「まあ普通に作ったからね。」
提督「少しずつマシな料理になっているな。」
磯風「どうする?私のときのように1週間続けるか?」
提督「どうするか…、安価下5までの投票で決めよう」
一番多かったものにします。
1 また不味いのが出ても困るので1日で終了
2 もう1日様子を見て不味いようなら終了
3 1週間やらせてみる
2
提督「とりあえず明日の結果を見て考えるか。秋雲、明日もう一度機会を与える。精進せよ。」
秋雲「まぁメシマズの烙印を押されたままっていうのも癪だしね。いいよ!明日もやったげる!」
磯風「ふっ、かつての私を見ているようだ。そういうことなら明日も頼む。」
「あしたの朝食は安価下にしよう。」
フレンチトースト
磯風「明日はフレンチトーストだ。間宮さんのフレンチトーストには敵わないが、基本は教えられる。」
秋雲「お、フレンチトーストとはお洒落だね。秋雲は甘~いのがいいなぁ。」
間宮「あら、磯風さんのフレンチトースト、とっても美味しいですよ?」
提督「では頼む。私の分は甘さ控え目でたのむ。後、濃いめのコーヒーもな。」
磯風「わかった。」
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磯風「というわけで、明日の朝食の下準備に入る。」
秋雲「磯風姉、まだ夜なんだけど?」
磯風「漬け込みの時間は一晩だ。だから今から用意せねばならない。」
秋雲「マジかぁ。30分位しかつけてなかったよ…」
磯風「ではまず食パンの耳を切り、半分にカットする。次に卵液だが………」
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秋雲「そんなわけで朝まで冷蔵庫で寝かせてみたけど、何これ溶けかかってんじゃん。」
磯風「ああ、崩れやすいのでな、気をつけて焼くんだ。」
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磯風「というわけで、フレンチトーストを準備した。ぜひ食べてみてくれ。」
秋雲「フレンチトーストというより卵焼きだよね~これ。」
フレンチトーストの味はどうか。
評価コンマ下
00:絶品。いままでは夢だったのか。
01~39:不味すぎて意識が飛ぶ
40~69:食べられなくはないが、不味い
70~79:普通。可もなく不可もなし。
80~89:まあまあ美味しい
90~99:美味しくて感動する。
はあっ
提督「うむ、やはり普通だ。」
電 「普通のフレンチトーストなのです」
磯風「なぜだ、ホテル○ークラのレシピ通りに作っているのに…」
秋雲「まあまあ、普通に美味しいじゃん。時間がかかること以外は特に言うことないかなぁ」
提督「まあまずくなかっただけ良しとしておこう。」
磯風「ま、まあできてしまったのは仕方ない。提督、食後にコーヒーはどうだ?特別に淹れてやろう。」
提督「頼む。どうも甘くて口の中がな…」
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磯風「待たせたな。さ、飲んでくれ。」
提督「頂きます。ふむ、マイルドで良い豆だな。」
磯風「良いマンデリンが手に入ったのでな。苦味とコクのバランスが良く、酸味が少ない。日本人には飲みやすい豆の一つだな。」
提督「参謀本部で出された泥水のようなコーヒーとは大違いだな。」
間宮「あれは代用コーヒーですから。深海棲艦が出るまではコナとかブルーマウンテンとかも手に入ったんですが…」
提督「コーヒーのためにも、航路開拓を頑張らないとな。」
提督「いつか太平洋航路を取り戻さんとな…、さて今日の遠征要員は…電。」
電 「こちらにご用意してあるのです。」
提督「よし。それでは朝食が済み次第、出撃を。磯風、秋雲は昼の用意を頼む。」
磯風・秋雲 「了解しました!」
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磯風「秋雲、昼は何が食べたい?希望のものを作ってみよう。」
秋雲「ん~、そうだね~、安価下が食べたいかな。」
親子丼
秋雲「あ~、親子丼がいいかなぁ」
磯風「親子丼か、いいだろう。では材料の買い出しからだ。」
秋雲「あいさ~。」
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磯風「よし、では早速調理にはいる。まずは出汁の準備からだ。干し椎茸を水につけて戻す。戻したしいたけは味噌汁の具にするので捨てないように。次に……カシワは……」
秋雲「簡単な料理だと思ったのに…、結構めんど~い!」
磯風「無駄口を叩くな。手を動かせ。そんなんだから毎回入稿がぎりぎりになるのだろうが。」
秋雲「あぐぅ…。磯風姉厳しすぎるぅ!。」
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秋雲「まぁそんなこんなで秋雲のHPはだいぶ削られたけど、完成しました。」
磯風「さあ食べてみてくれ。」
提督「親子丼か久しぶりだな。」
秋雲「…!(提督の親子丼!妄想が捗りそう!)」
電 「な、なんか、秋雲さんが気持ち悪い顔しているのです。」
秋雲「はっ!まあ何でもいいから食べてみてよ。」
提督「では、遠慮なく頂きます。」
親子丼の出来具合コンマ下
00:絶品。いままでは夢だった。
01~39:不味すぎて意識が飛ぶ
40~69:食べられなくはないが、不味い
70~79:普通。可もなく不可もなし。
80~89:まあまあ美味しい
90~99:美味しくて感動する。
はい
提督「……不味い。」
電 「美味しくないのです。」
磯風「やはりしいたけを戻す時間が短かったのと、醤油が濃すぎるな…」
秋雲「結構難しいね、たははぁ。」
提督「秋雲に調理補助は難しいか…、夕食がまずければ調理補助員にはしない。」
秋雲「!(そのほうがイラスト書く時間が確保できて助かるなぁ)」
磯風「しかしそれでは鳳翔さんと間宮さんの手が楽にならない。皿洗いぐらいはさせるべきだろう。」
秋雲「えぇぇ!酷い!磯風姉の鬼畜ー!次の題材は磯風姉が深海棲艦にアレコレされる内容にしてやるぅ!」
磯風「ほう…、言いたいことはそれだけか?」
提督「(キラーン☆)秋雲、ちゃんと美味しいのができれば外れるかもしれんぞ。(描けたらください)」
秋雲「は~い。頑張ります。(提督の声が直接脳内に!、わっかりました~。秋雲におっ任せ~)」
磯風「なにか嫌な予感がしたが…、まあいい。では夕食は安価下にしよう。」
シチュー
磯風「シチューにするか…」
秋雲「寒いしシチューいいねぇ。捗るわぁ。」
秋雲「じゃあ早速材料を買いに行こうよ。空母おばさんのシチューのひ~みつ~、それはブイヨン♪」
磯風「…頭上に注意しろ」
秋雲「へ? 磯風姉さん何? 直上!? う、うわあぁぁ回避ぃー!…うぅ、酷い。」
加賀「秋雲大丈夫?怪我はないかしら?」
秋雲「加賀さ~ん!怖かったよ~うぅ~。」
加賀「もう大丈夫です。」(ニヤァ
磯風(相変わらず加賀さんを怒らせると怖いな…)
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・
磯風「よしそれでは今日はビーフシチューだ。材料は…一応食堂にあるな」
秋雲「じゃあ玉ねぎ、刻んでいくよぉ!」
磯風「さきに牛肉の処理からだ。筋を切り、叩く。叩いたら香辛料を振り臭みを取る。次に……」
秋雲「磯風姉まじで真面目すぎー。」
磯風「何を言っている。基本に忠実なのがメシウマへの最短距離だぞ。」
秋雲「うへ~い(ちょっと前までメシマズの代表格だった磯風姉にここまで言われるとは…)」
・
・
・
磯風「というわけで今日はビーフシチューにした。付け合せに間宮さんお手製のバゲットだ。」
提督「おぉ、旨そうだな。早速いただくとしよう。」
シチューの出来具合コンマ下
00:絶品。いままでは夢だった。
01~39:不味すぎて意識が飛ぶ
40~69:食べられなくはないが、不味い
70~79:普通。可もなく不可もなし。
80~89:まあまあ美味しい
90~99:美味しくて感動する。
え
提督「そろそろ美味いものが食べたいな…と」
提督「お、おぉ!これは!」
電 「し、司令官さん?だ、大丈夫なのですか?」
提督「美味い!」ガツガツガツ!
電 「え、美味しいのですか?うぅ~、あむっ!…はわぁ~、美味しいのです。ほっぺが落ちそうなのです。」
・
・
・
提督「いやあ、久しぶりに旨いものを食べた気がする!秋雲もやればできるではないか!」
秋雲「いやぁ、はは…。磯風姉の言う通り基本通り調理したんだよ。」
磯風「なんとか最後にちゃんと指導ができたようだな。して提督、秋雲の処遇はどうするのだ?皿洗いか?」
提督「そうだな。秋雲の処遇はコンマ下だ。」
01~50:1週間皿洗い係
51~60:基本を習う前に1週間野菜洗い
61~90:基本的な調理を叩き込まれるよう、下処理係
91~00:実地演習あるのみ。調理補助につく。
えい
提督「旨いものを作ってくれたから、皿洗い係は免除しよう。」
秋雲「ほっ」
提督「代わりに、鳳翔さん、間宮さん、磯風、秋雲に徹底的に基礎を叩き込んでくれ。」
鳳翔&間宮&磯風「「「了解した」しました」」
秋雲「喜んでいいのかな?」
磯風「皿洗いがいいなら全部任せるが?」
秋雲「!い、いやぁ基礎を学びたいなぁ。よろしくおねがいします。」
提督「それでは頼んだ。秋雲、1週間頑張ったら解任だ。しっかり励め。(そして薄い本を早く作るのだ)」
秋雲「了解しました~!」
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以上です。
ふぅ疲れました…。また次回をよろしくね!
次にいこうかと思いましたがその前に、秋雲の1週間の成果をコンマ下で決めようと思います
00:なにかが覚醒し、メシウマに変身
01~29:1週間頑張ったが使い物にならず、以後厨房出禁。
30~49:1週間頑張ったおかげで見た目は良好なメシマズに進化。食堂では盛り付け係に
50~79:普通の料理が普通にできるが、調理補助をたまに頼む程度
80~89:結構美味しい。磯風が抜けた日の調理補助に就く
90~98:美味しくなりました。食堂の正規調理師に。
99:なぜか鳳翔・間宮・磯風の薄い本が出来上がってしまった。以後食堂利用禁止に。
ほい
秋雲「ふぃ~。一週間終わった。疲れたよー。」
磯風「なぜだ…、私の指導スキルが足りないからメシウマにならないのかと思ったが…、鳳翔さんが指導しても、間宮さんが指導しても一向にうまくならん!」
鳳翔「ま、まぁまぁ、適正の低い方もおられるわけですし、あまりきつく言うのもどうかと…」
間宮「そ、そうです。秋雲さんはしっかり頑張っていましたよ?」
磯風「とはいえ、こうもミスばかり多くては使いものにならないどころか、却って仕事が増えてしまうのではないですか?」
鳳翔・間宮「ま、まぁ、ねぇ……」
磯風「せめて最低限の手伝いをとも思ったが…そうだな、適正がなかったのだろう。あまりに大量に食料や食器類を無駄にされてはな…今後秋雲は厨房立入禁止にしたほうがいいんではないだろうか。」
秋雲「うぐぅ」
間宮「立入禁止はちょっとかわいそうではないでしょうか…」
鳳翔「しかし、この1週間の訓練で微塵も改善してくる様子がないのもちょっと…」
磯風「鳳翔さん、適正のない操縦士を予科練においておくわけには行かないのではないですか?」
鳳翔「確かに…そうですね。秋雲さんは調理全般の適正がないということで、厨房に入らないよう、提督に意見具申いたしましょう。」
秋雲「ほ、鳳翔さん…。すみません…。」
・
・
・
磯風「というわけで提督、秋雲に料理は無理だ。」
提督「そうか…、やむを得まい。しかし出禁とは、鳳翔も思い切ったことを言うものだな。」
鳳翔「あ、いえ、それは…、適正の問題ですから。それに、調理補助はできなくても、食材の運搬や食堂の掃除くらいはできますので。」
秋雲「………え、鳳翔さんのお手伝いを断られたんじゃないの?」
鳳翔「私は別に、手伝いに来るなと言ったのではないのですよ。秋雲さんには秋雲さんのできる仕事をやっていただくのです。」
秋雲「うぅ~、頑張って秋雲、鳳翔さんの役に立ちます。ぐすっえぐっ」
鳳翔「さ、そんなに泣かないで秋雲さん。よしよし」(ニヤ
提督「というわけで、秋雲には食材運びなどの裏方作業で助力してもらうこととした。」
秋雲「あ゛ぁ゛~捗るわー」
提督「…それでは、次に今週の調理補助員を決めようと思う。」
電 「はいなのです。それでは今週の補助員さんは安価下なのです。」
千代田
千代田「え~、私が調理補助するんですか?私は千歳お姉のお世話で忙しいんだけど。」
千歳「あら、私は千代田が食堂で頑張っている姿が見たいわ。」
千代田「むぅ~、千歳お姉がそう言うなら…。提督のためじゃないんだからね!」
提督「これがツンデレと言うやつか?」
曙 「なんでこっちむいて聞いてるのこのクソ提督!」
満潮「はぁ?! 何いってんの? なんなの死にたいの?! ばかぁっ!!」
霞 「ふん!ばっかじゃないの!?」
秋雲「おぉ~、ツンデレの三重奏…、これはスケッチ!」
(ぎゃーぎゃー)
提督「コホン!話を戻そう。それで、肝心の千代田の腕はどうなのだ?」
千歳「そうですね~。飲んだ次の日は千代田によく作ってもらうんですが。」
千歳「安価下な感じですね。」
千代田の料理スキル
00:神レベルの味でどんな体調不良もたちどころに良くなる。
01~29:酔いが吹っ飛ぶほどの不味さ。
30~49:まずい。吐いちゃうう
50~79:普通。可もなく不可もなし
80~89:まぁまぁ美味しくて、少し元気になる。
90~99:美味しくて酔いもスッキリする。
はい
千歳「まぁ普通ですね。とくに不満もないですよ。」
千代田「まあそんなに料理が得意ってわけでもないですし…」
提督「よく作ってくれるのはどんなものなのだ?」
千歳「よく作ってくれるのは安価下です。」
パスタ
千歳「パスタをよく作ってくれるんです。」
提督「パスタ?なんだか意外な組み合わせだな。」
千代田「パスタは安くて腹持ちが良いし、パスタソースもたくさん既成品があって作りやすいの。なにより体にいいってこの間ニュースで見たし。」
提督「あーなんかGIがどうのと言っていたな…。まあ食べ過ぎなければ良い。…パスタソースは既成品なのか。」
千代田「そうよ。自分でやるとどうしても味が安定しないし、既成品のソースもたくさんあって通販でつい買っちゃうのよね!私のおすすめはこの明太子!」
秋月「たまにご相伴に預からせていただいております。とっても美味しいんですよ!」
提督「レパートリーが増えれば千歳も喜ぶと思うぞ。」
千歳「そうねぇ、たまには違うのも食べたいかも。」
千代田「じゃあ、もう少し料理勉強するね。」
教えるのは鳳翔・間宮・磯風・提督になります。
ちなみに鳳翔>間宮>磯風>提督の順にコンマ判定が易化します。
間宮さん
千代田「じゃあついでに洋菓子の勉強もしたいので間宮さんにご指導をお願いしたいです。」
間宮「あら、私なんかでいいのでしょうか?」
千代田「間宮パフェを作りたいんですよねー。」
間宮「はい。わかりました。僭越ながら、この間宮、しっかりとご指導させていただきますね。」
間宮「それでは例によって明日からよろしくおねがいしますね。」
千代田「はい。じゃあよろしくおねがいします。千歳お姉見ててね!」
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・
・
千代田「おはようございます。」
間宮「おはようございます。それではよろしくおねがいしますね。」
間宮「今朝の献立は安価下です。」
イカスミパスタ
間宮「新鮮なイカが揚がったので、イカスミパスタを作ります。」
千代田「イカスミパスタ、千代田も好物です!」
間宮「では早速、この大量のコウイカを捌いていきますよ。墨袋を破らないように気をつけてくださいね。」
千代田「はい。…わっ!しまったー。」
間宮「あらら、千代田さん大丈夫?」
千代田「うぅ~、まさか顔まで飛んでくるとは思っていなかったわ…。」
間宮「イカスミって中々落ちないのよねぇ。」
千代田「まぁ、しょうがない…終わったらお風呂に行きます。」
間宮「はいはい。スミが取り出せたら、軟骨を抜いて胴とゲソを食べやすい大きさに切ります。」
間宮「イカが準備できたら、次は玉ねぎをみじん切りにして炒め、にんにく、ホールトマト……」
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千代田「というわけで!お姉!早く食べて!提督は…し、仕方ない!食べていいよ!」
提督「ありがとう。では頂きます。」
千歳「頂きます。」
イカスミパスタの出来栄えコンマ下
00:間宮を超えた。神レベル
01~24:不味すぎて意識が飛ぶ
25~44:ちょっと不味いけど食べられなくはない
45~64:普通。可もなく不可もなし
65~84:まあまあ美味しい
85~99:間宮レベル。美味しい
はき
提督「お、旨いな。これは箸が進むな!」
千歳「使っているのはフォークですけどね。でもよく出来てるわ。千代田、ありがとう。」
千代田「ま、まあ、千代田だって頑張ればこれくらいどってことないし。」
ポーラ「あらぁ、今日はスパゲッティ・ネーロなんですね~。飲んだ次の日にはちょうどいいですぅ。」
隼鷹「黒い麺ってなんだか珍しいね。お、美味いじゃん。」
熊野「唇が黒くなってしまうのが難点ですわね…」
夕立「イカスミ美味しいっぽい!イカ漁支援任務とかないっぽい?」
提督「流石にないな。しかしこの分だと昼も期待できそうだな。」
千歳「あら、提督ぅ美味しいからって千代田に手を出さないでくださいね?」
提督「ははは…」
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・
・
間宮「中々好評でしたね。」
千代田「ええ、千歳お姉も提督も喜んでくれて作ったかいがあったわ。」
間宮(やはりこの子も提督LOVE勢なのかしら?)
間宮「朝も上手にされていましたし、お昼は千代田さんの作りたいものにしましょうか?」
千代田「え、いいんですか?じゃあ安価下を作りたいです!」
ジャーマンポテト
千代田「ジャーマンポテトが作りたいです!」
間宮「おつまみレシピですね。」
千代田「はい。今度お姉につまみで作ってあげたいなと思って。」
間宮「千代田さんは本当にお姉さん思いなのね。」
千代田「不肖の姉ですが。自慢の姉でもあります。」
間宮「あらあら、ところでジャーマンポテトはドイツにはないってご存知ですか?」
千代田「えっそうなんですか?」
間宮「本場ドイツでは似た料理にブラート・カルトッフェルンやシュペック・カルトッフェルンと言うそうですよ。
千代田「ほぉ~なるほどぉ。どう違うんですか?」
間宮「ブラート・カルトッフェルンは馬鈴薯を揚げるのに対してシュペック・カルトッフェルンは茹でたものを使うようです。私も細かい違いはあまり良くわかりませんが、今回は茹でることにしましょう。」
千代田「わかりました。後は玉ねぎとベーコンと……。」
間宮「ドイツではキャラウェイシードという香辛料を使うそうですが、この情勢下では手に入らないので胡椒で代用します。」
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・
千代田「というわけでお昼です。」
提督「昼はジャーマンポテトか。ビールが欲しいなぁ。」
大淀「執務中は駄目ですよ?」
提督「わ、わかっている。」
プリンツ「わぁ、今日は懐かしい食事ですね。シュペック・カルトッフェルンじゃないですか。」
ビスマルク「あら素敵ね!でも日本じゃ職務中にビールは飲めないし…!グラーフそれは!」
グラーフ「ふふふ、祖国の料理を用意していただいたんだ。ビットブルガーをもってきた。アルコールは入っていないから提督も飲めるぞ。」
提督「お、おう。程々にな…」
千代田「…どいつもこいつも…ドイツ艦に持ってかれちゃったわ!」
千歳「まぁまぁ、私も少し頂こうかしら。」
千代田「え、ちょ、お姉!」
長門「お前た…」
バーン!
神通「いい加減にしてください。」
香取「神通さんの言うとおりです。少し皆さんしつけがなっていないのではないでしょうか?あとで皆さんお説教です。」
加賀「さあ、今は食事を頂きましょう。」
ジャーマンポテトの出来具合コンマ下
00:神レベル
01~24:不味すぎて意識が飛ぶ
25~44:ちょっと不味いけど食べられなくはない
45~64:普通。可もなく不可もなし
65~84:まあまあ美味しい
85~99:めちゃ美味しい。美味しすぎてドイツ艦に付きまとわれる。
芝生糸
提督「では改めて頂きます。」
艦娘たち「いただきまーす!」
提督「美味い!ポテトと胡椒がいい塩梅だ!」
プリンツ「本当に美味しいです。ベーコンもいい味しています。」
ビスマルク「本当ね。ザワークラウトがあれば最高だったわね。」
千歳「本当、美味しいわぁ。千代田はできる子ね。」
千代田「えへへ…お粗末様です。」
グラーフ「しかしやはり…」
ろーちゃん「キャラウェイシードがあるばもう、ドイツの味だね。」
Z1「提督、キャラウェイシードを仕入れてください。」
提督「そうだな、またいずれ欧州方面に遠征することもあるだろうから、その際に仕入れることとするか。訓練を怠るなよ?」
プリンツ「あら、誰に言っているのかしら?ねえ、ビスマルクお姉さま。」
ビスマルク「もぐもぐ。美味しいわねー。もぐもぐ。…プリンツなにか言った?」
プリンツ「お姉さま…」
提督「ともあれ上出来だな、千代田。また今度夜食に作ってくれないか?」
千代田「えー、し、仕方ないなぁ。また今度ね。」
千歳「うふふふ、これは夕食も期待していいかしら?」
千代田「任せて!きっと美味しいもの作るからね!」
間宮「あらあら、そうしたら今日の夕食は千歳さんの食べたいものにしましょうか。」
千代田「賛成!間宮さんグッドアイデア!です。」
千歳「じゃあ、安価下をお願いできますか?」
ビーフステーキ
千歳「じゃあ、たまにはビーフステーキが食べたいわ。」
提督「間宮さんできますか?」
間宮「あら、お安い御用ですよ?アンガスビーフは手に入りませんが、近くの食肉センターに問い合わせてみますね。」
千代田「ビーフステーキ…簡単そうね!」
間宮「意外とそうでもないのですよ?まぁそれは作りながら実感していただきましょう。」
秋月「ビーフステーキ…なんて贅沢な…」
・
・
・
間宮「では、食肉センターから赤身を仕入れてきました。」
千代田「お~塊ですね。」
間宮「ではまずは常温に戻します。季節にもよりますが、30分~1時間、常温に晒します。」
千代田「そんなに外にだすんですか?」
間宮「ステーキは温度管理が全てです。常温に晒すのもお肉の温度差を取り除くためです。これを怠ると中は生なままの不味いステーキになってしまいます。」
間宮「ええ。さらに今回はオーブンでステーキを焼きますので、お肉の厚みは1枚あたり3cmにしましょう。」
千代田「そんなに分厚く!いきな○ステーキやペッ○ーランチのようなペラペラのお肉じゃないの?」
間宮「分厚いお肉を使うことで旨味が漏れにくくなります。安いお肉ですが食べごたえも良くなりますしね!」
間宮「表面の水分を軽くキッチンペーパーで拭い、130℃に予熱しているオーブンに入れます。この温度だと片面ずつしか焼けませんが、熱の変動がゆっくりになるのでお肉にかかるストレスが減ります。」
千代田「なるほど…。」
・
・
・
千代田「というわけでビーフステーキができました!思ったより時間も手間もかかるんですね~。付け合せはじゃがバターです。」
間宮「さあ、冷めないうちに召し上がってくださいね。」
アイオワ「Great!こっちに来てからalmost Fishだから、Steakはありがたいわ!」
提督「しっかり厚みもあるしこれは豪勢だな。」
秋月「あわわ…牛…肉の塊?ゴクリッ!」
提督「では、頂きます!」
一同「いただきまーす!」
ステーキの出来栄えコンマ下
00:神レベル
01~24:不味すぎて意識が飛ぶ
25~44:ちょっと不味いけど食べられなくはない
45~64:普通。可もなく不可もなし
65~84:まあまあ美味しい
85~99:めちゃ美味しい。
a
提督「あむっ、…うっ…な…」ドサッ
一同「ま…ず……」バタッ!ドサッ!
千代田「え、ええ~!な、なんで?」
間宮「な、なんということでしょう!」
千代田「と、とりあえず医務室に運ばないと!」
・
・
・
提督「う…む…。ここは医務室か…。肉を食べてから記憶がない。何があった?」
間宮「それは、どうやらお肉が…」
救護妖精「私が説明しましょう。残っていた肉を調べさせてもらった。」
救護妖精「焼き加減は申し分ありませんな。普通の肉であれば問題になることもないでしょう。」
提督「もしかして…腐っていたのか?」
救護妖精「そうですね。まともな胃袋ではひとたまりもない。」
間宮「色も匂いも問題なかったように思いましたが…」
救護妖精「成分分析を行ったところ、肉から防腐剤と発色剤が検出された。」
提督「つまり・・・」
救護妖精「そうだ。食肉偽装ってやつだ。このご時世だ、多少の偽装は罪にはならんが流石にな…」
提督「軍令部に報告はせざるを得まい…。」
救護妖精「うごきゃーしないだろうがね。」
千代田「自分の調理がミスだったわけじゃなかったのは安心したけど、やりきれないわ…」
間宮「…すみません提督。私がちゃんと見ていれば…このような初歩的なミス!皆さんにも多大なご迷惑を!いかなる処分も覚悟はできております!切腹ですか?銃殺ですか?特攻ですか?」
提督「ちょっ!間宮さん落ち着いてください。別に間宮さんが悪いわけではありませんから。」
間宮「しかし、それでは私の気が収まりません!」
提督「とは言われても…そうですね…でしたら間宮パフェを皆に振る舞って頂きましょうか。」
間宮「そんなものでいいのですか?」
一同「むしろいいです!」
間宮「あ、はい。わかりました…。」
救護妖精「しかもし…普通の人間なら致死量な量だった。艦娘達はまだわかるが、提督、あんた何者だい?」
提督「妖精が見えるだけのれっきとした人間だ。多分な」
救護妖精「…まあ運が良かったということにしておこう。とりあえず今日のところは消化のいいものにしておいて。問題なければ明日からは普通食で大丈夫だろう。」
間宮「ではそろそろお昼なので、おかゆにしましょうか。」
千代田「おかゆ…中華粥?」
間宮「消化を助ける生姜とネギ、ササミを使ったおかゆにしましょう。」
・
・
・
千代田「というわけで作ってきました!千歳お姉、提督、皆召し上がれ!」
提督「うむ、では頂こう」
おかゆの出来栄えコンマ下
00:神レベル。たちまち元気に。
01~24:不味すぎて意識が飛ぶ
25~44:ちょっと不味いけど食べられなくはない
45~64:普通。可もなく不可もなし。
65~84:まあまあ美味しい。少し元気回復。
85~99:めちゃ美味しい。元気になる。
どうかな
提督「うむ…旨くない…食べられるけど…」
間宮「あら…少ししょうががきついですね。」
千代田「あーちょっと多かったみたい…千歳お姉ごめん。ついでに提督も。」
提督「私はついで扱いか…」
千歳「まぁ良薬口に苦しと言いますし、カラダは温まったので良しとしましょう。」
千代田「うー、なんとかリベンジさせて!」
千歳「あーじゃあ、夕方は安価下作ってもらえるかしら?」
千代田「まかせて!」
グラタン
千歳「じゃあ、今日はグラタンが食べたいかなぁ。」
千代田「グラタンかぁ。いいよ!頑張ってみる!」
提督「…少しは私の胃腸を労ってほしいな。」
千歳「何を言ってるんですか提督?おかゆが食べられたんですから、グラタンぐらい大丈夫ですって。」
提督「艦娘と一緒にされてもな…」
千代田「じゃあグラタン作ってくるね。」
・
・
・
間宮「本当にグラタンでいいの?」
千代田「はい!お姉が食べたがっているので!」
間宮(提督には後でおかゆをご用意しておきましょう)
間宮「では鶏肉が余っているので、ホワイトソースで作りましょう。」
間宮「まず、ホワイトソースを作ります………、次に具を一口大にそろえて……」
千代田「わわっ!」
・
・
・
千代田「できましたー!」
千代田「さ、千歳お姉、早く食べて!」
間宮「提督、無理はなさらないでくださいね。」
提督「まぁ大丈夫だろう。」
千歳「じゃあいただきますね!」
グラタン出来栄えコンマ下
00:神レベル
01~24:不味すぎて意識が飛ぶ
25~44:ちょっと不味いけど食べられなくはない
45~64:普通。可もなく不可もなし
65~84:まあまあ美味しい
85~99:めちゃ美味しい。
…グラタンを希望する病人もすごいね
この季節食べたくなる
提督「ごふっ。…う…またか…ガクッ」
千歳「ち…よ…だ……」
赤城「一航戦の誇り…こんなところで…ゴフッ」
・
・
・
提督「う…ここは…救護室…か」
救護妖精「病み上がりにグラタンなんてアホか!まあグラタン自体、なにか怪しげな化学反応を起こしているがな…」
救護妖精「次に無茶な食事するようならケツに注射するぞ!」
提督「ああ、済まない。気をつけるよ。」
提督「しかし、千代田…もしかしてお前、手の込んだ料理だと失敗する質か…」
千代田「ち、違うもん!次は大丈夫なんだから!」
提督「…そこまで言うなら、明日の朝食で判定しよう。まずければ秋雲と同じく1週間下積みだ。」
千代田「ふん、見てなさい!ギャフンと言わせてあげるわ!」
提督「では明日の朝食は安価下で頼む。」
オムレツ
提督「そういえば最近、オムレツを食べていないな…よし、オムレツをお願いする。」
千代田「目にもの見せてあげるわ!」
救護妖精(学習能力が無いようだ。次倒れたらあれしてこれして…)
・
・
・
千代田「ということで!朝です!間宮さん!お願いします!」
間宮「はい。お願いしますね。」
間宮「では早速作っていきましょう。まずはチキンライスから………」
・
・
・
千代田「というわけで作ってきたわ!昔ながらのオムライス!」
千歳「私のにはケチャップでハートになっているわ。」
提督「私のには○ねと書かれているのだが…」
千代田「お姉には愛情たっぷり、提督には愛憎たっぷりにしてあります。」
提督「私にも愛がほしい…」
金剛「愛なら私があげるデース!」
提督「はいはい。まあまずは頂こう。」
千歳「はい。では頂きます。」
出来栄えコンマ下
00:神レベル
01~24:不味すぎて意識が飛ぶ
25~44:ちょっと不味いけど食べられなくはない
45~64:普通。可もなく不可もなし
65~84:まあまあ美味しい
85~99:めちゃ美味しい。
ほいさ
提督「うん、普通に不味いな。」
千歳「不味いですね。」
金剛「美味しくないデース!」
間宮「そんなこともあろうかと、お粥も用意しています。良ければどうぞ。」
提督「間宮さん、助かります。…ずずっ…ズズズッ…ふぅ。美味い。」
千歳「同じように作っていたのになんで駄目だったんでしょうね?」
千代田「不思議よねー。千代田は普通にやっているんだけどなぁ。」
提督「やっぱ千代田は少しでも手の込んだものを作るとまずくなるようだな。」
提督「まあ、秋雲よろしく下積みと思ったがもう少し間宮さんに教えてもらいなさい。」
千歳「そうね、おつまみ以外もできると助かるわ。」
千代田「むー、釈然としないけど、1週間皿洗いよりはマシか…。間宮さんお願いします。」
間宮「では頑張りましょう。」
千代田「ふぅ、これで一週間のご奉公は最終日ね。」
間宮「千代田さん、お疲れ様でした。」
千歳「千代田、お疲れ様。どれくらい上手になったのかしら?」
千代田「んー基本的なことだけだったから、あまり変わりないんじゃないかな。」
千歳「じゃあ、安価下作ってみてくれるかしら?」
鍋焼きうどん
千歳「鍋焼きうどんなんてどうかしら。」
千代田「んーまぁそんなのでいいなら。」
間宮「じゃあ少し待っていてくださいね。」
・
・
・
間宮「ではお出汁から。いりこだしを取っていきますよ…」
千代田「……最後にネギを少しちらして…っと。出来上がり!」
・
・
・
千歳「わぁ、美味しそう。匂いにつられて提督も来たようだし、試食してもらいましょう。」
提督「いや、別に匂いに釣られたわけではないのだが…」
千代田「ま、まぁ提督が匂いにつられてくるだろうっていうのは予想できてたし、不味いと思われたままだと悔しいから、仕方なく!仕方なくよ!」
提督「では一週間の集大成を見せてもらおうかな。」
00:めちゃくちゃうまい。うどん屋開業。
01~29:1週間頑張ったが使い物にならず、以後厨房出禁。
30~49:1週間頑張ったおかげで見た目は良好なメシマズに進化。食堂では盛り付け係に
50~79:普通の料理が普通にできるが、調理補助をたまに頼む程度
80~89:結構美味しい。磯風が抜けた日の調理補助に就く
90~99:美味しくなりました。食堂の正規調理師に。
え
提督「うーむ、不味い。秋雲ほどじゃないが不味い。」
千歳「見た目はとても美味しそうなのに…不思議ねぇ。」
千代田「おかしいなぁ、盛り付けも綺麗にできたから、完璧だと思ったんだけどなぁ。」
間宮「盛り付けに関しては申し分ないのですけど…」
提督「そうだな…、千歳には盛り付け係になってもらうか。」
千代田「ぶー、仕方ない…」
提督「しかし、正規調理師が磯風、盛り付け係に千代田、雑務が秋雲か…」
千歳「いい感じにバラけましたね。」
提督「磯風の才能に感謝だな。」
提督「さて千代田の配置も決まったことだし、次の艦娘を決めよう」
電「はいなのです。」
電「次のお料理係は安価下なのです。」
羽黒
電「次のお料理係は羽黒さん。なのです。」
羽黒「え、私ですか!?…わ、私よりあの子を先に…(自信ないし…)」
提督「とはいえ、いずれは当たるのだから、早めに済ましておくのもプレッシャーがかからなくていいのではないかな?」
羽黒「それもそうですね……羽黒、全力で食堂を支えますっ!」
提督「よろしく頼む。」
電「お姉さんの足柄さんはカツカレーがお得意ですが、羽黒さんは何がお得意なのですか?」
羽黒の得意料理 安価下
羽黒の今の料理スキル コンマ下2
00:習う必要がない。神レベル
01~29:不味すぎて意識が飛ぶ
30~49:ちょっと不味いけど食べられなくはない
50~79:普通。可もなく不可もなし
80~89:まあまあ美味しい
90~99:鳳翔レベル。美味しい
エビフライ
へい
羽黒「エビフライなら時々作っています。」
足柄「可愛い妹だけど、料理だけはさせてはいけないわ!」
提督「まさか…」
羽黒「お弁当を作っていますので、召し上がりますか?」
提督「お、では頂こう」ヒョイパク
那智「やっ!やめろー!」
提督「ぐっ、ぐああああ…あ……あ…………オクレ兄さん!」ドサッ
電「はわわわ!司令官さん!ネタが古いのです」(大丈夫なのですか?)
妙高「だから止めたのに…、これ以上どうしろと…」
・
・
・
提督「おかしな夢を見た気がする…エビフライに殺される夢をな!」
救護妖精「まぁ実際エビフライで死にかけた訳だが…、どう調理したらエビフライが劇薬になるんだ?」
羽黒「おかしいですね?こんなに美味しいのに。」もぐもぐ
足柄「なぜこんなことに…」
提督「羽黒…、お前は安価下に教わるんだ…頼む…。うっ、トイレトイレ…」
提督が倒れたので、教えるのは鳳翔・間宮・磯風になります。
ちなみに鳳翔>間宮>磯風の順にコンマ判定が易化します。
鳳翔
提督「鳳翔さん…よろしく頼みます。うぅ…」ギュルル
鳳翔「では、頑張りましょう。」
羽黒「はい。よーし!もっと美味しくなるようがんばりますね!」
足柄「……大丈夫かしら…」
那智「鳳翔さんならきっとなんとかなるさ」
妙高「正直、これ以上どうしようかと思っていたし…」
電「できれば食べたくないのです。」
鳳翔「では明日からよろしくおねがいしますね。」
羽黒「はい。お願いします!ちなみに明日の献立はなんですか?」
鳳翔「朝食は安価下ですよ。」
スクランブルエッグ
鳳翔「スクランブルエッグにしましょう。」
羽黒「簡単な料理ですね。」
鳳翔「うふふ、シンプルな料理こそ腕の差がはっきり出るものなのですよ?」
電「スクランブルエッグなら食べられるものができそうなのです。」
妙高「……」
那智「……」
足柄「目玉焼き…うっ、頭が…」
電「……不味いかもしれないのです。」
・
・
・
羽黒「では、改めてよろしくおねがいします。」
鳳翔「よろしくおねがいします。卵は鎮守府併設の養鶏場で今朝取れたばかりのものを使用します。」
羽黒「え、養鶏場なんてあったんですか?」
鳳翔「ええ、他には菜園と牧場もあります。毎朝皆さんが飲んでいる牛乳も鎮守府内で賄っているんですよ?」
羽黒「知らなかった…道理で内地の牛乳と味が違うのですね。」
鳳翔「はい。乳牛はジャージーなので濃厚なのです。」
鳳翔「さて、話してばかりでは進みませんから、作っていきましょう。」
鳳翔「まず卵2個に大さじ1、塩コショウ少々の割合で混ぜます。」
羽黒「ふんふん」カシャカシャ
鳳翔「バターを溶かして…弱火でゆっくり固めます。…」
・
・
・
鳳翔「というわけで朝食の準備ができました。」
羽黒「さあ、召し上がってください。」
提督「…う…うむ……」
電「司令官さん、食べないのですか?」
提督「いや、頂く、頂くが…」
電「司令官さん、手が動いていないのです。」
提督「いや、まぁ…な…」
時雨「手が動かないのなら僕が食べさせてあげる。」
提督「おわぁ!」
スクランブルエッグの評価コンマ下
00:絶品。思わず全員分食べてしまった。
01~39:不味すぎて人格が変わる
40~59:ちょっと不味いけど食べられなくはない
60~79:普通。可もなく不可もなし。
80~89:まあまあ美味しい
90~99:メチャウマ。
あい
提督「もぐもぐ…あれ?」
時雨「どうだい?美味しい?」
提督「普通だ。普通に食える。最近マズメシが多かったから助かるなぁ。」
足柄「え、普通に食べられる…嘘…」
那智「私達の教え方がいけなかったのか…」
妙高「さすがは鳳翔さんね。これなら期待できるかもしれない。」
提督「どうだろう…千代田の例があるし、楽観はできないな…」
羽黒「なんか酷くないですか?」
鳳翔「まぁまぁ、次はもっと美味しいのを作りましょうね。」
羽黒「はい。」
鳳翔「朝はまずまずの出来でしたから、お昼は羽黒さんの作りたいものにしましょうか。」
羽黒「それでしたら安価下を作ってみたいです。」
天丼
羽黒「足柄姉さんがカツカレーなら、私は天丼を得意にしたいです!」
鳳翔「なるほど…天丼ですか。…わかりました、頑張りましょう」
足柄「勝利のカツカレーに対抗しようなんて我が妹ながらいい度胸ね。」
電「でも勝利の天丼では語感があまり良くないのです。」
卯月「やっぱり天丼って言ったらあれっぴょん!てんてんどんどん~てんどんどん~」
弥生「卯月それ以上はいけない…」
提督「そこはかとなく不安もあるが…鳳翔ならきっと大丈夫だろう。」
鳳翔「お力になれるよう、頑張ります。」
・
・
・
鳳翔「では作りましょうか、羽黒さん準備はよろしいですか?」
羽黒「はい!よろしくおねがいします。」
鳳翔「まずはエビですがF作業で何故か大量に揚がったのでこれを使いましょう。」
羽黒「流石にエビの養殖場はないのですね。」
鳳翔「心配は無用です。今整備中です。もう少しで供用開始になりますよ。」
羽黒(この鎮守府はどこに向かっているんでしょうか…)
鳳翔「では、エビですが、殻を剥いて、背ワタを取って……」
羽黒「結構手間ですよね…」
鳳翔「では次に衣を………、180℃の油で揚げます。………」
・
・
・
羽黒「できました。」
提督「ゴクリ…」
足柄「大丈夫かしら…」
電「また司令官さんの手が止まっているのです。」
響「今回は私が食べさせてあげるよ。」ヒョイぽい
提督「あちぃ!はふはふ」
天丼の味はコンマ下
00:絶品。いくらでも食べられる。
01~39:不味すぎて人格が変わる
40~59:ちょっと不味いけど食べられなくはない
60~79:普通。可もなく不可もなし。
80~89:まあまあ美味しい
90~99:メチャウマ。
はい
提督「お、美味い!めっちゃ美味い!」
響「それは良かった。」
提督「ほら響も食え。」ヒョイぽい
響「これは美味しいな。Хорошо」
足柄「え、……本当に美味しい。鳳翔さんが作ったのではなくって?」
鳳翔「ええ、ちゃんと羽黒さんが作られましたよ。」
羽黒「これで、私も看板料理が出来たみたいですね。」
那智「ふむ、悪くない。足柄が勝利のカツカレーなら羽黒の天丼はなんと名付けようか…」
提督「ふむ折角だ。羽黒の天丼の愛称を募集しよう。」
羽黒の天丼の名称を募集します。小生ネーミングセンスがないもので思いつきません…
下3くらいまでで集まるかなぁ
満天丼
女神の天丼
せっかくだしミックスして女神の満天丼で
提督「ふむいくつか集まったが…満天丼と女神の天丼か。ふむどちらにするか…」
電「どうせなら一緒にして女神の満天丼がいいのです。」
提督「ではそうしよう。勝利の女神が微笑みそうだな。」
羽黒「有難うございます!よーし!勝利の女神の満天丼!行きます!」
鳳翔「良かったですね。とても上手に出来ていましたし、次もがんばりましょう。」
羽黒「はい!じゃあ夕食は提督さんが食べたいものにしようと思います。」
提督「お、そうか。じゃあ安価下が食べたいな。」
オムライス
提督「千代田がミスったが…オムライスが食べたい!」
羽黒「オムライスですか!がんばりますね!」
鳳翔「では卵はあるので、他の材料を調達してきましょう。」
羽黒「はい。バターライスでふわふわ卵のオムライスにしようと思います。」
提督「大丈夫かな…自分で希望をだしてなんだけど、まだ少し不安だな…」
足柄(天丼に続いてオムライスまで美味しく作られたらカツカレーが負けてしまう!でも羽黒の成長は嬉しいし…うーん)
提督(大丈夫だ。カツカレーはカツカレーの美味しさがある。どちらが良いかではない。どちらも良いものなんだ)
足柄(提督…NTだったのか)
提督(ふっただの魔法使いさ)
足柄(………)
妙高「足柄?大丈夫?」
足柄「だ、大丈夫よ!さ、羽黒、夕食も期待しているわよ!」
羽黒「?うん、作ってくるね!」
・
・
・
鳳翔「では、まずバターライスからですね…玉ねぎを少し大きめにみじん切りに………」
羽黒「ぐすっ、目がしみる…ぐしゅ」
・
・
・
鳳翔「なんだかんだで完成です。」
羽黒「できました!」
提督「よしでは頂こう。」
オムライスの出来栄えはコンマ下
00:絶品。いくらでも食べられる。
01~39:不味すぎて人格が変わる
40~59:ちょっと不味いけど食べられなくはない
60~79:普通。可もなく不可もなし。
80~89:まあまあ美味しい
90~99:メチャウマ。
はい
雷「今回は私が食べさせてあげる!」スッ
金剛「私が食べさせてあげマース!」スッ
榛名「ここは榛名にお任せください!」ポイ
提督「ちょ、まっ!むぐぅ!」
長門「はぁ~元気なのはいいが…少しはわきまえろ。」
提督「お…ぐぉ…ぎゃああああああ……………!」
雷・金剛・榛名「え、何?」
提督「はぁはぁはぁ!駆逐艦は最高だぁ!」キラーン
金剛・榛名「!?」
雷「ヒッ!」
長門「む…いつもと雰囲気が違う…?」
提督「ヒャッハー!雷…電…響…prpr…」
電「司令官が少し壊れたのです」
鳳翔「提督!いけません!」
提督「朝潮…prprさせろぉ!」
朝潮「ヒッ!アッ…アッ…」
長門「ふむあまりの不味さに壊れたか…しかし、駆逐艦は私のものだ!提督にも渡さーん!」ドゴォ!
提督「ゴフッ……………」バタリ
長門「誰か提督を医務室に連れて行ってやれ」
陸奥「長門、あなたも行ったほうが良いんじゃない?」
長門「ん?なぜだ?」
陸奥「はぁ…まあいいわ。それよりこのオムレツは…一体…」
・
・
・
足柄「羽黒、あなた何か入れた?」
羽黒「特に何も…」
鳳翔「普段どおりのレシピだったんですが…」
・
・
・
提督「う…ここは…医務室…私は一体…」
金剛「Hey!テートク!こんな魅力的な金剛がいるにもかかわらず、手を出してくれないのはロリコンだったですか!?」
提督「藪から棒になんだ!私がロリコンだと?長門と一緒にしないでほしい。」
榛名「先ほどオムレツを食べたあと駆逐艦は最高だぁ!とか仰っていたじゃないですか!」
提督「え…そんな…オムレツ…?うっ!頭が…」
救護妖精「記憶が混乱しているようだな。オムレツの成分を分析しているが、なぜか幻覚剤に似た成分がありそうだな…」
提督「羽黒といい千代田といい…オムレツは鬼門か…」
榛名「榛名は提督がロリコンでも大丈夫です!」
提督「ロリコン違う!」
金剛「むー本当デスか?怪しいデース!今夜は金剛が監視しているデース!」
榛名「金剛お姉さまだけにそんな羨ま…大変な仕事をさせるわけには行きません!榛名も監視をします!」
提督「あー話がこじれる…羽黒をどうするか…」
鳳翔「もう一回くらいは機会を差し上げていただけますか?」
提督「鳳翔さん…まぁそういうのならもう少し様子を見ましょうか。」
羽黒「ありがとうございます。ではお詫びに安価下を作りますね。」
おでん
羽黒「おでんをお持ちしますね。」
提督「お、おでんか。最近は冷えるしいいな。」
鳳翔「おでんですか…良いでしょう。作りましょうか。」
羽黒「お願いします!」
・
・
・
羽黒「大根に隠し包丁をいれて、面取りして…」
鳳翔「米ぬかで炊きましょう」
鳳翔「大根とこんにゃくの下茹でをしている間にだしの準備をしましょう。今回は関東煮にしますので、昆布で出しをとります。」
羽黒「おでんでは無いのですか?」
鳳翔「関西特に大阪から姫路にかけてはおでんを関東煮と呼ぶのです。中身はおでんと同じです。」
羽黒「なるほど…じゃあ関西風ということですね。」
鳳翔「そうです。カツオ出汁にタコや牛すじを入れて出汁にします。出しを取ったら昆布は揚げて、後で佃煮にでもしておきましょう。」
羽黒「ふむふむ。」
鳳翔「厚揚げ、がんもどき、こんにゃく、ゆで卵、ごぼ天、さつま揚げ…」
羽黒「お出汁が白くてまさに関西風って感じですね。」
鳳翔「ここに少し濃口醤油を足します。」
羽黒「え…」
鳳翔「もちろん各家庭の好みもありますが、薄口醤油だけですと具材の味に醤油の香りも味も負けてしまうのです。煮物なら良いのですが、おでんのようなごった煮だと隠し味程度に濃口醤油を足してコクを出してあげたほうがより美味しくなります。」
鳳翔「最近はコンビニでは関西風といいつつ京風おでんばかりで、筆者は出汁にコクが足りなくてがっかりしたそうです。」
羽黒「……そ、そうですか。」
鳳翔「まぁ、冗談はこれくらいにして、弱火で煮込んで行きますよ。」
・
・
・
羽黒「出来ました!」
提督「待ってました!いやぁすでに熱燗で盛り上がってしまってな。ハッハッハ。」
提督「さて、早速頂くか!」
おでんの出来栄えはコンマ下
00:絶品。おでん屋にクラスチェンジ。
01~39:不味すぎて人格が変わる
40~59:ちょっと不味いけど食べられなくはない
60~79:普通。可もなく不可もなし。
80~89:まあまあ美味しい
90~99:メチャウマ。
5
提督「ではまず大根から」
提督「いただきま~す」むぐむぐ
提督「………」ガタッ
電「司令官さん、どうしたのです?」
提督「ここはどこだ?なぜ私はこんなところにいるのだ?」
電「司令官さん?」
提督「私は司令官などではない。ただのしがない一市民です。」
電「司令官さんが健忘症なのです」
提督「健忘症とは失敬な方々ですね。そもそもあなた方は何者なのですか?」
響「どうやらおでんでおかしくなったようだね」
神通「エイッ!」
提督「ガッ!……」ドサッ
神通「さ、医務室に連れて行ってください。」
羽黒「はい…今回はうまく出来たと思ったのに…」
鳳翔「私の教え方が良くなかったのでしょうか…」
隼鷹「おでんなんかにやられるなんて提督も人間だったんだねぇ。ヒック。どれどれ…」
Pola「本当ですよぅ。このオデーンは白ワインで行けそうでーす。もぐ…」
飛鷹「ああ、やめなさいな」
Zara「Pola!あぁ、あなた飲み過ぎよ!」
隼鷹「………」
Pola「………」
隼鷹「酒なんてくだらない。なんでこんなものを飲んでたんだろう。さっ鍛錬鍛錬っと」
Pola「私、今日をもって禁酒します。私のワインセラーも破棄しましょう。」
飛鷹・Zara「羽黒さん、毎日作ってください。お願いします。」
羽黒「え、ええ…む、無理です……ごめんなさい!」
飛鷹・Zara「(´・ω・`)」
==============================================================================================================
提督「うぅ…頭が…」
救護妖精「ようやくお目覚めか。」
提督「昨晩の記憶が無いのだが…羽黒の料理はどうなった?」
大淀「飛鷹とZARAに頼まれて明石が成分分析を行っています。」
提督「成分分析?…なんでまた。」
大淀「一部の艦娘で真人間化する可能性が見られましたので。」
提督「よく思い出せないんだが…そんな料理だったか?」
大淀「いえ、見た目は至って普通のおでんですよ。」
提督「うむぅ…おでん…もだめか…はぁ」
羽黒「提督さんの目が覚めたって…!」
提督「あぁ羽黒か。今日の結果でマズイようなら雑務な」
羽黒「提督さんの視線が冷たい・・・です。」
足柄「残念だけど当然ね。とはいえ天丼は美味しいのだから天丼は作らせてあげればいいんじゃないの?」
提督「まぁそうなのだが、そんなに頻繁に天丼を食べたいか?」
足柄「あー…そうね。仕方ないわね。」
妙高「それで提督、羽黒のお題をお出しいただけませんか?」
提督「そうだな安価下を作ってくれ。」
からあげ
羽黒「からあげ…ですか。」
足柄「提督は唐翌揚げにレモン?塩?」
提督「レモンも塩もウスターソースも好きだぞ。」
足柄「またそんな無難な回答しちゃって。」
提督「いやぶっちゃけ唐翌揚げが上手ければつけるものはなんでもいいんじゃない?」
足柄「それもそうね」
羽黒「では仕込みをしてきますね。鳳翔さん、お願いします。」
鳳翔「はい。では参りましょうか。」
・
・
・
鳳翔「ということで鎮守府と契約している養鶏場に参りました。」
農場主「こりゃあ鳳翔さんじゃないか。今日は生きのいい雄鶏がたくさんいるよ。」
鳳翔「今日は唐翌揚げにするので油の多い雌鳥を頂きたいのですが…。」
農場主「雌鳥かい?いいよそろそろ市場に出そうかと思ってた油の乗り切ったいい雌鳥はこっちさね。」
鳳翔「いつも助かります。」
農場主「ハッハッハ。市場に出すよりいい値で買ってくれるからね。お得意様は大事にしなきゃなぁ。」
鳳翔「ふふ。有難うございます。」
・
・
・
鳳翔「というわけで、もも肉胸肉など約1トン仕入れてきましたが、今回はもも肉と手羽先で唐翌揚げを作りましょう。」
羽黒「すごい…お肉の山…ですね。」
鳳翔「では早速調理に入りましょう。ます…」
・
・
・
羽黒「出来ました!」
提督「よし。待ちわびたぞ。」
雷「じゃあレモンをかけるわよ?」
響「雷、なんでレモンをかけるんだい?唐翌揚げには塩だろう?」
雷「レモンの酸味で消化を良くするのよ?」
響「レモンの香りで唐翌揚げ本来の味が邪魔されるじゃないか。雷はほんとお節介焼きだね。」
雷「あら、ロシアかぶれはレモンの良さが分からないようね。」
響「そっちこそ塩の良さもわからないようじゃね。」
雷・響「戦争だ。」
鳳翔「食べ終わってからにしてくださいね。」
雷・響「…はい。ごめんなさい。」
提督「では頂くぞ!」
唐翌揚げの出来コンマ下
00:絶品。いくらでも食べられる。
01~39:不味すぎて倒れる
40~59:ちょっと不味いけど食べられなくはない
60~79:普通。可もなく不可もなし。
80~89:まあまあ美味しい
90~99:メチャウマ。
えい
提督「うむ…絶妙にマズイな。」
電「美味しくないのです。」
提督「でもまぁ食べられるだけマシか…」
足柄「ソースで誤魔化せば食べられる範囲だからいいんじゃない?」
提督「しかし、まずい飯を作ったから調理はさせられんな。下ごしらえまでの雑務に専念するように。」
羽黒「はい…」
鳳翔「大丈夫ですよ。合間合間でお教えしますから。」
羽黒「有難うございます!」
・
・
・
提督「とういわけで1週間の成果を見せてもらおうか」
羽黒「は、はい」
1週間の成果。コンマ下
00:めちゃくちゃうまい。
01~29:1週間頑張ったが使い物にならず、天丼以外で厨房出禁。
30~49:1週間頑張ったおかげで見た目は良好なメシマズに進化。食堂では盛り付け係に
50~79:普通の料理が普通にできるが、調理補助をたまに頼む程度
80~89:結構美味しい。磯風が抜けた日の調理補助に就く
90~99:美味しくなりました。食堂の正規調理師に。
あ
鳳翔「提督…申し訳ありません。私の指導不行き届きなせいで・・・」
提督「…しかたがない。今後は美味い天丼だけ作ってもらうようにしよう。」
足柄「それ以外はどうするのかしら?」
提督「秋雲と一緒に荷物運びだな。」
秋雲「羽黒さん。よろしくぅ!」
提督「それにしても…そろそろ磯風に次ぐメシウマ艦が現れないものか…」
磯風「私以外だと秋雲はシチューは上手く出来たが、千代田さんはビールのつまみ、羽黒さんは天丼のみ…」
提督「もう少し統一感があればな…」
電「次の方に期待するのです。」
提督「そうだな、次を決めよう。」
電「では次の方を選抜するのです」
次の艦娘安価下
なかちゃん
提督「次は那珂か…料理できるのか?」
那珂「……アイドルはぁ、料理なんかしないんだよ?」(冷汗)
提督「そういえば秘書艦になっても私に作って欲しいとか言っていたな。」
川内「そういえば私達も那珂の料理は食べたkとがないなぁ」
提督「得意料理とかあるのか?」
那珂「一応安価下なら作れるよ?」
すきやき
那珂「那珂ちゃん一応すき焼きは作るよ?」
提督・川内・神通「え?マジで?」
那珂「那珂ちゃん艦娘になる前はすき焼きよく食べてたの」
提督「えっと、ちょっと作ってもらっていいか?」
那珂「んー、まぁしょうがないか。」
・
・
・
那珂「じゃあ準備できたので味見どうぞ」
提督「じゃあ、頂きます。」
すき焼きのお味はコンマ下
00:絶品。いくらでも食べられる。
01~39:不味すぎて倒れる
40~59:ちょっと不味いけど食べられなくはない
60~79:普通。可もなく不可もなし。
80~89:まあまあ美味しい
90~99:メチャウマ。
へあ
提督「お、うまいじゃないか」
電「美味しいのです!」
川内「へぇ意外とやるじゃん」
神通「美味しいです。意外でした…」
那珂「那珂ちゃん、お料理アイドル目指そうかなぁキャハッ☆」
提督「…まぁ頑張れ。それで、誰に教わりたい?」
教えるのは鳳翔、間宮、磯風、提督から安価下
鳳翔>間宮>磯風>提督の順にコンマ判定が易化します。
間宮
那珂「折角だからぁ、スイーツも習得したいので、間宮さんに教えてほしいです」
提督「間宮、頼めるか?」
間宮「おまかせください。前回の汚名はバッチリ返上予定です!」
那珂「よっろしくおねがいしま~す。」
間宮「では明日からお願いしますね。」
那珂「は~い。で、明日の朝は何を作るの?」
間宮「安価下です。」
サンドイッチ
間宮「サンドイッチにしようと思います。」
那珂「那珂ちゃんBLTサンドがいいなぁ」
間宮「いろいろ作りましょうね。」
那珂「はい!明日はよろしくおねがいします!」
・
・
・
那珂「おっはようございま~す☆」
間宮「お早うございます。那珂ちゃんは朝から元気ですね。」
那珂「艦隊のアイドルですから。」
間宮「さあそれでは作っていきましょう。内容はたまごサンドとツナサンド、ハムサンド、デザート用のフルーツサンドに那珂ちゃんの好きなBLTサンドも作りますよ」
那珂「わぁ~。間宮さん有難うございます。」
・
・
・
那珂「というわけで、たっくさん用意したから好きなサンドイッチを選んでね☆」
提督「すき焼きは旨かったからなぁ。期待しよう。」
サンドイッチの出来はコンマ下
※すき焼きが上手く出来たのでコンマ易化します。
00:めちゃくちゃ美味しい。那珂ちゃんのマネージャーになる。
01~19:あまりの不味さに那珂ちゃんのファンをやめる
20~39:ちょっと不味い。ファンにはなれない。
40~59:普通。ファンにはならない。
60~79:まぁまぁ美味しい。ファンになるほどではないが結構好きになる
80~99:美味しい。ファンになる
ほ
提督「なかなか美味いな。」
電「フルーツサンドが美味しいのです」
川内「夜戦でお腹が空いたからBLTのボリュームが良いね。」
那珂「間宮さんのおかげで、美味しいサンドイッチが出来ましたぁ☆」
間宮「いえ、那珂ちゃんの筋が良かったからですよ。」
那珂「サンドイッチだし、食後にコーヒーを用意したから飲んでね。」
提督「朝だからカフェ・オ・レにしてもらっても良いか?」
那珂「もっちろん、ホットミルクも用意しているよ」
提督「うむ、こういう朝も良いものだ…」
コマンダン・テスト「このフィセルも良く出来てますわね」
間宮「有難うございます。結構凝ってみました。」
那珂「今度は那珂ちゃんもパンを焼きたいです。」
間宮「ええ、次の機会には那珂ちゃんに焼いてもらいますね。」
那珂「やった~!」
提督「うむ。いい朝だった。昼も期待しているぞ」
那珂「まっかせて!」
間宮「お昼は安価下にしましょうか」
ナポリタン
間宮「お昼はナポリタンです。」
Roma「ナポリタン?なんですかそれは?ナポリとなにか関係があるのですか?」
提督「ナポリタンは日本で考案されたスパゲッティだ。ナポリとは関係はない。」
Roma「どんなスパゲッティなのか気になりますね…」
提督「期待しないほうが良い。イタリア艦の諸君が考えているパスタとは違う」
Roma「むしろ興味がわきますね…」
Pola「ワインに合えば何でも良いれふよ~」
Zara「こらPolaあなたはまた朝から飲んで…はぁ」
間宮「ふふ、お昼も洋食ですし、何かデザートをおつけしましょうか?」
提督「いいのか?」
間宮「ええ、那珂ちゃんもスイーツを覚えたいそうですし。」
那珂「え、いいの?やったぁ~」
提督「それならば頼もうか。どんなデザートなんだ?」
間宮「安価下にしようかと思います。」
プリン
間宮「ふふ、お昼も洋食ですし、何かデザートをおつけしましょうか?」
提督「いいのか?」
間宮「ええ、那珂ちゃんもスイーツを覚えたいそうですし。」
那珂「え、いいの?やったぁ~」
提督「それならば頼もうか。どんなデザートなんだ?」
間宮「安価下にしようかと思います。」
提督「デザートはプリンか…」
皐月「なんで僕の方を見るのさ?」
提督「いやなんでもない。まぁ楽しみにしているぞ。」
那珂「は~い!」
・
・
・
間宮「ではスパゲッティから用意しましょう。たっぷりのお湯にスパゲッティを入れて…」
那珂「はい。具は用意しないの?」
間宮「たくさん作るので先にスパゲッティを茹で置きします。」
那珂「なるほど…」
間宮「芯がなくなったらサラダ油で和えてしばらく冷蔵庫に寝かせます。」
那珂「冷蔵庫いっぱいになっちゃった…」
間宮「また艦娘増えましたから…、また今度提督に冷蔵庫の増設をお願いしておきます。」
間宮「寝かせている間にプリンを作っていきます。」
那珂「わぁ~い。卵にバニラビーンズにグラニュー糖、牛乳じゃなくて生クリームなんですね。」
間宮「ええ、牛乳の方が柔らかくなりますが、味は生クリームの方が良いですから。」
那珂「那珂ちゃん太りそう…」
間宮「成長期のくせに何を言ってやがる…」
那珂「間宮さんみたいなスタイルに成れるなら良いけど…」
間宮「さ、作っていきましょう」
・
・
・
那珂「最後にカラメルソースをかけて…プリンが完成~。」
間宮「クーラーボックスで冷やしておきましょう。」
那珂「は~い。」
間宮「そうしたら、ナポリタンの具を用意します。ピーマンに玉ねぎ、ソーセージをスライスします。」
・
・
・
・
・
・
那珂「出来ましたぁ!」
提督「おう、待ちわびたぞ。」
皐月「わぁ~美味しそう。って司令官!なんで僕のお皿に旗を立てようとするんだい?」
提督「その方が美味しそうだろ?」
皐月「まぁそうだね…」
間宮「なにはともあれまずは召し上がってください。」
皐月「いっただきま~す!」
ナポリタンの出来 コンマ下
00:めちゃくちゃ美味しい。
01~19:あまりの不味さに那珂ちゃんのファンをやめる
20~39:ちょっと不味い。
40~59:普通。
60~79:まぁまぁ美味しい。
80~99:美味しい。ファンになる
プリンに出来 コンマ下2
00:めちゃくちゃ美味しい。
01~19:あまりの不味さに那珂ちゃんのファンをやめる
20~39:ちょっと不味い。
40~59:普通。
60~79:まぁまぁ美味しい。
80~99:美味しい。ファンになる
はい
どうかな
皐月「あ、おいしい~。」
提督「本当だ。これは美味い。」
Roma「アルデンテじゃないし、ケチャップソースなのに美味しいわねこれ。」
Zara「ナポリターナみたいな見た目だけどちょっと違うのね。でも結構いけるわね。」
Pola「あ~ワインがすすみます~」
電「デザートのプリンもとっても美味しいのです!」
提督「おーこれも美味い。美味いなぁ。こんなに料理がうまいなんて…那珂ちゃんのファンになるぅ」
那珂「艦隊のアイドルですから!」えっへん
間宮「でも本当にプリンは美味しく出来てますね。ほとんど私と同じ味になっています。」
那珂「ホント?やったぁ☆」
川内「間宮アイスにつづいて、那珂プリンか…」
提督「久しぶりに美味しい艦娘が出てきてくれたようでこれは今後も期待大だな。」
神通「間宮さん、那珂ちゃんをお願いしますね」
間宮「うふふ、任せてください。」
電(フラグじゃなければいいのですが…)
響(これまでの経過で振りにしか見えないな)
電(なのです)
提督「では夕食も期待しているぞ。」
那珂「任せて!」
間宮「では夕食は安価下にしますね」
>>1が好きな鍋料理
間宮「夕食はお鍋にしようかと思います。」
提督「お、寒いからなぁ…昨日はすき焼きだったしあっさり水炊きが良いな。」
間宮「では鱈と鶏で水炊きにしましょう。」
提督「期待している。」
・
・
・
那珂「でも鱈ってそんなにたくさんあったっけ?」
間宮「北方海域に出ている艦隊に連絡して確保してもらってます。」
多摩「もどったニャ。間宮、頼まれていた鱈だニャ。今日は大漁だニャ。」
間宮「さすがに多いですね何トン獲ってきたんですか?」
多摩「ざっと50トンほどだニャ。」
那珂「流石に傷んじゃいそう…」
間宮「余る分は一部を冷凍、ほかは干鱈にしましょう」
那珂「多摩ちゃんも手伝ってね…」
多摩「ニャァ…」
磯風「そういうことならこの磯風も手伝おう」
鳳翔「私もお手伝いしますね。」
・
・
・
磯風「鱈の3枚卸は久しぶりだな」テキパキ
鳳翔「最近は皆さんのお料理教室が多かったですからね」スッスッ
那珂「…すごい早い。磯風ちゃん本当に料理得意になったのね。」サクサク
磯風「そういう那珂さんも結構手慣れているように見えるが…?」トンッ、シャッシャッ
那珂「さすがに鱈をさばくのはこれが初めてだよぉ」チャッチャ
多摩「ニャア…皆早すぎるにゃ。」
那珂「流石に一度に全部は無理ですね…」
鳳翔「残りはワタだけ出して冷凍してしまいましょう。」
間宮「そしたらその間にいつもの養鶏場に鶏肉を貰いに行ってきますね。」
那珂「いってらっしゃ~い」
・
・
・
間宮「さて、鱈も鶏も準備できましたし、野菜を炊き込んで…」
那珂「出来ましたぁ!」
提督「おお、美味しそうだな。」
隼鷹「良いねぇ。酒が進みそうだぁ。」
提督「飲みすぎないようにな」
提督「さてこっちはこれで行くか!」つ中尾酒造 まぼろし 黒箱
千歳「提督、ご相伴に預からせていただいてもいいですか?」
提督「千歳か、構わんぞ。」
千歳「有難うございます」
提督「では鍋を頂くとするか」
水炊きの出来 コンマ下
00:めちゃくちゃ美味しい。
01~19:あまりの不味さにファンをやめる
20~39:ちょっと不味い。
40~59:普通。
60~79:まぁまぁ美味しい。
80~99:美味しい。
がんばれ
提督「美味い!鱈も鶏もバッチリだ。」
千歳「白菜も味が染みて美味しいです」
電「熱くて、なかなか食べられないのです…」
那珂「締めはおじやだよ。」
提督「あぁ^~。」
電「お出しを吸ってとっても美味しいのです!」
提督「いやぁちょっと食べすぎてしまったな。」
千歳「たくさん召し上がっていましたね。」
提督「うまくてな。ついつい」
那珂「喜んでもらえて那珂ちゃん嬉しいです!」
提督「時報では作ってなかったからどんな料理をするか内心ビビっていたが、こんなに美味いとはなぁ。明日もよろしく頼む。」
那珂「は~い。明日の朝は安価下だよ。」
お味噌汁と焼き魚
海軍プリンはいわゆるエビバデプッチンもないわけではないが、でっかいのに一度に作ったのを掬って取り分け盛りつける方式が主流だったりします
なお、使用する砂糖は民間の1.5~2倍も使います
提督「味噌汁と焼き魚か。いい朝になりそうだなぁ!」
・
・
・
那珂「おはようございま~す。」
間宮「おはようございます。で今日もお願いしますね。」
那珂「こちらこそ、よろしくおねがいします。」
那珂「みそしる~みそしる~♪」
間宮「あまりお教えすることは無さそうですね…」
那珂「ん~そうですか?」
間宮「ええ、もう十分美味しいものを作られていますから、細かいアドバイスだけにしておきますね。」
那珂「はい。」
・
・
・
那珂「総員朝食の時間だよ~。」
提督「お、旨そうな朝飯だな。」
那珂「魚はアジの開きにしてます。」
朝食の出来 コンマ下
00:めちゃくちゃ美味しい。
01~19:あまりの不味さにファンをやめる
20~39:ちょっと不味い。
40~59:普通。
60~79:まぁまぁ美味しい。
80~99:美味しい。
>>211 そうなのですか。存じませんでした。確かにその方が効率的ですね。
おいしいよ
提督「うむ、美味い!」
那珂「間宮さんのアドバイスで美味しく焼けました。」
提督「これだけうまい飯ばかりだと惚れてしまうな。」
那珂「アハ☆嬉しいけど、那珂ちゃんはみんなのアイドルだから、提督だけのものには成れないの。ゴメンね。」
鳳翔「本当、良い焼き加減ですね。このまま磯風さんと一緒に調理に入ってくれると嬉しいのですが…」
提督「とはいえ今日の結果と最終日の判定で決めるからなぁ。」
電「那珂さんはお料理アイドルになりそうなのです。」
那珂「お料理アイドルかぁ。歌って踊って、料理もできる艦隊のアイドルぅ!最高ね!」
提督「ごちそうさま。今日は仕事が捗りそうだ!」
電「今日はサボらせないのです。」
・
・
・
那珂「さて、お昼は何にしようかなぁ」
間宮「安価下とかはいかがですか?」
ステーキ
那珂「ステーキですか。わっかりました~」
間宮「さぁお肉を仕入れましょう。」
那珂「ステーキはあっさり赤身のお肉が良いなぁ」
間宮「ではアンガスビーフにしましょう。」
・
・
・
間宮「では那珂ちゃん、作りましょう。このお肉の塊を切り出すところからです。」
那珂「分厚いほうが美味しいからぁ、3cm厚に切っていきますね。」
那珂「筋を切って…、130℃のオーブンで…」
・
・
・
那珂「出来ました」
提督「今日のお昼はステーキか…大丈夫か?」
那珂「むぅ千代田さんのときみたいに肉屋に騙されてなんかいません」
提督「まぁ折角出し熱いうちに頂こう。」
ステーキの出来 コンマ下
00:めちゃくちゃ美味しい。惚れる
01~19:あまりの不味さにファンをやめる
20~39:ちょっと不味い。
40~59:普通。
60~79:まぁまぁ美味しい。
80~99:美味しい。
ほい
提督「美味い!いやぁ何作らせても旨いな。」
電「焼き加減も最高なのです。」
千代田「むぅー。私だって本当は美味しく作れるはずだったのに…」
千歳「千代田はジャーマンポテトがあるから気にしなくていいのよ」
千代田「……」
Iowa「これは美味しいSteakね。ビールが進むわ。」
提督「こらこら、まだ勤務中だぞ。」
Iowa「Sorry sir. でも飲みたいでしょ?」
提督「まぁな、しかし勤務が終わるまでお預けだ」
Iowa「仕方ないわね。次の休暇は皆でBBQにしましょう?」
提督「そうするか」
電「司令官さん、お仕事を片付けてくださいね。」
提督「りょーかい。…しかし旨かった。今度鎮守府放送で出てもらうかな…」
那珂「考えておきますね。」
提督「今日の夕食も期待している。」
那珂「うん。」
・
・
・
間宮「では那珂ちゃん、夕食は何にしましょうか?」
那珂「じゃぁ、安価下が良いです。」
ラザニア
間宮「ラザニアですね。」
那珂「興味はあったけどまだ作ったことはないんだよねぇ。」
間宮「それでは材料を揃えに行きますか」
那珂「オリーブオイル、にんにく、ひき肉、トマト缶、ローリエ、ナツメグ、牛乳、チーズ、ラザニア、赤ワイン…このうち足りないのはひき肉と牛乳くらいだね。」
間宮「ほかは保存できるので備蓄していますし、一般のお店では扱えない量ですからね。」
・
・
・
那珂「よぉし、材料は揃ったし、ミートソースから作るよ!」
間宮(赤ワインが少し減っていました…後でZaraさんに相談しておきましょう)
那珂「ミートソースは…よし。ホワイトソースを…」
間宮(本当に教えることがあまりありませんね。アイドルは料理なんかしないと言っていたのに。ふふ楽しそうに料理されてますね)
那珂「あとは200℃に加熱したオーブンに…」
・
・
・
那珂「出来ました!」
提督「今日はグラタンか」
那珂「グラタンじゃないよ!ラザニアだよ!」
Italia「日本の方はナポリ料理がお好きですね。」
Roma「姉さんはナポリ料理はお嫌いですか?」
Italia「とんでもない。とっても好きよ。」
提督「ま、頂くか。」
ラザニアのお味は?コンマ下
00:めちゃくちゃ美味しい。惚れる
01~19:あまりの不味さにファンをやめる
20~39:ちょっと不味い。
40~59:普通。
60~79:まぁまぁ美味しい。
80~99:美味しい。イタリア艦がファンになる
シースパロー
Italia「あら、美味しいわね」
Roma「本当、…ま、まぁまぁね」
Libeccio「おいしい!明日も那珂ちゃんでいーよ!」
提督「いやぁ美味いな。ここまで安定して美味いのは初めてだな」
那珂「うふ。よかったぁ、喜んでもらえて。」
間宮「本当に教えることが少なくて残念でしたわ。」
提督「はっはっは。優秀すぎると教え甲斐がないか。」
提督「よし、では今週ののこりも厨房の補助とトレーニングを続けてくれ。週明けにテストをする。」
那珂「うん、任せて。」
・
・
・
1週間の成果 コンマ下
00:絶品だった。惚れてケッコンする。
01~19:慣れてきた慢心でメシマズ化。調理場出禁に。
20~39:慣れてきたが、疲れも出て少しメシマズ。修行継続。
40~59:普通だった。
60~79:まあまあ美味しい1週間だった。定期的に鳳翔に手伝いを頼まれる。
80~99:美味い1週間だった。食堂の正規調理師に昇格。鎮守府全員那珂ちゃんの(料理の)ファンになる
あ
那珂「というわけでぇ。一週間どうでしたー?」
提督「最初は旨かったんだが、なんだ最後の方は?あまりに不味いぞ。」
間宮「すみません。途中から一人で任せてしまったばっかりに…」
提督「こんないい加減な飯では士気に関わる。出禁にするか…」
間宮「でも、最初はとても丁寧でしたし、何より楽しそうに作っておられたのでもう1週チャンスをいただけませんか?」
Libeccio「そーだそーだ。あの美味しいラザニアまた食べたい!提督厳しすぎ!」
提督「しかし、安価は絶対なんだ」
間宮「安価?なんですかそれは」
提督「いや、なんでもない…。しかしどうするか…やはりここはコンマ神に聞くか」
コンマ下2
コンマ偶数でチャンスを与える
コンマ奇数でチャンスなし
神様那珂ちゃんをお笑いアイドルにしないで…
提督「……わかった。もう一週間チャンスを与える。」
那珂「有難うございます。皆のアイドルとしてふさわしいように善処します!」
提督「次は私が課題を出す。課題の結果で決める。」
間宮「良かったですね那珂ちゃん。」
那珂「慢心しないように気をつけます!」
電「それでお題は何なのですか?」
提督「お題は安価下を作ってもらう」
パエリア
提督「そうだな…スペイン艦も来てほしいところだしパエリアを作ってもらう。」
那珂「パエリア…スペインの五目ご飯ですね。頑張ります!」
間宮「私も作ったことはないですね。一緒に練習しましょうか。」
那珂「おねがいします!」
・
・
・
那珂「お米はヨーロッパのお米みたいでこっちのお米よりパラパラしているそうだね。」
間宮「んー、南方のお米を使ってみますか…」
那珂「お米を洗わずに油で炒める…。なんか変な感じ。お米をたかないんだね」
間宮「先にスープを作っておくと良いようですね。具は貝や魚、エビなんでも良いみたいですね。」
・
・
・
提督「というわけで約束の1週間が経ったわけだが、どうかな?」
那珂「やることはやったよ!」
間宮「これでいいのかわかりませんが、とりあえずは形になったのではないでしょうか」
提督「ではこれから作ってくれ。」
那珂「わかりました!」
・
・
・
那珂「出来ました!」
提督「では試食をさせてもらう。」
パエリアの出来 コンマ下
00:めちゃくちゃ美味しい。提督専属調理師になってもらう
01~19:やっぱり不味かった。イタリア料理意外出禁に。
20~39:ちょっと不味い。下積み継続
40~59:普通。
60~79:まぁまぁ美味しい。補助調理員になる。
80~99:美味しい。鎮守府全員が那珂ちゃんの(料理の)ファンになり、正規調理員として迎え入れられる。
どうだ
提督「お、旨いな。」
電「美味しいのです。」
川内「結構美味しいねこれ」
神通「スペインの焼き飯でしたか、魚介の出汁がお米に馴染んで美味しいですね。」
提督「気を抜かなければ普通に美味しい料理出せるのにもったいないな…」
那珂「あはは…。」
提督「もう少し美味しくなったら那珂にも鎮守府放送、艦メシに出てもらうか」
那珂「他に誰か出ているの?」
提督「鳳翔、間宮はもちろん、磯風も出ているぞ。」
磯風「放送に出るようになってから、変な手紙が増えて困るのだが…」
提督「ま、まぁ本当にアイドルに成れるかもしれんぞ。」
那珂「うん、頑張ります。でも那珂ちゃんは艦隊のアイドルで良いんだよ?」
提督「そうか。ま、何はともあれご苦労だった。補助調理員として厨房を手伝ってやってくれ。」
那珂「はーい。了解しましたぁ☆」
メシマズではなくなるというコンマ神の強い意志を感じますね…
提督「ここまでのところ2勝3敗といったところか…」
電「なかなかお料理艦隊にはなれないのです。」
提督「そろそろ五分に戻したいところだが、次の艦娘はだれかな?」
電「ちょっとまってほしいのです。今出るのです」
次の艦娘安価下お願いします
天龍
提督「つぎは天龍か」
天龍「フフ待ちかねたぜぇ!オレの世界水準を超えた料理を見せてやるよ!」
提督「フラグにしか見えないのだが…」
龍田「まぁまぁ提督、天龍ちゃんの料理を食べてから判断されてはどうですかぁ~?」
提督「それもそうか…天龍は何が得意なんだ?」
天龍「オレの得意料理かい?安価下さ」
肉入り野菜炒め
天龍「肉入りの野菜炒めはよく作っているぜ」
提督「ほう、そういえばまだ天龍の料理は食べたことがなかったな…、作ってみてくれるか?」
天龍「おう!チョット待ってな、今作ってきてやるからよぉ!」
・
・
・
天龍「待たせたな!天龍様特製野菜炒めだ!しっかり味わって食えよ!」
現時点での天龍の料理判定 コンマ下
00:絶品。嫁にしたい。
01~29:意識が飛ぶ不味さ
30~49:食べられなくはないが、美味しくない
50~69:普通。可もなく不可もなし。
70~84:普通に美味しい
85~99:習う必要のないレベル。メシウマ!
は
提督「こ、これは!」
ガツガツガツ!
提督「いやぁ!美味い!言うだけのことはあるな!」
天龍「ったりめーだろ!まぁチビたちに食わせているうちに上手くなったんだがな!」
電「よく食べさせてもらっているのです!」
提督「これだけうまいなら、教わる必要は無さそうだが、どうするかコンマ神に聞くか」
01~39 更に精進するために習う
40~79 苦手な料理を重点的に習う
80~00 習わず、そのまま調理員として試験採用する
ほい
提督「そうだな…、天龍レベルであればやりながら覚えてもらったほうが良さそうだな。」
提督「鳳翔、間宮実践させてレベルアップさせてやれ」
鳳翔「わかりました。おまかせください。」
間宮「天龍さんだとこちらが楽させてもらえそうですね。」
天龍「よろしく頼みます!」
鳳翔「ではいつもどおり、明日から調理に入っていただきますね。メニューはおすすめします。」
天龍「お、良いのかい?じゃあ明日の朝食は安価下だな」
乙
竜田揚げ
天龍「明日は竜田揚げだ!しっかり食ってしっかり戦えよ!」
提督「朝からおもそうだな…」
駆逐艦's「はーい!」
天龍「そうと決まれば、早速仕込みに入らなきゃな!提督よぉ、予算はどんなもんなんだ?」
提督「予算は大体これくらい。」
天龍「ふぅん。こんな予算であんな旨いものを鳳翔や間宮は作っていたのか!すげぇな!」
鳳翔「一度にたくさん買うので値引きしてもらってるんですよ。」
間宮「もちろん、皆さんのF作業のおかげもありますしね。」
天龍「なるほどな。じゃあ仕入れとかはさあんまりわからないんで、教えてもらえねぇかな?」
鳳翔「もちろんです。それでは仕入れは一緒に参りましょうか。」
天龍「よろしくおねがいシャス。」
・
・
・
チュンチュン
天龍「あーあーマイクテス。……。朝だぁ!起きろぉ!朝飯食わさねぇぞ!」
提督「天龍は朝から元気だな。」
天龍「ったりめーだろ!ったく、気合が足りてねぇんじゃないか?」
提督「ははは…。」
天龍「天龍様特製竜田揚げ、冷める前に食ってくれよな!」
提督「では頂こう。」
竜田揚げの出来は コンマ下
*最初が美味しく出来たのでコンマ易化します。
00:絶品!秘書艦にする
01~15:あまりの不味さに刀を折って眼帯を投げちぎる
16~29:ちょっと不味い。
30~49:普通。ちょっとがっかり
50~69:まぁまぁ美味しい。
70~99:世界水準を軽く超える旨さ。
「勇戦奮闘でもって必ずや皇国の不朽を勝ち取らん」
提督「旨いな!こんだけ美味い竜田揚げはなかなかないぞ!」
電「美味しいのです!」
赤城「これだけ美味しいとご飯が進みますね!」
提督「…赤城は後でF作業な」
赤城「なぜです!」
天龍「ま、このオレにかかればざっとこんなもんよ!」
龍田「まぁ最初は私に対する冷やかしのつもりだったようなんだけどねぇ~」
天龍「これも作っているうちに上手くなった感じだな」
電「天龍さん!お昼は安価下を作って欲しいのです!」
エビフライ
天龍「エビフライか殻剥きが面倒だかんな、おめえらも手伝えよ!」
電「なのです!」
天龍「よっしゃ!それじゃあエビを買いに行くぞ!」
響「了解、響、出撃する」
龍田「あらあら…天龍ちゃんったら楽しそうね」
天龍「誰かの笑顔を守るのがオレたちの仕事なんだから当然だろう?」
龍田「天龍ちゃんらしいわね。行ってらっしゃい。」
天龍「おう!ほらチビども行くぞ!」
「「「お~!」」」
・
・
・
天龍「チビ達の分は旗をつけてっと…よし、エビフライ定食の完成だ!」
電「わ~!美味しそうなのです!」
響「早速頂くよ!」
提督「では手を合わせて…」
「「「いただきま~す!」」」
エビフライの出来は コンマ下
00:絶品!秘書艦にする
01~15:あまりの不味さに刀を折って眼帯を投げちぎる
16~29:ちょっと不味い。
30~49:普通。ちょっとがっかり
50~69:まぁまぁ美味しい。
70~99:世界水準を軽く超える旨さ。
なんか書いててお腹空いてきた…
はい
提督「なかなか美味いな。」
電「いつもどおり美味しいのです。」
響「うん。おいしいな」
天龍「ほらほら、ほっぺにソースがついてんぞ…。」
暁「子供扱いしないでよ!」ムググ
提督「エビフライもよく作るのか?」
天龍「まぁたまにな。」
龍田「言葉は乱暴だけど、結構家庭的なのよねぇ」
提督「言葉とのギャップで惚れてしまいそうだな!はっはっは。」
「「「────────!!??」」」
提督「ん…なにか今寒気が走ったような…」
龍田「あらぁ風邪かしら?移さないでね?」
提督「わかっているよ。天龍、うまい飯を有難う。夕食も頼む」
天龍「任せときな!風邪も吹っ飛ぶうまい飯を作ってやっからよ!」
提督「うむ。期待している。」
暁「夕食は安価下が食べたいわ!」
トンカツ
天龍「トンカツか。お前ら本当に揚げ物が好きだなぁ。ま、オレも好きだがな!」
天龍「よっしゃ!買い出しくぞー!」
「「「おー!」」」
鳳翔「今回は私達の出番は無さそうですね。」
間宮「天龍さんの手際もそうですが、駆逐艦の皆さんもよく手伝ってくれますから。」
那智「ふむ…しかしエビフライに続いてとんかつか…」
足柄「どうかしたの?」
那智「いや、どちらもあまり上手に作られたらお前も羽黒も居場所が減りそうだなと…ふと思っただけだ。」
足柄「!!!い、いえ、私のカツカレーはだれにも負けないわよ!」
・
・
・
天龍「よっしゃ!そしたらまずは豚肉を2cmの厚さに切って、筋を処理し…」
天龍「高温の油で…」
・
・
・
天龍「よーし!夕食だ野郎ども!」
提督「夕食はとんかつか。」
天龍「おう!ソースはゴマ入りの特製だ。」
暁「早く食べましょ。れでぃを待たせるものじゃないわ。」
提督「そうだな。それでは…頂きます。」
とんかつの出来は コンマ下
00:絶品!秘書艦にする
01~15:あまりの不味さに刀を折って眼帯を投げちぎる
16~29:ちょっと不味い。
30~49:普通。ちょっとがっかり
50~69:まぁまぁ美味しい。
70~99:世界水準を軽く超える旨さ。
へい
提督「!!!」
天龍「どうだ?提督?ん?旨すぎて言葉にならないってか?」
提督「美味い!美味い!美味いという意外言葉がない!」
天龍「ったりめーだろ!足柄のカツにだって負けねぇぜ!」
足柄「くっ…!」
間宮「いや、でも本当に美味しいですよ。」
鳳翔「ええ、筋の処理も完璧、揚げ具合も言うことなし、ソースも酸味と甘味のバランスが良くどこからみても一級品ですね。」
提督「那珂に続いて天龍もメシウマか…軽巡は料理がうまいのか?」
天龍「さあな。苦手なやつもそりゃぁいるんじゃないのか?」
提督「まぁそこはおいおいわかるだろう。とにかく今日一日ご苦労だった。明日からも頼む。」
天龍「任せときなって!」
天龍「明日の朝食は提督の好きなものを用意してやんよ?」
提督「それなら安価下をお願いする。」
ハムエッグ
天龍「ハムエッグ?そんなもので足りるのか?」
提督「艦娘たちと一緒にされてもな。」
天龍「ま、いいさ。楽しみにしてろよ。」
提督「期待しているぞ。」
・
・
・
天龍「よっし、朝飯の準備が出来たぞ!早く食堂に来やがれ!」
電「おはようなのです。」
睦月「おはようにゃし~」
卯月「おはようぴょん」
提督「おはよう」
天龍「よっし、今朝は提督の希望のハムエッグだ。パンはバタールとイギリスパンを用意しているから好きなだけ食えよ!」
朝食の評価はコンマ下
00:絶品!秘書艦にする
01~15:あまりの不味さに刀を折って眼帯を投げちぎる
16~29:ちょっと不味い。
30~49:普通。ちょっとがっかり
50~69:まぁまぁ美味しい。
70~99:世界水準を軽く超える旨
うま
提督「安定の旨さだな。」
天龍「だろぉ?おっと、チビ達は牛乳か。」
電「なのです!」
天龍「提督にはコーヒーを用意してんぜ。」
提督「この気の配りよう…惚れるな」
天龍「はっ、ようやくこの俺様の魅力に気がついたか?」
提督「ああ、正直怖いくらいだ。」
天龍「だろぉ?世界水準を軽く超えてるからなぁ」
天龍「ほら、飯を食ったらさっさと配置につけ。提督もさっさと仕事を済ませとけよ!」
提督「天龍には敵わんな。モチベーション工場のために昼食をリクエストしていいか?」
天龍「何でも良いぜ?」
提督「では安価下をお願いする。」
天龍「任せときな!」
酢豚
提督「たまには酢豚を食べたい。」
天龍「パイナップルは?」
提督「私は入れない方が好きだが、入れてあるのも好きだ。」
天龍「大人な回答だねぇ。まあ良いさじゃあ昼は酢豚定食だ!」
・
・
・
天龍「まずは豚バラ肉を揚げて…」
天龍「玉ねぎ、ピーマン、人参…」
・
・
・
天龍「最後に特製甘酢あんをかけて…完成だ!」
ピンポンパール「昼食の準備ができたぞ~!」
提督「いい匂いだな…」
天龍「提督ご希望の通り、酢豚定食だ。パイナップルは入れていない。」
龍田「あらぁ美味しそう~」
昼食の評価はコンマ下
00:絶品!秘書艦にする
01~15:あまりの不味さに刀を折って眼帯を投げちぎる
16~29:ちょっと不味い。
30~49:普通。ちょっとがっかり
50~69:まぁまぁ美味しい。
70~99:世界水準を軽く超える旨さ
あ
提督「おぉぉ!…」
天龍「また言葉になってねぇぞ?」
提督「いやいや旨いなこれは。」
龍田「ほんと、美味しい~。ほっぺが落ちそうね。」
提督「野菜の日の通りも完璧だな!」
天龍「へっ!ま、オレにかかれば酢豚だってこんなもんだ。」
天龍「おっと、酢豚なのに中国茶を用意していなかったな。普?茶をいれてやんよ。」
提督「お茶の香りも素晴らしい。」
天龍「茶葉の選択は龍田がしてくれたんだがな!」
龍田「あらぁそういうのは言わなくていいのに~」
提督「そうか龍田もご苦労だったな。」
龍田「あらあら…どういたしまして~」
提督「中華料理も問題ないとなると苦手な料理は無いのか?」
天龍「おれだってすべての料理を知っているわけじゃねえ。知らない料理は失敗するかもしれねぇな。」
提督「そうか、では安価下なんかはどうだ?」
刺身定食
天龍「刺し身か…今からだと熟成が進まないからあまりうまくならねぇぞ」
提督「魚にも熟成があるのか?」
天龍「当たり前だろ。魚だって筋肉を食ってんだから肉と変わらねぇよ。」
提督「魚も腐り掛けが美味いのか…」
天龍「少し語弊があるが、そうだな。」
天龍「まぁリクエストだから作るけどよあんまり期待すんなよ。」
・
・
・
神通「天龍さん、スルメがたくさん揚がったのでいかがですか?」
天龍「スルメか…まだ生きてるか…よし!今日はスルメイカの刺し身にすんぜ。」
天龍「ワタを抜いて…塩辛に…」
・
・
・
天龍「……時間前にくるのは構わねぇけどよ、あんまり飲みすぎたら味がわかんなくなんぞ?」
提督「刺身だからな、酒が必要だろ?で、酒が集まれば自然と宴会が始まるってやつだ。」
天龍「何でも良いけどよ、痛む前に食ってくれよ。」
提督「これは?」
天龍「さっき捌いたばっかのスルメイカだよ。」
隼鷹「白くない…」
電「茶色いのです…」
天龍「スルメは最初は茶色いんだぜ。時間を置くと白くなるのさ。」
提督「へぇ。それでわさびではなくおろし生姜か…」
天龍「ま、文句は後で聞くからよ、まずは食ってくれ。」
提督「ああ、頂きます。」
夕食の評価はコンマ下
00:絶品!秘書艦にする
01~15:あまりの不味さに刀を折って眼帯を投げちぎる
16~29:ちょっと不味い。
30~49:普通。ちょっとがっかり
50~69:まぁまぁ美味しい。
70~99:世界水準を軽く超える旨さ
はい
提督「えっ、旨!甘!」
天龍「どうだ?ウメェだろ。スルメは炙っても美味いがよ、とれたて締めたてを刺身で食うのも美味いんだぜ。」
提督「日本酒によく合うな!」
天龍「時間がたったものと違って歯ごたえも最高だろ?」
電「コリコリしていて美味しいのです!」
天龍「よぉしよく食えよ。神通が夜戦の帰りに山程持って帰ってきてくれたからな!」
神通「探照灯照射したらたくさん捕れました」
天龍「ついでに塩辛も作っといたぜ」
隼鷹「くぅ~!うめえ!天龍最高!」
Iowa「これがsquid…」
Bismarck「美味しいのかしら…」
Prinz Eugen「日本の艦娘は食べて居ますし、きっと食べられますよ!」
Bismarck「………えい!」モグモグモグ
Bismarck「あら、美味しいわね。Devil Fishって美味しいのね」
提督「まぁうまくなけりゃ食わんわな」
Bismarck「それもそうね。」
提督「うまい刺身をありがとうな!天龍!」
天龍「へっ良いってことよ!」
提督「このまま引き続き、調理を頼むぞ天龍!」
天龍「仕方ねぇな!任せときな」
天龍「今日が最終日だな。なんか試験とかすんのか?」
提督「正直そのまま正規調理員になってほしいところだが…」
電「天龍さんのご飯毎日食べたいのです!」
天龍「なんだぁ。オレだけ贔屓すんなよな。」
提督「そういうことであれば、天龍にも正規調理員への昇進試験を行うか…。」
提督「安価下を作ってもらう。」
天龍「任せな!」
煮込みハンバーグ
天龍「煮込みハンバーグか…結構手間だが、良いぜやってやるよ。」
皐月「やったー!天龍さんのハンバーグだぁ!」
電「楽しみなのです!」
天龍「おう!楽しみに待ってな!」
・
・
・
天龍「おっしゃ!いっちょやるか。」
天龍「まずは玉ねぎをみじん切りにして…、透き通るまで炒めて…」
・
・
・
天龍「粗熱を取っているうちに、ソース用のメリケン粉を炒って…」
・
・
・
天龍「ハンバーグの両面に焼き色がついたら煮込む!」
天龍「あとは料理の神様にお願いしておくか!」
天龍「よっしゃー!皆!メシの時間だぁ。」
提督「待ちわびたぞ」
皐月「あぁもう匂いから美味しそう!」
電「お腹の音が鳴り止まないのです…」
赤城「天龍さん、お食事はまだですか?」
天龍「焦んなって、順番に出していくからよ。付け合せはコールスローサラダとバゲットにしてんぜ。」
試験の結果 コンマ下
00:絶品。天龍食堂を作る
01~10:あまりの不味さ愕然とする
11~20:ちょっと不味い。再試験
21~30:普通。ちょっとがっかり。信じられないので再試験
31~50:まぁまぁ美味しい。磯風と同じく正規調理員(一般)に就任
51~99:世界水準を軽く超える旨さ。鳳翔、間宮に並ぶ正調理員(特級)に就任
有終の美を飾る
提督「やっぱりうまいな!」
電「美味しいのです!」
皐月「おいしい~!」
天龍「ま、ざっとこんなもんよ。」
龍田「天龍ちゃんよりは上手なつもりだったんだけど、お料理は負けちゃったかも~」
提督「何を言っている。料理に勝ち負けはない。あるとするならば美味いか不味いかだ。」
鳳翔「それで天龍さんの役職はどうなるのですか?」
提督「これだけ安定して旨いものが作れるのだから、当然、鳳翔や間宮に並ぶ正調理員だな。辞令は明日渡す。」
皐月「わ~い!これで毎日天龍さんの美味しいご飯を食べられるの?」
提督「流石に出撃や遠征があるから毎日は無理だな。とはいえ補助調理員の那珂も含めれば5人調理師がいるので、ローテーションは組めるようになるだろう。」
鳳翔「そうですね、毎日誰か一人は休めるようにしましょうか。」
提督「これで超ブラックだった食堂運営が少しマシになるな。」
間宮「あら、料理は好きですし、補助艦である私にはこれくらいしかお仕事がありませんし、苦痛に思ったことはないですよ?」
提督「そう言ってくれるのは助かるが、貴官らに倒れられても鎮守府は動かなくなるのでな…」
鳳翔「お心遣い有難うございますね。」
提督「当然の対応に過ぎん。」
間宮「それでも、有難うございます。」
提督「ローテーションは組めるようになったが、まだまだ鎮守府全体の食のレベルを上げないとな。」
電「今の所、正規調理員(特級)が天龍さん、正規調理員(一般)が磯風さんで、ちょっと油断された那珂さんが補助調理員、雑務が千代田さん、羽黒さん、秋雲さんなのです。」
提督「磯風が料理上手になったのは僥倖だったな。他の鎮守府ではメシマズでもこの鎮守府であれば才能を隠し持ったものがいるかもしれんな。」
鳳翔「では次の艦娘は誰になさるのですか?」
提督「次の艦娘は安価下だ」
長波
長波「げっ、あたしはこういうのはちょっとなぁ…」
提督「長波様は料理が苦手か…」
夕雲「んー、作っているところは見たこと無いですね。」
提督「何か作ったことはあるのか?」
長波「クッキーくらいなら…」
高波「以前、長波姉さまにクッキーを頂いたことがあります。」
提督「そうか…、ならクッキーを焼いてきてくれないか?」
長波「はぁ、しょうがない作ってくるよ」
・
・
・
長波「基本のプレーンクッキーだ。」
提督「では味見を…」
クッキーの出来 コンマ下
00:習う必要がない。神レベル
01~19:不味すぎて意識が飛ぶ
20~39:ちょっと不味いけど食べられなくはない
40~59:普通。可もなく不可もなし
60~79:まあまあ美味しい
80~99:間宮レベル。美味しい
どうだ
サクサク
提督「なんだ、美味いじゃないか。」
金剛「ティータイムにちょうどいいデース!紅茶を持って来たヨ!」
高波「紅茶によく有って美味しいですね。」
長波「まぁクッキーは混ぜて焼くだけだからな。量さえ間違えなければ誰でもこれくらいは作れるさ。」
提督「まだまだ伸びしろはありそうだな…、長波は誰に教わりたい?」
提督「人数に少し余裕が出たから、私が指導に入らないようにした。」
教えるのは鳳翔・間宮・天龍・磯風になります。
ちなみに鳳翔>間宮>天龍>磯風の順にコンマ判定が易化します。
さっそく天龍
長波「そうしたら、天龍さんに教わってみたいかな~」
天龍「あぁ?オレがいいのか?ったくしゃーねーなー」
龍田「そう言う割には嬉しそうねぇ」
天龍「ばっ!ちげぇよ!」
提督「龍田、それくらいにしてやってくれ。天龍、長波を頼むぞ」
天龍「あいよ。」
長波「お願いします。」
天龍「じゃあ明日の朝食からな。遅刻すんなよ?」
長波「わかってますって。」
・
・
・
クックドゥードゥルドゥー
長波「おはようございます。」
天龍「時間通りだな。よしやんぞぉ!」
長波「朝食は何を作るんですか?」
天龍「安価下だよ」
焼き魚定食
長波「焼き魚ですか。天龍さんが調理登板のときも思いましたが、結構家庭的ですよね」
天龍「家庭的かどうかは知らねぇけどよ、定番じゃねぇか。」
長波「確かに…」
天龍「それによ、魚なら眼の前の海にいっぱいいんだろ?」
長波「節約上手っすね」
天龍「パーッとやるときはパーッと使えるように普段は質素にしとくもんだよ。」
長波「はぁ、そんなもんですか…」
天龍「ほらほら、さっさとしねぇと皆腹空かして死んじまうぞ?」
・
・
・
長波「最後に味噌汁をよそって…」
天龍「おーしいっちょ上がりだぁ、総員起こしをかけろ」
長波「え…、あ、はい…テステスマイクテス。朝食ができたので食堂に集合!」
・
・
・
提督「今朝は焼き魚か。クッキーは上手く焼けていたが、魚はどうだろうな。」
高波「普段の料理はしてないようですが…」
長波「あー、まぁお菓子と違って決まった時間とかで焼いているわけじゃないから、焼きがあまかったらゴメンな。」
提督「まぁ食べてから判断しよう」
朝食の出来は コンマ下
00:絶品
01~14:不味すぎて腹を壊す。
15~34:ちょっと不味いけど食べられなくはない
35~54:普通。可もなく不可もなし
55~74:まあまあ美味しい
75~99:めちゃうま
ソイヤ
提督「なかなかいい焼き加減じゃないか、美味いぞ。」
高波「身がホクホクして美味しいです!」
夕雲「やるわね…」
提督「出だしはまぁ好調…あとはどこまで続くか、か。」
電「司令官さんは心配性なのです。」
提督「杞憂にすぎることを願うよ。」
長波「なかなか失礼だな。」
電「まぁ、これまでの経過を見れば多少はやむを得ないのです。」
長波「…あー」
提督「ま、それはそれだ。昼も期待している。」
長波「んーじゃぁ、昼は高波が食べたいものにするか…。何が良い?」
高波「え、良いのですか?では安価下をお願いします。」
しょうが焼き
長波「生姜焼きか…」
天龍「手軽なメニューだが、気を抜くなよ?」
長波「わかってますって。」
提督「生姜焼きか、昼にはちょうどいいな」
長波「じゃあしっかりお腹をすかしといてよね。」
・
・
・
長波「それじゃあ、まずは豚バラ肉をスライスして…」
長波「すりおろした生姜につけ…」
天龍「おっと、漬けると肉が固くなるぜ。肉に小麦粉をまぶしてしょうがと調味料を合わせた出汁で焼いたほうがうまくなる。」
長波「なるほど…」
・
・
・
長波「千切りキャベツを付け合わせにして…完成だ!」
長波「みんなー!お昼だぞー!集合!」
高波「長波姉さまの生姜焼き…」
提督「旨そうな匂いだな」
電「では、頂きます!なのです」
昼食の出来はコンマ下
00:絶品
01~14:不味すぎて腹を壊す。
15~34:ちょっと不味いけど食べられなくはない
35~54:普通。可もなく不可もなし
55~74:まあまあ美味しい
75~99:めちゃうま
ほい
提督「う…」
高波「い…」
電「あ…」
夕雲「食事中にはしたないのですが、少しお手洗いに…」ぎゅるる!
食堂横トイレ
「「「おえー!「早くと入れ替わってー!」ぴょん!」」
長波「あれ…なにかおかしかったか?」
・
・
・
提督「長波…何を入れた?」
長波「いやべつに普通に作っただけだぞ?」
夕雲「なにか食材傷んでなかった?」
天龍「いや、いつもどおり保存している肉を使っただけだが…オレが作った方は問題ないし」
龍田「ほんとね~私は天龍ちゃんの生姜焼きだったから美味しかったんだけど…」
提督「…料理の才能が無いとは思いたくはないが…、うっ!また…」
・
・
・
提督「まだ昼が駄目だっただけだからな…、きっと巻き返してくれるはずだ…」
長波「あー、期待しないで…」
夕雲「長波、夕食は軽めのご飯…そうね安価下をお願いできるかしら?」
そうめん
長波「そうめんか…」
天龍「よし、そうめんならそうそう失敗しないし、少し具を豪華にしても腹の負担は少ないだろう」
長波「そうめんの具か…錦糸卵にきゅうり、みょうが…」
天龍「よっしゃ、まあオーソドックスに錦糸卵とみょうが、きゅうりあたりにしておくぞお」
長波「はい。」
・
・
・
天龍「まずは出汁だ。昆布と鰹節をベースに…」
長波「みりんと酒を入れてアルコールを飛ばす…」
・
・
・
天龍「錦糸卵は火を通しすぎないように、濡れた布巾の上においてゆっくり熱を通す!」
長波(結構大変…)
・
・
・
長波「あとは盛り付ければ……完成!」
提督「大丈夫だろうか…」
夕雲「さ、提督、どうぞ…」
提督「うぐっ…!」
夕雲「提督、美味しい?美味しい?」
そうめんの出来はコンマ下
00:絶品
01~14:やっぱり不味すぎて腹を壊す。
15~34:ちょっと不味いけど食べられなくはない
35~54:普通。可もなく不可もなし
55~74:まあまあ美味しい
75~99:めちゃうま
へい
提督「ぐぅ…また、腹が…」ギュリュリュリュリュ
夕雲「やっぱり…」
提督「夕雲…あとでお仕置き…だ…」ゴロゴロゴロ
夕雲「あらあら、困りましたね」
・
・
・
提督「ぐおぉぉぉぉああああああああああああああああああああああ!!!!!!」ブリブリブリブリュリュリュリュリュリュ!!!!!!ブツチチブブブチチチチブリリイリブブブブゥゥゥゥッッッ!!!!!!!
夕雲「あらぁ…便秘解消には良さそうだけれど、私は遠慮しておくわ。」
・
・
・
提督「すまない、少し落ち着いた」ゲッソリ
夕雲「すっかりやつれちゃって…後で夕雲特製戦闘糧食ドリンク差し上げますね?」
電「夕雲さん、それくらいにするのです。」ゴゴゴゴゴ
夕雲「あらあら、夕雲は心配なだけよ?」
提督「何を言っている。…とりあえず次まずい飯を出したら1週間安価下の格好で調理な。」
バニーガール
長波「え、そんな格好で料理とか馬鹿だろ提督。」
提督「しかし緊張感を持ってもらうにはこういうのが有効だと聞いている」
電「司令官さん、そういう趣味だったのですか?」
卯月「うさぎならうーちゃんがいるっぴょん!」
提督「え、いやお前ら…」チラッ
電「[ピーーー]」チャキ
ドゴーン!
提督「ひゅ~、ついうっかり電を怒らせてしまった。あぶないあぶない。」
卯月「口は災いのもとっぴょんね!」
長波「はぁ~。散らかし多分は片付けてくれよ。」
提督「すまんすまん。で、だ。夕食は安価下にしてくれ」
ポトフ
天龍「ポトフ?」
長波「あー噂では聞いたことあるな。なんでもフランスのおでんだとか」
天龍「西洋のおでんか…まぁ醤油は使わねぇんだろうなぁ」
長波「Richelieuさんに聞いてきます!」
・
・
・
長波「Richelieuさんにレシピを貰ってきました!」
天龍「おーやるじゃねえか。どれどれ」
天龍「…なんて書いてるんだこれ?」
長波「えっと…フランス語?」
天龍「読めるか?」
長波「全く読めません!」
天龍「なんか絵が脇に書かれているからなんとなくわかるが…」
長波「もう一度Richelieuさんに聞いてきます。」
天龍「あ、おい!ってもう行っちまいやがった。」
・
・
・
長波「Richelieuさんにレシピの解説をしてもらいました!」
天龍「お、脇にメモがこれお前が書いたのか?」
長波「ええ、Richelieuさんまだ日本語を書くのが難しいそうで」
天龍「ま、何はともあれ、これで作れるな!」
・
・
・
長波「というわけでポトフを作ってみたよ。初めてだったし、手軽にするためにソーセージを使ったのであまり美味しくないかもしれないが、食べてみて!」
提督「大丈夫だろうか…」
ポトフの出来 コンマ下
そうめんの出来はコンマ下
00:絶品
01~14:やっぱり不味すぎてバニーになる
15~34:ちょっと不味いけど食べられなくはないけど不味いのでバニー
35~54:普通。可もなく不可もなし
55~74:まあまあ美味しい
75~99:めちゃうま
駄目なら天龍も連帯責任だ
提督「お…」
夕雲「提督、大丈夫?」
提督「旨い!」バクバク!ズズズ!!ガツガツガツ!!!
夕雲「え、美味しいの?」
提督「ほれ食ってみろ。」ヒョイポイー
夕雲「あらほんと。美味しいわ。」(提督に食べさせてもらっちゃった♪)
長波「ふぅ、これで破廉恥な格好しないですんだな…Richelieuさんに感謝だ」
提督「ん?何を言っている。これから一週間天龍に教わり、試験が旨ければ調理師、不味ければバニーだぞ。ああ、Richelieuにはお礼を言っておこう」
長波「な!そんな!横暴だ!」
夕雲「でも、バニーになるかもって思ったから美味しくできたんでしょう?」
長波「な、違う!」
夕雲「なぁんだ、長波はバニーでも良かったみたいよ提督。」
提督「マジ?」
長波「いやいやいや!違うって!あんな破廉恥な格好で料理できるわけないって!」
提督「でもやる気は上がっただろ?」
長波「まぁイヤイヤな」
提督「まぁそういうわけだから、頑張ってくれ」
長波「く、このエロ提督め!」
2200
提督「さて今日の書類も終わったし、明日で良いものも分けたし、風呂に入ってくるか…」
コンコン
提督「入れ」
夕雲「提督、お疲れ様。」
提督「夕雲か。どうしたこんな時間に。」
夕雲「うふふ、提督と作戦会議をしたくて…。そういえばお風呂はもう入ったのかしら?」
提督「風呂はまだだが、作戦とは何か有ったか?」
夕雲「とても大事な、作戦があるんだけど、先にお風呂に入ってきてください」
提督「む、そうか。では急いで入ってくるよ。」
夕雲「ゆっくり入ってきていただいていいですよ?少し準備があるので…」
提督「??まぁそう言うならばゆっくり浸かってくるよ。」
夕雲「はぁい。行ってらっしゃい。」
ガチャッ
提督「ふう、またせたな。うっかり寝てしまっ…た。」
夕雲「あら、そんなところで突っ立っていないでこちらにどうぞ。」
提督「いや…なんでそんな格好をしているんだ?」
夕雲「お嫌でしたか?」
提督「そんなことはないが…」
夕雲「長波さんにこの格好をしてほしかったんでしょう?」
提督「あ、あれはやる気を出させるためのものであってだな…」
夕雲「でも好きなんでしょう?この格好。」
提督「……………大好きです。」
夕雲「提督、さ、作戦会議…してください…」
・
・
・
チュンチュン
提督「んん、朝か…」
夕雲「ん、あら提督、おはようございます。」
提督「作庵はすっかり夕雲の作戦にやられてしまったな。」
夕雲「うふふ、今日はいつもより頑張れそうです。」
提督「それは冥利に尽きるな。…ところで、長波の試験の題は何にするかな」
夕雲「うーん、安価下とかはどうでしょう?」
青椒肉絲
提督「青椒肉絲か。確かにシンプルで成否がわかりやすい。」
・
・
・
提督「週明けの試験内容は青椒肉絲にする。」
長波「それは良いんだけど、なんか夕雲姉がずいぶん嬉しそうなんだが。」
夕雲「あら、今日はいつもよりいい夢を見れたので。」
長波「そう…」
提督「まぁそういうことだ。天龍も指導を頼むぞ。」
天龍「あぁ任せときな!」
・
・
・
天龍「そうだ!野菜はなるべく同じ幅に切りそろえるんだ!」
・
・
・
天龍「もっと手早く!火力は最大で!一気に煽れ!」
長波「くっ!!」ジャッジャッジャ
・
・
・
提督「では約束の試験だ。出来はどうか?」
長波「まぁ食べてから判断してよ」
提督「では頂こう。」
青椒肉絲の出来 コンマ下
00:絶品
01~14:やっぱり不味すぎてバニーを1週間
15~34:食べられなくはないけど不味いのでバニー3日間
35~54:普通。可もなく不可もなし
55~74:まあまあ美味しい
75~99:めちゃうま
どうかな
提督「お、旨い!」
夕雲「あら、本当!美味しいわ」
電「ピーマンもシャキシャキしているのに苦くないのです!」
長波「どうだ!毎日青椒肉絲の練習していたからな!」
天龍「まぁまぁだな。ま、頑張ったと思うぜ」
提督「ふたりともご苦労。」
提督「さて、長波の処遇だが」
長波の処遇 コンマ下
テストが上手く行ったのでゆるいです
01~30:補助調理員に就任
31~60:正規調理員(一般)に就任
61~98:正規調理員(特級)に就任
99、00:正規調理員(特級)に就任した上で、時々司令室で提督だけに調理する
あ
提督「まぁ少し失敗は有ったが、なかなか旨かった。」
提督「ゆえに、長波には正規調理員(特級)を任命する」
長波「マジでっ?! いやぁー仕方ない、仕方ないなぁー! アタシはやるときはやるぜ?」
高波「長波姉さまおめでとうございます!」
長波「へへっ。有難う!…ところで提督、夕雲姉と作戦会議とは一体ナニを話していたんだ?」
提督「ん?とくにこれといったことはない。長波だとどれくらい挽回できるか相談していただけだ。」
長波「へぇ。一晩かけて話していたのがそれだけか。ふ~ん。」
提督「まぁ途中で寝落ちしていたからな。」
長波「なるほどね。まぁいいさ。じゃあ鳳翔さん、間宮さん、天龍さん、磯風さんよろしくおねがいします。」
夕雲(まぁバレても平気ですけどね)
電(許さない。許さないのです。)
夕雲「気が早いですが、次はどの娘を指名するのかしら?」
提督「そうだな、くじを引いて…安価下だ」
飛龍
提督「飛龍か」
飛龍「んふふふっ、よーし!第二航空戦隊、旗艦飛龍出撃します!」
提督「飛龍は何が得意料理だったっけ?」
飛龍「安価下です。」
提督「腕前は?」
飛龍「後で作ってあげるから、大事に食べてね♪」
だし巻き卵
飛龍「おまたせしました!提督」
提督「おお飛龍か、どうした?」
飛龍「む~、どうした?じゃありません!さっきだし巻き卵持っていくね?って行ったじゃないですか!」
提督「すまん、ハートは見えなかったが…」
飛龍「そこは問題じゃありません!」
提督「もちろん、だし巻き卵を持ってきてくれるというのは聞いていたが、もうこんな時間だしな」
ワーヤセンヤセン!
飛龍「…厨房が空いていなかったから仕方ないじゃない!」
蒼龍「まぁまぁ、それはおいておいて冷める前に食べてあげなよ」
提督「それもそうだな」
電「頂きますなのです。」
だし巻き卵の出来 コンマ下
00:絶品。嫁にしたい。
01~29:意識が飛ぶ不味さ
30~49:食べられなくはないが、美味しくない
50~69:普通。可もなく不可もなし。
70~84:普通に美味しい
85~99:めちゃうま
食
提督「普通だな」
電「普通なのです。」
蒼龍「確かに普通のとくに特徴のないだし巻きね」
飛龍「普通普通って!これから美味しくなるわ!」
提督「では誰に教わりたい?」
教えるのは鳳翔・間宮・天龍・長南・磯風になります。
ちなみに鳳翔>間宮>天龍=長波>磯風の順にコンマ判定が易化します。
安価下
リベンジ磯風
磯風「む、私なんかで良いのですか?」
飛龍「もちろん!」
磯風「わかりました。では、僭越ながら指導をさせて頂きます。」
飛龍「そんなに畏まらないで!こちらこそ、よろしくおねがいしますね!」
磯風「では明日からよろしくおねがいします。」
飛龍「明日の朝食は何かしら?」
磯風「安価下です。」
シシリアンライス丼
飛龍「シシリアンライス?」
飛龍「おっはよー!」
あ
提督「お、これは!」
電「美味しいのです!」
蒼龍「美味しぃ~」
赤城「とっても美味しいですね!おかわりをいただけますか?」
飛龍「あ、はい。」
提督「いや~食った食った。旨かった!」
飛龍「お粗末様です!食後のコーヒーもどうぞ」
提督「有難う。これで今日も頑張れるよ」
磯風「なかなかいい出来だな。これは昼も期待できそうだな」
飛龍「お昼は何を作るの?」
磯風「では安価下にしよう」
鉄火丼
磯風「鉄火丼だ。」
提督「ふむ、良いマグロは上がっていたかな?」
バーン!!!
大潮「司令官!マグロが上がったよ!」
提督「サビキみたいにマグロがかかっているじゃないか!」
大潮「司令官!困ったときこそ、大潮を呼んでくださいね。」
提督「ああ…わかった。」
磯風「良いマグロが都合よく上がったな。」
提督「まぁSSだしな。ある程度はご都合主義よ」
飛龍「あははは…」
磯風「まぁともあれこのマグロを使って鉄火丼を作ろう。鳳翔さん、鮪包丁はたしか」
鳳翔「ええよく研いでありますよ。」
飛龍「おお~これはすごい…私にも使えるかな?」
鳳翔「慣れないと指が飛びますよ?」
飛龍「…わ、私にはまだ早いかなぁ。」
磯風「追々、習得しましょう。」
磯風「というわけでマグロは鳳翔さんに捌いてもらった。」
飛龍「これを醤油とみりんと酒とわさびで漬けにして…」
磯風「その間に酢飯を作るぞ」
飛龍「えーとうちわうちわ…」
磯風「冷えて、乾きすぎるからうちわはいらないぞ」
飛龍「え、そうなの?」
磯風「酢が染み込むのは熱いうちだけだからな。」
飛龍「へぇ~」
磯風「では…ぐっ、重い…」
飛龍「あぁ、ご飯を寿司桶に入れるのは私がやるよ」ヒョイ
磯風「たすかる。もう少し筋力がほしいな…」
飛龍「駆逐艦なんだし、仕方ないよ。」
飛龍「酢飯、よし!」
磯風「後は丼に盛って、漬けを乗せれば完成だ」
飛龍「みんな~、御飯の時間だよ~」
提督「うむ、旨そうだな。」
飛龍「さ、召し上がれ」
蒼龍「いただきます!」
鉄火丼の出来 コンマ下
00:絶品。嫁にしたい。
01~24:意識が飛ぶ不味さ
25~39:食べられなくはないが、美味しくない
40~64:普通。可もなく不可もなし。
65~84:普通に美味しい
85~99:めちゃうま
はい
提督「旨いな。」
電「美味しいのです」
蒼龍「まぁネタが新鮮だったしね」
磯風「新鮮すぎて熟成が出来ていないからこんなものだな」
飛龍「我ながら美味しく出来たと思ったけど、もっと美味しくなるの?」
磯風「そうだ。上手く熟成させるとずっと美味しくなる。」
飛龍「て・い・と・く?」
提督「どうしたそんな猫なで声をだして。」
飛龍「私、もっと美味しい料理を作りたいので、回らないお寿司に連れて行ってください。もちろん、二人で。」
蒼龍「なっ!飛龍抜け駆け禁止!」
提督「この1週間旨いメシを作れたら考えておこう。」
飛龍「言ったわね?そうと決まれば早速夕食を考えないと。」
蒼龍「じゃあ安価下とかどうかしら?」
ふろふき大根
飛龍「ふろふき大根?また渋いチョイスね。」
蒼龍「そうかな?お味噌との相性が抜群じゃない。」
飛龍「まぁそうだけど…」
提督「ふろふき大根か。酒に合うな。よし頼む。」
飛龍「え、あ、はい。」
磯風「では早速鎮守府農場へ大根の収穫に行きましょう。」
飛龍「え、農場なんてあるの?」
鳳翔「ええ、鎮守府で使用する野菜の一部は私達が作ってます。」
飛龍「ええー!そんなに広い農場があるの?」
提督「たしか十町歩ほどだったか。」
飛龍「それでも足りないことがあるのね」
鳳翔「200人以上居ますし、戦艦や空母の皆さんはたくさん食べられるのと、それほどたくさんの種類を作れないので足りない分は購入しています。」
飛龍「あ、ははは…なるほど」
磯風「では収穫に行きましょう。ランボルギーニを用意している。」
飛龍「え、ランボルギーニ?ってトラクターじゃん!」
磯風「ん?だからランボルギーニと言ったじゃないか。」
提督「ランボルギーニのトラクターは国産のものより馬力が出るからな、整備は明石にまかせている。」
明石「今度、提督も整備して差し上げますよ?」
提督「まぁまた今度な」
明石「はぁ、いつもそればっかり…もういいです」
磯風「痴話喧嘩も程々にしてくれ。私達は収穫に行ってくる。」
飛龍「わぁー!いつもは海の上だけど、こうやってトラクターに乗るのも楽しい!」
磯風「ふふ、適正は高そうだな」
鳳翔「肉体労働は艦娘なので大丈夫ですし」
間宮「虫に慣れれば問題ないですね」
飛龍「おおー!どんどん大根が掘れる!」
磯風「大根葉で炊き込みご飯と味噌汁を作るか」
鳳翔「余ったら沢庵と切り干し大根にしておきましょう。」
飛龍「ふぅ~収穫終わりました!」
鳳翔「お疲れ様です。お茶にしましょうか。」
間宮「お茶菓子もありますよ。」
飛龍「わぁ、間宮さんの最中だ~。いただきま~す!」キラキラ
天龍「お、やってるな。お茶にしているってことは今日の作業は終わったのか?」
磯風「ちょうど終わったところだ。」
天龍「すまねぇな。チビ達の稽古につきあわされてさ」
鳳翔「相変わらず、人気ですね。」
天龍「まあな。っと差し入れだ。」
間宮「あらぁ、マカロンじゃないですか。」
天龍「なんか雑誌見てたら旨そうで作っちまった。一緒にくおうぜ。」
飛龍「最中も美味しいけどこのマカロンもとっても美味しい!」
磯風「お茶が終わったら調理だぞ」
飛龍「は~い」
磯風「それでは調理に入ろう。まずは大根の皮むきから・」
飛龍「よっと」ショリショリショリ
磯風「少し皮を厚めに剥いたほうが口当たりが良くなる」
飛龍「ふむふむ」
・
・
・
磯風「皮が向けたら面取りと隠し包丁を…」
飛龍「ん」
・
・
・
飛龍「ふぅ、ようやく包丁作業が終わった…」
磯風「さてこれから炊いていこう。糠でアク抜きするレシピもあるが、数が多いのでな今日は直接炊いていく。」
飛龍「ほほぅ。」
磯風「あまり強火にするとアクが出るのでやや弱火にするのがポイントだ。」
飛龍「なるほどねぇ。磯風ちゃんはいいお嫁さんになれそうね~。」
磯風「何を…この仕事で出会いがないではないか」
飛龍「あら、提督がいるじゃない。」
磯風「む、提督は電さんがお気に入りだと思っていたが…」
飛龍「最古参だから一番長く秘書艦もしているようだけど、まだプラトニックらしいよ?」
磯風「そ、そうなのか…」
飛龍「お、結構満更でもない様子~」イヒヒ
磯風「く、う、うるさい!飛龍さんこそどうなんだ?」
飛龍「私~?ん~、時々誘っているんだけど、ツレナイのよねぇ」ハァ
飛龍「どうすれば振り向いてくれるのかしら…」フゥ
キャッキャ
蒼龍「なんだか楽しそうに調理してるじゃない。夕食が楽しみね」
赤城「ふろふき大根ですか…お腹にたまりませんね…」
龍驤「何やったら時分で魚とってきたらええやん。」
赤城「それもそうですね」
加賀「赤城さん、それでは参りましょうか」
赤城「一航戦!出撃します!」
龍驤「いってらー」
・
・
・
飛龍「最後に練り味噌、肉味噌それぞれかけて…完成!」
磯風「余った時間で大根皮のきんぴらを作っておいた。」
飛龍「お~さすが!」
飛龍「おーいみんなー、夕食の時間だよ~」
提督「ふろふき大根も久しぶりだな。味の濃いものが多いから、たまにこういう素朴な食事はありがたい。」
蒼龍「お味噌も美味しそうじゃない。」
電「きんぴらもあるのです」
飛龍「さ、冷める前に召し上がれ」
ふろふき大根の出来 コンマ下
00:絶品。嫁にしたくなる
01~24:意識が飛ぶ不味さ
25~39:食べられなくはないが、美味しくない
40~64:普通。可もなく不可もなし。
65~84:普通に美味しい
85~99:めちゃうま
ほい
提督「んーあまり美味しくないな」
蒼龍「まぁ微妙ね」
電「すこしえぐ味が残っているのです」
提督「まぁ食えないわけではないのだが…」
蒼龍「絶妙な味付けね」
飛龍「何が悪かったのかしら…うーん」
磯風「邪念が入りすぎたのだろう」
提督「邪念?」
飛龍「な、なんでもないです!次は美味しく作るんだから!」
提督「お、おう」
飛龍「提督!明日の朝は何が食べたいですか!」
提督「え、あ、安価下でお願いします」
コーンポタージュ
提督「旨いコーンポタージュが食べたい」
飛龍「コーンポタージュ?そんなのでいいの?」
提督「あれは結構手間だぞちゃんとできるようになってから大口を叩くんだな」
飛龍「ムキー!いいわ!第二航空戦隊旗艦の力!見せてあげる!」
提督「はっはっは!期待している。」
・
・
・
飛龍「とまぁ大口を叩いたのはいいんだけど、コーンポタージュってどう作るの?」
磯風「まぁそんなに難しくはない。玉ねぎを軽く炒めて、粒のとうもろこしを加え、色合いが良くなったら水を加えて茹でる。柔らかくなったらミキサーで撹拌し、なめらかにしたければ裏ごしをする。裏ごしをしたものを牛乳と生クリーム、塩コショウで味を整えたら完成だ。」
飛龍「ふぅん、そんなに大変そうじゃないね。」
磯風「では明朝よろしく頼む」
飛龍「おやすみ~」
飛龍「おっはよう!」
磯風「おはようございます」
飛龍「じゃあ、作りましょうか」
磯風「どうぞ」
・
・
・
飛龍「裏ごし…めんどくさいね…」
磯風「これをすることで舌触りがなめらかなポタージュになる。もちろんしないものもあるのだが…」
・
・
・
飛龍「よっし、あとはパンを添えて…完成!」
飛龍「皆ー!ごはんよー!」
提督「コーンポタージュに、クルトンもあるな」
電「はわぁ~。いい匂いなのです。」
蒼龍「見た目は美味しそう。匂いも美味しそう。味はどうかな?」
コーンポタージュの出来 コンマ下
00:絶品。嫁にしたくなる
01~24:意識が飛ぶ不味さ
25~39:食べられなくはないが、美味しくない
40~64:普通。可もなく不可もなし。
65~84:普通に美味しい
85~99:めちゃうま
あ
提督「おお!旨い!」
電「美味しいのです!」
蒼龍「舌触りもなめらかで最高!」
提督「言うだけのことは有ったな!」
飛龍「どぉよ!本気を出せばこんなものよ!」
提督「また、作ってくれな。」
飛龍「んふふ、いつでも良いわよ♪」
磯風「ふむ、かなり旨いな。私も負けるかもしれん」
飛龍「何言ってるのよ~。磯風ちゃんのおかげじゃない」
磯風「私は手順を説明しただけだ。」
飛龍「てれちゃって~。かわいいなぁ。」
磯風「ぐ、苦しい」
飛龍「あ、ごめんごめん」
提督「うらや…ごほん、まぁ良い朝食だったな。昼も期待しているよ。」
飛龍「任せといて!」
・
・
・
飛龍「さてお昼は何作ろうかしら…」
磯風「なにか作ってみたいものとかはないのか?」
飛龍「んー、そうだ!安価下を作ってみたい!」
スパゲッティ・アラビアータ
磯風「スパゲティ・アラビアータか。トマトソースに唐辛子の辛味が美味しい逸品だな。」
飛龍「磯風ちゃんはスパゲティはつくるの?」
磯風「作らないこともないが、たまにだな。」
飛龍「ふぅん。」
磯風「間宮さんが時々賄いで作ってくれるので食べる機会はそれなりにあるのだが」
飛龍「いいなぁ間宮さんのスパゲティたべた~い」
磯風「あとで頼んでみよう」
飛龍「やったぁ!」
磯風「さて、まぁトマトソースを作らねばならないが、あいにくソース用のトマトはないのでホール缶を使おう」
飛龍「それでこの備蓄倉庫に来たのね。それにしてもずいぶんと厳重ね」
磯風「以前、とある艦娘に荒らされたことがあるそうだ」ピピピ…ポーン
ガガガ・・・
フォークリフト ドッドッド
飛龍「めちゃくちゃ広いわね…」
磯風「他に肉、魚、穀物用の備蓄倉庫が複数用意されている。今後も艦娘が増えることが予想されるので、時々新しい倉庫を建ててもらっている」
飛龍「はぁ…戦争するのって大変なのね…」
磯風「武器弾薬だけで戦うわけではないからな。」
磯風「さ、そこのコンテナを1つ持っていくぞ」
飛龍「了解っと」
ドッドッド…
磯風「侵入者…なしっと。閉鎖。」
ゴゴゴゴ…ガーン!
磯風「お疲れ様。少し時間の余裕があるからお茶にしよう。」
飛龍「今日は何々?」
磯風「今日はエクレアだ」
飛龍「おぉ~!美味しい!」
磯風「まだ練習段階だがな…」
飛龍「ん~美味しいよぉ。磯風ちゃんをお嫁にしたい!」
磯風「ふっ」
飛龍「照れてる磯風ちゃんも見れたし、準備しよっか」
磯風「て、照れてなど居ない!む、まぁそろそろ支度しなければな…」
飛龍「お嫁さんじゃなくても妹にはなってほしいなぁ」
磯風「ふふっ。考えておきますね」
飛龍「じゃあまずトマトソースからだね」
磯風「まずオリーブオイルを少し多めに鍋にいれ、にんにくを弱火で炒める」
飛龍「ふむふむ…」
磯風「にんにくから香りが出てきたら鷹の爪をいれて…」
・
・
・
飛龍「茹でたスパゲティにからめて…完成!」
提督「トマトのいい香りだな…アラビアータか」
飛龍「ええ。少し鷹の爪を少なめにして辛さ控えめです。」
電「助かります。なのです。」
スパゲティアラビアータの出来 コンマ下
00:絶品。秘書艦交代
01~24:意識が飛ぶ不味さ
25~39:食べられなくはないが、美味しくない
40~64:普通。可もなく不可もなし。
65~84:普通に美味しい
85~99:めちゃうま
あい
提督「結構旨いな。」
電「少し辛いけど美味しいのです!」
蒼龍「なかなかやるじゃない」
Pola「スパゲティアラビアータ美味しいれふ~、からだが暖かくなってきました~。あ~服が邪魔ぁ~。」
Zara「あぁこら!提督が居るんだから脱いじゃ駄目!」
飛龍「提督、何見ているんですか?」
電「司令官さんの目の毒なのです。」シャッシャッシャ!
ドーン!
Pola「痛い~…」チーン
Zara「ごめんなさいね。お騒がせしました。」ズルズル
提督「……ま、まぁなんというか嵐のようなものだったな。うん。」
提督「ま、とりあえず、飛龍は大体安定した食事が出せるようだな。このまま修練を積んで貰おう。週明けに試験だ。」
飛龍「任せといて!」
提督「さて、試験日だが飛龍、練度はどうか?」
飛龍「バッチリよ!」
提督「それは頼もしいな。」
飛龍「で、一体何を作れば良いのかしら?」
電「お題を出しますね。」
作るもの 安価下
パテドカンパーニュ
飛龍「ぱてどかんぱーにゅ?」
提督「ぱてどかんぱーにゅ?」
飛龍「え、知らないで出したの?」
提督「まぁ色んな料理をランダムに選ぶソフトだから…」
飛龍「しょうがないか…磯風ちゃんわかる?」
磯風「本でちらっと見た程度だ。豚肉と鶏レバーをミンチにして作るフランス料理だ」
飛龍「レシピは持ってる?」
磯風「残念ながら持っていない。」
飛龍「うーん、そっかじゃあCommandant Testeさんに聞いてくるわね」
・
・
・
飛龍「おまたせ!ちょうどRichelieuさんもいたからコツとかも教えてもらってきたわ。もちろん日本語にしているわ。」
磯風「流石だな」
飛龍「なんでも本格的に作るとなると一晩寝かせないといけないようね」
磯風「まぁお題を出したのは提督だからな、今晩はカップラーメンでも食っていてもらおう。」
提督「今日は夕食カップ麺か…。」
夕雲「なんでも作るのに一晩寝かせたりする必要があるそうですよ?」
提督「なるほど。ところでなんで夕雲が居るんだ?」
夕雲「あらおつまみと飲み物をお餅したのだけれど、お邪魔だったかしら?」
提督「そんなことはないが」
夕雲「電さんは長時間遠征に出ていて寂しいかと思ったので…」
提督「そんなこともない」
夕雲「それと作者がこれを書いていて私の魅力に気がついてしまったようよ?」
提督「そうなのか…そうだな…」
バーン!
電「司令官さん!どいて!そいつ殺れない!」
提督「い、電?遠征に出ていたのでは?」
電「嫌な予感がしたので急いで帰ってきたのです!」
夕雲「あらあら良いところだったのに、とんだおじゃま虫が出てきたわね」
電「むぅ、泥棒猫の分際で許せないのです!」
夕雲「あらあら、提督と電さんってそういうご関係だったの?」
提督「いや、違うぞ」
電「司令官さんは黙っているのです!」チャキ
提督「あ、はい、すみません。」
夕雲「あら、提督が怖がっていますよ?乱暴はいけません。」ギュ
提督(いい匂い…)
電「司令官さん!くぅ!ちょっとむ、胸が大きいからって!」
夕雲「あら、胸だけではないですよ?性能も駆逐艦としては最高ですよ?
」
電「く、夕雲さんが最終型の艦隊型だからといって負けるわけにはいかないのです!」
夕雲「ふぅん、それじゃあ飛龍さんの試験が終わったら次は私と電さんとどちらが美味しい料理を作れるかで勝負しましょうか?」
電「司令官さん!それでいいですか!?っていないのです…」
夕雲「あらどこに逃げたのかしら?」
提督「ふぅ、やれやれ、二人が冷えるまでここでゆっくり飲ませてもらうか…」
??「提督、元気ないじゃない。どうかしたの?」
提督「この声は、村雨か」
村雨「ずいぶん疲れた顔をしてるじゃない。」
提督「いや、電と夕雲が喧嘩をはじめてな…」
村雨「ふぅん。珍しいことがあるのね。…隣良いかしら?」
提督「どうぞ。何を持っているんだ?」
村雨「間宮さんにカルパッチョを作ってもらったから、提督と二人で飲もうかとワインを持ってきたのよ」
提督「ありがたい。カップ麺だけでは足りなかったのでな。」
村雨「初期艦の電さんと中がいいのは仕方ないけど、村雨のことももう少しかまってほしいな…」
提督「すまないな」
村雨「ふふっ、許してあげます。」
提督「村雨は優しいな。」
村雨「ただ、今晩は構ってほしいな…なんて」
提督「ふ、少し村雨の元気を分けてもらおうかな」
村雨「ふふ、村雨のちょっと、かなりいい人生相談受けてみる?」
提督「たまには相談してみようかな?」
村雨「はい、どーぞ」
・
・
・
ソウインオコーシ!
村雨「提督、おはようございます。」
提督「おはよう」
村雨「どうでした?村雨の、人生相談。」
提督「おかげで元気になったよ」
村雨「…え、そ、そう?うふふっ…よかった。また元気ないときは元気分けてあげるから、呼んでね」
提督「さ、そろそろ食堂に行かないと起こしに来るものが来るやもしれん。」
コンコン!
電「司令官さん!おはよう…なの…で…す」
提督「あ、ああ、おはよう…」
村雨「電さん!おはようございます。」
電「村雨さん…また!くぅ…提督のバカー!おっぱい星人!うわぁーん」ダッ
村雨「提督、まだ電さんとは…」
提督「いや長く一緒に居るけど、まぁそういう対象には見れんなぁ」
村雨「はぁ、電さんも難儀ねぇ…」
遡ること12時間
飛龍「さて、レシピによると豚肉を5cm角のブロックに切って、香味野菜と一緒に塩、胡椒、唐辛子に赤ワインにつけて…二時間ほど冷蔵庫で寝かせて…」
磯風「その間に脂身に塩をして…、炒めた玉ねぎとにんにくと一緒にミンチにするのか」
・
・
・
飛龍「寝かせた肉をやや粗めのミンチに…」ウィーン・・・
磯風「ミンチをよく混ぜたらテリーヌ型に網脂を敷いてその上にパテを流し込んでいく」
飛龍「空気抜きをしたら網脂で蓋して、ローリエ、タイムを乗せ、160℃のオーブンで湯煎焼き」
磯風「焼けたら粗熱を取って、一晩冷蔵庫で寝かせて完成だ」
飛龍「時間が掛かる料理だねー」
磯風「うむ、これほどとは思わなかったな」
飛龍「まぁ明日が楽しみね!おやすみ」
磯風「ああ、おつかれさま。」
飛龍「おはよう!」
磯風「おはよう。」
飛龍「さて、じゃあ冷蔵庫からパテを取り出して、盛り付けて…完成!」
磯風「さて、では総員起シをかけよう」ピッ!
ピンポンパンポーン!(人工音声)ソウインオコーシ!朝だよー!御飯の時間だよ~!
・
・
・
飛龍「今日は提督遅かったね」
提督「はは、まぁちょっとな」
磯風「怒り心頭な電と満面の笑みの村雨…はぁ‥」
飛龍「何々?どうしたの?」
磯風「いや、なんでもない。」
飛龍「ま、なんでも良いけど早く食べて!ねぇねぇ!」
提督「わ、わかった。」
パテ・ド・カンパーニュの出来 コンマ下
00:絶品。
01~24:意識が飛ぶ不味さ
25~39:食べられなくはないが、美味しくない
40~64:普通。可もなく不可もなし。
65~84:普通に美味しい
85~99:めちゃうま
あ
提督「ふむふむ…こんなものか…」
Richelieu「んーまだまだね」
Commandant Teste「初見でここまでできるのもまぁまぁですよ?」
磯風「点数でいうと何点くらいの出来なのか?」
Richelieu「そうね…61点といったところかしら」
Commandant Teste「それくらいかしら…」
提督「まだまだ改良の余地はありと言ったところか」
飛龍「んー残念…、提督の胃袋を撃墜できたと思ったのになぁ」
提督「何はともあれ1週間お疲れ様。さて、判定だが」
飛龍の処遇 コンマ下
01~20:下働き
21~60:補助調理員に就任
61~90:正規調理員(一般)に就任
91~98:正規調理員(特級)に就任
99、00:提督専属調理員になる
えい
提督「まぁまだまだ学ぶべきことが多そうだから、まずはもっと下積みをしてほしい」
飛龍「んー、まぁ仕方ないかぁ。」
提督「ずいぶん物分りが良いな?」
飛龍「そのかわり~、またいつか挑戦させてよ!ね?」
提督「はは、良いだろう。都合のいいときにいつでも行って来るが良い」
飛龍「美味しく出来たら、お願いを聞いてね?」
提督「願い事?まぁ私にできる範囲でいいなら構わんぞ」
飛龍「よぉーし!言質取った!頑張るぞい!」
提督「ではまた次のメンバーを選ぶか」
電「ちょっと待つのです!」
提督「どうした、電?」
電「そろそろ電の本気をお見せしようかと思っているのです」
夕雲「あら、あまり余裕が無いのははしたないですよ?」
電「夕雲さん…それくらいにするのです。これから3人の順番を決めて誰が一番美味しいかで秘書艦を決めるのです!」
提督「3人?」
夕雲「私と電さんと後は誰かしら?」
電「村雨さんなのです!」
村雨「え?私?」
電「昨晩も抜け駆けしやがって!なのです!」
夕雲「あら村雨さんも提督と?」フーン
村雨「そういう夕雲さんも?」ヘェ
電・夕雲・村雨「「「さ、誰が最初か決めてもらいましょうか!」」なのです!」
提督「あ、ああ…それじゃあくじ引きでな…」
最初は誰にするかコンマ下
00~33:電の本気を見るのです!
34~67:村雨の、ちょっとがんばったご飯、食べてみる?うふふっ。
68~99:主力オブ主力の夕雲の実力、見せてあげるわね。
なのです
提督「あたりは電か」
電「電の本気を見るのです!」
夕雲「まぁ、順番に関係なく私が一番ですけどね」
村雨「そうですかー、…この村雨を放置ですかー」
提督「なにげに電の料理は食べたことがないが…得意料理は?」
電「チョコを差し上げているのです!」
提督「あーたしかに…めっちゃ甘いんだよなぁ…」
電「甘いチョコは苦手ですか?」
提督「できればもう少し苦味もほしい」
電「わかったのです。次からは少し苦い大人なチョコにするのです!ちなみに今の電の得意料理は安価下なのです」
寿司
電「お寿司ならまかせるのです!」
提督「え、あれはかなり職人技だぞ…」
電「ふん、なら作ってくるので待っているのです!」
提督「え、お、おい…」
・
・
・
響「電、無理をしていないかい?」
電「無理なんかしていないのですよ」
響「そう、ならいいけど、お寿司なんか作れたっけ?」
電「…なんとかなるのです。マグロとホタテと、タコ、イカ、タイ、ヒラメ…締めは玉…なのです。」
響「まぁ本気みたいだし私は応援だけにしておくよ」
電「気持ちだけ、ありがたく頂戴するのです。」
・
・
・
電「おまたせ、なのです」
提督「ほぅ、見た目は普通だな」
夕雲「お味は…どうかしら?」
村雨「いただきま~す」
寿司の出来 コンマ下
00:絶品。嫁にする
01~29:あまりの不味さに絶望する
30~49:食べられなくはないが、美味しくない
50~69:普通。可もなく不可もなし。
70~84:普通に美味しい
85~99:めちゃうま
ふん
提督「お、旨いな」
夕雲「美味しいですね…流石に言うだけのことはありますね」
村雨「侮れないなぁ…」
電「これくらい朝飯前なのです。艦娘になる前は寿司屋の看板娘だったのです。」
提督「へぇ、なんとなく調理法は知っていたというわけか」
夕雲(これは負けられないわね…)
村雨(こっそり練習しておかないと…)
電(ふふん思い知ったか!なのです)ドヤァ
提督「で、電は誰に教えてもらいたい?」
教えるのは鳳翔・間宮・天龍・長南・磯風になります。
鳳翔>間宮>天龍=長波>磯風の順にコンマ判定が易化します。
安価下
ほっしょさん
電「負けられないのです!鳳翔さんに教えていただきたいのです!」
提督「ということだが、頼めるか?」
鳳翔「私でよければ…がんばりますね」
電「お願いしますのです!」
鳳翔「では明日から、頑張りましょう。何か作りたいものはありますか?」
電「では安価下に挑戦してみたいのです。」
牛カツ
鳳翔「…牛カツ…ですか?」
電「なのです!」
鳳翔「若いって羨ましいわね…」
電「?」
鳳翔「ああ、いえ何でもありません。では今日中に仕込みをしておきましょう。」
電「なのです!」
鳳翔「ではいつもの肉問屋にヒレ肉を買いに行きましょう」
電「ジューシーなサーロインでなくて良いのですか?」
鳳翔「…若い方はその方が良いと思いますが、提督はそろそろあっさりしたヒレ肉の方がお好みではないかと。」
電「なるほどなのです。」
・
・
・
鳳翔「さて、ヒレ肉とサーロインをそれぞれ切っていきましょうか」
電「えい、えい!」
鳳翔「ゆ、指を切らないように気をつけてくださいね」ハラハラ
電「大丈夫なのです。」
鳳翔「………全部用意ができましたので明石さん特製タイマー保冷庫に入れておきましょう。」
電「冷蔵庫じゃ駄目なのですか?」
鳳翔「冷蔵庫だと肉の温度が不均一になってしまい、味が落ちてしまいます。このタイマー保冷庫ですと調理するまでに内部まで適温にしてくれるのです」
電「なるほどなのです。」
鳳翔「それでは、おやすみなさい。」
電「おやすみなのです!」
電「おはようございます!」
鳳翔「おはようございます。」
電「では早速、仕上げに行きたいのです!」
鳳翔「ふふっ。では塩コショウして、薄力粉、卵、パン粉の順に漬けて」
電「180℃の脂でじゅわぁ!」ジュワー!
鳳翔「1分30秒上げたらひっくり返して更に1分揚げます。」
電「あつつ…」
鳳翔「油ハネには気をつけてくださいね」
鳳翔「上がったら5分ほどバットの上で休ませれば完成です。」
電「なのです!」
提督「おはよう。今朝はなんだ?」
電「朝から頑張れるよう、牛カツにしたのです!」
提督「なん…だと…」
夕雲「はぁ朝から揚げ物は提督が胃もたれしそうね」
電「提督にはヒレ肉の牛カツなのです」
鳳翔「あっさり食べられるよう、梅肉も用意してあります。」
村雨「さすがは鳳翔さんね…」
牛かつの出来 コンマ下
00:絶品。嫁にする
01~29:あまりの不味さに絶望する
30~49:食べられなくはないが、美味しくない
50~69:普通。可もなく不可もなし。
70~84:普通に美味しい
85~99:めちゃうま
ほ
提督「え、うっま!旨!旨いとしか言えない!」
村雨「美味しい…」
夕雲「とっても美味しいわね…」
村雨(さすがね…)
夕雲(これは侮れないですね…)
提督「さすがは秘書艦だけあるな!私の好みを把握しているようだ!」
電「やったのです!鳳翔さんのおかげなのです。」
鳳翔「うふふ、良かったですね」
提督「ふぅ、旨かった。これは昼も期待だな!」ガハハ
電「任せるのです!」
電「司令官さん!もっと電の本気を見せるので、何か食べたいものを言ってほしいのです!」
提督「食べたいものなぁ…うーん…」
提督「朝が重かったから昼は腹に優しい物がいいかなぁ」
電「困ったのです…」
提督「ああそうだ安価下が食べてみたいんだができるか?」
わさび巻き
電「わさび…巻き?」
提督「ああ、別名涙巻きなどと言われるワサビのみを使った細巻きだ。」
電「罰ゲームとかで使うものではないのですか?」
提督「あれは癖になるぞ」
村雨「またそういう刺激物ばっかり、…駄目だって言ったじゃないですか」
提督「特に酒を飲んだ後とかは格別だな。」
夕雲「私達では刺激が足りなかったのかしら…」
・
・
・
電「というわけなのです」
鳳翔「ワサビ巻きですか、まぁ提督はお酒を嗜まれますからね」
電「どんなお寿司なのですか?」
鳳翔「文字通り、ワサビだけをネタにした細巻きですよ」
電「電は食べたことがないのです。」
鳳翔「…んー食べてみる?」
電「怖いですが…食べてみたいのです」
・
・
・
鳳翔「おまたせしました、はい、ワサビ巻きです。右がおろしたワサビ、真ん中が茎ワサビ、左が葉わさびを使っています。」
電「近くに来ただけで目に染みるのです。」
鳳翔「無理に食べなくても良いんですよ?」
電「電の本気を見るのです!」パクッ!
電「んん~~~~~~~~~~~~~!!」バタバタ
電「か、辛いのでしゅ!」
鳳翔「だ、大丈夫ですか?」
電「お、お水がほしいでし」
鳳翔「はい、お白湯ですよ。」
電「ありぎゃじょうぎょじゃいびゃじゅ。」ズビビ
鳳翔「まあ、ワサビ巻き自体は簡単ですので、時間に余裕もあることですし、お茶にしましょうか。」
間宮「うふふ、今日はあんこ玉です」
磯風「少し渋めに玉露も用意している。」
天龍「さすがだなぁ。俺も抹茶ビスケットを焼いてきたぜ」
電「はわぁ~美味しいのです!最高なのです!」
電「はっ!すっかり夢見心地だったのです。」
鳳翔「まぁお昼の準備をしましょうか。」
電「はい。ご飯はもうすぐ炊けるのです。」
鳳翔「ではすし酢の準備を…」
・
・
・
鳳翔「酢が混ざったら、海苔の上に酢飯を載せて真ん中にワサビを…」
電「作っているだけでも鼻が痛いのです…」
・
・
・
電「出来たのです!」
鳳翔「では、ちょうどお昼になりましたし集合をかけましょうか」
オヒルヤースミハウキウキウォッチン
提督「昼飯だな。電は山葵大丈夫だったか?」
電「あとでお仕置きなのです」
提督「ま、まあ食べるか…」
ワサビ巻きの出来 コンマ下
00:絶品。嫁にする
01~29:あまりの不味さに絶望する
30~49:食べられなくはないが、美味しくない
50~69:普通。可もなく不可もなし。
70~84:普通に美味しい
85~99:めちゃうま
山葵農園
提督「くぅ~効くぅ!」
電「司令官さんはドMなのです」
提督「はっはっは。この辛味が理解できんとはまだまだ修行が足りんな。」
電「ムカつくのです」
村雨「でもまぁ特別美味しいってほどでもないわね」
夕雲「そうね、チェーンの飲み屋のワサビ巻きくらいの出来ね」
電「くっ」
提督「まぁ寿司としては及第点だが普通だな」
電「たまたま上手くいかなかっただけなのです!夕食で巻き返すのです!」
提督「では安価下を作れるか?」
二郎系ラーメン(ニンニクマシマシアブラヤサイカラメ)
夕雲「二郎系ラーメン(ニンニクマシマシアブラヤサイカラメ)?なにかの呪文かしら?」
村雨「とにかく大盛りで脂っこいラーメンのことよ」
電「またそんなものを食べると太るのです!」
提督「ぐっいや、だってたまにジャンクフードって食べたくなるじゃないか。」
電「それにニンニクマシマシアブラヤサイカラメなんて次の日が臭いのです!」
提督「なんだとー!まぁ確かに臭くなるな…、それは置いといて、作れるのか作れないのか?」
電「作りたくないのですが作らないといったら負けてしまうので、作ってやるのです。」
電「えーっと出汁は豚骨なのです」
鳳翔「最近はラーメン屋が増えたので、たまにないこともあるので食肉倉庫に行きましょう」
ガラガラガーン!
電「すごい量の骨なのです。軽くグロなのです。」
鳳翔「二郎系といえば大腿骨と椎体ですので、このあたりですね。」ドン!
電「はわわ…」
鳳翔「まずさっと洗って、鍋で茹でます。」
電「下茹でが終わったのです」
鳳翔「下茹でが終わったら、茹で汁を捨てます。」
電「う、重いので」クッ
鳳翔「骨を鍋にしいて上に肉、にんにく、背脂を入れて茹でます」
・
・
・
鳳翔「茹で上がったら、濃口醤油、みりん、味の素でタレを作ります。」
鳳翔「タレが出来たら茹でた肉を漬けておきましょう」
鳳翔「次に、鹹水麺を作りましょう。二郎系なので太麺です。」
電「水分が少なくて全然こねられないのです」
鳳翔「ある程度こねたらこの製麺機で…」
・
・
・
鳳翔「では鍋に、普段遣いに出来ない野菜を少し入れて出汁にしましょう」
鳳翔「もう少しでできるので今のうちにもやしと刻みニンニクと豚肉を切って置きましょう。」
電「にんにくが山になっているのです…」
鳳翔「さ、下準備は終わりました!これから麺を茹でていきます。」
電「なのです」
鳳翔「二郎系なので麺は一人300gにしておきましょう。」
電「多すぎて食べきれそうにないのです…」
鳳翔「茹でているあいだに、丼にグルタミン酸ナトリウムを小さじ1杯、タレを入れて寸胴から脂と出汁を入れます。」
電「どう見てもからだに悪いのです」
鳳翔「ラーメンの時点で諦めてください。」
電「茹で上がった麺を入れて、肉、にんにく、もやし、カラメを載せて、提督はニンニクマシマシアブラヤサイカラメなので他の方の倍入れておくのです!」
鳳翔「寿命が縮まりそうですね…」
電「電を可愛がらない司令官さんへの愛なのです」
提督「よし、夕食の時間だな…」
夕雲「ようやく…一段落ですね」ハァ…
村雨「提督、ちょっとためすぎよ…」フゥ…
提督「まぁ溜まっていた分も全部だったからな」
夕雲「たしか夕食はラーメンでしたわね」
村雨「あまりラーメンは食べないんだけど、二郎系ってなに?」
提督「一言でいえば野菜山盛りのラーメンのことだ」
村雨「へぇ、結構ヘルシーそうね」
夕雲「じゃあお夕食に行きましょうか」
提督「……確かにニンニクマシマシアブラヤサイカラメと言ったが…」
村雨「すごい脂ね」
夕雲「寿命が縮まりそうですね」
電「まりお流と言わなかったので油の量は控えめにしているのです」
村雨「これで控えめ…」
夕雲「まりお流というラーメンが空恐ろしいですね」
提督「まりお流はすでにラーメンではないからな…あれはラードだよ」
提督「まぁ冷める前に頂こう」
ニンニクマシマシアブラヤサイカラメの出来 コンマ下
00:絶品。嫁にする
01~29:脂が多すぎてお腹をこわす。そして不味い
30~49:食べられなくはないが、美味しくない。腹の具合が…
50~69:普通。可もなく不可もなし。胃もたれした
70~84:普通に美味しい。けどしばらく二郎系いらなくなる
85~99:めちゃうま。本店に行ってしまう。
ほいさ
提督「普通に旨いな。」ズゾゾゾ
村雨「確かに美味しいし、野菜も多いけれど…」
夕雲「脂とにんにくがきついわね。」
電「お二人もニンニクマシマシアブラヤサイカラメにしているのです。」
提督「電は食べないのか?」
電「電の分はこれなのです」チョコン
村雨「うわぁ」
夕雲「一人だけ少なくするなんて」
村雨「ひくわー」
電「うるさいのです。ニキビ面になりたくないのです!」
提督「はぁー久しぶりにジャンクフード食って気分高翌揚だぜ!」
提督「腹ごなしに川内!」
川内「何?夜戦?」
提督「ああ、サブ島沖に行くぞ!」
川内「やったぁ!夜戦だぁ!」
江風「きひひ!よぉーし夜戦だぁ!川内さん、用心して行きましょう!」
ウォォォ!
電「少しにんにくが効きすぎたようなのです」
村雨「…はぁ」
夕雲「全く…夜戦ならいつでもokなのに…」
電「チッもっと盛っておけばよかったのです」ボソ
村雨「なにか言った?」
電「何も言ってないのです」
鳳翔「はいはい。皆さん、そろそろ休まれてはいかがですか?明日の朝食は安価下にしますので、楽しみにしていてくださいね」
納豆ピザ
夕雲「納豆ピザ…提督の胃腸は大丈夫かしら…」
電「納豆はお腹に良いので大丈夫なのです」
村雨「胃腸もだけど、お腹が出てこないか心配ね」
電「そうしたら秋雲さんにしばらく食事を作ってもらうのです。」
村雨「電さん、結構辛辣ね…」
夕雲「でも、お腹が出るのはいただけないわね。今度運動に誘おうかしら」
電「今も夜戦に出ていったのです。」
村雨「まぁここでとやかく言っても仕方ないわね。明日も期待しています。」
夕雲「おやすみなさい」
電「おやすみなのです」
提督「ふむ、新年最初は秋雲か。冬コミも終わってくつろいでいるようだが、頑張ってもらおう。」
秋雲「えぇ~、秋雲はイラスト書くのに忙しいから、料理なんてできないよぉ。牛缶でもいい?」
提督「真面目にやらないようなら次回以降のコミケには行かせないぞ。」
秋雲「えぇー!そんな!横暴だぁ!」
巻雲「秋雲、あまり司令官様にご迷惑をかけてはだめです!」
秋雲「う、…まぁしょうがない、秋雲がスペシャルな料理を作ってあげるね~。」
「鳳翔さん、間宮さんお願いします。」
鳳翔・間宮「はい、よろしくおねがいします。」
秋雲の得意料理安価下
秋雲の現在の料理スキル
00:習う必要がない。神レベル
01~29:不味すぎて意識が飛ぶ
30~49:ちょっと不味いけど食べられなくはない
50~79:普通。可もなく不可もなし
80~89:まあまあ美味しい
90~99:鳳翔レベル。美味しい
4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/01/02(水) 11:10:34.43 ID:eZ7bni5o0
炒飯
5: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/01/02(水) 11:10:36.14 ID:wS+PGjfT0
料理スキルは安価下2です
7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/01/02(水) 11:20:26.25 ID:KN2kTSdF0
うぃちた
11: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/01/02(水) 11:34:48.45 ID:wS+PGjfT0
秋雲「あー炒飯ならちょくちょく作るかな。夜食とかで。」
提督「ほう。それは期待できそうだな。ちょっと作ってみてくれ。」
秋雲「あいよ。ちょっとまってて~」
・
・
・
秋雲「おまたせしました~。秋雲特製炒飯。召し上がれ」
提督「おう、いただき…ま…す(何だこの匂いは!頭が危険だと警報を鳴らしている!)」
「う…。」ドサッ!
電 「わー!司令が倒れたのです!医務室に運ぶのです!」
・
・
・
提督「ん…ここは、医務室か。確か、秋雲の炒飯を食べて…そこから記憶がない。」
秋雲「提督、ごめんなさい。イベント直前によく作る眠○打破と青ポーションと赤まむしとその他いろいろ入れたやつなんだけど、口に合わなかったようだね。」
提督「ハイポー○ョンを作るな、このバカタレ!」
「料理を習ってなんとかなるのか?」
秋雲「んー。まぁなんとかなるんじゃなぁい?」
提督「では秋雲が教えてほしいのはだれだ。」
教えるのは前回料理が上手くなった、磯風を含む鳳翔・間宮・提督になります。
ちなみに鳳翔>間宮>磯風>提督の順にコンマ判定が易化します。
14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/01/02(水) 11:58:41.29 ID:3N43fSjio
磯風
15: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/01/02(水) 12:11:33.07 ID:wS+PGjfT0
秋雲「それじゃあ、元メシマズの代表格だった磯風に美味しくなるコツを教えて貰おうかな。」
磯風「む、私でいいのか?まぁ、私は構わないが。」
提督「今の磯風ならば問題なかろう。変なアレンジをさせないよう叩き込んでくれ。」
磯風「了解した。では秋雲、明日0500時に食堂に来てくれ。」
秋雲「はーい。」
磯風「ちなみに明日の朝食の献立は安価下だ。」
16: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/01/02(水) 12:15:51.57 ID:6jU2yVulO
卵焼き、ホウレン草のおひたし
17: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/01/02(水) 12:40:55.82 ID:wS+PGjfT0
磯風「明日の朝食は卵焼きとほうれん草のおひたしだ。」
秋雲「それくらいなら秋雲でも作れそうかも。」
磯風「ふっ、簡単そうなもののほうが味の違いがわかりやすい。あまりなめてかかると痛い目をみるぞ。」
秋雲「ん、じゃあ、今日のうちにニコ動で卵焼きの動画見とくかぁ」
・
・
・
秋雲「それじゃあ、磯風先生お願いしま~す。」
磯風「料理動画で確認はバッチリか?」
秋雲「あ、ば、バッチリだよ!(久しぶりに馬犬見ててすっかり忘れてた~、ヤバイ~ヤバイよ~)」
磯風「では下ごしらえからだが……」
・
・
・
秋雲「できましたー!はぁ慣れないことするのは疲れるねぇ。イラスト描きたい~。」
提督「ご苦労。出来栄えは如何なものかな。」
朝食評価コンマ下
00:絶品。鳳翔よりもうまく炊けている。
01~39:不味すぎて意識が飛ぶ
40~69:食べられなくはないが、不味い
70~79:普通。可もなく不可もなし。
80~89:まあまあ美味しい
90~99:鳳翔レベル。美味しい。
18: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/01/02(水) 12:41:42.32 ID:0Qqla1vVo
てい
22: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/01/02(水) 12:57:49.86 ID:wS+PGjfT0
メシマズ秋雲か…、あれかな久しぶりにハイポーション作成動画を見たのが拙かったのか…
提督「ではいただきます。」
「ぅ、いかん昨日の悪夢が蘇る。匂いがゲロガ…しかし磯風の例もある。もしかしたら…」
「ゲホッゴホッ!おええ…」ドサッ
秋雲「あちゃー。やっぱハイ○ーションを混ぜたのが良くなかったか…」
磯風「なんてものを入れているんだ!私も監督が甘かったか…くっ」
・
・
・
提督「はっ、ここは医務室!…秋雲はアレンジャーズだったのか…うう、胃が痛い。」
磯風「はぁ……昼はお腹に優しい茶粥にしよう。流石にお粥なら秋雲でもまずくはならんだろうからな」
提督「た、頼む。当の秋雲は?」
秋雲「て、提督~。ごめんなさい!…でも自分で味見したときは普通だったんだけどなぁ(ボソッ)」
・
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・
・
・
磯風「というわけで、そろそろ昼だ。茶粥の準備をするぞ。」
秋雲「アイサー!」
・
・
・
秋雲「できましたー!」
磯風「付け合せに奈良漬を二切れおいて…、流石に今回はドコモいじるところはなかったはずだ。提督食べてみてくれ。」
提督「すまない。では頂きます。」
評価コンマ下
00:絶品。いままでは夢だった。
01~39:不味すぎて意識が飛ぶ
40~69:食べられなくはないが、不味い
70~79:普通。可もなく不可もなし。
80~89:まあまあ美味しい
90~99:美味しくて元気いっぱい。
23: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/01/02(水) 12:59:41.59 ID:0oRwMqqu0
あ
24: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/01/02(水) 13:14:37.97 ID:wS+PGjfT0
提督「うん。普通に不味い。食えなくはないが…、茶粥をまずく作れるなんてある意味才能だな。」
磯風「おかしいな?炊飯器に米とパックのお茶と水しか使用していなかったんだがな…」
秋雲「あ、パックを出すのを忘れてた!提督ごめ~ん。」
提督「はぁ…まぁ食えるだけマシと思っておこう。」
「夕食も軽めのもので頼む。」
磯風「では夕食は安価下にするか」
25: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/01/02(水) 13:15:39.91 ID:2LBS8SQy0
オム焼きそば
26: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/01/02(水) 13:35:36.53 ID:wS+PGjfT0
磯風「オム焼きそばだ。」
提督「軽くないやん!」
磯風「そうか?軽食だから大丈夫だと思うが…」
提督「はぁ、まぁオムそばもまずくはならんだろうし、最悪ソースでどうにでもごまかせるから良しとしよう。」
「ソースはオリバーソースで頼む」
磯風「む?何だそのソースは。ここにはそんなソースはない。カゴメソースで我慢してくれ。」
提督「ぐっ…仕方がない。まぁよろしく頼む。」
・
・
・
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・
・
・
・
・
秋雲「というわけでぇオムそば完成です。」
提督「磯風、秋雲に怪しい動きはなかったか?」
磯風「見ていた限りはなかったと思う。」
提督「では、頂きます。」
評価コンマ下
00:絶品。いままでは夢だった。
01~39:不味すぎて意識が飛ぶ
40~69:食べられなくはないが、不味い
70~79:普通。可もなく不可もなし。
80~89:まあまあ美味しい
90~99:美味しくて元気いっぱい。
ソースはオリバー。イカリソースも捨てがたいけど。
27: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/01/02(水) 13:35:54.78 ID:qXOoM3dBO
o
29: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/01/02(水) 14:05:00.74 ID:wS+PGjfT0
提督「ふむ、普通だな。」
磯風「どれ…、確かに普通だな。」
黒潮「うちも食べさせてぇな。んー普通やね。」
秋雲「まあ普通に作ったからね。」
提督「少しずつマシな料理になっているな。」
磯風「どうする?私のときのように1週間続けるか?」
提督「どうするか…、安価下5までの投票で決めよう」
一番多かったものにします。
1 また不味いのが出ても困るので1日で終了
2 もう1日様子を見て不味いようなら終了
3 1週間やらせてみる
30: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/01/02(水) 14:07:41.98 ID:CYwM2aC80
2
33: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/01/02(水) 14:24:03.90 ID:wS+PGjfT0
提督「とりあえず明日の結果を見て考えるか。秋雲、明日もう一度機会を与える。精進せよ。」
秋雲「まぁメシマズの烙印を押されたままっていうのも癪だしね。いいよ!明日もやったげる!」
磯風「ふっ、かつての私を見ているようだ。そういうことなら明日も頼む。」
「あしたの朝食は安価下にしよう。」
34: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/01/02(水) 14:26:52.49 ID:w3fDYicpo
フレンチトースト
36: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/01/02(水) 15:06:12.45 ID:wS+PGjfT0
磯風「明日はフレンチトーストだ。間宮さんのフレンチトーストには敵わないが、基本は教えられる。」
秋雲「お、フレンチトーストとはお洒落だね。秋雲は甘~いのがいいなぁ。」
間宮「あら、磯風さんのフレンチトースト、とっても美味しいですよ?」
提督「では頼む。私の分は甘さ控え目でたのむ。後、濃いめのコーヒーもな。」
磯風「わかった。」
・
・
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・
・
・
・
磯風「というわけで、明日の朝食の下準備に入る。」
秋雲「磯風姉、まだ夜なんだけど?」
磯風「漬け込みの時間は一晩だ。だから今から用意せねばならない。」
秋雲「マジかぁ。30分位しかつけてなかったよ…」
磯風「ではまず食パンの耳を切り、半分にカットする。次に卵液だが………」
・
・
・
秋雲「そんなわけで朝まで冷蔵庫で寝かせてみたけど、何これ溶けかかってんじゃん。」
磯風「ああ、崩れやすいのでな、気をつけて焼くんだ。」
・
・
・
磯風「というわけで、フレンチトーストを準備した。ぜひ食べてみてくれ。」
秋雲「フレンチトーストというより卵焼きだよね~これ。」
フレンチトーストの味はどうか。
評価コンマ下
00:絶品。いままでは夢だったのか。
01~39:不味すぎて意識が飛ぶ
40~69:食べられなくはないが、不味い
70~79:普通。可もなく不可もなし。
80~89:まあまあ美味しい
90~99:美味しくて感動する。
37: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/01/02(水) 15:07:06.73 ID:wvFVe0Qg0
はあっ
40: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/01/02(水) 20:48:33.05 ID:wS+PGjfT0
提督「うむ、やはり普通だ。」
電 「普通のフレンチトーストなのです」
磯風「なぜだ、ホテル○ークラのレシピ通りに作っているのに…」
秋雲「まあまあ、普通に美味しいじゃん。時間がかかること以外は特に言うことないかなぁ」
提督「まあまずくなかっただけ良しとしておこう。」
磯風「ま、まあできてしまったのは仕方ない。提督、食後にコーヒーはどうだ?特別に淹れてやろう。」
提督「頼む。どうも甘くて口の中がな…」
・
・
・
磯風「待たせたな。さ、飲んでくれ。」
提督「頂きます。ふむ、マイルドで良い豆だな。」
磯風「良いマンデリンが手に入ったのでな。苦味とコクのバランスが良く、酸味が少ない。日本人には飲みやすい豆の一つだな。」
提督「参謀本部で出された泥水のようなコーヒーとは大違いだな。」
間宮「あれは代用コーヒーですから。深海棲艦が出るまではコナとかブルーマウンテンとかも手に入ったんですが…」
提督「コーヒーのためにも、航路開拓を頑張らないとな。」
提督「いつか太平洋航路を取り戻さんとな…、さて今日の遠征要員は…電。」
電 「こちらにご用意してあるのです。」
提督「よし。それでは朝食が済み次第、出撃を。磯風、秋雲は昼の用意を頼む。」
磯風・秋雲 「了解しました!」
・
・
・
磯風「秋雲、昼は何が食べたい?希望のものを作ってみよう。」
秋雲「ん~、そうだね~、安価下が食べたいかな。」
41: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/01/02(水) 20:49:35.20 ID:ZjRDCzFQO
親子丼
42: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/01/02(水) 21:39:35.26 ID:wS+PGjfT0
秋雲「あ~、親子丼がいいかなぁ」
磯風「親子丼か、いいだろう。では材料の買い出しからだ。」
秋雲「あいさ~。」
・
・
・
磯風「よし、では早速調理にはいる。まずは出汁の準備からだ。干し椎茸を水につけて戻す。戻したしいたけは味噌汁の具にするので捨てないように。次に……カシワは……」
秋雲「簡単な料理だと思ったのに…、結構めんど~い!」
磯風「無駄口を叩くな。手を動かせ。そんなんだから毎回入稿がぎりぎりになるのだろうが。」
秋雲「あぐぅ…。磯風姉厳しすぎるぅ!。」
・
・
・
秋雲「まぁそんなこんなで秋雲のHPはだいぶ削られたけど、完成しました。」
磯風「さあ食べてみてくれ。」
提督「親子丼か久しぶりだな。」
秋雲「…!(提督の親子丼!妄想が捗りそう!)」
電 「な、なんか、秋雲さんが気持ち悪い顔しているのです。」
秋雲「はっ!まあ何でもいいから食べてみてよ。」
提督「では、遠慮なく頂きます。」
親子丼の出来具合コンマ下
00:絶品。いままでは夢だった。
01~39:不味すぎて意識が飛ぶ
40~69:食べられなくはないが、不味い
70~79:普通。可もなく不可もなし。
80~89:まあまあ美味しい
90~99:美味しくて感動する。
43: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/01/02(水) 21:40:44.45 ID:e9uO0eEsO
はい
44: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/01/02(水) 21:58:18.99 ID:wS+PGjfT0
提督「……不味い。」
電 「美味しくないのです。」
磯風「やはりしいたけを戻す時間が短かったのと、醤油が濃すぎるな…」
秋雲「結構難しいね、たははぁ。」
提督「秋雲に調理補助は難しいか…、夕食がまずければ調理補助員にはしない。」
秋雲「!(そのほうがイラスト書く時間が確保できて助かるなぁ)」
磯風「しかしそれでは鳳翔さんと間宮さんの手が楽にならない。皿洗いぐらいはさせるべきだろう。」
秋雲「えぇぇ!酷い!磯風姉の鬼畜ー!次の題材は磯風姉が深海棲艦にアレコレされる内容にしてやるぅ!」
磯風「ほう…、言いたいことはそれだけか?」
提督「(キラーン☆)秋雲、ちゃんと美味しいのができれば外れるかもしれんぞ。(描けたらください)」
秋雲「は~い。頑張ります。(提督の声が直接脳内に!、わっかりました~。秋雲におっ任せ~)」
磯風「なにか嫌な予感がしたが…、まあいい。では夕食は安価下にしよう。」
45: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/01/02(水) 21:59:59.83 ID:nqRNNdqiO
シチュー
46: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/01/02(水) 23:14:50.48 ID:wS+PGjfT0
磯風「シチューにするか…」
秋雲「寒いしシチューいいねぇ。捗るわぁ。」
秋雲「じゃあ早速材料を買いに行こうよ。空母おばさんのシチューのひ~みつ~、それはブイヨン♪」
磯風「…頭上に注意しろ」
秋雲「へ? 磯風姉さん何? 直上!? う、うわあぁぁ回避ぃー!…うぅ、酷い。」
加賀「秋雲大丈夫?怪我はないかしら?」
秋雲「加賀さ~ん!怖かったよ~うぅ~。」
加賀「もう大丈夫です。」(ニヤァ
磯風(相変わらず加賀さんを怒らせると怖いな…)
・
・
・
磯風「よしそれでは今日はビーフシチューだ。材料は…一応食堂にあるな」
秋雲「じゃあ玉ねぎ、刻んでいくよぉ!」
磯風「さきに牛肉の処理からだ。筋を切り、叩く。叩いたら香辛料を振り臭みを取る。次に……」
秋雲「磯風姉まじで真面目すぎー。」
磯風「何を言っている。基本に忠実なのがメシウマへの最短距離だぞ。」
秋雲「うへ~い(ちょっと前までメシマズの代表格だった磯風姉にここまで言われるとは…)」
・
・
・
磯風「というわけで今日はビーフシチューにした。付け合せに間宮さんお手製のバゲットだ。」
提督「おぉ、旨そうだな。早速いただくとしよう。」
シチューの出来具合コンマ下
00:絶品。いままでは夢だった。
01~39:不味すぎて意識が飛ぶ
40~69:食べられなくはないが、不味い
70~79:普通。可もなく不可もなし。
80~89:まあまあ美味しい
90~99:美味しくて感動する。
47: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/01/02(水) 23:15:33.96 ID:YAb+mRZw0
え
49: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/01/02(水) 23:28:42.99 ID:wS+PGjfT0
提督「そろそろ美味いものが食べたいな…と」
提督「お、おぉ!これは!」
電 「し、司令官さん?だ、大丈夫なのですか?」
提督「美味い!」ガツガツガツ!
電 「え、美味しいのですか?うぅ~、あむっ!…はわぁ~、美味しいのです。ほっぺが落ちそうなのです。」
・
・
・
提督「いやあ、久しぶりに旨いものを食べた気がする!秋雲もやればできるではないか!」
秋雲「いやぁ、はは…。磯風姉の言う通り基本通り調理したんだよ。」
磯風「なんとか最後にちゃんと指導ができたようだな。して提督、秋雲の処遇はどうするのだ?皿洗いか?」
提督「そうだな。秋雲の処遇はコンマ下だ。」
01~50:1週間皿洗い係
51~60:基本を習う前に1週間野菜洗い
61~90:基本的な調理を叩き込まれるよう、下処理係
91~00:実地演習あるのみ。調理補助につく。
50: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/01/02(水) 23:29:11.73 ID:AeM1Sq9I0
えい
51: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/01/02(水) 23:38:06.29 ID:wS+PGjfT0
提督「旨いものを作ってくれたから、皿洗い係は免除しよう。」
秋雲「ほっ」
提督「代わりに、鳳翔さん、間宮さん、磯風、秋雲に徹底的に基礎を叩き込んでくれ。」
鳳翔&間宮&磯風「「「了解した」しました」」
秋雲「喜んでいいのかな?」
磯風「皿洗いがいいなら全部任せるが?」
秋雲「!い、いやぁ基礎を学びたいなぁ。よろしくおねがいします。」
提督「それでは頼んだ。秋雲、1週間頑張ったら解任だ。しっかり励め。(そして薄い本を早く作るのだ)」
秋雲「了解しました~!」
==============================================================================================================================
以上です。
ふぅ疲れました…。また次回をよろしくね!
55: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/01/04(金) 20:59:59.27 ID:KRPvkm8c0
次にいこうかと思いましたがその前に、秋雲の1週間の成果をコンマ下で決めようと思います
00:なにかが覚醒し、メシウマに変身
01~29:1週間頑張ったが使い物にならず、以後厨房出禁。
30~49:1週間頑張ったおかげで見た目は良好なメシマズに進化。食堂では盛り付け係に
50~79:普通の料理が普通にできるが、調理補助をたまに頼む程度
80~89:結構美味しい。磯風が抜けた日の調理補助に就く
90~98:美味しくなりました。食堂の正規調理師に。
99:なぜか鳳翔・間宮・磯風の薄い本が出来上がってしまった。以後食堂利用禁止に。
56: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/01/04(金) 21:01:08.02 ID:r2gol2CXO
ほい
58: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/01/04(金) 22:00:53.48 ID:KRPvkm8c0
秋雲「ふぃ~。一週間終わった。疲れたよー。」
磯風「なぜだ…、私の指導スキルが足りないからメシウマにならないのかと思ったが…、鳳翔さんが指導しても、間宮さんが指導しても一向にうまくならん!」
鳳翔「ま、まぁまぁ、適正の低い方もおられるわけですし、あまりきつく言うのもどうかと…」
間宮「そ、そうです。秋雲さんはしっかり頑張っていましたよ?」
磯風「とはいえ、こうもミスばかり多くては使いものにならないどころか、却って仕事が増えてしまうのではないですか?」
鳳翔・間宮「ま、まぁ、ねぇ……」
磯風「せめて最低限の手伝いをとも思ったが…そうだな、適正がなかったのだろう。あまりに大量に食料や食器類を無駄にされてはな…今後秋雲は厨房立入禁止にしたほうがいいんではないだろうか。」
秋雲「うぐぅ」
間宮「立入禁止はちょっとかわいそうではないでしょうか…」
鳳翔「しかし、この1週間の訓練で微塵も改善してくる様子がないのもちょっと…」
磯風「鳳翔さん、適正のない操縦士を予科練においておくわけには行かないのではないですか?」
鳳翔「確かに…そうですね。秋雲さんは調理全般の適正がないということで、厨房に入らないよう、提督に意見具申いたしましょう。」
秋雲「ほ、鳳翔さん…。すみません…。」
・
・
・
磯風「というわけで提督、秋雲に料理は無理だ。」
提督「そうか…、やむを得まい。しかし出禁とは、鳳翔も思い切ったことを言うものだな。」
鳳翔「あ、いえ、それは…、適正の問題ですから。それに、調理補助はできなくても、食材の運搬や食堂の掃除くらいはできますので。」
秋雲「………え、鳳翔さんのお手伝いを断られたんじゃないの?」
鳳翔「私は別に、手伝いに来るなと言ったのではないのですよ。秋雲さんには秋雲さんのできる仕事をやっていただくのです。」
秋雲「うぅ~、頑張って秋雲、鳳翔さんの役に立ちます。ぐすっえぐっ」
鳳翔「さ、そんなに泣かないで秋雲さん。よしよし」(ニヤ
59: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/01/04(金) 22:07:59.36 ID:KRPvkm8c0
提督「というわけで、秋雲には食材運びなどの裏方作業で助力してもらうこととした。」
秋雲「あ゛ぁ゛~捗るわー」
提督「…それでは、次に今週の調理補助員を決めようと思う。」
電 「はいなのです。それでは今週の補助員さんは安価下なのです。」
60: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/01/04(金) 22:08:33.42 ID:GgAvzaIFo
千代田
63: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/01/04(金) 23:23:56.52 ID:KRPvkm8c0
千代田「え~、私が調理補助するんですか?私は千歳お姉のお世話で忙しいんだけど。」
千歳「あら、私は千代田が食堂で頑張っている姿が見たいわ。」
千代田「むぅ~、千歳お姉がそう言うなら…。提督のためじゃないんだからね!」
提督「これがツンデレと言うやつか?」
曙 「なんでこっちむいて聞いてるのこのクソ提督!」
満潮「はぁ?! 何いってんの? なんなの死にたいの?! ばかぁっ!!」
霞 「ふん!ばっかじゃないの!?」
秋雲「おぉ~、ツンデレの三重奏…、これはスケッチ!」
(ぎゃーぎゃー)
提督「コホン!話を戻そう。それで、肝心の千代田の腕はどうなのだ?」
千歳「そうですね~。飲んだ次の日は千代田によく作ってもらうんですが。」
千歳「安価下な感じですね。」
千代田の料理スキル
00:神レベルの味でどんな体調不良もたちどころに良くなる。
01~29:酔いが吹っ飛ぶほどの不味さ。
30~49:まずい。吐いちゃうう
50~79:普通。可もなく不可もなし
80~89:まぁまぁ美味しくて、少し元気になる。
90~99:美味しくて酔いもスッキリする。
64: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/01/04(金) 23:24:18.72 ID:0tCO+JBiO
はい
66: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/01/04(金) 23:31:03.14 ID:KRPvkm8c0
千歳「まぁ普通ですね。とくに不満もないですよ。」
千代田「まあそんなに料理が得意ってわけでもないですし…」
提督「よく作ってくれるのはどんなものなのだ?」
千歳「よく作ってくれるのは安価下です。」
67: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/01/04(金) 23:32:21.14 ID:Xjy1pnxE0
パスタ
68: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/01/05(土) 10:23:36.18 ID:TV0B2qu50
千歳「パスタをよく作ってくれるんです。」
提督「パスタ?なんだか意外な組み合わせだな。」
千代田「パスタは安くて腹持ちが良いし、パスタソースもたくさん既成品があって作りやすいの。なにより体にいいってこの間ニュースで見たし。」
提督「あーなんかGIがどうのと言っていたな…。まあ食べ過ぎなければ良い。…パスタソースは既成品なのか。」
千代田「そうよ。自分でやるとどうしても味が安定しないし、既成品のソースもたくさんあって通販でつい買っちゃうのよね!私のおすすめはこの明太子!」
秋月「たまにご相伴に預からせていただいております。とっても美味しいんですよ!」
提督「レパートリーが増えれば千歳も喜ぶと思うぞ。」
千歳「そうねぇ、たまには違うのも食べたいかも。」
千代田「じゃあ、もう少し料理勉強するね。」
教えるのは鳳翔・間宮・磯風・提督になります。
ちなみに鳳翔>間宮>磯風>提督の順にコンマ判定が易化します。
70: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/01/05(土) 10:26:36.80 ID:lndDlVEHo
間宮さん
73: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/01/05(土) 14:24:45.68 ID:TV0B2qu50
千代田「じゃあついでに洋菓子の勉強もしたいので間宮さんにご指導をお願いしたいです。」
間宮「あら、私なんかでいいのでしょうか?」
千代田「間宮パフェを作りたいんですよねー。」
間宮「はい。わかりました。僭越ながら、この間宮、しっかりとご指導させていただきますね。」
間宮「それでは例によって明日からよろしくおねがいしますね。」
千代田「はい。じゃあよろしくおねがいします。千歳お姉見ててね!」
・
・
・
千代田「おはようございます。」
間宮「おはようございます。それではよろしくおねがいしますね。」
間宮「今朝の献立は安価下です。」
74: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/01/05(土) 14:32:41.37 ID:DWu3ZkSZ0
イカスミパスタ
75: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/01/05(土) 17:21:37.43 ID:TV0B2qu50
間宮「新鮮なイカが揚がったので、イカスミパスタを作ります。」
千代田「イカスミパスタ、千代田も好物です!」
間宮「では早速、この大量のコウイカを捌いていきますよ。墨袋を破らないように気をつけてくださいね。」
千代田「はい。…わっ!しまったー。」
間宮「あらら、千代田さん大丈夫?」
千代田「うぅ~、まさか顔まで飛んでくるとは思っていなかったわ…。」
間宮「イカスミって中々落ちないのよねぇ。」
千代田「まぁ、しょうがない…終わったらお風呂に行きます。」
間宮「はいはい。スミが取り出せたら、軟骨を抜いて胴とゲソを食べやすい大きさに切ります。」
間宮「イカが準備できたら、次は玉ねぎをみじん切りにして炒め、にんにく、ホールトマト……」
・
・
・
千代田「というわけで!お姉!早く食べて!提督は…し、仕方ない!食べていいよ!」
提督「ありがとう。では頂きます。」
千歳「頂きます。」
イカスミパスタの出来栄えコンマ下
00:間宮を超えた。神レベル
01~24:不味すぎて意識が飛ぶ
25~44:ちょっと不味いけど食べられなくはない
45~64:普通。可もなく不可もなし
65~84:まあまあ美味しい
85~99:間宮レベル。美味しい
76: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/01/05(土) 17:21:58.77 ID:/9U2dyDMO
はき
78: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/01/05(土) 19:56:33.70 ID:TV0B2qu50
提督「お、旨いな。これは箸が進むな!」
千歳「使っているのはフォークですけどね。でもよく出来てるわ。千代田、ありがとう。」
千代田「ま、まあ、千代田だって頑張ればこれくらいどってことないし。」
ポーラ「あらぁ、今日はスパゲッティ・ネーロなんですね~。飲んだ次の日にはちょうどいいですぅ。」
隼鷹「黒い麺ってなんだか珍しいね。お、美味いじゃん。」
熊野「唇が黒くなってしまうのが難点ですわね…」
夕立「イカスミ美味しいっぽい!イカ漁支援任務とかないっぽい?」
提督「流石にないな。しかしこの分だと昼も期待できそうだな。」
千歳「あら、提督ぅ美味しいからって千代田に手を出さないでくださいね?」
提督「ははは…」
・
・
・
間宮「中々好評でしたね。」
千代田「ええ、千歳お姉も提督も喜んでくれて作ったかいがあったわ。」
間宮(やはりこの子も提督LOVE勢なのかしら?)
間宮「朝も上手にされていましたし、お昼は千代田さんの作りたいものにしましょうか?」
千代田「え、いいんですか?じゃあ安価下を作りたいです!」
79: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/01/05(土) 19:57:17.95 ID:DmJP5zXZo
ジャーマンポテト
80: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/01/05(土) 20:54:15.81 ID:TV0B2qu50
千代田「ジャーマンポテトが作りたいです!」
間宮「おつまみレシピですね。」
千代田「はい。今度お姉につまみで作ってあげたいなと思って。」
間宮「千代田さんは本当にお姉さん思いなのね。」
千代田「不肖の姉ですが。自慢の姉でもあります。」
間宮「あらあら、ところでジャーマンポテトはドイツにはないってご存知ですか?」
千代田「えっそうなんですか?」
間宮「本場ドイツでは似た料理にブラート・カルトッフェルンやシュペック・カルトッフェルンと言うそうですよ。
千代田「ほぉ~なるほどぉ。どう違うんですか?」
間宮「ブラート・カルトッフェルンは馬鈴薯を揚げるのに対してシュペック・カルトッフェルンは茹でたものを使うようです。私も細かい違いはあまり良くわかりませんが、今回は茹でることにしましょう。」
千代田「わかりました。後は玉ねぎとベーコンと……。」
間宮「ドイツではキャラウェイシードという香辛料を使うそうですが、この情勢下では手に入らないので胡椒で代用します。」
・
・
・
千代田「というわけでお昼です。」
提督「昼はジャーマンポテトか。ビールが欲しいなぁ。」
大淀「執務中は駄目ですよ?」
提督「わ、わかっている。」
プリンツ「わぁ、今日は懐かしい食事ですね。シュペック・カルトッフェルンじゃないですか。」
ビスマルク「あら素敵ね!でも日本じゃ職務中にビールは飲めないし…!グラーフそれは!」
グラーフ「ふふふ、祖国の料理を用意していただいたんだ。ビットブルガーをもってきた。アルコールは入っていないから提督も飲めるぞ。」
提督「お、おう。程々にな…」
千代田「…どいつもこいつも…ドイツ艦に持ってかれちゃったわ!」
千歳「まぁまぁ、私も少し頂こうかしら。」
千代田「え、ちょ、お姉!」
長門「お前た…」
バーン!
神通「いい加減にしてください。」
香取「神通さんの言うとおりです。少し皆さんしつけがなっていないのではないでしょうか?あとで皆さんお説教です。」
加賀「さあ、今は食事を頂きましょう。」
ジャーマンポテトの出来具合コンマ下
00:神レベル
01~24:不味すぎて意識が飛ぶ
25~44:ちょっと不味いけど食べられなくはない
45~64:普通。可もなく不可もなし
65~84:まあまあ美味しい
85~99:めちゃ美味しい。美味しすぎてドイツ艦に付きまとわれる。
81: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/01/05(土) 20:54:38.67 ID:TGceJ9usO
芝生糸
84: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/01/05(土) 22:13:14.76 ID:TV0B2qu50
提督「では改めて頂きます。」
艦娘たち「いただきまーす!」
提督「美味い!ポテトと胡椒がいい塩梅だ!」
プリンツ「本当に美味しいです。ベーコンもいい味しています。」
ビスマルク「本当ね。ザワークラウトがあれば最高だったわね。」
千歳「本当、美味しいわぁ。千代田はできる子ね。」
千代田「えへへ…お粗末様です。」
グラーフ「しかしやはり…」
ろーちゃん「キャラウェイシードがあるばもう、ドイツの味だね。」
Z1「提督、キャラウェイシードを仕入れてください。」
提督「そうだな、またいずれ欧州方面に遠征することもあるだろうから、その際に仕入れることとするか。訓練を怠るなよ?」
プリンツ「あら、誰に言っているのかしら?ねえ、ビスマルクお姉さま。」
ビスマルク「もぐもぐ。美味しいわねー。もぐもぐ。…プリンツなにか言った?」
プリンツ「お姉さま…」
提督「ともあれ上出来だな、千代田。また今度夜食に作ってくれないか?」
千代田「えー、し、仕方ないなぁ。また今度ね。」
千歳「うふふふ、これは夕食も期待していいかしら?」
千代田「任せて!きっと美味しいもの作るからね!」
間宮「あらあら、そうしたら今日の夕食は千歳さんの食べたいものにしましょうか。」
千代田「賛成!間宮さんグッドアイデア!です。」
千歳「じゃあ、安価下をお願いできますか?」
85: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/01/05(土) 22:14:05.08 ID:2IpnouOmO
ビーフステーキ
86: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/01/06(日) 20:47:16.22 ID:YhwdHINr0
千歳「じゃあ、たまにはビーフステーキが食べたいわ。」
提督「間宮さんできますか?」
間宮「あら、お安い御用ですよ?アンガスビーフは手に入りませんが、近くの食肉センターに問い合わせてみますね。」
千代田「ビーフステーキ…簡単そうね!」
間宮「意外とそうでもないのですよ?まぁそれは作りながら実感していただきましょう。」
秋月「ビーフステーキ…なんて贅沢な…」
・
・
・
間宮「では、食肉センターから赤身を仕入れてきました。」
千代田「お~塊ですね。」
間宮「ではまずは常温に戻します。季節にもよりますが、30分~1時間、常温に晒します。」
千代田「そんなに外にだすんですか?」
間宮「ステーキは温度管理が全てです。常温に晒すのもお肉の温度差を取り除くためです。これを怠ると中は生なままの不味いステーキになってしまいます。」
間宮「ええ。さらに今回はオーブンでステーキを焼きますので、お肉の厚みは1枚あたり3cmにしましょう。」
千代田「そんなに分厚く!いきな○ステーキやペッ○ーランチのようなペラペラのお肉じゃないの?」
間宮「分厚いお肉を使うことで旨味が漏れにくくなります。安いお肉ですが食べごたえも良くなりますしね!」
間宮「表面の水分を軽くキッチンペーパーで拭い、130℃に予熱しているオーブンに入れます。この温度だと片面ずつしか焼けませんが、熱の変動がゆっくりになるのでお肉にかかるストレスが減ります。」
千代田「なるほど…。」
・
・
・
千代田「というわけでビーフステーキができました!思ったより時間も手間もかかるんですね~。付け合せはじゃがバターです。」
間宮「さあ、冷めないうちに召し上がってくださいね。」
アイオワ「Great!こっちに来てからalmost Fishだから、Steakはありがたいわ!」
提督「しっかり厚みもあるしこれは豪勢だな。」
秋月「あわわ…牛…肉の塊?ゴクリッ!」
提督「では、頂きます!」
一同「いただきまーす!」
ステーキの出来栄えコンマ下
00:神レベル
01~24:不味すぎて意識が飛ぶ
25~44:ちょっと不味いけど食べられなくはない
45~64:普通。可もなく不可もなし
65~84:まあまあ美味しい
85~99:めちゃ美味しい。
87: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/01/06(日) 20:47:28.17 ID:m5IUSRkr0
a
91: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/01/07(月) 19:30:34.90 ID:4mIHenVf0
提督「あむっ、…うっ…な…」ドサッ
一同「ま…ず……」バタッ!ドサッ!
千代田「え、ええ~!な、なんで?」
間宮「な、なんということでしょう!」
千代田「と、とりあえず医務室に運ばないと!」
・
・
・
提督「う…む…。ここは医務室か…。肉を食べてから記憶がない。何があった?」
間宮「それは、どうやらお肉が…」
救護妖精「私が説明しましょう。残っていた肉を調べさせてもらった。」
92: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/01/07(月) 19:38:14.50 ID:4mIHenVf0
救護妖精「焼き加減は申し分ありませんな。普通の肉であれば問題になることもないでしょう。」
提督「もしかして…腐っていたのか?」
救護妖精「そうですね。まともな胃袋ではひとたまりもない。」
間宮「色も匂いも問題なかったように思いましたが…」
救護妖精「成分分析を行ったところ、肉から防腐剤と発色剤が検出された。」
提督「つまり・・・」
救護妖精「そうだ。食肉偽装ってやつだ。このご時世だ、多少の偽装は罪にはならんが流石にな…」
提督「軍令部に報告はせざるを得まい…。」
救護妖精「うごきゃーしないだろうがね。」
千代田「自分の調理がミスだったわけじゃなかったのは安心したけど、やりきれないわ…」
間宮「…すみません提督。私がちゃんと見ていれば…このような初歩的なミス!皆さんにも多大なご迷惑を!いかなる処分も覚悟はできております!切腹ですか?銃殺ですか?特攻ですか?」
提督「ちょっ!間宮さん落ち着いてください。別に間宮さんが悪いわけではありませんから。」
間宮「しかし、それでは私の気が収まりません!」
提督「とは言われても…そうですね…でしたら間宮パフェを皆に振る舞って頂きましょうか。」
間宮「そんなものでいいのですか?」
一同「むしろいいです!」
間宮「あ、はい。わかりました…。」
95: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/01/08(火) 18:59:11.55 ID:AsUpA4kl0
救護妖精「しかもし…普通の人間なら致死量な量だった。艦娘達はまだわかるが、提督、あんた何者だい?」
提督「妖精が見えるだけのれっきとした人間だ。多分な」
救護妖精「…まあ運が良かったということにしておこう。とりあえず今日のところは消化のいいものにしておいて。問題なければ明日からは普通食で大丈夫だろう。」
間宮「ではそろそろお昼なので、おかゆにしましょうか。」
千代田「おかゆ…中華粥?」
間宮「消化を助ける生姜とネギ、ササミを使ったおかゆにしましょう。」
・
・
・
千代田「というわけで作ってきました!千歳お姉、提督、皆召し上がれ!」
提督「うむ、では頂こう」
おかゆの出来栄えコンマ下
00:神レベル。たちまち元気に。
01~24:不味すぎて意識が飛ぶ
25~44:ちょっと不味いけど食べられなくはない
45~64:普通。可もなく不可もなし。
65~84:まあまあ美味しい。少し元気回復。
85~99:めちゃ美味しい。元気になる。
96: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/01/08(火) 19:05:01.36 ID:BdbCOuado
どうかな
97: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/01/08(火) 21:34:02.00 ID:AsUpA4kl0
提督「うむ…旨くない…食べられるけど…」
間宮「あら…少ししょうががきついですね。」
千代田「あーちょっと多かったみたい…千歳お姉ごめん。ついでに提督も。」
提督「私はついで扱いか…」
千歳「まぁ良薬口に苦しと言いますし、カラダは温まったので良しとしましょう。」
千代田「うー、なんとかリベンジさせて!」
千歳「あーじゃあ、夕方は安価下作ってもらえるかしら?」
千代田「まかせて!」
98: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/01/08(火) 21:35:53.65 ID:AvRO5JDho
グラタン
99: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/01/09(水) 19:25:51.47 ID:YaGX4JME0
千歳「じゃあ、今日はグラタンが食べたいかなぁ。」
千代田「グラタンかぁ。いいよ!頑張ってみる!」
提督「…少しは私の胃腸を労ってほしいな。」
千歳「何を言ってるんですか提督?おかゆが食べられたんですから、グラタンぐらい大丈夫ですって。」
提督「艦娘と一緒にされてもな…」
千代田「じゃあグラタン作ってくるね。」
・
・
・
間宮「本当にグラタンでいいの?」
千代田「はい!お姉が食べたがっているので!」
間宮(提督には後でおかゆをご用意しておきましょう)
間宮「では鶏肉が余っているので、ホワイトソースで作りましょう。」
間宮「まず、ホワイトソースを作ります………、次に具を一口大にそろえて……」
千代田「わわっ!」
・
・
・
千代田「できましたー!」
千代田「さ、千歳お姉、早く食べて!」
間宮「提督、無理はなさらないでくださいね。」
提督「まぁ大丈夫だろう。」
千歳「じゃあいただきますね!」
グラタン出来栄えコンマ下
00:神レベル
01~24:不味すぎて意識が飛ぶ
25~44:ちょっと不味いけど食べられなくはない
45~64:普通。可もなく不可もなし
65~84:まあまあ美味しい
85~99:めちゃ美味しい。
…グラタンを希望する病人もすごいね
100: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/01/09(水) 19:27:40.07 ID:Ebfrgo4Go
この季節食べたくなる
104: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/01/10(木) 20:17:29.56 ID:0W0LN+8u0
提督「ごふっ。…う…またか…ガクッ」
千歳「ち…よ…だ……」
赤城「一航戦の誇り…こんなところで…ゴフッ」
・
・
・
提督「う…ここは…救護室…か」
救護妖精「病み上がりにグラタンなんてアホか!まあグラタン自体、なにか怪しげな化学反応を起こしているがな…」
救護妖精「次に無茶な食事するようならケツに注射するぞ!」
提督「ああ、済まない。気をつけるよ。」
提督「しかし、千代田…もしかしてお前、手の込んだ料理だと失敗する質か…」
千代田「ち、違うもん!次は大丈夫なんだから!」
提督「…そこまで言うなら、明日の朝食で判定しよう。まずければ秋雲と同じく1週間下積みだ。」
千代田「ふん、見てなさい!ギャフンと言わせてあげるわ!」
提督「では明日の朝食は安価下で頼む。」
105: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/01/10(木) 20:23:24.32 ID:eJCV4QJUo
オムレツ
106: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/01/11(金) 23:11:40.08 ID:XKFqziQQ0
提督「そういえば最近、オムレツを食べていないな…よし、オムレツをお願いする。」
千代田「目にもの見せてあげるわ!」
救護妖精(学習能力が無いようだ。次倒れたらあれしてこれして…)
・
・
・
千代田「ということで!朝です!間宮さん!お願いします!」
間宮「はい。お願いしますね。」
間宮「では早速作っていきましょう。まずはチキンライスから………」
・
・
・
千代田「というわけで作ってきたわ!昔ながらのオムライス!」
千歳「私のにはケチャップでハートになっているわ。」
提督「私のには○ねと書かれているのだが…」
千代田「お姉には愛情たっぷり、提督には愛憎たっぷりにしてあります。」
提督「私にも愛がほしい…」
金剛「愛なら私があげるデース!」
提督「はいはい。まあまずは頂こう。」
千歳「はい。では頂きます。」
出来栄えコンマ下
00:神レベル
01~24:不味すぎて意識が飛ぶ
25~44:ちょっと不味いけど食べられなくはない
45~64:普通。可もなく不可もなし
65~84:まあまあ美味しい
85~99:めちゃ美味しい。
107: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/01/11(金) 23:13:25.44 ID:2JEXp/7Vo
ほいさ
109: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/01/11(金) 23:27:59.77 ID:XKFqziQQ0
提督「うん、普通に不味いな。」
千歳「不味いですね。」
金剛「美味しくないデース!」
間宮「そんなこともあろうかと、お粥も用意しています。良ければどうぞ。」
提督「間宮さん、助かります。…ずずっ…ズズズッ…ふぅ。美味い。」
千歳「同じように作っていたのになんで駄目だったんでしょうね?」
千代田「不思議よねー。千代田は普通にやっているんだけどなぁ。」
提督「やっぱ千代田は少しでも手の込んだものを作るとまずくなるようだな。」
提督「まあ、秋雲よろしく下積みと思ったがもう少し間宮さんに教えてもらいなさい。」
千歳「そうね、おつまみ以外もできると助かるわ。」
千代田「むー、釈然としないけど、1週間皿洗いよりはマシか…。間宮さんお願いします。」
間宮「では頑張りましょう。」
110: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/01/12(土) 17:33:28.54 ID:hcjObMb/0
千代田「ふぅ、これで一週間のご奉公は最終日ね。」
間宮「千代田さん、お疲れ様でした。」
千歳「千代田、お疲れ様。どれくらい上手になったのかしら?」
千代田「んー基本的なことだけだったから、あまり変わりないんじゃないかな。」
千歳「じゃあ、安価下作ってみてくれるかしら?」
111: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/01/12(土) 17:33:56.71 ID:dP4ecBElo
鍋焼きうどん
112: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/01/12(土) 17:55:38.06 ID:hcjObMb/0
千歳「鍋焼きうどんなんてどうかしら。」
千代田「んーまぁそんなのでいいなら。」
間宮「じゃあ少し待っていてくださいね。」
・
・
・
間宮「ではお出汁から。いりこだしを取っていきますよ…」
千代田「……最後にネギを少しちらして…っと。出来上がり!」
・
・
・
千歳「わぁ、美味しそう。匂いにつられて提督も来たようだし、試食してもらいましょう。」
提督「いや、別に匂いに釣られたわけではないのだが…」
千代田「ま、まぁ提督が匂いにつられてくるだろうっていうのは予想できてたし、不味いと思われたままだと悔しいから、仕方なく!仕方なくよ!」
提督「では一週間の集大成を見せてもらおうかな。」
00:めちゃくちゃうまい。うどん屋開業。
01~29:1週間頑張ったが使い物にならず、以後厨房出禁。
30~49:1週間頑張ったおかげで見た目は良好なメシマズに進化。食堂では盛り付け係に
50~79:普通の料理が普通にできるが、調理補助をたまに頼む程度
80~89:結構美味しい。磯風が抜けた日の調理補助に就く
90~99:美味しくなりました。食堂の正規調理師に。
114: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/01/12(土) 17:57:32.38 ID:woWJG/wO0
え
116: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/01/12(土) 19:26:36.09 ID:hcjObMb/0
提督「うーむ、不味い。秋雲ほどじゃないが不味い。」
千歳「見た目はとても美味しそうなのに…不思議ねぇ。」
千代田「おかしいなぁ、盛り付けも綺麗にできたから、完璧だと思ったんだけどなぁ。」
間宮「盛り付けに関しては申し分ないのですけど…」
提督「そうだな…、千歳には盛り付け係になってもらうか。」
千代田「ぶー、仕方ない…」
提督「しかし、正規調理師が磯風、盛り付け係に千代田、雑務が秋雲か…」
千歳「いい感じにバラけましたね。」
提督「磯風の才能に感謝だな。」
117: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/01/12(土) 19:32:16.05 ID:hcjObMb/0
提督「さて千代田の配置も決まったことだし、次の艦娘を決めよう」
電「はいなのです。」
電「次のお料理係は安価下なのです。」
118: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/01/12(土) 19:33:33.58 ID:dWBPkTaT0
羽黒
120: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/01/12(土) 19:48:28.41 ID:hcjObMb/0
電「次のお料理係は羽黒さん。なのです。」
羽黒「え、私ですか!?…わ、私よりあの子を先に…(自信ないし…)」
提督「とはいえ、いずれは当たるのだから、早めに済ましておくのもプレッシャーがかからなくていいのではないかな?」
羽黒「それもそうですね……羽黒、全力で食堂を支えますっ!」
提督「よろしく頼む。」
電「お姉さんの足柄さんはカツカレーがお得意ですが、羽黒さんは何がお得意なのですか?」
羽黒の得意料理 安価下
羽黒の今の料理スキル コンマ下2
00:習う必要がない。神レベル
01~29:不味すぎて意識が飛ぶ
30~49:ちょっと不味いけど食べられなくはない
50~79:普通。可もなく不可もなし
80~89:まあまあ美味しい
90~99:鳳翔レベル。美味しい
121: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/01/12(土) 19:49:29.24 ID:RmgJXHWSO
エビフライ
122: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/01/12(土) 19:50:01.14 ID:dP4ecBElo
へい
124: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/01/12(土) 21:49:54.38 ID:hcjObMb/0
羽黒「エビフライなら時々作っています。」
足柄「可愛い妹だけど、料理だけはさせてはいけないわ!」
提督「まさか…」
羽黒「お弁当を作っていますので、召し上がりますか?」
提督「お、では頂こう」ヒョイパク
那智「やっ!やめろー!」
提督「ぐっ、ぐああああ…あ……あ…………オクレ兄さん!」ドサッ
電「はわわわ!司令官さん!ネタが古いのです」(大丈夫なのですか?)
妙高「だから止めたのに…、これ以上どうしろと…」
・
・
・
提督「おかしな夢を見た気がする…エビフライに殺される夢をな!」
救護妖精「まぁ実際エビフライで死にかけた訳だが…、どう調理したらエビフライが劇薬になるんだ?」
羽黒「おかしいですね?こんなに美味しいのに。」もぐもぐ
足柄「なぜこんなことに…」
提督「羽黒…、お前は安価下に教わるんだ…頼む…。うっ、トイレトイレ…」
提督が倒れたので、教えるのは鳳翔・間宮・磯風になります。
ちなみに鳳翔>間宮>磯風の順にコンマ判定が易化します。
125: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/01/12(土) 21:51:39.30 ID:BYD0ogWI0
鳳翔
127: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/01/14(月) 12:37:13.40 ID:YMs6Hw7s0
提督「鳳翔さん…よろしく頼みます。うぅ…」ギュルル
鳳翔「では、頑張りましょう。」
羽黒「はい。よーし!もっと美味しくなるようがんばりますね!」
足柄「……大丈夫かしら…」
那智「鳳翔さんならきっとなんとかなるさ」
妙高「正直、これ以上どうしようかと思っていたし…」
電「できれば食べたくないのです。」
鳳翔「では明日からよろしくおねがいしますね。」
羽黒「はい。お願いします!ちなみに明日の献立はなんですか?」
鳳翔「朝食は安価下ですよ。」
128: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/01/14(月) 13:07:29.35 ID:VrHAe4Bno
スクランブルエッグ
130: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/01/14(月) 18:56:47.92 ID:YMs6Hw7s0
鳳翔「スクランブルエッグにしましょう。」
羽黒「簡単な料理ですね。」
鳳翔「うふふ、シンプルな料理こそ腕の差がはっきり出るものなのですよ?」
電「スクランブルエッグなら食べられるものができそうなのです。」
妙高「……」
那智「……」
足柄「目玉焼き…うっ、頭が…」
電「……不味いかもしれないのです。」
・
・
・
羽黒「では、改めてよろしくおねがいします。」
鳳翔「よろしくおねがいします。卵は鎮守府併設の養鶏場で今朝取れたばかりのものを使用します。」
羽黒「え、養鶏場なんてあったんですか?」
鳳翔「ええ、他には菜園と牧場もあります。毎朝皆さんが飲んでいる牛乳も鎮守府内で賄っているんですよ?」
羽黒「知らなかった…道理で内地の牛乳と味が違うのですね。」
鳳翔「はい。乳牛はジャージーなので濃厚なのです。」
鳳翔「さて、話してばかりでは進みませんから、作っていきましょう。」
鳳翔「まず卵2個に大さじ1、塩コショウ少々の割合で混ぜます。」
羽黒「ふんふん」カシャカシャ
鳳翔「バターを溶かして…弱火でゆっくり固めます。…」
・
・
・
鳳翔「というわけで朝食の準備ができました。」
羽黒「さあ、召し上がってください。」
提督「…う…うむ……」
電「司令官さん、食べないのですか?」
提督「いや、頂く、頂くが…」
電「司令官さん、手が動いていないのです。」
提督「いや、まぁ…な…」
時雨「手が動かないのなら僕が食べさせてあげる。」
提督「おわぁ!」
スクランブルエッグの評価コンマ下
00:絶品。思わず全員分食べてしまった。
01~39:不味すぎて人格が変わる
40~59:ちょっと不味いけど食べられなくはない
60~79:普通。可もなく不可もなし。
80~89:まあまあ美味しい
90~99:メチャウマ。
131: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/01/14(月) 18:57:27.79 ID:hYBiMKwZO
あい
132: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/01/14(月) 19:17:34.79 ID:YMs6Hw7s0
提督「もぐもぐ…あれ?」
時雨「どうだい?美味しい?」
提督「普通だ。普通に食える。最近マズメシが多かったから助かるなぁ。」
足柄「え、普通に食べられる…嘘…」
那智「私達の教え方がいけなかったのか…」
妙高「さすがは鳳翔さんね。これなら期待できるかもしれない。」
提督「どうだろう…千代田の例があるし、楽観はできないな…」
羽黒「なんか酷くないですか?」
鳳翔「まぁまぁ、次はもっと美味しいのを作りましょうね。」
羽黒「はい。」
鳳翔「朝はまずまずの出来でしたから、お昼は羽黒さんの作りたいものにしましょうか。」
羽黒「それでしたら安価下を作ってみたいです。」
133: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/01/14(月) 19:18:27.18 ID:weet8rVwo
天丼
134: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/01/15(火) 22:23:42.64 ID:QZ5MtxK50
羽黒「足柄姉さんがカツカレーなら、私は天丼を得意にしたいです!」
鳳翔「なるほど…天丼ですか。…わかりました、頑張りましょう」
足柄「勝利のカツカレーに対抗しようなんて我が妹ながらいい度胸ね。」
電「でも勝利の天丼では語感があまり良くないのです。」
卯月「やっぱり天丼って言ったらあれっぴょん!てんてんどんどん~てんどんどん~」
弥生「卯月それ以上はいけない…」
提督「そこはかとなく不安もあるが…鳳翔ならきっと大丈夫だろう。」
鳳翔「お力になれるよう、頑張ります。」
・
・
・
鳳翔「では作りましょうか、羽黒さん準備はよろしいですか?」
羽黒「はい!よろしくおねがいします。」
鳳翔「まずはエビですがF作業で何故か大量に揚がったのでこれを使いましょう。」
羽黒「流石にエビの養殖場はないのですね。」
鳳翔「心配は無用です。今整備中です。もう少しで供用開始になりますよ。」
羽黒(この鎮守府はどこに向かっているんでしょうか…)
鳳翔「では、エビですが、殻を剥いて、背ワタを取って……」
羽黒「結構手間ですよね…」
鳳翔「では次に衣を………、180℃の油で揚げます。………」
・
・
・
羽黒「できました。」
提督「ゴクリ…」
足柄「大丈夫かしら…」
電「また司令官さんの手が止まっているのです。」
響「今回は私が食べさせてあげるよ。」ヒョイぽい
提督「あちぃ!はふはふ」
天丼の味はコンマ下
00:絶品。いくらでも食べられる。
01~39:不味すぎて人格が変わる
40~59:ちょっと不味いけど食べられなくはない
60~79:普通。可もなく不可もなし。
80~89:まあまあ美味しい
90~99:メチャウマ。
135: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/01/15(火) 22:24:59.98 ID:2VmNRu2HO
はい
138: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/01/15(火) 22:43:36.46 ID:QZ5MtxK50
提督「お、美味い!めっちゃ美味い!」
響「それは良かった。」
提督「ほら響も食え。」ヒョイぽい
響「これは美味しいな。Хорошо」
足柄「え、……本当に美味しい。鳳翔さんが作ったのではなくって?」
鳳翔「ええ、ちゃんと羽黒さんが作られましたよ。」
羽黒「これで、私も看板料理が出来たみたいですね。」
那智「ふむ、悪くない。足柄が勝利のカツカレーなら羽黒の天丼はなんと名付けようか…」
提督「ふむ折角だ。羽黒の天丼の愛称を募集しよう。」
羽黒の天丼の名称を募集します。小生ネーミングセンスがないもので思いつきません…
下3くらいまでで集まるかなぁ
139: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/01/15(火) 22:49:41.65 ID:U94Zgs+To
満天丼
140: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/01/15(火) 22:50:19.26 ID:XBM14uTIo
女神の天丼
141: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/01/15(火) 22:53:59.62 ID:mkKnnNUt0
せっかくだしミックスして女神の満天丼で
142: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/01/15(火) 23:15:03.53 ID:QZ5MtxK50
提督「ふむいくつか集まったが…満天丼と女神の天丼か。ふむどちらにするか…」
電「どうせなら一緒にして女神の満天丼がいいのです。」
提督「ではそうしよう。勝利の女神が微笑みそうだな。」
羽黒「有難うございます!よーし!勝利の女神の満天丼!行きます!」
鳳翔「良かったですね。とても上手に出来ていましたし、次もがんばりましょう。」
羽黒「はい!じゃあ夕食は提督さんが食べたいものにしようと思います。」
提督「お、そうか。じゃあ安価下が食べたいな。」
143: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/01/15(火) 23:15:51.40 ID:crRQruOPo
オムライス
145: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/01/16(水) 20:12:16.45 ID:6IcCFuSK0
提督「千代田がミスったが…オムライスが食べたい!」
羽黒「オムライスですか!がんばりますね!」
鳳翔「では卵はあるので、他の材料を調達してきましょう。」
羽黒「はい。バターライスでふわふわ卵のオムライスにしようと思います。」
提督「大丈夫かな…自分で希望をだしてなんだけど、まだ少し不安だな…」
足柄(天丼に続いてオムライスまで美味しく作られたらカツカレーが負けてしまう!でも羽黒の成長は嬉しいし…うーん)
提督(大丈夫だ。カツカレーはカツカレーの美味しさがある。どちらが良いかではない。どちらも良いものなんだ)
足柄(提督…NTだったのか)
提督(ふっただの魔法使いさ)
足柄(………)
妙高「足柄?大丈夫?」
足柄「だ、大丈夫よ!さ、羽黒、夕食も期待しているわよ!」
羽黒「?うん、作ってくるね!」
・
・
・
鳳翔「では、まずバターライスからですね…玉ねぎを少し大きめにみじん切りに………」
羽黒「ぐすっ、目がしみる…ぐしゅ」
・
・
・
鳳翔「なんだかんだで完成です。」
羽黒「できました!」
提督「よしでは頂こう。」
オムライスの出来栄えはコンマ下
00:絶品。いくらでも食べられる。
01~39:不味すぎて人格が変わる
40~59:ちょっと不味いけど食べられなくはない
60~79:普通。可もなく不可もなし。
80~89:まあまあ美味しい
90~99:メチャウマ。
146: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/01/16(水) 20:14:18.16 ID:F1oVusZH0
はい
149: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/01/16(水) 21:29:58.09 ID:6IcCFuSK0
雷「今回は私が食べさせてあげる!」スッ
金剛「私が食べさせてあげマース!」スッ
榛名「ここは榛名にお任せください!」ポイ
提督「ちょ、まっ!むぐぅ!」
長門「はぁ~元気なのはいいが…少しはわきまえろ。」
提督「お…ぐぉ…ぎゃああああああ……………!」
雷・金剛・榛名「え、何?」
提督「はぁはぁはぁ!駆逐艦は最高だぁ!」キラーン
金剛・榛名「!?」
雷「ヒッ!」
長門「む…いつもと雰囲気が違う…?」
提督「ヒャッハー!雷…電…響…prpr…」
電「司令官が少し壊れたのです」
150: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/01/17(木) 23:17:06.79 ID:yJz3pPxC0
鳳翔「提督!いけません!」
提督「朝潮…prprさせろぉ!」
朝潮「ヒッ!アッ…アッ…」
長門「ふむあまりの不味さに壊れたか…しかし、駆逐艦は私のものだ!提督にも渡さーん!」ドゴォ!
提督「ゴフッ……………」バタリ
長門「誰か提督を医務室に連れて行ってやれ」
陸奥「長門、あなたも行ったほうが良いんじゃない?」
長門「ん?なぜだ?」
陸奥「はぁ…まあいいわ。それよりこのオムレツは…一体…」
・
・
・
足柄「羽黒、あなた何か入れた?」
羽黒「特に何も…」
鳳翔「普段どおりのレシピだったんですが…」
・
・
・
提督「う…ここは…医務室…私は一体…」
金剛「Hey!テートク!こんな魅力的な金剛がいるにもかかわらず、手を出してくれないのはロリコンだったですか!?」
提督「藪から棒になんだ!私がロリコンだと?長門と一緒にしないでほしい。」
榛名「先ほどオムレツを食べたあと駆逐艦は最高だぁ!とか仰っていたじゃないですか!」
提督「え…そんな…オムレツ…?うっ!頭が…」
救護妖精「記憶が混乱しているようだな。オムレツの成分を分析しているが、なぜか幻覚剤に似た成分がありそうだな…」
提督「羽黒といい千代田といい…オムレツは鬼門か…」
榛名「榛名は提督がロリコンでも大丈夫です!」
提督「ロリコン違う!」
金剛「むー本当デスか?怪しいデース!今夜は金剛が監視しているデース!」
榛名「金剛お姉さまだけにそんな羨ま…大変な仕事をさせるわけには行きません!榛名も監視をします!」
提督「あー話がこじれる…羽黒をどうするか…」
鳳翔「もう一回くらいは機会を差し上げていただけますか?」
提督「鳳翔さん…まぁそういうのならもう少し様子を見ましょうか。」
羽黒「ありがとうございます。ではお詫びに安価下を作りますね。」
151: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/01/17(木) 23:18:14.09 ID:LhS7Y9bXO
おでん
152: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/01/21(月) 23:34:50.72 ID:mNzXi+No0
羽黒「おでんをお持ちしますね。」
提督「お、おでんか。最近は冷えるしいいな。」
鳳翔「おでんですか…良いでしょう。作りましょうか。」
羽黒「お願いします!」
・
・
・
羽黒「大根に隠し包丁をいれて、面取りして…」
鳳翔「米ぬかで炊きましょう」
鳳翔「大根とこんにゃくの下茹でをしている間にだしの準備をしましょう。今回は関東煮にしますので、昆布で出しをとります。」
羽黒「おでんでは無いのですか?」
鳳翔「関西特に大阪から姫路にかけてはおでんを関東煮と呼ぶのです。中身はおでんと同じです。」
羽黒「なるほど…じゃあ関西風ということですね。」
鳳翔「そうです。カツオ出汁にタコや牛すじを入れて出汁にします。出しを取ったら昆布は揚げて、後で佃煮にでもしておきましょう。」
羽黒「ふむふむ。」
鳳翔「厚揚げ、がんもどき、こんにゃく、ゆで卵、ごぼ天、さつま揚げ…」
羽黒「お出汁が白くてまさに関西風って感じですね。」
鳳翔「ここに少し濃口醤油を足します。」
羽黒「え…」
鳳翔「もちろん各家庭の好みもありますが、薄口醤油だけですと具材の味に醤油の香りも味も負けてしまうのです。煮物なら良いのですが、おでんのようなごった煮だと隠し味程度に濃口醤油を足してコクを出してあげたほうがより美味しくなります。」
鳳翔「最近はコンビニでは関西風といいつつ京風おでんばかりで、筆者は出汁にコクが足りなくてがっかりしたそうです。」
羽黒「……そ、そうですか。」
鳳翔「まぁ、冗談はこれくらいにして、弱火で煮込んで行きますよ。」
・
・
・
羽黒「出来ました!」
提督「待ってました!いやぁすでに熱燗で盛り上がってしまってな。ハッハッハ。」
提督「さて、早速頂くか!」
おでんの出来栄えはコンマ下
00:絶品。おでん屋にクラスチェンジ。
01~39:不味すぎて人格が変わる
40~59:ちょっと不味いけど食べられなくはない
60~79:普通。可もなく不可もなし。
80~89:まあまあ美味しい
90~99:メチャウマ。
153: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/01/21(月) 23:35:31.21 ID:RpCsycsoo
5
156: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/01/25(金) 21:44:18.61 ID:6kMqG0M10
提督「ではまず大根から」
提督「いただきま~す」むぐむぐ
提督「………」ガタッ
電「司令官さん、どうしたのです?」
提督「ここはどこだ?なぜ私はこんなところにいるのだ?」
電「司令官さん?」
提督「私は司令官などではない。ただのしがない一市民です。」
電「司令官さんが健忘症なのです」
提督「健忘症とは失敬な方々ですね。そもそもあなた方は何者なのですか?」
響「どうやらおでんでおかしくなったようだね」
神通「エイッ!」
提督「ガッ!……」ドサッ
神通「さ、医務室に連れて行ってください。」
157: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/01/29(火) 22:01:36.65 ID:EaQlIjN60
羽黒「はい…今回はうまく出来たと思ったのに…」
鳳翔「私の教え方が良くなかったのでしょうか…」
隼鷹「おでんなんかにやられるなんて提督も人間だったんだねぇ。ヒック。どれどれ…」
Pola「本当ですよぅ。このオデーンは白ワインで行けそうでーす。もぐ…」
飛鷹「ああ、やめなさいな」
Zara「Pola!あぁ、あなた飲み過ぎよ!」
隼鷹「………」
Pola「………」
隼鷹「酒なんてくだらない。なんでこんなものを飲んでたんだろう。さっ鍛錬鍛錬っと」
Pola「私、今日をもって禁酒します。私のワインセラーも破棄しましょう。」
飛鷹・Zara「羽黒さん、毎日作ってください。お願いします。」
羽黒「え、ええ…む、無理です……ごめんなさい!」
飛鷹・Zara「(´・ω・`)」
158: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/02/02(土) 08:13:15.71 ID:pTWRdSV00
==============================================================================================================
提督「うぅ…頭が…」
救護妖精「ようやくお目覚めか。」
提督「昨晩の記憶が無いのだが…羽黒の料理はどうなった?」
大淀「飛鷹とZARAに頼まれて明石が成分分析を行っています。」
提督「成分分析?…なんでまた。」
大淀「一部の艦娘で真人間化する可能性が見られましたので。」
提督「よく思い出せないんだが…そんな料理だったか?」
大淀「いえ、見た目は至って普通のおでんですよ。」
提督「うむぅ…おでん…もだめか…はぁ」
羽黒「提督さんの目が覚めたって…!」
提督「あぁ羽黒か。今日の結果でマズイようなら雑務な」
羽黒「提督さんの視線が冷たい・・・です。」
足柄「残念だけど当然ね。とはいえ天丼は美味しいのだから天丼は作らせてあげればいいんじゃないの?」
提督「まぁそうなのだが、そんなに頻繁に天丼を食べたいか?」
足柄「あー…そうね。仕方ないわね。」
妙高「それで提督、羽黒のお題をお出しいただけませんか?」
提督「そうだな安価下を作ってくれ。」
159: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/02(土) 08:15:48.99 ID:4zb7YT4lo
からあげ
161: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/02/02(土) 08:56:52.62 ID:pTWRdSV00
羽黒「からあげ…ですか。」
足柄「提督は唐翌揚げにレモン?塩?」
提督「レモンも塩もウスターソースも好きだぞ。」
足柄「またそんな無難な回答しちゃって。」
提督「いやぶっちゃけ唐翌揚げが上手ければつけるものはなんでもいいんじゃない?」
足柄「それもそうね」
羽黒「では仕込みをしてきますね。鳳翔さん、お願いします。」
鳳翔「はい。では参りましょうか。」
・
・
・
鳳翔「ということで鎮守府と契約している養鶏場に参りました。」
農場主「こりゃあ鳳翔さんじゃないか。今日は生きのいい雄鶏がたくさんいるよ。」
鳳翔「今日は唐翌揚げにするので油の多い雌鳥を頂きたいのですが…。」
農場主「雌鳥かい?いいよそろそろ市場に出そうかと思ってた油の乗り切ったいい雌鳥はこっちさね。」
鳳翔「いつも助かります。」
農場主「ハッハッハ。市場に出すよりいい値で買ってくれるからね。お得意様は大事にしなきゃなぁ。」
鳳翔「ふふ。有難うございます。」
・
・
・
鳳翔「というわけで、もも肉胸肉など約1トン仕入れてきましたが、今回はもも肉と手羽先で唐翌揚げを作りましょう。」
羽黒「すごい…お肉の山…ですね。」
鳳翔「では早速調理に入りましょう。ます…」
・
・
・
羽黒「出来ました!」
提督「よし。待ちわびたぞ。」
雷「じゃあレモンをかけるわよ?」
響「雷、なんでレモンをかけるんだい?唐翌揚げには塩だろう?」
雷「レモンの酸味で消化を良くするのよ?」
響「レモンの香りで唐翌揚げ本来の味が邪魔されるじゃないか。雷はほんとお節介焼きだね。」
雷「あら、ロシアかぶれはレモンの良さが分からないようね。」
響「そっちこそ塩の良さもわからないようじゃね。」
雷・響「戦争だ。」
鳳翔「食べ終わってからにしてくださいね。」
雷・響「…はい。ごめんなさい。」
提督「では頂くぞ!」
唐翌揚げの出来コンマ下
00:絶品。いくらでも食べられる。
01~39:不味すぎて倒れる
40~59:ちょっと不味いけど食べられなくはない
60~79:普通。可もなく不可もなし。
80~89:まあまあ美味しい
90~99:メチャウマ。
162: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/02(土) 09:04:38.45 ID:uiiTprpg0
えい
165: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/02/05(火) 21:30:46.72 ID:RjylDJCt0
提督「うむ…絶妙にマズイな。」
電「美味しくないのです。」
提督「でもまぁ食べられるだけマシか…」
足柄「ソースで誤魔化せば食べられる範囲だからいいんじゃない?」
提督「しかし、まずい飯を作ったから調理はさせられんな。下ごしらえまでの雑務に専念するように。」
羽黒「はい…」
鳳翔「大丈夫ですよ。合間合間でお教えしますから。」
羽黒「有難うございます!」
・
・
・
提督「とういわけで1週間の成果を見せてもらおうか」
羽黒「は、はい」
1週間の成果。コンマ下
00:めちゃくちゃうまい。
01~29:1週間頑張ったが使い物にならず、天丼以外で厨房出禁。
30~49:1週間頑張ったおかげで見た目は良好なメシマズに進化。食堂では盛り付け係に
50~79:普通の料理が普通にできるが、調理補助をたまに頼む程度
80~89:結構美味しい。磯風が抜けた日の調理補助に就く
90~99:美味しくなりました。食堂の正規調理師に。
166: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/05(火) 21:32:41.07 ID:PAzjP2rX0
あ
171: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/02/05(火) 21:49:37.09 ID:RjylDJCt0
鳳翔「提督…申し訳ありません。私の指導不行き届きなせいで・・・」
提督「…しかたがない。今後は美味い天丼だけ作ってもらうようにしよう。」
足柄「それ以外はどうするのかしら?」
提督「秋雲と一緒に荷物運びだな。」
秋雲「羽黒さん。よろしくぅ!」
提督「それにしても…そろそろ磯風に次ぐメシウマ艦が現れないものか…」
磯風「私以外だと秋雲はシチューは上手く出来たが、千代田さんはビールのつまみ、羽黒さんは天丼のみ…」
提督「もう少し統一感があればな…」
電「次の方に期待するのです。」
提督「そうだな、次を決めよう。」
電「では次の方を選抜するのです」
次の艦娘安価下
172: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/05(火) 21:50:19.90 ID:KYT4bkIbO
なかちゃん
174: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/02/05(火) 21:59:27.39 ID:RjylDJCt0
提督「次は那珂か…料理できるのか?」
那珂「……アイドルはぁ、料理なんかしないんだよ?」(冷汗)
提督「そういえば秘書艦になっても私に作って欲しいとか言っていたな。」
川内「そういえば私達も那珂の料理は食べたkとがないなぁ」
提督「得意料理とかあるのか?」
那珂「一応安価下なら作れるよ?」
175: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/05(火) 22:09:24.81 ID:9FUjMhXqO
すきやき
176: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/02/05(火) 22:22:31.46 ID:RjylDJCt0
那珂「那珂ちゃん一応すき焼きは作るよ?」
提督・川内・神通「え?マジで?」
那珂「那珂ちゃん艦娘になる前はすき焼きよく食べてたの」
提督「えっと、ちょっと作ってもらっていいか?」
那珂「んー、まぁしょうがないか。」
・
・
・
那珂「じゃあ準備できたので味見どうぞ」
提督「じゃあ、頂きます。」
すき焼きのお味はコンマ下
00:絶品。いくらでも食べられる。
01~39:不味すぎて倒れる
40~59:ちょっと不味いけど食べられなくはない
60~79:普通。可もなく不可もなし。
80~89:まあまあ美味しい
90~99:メチャウマ。
177: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/05(火) 22:23:02.83 ID:0mpl1n7iO
へあ
179: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/02/05(火) 22:49:03.16 ID:RjylDJCt0
提督「お、うまいじゃないか」
電「美味しいのです!」
川内「へぇ意外とやるじゃん」
神通「美味しいです。意外でした…」
那珂「那珂ちゃん、お料理アイドル目指そうかなぁキャハッ☆」
提督「…まぁ頑張れ。それで、誰に教わりたい?」
教えるのは鳳翔、間宮、磯風、提督から安価下
鳳翔>間宮>磯風>提督の順にコンマ判定が易化します。
180: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/05(火) 22:49:43.74 ID:IXKpwKZDO
間宮
181: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/02/07(木) 20:38:50.15 ID:a3jc4PMJ0
那珂「折角だからぁ、スイーツも習得したいので、間宮さんに教えてほしいです」
提督「間宮、頼めるか?」
間宮「おまかせください。前回の汚名はバッチリ返上予定です!」
那珂「よっろしくおねがいしま~す。」
間宮「では明日からお願いしますね。」
那珂「は~い。で、明日の朝は何を作るの?」
間宮「安価下です。」
182: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/07(木) 20:44:53.13 ID:6QWIVdINO
サンドイッチ
183: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/02/08(金) 23:13:08.52 ID:IYBfwS/30
間宮「サンドイッチにしようと思います。」
那珂「那珂ちゃんBLTサンドがいいなぁ」
間宮「いろいろ作りましょうね。」
那珂「はい!明日はよろしくおねがいします!」
・
・
・
那珂「おっはようございま~す☆」
間宮「お早うございます。那珂ちゃんは朝から元気ですね。」
那珂「艦隊のアイドルですから。」
間宮「さあそれでは作っていきましょう。内容はたまごサンドとツナサンド、ハムサンド、デザート用のフルーツサンドに那珂ちゃんの好きなBLTサンドも作りますよ」
那珂「わぁ~。間宮さん有難うございます。」
・
・
・
那珂「というわけで、たっくさん用意したから好きなサンドイッチを選んでね☆」
提督「すき焼きは旨かったからなぁ。期待しよう。」
サンドイッチの出来はコンマ下
※すき焼きが上手く出来たのでコンマ易化します。
00:めちゃくちゃ美味しい。那珂ちゃんのマネージャーになる。
01~19:あまりの不味さに那珂ちゃんのファンをやめる
20~39:ちょっと不味い。ファンにはなれない。
40~59:普通。ファンにはならない。
60~79:まぁまぁ美味しい。ファンになるほどではないが結構好きになる
80~99:美味しい。ファンになる
184: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/08(金) 23:13:44.73 ID:WgN2y2T/O
ほ
186: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/02/08(金) 23:28:46.71 ID:IYBfwS/30
提督「なかなか美味いな。」
電「フルーツサンドが美味しいのです」
川内「夜戦でお腹が空いたからBLTのボリュームが良いね。」
那珂「間宮さんのおかげで、美味しいサンドイッチが出来ましたぁ☆」
間宮「いえ、那珂ちゃんの筋が良かったからですよ。」
那珂「サンドイッチだし、食後にコーヒーを用意したから飲んでね。」
提督「朝だからカフェ・オ・レにしてもらっても良いか?」
那珂「もっちろん、ホットミルクも用意しているよ」
提督「うむ、こういう朝も良いものだ…」
コマンダン・テスト「このフィセルも良く出来てますわね」
間宮「有難うございます。結構凝ってみました。」
那珂「今度は那珂ちゃんもパンを焼きたいです。」
間宮「ええ、次の機会には那珂ちゃんに焼いてもらいますね。」
那珂「やった~!」
提督「うむ。いい朝だった。昼も期待しているぞ」
那珂「まっかせて!」
間宮「お昼は安価下にしましょうか」
187: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/08(金) 23:30:15.19 ID:dM7j1VlVo
ナポリタン
188: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/02/08(金) 23:39:47.08 ID:IYBfwS/30
間宮「お昼はナポリタンです。」
Roma「ナポリタン?なんですかそれは?ナポリとなにか関係があるのですか?」
提督「ナポリタンは日本で考案されたスパゲッティだ。ナポリとは関係はない。」
Roma「どんなスパゲッティなのか気になりますね…」
提督「期待しないほうが良い。イタリア艦の諸君が考えているパスタとは違う」
Roma「むしろ興味がわきますね…」
Pola「ワインに合えば何でも良いれふよ~」
Zara「こらPolaあなたはまた朝から飲んで…はぁ」
190: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/02/09(土) 18:20:03.93 ID:zbwT2hqf0
間宮「ふふ、お昼も洋食ですし、何かデザートをおつけしましょうか?」
提督「いいのか?」
間宮「ええ、那珂ちゃんもスイーツを覚えたいそうですし。」
那珂「え、いいの?やったぁ~」
提督「それならば頼もうか。どんなデザートなんだ?」
間宮「安価下にしようかと思います。」
191: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/09(土) 18:20:56.28 ID:dJP8vVGxO
プリン
192: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/02/09(土) 19:20:53.98 ID:zbwT2hqf0
間宮「ふふ、お昼も洋食ですし、何かデザートをおつけしましょうか?」
提督「いいのか?」
間宮「ええ、那珂ちゃんもスイーツを覚えたいそうですし。」
那珂「え、いいの?やったぁ~」
提督「それならば頼もうか。どんなデザートなんだ?」
間宮「安価下にしようかと思います。」
提督「デザートはプリンか…」
皐月「なんで僕の方を見るのさ?」
提督「いやなんでもない。まぁ楽しみにしているぞ。」
那珂「は~い!」
・
・
・
間宮「ではスパゲッティから用意しましょう。たっぷりのお湯にスパゲッティを入れて…」
那珂「はい。具は用意しないの?」
間宮「たくさん作るので先にスパゲッティを茹で置きします。」
那珂「なるほど…」
間宮「芯がなくなったらサラダ油で和えてしばらく冷蔵庫に寝かせます。」
那珂「冷蔵庫いっぱいになっちゃった…」
間宮「また艦娘増えましたから…、また今度提督に冷蔵庫の増設をお願いしておきます。」
間宮「寝かせている間にプリンを作っていきます。」
那珂「わぁ~い。卵にバニラビーンズにグラニュー糖、牛乳じゃなくて生クリームなんですね。」
間宮「ええ、牛乳の方が柔らかくなりますが、味は生クリームの方が良いですから。」
那珂「那珂ちゃん太りそう…」
間宮「成長期のくせに何を言ってやがる…」
那珂「間宮さんみたいなスタイルに成れるなら良いけど…」
間宮「さ、作っていきましょう」
193: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/02/09(土) 19:21:20.40 ID:zbwT2hqf0
・
・
・
那珂「最後にカラメルソースをかけて…プリンが完成~。」
間宮「クーラーボックスで冷やしておきましょう。」
那珂「は~い。」
間宮「そうしたら、ナポリタンの具を用意します。ピーマンに玉ねぎ、ソーセージをスライスします。」
・
・
・
・
・
・
那珂「出来ましたぁ!」
提督「おう、待ちわびたぞ。」
皐月「わぁ~美味しそう。って司令官!なんで僕のお皿に旗を立てようとするんだい?」
提督「その方が美味しそうだろ?」
皐月「まぁそうだね…」
間宮「なにはともあれまずは召し上がってください。」
皐月「いっただきま~す!」
ナポリタンの出来 コンマ下
00:めちゃくちゃ美味しい。
01~19:あまりの不味さに那珂ちゃんのファンをやめる
20~39:ちょっと不味い。
40~59:普通。
60~79:まぁまぁ美味しい。
80~99:美味しい。ファンになる
プリンに出来 コンマ下2
00:めちゃくちゃ美味しい。
01~19:あまりの不味さに那珂ちゃんのファンをやめる
20~39:ちょっと不味い。
40~59:普通。
60~79:まぁまぁ美味しい。
80~99:美味しい。ファンになる
194: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/09(土) 19:22:12.74 ID:sGGR/etcO
はい
195: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/09(土) 19:22:52.99 ID:DJnEmm9PO
どうかな
197: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/02/09(土) 19:34:19.68 ID:zbwT2hqf0
皐月「あ、おいしい~。」
提督「本当だ。これは美味い。」
Roma「アルデンテじゃないし、ケチャップソースなのに美味しいわねこれ。」
Zara「ナポリターナみたいな見た目だけどちょっと違うのね。でも結構いけるわね。」
Pola「あ~ワインがすすみます~」
電「デザートのプリンもとっても美味しいのです!」
提督「おーこれも美味い。美味いなぁ。こんなに料理がうまいなんて…那珂ちゃんのファンになるぅ」
那珂「艦隊のアイドルですから!」えっへん
間宮「でも本当にプリンは美味しく出来てますね。ほとんど私と同じ味になっています。」
那珂「ホント?やったぁ☆」
川内「間宮アイスにつづいて、那珂プリンか…」
提督「久しぶりに美味しい艦娘が出てきてくれたようでこれは今後も期待大だな。」
神通「間宮さん、那珂ちゃんをお願いしますね」
間宮「うふふ、任せてください。」
198: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/02/09(土) 19:42:47.87 ID:zbwT2hqf0
電(フラグじゃなければいいのですが…)
響(これまでの経過で振りにしか見えないな)
電(なのです)
提督「では夕食も期待しているぞ。」
那珂「任せて!」
間宮「では夕食は安価下にしますね」
199: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/09(土) 19:47:17.50 ID:JD9MvkjWo
>>1が好きな鍋料理
202: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/02/09(土) 20:37:01.11 ID:zbwT2hqf0
間宮「夕食はお鍋にしようかと思います。」
提督「お、寒いからなぁ…昨日はすき焼きだったしあっさり水炊きが良いな。」
間宮「では鱈と鶏で水炊きにしましょう。」
提督「期待している。」
・
・
・
那珂「でも鱈ってそんなにたくさんあったっけ?」
間宮「北方海域に出ている艦隊に連絡して確保してもらってます。」
203: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/02/09(土) 20:37:31.16 ID:zbwT2hqf0
多摩「もどったニャ。間宮、頼まれていた鱈だニャ。今日は大漁だニャ。」
間宮「さすがに多いですね何トン獲ってきたんですか?」
多摩「ざっと50トンほどだニャ。」
那珂「流石に傷んじゃいそう…」
間宮「余る分は一部を冷凍、ほかは干鱈にしましょう」
那珂「多摩ちゃんも手伝ってね…」
多摩「ニャァ…」
磯風「そういうことならこの磯風も手伝おう」
鳳翔「私もお手伝いしますね。」
・
・
・
磯風「鱈の3枚卸は久しぶりだな」テキパキ
鳳翔「最近は皆さんのお料理教室が多かったですからね」スッスッ
那珂「…すごい早い。磯風ちゃん本当に料理得意になったのね。」サクサク
磯風「そういう那珂さんも結構手慣れているように見えるが…?」トンッ、シャッシャッ
那珂「さすがに鱈をさばくのはこれが初めてだよぉ」チャッチャ
多摩「ニャア…皆早すぎるにゃ。」
204: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/02/09(土) 20:57:19.13 ID:zbwT2hqf0
那珂「流石に一度に全部は無理ですね…」
鳳翔「残りはワタだけ出して冷凍してしまいましょう。」
間宮「そしたらその間にいつもの養鶏場に鶏肉を貰いに行ってきますね。」
那珂「いってらっしゃ~い」
・
・
・
間宮「さて、鱈も鶏も準備できましたし、野菜を炊き込んで…」
那珂「出来ましたぁ!」
提督「おお、美味しそうだな。」
隼鷹「良いねぇ。酒が進みそうだぁ。」
提督「飲みすぎないようにな」
提督「さてこっちはこれで行くか!」つ中尾酒造 まぼろし 黒箱
千歳「提督、ご相伴に預からせていただいてもいいですか?」
提督「千歳か、構わんぞ。」
千歳「有難うございます」
提督「では鍋を頂くとするか」
水炊きの出来 コンマ下
00:めちゃくちゃ美味しい。
01~19:あまりの不味さにファンをやめる
20~39:ちょっと不味い。
40~59:普通。
60~79:まぁまぁ美味しい。
80~99:美味しい。
205: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/09(土) 20:57:44.84 ID:Z3jBwol9o
がんばれ
208: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/02/09(土) 21:17:08.18 ID:zbwT2hqf0
提督「美味い!鱈も鶏もバッチリだ。」
千歳「白菜も味が染みて美味しいです」
電「熱くて、なかなか食べられないのです…」
那珂「締めはおじやだよ。」
提督「あぁ^~。」
電「お出しを吸ってとっても美味しいのです!」
提督「いやぁちょっと食べすぎてしまったな。」
千歳「たくさん召し上がっていましたね。」
提督「うまくてな。ついつい」
那珂「喜んでもらえて那珂ちゃん嬉しいです!」
提督「時報では作ってなかったからどんな料理をするか内心ビビっていたが、こんなに美味いとはなぁ。明日もよろしく頼む。」
那珂「は~い。明日の朝は安価下だよ。」
209: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/09(土) 21:21:05.06 ID:Z3jBwol9o
お味噌汁と焼き魚
211: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/09(土) 21:42:37.51 ID:H3H8ILMDO
海軍プリンはいわゆるエビバデプッチンもないわけではないが、でっかいのに一度に作ったのを掬って取り分け盛りつける方式が主流だったりします
なお、使用する砂糖は民間の1.5~2倍も使います
212: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/02/09(土) 22:01:29.27 ID:zbwT2hqf0
提督「味噌汁と焼き魚か。いい朝になりそうだなぁ!」
・
・
・
那珂「おはようございま~す。」
間宮「おはようございます。で今日もお願いしますね。」
那珂「こちらこそ、よろしくおねがいします。」
那珂「みそしる~みそしる~♪」
間宮「あまりお教えすることは無さそうですね…」
那珂「ん~そうですか?」
間宮「ええ、もう十分美味しいものを作られていますから、細かいアドバイスだけにしておきますね。」
那珂「はい。」
・
・
・
那珂「総員朝食の時間だよ~。」
提督「お、旨そうな朝飯だな。」
那珂「魚はアジの開きにしてます。」
朝食の出来 コンマ下
00:めちゃくちゃ美味しい。
01~19:あまりの不味さにファンをやめる
20~39:ちょっと不味い。
40~59:普通。
60~79:まぁまぁ美味しい。
80~99:美味しい。
>>211 そうなのですか。存じませんでした。確かにその方が効率的ですね。
213: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/09(土) 22:02:05.89 ID:DJnEmm9PO
おいしいよ
215: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/02/09(土) 22:38:51.75 ID:zbwT2hqf0
提督「うむ、美味い!」
那珂「間宮さんのアドバイスで美味しく焼けました。」
提督「これだけうまい飯ばかりだと惚れてしまうな。」
那珂「アハ☆嬉しいけど、那珂ちゃんはみんなのアイドルだから、提督だけのものには成れないの。ゴメンね。」
鳳翔「本当、良い焼き加減ですね。このまま磯風さんと一緒に調理に入ってくれると嬉しいのですが…」
提督「とはいえ今日の結果と最終日の判定で決めるからなぁ。」
電「那珂さんはお料理アイドルになりそうなのです。」
那珂「お料理アイドルかぁ。歌って踊って、料理もできる艦隊のアイドルぅ!最高ね!」
提督「ごちそうさま。今日は仕事が捗りそうだ!」
電「今日はサボらせないのです。」
・
・
・
那珂「さて、お昼は何にしようかなぁ」
間宮「安価下とかはいかがですか?」
216: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/09(土) 22:43:33.70 ID:JD9MvkjWo
ステーキ
217: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/02/09(土) 23:14:47.08 ID:zbwT2hqf0
那珂「ステーキですか。わっかりました~」
間宮「さぁお肉を仕入れましょう。」
那珂「ステーキはあっさり赤身のお肉が良いなぁ」
間宮「ではアンガスビーフにしましょう。」
・
・
・
間宮「では那珂ちゃん、作りましょう。このお肉の塊を切り出すところからです。」
那珂「分厚いほうが美味しいからぁ、3cm厚に切っていきますね。」
那珂「筋を切って…、130℃のオーブンで…」
・
・
・
那珂「出来ました」
提督「今日のお昼はステーキか…大丈夫か?」
那珂「むぅ千代田さんのときみたいに肉屋に騙されてなんかいません」
提督「まぁ折角出し熱いうちに頂こう。」
ステーキの出来 コンマ下
00:めちゃくちゃ美味しい。惚れる
01~19:あまりの不味さにファンをやめる
20~39:ちょっと不味い。
40~59:普通。
60~79:まぁまぁ美味しい。
80~99:美味しい。
218: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/09(土) 23:15:10.85 ID:ngtI32PWo
ほい
222: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/02/09(土) 23:29:43.08 ID:zbwT2hqf0
提督「美味い!いやぁ何作らせても旨いな。」
電「焼き加減も最高なのです。」
千代田「むぅー。私だって本当は美味しく作れるはずだったのに…」
千歳「千代田はジャーマンポテトがあるから気にしなくていいのよ」
千代田「……」
Iowa「これは美味しいSteakね。ビールが進むわ。」
提督「こらこら、まだ勤務中だぞ。」
Iowa「Sorry sir. でも飲みたいでしょ?」
提督「まぁな、しかし勤務が終わるまでお預けだ」
Iowa「仕方ないわね。次の休暇は皆でBBQにしましょう?」
提督「そうするか」
電「司令官さん、お仕事を片付けてくださいね。」
提督「りょーかい。…しかし旨かった。今度鎮守府放送で出てもらうかな…」
那珂「考えておきますね。」
提督「今日の夕食も期待している。」
那珂「うん。」
・
・
・
間宮「では那珂ちゃん、夕食は何にしましょうか?」
那珂「じゃぁ、安価下が良いです。」
223: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/09(土) 23:35:09.90 ID:PAI22bh10
ラザニア
224: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/02/10(日) 00:13:53.84 ID:dA6ejyKz0
間宮「ラザニアですね。」
那珂「興味はあったけどまだ作ったことはないんだよねぇ。」
間宮「それでは材料を揃えに行きますか」
那珂「オリーブオイル、にんにく、ひき肉、トマト缶、ローリエ、ナツメグ、牛乳、チーズ、ラザニア、赤ワイン…このうち足りないのはひき肉と牛乳くらいだね。」
間宮「ほかは保存できるので備蓄していますし、一般のお店では扱えない量ですからね。」
・
・
・
那珂「よぉし、材料は揃ったし、ミートソースから作るよ!」
間宮(赤ワインが少し減っていました…後でZaraさんに相談しておきましょう)
那珂「ミートソースは…よし。ホワイトソースを…」
間宮(本当に教えることがあまりありませんね。アイドルは料理なんかしないと言っていたのに。ふふ楽しそうに料理されてますね)
那珂「あとは200℃に加熱したオーブンに…」
・
・
・
那珂「出来ました!」
提督「今日はグラタンか」
那珂「グラタンじゃないよ!ラザニアだよ!」
Italia「日本の方はナポリ料理がお好きですね。」
Roma「姉さんはナポリ料理はお嫌いですか?」
Italia「とんでもない。とっても好きよ。」
提督「ま、頂くか。」
ラザニアのお味は?コンマ下
00:めちゃくちゃ美味しい。惚れる
01~19:あまりの不味さにファンをやめる
20~39:ちょっと不味い。
40~59:普通。
60~79:まぁまぁ美味しい。
80~99:美味しい。イタリア艦がファンになる
225: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/10(日) 00:15:35.71 ID:pcH/E1PDO
シースパロー
228: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/02/10(日) 00:28:42.77 ID:dA6ejyKz0
Italia「あら、美味しいわね」
Roma「本当、…ま、まぁまぁね」
Libeccio「おいしい!明日も那珂ちゃんでいーよ!」
提督「いやぁ美味いな。ここまで安定して美味いのは初めてだな」
那珂「うふ。よかったぁ、喜んでもらえて。」
間宮「本当に教えることが少なくて残念でしたわ。」
提督「はっはっは。優秀すぎると教え甲斐がないか。」
提督「よし、では今週ののこりも厨房の補助とトレーニングを続けてくれ。週明けにテストをする。」
那珂「うん、任せて。」
・
・
・
1週間の成果 コンマ下
00:絶品だった。惚れてケッコンする。
01~19:慣れてきた慢心でメシマズ化。調理場出禁に。
20~39:慣れてきたが、疲れも出て少しメシマズ。修行継続。
40~59:普通だった。
60~79:まあまあ美味しい1週間だった。定期的に鳳翔に手伝いを頼まれる。
80~99:美味い1週間だった。食堂の正規調理師に昇格。鎮守府全員那珂ちゃんの(料理の)ファンになる
229: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/10(日) 00:29:07.15 ID:nBoz3BQKo
あ
234: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/02/10(日) 00:37:00.35 ID:dA6ejyKz0
那珂「というわけでぇ。一週間どうでしたー?」
提督「最初は旨かったんだが、なんだ最後の方は?あまりに不味いぞ。」
間宮「すみません。途中から一人で任せてしまったばっかりに…」
提督「こんないい加減な飯では士気に関わる。出禁にするか…」
間宮「でも、最初はとても丁寧でしたし、何より楽しそうに作っておられたのでもう1週チャンスをいただけませんか?」
Libeccio「そーだそーだ。あの美味しいラザニアまた食べたい!提督厳しすぎ!」
提督「しかし、安価は絶対なんだ」
間宮「安価?なんですかそれは」
提督「いや、なんでもない…。しかしどうするか…やはりここはコンマ神に聞くか」
コンマ下2
コンマ偶数でチャンスを与える
コンマ奇数でチャンスなし
236: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/10(日) 00:38:18.32 ID:nBoz3BQKo
神様那珂ちゃんをお笑いアイドルにしないで…
237: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/02/10(日) 00:42:57.95 ID:dA6ejyKz0
提督「……わかった。もう一週間チャンスを与える。」
那珂「有難うございます。皆のアイドルとしてふさわしいように善処します!」
提督「次は私が課題を出す。課題の結果で決める。」
間宮「良かったですね那珂ちゃん。」
那珂「慢心しないように気をつけます!」
電「それでお題は何なのですか?」
提督「お題は安価下を作ってもらう」
238: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/10(日) 00:43:51.86 ID:nBoz3BQKo
パエリア
239: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/02/10(日) 01:02:05.36 ID:dA6ejyKz0
提督「そうだな…スペイン艦も来てほしいところだしパエリアを作ってもらう。」
那珂「パエリア…スペインの五目ご飯ですね。頑張ります!」
間宮「私も作ったことはないですね。一緒に練習しましょうか。」
那珂「おねがいします!」
・
・
・
那珂「お米はヨーロッパのお米みたいでこっちのお米よりパラパラしているそうだね。」
間宮「んー、南方のお米を使ってみますか…」
那珂「お米を洗わずに油で炒める…。なんか変な感じ。お米をたかないんだね」
間宮「先にスープを作っておくと良いようですね。具は貝や魚、エビなんでも良いみたいですね。」
・
・
・
提督「というわけで約束の1週間が経ったわけだが、どうかな?」
那珂「やることはやったよ!」
間宮「これでいいのかわかりませんが、とりあえずは形になったのではないでしょうか」
提督「ではこれから作ってくれ。」
那珂「わかりました!」
・
・
・
那珂「出来ました!」
提督「では試食をさせてもらう。」
パエリアの出来 コンマ下
00:めちゃくちゃ美味しい。提督専属調理師になってもらう
01~19:やっぱり不味かった。イタリア料理意外出禁に。
20~39:ちょっと不味い。下積み継続
40~59:普通。
60~79:まぁまぁ美味しい。補助調理員になる。
80~99:美味しい。鎮守府全員が那珂ちゃんの(料理の)ファンになり、正規調理員として迎え入れられる。
240: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/10(日) 01:02:32.62 ID:yqJsrgTjo
どうだ
244: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/02/10(日) 01:17:59.68 ID:dA6ejyKz0
提督「お、旨いな。」
電「美味しいのです。」
川内「結構美味しいねこれ」
神通「スペインの焼き飯でしたか、魚介の出汁がお米に馴染んで美味しいですね。」
提督「気を抜かなければ普通に美味しい料理出せるのにもったいないな…」
那珂「あはは…。」
提督「もう少し美味しくなったら那珂にも鎮守府放送、艦メシに出てもらうか」
那珂「他に誰か出ているの?」
提督「鳳翔、間宮はもちろん、磯風も出ているぞ。」
磯風「放送に出るようになってから、変な手紙が増えて困るのだが…」
提督「ま、まぁ本当にアイドルに成れるかもしれんぞ。」
那珂「うん、頑張ります。でも那珂ちゃんは艦隊のアイドルで良いんだよ?」
提督「そうか。ま、何はともあれご苦労だった。補助調理員として厨房を手伝ってやってくれ。」
那珂「はーい。了解しましたぁ☆」
メシマズではなくなるというコンマ神の強い意志を感じますね…
247: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/02/14(木) 22:02:39.73 ID:9h6TXqWE0
提督「ここまでのところ2勝3敗といったところか…」
電「なかなかお料理艦隊にはなれないのです。」
提督「そろそろ五分に戻したいところだが、次の艦娘はだれかな?」
電「ちょっとまってほしいのです。今出るのです」
次の艦娘安価下お願いします
248: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/14(木) 22:06:09.04 ID:AzL2TouTO
天龍
249: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/02/14(木) 23:27:21.88 ID:9h6TXqWE0
提督「つぎは天龍か」
天龍「フフ待ちかねたぜぇ!オレの世界水準を超えた料理を見せてやるよ!」
提督「フラグにしか見えないのだが…」
龍田「まぁまぁ提督、天龍ちゃんの料理を食べてから判断されてはどうですかぁ~?」
提督「それもそうか…天龍は何が得意なんだ?」
天龍「オレの得意料理かい?安価下さ」
250: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/14(木) 23:31:15.13 ID:B41zH3GQo
肉入り野菜炒め
251: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/02/14(木) 23:38:31.18 ID:9h6TXqWE0
天龍「肉入りの野菜炒めはよく作っているぜ」
提督「ほう、そういえばまだ天龍の料理は食べたことがなかったな…、作ってみてくれるか?」
天龍「おう!チョット待ってな、今作ってきてやるからよぉ!」
・
・
・
天龍「待たせたな!天龍様特製野菜炒めだ!しっかり味わって食えよ!」
現時点での天龍の料理判定 コンマ下
00:絶品。嫁にしたい。
01~29:意識が飛ぶ不味さ
30~49:食べられなくはないが、美味しくない
50~69:普通。可もなく不可もなし。
70~84:普通に美味しい
85~99:習う必要のないレベル。メシウマ!
252: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/14(木) 23:40:31.90 ID:S/ikYIy0O
は
255: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/02/14(木) 23:49:37.36 ID:9h6TXqWE0
提督「こ、これは!」
ガツガツガツ!
提督「いやぁ!美味い!言うだけのことはあるな!」
天龍「ったりめーだろ!まぁチビたちに食わせているうちに上手くなったんだがな!」
電「よく食べさせてもらっているのです!」
提督「これだけうまいなら、教わる必要は無さそうだが、どうするかコンマ神に聞くか」
01~39 更に精進するために習う
40~79 苦手な料理を重点的に習う
80~00 習わず、そのまま調理員として試験採用する
256: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/14(木) 23:52:02.96 ID:y46DiTiuo
ほい
257: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/02/15(金) 00:03:41.57 ID:nHM2o+oN0
提督「そうだな…、天龍レベルであればやりながら覚えてもらったほうが良さそうだな。」
提督「鳳翔、間宮実践させてレベルアップさせてやれ」
鳳翔「わかりました。おまかせください。」
間宮「天龍さんだとこちらが楽させてもらえそうですね。」
天龍「よろしく頼みます!」
鳳翔「ではいつもどおり、明日から調理に入っていただきますね。メニューはおすすめします。」
天龍「お、良いのかい?じゃあ明日の朝食は安価下だな」
258: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/15(金) 00:15:32.00 ID:CEORw2ICo
乙
竜田揚げ
260: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/02/15(金) 19:19:20.84 ID:nHM2o+oN0
天龍「明日は竜田揚げだ!しっかり食ってしっかり戦えよ!」
提督「朝からおもそうだな…」
駆逐艦's「はーい!」
天龍「そうと決まれば、早速仕込みに入らなきゃな!提督よぉ、予算はどんなもんなんだ?」
提督「予算は大体これくらい。」
天龍「ふぅん。こんな予算であんな旨いものを鳳翔や間宮は作っていたのか!すげぇな!」
鳳翔「一度にたくさん買うので値引きしてもらってるんですよ。」
間宮「もちろん、皆さんのF作業のおかげもありますしね。」
天龍「なるほどな。じゃあ仕入れとかはさあんまりわからないんで、教えてもらえねぇかな?」
鳳翔「もちろんです。それでは仕入れは一緒に参りましょうか。」
天龍「よろしくおねがいシャス。」
・
・
・
チュンチュン
天龍「あーあーマイクテス。……。朝だぁ!起きろぉ!朝飯食わさねぇぞ!」
提督「天龍は朝から元気だな。」
天龍「ったりめーだろ!ったく、気合が足りてねぇんじゃないか?」
提督「ははは…。」
天龍「天龍様特製竜田揚げ、冷める前に食ってくれよな!」
提督「では頂こう。」
竜田揚げの出来は コンマ下
*最初が美味しく出来たのでコンマ易化します。
00:絶品!秘書艦にする
01~15:あまりの不味さに刀を折って眼帯を投げちぎる
16~29:ちょっと不味い。
30~49:普通。ちょっとがっかり
50~69:まぁまぁ美味しい。
70~99:世界水準を軽く超える旨さ。
261: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/15(金) 19:22:22.90 ID:8Fd8r3HDO
「勇戦奮闘でもって必ずや皇国の不朽を勝ち取らん」
265: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/02/15(金) 19:52:02.03 ID:nHM2o+oN0
提督「旨いな!こんだけ美味い竜田揚げはなかなかないぞ!」
電「美味しいのです!」
赤城「これだけ美味しいとご飯が進みますね!」
提督「…赤城は後でF作業な」
赤城「なぜです!」
天龍「ま、このオレにかかればざっとこんなもんよ!」
龍田「まぁ最初は私に対する冷やかしのつもりだったようなんだけどねぇ~」
天龍「これも作っているうちに上手くなった感じだな」
電「天龍さん!お昼は安価下を作って欲しいのです!」
266: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/15(金) 20:00:08.39 ID:ku34Jv8Jo
エビフライ
267: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/02/15(金) 22:57:00.33 ID:nHM2o+oN0
天龍「エビフライか殻剥きが面倒だかんな、おめえらも手伝えよ!」
電「なのです!」
天龍「よっしゃ!それじゃあエビを買いに行くぞ!」
響「了解、響、出撃する」
龍田「あらあら…天龍ちゃんったら楽しそうね」
天龍「誰かの笑顔を守るのがオレたちの仕事なんだから当然だろう?」
龍田「天龍ちゃんらしいわね。行ってらっしゃい。」
天龍「おう!ほらチビども行くぞ!」
「「「お~!」」」
・
・
・
天龍「チビ達の分は旗をつけてっと…よし、エビフライ定食の完成だ!」
電「わ~!美味しそうなのです!」
響「早速頂くよ!」
提督「では手を合わせて…」
「「「いただきま~す!」」」
エビフライの出来は コンマ下
00:絶品!秘書艦にする
01~15:あまりの不味さに刀を折って眼帯を投げちぎる
16~29:ちょっと不味い。
30~49:普通。ちょっとがっかり
50~69:まぁまぁ美味しい。
70~99:世界水準を軽く超える旨さ。
なんか書いててお腹空いてきた…
268: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/15(金) 22:57:44.69 ID:T09NfFFrO
はい
269: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/02/15(金) 23:12:36.00 ID:nHM2o+oN0
提督「なかなか美味いな。」
電「いつもどおり美味しいのです。」
響「うん。おいしいな」
天龍「ほらほら、ほっぺにソースがついてんぞ…。」
暁「子供扱いしないでよ!」ムググ
提督「エビフライもよく作るのか?」
天龍「まぁたまにな。」
龍田「言葉は乱暴だけど、結構家庭的なのよねぇ」
提督「言葉とのギャップで惚れてしまいそうだな!はっはっは。」
「「「────────!!??」」」
提督「ん…なにか今寒気が走ったような…」
龍田「あらぁ風邪かしら?移さないでね?」
提督「わかっているよ。天龍、うまい飯を有難う。夕食も頼む」
天龍「任せときな!風邪も吹っ飛ぶうまい飯を作ってやっからよ!」
提督「うむ。期待している。」
暁「夕食は安価下が食べたいわ!」
270: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/15(金) 23:17:11.69 ID:gOJJHAs/0
トンカツ
271: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/02/15(金) 23:31:51.16 ID:nHM2o+oN0
天龍「トンカツか。お前ら本当に揚げ物が好きだなぁ。ま、オレも好きだがな!」
天龍「よっしゃ!買い出しくぞー!」
「「「おー!」」」
鳳翔「今回は私達の出番は無さそうですね。」
間宮「天龍さんの手際もそうですが、駆逐艦の皆さんもよく手伝ってくれますから。」
那智「ふむ…しかしエビフライに続いてとんかつか…」
足柄「どうかしたの?」
那智「いや、どちらもあまり上手に作られたらお前も羽黒も居場所が減りそうだなと…ふと思っただけだ。」
足柄「!!!い、いえ、私のカツカレーはだれにも負けないわよ!」
・
・
・
天龍「よっしゃ!そしたらまずは豚肉を2cmの厚さに切って、筋を処理し…」
天龍「高温の油で…」
・
・
・
天龍「よーし!夕食だ野郎ども!」
提督「夕食はとんかつか。」
天龍「おう!ソースはゴマ入りの特製だ。」
暁「早く食べましょ。れでぃを待たせるものじゃないわ。」
提督「そうだな。それでは…頂きます。」
とんかつの出来は コンマ下
00:絶品!秘書艦にする
01~15:あまりの不味さに刀を折って眼帯を投げちぎる
16~29:ちょっと不味い。
30~49:普通。ちょっとがっかり
50~69:まぁまぁ美味しい。
70~99:世界水準を軽く超える旨さ。
272: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/15(金) 23:35:43.99 ID:T09NfFFrO
へい
275: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/02/15(金) 23:48:43.92 ID:nHM2o+oN0
提督「!!!」
天龍「どうだ?提督?ん?旨すぎて言葉にならないってか?」
提督「美味い!美味い!美味いという意外言葉がない!」
天龍「ったりめーだろ!足柄のカツにだって負けねぇぜ!」
足柄「くっ…!」
間宮「いや、でも本当に美味しいですよ。」
鳳翔「ええ、筋の処理も完璧、揚げ具合も言うことなし、ソースも酸味と甘味のバランスが良くどこからみても一級品ですね。」
提督「那珂に続いて天龍もメシウマか…軽巡は料理がうまいのか?」
天龍「さあな。苦手なやつもそりゃぁいるんじゃないのか?」
提督「まぁそこはおいおいわかるだろう。とにかく今日一日ご苦労だった。明日からも頼む。」
天龍「任せときなって!」
天龍「明日の朝食は提督の好きなものを用意してやんよ?」
提督「それなら安価下をお願いする。」
276: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/15(金) 23:50:41.68 ID:hVxBRg1Zo
ハムエッグ
277: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/02/16(土) 00:03:25.84 ID:391qf3pU0
天龍「ハムエッグ?そんなもので足りるのか?」
提督「艦娘たちと一緒にされてもな。」
天龍「ま、いいさ。楽しみにしてろよ。」
提督「期待しているぞ。」
・
・
・
天龍「よっし、朝飯の準備が出来たぞ!早く食堂に来やがれ!」
電「おはようなのです。」
睦月「おはようにゃし~」
卯月「おはようぴょん」
提督「おはよう」
天龍「よっし、今朝は提督の希望のハムエッグだ。パンはバタールとイギリスパンを用意しているから好きなだけ食えよ!」
朝食の評価はコンマ下
00:絶品!秘書艦にする
01~15:あまりの不味さに刀を折って眼帯を投げちぎる
16~29:ちょっと不味い。
30~49:普通。ちょっとがっかり
50~69:まぁまぁ美味しい。
70~99:世界水準を軽く超える旨
278: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/16(土) 00:03:57.62 ID:0Khjtcn20
うま
280: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/02/16(土) 00:12:04.30 ID:391qf3pU0
提督「安定の旨さだな。」
天龍「だろぉ?おっと、チビ達は牛乳か。」
電「なのです!」
天龍「提督にはコーヒーを用意してんぜ。」
提督「この気の配りよう…惚れるな」
天龍「はっ、ようやくこの俺様の魅力に気がついたか?」
提督「ああ、正直怖いくらいだ。」
天龍「だろぉ?世界水準を軽く超えてるからなぁ」
天龍「ほら、飯を食ったらさっさと配置につけ。提督もさっさと仕事を済ませとけよ!」
提督「天龍には敵わんな。モチベーション工場のために昼食をリクエストしていいか?」
天龍「何でも良いぜ?」
提督「では安価下をお願いする。」
天龍「任せときな!」
281: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/16(土) 00:15:02.19 ID:2rKrs+B6o
酢豚
282: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/02/16(土) 00:24:15.54 ID:391qf3pU0
提督「たまには酢豚を食べたい。」
天龍「パイナップルは?」
提督「私は入れない方が好きだが、入れてあるのも好きだ。」
天龍「大人な回答だねぇ。まあ良いさじゃあ昼は酢豚定食だ!」
・
・
・
天龍「まずは豚バラ肉を揚げて…」
天龍「玉ねぎ、ピーマン、人参…」
・
・
・
天龍「最後に特製甘酢あんをかけて…完成だ!」
ピンポンパール「昼食の準備ができたぞ~!」
提督「いい匂いだな…」
天龍「提督ご希望の通り、酢豚定食だ。パイナップルは入れていない。」
龍田「あらぁ美味しそう~」
昼食の評価はコンマ下
00:絶品!秘書艦にする
01~15:あまりの不味さに刀を折って眼帯を投げちぎる
16~29:ちょっと不味い。
30~49:普通。ちょっとがっかり
50~69:まぁまぁ美味しい。
70~99:世界水準を軽く超える旨さ
283: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/16(土) 00:24:47.94 ID:ddsW7oAsO
あ
286: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/02/16(土) 00:39:47.91 ID:391qf3pU0
提督「おぉぉ!…」
天龍「また言葉になってねぇぞ?」
提督「いやいや旨いなこれは。」
龍田「ほんと、美味しい~。ほっぺが落ちそうね。」
提督「野菜の日の通りも完璧だな!」
天龍「へっ!ま、オレにかかれば酢豚だってこんなもんだ。」
天龍「おっと、酢豚なのに中国茶を用意していなかったな。普?茶をいれてやんよ。」
提督「お茶の香りも素晴らしい。」
天龍「茶葉の選択は龍田がしてくれたんだがな!」
龍田「あらぁそういうのは言わなくていいのに~」
提督「そうか龍田もご苦労だったな。」
龍田「あらあら…どういたしまして~」
提督「中華料理も問題ないとなると苦手な料理は無いのか?」
天龍「おれだってすべての料理を知っているわけじゃねえ。知らない料理は失敗するかもしれねぇな。」
提督「そうか、では安価下なんかはどうだ?」
287: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/16(土) 00:42:37.79 ID:aXN4SfObo
刺身定食
288: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/02/16(土) 00:56:10.71 ID:391qf3pU0
天龍「刺し身か…今からだと熟成が進まないからあまりうまくならねぇぞ」
提督「魚にも熟成があるのか?」
天龍「当たり前だろ。魚だって筋肉を食ってんだから肉と変わらねぇよ。」
提督「魚も腐り掛けが美味いのか…」
天龍「少し語弊があるが、そうだな。」
天龍「まぁリクエストだから作るけどよあんまり期待すんなよ。」
・
・
・
神通「天龍さん、スルメがたくさん揚がったのでいかがですか?」
天龍「スルメか…まだ生きてるか…よし!今日はスルメイカの刺し身にすんぜ。」
天龍「ワタを抜いて…塩辛に…」
・
・
・
天龍「……時間前にくるのは構わねぇけどよ、あんまり飲みすぎたら味がわかんなくなんぞ?」
提督「刺身だからな、酒が必要だろ?で、酒が集まれば自然と宴会が始まるってやつだ。」
天龍「何でも良いけどよ、痛む前に食ってくれよ。」
提督「これは?」
天龍「さっき捌いたばっかのスルメイカだよ。」
隼鷹「白くない…」
電「茶色いのです…」
天龍「スルメは最初は茶色いんだぜ。時間を置くと白くなるのさ。」
提督「へぇ。それでわさびではなくおろし生姜か…」
天龍「ま、文句は後で聞くからよ、まずは食ってくれ。」
提督「ああ、頂きます。」
夕食の評価はコンマ下
00:絶品!秘書艦にする
01~15:あまりの不味さに刀を折って眼帯を投げちぎる
16~29:ちょっと不味い。
30~49:普通。ちょっとがっかり
50~69:まぁまぁ美味しい。
70~99:世界水準を軽く超える旨さ
289: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/16(土) 00:58:28.87 ID:2rKrs+B6o
はい
290: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/02/16(土) 01:11:28.41 ID:391qf3pU0
提督「えっ、旨!甘!」
天龍「どうだ?ウメェだろ。スルメは炙っても美味いがよ、とれたて締めたてを刺身で食うのも美味いんだぜ。」
提督「日本酒によく合うな!」
天龍「時間がたったものと違って歯ごたえも最高だろ?」
電「コリコリしていて美味しいのです!」
天龍「よぉしよく食えよ。神通が夜戦の帰りに山程持って帰ってきてくれたからな!」
神通「探照灯照射したらたくさん捕れました」
天龍「ついでに塩辛も作っといたぜ」
隼鷹「くぅ~!うめえ!天龍最高!」
Iowa「これがsquid…」
Bismarck「美味しいのかしら…」
Prinz Eugen「日本の艦娘は食べて居ますし、きっと食べられますよ!」
Bismarck「………えい!」モグモグモグ
Bismarck「あら、美味しいわね。Devil Fishって美味しいのね」
提督「まぁうまくなけりゃ食わんわな」
Bismarck「それもそうね。」
提督「うまい刺身をありがとうな!天龍!」
天龍「へっ良いってことよ!」
提督「このまま引き続き、調理を頼むぞ天龍!」
天龍「仕方ねぇな!任せときな」
292: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/02/16(土) 17:25:06.90 ID:391qf3pU0
天龍「今日が最終日だな。なんか試験とかすんのか?」
提督「正直そのまま正規調理員になってほしいところだが…」
電「天龍さんのご飯毎日食べたいのです!」
天龍「なんだぁ。オレだけ贔屓すんなよな。」
提督「そういうことであれば、天龍にも正規調理員への昇進試験を行うか…。」
提督「安価下を作ってもらう。」
天龍「任せな!」
293: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/16(土) 17:29:24.16 ID:2rKrs+B6o
煮込みハンバーグ
294: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/02/16(土) 18:02:01.97 ID:391qf3pU0
天龍「煮込みハンバーグか…結構手間だが、良いぜやってやるよ。」
皐月「やったー!天龍さんのハンバーグだぁ!」
電「楽しみなのです!」
天龍「おう!楽しみに待ってな!」
・
・
・
天龍「おっしゃ!いっちょやるか。」
天龍「まずは玉ねぎをみじん切りにして…、透き通るまで炒めて…」
・
・
・
天龍「粗熱を取っているうちに、ソース用のメリケン粉を炒って…」
・
・
・
天龍「ハンバーグの両面に焼き色がついたら煮込む!」
天龍「あとは料理の神様にお願いしておくか!」
天龍「よっしゃー!皆!メシの時間だぁ。」
提督「待ちわびたぞ」
皐月「あぁもう匂いから美味しそう!」
電「お腹の音が鳴り止まないのです…」
赤城「天龍さん、お食事はまだですか?」
天龍「焦んなって、順番に出していくからよ。付け合せはコールスローサラダとバゲットにしてんぜ。」
試験の結果 コンマ下
00:絶品。天龍食堂を作る
01~10:あまりの不味さ愕然とする
11~20:ちょっと不味い。再試験
21~30:普通。ちょっとがっかり。信じられないので再試験
31~50:まぁまぁ美味しい。磯風と同じく正規調理員(一般)に就任
51~99:世界水準を軽く超える旨さ。鳳翔、間宮に並ぶ正調理員(特級)に就任
295: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/16(土) 18:02:16.71 ID:UFobP5htO
有終の美を飾る
297: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/02/16(土) 18:32:22.91 ID:391qf3pU0
提督「やっぱりうまいな!」
電「美味しいのです!」
皐月「おいしい~!」
天龍「ま、ざっとこんなもんよ。」
龍田「天龍ちゃんよりは上手なつもりだったんだけど、お料理は負けちゃったかも~」
提督「何を言っている。料理に勝ち負けはない。あるとするならば美味いか不味いかだ。」
鳳翔「それで天龍さんの役職はどうなるのですか?」
提督「これだけ安定して旨いものが作れるのだから、当然、鳳翔や間宮に並ぶ正調理員だな。辞令は明日渡す。」
皐月「わ~い!これで毎日天龍さんの美味しいご飯を食べられるの?」
提督「流石に出撃や遠征があるから毎日は無理だな。とはいえ補助調理員の那珂も含めれば5人調理師がいるので、ローテーションは組めるようになるだろう。」
鳳翔「そうですね、毎日誰か一人は休めるようにしましょうか。」
提督「これで超ブラックだった食堂運営が少しマシになるな。」
間宮「あら、料理は好きですし、補助艦である私にはこれくらいしかお仕事がありませんし、苦痛に思ったことはないですよ?」
提督「そう言ってくれるのは助かるが、貴官らに倒れられても鎮守府は動かなくなるのでな…」
鳳翔「お心遣い有難うございますね。」
提督「当然の対応に過ぎん。」
間宮「それでも、有難うございます。」
303: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/02/17(日) 16:31:19.43 ID:oJSszaOu0
提督「ローテーションは組めるようになったが、まだまだ鎮守府全体の食のレベルを上げないとな。」
電「今の所、正規調理員(特級)が天龍さん、正規調理員(一般)が磯風さんで、ちょっと油断された那珂さんが補助調理員、雑務が千代田さん、羽黒さん、秋雲さんなのです。」
提督「磯風が料理上手になったのは僥倖だったな。他の鎮守府ではメシマズでもこの鎮守府であれば才能を隠し持ったものがいるかもしれんな。」
鳳翔「では次の艦娘は誰になさるのですか?」
提督「次の艦娘は安価下だ」
304: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/17(日) 16:32:27.24 ID:cNSuxOxco
長波
305: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/02/17(日) 17:35:58.61 ID:oJSszaOu0
長波「げっ、あたしはこういうのはちょっとなぁ…」
提督「長波様は料理が苦手か…」
夕雲「んー、作っているところは見たこと無いですね。」
提督「何か作ったことはあるのか?」
長波「クッキーくらいなら…」
高波「以前、長波姉さまにクッキーを頂いたことがあります。」
提督「そうか…、ならクッキーを焼いてきてくれないか?」
長波「はぁ、しょうがない作ってくるよ」
・
・
・
長波「基本のプレーンクッキーだ。」
提督「では味見を…」
クッキーの出来 コンマ下
00:習う必要がない。神レベル
01~19:不味すぎて意識が飛ぶ
20~39:ちょっと不味いけど食べられなくはない
40~59:普通。可もなく不可もなし
60~79:まあまあ美味しい
80~99:間宮レベル。美味しい
306: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/17(日) 17:36:55.65 ID:h05xQBQaO
どうだ
307: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/02/17(日) 17:43:19.46 ID:oJSszaOu0
サクサク
提督「なんだ、美味いじゃないか。」
金剛「ティータイムにちょうどいいデース!紅茶を持って来たヨ!」
高波「紅茶によく有って美味しいですね。」
長波「まぁクッキーは混ぜて焼くだけだからな。量さえ間違えなければ誰でもこれくらいは作れるさ。」
提督「まだまだ伸びしろはありそうだな…、長波は誰に教わりたい?」
提督「人数に少し余裕が出たから、私が指導に入らないようにした。」
教えるのは鳳翔・間宮・天龍・磯風になります。
ちなみに鳳翔>間宮>天龍>磯風の順にコンマ判定が易化します。
309: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/17(日) 17:43:55.49 ID:uqU/PYGoO
さっそく天龍
310: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/02/17(日) 18:56:52.46 ID:oJSszaOu0
長波「そうしたら、天龍さんに教わってみたいかな~」
天龍「あぁ?オレがいいのか?ったくしゃーねーなー」
龍田「そう言う割には嬉しそうねぇ」
天龍「ばっ!ちげぇよ!」
提督「龍田、それくらいにしてやってくれ。天龍、長波を頼むぞ」
天龍「あいよ。」
長波「お願いします。」
天龍「じゃあ明日の朝食からな。遅刻すんなよ?」
長波「わかってますって。」
・
・
・
クックドゥードゥルドゥー
長波「おはようございます。」
天龍「時間通りだな。よしやんぞぉ!」
長波「朝食は何を作るんですか?」
天龍「安価下だよ」
311: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/17(日) 19:03:09.15 ID:nIr2h621O
焼き魚定食
312: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/02/17(日) 19:26:13.58 ID:oJSszaOu0
長波「焼き魚ですか。天龍さんが調理登板のときも思いましたが、結構家庭的ですよね」
天龍「家庭的かどうかは知らねぇけどよ、定番じゃねぇか。」
長波「確かに…」
天龍「それによ、魚なら眼の前の海にいっぱいいんだろ?」
長波「節約上手っすね」
天龍「パーッとやるときはパーッと使えるように普段は質素にしとくもんだよ。」
長波「はぁ、そんなもんですか…」
天龍「ほらほら、さっさとしねぇと皆腹空かして死んじまうぞ?」
・
・
・
長波「最後に味噌汁をよそって…」
天龍「おーしいっちょ上がりだぁ、総員起こしをかけろ」
長波「え…、あ、はい…テステスマイクテス。朝食ができたので食堂に集合!」
・
・
・
提督「今朝は焼き魚か。クッキーは上手く焼けていたが、魚はどうだろうな。」
高波「普段の料理はしてないようですが…」
長波「あー、まぁお菓子と違って決まった時間とかで焼いているわけじゃないから、焼きがあまかったらゴメンな。」
提督「まぁ食べてから判断しよう」
朝食の出来は コンマ下
00:絶品
01~14:不味すぎて腹を壊す。
15~34:ちょっと不味いけど食べられなくはない
35~54:普通。可もなく不可もなし
55~74:まあまあ美味しい
75~99:めちゃうま
313: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/17(日) 19:27:15.63 ID:ruCbsma/O
ソイヤ
315: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/02/17(日) 20:11:17.83 ID:oJSszaOu0
提督「なかなかいい焼き加減じゃないか、美味いぞ。」
高波「身がホクホクして美味しいです!」
夕雲「やるわね…」
提督「出だしはまぁ好調…あとはどこまで続くか、か。」
電「司令官さんは心配性なのです。」
提督「杞憂にすぎることを願うよ。」
長波「なかなか失礼だな。」
電「まぁ、これまでの経過を見れば多少はやむを得ないのです。」
長波「…あー」
提督「ま、それはそれだ。昼も期待している。」
長波「んーじゃぁ、昼は高波が食べたいものにするか…。何が良い?」
高波「え、良いのですか?では安価下をお願いします。」
316: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/17(日) 20:14:12.22 ID:cNSuxOxco
しょうが焼き
318: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/02/17(日) 23:09:22.65 ID:oJSszaOu0
長波「生姜焼きか…」
天龍「手軽なメニューだが、気を抜くなよ?」
長波「わかってますって。」
提督「生姜焼きか、昼にはちょうどいいな」
長波「じゃあしっかりお腹をすかしといてよね。」
・
・
・
長波「それじゃあ、まずは豚バラ肉をスライスして…」
長波「すりおろした生姜につけ…」
天龍「おっと、漬けると肉が固くなるぜ。肉に小麦粉をまぶしてしょうがと調味料を合わせた出汁で焼いたほうがうまくなる。」
長波「なるほど…」
・
・
・
長波「千切りキャベツを付け合わせにして…完成だ!」
長波「みんなー!お昼だぞー!集合!」
高波「長波姉さまの生姜焼き…」
提督「旨そうな匂いだな」
電「では、頂きます!なのです」
昼食の出来はコンマ下
00:絶品
01~14:不味すぎて腹を壊す。
15~34:ちょっと不味いけど食べられなくはない
35~54:普通。可もなく不可もなし
55~74:まあまあ美味しい
75~99:めちゃうま
319: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/17(日) 23:09:42.04 ID:08LN/BMeO
ほい
322: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/02/17(日) 23:23:16.44 ID:oJSszaOu0
提督「う…」
高波「い…」
電「あ…」
夕雲「食事中にはしたないのですが、少しお手洗いに…」ぎゅるる!
食堂横トイレ
「「「おえー!「早くと入れ替わってー!」ぴょん!」」
長波「あれ…なにかおかしかったか?」
・
・
・
提督「長波…何を入れた?」
長波「いやべつに普通に作っただけだぞ?」
夕雲「なにか食材傷んでなかった?」
天龍「いや、いつもどおり保存している肉を使っただけだが…オレが作った方は問題ないし」
龍田「ほんとね~私は天龍ちゃんの生姜焼きだったから美味しかったんだけど…」
提督「…料理の才能が無いとは思いたくはないが…、うっ!また…」
・
・
・
提督「まだ昼が駄目だっただけだからな…、きっと巻き返してくれるはずだ…」
長波「あー、期待しないで…」
夕雲「長波、夕食は軽めのご飯…そうね安価下をお願いできるかしら?」
323: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/17(日) 23:26:44.42 ID:08LN/BMeO
そうめん
326: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/02/21(木) 17:45:54.44 ID:+CJLsn5e0
長波「そうめんか…」
天龍「よし、そうめんならそうそう失敗しないし、少し具を豪華にしても腹の負担は少ないだろう」
長波「そうめんの具か…錦糸卵にきゅうり、みょうが…」
天龍「よっしゃ、まあオーソドックスに錦糸卵とみょうが、きゅうりあたりにしておくぞお」
長波「はい。」
・
・
・
天龍「まずは出汁だ。昆布と鰹節をベースに…」
長波「みりんと酒を入れてアルコールを飛ばす…」
・
・
・
天龍「錦糸卵は火を通しすぎないように、濡れた布巾の上においてゆっくり熱を通す!」
長波(結構大変…)
・
・
・
長波「あとは盛り付ければ……完成!」
提督「大丈夫だろうか…」
夕雲「さ、提督、どうぞ…」
提督「うぐっ…!」
夕雲「提督、美味しい?美味しい?」
そうめんの出来はコンマ下
00:絶品
01~14:やっぱり不味すぎて腹を壊す。
15~34:ちょっと不味いけど食べられなくはない
35~54:普通。可もなく不可もなし
55~74:まあまあ美味しい
75~99:めちゃうま
327: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/21(木) 17:47:10.03 ID:0qD1CYlWO
へい
329: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/02/21(木) 18:03:53.57 ID:+CJLsn5e0
提督「ぐぅ…また、腹が…」ギュリュリュリュリュ
夕雲「やっぱり…」
提督「夕雲…あとでお仕置き…だ…」ゴロゴロゴロ
夕雲「あらあら、困りましたね」
・
・
・
提督「ぐおぉぉぉぉああああああああああああああああああああああ!!!!!!」ブリブリブリブリュリュリュリュリュリュ!!!!!!ブツチチブブブチチチチブリリイリブブブブゥゥゥゥッッッ!!!!!!!
夕雲「あらぁ…便秘解消には良さそうだけれど、私は遠慮しておくわ。」
・
・
・
提督「すまない、少し落ち着いた」ゲッソリ
夕雲「すっかりやつれちゃって…後で夕雲特製戦闘糧食ドリンク差し上げますね?」
電「夕雲さん、それくらいにするのです。」ゴゴゴゴゴ
夕雲「あらあら、夕雲は心配なだけよ?」
提督「何を言っている。…とりあえず次まずい飯を出したら1週間安価下の格好で調理な。」
330: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/21(木) 18:06:14.43 ID:sn5m1K8Yo
バニーガール
336: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/02/21(木) 18:35:28.05 ID:+CJLsn5e0
長波「え、そんな格好で料理とか馬鹿だろ提督。」
提督「しかし緊張感を持ってもらうにはこういうのが有効だと聞いている」
電「司令官さん、そういう趣味だったのですか?」
卯月「うさぎならうーちゃんがいるっぴょん!」
提督「え、いやお前ら…」チラッ
電「[ピーーー]」チャキ
ドゴーン!
提督「ひゅ~、ついうっかり電を怒らせてしまった。あぶないあぶない。」
卯月「口は災いのもとっぴょんね!」
長波「はぁ~。散らかし多分は片付けてくれよ。」
提督「すまんすまん。で、だ。夕食は安価下にしてくれ」
337: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/21(木) 18:42:12.53 ID:ckuLB6hCo
ポトフ
339: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/02/21(木) 19:12:30.10 ID:+CJLsn5e0
天龍「ポトフ?」
長波「あー噂では聞いたことあるな。なんでもフランスのおでんだとか」
天龍「西洋のおでんか…まぁ醤油は使わねぇんだろうなぁ」
長波「Richelieuさんに聞いてきます!」
・
・
・
長波「Richelieuさんにレシピを貰ってきました!」
天龍「おーやるじゃねえか。どれどれ」
340: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/02/21(木) 19:32:01.97 ID:+CJLsn5e0
天龍「…なんて書いてるんだこれ?」
長波「えっと…フランス語?」
天龍「読めるか?」
長波「全く読めません!」
天龍「なんか絵が脇に書かれているからなんとなくわかるが…」
長波「もう一度Richelieuさんに聞いてきます。」
天龍「あ、おい!ってもう行っちまいやがった。」
・
・
・
長波「Richelieuさんにレシピの解説をしてもらいました!」
天龍「お、脇にメモがこれお前が書いたのか?」
長波「ええ、Richelieuさんまだ日本語を書くのが難しいそうで」
天龍「ま、何はともあれ、これで作れるな!」
・
・
・
長波「というわけでポトフを作ってみたよ。初めてだったし、手軽にするためにソーセージを使ったのであまり美味しくないかもしれないが、食べてみて!」
提督「大丈夫だろうか…」
ポトフの出来 コンマ下
そうめんの出来はコンマ下
00:絶品
01~14:やっぱり不味すぎてバニーになる
15~34:ちょっと不味いけど食べられなくはないけど不味いのでバニー
35~54:普通。可もなく不可もなし
55~74:まあまあ美味しい
75~99:めちゃうま
341: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/21(木) 19:32:26.86 ID:mObC1vsHO
駄目なら天龍も連帯責任だ
344: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/02/21(木) 20:11:46.95 ID:+CJLsn5e0
提督「お…」
夕雲「提督、大丈夫?」
提督「旨い!」バクバク!ズズズ!!ガツガツガツ!!!
夕雲「え、美味しいの?」
提督「ほれ食ってみろ。」ヒョイポイー
夕雲「あらほんと。美味しいわ。」(提督に食べさせてもらっちゃった♪)
長波「ふぅ、これで破廉恥な格好しないですんだな…Richelieuさんに感謝だ」
提督「ん?何を言っている。これから一週間天龍に教わり、試験が旨ければ調理師、不味ければバニーだぞ。ああ、Richelieuにはお礼を言っておこう」
長波「な!そんな!横暴だ!」
夕雲「でも、バニーになるかもって思ったから美味しくできたんでしょう?」
長波「な、違う!」
夕雲「なぁんだ、長波はバニーでも良かったみたいよ提督。」
提督「マジ?」
長波「いやいやいや!違うって!あんな破廉恥な格好で料理できるわけないって!」
提督「でもやる気は上がっただろ?」
長波「まぁイヤイヤな」
提督「まぁそういうわけだから、頑張ってくれ」
長波「く、このエロ提督め!」
345: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/02/21(木) 22:04:31.68 ID:+CJLsn5e0
2200
提督「さて今日の書類も終わったし、明日で良いものも分けたし、風呂に入ってくるか…」
コンコン
提督「入れ」
夕雲「提督、お疲れ様。」
提督「夕雲か。どうしたこんな時間に。」
夕雲「うふふ、提督と作戦会議をしたくて…。そういえばお風呂はもう入ったのかしら?」
提督「風呂はまだだが、作戦とは何か有ったか?」
夕雲「とても大事な、作戦があるんだけど、先にお風呂に入ってきてください」
提督「む、そうか。では急いで入ってくるよ。」
夕雲「ゆっくり入ってきていただいていいですよ?少し準備があるので…」
提督「??まぁそう言うならばゆっくり浸かってくるよ。」
夕雲「はぁい。行ってらっしゃい。」
346: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/02/21(木) 22:11:06.58 ID:+CJLsn5e0
ガチャッ
提督「ふう、またせたな。うっかり寝てしまっ…た。」
夕雲「あら、そんなところで突っ立っていないでこちらにどうぞ。」
提督「いや…なんでそんな格好をしているんだ?」
夕雲「お嫌でしたか?」
提督「そんなことはないが…」
夕雲「長波さんにこの格好をしてほしかったんでしょう?」
提督「あ、あれはやる気を出させるためのものであってだな…」
夕雲「でも好きなんでしょう?この格好。」
提督「……………大好きです。」
夕雲「提督、さ、作戦会議…してください…」
・
・
・
チュンチュン
提督「んん、朝か…」
夕雲「ん、あら提督、おはようございます。」
提督「作庵はすっかり夕雲の作戦にやられてしまったな。」
夕雲「うふふ、今日はいつもより頑張れそうです。」
提督「それは冥利に尽きるな。…ところで、長波の試験の題は何にするかな」
夕雲「うーん、安価下とかはどうでしょう?」
347: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/21(木) 22:13:30.43 ID:EHz1hc430
青椒肉絲
348: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/02/21(木) 22:35:29.20 ID:+CJLsn5e0
提督「青椒肉絲か。確かにシンプルで成否がわかりやすい。」
・
・
・
提督「週明けの試験内容は青椒肉絲にする。」
長波「それは良いんだけど、なんか夕雲姉がずいぶん嬉しそうなんだが。」
夕雲「あら、今日はいつもよりいい夢を見れたので。」
長波「そう…」
提督「まぁそういうことだ。天龍も指導を頼むぞ。」
天龍「あぁ任せときな!」
・
・
・
天龍「そうだ!野菜はなるべく同じ幅に切りそろえるんだ!」
・
・
・
天龍「もっと手早く!火力は最大で!一気に煽れ!」
長波「くっ!!」ジャッジャッジャ
・
・
・
提督「では約束の試験だ。出来はどうか?」
長波「まぁ食べてから判断してよ」
提督「では頂こう。」
青椒肉絲の出来 コンマ下
00:絶品
01~14:やっぱり不味すぎてバニーを1週間
15~34:食べられなくはないけど不味いのでバニー3日間
35~54:普通。可もなく不可もなし
55~74:まあまあ美味しい
75~99:めちゃうま
349: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/21(木) 22:36:45.88 ID:ckuLB6hCo
どうかな
353: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/02/21(木) 23:50:16.81 ID:+CJLsn5e0
提督「お、旨い!」
夕雲「あら、本当!美味しいわ」
電「ピーマンもシャキシャキしているのに苦くないのです!」
長波「どうだ!毎日青椒肉絲の練習していたからな!」
天龍「まぁまぁだな。ま、頑張ったと思うぜ」
提督「ふたりともご苦労。」
提督「さて、長波の処遇だが」
長波の処遇 コンマ下
テストが上手く行ったのでゆるいです
01~30:補助調理員に就任
31~60:正規調理員(一般)に就任
61~98:正規調理員(特級)に就任
99、00:正規調理員(特級)に就任した上で、時々司令室で提督だけに調理する
354: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/21(木) 23:50:53.80 ID:kT00qDaF0
あ
355: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/02/22(金) 00:04:59.00 ID:mi2POGUQ0
提督「まぁ少し失敗は有ったが、なかなか旨かった。」
提督「ゆえに、長波には正規調理員(特級)を任命する」
長波「マジでっ?! いやぁー仕方ない、仕方ないなぁー! アタシはやるときはやるぜ?」
高波「長波姉さまおめでとうございます!」
長波「へへっ。有難う!…ところで提督、夕雲姉と作戦会議とは一体ナニを話していたんだ?」
提督「ん?とくにこれといったことはない。長波だとどれくらい挽回できるか相談していただけだ。」
長波「へぇ。一晩かけて話していたのがそれだけか。ふ~ん。」
提督「まぁ途中で寝落ちしていたからな。」
長波「なるほどね。まぁいいさ。じゃあ鳳翔さん、間宮さん、天龍さん、磯風さんよろしくおねがいします。」
夕雲(まぁバレても平気ですけどね)
電(許さない。許さないのです。)
夕雲「気が早いですが、次はどの娘を指名するのかしら?」
提督「そうだな、くじを引いて…安価下だ」
356: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/22(金) 00:05:44.22 ID:5tiHsUw8O
飛龍
357: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/02/22(金) 00:13:05.54 ID:mi2POGUQ0
提督「飛龍か」
飛龍「んふふふっ、よーし!第二航空戦隊、旗艦飛龍出撃します!」
提督「飛龍は何が得意料理だったっけ?」
飛龍「安価下です。」
提督「腕前は?」
飛龍「後で作ってあげるから、大事に食べてね♪」
358: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/22(金) 00:13:50.83 ID:WJ4Lr8vto
だし巻き卵
361: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/02/22(金) 19:17:03.59 ID:mi2POGUQ0
飛龍「おまたせしました!提督」
提督「おお飛龍か、どうした?」
飛龍「む~、どうした?じゃありません!さっきだし巻き卵持っていくね?って行ったじゃないですか!」
提督「すまん、ハートは見えなかったが…」
飛龍「そこは問題じゃありません!」
提督「もちろん、だし巻き卵を持ってきてくれるというのは聞いていたが、もうこんな時間だしな」
ワーヤセンヤセン!
飛龍「…厨房が空いていなかったから仕方ないじゃない!」
蒼龍「まぁまぁ、それはおいておいて冷める前に食べてあげなよ」
提督「それもそうだな」
電「頂きますなのです。」
だし巻き卵の出来 コンマ下
00:絶品。嫁にしたい。
01~29:意識が飛ぶ不味さ
30~49:食べられなくはないが、美味しくない
50~69:普通。可もなく不可もなし。
70~84:普通に美味しい
85~99:めちゃうま
362: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/22(金) 19:24:40.68 ID:uYL4fpdNO
食
363: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/02/22(金) 20:09:45.57 ID:mi2POGUQ0
提督「普通だな」
電「普通なのです。」
蒼龍「確かに普通のとくに特徴のないだし巻きね」
飛龍「普通普通って!これから美味しくなるわ!」
提督「では誰に教わりたい?」
教えるのは鳳翔・間宮・天龍・長南・磯風になります。
ちなみに鳳翔>間宮>天龍=長波>磯風の順にコンマ判定が易化します。
安価下
364: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/22(金) 20:11:13.62 ID:SnJIYLXSo
リベンジ磯風
365: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/02/22(金) 21:24:28.82 ID:mi2POGUQ0
磯風「む、私なんかで良いのですか?」
飛龍「もちろん!」
磯風「わかりました。では、僭越ながら指導をさせて頂きます。」
飛龍「そんなに畏まらないで!こちらこそ、よろしくおねがいしますね!」
磯風「では明日からよろしくおねがいします。」
飛龍「明日の朝食は何かしら?」
磯風「安価下です。」
366: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/22(金) 21:27:44.30 ID:1QnmZNRK0
シシリアンライス丼
368: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/02/22(金) 22:38:41.43 ID:mi2POGUQ0
飛龍「シシリアンライス?」
磯風「佐賀県発祥のB級グルメだそうだ」
飛龍「ふぅん。どのあたりがシシリアンなの?」
磯風「ご飯に牛肉とサラダとマヨネーズと載せて食べるものだそうだ。もともとトマトとゆで卵ときゅうりやレタスの3色から三色旗つながりでシチリアをイメージしたものらしい。」
飛龍「へぇ。面白そうね!」
磯風「元がまかない料理だから調理自体は簡単だ。明朝遅れ無いよう頼む。」
飛龍「任せといて」
369: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/02/22(金) 23:46:40.42 ID:mi2POGUQ0
飛龍「おっはよー!」
磯風「おはようございます。それでは早速作っていきましょう」
飛龍「うん、よろしくね。」
磯風「まず牛肉をにんにく、醤油、酒、はちみつ、みりん、焼肉のたれで作ったタレに漬ける。」
「10分ほど漬けたら、タレごと炒めて…」
飛龍「うん。」ジュウウウウウ
磯風「火が通ったら、ご飯にサラダを乗せて、炒めた肉を載せて、仕上げにマヨネーズをかければ完成だ。」
飛龍「本当!簡単だ~。」
磯風「よし、では朝食にしよう。」
飛龍「朝ごはんが出来たよ~!早くこないと全部食べちゃうぞ~!」
ドドドドドド
赤城「ごはん!」
提督「相変わらず、赤城は速いな。」
電「ご飯にお肉とサラダが乗っかってるのです。」
飛龍「シシリアンライスっていう佐賀県の郷土料理よ。」
提督「ほう。旨そうだな…」
飛龍「さ、早く食べて!」
シシリアンライスの出来 コンマ下
00:絶品。嫁にしたい。
01~24:意識が飛ぶ不味さ
25~39:食べられなくはないが、美味しくない
40~64:普通。可もなく不可もなし。
65~84:普通に美味しい
85~99:めちゃうま
00:絶品。嫁にしたい。
01~24:意識が飛ぶ不味さ
25~39:食べられなくはないが、美味しくない
40~64:普通。可もなく不可もなし。
65~84:普通に美味しい
85~99:めちゃうま
370: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/22(金) 23:50:45.95 ID:gn/7meIxO
あ
373: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/02/23(土) 00:02:10.47 ID:Q5Qx9tH90
提督「お、これは!」
電「美味しいのです!」
蒼龍「美味しぃ~」
赤城「とっても美味しいですね!おかわりをいただけますか?」
飛龍「あ、はい。」
提督「いや~食った食った。旨かった!」
飛龍「お粗末様です!食後のコーヒーもどうぞ」
提督「有難う。これで今日も頑張れるよ」
磯風「なかなかいい出来だな。これは昼も期待できそうだな」
飛龍「お昼は何を作るの?」
磯風「では安価下にしよう」
374: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/23(土) 00:05:31.65 ID:SDA9s2yG0
鉄火丼
375: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/02/23(土) 14:54:23.31 ID:Q5Qx9tH90
磯風「鉄火丼だ。」
提督「ふむ、良いマグロは上がっていたかな?」
バーン!!!
大潮「司令官!マグロが上がったよ!」
提督「サビキみたいにマグロがかかっているじゃないか!」
大潮「司令官!困ったときこそ、大潮を呼んでくださいね。」
提督「ああ…わかった。」
磯風「良いマグロが都合よく上がったな。」
提督「まぁSSだしな。ある程度はご都合主義よ」
飛龍「あははは…」
磯風「まぁともあれこのマグロを使って鉄火丼を作ろう。鳳翔さん、鮪包丁はたしか」
鳳翔「ええよく研いでありますよ。」
飛龍「おお~これはすごい…私にも使えるかな?」
鳳翔「慣れないと指が飛びますよ?」
飛龍「…わ、私にはまだ早いかなぁ。」
磯風「追々、習得しましょう。」
376: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/02/23(土) 17:05:32.48 ID:Q5Qx9tH90
磯風「というわけでマグロは鳳翔さんに捌いてもらった。」
飛龍「これを醤油とみりんと酒とわさびで漬けにして…」
磯風「その間に酢飯を作るぞ」
飛龍「えーとうちわうちわ…」
磯風「冷えて、乾きすぎるからうちわはいらないぞ」
飛龍「え、そうなの?」
磯風「酢が染み込むのは熱いうちだけだからな。」
飛龍「へぇ~」
磯風「では…ぐっ、重い…」
飛龍「あぁ、ご飯を寿司桶に入れるのは私がやるよ」ヒョイ
磯風「たすかる。もう少し筋力がほしいな…」
飛龍「駆逐艦なんだし、仕方ないよ。」
377: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/02/23(土) 18:18:41.43 ID:Q5Qx9tH90
飛龍「酢飯、よし!」
磯風「後は丼に盛って、漬けを乗せれば完成だ」
飛龍「みんな~、御飯の時間だよ~」
提督「うむ、旨そうだな。」
飛龍「さ、召し上がれ」
蒼龍「いただきます!」
鉄火丼の出来 コンマ下
00:絶品。嫁にしたい。
01~24:意識が飛ぶ不味さ
25~39:食べられなくはないが、美味しくない
40~64:普通。可もなく不可もなし。
65~84:普通に美味しい
85~99:めちゃうま
378: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/23(土) 18:20:07.76 ID:e6v5nZ9Zo
はい
381: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/02/23(土) 18:34:29.96 ID:Q5Qx9tH90
提督「旨いな。」
電「美味しいのです」
蒼龍「まぁネタが新鮮だったしね」
磯風「新鮮すぎて熟成が出来ていないからこんなものだな」
飛龍「我ながら美味しく出来たと思ったけど、もっと美味しくなるの?」
磯風「そうだ。上手く熟成させるとずっと美味しくなる。」
飛龍「て・い・と・く?」
提督「どうしたそんな猫なで声をだして。」
飛龍「私、もっと美味しい料理を作りたいので、回らないお寿司に連れて行ってください。もちろん、二人で。」
蒼龍「なっ!飛龍抜け駆け禁止!」
提督「この1週間旨いメシを作れたら考えておこう。」
飛龍「言ったわね?そうと決まれば早速夕食を考えないと。」
蒼龍「じゃあ安価下とかどうかしら?」
382: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/23(土) 18:56:57.84 ID:e6v5nZ9Zo
ふろふき大根
383: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/02/24(日) 00:02:59.24 ID:QphwlOq/0
飛龍「ふろふき大根?また渋いチョイスね。」
蒼龍「そうかな?お味噌との相性が抜群じゃない。」
飛龍「まぁそうだけど…」
提督「ふろふき大根か。酒に合うな。よし頼む。」
飛龍「え、あ、はい。」
磯風「では早速鎮守府農場へ大根の収穫に行きましょう。」
飛龍「え、農場なんてあるの?」
鳳翔「ええ、鎮守府で使用する野菜の一部は私達が作ってます。」
飛龍「ええー!そんなに広い農場があるの?」
提督「たしか十町歩ほどだったか。」
飛龍「それでも足りないことがあるのね」
鳳翔「200人以上居ますし、戦艦や空母の皆さんはたくさん食べられるのと、それほどたくさんの種類を作れないので足りない分は購入しています。」
飛龍「あ、ははは…なるほど」
磯風「では収穫に行きましょう。ランボルギーニを用意している。」
飛龍「え、ランボルギーニ?ってトラクターじゃん!」
磯風「ん?だからランボルギーニと言ったじゃないか。」
提督「ランボルギーニのトラクターは国産のものより馬力が出るからな、整備は明石にまかせている。」
明石「今度、提督も整備して差し上げますよ?」
提督「まぁまた今度な」
明石「はぁ、いつもそればっかり…もういいです」
磯風「痴話喧嘩も程々にしてくれ。私達は収穫に行ってくる。」
384: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/02/24(日) 12:43:08.07 ID:QphwlOq/0
飛龍「わぁー!いつもは海の上だけど、こうやってトラクターに乗るのも楽しい!」
磯風「ふふ、適正は高そうだな」
鳳翔「肉体労働は艦娘なので大丈夫ですし」
間宮「虫に慣れれば問題ないですね」
飛龍「おおー!どんどん大根が掘れる!」
磯風「大根葉で炊き込みご飯と味噌汁を作るか」
鳳翔「余ったら沢庵と切り干し大根にしておきましょう。」
飛龍「ふぅ~収穫終わりました!」
鳳翔「お疲れ様です。お茶にしましょうか。」
間宮「お茶菓子もありますよ。」
飛龍「わぁ、間宮さんの最中だ~。いただきま~す!」キラキラ
天龍「お、やってるな。お茶にしているってことは今日の作業は終わったのか?」
磯風「ちょうど終わったところだ。」
天龍「すまねぇな。チビ達の稽古につきあわされてさ」
鳳翔「相変わらず、人気ですね。」
天龍「まあな。っと差し入れだ。」
間宮「あらぁ、マカロンじゃないですか。」
天龍「なんか雑誌見てたら旨そうで作っちまった。一緒にくおうぜ。」
飛龍「最中も美味しいけどこのマカロンもとっても美味しい!」
磯風「お茶が終わったら調理だぞ」
飛龍「は~い」
385: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/02/24(日) 15:26:02.90 ID:QphwlOq/0
磯風「それでは調理に入ろう。まずは大根の皮むきから・」
飛龍「よっと」ショリショリショリ
磯風「少し皮を厚めに剥いたほうが口当たりが良くなる」
飛龍「ふむふむ」
・
・
・
磯風「皮が向けたら面取りと隠し包丁を…」
飛龍「ん」
・
・
・
飛龍「ふぅ、ようやく包丁作業が終わった…」
磯風「さてこれから炊いていこう。糠でアク抜きするレシピもあるが、数が多いのでな今日は直接炊いていく。」
飛龍「ほほぅ。」
磯風「あまり強火にするとアクが出るのでやや弱火にするのがポイントだ。」
飛龍「なるほどねぇ。磯風ちゃんはいいお嫁さんになれそうね~。」
磯風「何を…この仕事で出会いがないではないか」
飛龍「あら、提督がいるじゃない。」
磯風「む、提督は電さんがお気に入りだと思っていたが…」
飛龍「最古参だから一番長く秘書艦もしているようだけど、まだプラトニックらしいよ?」
磯風「そ、そうなのか…」
飛龍「お、結構満更でもない様子~」イヒヒ
磯風「く、う、うるさい!飛龍さんこそどうなんだ?」
飛龍「私~?ん~、時々誘っているんだけど、ツレナイのよねぇ」ハァ
飛龍「どうすれば振り向いてくれるのかしら…」フゥ
386: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/02/24(日) 15:38:08.93 ID:QphwlOq/0
キャッキャ
蒼龍「なんだか楽しそうに調理してるじゃない。夕食が楽しみね」
赤城「ふろふき大根ですか…お腹にたまりませんね…」
龍驤「何やったら時分で魚とってきたらええやん。」
赤城「それもそうですね」
加賀「赤城さん、それでは参りましょうか」
赤城「一航戦!出撃します!」
龍驤「いってらー」
・
・
・
飛龍「最後に練り味噌、肉味噌それぞれかけて…完成!」
磯風「余った時間で大根皮のきんぴらを作っておいた。」
飛龍「お~さすが!」
飛龍「おーいみんなー、夕食の時間だよ~」
提督「ふろふき大根も久しぶりだな。味の濃いものが多いから、たまにこういう素朴な食事はありがたい。」
蒼龍「お味噌も美味しそうじゃない。」
電「きんぴらもあるのです」
飛龍「さ、冷める前に召し上がれ」
ふろふき大根の出来 コンマ下
00:絶品。嫁にしたくなる
01~24:意識が飛ぶ不味さ
25~39:食べられなくはないが、美味しくない
40~64:普通。可もなく不可もなし。
65~84:普通に美味しい
85~99:めちゃうま
387: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/24(日) 15:44:25.34 ID:1A1NKhgLo
ほい
389: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/02/24(日) 16:06:45.03 ID:QphwlOq/0
提督「んーあまり美味しくないな」
蒼龍「まぁ微妙ね」
電「すこしえぐ味が残っているのです」
提督「まぁ食えないわけではないのだが…」
蒼龍「絶妙な味付けね」
飛龍「何が悪かったのかしら…うーん」
磯風「邪念が入りすぎたのだろう」
提督「邪念?」
飛龍「な、なんでもないです!次は美味しく作るんだから!」
提督「お、おう」
飛龍「提督!明日の朝は何が食べたいですか!」
提督「え、あ、安価下でお願いします」
390: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/24(日) 16:32:11.22 ID:Iw3d2qBbO
コーンポタージュ
391: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/02/24(日) 21:25:19.94 ID:QphwlOq/0
提督「旨いコーンポタージュが食べたい」
飛龍「コーンポタージュ?そんなのでいいの?」
提督「あれは結構手間だぞちゃんとできるようになってから大口を叩くんだな」
飛龍「ムキー!いいわ!第二航空戦隊旗艦の力!見せてあげる!」
提督「はっはっは!期待している。」
・
・
・
飛龍「とまぁ大口を叩いたのはいいんだけど、コーンポタージュってどう作るの?」
磯風「まぁそんなに難しくはない。玉ねぎを軽く炒めて、粒のとうもろこしを加え、色合いが良くなったら水を加えて茹でる。柔らかくなったらミキサーで撹拌し、なめらかにしたければ裏ごしをする。裏ごしをしたものを牛乳と生クリーム、塩コショウで味を整えたら完成だ。」
飛龍「ふぅん、そんなに大変そうじゃないね。」
磯風「では明朝よろしく頼む」
飛龍「おやすみ~」
392: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/02/24(日) 21:52:19.51 ID:QphwlOq/0
飛龍「おっはよう!」
磯風「おはようございます」
飛龍「じゃあ、作りましょうか」
磯風「どうぞ」
・
・
・
飛龍「裏ごし…めんどくさいね…」
磯風「これをすることで舌触りがなめらかなポタージュになる。もちろんしないものもあるのだが…」
・
・
・
飛龍「よっし、あとはパンを添えて…完成!」
飛龍「皆ー!ごはんよー!」
提督「コーンポタージュに、クルトンもあるな」
電「はわぁ~。いい匂いなのです。」
蒼龍「見た目は美味しそう。匂いも美味しそう。味はどうかな?」
コーンポタージュの出来 コンマ下
00:絶品。嫁にしたくなる
01~24:意識が飛ぶ不味さ
25~39:食べられなくはないが、美味しくない
40~64:普通。可もなく不可もなし。
65~84:普通に美味しい
85~99:めちゃうま
393: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/24(日) 21:55:02.95 ID:1HDTeiCDO
あ
395: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/02/24(日) 22:09:42.96 ID:QphwlOq/0
提督「おお!旨い!」
電「美味しいのです!」
蒼龍「舌触りもなめらかで最高!」
提督「言うだけのことは有ったな!」
飛龍「どぉよ!本気を出せばこんなものよ!」
提督「また、作ってくれな。」
飛龍「んふふ、いつでも良いわよ♪」
磯風「ふむ、かなり旨いな。私も負けるかもしれん」
飛龍「何言ってるのよ~。磯風ちゃんのおかげじゃない」
磯風「私は手順を説明しただけだ。」
飛龍「てれちゃって~。かわいいなぁ。」
磯風「ぐ、苦しい」
飛龍「あ、ごめんごめん」
提督「うらや…ごほん、まぁ良い朝食だったな。昼も期待しているよ。」
飛龍「任せといて!」
・
・
・
飛龍「さてお昼は何作ろうかしら…」
磯風「なにか作ってみたいものとかはないのか?」
飛龍「んー、そうだ!安価下を作ってみたい!」
396: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/24(日) 22:10:51.75 ID:41ytazli0
スパゲッティ・アラビアータ
397: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/02/24(日) 22:20:14.45 ID:QphwlOq/0
磯風「スパゲティ・アラビアータか。トマトソースに唐辛子の辛味が美味しい逸品だな。」
飛龍「磯風ちゃんはスパゲティはつくるの?」
磯風「作らないこともないが、たまにだな。」
飛龍「ふぅん。」
磯風「間宮さんが時々賄いで作ってくれるので食べる機会はそれなりにあるのだが」
飛龍「いいなぁ間宮さんのスパゲティたべた~い」
磯風「あとで頼んでみよう」
飛龍「やったぁ!」
磯風「さて、まぁトマトソースを作らねばならないが、あいにくソース用のトマトはないのでホール缶を使おう」
飛龍「それでこの備蓄倉庫に来たのね。それにしてもずいぶんと厳重ね」
磯風「以前、とある艦娘に荒らされたことがあるそうだ」ピピピ…ポーン
ガガガ・・・
398: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/02/24(日) 22:36:07.22 ID:QphwlOq/0
フォークリフト ドッドッド
飛龍「めちゃくちゃ広いわね…」
磯風「他に肉、魚、穀物用の備蓄倉庫が複数用意されている。今後も艦娘が増えることが予想されるので、時々新しい倉庫を建ててもらっている」
飛龍「はぁ…戦争するのって大変なのね…」
磯風「武器弾薬だけで戦うわけではないからな。」
磯風「さ、そこのコンテナを1つ持っていくぞ」
飛龍「了解っと」
ドッドッド…
磯風「侵入者…なしっと。閉鎖。」
ゴゴゴゴ…ガーン!
磯風「お疲れ様。少し時間の余裕があるからお茶にしよう。」
飛龍「今日は何々?」
磯風「今日はエクレアだ」
飛龍「おぉ~!美味しい!」
磯風「まだ練習段階だがな…」
飛龍「ん~美味しいよぉ。磯風ちゃんをお嫁にしたい!」
磯風「ふっ」
399: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/02/24(日) 23:34:50.40 ID:QphwlOq/0
飛龍「照れてる磯風ちゃんも見れたし、準備しよっか」
磯風「て、照れてなど居ない!む、まぁそろそろ支度しなければな…」
飛龍「お嫁さんじゃなくても妹にはなってほしいなぁ」
磯風「ふふっ。考えておきますね」
飛龍「じゃあまずトマトソースからだね」
磯風「まずオリーブオイルを少し多めに鍋にいれ、にんにくを弱火で炒める」
飛龍「ふむふむ…」
磯風「にんにくから香りが出てきたら鷹の爪をいれて…」
・
・
・
飛龍「茹でたスパゲティにからめて…完成!」
提督「トマトのいい香りだな…アラビアータか」
飛龍「ええ。少し鷹の爪を少なめにして辛さ控えめです。」
電「助かります。なのです。」
スパゲティアラビアータの出来 コンマ下
00:絶品。秘書艦交代
01~24:意識が飛ぶ不味さ
25~39:食べられなくはないが、美味しくない
40~64:普通。可もなく不可もなし。
65~84:普通に美味しい
85~99:めちゃうま
400: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/24(日) 23:36:10.81 ID:sitiUx7co
あい
402: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/02/25(月) 00:03:48.16 ID:O4ODOc010
提督「結構旨いな。」
電「少し辛いけど美味しいのです!」
蒼龍「なかなかやるじゃない」
Pola「スパゲティアラビアータ美味しいれふ~、からだが暖かくなってきました~。あ~服が邪魔ぁ~。」
Zara「あぁこら!提督が居るんだから脱いじゃ駄目!」
飛龍「提督、何見ているんですか?」
電「司令官さんの目の毒なのです。」シャッシャッシャ!
ドーン!
Pola「痛い~…」チーン
Zara「ごめんなさいね。お騒がせしました。」ズルズル
提督「……ま、まぁなんというか嵐のようなものだったな。うん。」
提督「ま、とりあえず、飛龍は大体安定した食事が出せるようだな。このまま修練を積んで貰おう。週明けに試験だ。」
飛龍「任せといて!」
406: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/02/25(月) 18:31:11.28 ID:O4ODOc010
提督「さて、試験日だが飛龍、練度はどうか?」
飛龍「バッチリよ!」
提督「それは頼もしいな。」
飛龍「で、一体何を作れば良いのかしら?」
電「お題を出しますね。」
作るもの 安価下
407: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/25(月) 18:33:29.15 ID:SUus2G/Uo
パテドカンパーニュ
408: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/02/25(月) 19:32:38.81 ID:O4ODOc010
飛龍「ぱてどかんぱーにゅ?」
提督「ぱてどかんぱーにゅ?」
飛龍「え、知らないで出したの?」
提督「まぁ色んな料理をランダムに選ぶソフトだから…」
飛龍「しょうがないか…磯風ちゃんわかる?」
磯風「本でちらっと見た程度だ。豚肉と鶏レバーをミンチにして作るフランス料理だ」
飛龍「レシピは持ってる?」
磯風「残念ながら持っていない。」
飛龍「うーん、そっかじゃあCommandant Testeさんに聞いてくるわね」
・
・
・
飛龍「おまたせ!ちょうどRichelieuさんもいたからコツとかも教えてもらってきたわ。もちろん日本語にしているわ。」
磯風「流石だな」
飛龍「なんでも本格的に作るとなると一晩寝かせないといけないようね」
磯風「まぁお題を出したのは提督だからな、今晩はカップラーメンでも食っていてもらおう。」
409: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/02/25(月) 21:19:22.96 ID:O4ODOc010
提督「今日は夕食カップ麺か…。」
夕雲「なんでも作るのに一晩寝かせたりする必要があるそうですよ?」
提督「なるほど。ところでなんで夕雲が居るんだ?」
夕雲「あらおつまみと飲み物をお餅したのだけれど、お邪魔だったかしら?」
提督「そんなことはないが」
夕雲「電さんは長時間遠征に出ていて寂しいかと思ったので…」
提督「そんなこともない」
夕雲「それと作者がこれを書いていて私の魅力に気がついてしまったようよ?」
提督「そうなのか…そうだな…」
410: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/02/25(月) 21:21:59.31 ID:O4ODOc010
バーン!
電「司令官さん!どいて!そいつ殺れない!」
提督「い、電?遠征に出ていたのでは?」
電「嫌な予感がしたので急いで帰ってきたのです!」
夕雲「あらあら良いところだったのに、とんだおじゃま虫が出てきたわね」
電「むぅ、泥棒猫の分際で許せないのです!」
夕雲「あらあら、提督と電さんってそういうご関係だったの?」
提督「いや、違うぞ」
電「司令官さんは黙っているのです!」チャキ
提督「あ、はい、すみません。」
夕雲「あら、提督が怖がっていますよ?乱暴はいけません。」ギュ
提督(いい匂い…)
411: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/02/25(月) 21:40:04.75 ID:O4ODOc010
電「司令官さん!くぅ!ちょっとむ、胸が大きいからって!」
夕雲「あら、胸だけではないですよ?性能も駆逐艦としては最高ですよ?
」
電「く、夕雲さんが最終型の艦隊型だからといって負けるわけにはいかないのです!」
夕雲「ふぅん、それじゃあ飛龍さんの試験が終わったら次は私と電さんとどちらが美味しい料理を作れるかで勝負しましょうか?」
電「司令官さん!それでいいですか!?っていないのです…」
夕雲「あらどこに逃げたのかしら?」
412: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/02/25(月) 21:54:40.15 ID:O4ODOc010
提督「ふぅ、やれやれ、二人が冷えるまでここでゆっくり飲ませてもらうか…」
??「提督、元気ないじゃない。どうかしたの?」
提督「この声は、村雨か」
村雨「ずいぶん疲れた顔をしてるじゃない。」
提督「いや、電と夕雲が喧嘩をはじめてな…」
村雨「ふぅん。珍しいことがあるのね。…隣良いかしら?」
提督「どうぞ。何を持っているんだ?」
村雨「間宮さんにカルパッチョを作ってもらったから、提督と二人で飲もうかとワインを持ってきたのよ」
提督「ありがたい。カップ麺だけでは足りなかったのでな。」
村雨「初期艦の電さんと中がいいのは仕方ないけど、村雨のことももう少しかまってほしいな…」
提督「すまないな」
413: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/02/25(月) 23:00:07.52 ID:O4ODOc010
村雨「ふふっ、許してあげます。」
提督「村雨は優しいな。」
村雨「ただ、今晩は構ってほしいな…なんて」
提督「ふ、少し村雨の元気を分けてもらおうかな」
村雨「ふふ、村雨のちょっと、かなりいい人生相談受けてみる?」
提督「たまには相談してみようかな?」
村雨「はい、どーぞ」
・
・
・
ソウインオコーシ!
村雨「提督、おはようございます。」
提督「おはよう」
村雨「どうでした?村雨の、人生相談。」
提督「おかげで元気になったよ」
村雨「…え、そ、そう?うふふっ…よかった。また元気ないときは元気分けてあげるから、呼んでね」
提督「さ、そろそろ食堂に行かないと起こしに来るものが来るやもしれん。」
414: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/02/25(月) 23:33:43.82 ID:O4ODOc010
コンコン!
電「司令官さん!おはよう…なの…で…す」
提督「あ、ああ、おはよう…」
村雨「電さん!おはようございます。」
電「村雨さん…また!くぅ…提督のバカー!おっぱい星人!うわぁーん」ダッ
村雨「提督、まだ電さんとは…」
提督「いや長く一緒に居るけど、まぁそういう対象には見れんなぁ」
村雨「はぁ、電さんも難儀ねぇ…」
415: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/02/26(火) 20:10:52.74 ID:Ugek6VVz0
遡ること12時間
飛龍「さて、レシピによると豚肉を5cm角のブロックに切って、香味野菜と一緒に塩、胡椒、唐辛子に赤ワインにつけて…二時間ほど冷蔵庫で寝かせて…」
磯風「その間に脂身に塩をして…、炒めた玉ねぎとにんにくと一緒にミンチにするのか」
・
・
・
飛龍「寝かせた肉をやや粗めのミンチに…」ウィーン・・・
磯風「ミンチをよく混ぜたらテリーヌ型に網脂を敷いてその上にパテを流し込んでいく」
飛龍「空気抜きをしたら網脂で蓋して、ローリエ、タイムを乗せ、160℃のオーブンで湯煎焼き」
磯風「焼けたら粗熱を取って、一晩冷蔵庫で寝かせて完成だ」
飛龍「時間が掛かる料理だねー」
磯風「うむ、これほどとは思わなかったな」
飛龍「まぁ明日が楽しみね!おやすみ」
磯風「ああ、おつかれさま。」
416: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/02/26(火) 20:18:02.01 ID:Ugek6VVz0
飛龍「おはよう!」
磯風「おはよう。」
飛龍「さて、じゃあ冷蔵庫からパテを取り出して、盛り付けて…完成!」
磯風「さて、では総員起シをかけよう」ピッ!
ピンポンパンポーン!(人工音声)ソウインオコーシ!朝だよー!御飯の時間だよ~!
・
・
・
飛龍「今日は提督遅かったね」
提督「はは、まぁちょっとな」
磯風「怒り心頭な電と満面の笑みの村雨…はぁ‥」
飛龍「何々?どうしたの?」
磯風「いや、なんでもない。」
飛龍「ま、なんでも良いけど早く食べて!ねぇねぇ!」
提督「わ、わかった。」
パテ・ド・カンパーニュの出来 コンマ下
00:絶品。
01~24:意識が飛ぶ不味さ
25~39:食べられなくはないが、美味しくない
40~64:普通。可もなく不可もなし。
65~84:普通に美味しい
85~99:めちゃうま
417: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/26(火) 20:18:29.61 ID:G10F/Ni2O
あ
418: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/02/26(火) 20:26:07.73 ID:Ugek6VVz0
提督「ふむふむ…こんなものか…」
Richelieu「んーまだまだね」
Commandant Teste「初見でここまでできるのもまぁまぁですよ?」
磯風「点数でいうと何点くらいの出来なのか?」
Richelieu「そうね…61点といったところかしら」
Commandant Teste「それくらいかしら…」
提督「まだまだ改良の余地はありと言ったところか」
飛龍「んー残念…、提督の胃袋を撃墜できたと思ったのになぁ」
提督「何はともあれ1週間お疲れ様。さて、判定だが」
飛龍の処遇 コンマ下
01~20:下働き
21~60:補助調理員に就任
61~90:正規調理員(一般)に就任
91~98:正規調理員(特級)に就任
99、00:提督専属調理員になる
419: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/26(火) 20:28:10.08 ID:HU/SRllAO
えい
420: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/02/26(火) 20:32:20.72 ID:Ugek6VVz0
提督「まぁまだまだ学ぶべきことが多そうだから、まずはもっと下積みをしてほしい」
飛龍「んー、まぁ仕方ないかぁ。」
提督「ずいぶん物分りが良いな?」
飛龍「そのかわり~、またいつか挑戦させてよ!ね?」
提督「はは、良いだろう。都合のいいときにいつでも行って来るが良い」
飛龍「美味しく出来たら、お願いを聞いてね?」
提督「願い事?まぁ私にできる範囲でいいなら構わんぞ」
飛龍「よぉーし!言質取った!頑張るぞい!」
421: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/02/26(火) 20:40:28.55 ID:Ugek6VVz0
提督「ではまた次のメンバーを選ぶか」
電「ちょっと待つのです!」
提督「どうした、電?」
電「そろそろ電の本気をお見せしようかと思っているのです」
夕雲「あら、あまり余裕が無いのははしたないですよ?」
電「夕雲さん…それくらいにするのです。これから3人の順番を決めて誰が一番美味しいかで秘書艦を決めるのです!」
提督「3人?」
夕雲「私と電さんと後は誰かしら?」
電「村雨さんなのです!」
村雨「え?私?」
電「昨晩も抜け駆けしやがって!なのです!」
422: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/02/26(火) 20:48:10.03 ID:Ugek6VVz0
夕雲「あら村雨さんも提督と?」フーン
村雨「そういう夕雲さんも?」ヘェ
電・夕雲・村雨「「「さ、誰が最初か決めてもらいましょうか!」」なのです!」
提督「あ、ああ…それじゃあくじ引きでな…」
最初は誰にするかコンマ下
00~33:電の本気を見るのです!
34~67:村雨の、ちょっとがんばったご飯、食べてみる?うふふっ。
68~99:主力オブ主力の夕雲の実力、見せてあげるわね。
423: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/26(火) 20:49:08.19 ID:AFsHWeaWo
なのです
424: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/02/26(火) 21:04:30.34 ID:Ugek6VVz0
提督「あたりは電か」
電「電の本気を見るのです!」
夕雲「まぁ、順番に関係なく私が一番ですけどね」
村雨「そうですかー、…この村雨を放置ですかー」
提督「なにげに電の料理は食べたことがないが…得意料理は?」
電「チョコを差し上げているのです!」
提督「あーたしかに…めっちゃ甘いんだよなぁ…」
電「甘いチョコは苦手ですか?」
提督「できればもう少し苦味もほしい」
電「わかったのです。次からは少し苦い大人なチョコにするのです!ちなみに今の電の得意料理は安価下なのです」
425: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/26(火) 21:05:39.39 ID:d7LveJCsO
寿司
427: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/02/26(火) 21:53:28.37 ID:Ugek6VVz0
電「お寿司ならまかせるのです!」
提督「え、あれはかなり職人技だぞ…」
電「ふん、なら作ってくるので待っているのです!」
提督「え、お、おい…」
・
・
・
響「電、無理をしていないかい?」
電「無理なんかしていないのですよ」
響「そう、ならいいけど、お寿司なんか作れたっけ?」
電「…なんとかなるのです。マグロとホタテと、タコ、イカ、タイ、ヒラメ…締めは玉…なのです。」
響「まぁ本気みたいだし私は応援だけにしておくよ」
電「気持ちだけ、ありがたく頂戴するのです。」
・
・
・
電「おまたせ、なのです」
提督「ほぅ、見た目は普通だな」
夕雲「お味は…どうかしら?」
村雨「いただきま~す」
寿司の出来 コンマ下
00:絶品。嫁にする
01~29:あまりの不味さに絶望する
30~49:食べられなくはないが、美味しくない
50~69:普通。可もなく不可もなし。
70~84:普通に美味しい
85~99:めちゃうま
428: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/26(火) 21:54:04.82 ID:d7LveJCsO
ふん
429: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/02/26(火) 22:03:21.30 ID:Ugek6VVz0
提督「お、旨いな」
夕雲「美味しいですね…流石に言うだけのことはありますね」
村雨「侮れないなぁ…」
電「これくらい朝飯前なのです。艦娘になる前は寿司屋の看板娘だったのです。」
提督「へぇ、なんとなく調理法は知っていたというわけか」
夕雲(これは負けられないわね…)
村雨(こっそり練習しておかないと…)
電(ふふん思い知ったか!なのです)ドヤァ
提督「で、電は誰に教えてもらいたい?」
教えるのは鳳翔・間宮・天龍・長南・磯風になります。
鳳翔>間宮>天龍=長波>磯風の順にコンマ判定が易化します。
安価下
430: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/26(火) 22:05:43.17 ID:AFsHWeaWo
ほっしょさん
431: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/02/26(火) 22:16:34.60 ID:Ugek6VVz0
電「負けられないのです!鳳翔さんに教えていただきたいのです!」
提督「ということだが、頼めるか?」
鳳翔「私でよければ…がんばりますね」
電「お願いしますのです!」
鳳翔「では明日から、頑張りましょう。何か作りたいものはありますか?」
電「では安価下に挑戦してみたいのです。」
432: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/26(火) 22:19:39.53 ID:Q9gzI7EM0
牛カツ
436: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/02/27(水) 19:56:10.48 ID:QQ+myeSd0
鳳翔「…牛カツ…ですか?」
電「なのです!」
鳳翔「若いって羨ましいわね…」
電「?」
鳳翔「ああ、いえ何でもありません。では今日中に仕込みをしておきましょう。」
電「なのです!」
鳳翔「ではいつもの肉問屋にヒレ肉を買いに行きましょう」
電「ジューシーなサーロインでなくて良いのですか?」
鳳翔「…若い方はその方が良いと思いますが、提督はそろそろあっさりしたヒレ肉の方がお好みではないかと。」
電「なるほどなのです。」
・
・
・
鳳翔「さて、ヒレ肉とサーロインをそれぞれ切っていきましょうか」
電「えい、えい!」
鳳翔「ゆ、指を切らないように気をつけてくださいね」ハラハラ
電「大丈夫なのです。」
鳳翔「………全部用意ができましたので明石さん特製タイマー保冷庫に入れておきましょう。」
電「冷蔵庫じゃ駄目なのですか?」
鳳翔「冷蔵庫だと肉の温度が不均一になってしまい、味が落ちてしまいます。このタイマー保冷庫ですと調理するまでに内部まで適温にしてくれるのです」
電「なるほどなのです。」
鳳翔「それでは、おやすみなさい。」
電「おやすみなのです!」
437: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/02/27(水) 20:20:18.72 ID:QQ+myeSd0
電「おはようございます!」
鳳翔「おはようございます。」
電「では早速、仕上げに行きたいのです!」
鳳翔「ふふっ。では塩コショウして、薄力粉、卵、パン粉の順に漬けて」
電「180℃の脂でじゅわぁ!」ジュワー!
鳳翔「1分30秒上げたらひっくり返して更に1分揚げます。」
電「あつつ…」
鳳翔「油ハネには気をつけてくださいね」
鳳翔「上がったら5分ほどバットの上で休ませれば完成です。」
電「なのです!」
438: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/02/27(水) 20:26:48.35 ID:QQ+myeSd0
提督「おはよう。今朝はなんだ?」
電「朝から頑張れるよう、牛カツにしたのです!」
提督「なん…だと…」
夕雲「はぁ朝から揚げ物は提督が胃もたれしそうね」
電「提督にはヒレ肉の牛カツなのです」
鳳翔「あっさり食べられるよう、梅肉も用意してあります。」
村雨「さすがは鳳翔さんね…」
牛かつの出来 コンマ下
00:絶品。嫁にする
01~29:あまりの不味さに絶望する
30~49:食べられなくはないが、美味しくない
50~69:普通。可もなく不可もなし。
70~84:普通に美味しい
85~99:めちゃうま
439: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/27(水) 20:27:03.97 ID:QvJIt/t7O
ほ
440: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/02/27(水) 20:53:31.88 ID:QQ+myeSd0
提督「え、うっま!旨!旨いとしか言えない!」
村雨「美味しい…」
夕雲「とっても美味しいわね…」
村雨(さすがね…)
夕雲(これは侮れないですね…)
提督「さすがは秘書艦だけあるな!私の好みを把握しているようだ!」
電「やったのです!鳳翔さんのおかげなのです。」
鳳翔「うふふ、良かったですね」
提督「ふぅ、旨かった。これは昼も期待だな!」ガハハ
電「任せるのです!」
441: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/02/27(水) 22:24:48.37 ID:QQ+myeSd0
電「司令官さん!もっと電の本気を見せるので、何か食べたいものを言ってほしいのです!」
提督「食べたいものなぁ…うーん…」
提督「朝が重かったから昼は腹に優しい物がいいかなぁ」
電「困ったのです…」
提督「ああそうだ安価下が食べてみたいんだができるか?」
442: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/27(水) 22:28:53.33 ID:PY9kfl7A0
わさび巻き
443: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/02/27(水) 22:58:42.31 ID:QQ+myeSd0
電「わさび…巻き?」
提督「ああ、別名涙巻きなどと言われるワサビのみを使った細巻きだ。」
電「罰ゲームとかで使うものではないのですか?」
提督「あれは癖になるぞ」
村雨「またそういう刺激物ばっかり、…駄目だって言ったじゃないですか」
提督「特に酒を飲んだ後とかは格別だな。」
夕雲「私達では刺激が足りなかったのかしら…」
・
・
・
電「というわけなのです」
鳳翔「ワサビ巻きですか、まぁ提督はお酒を嗜まれますからね」
電「どんなお寿司なのですか?」
鳳翔「文字通り、ワサビだけをネタにした細巻きですよ」
電「電は食べたことがないのです。」
鳳翔「…んー食べてみる?」
電「怖いですが…食べてみたいのです」
・
・
・
鳳翔「おまたせしました、はい、ワサビ巻きです。右がおろしたワサビ、真ん中が茎ワサビ、左が葉わさびを使っています。」
電「近くに来ただけで目に染みるのです。」
鳳翔「無理に食べなくても良いんですよ?」
電「電の本気を見るのです!」パクッ!
電「んん~~~~~~~~~~~~~!!」バタバタ
444: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/02/27(水) 23:11:11.03 ID:QQ+myeSd0
電「か、辛いのでしゅ!」
鳳翔「だ、大丈夫ですか?」
電「お、お水がほしいでし」
鳳翔「はい、お白湯ですよ。」
電「ありぎゃじょうぎょじゃいびゃじゅ。」ズビビ
鳳翔「まあ、ワサビ巻き自体は簡単ですので、時間に余裕もあることですし、お茶にしましょうか。」
間宮「うふふ、今日はあんこ玉です」
磯風「少し渋めに玉露も用意している。」
天龍「さすがだなぁ。俺も抹茶ビスケットを焼いてきたぜ」
電「はわぁ~美味しいのです!最高なのです!」
445: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/02/27(水) 23:22:53.84 ID:QQ+myeSd0
電「はっ!すっかり夢見心地だったのです。」
鳳翔「まぁお昼の準備をしましょうか。」
電「はい。ご飯はもうすぐ炊けるのです。」
鳳翔「ではすし酢の準備を…」
・
・
・
鳳翔「酢が混ざったら、海苔の上に酢飯を載せて真ん中にワサビを…」
電「作っているだけでも鼻が痛いのです…」
・
・
・
電「出来たのです!」
鳳翔「では、ちょうどお昼になりましたし集合をかけましょうか」
オヒルヤースミハウキウキウォッチン
提督「昼飯だな。電は山葵大丈夫だったか?」
電「あとでお仕置きなのです」
提督「ま、まあ食べるか…」
ワサビ巻きの出来 コンマ下
00:絶品。嫁にする
01~29:あまりの不味さに絶望する
30~49:食べられなくはないが、美味しくない
50~69:普通。可もなく不可もなし。
70~84:普通に美味しい
85~99:めちゃうま
446: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/27(水) 23:24:09.66 ID:5dx2bI6+O
山葵農園
447: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/02/27(水) 23:41:23.23 ID:QQ+myeSd0
提督「くぅ~効くぅ!」
電「司令官さんはドMなのです」
提督「はっはっは。この辛味が理解できんとはまだまだ修行が足りんな。」
電「ムカつくのです」
村雨「でもまぁ特別美味しいってほどでもないわね」
夕雲「そうね、チェーンの飲み屋のワサビ巻きくらいの出来ね」
電「くっ」
提督「まぁ寿司としては及第点だが普通だな」
電「たまたま上手くいかなかっただけなのです!夕食で巻き返すのです!」
提督「では安価下を作れるか?」
448: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/27(水) 23:41:55.77 ID:zxHLB0BfO
二郎系ラーメン(ニンニクマシマシアブラヤサイカラメ)
449: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/02/27(水) 23:53:52.68 ID:QQ+myeSd0
夕雲「二郎系ラーメン(ニンニクマシマシアブラヤサイカラメ)?なにかの呪文かしら?」
村雨「とにかく大盛りで脂っこいラーメンのことよ」
電「またそんなものを食べると太るのです!」
提督「ぐっいや、だってたまにジャンクフードって食べたくなるじゃないか。」
電「それにニンニクマシマシアブラヤサイカラメなんて次の日が臭いのです!」
提督「なんだとー!まぁ確かに臭くなるな…、それは置いといて、作れるのか作れないのか?」
電「作りたくないのですが作らないといったら負けてしまうので、作ってやるのです。」
451: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/02/28(木) 19:29:47.07 ID:onsY9CqR0
電「えーっと出汁は豚骨なのです」
鳳翔「最近はラーメン屋が増えたので、たまにないこともあるので食肉倉庫に行きましょう」
ガラガラガーン!
電「すごい量の骨なのです。軽くグロなのです。」
鳳翔「二郎系といえば大腿骨と椎体ですので、このあたりですね。」ドン!
電「はわわ…」
鳳翔「まずさっと洗って、鍋で茹でます。」
電「下茹でが終わったのです」
鳳翔「下茹でが終わったら、茹で汁を捨てます。」
電「う、重いので」クッ
鳳翔「骨を鍋にしいて上に肉、にんにく、背脂を入れて茹でます」
・
・
・
鳳翔「茹で上がったら、濃口醤油、みりん、味の素でタレを作ります。」
鳳翔「タレが出来たら茹でた肉を漬けておきましょう」
452: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/02/28(木) 19:52:32.62 ID:onsY9CqR0
鳳翔「次に、鹹水麺を作りましょう。二郎系なので太麺です。」
電「水分が少なくて全然こねられないのです」
鳳翔「ある程度こねたらこの製麺機で…」
・
・
・
鳳翔「では鍋に、普段遣いに出来ない野菜を少し入れて出汁にしましょう」
鳳翔「もう少しでできるので今のうちにもやしと刻みニンニクと豚肉を切って置きましょう。」
電「にんにくが山になっているのです…」
鳳翔「さ、下準備は終わりました!これから麺を茹でていきます。」
電「なのです」
鳳翔「二郎系なので麺は一人300gにしておきましょう。」
電「多すぎて食べきれそうにないのです…」
鳳翔「茹でているあいだに、丼にグルタミン酸ナトリウムを小さじ1杯、タレを入れて寸胴から脂と出汁を入れます。」
電「どう見てもからだに悪いのです」
鳳翔「ラーメンの時点で諦めてください。」
電「茹で上がった麺を入れて、肉、にんにく、もやし、カラメを載せて、提督はニンニクマシマシアブラヤサイカラメなので他の方の倍入れておくのです!」
鳳翔「寿命が縮まりそうですね…」
電「電を可愛がらない司令官さんへの愛なのです」
454: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/02/28(木) 20:02:38.97 ID:onsY9CqR0
提督「よし、夕食の時間だな…」
夕雲「ようやく…一段落ですね」ハァ…
村雨「提督、ちょっとためすぎよ…」フゥ…
提督「まぁ溜まっていた分も全部だったからな」
夕雲「たしか夕食はラーメンでしたわね」
村雨「あまりラーメンは食べないんだけど、二郎系ってなに?」
提督「一言でいえば野菜山盛りのラーメンのことだ」
村雨「へぇ、結構ヘルシーそうね」
夕雲「じゃあお夕食に行きましょうか」
455: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/02/28(木) 20:09:17.40 ID:onsY9CqR0
提督「……確かにニンニクマシマシアブラヤサイカラメと言ったが…」
村雨「すごい脂ね」
夕雲「寿命が縮まりそうですね」
電「まりお流と言わなかったので油の量は控えめにしているのです」
村雨「これで控えめ…」
夕雲「まりお流というラーメンが空恐ろしいですね」
提督「まりお流はすでにラーメンではないからな…あれはラードだよ」
提督「まぁ冷める前に頂こう」
ニンニクマシマシアブラヤサイカラメの出来 コンマ下
00:絶品。嫁にする
01~29:脂が多すぎてお腹をこわす。そして不味い
30~49:食べられなくはないが、美味しくない。腹の具合が…
50~69:普通。可もなく不可もなし。胃もたれした
70~84:普通に美味しい。けどしばらく二郎系いらなくなる
85~99:めちゃうま。本店に行ってしまう。
456: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/28(木) 20:09:30.74 ID:EUyev72vO
ほいさ
460: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/02/28(木) 21:01:45.41 ID:onsY9CqR0
提督「普通に旨いな。」ズゾゾゾ
村雨「確かに美味しいし、野菜も多いけれど…」
夕雲「脂とにんにくがきついわね。」
電「お二人もニンニクマシマシアブラヤサイカラメにしているのです。」
提督「電は食べないのか?」
電「電の分はこれなのです」チョコン
村雨「うわぁ」
夕雲「一人だけ少なくするなんて」
村雨「ひくわー」
電「うるさいのです。ニキビ面になりたくないのです!」
提督「はぁー久しぶりにジャンクフード食って気分高翌揚だぜ!」
提督「腹ごなしに川内!」
川内「何?夜戦?」
提督「ああ、サブ島沖に行くぞ!」
川内「やったぁ!夜戦だぁ!」
江風「きひひ!よぉーし夜戦だぁ!川内さん、用心して行きましょう!」
ウォォォ!
461: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/02/28(木) 21:33:19.52 ID:onsY9CqR0
電「少しにんにくが効きすぎたようなのです」
村雨「…はぁ」
夕雲「全く…夜戦ならいつでもokなのに…」
電「チッもっと盛っておけばよかったのです」ボソ
村雨「なにか言った?」
電「何も言ってないのです」
鳳翔「はいはい。皆さん、そろそろ休まれてはいかがですか?明日の朝食は安価下にしますので、楽しみにしていてくださいね」
462: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/28(木) 21:33:29.85 ID:9q1fNbxqO
納豆ピザ
463: うぃちた ◆mR7hj5oPuo 2019/02/28(木) 22:30:25.92 ID:onsY9CqR0
夕雲「納豆ピザ…提督の胃腸は大丈夫かしら…」
電「納豆はお腹に良いので大丈夫なのです」
村雨「胃腸もだけど、お腹が出てこないか心配ね」
電「そうしたら秋雲さんにしばらく食事を作ってもらうのです。」
村雨「電さん、結構辛辣ね…」
夕雲「でも、お腹が出るのはいただけないわね。今度運動に誘おうかしら」
電「今も夜戦に出ていったのです。」
村雨「まぁここでとやかく言っても仕方ないわね。明日も期待しています。」
夕雲「おやすみなさい」
電「おやすみなのです」
元スレ
SS速報VIP:【安価】提督「艦娘たちの料理スキルを上げたい」 Part.2 【コンマ】