1: 名無しさん@おーぷん 2014/08/28(木)22:32:41 ID:gqwdGMsfy

『ワタシハ オマエラナンカニ クッシナイ!』


オーク「いつも思うんだけどさ」
女賢者「ん?」
オーク「何でこんな、悪役ばっかなん…」

女賢者「別にいいじゃん」
オーク「えー」



5: 名無しさん@おーぷん 2014/08/28(木)22:40:35 ID:gqwdGMsfy

『イタブルクライナラ ヒトオモイニ ヤレ!』


女賢者「いいじゃん、それがオークの様式美なんだよ」
オーク「全然良くないし…、優しいオークだっていっぱいいるのに」
女賢者「へー」
オーク「なのにさー…、皆残虐な奴と思われて、悲しい限りですよ」


女賢者「そらあんた、見かけがさあ…」
オーク「だよなあ…」



6: 名無しさん@おーぷん 2014/08/28(木)22:48:07 ID:gqwdGMsfy

『ウ... キサマラ ナニヲ スルツモリダ!?』


オーク「この間、森で花瓶に飾るお花集めしてたらさあ」
女賢者「かわいいなお前」
オーク「たまたま人と出くわしたんだけど、すぐに逃げられたんだよ…」
女賢者「そりゃそうだろ」

オーク「目があったから、笑顔で返したのに…」
女賢者「食われると思ったんだろうな」




7: 名無しさん@おーぷん 2014/08/28(木)22:55:19 ID:gqwdGMsfy

『ナ、ナンダソノエキタイハ… ナニヲスル!』


オーク「…この体格、何とかできんかなあ」
女賢者「力仕事なら任せろだな」
オーク「もうちょい人並みに小さかったら、怖がらせずに済むと思うんよ」
女賢者「一捻りでヤれそうだもんな」

オーク「…ダイエットしたら、スリムボディーになれるかなあ?」
女賢者「無理だろ」
オーク「そっか…」




10: 名無しさん@おーぷん 2014/08/28(木)23:01:21 ID:gqwdGMsfy

『ウッ... ナンダカ カラダガ アツク...』

女賢者「ていうか体つきより、顔をどうにかせな。怖いし」
オーク「そうか…」
女賢者「屋台のお面でも買ってきたら?」
オーク「小さくて収まらんかった…」
女賢者「そうか…」

オーク「もう、ポリ袋でもって被っとこうかな…」
女賢者「余計に怖いわ」
オーク「そうか…」



11: 名無しさん@おーぷん 2014/08/28(木)23:13:59 ID:gqwdGMsfy

『ウ... ムネガ ムズムズ スル...』

オーク「やっぱ、人里で人達と過ごす日々は夢物語なんだな…」
女賢者「まあ、来世に期待ってトコだな」

オーク「来世になれば、俺もチョココロネの話ができるようになるかなあ」
女賢者「パン工場で働きたいのかお前は」
オーク「後は、放課後のお茶会とか」
女賢者「清掃員お疲れさまだな」




13: 名無しさん@おーぷん 2014/08/28(木)23:23:11 ID:gqwdGMsfy

『ダレカァ... オッパイモンデ ホシイノ...』


オーク「とにかくさあ、いつか日常系アニメに出るのが夢なんだよ」
女賢者「諦めろ」
オーク「えー」

女賢者「第一、その図体でチョイスしてくれる訳ないじゃん」
オーク「イヤイヤ、インパクトって重要よ」
女賢者「それで主要キャラを毎回食べてくとか?グルメ番組か楽しそうね」
オーク「食わんから、ほのぼのトーク満載でいくし」
女賢者「どうせ、出てもぼっちポジションだろ」




16: 名無しさん@おーぷん 2014/08/28(木)23:34:35 ID:gqwdGMsfy


『ウッ... ムネダケジャナク アソコマデ...!?』


オーク「最近は、園芸とかにも凝っててさ」
女賢者「ああ、野草を集めてたんだっけ」
オーク「すくすく元気になるのを見てると、嬉しくってねえ」
女賢者「そら野草だし、逞しいだろうね」
オーク「きれいな花が咲くんだよ」
女賢者「そんな野草もあるんだな」
オーク「庭も広げて、ステキな風景作りたいんだよ」
女賢者「野草満載だな」

オーク「てゆーか野草バカにすんなし」
女賢者「ゴメン」



17: 名無しさん@おーぷん 2014/08/28(木)23:41:46 ID:gqwdGMsfy

『ハアッ... ハアッ... ハアッ...///』

女賢者「まああんたも、色々と苦労してんだねえ。とティッシュを出す」
オーク「おおっと、同情されても嬉しくないぜ」
女賢者「くしゃみ出る」
オーク「ふーん…」


オーク「つーか1つ教えてほしいんだけどさ」
女賢者「ん?」
オーク「あんたは俺が怖くないわけ?」

女賢者「別に」
オーク「そっか」



18: 名無しさん@おーぷん 2014/08/28(木)23:50:47 ID:gqwdGMsfy

『オネガイシマス... イレテクダサイ///』


女賢者「普通に話もしてくれるし、食われないし、こんなオークもいるんだなーて思った」
オーク「オークにも色々いるんだよ。サメにも色々種類あるでしょ?」
女賢者「そこは、同じ扱いでいいのか…」

オーク「まー、俺も女賢者と話とかするの好きだからな。毎回、どーでもいい会話だけど」
女賢者「確かにな、こうして日々過ごすのは、割とレアケースなんだと思うぞ。食われなくて感謝する」
オーク「食わんから…」



19: 名無しさん@おーぷん 2014/08/28(木)23:56:14 ID:gqwdGMsfy

『ハヤクゥ ハヤクシテヨウ///』


女賢者「まあ人間にも色々いるように、オークにも色々いるってことだな。この度は勉強になったよ。」
オーク「そんな素直に言われると、何だか嬉しいぜ。」


女賢者「…と、ウダウダしてたら今回の実験も終わったな。悪いけど、また捨ててきといて。」
オーク「へーい」



23: 名無しさん@おーぷん 2014/08/29(金)00:05:10 ID:UDBWDgega

『… … …』


女賢者「いやあ、有能な助手かいるとこちらも捗るよ」
オーク「そりゃーどーも、けどウダウダしながらでも実験は順調にいってるんかい?」
女賢者「ちゃんと、被験者の状態は観察していたから安心しる。完成度としては、まだまだなかあ」

オーク「そいじゃ俺、また探してこなきゃだめなの…?」
女賢者「それが様式美であって宿命なんだ、ガンバ」
オーク「斬られたらやだなあ…」



25: 名無しさん@おーぷん 2014/08/29(金)00:12:18 ID:UDBWDgega

オーク「正直、オークよりもあんたの方が恐れられるべきと思うんだけど」
女賢者「全ての物事に対して、先入観は排除すべきなのだよワトソン君」
オーク「そんなもんですか先生」
女賢者「おう」


オーク「ところで、何の薬を作ってるんですか?」
女賢者「いやあ…、最近夏カゼが辛くてカゼ薬の開発を…」

オーク「あんた本当にバカだろ」
女賢者「バカじゃねーし賢者だし」



27: 名無しさん@おーぷん 2014/08/29(金)00:17:03 ID:UDBWDgega

『アラ… ワタシハ ナゼ ハダカナンカニ...』
『オークニ オソワレテ...ヨク オボエテイナイ..,』
『トイウカ ハダカデ ネテタノニ カゼヒイテナイ! スゴイ!!』


女賢者「どんな味がするんだ?」
オーク「だから食わねーし」





おしまい。



28: 名無しさん@おーぷん 2014/08/29(金)00:18:17 ID:UDBWDgega

あつい。

せんぷうきまわす。

ねる。

のどいたい。


みんなもきをつけよう!!   ノシ


元スレ
『クッ...コロセ』 オーク「またこの流れか…」女賢者「そだね」