SS速報VIP:さくら「三人で付き合いまぁす♪」
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/02(水) 20:54:36.95 ID:y5OP4XQ10
※モバマスSS
複数P世界、安価スレ
連取・連投・エロ・鬼畜は安価下
誤字脱字・駄文・亀注意
オリジナル設定注意
グダ…らないように頑張ります…
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1456919676
2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/02(水) 20:56:03.43 ID:y5OP4XQ10
美嘉「莉嘉に付き合ってくれてるかな…」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1453982255/
莉嘉「お姉ちゃんに付き合ってくれてるかな…」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1454239800/
志希「付き合ってくれる人を望むワケじゃないけど」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1454760385/
亜季「改めて、P殿とお付き合いしたいであります」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1455340660/
時子「私を付き合わせるとはいい度胸ね」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1455537864/
雪乃「付き合っていただけるなら紅茶を」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1455881644/
幸子「カワイイボクに付き合えるなんて幸せ者ですね!」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1456141791/
美羽「付き合いましゃーく!」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1456575280/
の続きです
新しい波の132作目
友情とは…
ある日 さくらPの家 リビング
さくら「イーズーミン♪」
泉「いいよ。」
さくら「わーい、ありがとう!いずみんだぁいすき♪」
泉「はいはい。」
さくら「えへへ!」
泉「まったくもう…」スッ
数学の宿題「私です。」
さくら「イズミンって優しいよねぇ♪さっそく写させ…」スッ
泉「…」サッ
さくら「…てっ?」スカッ
泉「写させてあげる、とは言ってないよ。コピー&ペーストじゃ力にならないでしょ。」
さくら「大丈夫!イズミンの解いた宿題って写すだけでも頭がよくなったような気が…」
泉「だーめ。」ビス
さくら「あう。」
泉「もし丸写しするんだったら宿題は見せてあげません。」
さくら「うぅ…亜子ちゃあん!」
亜子「何?」カリカリ
さくら「いずみんがいじわるなの!宿題は自分でやらなきゃだめだよぉ、って!」
亜子「それ普通。」カリカリ
さくら「亜子ちゃんまでぇ!」
亜子「知恵も銭と同じ、苦労して身に付けんたもの以外すぐどっか行っちゃうの。」カリカリ
さくら「はぁ…やっぱりはズルはよくないかぁ。」
泉「そういうこと。」
亜子「終わったらアメちゃんあげるから頑張りい。」カリカリ
さくら「はぁい…いずみん、宿題写さないから見せてぇ!あっ、それから解き方も教えてぇ……くださぁい!」
泉「よろしい。」
さくら「>>7」
後でクレープご馳走するね
さくら「あとでクレープごちそうするね♪」
亜子「よっしゃ!」カリカリ
さくら「イズミンとわたしで半分こして食べようねぇ♪」
亜子「ってアタシ抜きかいな!」コケッ
さくら「逆にどうしてアコちゃんにもクレープごちそうしてあげなきゃいけないの?」
亜子「まあ、たしかに宿題は自分のを終わらすので手一杯で手伝えそうにはないけど…!」
さくら「なーんちゃって、ちゃあんとアコちゃんにもごちそうしてあげまぁす♪三人で食べた方が美味しいもぉん☆」
亜子「さくら…」
泉「私はさくらさえいればそれでいいけど。」
亜子「いずみ?!」
泉「ふふっ、冗談だよ。私たちは三人でニューウェーブだもの、クレープを食べるときだって三人。」
さくら「宿題をするときだって三人☆」
亜子「宿題の時は三人でって言うか、アタシとさくらがいずみに教えてもらうだけやけど。」
さくら「いつもお世話になります、イズミン先生!」ペコリ
泉「適材適所、ってやつよ。役割分担とも言うかな。」
亜子「ほうほう、いずみはクールな頭脳担当、アタシは明るいムードメーカー!」
さくら「わたしはぁ?」
亜子「マスコットキャラクター。」
さくら「えへへ、マスコットキャラクターかぁ♪…あれ、気のせいかもしれないんだけど、わたしだけジャンルが違うような気が…?」
亜子「気のせい、気のせい!な?」
泉「うん。気のせい、気のせい。」
さくら「なぁんだ、気のせいかぁ♪…とはならないよ?」
亜子「ちぇー、さくらならこれでごまかせる思うたのに。」
さくら「ぷくー。」
泉「>>13」
キュンッ…
泉「……」キュンッ…
さくら「もう亜子ちゃんには頭を撫でさせてあげない!」プイッ
亜子「なん…やて…?!」
さくら「イズミンはいいからねぇ♪」」
泉「……」
さくら「……イズミン?」
泉「…はっ、さくらの計算不可能なレベルのかわいさに思わず呆然としちゃってた…」
さくら「もー、またまたぁ♪」
泉「ねえ…」
さくら「いいよぉ☆」
泉「!」ギュッ!
さくら「えへへ♪」
亜子「あぁ…!」
泉「……」ナデナデナデナデ
亜子「ズルい…!アタシにも…!」
さくら「アコちゃんはだめでぇす。もしわたしの頭を撫でたかったら…」
亜子「……」っアメちゃん
さくら「……」ヒョイ パク
さくら「ふむふむ……」
亜子「……」
さくら「よし、許す!」
亜子「やっほーい!」ピョンッ ギュッ!
泉「さくらはかわいいなぁ…」
ナデナデ
亜子「さくらはかわいいなぁ!」
ナデナデ
さくら「えへへっ、2人にはさまれちゃったぁ♪」
亜子「>>20」
ほっぺつついても良いよね
亜子「ほっぺつついてもええよね?」
さくら「つっつきたいの?」
亜子「つっつきたい!」
さくら「そっかぁ…しょうがないなぁ♪」
亜子「許可が出たでいずm…!」
泉「……」ツンツンツンツン…!
亜子「!」
泉「……」ツンツンツンツン…!
亜子「フッ…つっつくと心の中で思ったときにはスデにつっついてるっちゅうわけか。」
泉「……」ツンツンツンツン…!
亜子「なんちゅうスピードと正確さ…日頃の超高速ブラインドタッチの賜物やな…」
泉「……」ツンツンツンツン…!
亜子「せやけど…!」スッ…
亜子「アタシだって伊達に毎日ソロバン弾いとるんやないのよ!」ツンツンツンツン…!
泉(やるね…!)ツンツンツンツン…!
亜子「……」ツンツンツンツン…!
さくら「♪」
泉(……負けられない!)ツンツンツンツン…!
亜子(おっ。アタシも…!)ツンツンツンツン…!
泉・亜子「……」ツンツンツンツン…!
30分後
泉「光陰矢の如し、とは言うけど…」
亜子「さくらのほっぺたをつつくので1日が終わるところやった…」
さくら「わたしはそれでもいいけどなぁ、触れ合いも大事だしぃ♪」
泉「二人の宿題がなければそうしてもいいんだけど…」
さくら「う…」
亜子「宿題やらななぁ…」
さくら「>>26」
やーだー、宿題やーだー!
さくら「やーだー、宿題やーだー!」パタリ!
泉「嫌でもしなきゃダメだよ。」
さくら「わかってても嫌なものはいやなんだもぉん…!」
亜子「嫌なのはみんな一緒や。」
さくら「むぎゅぅ……」
泉「クレープが待ってるよ。」
さくら「クレープ…」
亜子「想像してみい、さくらの大好きなピンクのクレープを。」
さくら「ピンクのクレープ…」
泉「美味しいクレープを美味しい味わうには…ね?」
さくら「……」
亜子「さくら、ファイトや!」
泉「集中して早く終わらせちゃおう!」
さくら「……」
亜子「クレープ!」
泉「クレープ!」
さくら「……クレープ!」ガバッ!
亜子「立った、さくらが立った!」
さくら「いやだけど…がんばる!三人で食べるクレープのために!」
亜子「よう言った!」
さくら「どんとこい宿題!」
泉「そんなに難しいところじゃないから、すぐに終わると思うよ。」
さくら「うん、すぐに終わらちゃうよぉ!」
亜子「いずみの「難しくない」は当てにならんけどなぁ♪」
さくら「ふぇっ、じゃあ本当はすっごく難しかったり…!」
泉「しないから。…亜子。」
亜子「ふひゃひゃ!」
泉「>>34」
それじゃまず、問一の確率マイナス1の事象の解説から……
泉「それじゃまず、問一の確率マイナス1の事象の解説から……」
亜子「なんでやねん!」
泉「?」
亜子「アタシら中学生よ、そんな難しい問題出るわけないやろ!」
泉「だからそんなに難しくないってば。量子力学さえ理解していれば…」
亜子「量子力学を理解するって十分難しいからね!」
さくら「確率がマイナス1って…どういう意味?」
泉「よく聞いてくれたわ!確率がマイナス1って言うのは……あれ、問題が違う…?」
亜子「やっと気付いたか!」
泉「……」ゴシゴシ
泉「よく見たらただの確率の問題だった…」
さくら「…ねえ、イズミン。昨日徹夜したでしょ?」
泉「!」ギクッ!
さくら「そうだなぁ…今の確率マイナス1?について考えてたらいつの間にか朝になっちゃってた…とか?」
泉「!!」ギクギクッ!
亜子「アイドルが徹夜とかいーけないんだ、泉Pさんに言ったーろー♪」
泉「そ、それだけは…!お説教2時間コースが始まっちゃう!」
亜子「ふひゃひゃ、冗談やがな!友だちは売ったりせえへんよ。」
泉「ほっ…」
さくら「代わりにわたしがお説教するよぉ!えっと……だ、だめ!」
コツン
泉「……」キュンッ…
亜子「逆効果!」
泉「徹夜すればさくらに怒ってもらえる…?」
亜子「徹夜は止めような。」
泉「言ってみただけ。次からは気を付けます…」
亜子「アイドルは体が資本やからね、気持ちは分かるけど徹夜はアカンよ。」
泉「前徹夜がバレたとき泉Pにも同じこと言われた…はぁ、あの時のお説教の体感時間の長かったことって言ったら…」
さくら「2時間コース?」
泉「2時間コース…」
さくら「うわぁ…」
泉「成長期なんだから、みたいなこととかを理路整然と説かれた…」
亜子「>>44」
それだけ心配してるんだよ
亜子「それだけ心配してるんよ。」
泉「そ、それとこれとは別なの。」
さくら「わたしもお説教は苦手ぇ…」
亜子「まあ、アタシも泉Pさんのお説教は堪忍やけど…」
泉「でしょ?この前だって…」
亜子「ストップ。」
泉「…?」
亜子「その流れは確実にノロケになる、そしていずみのノロケは泉Pさんのお説教と同じぐらい長い。」
泉「なっ…?!」///
さくら「ラブラブぶりはもう耳にタコができるぐらい聞いちゃったよぉ!」
亜子「さくらのノロケも同じぐらい長いけどな。」
さくら「お話したいことがいっぱいあるんだもん♪」
泉「の、ノロケとか…そう言うのじゃないから…」///
亜子「乙女や…ええか、さくら。これが乙女やで。」
さくら「なるほどなるほど。」
泉「違う…し……」///
亜子「この辺は見習っていかんとなぁ。」
さくら「そうだねぇ♪」
泉「ご、ごほん…!話が逸れてるよ、勉強しよ、勉強!」
さくら・亜子「はーい!」ニコニコ
泉「……」///
亜子「ふひゃひゃ、いずみはかわ…」
泉「株式トレードソフトのアップデートしてあげないよ?」
亜子「すんませんした!」
さくら「おーこらーれーたぁ!」
亜子「ちょっとからかっただけやのに…」
泉「よっぽど口座からの引き出しができなくなりたいみたいだね。」
亜子「ひぃぃ!それだけはホンマにやめて!っていうか何でアタシだけなん?!」
泉「さくらはいいのよ。」
さくら「えへへ♪」
亜子「で、出た!いずみのさくらびいき!」
泉「さくらはかわいい、かわいいは正義、よってさくらは正義。」
亜子「その理屈はおかしい。」
泉「ふふっ、なんて。しないよ、そんなこと。亜子次第だけど♪」
亜子「助けてさくら、いずみがいじめる!」
さくら「さっき助けてくれなかったから助けませぇん♪」
泉「>>52」
冗談よ。亜子も可愛いわよ、食べちゃいたいくらいに
泉「冗談だよ。亜子も可愛いよ、食べちゃいたいくらい。」
亜子「食べちゃいたいぐらい?!」
泉「そう思わない、さくら?」
さくら「思いまぁす♪」
泉「そう言うことよ。」
亜子「どういうこと?」
泉「行って!」
さくら「うん、行くよぉ…がぶ!」
カプ!
亜子「うわぁ!」
さくら「がぶがぶ。」カプカプ!
亜子「アタシは美味しくないよ!」
さくら「……あっ、ホントだ…」
亜子「そ、そうなんやけど…なんか傷付く!」
さくら「お金の味がすr…」
亜子「お返し。」カプ!
さくら「わわっ♪」
亜子「ふんふん…さくらはさくらの味がするなぁ!」
泉「さくらの味!」ガタッ!
泉「さくらの味…さくらの味…」フラフラ…
さくら「イズミン?!」
泉「詳細なデータを取らなきゃ…」
フラフラ…
さくら「イズミンが変!…かと思ったけどいつものイズミンだったぁ!」
亜子「首筋をかぷっとな!」
泉「首筋……」フラフラ…
亜子「アタシはさくらが逃げんように捕まえとく♪」ギュッ!
さくら「さくら、絶体絶命!」
亜子「騙して悪いが仕事なんでなぁ♪」
泉「……」フラフラ…
さくら「食ーべーらーれーるー!」
30分後
泉「さくらを可愛がってたらまた30分経ってた…」
亜子「さくら、恐ろしい子…」
さくら「えへへ♪」
泉「この会話さっきもしたよね?」
亜子「したなぁ。」
さくら「>>58」
わたしはそれでもいいけどなぁ♪(これで二人とも宿題の事を忘れてくれる……!)
さくら「わたしはそれでもいいけどなぁ♪(これで二人とも宿題の事を忘れてくれる……!)」
泉「次にさくらは「ねえねえ、今日はお天気もいいから三人でお出かけしよう!」と言う。」
さくら「ねえねえ、今日はお天気もいいから三人でお出かけしよう!……はっ!」
泉「ふふっ、出かけるのもいいかもね。…宿題が終わったら。」
さくら「忘れてなかったぁ!」
泉「世の中そんなに甘くないよ。」
さくら「宿題なんか放っておいてお出かけしよっ、きゃるるん☆」
泉「かわいく言ってもダーメ。」
さくら「ぶーぶー!アコちゃんのケチ!」
亜子「まさかの飛び火?!」
さくら「アイドルってね、枠とかにとらわれてたらいけないと思うの、だからね、」
泉「……」
さくら「……宿題しまぁす。」
泉「よろしい。」
さくら「アコちゃんの守銭奴…」
亜子「何で矛先がこっちなん?!」
さくら「しかし村松、意外にもこれをスルー。」
亜子「おい。」
さくら「えへへ、アコちゃんはツッコミが上手だねぇ♪」
亜子「アタシがツッコまんとツッコミ不在になるからな。」
泉「えっ?」
亜子「えっ?」
泉「私は?」
亜子「頭良すぎてたまにアホやん。」
さくら「わたしは?」
亜子「アホ。」
さくら「ひどぉい、ぷんぷん!」
亜子「ふひひ、そう怒らんといてえな。関西人のアホは褒め言葉なんやから。」
泉「フレンドリーなニュアンスがこもってる…だったっけ?」
亜子「せやせや、標準語にはない言葉よ!」
さくら「アコちゃん関西人じゃないじゃん。」
亜子「ふひゃひゃひゃ!そうなんやけど!」
さくら「もう、そのネタ何回目?」
亜子「うーん…忘れた!」
さくら「>>66」
おばあちゃんもうボケが始まって……よよよ……
さくら「おばあちゃんもうボケが始まって……よよよ……」
亜子「さくら、昼ご飯まだー?」
さくら「さっき食べたでしょ?」
亜子「あれ、そうやったっけなぁ……」
さくら「もう…しっかりしてよぉ。」
亜子「ごめんなぁ…」
泉(いつツッコむんだろ。)
亜子「って誰がおばあちゃんやねん!」
泉(あっ、ツッコんだ。)
亜子「花も恥じらうピチピチの乙女に向かっておばあちゃんとは失礼な!」
さくら「花も恥じらうピチピチの乙女…?」キョロキョロ
亜子「ここ!」
さくら「……?」
亜子「えっ、何その「言ってる意味が理解できない。」みたいな顔は?!」
さくら「半額シール貼りの人を待つ女の子を乙女って呼ぶのはちょっとぉ…」
亜子「どうせ待つんなら来ない王子様より、時間になったらきちんと来てくれる半額シール貼りの人を待った方がええやろ。」
さくら「じゃあ…半額シールを貼ってくれる王子様が来たら?」
泉「どんな王子様なの、それ…」
さくら「そらその場でプロポーズを受けたりますよ!」
泉「そんな得体の知れない相手のプロポーズを…?」
亜子「ああ、でもなぁ、半額シールを貼ってくれる王子様より今は待ち焦がれてる人がおるんですよ。」
さくら「えー、どんな人なのぉ?」
亜子「頭脳明晰にして容姿端麗、才色兼備のべっぴんさん!ちらっ。」
泉「……」
亜子「おまけに料理上手で、腹ペコなアタシらにチョチョイと美味い料理を作ってくれるような人だということなしやなぁ!ちらっ。」
泉「……」
亜子「ちらちらちらっ。」
泉「はぁ…わかりました。」スクッ
亜子「ふひゃひゃひゃ、悪いなぁ!昼ご飯の話しとったら急にお腹が空いてもうて。」
さくら「お腹が空いて力が出ないよぉ…ぐでー。」
泉「はいはい。リクエストは?」
亜子・さくら「(肉!)(お魚!)」
泉「うん、だとは思ってたけどキレイに真っ二つだね。」
〜〜〜
泉「と言うわけで、間を取って今日のお昼はお魚ハンバーグになりました。」
さくら「わぁ、おいしそぉ!」
亜子「タダ飯やー!」
泉「熱いから気を付けて食べてね。」
さくら・亜子「はーい!」
泉「ところで私が料理してる間に少しは宿題は進んだ?」
亜子「>>78」
な、なんのことやらさっぱり
亜子「な、なんのことやらさっぱり
…」
泉「……」ジトー
亜子「……こ、これには深い理由があるんよ!」
泉「どんな理由?」
亜子「えっと…さくら!」
さくら「ふぇ?!」
亜子「任せた!」
さくら「任されても困っちゃうよぉ!」
亜子「いけるて!いずみはさくらには甘いから…な?」
さくら「…わ、わかった!ごほん、イズミン!その…わたしたち、お腹がぺこぺこでとってもじゃないけど勉強なんかできなかったの!」
泉「ふぅん……」
さくら・亜子「……」
泉「…それならしょうがないかな。」
さくら・亜子「!」グッ!
泉「亜子もさくらもお腹がぺこぺこだったから勉強できなかった、そういうことね?」
亜子「そーうなんですよ!いやぁ、宿題したい気持ちはヤマヤマだったんやけどなぁ!」
さくら「宿題したかったのにねぇ!どうしてもお腹がぺこぺこで体がへろへろー、ってなって…!」
泉「それってつまりお腹がいっぱいにさえなれば宿題はできる、って言う意味だよね?」
亜子・さくら「えっ?」
泉「お昼を食べたら宿題をするんだよね?」
亜子・さくら「そ、それは……」
泉「ね?」ニコッ
亜子「はい、もちろんでございます!」
さくら「お、お昼を食べたら勉強しちゃうぞぉ!」
泉「……はぁ…今度こそ絶対だよ?」
亜子・さくら「はい!」
泉「もう……」
30分後
亜子「なあ、さくら。」
さくら「なぁに、アコちゃん?」
亜子「おいしいものをお腹いっぱい食べた後って眠くならへん?」
さくら「なるねぇ。ふわぁ…」
亜子「そこで提案なんやけど、ここは一回昼寝せん?」
さくら「さんせーい、眠れるときに
眠っとかなきゃだもんねぇ。」
亜子「ほな、おやす…」
泉「ませないよ。」
さくら「30分だけ、30分だけ!」
泉「それ絶対に30分だけじゃすまないから。」
亜子「そこをなんとか!」
泉「ダメなものはダメ。」
さくら「お願い、イズミン…!」
ウワメヅカイー
泉「>>87」
キュンッ…
泉「!」キュンッ…
さくら「わたしといっしょにお昼寝しよ?」ウワメヅカイー
泉「ぐっ……(か、かわいい…!)」
さくら「イズミンとお昼寝…したいなぁ…」ウワメヅカイー
泉「う……」
亜子(いける!いけるで、これは!)
さくら「イーズーミン♪」キャルン
泉「はうっ!」
亜子(さらにもう一発!)
さくら「いっしょのお布団で寝よ?」
キャルン
泉「!!」
亜子(よし、今のは決まった!)
さくら「お布団がわたしたちを待ってるよ。」スッ
泉「……」スッ…
さくら「そう、あともうちょっとだけ手を……」
泉「……っ!」パン!
さくら・亜子「?!」
泉「はぁ…はぁ…危ないところだった……」
亜子(自分のほっぺたを叩いて…!)
泉「ふぅ…その手には乗らないよ。」
さくら「うう…だめかぁ…」
亜子「いけると思ったのになぁ…」
泉「だいたい…食べてすぐ寝たら太るよ?」
亜子「アタシ太らん体質やもーん。」
さくら「>>94」
ねぇ、だめ?
いずみおねえちゃん?
さくら「ねぇ、だめ?……いずみおねえちゃん。」クビカシゲー
泉「!!」
さくら「いずみおねぇちゃん…」
ウルウル
泉「……っ…」
さくら「……」ウルウル
泉「……」
さくら「……」ウルウル
泉「も、もう一回だけ……」
さくら「いずみおねぇちゃん♪」
キャルーン
泉「はうあっ!」 フラッ…
泉「……くっ!」ガシッ!
亜子「耐えた?!」
泉「はぁ…はぁ…はぁ…はぁ……演算処理能力をこえてダウンするところだった……」
さくら「そんな…わたしの渾身の妹キャラが……がくっ。」
泉「はぁ…はぁ………ふぅ…さくら、亜子。」
さくら「うん…アコちゃん、これ以上の抵抗は無意味みたいだよぉ…」
亜子「ここまでか…腹くくるしかなさそうやな…」
泉「宿題…しよう。」
さくら・亜子「はぁい…」
2時間後
さくら「クレープ…クレープ…クレープ……」カリカリカリカリ…
泉「……」グッ…!
さくら「クレープ…クレープ…クレープ……」カリカリカリカリ…
亜子「……」ソワソワ…
さくら「クレープ…クレープ…クレープ……クレープ!」カリカリ…カタン!
泉・亜子「!」
さくら「………」
泉・亜子「……」
さくら「すぅ……終わったぁ!」
泉「お疲れ様!」
亜子「お疲れさん!」
さくら「ふぇー……」パタリ…
さくら「一ヶ月ぐらいは数学見たくなぁい…イズミン、教えてくれてありがとう…」
泉「どういたしまして。」
さくら「はぁ…燃えた、燃えつきちゃったよぉ…真っ白に……」
亜子「おー、よしよし。ようやった、ようやった。」ナデナデ
さくら「ふぇー……」
亜子「イズミン先生サマサマやなぁ。」ナデナデ
さくら「ふぇー……」
亜子「…生きとるかー?」ナデナデ
さくら「ふぇー……」
亜子「>>102」
本当にお疲れさん。今日は特別にアタシがおごったるわ!
亜子「本当にお疲れさん。今日は特別にアタシがおごったるわ!」
さくら「ごちそうさまでぇす!」
ガバッ!
亜子「やだこの子現金!」
さくら「アコちゃんのおっごり♪アコちゃんのおっごり♪あ、よーく考えてみたらクレープより回らないお寿司の方が食べたいかも!」
亜子「回らないお寿司はおやつに入りません!」
さくら「しょうがないなぁ、回るお寿司で我慢してあげまぁす♪」
亜子「いやいや、回る回らないの問題とちゃうよ!」
さくら「何でもおごってくれるって言ったじゃん!」
亜子「拡大解釈すぎるわ!」
泉「ありがとう、亜子。ちょうどほしいハードがあったんだ。」
亜子「お前もか!」
泉「ノートパソコンはおやつに入るよね?」
亜子「何をどう思ったらその考えに至ったんか小一時間ぐらい問い詰めてもええかな?」
さくら「えへへ、ちょっときつめのボケも拾ってくれるアコちゃん大好き♪」
泉「ふふっ、亜子がいるだけでその場の空気が明るくなるよ。さすがは私たちのムードメーカー。」
亜子「賑やかし担当としての仕事はきちんとせなアカンからな。明るい空気って好きやねん。」
さくら「お金とどっちが好き?」
亜子「どっちも!」
さくら「うわっ、ずるぅい!」
亜子「アタシが欲張りなの知らんかった?」
さくら「ケチんぼなのは知ってた。」
亜子「そうですけど何か?」
さくら「それからすっごく友だち想いのいい子だってことも。」
亜子「そうですけd……って、不意打ちで褒めんなや、照れてまうやろ!」
泉「>>111」
さくらの次にかわいいよ
泉「さくらの次にかわいいよ。」
さくら「えへへ、そんなぁ…♪」
亜子「何を言ってるの、いずみ!」
泉「?」
亜子「さくらのかわいさはアタシらと並べて語ってええもんちゃうやろ!」
泉「はっ!」
さくら「ふぇっ?」
亜子「はぁ…さくらはホンマにかわいいなぁ!」ナデナデ…
泉「…亜子の言う通りだね、さくらのかわいさは比較になる対象さえ存在しないレベルだもんね。」ナデナデ
亜子「何がどうかわいいとかとちゃうねんな、もうさくらの存在自体がかわいいんよ。」ナデナデ
泉「わかる、さくらはかわいい、これは宇宙の真理。」ナデナデ
さくら「えへへ、2人とも褒めすぎだよぉ♪」
亜子「かわいいなぁ!」ナデナデ
泉「かわいい…」ナデナデ
さくら「えへへ、もう…♪」
亜子「…アタシな、たまに思うねん。さくらと会ってなかったら、って。」
ナデナデ
さくら「そんなこと思ってたの?」
亜子「何となく、な。さくらと会ってなかったら、いずみと会うことためなかった。そう思うと…ほら、運命の導き的な何かに感謝したくならへん?」ナデナデ
泉「…ふふっ、そうだね。亜子の癖にいいこと言うじゃない。」ナデナデ
亜子「亜子の癖に、は余計や。」
ナデナデ
さくら「わたしはそうは思わないけどなぁ。」
亜子「まさかのドライ!」ナデナデ
さくら「ううん、そうじゃなくってぇ…運命のみちびき、的な何かにありがとう、って思わないわけじゃないんだけど…」
泉「だけど…?」ナデナデ
さくら「こうも思うんだ、きっとそんなものがなくても、わたしたちは親友になってたって。」
亜子・泉「……!」ナデナデ
さくら「>>117」
だから、私たちの友情は永遠に不滅だよ!そして、↑
さくら「だから、私たちの友情は永遠に不滅だよ!そして、もし来世があったらまた親友になると思う。」
亜子・泉「……」
さくら「えへへ、ちょっぴり難しい言葉を使っちゃったけど…わたしが言いたいのは、わたしたちは何があっても親友だよってこ…」
亜子・泉「さくら!」ヒシッ!
さくら「わぷっ!」
亜子「ええ子や…ホンマにええ子や…」
泉「さくら…」
亜子「金では買えへんもんがあるってこういうときにつくづく思うわ…なあ、いずみ。」
泉「さくら……」
亜子「いずみ。」
泉「あ、ゴホン!…うん、私も計算するまでもないものがあるって…こういうときに感じる。」
さくら「…?」
亜子「最初はアホのさくらが急に小難しいことを言い始めたからびっくりしたけど…」
さくら「アホじゃないもぉん、ぷんぷん!」
亜子「ふひゃひゃ、ごめんごめん!アホ面の間違いやったわ!」
さくら「あんまり変わってないよぉ!」
泉「気にしなくていいよ、銭ゲバメガネよりはマシだから。」
亜子「ちょっ、泉さん?!」
泉「ふふっ、倹約家の間違いだった、言い間違えちゃった♪」
亜子「言い間違いがひどない?!」
泉「これからもずっと親友だよ、銭ゲバメガ…亜子。」
亜子「台無しや!」
さくら「ねえ、銭ゲバメガ…アコちゃん。」
亜子「わざとやろ!な、わざとなんやろ?」
さくら「わざとなんかじゃないよぉ、アコちゃ…銭ゲバメガネちゃん!」
亜子「いや、合ってたからね!言い直す必要なかったからね!」
泉「ふふっ、新しいニックネームは決まったね!」
亜子「こんな名前で親しまれたないわ!えっと…えっと……ああ、ダメや、いずみの悪口言ったろ思うのにええのが思い付かん…!」
さくら「人の悪口とか言ったらだめだと思いまぁす。」
亜子「どの口が言っとるねん!」
さくら「この口でぇす♪にこっ☆」
亜子「あら、かわいい!」
さくら「えへへ♪」
亜子「>>124」
さくらはぷにちゃんにするわ
亜子「よし、ほんなら、さくらはプニちゃんにするわ!」
さくら「プニちゃん?」
亜子「ほっぺがプニプニしてるからプニちゃんや!ほーれ、プニちゃんぷにぷにー。」プニプニ
さくら「プニちゃんじゃマスコットキャラクターみたいだよぉ!」
亜子「実際マスコットキャラクターなんやから問題ないやろ。」プニプニ
さくら「あ、そっかぁ♪」
泉「プニちゃん…いいかも。」
プニプニ
亜子「せやろせやろ。」プニプニ
さくら「えへへ、プニちゃんでぇす…ってプニちゃんじゃないよぉ!」ガバッ!
さくら「リーダーをもっと敬う!」
亜子「よっ、リーダー!」
泉「さくらこそがリーダーよ。」
さくら「えへへ、よろしい♪」
亜子「フッ、チョロい。」
さくら「あれぇ、何か聞こえたよぉ?」
亜子「「そろそろクレープ食べに行こか、リーダー。」って言ったんよ♪」
さくら「ほんとにぃ?」
亜子「ホンマよ、ホンマ!な、いずみ。」
泉「うん、「クレープだけじゃなくて何でもおごったるからな!」って。」
亜子「えっ?!」
さくら「アコちゃん太っ腹ぁ♪ウェストは細いけど☆」
亜子「ありがとう!…じゃなくて…!」
泉「何食べる?」
さくら「回らないお寿司!」
亜子「まだ諦めとらんかったんかい!」
さくら「わたしは絶対にあきらめたりなんかしない、きりっ!」
泉「きゃー、さくらかっこいー。」
亜子「棒読み!」
さくら「えへへ、なーんちゃって♪クレープでいいよ、ううん、クレープがいい!」
泉「三人で食べるクレープより美味しいものなんてないものね。」
さくら「うんっ♪」
亜子「二人とも……」
泉「>>132」
おごりで食べるならなおさら……
泉「おごりで食べるならなおさら…」
さくら「ありがとう、アコちゃん♪」
泉「ありがと、亜子。」
亜子「んもう、ええの、ええの!安い買い物やし!」
さくら「お買い物?」
亜子「とびっきりのもんを破格の値段で買えるこのチャンス、逃す手はないって話ですよ!」
泉「……」
亜子「このさk……!」
泉「「さくらといずみの笑顔が買えるってチャンスをな。」」
亜子「……」
泉「……」
亜子「何で先に言うかなぁ!」
泉「ふふふっ…♪」
亜子「めっちゃ恥ずかしいやんかー!自分でもちょっとクサイかな思うてたセリフを先に言われてまうと……」
さくら「どんまい。」
亜子「冷静に励ますのやめて!あー…もういい、今日は一人1,500円までしか出してやらん!」
泉「そんな…!」
さくら「せ、1,500円だってー…!」
亜子「せや!」
さくら・泉・亜子「………」
泉「まあ、最初から予算は決まってたんだろうけど。」
亜子「ふひゃひゃ、そうとも言う!」
さくら「1,500円あればいつものお店でクレープと飲み物が頼めるね♪」
亜子「高いモンは美味い!が、美味いモンが高いとは限らない!いつもの店でええやろ?」
さくら「はぁい♪」
泉「異議なし。」
亜子「銭は節約も大事やけど、必要なときに使うのも大事よね!んじゃまぁ、出発と行きますか!」スクッ
さくら「鍵かけるのを忘れないようにしないと…」スクッ
泉「さくらが鍵をかけたか確認するのを忘れないようにしないと…」スクッ
さくら「もう、イズミンったらぁ♪」
泉「ふふっ♪」
夕方 通り
さくら「クレープおいしかったねぇ♪」
亜子「頭使ったあとは甘いもんがおいしいのよ!」
泉「さしずめ友情と努力と勝利の味、ってところかな。」
さくら「えへへ、ありがとうございましたイズミン先生!」
泉「どういたしまして。」
亜子「いやー、それにしてもやれば終わるもんやな!今週は忙しくてやる時間なかったから絶対終わらんと思ったわ!」
泉「それに加えて量が少し多めだったもんね、数学と英語が。」
さくら「えっ…」
泉「?」
さくら「英……語……?」
泉「………」
さくら「………」
亜子「……あー…」
さくら「イズミン先生、英語教えて!」
泉「はぁ…」
亜子(イズミン先生は多忙やなぁ。)
さくら「おねがぁい…!」
泉「はいはい。」
ある日のNW
NWがステージの上で揃ったときの気持ちを指にこめました
文字で表すと凹
NWっていいですね……改めてそう思いました
宿題をするときは
・既に終わらせている泉
・↑に教えてもらうさくら
・↑の横で何だかんだでわりと真面目に取り組む亜子
……と言う風なんじゃないかな、と言う妄想
ほのぼの……を書いたつもりです
少しでもステマになったことを願いつつ
元スレ
美嘉「莉嘉に付き合ってくれてるかな…」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1453982255/
莉嘉「お姉ちゃんに付き合ってくれてるかな…」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1454239800/
志希「付き合ってくれる人を望むワケじゃないけど」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1454760385/
亜季「改めて、P殿とお付き合いしたいであります」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1455340660/
時子「私を付き合わせるとはいい度胸ね」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1455537864/
雪乃「付き合っていただけるなら紅茶を」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1455881644/
幸子「カワイイボクに付き合えるなんて幸せ者ですね!」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1456141791/
美羽「付き合いましゃーく!」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1456575280/
の続きです
新しい波の132作目
友情とは…
3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/02(水) 20:58:56.67 ID:y5OP4XQ10
ある日 さくらPの家 リビング
さくら「イーズーミン♪」
泉「いいよ。」
さくら「わーい、ありがとう!いずみんだぁいすき♪」
泉「はいはい。」
さくら「えへへ!」
泉「まったくもう…」スッ
数学の宿題「私です。」
4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/02(水) 21:01:38.61 ID:y5OP4XQ10
さくら「イズミンって優しいよねぇ♪さっそく写させ…」スッ
泉「…」サッ
さくら「…てっ?」スカッ
泉「写させてあげる、とは言ってないよ。コピー&ペーストじゃ力にならないでしょ。」
さくら「大丈夫!イズミンの解いた宿題って写すだけでも頭がよくなったような気が…」
泉「だーめ。」ビス
さくら「あう。」
5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/02(水) 21:03:08.02 ID:y5OP4XQ10
泉「もし丸写しするんだったら宿題は見せてあげません。」
さくら「うぅ…亜子ちゃあん!」
亜子「何?」カリカリ
さくら「いずみんがいじわるなの!宿題は自分でやらなきゃだめだよぉ、って!」
亜子「それ普通。」カリカリ
さくら「亜子ちゃんまでぇ!」
亜子「知恵も銭と同じ、苦労して身に付けんたもの以外すぐどっか行っちゃうの。」カリカリ
6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/02(水) 21:04:15.39 ID:y5OP4XQ10
さくら「はぁ…やっぱりはズルはよくないかぁ。」
泉「そういうこと。」
亜子「終わったらアメちゃんあげるから頑張りい。」カリカリ
さくら「はぁい…いずみん、宿題写さないから見せてぇ!あっ、それから解き方も教えてぇ……くださぁい!」
泉「よろしい。」
さくら「>>7」
7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/02(水) 21:05:19.73 ID:qUDcYZJQO
後でクレープご馳走するね
8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/02(水) 21:14:22.31 ID:y5OP4XQ10
さくら「あとでクレープごちそうするね♪」
亜子「よっしゃ!」カリカリ
さくら「イズミンとわたしで半分こして食べようねぇ♪」
亜子「ってアタシ抜きかいな!」コケッ
さくら「逆にどうしてアコちゃんにもクレープごちそうしてあげなきゃいけないの?」
亜子「まあ、たしかに宿題は自分のを終わらすので手一杯で手伝えそうにはないけど…!」
9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/02(水) 21:23:38.63 ID:y5OP4XQ10
さくら「なーんちゃって、ちゃあんとアコちゃんにもごちそうしてあげまぁす♪三人で食べた方が美味しいもぉん☆」
亜子「さくら…」
泉「私はさくらさえいればそれでいいけど。」
亜子「いずみ?!」
泉「ふふっ、冗談だよ。私たちは三人でニューウェーブだもの、クレープを食べるときだって三人。」
さくら「宿題をするときだって三人☆」
10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/02(水) 21:35:24.32 ID:y5OP4XQ10
亜子「宿題の時は三人でって言うか、アタシとさくらがいずみに教えてもらうだけやけど。」
さくら「いつもお世話になります、イズミン先生!」ペコリ
泉「適材適所、ってやつよ。役割分担とも言うかな。」
亜子「ほうほう、いずみはクールな頭脳担当、アタシは明るいムードメーカー!」
さくら「わたしはぁ?」
亜子「マスコットキャラクター。」
11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/02(水) 21:48:00.68 ID:y5OP4XQ10
さくら「えへへ、マスコットキャラクターかぁ♪…あれ、気のせいかもしれないんだけど、わたしだけジャンルが違うような気が…?」
亜子「気のせい、気のせい!な?」
泉「うん。気のせい、気のせい。」
さくら「なぁんだ、気のせいかぁ♪…とはならないよ?」
亜子「ちぇー、さくらならこれでごまかせる思うたのに。」
さくら「ぷくー。」
泉「>>13」
13: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/02(水) 21:51:55.03 ID:tN0Gua/b0
キュンッ…
15: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/02(水) 22:03:34.63 ID:y5OP4XQ10
泉「……」キュンッ…
さくら「もう亜子ちゃんには頭を撫でさせてあげない!」プイッ
亜子「なん…やて…?!」
さくら「イズミンはいいからねぇ♪」」
泉「……」
さくら「……イズミン?」
16: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/02(水) 22:08:56.93 ID:y5OP4XQ10
泉「…はっ、さくらの計算不可能なレベルのかわいさに思わず呆然としちゃってた…」
さくら「もー、またまたぁ♪」
泉「ねえ…」
さくら「いいよぉ☆」
泉「!」ギュッ!
さくら「えへへ♪」
亜子「あぁ…!」
17: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/02(水) 22:20:02.69 ID:y5OP4XQ10
泉「……」ナデナデナデナデ
亜子「ズルい…!アタシにも…!」
さくら「アコちゃんはだめでぇす。もしわたしの頭を撫でたかったら…」
亜子「……」っアメちゃん
さくら「……」ヒョイ パク
さくら「ふむふむ……」
亜子「……」
18: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/02(水) 22:26:40.70 ID:y5OP4XQ10
さくら「よし、許す!」
亜子「やっほーい!」ピョンッ ギュッ!
泉「さくらはかわいいなぁ…」
ナデナデ
亜子「さくらはかわいいなぁ!」
ナデナデ
さくら「えへへっ、2人にはさまれちゃったぁ♪」
亜子「>>20」
20: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/02(水) 22:29:12.25 ID:mhMO9VRL0
ほっぺつついても良いよね
21: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/02(水) 22:35:05.80 ID:y5OP4XQ10
亜子「ほっぺつついてもええよね?」
さくら「つっつきたいの?」
亜子「つっつきたい!」
さくら「そっかぁ…しょうがないなぁ♪」
亜子「許可が出たでいずm…!」
泉「……」ツンツンツンツン…!
亜子「!」
泉「……」ツンツンツンツン…!
22: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/02(水) 22:43:48.07 ID:y5OP4XQ10
亜子「フッ…つっつくと心の中で思ったときにはスデにつっついてるっちゅうわけか。」
泉「……」ツンツンツンツン…!
亜子「なんちゅうスピードと正確さ…日頃の超高速ブラインドタッチの賜物やな…」
泉「……」ツンツンツンツン…!
亜子「せやけど…!」スッ…
亜子「アタシだって伊達に毎日ソロバン弾いとるんやないのよ!」ツンツンツンツン…!
23: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/02(水) 22:54:59.40 ID:y5OP4XQ10
泉(やるね…!)ツンツンツンツン…!
亜子「……」ツンツンツンツン…!
さくら「♪」
泉(……負けられない!)ツンツンツンツン…!
亜子(おっ。アタシも…!)ツンツンツンツン…!
泉・亜子「……」ツンツンツンツン…!
24: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/02(水) 23:05:42.25 ID:y5OP4XQ10
30分後
泉「光陰矢の如し、とは言うけど…」
亜子「さくらのほっぺたをつつくので1日が終わるところやった…」
さくら「わたしはそれでもいいけどなぁ、触れ合いも大事だしぃ♪」
泉「二人の宿題がなければそうしてもいいんだけど…」
さくら「う…」
亜子「宿題やらななぁ…」
さくら「>>26」
26: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/02(水) 23:08:13.67 ID:tN0Gua/b0
やーだー、宿題やーだー!
28: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/02(水) 23:17:16.89 ID:y5OP4XQ10
さくら「やーだー、宿題やーだー!」パタリ!
泉「嫌でもしなきゃダメだよ。」
さくら「わかってても嫌なものはいやなんだもぉん…!」
亜子「嫌なのはみんな一緒や。」
さくら「むぎゅぅ……」
泉「クレープが待ってるよ。」
さくら「クレープ…」
30: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/02(水) 23:23:49.12 ID:y5OP4XQ10
亜子「想像してみい、さくらの大好きなピンクのクレープを。」
さくら「ピンクのクレープ…」
泉「美味しいクレープを美味しい味わうには…ね?」
さくら「……」
亜子「さくら、ファイトや!」
泉「集中して早く終わらせちゃおう!」
さくら「……」
31: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/02(水) 23:30:28.91 ID:y5OP4XQ10
亜子「クレープ!」
泉「クレープ!」
さくら「……クレープ!」ガバッ!
亜子「立った、さくらが立った!」
さくら「いやだけど…がんばる!三人で食べるクレープのために!」
亜子「よう言った!」
さくら「どんとこい宿題!」
32: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/02(水) 23:37:22.45 ID:y5OP4XQ10
泉「そんなに難しいところじゃないから、すぐに終わると思うよ。」
さくら「うん、すぐに終わらちゃうよぉ!」
亜子「いずみの「難しくない」は当てにならんけどなぁ♪」
さくら「ふぇっ、じゃあ本当はすっごく難しかったり…!」
泉「しないから。…亜子。」
亜子「ふひゃひゃ!」
泉「>>34」
34: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/02(水) 23:51:51.85 ID:0hH8Y7KGo
それじゃまず、問一の確率マイナス1の事象の解説から……
38: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/03(木) 08:43:59.79 ID:dgMXN0vO0
泉「それじゃまず、問一の確率マイナス1の事象の解説から……」
亜子「なんでやねん!」
泉「?」
亜子「アタシら中学生よ、そんな難しい問題出るわけないやろ!」
泉「だからそんなに難しくないってば。量子力学さえ理解していれば…」
亜子「量子力学を理解するって十分難しいからね!」
39: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/03(木) 08:44:40.85 ID:dgMXN0vO0
さくら「確率がマイナス1って…どういう意味?」
泉「よく聞いてくれたわ!確率がマイナス1って言うのは……あれ、問題が違う…?」
亜子「やっと気付いたか!」
泉「……」ゴシゴシ
泉「よく見たらただの確率の問題だった…」
さくら「…ねえ、イズミン。昨日徹夜したでしょ?」
泉「!」ギクッ!
40: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/03(木) 08:46:10.48 ID:dgMXN0vO0
さくら「そうだなぁ…今の確率マイナス1?について考えてたらいつの間にか朝になっちゃってた…とか?」
泉「!!」ギクギクッ!
亜子「アイドルが徹夜とかいーけないんだ、泉Pさんに言ったーろー♪」
泉「そ、それだけは…!お説教2時間コースが始まっちゃう!」
亜子「ふひゃひゃ、冗談やがな!友だちは売ったりせえへんよ。」
泉「ほっ…」
41: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/03(木) 08:46:54.89 ID:dgMXN0vO0
さくら「代わりにわたしがお説教するよぉ!えっと……だ、だめ!」
コツン
泉「……」キュンッ…
亜子「逆効果!」
泉「徹夜すればさくらに怒ってもらえる…?」
亜子「徹夜は止めような。」
泉「言ってみただけ。次からは気を付けます…」
42: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/03(木) 08:48:37.56 ID:dgMXN0vO0
亜子「アイドルは体が資本やからね、気持ちは分かるけど徹夜はアカンよ。」
泉「前徹夜がバレたとき泉Pにも同じこと言われた…はぁ、あの時のお説教の体感時間の長かったことって言ったら…」
さくら「2時間コース?」
泉「2時間コース…」
さくら「うわぁ…」
泉「成長期なんだから、みたいなこととかを理路整然と説かれた…」
亜子「>>44」
44: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/03(木) 09:05:26.35 ID:R3qLqsniO
それだけ心配してるんだよ
45: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/03(木) 09:18:20.06 ID:dgMXN0vO0
亜子「それだけ心配してるんよ。」
泉「そ、それとこれとは別なの。」
さくら「わたしもお説教は苦手ぇ…」
亜子「まあ、アタシも泉Pさんのお説教は堪忍やけど…」
泉「でしょ?この前だって…」
亜子「ストップ。」
46: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/03(木) 09:23:01.19 ID:dgMXN0vO0
泉「…?」
亜子「その流れは確実にノロケになる、そしていずみのノロケは泉Pさんのお説教と同じぐらい長い。」
泉「なっ…?!」///
さくら「ラブラブぶりはもう耳にタコができるぐらい聞いちゃったよぉ!」
亜子「さくらのノロケも同じぐらい長いけどな。」
さくら「お話したいことがいっぱいあるんだもん♪」
47: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/03(木) 09:29:40.66 ID:dgMXN0vO0
泉「の、ノロケとか…そう言うのじゃないから…」///
亜子「乙女や…ええか、さくら。これが乙女やで。」
さくら「なるほどなるほど。」
泉「違う…し……」///
亜子「この辺は見習っていかんとなぁ。」
さくら「そうだねぇ♪」
48: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/03(木) 09:38:44.64 ID:dgMXN0vO0
泉「ご、ごほん…!話が逸れてるよ、勉強しよ、勉強!」
さくら・亜子「はーい!」ニコニコ
泉「……」///
亜子「ふひゃひゃ、いずみはかわ…」
泉「株式トレードソフトのアップデートしてあげないよ?」
亜子「すんませんした!」
49: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/03(木) 09:45:39.55 ID:dgMXN0vO0
さくら「おーこらーれーたぁ!」
亜子「ちょっとからかっただけやのに…」
泉「よっぽど口座からの引き出しができなくなりたいみたいだね。」
亜子「ひぃぃ!それだけはホンマにやめて!っていうか何でアタシだけなん?!」
泉「さくらはいいのよ。」
さくら「えへへ♪」
亜子「で、出た!いずみのさくらびいき!」
50: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/03(木) 09:51:59.38 ID:dgMXN0vO0
泉「さくらはかわいい、かわいいは正義、よってさくらは正義。」
亜子「その理屈はおかしい。」
泉「ふふっ、なんて。しないよ、そんなこと。亜子次第だけど♪」
亜子「助けてさくら、いずみがいじめる!」
さくら「さっき助けてくれなかったから助けませぇん♪」
泉「>>52」
52: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/03(木) 10:21:18.63 ID:e2lGr/VF0
冗談よ。亜子も可愛いわよ、食べちゃいたいくらいに
53: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/03(木) 10:28:27.43 ID:dgMXN0vO0
泉「冗談だよ。亜子も可愛いよ、食べちゃいたいくらい。」
亜子「食べちゃいたいぐらい?!」
泉「そう思わない、さくら?」
さくら「思いまぁす♪」
泉「そう言うことよ。」
亜子「どういうこと?」
54: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/03(木) 10:34:24.69 ID:dgMXN0vO0
泉「行って!」
さくら「うん、行くよぉ…がぶ!」
カプ!
亜子「うわぁ!」
さくら「がぶがぶ。」カプカプ!
亜子「アタシは美味しくないよ!」
さくら「……あっ、ホントだ…」
亜子「そ、そうなんやけど…なんか傷付く!」
55: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/03(木) 10:46:32.53 ID:dgMXN0vO0
さくら「お金の味がすr…」
亜子「お返し。」カプ!
さくら「わわっ♪」
亜子「ふんふん…さくらはさくらの味がするなぁ!」
泉「さくらの味!」ガタッ!
泉「さくらの味…さくらの味…」フラフラ…
さくら「イズミン?!」
56: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/03(木) 10:52:54.06 ID:dgMXN0vO0
泉「詳細なデータを取らなきゃ…」
フラフラ…
さくら「イズミンが変!…かと思ったけどいつものイズミンだったぁ!」
亜子「首筋をかぷっとな!」
泉「首筋……」フラフラ…
亜子「アタシはさくらが逃げんように捕まえとく♪」ギュッ!
さくら「さくら、絶体絶命!」
亜子「騙して悪いが仕事なんでなぁ♪」
泉「……」フラフラ…
さくら「食ーべーらーれーるー!」
57: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/03(木) 10:55:02.07 ID:dgMXN0vO0
30分後
泉「さくらを可愛がってたらまた30分経ってた…」
亜子「さくら、恐ろしい子…」
さくら「えへへ♪」
泉「この会話さっきもしたよね?」
亜子「したなぁ。」
さくら「>>58」
58: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/03(木) 10:58:24.61 ID:ELIQ8HSAO
わたしはそれでもいいけどなぁ♪(これで二人とも宿題の事を忘れてくれる……!)
59: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/03(木) 11:06:48.29 ID:dgMXN0vO0
さくら「わたしはそれでもいいけどなぁ♪(これで二人とも宿題の事を忘れてくれる……!)」
泉「次にさくらは「ねえねえ、今日はお天気もいいから三人でお出かけしよう!」と言う。」
さくら「ねえねえ、今日はお天気もいいから三人でお出かけしよう!……はっ!」
泉「ふふっ、出かけるのもいいかもね。…宿題が終わったら。」
さくら「忘れてなかったぁ!」
泉「世の中そんなに甘くないよ。」
61: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/03(木) 11:14:49.88 ID:dgMXN0vO0
さくら「宿題なんか放っておいてお出かけしよっ、きゃるるん☆」
泉「かわいく言ってもダーメ。」
さくら「ぶーぶー!アコちゃんのケチ!」
亜子「まさかの飛び火?!」
さくら「アイドルってね、枠とかにとらわれてたらいけないと思うの、だからね、」
泉「……」
さくら「……宿題しまぁす。」
泉「よろしい。」
62: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/03(木) 11:24:49.18 ID:dgMXN0vO0
さくら「アコちゃんの守銭奴…」
亜子「何で矛先がこっちなん?!」
さくら「しかし村松、意外にもこれをスルー。」
亜子「おい。」
さくら「えへへ、アコちゃんはツッコミが上手だねぇ♪」
亜子「アタシがツッコまんとツッコミ不在になるからな。」
63: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/03(木) 11:29:54.24 ID:dgMXN0vO0
泉「えっ?」
亜子「えっ?」
泉「私は?」
亜子「頭良すぎてたまにアホやん。」
さくら「わたしは?」
亜子「アホ。」
さくら「ひどぉい、ぷんぷん!」
亜子「ふひひ、そう怒らんといてえな。関西人のアホは褒め言葉なんやから。」
64: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/03(木) 11:36:13.79 ID:dgMXN0vO0
泉「フレンドリーなニュアンスがこもってる…だったっけ?」
亜子「せやせや、標準語にはない言葉よ!」
さくら「アコちゃん関西人じゃないじゃん。」
亜子「ふひゃひゃひゃ!そうなんやけど!」
さくら「もう、そのネタ何回目?」
亜子「うーん…忘れた!」
さくら「>>66」
66: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/03(木) 12:05:20.88 ID:Jdp9xXIdo
おばあちゃんもうボケが始まって……よよよ……
71: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/03(木) 20:38:02.80 ID:dgMXN0vO0
さくら「おばあちゃんもうボケが始まって……よよよ……」
亜子「さくら、昼ご飯まだー?」
さくら「さっき食べたでしょ?」
亜子「あれ、そうやったっけなぁ……」
さくら「もう…しっかりしてよぉ。」
亜子「ごめんなぁ…」
泉(いつツッコむんだろ。)
72: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/03(木) 20:38:30.54 ID:dgMXN0vO0
亜子「って誰がおばあちゃんやねん!」
泉(あっ、ツッコんだ。)
亜子「花も恥じらうピチピチの乙女に向かっておばあちゃんとは失礼な!」
さくら「花も恥じらうピチピチの乙女…?」キョロキョロ
亜子「ここ!」
さくら「……?」
亜子「えっ、何その「言ってる意味が理解できない。」みたいな顔は?!」
73: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/03(木) 20:39:01.13 ID:dgMXN0vO0
さくら「半額シール貼りの人を待つ女の子を乙女って呼ぶのはちょっとぉ…」
亜子「どうせ待つんなら来ない王子様より、時間になったらきちんと来てくれる半額シール貼りの人を待った方がええやろ。」
さくら「じゃあ…半額シールを貼ってくれる王子様が来たら?」
泉「どんな王子様なの、それ…」
さくら「そらその場でプロポーズを受けたりますよ!」
泉「そんな得体の知れない相手のプロポーズを…?」
74: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/03(木) 20:39:32.26 ID:dgMXN0vO0
亜子「ああ、でもなぁ、半額シールを貼ってくれる王子様より今は待ち焦がれてる人がおるんですよ。」
さくら「えー、どんな人なのぉ?」
亜子「頭脳明晰にして容姿端麗、才色兼備のべっぴんさん!ちらっ。」
泉「……」
亜子「おまけに料理上手で、腹ペコなアタシらにチョチョイと美味い料理を作ってくれるような人だということなしやなぁ!ちらっ。」
泉「……」
亜子「ちらちらちらっ。」
75: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/03(木) 20:41:15.55 ID:dgMXN0vO0
泉「はぁ…わかりました。」スクッ
亜子「ふひゃひゃひゃ、悪いなぁ!昼ご飯の話しとったら急にお腹が空いてもうて。」
さくら「お腹が空いて力が出ないよぉ…ぐでー。」
泉「はいはい。リクエストは?」
亜子・さくら「(肉!)(お魚!)」
泉「うん、だとは思ってたけどキレイに真っ二つだね。」
76: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/03(木) 20:42:19.49 ID:dgMXN0vO0
〜〜〜
泉「と言うわけで、間を取って今日のお昼はお魚ハンバーグになりました。」
さくら「わぁ、おいしそぉ!」
亜子「タダ飯やー!」
泉「熱いから気を付けて食べてね。」
さくら・亜子「はーい!」
泉「ところで私が料理してる間に少しは宿題は進んだ?」
亜子「>>78」
78: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/03(木) 20:44:08.72 ID:jJiWx3RU0
な、なんのことやらさっぱり
80: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/03(木) 20:51:39.20 ID:dgMXN0vO0
亜子「な、なんのことやらさっぱり
…」
泉「……」ジトー
亜子「……こ、これには深い理由があるんよ!」
泉「どんな理由?」
亜子「えっと…さくら!」
さくら「ふぇ?!」
亜子「任せた!」
81: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/03(木) 21:01:29.42 ID:dgMXN0vO0
さくら「任されても困っちゃうよぉ!」
亜子「いけるて!いずみはさくらには甘いから…な?」
さくら「…わ、わかった!ごほん、イズミン!その…わたしたち、お腹がぺこぺこでとってもじゃないけど勉強なんかできなかったの!」
泉「ふぅん……」
さくら・亜子「……」
泉「…それならしょうがないかな。」
さくら・亜子「!」グッ!
82: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/03(木) 21:08:20.00 ID:dgMXN0vO0
泉「亜子もさくらもお腹がぺこぺこだったから勉強できなかった、そういうことね?」
亜子「そーうなんですよ!いやぁ、宿題したい気持ちはヤマヤマだったんやけどなぁ!」
さくら「宿題したかったのにねぇ!どうしてもお腹がぺこぺこで体がへろへろー、ってなって…!」
泉「それってつまりお腹がいっぱいにさえなれば宿題はできる、って言う意味だよね?」
亜子・さくら「えっ?」
泉「お昼を食べたら宿題をするんだよね?」
亜子・さくら「そ、それは……」
83: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/03(木) 21:12:40.03 ID:dgMXN0vO0
泉「ね?」ニコッ
亜子「はい、もちろんでございます!」
さくら「お、お昼を食べたら勉強しちゃうぞぉ!」
泉「……はぁ…今度こそ絶対だよ?」
亜子・さくら「はい!」
泉「もう……」
84: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/03(木) 21:26:34.48 ID:dgMXN0vO0
30分後
亜子「なあ、さくら。」
さくら「なぁに、アコちゃん?」
亜子「おいしいものをお腹いっぱい食べた後って眠くならへん?」
さくら「なるねぇ。ふわぁ…」
亜子「そこで提案なんやけど、ここは一回昼寝せん?」
さくら「さんせーい、眠れるときに
眠っとかなきゃだもんねぇ。」
85: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/03(木) 21:35:53.39 ID:dgMXN0vO0
亜子「ほな、おやす…」
泉「ませないよ。」
さくら「30分だけ、30分だけ!」
泉「それ絶対に30分だけじゃすまないから。」
亜子「そこをなんとか!」
泉「ダメなものはダメ。」
さくら「お願い、イズミン…!」
ウワメヅカイー
泉「>>87」
87: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/03(木) 21:38:32.34 ID:ELIQ8HSAO
キュンッ…
89: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/03(木) 21:45:51.87 ID:dgMXN0vO0
泉「!」キュンッ…
さくら「わたしといっしょにお昼寝しよ?」ウワメヅカイー
泉「ぐっ……(か、かわいい…!)」
さくら「イズミンとお昼寝…したいなぁ…」ウワメヅカイー
泉「う……」
亜子(いける!いけるで、これは!)
90: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/03(木) 21:51:44.47 ID:dgMXN0vO0
さくら「イーズーミン♪」キャルン
泉「はうっ!」
亜子(さらにもう一発!)
さくら「いっしょのお布団で寝よ?」
キャルン
泉「!!」
亜子(よし、今のは決まった!)
91: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/03(木) 22:00:37.28 ID:dgMXN0vO0
さくら「お布団がわたしたちを待ってるよ。」スッ
泉「……」スッ…
さくら「そう、あともうちょっとだけ手を……」
泉「……っ!」パン!
さくら・亜子「?!」
泉「はぁ…はぁ…危ないところだった……」
亜子(自分のほっぺたを叩いて…!)
92: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/03(木) 22:07:04.34 ID:dgMXN0vO0
泉「ふぅ…その手には乗らないよ。」
さくら「うう…だめかぁ…」
亜子「いけると思ったのになぁ…」
泉「だいたい…食べてすぐ寝たら太るよ?」
亜子「アタシ太らん体質やもーん。」
さくら「>>94」
94: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/03(木) 22:11:45.74 ID:iXADX3TFO
ねぇ、だめ?
いずみおねえちゃん?
95: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/03(木) 22:21:31.30 ID:dgMXN0vO0
さくら「ねぇ、だめ?……いずみおねえちゃん。」クビカシゲー
泉「!!」
さくら「いずみおねぇちゃん…」
ウルウル
泉「……っ…」
さくら「……」ウルウル
泉「……」
さくら「……」ウルウル
96: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/03(木) 22:34:19.19 ID:dgMXN0vO0
泉「も、もう一回だけ……」
さくら「いずみおねぇちゃん♪」
キャルーン
泉「はうあっ!」 フラッ…
泉「……くっ!」ガシッ!
亜子「耐えた?!」
泉「はぁ…はぁ…はぁ…はぁ……演算処理能力をこえてダウンするところだった……」
97: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/03(木) 22:40:57.63 ID:dgMXN0vO0
さくら「そんな…わたしの渾身の妹キャラが……がくっ。」
泉「はぁ…はぁ………ふぅ…さくら、亜子。」
さくら「うん…アコちゃん、これ以上の抵抗は無意味みたいだよぉ…」
亜子「ここまでか…腹くくるしかなさそうやな…」
泉「宿題…しよう。」
さくら・亜子「はぁい…」
98: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/03(木) 22:46:58.21 ID:dgMXN0vO0
2時間後
さくら「クレープ…クレープ…クレープ……」カリカリカリカリ…
泉「……」グッ…!
さくら「クレープ…クレープ…クレープ……」カリカリカリカリ…
亜子「……」ソワソワ…
さくら「クレープ…クレープ…クレープ……クレープ!」カリカリ…カタン!
泉・亜子「!」
さくら「………」
泉・亜子「……」
99: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/03(木) 22:58:55.00 ID:dgMXN0vO0
さくら「すぅ……終わったぁ!」
泉「お疲れ様!」
亜子「お疲れさん!」
さくら「ふぇー……」パタリ…
さくら「一ヶ月ぐらいは数学見たくなぁい…イズミン、教えてくれてありがとう…」
泉「どういたしまして。」
さくら「はぁ…燃えた、燃えつきちゃったよぉ…真っ白に……」
100: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/03(木) 23:04:56.91 ID:dgMXN0vO0
亜子「おー、よしよし。ようやった、ようやった。」ナデナデ
さくら「ふぇー……」
亜子「イズミン先生サマサマやなぁ。」ナデナデ
さくら「ふぇー……」
亜子「…生きとるかー?」ナデナデ
さくら「ふぇー……」
亜子「>>102」
102: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/03(木) 23:06:58.98 ID:a9rmvyTAO
本当にお疲れさん。今日は特別にアタシがおごったるわ!
106: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/04(金) 13:36:46.18 ID:0NnWuoIV0
亜子「本当にお疲れさん。今日は特別にアタシがおごったるわ!」
さくら「ごちそうさまでぇす!」
ガバッ!
亜子「やだこの子現金!」
さくら「アコちゃんのおっごり♪アコちゃんのおっごり♪あ、よーく考えてみたらクレープより回らないお寿司の方が食べたいかも!」
亜子「回らないお寿司はおやつに入りません!」
さくら「しょうがないなぁ、回るお寿司で我慢してあげまぁす♪」
亜子「いやいや、回る回らないの問題とちゃうよ!」
107: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/04(金) 13:37:52.78 ID:0NnWuoIV0
さくら「何でもおごってくれるって言ったじゃん!」
亜子「拡大解釈すぎるわ!」
泉「ありがとう、亜子。ちょうどほしいハードがあったんだ。」
亜子「お前もか!」
泉「ノートパソコンはおやつに入るよね?」
亜子「何をどう思ったらその考えに至ったんか小一時間ぐらい問い詰めてもええかな?」
108: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/04(金) 13:38:57.45 ID:0NnWuoIV0
さくら「えへへ、ちょっときつめのボケも拾ってくれるアコちゃん大好き♪」
泉「ふふっ、亜子がいるだけでその場の空気が明るくなるよ。さすがは私たちのムードメーカー。」
亜子「賑やかし担当としての仕事はきちんとせなアカンからな。明るい空気って好きやねん。」
さくら「お金とどっちが好き?」
亜子「どっちも!」
さくら「うわっ、ずるぅい!」
109: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/04(金) 13:40:59.34 ID:0NnWuoIV0
亜子「アタシが欲張りなの知らんかった?」
さくら「ケチんぼなのは知ってた。」
亜子「そうですけど何か?」
さくら「それからすっごく友だち想いのいい子だってことも。」
亜子「そうですけd……って、不意打ちで褒めんなや、照れてまうやろ!」
泉「>>111」
111: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/04(金) 14:05:50.10 ID:iHYxcjbAO
さくらの次にかわいいよ
112: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/04(金) 14:16:00.44 ID:0NnWuoIV0
泉「さくらの次にかわいいよ。」
さくら「えへへ、そんなぁ…♪」
亜子「何を言ってるの、いずみ!」
泉「?」
亜子「さくらのかわいさはアタシらと並べて語ってええもんちゃうやろ!」
泉「はっ!」
さくら「ふぇっ?」
113: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/04(金) 14:24:18.38 ID:0NnWuoIV0
亜子「はぁ…さくらはホンマにかわいいなぁ!」ナデナデ…
泉「…亜子の言う通りだね、さくらのかわいさは比較になる対象さえ存在しないレベルだもんね。」ナデナデ
亜子「何がどうかわいいとかとちゃうねんな、もうさくらの存在自体がかわいいんよ。」ナデナデ
泉「わかる、さくらはかわいい、これは宇宙の真理。」ナデナデ
さくら「えへへ、2人とも褒めすぎだよぉ♪」
亜子「かわいいなぁ!」ナデナデ
泉「かわいい…」ナデナデ
さくら「えへへ、もう…♪」
114: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/04(金) 14:32:34.94 ID:0NnWuoIV0
亜子「…アタシな、たまに思うねん。さくらと会ってなかったら、って。」
ナデナデ
さくら「そんなこと思ってたの?」
亜子「何となく、な。さくらと会ってなかったら、いずみと会うことためなかった。そう思うと…ほら、運命の導き的な何かに感謝したくならへん?」ナデナデ
泉「…ふふっ、そうだね。亜子の癖にいいこと言うじゃない。」ナデナデ
亜子「亜子の癖に、は余計や。」
ナデナデ
さくら「わたしはそうは思わないけどなぁ。」
115: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/04(金) 14:38:48.05 ID:0NnWuoIV0
亜子「まさかのドライ!」ナデナデ
さくら「ううん、そうじゃなくってぇ…運命のみちびき、的な何かにありがとう、って思わないわけじゃないんだけど…」
泉「だけど…?」ナデナデ
さくら「こうも思うんだ、きっとそんなものがなくても、わたしたちは親友になってたって。」
亜子・泉「……!」ナデナデ
さくら「>>117」
117: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/04(金) 14:47:00.84 ID:s+4aOo4AO
だから、私たちの友情は永遠に不滅だよ!そして、↑
118: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/04(金) 14:55:28.12 ID:0NnWuoIV0
さくら「だから、私たちの友情は永遠に不滅だよ!そして、もし来世があったらまた親友になると思う。」
亜子・泉「……」
さくら「えへへ、ちょっぴり難しい言葉を使っちゃったけど…わたしが言いたいのは、わたしたちは何があっても親友だよってこ…」
亜子・泉「さくら!」ヒシッ!
さくら「わぷっ!」
亜子「ええ子や…ホンマにええ子や…」
泉「さくら…」
119: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/04(金) 15:06:42.81 ID:0NnWuoIV0
亜子「金では買えへんもんがあるってこういうときにつくづく思うわ…なあ、いずみ。」
泉「さくら……」
亜子「いずみ。」
泉「あ、ゴホン!…うん、私も計算するまでもないものがあるって…こういうときに感じる。」
さくら「…?」
亜子「最初はアホのさくらが急に小難しいことを言い始めたからびっくりしたけど…」
さくら「アホじゃないもぉん、ぷんぷん!」
120: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/04(金) 15:12:43.75 ID:0NnWuoIV0
亜子「ふひゃひゃ、ごめんごめん!アホ面の間違いやったわ!」
さくら「あんまり変わってないよぉ!」
泉「気にしなくていいよ、銭ゲバメガネよりはマシだから。」
亜子「ちょっ、泉さん?!」
泉「ふふっ、倹約家の間違いだった、言い間違えちゃった♪」
亜子「言い間違いがひどない?!」
121: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/04(金) 15:21:56.05 ID:0NnWuoIV0
泉「これからもずっと親友だよ、銭ゲバメガ…亜子。」
亜子「台無しや!」
さくら「ねえ、銭ゲバメガ…アコちゃん。」
亜子「わざとやろ!な、わざとなんやろ?」
さくら「わざとなんかじゃないよぉ、アコちゃ…銭ゲバメガネちゃん!」
亜子「いや、合ってたからね!言い直す必要なかったからね!」
122: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/04(金) 15:33:36.11 ID:0NnWuoIV0
泉「ふふっ、新しいニックネームは決まったね!」
亜子「こんな名前で親しまれたないわ!えっと…えっと……ああ、ダメや、いずみの悪口言ったろ思うのにええのが思い付かん…!」
さくら「人の悪口とか言ったらだめだと思いまぁす。」
亜子「どの口が言っとるねん!」
さくら「この口でぇす♪にこっ☆」
亜子「あら、かわいい!」
さくら「えへへ♪」
亜子「>>124」
124: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/04(金) 15:38:06.09 ID:1Gs65m/cO
さくらはぷにちゃんにするわ
125: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/04(金) 15:43:55.67 ID:0NnWuoIV0
亜子「よし、ほんなら、さくらはプニちゃんにするわ!」
さくら「プニちゃん?」
亜子「ほっぺがプニプニしてるからプニちゃんや!ほーれ、プニちゃんぷにぷにー。」プニプニ
さくら「プニちゃんじゃマスコットキャラクターみたいだよぉ!」
亜子「実際マスコットキャラクターなんやから問題ないやろ。」プニプニ
さくら「あ、そっかぁ♪」
127: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/04(金) 15:52:23.79 ID:0NnWuoIV0
泉「プニちゃん…いいかも。」
プニプニ
亜子「せやろせやろ。」プニプニ
さくら「えへへ、プニちゃんでぇす…ってプニちゃんじゃないよぉ!」ガバッ!
さくら「リーダーをもっと敬う!」
亜子「よっ、リーダー!」
泉「さくらこそがリーダーよ。」
さくら「えへへ、よろしい♪」
128: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/04(金) 16:01:16.07 ID:0NnWuoIV0
亜子「フッ、チョロい。」
さくら「あれぇ、何か聞こえたよぉ?」
亜子「「そろそろクレープ食べに行こか、リーダー。」って言ったんよ♪」
さくら「ほんとにぃ?」
亜子「ホンマよ、ホンマ!な、いずみ。」
泉「うん、「クレープだけじゃなくて何でもおごったるからな!」って。」
亜子「えっ?!」
129: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/04(金) 16:07:10.86 ID:0NnWuoIV0
さくら「アコちゃん太っ腹ぁ♪ウェストは細いけど☆」
亜子「ありがとう!…じゃなくて…!」
泉「何食べる?」
さくら「回らないお寿司!」
亜子「まだ諦めとらんかったんかい!」
さくら「わたしは絶対にあきらめたりなんかしない、きりっ!」
130: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/04(金) 16:13:50.85 ID:0NnWuoIV0
泉「きゃー、さくらかっこいー。」
亜子「棒読み!」
さくら「えへへ、なーんちゃって♪クレープでいいよ、ううん、クレープがいい!」
泉「三人で食べるクレープより美味しいものなんてないものね。」
さくら「うんっ♪」
亜子「二人とも……」
泉「>>132」
131: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/04(金) 16:17:31.92 ID:iHYxcjbAO
おごりで食べるならなおさら……
135: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/04(金) 21:06:22.67 ID:0NnWuoIV0
泉「おごりで食べるならなおさら…」
さくら「ありがとう、アコちゃん♪」
泉「ありがと、亜子。」
亜子「んもう、ええの、ええの!安い買い物やし!」
さくら「お買い物?」
亜子「とびっきりのもんを破格の値段で買えるこのチャンス、逃す手はないって話ですよ!」
泉「……」
136: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/04(金) 21:07:00.90 ID:0NnWuoIV0
亜子「このさk……!」
泉「「さくらといずみの笑顔が買えるってチャンスをな。」」
亜子「……」
泉「……」
亜子「何で先に言うかなぁ!」
泉「ふふふっ…♪」
亜子「めっちゃ恥ずかしいやんかー!自分でもちょっとクサイかな思うてたセリフを先に言われてまうと……」
137: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/04(金) 21:07:43.69 ID:0NnWuoIV0
さくら「どんまい。」
亜子「冷静に励ますのやめて!あー…もういい、今日は一人1,500円までしか出してやらん!」
泉「そんな…!」
さくら「せ、1,500円だってー…!」
亜子「せや!」
さくら・泉・亜子「………」
泉「まあ、最初から予算は決まってたんだろうけど。」
亜子「ふひゃひゃ、そうとも言う!」
138: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/04(金) 21:08:44.33 ID:0NnWuoIV0
さくら「1,500円あればいつものお店でクレープと飲み物が頼めるね♪」
亜子「高いモンは美味い!が、美味いモンが高いとは限らない!いつもの店でええやろ?」
さくら「はぁい♪」
泉「異議なし。」
亜子「銭は節約も大事やけど、必要なときに使うのも大事よね!んじゃまぁ、出発と行きますか!」スクッ
さくら「鍵かけるのを忘れないようにしないと…」スクッ
泉「さくらが鍵をかけたか確認するのを忘れないようにしないと…」スクッ
さくら「もう、イズミンったらぁ♪」
泉「ふふっ♪」
139: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/04(金) 21:09:44.72 ID:0NnWuoIV0
夕方 通り
さくら「クレープおいしかったねぇ♪」
亜子「頭使ったあとは甘いもんがおいしいのよ!」
泉「さしずめ友情と努力と勝利の味、ってところかな。」
さくら「えへへ、ありがとうございましたイズミン先生!」
泉「どういたしまして。」
亜子「いやー、それにしてもやれば終わるもんやな!今週は忙しくてやる時間なかったから絶対終わらんと思ったわ!」
140: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/04(金) 21:10:22.67 ID:0NnWuoIV0
泉「それに加えて量が少し多めだったもんね、数学と英語が。」
さくら「えっ…」
泉「?」
さくら「英……語……?」
泉「………」
さくら「………」
亜子「……あー…」
141: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/04(金) 21:11:23.40 ID:0NnWuoIV0
さくら「イズミン先生、英語教えて!」
泉「はぁ…」
亜子(イズミン先生は多忙やなぁ。)
さくら「おねがぁい…!」
泉「はいはい。」
ある日のNW
142: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/04(金) 21:13:01.17 ID:0NnWuoIV0
NWがステージの上で揃ったときの気持ちを指にこめました
文字で表すと凹
NWっていいですね……改めてそう思いました
宿題をするときは
・既に終わらせている泉
・↑に教えてもらうさくら
・↑の横で何だかんだでわりと真面目に取り組む亜子
……と言う風なんじゃないかな、と言う妄想
ほのぼの……を書いたつもりです
少しでもステマになったことを願いつつ
SS速報VIP:さくら「三人で付き合いまぁす♪」