SS速報VIP:未央「プロデューサーのモノマネを極めた結果」
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/06/30(火) 22:03:49.95 ID:dpHqwTHS0
未央「昨日、りーなとみくにゃんと私の3人で水着を買いに行ってたんだけどさ。またあの2人が『どっちの水着が良いか』って喧嘩になったんだよね」
凛「衣装やアイドルとしての方向性ならともかく、何でプライベート用の水着で……」
卯月「2人とも仲良しなんですね」
未央「そこで私が『じゃあ、男性の意見を取り入れよう』って言って、水着を試着した2人の画像をプロデューサーに送っちゃいました!」
卯月「大胆ですね。未央ちゃんもみくちゃん達も」
凛「それで、どんな返信が来たの?」
未央「ものの見事にメール無視。結局、『アスタリスク解散だ(にゃ)!』で締めくくって、それぞれ好きな水着を買ったかな」
未央「それで今日、プロデューサーにメールの件で問い詰めてみたんだけど」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1435669419
2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/06/30(火) 22:09:19.87 ID:dpHqwTHS0
~
未央「プロデューサー。さすがにメール無視は女の子を扱う立場としてどうかと思うよ。せっかくみくにゃん達が水着姿を披露したのに」
武内P「申し訳ありませんでした。会議が長引いてしまい、メールに気付いたのは深夜0時ごろでした。着信音で起こしてしまうのも悪いかと思いましたので。それと――」
未央「それと?」
~
未央「『ああいう話は他のアイドルや千川さんに相談してください(低い声)』って」
卯月「そ、そうなんですか」
未央「どしたの?しまむー」
凛「未央。その……実は言いにくいことなんだけど、はっきり言っておくね」
未央「う、うん」
凛「未央のプロデューサーのモノマネ。正直全然似てない」
未央「え?マジ?」
凛「うん」
未央「し、しまむーは」
卯月「に、似ているとは……そ、その、思うんですけど、何か違うような気がします」
未央「ふ、2人がそう言うなら、他の人にも聞いてみる!」
15分後
未央「」
卯月「結局、駄目だったんですね」
凛「見事な轟沈っぷり」
みく「未央チャン。Pチャンのモノマネが下手とかいう話を聞いたんだけど」
未央「」
凛「もうやめて!」
卯月「未央ちゃんのライフはもうゼロです!」
未央「決めた」ムクッ
凛「『決めた』って何を?」
未央「ちょっと修行してくる」ダッ
765プロ
未央「ということで、アイドル業界でモノマネに関しては右に出る者はいないと名高い双海先輩にモノマネの極意を伝授していただきたく参りました!何卒ご指導ご鞭撻のほど宜しくお願いします!」ドゲザー!
亜美「ほほーう。亜美たちのところに来るとは目の付け所が違うね。未央ちー」
真美「目の付け所がシャンプーだね」
律子「それを言うならシャープでしょ」
雪歩「お茶ですぅ」
未央「ありがとうございます」ズズーッ
亜美「モノマネを極めたいってことだよね?」
未央「そうなんです。みんなプロデューサーのモノマネを似てないって言うんです」
亜美「プロデューサーって、あのでっかい兄ちゃんのこと?」
真美「ああ。あの893プロの」
未央「いいえ。346です」
小鳥(やっぱり、タケ×バネかしら。後輩に押されて体格差で逆らえずに…)
真美「んー。とりあえず、モノマネやってみて」
未央「『貴方たちにはPVを撮ってもらいます。これを機にシンデレラプロジェクトを広めていき、ゆくゆくは世界デビューを……』」(低い声)
亜美真美「「似てないね」」
未央「」ガガーン!
律子(正直、誰だか分からなかった)
真美「未央ちー。あのおっきいにーちゃんについてどれだけ知ってる?」
未央「ええっと、寡黙で、凄く仕事ができる人で、表情とかがあまり出てこなくて、よく誤解されて補導されたり、それと――」
真美「それと?」
未央「不器用なところとか、ちょっと可愛い///」
亜美真美((あ、これ恋する乙女の顔だ))
亜美「で、それだけ?」
未央「はい?」
亜美「あのでっかいにーちゃんについて知ってるのって、本当にそれだけ?」
未央「あっ、はい。そうですけど」
亜美「……」
真美「……」
亜美「さて、これをどう思いますかな?真美」
真美「これはもうあれだね。あれしかないね。亜美」
未央「?」
亜美真美「「未央ちーはモノマネの基本すらなっていない!」」
未央「酷いですよ。先輩……」
亜美「あのでっかいにーちゃんの私服のセンスは!?」
未央「知りません」
真美「休日の過ごし方は!?」
未央「知りません!」
亜美「好きな食べ物は!?嫌いな食べ物は?!」
未央「ハンバーグが好きなことぐらいしか知りません!」
真美「好みの女性のタイプは!?」
未央「知りません!」
亜美「休日の過ごし方は!?」
未央「知りません!」
真美「昨日の晩御飯は!?」
未央「知りません!」
亜美「お風呂に入った時、最初に洗う場所は!?」
未央「知りません!」
真美「パンツの形と色は!?」
未央「知りません!」
亜美「未央ちーの今日のパンツは!?」
未央「ユ○クロで買った500円の安物です!」
真美「その程度で安いなんてやよいっちに失礼だよ!やよいっちは三点セットで500円のだからね!」
未央「高槻先輩ごめんなさい!」ドゲザー
真美「ちなみにやよいっちの家はあっちの方向ね」
未央「あ、ごめんなさい」ドゲザ
亜美「とにかく、モノマネの基本とは『相手を知ること!』。相手を知らずして表面を真似るなど具のコットン!」
律子「愚の骨頂ね」
真美「創造の理念を鑑定し、基本となる骨子を想定し、構成された材質を複製し、制作に及ぶ技術を模倣し、成長に至る経験に共感し、蓄積された年月を再現し、あらゆる工程を凌駕し尽くし、そこに幻想を結ぶことで初めてモノマネは完成するのだよ!未央ちー!」
律子(いや、そこまでは……)
未央「まさか、モノマネがそこまで奥深いものだったとは……」
律子(あ、この子馬鹿だ)
小鳥(さすがパッション代表。期待を裏切らない)
未央「私は、モノマネを甘く見ていました!」
亜美「まずは相手を知ること!相手を知れば道は自ずと見えてくる!」
真美「もうその時になったら真美たちは必要ないだろうね!」
未央「あ、ありがとうございます!師匠!」
翌日
未央「……」ジーッ
武内P「……」カタカタ
未央「……」ジーッ
武内P「……」カタカタ
武内P「あの……本田さん」
未央「どうしたの?」
武内P「もしかして、私の顔に何かついているのでしょうか?」
未央「え?いや、全然そういうのじゃないから。気にしないで」
武内P「……そうですか」
未央「……」ジーッ
武内P「……」カタカタ
未央「……」ジーッ
武内P「……」カタカタ
武内P(視線が気になります)
ある日
武内P「今日の収録は第4スタジオで行います。スタッフはいつもの方々なので私が付き添わなくても問題は無いでしょう」
みく「……」
李衣菜「……」
武内P「あの……、どうかしましたか?」
みく「いや、なんでもないにゃ」
李衣菜「そうそう。第3スタジオだよね?」
武内P「第4スタジオです」
李衣菜「ごめんごめん」
武内P「ちゃんと話は聞いてください」
みく(Pチャンの背後の未央チャンが気になってそれどころじゃないにゃ)
未央「~♪」
かな子「未央ちゃん。何聴いているのかな?すごく集中してるんだけど」
智絵里「今度、新曲出すって言っていたから、それかな?」
杏「だったら邪魔しない方がいいね」グデ~
未央「~♪」
武内P『ええ。ありがとうございます。その件につきましては後日メールで送らせていただきます』
武内P『田中さんですか?先日はお世話になりました。ああ、そういえば、教えて頂いたラーメン屋ですが――』
武内P『すみません。母さん。まだ仕事に集中していたので、例の話はお断りさせていただきます』
未央(ふ~ん。家族相手でも敬語なんだ。まさかとは思ったけど、本当にそうなんだ)
未央(しかもお見合いを断ってまで私たちのことを優先してくれているなんて……)
未央「~♪」
武内Pの家・風呂場
ザッパーン
武内P「ふぅ~」
武内P(一波乱ありましたが、プロジェクトも軌道に乗って良かったです)
<●><●>
武内P「」ビクッ
武内P「」バッ
武内P「」サッ サッ
武内P(気のせいですか。本田さんの視線を感じたような気がしますが……)
未央「……」
数日後
武内P「」ガサゴソ
武内P(おかしいですね。確かにこの引き出しに入れたはずなのですが……)
未央「右の引き出しの手前から5番目のファイルの中にあるよ」
武内P「ほ、本田さん」
未央「蘭子ちゃんの秋のミニライブの企画書でしょ?凸レーションのラジオ宣伝ポスターのサンプルと一緒にファイルに閉じちゃってるよ」
武内P(まさか……)ガサゴソ
武内P(あった!)
武内P「ありがとうございます。本田さん。それと、聞きたいことがあるのですが――」
未央「次にプロデューサーは『どうして私が神崎さんのミニライブの企画書を探しているのを知っていたのですか?』と言う!」
武内P「どうして私が神崎さんのミニライブの企画書を探しているのを知っていたのですか?――――ハッ!」
未央「プロデューサーのことならなんでも知ってるよ。昨日は0時過ぎまで帰れなかったことも、朝食は時間が無くていつもゼリーで済ませていることも、ずっと仕事続きだから未だに私服の衣替えをしていないことも、ハンバーグは好きだけど自分では美味しく作れないジレンマに悩んでいることも、既に3件のお見合いを断っていることも、今どういう目で私を見ているのかも」
武内P「本田さん……貴方は一体……何者なんですか?」ガタガタ
未央「アイドルだよ。頂点を目指すごく普通のアイドル」
未央「あ、でも、とある一芸を極めちゃったことだけは普通じゃないかな」
武内P「一芸……ですか」
未央「『こういうことです。プロデューサー』」(武内Pボイス)
武内P「私の……声が!」
未央「私はプロデューサーのことは何でも知ってるよ。全部知っているから、理解できた。最初は何を考えているか分からなかったし、デビューライブの時は酷い人だと思った。だけど、本当はちゃんと私たちのことを考えていて、でも口下手で表情にも出てこないから誤解され易い人なんだなって分かった。今はもう、プロデューサーの全てが愛おしく思えちゃう。あ、これ告白になっちゃったね☆」
武内P「本田さん……」
未央「私はプロデューサーの全てを知り、全てを理解した。だから、プロデューサーそのものになれる」
未央「本田未央!特技はモノマネ!よろしくお願いします!」
武内P「」(唖然)
翌日 プロジェクトルーム
未央「『現在企画中です』」(武内Pボイス)
卯月「わぁ!凄く似てきましたね。もうそっくりどころじゃないです」
凛「それ、どこから声出してるの?」
未央「『休日ですか?ディ○ニーランドで遊んでいます。ええ、一人で』」(武内Pボイス)
卯月・凛「「ぶっ!」」
凛「ちょwwwプロデューサーの声で変なこと言わないでよwww」プルプル
卯月「プロ……が、ひと…りで……ディ○ニー……wwwwwwww」プルプル
凛「卯月のツボに入っちゃったみたいwwww」
武内P「城ヶ崎さん少し宜しいでしょうか?」
美嘉「」クルッ
美嘉「あれ?」
未央「プロデューサーだと思った?残念!未央ちゃんでした!」
美嘉「え?何?これドッキリ?絶対、あいつの声がしたんだけど。生で」
未央「『それはこういうことです。城ヶ崎さん』」
美嘉「その声、どこから出てるの?あと、その見た目であの渋い声は何か気持ち悪い」
未央「せっかく頑張ったのに気持ち悪いって酷いよー!美嘉ねぇ!」ブーブー
美嘉「あーはいはい。よくできました。……!!」ピコーン!
美嘉「ねぇ。ちょっと頼みたいことがあるんだけどさ」
美嘉「」ゴニョゴニョ
未央「ほほーう。良いよ良いよ。全然オッケー。とりあえず廊下だとあれだから、プロジェクトルームでやろうか」
15分後 プロジェクトルーム
美嘉「ヤバい///想像以上にヤバい……///」プシュ~
未央「たった15分の言葉責めで堕ちるとは、カリスマギャルの名が泣きますなぁ。美嘉ねえ」
未央「じゃあ、そろそろ続きをやるよ」
美嘉「お願い。やめて!これ以上は…///理性が……あっ///」
美嘉「」ビクッ ビクッ
未央「ありゃ~。堕ちちゃったか。まだまだ試したいセリフとかあったんだけどなぁ」
美波「おはようございます」
未央(適任者きたー!)
未央「アーニャ!みなみんを捕縛!」
アナスタシア「da сэр」
美波「え!?アーニャちゃん!?」
未央「さすがアーニャ。ものの5秒でみなみんに目隠しをつけて、手足を縛るとは」
アナスタシア「小さい頃、パパに教えてもらいました」
30分後
未央「『では、そろそろ下にいきますね』」
アナスタシア「」ツツツツツ ←指を美波の脇腹に這わせている
美波「あっ///……ああっ///」
未央「おぅふ……。さすがみなみん。こっちも体温上がって来た」
アナスタシア「ミナミ。とても気持ち良さそうです」
凛「うん。2人とも何やってるの?」
未央「プロデューサーの声でエロいセリフをひたすら囁き続けるイタズラ」
未央「『初めては優しくがいいですか?それとも獣のように……』」
美波「優……しく、お願いしまひゅ///」
アナスタシア「完全に、堕ちました」
凛「そんなセリフ。どこで覚えてきたの?」
未央「兄貴のパソコンにあったエロ動画。さすが兄貴の厳選フォルダ」
凛「今、未央のお兄さんが公開処刑されたよ」
凛「そろそろイタズラやめないと、しっぺ返しを喰らうよ」
1週間後
未央(プロデューサーのモノマネでイタズラするの面白いなぁ~)
未央(まぁ、あの後、みなみんには凄く怒られました。はい。反省しています)
今西部長「あ、探したよ。こんなところにいたんだね」
未央「あ、部長。おはようございます」
部長「そろそろ会議が始まる時間だよ。早く行かないと準備が間に合わないじゃないか」ガシッ
未央「えっ?あの、ちょっと!会議って何ですか!?」
武内P(ギリギリまで配布資料を修正していたら、こんな時間になってしまった)テクテク
卯月「未央ちゃん!探しましたよ!」
凛「そろそろ行かないとライブ始まっちゃうよ」
卯月「プロデューサーのモノマネで遊んでいる場合じゃないですよ!スタッフの皆さん待っているんですから!」
武内P「え?あの、私は本田さんじゃないのですが……」
凛「ほら。早く早く!」グイグイッ
卯月「未央ちゃん。重いです」グイグイッ
大会議室
ちひろ「それでは、シンデレラプロジェクトの活動報告および今後の活動方針における会議を始めます」
偉い人たち「「「……」」」
未央(ヤバいよ~。これみんな私をプロデューサーだと思ってる)
卯月「行きますよ。未央ちゃん」
凛「行くよ。未央」
武内P「……」
未央(でも私はプロデューサーの全てを知っている。今後の活動方針も資料の内容も頭に入っている。プロデューサーの考えることをシミュレートして、話す内容を構築して、発言していけば――)
武内P(ライブの立ち回りや振り付けは何度も本田さんから質問を受けているので全て頭に入っています。そして、今は誰もが私のことを本田さんだと認識しています。ならば――)
未央・武内P「「私はプロデューサー(本田さん)になれる!」」
会議後
今西部長「いやぁ~。良かったよ。武内Pくん。やはり、シンデレラプロジェクトは君に任せて正解だった」
専務「シンデレラプロジェクトは我が社のアイドル部門の命運をかけている――が、君が担当なら安心して大船に乗ったつもりでいられるな」
未央「『はい。ありがとうございます』」
武内P「会場のみんなー!来てくれてありがとう!」
観客「「「うおおおおおおおおおおおおおおお!!」」」
武内P「それじゃあ、さっそく一曲目いくよー!『できたて!Evo!Revo!Generation』!」
未央「私がプロデューサーで」
武内P「私が本田さんで」
未央「だけど、私は本田未央で」
武内P「しかし、私は武内Pで」
未央・武内P「「あれ?」」
未央・武内P「「私は、誰?」」
おわり
346プロ・1階ロビー
本田兄「いつまでも世話の焼ける妹だな。ほら。ちゃんと持ってきたぞ」
未央「いやぁ~。忘れ物届けてくれて、ありがとう。助かったよ」
卯月「未央ちゃーん!そろそろ一斉レッスン始まりますよー!」
凛「未央。その人は?」
本田兄「あ、どうも。本田未央の兄です。未央がいつもお世話になっています」
卯月(エロ動画の人だ)
凛(エロ動画の人だ)
美波(エロ動画の人///)
アナスタシア(エロ動画の人…)
蘭子(エロ動画の人だ……)
杏(エロ動画の人だ)
かな子(えっちな動画の人だ)
智絵里(えっちな動画の……人です)
きらり(エロ動画の人だにぃ)
みりあ(えっちな動画の人だ)
莉嘉(えっちな動画を見てる人だ)
みく(エロ動画の人にゃ)
李衣菜(エロ動画の人だ)
アイドル達(((((((((((((((エロ動画の人だ!))))))))))))))
本田兄「?」
未央(兄貴……。ごめん)
~
未央「プロデューサー。さすがにメール無視は女の子を扱う立場としてどうかと思うよ。せっかくみくにゃん達が水着姿を披露したのに」
武内P「申し訳ありませんでした。会議が長引いてしまい、メールに気付いたのは深夜0時ごろでした。着信音で起こしてしまうのも悪いかと思いましたので。それと――」
未央「それと?」
~
4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/06/30(火) 22:10:42.64 ID:dpHqwTHS0
未央「『ああいう話は他のアイドルや千川さんに相談してください(低い声)』って」
卯月「そ、そうなんですか」
未央「どしたの?しまむー」
凛「未央。その……実は言いにくいことなんだけど、はっきり言っておくね」
未央「う、うん」
凛「未央のプロデューサーのモノマネ。正直全然似てない」
未央「え?マジ?」
凛「うん」
未央「し、しまむーは」
卯月「に、似ているとは……そ、その、思うんですけど、何か違うような気がします」
未央「ふ、2人がそう言うなら、他の人にも聞いてみる!」
5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/06/30(火) 22:13:09.19 ID:dpHqwTHS0
15分後
未央「」
卯月「結局、駄目だったんですね」
凛「見事な轟沈っぷり」
みく「未央チャン。Pチャンのモノマネが下手とかいう話を聞いたんだけど」
未央「」
凛「もうやめて!」
卯月「未央ちゃんのライフはもうゼロです!」
未央「決めた」ムクッ
凛「『決めた』って何を?」
未央「ちょっと修行してくる」ダッ
6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/06/30(火) 22:15:14.45 ID:dpHqwTHS0
765プロ
未央「ということで、アイドル業界でモノマネに関しては右に出る者はいないと名高い双海先輩にモノマネの極意を伝授していただきたく参りました!何卒ご指導ご鞭撻のほど宜しくお願いします!」ドゲザー!
亜美「ほほーう。亜美たちのところに来るとは目の付け所が違うね。未央ちー」
真美「目の付け所がシャンプーだね」
律子「それを言うならシャープでしょ」
雪歩「お茶ですぅ」
未央「ありがとうございます」ズズーッ
7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/06/30(火) 22:18:34.85 ID:dpHqwTHS0
亜美「モノマネを極めたいってことだよね?」
未央「そうなんです。みんなプロデューサーのモノマネを似てないって言うんです」
亜美「プロデューサーって、あのでっかい兄ちゃんのこと?」
真美「ああ。あの893プロの」
未央「いいえ。346です」
小鳥(やっぱり、タケ×バネかしら。後輩に押されて体格差で逆らえずに…)
真美「んー。とりあえず、モノマネやってみて」
未央「『貴方たちにはPVを撮ってもらいます。これを機にシンデレラプロジェクトを広めていき、ゆくゆくは世界デビューを……』」(低い声)
亜美真美「「似てないね」」
未央「」ガガーン!
律子(正直、誰だか分からなかった)
8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/06/30(火) 22:22:03.27 ID:dpHqwTHS0
真美「未央ちー。あのおっきいにーちゃんについてどれだけ知ってる?」
未央「ええっと、寡黙で、凄く仕事ができる人で、表情とかがあまり出てこなくて、よく誤解されて補導されたり、それと――」
真美「それと?」
未央「不器用なところとか、ちょっと可愛い///」
亜美真美((あ、これ恋する乙女の顔だ))
亜美「で、それだけ?」
未央「はい?」
亜美「あのでっかいにーちゃんについて知ってるのって、本当にそれだけ?」
未央「あっ、はい。そうですけど」
亜美「……」
真美「……」
亜美「さて、これをどう思いますかな?真美」
真美「これはもうあれだね。あれしかないね。亜美」
未央「?」
亜美真美「「未央ちーはモノマネの基本すらなっていない!」」
未央「酷いですよ。先輩……」
9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/06/30(火) 22:27:08.70 ID:dpHqwTHS0
亜美「あのでっかいにーちゃんの私服のセンスは!?」
未央「知りません」
真美「休日の過ごし方は!?」
未央「知りません!」
亜美「好きな食べ物は!?嫌いな食べ物は?!」
未央「ハンバーグが好きなことぐらいしか知りません!」
真美「好みの女性のタイプは!?」
未央「知りません!」
亜美「休日の過ごし方は!?」
未央「知りません!」
真美「昨日の晩御飯は!?」
未央「知りません!」
亜美「お風呂に入った時、最初に洗う場所は!?」
未央「知りません!」
真美「パンツの形と色は!?」
未央「知りません!」
亜美「未央ちーの今日のパンツは!?」
未央「ユ○クロで買った500円の安物です!」
真美「その程度で安いなんてやよいっちに失礼だよ!やよいっちは三点セットで500円のだからね!」
未央「高槻先輩ごめんなさい!」ドゲザー
真美「ちなみにやよいっちの家はあっちの方向ね」
未央「あ、ごめんなさい」ドゲザ
10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/06/30(火) 22:30:01.95 ID:dpHqwTHS0
亜美「とにかく、モノマネの基本とは『相手を知ること!』。相手を知らずして表面を真似るなど具のコットン!」
律子「愚の骨頂ね」
真美「創造の理念を鑑定し、基本となる骨子を想定し、構成された材質を複製し、制作に及ぶ技術を模倣し、成長に至る経験に共感し、蓄積された年月を再現し、あらゆる工程を凌駕し尽くし、そこに幻想を結ぶことで初めてモノマネは完成するのだよ!未央ちー!」
律子(いや、そこまでは……)
未央「まさか、モノマネがそこまで奥深いものだったとは……」
律子(あ、この子馬鹿だ)
小鳥(さすがパッション代表。期待を裏切らない)
未央「私は、モノマネを甘く見ていました!」
亜美「まずは相手を知ること!相手を知れば道は自ずと見えてくる!」
真美「もうその時になったら真美たちは必要ないだろうね!」
未央「あ、ありがとうございます!師匠!」
11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/06/30(火) 22:32:12.20 ID:dpHqwTHS0
翌日
未央「……」ジーッ
武内P「……」カタカタ
未央「……」ジーッ
武内P「……」カタカタ
武内P「あの……本田さん」
未央「どうしたの?」
武内P「もしかして、私の顔に何かついているのでしょうか?」
未央「え?いや、全然そういうのじゃないから。気にしないで」
武内P「……そうですか」
未央「……」ジーッ
武内P「……」カタカタ
未央「……」ジーッ
武内P「……」カタカタ
武内P(視線が気になります)
12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/06/30(火) 22:36:38.29 ID:dpHqwTHS0
ある日
武内P「今日の収録は第4スタジオで行います。スタッフはいつもの方々なので私が付き添わなくても問題は無いでしょう」
みく「……」
李衣菜「……」
武内P「あの……、どうかしましたか?」
みく「いや、なんでもないにゃ」
李衣菜「そうそう。第3スタジオだよね?」
武内P「第4スタジオです」
李衣菜「ごめんごめん」
武内P「ちゃんと話は聞いてください」
みく(Pチャンの背後の未央チャンが気になってそれどころじゃないにゃ)
13: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/06/30(火) 22:38:35.48 ID:dpHqwTHS0
未央「~♪」
かな子「未央ちゃん。何聴いているのかな?すごく集中してるんだけど」
智絵里「今度、新曲出すって言っていたから、それかな?」
杏「だったら邪魔しない方がいいね」グデ~
未央「~♪」
武内P『ええ。ありがとうございます。その件につきましては後日メールで送らせていただきます』
武内P『田中さんですか?先日はお世話になりました。ああ、そういえば、教えて頂いたラーメン屋ですが――』
武内P『すみません。母さん。まだ仕事に集中していたので、例の話はお断りさせていただきます』
未央(ふ~ん。家族相手でも敬語なんだ。まさかとは思ったけど、本当にそうなんだ)
未央(しかもお見合いを断ってまで私たちのことを優先してくれているなんて……)
未央「~♪」
14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/06/30(火) 22:41:22.70 ID:dpHqwTHS0
武内Pの家・風呂場
ザッパーン
武内P「ふぅ~」
武内P(一波乱ありましたが、プロジェクトも軌道に乗って良かったです)
<●><●>
武内P「」ビクッ
武内P「」バッ
武内P「」サッ サッ
武内P(気のせいですか。本田さんの視線を感じたような気がしますが……)
未央「……」
17: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/06/30(火) 22:47:23.41 ID:dpHqwTHS0
数日後
武内P「」ガサゴソ
武内P(おかしいですね。確かにこの引き出しに入れたはずなのですが……)
未央「右の引き出しの手前から5番目のファイルの中にあるよ」
武内P「ほ、本田さん」
未央「蘭子ちゃんの秋のミニライブの企画書でしょ?凸レーションのラジオ宣伝ポスターのサンプルと一緒にファイルに閉じちゃってるよ」
武内P(まさか……)ガサゴソ
武内P(あった!)
武内P「ありがとうございます。本田さん。それと、聞きたいことがあるのですが――」
未央「次にプロデューサーは『どうして私が神崎さんのミニライブの企画書を探しているのを知っていたのですか?』と言う!」
武内P「どうして私が神崎さんのミニライブの企画書を探しているのを知っていたのですか?――――ハッ!」
18: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/06/30(火) 22:52:06.54 ID:dpHqwTHS0
未央「プロデューサーのことならなんでも知ってるよ。昨日は0時過ぎまで帰れなかったことも、朝食は時間が無くていつもゼリーで済ませていることも、ずっと仕事続きだから未だに私服の衣替えをしていないことも、ハンバーグは好きだけど自分では美味しく作れないジレンマに悩んでいることも、既に3件のお見合いを断っていることも、今どういう目で私を見ているのかも」
武内P「本田さん……貴方は一体……何者なんですか?」ガタガタ
未央「アイドルだよ。頂点を目指すごく普通のアイドル」
未央「あ、でも、とある一芸を極めちゃったことだけは普通じゃないかな」
武内P「一芸……ですか」
未央「『こういうことです。プロデューサー』」(武内Pボイス)
武内P「私の……声が!」
未央「私はプロデューサーのことは何でも知ってるよ。全部知っているから、理解できた。最初は何を考えているか分からなかったし、デビューライブの時は酷い人だと思った。だけど、本当はちゃんと私たちのことを考えていて、でも口下手で表情にも出てこないから誤解され易い人なんだなって分かった。今はもう、プロデューサーの全てが愛おしく思えちゃう。あ、これ告白になっちゃったね☆」
武内P「本田さん……」
未央「私はプロデューサーの全てを知り、全てを理解した。だから、プロデューサーそのものになれる」
未央「本田未央!特技はモノマネ!よろしくお願いします!」
武内P「」(唖然)
19: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/06/30(火) 22:58:41.82 ID:dpHqwTHS0
翌日 プロジェクトルーム
未央「『現在企画中です』」(武内Pボイス)
卯月「わぁ!凄く似てきましたね。もうそっくりどころじゃないです」
凛「それ、どこから声出してるの?」
未央「『休日ですか?ディ○ニーランドで遊んでいます。ええ、一人で』」(武内Pボイス)
卯月・凛「「ぶっ!」」
凛「ちょwwwプロデューサーの声で変なこと言わないでよwww」プルプル
卯月「プロ……が、ひと…りで……ディ○ニー……wwwwwwww」プルプル
凛「卯月のツボに入っちゃったみたいwwww」
20: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/06/30(火) 23:02:31.78 ID:dpHqwTHS0
武内P「城ヶ崎さん少し宜しいでしょうか?」
美嘉「」クルッ
美嘉「あれ?」
未央「プロデューサーだと思った?残念!未央ちゃんでした!」
美嘉「え?何?これドッキリ?絶対、あいつの声がしたんだけど。生で」
未央「『それはこういうことです。城ヶ崎さん』」
美嘉「その声、どこから出てるの?あと、その見た目であの渋い声は何か気持ち悪い」
未央「せっかく頑張ったのに気持ち悪いって酷いよー!美嘉ねぇ!」ブーブー
美嘉「あーはいはい。よくできました。……!!」ピコーン!
美嘉「ねぇ。ちょっと頼みたいことがあるんだけどさ」
美嘉「」ゴニョゴニョ
未央「ほほーう。良いよ良いよ。全然オッケー。とりあえず廊下だとあれだから、プロジェクトルームでやろうか」
21: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/06/30(火) 23:10:56.99 ID:dpHqwTHS0
15分後 プロジェクトルーム
美嘉「ヤバい///想像以上にヤバい……///」プシュ~
未央「たった15分の言葉責めで堕ちるとは、カリスマギャルの名が泣きますなぁ。美嘉ねえ」
未央「じゃあ、そろそろ続きをやるよ」
美嘉「お願い。やめて!これ以上は…///理性が……あっ///」
美嘉「」ビクッ ビクッ
未央「ありゃ~。堕ちちゃったか。まだまだ試したいセリフとかあったんだけどなぁ」
22: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/06/30(火) 23:19:40.09 ID:dpHqwTHS0
美波「おはようございます」
未央(適任者きたー!)
未央「アーニャ!みなみんを捕縛!」
アナスタシア「da сэр」
美波「え!?アーニャちゃん!?」
未央「さすがアーニャ。ものの5秒でみなみんに目隠しをつけて、手足を縛るとは」
アナスタシア「小さい頃、パパに教えてもらいました」
30分後
未央「『では、そろそろ下にいきますね』」
アナスタシア「」ツツツツツ ←指を美波の脇腹に這わせている
美波「あっ///……ああっ///」
未央「おぅふ……。さすがみなみん。こっちも体温上がって来た」
アナスタシア「ミナミ。とても気持ち良さそうです」
凛「うん。2人とも何やってるの?」
未央「プロデューサーの声でエロいセリフをひたすら囁き続けるイタズラ」
未央「『初めては優しくがいいですか?それとも獣のように……』」
美波「優……しく、お願いしまひゅ///」
アナスタシア「完全に、堕ちました」
凛「そんなセリフ。どこで覚えてきたの?」
未央「兄貴のパソコンにあったエロ動画。さすが兄貴の厳選フォルダ」
凛「今、未央のお兄さんが公開処刑されたよ」
凛「そろそろイタズラやめないと、しっぺ返しを喰らうよ」
24: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/06/30(火) 23:25:15.91 ID:dpHqwTHS0
1週間後
未央(プロデューサーのモノマネでイタズラするの面白いなぁ~)
未央(まぁ、あの後、みなみんには凄く怒られました。はい。反省しています)
今西部長「あ、探したよ。こんなところにいたんだね」
未央「あ、部長。おはようございます」
部長「そろそろ会議が始まる時間だよ。早く行かないと準備が間に合わないじゃないか」ガシッ
未央「えっ?あの、ちょっと!会議って何ですか!?」
25: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/06/30(火) 23:26:04.69 ID:dpHqwTHS0
武内P(ギリギリまで配布資料を修正していたら、こんな時間になってしまった)テクテク
卯月「未央ちゃん!探しましたよ!」
凛「そろそろ行かないとライブ始まっちゃうよ」
卯月「プロデューサーのモノマネで遊んでいる場合じゃないですよ!スタッフの皆さん待っているんですから!」
武内P「え?あの、私は本田さんじゃないのですが……」
凛「ほら。早く早く!」グイグイッ
卯月「未央ちゃん。重いです」グイグイッ
26: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/06/30(火) 23:28:03.93 ID:dpHqwTHS0
大会議室
ちひろ「それでは、シンデレラプロジェクトの活動報告および今後の活動方針における会議を始めます」
偉い人たち「「「……」」」
未央(ヤバいよ~。これみんな私をプロデューサーだと思ってる)
卯月「行きますよ。未央ちゃん」
凛「行くよ。未央」
武内P「……」
未央(でも私はプロデューサーの全てを知っている。今後の活動方針も資料の内容も頭に入っている。プロデューサーの考えることをシミュレートして、話す内容を構築して、発言していけば――)
武内P(ライブの立ち回りや振り付けは何度も本田さんから質問を受けているので全て頭に入っています。そして、今は誰もが私のことを本田さんだと認識しています。ならば――)
未央・武内P「「私はプロデューサー(本田さん)になれる!」」
27: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/06/30(火) 23:31:37.48 ID:dpHqwTHS0
会議後
今西部長「いやぁ~。良かったよ。武内Pくん。やはり、シンデレラプロジェクトは君に任せて正解だった」
専務「シンデレラプロジェクトは我が社のアイドル部門の命運をかけている――が、君が担当なら安心して大船に乗ったつもりでいられるな」
未央「『はい。ありがとうございます』」
武内P「会場のみんなー!来てくれてありがとう!」
観客「「「うおおおおおおおおおおおおおおお!!」」」
武内P「それじゃあ、さっそく一曲目いくよー!『できたて!Evo!Revo!Generation』!」
未央「私がプロデューサーで」
武内P「私が本田さんで」
未央「だけど、私は本田未央で」
武内P「しかし、私は武内Pで」
未央・武内P「「あれ?」」
未央・武内P「「私は、誰?」」
おわり
28: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/06/30(火) 23:32:57.05 ID:dpHqwTHS0
346プロ・1階ロビー
本田兄「いつまでも世話の焼ける妹だな。ほら。ちゃんと持ってきたぞ」
未央「いやぁ~。忘れ物届けてくれて、ありがとう。助かったよ」
卯月「未央ちゃーん!そろそろ一斉レッスン始まりますよー!」
凛「未央。その人は?」
本田兄「あ、どうも。本田未央の兄です。未央がいつもお世話になっています」
卯月(エロ動画の人だ)
凛(エロ動画の人だ)
美波(エロ動画の人///)
アナスタシア(エロ動画の人…)
蘭子(エロ動画の人だ……)
杏(エロ動画の人だ)
かな子(えっちな動画の人だ)
智絵里(えっちな動画の……人です)
きらり(エロ動画の人だにぃ)
みりあ(えっちな動画の人だ)
莉嘉(えっちな動画を見てる人だ)
みく(エロ動画の人にゃ)
李衣菜(エロ動画の人だ)
アイドル達(((((((((((((((エロ動画の人だ!))))))))))))))
本田兄「?」
未央(兄貴……。ごめん)
30: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/06/30(火) 23:36:48.22 ID:dpHqwTHS0
・未央「プロデューサーの敬語口調が直らない」
以来の久々の未央がメインのSSですが、やはり未央がメインになるとすごく話が作り易い。何でもさせられるというか、何をやらせても違和感が無いというか。とにかく話がスラスラと出てくる。なにこの脚本の天使。
あと未だに登場しない本田兄。多分、正統派の好青年なんだろうな。Fateの士郎みたいに。
8話(蘭子回)のラストの武内Pの「それを早く言ってください」ってセリフに色気を感じた。やばい。エロい。男だけど。
駄文を読んでいただき、ありがとうございました。
元スレ以来の久々の未央がメインのSSですが、やはり未央がメインになるとすごく話が作り易い。何でもさせられるというか、何をやらせても違和感が無いというか。とにかく話がスラスラと出てくる。なにこの脚本の天使。
あと未だに登場しない本田兄。多分、正統派の好青年なんだろうな。Fateの士郎みたいに。
8話(蘭子回)のラストの武内Pの「それを早く言ってください」ってセリフに色気を感じた。やばい。エロい。男だけど。
駄文を読んでいただき、ありがとうございました。
SS速報VIP:未央「プロデューサーのモノマネを極めた結果」