1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/03(木) 22:25:05.03 ID:H7MJ2rYQ0

妹「それはそうですが……何故、手錠で繋がれているのが兄さんにの右腕と左腕ではなく、私の腕と兄さんの腕なんですか?」


兄「お前が無理やり掛けようとしたからだよッ!」

妹「それを言うなら兄さんが暴れるからいけないんじゃないですか。実の妹に手錠掛けるなんて、どんなプレイですか」

兄「オレはノーマルだよ!? というかコレどうするんだよ!」

妹「話を変えないでください。素直に妹に手錠掛けて監禁プレイしたかったとか、縛りつけて陵辱プレイしたかったとか白状してください」

兄「冤罪だよッ!?」

妹「それと、どちらかというと監禁プレイの方がいいです。するのもされるのも」

兄「するの!? されるの!?」

妹「監禁されるし、します」



5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/03(木) 22:29:10.07 ID:H7MJ2rYQ0

妹「そう、ある日のことです。私が自分の部屋ですやすやと健全な睡眠を貪っていると、兄さんが手錠を持って入ってきます」

兄「おい……」

妹「兄さんは眠っている私の両手に手錠をかけて、椅子に拘束します。そして、私が起きて自分の置かれている状況に気が付き涙目になっているのを見て、兄さんは性的興奮を覚えます」

兄「おい」

妹「私がお腹を空かすと、私が動けないことをいいことに私の大好物のビーフシチューを食べさせてくれようとします。喉が渇くと口移しで水分を摂らせてくれます。身体を拭いてくれたり、髪を洗ってくれたりもします」

兄「おいおいおいおいお」

妹「私は最初は抵抗するのですが……段々と心が折れてきて兄さんに忠実な人形になっちゃうんです。そして日々、兄さんの欲望の捌け口に……」

兄「先にオレの心が折れるよ!」

妹「え? 兄さんが欲望の捌け口になるんですか?」

兄「チッガーウ!」



7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/03(木) 22:34:26.94 ID:H7MJ2rYQ0

兄「それで……コレ、本当にどうすんのさ。このままだとお互いに離れられないぞ」

妹「離れたくなかったんですか? どれだけ私のことが好きなんですか」

兄「コレツケタノオマエ! オレジャナーイ!」

妹「安心してください。鍵がありますから。……どこかに」

兄「……失くしたの?」

妹「いえ……兄さんに掛けてから探すつもりでした」

兄「もし鍵が無かったらどうするつもりだったの?」

妹「ビーフシチューを食べさせてあげようとしたり……口移しで水分を摂らせてあげようとしたり……」

兄「忠実な人形コースですか」

妹「いえ、欲望の捌けくt……」

兄「言わなくていいです!」



8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/03(木) 22:41:46.08 ID:H7MJ2rYQ0

妹「そもそもこれを掛けなくちゃいけなかった理由は兄さんにあるんですよ?」

兄「え? オレ、なんか悪いことしたっけ?」

妹「明日、幼馴染の幼さんと出かけるんですよね? 明日は私と遊ぶ約束だったのに」

兄「ああ、そうだけど……って、あっ!? このままじゃ出かけられないじゃないか! どうするんだ!?」

妹「いいじゃないですか。明日は私とぴったしくっつきながら一日イチャコラして過ごしましょう……?」

兄「いい加減、妹とイチャコラする歳でもないんだが……」

妹「学生なんてまだ兄妹でイチャイチャアンアン出来る歳ですよ」

兄「何気にアンアンにレベル上がってんぞ」

妹「別にいいじゃないですか……。今回の件だって兄さんからではなくてあちらから誘って来たんでしょう? 断ってしまえばいいじゃないですか」

兄「そうは言ってもなあ……あ、電話だ。……幼からだ。ちょっと待っててくれ」

妹「…………」イラッ



13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/03(木) 22:45:51.03 ID:H7MJ2rYQ0

兄「ああ、もしもしオレ……」

妹「金的三段蹴りっ!」ガスガスガスッ

兄「はうぁ!? ぐぼぁっ、ブべらっ!?」

妹「あ、はい。もしもし、幼さんですか? ええ、はい、兄は体調が悪いので私が代わりに」

兄「くぁwせdrftgyふじこlpppppppppp」ビグンビグン

妹「え? 兄ですか? ああ……兄さんはちょっと――泡吹いて倒れてます」

兄「アへアへーィwwwwwwwウェウェウェwwwww」ビグビグビグンッ

妹「はぁ……電話の最中なんですから、少し静かにしてください」ゲシッ

兄「コポォッ!?」ピクピク

妹「なので残念ながら兄さんは明日はいけないと思います」

兄「」シーン…



14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/03(木) 22:50:33.20 ID:H7MJ2rYQ0

妹「兄さん、起きてください」

兄「――ん、ハッ!? こ、ココはどこだ!? オレハダレダッ!?」

妹「そこはあなたの妹の膝の上。あなたは私の唯一のお兄ちゃん」

兄「ああ……そうだ、幼はッ!?」

妹「また後程かけてくるそうです。通話中に兄さんが貧血で倒れたので」

兄「ん……? ひんけ……つ?」

妹「はい。誰が何と言おうと貧血です」

兄「貧血、貧血……。んにゃー貧乳」

妹「どこ見てるんですか……? 寝惚けてるなら起して差し上げますよ?」



16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/03(木) 22:56:35.89 ID:H7MJ2rYQ0

兄「幼には後でちゃんとこちらから連絡入れておこう……」

妹「あ。寝ている兄さんの顔を眺めていたら、もうこんな時間です。そろそろ夕飯を作らないと……」

兄「いだだだだっ!? 急に動くな! 引きずられてる!」ズルズル…

妹「冷蔵庫に何かありましたっけ……? 昨日でだいたい使い果たしてしまった気が……」ガチャッ

兄「スルー!?」

妹「あら、これは……。 ああ……兄さん、大変なことに気が付きました」

兄「大変なことっていう割には嬉しそうだな、おい」

妹「買い物に行かないと今夜は食べるものがありません」ニコリ

兄「え……? も、もしかして……この状態で行くの!?」

妹「手錠を隠せるような服を着ていきましょう。それに手を繋いでればバレません。大丈夫です、大丈夫ですよ……えへへ」

兄(……クソッ! なんかすごく嬉しそうだからツッコメない!)



17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/03(木) 23:01:58.37 ID:H7MJ2rYQ0

兄「…………」

妹「…………」

兄「あのさ、いま気がついたんだけれど」

妹「……はい」

兄「腕、繋がったままじゃ着替えられなくないか……?」

妹「……はい」ションボリ…

兄「流石に手錠で繋がれたままで街中を歩くのはちょっと……」

妹「お兄ちゃんと繋がったまま街中を歩くなんて、頭が沸騰しそうだよぉ……!」

兄「やめんか!」

妹「ファッションだと言い通すとかダメですか?」

兄「どんなファッションだよ……」



19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/03(木) 23:07:26.25 ID:H7MJ2rYQ0

兄「買い物に行くのは諦めよう」

妹「えッ!? こ、このままじゃ手を繋ぐのが……あ、いや、夕飯が……!」

兄「出前を取ろう。なるべく安く」

妹「えー……。何か絶対に外出しなくちゃいけない用事とかないですか?」

兄「ないない。家でおとなしくしてようよ」

妹「えーと、借りたAVの返却日が今日までとかないですか?」

兄「こ、こら! 年頃の女の子がAVとかいうんじゃありません!」

妹「あにビデオ。略してAVとかどうです?」

兄「需要あんの、それ? それとお兄ちゃんはAVとか借りませんからね! プンスカ!」

妹「借りはしないですけれどたくさん持ってますよね。特に妹モノと貧乳モノと……」

兄「アウトオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!」



21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/03(木) 23:13:20.58 ID:H7MJ2rYQ0

兄「あ、あれは学校の友達に押し付けられたんです!」

妹「冗談で言ったのですが……」

兄「墓穴掘ったぁああああああああああああああ!!!!」

妹「落ち着いて下さい、兄さん。私はいつでも心の準備は万全ですから……。さ、お布団敷いてありますから」

兄「お前が落ち着け! ……お前が落ち着け!」

妹「二回も言わなくて結構です」

兄「落ちつけぇ、落ちつけぇ……。アレは学校の友達のモノでぇ……ん?」

妹「どうかなさいましたか?」

兄「しまった、学費の振り込み、明日までだ! 明日の午後までには振り込みに行かないと!」

妹「そうですか……ふーん」クスクス

兄「嬉しそうだな、コンチクショウ!」



24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/03(木) 23:18:38.99 ID:H7MJ2rYQ0

兄「今すぐ思い出せ! 鍵を置いた場所を今すぐに思いだすんだ!」ユサユサ

妹「そんなに揺すられると思いだせるものも思いだせないですよ」

兄「いいから早く思い出すのだ! 妹に手錠かけられて街中歩く人間になんてなりたくないんだよ!」

妹「あら。妹に手錠をかけたのかと思われるかもしれませんよ」

兄「 犯 罪 だよ!!!」

妹「あ、兄さん、電話ですよ」

兄「幼からだ……。今度は邪魔するんじゃないぞ、いいな!」

妹「そんな露骨に股間をおさえなくても……。欲求不満なんですか?」

兄「お前のせいだよ!」

妹「……? 私に欲情してるってことですか?」

兄「黙っててください、お願いします!」



25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/03(木) 23:23:46.41 ID:H7MJ2rYQ0

兄「ああ、はい、もしもし……」

妹「……あー、あー」

兄「……? ああ、うん。気にしなくていい。 へ? 家に来たい? いや、心配してくれてるのは嬉しいが、今はまずい」

妹「あー、あー、発声テスト」

兄「いや、なんでって、ちょっと説明するのは難しい……」

妹「ああ、兄君、おはよう……。さっきのは良かったわ……。あら、兄君……電話……?」

兄「な……っ!?」

兄(コイツ……ッ! 声を変えて……!?)

妹「ああ、兄君たら……私がいながら他の女の子にまで手を出してぇ……でも、そんなとこもカッコいいよ」

兄「えっ!? い、いや、これは違うんだ! これは妹の声で……。違う違う! 妹に手を出したわけじゃない!」

妹「もう兄君たらぁ……何人もの女の子を泣かせてきたのは分かるケド、私一筋に生きるっていってたじゃなぁい。ひっどーい」

兄「ちょっと待て、誤解だ! 切るな、切るんじゃない! 幼、幼!? ……切られた」



26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/03(木) 23:29:50.14 ID:H7MJ2rYQ0

兄「妹よ、そこに正坐しろ」

妹「……SM?」

兄「Sit down!!」

妹「むぅー」

兄「一つ、言っておかなければならないことがある……。オレは童貞だよ!!!!!」

妹「知ってます。いきなり何なんですか、そんな当たり前のことを」

兄「当たり前か……あえてツッコまないぞ。いいか……お前のせいでもうなんか色々と台無しだよ!」

妹「幼さんとはいい感じだったってことですか? 私がいるのに浮気は駄目ですよ」

兄「違う! そうじゃなくてオレが何人も女の子をはべらせてるみたいな設定、やめてよ!」

妹「そうですね。兄さんは妹一筋ですからね」

兄「そういうことじゃなくて噂がたつだろ! オレが女たらしみたいな!」

妹「妹をはべらせてるじゃないですか。……手錠まで付けて」

兄「日本語分かりますぅ!?」



29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/03(木) 23:36:02.21 ID:H7MJ2rYQ0

兄「とにかく探すぞ! 明日の昼までにだ!」

妹「何をですか? 愛でも探すんですか? ここにあるじゃないですか」

兄「ごめんね、かまってる暇は無いの! 早くお前も鍵を探せ!」

妹「鍵? こちらが兄さんの部屋の鍵。こちらは兄さんの机の鍵。こちらは兄さんのヒミツの宝箱の鍵。こちらは……」

兄「なんでそんなに持ってるの!? というかヒミツの宝箱って……」

妹「妹モノと貧乳モノと……」

兄「らめぇええええええええええええええええええええええ!!!!!! なぜお前が鍵を持ってる!?」

妹「兄さんも鍵を持ってるのでお互い様です」

兄「お前の鍵なんか持ってないよ!」

妹「いえ、持ってます。……私の身体の色々なところを開く鍵」

兄「開ける鍵じゃなくて閉める鍵をくれ。お前の口に使ってやる」



32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/03(木) 23:43:34.53 ID:H7MJ2rYQ0

兄「さて、手錠の鍵を探そうか。手錠の鍵」

妹「もし見つからなかったらどうしますか?」

兄「……考えたくもないがこのまま銀行行く」

妹「恥ずかしいんでしたら顔を隠したりして行ってはいかがですか?」

兄「完全に強盗じゃねーか」

妹「兄さんに色々と盗まれました。責任とって下さい」

兄「なにも盗ってねーよ!」

妹「唇とか、処女とか奪われたり」

兄「奪ってねーよ! それにどちらかというとお前が奪いに来る方だろ!」

妹「兄さんはガード堅過ぎて無理です。難攻不落の金庫です。恐らく誰も開けてくれません」

兄「誉めてるの? 貶してんの? ねぇ、どっち!?」



34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/03(木) 23:49:19.72 ID:H7MJ2rYQ0

兄「見つかったか?」

妹「ほとんど離れられないんですから、兄さんが見つけてないのに私が見つけられる筈がないじゃないですか……」

兄「しっかしどうする……? もうそろそろいい時間だ。そろそろ寝ないと明日に響くし……」

妹「え? 寝ちゃうんですか?」

兄「ん? ダメなのか?」

妹「だって……お風呂入ってないじゃないですか」

兄「いや、服が脱げないのにどうやって入るんだよ。……服が脱げても入らないけれどさ」

妹「鍵が見つかったにしろ見つからないにしろ、明日は外出するんですよね? 流石にお風呂に入らないで行くのはちょっと……」

兄「ううむ、確かに」

妹「着たまま入っちゃうとか逆にエロくないですか」

兄「風邪引くよ……」



36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/03(木) 23:54:51.79 ID:H7MJ2rYQ0

妹「……仕方ないですね。とりあえずお風呂場に行きましょう」

兄「入れないのにどうすんのさ?」

妹「いいから来てください。……お湯を汲んで下さい」

兄「……? ああ、汲んだぞ」

妹「どうぞ」

兄「……タオル? どうするんだ?」

妹「身体、拭こうかと」

兄「……手錠のせいで背中まで手が届かないぞ」

妹「私が拭いてあげますよ、兄さん」

兄「いいっ!?」



39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/04(金) 00:01:45.11 ID:s3K56ffG0

妹「さ、貸して下さい」

兄「い、いやいいよ。背中以外は自分で拭くよ……」

妹「じゃあ背中を拭いて差し上げます」ギュッ

兄「お、おい!? なんで抱きつく必要があるんだ!?」

妹「こうしないと背中まで手が届かないですから」

兄「ほ、他に拭き方があるだろっ!?」

妹「これが一番いい拭き方なんですよ」

兄「う、ウソこけっ!」

妹「さ、次は兄さんの番です。……私の身体を、拭いてください」

兄「え!? オレも拭くの!?」

妹「ええ。私の身体を好きにしていいですよ、兄さん」



40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/04(金) 00:07:37.74 ID:s3K56ffG0

妹「では、よろしくお願いします」

兄「待てーい!? ……なぜ服をたくしあげる?」

妹「……? 拭いてくれるのではないんですか」

兄「拭くのは背中だけだぞ……? 待て、ブラを外し始めるな!」

妹「なんです、自分で外したかったんですか? それとも下も拭きたいんですか?」

兄(この野郎……! ぬぁ!? ぶ、ブラが……外れて……!)

妹「さ、早くしてください。風邪をひいてしまいますから」

兄「ええい! 南無三……!」

妹「そんな意気込むようなことですか……」



43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/04(金) 00:14:29.04 ID:s3K56ffG0

妹「…………」

兄「…………」

妹「……ぁ」

兄「すまん。くすぐったかったか?」

妹「いえ……。でもそこは敏感なとこなので、もう少し優しく……」

兄「びんか……ッ!?」

妹「ん……は、ぁっ……息を、吹きかけ……ないでくださ……」

兄(ヤバい! これは絵がヤバい! 兄妹でこれは非常にヤバい! 何がヤバいって、一番ヤバいのはオレの平常心だよッ!)

妹「ひゃ…ぁ……」

兄(ひゃああああああああああ!!!)



45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/04(金) 00:21:33.24 ID:s3K56ffG0

兄「よ、よし! これで終わり! キレイになった、ダイジョブ、くさくないっ!」

妹「は……ぁ、え? もう終わりなんですか?」

兄「ああ、十分綺麗になった。というか元からきれいだ、拭く必要なんかない、大丈夫!」

妹「いえ、まだ汚いですよ……胸とか。舐めてきれいにしてもらいませんと……」

兄「汚いものは舐めたくありません」

妹「きれいなんで舐めていいですよ?」

兄「きれいなんだからこれ以上きれいにする必要ありません」

妹「うー……。あ、兄さん」

兄「今度はなんだ?」

妹「下がまだです」

兄「もう勘弁して下さい!」



47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/04(金) 00:26:31.94 ID:s3K56ffG0

妹「では湯冷めしない内に床に就くとしましょう」

兄「火照りすぎて寝れる気がしない……」

妹「あの程度で動揺していてどうするんですか。まだ前座ですよ、前座」

兄「アレで前菜ならメインディッシュの頃にはもうくたばってるよ……」

妹「情けないですよ、兄さん。これは本番に備えて私と練習が必要なようですね

兄「お前と練習するの!?」

妹「いいじゃないですか。どうせ本番も私ですy――あ」

兄「今度はなんだよ……」

妹「あの……お手洗い……」

兄「お前はオレを殺す気か」



49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/04(金) 00:32:38.68 ID:s3K56ffG0

妹「兄さん? 兄さーん? おにいちゃーん? 兄貴ー?」

兄「…………」

妹「律儀に耳を塞いでくれてるんですね」クスッ

兄「…………」

妹「兄さん、好きです! 私の兄さん……」

兄「…………」


妹「世界で一番愛してます! だいだい大好きです!」

兄「…………」

妹「さ、もう寝ましょう。満足しましたし。兄さーん? もう耳を塞がなくていいですよー…」



50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/04(金) 00:37:13.27 ID:s3K56ffG0

妹「さ、兄さん。お布団の用意が出来ました。いざ、結ばれましょう」

兄「やだ。お前、寝相悪い」

妹「雰囲気の欠片もありませんね……」

兄「だってお前、昔まだ一緒に寝てた頃、毎晩オレの上に乗ってきてたじゃん。おかげで寝れないったら……」

妹「今夜は寝かさないゾッ☆」

兄「……おやすみなさい」

妹「寝ても無駄ですよ、兄さん。同じ布団なんですから!」

兄「だーっ! 潜り込んでくるな!」

妹「私が寝ているところに兄さんが夜這いを仕掛けに来たという設定で……」

兄「その妄想力を他に活かせっ!」



51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/04(金) 00:43:53.87 ID:s3K56ffG0

妹「えへ、兄さんは温かいですね」

兄「あ、あまりひっつくな! ……アレ? お、お前、もしかしてブラ……」

妹「ええ。お風呂の時から付けてません」

兄「――っ! ま、まずい、まずいよコレは! 色々と!」

妹「ムギューっと」

兄「う、腕に抱きつくな! へ、変な感触が! あ、当たってるぅ!」

妹「当ててるんですよ、兄さん。当てるほどねえだろ、という野暮なツッコミは無しですよ?」グイグイ

兄「寝られねぇええええええええ!!!!!」

妹「近所迷惑ですよ、兄さん。ん……兄さん、意外と筋肉質ですね」


兄「ちょ……!? さ、触りまくるな! そ、そこは……アッー!」



52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/04(金) 00:48:23.06 ID:s3K56ffG0

兄「眠れねぇ……」

妹「Zzz......」スヤスヤ

兄(見えてる見えてる見えてるよぉッ!? 服がはだけてるんだよぉ、薄着だから!)

妹「う……ん、お兄ちゃん」Zzz......

兄(そしてここで兄さんではなくあえてのお兄ちゃんコール! あざとい、じつにあざとい! お兄ちゃんのツボを心得ておる!)

妹「んー…チュー…」

兄「え……っ!? ちょ、迫ってくるな! 起きてるだろ、お前!」ペチペチ

妹「ふぇ……? おはようございます……? 兄さん……」

兄「え、マジで!? ホントに寝てたの!?」

妹「ふぁぁ……兄さん、携帯が光ってます……」

兄「あ、電話だ。はいもしもし……」



54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/04(金) 00:53:48.07 ID:s3K56ffG0

妹「むにゃむにゃ……」ポケー

兄「ああ、幼か。すまん、何度も掛けてもらっちゃって」

妹「兄さん、朝のキスー……」

兄「ああ、そうなんだよ。昼間のアレは誤解で……むぐッ!?」

妹「ん……は、ぁ……くちゅ」

兄「んーっ!? ちょっ、妹、今はまず……うぶっ!?」

妹「ちゅ…くちゃ……は、ふぅ……」

兄(こ、コイツ寝惚けてやがる……!)

妹「えへぇ……にいさぁん……ちゅ」

兄「―――――ッ!?」

兄(ヤバい、頭ん中グチャグチャになって蕩けそう……っ!)



56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/04(金) 00:57:55.43 ID:s3K56ffG0

兄「ちょ、おい! 離れろ……って手錠があるから無理だ!」

妹「つかまえたぁ…んー……」

兄「這い寄るな、跨るな、迫ってくるな! んむっ!」

妹「ちゅ……くちゅ…んっ」

兄(逃げられないっ!)

妹「は、ぁ……兄さん、兄さ…んっ……」

兄「んくっ……ぷはっ! お前、ヨダレ垂らしすぎだよ! 起きろ、目ぇ覚ませ! 頼むから!」ぺチぺチ

妹「う……ん? アレ…兄さん? さっきの…夢じゃない……」

兄「おはよう。そしてオレの上からどいてくれ。電話は……切れてるか。望みも切れたな……」

妹「えへへぇ……兄さん、第二ラウンドですよ……」

兄「……えっ!」



58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/04(金) 01:01:03.33 ID:s3K56ffG0

――翌朝

兄「全然寝られねえ……」

妹「んー、んー!」

兄「なんとかコイツを腕だけ出して簀巻きにしたはいいが……」

妹「んふっ、んっふふ!」

兄「五月蠅くて寝れねぇ……。というかコイツ、この状態を楽しんでないか?」

妹「ぷはっ! 実の妹に緊縛ですか。なかなかマニアックですが私はどこまでもついていきますから!」

兄「ガチガチに縛っちゃったからなぁ。ハサミ、ハサミ……んん? そうだ、手錠も切ればいいじゃん!」

妹「それより早くこっちを解いて下さい。……放置プレイですか?」

兄「さるぐつわだけ残しとけばよかった」



59: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/04(金) 01:04:32.70 ID:s3K56ffG0

妹「ふぅ……ようやく自由に動けます。さ、鍵を探しましょう、兄さん」

兄「おい、抱きつくな……って、あ?」

妹「――♪」ギュッ

兄(コイツ……昨日のまま、まだブラつけてねぇ!)

兄「か、鍵はもういらない。手錠の鎖を切ることにしよう……」

妹「えー……切っちゃうんですか。これは私と兄さんの赤い糸なんですよ?」

兄「こんな物騒な赤い糸があってたまるか!」

妹「愛の為に罪を犯した二人、的な」

兄「オレを犯罪に巻き込まないでっ!」



60: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/04(金) 01:08:45.51 ID:s3K56ffG0

兄「よし、切るぞ! ……か、硬え!」

妹「愛の絆の硬さです。存分に噛みしめながら切って下さい」

兄「あれ、急に切りやすくなった気がするぞ」

妹「そんな殺生な……」

兄「よし、銀行行ってくる! お前は買い物行っとけ、冷蔵庫を空にするな!」

妹「行ってらっしゃい。間違えて本物をかけられることのなきよう」

兄「余計な御世話だ!」

妹「行っちゃった……。さて、色々と準備をしないと……」



62: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/04(金) 01:11:27.17 ID:s3K56ffG0

妹「お帰りなさい。ところで兄さん兄さん」

兄「んー? って、お前、なんで手錠持ってんだよ!?」

妹「実はもう一個、予備があったんですよ。それに手錠だけじゃないです。これを見てください」

兄「あのー……どうみても拘束器具にしか見えない方々なんですが……」 

妹「……明日、暇なんですよね?」

兄「……まさか。お、おい! バカな真似は止さないか!」

妹「ほら、暴れないでくださ……きゃ!?」

兄「うわっ!?」

ガチッ

ガチッ

妹「あ」

兄「あ」



66: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/04(金) 01:14:42.33 ID:s3K56ffG0

妹「…………」

兄「…………」

妹「……繋がっちゃいましたね。今度は脚です」

兄「……繋がってるな。今度は脚か。で、鍵は?」

妹「どこにあるか分からないので、見つかるまではこのままですね」

兄「」

妹「~♪」






読んでくれてありがとう
最後の方は眠かったから適当になってしまった、すまん
おやすみ。乙


元スレ
妹「これはどういう冗談で?」兄「お前が手錠を掛けたんだろうが!」