1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/03(金) 22:15:38.29 ID:zLwSlpQV0

アイドルマスター 20話

ピーンポーン

春香「千早ちゃん、いる?春香だけど」

春香(やっぱり…ダメかな?)

…カチャ
千早「何か用?」

春香「あ!」

春香「うん!一緒にダンスのレッスンに行かないかなって思って!」

春香「ほら、体動かすと気持ちいいし!」

千早「…イカナイ」

春香「…アハッ!そうだ!みんなから預かりものをしてきたんだ」

春香「お茶とか、のど飴とか、いろいろ!」

春香「そんなに持てないよーって言ったんだけどみんなこれもこれもーって」

春香「私、サンタクロースみたいになっちゃって…」

千早「もう構わないで」

―バ ッ ド コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン―



2: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/03(金) 22:17:55.30 ID:zLwSlpQV0

ピーンポーン

春香「千早ちゃん?私、春香です。」

春香「あのね、今日は渡したいものあって…ここ開けてもらえる?」

千早「ナニモホシクナイ、モウワタシノコトハホウッテオイテ」

春香「ほっとかない!ほっとかないよ!」

千早「ハッ」ビクッ

春香「だって私!また千早ちゃんとお仕事したいもん!ステージに立って、一緒に歌、歌いたいもん!」

春香「お節介だって分かってるよ。でも、それでも!私、千早ちゃんにアイドル続けて欲しい!」

春香「じゃあこれ、ポストに入れとくからね、絶対見てね」

~BGM まっすぐ~



5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/03(金) 22:22:16.23 ID:zLwSlpQV0

アイドルマスター ??話

ピーンポーン

春香「千早ちゃん…いる?」

千早「いないわ」

春香「居留守になってないって…」

千早「今は手が離せないの。仕事のことならプロデューサーには適当な言い訳をしといてちょうだい」

春香「ダメでしょ…それにプロデューサーも千早ちゃんがどうして来ないか分かってるし」

千早「世界は私を見放したの。最近は私に回ってくる仕事はグラビアばかり」

千早「あのへし折ってあげたいPヘッドは需要がどうこう言っていたけど、春香はこの前の写真集のレビューを見た?」

春香「え!?ううん…」

千早「見たけりゃ見せてあげるわ」



8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/03(金) 22:28:51.32 ID:zLwSlpQV0

通販サイトamamizonレビューより

☆☆☆☆★ 歌姫の歌ったCDと抱き合わせ
おまけの写真集は平面に平面を印刷しただけです。
せっかくなので同梱されていたCDをモンスターファームで再生したところ、
出てきたモンスターはブルースポンジでした。


★★★★★ 哲学です
インクと紙が可愛そうになるくらいシンプルですが、出版物をこの商品と比較してみてください。
どんなにダメな小説でも急に意味を帯び始めます。
さらにこの写真集を眺めている時間を他に活かせたのではないか、と気付かされました。
とても意義のあるものです。


☆☆☆☆★ 目からウロコ
なぜか本屋さんに届く鍋敷き



10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/03(金) 22:34:55.76 ID:zLwSlpQV0





春香「」

千早「くっ…何よこいつ!私ばかり狙って!」カタカタポチポチー

千早「なに!?もにのにってキャラ!『壁にもなってないの』ってクッソクッソ!」

春香「千早ちゃん…」ウルッ



11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/03(金) 22:40:11.82 ID:zLwSlpQV0

アイドルマスター ??話

春香「千早ちゃん…いる?」

千早「いないわ(裏声)」

春香「もう!」

千早「実は私、春香にずっと隠していたことがあるの」

…シーン

千早「………実は……実はね?実はね?」

春香(うわぁ、すっごく言いたそうにしてる)

千早「私、レズなの」

春香(……うん?でも、今日は4月1日!何の日か覚えていない春香さんではないのです!)

千早「信じていないでしょ?みんなの反応は
『お、おう。そうなんだ』と『ジョークが苦手なのね』というので半々」

千早「でも、私が春香へ寄せる思いは本物ということを示すエピソードを語るとみんなドン引きだったわ」

春香(え?え?)

千早「まぁ、嘘なんですけれど」



12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/03(金) 22:45:00.60 ID:zLwSlpQV0

春香「あーもー!虫唾が走ったよ!千早ちゃん…いい加減出てきなよ」

千早「今日はオフでしょ?好きにさせてちょうだい。間に合わせなきゃいけないことがあって焦っているの」

春香「それなら私が手伝えb千早「例え春香でもいけないわ

千早「…真心がこもったものといえば手作り。どうしてもあげたい人がいるから」

千早「季節外れかもしれない。我那覇さんからも言われたわ。
でも、私って色んなことに疎いから思いつくものが1つしかなかった。」

春香「千早ちゃん…?」

千早(何のことだか分かっていないみたいね)



13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/03(金) 22:53:22.85 ID:zLwSlpQV0

アイドルマスター ??話

ピーンポーン
春香「千早ちゃん…あ、今日は出てこないでね、うん」

春香「千早ちゃんは謹慎だとしても…流石のやよいも今日は事務所に来られなかったみたい」

千早「高槻さん…何がショックだったのかしら。逆に私はそのことがショックだわ」

千早「だけど傷付いて血を流したっていつも心のまま羽ばたくだけ…」

春香「あのさぁ……円陣を組むときはやよいの隣をキープしたり、
やよいがダンスレッスンを終えて更衣室に入るときに限ってわざとらしく荷物を取りに行ったり
実害がないところまではやよいや皆も目を瞑っていたけど」

千早「それはまるで“私のとっておきの恋バナ”ね」

春香「うん、そういうのはいいから。流石に今回のはまずかったよ…」

千早「高槻さんなら男では耐えられない痛みでも女だから耐えられると思ったのだけれど…」

春香「え?え?さっきからなんなの?」

千早「んあー(すっとぼけ)」



17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/03(金) 23:09:59.70 ID:zLwSlpQV0

アイドルマスター ??話

春香「まだ出てこないんだ。千早ちゃん自信持ちなって…」

春香「私が男の人ならね、絶対、絶対だよ。千早ちゃんのことが好きになると思うんだ」

春香「歌のことに一生懸命な千早ちゃんは私、好きだよ。あんなに一生懸命になってもらえる歌に嫉妬しちゃう」

春香「同じくらい好きになってもらえると思うと嬉しいかなーってえへへ」

春香「それとね、前に胸が小さいことを気にしていたでしょ?私だったらそんなこと関係ない」

春香「胸の大きさで好き嫌いなんて決めるのが野暮に思えるくらい好きになると思う。千早ちゃんの胸だから、その胸も、好きになるから」

春香「あはは…これだけ言っても、いや言っちゃったから恥ずかしくてもう出てこないのかな」

春香「それじゃあ、お仕事行ってくるね」

ピンポーン

春香「あ、部屋から出ようと思っていたらちょうどお客さんだ」

春香「パソコンを終了させてっと…行ってくるね?千早ちゃん」



19: すまんなまたキャラいじめのターンだ 2013/05/03(金) 23:19:15.12 ID:zLwSlpQV0

アイドルマスター ??話

春香「ピンポンピンポン ち↓はやぁ↑ 千↓早ぁ↑」ガチャガチャ

千早(うわぁ、酔い春香…)

春香「あ、開いてるぅ♪と思ったらチェーンがっwwwwww」ガチーン

春香「お…?なんて!美味しそうな匂いなの!?ちゅるるん♪」

春香「この匂いはインタント!あれ!あれだよね!?…なんだっけwwwwwwww」

春香「また栄養がないものばっかりーwwwこれだからちー板んはwwww」

千早「………」

春香「スルーwwwインスタントだけにショックwwww2点のダメージの矛先はどこww」

春香「あーあ…千早ちゃんが相手をしてくれないから、天海春香!壁ドラムしちゃいまーす!」

春香「ふれ~しゅっ♪歌うーよー音楽に壁!」ドン

千早「」ビクッ

春香「なんてなーいwwww」



20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/03(金) 23:29:30.63 ID:zLwSlpQV0

春香「向かいあーうその日ーまで大事にーしーたーいっとぅーわー!」

春香「ほらwwww次は千早ちゃんが歌っているとこwwwww」

春香「まだwwwそこにwwあ、スルーwww」

春香「壁はwwwwwwwwwwww」

ドン!!!!

春香「はいwwwww千早ちゃんの壁ドンいただきました~wwwww」



23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/03(金) 23:41:43.61 ID:zLwSlpQV0

アイドルマスター ??話

春香「もう出てきてもいいんじゃないかな?」

春香「千早ちゃん、今日は何曜日どころか何月かも分かってないでしょ」

春香「千早ちゃんが外に出なくなってから色んなことがあったんだよ」

春香「もう亜美と真美は成人して…小鳥さんはあずささんに先を越されながらも結婚…」

春香「メールで写真を送ったけど見てくれたかな…?」

春香「私も結婚したんだよ、それもすっごく良い人」

春香「…千早ちゃん!自慢みたいなこと言っちゃったけど外に出ないといいことなんて起きないよ」

春香「いや、出るだけで、良いことは起きる、きっと!だから…出よ?」

千早「もう構わないで」

―バ ッ ド コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン


春香「いや!ほっとけないよ!今回は大マジだよ、何年間引き籠るつもり!?」

春香「千早ちゃんは外に出ていないから知らないと思うけど…歴史は動きました」キリッ



24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/03(金) 23:49:43.51 ID:zLwSlpQV0

春香「関西と北関東で新しい国家ができました。それからは各所で自治体も独立を始めて群雄割拠…」

春香「それを1つにまとめあげたある王国は女王を祭り上げ、世界一かわいいことを認めさせるために世界に宣戦布告して…」

千早「…ホ、ホントナノ?」

春香「今日が4月1日かどうか確認するためにも外に出てきてよオネヴァイ…」グスッ

ガチャ…キィー、スタドリッ

春香「千早ちゃん…」ウルッ

千早「私が引き籠っていたのって何年、いや何百何千年だったのかしら」ファサッ

春香「うん、空の色も変わっちゃったね」

春香「千早ちゃん、あそこ、あそこね、空で輝いているものは何だろうね?宇宙船?隕石?」

千早「きっと希望あるものに違いないわ…」




千早「光あれ」

おしまい


元スレ
春香「千早ちゃんをどうやったら外に出せるかなーって」