1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/12(木) 16:43:53.84 ID:7VyXBPAfO

女戦士「おっ、勇者。美味そうなもん持ってるじゃん」

勇者「あっ‥‥戦士さん‥‥」

女戦士「なぁ、半分くれよ?あたしも腹減ってるからよ」

勇者「えっ‥‥?」

女戦士「なぁ~、いいだろ~?」

勇者「でも、これは僕のお小遣いで買ったやつだから‥‥」

女戦士「いいじゃんいいじゃん。今度、何かおごってやるって」グイッ

勇者「あっ‥‥」



5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/12(木) 16:49:26.63 ID:7VyXBPAfO

女戦士「いや、美味いな~、うんめぇな、コレ」ズルズル

勇者「半分だよ‥‥?ねぇ、半分だよ‥‥?」

女戦士「わかってるって、大丈夫だって」ズルズル

勇者「もう、半分だよ!もう半分食べたよ!」

女戦士「もうちょい、もうちょい‥‥」ズルズル

勇者「あっ‥‥!」

女戦士「いや~、美味いな、コレ」ズルズル

勇者「うぅぅ‥‥」グスッ



7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/12(木) 16:54:14.26 ID:7VyXBPAfO

女戦士「いや~、食った食った。ごちそうさん~」

勇者「僕のカップ焼そば‥‥」

女戦士「ん~、勇者どうした~?」

勇者「全部、食べちゃった‥‥」

女戦士「あぁ、悪ぃ悪ぃ。明日何かオゴってやるよ」

勇者「うぅ‥‥」

女戦士「さて、寝るか~。勇者、ちゃんと歯磨けよ~」

勇者「うぅぅ‥‥」グスッ



12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/12(木) 16:58:21.49 ID:7VyXBPAfO

翌日


カキンッ、カキンッ


女戦士「おいっ、勇者!回復してくれっ!」

勇者「‥‥」ツーン

女戦士「勇者っ!勇者ってばっ!」

勇者「‥‥」プイッ

女魔法使い「勇者ちゃん、回復お願いっ!」

勇者「えいっ!」

女戦士「勇者っ、こっちもこっちも!‥‥マジでヤバいっ!」

勇者「‥‥」ツーン

女僧侶「?」



17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/12(木) 17:05:24.98 ID:7VyXBPAfO

女魔法使い「勇者ちゃん、機嫌悪かったね。あなた、何かしたの?」

女戦士「ん~、わかんね」

女僧侶「でも、戦士さんに対して、何か怒ってる感じでしたよ‥‥?」

女戦士「ん~、まぁ、明日になれば機嫌直ってるんじゃね?」

女魔法「そんな楽観的な‥‥」

女戦士「とにかく、今日はもう休もうぜ。今日はいつも以上に疲れたよ」

女魔法「私は普通だけど?」

女戦士「前衛は大変なんだって‥‥」

女僧侶「あれ‥‥?そういえば、勇者様は‥‥?」キョロキョロ



18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/12(木) 17:08:41.11 ID:7VyXBPAfO

カキン、カキン


勇者「とりゃ、とりゃ!」ポコッ

魔物「ピィィー!」ペポッ

勇者「あいたっ」

魔物「ピキィィー」ポコッ

勇者「うぅ‥‥たぁ~っ!」ペチッ

魔物「プキュ~」バタッ


勇者「えへへ‥‥カップ焼そば買おうっと‥‥」



25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/12(木) 17:13:19.55 ID:7VyXBPAfO




女戦士「あ~、疲れた‥‥早く宿屋で休もうぜ~」

女魔法使い「先に買い物しなきゃ?」

女戦士「後でいいじゃん‥‥こっちは疲れてんだよ‥‥」

女僧侶「でも、もうすぐ武器屋も道具屋も閉まってしまいますよ?」

女戦士「じゃあ、僧侶と勇者で行ってこいよ。俺と魔法使いで宿屋の受付しておくから」

勇者「」ワクワク



29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/12(木) 17:18:52.17 ID:7VyXBPAfO

女僧侶「え~っと‥‥これとこれと‥‥薬草は10個ぐらいでいいかな?」

勇者「おじさん、カップ焼そば下さいっ!」ワクワク

店主「あいよ、100Gね」

女僧侶「あっ‥‥勇者様、無駄遣いはいけませんよ‥‥?」

勇者「僕のお小遣いから出すもん!」

女僧侶「あれ?そんなお金、いつの間に?」

勇者「一人でモンスターやっつけた!」キリッ

女僧侶「もう‥‥危ない事はしちゃいけませんよ?」



35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/12(木) 17:22:33.52 ID:7VyXBPAfO

女僧侶「じゃあ、これとこれと‥‥後、そのカップ焼そばも下さい‥‥」

店主「あいよ」

勇者「」ワクワク

女僧侶「‥‥カップ焼そばの事は、戦士さんと魔法使いさんには内緒ですよ?」

勇者「?」

女僧侶「無駄遣いするなって、怒られちゃいますから」

勇者「僕のお小遣いで買ったよ?」

女僧侶「そしたら、危ない事はするなって怒られちゃいます」



39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/12(木) 17:28:07.13 ID:7VyXBPAfO

宿屋


女僧侶「ただいま帰りました」

勇者「ただいま~」

女魔法使い「あっ、お帰り~」

女戦士「おぅ、お帰り!なぁ、武器買ってくれた?」

女僧侶「武器は予算が足りなかったので、見送りましたが、防具なら買いましたよ?」

女戦士「なぁ~んだ、防具かよ‥‥どれどれ‥‥」ガサゴソ

女魔法使い「あっ、私の武器もある‥‥って、何コレ‥‥?」

勇者「あっ‥‥!」

女魔法使い「‥‥何で、こんな無駄遣いするの?」



41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/12(木) 17:32:37.55 ID:7VyXBPAfO

女戦士「まぁまぁ、魔法使い、たまにはいいじゃん。皆の分、あるんだろ?」

女魔法使い「コレ、一つだけ。‥‥というか、何でこんな無駄遣いするの?」

勇者「うぅ‥‥」

女僧侶「あのっ、それは‥‥」オロオロ

女魔法使い「何?」

女僧侶「私の‥‥お夜食に‥‥」

女魔法使い「お夜食?」

女僧侶「‥‥申し訳ありません」

女魔法使い「没収ね」

女僧侶「‥‥はい」

勇者「うぅ‥‥」



45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/12(木) 17:37:49.90 ID:7VyXBPAfO




女戦士「Zzz‥‥」

女魔法使い「Zzz‥‥」

女僧侶「Zzz‥‥」

勇者「‥‥」ムクッ

勇者「‥‥」キョロキョロ

勇者「50‥‥60‥‥70‥‥」カチャカチャ

勇者「80‥‥85‥‥86円‥‥」カチャカチャ

勇者「うぅ‥‥カップ焼そば‥‥」グスッ



52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/12(木) 17:41:23.58 ID:7VyXBPAfO

翌日


カキン、カキン


女魔法使い「勇者ちゃん!回復お願いっ!」

勇者「‥‥」ツーン

女魔法使い「勇者ちゃんっ!ちょっと、勇者ちゃん!」

勇者「‥‥」プイッ

女戦士「勇者っ!回復頼むっ!」

勇者「えいっ」

女魔法使い「勇者ちゃん、こっちも!こっちも回復っ!」

勇者「‥‥」ツーン

女僧侶(私のせいだ‥‥)



57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/12(木) 17:45:37.93 ID:7VyXBPAfO

女魔法使い「勇者ちゃん、今日は私に機嫌悪いわね?どうしたのかしら?」

女戦士「俺にはちゃんと回復してくれたから、まぁ、俺には関係ない話だな」ニヤニヤ

女魔法使い「ちょっと!そういう言い方はないでしょ!」

女戦士「ハハハ、冗談だよ!順番だよ順番。明日は僧侶が冷たくされる番!」

女魔法使い「順番って‥‥あれ、僧侶は?」

女戦士「勇者もいないぞ?」



59: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/12(木) 17:50:14.48 ID:7VyXBPAfO

勇者「怖くないぞ‥‥怖くないぞ‥‥」ブルブル

勇者「弱いヤツでいいんだ‥‥ちっちゃいヤツと戦えばいいんだ‥‥」ブルブル

勇者「出てこいモンスター‥‥僕がやっつけてやる‥‥」ブルブル

女僧侶「コラッ」

勇者「わっ、わわっ、わぁっ‥‥!」ビクッ

女僧侶「‥‥はぁ」

勇者「あっ‥‥あれ、僧侶さん‥‥?」



65: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/12(木) 17:55:20.25 ID:7VyXBPAfO

女僧侶「また、一人で危ない事しようとしてましたね?」

勇者「‥‥危なくないもん」

女僧侶「強いモンスターが出てきたらどうするんです!」

勇者「‥‥後、14Gだからちっちゃいヤツと戦うもん」

女僧侶「‥‥カップ焼そばですか?」

勇者「‥‥うん」

女僧侶「‥‥はぁ」



68: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/12(木) 18:01:06.86 ID:7VyXBPAfO




女戦士「うわぁ~、でかい街だな。カジノまであるや」

女魔法使い「無駄遣いは許さないわよ?」

女戦士「わ~ってるよ‥‥んじゃ、宿屋受付にでも行くか?」

女僧侶「あっ、あの‥‥」

女戦士「ん~、どうした?」

女僧侶「宿屋の受付は、お二人でしてきて下さい‥‥私は勇者様と買い物してから行きます」

女戦士「‥‥とか言って、カジノとか行くんじゃねぇだろなぁ?」

女僧侶「いえっ‥‥!そんな事は‥‥!」

女魔法「昨日みたいな無駄遣いはやめてよね?まぁ、今日は私、疲れてるから先に宿屋で休ませてもらうわ」

女僧侶「はいっ!」



71: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/12(木) 18:03:55.40 ID:7VyXBPAfO

女僧侶「勇者様、後14Gでしたよね?」テクテク

勇者「‥‥うん」

女僧侶「‥‥私が出してあげます」

勇者「えっ!」

女僧侶「だから、もう、あんな危険な事は止めて下さいね?」

勇者「うんっ!」

女僧侶「じゃあ、道具屋さんに行きましょうか?」

勇者「うんっ!」ワクワク



75: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/12(木) 18:08:21.66 ID:7VyXBPAfO

女僧侶「え~っと‥‥」キョロキョロ

勇者「ねぇ!」

女僧侶「道具屋さんは~っと‥‥」

勇者「ここ、さっきも来たよ?」

女僧侶「えっ‥‥?あれ、あれっ?そうでしたっけ‥‥?」

勇者「うん!あっちが宿屋で、あっちが教会だよ?」

女僧侶「え~っと‥‥じゃあ、こっちに行ってみましょうか‥‥?」

勇者「そっちは教会だよ!」

女僧侶「確か、教会の手前に脇道があった気がするんですけど‥‥」

勇者「うぅ‥‥」



78: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/12(木) 18:11:49.95 ID:7VyXBPAfO

宿屋


僧侶「‥‥ただいま戻りました」

勇者「‥‥」ツーン

女戦士「遅かったな?どうしたんだ、心配したんだぞ?」

女僧侶「‥‥申し訳ありません」

女魔法使い「‥‥まさか、カジノで遊んでたんじゃないでしょうね?」

女僧侶「‥‥いえ」

勇者「僧侶さんがね!迷子になったの!」

女僧侶「!」



81: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/12(木) 18:14:56.64 ID:7VyXBPAfO

勇者「ずっと、街の中グルグルしてたの!」

女戦士「あ~、僧侶は方向音痴だからなぁ~」

女僧侶「‥‥申し訳ありません」

勇者「道具屋さんも、閉まってたから、お買い物も出来なかったの!」

女僧侶「えっ‥‥?あんた、薬草の補充もしてないの?」

女僧侶「‥‥申し訳ありません」



84: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/12(木) 18:17:54.52 ID:7VyXBPAfO

翌日


カキン、カキン


女戦士「勇者、回復頼むっ!」

勇者「えいっ」

女魔法使い「勇者ちゃん、こっちもお願いっ!」

勇者「えいっ」

女僧侶「あの‥‥勇者様‥‥?回復、お願いしてもよろしいですか‥‥?」

勇者「‥‥」ツーン

女僧侶「あの‥‥回復‥‥」

勇者「‥‥」プイッ

女僧侶(‥‥やっぱりか)



87: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/12(木) 18:22:58.50 ID:7VyXBPAfO

女魔法使い「やっぱり、今日は僧侶だったわね」

女戦士「なぁ、言っただろ?順番だよ順番!」

女僧侶「‥‥はい」

女魔法使い「じゃあ、明日はあんたに戻るわけだ?」

女戦士「おっ‥‥?そうだな、順番からしたら、また俺の番か。今のうちに勇者の機嫌とっておこうかな‥‥って、あれ?」

女魔法使い「また、勇者ちゃんがいないわね?この辺りの魔物は強いから危ないわよ?皆で探しに行く?」

女僧侶「‥‥いえ、今日は大丈夫だと思います」



90: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/12(木) 18:25:50.77 ID:7VyXBPAfO

勇者「えへへ‥‥50‥‥60‥‥70‥‥」

勇者「80‥‥90‥‥ふふっ‥‥」

勇者「100‥‥えへへ、カップ焼そば‥‥」

勇者「えへへ‥‥」

勇者「50‥‥60‥‥70‥‥」



92: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/12(木) 18:28:25.62 ID:7VyXBPAfO




女戦士「Zzz‥‥」

女魔法使い「Zzz‥‥」

女僧侶「Zzz‥‥」

勇者「‥‥」ムクッ

勇者「‥‥」キョロキョロ

勇者「‥‥」ガサゴソ

勇者「!」

勇者「えへへ‥‥カップ焼そば‥‥」



94: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/12(木) 18:30:34.31 ID:7VyXBPAfO

勇者「‥‥」ジョボジョボ

勇者「えへへ」

勇者「三分‥‥三分‥‥」

勇者「よし‥‥」ジョー

ボコン

勇者「‥‥あっ、あっああっ!」



デローン



勇者「‥‥うぅぅ」



98: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/12(木) 18:33:50.31 ID:7VyXBPAfO

翌日


カキン、カキン


女戦士「‥‥くっ!こいつは手強いな」

女魔法使い「勇者ちゃん!回復回復!」

勇者「‥‥えい」

女魔法使い「違うわよ!私じゃなくて、自分を回復しなさいっ!」

勇者「‥‥」ボー

女戦士「おいっ、勇者回復しろって!」

勇者「‥‥えい」

女戦士「いや、だから自分をだって!」

勇者「‥‥」ボー



99: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/12(木) 18:37:23.55 ID:7VyXBPAfO

女戦士「おいっ、僧侶!勇者を援護しろっ!」

女僧侶「ですが‥‥こっちも、手におえなくて‥‥」カキン、カキン

魔物「ガアァァァァ!」

女戦士「勇者、きたぞ!」

女魔法使い「勇者ちゃん、避けて!」

女僧侶「勇者様っ!」

魔法「ガアァァァァ!」


勇者「‥‥カップ焼そば?」


グサッ



おわり


元スレ
ショタ勇者「えへへ…お夜食のカップ焼そば…」