1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/05(月) 22:57:23.76 ID:RvjL3v/F0
古泉「実は涼宮さんは願望実現能力者なんです」
キョン「おい、古泉。げ、なんだ。体が動かない」
古泉「願望実現能力とはry」
キョン「洗いざらい全部喋っちまいやがった」
ハルヒ「なるほどなぁ。私が話せって願ったから、古泉くんは洗いざらい話してしまったのね」
ハルヒ「そんな面白そうなことやってたのに、私だけ除け者にしてたなんて酷いじゃない」
4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/05(月) 23:02:31.51 ID:RvjL3v/F0
キョン「ハルヒ、お前今の話信じるのか?」
ハルヒ「いくつか心当たりがあるからね」
ハルヒ「小学校の頃、私が嫌いだったクラスメイトに居なくなって欲しいと願ったら急に転校したり」
ハルヒ「セクハラしてきた担任の教師が翌日には不祥事発覚して懲戒免職になったり」
ハルヒ「あとは」
キョン「ああ、もうおしまいだ」
ハルヒ「子供の頃、私ってブスで成績も悪くて運動音痴だったのよね」
みくる「え?」
古泉「そんな事実は確認されていませんが」
ハルヒ「そんな自分が嫌で、毎日違う自分になりたいって思っていたわ」
ハルヒ「ある朝、目が覚めたら妙に体が軽かったの。不思議だなと思っていつもどおり洗面所に行ったら
ハルヒ「鏡に映っていたのは整った顔立ちの超美人。つまり今の顔になっていたの」
ハルヒ「パパとママも驚いていたわ」
古泉「失礼ですが、涼宮さんの子供の頃の写真も機関は入手しております」
古泉「涼宮さんは昔からそのようなお顔でしたでしょう」
ハルヒ「そうなのよ。アルバムの写真も、全て今の顔に修正されていたわ」
ハルヒ「子供だったからね。ラッキー、魔法使いさんありがとう。で自己完結したわ」
キョン「雑な奴だな」
ハルヒ「両親も最初は驚いていたけど、喜んでいる私を見て一緒に喜んでくれたわ」
キョン「親も親だ。子供の顔が変わったのに、それでいいのか」
ハルヒ「細かいことは気にしないの。私も親も」
みくる「遺伝って怖いなぁ」
ハルヒ「教室行って知らない人扱いされるのは嫌だなぁと思っていたら、不思議なことにクラスメイトは私だと人目で分かってくれた」
ハルヒ「今思えば、それも願望実現能力のおかげなのね」
キョン「俺もイケメンになりたいなぁ」
ハルヒ「古泉くんみたいな?」
キョン「悪くないな」
ハルヒ「そういえば古泉君が面白いこと言っていたわね」
ハルヒ「世界の改変か。宇宙人と未来人と異世界人と超能力者がいっぱいいる世界」
ハルヒ「面白そうね」
古泉「・・・・・・やはり、それを望みますか?」
ハルヒ「古泉くんが超能力者でユキが宇宙人、みくるちゃんが未来人だったっけ」
ハルヒ「SOS団みんなで新世界に行けば、全員異世界人になるわね」
ハルヒ「入学当時の夢が叶うじゃない!!」
キョン「っ!」
ハルヒ「じゃあ、やるわよ。イッツ、願望実現世界改変開――」
キョン「させるか」ガバッ
ハルヒ「きゃっ」
みくる「キョン君が涼宮さんを押し倒して・・・・・・」
ハルヒ「いやっ、やめて。初めては好きな人に捧げたいの」ウルウル
キョン「やんねーよ!! いいから落ち着け。な、この世界にはまだまだ不思議や魅力が」
ハルヒ「なーにマジになってんのよ。冗談よ、冗談」
ハルヒ「第一、願望実現能力? そんなもの実在するはずないじゃない」
ハルヒ「ちょっとからかっただけなのに、なにムキになってるのよ」
キョン「え、でも心当たりがあるって」
ハルヒ「全部嘘よ。私は生まれた時からこの顔よ」
ハルヒ「団長を押し倒した罰よ。全員分のポカリ、買ってきなさい」
キョン「は、はははは。な、なんだよ。ビビらせるなよ」
古泉「僕も一緒に行きますよ。半分出します」
ハルヒ「ダメよ。キョン、一人でいってきなさい」
キョン「はいはい。分かりましたよ」
古泉「ふぅ、涼宮さんも人が悪いですね。迫真の演技に飲まれて何も言えませんでした」
ハルヒ「私は演劇の才能もあるからね。当然よ」
ハルヒ「ま、今まで私を除け者にしてきた罰とでも思いなさい」
古泉「のけ者なんてそんな。いつでも涼宮さんは僕たちの中心ですよ」
ハルヒ「私がいないところでよくコソコソ相談してるじゃない。中心はどっちかというとキョンでしょ」
古泉「それは、涼宮さんを驚かせる相談を」
ハルヒ「そういえば、古泉くんのバイトってなんなの?」
古泉「急に話が変わりましたね。えーと、なんでも屋のお手伝いのようなものです」
ハルヒ「なんでも屋っていうと、化け物退治とかハンターとかそういうのよね。カッコイイじゃない」
古泉「そういった内容ではありませんよ。皆様の雑用の肩代わりをしているだけです」
ハルヒ「大変な仕事なのよね。新川さんも最近過労で倒れたって言うし」
古泉「え、ご存知なのですか。ええ、ここ数日ちょっと忙しかったもので」
ハルヒ「ごめんね」
古泉「え、ええ?」
ハルヒ「そういえばみくるちゃんって、童顔よね。しかも巨乳。未来のテクノロジーの賜物?」
みくる「いえ、だから私が未来人って設定は映画の中のお話で」
ハルヒ「みくるちゃんって可愛いわね」
長門「涼宮ハルヒ、ふざけるのもいい加減にして欲しい」
ハルヒ「あら、私がふざけてるのはいつものこと・・・・・・でもないわね」
ハルヒ「たまにはふざけたくなる日もあるわ」
長門「涼宮ハルヒは」
ハルヒ「有希、待って。自分で言うから」
ハルヒ「みんな必死に隠してたみたいだけど、自分の能力のことくらい知ってるわ」
ハルヒ「自分の周りで不可思議な事が続けて起こったら気になって当然よ」
ハルヒ「なんでかな。知りたいなと思ったら、すぐに分かっちゃった」
ハルヒ「自分の能力のこと」
ハルヒ「ついでに機関のことも知っちゃったから、自分の能力に気付かないフリをしてたんだけどね」
古泉「そんな・・・・・・」
ハルヒ「古泉くんには苦労をかけたわね。特に中学時代は赤の他人だったから、どうでもよかったし」
ハルヒ「最近閉鎖空間が少ないのはキョンのおかげじゃない。SOS団みんなのおかげよ」
ハルヒ「古泉くんも胸を張りなさい」
古泉「中学生の頃からお気付きだったんですね」
ハルヒ「いくら多感な中学生でも、世界を滅ぼそうと本気で思ったりしないわ」
ハルヒ「ストレス解消にいいから、閉鎖空間を生み出していたけど・・・・・・今なら言える。ごめんなさい」
古泉「いえ、身に余る光栄です」
ハルヒ「自分の能力くらい、制御できるから心配しなくていいわ」
ハルヒ「でも、仲間の敵には容赦しない。なんだってするわよ」
古泉「ありがたいお言葉。機関の上層部に伝えれば、僕の立場も良くなりそうですね」
ハルヒ「いい知らせと悪い知らせ、一緒に伝えてあげなさい」
みくる「そういえばキョン君遅いですね」
ハルヒ「きっと通りがかりの先生の手伝いをさせられているのよ。可哀想よねー」
古泉「予想以上に使いこなしていますね。彼も可哀想に」
みくる「す、涼宮さん」
ハルヒ「あ、みくるちゃんの正体と年齢、私知ってるわよ」
みくる「ひっ」
ハルヒ「キョンがちらちらみくるちゃんを見るたび笑いを堪えているわ」
ハルヒ「有希がやったあの大失態も知ってるぞ~」
有希「世界改変の件。覚悟は出来ている」
ハルヒ「判決を言い渡す」
ハルヒ「許す!!」
ハルヒ「すっきりした? 悲しかった?」
ハルヒ「でも、あいつはああいう奴だから許してやってよ」
長門「許しを乞う立場は私」
ハルヒ「有希だって女の子、こういうこともあるわよ」
長門「まさかあの時、貴方はわざと」
ハルヒ「さて、みんなにお願いがあります」
ハルヒ「そろそろ帰ってくるバカ、キョン」
ハルヒ「あいつには私が自分の能力に気付いていないってことにしておいて」
みくる「キョン君にだけ秘密を明かさないんですか?」
長門「今まで通りに接すればいい、ということ?」
古泉「はぁ、なぜですか?」
ハルヒ「だって、その方が面白いじゃない」
ハルヒ「あいつだって、私を騙しているつもりなのよ。私が同じことをしたって、文句は言わせないわ」
古泉「やれやれ。気苦労がなくなりそうだと思ったら、別の苦労が」
みくる「二重の罪悪感で胃が……」
長門「余裕」
ハルヒ「そろそろあいつが帰ってくるわ。みんな、準備して」
キョン「はぁ~、遅くなってすまんな。岡部に」
ハルヒ「言い訳すんなっ。遅い、罰金!!」
みくる「ご苦労様ですぅ。キョン君、今からお茶入れますね」
古泉「お疲れ様です。貴方も苦労が絶えませんね」
長門「………おかえり」
おしまい
元スレ
キョン「ハルヒ、お前今の話信じるのか?」
ハルヒ「いくつか心当たりがあるからね」
ハルヒ「小学校の頃、私が嫌いだったクラスメイトに居なくなって欲しいと願ったら急に転校したり」
ハルヒ「セクハラしてきた担任の教師が翌日には不祥事発覚して懲戒免職になったり」
ハルヒ「あとは」
キョン「ああ、もうおしまいだ」
ハルヒ「子供の頃、私ってブスで成績も悪くて運動音痴だったのよね」
みくる「え?」
古泉「そんな事実は確認されていませんが」
15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/05(月) 23:13:25.62 ID:RvjL3v/F0
ハルヒ「そんな自分が嫌で、毎日違う自分になりたいって思っていたわ」
ハルヒ「ある朝、目が覚めたら妙に体が軽かったの。不思議だなと思っていつもどおり洗面所に行ったら
ハルヒ「鏡に映っていたのは整った顔立ちの超美人。つまり今の顔になっていたの」
ハルヒ「パパとママも驚いていたわ」
古泉「失礼ですが、涼宮さんの子供の頃の写真も機関は入手しております」
古泉「涼宮さんは昔からそのようなお顔でしたでしょう」
18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/05(月) 23:21:09.05 ID:RvjL3v/F0
ハルヒ「そうなのよ。アルバムの写真も、全て今の顔に修正されていたわ」
ハルヒ「子供だったからね。ラッキー、魔法使いさんありがとう。で自己完結したわ」
キョン「雑な奴だな」
ハルヒ「両親も最初は驚いていたけど、喜んでいる私を見て一緒に喜んでくれたわ」
キョン「親も親だ。子供の顔が変わったのに、それでいいのか」
ハルヒ「細かいことは気にしないの。私も親も」
みくる「遺伝って怖いなぁ」
20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/05(月) 23:24:12.54 ID:RvjL3v/F0
ハルヒ「教室行って知らない人扱いされるのは嫌だなぁと思っていたら、不思議なことにクラスメイトは私だと人目で分かってくれた」
ハルヒ「今思えば、それも願望実現能力のおかげなのね」
キョン「俺もイケメンになりたいなぁ」
ハルヒ「古泉くんみたいな?」
キョン「悪くないな」
22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/05(月) 23:32:11.99 ID:RvjL3v/F0
ハルヒ「そういえば古泉君が面白いこと言っていたわね」
ハルヒ「世界の改変か。宇宙人と未来人と異世界人と超能力者がいっぱいいる世界」
ハルヒ「面白そうね」
古泉「・・・・・・やはり、それを望みますか?」
ハルヒ「古泉くんが超能力者でユキが宇宙人、みくるちゃんが未来人だったっけ」
ハルヒ「SOS団みんなで新世界に行けば、全員異世界人になるわね」
ハルヒ「入学当時の夢が叶うじゃない!!」
キョン「っ!」
27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/05(月) 23:38:30.18 ID:RvjL3v/F0
ハルヒ「じゃあ、やるわよ。イッツ、願望実現世界改変開――」
キョン「させるか」ガバッ
ハルヒ「きゃっ」
みくる「キョン君が涼宮さんを押し倒して・・・・・・」
ハルヒ「いやっ、やめて。初めては好きな人に捧げたいの」ウルウル
キョン「やんねーよ!! いいから落ち着け。な、この世界にはまだまだ不思議や魅力が」
ハルヒ「なーにマジになってんのよ。冗談よ、冗談」
28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/05(月) 23:42:59.38 ID:RvjL3v/F0
ハルヒ「第一、願望実現能力? そんなもの実在するはずないじゃない」
ハルヒ「ちょっとからかっただけなのに、なにムキになってるのよ」
キョン「え、でも心当たりがあるって」
ハルヒ「全部嘘よ。私は生まれた時からこの顔よ」
ハルヒ「団長を押し倒した罰よ。全員分のポカリ、買ってきなさい」
キョン「は、はははは。な、なんだよ。ビビらせるなよ」
古泉「僕も一緒に行きますよ。半分出します」
ハルヒ「ダメよ。キョン、一人でいってきなさい」
キョン「はいはい。分かりましたよ」
29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/05(月) 23:46:58.62 ID:RvjL3v/F0
古泉「ふぅ、涼宮さんも人が悪いですね。迫真の演技に飲まれて何も言えませんでした」
ハルヒ「私は演劇の才能もあるからね。当然よ」
ハルヒ「ま、今まで私を除け者にしてきた罰とでも思いなさい」
古泉「のけ者なんてそんな。いつでも涼宮さんは僕たちの中心ですよ」
ハルヒ「私がいないところでよくコソコソ相談してるじゃない。中心はどっちかというとキョンでしょ」
古泉「それは、涼宮さんを驚かせる相談を」
31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/05(月) 23:53:52.19 ID:RvjL3v/F0
ハルヒ「そういえば、古泉くんのバイトってなんなの?」
古泉「急に話が変わりましたね。えーと、なんでも屋のお手伝いのようなものです」
ハルヒ「なんでも屋っていうと、化け物退治とかハンターとかそういうのよね。カッコイイじゃない」
古泉「そういった内容ではありませんよ。皆様の雑用の肩代わりをしているだけです」
ハルヒ「大変な仕事なのよね。新川さんも最近過労で倒れたって言うし」
古泉「え、ご存知なのですか。ええ、ここ数日ちょっと忙しかったもので」
32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/05(月) 23:57:23.26 ID:RvjL3v/F0
ハルヒ「ごめんね」
古泉「え、ええ?」
ハルヒ「そういえばみくるちゃんって、童顔よね。しかも巨乳。未来のテクノロジーの賜物?」
みくる「いえ、だから私が未来人って設定は映画の中のお話で」
ハルヒ「みくるちゃんって可愛いわね」
33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/06(火) 00:02:06.40 ID:rQK/QO5d0
長門「涼宮ハルヒ、ふざけるのもいい加減にして欲しい」
ハルヒ「あら、私がふざけてるのはいつものこと・・・・・・でもないわね」
ハルヒ「たまにはふざけたくなる日もあるわ」
長門「涼宮ハルヒは」
ハルヒ「有希、待って。自分で言うから」
ハルヒ「みんな必死に隠してたみたいだけど、自分の能力のことくらい知ってるわ」
36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/06(火) 00:08:54.35 ID:rQK/QO5d0
ハルヒ「自分の周りで不可思議な事が続けて起こったら気になって当然よ」
ハルヒ「なんでかな。知りたいなと思ったら、すぐに分かっちゃった」
ハルヒ「自分の能力のこと」
ハルヒ「ついでに機関のことも知っちゃったから、自分の能力に気付かないフリをしてたんだけどね」
古泉「そんな・・・・・・」
ハルヒ「古泉くんには苦労をかけたわね。特に中学時代は赤の他人だったから、どうでもよかったし」
ハルヒ「最近閉鎖空間が少ないのはキョンのおかげじゃない。SOS団みんなのおかげよ」
ハルヒ「古泉くんも胸を張りなさい」
38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/06(火) 00:15:37.11 ID:rQK/QO5d0
古泉「中学生の頃からお気付きだったんですね」
ハルヒ「いくら多感な中学生でも、世界を滅ぼそうと本気で思ったりしないわ」
ハルヒ「ストレス解消にいいから、閉鎖空間を生み出していたけど・・・・・・今なら言える。ごめんなさい」
古泉「いえ、身に余る光栄です」
ハルヒ「自分の能力くらい、制御できるから心配しなくていいわ」
ハルヒ「でも、仲間の敵には容赦しない。なんだってするわよ」
古泉「ありがたいお言葉。機関の上層部に伝えれば、僕の立場も良くなりそうですね」
ハルヒ「いい知らせと悪い知らせ、一緒に伝えてあげなさい」
39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/06(火) 00:20:03.55 ID:rQK/QO5d0
みくる「そういえばキョン君遅いですね」
ハルヒ「きっと通りがかりの先生の手伝いをさせられているのよ。可哀想よねー」
古泉「予想以上に使いこなしていますね。彼も可哀想に」
みくる「す、涼宮さん」
ハルヒ「あ、みくるちゃんの正体と年齢、私知ってるわよ」
みくる「ひっ」
ハルヒ「キョンがちらちらみくるちゃんを見るたび笑いを堪えているわ」
41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/06(火) 00:21:53.40 ID:rQK/QO5d0
ハルヒ「有希がやったあの大失態も知ってるぞ~」
有希「世界改変の件。覚悟は出来ている」
ハルヒ「判決を言い渡す」
ハルヒ「許す!!」
43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/06(火) 00:25:36.07 ID:rQK/QO5d0
ハルヒ「すっきりした? 悲しかった?」
ハルヒ「でも、あいつはああいう奴だから許してやってよ」
長門「許しを乞う立場は私」
ハルヒ「有希だって女の子、こういうこともあるわよ」
長門「まさかあの時、貴方はわざと」
ハルヒ「さて、みんなにお願いがあります」
46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/06(火) 00:30:15.45 ID:rQK/QO5d0
ハルヒ「そろそろ帰ってくるバカ、キョン」
ハルヒ「あいつには私が自分の能力に気付いていないってことにしておいて」
みくる「キョン君にだけ秘密を明かさないんですか?」
長門「今まで通りに接すればいい、ということ?」
古泉「はぁ、なぜですか?」
ハルヒ「だって、その方が面白いじゃない」
49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/06(火) 00:34:16.38 ID:rQK/QO5d0
ハルヒ「あいつだって、私を騙しているつもりなのよ。私が同じことをしたって、文句は言わせないわ」
古泉「やれやれ。気苦労がなくなりそうだと思ったら、別の苦労が」
みくる「二重の罪悪感で胃が……」
長門「余裕」
ハルヒ「そろそろあいつが帰ってくるわ。みんな、準備して」
50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/06(火) 00:37:18.84 ID:rQK/QO5d0
キョン「はぁ~、遅くなってすまんな。岡部に」
ハルヒ「言い訳すんなっ。遅い、罰金!!」
みくる「ご苦労様ですぅ。キョン君、今からお茶入れますね」
古泉「お疲れ様です。貴方も苦労が絶えませんね」
長門「………おかえり」
おしまい
ハルヒ「アンタたち隠し事しているでしょ。正直に言いなさい」