238: ◆6RLd267PvQ 19/07/11(木)01:27:28 ID:BOs

第8話になります。

Trial of the Fountain Lord.



239: ◆6RLd267PvQ 19/07/11(木)01:28:05 ID:BOs

~ヒュドールタウン~

加蓮「ついた……のかな、ここが次の街?」

未央「おお……街って言うか…」

ネネ「村……集落……そんな感じがしますね。」

老婆「ほう、旅人とは珍しい」

加蓮「あ、こんにちは。お婆ちゃん、この村の人?」

老婆改め村長「村長をしております。かれこれ、50年は村から出とりませんわい、ほほほ」

未央「第1村人、まさかの1番偉い人だったかー…! あの、私達マギアシティからジム巡りを始めてて……私はステラタウンの出身なんですけどね」

村長「ほう、マギアシティ……それにステラタウンとは、いやいやいや……遠いところから来なすったなあ…」

ネネ「私はメーヴェシティです。あの、村長さん、この村に…その、泊まるところとか…ポケモンセンターとかはないでしょうか」

村長「ふむ…見ればわかる通り、ここは閉じた村でしてな…外との交流と言えば、民芸品や野菜、魚や……まぁそういったものを月に何度か、村の者を行商に出して銭を稼いでおりますじゃ」



240: ◆6RLd267PvQ 19/07/11(木)01:29:06 ID:BOs

村長「ポケモンセンターはおろか、テレビジョンも大きな店もな~んもありゃあせん」

未央「げ…もしかして、ステラタウンよりもかなり田舎かも……」

ネネ「あの、旅人が久しぶりと言っていましたよね?」



241: ◆6RLd267PvQ 19/07/11(木)01:30:20 ID:BOs

村長「そこの、アンタらが抜けてきた森、我々はミクモの森と呼んどりますが……その森にはな、ヌシがおりますじゃ。ポケモンを持たぬ非力な村人は、行商の者達が持ち帰る様々な娯楽や食べ物を待つしか楽しみがない。森を抜けようなど考えもつかぬこと。」




242: ◆6RLd267PvQ 19/07/11(木)01:30:52 ID:BOs

村長「都会の人にしろ、わざわざ森を抜けるより、マギアシティから列車で回り込んで、用事は隣の栄えた街で済ませてしまうのじゃよ。ほほ。」

加蓮「そのヌシって、もしかしなくても…」

ネネ「あのオコリザルさん…ですね」

村長「ほう、ヌシを知っていなさるとは……もしやヌシと戦って来られたと」






243: ◆6RLd267PvQ 19/07/11(木)01:31:17 ID:BOs

未央「ふっふっふ……このネネちんこと、ネネちゃんのポケモンが、バッチリ退治したのですよ!」

ネネ「もう、それは未央ちゃんもでしょう?」

未央「てへ。そうなんだけどさ」ペロッ

村長「ほほう……それは……やはりジムを巡るトレーナーともなれば、相当な実力を持つという事ですな……うむ、良いでしょう」

加蓮「良いって……何が?」

村長「何分狭い村で、先程も申したように娯楽も何もほとんどない場所ですが……ついてきなされ、案内しますでな」ツカツカ

加蓮「とりあえず、行ってみよっか」



244: ◆6RLd267PvQ 19/07/11(木)01:31:36 ID:BOs

ネネ「はい。……あ、ポケモンさんがいます!」

コダック「コヴァ」ノタノタ

ヌマクロー「マクロ!」ノシノシ

オニシズクモ「クモクモクモ」ワサワサ

加蓮「うわ、でっかいクモ……」

ネネ「あれは、オニシズクモですね。見た目は怖いですけど、小さなポケモンを守る事もある優しいクモさんなんです。前に絵本で読んだことがあります。」



245: ◆6RLd267PvQ 19/07/11(木)01:32:00 ID:BOs

未央「へえ、たしかに見た目ちょっとだけ怖いけど、意外に雰囲気は優しそうかも」

村長「何せ田舎でしてなあ、ポケモンもボールに収める人間はおらず、放し飼いにしておるのですよ」

加蓮「昔のまろみたいな感じかな……ふーん。にしても、水タイプが多いみたいね」

村長「近くに泉の洞窟がありましてな。村の者は皆、そこで仕事を手伝ってくれる相方を授かるのですじゃ」

未央「授かるのですって、他にも偉い人がいたりするの?」

村長「泉のヌシポケモンがな…。ほほ。」

未央「へーえ……ヌシかあ、どんなポケモンなんだろ」

ネネ「確かに、もしできるなら、会ってみたいですね……」

村長「ならば。後で挨拶に向かうと良かろうですじゃ」ツカツカ



246: ◆6RLd267PvQ 19/07/11(木)01:32:19 ID:BOs

未央「にしても……自然がいっぱいのところだねえ……」

肇「村長さん、こんにちは。」ペコリ

村長「おお、肇。釣りはどうじゃった」

肇「いえ、なかなか……あの、そちらの方々は…」

村長「紹介しますじゃ、旅の方。この村唯一の、モンスターボール職人…肇といいますじゃ」

肇「あ、はじめまして。モンスターボールを作っています、肇です」ペコリ



247: ◆6RLd267PvQ 19/07/11(木)01:32:38 ID:BOs

未央「はじめまして!私、未央って言うんだ!」

ネネ「ネネと言いますっ」

加蓮「ん、アタシは加蓮。よろしく。」

肇「未央さんにネネさん、加蓮さん…ですね、よろしくおねがいします。」

村長「肇や。しばらく旅の方をお主の家に泊められぬか。何、布団や食べ物はこちらで何とかするでな」

肇「皆さんを、私の工房に……はい、構いませんよ。次の行商に出すボールはもう、出来上がっていますから」

村長「と、言うわけじゃ。歳も近いし話も弾むじゃろ。肇に旅の話を聞かせてやってくれませんかな」



248: ◆6RLd267PvQ 19/07/11(木)01:33:04 ID:BOs

未央「もちろん!こちらこそ、お世話になるのにそれだけでいいのかな…」

加蓮「不安なら、村の仕事とか手伝えないか聞いてみたら?…かえって足手まといになるかもだけど」

未央「ああ、邪魔しちゃよくないかぁ」

ネネ「長居をするわけではないですし、準備ができ次第出発、という感じで…それで、大丈夫でしょうか」

肇「私は大丈夫です。村長さん、食べ物とお布団、お願いしますね」

村長「ああ、少し話でもして時間を潰すとよいじゃろう。その間に手配を急がせよう」

3人「「「よろしくおねがいします!」」」

~~~~~



249: ◆6RLd267PvQ 19/07/11(木)01:33:24 ID:BOs


~肇の家兼モンスターボール工房~

加蓮「不思議に思ってたんだけど……肇、聞いてもいい?」

肇「はい。質問なら何でも。」

加蓮「この村、モンスターボール…必要ないよね。」

未央「あ。それそれ!皆放し飼いしてるって、村長さん言ってた!」

ネネ「そう言えば……それに、今はモンスターボールって工場で大量生産されますし、手作りって言うのも驚きです」

加蓮「だよね。…作れるものなの、アレ」



250: ◆6RLd267PvQ 19/07/11(木)01:33:43 ID:BOs

肇「なるほど、もっともな疑問ですね。実のところ、手作りのモンスターボールの需要は、村では一切ないんです。外に行商に出る時に、商人の方にこれもお願いしますとお渡しするんです。」

未央「ははあ……つまり隣の街のために作ってるんだね」

加蓮「あ、写真がある。これ、肇の……」

肇「祖父です。有名なボール職人で……祖父がいた頃は、ボールの注文が他の街からも来る程だったんです。伝説と呼ばれたポケモンさえ、捕まえてしまうこともあったと言いますし」

未央「おお…つまりはじはじのお爺ちゃんは人間国宝ってやつなんだね!」



251: ◆6RLd267PvQ 19/07/11(木)01:34:08 ID:BOs

加蓮「はじはじって…アンタまた勝手に人にあだ名を」

肇「いえ、呼びやすいように呼んでくれて構いませんよ。歳も皆さんとそう変わりませんし…村では私しか、子供はいませんから」

ネネ「えっ、それは……寂しくはないんですか…?」

肇「正直に言えば、街に出る行商の方が羨ましくなる時も、ありますね」

肇「ですが、祖父亡き今、村でボールを作れるのは私だけ……この技を一刻も早く極めて、村をもっと、立派にしていかなければと思っているので」



252: ◆6RLd267PvQ 19/07/11(木)01:34:29 ID:BOs

未央「り、立派だ…」ジーン

ジラーチ【未央とは大違いだねえ】

未央「ジラちんは黙ってて」

ジラーチ【はいはい】

肇「………?」

加蓮「あ、気にしないでいいから。たまに独り言言うの、この子は」

未央「あのね、違うからね」

ネネ「ふふっ」


~~~~~



253: ◆6RLd267PvQ 19/07/11(木)01:34:53 ID:BOs

肇「…あ、お野菜が届きましたね」

オニシズクモ「クモクモ」ハイッ

※水泡にいくつか野菜が封じ込められている…。

ネネ「かごの代わり、なんでしょうか。確か、大事なものを泡にしまう習性があるとか…」

肇「このオニシズクモさんは、村で1番の働き者さんなんです。村長さんのお手伝いもしているんですよ」

未央「って事は、もしかしたら村長さんのパートナーみたいな感じなのかもね。」

肇「パートナー…ですか。そう言えば皆さんはジムを巡るトレーナーさんなんでしたよね。」

ネネ「はい。私は途中から旅に加わったんですけど……」

未央「はい、じゃーん!テールバッジとハピネスバッジ!」キラン

肇「わあ、手にとって見せてもらっても…?」

未央「どうぞどうぞ♪」



254: ◆6RLd267PvQ 19/07/11(木)01:35:19 ID:BOs

オニシズクモ「クモモ」カサカサ

肇「あ、オニシズクモさんも見てみます? 凄く綺麗ですよね……装飾も凝っていて……」

オニシズクモ「クモ…」

村長「これ、オニシズクモや。布団を運ぶのがまだ残っとるじゃろう」

オニシズクモ「クモ!」カサカサ

村長「お主が泡で運ぶと濡れてしまうでな、ゴルダックに念力を使うよう言ってくるのじゃぞ」

オニシズクモ「クモー」カサカサ

未央「ああして見ると、確かに可愛いね、あの子」

加蓮「でも夜道でいきなり遭ったら…」



255: ◆6RLd267PvQ 19/07/11(木)01:35:38 ID:BOs

村長「ほほ、夜道では怖いのう。確か、昔肇は夜道であ奴にばったり出くわして、漏らし……」

肇「わーっ!わーっ!その話は子供の時の話でしょう!?今は流石に平気ですから!!」

加蓮「お年寄りの人ってさ……たまーに容赦ないよね」

ネネ「聞かなかったことにしましょうか…」

未央「いやー…私も多分……ちょっとやっちゃうだろうなあ…子供の時なら……」

※言いたい放題言われるオニシズクモ、哀れ。



256: ◆6RLd267PvQ 19/07/11(木)01:36:05 ID:BOs

オニシズクモ「ヘクシッ」

オニシズクモ「クモ?」キョロキョロ

ゴルダック「グワグワ グワ」

スワンナ「スワ スワンワ♪」

ゴルダック「グワー」ツンツン

ゴルダック「グワ?」

オニシズクモ「クモモ」

ゴルダック「グワグワ?」

オニシズクモ「クモクモクモ!クモモクモ」

胸を叩くゴルダック「グワ!」ポンッ

スワンナ「ワンナー」バサバサ…

ゴルダック「グワワー」フリフリ

※この街のポケモンは、どうやら皆、とっても仲良しのようですね。



~~~~~



257: ◆6RLd267PvQ 19/07/11(木)01:36:28 ID:BOs

※夜もふけて……。

未央「わー、また負けたあ!」バサッ

肇「ふふ、私が3番目…これであがり、ですね。」

加蓮「トランプとかあると結構時間潰れるよね。けど、肇は一人の時何やってんの?」

ネネ「あ、確かに。一人でトランプ……は流石に難しいですしね…」

未央「難しいって言うか、一人でできるトランプ遊びって何かあったっけ?」

ネネ「えーと……あ、神経衰弱とか!」

加蓮「それ、一人でやってて楽しいかな…」

ネネ「記憶力は鍛えられますよ、きっと!」

肇「ふふ、皆さんはとても仲良しなんですね……少し羨ましくなります」



258: ◆6RLd267PvQ 19/07/11(木)01:36:49 ID:BOs

未央「あ、ならさ、はじはじも一緒に………は、ダメなんだっけ…」

加蓮「バッジのスカウト上限、確かまだ解放されてないしね」

肇「いいんですよ、無理に気を遣って頂かなくても……私は、まだ職人としては未熟者で……モンスターボールという、ポケモン達を収める器に何が必要なのか、未だにわからない…そんな人間なんです」

肇「このままで投げ出すのは、ボールにも、祖父や村長さんにも失礼ですから。…って、モンスターボールはちゃんと投げなきゃ駄目なんですけど…」



259: ◆6RLd267PvQ 19/07/11(木)01:37:07 ID:BOs

加蓮「そっか。肇は最初から覚悟を決めてるってわけだ」

未央「それじゃあどっちにしろ無理には誘えないのかぁ…残念。」

ネネ「ですね。せっかくこうして出逢えたのに、これでお別れは…寂しいです」

肇「……皆さん、ちょっとだけ、待っていて貰えませんか」

3人「「「?」」」

肇「秘密の場所が、あるんです」


~~~~~



260: ◆6RLd267PvQ 19/07/11(木)01:37:27 ID:BOs

~トノカミ洞窟~

未央「夜なのに、ちょっと明るいね」

ネネ「それに、そよ風も……不思議、ちっとも息苦しくありません」

加蓮「洞窟ってもっと埃っぽくてジメッと薄暗いイメージだったけど、何か空気が澄んでるし、歩きやすいんだね」

肇「人の手もほとんど入ってない、自然のままの洞窟なんですけど……ほら、こちらから横にそれる道と、このまままっすぐ進む道がありますよね」

肇「このまままっすぐ行く道は、行商に行く方が通る道で、次の街へはここを通らないと行けないんです。」

肇「そして、私の秘密の場所は………」

未央「わかった!この横道の先!」



261: ◆6RLd267PvQ 19/07/11(木)01:37:51 ID:BOs

加蓮「秘密の、って割には、随分わかりやすい場所なんだね」

ネネ「いいじゃないですか、可愛いと思います、そういう秘密。」

肇「ふふ、そうですか?かわいいかはわかりませんが……少し滑りやすいので、ゆっくりついてきてくださいね。この道、下り坂になってますから気をつけないと…」

未央「あいよー、了解了か……わぁあー!」スベベッ

ジラーチ【フラグの回収が早いなあ、神業だね】

未央「神様はジラちんでしょ!!」



262: ◆6RLd267PvQ 19/07/11(木)01:38:12 ID:BOs

加蓮「気をつけないとあんなふうになるんだって。気をつけないとね」

ネネ「あ、あはは……未央ちゃん、擦り傷とかしてたら治しますからねー」

未央「だいじょーぶー!」

肇「今、未央さんが滑り落ちたところを、もう少しだけ奥に行けば到着です。…あの、本当にお怪我とかは」

加蓮「大丈夫でしょ、未央だし」

ネネ「私もそう思います…」

肇「は、はぁ………頑丈な方なんですね…?」

加蓮「と言うよりは…」

ネネ「いつもあんな感じなんですよね」

未央「おーい、おいてくぞー!」ピョンコ

加蓮「ね♪」

ネネ「はい♪」

肇「何だか……信頼し合っているのですね。」



263: ◆6RLd267PvQ 19/07/11(木)01:38:25 ID:BOs

加蓮「違うって。慣れよ慣れ、いーっつも付き合ってあげてるんだもん、こないだだって……」

ネネ「因みにこういう時の加蓮さんは照れ隠ししてますね」

肇「なるほど……」

加蓮「あのねぇ…」

~~~~~



264: ◆6RLd267PvQ 19/07/11(木)01:38:43 ID:BOs

未央「星だ……」

加蓮「ここは……湖……っていうか、泉?」

肇「地下の水脈から湧き出した水の溜り場……つまり、泉ですね」カチャカチャ

ネネ「水面に星が映り込んで……でも、どこから……」

加蓮「あ。空が見える」

未央「うわ、ここ天井がないんだ!洞窟なのに不思議だなぁ……」

肇「どうしてこんなふうになったのかは、わかっていないんですけど……おかげで、この洞窟は空気が美味しいのと…それから」ヒュッ

ポチャン……



265: ◆6RLd267PvQ 19/07/11(木)01:38:58 ID:BOs

未央「おお、釣り竿……」

加蓮「準備してきたのはそれかぁ。リュックに入るくらい折り畳めるんだね」

ネネ「餌は何を使っているんですか?虫さんとか…?」

肇「いえ、特殊なきのみで作られたモンスターボール……ルアーボールです」

未央「あ、そうだ、ボールの話!」

加蓮「すっかり忘れてたけど……きのみで……ボール?」



266: ◆6RLd267PvQ 19/07/11(木)01:39:18 ID:BOs

肇「もともと、古来からポケモントレーナーはポケモンをボールに収めていたんです。今の大量生産できる素材ができるまでは、1個1個丁寧に、ボール職人がぼんぐりと呼ばれるきのみで手作りしていたんですよ」

ネネ「ぼんぐり!聞いたことがあります、確か、遠い地方ではぼんぐりをジュースにしてポケモンに飲ませたりもするって……」

未央「あっ、そうか、ジョウト地方のポケスロン大会!」

加蓮「ポケスロン……大会? 何それ」



267: ◆6RLd267PvQ 19/07/11(木)01:39:36 ID:BOs

未央「ジョウト地方では、ポケモン同士を競わせるのにバトル以外の方法、すなわち運動会を開いて色んな種目で競い合ったりもするんだよ。あー、私としたことが、ポケモンバトルの事しか頭になかったから……」

肇「因みに、ジョウト地方にはまだ高名なボール職人さんがいて、今でも個人の注文を受けていたりするんですよ?」

未央「えっ、本当!?」

ネネ「意外ですね、未央ちゃん、カントーやジョウトの知識なら何でも知っているものとばかり…」

加蓮「未央ペディア、未だ完成ならず、ってわけか。まぁ、それなら未央はちゃんと肇の話を聞いとかなくちゃね」



268: ◆6RLd267PvQ 19/07/11(木)01:40:00 ID:BOs

未央「う、うん!はじはじ先生、お願いします!」

肇「そんな。私は別に先生と呼ばれる程の人間では……」

加蓮「真面目にとらなくていいんだってば」

ネネ「あら……?」

ヤドン「ファーぁ…」ノタノタ

加蓮「何か来た……」

未央「あ、ヤドンだ!うわあ和むなぁ……」

肇「すみません、ヤド先生、起こしちゃいましたか?」

ヤド先生「……やぁん」ゴロン



269: ◆6RLd267PvQ 19/07/11(木)01:40:29 ID:BOs

加蓮「えと、肇のポケモン……じゃないか、ボールとか使わないんだよね、この村」

肇「はい、疑似餌代わりに釣り竿につけるくらいです。それも、大抵はボウズか、キャッチアンドリリースで……思索に耽るには、丁度いい場所なんです」

ヤド先生「やぁん…」ピチョ

未央「あ、しっぽ垂らしてる! これね、釣りしてるんだよ、ヤドン」

ネネ「釣りをするポケモンさんなんですか?」

加蓮「見るからにのろまそうだけど……大丈夫なの?」

肇「ヤドン族のシッポからは、甘い汁が出ているので、それが餌代わりになってポケモンが集まるんです。ごくごく、たまにですけれど」

未央「そうそう。しっぽはちぎれてもすぐ生えてくるから、地方によってはしっぽ料理もあったり、冷凍で売られてたりもするらしいよ」

加蓮「このシッポがねえ」

ヤド先生「やぁん……」ボー



270: ◆6RLd267PvQ 19/07/11(木)01:40:49 ID:BOs

未央「あと、反応が鈍いのが特徴!」

加蓮「見ればわかるよそれは」

ネネ「ぼーっとしてますもんね」

未央「いや、ホントに鈍いんだよ、戦いで受けたダメージもすぐに忘れちゃうくらいだし」

加蓮「それ、鈍いっていうか頭大丈夫なの」

肇「…ヤド先生は、この村に住み着いてだいぶ経つらしいんですけど、元々はトレーナーのポケモンだったんですよ」

加蓮「捨てられたの?」

肇「いいえ。旅のトレーナーが、育てているヤドンの子供ができたから良ければこの村で引き取ってくれないかと、村長さんに頼んだそうなんです」



271: ◆6RLd267PvQ 19/07/11(木)01:41:21 ID:BOs


ネネ「と言うことは…このヤドンさんも、村で何かお仕事をしたりするんですか?」

肇「そうですね。そうらしいです。」

加蓮「らしいって……?」

未央「うりうりー、お前さん、可愛いのう」ツンツン

ヤド先生「………やぁん」

肇「……村長さんが言うんです。このヤドンの勤めはもう、立派に果たされておるのじゃよ、って。」

加蓮「……どういう意味…?」

肇「わかりません。何か、昔にあったのかもしれませんけど……」クイッ

肇「……え?」クイックイッ



272: ◆6RLd267PvQ 19/07/11(木)01:41:39 ID:BOs

ネネ「わっ、釣り竿、ひいてます!」

肇「……重いです、これは……」

加蓮「何、底にでも引っかかったとか?」

肇「………ええいっ!」ザバァ

加蓮「……どう、釣れた!?」

未央「手応えは……多分……!」

ネネ「でも、ポケモンさん、近くにいませんけど……」

肇「ルアーボールが釣り糸に付いたまま……釣り上げられる途中で離れた……?」

ヤド先生「ふぁーあ……」ムクリ

肇「先生?」



273: ◆6RLd267PvQ 19/07/11(木)01:42:04 ID:BOs

肇の前に出るヤド先生「……やぁん」ノッシ

未央「わ、何か凄そう」

加蓮「そう…?」

ネネ「……?」キィィィィン

ネネ「この音は……共振音…?」

ビュワアアアア……!

未央「水!?」

ネネ「飛んできます!」

ヤド先生「やぁん…!」ミョワワワワワ……

ビュワ………バシャン

肇「これは……みずのはどう……?」

未央「ヤド先生のねんりきで、何とか止められたみたいだね…」



274: ◆6RLd267PvQ 19/07/11(木)01:42:23 ID:BOs

加蓮「待って、今のは距離もあったから、威力も下がってたはず……」

ネネ「水面見てください! 何かいます!」

ザバァ!

加蓮「あれは………」

ナマズン(大きめサイズ)「マーズゥン!」

肇「ヌシ様!!!」

未央「あれがヌシ……!」

ネネ「この村の…確か、相談役みたいなポケモンさんでしたね!」

ヤド先生「やぁん……」ヌボー…



275: ◆6RLd267PvQ 19/07/11(木)01:42:39 ID:BOs


肇「はい、無駄な力は禁物ですね。焦らず行きましょう、先生!」

ヤド先生「やぁん」コクン…

加蓮「……アタシ達、ここは手を出さない方がいいかもしれない」

未央「うん……何となくわかるよ、これはきっと……ヌシがはじはじを見極めようとしてるんだ」

ネネ「…どうか、無理はしないで……!」

>>3人は後ろに下がった…。



276: ◆6RLd267PvQ 19/07/11(木)01:43:00 ID:BOs

※ヌシのナマズンがしょうぶをしかけてきた!

ナマズン「マーズ!」ブビュバア…!

肇「どろ爆弾です、先生!」

ヤド先生「やぁん」ミョワワワワワ………

ベショ ベショ ベショ

肇「…この距離なら止められます……!遠距離からの攻撃は、通じませんよ!」

ナマズン「マズン……」ジャボン

肇「……潜った?」

ヤド先生「やぁん…」ゴロン

肇「…今は焦っても仕方がない、寝て待とう、ですか。なるほど」フム



277: ◆6RLd267PvQ 19/07/11(木)01:43:22 ID:BOs

未央「な、なんか……はじはじ凄いね…」

加蓮「アタシらも何となくならポケモンの考えとか、わかるつもりだけど……」

ネネ「完璧に意思疎通がとれてます……あんな人がいるなんて…」

肇「心を……落ち着けて……呼吸を……意識して」スゥー……

ナマズン「マァズン!」ザバァ

未央「目の前に来たよ!?はじはじ!!」

肇「…………」

ヤド先生「……やぁん」ゴロン

肇「今はどの道打てる手はないと……はい。」

ナマズン「マズズズン……マァズン!」ウネウネウネ クルクルクル

未央「あれは……ドラゴンタイプが覚える技……『龍の舞』だよ!」



278: ◆6RLd267PvQ 19/07/11(木)01:43:45 ID:BOs

ネネ「攻撃技ではなかった……フェイントを仕掛けてきたんですね……」

加蓮「で、ドラゴン使いさん。あの技の解説は?」

未央「……自分の力と速度を高める技……それも、同時にね……」

ジラーチ【何度も舞われると厄介だね……早めに決めるべきだよ】

未央「って言っても……あのナマズンに先生が打てる決定打は……」

ナマズン「マズン」ドポン

ヤド先生「やあん…」キョロ

ヤド先生「やぁん」キョロ

ヤド先生「………やぁん」ノシノシ



279: ◆6RLd267PvQ 19/07/11(木)01:44:08 ID:BOs

肇「はい、誘導ですね」トコトコ……

肇「誘導だと気付かれぬよう……ゆっくり……焦らずに」トコトコ……

ヤド先生「やぁん…」ノシノシ

ナマズンの声「マァズン!マァズズズーン!」ゴゴッ

グラグラグラグラグラグラ……!!

ヤド先生「やぁん…」コテン

肇「やっ……」ヘタリ

ネネ「く……地震ですか……?」グラグラグラグラ

未央「ううん、多分この威力は……『マグニチュード』って技だと思う…!」グラグラグラグラ

加蓮「つまり何、地震攻撃の弱い版みたいなやつ?」グラグラグラ



280: ◆6RLd267PvQ 19/07/11(木)01:44:30 ID:BOs


未央「ううん、この技は出す度に威力が変わるんだよ……しかも、さっきの龍の舞で力が…!」

ネネ「じゃ、じゃあもっと強く揺れたりもするんじゃ……」

加蓮「ら、落盤とか勘弁してよ……?」


肇「……まだ、大丈夫……」スクッ

ヤド先生「……やぁん」ムクッ… ……コテン

肇「先生? ダメージが後から……」



281: ◆6RLd267PvQ 19/07/11(木)01:44:47 ID:BOs

加蓮「今の……後から痛がって倒れてなかった?」

未央「確か、ヤドンの感覚は鈍いんだよ…思い切り叩かれても少ししてから痛がるくらいだし…」

加蓮「それで……今の揺れのダメージが後から…」

ネネ「でも、一体二人はどうして泉の周りを歩いたりなんか……」

未央「多分、何かあるよ……」

ジラーチ【あのヤドン……意外に頭がキレるみたいだね。分類は確か『まぬけポケモン』なんて言うらしいけど……滑稽だな、これじゃ分類した人間の方がよほどまぬけじゃないか】

未央「どんなポケモンにも、色々な子がいる……そういう事、なんだよね、きっと…」

ジラーチ【キミ達ニンゲンも、ね】

加蓮「……あ、見て」



282: ◆6RLd267PvQ 19/07/11(木)01:45:06 ID:BOs

ヤド先生「やぁん…」ムクッ……

肇「はい、引き続き誘導します。行きましょう」トコトコ……

ヤド先生「やぁん…」ノシノシ

加蓮「起き上がった……作戦再開ってヤツ?」

ビュビュビュ!

ネネ「またどろ爆弾が!」

ヤド先生「やぁん」ミョワワワワワ……

ベショ ベショ ベショ

肇「…大丈夫、怖くない…足は、止めません…」トコトコ…

ヤド先生「やぁん」



283: ◆6RLd267PvQ 19/07/11(木)01:45:29 ID:BOs

ナマズンの声「マァズン!マァズン!マアアズン!」グラグラグラグラグラグラグラグラグラグラグラグラ

ヤド先生「やぁん……」コテン

肇「……く……!強い……!」ヘタリ

未央「確かに強いけど……これ、多分凌げれば……」グラグラグラグラグラグラ

ジラーチ【近づいてきて、直接攻撃か、さらに龍の舞で力を上げてくるだろうね】

加蓮「……これ、いつまで続くの……!」グラグラグラグラグラグラ 

ネネ「加蓮さん?」グラグラグラグラグラグラ

加蓮「ネネ、肩借りる……心臓にきつい……」ギュ

未央「そうか、いきなり揺らすから、かれんの心臓、ビックリしちゃうんだ……マズイよ……!早く決めないと……」



284: ◆6RLd267PvQ 19/07/11(木)01:45:52 ID:BOs

肇「着きました……!ここだけ、長い草が茂っています……!」

ヤド先生「やぁん…!」

肇「はい、待機します………先生、後は……」

ヤド先生「…やんやんやん やぁん…」

肇「……え……合格……何が……?」

ヤド先生「やぁん」クイッ

肇「は、はい。今は集中を……!」

ナマズン「マズン!」ザバン

肇「………!」

未央「目の前に!」

加蓮「さぁ、どうすんの……っ」ハァハァ……

ネネ「肇さん…ヤドンさん…!」ギュ



285: ◆6RLd267PvQ 19/07/11(木)01:46:13 ID:BOs

ナマズン「マァズン マァズン……」クルクルクル

ヤド先生「……やぁん」

肇「はい。念じてください!狙いは……目の前にある、長い草です!」

ヤド先生「……やぁん」ミョワワワワワ………

※草が念力を受けて揺らめいている…!

※舞うナマズンのもとへ念じた草が絡みつく!

ナマズン「マズン!?」ベシッ ギューッ

肇「捕まえました……先生、地面に!」

ヤド先生「やぁん!」ミョワン!

振り回されるナマズン「マズン!マズズン!」

肇「叩きつけます!『草結び』!!」

ヤド先生「……やぁん!」ヒュッ

ナマズン「マズーン!!」ドシャア!!!



286: ◆6RLd267PvQ 19/07/11(木)01:46:34 ID:BOs

未央「決まった……!!」

加蓮「あれ、くさタイプの…?」

ネネ「はい、効果は抜群のはずです!」

未央「念力で……最初から全部計算ずくだったんだ……」

ジラーチ【大したヤドンだね……あんなの、何千年に一匹いるかどうかだよ】

ナマズン「マズン」パチッ

加蓮「………肇、そのナマズン、まだ!」

肇「…いえ、終わりです。」

加蓮「え……」



287: ◆6RLd267PvQ 19/07/11(木)01:46:56 ID:BOs

村長「よう、なしてくれたのう……」ツカツカ

肇「村長さん……」

村長「合格だ、そうヤドンが言ったのを聞いたろう」

肇「はい」

ヤド先生「やぁん」

ナマズン「マズン」

村長「ヌシ様、よくぞ協力してくださった……感謝いたしますぞ」

ナマズン「マズン」ニッ

加蓮「……アタシにも何となく見えてきたんだけどさ、これってつまり…そゆこと?」

村長「旅の方、あなた方には迷惑を。特にそなたは病を抱えている様子、よく耐え抜きなさった…」

肇「え、加蓮さん…?」



288: ◆6RLd267PvQ 19/07/11(木)01:47:14 ID:BOs

加蓮「違うの……病を抱えていたのは昔の話。不治の病って言われて……もしかしたらもう、この世界にはいなかったかもしれなかった……それも、昔の話」

加蓮「奇跡的に治ったんだけど、体は急に丈夫には……ならなくて」

村長「そなたは強い眼をしておるな……運命に玩ばれてなお、それは未来を生きんとする眼じゃ」

加蓮「そんなたいしたもんじゃない……でも、もう諦めるのはまっぴらなの」

加蓮「アタシは……アタシの生きる意味を探したい。もう、窓の外の雨をただ黙って眺め続けるのは絶対に嫌なの」

未央「かれん…」



289: ◆6RLd267PvQ 19/07/11(木)01:47:37 ID:BOs

ジラーチ【……この子もまた、何千年に一人のニンゲンなのかもしれないな…】

肇「最初から、ヌシ様と先生、村長さんは私を試していた……今日、旅の人と出逢って、私の心がかすかに揺れたのを…見透かされていたんですね」

村長「それだけではないぞ。そのヤドンはな…お主をずっと待っていたのじゃ」

ヤド先生「やぁん」コクン

肇「え……?」

村長「小さかった頃故、覚えておらぬは無理なき事よの……。肇や、お前は幼い頃、この泉に足を滑らせ落ちた事があるのじゃ」

肇「私が……この泉に」

村長「このヤドンはその時にそなたを救った。それが、このヤドンがかつて果たした、かけがえのない村の子供を守るという、栄誉ある勤めなのじゃ」



290: ◆6RLd267PvQ 19/07/11(木)01:47:58 ID:BOs


肇「……じゃあ、先生が私のそばにいたのは……ずっと私を見守られていたんですね……?」

ヤド先生「やぁん」

肇「先生……っ……くっ……ううっ……」ギュッ……

ネネ「……肇さん…」

加蓮「温かい村……」

未央「だね…ちょっと私こういうの…泣いちゃう…」グスッ

村長「肇や」ポン

ナマズン「マズン マズマズン」

肇「……私が……ヌシ様と…?」

ヤド先生「やぁん」ニコ



291: ◆6RLd267PvQ 19/07/11(木)01:48:23 ID:BOs


村長「今日までよく勤め上げたのう、村のボール作りはひとまずしまいじゃ」

村長「肇や、作ったボールはちゃんと持っておるな?」

肇「はい、はい……」グスッ

肇「釣り上げたポケモンを捕まえやすくする『ルアーボール』……いいえ」グシグシ

肇「捕まえたポケモンと絆が深まりやすくなる願をかけた…『フレンドボール』」スッ

肇「ヌシ様、ヤド先生。どうか私と……共に旅を!」

ヌシ様「マズン」コクン

ヤド先生「やぁん」コクン

肇「いきます!フレンドボールっ!」ヒュヒュッ!

ボウン ボウン!

………カチッ カチッ!



292: ◆6RLd267PvQ 19/07/11(木)01:48:47 ID:BOs

肇「村長さん……村の大切なヌシ様を……」

村長「うんにゃ、違うぞ、肇」

村長「この村に大事なのはヌシ様だけではない。わしらには、村の子1人1人、一匹一匹が、家族じゃ」

村長「旅の方、お主達はジムバッジを手に入れる旅をされておられると申されたな」

村長「どうかこの村の……わしの宝を……連れて行っては下さらぬか」

加蓮「連れていきたいのは山々なんだけど……私達、条件を出されてるんだ」

未央「この洞窟の向こうのジムでバッジを貰えれば、そしたら旅の仲間を1人加えるのを認められるんだ」

ネネ「ですから、その時まで……そしたら、私達、必ずこの村へ戻ってきますから」

村長「肇や。それで良いか」

肇「はい。お待ちしています、この村で。」



293: ◆6RLd267PvQ 19/07/11(木)01:49:05 ID:BOs

村長「この洞窟はそう長くは続いておらぬ。まっすぐ、ただまっすぐに進めば目的地へと辿り着くじゃろう」

村長「ゴルダックや、おるかの」パンパン

ゴルダック「ゴダッ」スタッ

村長「戦いの様子は、このゴルダックが泉に念写するでな。肇、旅の仲間の戦いを、この泉でしかと見届けるのじゃぞ」

肇「はい!」



294: ◆6RLd267PvQ 19/07/11(木)01:49:34 ID:BOs

加蓮「……じゃ、行こっか。」スクッ

未央「かれん、無理はよくないって……」

加蓮「アタシが今無理なのは……今ここで、この気分のまま休むことだよ」

加蓮「順番的に、次の街のジムは…未央、ネネ、アンタ達2人でしょ」

ネネ「加蓮さん」

未央「……いいの?ここでも試合は見れるんだよ?」

加蓮「水臭いこといいっこなし。アタシ達は仲間なんだから。一番近くでゆっくり観戦させて貰うからね。手を抜いたりしたら許さないんだから」

未央「…だってさ。どうする?」

ネネ「そのための私ですから。加蓮さんがムチャした分、道中少しずつ癒やしていきますね」



295: ◆6RLd267PvQ 19/07/11(木)01:49:57 ID:BOs

加蓮「って事で。村長さん。アタシ、肇や、この村で……少しだけ、覚悟とかそういうの……わかった気がする」

村長「そうかい……。それは何よりじゃ」

肇「加蓮さん、未央ちゃん、ネネちゃん。」

加蓮「すぐにまた逢えるよ、肇」

未央「うん!私達だって、はじはじ達に負けない強くて頼もしい仲間達がいるんだからね!」

ネネ「行ってきます、肇さん、村長さん」


肇「どうかお気を付けて……ご武運を、お祈りしています!」

村長「わしもここで見届けさせてもらうぞ、お主達の心意気をのう」



296: ◆6RLd267PvQ 19/07/11(木)01:50:10 ID:BOs

加蓮「……負けないよね?」

ネネ「負けられないですから」

未央「あたぼうよ!」

ジラーチ【…少しだけ、見物になってきた…かもしれないな。ふふ…。】



297: ◆6RLd267PvQ 19/07/11(木)01:50:23 ID:BOs

※新たな仲間に一時の別れを告げ、目指す先は洞窟の先の次の街。

※果たして、3番目のジムリーダーは、どんな戦いを仕掛けてくるのか。

※その答えは次回、キミの目で確かめろ!



298: ◆6RLd267PvQ 19/07/11(木)01:50:34 ID:BOs


~次の街・グレモスシティ岩盤浴~

洋子「ふう…戦いの疲れが癒やされるよ……」

洋子「さて……明日はどんな挑戦者が来るのかな~……ふふ、待ちきれないかも♪」


※続く!



299: ◆6RLd267PvQ 19/07/11(木)01:53:32 ID:BOs

さて、今回もお目汚しを失礼。

補足しますと、ジムバッジがなくてもユニット制限があるだけで同行自体は可能なんですね。
ジムへの参加権限がないだけです。

なのに肇が留守番なのは、まぁちょっとした事情アリなのです。それが何なのかは…今はごめんなさい。

さて、次回ジム戦、洋子さんとどんな戦いになるのやら。お楽しみにお待ち下さいね。


元スレ
シンデレラガールズ×ポケモンクロス クロノスライトストーリー
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