1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/25(火) 22:29:44.72 ID:3dtak6TwO

響「でもよく考えたら自分、貴音のことあんまり知らないんだけど」

貴音「…というと?」

響「家族とか、出身地とか、そういうの」

貴音「ふむ」

響「貴音がそういう性格なのは知ってるけど、友達としては、貴音のこともっと知りたいぞ」

貴音「なるほど。他ならぬ響の頼みとあれば、無下にするわけにも参りませんね」

響「教えてくれる?」



6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/25(火) 22:32:04.89 ID:DKQxwDZd0

代行ありがとうございます。



貴音「その前に、私が響のことをどれだけ知ってるか、響は知らないでしょう?」

響「時々は地元の話とかもするし、結構いろいろ知ってるよね」

貴音「私は、響のことなら何でも知っているのですよ」

響「あはは。さすがに何でもってことはないと思うさー」

貴音「我那覇響、10月10日生まれのてんびん座」

響「うん。誕生日覚えてくれてるんだな。嬉しいぞ。自分も貴音の誕生日知ってるよ。1月21日、大寒の日なんだよね」

貴音「いいえ、私の方が知っていますとも。響の誕生日、10月10日と言えばお好み焼きの日ですよね」

響「んん?」



7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/25(火) 22:33:34.84 ID:DKQxwDZd0

貴音「そしてなんと、冷凍麺の日でもあるのです。すばらしい!いつもありがとうございます。響」

響「いや、え?そんな日ある?10月10日って言ったらふつう体育の日でしょ?」

貴音「はて、たいいくのひ…?」

響「今は毎年10月10日ってわけじゃなくなったけど」

貴音「…ああ、そういえば10月10日は当子内親王殿下のご忌日でもありましたね」

響「誰!?」



8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/25(火) 22:34:55.67 ID:DKQxwDZd0

貴音「ふふ、伊勢斎宮の当子内親王殿下ですよ。ほら、三条天皇第一皇女であらせられた」

響「ほらって、さも当然のように言われても知らないよ!え?なんか知識の範囲おかしくない?」

貴音「いかに私が響のことを熟知しているか、お分かりいただけましたか?」エヘン

響「いや、それもう完全に自分関連の知識じゃないぞ…」

貴音「なんと、この程度では認められないと…?」

響「いや、そうじゃなくて」



9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/25(火) 22:37:43.12 ID:DKQxwDZd0

貴音「ならば仕方がありませんね。改めて、私の響力を披露させていただきましょう」

響「ひびきりょく…うん。まあ、普通っぽいところでよろしく」

貴音「我那覇響、10月10日生まれのてんびん座」

響「はい」

貴音「すりぃさいずは上から83、56、80」

響「恥ずかしい!」///



11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/25(火) 22:40:33.74 ID:DKQxwDZd0

貴音「なんと」

響「いや確かに公開してるプロフィールだけどさ、なんで暗記してるの!?」

貴音「思い知りましたか。私の響力」フンス

響「分かったから!じゃあ次、家族とか!」

貴音「家族ですか。響は現在一人暮らしですが、たくさんの家族と共に暮らしていますね」

響「そうそう」



12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/25(火) 22:42:33.85 ID:DKQxwDZd0

貴音「はむ蔵、へび香、しま男、おう助…」

響「おお」

貴音「うさ江、ねこ吉、わに子、いぬ美…」

響「すごいぞ、貴音!」

貴音「もも次郎、からあげ麿、ちゃぁしゅぅ太郎」

響「だめー!」



13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/25(火) 22:44:37.50 ID:DKQxwDZd0

貴音「はて、どこか間違えていましたでしょうか」

響「一番ダメな間違い方してたよ!家族カテゴリじゃなくて食材カテゴリに分類されてる子がいたんだけど!?」

貴音「まさか…食材、では、ないと…?」

響「ないよ!家族って言ってるでしょー!家族は食べちゃだめだ!」

貴音「かぞく、たべちゃ、だめ。はい、わかります」

響「なんで片言になってるの…。貴音のそういうとこ冗談か本気か分かりにくいよ。とりあえず貴音はしばらくうち来るの禁止ね」



14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/25(火) 22:46:32.99 ID:DKQxwDZd0

貴音「そんな殺生な!後生です、響!もう二度とくっくぱっどで『わに』とか『ももんが』とか検索しませんから!」

響「してたの!?すこぶる本気っぽい!怖い!もうその発想が怖いよ!だいたいそんなレシピ載ってるわけないでしょー!」

貴音「ふふ、甘いですね。響」

響「え!?…いやいや、貴音、その冗談は笑えないぞ」

貴音「…………」

響「え?本当なの…?」

貴音「…………」コクリ



15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/25(火) 22:48:32.26 ID:DKQxwDZd0

響「いやそんなまさか……そうだ、事務所のパソコン借りて調べれば…」フラフラ

貴音「…………」

響「…………」カチカチ

貴音「…………」

響「…………」カコカコ

貴音「…………」

響「…………!!!」

貴音「…………」グゥゥゥ

響「ホントに載ってた…。クックパッド怖い…」ガクリ



16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/25(火) 22:50:56.48 ID:DKQxwDZd0

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ζ*'ヮ')ζ<うっうー!響さんが立ち直るまで、しばらくお待ちくださいー

ζ*'ヮ')ζ<あ、ちなみにクックパッドにワニ肉のレシピが載ってるのは本当ですー

ζ*'ヮ')ζ<…………おいしいのかなあ…?

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18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/25(火) 22:52:37.15 ID:DKQxwDZd0

響「…うん、もう大丈夫」

貴音「それでこそ響です」

響「いや、わりかし貴音のせいなんだけど」

貴音「なんと」

響「じゃあ気を取り直して、次どうぞ!」

貴音「我那覇響、10月10日生まれのてんびん座」

響「もうそこは飛ばしてもいいけど」



20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/25(火) 22:54:41.48 ID:DKQxwDZd0

貴音「すりぃさいずは上から83、56、80」

響「二回目でも恥ずかしい!」///

貴音「何故覚えているのかと聞きましたね?」

響「え?」

貴音「先程」

響「あ、スリーサイズを?」

貴音「はい」



21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/25(火) 22:56:33.52 ID:DKQxwDZd0

響「確か聞いたね」

貴音「それこそが!私と貴方の響愛!」ドーン

響「また恥ずかしい単語が!」

貴音「それとあと四条流暗記術の成せる業なのです!」ドバーン

響「うさんくさい!」

貴音「響には特別に教えて差し上げましょう」



23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/25(火) 22:58:35.71 ID:DKQxwDZd0

響「いやいらな」

貴音「83、56、80。これすなわち、はっさんとごろぅはらぶ!」ドカーン

響「ハッサンとゴローはラブ!?」

響「………ただの語呂合わせだ!」ガビーン

響「しかもイメージ的にすっごい嫌なんだけど!ハッサンってドラクエの?ゴローは井之頭かそれとも稲垣か……野口……」

貴音「ふふ…お好きなかっぷりんぐでどうぞ」



24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/25(火) 23:00:47.97 ID:DKQxwDZd0

響「うう、どれも嫌過ぎて選べないぞ…こんなときはどうすれば…」

小鳥「話は聞かせてもらったわ!」ピヨー

響「ダメな大人が出た!」

小鳥「誰がダメな大人か!」

貴音「居たのですか、小鳥嬢」

小鳥「居たのですよー、貴音ちゃん。黙々と仕事してたんだけど、なんだか呼ばれた気がして」



25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/25(火) 23:02:44.32 ID:DKQxwDZd0

貴音「腐の嗅覚たるや、真凄まじいものですね」

小鳥「ふっ、褒めても夏コミの新刊くらいしか出ないわよ」

響「たぶん褒めてはいないと思うぞ…」

小鳥「時に響ちゃん、お困りのようね」

響「そ、そうなんだ。カップリングが上手くいかなくって…」

小鳥「ハッサンと組み合わせるのに最適なゴローを探しているのね」

響「二次にこだわるなら井之頭だと思うんだが、どうも合わない気がするんだ」



26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/25(火) 23:04:30.41 ID:DKQxwDZd0

小鳥「ふふ。私はその答えを知っているわ」

響「本当か?教えてくれ!」

小鳥「私のコンピヨーターが弾きだした最適解は…………岸谷五郎!」

響「ハッサン×岸谷五郎!!」

響、貴音(なんか…納得!)

貴音「流石は小鳥嬢ですね」

響「まさか二次×三次でこんなにしっくりくる組合せがあるなんて…」

小鳥「ゲイ合わせで馴らした私にとっては、造作もないことよ」



28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/25(火) 23:06:33.05 ID:DKQxwDZd0

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※ゲイ合わせ《ノーマルルール》:あらかじめ用意しておいたくじを引き、そこに書かれた男性(人外などもOK)のカップリング

として最適な人物(人物でないこともある)とそれぞれの属性を即興で答えるという、やんごとなき腐女子の遊び。

ノーマルルール以外には、二次縛り、三次縛り、(作品名)縛りなどの限定条件を加えた制限(レストリクション)ルールや、

自分達の知り合いをお題にする禁忌(パンドラ)ルールが一般的である。また、上級者向けのものとしては、通りすがりや

すれ違っただけの男性をお題にする狩猟(ハンティング)ルールなどがあり、バリエーションは多彩である。

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29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/25(火) 23:08:58.28 ID:DKQxwDZd0

小鳥「去年の東京大会、品川区代表として出場した私は積年のライバル、ELLIEちゃんにNTRブレイクを決められて無残に散った…」

※NTRブレイク:定番のカップリングを、意外なカップリングで覆して逆転すること。やられるとかなり悔しい。

小鳥「でも今年の私は違うわよ。今度こそ東京を制して全国を目指すわ!」

響「ああピヨ子、もういいから。そろそろ仕事しろ?」

小鳥「ひどい!」



30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/25(火) 23:10:38.72 ID:DKQxwDZd0

響「じゃあ貴音、次ね!もう誕生日とスリーサイズはいいから、あ、次は出身地とか」

貴音「出身地」

響「うん」

貴音「………」

響「…あれ?」

貴音「…………」

響「まさかとは思うけど貴音」

貴音「知っています!知っていますとも。今はただちょっと……昨晩食したらぁめんのことを考えていただけです。しばしお待ちを」

響「ああうん」



31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/25(火) 23:12:33.40 ID:DKQxwDZd0

貴音「…………」

響「……………」

貴音「……………」

響「………………」

貴音「………………そb」ハッ

響「そ?」

貴音「……カケタヌキキツネツキミワカメコンブサンサイマルテンゴボウテンチカラニクトロロエビテン」ブツブツ

響「貴音、まさか…」



32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/25(火) 23:14:40.36 ID:DKQxwDZd0

貴音「…ザルテンザルカレー…ニシン………カモナンバン………………!!」ピコーン

貴音「そぉき!!」

響「惜しい!…いや全然違う!沖縄だよ沖縄!出身地あばら肉て!」ヤイビーン

貴音「ああーそっち」ナール

響「そもそも沖縄思い出すのにそばからの連想は無理があるだろ!しかも連想の結果がソーキ(想起)って誰がうまいこと」ハッ

貴音「………?」

響「いやなんでもない」///(テンションあがりすぎてついくだらないダジャレが出た…恥ずかしいぞ)

貴音「恥ずかしくなどありませんよ、響。どこがどう駄洒落なのか全く分かりませんでしたから」

響「心の声に返事するなぁーッ!しかも全然フォローになってないぞ!」



33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/25(火) 23:16:33.02 ID:DKQxwDZd0

貴音「ですから、よろしければどこが面白かったのか、いちから説明していただけませんか?」ニッコリ

響「嫌だよ!もうこの話は終わり!はいさい!やめやめ」

貴音「そうですか、分かりました。…ところで、響の話し方はやはり沖縄を想起させますね」

響「分かってないじゃないか!蒸し返す気満々だろ!」

貴音「ふふ、冗談ですよ冗談」

響「ほんとにもう!」



35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/25(火) 23:18:36.39 ID:DKQxwDZd0

P「ただいまー」ガチャ

響「あっ、お疲れ様!プロデューサー。…もうこんな時間か」

P「おう、二人とも揃ってるな。もう出られるか?」

貴音「ええ、問題ありません。響、参りましょうか」

響「うん!今日もはりきって行くさー!」

P「はは、相変わらず二人は仲がいいな」



36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/25(火) 23:20:29.43 ID:DKQxwDZd0

響「当ったり前さー!自分と貴音は友達だもんね!」

貴音「ふふ、勿論ですとも」

貴音(今日も響の興味を私のとっぷしぃくれっとからうまく逸らすことができました。これぞ四条流話題捻曲術!)

響「ほら、貴音、早くー!」

貴音(決して、響が単純だから簡単に話を逸らせたという訳ではありません)

貴音「ええ、共に参りましょう。高みへと」


おしまい



37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/25(火) 23:22:29.94 ID:DKQxwDZd0

読んでくれた方、支援してくれた方、どうもありがとう

念の為言っとくけど、ゲイ合わせのくだりは全部俺の創作です

良かったら誰か流行らせてください


元スレ
響「自分と貴音は友達だよな」貴音「勿論です」