1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/31(金) 14:32:20.05 ID:yLPbS0D40

雪歩「イメージチェンジ……ですか?」

P「ああ、雪歩のイメージについてウェブでアンケートを取ったんだけどな」

雪歩「ア、アンケート……結果を教えてほしいような……欲しくないような……」

P「まあとりあえず『優しそう』とか『おとなしそう』とか『飼いたい』とか色々いい感じの回答もあったんだけどな」

雪歩「あ……まだDランクなのに結構いい印象をもってくれてるんですね、うれしいですぅ」

P「うーん、まあこういう回答が中心だったんだけどさ、結構ネガティブな感じの回答もあったんだよ」

雪歩「ネガティブ……ですか? うう……」

P「な、泣くなよ! 雪歩が聞きたくないっていうなら聞かなくてもいいんだぞ? こういう意見は毒にも薬にもなるから」

雪歩「毒にも……薬にも……ですか?」

P「ああ。 ネガティブなファンの声を聞いて参考になることもあれば、逆にモチベーションを低下させる原因にもなるからな」

雪歩「わ、わたしの受けとり方しだいってことですね……ど、どうしましょう? プロデューサー?」

P「それこそホントに雪歩次第だ。ネガティブな意見も乗り越えられる気合があるかどうかってところだな?」

雪歩「気合……ですか? わ、わたし……聞きます! ネガティブな意見も参考にして、もっと上を目指します!」

P「お、おう。急にやる気、出したな……」

雪歩「わたし……弱い女の子のままでいたくないんです……・ファンの方の厳しい声くらい乗りこえないと!」



2: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/31(金) 14:35:04.80 ID:yLPbS0D40

P「あ、ああ。その心意気だ、雪歩。じゃあ今から読み上げるけど、覚悟はいいか?」

雪歩「は、はい! お願いしますぅ!」

P「雪歩のネガティブなイメージは>>5がダントツで次が>>8だった」

雪歩「」



5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/31(金) 14:36:24.17 ID:8YWoUinj0

ヤクザっぽい



8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/31(金) 14:37:53.24 ID:fDYEWXES0

まんこ臭そう



13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/31(金) 14:44:13.68 ID:yLPbS0D40

P「お、おい……帰ってこい! 雪歩!」ユキホーユキホーユキホー………

P「声が反響するって……どれだけ深くほったんだよ…・…ったく、あんなに威勢のいいこと言ってたのに」




三時間後

雪歩「うう……やくざっぽい……・臭そう……」

P「悪かったよ、聴かせるべきじゃなかったな。今度からウェブのアンケートは選択肢から選ぶタイプにするから」

雪歩「い、いえ・・・…そうじゃないんですぅ。ただ……ファンの方にそういう印象を与えてたと思うと……申し訳なくて……」



14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/31(金) 14:50:31.23 ID:yLPbS0D40

P「雪歩……」

雪歩「プロデューサー、その……わたし、そんなにアウトローな感じに見えますか?」

P「いや、きっとこの回答をした人は着物が似合いそうって言いたかったんじゃないか?」

雪歩「着物?」

P「ああ、ほら、極道映画に出てくる女優ってみんな和服を来てるじゃないか」

雪歩「……え、えへへ。着物似合いそうに見えるのかな…・・・うれしいな・・・…」

P「そ、そうだよ! それになんとなくしたたかなイメージもあって言ったんじゃないかな? 大人の女性の強さ、みたいな」

雪歩「お、大人の女性ですか……じ、自信持てそうですぅ……」

P(うたれ弱い割に調子には乗りやすいんだよな……)

P(問題は……『まんこ臭い』だが……どうごまかそう……)



15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/31(金) 14:52:04.00 ID:yLPbS0D40

P「それに……その、下半身が臭そうっていうのも、きっと>>18みたいな意味で言ったんじゃないか?」

雪歩「なるほど…・…そういう考え方もあるんですね」



18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/31(金) 14:54:25.18 ID:+WkrlNpP0

やるときこまる



22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/31(金) 15:00:55.46 ID:yLPbS0D40

雪歩「それって……わたしが女性として魅力的ってことですでもんね」

P「あ、ああ……そういうことになるな」

雪歩「でもわたし、ホントはそんな変なにおいなんてしませんよ?」

P「ゆ、雪歩? なんかさっきから言動がおかしいけど大丈夫か?」

雪歩「…・・・・わたしのなにがおかしいって言うんですか!? プロデューサーの目が節穴だとは思わないんですか! 」

P(顔が紅潮してる上に……目が座ってる…・・・・さっきの穴掘りでオーバーヒートしたのか・・・)

雪歩「だから・・・…嗅いでみてくださいよ、プロデューサー」

P「か……嗅ぐって……どこを?」



25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/31(金) 15:04:58.16 ID:yLPbS0D40

雪歩「……わたしに言わせるんですか? 少しデリカシーが欠けてるんじゃないでようか?」

P「…・…雪歩、その辺にしとこう、このままじゃ……」

雪歩「いいからそこに四つん這いになれよ!」バンッ

P「ひぎぃっ!」

雪歩「どいつもこいつもバカの一つ覚えみたいにやくざやくざやくざ…・…プロデューサーもそう思ってるんでしょう?」



27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/31(金) 15:12:03.73 ID:yLPbS0D40

P「お、俺はそんなこと……」

雪歩「だったらどうしてあんなアンケートもってくるんですか!」

雪歩「あんなの……わたしがやくざっぽいって遠まわしに言っているようなものじゃないですか!」

P「ゆ、雪歩……」

雪歩「雪歩じゃない」

P「……え?」

雪歩「女王様って呼ぶんだよ。白豚」

P「し、白豚?」

雪歩「語尾はぶひぃっでしょ? 人間の言葉をしゃべるんじゃないよ」

P「あ、あの雪歩さん……?」

雪歩「雪歩さんじゃなくて、女王様”ぶひぃ”、でしょ?」

P「は、はい……ぶひぃ。女王様……ご乱心はもうおやめになったほうがいいかと思います……ぶひぃ」

雪歩「豚が女王に意見するんじゃないよ!」バンッ!

P「は、はいぶひぃ! すいませんぶひぃ!」



28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/31(金) 15:15:13.69 ID:yLPbS0D40

P(あ、あれ?)

P(なんだこの気持ちは……)

雪歩「じゃあほら、早く嗅ぐんだよ」

P「ぶ……ぶひぃ ほ、ほんとうにいいんですか……ぶひ。その……女王様の……そこを……嗅いでも……・」

雪歩「いいから。 あくしろよ」

P「そ、それでは……女王様のお言葉通りに……ぶひぃ」



40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/31(金) 15:31:53.84 ID:yLPbS0D40

P「ぶ、ぶひぶひ、ぶひぶひ……。その……臭くないブヒ……むしろ……」

雪歩「…………」

P「雪歩?」

雪歩「スースースー……」

P「ね、寝てるのか……・はぁ……助かった…・…」

P「だけど……悪くなかったかもな……女王の雪歩も……まあ、白豚は勘弁して欲しいが」

P「さてと……おい、大丈夫か? 雪歩、そろそろレッスンの時間だぞ」

雪歩「あ、プロデューサー、おはようございますぅ……あふぅ……」

P「美希みたいな声だすなよ……その、さっきのこと覚えてるか?」

雪歩「え? うーん、プロデューサーがイメージチェンジって言ってたのは覚えてるんですが、あとはなんだか記憶がぼやけてしまって……すみません」

P「い、いや、覚えてないんならいいんだ」

雪歩「イメージチェンジは大丈夫なんですか?」

P「あ、ああ。しばらくは今の路線のまま売り出していこう。イメージチェンジはもっと人気が出てから考えればいい。今は地盤固めをしよう」

雪歩「まずは地盤固……わかりました、プロデューサー! 今日もレッスンお願いしますぅ!」

P「ああ。急ぐぞ、もう時間ギリギリだ」



42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/31(金) 15:40:43.45 ID:yLPbS0D40

後日 ダンスレッスン

P(その後雪歩は儚げなイメージで徐々にファンを増やしていき今ではBランク)

P(イメージチェンジが必要なかったのは良かったとして……)

P(あの時見せた女王様の顔は……なんだったんだろうか?)

雪歩「あうっ! い、いたいですぅ……」

P「もっときちんとリズムを取れ! もうBランクアイドルなんだから、しっかりしろ!」

雪歩「…………はい」

P「なんだ。不満そうな返事だな」

雪歩「いえ……別にそんなことは……」

P「いいたいことははっきり言え。気持ちにしこりを抱えたままだとレッスンの効率が落ちるからな」

雪歩「本当になんでもないんですよぉ……ただ……」

P「ただ?」



43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/31(金) 15:42:41.63 ID:yLPbS0D40

雪歩「いえ……白豚が人様に偉そうな口をきくなぁって……」

P「し……白豚?」

雪歩「なんでもありません! さ! 早くレッスンを再開しましょう! プロデューサー!」

P「お、おう」

P(こんな風に……さりげなく雪歩が俺を白豚と呼ぶことが増えた……)

P(もしかしたら……あの時イメージチェンジは成功していたのかもしれない)


おわり



44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/31(金) 15:44:50.85 ID:yLPbS0D40

面白いオチが思いつかなかったんだよなぁ……センスがないからちかたないね

くっそ短くて寒いSSになってしまいましたが許してください! なんでもしますから!



47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/31(金) 15:57:03.84 ID:yLPbS0D40

>>50

別の人物でスタートだったらその名前

SなPだったらPでお願いします



50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/31(金) 16:01:31.20 ID:Fs3/E19DP

美希



52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/31(金) 16:10:10.38 ID:yLPbS0D40

美希「アンケート?」

P「ああ」

美希「ふーん、どんな結果かちょっと楽しみなの」

P「ずいぶんと自信があるんだな」

美希「うん! ミキ、そんなにワルグチっていわれたことないもん、あはっ☆」

P「そうだな、『スタイルがいい』とか『大人っぽいのに純粋』とか『ロリ』とか、外見を褒める意見が圧倒的だ」

美希「だいたい言われたことあるから新鮮味がないの」

P「……だが、内面に関する意見はひどいのが多かったな」

美希「え?」

P「>>55とか>>58とか、こんなのばっかりだ」

美希「む~っ、ミキのことよく知らないのにそんなこと言うなんてイヤなカンジって思うな……ひどいよ」

P(まずい……美希なら前置きなしに聞かせても大丈夫かと思ったら落ち込ませてしまった……)



55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/31(金) 16:14:22.20 ID:WtrrW7Cn0

びっち



58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/31(金) 16:19:44.82 ID:Fs3/E19DP

あふぅ



63: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/31(金) 16:28:52.59 ID:yLPbS0D40

美希「……男の子にコクハクされることは多いけど……ミキ、びっちなんかじゃないよ……」ジワッ


P(びっちの意味はわかるのか……多分口の悪い同級生に言われたんだろうな)

P(なにがワルグチいわれたことないの、だ……くそっ、俺のミスだ)

P「ほら、ハンカチ。まぁこんな意見は少数派だからな。そんなに気にすることじゃない」

美希「うん……・ありがとう、そこの人」クスン

P「お、おい……人のハンカチで鼻まで噛むなよな。あちゃぁ……べちょべちょになっちゃったな」

美希「うぅ……ご、ごめんなさいなの。ミキ、こういうの……全然わかんなくて……」

P「いや、俺のほうこそ悪かった。気の済むまで使ってくれ」

美希「うん……」グスッ

P(完全に精神的に参ってしまった……どうしよう……)

慰めの言葉>>65



65: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/31(金) 16:31:17.98 ID:Fs3/E19DP

よし、今日好きなだけデートしようか



67: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/31(金) 16:33:37.48 ID:yLPbS0D40

P「よし、今日は好きなだけデートしようか」

美希「そ、そこの人とデート? 気持ちはありがたいけど……丁重にお断りするの……」

トラックに引かれていない為好感度が不足していたようだ

どうする?>>68



68: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/31(金) 16:34:26.57 ID:Po/cEC3/0

トラックに引かれつつデートに誘う



69: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/31(金) 16:38:35.77 ID:yLPbS0D40

P「よし……美希、ちょっと出かけてくる」

美希「……ミキのこと、めんどくさくなっちゃったの?」

P「いや、ちょっとしたヤボ用だ。美希にも見てて欲しい」

美希「見てて欲しい?」

P「ああ、窓をあけて、俺の様子を見守っててくれ」

美希「……よくわかんないけどわかったの。待ってるから早くしてね、そこの人」

P「おう、任せとけ」







70: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/31(金) 16:44:45.33 ID:yLPbS0D40

事務所前公道

P(まだか……)

トラック「ブォーッ」

P(来た!)

P「うぉおおおおおお、美希ぃいいいいいいいい!」

トラック「キキィーーーーーーーーーーーーーーーーーーードンッ!」

P「ひでぶっ!」

美希「そ、そこの人ぉおおおおおおおおおおおおお!」

運転手「だ、大丈夫かい! アンタ!」

P「す、少し体を強く打っただけです……飛び出してしまってすいませんでした」

運転手「……いや、どんな事情があろう引いちまったのは俺だ……今病院まで連れてってやるから乗ってくれ」

美希「うぅっ……そこの人……自殺しようとするなんて……」

P(……なんか大事になってしまった……)



71: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/31(金) 16:51:54.09 ID:yLPbS0D40

病院

医者「軽い打撲以外には問題はありません。一応、後日精密検査を受けてください」

P「は、はい……ありがとうございました」

医者「お大事にどうぞ」




P「すいませんでした……こんな大きな病院まで連れてきていただいて」

運転手「ああ。これに懲りたらもう道路に飛び出したりするなよ、兄ちゃん」

P「は、はい! 気をつけます……ご迷惑おかけしました」

運転手「いや、お互い様だからな。じゃあ俺はまだ仕事があるからこれで失礼させてもらうよ」

P「ええ、本当にありがとうございました」



美希「大丈夫? そこの人?」

P「ああ、なんとかな」

美希「もう……いくら困ったからって、もう道路に飛び出したりしちゃダメだよ?」

P「困る? 俺が?」



72: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/31(金) 17:03:09.84 ID:yLPbS0D40

美希「困ったから道路に飛び出したんじゃないの?」

P「いや……あれはその……美希に俺の想いを伝えたかったんだよ」

美希「そこの人の想い?」

P「ああ、俺がどれだけ美希を思っているか、具体的なかたちで示したかったんだよ」

美希「……そこの人ってミキが思ってたよりもずっとずっとずーーーっとヘンタイさんだったんだね……」

美希「ちょっとミキ心配になってきたの……」

P「お、おい……俺は美希のためにだな……」

美希「なんか、年下の弟くんってカンジ☆」

P「お、弟くん?」

美希「うん、そこの人って、ミキが目を離すとなにするかわからないってカンジなの」

美希「だから、ミキがずっと見守っててあげなくちゃって思ったんだよ! あはっ☆」



74: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/31(金) 17:10:17.07 ID:yLPbS0D40

P「ついに美希に心配されるようになったしまったが……俺は大丈夫なんだろうか」

美希「? ボソボソいってないで早く事務所帰ろ! そこの人!」

P「ああ。おい! あんまり走ると危ないぞ!」

美希「わかってるよ! そこの人のこともちゃーんとミキがみててあげるから心配しくていいよ!」

美希「あぶなくなったらミキがすぐに助けてあげるの!、あはっ☆」




ラジオ収録

美希「それじゃ『ミキミキの相談コーナー』を始めるの!」ワー!パチパチパチパチ

美希「今回のお便りはペンネーム白豚さんからなの」

美希「え~っと『僕は来年受験を控えています』……」

美希「『ミキさんの甘い声で”この白豚!”と罵ってくれればやる気が出ると思うのでよろしくお願いします』」

美希「……こ、この白豚! これでいいのかな」

美希「ミキ的にはラジオに投稿するよりも鉛筆転がす練習したほうがいいと思うな」

美希「それじゃつぎのお便りなの……」



75: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/31(金) 17:13:25.67 ID:yLPbS0D40

P(あの出来事をきっかけに美希は姉属性に目覚めた……といえるのだろうか)

P(とにかく貰える仕事の幅が広がったのは確かで今ではラジオのパーソナリティを一人で務めるほどだ)

P(これも俺がトラックに引かれたおかげ……といっても過言ではないだろう)

おわり



77: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/31(金) 17:22:15.08 ID:yLPbS0D40

見てくれた人はありがとうございました!

平日の昼間から付き合っていただいて嬉しかったです!(ゲス顔)


元スレ
雪歩「こ……この白豚!!」