1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/01(金) 21:10:34.17 ID:xFIddheH0
春香「へー、何ですか?」
P「まずどっちから聞きたい?」
春香「んー、じゃあ良いニュースからでお願いします」
P「ああ、良いニュースはな、>>5だ」
5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/01(金) 21:12:08.00 ID:2hQGhsHY0
小鳥とけっこん
7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/01(金) 21:15:14.82 ID:xFIddheH0
P「小鳥さんと結婚することになったんだ」
春香「えっ」
P「いやー、念願かなってって感じだな、ハッハッハ」
春香「お、おめでとうございます」
P「おう!」
春香「……それで、悪いニュースって何ですか?」
P「ああ、悪いニュースは、>>10だ」
真が女の子だった
P「実はな、真が女の子だったんだよ……」
春香「え?」
P「ああ、残念ながらそうなんだ……」
春香「……ごめんなさい、意味が分からないです」
春香「真はもともと女の子ですよ!」
P「でもな、春香、真が女の子だとまずいんだよ」
春香「どうしてですか?」
P「あいつが女の子だと、かわい過ぎてすぐに浮気しちまいたくなっちまうだろう?」
春香「ヒュー!ちげえねえ!」
P・春香「HAHAHAHAHAHA」
俺は悪くない
P「>>25!良いニュースと悪いニュースがあるぞ!」
響
響「なんだ?プロデューサー?」
P「どっちから聞きたい?」
響「まあ、良いニュースかな……」
P「良いニュース、>>35だ」
貴音がお前に気があるってさ!もちろん恋人としてだよ
P「貴音がお前に気があるそうだ、もちろん恋人として」
響「ええ!?ホント!?」
P「ああ、本当だ」
響「そ、そんな……!」
P「さ、ここで悪いニュースも聞いてもらおう」
P「それはな、>>50だ」
社長が事務所内恋愛禁止にした
P「社長がな事務所内での恋愛を禁止にしたんだよ」
響「何だって!」
P「だから響、残念ながらお前と貴音は……」
P「さしずめロミオとジュリエット……だ」
響「そ、そんな……」
P「ああ、そんなに落ち込むな響」
P「だから今から、俺と直訴しに行こうぜ?ボスんところにさ」
P「ヘイ、ボス!」ガチャ
高木「おいおい、何だねプロデューサークン?」
P「アンタ間違ってるよ!社内恋愛禁止なんてさ、横暴だ」
響「そうだそうだ!」
高木「ハン、そんなことを言いに来たのか」
高木「これは決定事項だ、揺らぎはしないさ」
P「何だと!」
高木「言いたいことはそれだけかね?そんなら、とっととお引き取り願おうか?」
P「社長、アンタおかしいよ!」
高木「何がかね」
P「俺と小鳥さんが結婚したとき、アンタは喜んでくれたじゃないか!」
高木「……それは、キミたちが”全う”だからさ」
P「……何だと!」
高木「我が765プロ内において、同性愛者に人権はない」
P「……!」
響「……この、差別主義者め!」
高木「……何とでも言うんだな」
P「ボス、アンタ変わっちまった……」
P「アンタ、昔はそんな人間じゃなかったハズだ!」
P「それがどうして……?」
高木「……」
小鳥「……黒井社長、ですか?」
高木「!!」
P「ハニー!」
小鳥「ああ、ダーリン よく聞いて、高木社長はね、昔黒井社長と関係を……」
高木「や、やめろ!」
響「黒井社長と……?」
P「そうか!それが仲たがいして、いつしか同性愛そのものを!」
高木「や、やめろ!やめるんだ!」
貴音「……なるほど、そのような事情があったのですね」
響「貴音ぇ!」
貴音「……高木殿、わたくしはあなた様の過去に無粋に立ち入る気はございません」
貴音「……しかし、これだけは分かっていただきたいのです」
貴音「わたくしと響は、愛し合っている……!」
高木「……」
貴音「認めて、いただけないでしょうか?」
高木「ふ、ふふ……」
高木「私にもそんな時代があった……若さにあふれた、熱い時代が……」
高木「いいだろう、認めようじゃないか」
貴音「……!」
響「ホント!」
高木「ああ、しかし、キミたちはいつか後悔することになるかもしれん」
高木「それでも、いいのかね?」
響「もちろんだぞ!」
貴音「ええ、これよりわたくしたちは、輪をかけて愛し合ってゆく所存です」
貴音「……響だけに」
小鳥「ヒュー!」
響「えへへ~貴音ぇ~」
貴音「ふふ、響」
響「貴音っ!」
貴音「……響」
P「……一件落着だな」
P「次は>>85へのニュースか……」
やよい
P「やよい、お前に良いニュースと悪いニュースがある」
やよい「何ですかー?」
P「……まずは良いニュースからいこう」
P「>>90だ」
おいしいお肉をいっぱい食べられる
P「な、なんと!」
P「美味しいお肉がいっぱい食べられるぞ!」
やよい「ほ、本当ですかー!」
やよい「うっうー!嬉しいですー!」
P「ははは、まあ待て、その前にもう一つのニュースを聞いてもらわなくちゃな」
P「>>98なんだ」
飲み物一切禁止
P「飲み物一切禁止なんだ……」
やよい「え」
やよい「お、お水もダメなんですかぁ……?」
P「ああ、飲んでいいのは唾だけだ」
P「どうする?食べるか?」
やよい「……それでも」
やよい「それでも、美味しいお肉が食べられるなら!」
やよい「私、食べます!」
焼き肉屋
やよい「こ、ここで美味しいお肉がいっぱい食べられるんですね……」
P「ああ、そうだ……食べ放題だぞ」
やよい「た、食べ放題……」ゴクリ
P「好きなものを……いや、最初は俺が頼むよ」
P「すいませーん、上カルビ5人前!」
やよい「はわっ!お肉がいっぱいですー!」
P「さあやよい!食え!満足いくまで!」
やよい「は、はい!いただきます!」
ジュー ジュー
やよい「はむっ……お、おいしいです!」
やよい「わ、私、こんなおいしいお肉、初めてですー!」
P「そうか、良かったな……」
P(しかし、その余裕がいつまで持つか……)
やよい「もぐもぐ……はむっ……」
やよい「ごくっ……ぱく……」
やよい「こりこり……むぐむぐ……」
やよい「ごくん……」
やよい「お水……あっ」
やよい「そう言えばお水飲んじゃダメなんでしたね……」
やよい「ぱくぱく……あむっ……」
やよい(そ、そろそろ辛いかも……)
P(辛いか、やよい……)
P(だがな、実はまだ食べ放題コース開始から45分しかたっていないんだ)
P「残り、1時間15分……」
P(耐えきれるか?やよい……)
P(ふふ……)
やよい「もぐ……もぐ……」
やよい(うう……飲み込めないよぉ……)
やよい(まだ1時間以上あるのに……)
やよい(これじゃあ、お金がもったいないです……)
やよい(ううん!ダメだよ私!)
やよい(頑張ってもっと食べなきゃ!)
やよい「あむっ!もぐもぐ……ごくん!」
数十分後……
やよい(うう……まだ時間はたっぷりあるのに……)
やよい「ホルモンが、飲み込めないよぅ……」
やよい「あうう……」ジワ
P(ふ、ふはは!来たぞ!)
P(涙目のやよい!これが見たかった!)
P「どうした?もう食べないのか?」
P「遠慮するな、まだ時間はたっぷりあるからな」
やよい「!!」
やよい「は、はい……」
やよい(た、食べなきゃ、食べなきゃ……)
やよい(プロデューサーに申し訳ない!)
やよい(うう、でも……)
P(……さて、フィナーレだ)
P(ここで俺が紳士的にやよいの限界に気が付き、言う)
P(もう食べなくていいんだよ、と……)
P(するとどうだ!やよいは俺の気づかいに感動し、好感度はうなぎ上り……!)
P(完璧な策!さあ言うぞ……)
P「やよい、もう……」
伊織「……あら?やよいじゃない」
やよい「い、伊織ちゃん!」
伊織「珍しいわね、こんな所で会うなんて」
P「な、い、伊織……!」
伊織「……ってやよい、何であんたちょっと泣いてるの?どうしたの?」
やよい「え、あ、何でもないよ!」
伊織「……何でもないことないでしょ?何かあったんじゃないの?」
やよい「そ、それは……」
P「い、伊織!何でもない!何でもないんだ!」
伊織「はあ?アンタには聞いてない……」
伊織「……はーん、もしかして、アンタが原因ね?」
伊織「やよい、何があったのか説明しなさい」
やよい「……ってことなんだけど」
伊織「フーン……なるほどね」
P「な、伊織?もういいだろ?」
伊織「……アンタ」
P「はいぃ!」
伊織「よくもやよいをいじめてくれたわね……?」
P「ひい!」
伊織「このことを小鳥にばらされたくなかったら、財布だけおいて出ていきなさい」
P「す、すみませんでしたぁ!」ピュー
伊織「はあー……あのバカ……」
伊織「さて、と」
伊織「すみませーん、オレンジジュース2つください」
やよい「!だ、ダメだよ伊織ちゃん!」
伊織「……あのねぇやよい」
伊織「あのバカに何吹き込まれたか知らないけど」
伊織「食べ物食べてる間に何に飲んじゃいけないなんて、そんなことあるわけないじゃない」
伊織「あんたアスリートじゃないのよ?それがこんなにつらい思いしてまでご飯を食べるなんて……」
伊織「もっと楽しく食べていいのよ?」
やよい「伊織ちゃん……」
伊織「なんたって成長期なんだから……ね?」
やよい「う、うん!」
伊織「憎(ニク)い思いまでして食べる必要ないわ……ってね」
やよい「ヒュー!イカすゼいおりん!」
伊織「!?」
P「ふう、それじゃあ次は>>45へのニュースだな……」
間違えちゃった
>>148で
雪歩
P「雪歩!お前に良いニュースと悪いニュースがあるぞ!」
雪歩「な、何ですかぁ?」
P「良いニュースだ……>>155!」
真がカッコイイ路線に変更
P「真をカッコイイ路線に変更だ!」
雪歩「ほ、ホントですかぁ!」
雪歩「それは良いニュースですね!」
雪歩「あ、でも……悪いニュースもあるんですよね……?」
P「ああ、実は>>160なんだ……」
真がもう雪歩とは共演できない
P「真がもう、雪歩とは共演できないと……」
雪歩「……!」
P「残念だよ……」
雪歩「どうして……」
雪歩「どうしてですか……?プロデューサー」
P「何故かって……>>168だそうだ……」
社長が言ってた
P「……ボスが……そうすべきだと」
雪歩「た、高木社長が……!」
雪歩「どうしてですかぁ!また社長は私たち同性愛者を差別するんですか!?」
P「それは分からない……」
雪歩「そ、そんな……」
雪歩「……私、納得いきません!」
雪歩「ボス、いえ、組長に話をつけてきます!」
雪歩「た、たのもー!」バァン
高木「……ノックをしろと言っているだろう」
雪歩「……お伺いしたいことがあります」
高木「何だね」
雪歩「なぜ、私と真ちゃんの共演を禁止しているんでしょうか」
高木「ふー、その話かい……?」
高木「理由は簡単さ、別に私が禁止しているわけじゃあない」
高木「真クンが、キミとは共演をしたくないと、私の方に行って来たのさ」
雪歩「……!」
雪歩「そんな……」
雪歩「そんなはずありません!私と真ちゃんは……!」
雪歩「私と真ちゃんは、愛し合っているんですぅー!」
高木「……私は何も知らないさ」
高木「話をつけるなら、真クンと……そういうことだ」
雪歩「……」
雪歩「分かりました、失礼します……」
バタン
高木「……」
雪歩(どうして……?真ちゃん……)
雪歩「どうして……」
雪歩「う、うう……」ジワ
ドン
雪歩「きゃ!」
雪歩「ご、ごめんなさい……あっ」
雪歩「真ちゃん……」
真「ゆ、雪歩……」
雪歩「ま、真ちゃん、私聞きたいことが……」
真「ご、ごめん!雪歩!」ダッ
雪歩「ま、真ちゃん!待って!」
雪歩「……行っちゃった」
雪歩「真ちゃん……」
雪歩「……」
響「あれ?雪歩じゃないか」
雪歩「あ、響ちゃん……」
響「どうしたんだ?暗い顔して?」
雪歩「あ……」
響「ん?」
雪歩「あ!あの!私、響ちゃんに相談したいことがあるの!」
雪歩「……という事なんだけど」
響「うーん……」
雪歩「ね、何かしらない?社長のことでも、真ちゃんのことでも……」
響「……ごめん、自分も何も知らないぞ」
雪歩「……そっかあ」
響「……貴音にも聞いてみるよ」
雪歩「うん、ありがとう……」
雪歩「ね、ねえ響ちゃん」
響「なんだ?」
雪歩「響ちゃんと貴音さんって、どうしてそんなに仲がいいのかな?」
響「え?うーん……」
響「まあ、お互いの事を良く知ろうとしてるからじゃないか?」
雪歩「良く、知ろうと……?」
響「まあ、そのせいで喧嘩しちゃうこともたまにあるけどな、へへ……」
雪歩「お互いをよく知る、かあ……」
次の日
雪歩(お互いを、良く知る……)
春香「あ、雪歩ー!」
雪歩「なに?」
春香「ねえ聞いて聞いて!こんなジョークがあるんだけど」
春香「良いニュースと悪いニュースがあって、小鳥さんとプロデューサーさんが結婚したの……」
春香「……だからPさんはこう言ってやった!『あいつが女の子だと、かわい過ぎてすぐに浮気しちまいたくなっちまうだろう?』ってね!」
春香「どう?どう?面白いでしょ?」
雪歩「……」
春香「あ、あれ?雪歩?」
雪歩「違うよ春香ちゃん!真ちゃんはカッコいいんだよ!」
春香「え、ちょ、ちょっと雪歩……?」
雪歩「春香ちゃんは、何もわかってないよぅ!」
春香「お、落ち着いて、雪歩……ね?」
雪歩「はぁー……はぁー……」
貴音「……何やら騒がしいですね」
春香「あ、貴音さん……」
春香「実は……」
貴音「いえ、言わずとも」
貴音「響から聞いていますので」
貴音「……雪歩、あなたは誤解しております」
雪歩「……そんなことありません!真ちゃんは、カッコいい……!」
貴音「いいえ、そのことではないのです」
貴音「ハッキリ申しあげましょう 雪歩、あなたは同性愛者などではありません」
雪歩「……えっ」
春香「な、何言ってるんですか、貴音さん」
貴音「……そう驚くほどのことではありません、人は誰しも、本当の自分などというものにはなかなか巡り会えないものなのです」
雪歩「そ、そんなことありません!私は真ちゃんが大好きで……!」
貴音「『カッコいい、菊地真』がですか?」
雪歩「……?」
貴音「常々不思議だったのです、雪歩が本当に同性愛者だったのならば」
貴音「何故、そんなにも執拗に『カッコいい真』にこだわるのかと」
春香「……!」
貴音「……萩原雪歩、聞かせてください」
貴音「あなたは、何故、『可愛い真』を嫌うのでしょう」
雪歩「……そ、それは」
貴音「……雪歩、あなたは同性愛者などではありません」
貴音「きちんと異性に恋のできる、立派な淑女です」
貴音「保証しましょう」
真「……もう十分だよ、貴音」
雪歩「……真ちゃん」
真「……昨日は逃げてごめん、雪歩」
真「……もう逃げないよ……すべて話す」
真「……共演キャンセルの件、実はボクが社長に頼んだんだ」
雪歩「……」
真「実はボク、ずっと前から気が付いていたんだ、雪歩が、自分を偽ってるって」
真「男の人が怖いから、それでボクに代わりのカッコよさを求めてるんじゃないかって……」
真「だから、これじゃあ良くないって思った」
真「だから、一度距離を置こうと思ったんだ」
雪歩「そんな……」
真「もちろん、雪歩のことは大好きだ、でもそれは友達として」
真「ボクは雪歩恋人にはなれないんだよ……」
雪歩「……響ちゃんが言ってた」
真「え?」
雪歩「人と仲良くやっていくには、お互いを知らなきゃって……」
雪歩「こういう事だったのかなぁ……」
春香「雪歩……」
貴音「……良いではないですか、雪歩」
雪歩「え?」
貴音「別に、これであなたと真の仲が終わってわけではないのです、いえむしろ、一歩進んだとは思いませんか?」
雪歩「一歩……」
真「進んだ……」
雪歩「……ふふ、そうかも」
雪歩「ありがとう、貴音さん……」
貴音「さあ、これにて一件落着です!」
貴音「何か美味しいものでも食べに行こうではないですか!響も呼んで!」
雪歩「あ、それじゃあ私、焼き肉が食べたいです!」
真「お、いいねー!」
春香「行こう行こう!」
雪歩「知っていますか?ある人の言葉なんですけど……」
雪歩「焼き肉を食べるときは、憎(ニク)い思いはしちゃダメなんですよ!ってね!」
「「ヒュー!!」」
第一部 おわり
取りあえず終わりです、なんだこれ
他の子で書きたい人はどうぞご自由に
元スレ
P「小鳥さんと結婚することになったんだ」
春香「えっ」
P「いやー、念願かなってって感じだな、ハッハッハ」
春香「お、おめでとうございます」
P「おう!」
春香「……それで、悪いニュースって何ですか?」
P「ああ、悪いニュースは、>>10だ」
10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/01(金) 21:16:17.70 ID:JHht/4fd0
真が女の子だった
18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/01(金) 21:22:56.34 ID:xFIddheH0
P「実はな、真が女の子だったんだよ……」
春香「え?」
P「ああ、残念ながらそうなんだ……」
春香「……ごめんなさい、意味が分からないです」
春香「真はもともと女の子ですよ!」
P「でもな、春香、真が女の子だとまずいんだよ」
春香「どうしてですか?」
P「あいつが女の子だと、かわい過ぎてすぐに浮気しちまいたくなっちまうだろう?」
春香「ヒュー!ちげえねえ!」
P・春香「HAHAHAHAHAHA」
21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/01(金) 21:24:58.84 ID:xFIddheH0
俺は悪くない
P「>>25!良いニュースと悪いニュースがあるぞ!」
25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/01(金) 21:26:05.20 ID:YuHwdTjL0
響
30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/01(金) 21:27:52.14 ID:xFIddheH0
響「なんだ?プロデューサー?」
P「どっちから聞きたい?」
響「まあ、良いニュースかな……」
P「良いニュース、>>35だ」
35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/01(金) 21:29:53.34 ID:5zWwchMO0
貴音がお前に気があるってさ!もちろん恋人としてだよ
44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/01(金) 21:32:46.61 ID:xFIddheH0
P「貴音がお前に気があるそうだ、もちろん恋人として」
響「ええ!?ホント!?」
P「ああ、本当だ」
響「そ、そんな……!」
P「さ、ここで悪いニュースも聞いてもらおう」
P「それはな、>>50だ」
50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/01(金) 21:33:39.64 ID:8gKmWM9R0
社長が事務所内恋愛禁止にした
59: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/01(金) 21:36:51.67 ID:xFIddheH0
P「社長がな事務所内での恋愛を禁止にしたんだよ」
響「何だって!」
P「だから響、残念ながらお前と貴音は……」
P「さしずめロミオとジュリエット……だ」
響「そ、そんな……」
P「ああ、そんなに落ち込むな響」
P「だから今から、俺と直訴しに行こうぜ?ボスんところにさ」
62: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/01(金) 21:40:39.57 ID:xFIddheH0
P「ヘイ、ボス!」ガチャ
高木「おいおい、何だねプロデューサークン?」
P「アンタ間違ってるよ!社内恋愛禁止なんてさ、横暴だ」
響「そうだそうだ!」
高木「ハン、そんなことを言いに来たのか」
高木「これは決定事項だ、揺らぎはしないさ」
P「何だと!」
高木「言いたいことはそれだけかね?そんなら、とっととお引き取り願おうか?」
65: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/01(金) 21:44:11.09 ID:xFIddheH0
P「社長、アンタおかしいよ!」
高木「何がかね」
P「俺と小鳥さんが結婚したとき、アンタは喜んでくれたじゃないか!」
高木「……それは、キミたちが”全う”だからさ」
P「……何だと!」
高木「我が765プロ内において、同性愛者に人権はない」
P「……!」
響「……この、差別主義者め!」
69: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/01(金) 21:49:20.75 ID:xFIddheH0
高木「……何とでも言うんだな」
P「ボス、アンタ変わっちまった……」
P「アンタ、昔はそんな人間じゃなかったハズだ!」
P「それがどうして……?」
高木「……」
小鳥「……黒井社長、ですか?」
高木「!!」
P「ハニー!」
小鳥「ああ、ダーリン よく聞いて、高木社長はね、昔黒井社長と関係を……」
高木「や、やめろ!」
73: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/01(金) 21:53:53.44 ID:xFIddheH0
響「黒井社長と……?」
P「そうか!それが仲たがいして、いつしか同性愛そのものを!」
高木「や、やめろ!やめるんだ!」
貴音「……なるほど、そのような事情があったのですね」
響「貴音ぇ!」
貴音「……高木殿、わたくしはあなた様の過去に無粋に立ち入る気はございません」
貴音「……しかし、これだけは分かっていただきたいのです」
貴音「わたくしと響は、愛し合っている……!」
高木「……」
貴音「認めて、いただけないでしょうか?」
75: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/01(金) 21:59:57.13 ID:xFIddheH0
高木「ふ、ふふ……」
高木「私にもそんな時代があった……若さにあふれた、熱い時代が……」
高木「いいだろう、認めようじゃないか」
貴音「……!」
響「ホント!」
高木「ああ、しかし、キミたちはいつか後悔することになるかもしれん」
高木「それでも、いいのかね?」
響「もちろんだぞ!」
貴音「ええ、これよりわたくしたちは、輪をかけて愛し合ってゆく所存です」
貴音「……響だけに」
小鳥「ヒュー!」
79: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/01(金) 22:02:45.78 ID:xFIddheH0
響「えへへ~貴音ぇ~」
貴音「ふふ、響」
響「貴音っ!」
貴音「……響」
P「……一件落着だな」
P「次は>>85へのニュースか……」
85: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/01(金) 22:05:04.51 ID:8gKmWM9R0
やよい
87: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/01(金) 22:06:27.14 ID:xFIddheH0
P「やよい、お前に良いニュースと悪いニュースがある」
やよい「何ですかー?」
P「……まずは良いニュースからいこう」
P「>>90だ」
90: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/01(金) 22:07:29.32 ID:8gKmWM9R0
おいしいお肉をいっぱい食べられる
94: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/01(金) 22:09:20.09 ID:xFIddheH0
P「な、なんと!」
P「美味しいお肉がいっぱい食べられるぞ!」
やよい「ほ、本当ですかー!」
やよい「うっうー!嬉しいですー!」
P「ははは、まあ待て、その前にもう一つのニュースを聞いてもらわなくちゃな」
P「>>98なんだ」
98: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/01(金) 22:09:59.14 ID:6L3dNCNr0
飲み物一切禁止
103: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/01(金) 22:12:30.39 ID:xFIddheH0
P「飲み物一切禁止なんだ……」
やよい「え」
やよい「お、お水もダメなんですかぁ……?」
P「ああ、飲んでいいのは唾だけだ」
P「どうする?食べるか?」
やよい「……それでも」
やよい「それでも、美味しいお肉が食べられるなら!」
やよい「私、食べます!」
105: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/01(金) 22:16:09.80 ID:xFIddheH0
焼き肉屋
やよい「こ、ここで美味しいお肉がいっぱい食べられるんですね……」
P「ああ、そうだ……食べ放題だぞ」
やよい「た、食べ放題……」ゴクリ
P「好きなものを……いや、最初は俺が頼むよ」
P「すいませーん、上カルビ5人前!」
110: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/01(金) 22:19:11.13 ID:xFIddheH0
やよい「はわっ!お肉がいっぱいですー!」
P「さあやよい!食え!満足いくまで!」
やよい「は、はい!いただきます!」
ジュー ジュー
やよい「はむっ……お、おいしいです!」
やよい「わ、私、こんなおいしいお肉、初めてですー!」
P「そうか、良かったな……」
P(しかし、その余裕がいつまで持つか……)
114: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/01(金) 22:23:13.15 ID:xFIddheH0
やよい「もぐもぐ……はむっ……」
やよい「ごくっ……ぱく……」
やよい「こりこり……むぐむぐ……」
やよい「ごくん……」
やよい「お水……あっ」
やよい「そう言えばお水飲んじゃダメなんでしたね……」
やよい「ぱくぱく……あむっ……」
やよい(そ、そろそろ辛いかも……)
116: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/01(金) 22:26:10.94 ID:xFIddheH0
P(辛いか、やよい……)
P(だがな、実はまだ食べ放題コース開始から45分しかたっていないんだ)
P「残り、1時間15分……」
P(耐えきれるか?やよい……)
P(ふふ……)
やよい「もぐ……もぐ……」
120: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/01(金) 22:30:08.79 ID:xFIddheH0
やよい(うう……飲み込めないよぉ……)
やよい(まだ1時間以上あるのに……)
やよい(これじゃあ、お金がもったいないです……)
やよい(ううん!ダメだよ私!)
やよい(頑張ってもっと食べなきゃ!)
やよい「あむっ!もぐもぐ……ごくん!」
123: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/01(金) 22:34:16.06 ID:xFIddheH0
数十分後……
やよい(うう……まだ時間はたっぷりあるのに……)
やよい「ホルモンが、飲み込めないよぅ……」
やよい「あうう……」ジワ
P(ふ、ふはは!来たぞ!)
P(涙目のやよい!これが見たかった!)
P「どうした?もう食べないのか?」
P「遠慮するな、まだ時間はたっぷりあるからな」
やよい「!!」
やよい「は、はい……」
126: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/01(金) 22:38:21.24 ID:xFIddheH0
やよい(た、食べなきゃ、食べなきゃ……)
やよい(プロデューサーに申し訳ない!)
やよい(うう、でも……)
P(……さて、フィナーレだ)
P(ここで俺が紳士的にやよいの限界に気が付き、言う)
P(もう食べなくていいんだよ、と……)
P(するとどうだ!やよいは俺の気づかいに感動し、好感度はうなぎ上り……!)
P(完璧な策!さあ言うぞ……)
P「やよい、もう……」
伊織「……あら?やよいじゃない」
131: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/01(金) 22:42:28.82 ID:xFIddheH0
やよい「い、伊織ちゃん!」
伊織「珍しいわね、こんな所で会うなんて」
P「な、い、伊織……!」
伊織「……ってやよい、何であんたちょっと泣いてるの?どうしたの?」
やよい「え、あ、何でもないよ!」
伊織「……何でもないことないでしょ?何かあったんじゃないの?」
やよい「そ、それは……」
P「い、伊織!何でもない!何でもないんだ!」
伊織「はあ?アンタには聞いてない……」
伊織「……はーん、もしかして、アンタが原因ね?」
伊織「やよい、何があったのか説明しなさい」
134: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/01(金) 22:46:18.77 ID:xFIddheH0
やよい「……ってことなんだけど」
伊織「フーン……なるほどね」
P「な、伊織?もういいだろ?」
伊織「……アンタ」
P「はいぃ!」
伊織「よくもやよいをいじめてくれたわね……?」
P「ひい!」
伊織「このことを小鳥にばらされたくなかったら、財布だけおいて出ていきなさい」
P「す、すみませんでしたぁ!」ピュー
伊織「はあー……あのバカ……」
137: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/01(金) 22:53:12.29 ID:xFIddheH0
伊織「さて、と」
伊織「すみませーん、オレンジジュース2つください」
やよい「!だ、ダメだよ伊織ちゃん!」
伊織「……あのねぇやよい」
伊織「あのバカに何吹き込まれたか知らないけど」
伊織「食べ物食べてる間に何に飲んじゃいけないなんて、そんなことあるわけないじゃない」
伊織「あんたアスリートじゃないのよ?それがこんなにつらい思いしてまでご飯を食べるなんて……」
伊織「もっと楽しく食べていいのよ?」
やよい「伊織ちゃん……」
伊織「なんたって成長期なんだから……ね?」
やよい「う、うん!」
伊織「憎(ニク)い思いまでして食べる必要ないわ……ってね」
やよい「ヒュー!イカすゼいおりん!」
伊織「!?」
140: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/01(金) 22:54:55.80 ID:xFIddheH0
P「ふう、それじゃあ次は>>45へのニュースだな……」
143: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/01(金) 22:56:33.90 ID:xFIddheH0
間違えちゃった
>>148で
148: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/01(金) 22:56:54.21 ID:+0QZJ8uR0
雪歩
150: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/01(金) 22:58:34.61 ID:xFIddheH0
P「雪歩!お前に良いニュースと悪いニュースがあるぞ!」
雪歩「な、何ですかぁ?」
P「良いニュースだ……>>155!」
155: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/01(金) 22:59:38.09 ID:CSnh9hPr0
真がカッコイイ路線に変更
157: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/01(金) 23:02:16.63 ID:xFIddheH0
P「真をカッコイイ路線に変更だ!」
雪歩「ほ、ホントですかぁ!」
雪歩「それは良いニュースですね!」
雪歩「あ、でも……悪いニュースもあるんですよね……?」
P「ああ、実は>>160なんだ……」
160: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/01(金) 23:02:45.35 ID:8gKmWM9R0
真がもう雪歩とは共演できない
164: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/01(金) 23:05:20.40 ID:xFIddheH0
P「真がもう、雪歩とは共演できないと……」
雪歩「……!」
P「残念だよ……」
雪歩「どうして……」
雪歩「どうしてですか……?プロデューサー」
P「何故かって……>>168だそうだ……」
168: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/01(金) 23:05:56.68 ID:YuHwdTjL0
社長が言ってた
173: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/01(金) 23:10:01.98 ID:xFIddheH0
P「……ボスが……そうすべきだと」
雪歩「た、高木社長が……!」
雪歩「どうしてですかぁ!また社長は私たち同性愛者を差別するんですか!?」
P「それは分からない……」
雪歩「そ、そんな……」
雪歩「……私、納得いきません!」
雪歩「ボス、いえ、組長に話をつけてきます!」
176: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/01(金) 23:13:41.05 ID:xFIddheH0
雪歩「た、たのもー!」バァン
高木「……ノックをしろと言っているだろう」
雪歩「……お伺いしたいことがあります」
高木「何だね」
雪歩「なぜ、私と真ちゃんの共演を禁止しているんでしょうか」
高木「ふー、その話かい……?」
高木「理由は簡単さ、別に私が禁止しているわけじゃあない」
高木「真クンが、キミとは共演をしたくないと、私の方に行って来たのさ」
雪歩「……!」
179: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/01(金) 23:16:55.69 ID:xFIddheH0
雪歩「そんな……」
雪歩「そんなはずありません!私と真ちゃんは……!」
雪歩「私と真ちゃんは、愛し合っているんですぅー!」
高木「……私は何も知らないさ」
高木「話をつけるなら、真クンと……そういうことだ」
雪歩「……」
雪歩「分かりました、失礼します……」
バタン
高木「……」
180: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/01(金) 23:20:41.62 ID:xFIddheH0
雪歩(どうして……?真ちゃん……)
雪歩「どうして……」
雪歩「う、うう……」ジワ
ドン
雪歩「きゃ!」
雪歩「ご、ごめんなさい……あっ」
雪歩「真ちゃん……」
真「ゆ、雪歩……」
雪歩「ま、真ちゃん、私聞きたいことが……」
真「ご、ごめん!雪歩!」ダッ
雪歩「ま、真ちゃん!待って!」
雪歩「……行っちゃった」
181: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/01(金) 23:24:36.49 ID:xFIddheH0
雪歩「真ちゃん……」
雪歩「……」
響「あれ?雪歩じゃないか」
雪歩「あ、響ちゃん……」
響「どうしたんだ?暗い顔して?」
雪歩「あ……」
響「ん?」
雪歩「あ!あの!私、響ちゃんに相談したいことがあるの!」
183: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/01(金) 23:30:31.45 ID:xFIddheH0
雪歩「……という事なんだけど」
響「うーん……」
雪歩「ね、何かしらない?社長のことでも、真ちゃんのことでも……」
響「……ごめん、自分も何も知らないぞ」
雪歩「……そっかあ」
響「……貴音にも聞いてみるよ」
雪歩「うん、ありがとう……」
雪歩「ね、ねえ響ちゃん」
響「なんだ?」
雪歩「響ちゃんと貴音さんって、どうしてそんなに仲がいいのかな?」
響「え?うーん……」
響「まあ、お互いの事を良く知ろうとしてるからじゃないか?」
雪歩「良く、知ろうと……?」
響「まあ、そのせいで喧嘩しちゃうこともたまにあるけどな、へへ……」
雪歩「お互いをよく知る、かあ……」
185: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/01(金) 23:36:25.06 ID:xFIddheH0
次の日
雪歩(お互いを、良く知る……)
春香「あ、雪歩ー!」
雪歩「なに?」
春香「ねえ聞いて聞いて!こんなジョークがあるんだけど」
春香「良いニュースと悪いニュースがあって、小鳥さんとプロデューサーさんが結婚したの……」
春香「……だからPさんはこう言ってやった!『あいつが女の子だと、かわい過ぎてすぐに浮気しちまいたくなっちまうだろう?』ってね!」
春香「どう?どう?面白いでしょ?」
雪歩「……」
春香「あ、あれ?雪歩?」
雪歩「違うよ春香ちゃん!真ちゃんはカッコいいんだよ!」
春香「え、ちょ、ちょっと雪歩……?」
雪歩「春香ちゃんは、何もわかってないよぅ!」
187: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/01(金) 23:40:49.72 ID:xFIddheH0
春香「お、落ち着いて、雪歩……ね?」
雪歩「はぁー……はぁー……」
貴音「……何やら騒がしいですね」
春香「あ、貴音さん……」
春香「実は……」
貴音「いえ、言わずとも」
貴音「響から聞いていますので」
貴音「……雪歩、あなたは誤解しております」
雪歩「……そんなことありません!真ちゃんは、カッコいい……!」
貴音「いいえ、そのことではないのです」
貴音「ハッキリ申しあげましょう 雪歩、あなたは同性愛者などではありません」
191: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/01(金) 23:45:35.38 ID:xFIddheH0
雪歩「……えっ」
春香「な、何言ってるんですか、貴音さん」
貴音「……そう驚くほどのことではありません、人は誰しも、本当の自分などというものにはなかなか巡り会えないものなのです」
雪歩「そ、そんなことありません!私は真ちゃんが大好きで……!」
貴音「『カッコいい、菊地真』がですか?」
雪歩「……?」
貴音「常々不思議だったのです、雪歩が本当に同性愛者だったのならば」
貴音「何故、そんなにも執拗に『カッコいい真』にこだわるのかと」
193: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/01(金) 23:50:36.58 ID:xFIddheH0
春香「……!」
貴音「……萩原雪歩、聞かせてください」
貴音「あなたは、何故、『可愛い真』を嫌うのでしょう」
雪歩「……そ、それは」
貴音「……雪歩、あなたは同性愛者などではありません」
貴音「きちんと異性に恋のできる、立派な淑女です」
貴音「保証しましょう」
真「……もう十分だよ、貴音」
雪歩「……真ちゃん」
真「……昨日は逃げてごめん、雪歩」
真「……もう逃げないよ……すべて話す」
195: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/01(金) 23:55:15.23 ID:xFIddheH0
真「……共演キャンセルの件、実はボクが社長に頼んだんだ」
雪歩「……」
真「実はボク、ずっと前から気が付いていたんだ、雪歩が、自分を偽ってるって」
真「男の人が怖いから、それでボクに代わりのカッコよさを求めてるんじゃないかって……」
真「だから、これじゃあ良くないって思った」
真「だから、一度距離を置こうと思ったんだ」
雪歩「そんな……」
真「もちろん、雪歩のことは大好きだ、でもそれは友達として」
真「ボクは雪歩恋人にはなれないんだよ……」
197: >>194思いつかなかったからね、しょうがないね 2013/11/01(金) 23:59:38.17 ID:xFIddheH0
雪歩「……響ちゃんが言ってた」
真「え?」
雪歩「人と仲良くやっていくには、お互いを知らなきゃって……」
雪歩「こういう事だったのかなぁ……」
春香「雪歩……」
貴音「……良いではないですか、雪歩」
雪歩「え?」
貴音「別に、これであなたと真の仲が終わってわけではないのです、いえむしろ、一歩進んだとは思いませんか?」
雪歩「一歩……」
真「進んだ……」
雪歩「……ふふ、そうかも」
雪歩「ありがとう、貴音さん……」
199: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/02(土) 00:05:01.19 ID:759vWLNk0
貴音「さあ、これにて一件落着です!」
貴音「何か美味しいものでも食べに行こうではないですか!響も呼んで!」
雪歩「あ、それじゃあ私、焼き肉が食べたいです!」
真「お、いいねー!」
春香「行こう行こう!」
雪歩「知っていますか?ある人の言葉なんですけど……」
雪歩「焼き肉を食べるときは、憎(ニク)い思いはしちゃダメなんですよ!ってね!」
「「ヒュー!!」」
第一部 おわり
200: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/02(土) 00:06:12.90 ID:759vWLNk0
取りあえず終わりです、なんだこれ
他の子で書きたい人はどうぞご自由に
P「春香!良いニュースと悪いニュースがあるぞ!」