1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 00:00:04.65 ID:dC8lbwki0
戦場ヶ原「何の偶然かしらね、今日はまどか☆マギカの前売券発売日よ」
暦「・・・知らねえよ」
4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 00:05:49.10 ID:dC8lbwki0
戦場ヶ原「言わせるの?」
暦「いや、プレゼントはもう用意してるしさ」
戦場ヶ原「前売券特典のクリアファイルが私とまどかのペアじゃないのは何故?」
暦「お前じゃねえよ」
戦場ヶ原「そうだっけ」
暦「色々と共通点はあるけどな」
戦場ヶ原「大体クリアファイルの種類を選べないって何よ」
暦「それは僕も思う」
戦場ヶ原「第二弾もあるしアニメイトとかでも出るんでしょう?」
暦「まあな」
暦「まあ、確かに今日神原と買いに行くつもりだったけどさ」
戦場ヶ原「え? 誰と?」
暦「神原と」
戦場ヶ原「そういえばエヴァ破も二人で見に行ってなかった?」
暦「ああ、そうだよ」
暦「お前の分も買っといてやるよ」
戦場ヶ原「なにか納得いかないわ」
暦「なんでだよ。ちょうどクリアファイルの組み合わせは三種類じゃん」
戦場ヶ原「ほむらとまどかがあればいいの」
戦場ヶ原「デミとあんこは要りません」
暦「うーん、みんな可愛いと思うぞ?」
戦場ヶ原「はい?」
暦「いや、まどほむもいいけどさ」
暦「さや杏もマミさんもQBだって可愛いだろ?」
戦場ヶ原「行っている意味がわからないわ」
戦場ヶ原「魔法少女はともかくQB?」
暦「いや、あいつ八九寺じゃん」
戦場ヶ原「・・・・ツッコミ役ではないけれど言わせてもらうわ」
暦「何を」
戦場ヶ原「頭がおかしい」
暦「それはただの暴言だ」
戦場ヶ原「大体>>4の発言がうやむやになるじゃない」
暦「まあ、仕方ないんじゃないか?」
暦「で、結局買ってきたほうがいいのか?」
戦場ヶ原「私も行くわ。ビラも欲しいし」
暦「それくらい取ってくるって」
戦場ヶ原「ある分は全部よ」
暦「それはやらない」
戦場ヶ原「じゃあ、私も行くわ」
暦「来ても取らせないぞ」
暦「一度落ち着こうか。まず、ここはどこだ?」
戦場ヶ原「私の家でしょう。そんなこともわからなくなったの?」
暦「今の流れで話し続けても堂々巡りだろ。流れを変えるんだよ」
戦場ヶ原「で、何をくれるのかしら」
暦「ん?」
戦場ヶ原「あらかじめ用意しておいたプレゼントがあるんでしょう?」
暦「ああ、その話か」
戦場ヶ原「まあ、既に原作で望遠鏡だとバレてるけどね」
暦「やめろ」
戦場ヶ原「まあ、星から連想して望遠鏡とは安直よね」
暦「悪かったな」
戦場ヶ原「別に悪いとは言ってないでしょう?初めてなのだからベタでいいんじゃない?」
暦「そうかよ」
戦場ヶ原「というより、おめでとうを聞いてないわ」
暦「ん、ああそうだな。誕生日おめでとう」
戦場ヶ原「何より先に言うべきことよね」
暦「お前が先手を打つから言えなかったんだよ!」
戦場ヶ原「誕生日を迎えて早々に阿良々木君に怒鳴られたわ」
戦場ヶ原「これは訴訟物じゃない?」
暦「訴訟物じゃない」
戦場ヶ原「あらそう。それはともかく、そろそろ帰ったほうがいいんじゃない?」
暦「ん?そうか?」
戦場ヶ原「未成年なんだし、羽川さんはそこら辺うるさいでしょう」
暦「大目に見てくれそうな気もするけどな。でもまあ、帰るかな」
戦場ヶ原「夜道には気をつけなさいね・・・、ああ吸血鬼だから大丈夫かしら」
暦「だな」
戦場ヶ原「阿良々木君」
暦「ん?」
戦場ヶ原「ありがとう」
暦「お、おう///」
夜道にて
暦「金はなんとか足りるかな、忍にはドーナツを我慢してもらう必要があるが」
八九寺「あ、七夕さん」
暦「それはもう噛んでるとかそういうのとは明らかに違うけれど、あえて言わせてもらえば」
暦「僕の名前を季節の行事に合わせるな。僕の名前は阿良々木だ」
八九寺「失礼、噛みました」
暦「違う、わざとだ」
八九寺「かみまみた」
暦「わざとじゃない!?」
八九寺「ネタ切れた」
暦「それはSSのことか、かみまみたのことか」
八九寺「SS?なんのことです?」
暦「お前がメタ発言に乗らないとか一体なんなんだよ」
八九寺「まあ、本家の立場としては宣伝になるから一向に構いませんが」
暦「やめろ。また、ステマとか言われるんだよ」
八九寺「ステマ木さん」
暦「AA貼られるぞ」
暦「で、なんでこんな時間に出歩いてるんだよ」
八九寺「いえ、そもそも私には帰る場所がですね」
暦「しまった、地雷だった」
八九寺「むしろ怪異なんですから夜の方が元気なんじゃないですか?」
暦「何?誘ってんの?」
八九寺「いっそ幼女と童女も出しましょうよ。こんなSSにストーリー性なんていりません」
暦「この時点じゃ斧乃木ちゃんには会っていないんだが」
八九寺「そんなこと知りませんよ。ロリかっけーみなさんは」
暦「まあ、忍くらいは・・・・って、まだ喋らないじゃん」
八九寺「なんでそこまで原作にこだわるんです?」
暦「一応だよ。なんとなく気分が悪くなる」
八九寺「面倒ですねー。じゃ、私もういいです」
暦「お前何しに来たんだよ」
八九寺「戦場ヶ原さんに意識が寄っている阿良々木さんを誘惑しに来たんです」
暦「あーそうかよ」
八九寺「いちご100%でも西野はそんな感じに出てたでしょう?」
暦「最早何の関係もないネタだな」
阿良々木家
火憐「兄ちゃん、朝だぞこらー」
月火「お兄ちゃん、朝だよ」
暦「ん?ああ、帰って寝たのか。八九寺は本当にどっか行っちゃたし」
暦(んー、特に予定はないし、>>45と遊びたいな)
貝木
暦「貝木・・・・・、って誰だっけ。とか言うのも面倒だな」
暦「まあいいや。>>10でも言われてるように転売目的云々で劇場にいるだろうし」
暦(戦場ヶ原とかは連れて行けないか・・・・・)
火憐「どうした?一人でブツブツ言って」
暦「あ、いや。なんでもない」
月火「とにかく早く。朝ごはんで来てるよ」
暦「はいはい」
暦「誰のための記念スレだよ・・・・・。畜生、ガハラさんの家でいちゃつく展開にしておけば!」
撫子「あ、暦お兄ちゃん。おはよう」
暦「千石。もしかしてお前も?」
撫子「うん。それいけ!アンパンマン よみがえれ バナナ島を見に来たの」
暦「あ、僕とは違ったか」
暦「あとは誰だっけ。神原と羽川か」
暦「この二人を適当に出して、貝木で落ち」
暦「さて、どうしたもんかね」
神原「阿良々木先輩!呼ばれた気がしたぞ」
暦「お前は本当にできた後輩だよ」
暦「お前の役割はなんだ。言ってみろ」
神原「なにかエロいことを言ってされば良いのだろう?」
暦「よくわかってるな」
神原「では、そこにあるゴミ箱。いやらしいとは思わないか?」
暦「ほほう。なぜだ、神原後輩」
神原「だって『びん・かん』だぞ?一体何を捨てろと言うのだ」
暦「よくわからんが、まあいい」
神原「しかし、阿良々木先輩。いくら伸びないからってSSスレなのだから外野が黙っているだけかもしれないのだぞ」
暦「ねえよ。安価した時に分かった」
暦「まあ、貝木との絡みはちゃんと書くから」
神原「うむ。BLだな」
暦「違うわ」
羽川「阿良々木君じゃない。やっほー」
暦「うん。やっぱりお前は出るタイミングもわかってるな」
羽川「なんでもは知らないけどね。知ってることだけ」
暦「テンプレを若干変えてまでありがとうな。僕が何をしに来たかはわかるよな?」
羽川「うん。戦場ヶ原さんにプレゼントでしょ」
暦「まあ、そうなるのかな」
羽川「チケットはもう少し待ったほうがいいよ。30分後に二人分買えばまどほむが揃うと思うよ」
暦「マジで!?」
神原「では、今買ったら一体誰が当たるのだ!?」
暦「お前いたのかよ」
羽川「まどかちゃんじゃないかな」
暦「マミさんじゃないのか?」
羽川「二人分買えばもう一つはそれだと思う」
暦「一体その情報はどこから・・・・・・・」
羽川「ぶっちゃけ勘なんだけどね」
暦「お前ならそれでも当てそうだよ」
神原「まずはまどかを抑えてくる!」
暦「あいつ絶対にコンプするまで買うつもりだろ・・・・・」
羽川「というより多分簡単な法則でクリアファイルは並んでると思うけどな」
暦「ふーん。完全なランダムかと思ってたわ」
羽川「製造サイドの問題もあるしね。やっぱり規則は生じるよ」
???「面白いな。その規則とやらを聞かせてもらおうか。安心しろ、金は払う」
暦「どちら様ですか?(まあ、一応の手続きだ・・・・・)」
???「俺か?俺の名前は鹿目だ」
暦(偽名にしても鹿目って・・・・・)
鹿目「で、どうだ?俺にその情報を売るつもりはないか?」
羽川「売るほど確実性のあるものではありません」
鹿目「では、金は払わん。個人の意見として聞かせろ」
羽川「間違っていても責任は取れませんしお教えできません」
鹿目「そちらの男には教えようとしていたじゃないか」
羽川「彼は友達ですから」
鹿目「では俺も友達だ。そもそも人類は皆、友達だよ」
暦(うーん、完全空気だ・・・・・)
遠目より神原「阿良々木先輩!羽川先輩!本当にまどかだったぞ!」
鹿目(ん?あいつは・・・・・・・)
暦「?」
鹿目「済まない、急用を思い出した。さらばだ」
暦「え?いや、ちょっと」
羽川「阿良々木君。放っておいたほうがいい」
暦「ていうか既に見失ったんだが・・・・・・・」
神原「ん?どうかしたのか」
暦「いや、なんでもないよ」
撫子「あ、暦お兄ちゃんに神原さん!」
神原「おお!千石ちゃんじゃないか!」
暦「あれ?映画見に来たんじゃなかったのか?」
撫子「時間がまだなんだ。席だけ取っておいて、暦お兄ちゃんを探してたの」
羽川「おはよう、千石ちゃん。阿良々木君の友達の羽川翼だよ」
撫子「あ・・・・、お、おはようございます」
暦「あと何分くらいで始まるんだ?」
撫子「あと25分くらい」
暦(てことは千石の暇つぶしの相手をしても間に合うな)
暦「そうだ、千石。お前前に羽川に会った時にすぐに逃げたろ」
撫子「ご、ごめんなさい・・・・」
暦「僕じゃなくて羽川にな」
撫子「ごめんなさい羽川さん」
羽川「うん。許してあげる」
暦「ところで羽川は何をしに来たんだ?」
羽川「ん?別に何も。言ったことあるよね、休みの日は散歩の日だって」
暦「ああ、そういえばそうだったな」
羽川「原作とは曜日がずれてるけど無視していいんだよね?」
暦「一向に構わない」
神原「ん?そういえば映画って上映の何分か前には入っておいたほうが良くないか?」
撫子「あ!」
暦「ん?25分って入場までじゃなかったのか」
撫子「しししし失礼します!」
戦場ヶ原「あら」
暦「おお、ガハラさん。どうしてここに」
戦場ヶ原「結局昨日・・・じゃなくて今日、二人で来るかどうか曖昧なままだったじゃない」
暦「ああ、そうか」
羽川「誕生日おめでとう、戦場ヶ原さん。プレゼントは今度ね。まさか今日会えるとは思ってなかったから」
戦場ヶ原「あら。気を使わなくてもいいのに。というより、羽川さんでも知らないことはあるのね」
羽川「あっはー。当たり前じゃない」
神原「あの名言は本当に阿良々木先輩にしか言わないのだな・・・・」
暦「そういやこの四人が顔を揃えるなんて滅多にないってコメンタリーで言ったことあったな」
戦場ヶ原「阿良々木君ってコメンタリーやってたっけ?」
神原「つばさキャット下巻だろう」
戦場ヶ原「ああ、私のコメンタリーじゃないから聞いてないわ」
暦「お前な・・・・・、いや、聞かなくていいけど」
羽川「阿良々木君。そろそろ」
暦「ん?もうそんな時間か」
暦「すげえ・・・・ホントにまどほむ揃った・・・・・・・」
戦場ヶ原「第二弾は何かしら。メガほむ、制服ほむら、あとは着物とか?」
暦「なんでほむらオンリーなんだよ」
戦場ヶ原「魔物語第焔話ほむらオンリー」
暦「うまくない」
戦場ヶ原「ネタ切れとか許さないわよ。>>77で締めるつもりなんだから」
暦「やることがないんだよ」
戦場ヶ原「神原に馬鹿なことをさせましょう」
暦「神原も羽川も帰ったよ」
戦場ヶ原「あら、じゃあ本当にすることがないじゃない」
戦場ヶ原「ということはあれね。阿良々木君の誕生日には>>1111で締めるのよね」
暦「>>1111てなんだよ」
戦場ヶ原「じゃ>>11?」
暦「SSでそれってなんだよ」
戦場ヶ原「さっきからセリフが短いわよ、ネタ切れだと思われるでしょう」
暦「いっぱいいっぱいなんだ」
戦場ヶ原「『い』を『お』に変えると?」
暦「おっぱおおっぱお」
戦場ヶ原「つまらない男ね」
暦「あのさ、戦場ヶ原。確かに僕はおっぱいは好きだけど、あくまで品を保ちたいんだ」
暦「バカみたいにおっぱいおっぱいと繰り返すような真似は僕はしない」
戦場ヶ原「今繰り返したわよ」
暦「おっぱいと言うくらいなら胸と言いたいな」
戦場ヶ原「この際だから訊くけど、私は巨乳キャラなの?」
暦「んー、羽川がいるしなー。美乳とかでいいんじゃないか」
戦場ヶ原「とかって。なんで適当なのよ」
暦「そして胸とは言わなかったな僕」
戦場ヶ原「そういえば、阿良々木君は羽川さんと私の腰の話で盛り上がるんだっけ」
暦「なぜそれを!?」
戦場ヶ原「羽川さんに聞いたのよ」
暦「どんな状況だよ」
戦場ヶ原「こっちのセリフと言いたいところだけど。コメンタリーよ」
暦「コメンタリーって恐ろしいな」
戦場ヶ原「阿良々木君だって羽川さんとやったんでしょう?」
暦「30分だけだけどな」
戦場ヶ原「そこではなんの話をしたのかしら」
暦「えっとなー、あー、うん。まあ、最終回だからな。締めみたいなもんだよ」
戦場ヶ原「そんなわけ無いでしょう。コメンタリーが真面目に進むわけないんだから」
暦「ひどい言いようだな」
戦場ヶ原「あと3つ?」
暦「そうみたいだな。なんかブッ飛んだトークテーマあるか?」
戦場ヶ原「じゃあ、羽川さんのどんなところが好き?」
暦「なんだその質問は!?」
戦場ヶ原「いや、実際羽川さんとの馴れ初めみたいのものを詳しくは知らないのよね」
暦「んー」
戦場ヶ原「やっぱり春休み関連で話せない?」
暦「・・・・・ああ、悪いな。いつかは話さなきゃならないんだけど」
戦場ヶ原「いいわよ。いつまでも待つわ。とは言っても私は不死身じゃないから少しは急いでね」
暦「あー、ブッ飛んだというか突っ込んだ話になるけど」
戦場ヶ原「何かしら」
暦「僕は子供とかできるんかね」
戦場ヶ原「阿良々木君は男でしょう?」
暦「そうじゃなくて」
戦場ヶ原「別にいいわよ。私は阿良々木君がいればそれでいい」
暦「そっか」
戦場ヶ原「ところで>>77をとった不届きものがいるわ」
戦場ヶ原「なにかしら。ロコしていいの?」
暦「やめてやれ」
戦場ヶ原「殺めてやれ?」
暦「違うわ」
戦場ヶ原「せっかく>>77でキレイに締めようとしたのに>>777まで書けと?」
暦「やめてくれ。死ねる」
戦場ヶ原「だってオチが見えないんだもの」
暦「丸投げするか?」
戦場ヶ原「嫌よ」
戦場ヶ原「しょうがないわ。>>777とは言わないまでも行けるところまで行きましょう」
暦「そろそろ腰が痛いみたいだが」
戦場ヶ原「産みの苦しみね」
暦「・・・・・・」
戦場ヶ原「神原を召喚しましょう。長引くわ」
神原「呼んだか!戦場ヶ原先輩!」
戦場ヶ原「流石に早いわね。なにか面白いことを言いなさい」
神原「無茶ぶりだ!」
戦場ヶ原「なにかエロいことを言いなさい」
神原「承知した!」
神原「使っているブラウザは?みたいなスレを見るたびに、ついウザを読み落としてしまうが」
神原「その程度ではダメだよな」
暦「お前の口から出ればなんでもいやらしいんじゃないか?」
神原「阿良々木先輩のその言葉が何よりいやらしい気がするぞ」
神原「使っているブラ挙げてけというスレは伸びるだろうか」
暦「知らねえよ」
戦場ヶ原「私は柄物しか持ってないわ」
神原「おお。八九寺ちゃんはどうだろう。あの年代は付けている子といない子がいるからな」
暦「やめろ。ガールズトークならまだしも普通に女の話をするな」
神原「羽川先輩は寝るときは外すんだったか」
暦「それは知ってる」
戦場ヶ原「・・・・・・なぜ?」
暦「そういや、この中には誰も2ちゃんやってそうな人間がいないな」
戦場ヶ原「私の家にはパソコンがないもの」
神原「私は機械には疎いしな」
暦「そもそもこの街単位でいなさそうだ」
神原(千石ちゃんは少し危ういかもな・・・・・)
暦「・・・・・・・・・・」
神原「どうした阿良々木先輩。流石に眠いのか?」
暦「いや、吸血鬼体質でそこは大丈夫」
神原「そこは、ということは他に問題があるのか」
暦「ずっと言ってきてことだ。ネタだよネタ」
神原「ん?ああ、本当だ。戦場ヶ原先輩が眠っているな」
暦「え?」
神原「寝顔がまた美しい」
暦(・・・いやいやこれは反則じゃねえか?そういえば初めて寝顔見るな///」
忍「このような夢を見たのじゃよ」
暦「黙れ。夢オチとか一番ないわ。出てきた以上辻褄合わせなきゃならないだろうが」
忍「心配無用じゃよ。夢オチがいかんのなら、オチじゃなければよいのであろう」
暦「ああ。・・・って、またじj分の首絞めてるじゃねえか!?終わらせろよ!」
忍「不死身だけに終わらんよ」
暦「夢オチ、いやオチじゃないけど、それをしたところで今日が戦場ヶ原の誕生日であることは揺るぎない事実なんだ」
忍「まあ、ぶっちゃけGWにも儂は喋っておったからのう。夢にする必然性はないのじゃが」
暦「ふざけんなよ。SSは取り返しがつかないんだよ」
忍「カカッ。まあ、そうカッカしなさんな」
暦「この金髪幼女め」
忍「さしあたっては夢の範囲云々じゃがどうするよ、お前様」
暦「お前の好きにしろよ、もう僕は責任を取らない」
忍「いっそこのやりとりだけが夢で、実は寝入ったお前様とツンデレ娘を」
忍「あの猿女が好き放題やっておる、とかでもいいとは思うがの」
暦「よくねえよ」
忍「じゃあ、もう丸投げでいいわい。細かいことは知らん」
暦「僕も知らない」
暦「ん?なんでもありか・・・・」
忍「ん?エロいことでもやるつもりか?」
暦「いや、忍野や影縫さん、貝木を出すのはどうだろう」
忍「いいんではないか?まあ、見事に儂にとっては嫌な連中じゃがの」
暦「別に僕にとっても心地いいメンツじゃねえよ」
影縫「酷い言いようやなあ、鬼畜なお兄やん」
貝木「今回の件からお前が得るべき教訓は迂闊にSSスレを立てるものではないということだ」
忍野「はっはー。ようやくの登場だよ。久しぶりだね、何かいいことでもあったのかい?」
戦場ヶ原「・・・・々木君!阿良々木君!」
暦「ん?あれ?ここは?」
戦場ヶ原「私の家よ」
暦「状況がわからん」
戦場ヶ原「>>25以降は夢よ」
暦「ふざけんな!流石に読み手が消えるわ!」
戦場ヶ原「いや、>>99が面白そうだったから」
暦「へ?」
戦場ヶ原(父)「久しぶりだね」
暦「ど、どうも」
父「すまないね、ひたぎの誕生日に付き合わせてしまって」
父「いや、その場に私が居合わせることを詫びたほうがいいのかな」
暦「いえ、そんなことないです」
ひたぎ「見て、お父さん。阿良々木君からのプレゼントよ」
父「よかったな、ひたぎ」
暦「ただ流石にいい加減お暇させてもらおうかな」
暦「って、日本語あってるっけ。まあいいか」
ひたぎ「帰るの?」
暦「ああ、また明日・・・・じゃないけど、またな」
父「送っていくよ」
暦「あ、いえ、大丈夫ですよ」
父「いいからいいから」
父「阿良々木君」
暦「はい・・・・」
父「ひたぎの誕生日にはね、僕はどうしてもひたぎの母親のことを思い出すんだ」
暦「はあ」
父「確かにひたぎの母親は宗教に嵌って結果私の家族を、いやひたぎを滅茶苦茶にした」
暦「・・・・・・・」
父「しかし彼女がいなければひたぎはこの世に生まれてはいない」
暦「それはそうですけど」
父「つまりは、いや、なんということはないのだがね。ただ僕は君に」
暦「わかってますよ、お義父さん。その・・・・なんとなくは」
父「ふふ、そうか。それならいい」
これらのどこからどこが夢で何が現実か
そんなことは些細なことだ
ただ一つ今日はまだ始まったばかりだ
だからせめて今日の残った時間でできる限りあいつにこの想いをぶつけたい
戦場ヶ原、蕩れ。
そして、誕生日おめでとう。(完)
元スレ
戦場ヶ原「言わせるの?」
暦「いや、プレゼントはもう用意してるしさ」
戦場ヶ原「前売券特典のクリアファイルが私とまどかのペアじゃないのは何故?」
暦「お前じゃねえよ」
7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 00:08:27.95 ID:dC8lbwki0
戦場ヶ原「そうだっけ」
暦「色々と共通点はあるけどな」
戦場ヶ原「大体クリアファイルの種類を選べないって何よ」
暦「それは僕も思う」
戦場ヶ原「第二弾もあるしアニメイトとかでも出るんでしょう?」
暦「まあな」
8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 00:11:27.86 ID:dC8lbwki0
暦「まあ、確かに今日神原と買いに行くつもりだったけどさ」
戦場ヶ原「え? 誰と?」
暦「神原と」
戦場ヶ原「そういえばエヴァ破も二人で見に行ってなかった?」
暦「ああ、そうだよ」
11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 00:15:07.53 ID:dC8lbwki0
暦「お前の分も買っといてやるよ」
戦場ヶ原「なにか納得いかないわ」
暦「なんでだよ。ちょうどクリアファイルの組み合わせは三種類じゃん」
戦場ヶ原「ほむらとまどかがあればいいの」
戦場ヶ原「デミとあんこは要りません」
暦「うーん、みんな可愛いと思うぞ?」
戦場ヶ原「はい?」
13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 00:17:48.10 ID:dC8lbwki0
暦「いや、まどほむもいいけどさ」
暦「さや杏もマミさんもQBだって可愛いだろ?」
戦場ヶ原「行っている意味がわからないわ」
戦場ヶ原「魔法少女はともかくQB?」
暦「いや、あいつ八九寺じゃん」
15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 00:20:52.86 ID:dC8lbwki0
戦場ヶ原「・・・・ツッコミ役ではないけれど言わせてもらうわ」
暦「何を」
戦場ヶ原「頭がおかしい」
暦「それはただの暴言だ」
戦場ヶ原「大体>>4の発言がうやむやになるじゃない」
暦「まあ、仕方ないんじゃないか?」
17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 00:24:17.20 ID:dC8lbwki0
暦「で、結局買ってきたほうがいいのか?」
戦場ヶ原「私も行くわ。ビラも欲しいし」
暦「それくらい取ってくるって」
戦場ヶ原「ある分は全部よ」
暦「それはやらない」
戦場ヶ原「じゃあ、私も行くわ」
暦「来ても取らせないぞ」
20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 00:28:49.87 ID:dC8lbwki0
暦「一度落ち着こうか。まず、ここはどこだ?」
戦場ヶ原「私の家でしょう。そんなこともわからなくなったの?」
暦「今の流れで話し続けても堂々巡りだろ。流れを変えるんだよ」
戦場ヶ原「で、何をくれるのかしら」
暦「ん?」
戦場ヶ原「あらかじめ用意しておいたプレゼントがあるんでしょう?」
暦「ああ、その話か」
戦場ヶ原「まあ、既に原作で望遠鏡だとバレてるけどね」
暦「やめろ」
24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 00:33:16.50 ID:dC8lbwki0
戦場ヶ原「まあ、星から連想して望遠鏡とは安直よね」
暦「悪かったな」
戦場ヶ原「別に悪いとは言ってないでしょう?初めてなのだからベタでいいんじゃない?」
暦「そうかよ」
戦場ヶ原「というより、おめでとうを聞いてないわ」
暦「ん、ああそうだな。誕生日おめでとう」
戦場ヶ原「何より先に言うべきことよね」
暦「お前が先手を打つから言えなかったんだよ!」
25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 00:39:18.21 ID:dC8lbwki0
戦場ヶ原「誕生日を迎えて早々に阿良々木君に怒鳴られたわ」
戦場ヶ原「これは訴訟物じゃない?」
暦「訴訟物じゃない」
戦場ヶ原「あらそう。それはともかく、そろそろ帰ったほうがいいんじゃない?」
暦「ん?そうか?」
戦場ヶ原「未成年なんだし、羽川さんはそこら辺うるさいでしょう」
暦「大目に見てくれそうな気もするけどな。でもまあ、帰るかな」
戦場ヶ原「夜道には気をつけなさいね・・・、ああ吸血鬼だから大丈夫かしら」
暦「だな」
戦場ヶ原「阿良々木君」
暦「ん?」
戦場ヶ原「ありがとう」
暦「お、おう///」
30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 00:45:45.34 ID:dC8lbwki0
夜道にて
暦「金はなんとか足りるかな、忍にはドーナツを我慢してもらう必要があるが」
八九寺「あ、七夕さん」
暦「それはもう噛んでるとかそういうのとは明らかに違うけれど、あえて言わせてもらえば」
暦「僕の名前を季節の行事に合わせるな。僕の名前は阿良々木だ」
八九寺「失礼、噛みました」
暦「違う、わざとだ」
八九寺「かみまみた」
暦「わざとじゃない!?」
八九寺「ネタ切れた」
暦「それはSSのことか、かみまみたのことか」
31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 00:48:37.19 ID:dC8lbwki0
八九寺「SS?なんのことです?」
暦「お前がメタ発言に乗らないとか一体なんなんだよ」
八九寺「まあ、本家の立場としては宣伝になるから一向に構いませんが」
暦「やめろ。また、ステマとか言われるんだよ」
八九寺「ステマ木さん」
暦「AA貼られるぞ」
33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 00:51:11.00 ID:dC8lbwki0
暦「で、なんでこんな時間に出歩いてるんだよ」
八九寺「いえ、そもそも私には帰る場所がですね」
暦「しまった、地雷だった」
八九寺「むしろ怪異なんですから夜の方が元気なんじゃないですか?」
暦「何?誘ってんの?」
34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 00:53:53.43 ID:dC8lbwki0
八九寺「いっそ幼女と童女も出しましょうよ。こんなSSにストーリー性なんていりません」
暦「この時点じゃ斧乃木ちゃんには会っていないんだが」
八九寺「そんなこと知りませんよ。ロリかっけーみなさんは」
35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 00:58:39.72 ID:dC8lbwki0
暦「まあ、忍くらいは・・・・って、まだ喋らないじゃん」
八九寺「なんでそこまで原作にこだわるんです?」
暦「一応だよ。なんとなく気分が悪くなる」
八九寺「面倒ですねー。じゃ、私もういいです」
暦「お前何しに来たんだよ」
八九寺「戦場ヶ原さんに意識が寄っている阿良々木さんを誘惑しに来たんです」
暦「あーそうかよ」
八九寺「いちご100%でも西野はそんな感じに出てたでしょう?」
暦「最早何の関係もないネタだな」
37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 01:04:02.74 ID:dC8lbwki0
阿良々木家
火憐「兄ちゃん、朝だぞこらー」
月火「お兄ちゃん、朝だよ」
暦「ん?ああ、帰って寝たのか。八九寺は本当にどっか行っちゃたし」
暦(んー、特に予定はないし、>>45と遊びたいな)
42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 01:10:52.64 ID:T4PruMba0
貝木
43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 01:15:12.54 ID:dC8lbwki0
暦「貝木・・・・・、って誰だっけ。とか言うのも面倒だな」
暦「まあいいや。>>10でも言われてるように転売目的云々で劇場にいるだろうし」
暦(戦場ヶ原とかは連れて行けないか・・・・・)
火憐「どうした?一人でブツブツ言って」
暦「あ、いや。なんでもない」
月火「とにかく早く。朝ごはんで来てるよ」
暦「はいはい」
44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 01:19:21.42 ID:dC8lbwki0
暦「誰のための記念スレだよ・・・・・。畜生、ガハラさんの家でいちゃつく展開にしておけば!」
撫子「あ、暦お兄ちゃん。おはよう」
暦「千石。もしかしてお前も?」
撫子「うん。それいけ!アンパンマン よみがえれ バナナ島を見に来たの」
暦「あ、僕とは違ったか」
45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 01:22:23.78 ID:dC8lbwki0
暦「あとは誰だっけ。神原と羽川か」
暦「この二人を適当に出して、貝木で落ち」
暦「さて、どうしたもんかね」
神原「阿良々木先輩!呼ばれた気がしたぞ」
暦「お前は本当にできた後輩だよ」
48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 01:29:02.91 ID:dC8lbwki0
暦「お前の役割はなんだ。言ってみろ」
神原「なにかエロいことを言ってされば良いのだろう?」
暦「よくわかってるな」
神原「では、そこにあるゴミ箱。いやらしいとは思わないか?」
暦「ほほう。なぜだ、神原後輩」
神原「だって『びん・かん』だぞ?一体何を捨てろと言うのだ」
暦「よくわからんが、まあいい」
神原「しかし、阿良々木先輩。いくら伸びないからってSSスレなのだから外野が黙っているだけかもしれないのだぞ」
暦「ねえよ。安価した時に分かった」
暦「まあ、貝木との絡みはちゃんと書くから」
神原「うむ。BLだな」
暦「違うわ」
49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 01:34:21.74 ID:dC8lbwki0
羽川「阿良々木君じゃない。やっほー」
暦「うん。やっぱりお前は出るタイミングもわかってるな」
羽川「なんでもは知らないけどね。知ってることだけ」
暦「テンプレを若干変えてまでありがとうな。僕が何をしに来たかはわかるよな?」
羽川「うん。戦場ヶ原さんにプレゼントでしょ」
暦「まあ、そうなるのかな」
羽川「チケットはもう少し待ったほうがいいよ。30分後に二人分買えばまどほむが揃うと思うよ」
暦「マジで!?」
52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 01:38:00.24 ID:dC8lbwki0
神原「では、今買ったら一体誰が当たるのだ!?」
暦「お前いたのかよ」
羽川「まどかちゃんじゃないかな」
暦「マミさんじゃないのか?」
羽川「二人分買えばもう一つはそれだと思う」
暦「一体その情報はどこから・・・・・・・」
羽川「ぶっちゃけ勘なんだけどね」
暦「お前ならそれでも当てそうだよ」
54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 01:42:31.91 ID:dC8lbwki0
神原「まずはまどかを抑えてくる!」
暦「あいつ絶対にコンプするまで買うつもりだろ・・・・・」
羽川「というより多分簡単な法則でクリアファイルは並んでると思うけどな」
暦「ふーん。完全なランダムかと思ってたわ」
羽川「製造サイドの問題もあるしね。やっぱり規則は生じるよ」
???「面白いな。その規則とやらを聞かせてもらおうか。安心しろ、金は払う」
55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 01:47:25.74 ID:dC8lbwki0
暦「どちら様ですか?(まあ、一応の手続きだ・・・・・)」
???「俺か?俺の名前は鹿目だ」
暦(偽名にしても鹿目って・・・・・)
鹿目「で、どうだ?俺にその情報を売るつもりはないか?」
羽川「売るほど確実性のあるものではありません」
鹿目「では、金は払わん。個人の意見として聞かせろ」
57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 01:50:55.62 ID:dC8lbwki0
羽川「間違っていても責任は取れませんしお教えできません」
鹿目「そちらの男には教えようとしていたじゃないか」
羽川「彼は友達ですから」
鹿目「では俺も友達だ。そもそも人類は皆、友達だよ」
暦(うーん、完全空気だ・・・・・)
59: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 01:55:54.88 ID:dC8lbwki0
遠目より神原「阿良々木先輩!羽川先輩!本当にまどかだったぞ!」
鹿目(ん?あいつは・・・・・・・)
暦「?」
鹿目「済まない、急用を思い出した。さらばだ」
暦「え?いや、ちょっと」
羽川「阿良々木君。放っておいたほうがいい」
暦「ていうか既に見失ったんだが・・・・・・・」
神原「ん?どうかしたのか」
暦「いや、なんでもないよ」
60: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 02:00:51.96 ID:dC8lbwki0
撫子「あ、暦お兄ちゃんに神原さん!」
神原「おお!千石ちゃんじゃないか!」
暦「あれ?映画見に来たんじゃなかったのか?」
撫子「時間がまだなんだ。席だけ取っておいて、暦お兄ちゃんを探してたの」
羽川「おはよう、千石ちゃん。阿良々木君の友達の羽川翼だよ」
撫子「あ・・・・、お、おはようございます」
62: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 02:06:55.01 ID:dC8lbwki0
暦「あと何分くらいで始まるんだ?」
撫子「あと25分くらい」
暦(てことは千石の暇つぶしの相手をしても間に合うな)
暦「そうだ、千石。お前前に羽川に会った時にすぐに逃げたろ」
撫子「ご、ごめんなさい・・・・」
暦「僕じゃなくて羽川にな」
撫子「ごめんなさい羽川さん」
羽川「うん。許してあげる」
暦「ところで羽川は何をしに来たんだ?」
63: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 02:12:23.72 ID:dC8lbwki0
羽川「ん?別に何も。言ったことあるよね、休みの日は散歩の日だって」
暦「ああ、そういえばそうだったな」
羽川「原作とは曜日がずれてるけど無視していいんだよね?」
暦「一向に構わない」
神原「ん?そういえば映画って上映の何分か前には入っておいたほうが良くないか?」
撫子「あ!」
暦「ん?25分って入場までじゃなかったのか」
撫子「しししし失礼します!」
65: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 02:21:03.36 ID:dC8lbwki0
戦場ヶ原「あら」
暦「おお、ガハラさん。どうしてここに」
戦場ヶ原「結局昨日・・・じゃなくて今日、二人で来るかどうか曖昧なままだったじゃない」
暦「ああ、そうか」
羽川「誕生日おめでとう、戦場ヶ原さん。プレゼントは今度ね。まさか今日会えるとは思ってなかったから」
戦場ヶ原「あら。気を使わなくてもいいのに。というより、羽川さんでも知らないことはあるのね」
羽川「あっはー。当たり前じゃない」
神原「あの名言は本当に阿良々木先輩にしか言わないのだな・・・・」
66: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 02:25:27.10 ID:dC8lbwki0
暦「そういやこの四人が顔を揃えるなんて滅多にないってコメンタリーで言ったことあったな」
戦場ヶ原「阿良々木君ってコメンタリーやってたっけ?」
神原「つばさキャット下巻だろう」
戦場ヶ原「ああ、私のコメンタリーじゃないから聞いてないわ」
暦「お前な・・・・・、いや、聞かなくていいけど」
羽川「阿良々木君。そろそろ」
暦「ん?もうそんな時間か」
67: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 02:28:38.02 ID:dC8lbwki0
暦「すげえ・・・・ホントにまどほむ揃った・・・・・・・」
戦場ヶ原「第二弾は何かしら。メガほむ、制服ほむら、あとは着物とか?」
暦「なんでほむらオンリーなんだよ」
戦場ヶ原「魔物語第焔話ほむらオンリー」
暦「うまくない」
68: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 02:37:41.91 ID:dC8lbwki0
戦場ヶ原「ネタ切れとか許さないわよ。>>77で締めるつもりなんだから」
暦「やることがないんだよ」
戦場ヶ原「神原に馬鹿なことをさせましょう」
暦「神原も羽川も帰ったよ」
戦場ヶ原「あら、じゃあ本当にすることがないじゃない」
70: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 02:42:24.40 ID:dC8lbwki0
戦場ヶ原「ということはあれね。阿良々木君の誕生日には>>1111で締めるのよね」
暦「>>1111てなんだよ」
戦場ヶ原「じゃ>>11?」
暦「SSでそれってなんだよ」
戦場ヶ原「さっきからセリフが短いわよ、ネタ切れだと思われるでしょう」
暦「いっぱいいっぱいなんだ」
戦場ヶ原「『い』を『お』に変えると?」
暦「おっぱおおっぱお」
戦場ヶ原「つまらない男ね」
71: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 02:46:52.12 ID:dC8lbwki0
暦「あのさ、戦場ヶ原。確かに僕はおっぱいは好きだけど、あくまで品を保ちたいんだ」
暦「バカみたいにおっぱいおっぱいと繰り返すような真似は僕はしない」
戦場ヶ原「今繰り返したわよ」
暦「おっぱいと言うくらいなら胸と言いたいな」
戦場ヶ原「この際だから訊くけど、私は巨乳キャラなの?」
暦「んー、羽川がいるしなー。美乳とかでいいんじゃないか」
戦場ヶ原「とかって。なんで適当なのよ」
72: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 02:50:16.44 ID:dC8lbwki0
暦「そして胸とは言わなかったな僕」
戦場ヶ原「そういえば、阿良々木君は羽川さんと私の腰の話で盛り上がるんだっけ」
暦「なぜそれを!?」
戦場ヶ原「羽川さんに聞いたのよ」
暦「どんな状況だよ」
戦場ヶ原「こっちのセリフと言いたいところだけど。コメンタリーよ」
暦「コメンタリーって恐ろしいな」
73: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 02:54:37.18 ID:dC8lbwki0
戦場ヶ原「阿良々木君だって羽川さんとやったんでしょう?」
暦「30分だけだけどな」
戦場ヶ原「そこではなんの話をしたのかしら」
暦「えっとなー、あー、うん。まあ、最終回だからな。締めみたいなもんだよ」
戦場ヶ原「そんなわけ無いでしょう。コメンタリーが真面目に進むわけないんだから」
暦「ひどい言いようだな」
75: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 03:00:31.47 ID:dC8lbwki0
戦場ヶ原「あと3つ?」
暦「そうみたいだな。なんかブッ飛んだトークテーマあるか?」
戦場ヶ原「じゃあ、羽川さんのどんなところが好き?」
暦「なんだその質問は!?」
戦場ヶ原「いや、実際羽川さんとの馴れ初めみたいのものを詳しくは知らないのよね」
暦「んー」
戦場ヶ原「やっぱり春休み関連で話せない?」
暦「・・・・・ああ、悪いな。いつかは話さなきゃならないんだけど」
戦場ヶ原「いいわよ。いつまでも待つわ。とは言っても私は不死身じゃないから少しは急いでね」
78: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 03:04:25.44 ID:dC8lbwki0
暦「あー、ブッ飛んだというか突っ込んだ話になるけど」
戦場ヶ原「何かしら」
暦「僕は子供とかできるんかね」
戦場ヶ原「阿良々木君は男でしょう?」
暦「そうじゃなくて」
戦場ヶ原「別にいいわよ。私は阿良々木君がいればそれでいい」
暦「そっか」
戦場ヶ原「ところで>>77をとった不届きものがいるわ」
79: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 03:06:23.60 ID:dC8lbwki0
戦場ヶ原「なにかしら。ロコしていいの?」
暦「やめてやれ」
戦場ヶ原「殺めてやれ?」
暦「違うわ」
82: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 03:09:16.15 ID:dC8lbwki0
戦場ヶ原「せっかく>>77でキレイに締めようとしたのに>>777まで書けと?」
暦「やめてくれ。死ねる」
戦場ヶ原「だってオチが見えないんだもの」
暦「丸投げするか?」
戦場ヶ原「嫌よ」
84: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 03:11:57.21 ID:dC8lbwki0
戦場ヶ原「しょうがないわ。>>777とは言わないまでも行けるところまで行きましょう」
暦「そろそろ腰が痛いみたいだが」
戦場ヶ原「産みの苦しみね」
暦「・・・・・・」
戦場ヶ原「神原を召喚しましょう。長引くわ」
85: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 03:14:45.42 ID:dC8lbwki0
神原「呼んだか!戦場ヶ原先輩!」
戦場ヶ原「流石に早いわね。なにか面白いことを言いなさい」
神原「無茶ぶりだ!」
戦場ヶ原「なにかエロいことを言いなさい」
神原「承知した!」
87: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 03:18:44.17 ID:dC8lbwki0
神原「使っているブラウザは?みたいなスレを見るたびに、ついウザを読み落としてしまうが」
神原「その程度ではダメだよな」
暦「お前の口から出ればなんでもいやらしいんじゃないか?」
神原「阿良々木先輩のその言葉が何よりいやらしい気がするぞ」
88: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 03:24:35.55 ID:dC8lbwki0
神原「使っているブラ挙げてけというスレは伸びるだろうか」
暦「知らねえよ」
戦場ヶ原「私は柄物しか持ってないわ」
神原「おお。八九寺ちゃんはどうだろう。あの年代は付けている子といない子がいるからな」
暦「やめろ。ガールズトークならまだしも普通に女の話をするな」
神原「羽川先輩は寝るときは外すんだったか」
暦「それは知ってる」
戦場ヶ原「・・・・・・なぜ?」
89: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 03:29:16.71 ID:dC8lbwki0
暦「そういや、この中には誰も2ちゃんやってそうな人間がいないな」
戦場ヶ原「私の家にはパソコンがないもの」
神原「私は機械には疎いしな」
暦「そもそもこの街単位でいなさそうだ」
神原(千石ちゃんは少し危ういかもな・・・・・)
91: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 03:36:43.36 ID:dC8lbwki0
暦「・・・・・・・・・・」
神原「どうした阿良々木先輩。流石に眠いのか?」
暦「いや、吸血鬼体質でそこは大丈夫」
神原「そこは、ということは他に問題があるのか」
暦「ずっと言ってきてことだ。ネタだよネタ」
神原「ん?ああ、本当だ。戦場ヶ原先輩が眠っているな」
暦「え?」
神原「寝顔がまた美しい」
暦(・・・いやいやこれは反則じゃねえか?そういえば初めて寝顔見るな///」
92: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 03:40:43.30 ID:dC8lbwki0
忍「このような夢を見たのじゃよ」
暦「黙れ。夢オチとか一番ないわ。出てきた以上辻褄合わせなきゃならないだろうが」
忍「心配無用じゃよ。夢オチがいかんのなら、オチじゃなければよいのであろう」
暦「ああ。・・・って、またじj分の首絞めてるじゃねえか!?終わらせろよ!」
忍「不死身だけに終わらんよ」
96: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 03:46:02.55 ID:dC8lbwki0
暦「夢オチ、いやオチじゃないけど、それをしたところで今日が戦場ヶ原の誕生日であることは揺るぎない事実なんだ」
忍「まあ、ぶっちゃけGWにも儂は喋っておったからのう。夢にする必然性はないのじゃが」
暦「ふざけんなよ。SSは取り返しがつかないんだよ」
忍「カカッ。まあ、そうカッカしなさんな」
暦「この金髪幼女め」
97: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 03:49:47.01 ID:dC8lbwki0
忍「さしあたっては夢の範囲云々じゃがどうするよ、お前様」
暦「お前の好きにしろよ、もう僕は責任を取らない」
忍「いっそこのやりとりだけが夢で、実は寝入ったお前様とツンデレ娘を」
忍「あの猿女が好き放題やっておる、とかでもいいとは思うがの」
暦「よくねえよ」
98: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 03:52:39.70 ID:dC8lbwki0
忍「じゃあ、もう丸投げでいいわい。細かいことは知らん」
暦「僕も知らない」
暦「ん?なんでもありか・・・・」
忍「ん?エロいことでもやるつもりか?」
暦「いや、忍野や影縫さん、貝木を出すのはどうだろう」
100: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 03:57:15.67 ID:dC8lbwki0
忍「いいんではないか?まあ、見事に儂にとっては嫌な連中じゃがの」
暦「別に僕にとっても心地いいメンツじゃねえよ」
影縫「酷い言いようやなあ、鬼畜なお兄やん」
貝木「今回の件からお前が得るべき教訓は迂闊にSSスレを立てるものではないということだ」
忍野「はっはー。ようやくの登場だよ。久しぶりだね、何かいいことでもあったのかい?」
101: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 04:01:10.32 ID:dC8lbwki0
戦場ヶ原「・・・・々木君!阿良々木君!」
暦「ん?あれ?ここは?」
戦場ヶ原「私の家よ」
暦「状況がわからん」
戦場ヶ原「>>25以降は夢よ」
暦「ふざけんな!流石に読み手が消えるわ!」
戦場ヶ原「いや、>>99が面白そうだったから」
暦「へ?」
戦場ヶ原(父)「久しぶりだね」
102: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 04:04:50.46 ID:dC8lbwki0
暦「ど、どうも」
父「すまないね、ひたぎの誕生日に付き合わせてしまって」
父「いや、その場に私が居合わせることを詫びたほうがいいのかな」
暦「いえ、そんなことないです」
ひたぎ「見て、お父さん。阿良々木君からのプレゼントよ」
父「よかったな、ひたぎ」
104: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 04:07:53.80 ID:dC8lbwki0
暦「ただ流石にいい加減お暇させてもらおうかな」
暦「って、日本語あってるっけ。まあいいか」
ひたぎ「帰るの?」
暦「ああ、また明日・・・・じゃないけど、またな」
父「送っていくよ」
暦「あ、いえ、大丈夫ですよ」
父「いいからいいから」
106: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 04:14:35.34 ID:dC8lbwki0
父「阿良々木君」
暦「はい・・・・」
父「ひたぎの誕生日にはね、僕はどうしてもひたぎの母親のことを思い出すんだ」
暦「はあ」
父「確かにひたぎの母親は宗教に嵌って結果私の家族を、いやひたぎを滅茶苦茶にした」
暦「・・・・・・・」
父「しかし彼女がいなければひたぎはこの世に生まれてはいない」
暦「それはそうですけど」
父「つまりは、いや、なんということはないのだがね。ただ僕は君に」
暦「わかってますよ、お義父さん。その・・・・なんとなくは」
父「ふふ、そうか。それならいい」
107: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/07(土) 04:18:18.95 ID:dC8lbwki0
これらのどこからどこが夢で何が現実か
そんなことは些細なことだ
ただ一つ今日はまだ始まったばかりだ
だからせめて今日の残った時間でできる限りあいつにこの想いをぶつけたい
戦場ヶ原、蕩れ。
そして、誕生日おめでとう。(完)
戦場ヶ原「今日は私の誕生日だけれど」