1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/07(火) 17:36:58.23 ID:zYYOycut0
バタン
マミ「ロシアだと一緒の個室に入って友達とおしっこの見せ合いなんて普通なのにね」ヌギヌギ
まどか「なんで私たち、へんな目で見られるのかなぁ」
マミ「こんな至福の時を分かち合えないなんて残念ね」
マミ「あっ出る・・・」ショォォォォジョボジョボ
まどか「わぁ、マミさんのほんのりレモンティーの香りがする!」
マミ「こら嗅がないの!」
まどか「ウェヒヒ」
3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/07(火) 17:39:55.08 ID:zYYOycut0
チョポポポポ・・・・ピチャン
マミ「ふぅ・・・」カラカラ
マミ「思ったよりいっぱい出ちゃったわ」ごしごし
マミ「よっと」
まどか「あ、待って!」
まどか「マミさんのに、私の混ぜたい・・・」
マミ「もぅ」
まどか(うわぁ・・・見た目もレモンティーそのものだよ・・・)
まどか(控えめに浮いてる泡もかわいいなぁ・・・)
マミ「そんなにじっくり見ないの・・・流石に恥ずかしいわ」
まどか「あ、ごめんなさい」
まどか「それじゃ失礼しまーす」ヌギヌギ
まどか「ねぇマミさん・・・」
マミ「なぁに?鹿目さん」
まどか「出てるとこ、見ててほしいな」
まどか「こうやって便座をあげて」カタッ
まどか「おしりを便器の上に突き出すようにして」くいっ
まどか「横からみててもらいたいな、なんて」
マミ「ええ、見てるわ」
まどか「いくよっ」シャァァァァァジョォォォォォ
マミ「すごい勢い・・・」
まどか「我慢してたもん」
まどか「うわ、とまんない」ジョォォォォォォォ
マミ「うふふ、かわいいわ鹿目さん」
マミ(さっきからしぶきがぱんつにかかってるのは言わないでおこう)
マミ「それに、すっごくいい匂い・・・桃の天然水、ってとこかしら?」
まどか「そ、そうかな・・・」チョポポポ・・・・
まどか「ふう、やっとおわったぁ」カラカラ
マミ「あ、紙使うのちょっと待ってくれる?」
まどか「えっ?」
マミ「拭いてあげるわ」スッ
まどか「あ、それ1個500円するティッシュじゃ・・・」
マミ「いいのよ。ほら、じっとしてなさい」ごしごし
まどか「きゃふっ!?ちょっとぉ、くすぐったいよぉ」
マミ「はいはい、いいこいいこ・・・はい、きれいになったわ」
まどか「ありがとー!」
マミ「くんかくんか」
マミ「やっぱり桃の天然水だわ・・・」
まどか「混ざったぁ・・・」
マミ「混ざったわね」
まどか「私たちの、愛の結晶・・・・?」
マミ「大げさよ、おしっこくらいで」
マミ「さ、流すわよ」
まどか「あーん待って!写メ!写メ撮るから!」
マミ「もう、しょうがないなぁ」
ジャァァァァゴボゴボ
まどか「あーあ、流しちゃったぁ・・・」
マミ「ほら、そんなに残念そうな顔しないの」
マミ「ところで鹿目さん、この後も時間は空いてるかしら?」
まどか「はい、マミさんのためですから」
マミ「じゃ、一緒に学生食堂に行きましょ!」
ガチャ
まどか「あっ・・・」
ほむら「・・・・・・・・・・・・・」
マミ「あら、3年生用のトイレまで何の用かしら、暁美ほむらさん?」
ほむら「あなたとは、争いたくはなかったのだけれど」
ほむら「あなたの世界に、他の子を引きずり込むのは見過ごせないわ」
マミ「ふぅん・・・じゃあ、どうするっていうの?」
ほむら「鹿目まどか」
まどか「ひぅっ!?」
ほむら「あなたは、自分の人生が尊いと思う?」
ほむら「家族や友達を大切にしてる?」
まどか「え、えっと・・」
まどか「今は、マミさんと行くトイレタイムが、大切、だよ・・・・」
ほむら「・・・・・!」ギリ
ほむら「・・・・そう、」
ほむら「なら、そのまま溺れていなさい」
ほむら「束の間の幸福を、今の内にせいぜい味わっておくといいわ」カッ
ほむら「・・・・・・」カツカツカツ
まどか「はぁーっ、どうしちゃったのかなあの子・・・」
マミ「きっと転校してきたばかりで気が立ってるのよ」
マミ「どうも私のこともライバル視してるみたいだし、ね」
まどか「えー、なんで?」
マミ「さぁ?」ニコッ
~学生食堂
まどか「あっ、さやかちゃんと仁美ちゃんだ!おーい」
さやか「あっまどか!それにマミさん!」
仁美「・・・・・・////」プイ
マミ「あら美樹さん・・・それに、そちらは?」
さやか「ん?ああ、そういや仁美はマミさん初めてだっけ。ほら仁美、自己紹介自己紹介」
仁美「わたくし、破廉恥なお方に名乗る名は持ち合わせておりませんの」プイ
さやか「ちょ、ちょっと仁美!なんてこと言うんだよ!」
マミ「あらあら、あなたも私をライバル視する一人なのかしら?」
仁美「なッ・・・!!な、なんで貴女みたいな破廉恥な方をわたくしがライバル視しないといけませんの!?」
マミ「その反応が証拠みたいなものじゃない。隠れファンAさん」
仁美「変な言いがかりはおよしになって!」バン!
まどか「え、えっと・・・・」オロオロ
仁美「お手洗いに一緒に入ってみみみ、見せっこだなんて!破廉恥にもほどがありますわ!」
さやか「えっ仁美は仲のいい子とおしっこの見せっこしたことないの?」
仁美「」
さやか「そうかそうか・・・うん、仁美はお嬢様だもんなぁ」
さやか「ねえまどか。どう?久しぶりにあたしとトイレ行かない?」
まどか「ううん、ごめんねさやかちゃん。さっき行ったばっかだからもう出ないよ・・・」
さやか「ちぇー残念。久々にまどかの天然水見たかったなぁ」
マミ「そんなこと言って・・・美樹さん最近よく見てるんでしょう?『リンゴジュース』・・・」
さやか「ぶはっ!?げほげほ」
さやか「マ、マミさん・・・なんでそれを・・・」
マミ「うふふふ」
まどか「えーなにそれー!さやかちゃん、私も聞きたーい!」
仁美(わたくしの日常が・・・・音を立てて崩れていきますわ・・・・)
まどか「ねえねえ聞かせてよさやかちゃん!」
さやか「そ、そんなに目をキラキラさせなくても・・・」
さやか「もうしょうがないなぁまどかは・・・あいつと出会ったのは、ちょうど1週間前にことでさ・・・」
~回想
さやか「うわぁーやばいやばい!隣町のCD屋さんに来たはいいけど夢中になりすぎたぁ!」
さやか「早く帰らないと病院の面会時間終わっちゃうよ~」タッタッタッタッ
どんっ
さやか「おっと!す、すみませ・・・」
DQN1「ああ!?」
DQN1「んだコラァ!?どこに目ぇつけて走ってんだ、あぁ!?」
さやか「ひぃっ・・・!」
DQN2「センパイセンパイ、こいつよーく見たら結構可愛いですよウヘヘヘ」
DQN3「先輩もこう見えて女にはやさしっからよー、お前の態度次第じゃすぐ許してくれっぜー?」
DQN1「おうおうおう!俺の腹のアザはどうしてくれんだよオイィ!?」
DQN2「こりゃアレしかねーっしょ、そこのホテルでちょいちょい舐めて治してもらわないとっスよね!」
DQN3「つうわけで来いや!」グイッ
さやか「ちょ、やめろよ!」バシィッ
DQN3「お・・・」
DQN3「おおおおおおなめやがってこンの糞アマァァァ!」ガシッ
さやか「きゃああああ!」
ドカバキゴスッドッターン!
さやか「・・・・・・?」
???「ったく、見てらんねーんだよ」
DQN1-3「あ、がぁ・・・」ピクピク
???「全治3カ月ってとこか?病院で頭冷やしてこい」クルッ
???「っと、危なかったなぁ!これからはせいぜい気をつけろよ、この街はこういうバカ共も結構多いからさ」
???「それじゃな!」
さやか「ま、待って!せめて名前だけでも・・・」
???「あたしかい?佐倉杏子」
杏子「通りすがりの魔法少女だよ」
さやか「お願い!なにかあたしにお礼させてよ!」
杏子「いいっていいって!当然のことをしたまd」グゥー
杏子「・・・・・///」
さやか「・・・・そこのマック、寄ってかない?」
杏子「いやぁー悪いなおごらせちまって」ガツガツムシャムシャゴクゴク
さやか「いいよそんなの。あんたはあたしの恩人なんだから」
杏子「おいおい、照れるじゃねーかそんなの・・・おっと、ちょっと失礼」
さやか「どうしたの?」
杏子「いや、ちょっとトイレ」
さやか「あ、あたしも行く!」ガタッ
杏子「うおっ!?な、なんだよそんな・・・」
さやか「お願い聞いて!あたしね、あんたとはすっごく仲良くなれそうな、そんな予感がするんだ」
杏子「ちょっと・・・なんだよ急に・・・」
さやか「理由はわかんない・・・けど、あたしたち、なんか初めてあった気がしないんだ」
杏子「・・・あんたもか。実はあたしも、なんとなく」
さやか「・・・!これはもう、決まりじゃない?」
さやか「今日はあたしたちの運命の再会記念日なのだー!」
さやか「…だからね」
さやか「あたしは、あんたとおしっこの見せっこが、したいな」
杏子「ちょ、ちょっと待ってくれ!」
杏子「あたしが、あんたとどこかで会ったことがある気がするのは本当だ」
杏子「で、でもあたしら今日が初対面みたいなもんだよ?」
杏子「そ、それなのにいきなり・・・そんな///」
さやか「大丈夫よ!あたしはもう、あんたと仲良くなれたつもりでいる」
さやか「それをちょっと、体で確かめてみたいだけよ」
杏子「ついてけねえよ・・・」
さやか「そ、そんなぁ・・・」ブワッ
杏子「ちょ、ちょっと!泣くな馬鹿!」
杏子「・・・ちっ。一回だけだかんな!」
さやか「・・・ほんと!?」パァァ
杏子「・・・うぜー・・・」
バタン、ガチャ
杏子「そ、そんなに見るなよ・・・」
さやか「えーいいじゃん減るもんじゃないし」
杏子「急に態度変わりすぎだろ・・・っと漏れる漏れる」スルスル
さやか「あ、ぱんつに染みが・・・」
杏子「~////うううううるさい!そういうモンは気づいても口に出すなぁ!」
さやか「くまさんぱんつかぁ・・・えへ、かわいいじゃん」
杏子「だからいちいち口に出すなって!見せてやんねーぞ!」
さやか「ごめんごめん!お詫びにあたしも脱ぐから!」
杏子「お詫びになってねーよ・・・ってもう脱いでるし」
さやか「うーん、せっかくだしなぁ・・・杏子、同時におしっこしてみようよ」
さやか「あたしも、もう漏れそうだし」
杏子「な、何言って・・・」
さやか「えーい隙ありぃ!」だきっ
杏子「うわっ抱きつくな!ってさっきのでちょっと、漏れ、あ、あ、あ・・・」ショォォォ
さやか「あっあたしも・・・んっ・・・」ショオオオオオ
さやか「えへ・・・便器の中でおしっこがクロスしてる」
さやか(甘酸っぱい香り・・・これが杏子の匂いかぁ・・・)
杏子(こいつのおしっこ・・・なんかクールミントの香りがする・・・)
~回想終わり
さやか「ってなことがあってね」
まどか「うわぁ・・・初対面でいきなり抱き合って決めちゃうなんて・・・さやかちゃん大胆・・・」
マミ「ふふっ、その思い出話だけでご飯3杯はいけそうよ。ありがとう美樹さん」
仁美「こんなのおかしいですわこんなのオカシイデスワコンナノオカシイデスワ・・・」ブツブツ
マミ「さてと、思いがけず美樹さんたちに出会っちゃって忘れてたけど、本題に入らせてもらうわ」
さやか「おっ、例の裏稼業ネタ・・・・?」クフフ
まどか「さやかちゃん!」
さやか「ああ、悪い悪いまどか・・・でもあたしには、そのキュウべえとやらは見えないんだよ?」
さやか「例の杏子も、自称魔法少女とかって言ってたから初めて聞いたときはああ、痛い子なんだなーって思ったけどさ」
マミ「でもキュウべえは確実に存在するし、現に私もあの子の力で魔法少女になった」
マミ「大事なことだから美樹さんも聞いてて」
マミ「・・・この町中の人たちのピンチなの」
マミ「今から約1ヶ月後のことよ」
マミ「この街に、それはそれは強い魔女がやってくるわ」
マミ「彼女の名はワルプルギスの夜」
マミ「この街の全てを灰燼に帰す、異界より遣わされたの災厄の化身・・・」
まどか「ちょ、ちょっとマミさん!仁美ちゃんもいるんだよ!?」
マミ「全然聞いてないから大丈夫よ」
仁美「こんなのおかしいですわおしっこなんておしっこなんておしっこなんて・・・」
さやか「おーい、かえってこーい」
さやか「けどそんな話を聞いてもさ、あたしは魔女にあったこともないし、魔法少女の変身も見たことない」
さやか「にわかには信じがたいんだよね、悪いけど」
マミ「信じる信じないはあなたの自由よ、美樹さん」
マミ「でもキュウべえが言うには、あなたは誰よりも、癒しの素質を備えた魔法少女になれる」
マミ「キュウべえは何度もあなたに接触を試みているんだけれど、なぜかあなたには彼が見えないのよね」
さやか「そう言われても・・・見えないもんは見えないし・・・」
まどか「私も早く会ってみたいな、そのキュウべえって子に」
マミ「どうしてかしらね・・・私があなたたちに会うときにはいつもあの子、姿が見えないの」
さやか(この人は、どこまで本気なんだろう・・・・)
さやか(噂で重度の痛い人だって聞いてたし、実際この話も痛いなんてどころじゃないけど・・・)
さやか(でも、あの杏子も自分を魔法少女だって言ってたし)
さやか(あたしたちくらいの年じゃ、めずらしくない妄想なのかな?)
まどか「マミさん、そのワルプルギスの夜?が来ることはなんでわかったんですか?」
さやか(まどかはノリノリみたいだけど・・・本心はどうなのかな)
さやか「結局、マミさんの妄想話はあれから1時間近く続いたのでした、っと」
さやか「あっ、あれは・・・杏子ー!」
杏子「さやか!」タッタッタッタッ
さやか「あはは、わが愛しの林檎ジュースよ!こんなとこでどうしたのさ?」
杏子「やめろよその呼び名・・・」
さやか「あははっ!悪い悪い!で、なんで見滝原まで来たの?」
杏子「ちょっと調べ物にね」
さやか「へぇ・・・杏子が調べ物ねぇ・・・もしかしてワルプルがなんとかって」
杏子「!?おい!それ誰から聞いた!?」
さやか「へっ?」
さやか「だ、だれってうちの学校の先輩がね、そんな話を・・・」
杏子「・・・チッ。巴マミか」
さやか「えっ・・・あんた、マミさんを知ってるの!?」
杏子「ああ、知ってるさ。くそ、よりにもよってさやかを巻き込もうとするなんて!」
さやか「どういうことよ・・・もしかして、マミさんの話は全部本当だっていうの?」
杏子「その通りさ。でもこれは、あたしら魔法少女だけで対処しなきゃならない問題だ」
杏子「あいつは普通の女の子を、魔法少女に仕立て上げようとしてる」
杏子「ふざけんなよ!こんな運命をたどるのは、あたしらだけで十分なのに!」
さやか「ど、どういうことなの・・・・?」
杏子「いいかさやか」
さやか「な・・・なに」
杏子「おまえは、もう巴マミにかかわるな」
杏子「いや、違うな。魔法少女というものと、さやかは関わるべきじゃない」
杏子「もちろん、あたしも含めてだ」
さやか「・・・・・!!」
杏子「でないと、さやかは・・・」
さやか「やだよ!」
さやか「やだ!絶対やだ!ワルプルだか何だか知らないけど、杏子と会えないとか絶対やだ!」
さやか「やだ、やだよ・・・なんでそんなこと言うのよ杏子ぉ・・・」
さやか「もう杏子のおしっこ姿が見れないなんて、そんなの・・・あたし・・・」ポロポロ
杏子「さやか・・・」
ポン
杏子「とりあえずトイレ…いこっか」
さやか「そんなわけで近くのショッピングモールの中にある公衆トイレまでやってきたのだ」
杏子「なんだよそれ・・・ムードぶち壊しじゃん」
さやか「せめて冗談くらい言わせてよ」
さやか「もう・・・会うこともなくなっちゃうかも・・・しれないんだよ?」
杏子「ああもう!あたしの前でベソかくの反則!」
さやか「杏子ぉ・・・・」
杏子「・・・・・」
バタン、カチャ
杏子「ふぅ・・・さて、さやか」
さやか「なに・・・?」
杏子「あたしは今日、起きてから一度もトイレに行ってない」
さやか「・・・!それって・・・」
杏子「そう、小細工抜き、純粋なあたしのおしっこだ」
杏子「これを・・・その・・・・///」
さやか「」ドキッ
杏子「さやかに、飲んでほしい」
杏子「あたしの一部がさやかの一部になるんだ」
杏子「もし離れ離れになっても、あたしたちはこれで一つだ」
さやか「・・・・・・!」
杏子「・・・・///」スルスル
さやか(杏子が下を脱ぐのを見るのは、初めてじゃない)
さやか(でも・・・・でも!)
さやか(今日はいつもと違う・・・・特別な日)
さやか(ああ・・・あたしがワルプルなんとかの話題を出したばっかりに・・・・)
さやか(でもそのおかげであたしは・・・・)
さやか(杏子とひとつになれるのね!)
杏子「さやか・・・そこにしゃがんでくれる?」
さやか「うん・・・」
さやか(うわぁぁ・・・杏子の大事なとこ、こんな近くで初めて見たよぉ・・・・)
さやか(まだ全然毛が生えたりしてなくて)
さやか(かすかにいつもの、甘酸っぱい匂いが漂って・・・・)
さやか「ああ・・・ゾクゾクするわぁ・・・」
杏子「お前、口から思ってることダダ漏れだぞ」
さやか「ねえ杏子・・・・」
杏子「なんだよ」
さやか「直飲み・・・してもいい?」
杏子「・・・・ッ!?・・・・好きにしろよ」
さやか「じゃあ遠慮なく・・・・ちゅっ」
杏子「ひゃぁっ!?」ビクッ!
さやか(かわいい・・・)
さやか(ごめん杏子・・・ちょっといたずらさせて)チュプッペロッ
杏子「ちょっ!?いっ・・・ひゃぁぁっ!」ビクンビクン
さやか「かわいい・・・それに美味しいよ杏子・・・・」チュパッ、チュプチュプ
杏子「ちょ、ちょっとぉぉ・・・ひぁっ!」
杏子「い、いい加減に・・・ッ!!」
杏子「あ、ああっ・・・」ビクビク
杏子「だめぇっ!も、漏らしちゃ、ああああ」プシャァァァビクンッビクンッ
さやか「・・・!ごくごくごくじゅるじゅる」
さやか(・・・・相変わらずよね、杏子)ゴクゴク
さやか(すごく、濃厚な林檎ジュース・・・・)ゴクゴク
さやか(まどかのとはまた違った、極上のフルーティーおしっこ・・・・)プハァ
杏子「ひあぁ・・・だめ、だめぇ・・・・・」ビクビクピュッピュッ
さやか「あ、もったいない!」ペロペロ
杏子「ゆ、床にこぼれたの舐めるなばかぁ・・・・」ビクン
さやか「・・・あんたのを、一滴も無駄にはしたくない」
さやか「だって、だって」
さやか「あんなひどいこと言うからぁ・・・」ジワァ
杏子「さやか・・・・」
さやか「だから、だからぁ・・・・一滴だって残しちゃったらそれで」
さやか「あたしの中の杏子が不完全になっちゃう気がして・・・だから」
杏子「さやか!」ギュッ
杏子「ごめん、ごめんなさやかぁ・・・」
さやか「杏子ぉ・・・・」
さやか「キスして、杏子」
杏子「んっ・・・・」
チュッ
~一方その頃
ほむら「・・・・おかしい」
ほむら「最初に一体を潰して以来、インキュベーターが現れない」
ほむら「まどかのことは諦めたのか、それとも・・・・」
ほむら「まあいいわ、インキュベーターが現れない以上、当面の課題は巴マミ」
ほむら「彼女の勧誘活動を止めなければ・・・」
ほむら「できればまどかがワルプルギスのことを知る前にかたをつけたかったのだけれど・・・」
ほむら「それにしても巴マミ」
ほむら「まどかとトイレを共にするところまで仲を深めているだなんて・・・」
ほむら「本来ならその役目は・・・」
ほむら「まどかと一緒に、トイレに入っているべきなのは・・・!」ギリリ
ほむら「いえ、やめましょう」
ほむら「私は、私にできる精いっぱいのことをするまでだわ」
~マミ部屋
マミ「大したものも出せなくてごめんなさいね・・・」
まどか「いえいえ、そんな!このケーキ、すっごく美味しいです!」
マミ「そう、よかった」カチャ
マミ「それでね、今日学食じゃ言えなかったことなんだけど」
マミ「鹿目さん、あなたも魔法少女になってみる気、ないかしら」
まどか「うーん、それは正直、ちょっと怖い、かな」
まどか「それと、キュウべえって子が言ってたことって本当なんですか?」
まどか「私がもし魔法少女になったら、他の誰よりも強い魔法少女になれるって・・・」
マミ「ええ、本当よ。あの子は決して嘘はつかないから」
マミ「そして、本当にどんな願い事をしても叶えてくれるの」
マミ「鹿目さん、もしあなたに魔女と戦う宿命を負ってでも叶えたい願いがあるって言うなら」
マミ「私としては、こんなに心強いことはないわ」
マミ「一ヶ月後に訪れるワルプルギスの夜には、私は決して一人じゃ勝てない」
マミ「お願い鹿目さん」
マミ「私は、あなただけが頼りなのよ」
まどか「マミさん・・・」
マミ「あ、私としたことが・・・ごめんなさい」
まどか「ううん、いいんです。私、そこまで人から頼りにされたことって今まで無くて・・・」
まどか「もし私なんかが、最強の魔法少女になって、」
まどか「最悪の魔女から私の大切な人たちを、」
まどか「この街のみんなを守れるようになったら、それはとっても嬉しいなって」
まどか「そう思うんです」
まどか「でも、やっぱり不安もあります」
まどか「願い事ってったって、私、魔法少女になれたら、それだけで願い事は叶っちゃうようなものだから」
マミ「ふふ、優しいね、鹿目さんは」
マミ「でも、やっぱり願い事ははっきりさせといたほうが後悔がなくていいと思うわよ」
マミ「ああ、紅茶を飲み過ぎたわ。ちょっとトイレ行ってくるわね」
マミ「鹿目さんも一緒に来る?」
まどか「はい、もちろん!」
マミ「私の家だから、扉を閉める必要がないのがいいわね」
まどか「開放的で素敵、かな」ティヒヒ
マミ「世の中のすべてのトイレが、こんな感じならいいんだけど・・・」
まどか「世の中は厳しいね」
マミ「ええ、まったくそのとおりよ」
まどか「あ、そうだ!こんな願い事はどうかな」
まどか「世の中で女の子が友達と一緒に個室で用を足すのがマジョリティになりますように、って!」
マミ「あら、素敵じゃない!」
まどか「えへ、そうかなウェヒヒ」
マミ「ええ、とってもいい感じよ鹿目さん・・・じゃあ早速、その願いで・・・・」
ほむら「それには及ばないわ」スタッ
マミ「なっ・・・!?」
まどか「ふぇっ!?ほ、ほむら・・・ちゃん?」
ほむら「・・・・おかしいと思ってたわ」
ほむら「この時間軸で、インキュベーターが1体しか現れなかったこと」
ほむら「魔法少女の素質を持つ者が、みんな揃って他の魔法少女のおしっこの虜になっていること」
ほむら「そして巴マミ・・・・あなたが、ワルプルギスの夜の出現時期を正確に予言していること」
マミ「あら、それがどうかしたの?」
マミ「そんなくだらないことで、あなたは私の鹿目さんとの時間を邪魔しに来たのかしら?」ビキビキ
ほむら「ええ、くだらないわ。本当にくだらない」
ほむら「こんなくだらない茶番はさっさと終わりすべきだと思わないかしら」
ほむら「巴マミ・・・・・いえ、インキュベーター」
まどか「何言ってるのほむらちゃん!今すぐマミさんに謝って!」
マミ「くすっ・・・いいのよ、鹿目さん」
マミ「意外と早く見破られたわね、暁美ほむら」
ほむら「次々と肉体を取り換えられるあなたにとって、人間の体を乗っ取るのなんて簡単でしょう」
ほむら「ワルプルギスの件については迂闊だったわ」
ほむら「私の部屋から資料を持ち出したでしょう?」
マミ「君の部屋のセキュリティは普通の民家と変わらないからね。悪いけど勝手に見させてもらったよ」
マミ「まさか、君が別の時間軸を生きる人間だったなんて驚きだね!」
ほむら「だけど私が許せないのはそこじゃないわ」
ほむら「あなたはこの子を・・・」
ほむら「まどかを・・・インキュベー尿の虜にした!」
マミ「それに関しては弁解の余地はないね」
マミ「彼女たちにはちょっと実験台になってもらったわけだけど」
マミ「彼女たちはみんなこの尿の虜になった」
マミ「無理もないよ、グリーフシードから抽出したエキスみたいなものだから」
マミ「でも、魔法少女を新しく生み出す上ではあまり効果があったとはいえない」
マミ「正直、失敗だよ」
ほむら「そう、そんなくだらない実験のためにあなたはまどかを・・・」ジカンテイシッ
ほむら「悔い改めなさい」
カチッ ドッカァァァァン!!!
まどか「きゃぁぁぁぁっ!?マミさん!?マミさぁぁん!」
まどか「ひどい・・・・酷過ぎるよぉ・・・こんなのってないよ!」
ほむら「まどか。巴マミは、すでに巴マミではなかったわ」
まどか「だからって!こんな・・・こんな粉々に・・・!」
ほむら「諦めなさい。インキュベーターに乗っ取られた人間はもはや救う手だてがないの」
まどか「うわぁぁぁぁん・・・・」
ほむら「まどか・・・」
~1ヶ月後、ワルプルギス防衛戦
ドカーン!ズズゥゥゥン・・・・
ほむら(くっ!)
ほむら(既に佐倉杏子も、美樹さやかも倒れた)
ほむら(というより、お互いの尿の中毒で最初から戦力にならなかった)
ほむら(これ以上進まれたら避難所を襲われる!)
ほむら(あそこには・・・まどかが!)
ほむら「くっ・・・うあああああ!!!!」ズダダダダダダダ
ワルプル「キャハハハハハハアハハハア!!!」ズバーン
ほむら「ああっ!」ドサァッズザザザ
ワルプル「キャハハハハハハハハハハ!」ドカーンバリバリ
ほむら「そ、そんな・・・・」
ほむら「まどかぁーーーーーーーー!!!」
~避難所跡
ほむら「まどかぁ・・・まどかぁ・・・」
まどか「あ・・・・・ほむ・・ら・・・・・ちゃん」
ほむら「まどかぁ・・・しっかり!」
まどか「・・・・ほむら・・・ちゃん・・・マミ、さんを・・・ころ、し、たほむら・・・ちゃん」
ほむら「・・・・!」
まどか「ひど、いよ・・・・あのとき、マミ、さんは・・・わたしにおしっこを・・・」
ほむら「・・・・・・・・」
まどか「いち、ど、でいいから・・・・マミ、さんのおしっこ・・・げほ」
まどか「のん、で、みたかった・・・・・・・・」ガク
ほむら「・・・まどか?」
ほむら「まどかぁぁぁーーーーー!!」
私は、またまどかを守るのを失敗した。
おまけに、まどかをインキュベーターの尿の虜にされるという屈辱まで味わった。
ここまでひどい時間軸は初めてだった。
でも、私は負けない。
まどかと共に、ワルプルギスの夜を乗り越えるその日まで。
私は何度でも、繰り返す。
~Fin.
~おまけ
ほむら「まどか。今回は私が、あなたと一緒にトイレに入るわ」
まどか「ちょ、ちょっと!?何言ってるのほむらちゃん!」
まどか「は、恥ずかしいよぉ・・・」
ほむら「前はあんなに喜んで、巴マミとトイレで見せっこしてたくせに」
まどか「そ、そんなことしないよ・・・私、ほむらちゃんが何言ってるのかわかんない・・・」
ほむら「往生際が悪いわ。さ、早く脱ぎなさい」グイ
まどか「きゃあ!」
まどか「あっだめ、出ちゃう・・・」プシャァ
シャァァァ・・・
まどか「う、うぇぇ・・・ほむらちゃんの意地悪・・・」
ほむら「まどか・・・」ハァハァ
ほむら「ふふっ、便器の外にこんなにこぼしちゃって・・・悪い子」つぷ
まどか「ひぁっ!?ど、どこ触って・・・きゃん!」
ほむら「ここからおしっこ出ちゃったの?悪い子ねぇ・・・」クニクニ
まどか「だ、あっ・・・だめぇ、ほむりゃ、ちゃぁん・・・」びくっびくっ
ほむら「寝かさないわ、まどか・・・前回は、あんな屈辱を味わったんだもの」
ほむら「だから今回は、ちゃんと取り戻さなきゃ、ね」
おわり
元スレ
チョポポポポ・・・・ピチャン
マミ「ふぅ・・・」カラカラ
マミ「思ったよりいっぱい出ちゃったわ」ごしごし
マミ「よっと」
まどか「あ、待って!」
まどか「マミさんのに、私の混ぜたい・・・」
マミ「もぅ」
5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/07(火) 17:43:21.26 ID:zYYOycut0
まどか(うわぁ・・・見た目もレモンティーそのものだよ・・・)
まどか(控えめに浮いてる泡もかわいいなぁ・・・)
マミ「そんなにじっくり見ないの・・・流石に恥ずかしいわ」
まどか「あ、ごめんなさい」
まどか「それじゃ失礼しまーす」ヌギヌギ
まどか「ねぇマミさん・・・」
マミ「なぁに?鹿目さん」
まどか「出てるとこ、見ててほしいな」
6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/07(火) 17:47:59.93 ID:zYYOycut0
まどか「こうやって便座をあげて」カタッ
まどか「おしりを便器の上に突き出すようにして」くいっ
まどか「横からみててもらいたいな、なんて」
マミ「ええ、見てるわ」
まどか「いくよっ」シャァァァァァジョォォォォォ
マミ「すごい勢い・・・」
まどか「我慢してたもん」
8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/07(火) 17:52:47.32 ID:zYYOycut0
まどか「うわ、とまんない」ジョォォォォォォォ
マミ「うふふ、かわいいわ鹿目さん」
マミ(さっきからしぶきがぱんつにかかってるのは言わないでおこう)
マミ「それに、すっごくいい匂い・・・桃の天然水、ってとこかしら?」
まどか「そ、そうかな・・・」チョポポポ・・・・
まどか「ふう、やっとおわったぁ」カラカラ
マミ「あ、紙使うのちょっと待ってくれる?」
9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/07(火) 17:56:42.81 ID:zYYOycut0
まどか「えっ?」
マミ「拭いてあげるわ」スッ
まどか「あ、それ1個500円するティッシュじゃ・・・」
マミ「いいのよ。ほら、じっとしてなさい」ごしごし
まどか「きゃふっ!?ちょっとぉ、くすぐったいよぉ」
マミ「はいはい、いいこいいこ・・・はい、きれいになったわ」
まどか「ありがとー!」
マミ「くんかくんか」
マミ「やっぱり桃の天然水だわ・・・」
12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/07(火) 18:00:39.12 ID:zYYOycut0
まどか「混ざったぁ・・・」
マミ「混ざったわね」
まどか「私たちの、愛の結晶・・・・?」
マミ「大げさよ、おしっこくらいで」
マミ「さ、流すわよ」
まどか「あーん待って!写メ!写メ撮るから!」
マミ「もう、しょうがないなぁ」
15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/07(火) 18:06:27.28 ID:zYYOycut0
ジャァァァァゴボゴボ
まどか「あーあ、流しちゃったぁ・・・」
マミ「ほら、そんなに残念そうな顔しないの」
マミ「ところで鹿目さん、この後も時間は空いてるかしら?」
まどか「はい、マミさんのためですから」
マミ「じゃ、一緒に学生食堂に行きましょ!」
18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/07(火) 18:12:26.89 ID:zYYOycut0
ガチャ
まどか「あっ・・・」
ほむら「・・・・・・・・・・・・・」
マミ「あら、3年生用のトイレまで何の用かしら、暁美ほむらさん?」
ほむら「あなたとは、争いたくはなかったのだけれど」
ほむら「あなたの世界に、他の子を引きずり込むのは見過ごせないわ」
マミ「ふぅん・・・じゃあ、どうするっていうの?」
ほむら「鹿目まどか」
まどか「ひぅっ!?」
20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/07(火) 18:17:52.71 ID:zYYOycut0
ほむら「あなたは、自分の人生が尊いと思う?」
ほむら「家族や友達を大切にしてる?」
まどか「え、えっと・・」
まどか「今は、マミさんと行くトイレタイムが、大切、だよ・・・・」
ほむら「・・・・・!」ギリ
22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/07(火) 18:25:33.88 ID:zYYOycut0
ほむら「・・・・そう、」
ほむら「なら、そのまま溺れていなさい」
ほむら「束の間の幸福を、今の内にせいぜい味わっておくといいわ」カッ
ほむら「・・・・・・」カツカツカツ
まどか「はぁーっ、どうしちゃったのかなあの子・・・」
マミ「きっと転校してきたばかりで気が立ってるのよ」
マミ「どうも私のこともライバル視してるみたいだし、ね」
まどか「えー、なんで?」
マミ「さぁ?」ニコッ
29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/07(火) 18:35:37.38 ID:zYYOycut0
~学生食堂
まどか「あっ、さやかちゃんと仁美ちゃんだ!おーい」
さやか「あっまどか!それにマミさん!」
仁美「・・・・・・////」プイ
マミ「あら美樹さん・・・それに、そちらは?」
さやか「ん?ああ、そういや仁美はマミさん初めてだっけ。ほら仁美、自己紹介自己紹介」
仁美「わたくし、破廉恥なお方に名乗る名は持ち合わせておりませんの」プイ
34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/07(火) 18:49:50.39 ID:zYYOycut0
さやか「ちょ、ちょっと仁美!なんてこと言うんだよ!」
マミ「あらあら、あなたも私をライバル視する一人なのかしら?」
仁美「なッ・・・!!な、なんで貴女みたいな破廉恥な方をわたくしがライバル視しないといけませんの!?」
マミ「その反応が証拠みたいなものじゃない。隠れファンAさん」
仁美「変な言いがかりはおよしになって!」バン!
まどか「え、えっと・・・・」オロオロ
仁美「お手洗いに一緒に入ってみみみ、見せっこだなんて!破廉恥にもほどがありますわ!」
さやか「えっ仁美は仲のいい子とおしっこの見せっこしたことないの?」
仁美「」
37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/07(火) 19:01:21.17 ID:zYYOycut0
さやか「そうかそうか・・・うん、仁美はお嬢様だもんなぁ」
さやか「ねえまどか。どう?久しぶりにあたしとトイレ行かない?」
まどか「ううん、ごめんねさやかちゃん。さっき行ったばっかだからもう出ないよ・・・」
さやか「ちぇー残念。久々にまどかの天然水見たかったなぁ」
マミ「そんなこと言って・・・美樹さん最近よく見てるんでしょう?『リンゴジュース』・・・」
さやか「ぶはっ!?げほげほ」
さやか「マ、マミさん・・・なんでそれを・・・」
マミ「うふふふ」
まどか「えーなにそれー!さやかちゃん、私も聞きたーい!」
仁美(わたくしの日常が・・・・音を立てて崩れていきますわ・・・・)
40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/07(火) 19:12:59.30 ID:zYYOycut0
まどか「ねえねえ聞かせてよさやかちゃん!」
さやか「そ、そんなに目をキラキラさせなくても・・・」
さやか「もうしょうがないなぁまどかは・・・あいつと出会ったのは、ちょうど1週間前にことでさ・・・」
~回想
さやか「うわぁーやばいやばい!隣町のCD屋さんに来たはいいけど夢中になりすぎたぁ!」
さやか「早く帰らないと病院の面会時間終わっちゃうよ~」タッタッタッタッ
どんっ
さやか「おっと!す、すみませ・・・」
DQN1「ああ!?」
43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/07(火) 19:21:40.54 ID:zYYOycut0
DQN1「んだコラァ!?どこに目ぇつけて走ってんだ、あぁ!?」
さやか「ひぃっ・・・!」
DQN2「センパイセンパイ、こいつよーく見たら結構可愛いですよウヘヘヘ」
DQN3「先輩もこう見えて女にはやさしっからよー、お前の態度次第じゃすぐ許してくれっぜー?」
DQN1「おうおうおう!俺の腹のアザはどうしてくれんだよオイィ!?」
DQN2「こりゃアレしかねーっしょ、そこのホテルでちょいちょい舐めて治してもらわないとっスよね!」
DQN3「つうわけで来いや!」グイッ
さやか「ちょ、やめろよ!」バシィッ
DQN3「お・・・」
DQN3「おおおおおおなめやがってこンの糞アマァァァ!」ガシッ
さやか「きゃああああ!」
44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/07(火) 19:28:59.44 ID:zYYOycut0
ドカバキゴスッドッターン!
さやか「・・・・・・?」
???「ったく、見てらんねーんだよ」
DQN1-3「あ、がぁ・・・」ピクピク
???「全治3カ月ってとこか?病院で頭冷やしてこい」クルッ
???「っと、危なかったなぁ!これからはせいぜい気をつけろよ、この街はこういうバカ共も結構多いからさ」
???「それじゃな!」
さやか「ま、待って!せめて名前だけでも・・・」
???「あたしかい?佐倉杏子」
杏子「通りすがりの魔法少女だよ」
48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/07(火) 19:38:52.58 ID:zYYOycut0
さやか「お願い!なにかあたしにお礼させてよ!」
杏子「いいっていいって!当然のことをしたまd」グゥー
杏子「・・・・・///」
さやか「・・・・そこのマック、寄ってかない?」
杏子「いやぁー悪いなおごらせちまって」ガツガツムシャムシャゴクゴク
さやか「いいよそんなの。あんたはあたしの恩人なんだから」
杏子「おいおい、照れるじゃねーかそんなの・・・おっと、ちょっと失礼」
さやか「どうしたの?」
杏子「いや、ちょっとトイレ」
さやか「あ、あたしも行く!」ガタッ
50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/07(火) 19:48:33.97 ID:zYYOycut0
杏子「うおっ!?な、なんだよそんな・・・」
さやか「お願い聞いて!あたしね、あんたとはすっごく仲良くなれそうな、そんな予感がするんだ」
杏子「ちょっと・・・なんだよ急に・・・」
さやか「理由はわかんない・・・けど、あたしたち、なんか初めてあった気がしないんだ」
杏子「・・・あんたもか。実はあたしも、なんとなく」
さやか「・・・!これはもう、決まりじゃない?」
さやか「今日はあたしたちの運命の再会記念日なのだー!」
さやか「…だからね」
さやか「あたしは、あんたとおしっこの見せっこが、したいな」
52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/07(火) 19:55:06.16 ID:zYYOycut0
杏子「ちょ、ちょっと待ってくれ!」
杏子「あたしが、あんたとどこかで会ったことがある気がするのは本当だ」
杏子「で、でもあたしら今日が初対面みたいなもんだよ?」
杏子「そ、それなのにいきなり・・・そんな///」
さやか「大丈夫よ!あたしはもう、あんたと仲良くなれたつもりでいる」
さやか「それをちょっと、体で確かめてみたいだけよ」
杏子「ついてけねえよ・・・」
53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/07(火) 20:00:38.11 ID:zYYOycut0
さやか「そ、そんなぁ・・・」ブワッ
杏子「ちょ、ちょっと!泣くな馬鹿!」
杏子「・・・ちっ。一回だけだかんな!」
さやか「・・・ほんと!?」パァァ
杏子「・・・うぜー・・・」
バタン、ガチャ
杏子「そ、そんなに見るなよ・・・」
さやか「えーいいじゃん減るもんじゃないし」
杏子「急に態度変わりすぎだろ・・・っと漏れる漏れる」スルスル
55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/07(火) 20:08:13.82 ID:zYYOycut0
さやか「あ、ぱんつに染みが・・・」
杏子「~////うううううるさい!そういうモンは気づいても口に出すなぁ!」
さやか「くまさんぱんつかぁ・・・えへ、かわいいじゃん」
杏子「だからいちいち口に出すなって!見せてやんねーぞ!」
さやか「ごめんごめん!お詫びにあたしも脱ぐから!」
杏子「お詫びになってねーよ・・・ってもう脱いでるし」
さやか「うーん、せっかくだしなぁ・・・杏子、同時におしっこしてみようよ」
さやか「あたしも、もう漏れそうだし」
杏子「な、何言って・・・」
57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/07(火) 20:12:49.67 ID:zYYOycut0
さやか「えーい隙ありぃ!」だきっ
杏子「うわっ抱きつくな!ってさっきのでちょっと、漏れ、あ、あ、あ・・・」ショォォォ
さやか「あっあたしも・・・んっ・・・」ショオオオオオ
さやか「えへ・・・便器の中でおしっこがクロスしてる」
さやか(甘酸っぱい香り・・・これが杏子の匂いかぁ・・・)
杏子(こいつのおしっこ・・・なんかクールミントの香りがする・・・)
58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/07(火) 20:15:16.60 ID:zYYOycut0
~回想終わり
さやか「ってなことがあってね」
まどか「うわぁ・・・初対面でいきなり抱き合って決めちゃうなんて・・・さやかちゃん大胆・・・」
マミ「ふふっ、その思い出話だけでご飯3杯はいけそうよ。ありがとう美樹さん」
仁美「こんなのおかしいですわこんなのオカシイデスワコンナノオカシイデスワ・・・」ブツブツ
82: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/07(火) 21:38:34.26 ID:zYYOycut0
マミ「さてと、思いがけず美樹さんたちに出会っちゃって忘れてたけど、本題に入らせてもらうわ」
さやか「おっ、例の裏稼業ネタ・・・・?」クフフ
まどか「さやかちゃん!」
さやか「ああ、悪い悪いまどか・・・でもあたしには、そのキュウべえとやらは見えないんだよ?」
さやか「例の杏子も、自称魔法少女とかって言ってたから初めて聞いたときはああ、痛い子なんだなーって思ったけどさ」
マミ「でもキュウべえは確実に存在するし、現に私もあの子の力で魔法少女になった」
マミ「大事なことだから美樹さんも聞いてて」
マミ「・・・この町中の人たちのピンチなの」
85: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/07(火) 21:52:34.03 ID:zYYOycut0
マミ「今から約1ヶ月後のことよ」
マミ「この街に、それはそれは強い魔女がやってくるわ」
マミ「彼女の名はワルプルギスの夜」
マミ「この街の全てを灰燼に帰す、異界より遣わされたの災厄の化身・・・」
まどか「ちょ、ちょっとマミさん!仁美ちゃんもいるんだよ!?」
マミ「全然聞いてないから大丈夫よ」
仁美「こんなのおかしいですわおしっこなんておしっこなんておしっこなんて・・・」
さやか「おーい、かえってこーい」
88: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/07(火) 22:06:03.24 ID:zYYOycut0
さやか「けどそんな話を聞いてもさ、あたしは魔女にあったこともないし、魔法少女の変身も見たことない」
さやか「にわかには信じがたいんだよね、悪いけど」
マミ「信じる信じないはあなたの自由よ、美樹さん」
マミ「でもキュウべえが言うには、あなたは誰よりも、癒しの素質を備えた魔法少女になれる」
マミ「キュウべえは何度もあなたに接触を試みているんだけれど、なぜかあなたには彼が見えないのよね」
さやか「そう言われても・・・見えないもんは見えないし・・・」
まどか「私も早く会ってみたいな、そのキュウべえって子に」
マミ「どうしてかしらね・・・私があなたたちに会うときにはいつもあの子、姿が見えないの」
90: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/07(火) 22:13:19.41 ID:zYYOycut0
さやか(この人は、どこまで本気なんだろう・・・・)
さやか(噂で重度の痛い人だって聞いてたし、実際この話も痛いなんてどころじゃないけど・・・)
さやか(でも、あの杏子も自分を魔法少女だって言ってたし)
さやか(あたしたちくらいの年じゃ、めずらしくない妄想なのかな?)
まどか「マミさん、そのワルプルギスの夜?が来ることはなんでわかったんですか?」
さやか(まどかはノリノリみたいだけど・・・本心はどうなのかな)
93: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/07(火) 22:22:49.53 ID:zYYOycut0
さやか「結局、マミさんの妄想話はあれから1時間近く続いたのでした、っと」
さやか「あっ、あれは・・・杏子ー!」
杏子「さやか!」タッタッタッタッ
さやか「あはは、わが愛しの林檎ジュースよ!こんなとこでどうしたのさ?」
杏子「やめろよその呼び名・・・」
さやか「あははっ!悪い悪い!で、なんで見滝原まで来たの?」
杏子「ちょっと調べ物にね」
さやか「へぇ・・・杏子が調べ物ねぇ・・・もしかしてワルプルがなんとかって」
杏子「!?おい!それ誰から聞いた!?」
さやか「へっ?」
96: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/07(火) 22:36:33.94 ID:zYYOycut0
さやか「だ、だれってうちの学校の先輩がね、そんな話を・・・」
杏子「・・・チッ。巴マミか」
さやか「えっ・・・あんた、マミさんを知ってるの!?」
杏子「ああ、知ってるさ。くそ、よりにもよってさやかを巻き込もうとするなんて!」
さやか「どういうことよ・・・もしかして、マミさんの話は全部本当だっていうの?」
杏子「その通りさ。でもこれは、あたしら魔法少女だけで対処しなきゃならない問題だ」
杏子「あいつは普通の女の子を、魔法少女に仕立て上げようとしてる」
杏子「ふざけんなよ!こんな運命をたどるのは、あたしらだけで十分なのに!」
101: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/07(火) 22:46:12.78 ID:zYYOycut0
さやか「ど、どういうことなの・・・・?」
杏子「いいかさやか」
さやか「な・・・なに」
杏子「おまえは、もう巴マミにかかわるな」
杏子「いや、違うな。魔法少女というものと、さやかは関わるべきじゃない」
杏子「もちろん、あたしも含めてだ」
さやか「・・・・・!!」
杏子「でないと、さやかは・・・」
さやか「やだよ!」
102: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/07(火) 22:49:41.27 ID:zYYOycut0
さやか「やだ!絶対やだ!ワルプルだか何だか知らないけど、杏子と会えないとか絶対やだ!」
さやか「やだ、やだよ・・・なんでそんなこと言うのよ杏子ぉ・・・」
さやか「もう杏子のおしっこ姿が見れないなんて、そんなの・・・あたし・・・」ポロポロ
杏子「さやか・・・」
ポン
杏子「とりあえずトイレ…いこっか」
108: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/07(火) 23:01:55.12 ID:zYYOycut0
さやか「そんなわけで近くのショッピングモールの中にある公衆トイレまでやってきたのだ」
杏子「なんだよそれ・・・ムードぶち壊しじゃん」
さやか「せめて冗談くらい言わせてよ」
さやか「もう・・・会うこともなくなっちゃうかも・・・しれないんだよ?」
杏子「ああもう!あたしの前でベソかくの反則!」
さやか「杏子ぉ・・・・」
杏子「・・・・・」
バタン、カチャ
109: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/07(火) 23:08:34.94 ID:zYYOycut0
杏子「ふぅ・・・さて、さやか」
さやか「なに・・・?」
杏子「あたしは今日、起きてから一度もトイレに行ってない」
さやか「・・・!それって・・・」
杏子「そう、小細工抜き、純粋なあたしのおしっこだ」
杏子「これを・・・その・・・・///」
さやか「」ドキッ
杏子「さやかに、飲んでほしい」
杏子「あたしの一部がさやかの一部になるんだ」
杏子「もし離れ離れになっても、あたしたちはこれで一つだ」
さやか「・・・・・・!」
116: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/07(火) 23:18:30.71 ID:zYYOycut0
杏子「・・・・///」スルスル
さやか(杏子が下を脱ぐのを見るのは、初めてじゃない)
さやか(でも・・・・でも!)
さやか(今日はいつもと違う・・・・特別な日)
さやか(ああ・・・あたしがワルプルなんとかの話題を出したばっかりに・・・・)
さやか(でもそのおかげであたしは・・・・)
さやか(杏子とひとつになれるのね!)
杏子「さやか・・・そこにしゃがんでくれる?」
118: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/07(火) 23:26:33.70 ID:zYYOycut0
さやか「うん・・・」
さやか(うわぁぁ・・・杏子の大事なとこ、こんな近くで初めて見たよぉ・・・・)
さやか(まだ全然毛が生えたりしてなくて)
さやか(かすかにいつもの、甘酸っぱい匂いが漂って・・・・)
さやか「ああ・・・ゾクゾクするわぁ・・・」
杏子「お前、口から思ってることダダ漏れだぞ」
123: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/07(火) 23:30:21.09 ID:zYYOycut0
さやか「ねえ杏子・・・・」
杏子「なんだよ」
さやか「直飲み・・・してもいい?」
杏子「・・・・ッ!?・・・・好きにしろよ」
さやか「じゃあ遠慮なく・・・・ちゅっ」
杏子「ひゃぁっ!?」ビクッ!
さやか(かわいい・・・)
125: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/07(火) 23:35:52.48 ID:zYYOycut0
さやか(ごめん杏子・・・ちょっといたずらさせて)チュプッペロッ
杏子「ちょっ!?いっ・・・ひゃぁぁっ!」ビクンビクン
さやか「かわいい・・・それに美味しいよ杏子・・・・」チュパッ、チュプチュプ
杏子「ちょ、ちょっとぉぉ・・・ひぁっ!」
杏子「い、いい加減に・・・ッ!!」
杏子「あ、ああっ・・・」ビクビク
杏子「だめぇっ!も、漏らしちゃ、ああああ」プシャァァァビクンッビクンッ
さやか「・・・!ごくごくごくじゅるじゅる」
126: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/07(火) 23:40:42.93 ID:zYYOycut0
さやか(・・・・相変わらずよね、杏子)ゴクゴク
さやか(すごく、濃厚な林檎ジュース・・・・)ゴクゴク
さやか(まどかのとはまた違った、極上のフルーティーおしっこ・・・・)プハァ
杏子「ひあぁ・・・だめ、だめぇ・・・・・」ビクビクピュッピュッ
さやか「あ、もったいない!」ペロペロ
杏子「ゆ、床にこぼれたの舐めるなばかぁ・・・・」ビクン
さやか「・・・あんたのを、一滴も無駄にはしたくない」
さやか「だって、だって」
さやか「あんなひどいこと言うからぁ・・・」ジワァ
141: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/08(水) 00:20:33.19 ID:+AqFzqHU0
杏子「さやか・・・・」
さやか「だから、だからぁ・・・・一滴だって残しちゃったらそれで」
さやか「あたしの中の杏子が不完全になっちゃう気がして・・・だから」
杏子「さやか!」ギュッ
杏子「ごめん、ごめんなさやかぁ・・・」
さやか「杏子ぉ・・・・」
さやか「キスして、杏子」
杏子「んっ・・・・」
チュッ
146: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/08(水) 00:31:54.04 ID:+AqFzqHU0
~一方その頃
ほむら「・・・・おかしい」
ほむら「最初に一体を潰して以来、インキュベーターが現れない」
ほむら「まどかのことは諦めたのか、それとも・・・・」
ほむら「まあいいわ、インキュベーターが現れない以上、当面の課題は巴マミ」
ほむら「彼女の勧誘活動を止めなければ・・・」
ほむら「できればまどかがワルプルギスのことを知る前にかたをつけたかったのだけれど・・・」
147: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/08(水) 00:35:57.15 ID:+AqFzqHU0
ほむら「それにしても巴マミ」
ほむら「まどかとトイレを共にするところまで仲を深めているだなんて・・・」
ほむら「本来ならその役目は・・・」
ほむら「まどかと一緒に、トイレに入っているべきなのは・・・!」ギリリ
ほむら「いえ、やめましょう」
ほむら「私は、私にできる精いっぱいのことをするまでだわ」
153: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/08(水) 00:59:35.24 ID:+AqFzqHU0
~マミ部屋
マミ「大したものも出せなくてごめんなさいね・・・」
まどか「いえいえ、そんな!このケーキ、すっごく美味しいです!」
マミ「そう、よかった」カチャ
マミ「それでね、今日学食じゃ言えなかったことなんだけど」
マミ「鹿目さん、あなたも魔法少女になってみる気、ないかしら」
まどか「うーん、それは正直、ちょっと怖い、かな」
まどか「それと、キュウべえって子が言ってたことって本当なんですか?」
まどか「私がもし魔法少女になったら、他の誰よりも強い魔法少女になれるって・・・」
155: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/08(水) 01:06:37.86 ID:+AqFzqHU0
マミ「ええ、本当よ。あの子は決して嘘はつかないから」
マミ「そして、本当にどんな願い事をしても叶えてくれるの」
マミ「鹿目さん、もしあなたに魔女と戦う宿命を負ってでも叶えたい願いがあるって言うなら」
マミ「私としては、こんなに心強いことはないわ」
マミ「一ヶ月後に訪れるワルプルギスの夜には、私は決して一人じゃ勝てない」
マミ「お願い鹿目さん」
マミ「私は、あなただけが頼りなのよ」
まどか「マミさん・・・」
156: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/08(水) 01:13:09.82 ID:+AqFzqHU0
マミ「あ、私としたことが・・・ごめんなさい」
まどか「ううん、いいんです。私、そこまで人から頼りにされたことって今まで無くて・・・」
まどか「もし私なんかが、最強の魔法少女になって、」
まどか「最悪の魔女から私の大切な人たちを、」
まどか「この街のみんなを守れるようになったら、それはとっても嬉しいなって」
まどか「そう思うんです」
まどか「でも、やっぱり不安もあります」
まどか「願い事ってったって、私、魔法少女になれたら、それだけで願い事は叶っちゃうようなものだから」
マミ「ふふ、優しいね、鹿目さんは」
161: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/08(水) 01:28:46.24 ID:+AqFzqHU0
マミ「でも、やっぱり願い事ははっきりさせといたほうが後悔がなくていいと思うわよ」
マミ「ああ、紅茶を飲み過ぎたわ。ちょっとトイレ行ってくるわね」
マミ「鹿目さんも一緒に来る?」
まどか「はい、もちろん!」
マミ「私の家だから、扉を閉める必要がないのがいいわね」
まどか「開放的で素敵、かな」ティヒヒ
マミ「世の中のすべてのトイレが、こんな感じならいいんだけど・・・」
163: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/08(水) 01:34:14.43 ID:+AqFzqHU0
まどか「世の中は厳しいね」
マミ「ええ、まったくそのとおりよ」
まどか「あ、そうだ!こんな願い事はどうかな」
まどか「世の中で女の子が友達と一緒に個室で用を足すのがマジョリティになりますように、って!」
マミ「あら、素敵じゃない!」
まどか「えへ、そうかなウェヒヒ」
マミ「ええ、とってもいい感じよ鹿目さん・・・じゃあ早速、その願いで・・・・」
ほむら「それには及ばないわ」スタッ
164: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/08(水) 01:45:27.04 ID:+AqFzqHU0
マミ「なっ・・・!?」
まどか「ふぇっ!?ほ、ほむら・・・ちゃん?」
ほむら「・・・・おかしいと思ってたわ」
ほむら「この時間軸で、インキュベーターが1体しか現れなかったこと」
ほむら「魔法少女の素質を持つ者が、みんな揃って他の魔法少女のおしっこの虜になっていること」
ほむら「そして巴マミ・・・・あなたが、ワルプルギスの夜の出現時期を正確に予言していること」
マミ「あら、それがどうかしたの?」
マミ「そんなくだらないことで、あなたは私の鹿目さんとの時間を邪魔しに来たのかしら?」ビキビキ
168: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/08(水) 01:57:14.76 ID:+AqFzqHU0
ほむら「ええ、くだらないわ。本当にくだらない」
ほむら「こんなくだらない茶番はさっさと終わりすべきだと思わないかしら」
ほむら「巴マミ・・・・・いえ、インキュベーター」
まどか「何言ってるのほむらちゃん!今すぐマミさんに謝って!」
マミ「くすっ・・・いいのよ、鹿目さん」
マミ「意外と早く見破られたわね、暁美ほむら」
ほむら「次々と肉体を取り換えられるあなたにとって、人間の体を乗っ取るのなんて簡単でしょう」
ほむら「ワルプルギスの件については迂闊だったわ」
ほむら「私の部屋から資料を持ち出したでしょう?」
169: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/08(水) 02:02:15.83 ID:+AqFzqHU0
マミ「君の部屋のセキュリティは普通の民家と変わらないからね。悪いけど勝手に見させてもらったよ」
マミ「まさか、君が別の時間軸を生きる人間だったなんて驚きだね!」
ほむら「だけど私が許せないのはそこじゃないわ」
ほむら「あなたはこの子を・・・」
ほむら「まどかを・・・インキュベー尿の虜にした!」
172: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/08(水) 02:11:10.29 ID:+AqFzqHU0
マミ「それに関しては弁解の余地はないね」
マミ「彼女たちにはちょっと実験台になってもらったわけだけど」
マミ「彼女たちはみんなこの尿の虜になった」
マミ「無理もないよ、グリーフシードから抽出したエキスみたいなものだから」
マミ「でも、魔法少女を新しく生み出す上ではあまり効果があったとはいえない」
マミ「正直、失敗だよ」
ほむら「そう、そんなくだらない実験のためにあなたはまどかを・・・」ジカンテイシッ
ほむら「悔い改めなさい」
カチッ ドッカァァァァン!!!
175: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/08(水) 02:22:21.28 ID:+AqFzqHU0
まどか「きゃぁぁぁぁっ!?マミさん!?マミさぁぁん!」
まどか「ひどい・・・・酷過ぎるよぉ・・・こんなのってないよ!」
ほむら「まどか。巴マミは、すでに巴マミではなかったわ」
まどか「だからって!こんな・・・こんな粉々に・・・!」
ほむら「諦めなさい。インキュベーターに乗っ取られた人間はもはや救う手だてがないの」
まどか「うわぁぁぁぁん・・・・」
ほむら「まどか・・・」
178: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/08(水) 02:30:31.91 ID:+AqFzqHU0
~1ヶ月後、ワルプルギス防衛戦
ドカーン!ズズゥゥゥン・・・・
ほむら(くっ!)
ほむら(既に佐倉杏子も、美樹さやかも倒れた)
ほむら(というより、お互いの尿の中毒で最初から戦力にならなかった)
ほむら(これ以上進まれたら避難所を襲われる!)
ほむら(あそこには・・・まどかが!)
ほむら「くっ・・・うあああああ!!!!」ズダダダダダダダ
180: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/08(水) 02:35:28.16 ID:+AqFzqHU0
ワルプル「キャハハハハハハアハハハア!!!」ズバーン
ほむら「ああっ!」ドサァッズザザザ
ワルプル「キャハハハハハハハハハハ!」ドカーンバリバリ
ほむら「そ、そんな・・・・」
ほむら「まどかぁーーーーーーーー!!!」
~避難所跡
ほむら「まどかぁ・・・まどかぁ・・・」
まどか「あ・・・・・ほむ・・ら・・・・・ちゃん」
183: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/08(水) 02:41:02.78 ID:+AqFzqHU0
ほむら「まどかぁ・・・しっかり!」
まどか「・・・・ほむら・・・ちゃん・・・マミ、さんを・・・ころ、し、たほむら・・・ちゃん」
ほむら「・・・・!」
まどか「ひど、いよ・・・・あのとき、マミ、さんは・・・わたしにおしっこを・・・」
ほむら「・・・・・・・・」
まどか「いち、ど、でいいから・・・・マミ、さんのおしっこ・・・げほ」
まどか「のん、で、みたかった・・・・・・・・」ガク
ほむら「・・・まどか?」
ほむら「まどかぁぁぁーーーーー!!」
185: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/08(水) 02:44:47.58 ID:+AqFzqHU0
私は、またまどかを守るのを失敗した。
おまけに、まどかをインキュベーターの尿の虜にされるという屈辱まで味わった。
ここまでひどい時間軸は初めてだった。
でも、私は負けない。
まどかと共に、ワルプルギスの夜を乗り越えるその日まで。
私は何度でも、繰り返す。
~Fin.
188: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/08(水) 02:58:35.54 ID:+AqFzqHU0
~おまけ
ほむら「まどか。今回は私が、あなたと一緒にトイレに入るわ」
まどか「ちょ、ちょっと!?何言ってるのほむらちゃん!」
まどか「は、恥ずかしいよぉ・・・」
ほむら「前はあんなに喜んで、巴マミとトイレで見せっこしてたくせに」
まどか「そ、そんなことしないよ・・・私、ほむらちゃんが何言ってるのかわかんない・・・」
ほむら「往生際が悪いわ。さ、早く脱ぎなさい」グイ
まどか「きゃあ!」
まどか「あっだめ、出ちゃう・・・」プシャァ
189: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/08(水) 03:04:14.58 ID:+AqFzqHU0
シャァァァ・・・
まどか「う、うぇぇ・・・ほむらちゃんの意地悪・・・」
ほむら「まどか・・・」ハァハァ
ほむら「ふふっ、便器の外にこんなにこぼしちゃって・・・悪い子」つぷ
まどか「ひぁっ!?ど、どこ触って・・・きゃん!」
ほむら「ここからおしっこ出ちゃったの?悪い子ねぇ・・・」クニクニ
まどか「だ、あっ・・・だめぇ、ほむりゃ、ちゃぁん・・・」びくっびくっ
ほむら「寝かさないわ、まどか・・・前回は、あんな屈辱を味わったんだもの」
ほむら「だから今回は、ちゃんと取り戻さなきゃ、ね」
おわり
まどか「一緒にトイレいこ?」マミ「うん、いいわよ」