1: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/01/02(土) 15:39:20.88 ID:zs0W1Hyq.net
海未母「海未さん、ちょっといいですか?」ガチャ
海未「お母様、どうかしましたか?」
海未母「実は明日、親戚が急な用事があってお父さんと一緒に家を空けなければならないのですが…」
海未母「海未さんは明日学校ですし、連れて行くのもどうかと思うのですが…明日一日、留守番を任されてくれませんか?」
海未「ええ、構いませんよ。どのくらいで帰ってきますか?」
海未母「明日の夜は少なくとも帰れないと思います、深夜か、明後日の朝になるでしょうか」
海未「わかりました、気をつけて行ってきてくださいね」
2: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/01/02(土) 15:40:06.81 ID:zs0W1Hyq.net
海未母「お金は置いておきますから、昼食と夕食はそれで食べるか、自分で作ってくださいね」
海未母「それと、毎日の鍛錬も怠らないように」
ー明朝ー
海未「それでは行ってらっしゃいませ、お母様、お父様」
海未母「海未さんも、お気をつけて…」
ブロロロロロ…
海未「…さて、私も学校へ行かなくては」
海未「おはようございま~~す!」ガチャ
クラス「!?」
海未「さぁ練習を始めましょう!!よろしくお願いしま~~~すぅ!」
8人「!?」
凛「希ちゃ~~~~ん!!こっちこっち~~~!!」スタタタタ
希「あーもう凛ちゃん速いやん!ちょっと待って~~!」スタタタタ
凛「待たないよー!あはh……わぷっ!?」ドンッ
凛「い、いたた…ごめんなs…う、うみちゃん!?」
海未「凛…練習中に走り回るとは一体どういうことですか…」ゴゴゴ
凛「ひっ」
希「う、海未ちゃん!これ凛ちゃんだけのせいやないから!ウチも悪いから凛ちゃんだけ怒るのは………」
海未「元気があってとてもよろしいことです、ですが他のメンバーの邪魔になるかもしれないのできちんと配慮して遊びましょうね」ニコニコ
のぞりん「……えぇ……」ドンビキ
絵里「なんか海未の様子、今日おかしくない?」
ことり「やっぱり絵里ちゃんもそう思う?なんか変に気分が高まってるっていうか…」
絵里「なんでかしらね、今日が金曜日だからかしら」
ことり「それは…どうかなぁ、確かにテンションはあがると思うけど、海未ちゃんがあそこまで上がるかなあ」
絵里「ちなみに私、金曜日は家ではあんな感じよ」
ことり「えっ」
絵里「亜里沙に構い過ぎて面倒がられて最近金曜日は雪穂ちゃんの家にお泊りに行ってるわ」シュン
ことり「それは…ファイトだよっ…だね…」
海未「ただいま帰りました~!!」ガチャ
海未「はっ!?」
海未(私ったら誰もいないのに何を言ってるのでしょう、しかも無駄にテンション高く…)
海未(思えば今日一日ちょっと高揚してたと思います、態度に出ていたかどうかは覚えていませんが…)
海未(やっぱりこれ、広い家に一人でいるということからきているのでしょうか)
海未(思えば、一人で一日中留守番をするだなんて初めてのことかもしれません)
海未(10年くらい前は、母と父がたまに夕方くらいから出掛けて夜は家を空けるなんてことがありましたが…)
海未(最近は全くないですし、当時もまだ姉が家にいましたから一人というわけではありませんでした)
海未(…それにしても、これから寝るまで自由に時間が使えるとは…大人になった気分です!)ワクワク
海未(ご飯はいつ食べましょうか?お風呂にはいつ入りましょうか?いつ寝ましょうか?)ウキウキ
海未(ん?…お風呂?)
海未「…そうです」
海未「銭湯へいきましょう!」
ー スーパー銭湯 ー
海未「着きました!」
海未(銭湯といってもスーパー銭湯なのですが…まあ今日は穂乃果やことりもいませんしね、一人で銭湯へ行っても特に面白味もないものです)
海未(早速入りましょう)
海未(ああ、どうしてこうもスーパー銭湯〔以下銭湯〕のロビーはワクワクするのでしょう)
海未(たくさんの自販機、古いバージョンの太鼓のゲームや変な景品のクレーンゲーム、散髪屋、そして飲食物の販売)
海未(ああ、美味しそうな匂いがどこからか…いけません、これでは銭湯の思う壺です…♥ )ウットリ
海未(ですが私、抜かりはありません。銭湯に長くが入っていることも想定して軽く食べてきました、のぼせるのを防ぐためでもあります)
海未(軽くでいいんです、あとでいくらでも食べることはできます、何故なら私、自由に時間が使えますので)ワクワク
海未(設置されているテレビの内容は気になりますが、お風呂へ入りましょう)
ー脱衣所ー
海未(315…315…あっ使われてます…)シュン
海未(もういいですよ252で…)ガチャ
海未(あ、椅子が空いてます、座りましょう)
海未(けれど、意外と人は少ないのですね、週末の夜はもっと多い印象を持っていたのですが…)
海未(おばあさま、おばさまが大体、子連れのお母様方がちらほらといったところでしょうか)
海未(……おや?)
「………」ガチャ
海未(きれいな金髪…外国人でしょうか)
海未(タトゥーを禁止しているスーパー銭湯にはタトゥーの文化のある外国人はそれほどこないのですが…珍しいですね)
海未(脱ぐのが早いですね…真っ白な肌、むしろ入れ墨を入れる方が失礼なくらいです)マジマジ
海未(というか若い方でしょうか、ますます珍しい…)ジロジロ
海未(ブラとパンツだけになってしまいましたね)マジマジ
海未(背中しか見えていませんが、すごくスタイルがいい人なのでしょうね、くびれもありますし、胸も…おそらく)ジーッ
「………」プチッ
海未(あっブラを外しました、ブラのサイズは…少なくとも私よりは大きそうです)ジロジロ
「………………」クルッ
海未(あっ、こっちを向きました、大きな胸、きれいな水色の瞳…)
海未(ん?みずいろ…?というかこっちに近づいて……)
「…ちょっと」ドン
海未「ひっ!?」
海未(その人に突然、いわゆる"かべどん"をされました)
「…人の着替えをいつまでジロジロ見ているのよ、いくら女の子同士でもそれはないんじゃない?海未」
海未(聞き覚えのある声に海未と呼ばれ顔を見ようと思いましたが、座った状態で"かべどん"をされているので上を見ようとしても綺麗な胸しか見ることはできません)
海未「え、絵里ですか…!?」
絵里「そうよ、絢瀬絵里よ」
海未(絵里はそういうと私から離れ、私から顔が見えるように立ちました)
海未「どうしてここに…?」
絵里「どうしての前に謝ることあるでしょう?人のこといつまでもジロジロ見て、こういう視線に女の子は敏感なの、あなただってわかるでしょう?」
海未「す、すみません…とても綺麗な体でしたものですから…つい見惚れてしまって…」シュン
絵里「っっっ///」
絵里「…あなた結構詐欺師に向いてるとか言われない?」
海未「いえ全然、というかなんですかそれ、失礼ですよ」
絵里(私がチョロいだけなのかしら…まさかね)
絵里「人の着替え凝視する人に言われたくないわ」
海未「はい…」シュン
絵里「…まあ、私でよかったわ、変な人に絡まれてたらあなた今頃命はなかったわよ」
海未「はい…」ショボーン
絵里「それに…海未ちゃんになら言ってくれれば私の全部を見せてあげるのにな…♥ 」ボソボソ
海未「ひっ♥ え、絵里~~~」
絵里「ふふっ冗談よ(二割くらい)海未もその格好のままでいないで、早く脱ぎなさい、お風呂入りに来たんでしょう?」
海未「はっ!?そ、そうです!なにか目的を忘れかけていました!」
絵里「じゃあ、先入ってるから、よかったら一緒に回りましょう」
カポー……オオォォォン
海未(でもなんか…絵里がいるとわかると途端に裸でいることが恥ずかしくなってきました…)モジモジ
海未(ん…?どうして絵里といると恥ずかしく感じてしまうのでしょうか…互いによく知っているから?でも穂乃果やことりとはなにも感じませんし…まあいいでしょう)
海未「…お待たせしました、絵里」
絵里「来たわね海未、それじゃ最初はどこに入りましょうか」
海未「やはり最初は大浴場でしょうか、体を温めましょう」
絵里「そうね、色々話せるし、いきましょう」
チャプン…
海未「あ、絵里もなんですね」
絵里「なにが?」
海未「最初は縁の上に腰を下ろして足だけお湯につけるのがですよ」
絵里「ああ、これね、確かにやるわね、どうも最初に全身浸かるのは抵抗があってね、どんなにぬるくても最初はこうしちゃうわ」
海未「わかります、そしてだんだん足場に腰を下ろして、最終的に全身浸かるんですよね」キラキラ
絵里「そうそう、でも人といるときは大体おしゃべりするからこの段階か足場に座ることがほとんどなのよね」
海未「すごくわかります、穂乃果やことりと来た時なんかはみんな上がったり下がったりして落ち着きがないです」キャッキャッ
絵里「私も亜里沙と来た時はそんな感じだわ」
海未「ああ、それですよ、亜里沙。彼女は来ていないのですか?」
絵里「あぁ…亜里沙ね…まあ、私が今日銭湯に来た理由でもあるのだけど…」
絵里「亜里沙、最近毎週金曜日に雪穂ちゃんのお家に泊まるようになってね…それで家に帰っても一人だからなにかしないと気が済まないのよ…」シュン
絵里「もう最近は穂乃果とも仲がいいみたいだし…もう高坂家の子になっちゃったのかしら…」グスン
海未「そ、それは…大変でしたね…?」
絵里「でも!今日初めて銭湯に来てみたらビックリだわ!覗きがいると思って振り向いたらまさか海未がいたんだもの!これってもう運命よね!?」キラキラ
海未「覗きなんて人聞き悪い言葉を使わないでください…まあ私も今日突然思い立ったことですからすごい偶然ではありますが…」
絵里「あーもう、亜里沙が高坂家に取られちゃったし、海未が私の妹になって~!ねえ海未ちゃん~!」ダキッ
海未「ちょ、裸のままで抱きつかないでください!」
絵里「ねえ海未ちゃん私のことお姉ちゃんって呼んでよ、ねえ~」ムニュムニュ
海未「ちょっ、ちょっと絵里ーー!」
絵里「ごめんなさい、取り乱したわ」キリッ
海未「本当ですよ…亜里沙のことになるとこうなんですから…」
海未「さっ、そろそろ場所を変えませんか?」
絵里「そうね、どこに行きましょうか」
海未「うーん、そうですね…少し早いですがサウナにでも…」
絵里「ええ、いいわよ。行きましょう」
ムーーーーーーン
絵里「あっつ…」
海未「ですね…ですが、サウナルーム自体広い上に、中にいる人もおばあさまが2人…長い間入れそうです」
絵里「そうね、それじゃあ(あまり見られない)上の方に行きましょ」
海未「上の方だと暑くないですか?」
絵里「だ、大丈夫よ!もともと長く入らないつもりだし…」
海未「はあ…」
絵里「あ、ここのサウナ、テレビ付いてるのね」
海未「ですね、チャンネルは変えられないようですが…まあ私たち以外も見ていますしね」
ー3分後ー
絵里(互いに口数が少なくなってきたわ…おばあちゃんも一人出て行って、私たちを含めるとここには3人)
絵里(そしてもう一人の残ったおばあちゃんもテレビに夢中になっている…)
絵里(海未は…)チラッ
海未「…………」ポタッ…ポタッ…
絵里(汗をポタポタと流しながら下を向いて…なにか考えてるのかしら)
絵里(ああ、でも…海未がいつもダンスの練習とか部活では流さない汗…)
絵里「………」ゴクリ
絵里(……どこがいいかしら、腋、おへそ、太もも…?いや、怒られた時の海未のおこレベルも考えて…)スッ
絵里「……ぺろっ」
海未「ひっ…!?♥ 」ビクッ
絵里(ああ…なんか…不思議な感じ…幸せ?っていうか…トリップしちゃいそう…♥ )ポケー
海未「な、なにやってるんですかぁ!」ペ……ドンッ
絵里(あ、いま頰叩きかけて突き飛ばすに配慮してくれたのね、やさしい…ちょっととぼけて見ましょう)
絵里「え?なんのことよ」
海未「今、舐めましたよね!?私の首すじを!!」
絵里「天井の水滴が落ちてきたんじゃないの?私がいくら海未のこと好きだって、さすがにそんな変態的な嗜好は持ち合わせていないわぁ」
海未「な…!好きってそんな…///ってそうではなく!舐めたでしょう!?だって一人分くらい間が空いてたのに密着してるじゃないですか!」
絵里「それは海未ちゃんともっと触れ合いたいって思っただけよ…ダメだったかしら?」
海未「な…!そ、そんなこと言われたら……怒れないじゃないですか……///」
絵里(あれ?これ…)
海未「え、絵里…その、突き飛ばしたりしてすいませんでした、私の早とちりで…」シュン
絵里(うわ、騙せ通せちゃった……やばい、まさか上手くいくとは思ってなかったから罪悪感が…)
絵里「海未、顔を上げてよ…気にしていないから」
海未「本当ですか…?絵里はやさしいのですね…♥ 」
絵里(ああああああ誰か私を殴って!こんないい子に謝らせるだなんて!!今更弁解もできない弱い自分が憎らしい!)
絵里(…あとで飲み物奢ってあげましょう、本当にごめんね、海未)
海未「はっ!動かないようにしていましたのに動いたので急に暑くなってきました…ごめんなさい、出ますね」ガチャ
絵里「うん、私もちょっとアレ(罪悪感で押しつぶされそう)だから…出ようかしら」ガチャ
絵里「海未はサウナのあとは水風呂に入るの?」
海未「いいえ、そんなに好きではないですし、急激に体を冷やすと風邪を引きそうな気がしますから」
絵里「そうね、私もシャワーで汗を流すくらいだわ」
海未「汗を流したあとに露天風呂にいくととても気持ちがいいですよ、行きましょう?」
ー露天風呂ー
絵里「さっむ…」ガクガク
海未「そ、そうですね…さすがに1月に全裸で外へ出るのは厳しいものがありますね…」プルプル
絵里「ね、早くお湯に浸かりましょう」ブルブル
海未「はい…」プルプル
チャプン…
うみえり「はあぁぁぁ~~~…」
海未「温かくて気持ちがいいですね~…」
絵里「本当にね~…顔にかかる冷たい風も心地いいわ…」
海未「露天風呂は私たちしかいないので、貸しきってるみたいですね…」
絵里「そうね、新婚旅行の気分みたい♥ 」
海未「も、もう…絵里はすぐそういうこと…///」
絵里「いいじゃない、本心なんだから。……あっ、月がすごく綺麗よ」
海未「…漱石ですか?」
絵里「違うわよ、今時そんな使い古されたネタなんか言っても仕方がないわ。…そうじゃなくて、上、見てみなさいよ」
海未「わっ……すごい、とっても丸いです…」
絵里「まだ満月ってわけじゃあないのでしょうけど…こんなお風呂に入りながら、あなたと一緒に見る月はとっても綺麗に見えるわ」
海未「…ねえ絵里、私、今とても幸せな気持ちなんです…//」
絵里「うん、私も…」
海未「ですから…失礼します」チュッ
絵里「っ!!」ドキリ
海未「周りに人がいないとはいえ、ちょっと恥ずかしいので、ほっぺで我慢してくださいね…♥ 」
絵里「ううん、恥ずかしがり屋の海未ちゃんが勇気を出してくれたんだもの、すごく嬉しいわ……んっ」チュッ
海未「ふぁぁっ///」
絵里「私も海未のほっぺにしちゃった♥ すごく幸せだわ」
うみえり「ふふふふっ」
絵里「……あら?寝るところもあるのね」
海未「そうですね、寝湯って言うのでしょうか、岩の床からチョロチョロとお湯が流れ出るタイプのようですね」
絵里「ねえ海未、ちょっとあそこに寝てみない?」
海未「えぇ?いくらお湯が流れているとはいえさすがに寒いですよ」
絵里「いいこと思いついたのよ♫」
海未「そうですか?では行ってみましょうか」ザバァ
絵里「えぇ」ザバァ
http://i.imgur.com/kVCbUwL.jpg
http://i.imgur.com/rZ53mfZl.jpg
参考画像📁
仕切り、もしくは一人分入れるスペースで、お湯を溜めるくぼみはなく、枕の石のあたりからチョロチョロお湯が出る感じです♨️
話ととくに関係がないのでイメージ補完としてどうぞ😘
海未「うぅ…さむいです…」プルプル
絵里「さっ海未、ここに寝転がって…」
海未「はい…」ゴロン
絵里「どう?」
海未「お湯が当たってる部分は気持ちがいいのですが…当たらないところはやはり寒いです…」
絵里「そう、それなら、こうしたら……っと」ゴロン
海未「え、絵里!?」
絵里「失礼しま~~す♥ 」
海未「と、隣が空いてるじゃないですか!」
絵里「それじゃ寒いでしょう?だからこうするの♫」ギュッ
海未「っ~~~~~!!////」カァァ
絵里「ね?裸で抱き合うと暖かいでしょう?」ギュッギュッ
海未「は、はひっ……//」
絵里「海未も固まってないで私に抱きついて?体が冷えちゃうわ」
海未「わ、わかりました…失礼します……」ギューッ
絵里「ふふっありがとう、海未の体は少し筋肉がついてるのに女の子の柔らかさがあって不思議な感じね、落ち着くわ」
海未「そんな人の体を事細かに説明しないでください…///え、絵里だって同じようなものじゃないですか!と、特に…胸…」
絵里「なに?気になるの?」ムニュムニュ
海未「おっ、押し付けなくていいですから!ただ…ちょっと、羨ましいとは思ったり…」
絵里「まあ、確かに大きいほうではあるけれど…海未の胸も私からすれば小さいというわけでもないと思うわよ?」
絵里「それでも私みたいな胸に憧れるなら…毎日揉んであげるわ」フニッ
海未「んっ……///ちょ、ちょっと絵里…!公共の場でこれはさすがに…!」
絵里「イヤじゃないのね…」
海未「っ……///」
絵里「でも、やめておきましょうか、出禁になっても困るわ。」
絵里「また次の機会にたっぷり堪能させてもらいましょ…♥ 」
海未「っ~~~~///」カァァ
海未「や、やっぱり寒くなってきませんか!?中に戻りましょう!?」アセアセ
絵里「あら残念、できれば閉店までずっとこうしていたかったけれど…さすがに風邪引いちゃうわね」
ガラララ…
海未「あと入っていないところと言えば…ジェット風呂ですかね」
絵里「いいわよ、行きましょう」
ブクブクブクブク…
うみえり「あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙………」
絵里「………言いたくなるわよね」ブクブク
海未「わかります…扇風機と同じような感覚でしょうか…」ブクブク
絵里「あーでも、ここ一週間の疲れが一気に取れる感じがするわぁ~」ブクブク
海未「そうですね~固まっていた身体がほぐされるのがよくわかります」ブクブク
絵里「はぁ~いい気持t……あら?」ブクb……
絵里「あっ、これボタンで噴射させないといけないのね…」ブクブク
絵里「…………」クルックルッ
絵里「周りに誰も居ないわね…」ボソッ
海未「絵里?どうかしましたか?」
絵里「ちょっと、ヘンな話になるのだけど…」ブクブク
絵里「ジェットの部分にその…あそこを当てると気持ちよくならない?」ブクブク
海未「本当に何の話をしているのですか…さっきまでの雰囲気が嘘のようです…」ブクブク
絵里「え、ならない?私小学6年生くらいの時点で思ったのだけど…」ブクブク
海未「なりませんっ!」ブクブク
絵里「でもシャワー当てると気持ちいいのはわかるでしょ?」ブクブク
海未「わかr……黙秘します」ブクブク
絵里「いや、もうそれほぼ言ってるようなものでしょ…」ブクブク
絵里「………」クルッ
絵里「んっ♥ 」ビクッ
海未「ちょっと絵里!?なんですか今の!?」ブクb……
絵里「いや、やっぱり気持ちいいわよ、周りからは泡で割となにやってるかわからないし」ブクブク
海未「なに冷静になってるんですか…」
絵里「………」
絵里「うーみっ…♥ 」ギュッ
海未「きゃっ…!急に抱きついてどうしたんですか!」
絵里「ねえ海未、いま私、海未に抱きついてるわよね?」
海未「は?…ええ、そうですが」
絵里「…海未の腕も巻き込んで抱きついてるわよね?」
海未「そうですねって、え…?」
絵里「つまり、私から逃げられないってことよね…♥ 」ギュッ
海未「え、絵里、もしかして…や、やめてください!」
絵里「それっ♥ 」ポチリ
ブクブクブク…
海未「いっ!?ぁっ~~~~♥ ♥ ♥ 」ビクッビクッ
海未「っくぅ!」バッ
絵里「きゃっ!ご、ごめんなさい海未、痛かった…?」
海未「い、痛いもなにもありますか!突然こんなことするだなんてなに考えてるんですか!」ハァハァ
絵里「ご、ごめんなさ……って海未…すごい顔してるわよ?」
海未「はぁっ…はぁっ……え?」トローン
海未「…!?み、見ないでください!」バシャッ
絵里「も、もしかして海未、今のでイ____」
海未「い、言わないでください!…本当に…」
絵里「うん…なんか、ごめん……」
海未「もうっ大変な目にあいました」プンスコ
絵里「うん、ほんとごめん…」
海未「はぁ…もういいですよ…嫌ではなかったですし」ボソッ
絵里「え?」
海未「な、なんでもないです!」
海未「さあ、もう大体入りましたから身体を洗いましょうか」
絵里「ええそうね…って、海未、あれは何かしら?」
海未「ん?…手足浴?岩盤浴の一つのようですね、入ってみますか?」
絵里「うん、あそこに入ってから身体を洗いましょう?」
海未「ええ、いいですよ」
ー手足浴ー
絵里「サウナと同じで別の部屋だけど…暑くはないのね」
海未「ええ、それに少し照明の暗い浴場と比較して少し明るい気もします」
絵里「石の椅子があって、背もたれにはお湯が少しずつ流れてるわね、下に足湯っぽいのがあるから、ここに座って足を入れればいいのね」
海未「両側にある水溜めに手を入れれば良いのでしょうか…なかなか面白いですね」
絵里「あっつ…!少し高めの温度設定になってるのね…」
http://i.imgur.com/XOOR2Ls.png
調べるとあまりメジャーなものではなかったのでこちらも参考画像📁
石の椅子に座ってその背もたれから熱めのお湯が流れ出します♨️
両側のお湯が張っているところに手を入れ、足場にもお湯があるのでそこへ足を入れる感じです😘
熱いです🔥💦
絵里「あ、効能が書いてる…」
『手足を熱めのお湯で10分ほど浸すことによって眠っている汗腺を目覚めさせ、汗腺機能を高めます』
海未「考えられて作られているのですね、10分ほどやってみましょう」
ー5分後ー
絵里「あつ……体の一部分だけ高温に当たってるからますます熱さを感じるわ…もうムリね」ザバァ
絵里「海未は大丈夫なの?よく耐えられるわね」
海未「なんの…これくらい日々の鍛錬に比べたらどうということは…」ダラダラ
絵里「め、珍しく海未が燃えてるわ…じゃあ海未を待ってようかな、熱いの嫌だから椅子に座らず正面でね」
海未「………」ダラダラ
絵里「………」
絵里(これ、正面からみるとすごいわ)
絵里(手を両側に置いてるから体が隠せないし〔もちろん大事なところはタオルを置いているけど〕、部屋が明るいからよく見えちゃうし…、その光が汗に反射して体がてらてらして更に強調されてる…)
絵里(つまり、今の海未、すごいえろいわ…)ジー
海未「…ん?絵里、どうかしましたか?」
絵里「………」ジーッ
海未「ちょっと絵里…!」
絵里「………」ジーーー
海未「絵里!!」
絵里「ん?」ジー
海未「あの、さっきから上の空でどうしたんですか?」
絵里「いや、特に、なにも……」ジー
海未「…というか絵里、さっきからどこを見て…っ!」ハッ
海未「なに見てるんですかぁ!」
絵里「なにって…海未?」
海未「目線の高さがおかしいでしょう!?明らかに胸を凝視してますよね!」
絵里「海未の体がきれいなものだから…見惚れちゃってたわ」ジー
海未「な…!?そ、そんなこと…!」
絵里「というかあなたも最初今の私と同じようなことしてたでしょ」
海未「ぐっ…それは…」
絵里「だから、気にせず手足浴を続けてちょうだい♫」クスクス
海未「うぅ……///」
ー1分後ー
海未「うぅ…そんなジロジロみないでください…///」カァァ
絵里(かわいい…)ジー
ー2分後ー
海未「はーっ……///はーっ…///」
絵里(…うん?)ジーッ
ー3分後ー
海未「あっ♥ はぁっ……♥ くぅ……♥ 」モジモジ
絵里(見られてるだけで感じてるのかしら……)
ー4分後ー
海未「なんでっ…♥ 見てるだけなんですかぁっ…♥ こんなのっいじわるです…っ♥ 」ピクッピクッ
絵里(うわぁ…すご……)
絵里「ね、ねぇ海未、私が悪かったわ、もう出ましょう?」
海未「…触ってください」
絵里「いや、それはちょっと…さっきも言ったけど出禁になっても困るし…」
海未「…それじゃあ、お風呂から上がったら何か飲み物を買ってください」
絵里「わ、わかったわ、それで手を打ちましょう」
絵里(元々その予定だったけど…二本買ってあげましょう)
海未「…それと、近いうち…触ってください…♥ 」ボソボソ
絵里「!!」ドキリ
絵里「…うん」
絵里「さあ、そろそろ体を洗いましょう」
海未「はい、そうですね」ザバァ
海未「………」ピラッ
トロォー
海未「っ~~~////」カァァ
海未「////」ポカポカポカポカ
絵里「ちょっと海未、どうしたのよいきなり…」
カポーーーン
絵里「…海未はシャンプー持ってきていないようだけど…家と同じもの使わなくていいの?」
海未「はい、髪に気はつかっているのですが、シャンプーが違うと髪が傷むということもそんなにありませんから」
絵里「いい髪質ね……ねえ、よかったら私のシャンプー使ってみない?」
海未「構わないのですか」
絵里「うん、合わなかったら、ごめんなさいだけど…」
海未(絵里とおそろいのシャンプー…)ドキドキ
海未「い、いえっ!是非使わせてください!」
絵里「ふふっ、よかったわ♫」
ー10分後ー
サァァァァーー
絵里「あら、私と同じくらいに終わるのね、海未は髪が長いから、もっと時間がかかると思っていたわ」
海未「公衆浴場ですから無意識に早く終わらそうとしているのかもしれませんが、大体家でもこれくらいですね」
海未「………」クンクン
海未(はぁ…なんだか絵里に包まれてるような気がします…♥ )
絵里「海未?どうしたの?」
海未「な、なんでもありません!」アセアセ
絵里「じゃあ身体を洗いましょうか、ねえ海未、その、洗わせてくれない?あなたのからだを…」
海未「え、えぇ!?そんな、悪いですよ!」
絵里「いいえ、ちょっと今日は海未の体を好き勝手しちゃったわけだし…お詫びのつもりでね…」
海未「なっ…!?好き勝手って…!?……まあでもそういうことなら…お願いします」
絵里「うん、ありがとう」スッ
海未「っ」ピクッ
絵里「きれいな肌ね…」サワサワ
海未「え、絵里、くすぐったいですよ…もう少し強くしても大丈夫ですから」
絵里「あ、ごめんなさい…」
絵里「………」ゴシゴシ
絵里(さすがに洗い場は人がいるわね…エッチなことはできないか…)ゴシゴシ
絵里(って何考えてるのよ!海未に謝罪の気持ちを込めてやっているんだわ、決してそんなつもりじゃないわよ)ゴシゴシ
絵里(今気付いたのだけど…女子高生が女子高生の体を洗うってどうなのかしら…)ゴシゴシ
絵里(姉妹でもそれはないわよね…これ、周りから変な目で見られていないかしら…)ゴシゴシ
海未「あの、絵里?さっきから同じところ洗ってません?」
絵里「ご、ごめんなさい、もう洗い終わったわ」
海未「え…あの、前は洗ってくれないのですか?」
絵里「ぇ」
絵里「えぇ!?う、海未!?前ってことは……前なのよ!?ほんとにいいの!?」
海未「え?前って…!?……っ~~////わ、忘れてください!///」
絵里(さっきからそれ以上のこともしてる気がするけれど、まあさすがにね…)
海未「前は自分で洗いますので…その、今度は絵里の背中を洗わせてください」
絵里「いやそんな…私はあなたへのお詫びのつもりでしたんだから、別にあなたがしなくても…」
海未「いいえ、そうしないと私の気が済まないのです、それとも私に触られるのは嫌ですか?」シュン
絵里「な…!そんなわけないじゃない!…はあ、わかったわよ、それじゃあお願いするわ」
海未「それでは、失礼します…」スッ
絵里「んっ……」
海未「絵里の肌はとても白いですね…夏は水着でPV撮影もしましたが…焼けた跡がほとんどないです…」
絵里「そ、そんなまじまじ見られると恥ずかしいわ…//」
海未「ご、ごめんなさい!背中洗いますね」ゴシゴシ
フニッ
絵里「!?」
海未「あ、痛かったですか?」
絵里「い、いえ…痛くはないけれど…なんか近くない?」
海未「え、そうですか?ここから離れると洗いにくいのですが…」
絵里「いいえ、大丈夫よ…続けて」
海未「はいっ……んしょっ……」ゴシゴシ
フニッフニッ
絵里(あぁ…海未の柔らかい部分が当たって…とってもいけないことさせてるみたい…)
ー2分後ー
海未「洗い終わりましたよ、これで大丈夫でしょうか」
絵里「え、えぇ、ありがとう…」
絵里(気が気でなかったわ)
ザーーーッ
海未「さあ、洗い終わりましたし、そろそろ出ましょうか」
絵里「そうね、しっかり水気を落としておきましょう」
ー脱衣所ー
海未「髪乾かしてきますね」
絵里「あ、待って海未、海未みたいに髪が長いと大変でしょう?私がしてあげるわ」
海未「いいのですか?…ありがとうございます」
ブオオオォォォォー
海未「ああ、誰かに髪を乾かしてもらったのはいつ以来でしょうか…なんだか、とっても安心します…」
絵里「そういってもらえて嬉しいわ、海未の髪は綺麗だから、私もはりきっちゃう」ナデナデ
絵里「ねえ海未、私今日あなたと偶然出会えて本当によかったわ、とても楽しい一日だった」
海未「………」ウトウト
絵里「…海未?」
海未「…はっ!?す、すみません!ウトウトしていました…」シュン
絵里「ふふっ、別に構わないわ。もう10時半なのね、長い間入っていたのね…」
絵里「さぁ、そろそろ出ましょうか、約束通り、何か買ってあげるわ」
海未「本当ですか!?じゃあ、コーヒー牛乳をお願いします!」キラキラ
絵里「はいはい、わかったわ♥ 」
ガシャコン
海未「はぁぁ、お風呂上がりのコーヒー牛乳は最高です!お腹を壊さない丁度いい量になっているのも配慮を感じますね!」ゴクゴク
絵里「あら海未、楽しそうね」
海未「え、絵里…//見ていたのですか?」
絵里「見てたもなにも声に出してたわよ…」
海未「も、もうっ!///…というか絵里、どこに行っていたのですか?」
絵里「うん?ちょっと売店にね、お饅頭を買ってきたわ、アイスより好きかと思ってね…穂むらのお饅頭ほどおいしくはないかもしれないけど、どうぞ」
海未「え、いいんですか?ありがとうございます、今お金出しますから…」
絵里「い、いいのよそんなこと!私の贖罪みたいなものだから…」ブツブツ
海未「?」
海未「お饅頭おいしいです…♫」モグモグ
絵里(ああ、これだけでも買った甲斐があったというものだわ…)
海未「…どうぞ、絵里」スッ
絵里「コーヒー牛乳…いいの?そんな多くないのでしょう?」
海未「ぜ、全部はダメですから!少しだけですよ?」
絵里「そんなに食い意地張ってないわよ…でもありがとう、いただきます」ゴクリ
絵里「ぷはーっ!おいしい!あまりお風呂上がりに牛乳は飲まなかったのだけれど、とてもスッキリするわね!ありがとう海未!」
海未「コーヒー牛乳の良さをわかってもらえてよかったです!今度また一緒に飲みましょう!」
海未「……ぁ」
絵里「ん?どうしたの海未?飲まないの?」
海未「い、いえ、ですが……」
絵里「…?…あ、もしかして間接キスとか言うんじゃないでしょうね?」
海未「………///」
絵里「もう、中学生じゃないんだから…まあそこが海未らしいのだけれど…」
海未「い、いただきますっ!」ゴクッ
ゴクゴク…
絵里「さ、そろそろ帰りましょうか、あんまり遅いと補導されちゃうわ」
海未「ん、はい……そうですね…」ウトウト
絵里「う、海未…」
絵里(そういえば海未は寝るのが早いって言ってたわね…もう11時に近いもの…無理ないわ)
海未「帰りましょー……」ウトウト
絵里「ちょ、ちょっと待ちなさい!送って行くわ、危なっかしい」
海未「そんな、一人で帰れますよ……迷惑ですし…」
絵里「全然迷惑なんかじゃないわよ、むしろ道端で倒れられて何か起きるほうが怖いわ」
絵里「さあ、手を繋いで帰りましょう?」
海未「はい…」トボトボ
ー帰り道ー
海未「…ねぇ絵里」
絵里「んー?」
海未「私、絵里のこと好きです」
絵里「うん、私も海未のことが好きよ」
海未「大好きです」
絵里「私も大好きよ」
海未「愛しています」
絵里「私も愛しているわ」
海未「……ありがとう…♥ 」ウトウト
絵里「もう、寝てても起きてても可愛いわね、あなたは」
絵里「……さぁ、着いたわよ、海未」
海未「んぇ…ありがとうございます……」ウトウト
絵里「明日は練習はないから…また月曜日に会いましょう、それじゃあお休み…海未」チュッ
絵里(踵を返して帰ろうとしたら、服が何かに引っかかった、振り向いて見ると、海未が私の服を掴んでいた)
絵里「海未…?」
海未「行かないでください…」
絵里「……困ったわね、これじゃあ帰れないわ」
海未「…泊まっていってください」
絵里「泊まるって言ったって…突然お邪魔したら親御さんにご迷惑じゃないかしら」
海未「今日は誰もいません…ですから」ウルウル
絵里(ああ、泣きそうな顔しちゃって…これじゃあ断れないじゃない)
絵里「わかったわ、それじゃあお邪魔させてもらおうかしら」
海未「…!よかった……!」パァァ
海未「ねえ絵里、今日はたくさんお話ししましょうね」
絵里「ちょっと、あなた眠いんでしょう?無理しないで寝るわよ」
海未「それじゃあ、一緒の布団で寝ましょう?」
絵里「うん、いいわよ」
海未「それと……いっぱい触って欲しいです…♥ 」
絵里「……うん」
ー明朝ー
海未(朝起きたら、絵里が隣にいました)
海未(私は昨日したことを思い出ししばらく顔を真っ赤にしていたのですが)
海未(朝食を用意しようと居間へいくと、すでに朝食が並んでいました)
海未(ん…?4つ分…?)
海未母「あら海未さん、起きていたのですね」
海未「お母様、帰っていたのですか?」
海未母「ええ、5時頃に」
海未母「さぁ、ご飯にしましょう」
海未母「あなたの彼女さんを起こして…ね?」
海未「っ~~~///」ボフン
おわり🍫🌊
元スレ
海未母「お金は置いておきますから、昼食と夕食はそれで食べるか、自分で作ってくださいね」
海未母「それと、毎日の鍛錬も怠らないように」
ー明朝ー
海未「それでは行ってらっしゃいませ、お母様、お父様」
海未母「海未さんも、お気をつけて…」
ブロロロロロ…
海未「…さて、私も学校へ行かなくては」
3: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/01/02(土) 15:40:50.19 ID:zs0W1Hyq.net
海未「おはようございま~~す!」ガチャ
クラス「!?」
海未「さぁ練習を始めましょう!!よろしくお願いしま~~~すぅ!」
8人「!?」
凛「希ちゃ~~~~ん!!こっちこっち~~~!!」スタタタタ
希「あーもう凛ちゃん速いやん!ちょっと待って~~!」スタタタタ
凛「待たないよー!あはh……わぷっ!?」ドンッ
凛「い、いたた…ごめんなs…う、うみちゃん!?」
4: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/01/02(土) 15:41:28.35 ID:zs0W1Hyq.net
海未「凛…練習中に走り回るとは一体どういうことですか…」ゴゴゴ
凛「ひっ」
希「う、海未ちゃん!これ凛ちゃんだけのせいやないから!ウチも悪いから凛ちゃんだけ怒るのは………」
海未「元気があってとてもよろしいことです、ですが他のメンバーの邪魔になるかもしれないのできちんと配慮して遊びましょうね」ニコニコ
のぞりん「……えぇ……」ドンビキ
5: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/01/02(土) 15:41:58.22 ID:zs0W1Hyq.net
絵里「なんか海未の様子、今日おかしくない?」
ことり「やっぱり絵里ちゃんもそう思う?なんか変に気分が高まってるっていうか…」
絵里「なんでかしらね、今日が金曜日だからかしら」
ことり「それは…どうかなぁ、確かにテンションはあがると思うけど、海未ちゃんがあそこまで上がるかなあ」
絵里「ちなみに私、金曜日は家ではあんな感じよ」
ことり「えっ」
絵里「亜里沙に構い過ぎて面倒がられて最近金曜日は雪穂ちゃんの家にお泊りに行ってるわ」シュン
ことり「それは…ファイトだよっ…だね…」
6: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/01/02(土) 15:45:59.17 ID:zs0W1Hyq.net
海未「ただいま帰りました~!!」ガチャ
海未「はっ!?」
海未(私ったら誰もいないのに何を言ってるのでしょう、しかも無駄にテンション高く…)
海未(思えば今日一日ちょっと高揚してたと思います、態度に出ていたかどうかは覚えていませんが…)
海未(やっぱりこれ、広い家に一人でいるということからきているのでしょうか)
海未(思えば、一人で一日中留守番をするだなんて初めてのことかもしれません)
7: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/01/02(土) 15:46:29.89 ID:zs0W1Hyq.net
海未(10年くらい前は、母と父がたまに夕方くらいから出掛けて夜は家を空けるなんてことがありましたが…)
海未(最近は全くないですし、当時もまだ姉が家にいましたから一人というわけではありませんでした)
海未(…それにしても、これから寝るまで自由に時間が使えるとは…大人になった気分です!)ワクワク
海未(ご飯はいつ食べましょうか?お風呂にはいつ入りましょうか?いつ寝ましょうか?)ウキウキ
海未(ん?…お風呂?)
海未「…そうです」
海未「銭湯へいきましょう!」
22: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/01/03(日) 00:11:55.67 ID:TzR1MHAq.net
ー スーパー銭湯 ー
海未「着きました!」
海未(銭湯といってもスーパー銭湯なのですが…まあ今日は穂乃果やことりもいませんしね、一人で銭湯へ行っても特に面白味もないものです)
海未(早速入りましょう)
海未(ああ、どうしてこうもスーパー銭湯〔以下銭湯〕のロビーはワクワクするのでしょう)
海未(たくさんの自販機、古いバージョンの太鼓のゲームや変な景品のクレーンゲーム、散髪屋、そして飲食物の販売)
海未(ああ、美味しそうな匂いがどこからか…いけません、これでは銭湯の思う壺です…♥ )ウットリ
23: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/01/03(日) 00:12:26.89 ID:TzR1MHAq.net
海未(ですが私、抜かりはありません。銭湯に長くが入っていることも想定して軽く食べてきました、のぼせるのを防ぐためでもあります)
海未(軽くでいいんです、あとでいくらでも食べることはできます、何故なら私、自由に時間が使えますので)ワクワク
海未(設置されているテレビの内容は気になりますが、お風呂へ入りましょう)
24: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/01/03(日) 00:13:03.44 ID:TzR1MHAq.net
ー脱衣所ー
海未(315…315…あっ使われてます…)シュン
海未(もういいですよ252で…)ガチャ
海未(あ、椅子が空いてます、座りましょう)
海未(けれど、意外と人は少ないのですね、週末の夜はもっと多い印象を持っていたのですが…)
海未(おばあさま、おばさまが大体、子連れのお母様方がちらほらといったところでしょうか)
海未(……おや?)
25: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/01/03(日) 00:13:52.92 ID:TzR1MHAq.net
「………」ガチャ
海未(きれいな金髪…外国人でしょうか)
海未(タトゥーを禁止しているスーパー銭湯にはタトゥーの文化のある外国人はそれほどこないのですが…珍しいですね)
海未(脱ぐのが早いですね…真っ白な肌、むしろ入れ墨を入れる方が失礼なくらいです)マジマジ
海未(というか若い方でしょうか、ますます珍しい…)ジロジロ
海未(ブラとパンツだけになってしまいましたね)マジマジ
海未(背中しか見えていませんが、すごくスタイルがいい人なのでしょうね、くびれもありますし、胸も…おそらく)ジーッ
26: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/01/03(日) 00:14:53.00 ID:TzR1MHAq.net
「………」プチッ
海未(あっブラを外しました、ブラのサイズは…少なくとも私よりは大きそうです)ジロジロ
「………………」クルッ
海未(あっ、こっちを向きました、大きな胸、きれいな水色の瞳…)
海未(ん?みずいろ…?というかこっちに近づいて……)
「…ちょっと」ドン
海未「ひっ!?」
27: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/01/03(日) 00:15:21.97 ID:TzR1MHAq.net
海未(その人に突然、いわゆる"かべどん"をされました)
「…人の着替えをいつまでジロジロ見ているのよ、いくら女の子同士でもそれはないんじゃない?海未」
海未(聞き覚えのある声に海未と呼ばれ顔を見ようと思いましたが、座った状態で"かべどん"をされているので上を見ようとしても綺麗な胸しか見ることはできません)
海未「え、絵里ですか…!?」
絵里「そうよ、絢瀬絵里よ」
海未(絵里はそういうと私から離れ、私から顔が見えるように立ちました)
海未「どうしてここに…?」
28: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/01/03(日) 00:16:04.04 ID:TzR1MHAq.net
絵里「どうしての前に謝ることあるでしょう?人のこといつまでもジロジロ見て、こういう視線に女の子は敏感なの、あなただってわかるでしょう?」
海未「す、すみません…とても綺麗な体でしたものですから…つい見惚れてしまって…」シュン
絵里「っっっ///」
絵里「…あなた結構詐欺師に向いてるとか言われない?」
海未「いえ全然、というかなんですかそれ、失礼ですよ」
絵里(私がチョロいだけなのかしら…まさかね)
絵里「人の着替え凝視する人に言われたくないわ」
海未「はい…」シュン
29: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/01/03(日) 00:16:40.10 ID:TzR1MHAq.net
絵里「…まあ、私でよかったわ、変な人に絡まれてたらあなた今頃命はなかったわよ」
海未「はい…」ショボーン
絵里「それに…海未ちゃんになら言ってくれれば私の全部を見せてあげるのにな…♥ 」ボソボソ
海未「ひっ♥ え、絵里~~~」
絵里「ふふっ冗談よ(二割くらい)海未もその格好のままでいないで、早く脱ぎなさい、お風呂入りに来たんでしょう?」
海未「はっ!?そ、そうです!なにか目的を忘れかけていました!」
絵里「じゃあ、先入ってるから、よかったら一緒に回りましょう」
30: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/01/03(日) 00:17:29.56 ID:TzR1MHAq.net
カポー……オオォォォン
海未(でもなんか…絵里がいるとわかると途端に裸でいることが恥ずかしくなってきました…)モジモジ
海未(ん…?どうして絵里といると恥ずかしく感じてしまうのでしょうか…互いによく知っているから?でも穂乃果やことりとはなにも感じませんし…まあいいでしょう)
海未「…お待たせしました、絵里」
絵里「来たわね海未、それじゃ最初はどこに入りましょうか」
海未「やはり最初は大浴場でしょうか、体を温めましょう」
絵里「そうね、色々話せるし、いきましょう」
31: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/01/03(日) 00:18:16.44 ID:TzR1MHAq.net
チャプン…
海未「あ、絵里もなんですね」
絵里「なにが?」
海未「最初は縁の上に腰を下ろして足だけお湯につけるのがですよ」
絵里「ああ、これね、確かにやるわね、どうも最初に全身浸かるのは抵抗があってね、どんなにぬるくても最初はこうしちゃうわ」
海未「わかります、そしてだんだん足場に腰を下ろして、最終的に全身浸かるんですよね」キラキラ
絵里「そうそう、でも人といるときは大体おしゃべりするからこの段階か足場に座ることがほとんどなのよね」
32: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/01/03(日) 00:19:12.11 ID:TzR1MHAq.net
海未「すごくわかります、穂乃果やことりと来た時なんかはみんな上がったり下がったりして落ち着きがないです」キャッキャッ
絵里「私も亜里沙と来た時はそんな感じだわ」
海未「ああ、それですよ、亜里沙。彼女は来ていないのですか?」
絵里「あぁ…亜里沙ね…まあ、私が今日銭湯に来た理由でもあるのだけど…」
絵里「亜里沙、最近毎週金曜日に雪穂ちゃんのお家に泊まるようになってね…それで家に帰っても一人だからなにかしないと気が済まないのよ…」シュン
絵里「もう最近は穂乃果とも仲がいいみたいだし…もう高坂家の子になっちゃったのかしら…」グスン
34: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/01/03(日) 00:20:02.15 ID:TzR1MHAq.net
海未「そ、それは…大変でしたね…?」
絵里「でも!今日初めて銭湯に来てみたらビックリだわ!覗きがいると思って振り向いたらまさか海未がいたんだもの!これってもう運命よね!?」キラキラ
海未「覗きなんて人聞き悪い言葉を使わないでください…まあ私も今日突然思い立ったことですからすごい偶然ではありますが…」
絵里「あーもう、亜里沙が高坂家に取られちゃったし、海未が私の妹になって~!ねえ海未ちゃん~!」ダキッ
海未「ちょ、裸のままで抱きつかないでください!」
絵里「ねえ海未ちゃん私のことお姉ちゃんって呼んでよ、ねえ~」ムニュムニュ
海未「ちょっ、ちょっと絵里ーー!」
35: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/01/03(日) 00:20:27.16 ID:TzR1MHAq.net
絵里「ごめんなさい、取り乱したわ」キリッ
海未「本当ですよ…亜里沙のことになるとこうなんですから…」
海未「さっ、そろそろ場所を変えませんか?」
絵里「そうね、どこに行きましょうか」
海未「うーん、そうですね…少し早いですがサウナにでも…」
絵里「ええ、いいわよ。行きましょう」
44: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/01/03(日) 06:43:41.93 ID:TzR1MHAq.net
ムーーーーーーン
絵里「あっつ…」
海未「ですね…ですが、サウナルーム自体広い上に、中にいる人もおばあさまが2人…長い間入れそうです」
絵里「そうね、それじゃあ(あまり見られない)上の方に行きましょ」
海未「上の方だと暑くないですか?」
絵里「だ、大丈夫よ!もともと長く入らないつもりだし…」
海未「はあ…」
45: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/01/03(日) 06:44:35.32 ID:TzR1MHAq.net
絵里「あ、ここのサウナ、テレビ付いてるのね」
海未「ですね、チャンネルは変えられないようですが…まあ私たち以外も見ていますしね」
ー3分後ー
絵里(互いに口数が少なくなってきたわ…おばあちゃんも一人出て行って、私たちを含めるとここには3人)
絵里(そしてもう一人の残ったおばあちゃんもテレビに夢中になっている…)
46: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/01/03(日) 06:45:44.64 ID:TzR1MHAq.net
絵里(海未は…)チラッ
海未「…………」ポタッ…ポタッ…
絵里(汗をポタポタと流しながら下を向いて…なにか考えてるのかしら)
絵里(ああ、でも…海未がいつもダンスの練習とか部活では流さない汗…)
絵里「………」ゴクリ
絵里(……どこがいいかしら、腋、おへそ、太もも…?いや、怒られた時の海未のおこレベルも考えて…)スッ
絵里「……ぺろっ」
海未「ひっ…!?♥ 」ビクッ
47: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/01/03(日) 06:46:45.88 ID:TzR1MHAq.net
絵里(ああ…なんか…不思議な感じ…幸せ?っていうか…トリップしちゃいそう…♥ )ポケー
海未「な、なにやってるんですかぁ!」ペ……ドンッ
絵里(あ、いま頰叩きかけて突き飛ばすに配慮してくれたのね、やさしい…ちょっととぼけて見ましょう)
絵里「え?なんのことよ」
海未「今、舐めましたよね!?私の首すじを!!」
絵里「天井の水滴が落ちてきたんじゃないの?私がいくら海未のこと好きだって、さすがにそんな変態的な嗜好は持ち合わせていないわぁ」
48: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/01/03(日) 06:47:37.62 ID:TzR1MHAq.net
海未「な…!好きってそんな…///ってそうではなく!舐めたでしょう!?だって一人分くらい間が空いてたのに密着してるじゃないですか!」
絵里「それは海未ちゃんともっと触れ合いたいって思っただけよ…ダメだったかしら?」
海未「な…!そ、そんなこと言われたら……怒れないじゃないですか……///」
絵里(あれ?これ…)
海未「え、絵里…その、突き飛ばしたりしてすいませんでした、私の早とちりで…」シュン
絵里(うわ、騙せ通せちゃった……やばい、まさか上手くいくとは思ってなかったから罪悪感が…)
49: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/01/03(日) 06:48:20.21 ID:TzR1MHAq.net
絵里「海未、顔を上げてよ…気にしていないから」
海未「本当ですか…?絵里はやさしいのですね…♥ 」
絵里(ああああああ誰か私を殴って!こんないい子に謝らせるだなんて!!今更弁解もできない弱い自分が憎らしい!)
絵里(…あとで飲み物奢ってあげましょう、本当にごめんね、海未)
海未「はっ!動かないようにしていましたのに動いたので急に暑くなってきました…ごめんなさい、出ますね」ガチャ
絵里「うん、私もちょっとアレ(罪悪感で押しつぶされそう)だから…出ようかしら」ガチャ
50: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/01/03(日) 06:48:43.67 ID:TzR1MHAq.net
絵里「海未はサウナのあとは水風呂に入るの?」
海未「いいえ、そんなに好きではないですし、急激に体を冷やすと風邪を引きそうな気がしますから」
絵里「そうね、私もシャワーで汗を流すくらいだわ」
海未「汗を流したあとに露天風呂にいくととても気持ちがいいですよ、行きましょう?」
58: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/01/03(日) 13:02:29.92 ID:TzR1MHAq.net
ー露天風呂ー
絵里「さっむ…」ガクガク
海未「そ、そうですね…さすがに1月に全裸で外へ出るのは厳しいものがありますね…」プルプル
絵里「ね、早くお湯に浸かりましょう」ブルブル
海未「はい…」プルプル
59: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/01/03(日) 13:03:08.86 ID:TzR1MHAq.net
チャプン…
うみえり「はあぁぁぁ~~~…」
海未「温かくて気持ちがいいですね~…」
絵里「本当にね~…顔にかかる冷たい風も心地いいわ…」
海未「露天風呂は私たちしかいないので、貸しきってるみたいですね…」
絵里「そうね、新婚旅行の気分みたい♥ 」
海未「も、もう…絵里はすぐそういうこと…///」
60: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/01/03(日) 13:03:54.83 ID:TzR1MHAq.net
絵里「いいじゃない、本心なんだから。……あっ、月がすごく綺麗よ」
海未「…漱石ですか?」
絵里「違うわよ、今時そんな使い古されたネタなんか言っても仕方がないわ。…そうじゃなくて、上、見てみなさいよ」
海未「わっ……すごい、とっても丸いです…」
絵里「まだ満月ってわけじゃあないのでしょうけど…こんなお風呂に入りながら、あなたと一緒に見る月はとっても綺麗に見えるわ」
61: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/01/03(日) 13:04:43.72 ID:TzR1MHAq.net
海未「…ねえ絵里、私、今とても幸せな気持ちなんです…//」
絵里「うん、私も…」
海未「ですから…失礼します」チュッ
絵里「っ!!」ドキリ
海未「周りに人がいないとはいえ、ちょっと恥ずかしいので、ほっぺで我慢してくださいね…♥ 」
絵里「ううん、恥ずかしがり屋の海未ちゃんが勇気を出してくれたんだもの、すごく嬉しいわ……んっ」チュッ
海未「ふぁぁっ///」
絵里「私も海未のほっぺにしちゃった♥ すごく幸せだわ」
うみえり「ふふふふっ」
62: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/01/03(日) 13:05:18.97 ID:TzR1MHAq.net
絵里「……あら?寝るところもあるのね」
海未「そうですね、寝湯って言うのでしょうか、岩の床からチョロチョロとお湯が流れ出るタイプのようですね」
絵里「ねえ海未、ちょっとあそこに寝てみない?」
海未「えぇ?いくらお湯が流れているとはいえさすがに寒いですよ」
絵里「いいこと思いついたのよ♫」
海未「そうですか?では行ってみましょうか」ザバァ
絵里「えぇ」ザバァ
63: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/01/03(日) 13:08:56.97 ID:TzR1MHAq.net
http://i.imgur.com/kVCbUwL.jpg
http://i.imgur.com/rZ53mfZl.jpg
参考画像📁
仕切り、もしくは一人分入れるスペースで、お湯を溜めるくぼみはなく、枕の石のあたりからチョロチョロお湯が出る感じです♨️
話ととくに関係がないのでイメージ補完としてどうぞ😘
64: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/01/03(日) 13:10:02.30 ID:TzR1MHAq.net
海未「うぅ…さむいです…」プルプル
絵里「さっ海未、ここに寝転がって…」
海未「はい…」ゴロン
絵里「どう?」
海未「お湯が当たってる部分は気持ちがいいのですが…当たらないところはやはり寒いです…」
絵里「そう、それなら、こうしたら……っと」ゴロン
海未「え、絵里!?」
65: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/01/03(日) 13:10:46.57 ID:TzR1MHAq.net
絵里「失礼しま~~す♥ 」
海未「と、隣が空いてるじゃないですか!」
絵里「それじゃ寒いでしょう?だからこうするの♫」ギュッ
海未「っ~~~~~!!////」カァァ
絵里「ね?裸で抱き合うと暖かいでしょう?」ギュッギュッ
海未「は、はひっ……//」
絵里「海未も固まってないで私に抱きついて?体が冷えちゃうわ」
67: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/01/03(日) 13:11:27.60 ID:TzR1MHAq.net
海未「わ、わかりました…失礼します……」ギューッ
絵里「ふふっありがとう、海未の体は少し筋肉がついてるのに女の子の柔らかさがあって不思議な感じね、落ち着くわ」
海未「そんな人の体を事細かに説明しないでください…///え、絵里だって同じようなものじゃないですか!と、特に…胸…」
絵里「なに?気になるの?」ムニュムニュ
海未「おっ、押し付けなくていいですから!ただ…ちょっと、羨ましいとは思ったり…」
絵里「まあ、確かに大きいほうではあるけれど…海未の胸も私からすれば小さいというわけでもないと思うわよ?」
68: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/01/03(日) 13:12:15.81 ID:TzR1MHAq.net
絵里「それでも私みたいな胸に憧れるなら…毎日揉んであげるわ」フニッ
海未「んっ……///ちょ、ちょっと絵里…!公共の場でこれはさすがに…!」
絵里「イヤじゃないのね…」
海未「っ……///」
絵里「でも、やめておきましょうか、出禁になっても困るわ。」
絵里「また次の機会にたっぷり堪能させてもらいましょ…♥ 」
海未「っ~~~~///」カァァ
69: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/01/03(日) 13:12:45.93 ID:TzR1MHAq.net
海未「や、やっぱり寒くなってきませんか!?中に戻りましょう!?」アセアセ
絵里「あら残念、できれば閉店までずっとこうしていたかったけれど…さすがに風邪引いちゃうわね」
ガラララ…
海未「あと入っていないところと言えば…ジェット風呂ですかね」
絵里「いいわよ、行きましょう」
75: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/01/03(日) 15:28:47.56 ID:TzR1MHAq.net
ブクブクブクブク…
うみえり「あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙………」
絵里「………言いたくなるわよね」ブクブク
海未「わかります…扇風機と同じような感覚でしょうか…」ブクブク
絵里「あーでも、ここ一週間の疲れが一気に取れる感じがするわぁ~」ブクブク
海未「そうですね~固まっていた身体がほぐされるのがよくわかります」ブクブク
76: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/01/03(日) 15:29:33.98 ID:TzR1MHAq.net
絵里「はぁ~いい気持t……あら?」ブクb……
絵里「あっ、これボタンで噴射させないといけないのね…」ブクブク
絵里「…………」クルックルッ
絵里「周りに誰も居ないわね…」ボソッ
海未「絵里?どうかしましたか?」
絵里「ちょっと、ヘンな話になるのだけど…」ブクブク
絵里「ジェットの部分にその…あそこを当てると気持ちよくならない?」ブクブク
77: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/01/03(日) 15:30:28.10 ID:TzR1MHAq.net
海未「本当に何の話をしているのですか…さっきまでの雰囲気が嘘のようです…」ブクブク
絵里「え、ならない?私小学6年生くらいの時点で思ったのだけど…」ブクブク
海未「なりませんっ!」ブクブク
絵里「でもシャワー当てると気持ちいいのはわかるでしょ?」ブクブク
海未「わかr……黙秘します」ブクブク
絵里「いや、もうそれほぼ言ってるようなものでしょ…」ブクブク
絵里「………」クルッ
絵里「んっ♥ 」ビクッ
78: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/01/03(日) 15:31:20.28 ID:TzR1MHAq.net
海未「ちょっと絵里!?なんですか今の!?」ブクb……
絵里「いや、やっぱり気持ちいいわよ、周りからは泡で割となにやってるかわからないし」ブクブク
海未「なに冷静になってるんですか…」
絵里「………」
絵里「うーみっ…♥ 」ギュッ
海未「きゃっ…!急に抱きついてどうしたんですか!」
絵里「ねえ海未、いま私、海未に抱きついてるわよね?」
海未「は?…ええ、そうですが」
79: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/01/03(日) 15:31:56.39 ID:TzR1MHAq.net
絵里「…海未の腕も巻き込んで抱きついてるわよね?」
海未「そうですねって、え…?」
絵里「つまり、私から逃げられないってことよね…♥ 」ギュッ
海未「え、絵里、もしかして…や、やめてください!」
絵里「それっ♥ 」ポチリ
ブクブクブク…
海未「いっ!?ぁっ~~~~♥ ♥ ♥ 」ビクッビクッ
80: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/01/03(日) 15:32:53.42 ID:TzR1MHAq.net
海未「っくぅ!」バッ
絵里「きゃっ!ご、ごめんなさい海未、痛かった…?」
海未「い、痛いもなにもありますか!突然こんなことするだなんてなに考えてるんですか!」ハァハァ
絵里「ご、ごめんなさ……って海未…すごい顔してるわよ?」
海未「はぁっ…はぁっ……え?」トローン
海未「…!?み、見ないでください!」バシャッ
絵里「も、もしかして海未、今のでイ____」
海未「い、言わないでください!…本当に…」
絵里「うん…なんか、ごめん……」
81: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/01/03(日) 15:33:33.73 ID:TzR1MHAq.net
海未「もうっ大変な目にあいました」プンスコ
絵里「うん、ほんとごめん…」
海未「はぁ…もういいですよ…嫌ではなかったですし」ボソッ
絵里「え?」
海未「な、なんでもないです!」
海未「さあ、もう大体入りましたから身体を洗いましょうか」
絵里「ええそうね…って、海未、あれは何かしら?」
海未「ん?…手足浴?岩盤浴の一つのようですね、入ってみますか?」
絵里「うん、あそこに入ってから身体を洗いましょう?」
海未「ええ、いいですよ」
86: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/01/03(日) 17:31:51.89 ID:TzR1MHAq.net
ー手足浴ー
絵里「サウナと同じで別の部屋だけど…暑くはないのね」
海未「ええ、それに少し照明の暗い浴場と比較して少し明るい気もします」
絵里「石の椅子があって、背もたれにはお湯が少しずつ流れてるわね、下に足湯っぽいのがあるから、ここに座って足を入れればいいのね」
海未「両側にある水溜めに手を入れれば良いのでしょうか…なかなか面白いですね」
絵里「あっつ…!少し高めの温度設定になってるのね…」
87: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/01/03(日) 17:36:21.89 ID:TzR1MHAq.net
http://i.imgur.com/XOOR2Ls.png
調べるとあまりメジャーなものではなかったのでこちらも参考画像📁
石の椅子に座ってその背もたれから熱めのお湯が流れ出します♨️
両側のお湯が張っているところに手を入れ、足場にもお湯があるのでそこへ足を入れる感じです😘
熱いです🔥💦
88: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/01/03(日) 17:37:22.14 ID:TzR1MHAq.net
絵里「あ、効能が書いてる…」
『手足を熱めのお湯で10分ほど浸すことによって眠っている汗腺を目覚めさせ、汗腺機能を高めます』
海未「考えられて作られているのですね、10分ほどやってみましょう」
ー5分後ー
絵里「あつ……体の一部分だけ高温に当たってるからますます熱さを感じるわ…もうムリね」ザバァ
絵里「海未は大丈夫なの?よく耐えられるわね」
海未「なんの…これくらい日々の鍛錬に比べたらどうということは…」ダラダラ
絵里「め、珍しく海未が燃えてるわ…じゃあ海未を待ってようかな、熱いの嫌だから椅子に座らず正面でね」
89: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/01/03(日) 17:38:16.67 ID:TzR1MHAq.net
海未「………」ダラダラ
絵里「………」
絵里(これ、正面からみるとすごいわ)
絵里(手を両側に置いてるから体が隠せないし〔もちろん大事なところはタオルを置いているけど〕、部屋が明るいからよく見えちゃうし…、その光が汗に反射して体がてらてらして更に強調されてる…)
絵里(つまり、今の海未、すごいえろいわ…)ジー
海未「…ん?絵里、どうかしましたか?」
絵里「………」ジーッ
90: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/01/03(日) 17:38:53.41 ID:TzR1MHAq.net
海未「ちょっと絵里…!」
絵里「………」ジーーー
海未「絵里!!」
絵里「ん?」ジー
海未「あの、さっきから上の空でどうしたんですか?」
絵里「いや、特に、なにも……」ジー
海未「…というか絵里、さっきからどこを見て…っ!」ハッ
海未「なに見てるんですかぁ!」
91: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/01/03(日) 17:39:35.49 ID:TzR1MHAq.net
絵里「なにって…海未?」
海未「目線の高さがおかしいでしょう!?明らかに胸を凝視してますよね!」
絵里「海未の体がきれいなものだから…見惚れちゃってたわ」ジー
海未「な…!?そ、そんなこと…!」
絵里「というかあなたも最初今の私と同じようなことしてたでしょ」
海未「ぐっ…それは…」
絵里「だから、気にせず手足浴を続けてちょうだい♫」クスクス
海未「うぅ……///」
92: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/01/03(日) 17:40:16.33 ID:TzR1MHAq.net
ー1分後ー
海未「うぅ…そんなジロジロみないでください…///」カァァ
絵里(かわいい…)ジー
ー2分後ー
海未「はーっ……///はーっ…///」
絵里(…うん?)ジーッ
ー3分後ー
海未「あっ♥ はぁっ……♥ くぅ……♥ 」モジモジ
絵里(見られてるだけで感じてるのかしら……)
93: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/01/03(日) 17:41:05.53 ID:TzR1MHAq.net
ー4分後ー
海未「なんでっ…♥ 見てるだけなんですかぁっ…♥ こんなのっいじわるです…っ♥ 」ピクッピクッ
絵里(うわぁ…すご……)
絵里「ね、ねぇ海未、私が悪かったわ、もう出ましょう?」
海未「…触ってください」
絵里「いや、それはちょっと…さっきも言ったけど出禁になっても困るし…」
海未「…それじゃあ、お風呂から上がったら何か飲み物を買ってください」
絵里「わ、わかったわ、それで手を打ちましょう」
絵里(元々その予定だったけど…二本買ってあげましょう)
94: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/01/03(日) 17:42:02.65 ID:TzR1MHAq.net
海未「…それと、近いうち…触ってください…♥ 」ボソボソ
絵里「!!」ドキリ
絵里「…うん」
絵里「さあ、そろそろ体を洗いましょう」
海未「はい、そうですね」ザバァ
海未「………」ピラッ
トロォー
海未「っ~~~////」カァァ
海未「////」ポカポカポカポカ
絵里「ちょっと海未、どうしたのよいきなり…」
97: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/01/03(日) 18:17:49.09 ID:TzR1MHAq.net
カポーーーン
絵里「…海未はシャンプー持ってきていないようだけど…家と同じもの使わなくていいの?」
海未「はい、髪に気はつかっているのですが、シャンプーが違うと髪が傷むということもそんなにありませんから」
絵里「いい髪質ね……ねえ、よかったら私のシャンプー使ってみない?」
海未「構わないのですか」
絵里「うん、合わなかったら、ごめんなさいだけど…」
海未(絵里とおそろいのシャンプー…)ドキドキ
海未「い、いえっ!是非使わせてください!」
絵里「ふふっ、よかったわ♫」
98: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/01/03(日) 18:18:38.68 ID:TzR1MHAq.net
ー10分後ー
サァァァァーー
絵里「あら、私と同じくらいに終わるのね、海未は髪が長いから、もっと時間がかかると思っていたわ」
海未「公衆浴場ですから無意識に早く終わらそうとしているのかもしれませんが、大体家でもこれくらいですね」
海未「………」クンクン
海未(はぁ…なんだか絵里に包まれてるような気がします…♥ )
絵里「海未?どうしたの?」
海未「な、なんでもありません!」アセアセ
絵里「じゃあ身体を洗いましょうか、ねえ海未、その、洗わせてくれない?あなたのからだを…」
99: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/01/03(日) 18:19:50.73 ID:TzR1MHAq.net
海未「え、えぇ!?そんな、悪いですよ!」
絵里「いいえ、ちょっと今日は海未の体を好き勝手しちゃったわけだし…お詫びのつもりでね…」
海未「なっ…!?好き勝手って…!?……まあでもそういうことなら…お願いします」
絵里「うん、ありがとう」スッ
海未「っ」ピクッ
絵里「きれいな肌ね…」サワサワ
海未「え、絵里、くすぐったいですよ…もう少し強くしても大丈夫ですから」
絵里「あ、ごめんなさい…」
100: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/01/03(日) 18:20:54.76 ID:TzR1MHAq.net
絵里「………」ゴシゴシ
絵里(さすがに洗い場は人がいるわね…エッチなことはできないか…)ゴシゴシ
絵里(って何考えてるのよ!海未に謝罪の気持ちを込めてやっているんだわ、決してそんなつもりじゃないわよ)ゴシゴシ
絵里(今気付いたのだけど…女子高生が女子高生の体を洗うってどうなのかしら…)ゴシゴシ
絵里(姉妹でもそれはないわよね…これ、周りから変な目で見られていないかしら…)ゴシゴシ
海未「あの、絵里?さっきから同じところ洗ってません?」
絵里「ご、ごめんなさい、もう洗い終わったわ」
海未「え…あの、前は洗ってくれないのですか?」
絵里「ぇ」
101: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/01/03(日) 18:22:07.77 ID:TzR1MHAq.net
絵里「えぇ!?う、海未!?前ってことは……前なのよ!?ほんとにいいの!?」
海未「え?前って…!?……っ~~////わ、忘れてください!///」
絵里(さっきからそれ以上のこともしてる気がするけれど、まあさすがにね…)
海未「前は自分で洗いますので…その、今度は絵里の背中を洗わせてください」
絵里「いやそんな…私はあなたへのお詫びのつもりでしたんだから、別にあなたがしなくても…」
海未「いいえ、そうしないと私の気が済まないのです、それとも私に触られるのは嫌ですか?」シュン
絵里「な…!そんなわけないじゃない!…はあ、わかったわよ、それじゃあお願いするわ」
104: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/01/03(日) 18:22:56.73 ID:TzR1MHAq.net
海未「それでは、失礼します…」スッ
絵里「んっ……」
海未「絵里の肌はとても白いですね…夏は水着でPV撮影もしましたが…焼けた跡がほとんどないです…」
絵里「そ、そんなまじまじ見られると恥ずかしいわ…//」
海未「ご、ごめんなさい!背中洗いますね」ゴシゴシ
フニッ
絵里「!?」
105: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/01/03(日) 18:23:58.84 ID:TzR1MHAq.net
海未「あ、痛かったですか?」
絵里「い、いえ…痛くはないけれど…なんか近くない?」
海未「え、そうですか?ここから離れると洗いにくいのですが…」
絵里「いいえ、大丈夫よ…続けて」
海未「はいっ……んしょっ……」ゴシゴシ
フニッフニッ
絵里(あぁ…海未の柔らかい部分が当たって…とってもいけないことさせてるみたい…)
106: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/01/03(日) 18:24:44.72 ID:TzR1MHAq.net
ー2分後ー
海未「洗い終わりましたよ、これで大丈夫でしょうか」
絵里「え、えぇ、ありがとう…」
絵里(気が気でなかったわ)
ザーーーッ
海未「さあ、洗い終わりましたし、そろそろ出ましょうか」
絵里「そうね、しっかり水気を落としておきましょう」
108: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/01/03(日) 19:45:25.55 ID:TzR1MHAq.net
ー脱衣所ー
海未「髪乾かしてきますね」
絵里「あ、待って海未、海未みたいに髪が長いと大変でしょう?私がしてあげるわ」
海未「いいのですか?…ありがとうございます」
ブオオオォォォォー
海未「ああ、誰かに髪を乾かしてもらったのはいつ以来でしょうか…なんだか、とっても安心します…」
絵里「そういってもらえて嬉しいわ、海未の髪は綺麗だから、私もはりきっちゃう」ナデナデ
絵里「ねえ海未、私今日あなたと偶然出会えて本当によかったわ、とても楽しい一日だった」
海未「………」ウトウト
109: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/01/03(日) 19:46:09.60 ID:TzR1MHAq.net
絵里「…海未?」
海未「…はっ!?す、すみません!ウトウトしていました…」シュン
絵里「ふふっ、別に構わないわ。もう10時半なのね、長い間入っていたのね…」
絵里「さぁ、そろそろ出ましょうか、約束通り、何か買ってあげるわ」
海未「本当ですか!?じゃあ、コーヒー牛乳をお願いします!」キラキラ
絵里「はいはい、わかったわ♥ 」
110: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/01/03(日) 19:46:56.95 ID:TzR1MHAq.net
ガシャコン
海未「はぁぁ、お風呂上がりのコーヒー牛乳は最高です!お腹を壊さない丁度いい量になっているのも配慮を感じますね!」ゴクゴク
絵里「あら海未、楽しそうね」
海未「え、絵里…//見ていたのですか?」
絵里「見てたもなにも声に出してたわよ…」
海未「も、もうっ!///…というか絵里、どこに行っていたのですか?」
絵里「うん?ちょっと売店にね、お饅頭を買ってきたわ、アイスより好きかと思ってね…穂むらのお饅頭ほどおいしくはないかもしれないけど、どうぞ」
海未「え、いいんですか?ありがとうございます、今お金出しますから…」
絵里「い、いいのよそんなこと!私の贖罪みたいなものだから…」ブツブツ
海未「?」
111: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/01/03(日) 19:47:44.68 ID:TzR1MHAq.net
海未「お饅頭おいしいです…♫」モグモグ
絵里(ああ、これだけでも買った甲斐があったというものだわ…)
海未「…どうぞ、絵里」スッ
絵里「コーヒー牛乳…いいの?そんな多くないのでしょう?」
海未「ぜ、全部はダメですから!少しだけですよ?」
絵里「そんなに食い意地張ってないわよ…でもありがとう、いただきます」ゴクリ
絵里「ぷはーっ!おいしい!あまりお風呂上がりに牛乳は飲まなかったのだけれど、とてもスッキリするわね!ありがとう海未!」
海未「コーヒー牛乳の良さをわかってもらえてよかったです!今度また一緒に飲みましょう!」
112: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/01/03(日) 19:55:57.88 ID:fEOgTADy.net
海未「……ぁ」
絵里「ん?どうしたの海未?飲まないの?」
海未「い、いえ、ですが……」
絵里「…?…あ、もしかして間接キスとか言うんじゃないでしょうね?」
海未「………///」
絵里「もう、中学生じゃないんだから…まあそこが海未らしいのだけれど…」
海未「い、いただきますっ!」ゴクッ
113: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/01/03(日) 19:56:36.74 ID:fEOgTADy.net
ゴクゴク…
絵里「さ、そろそろ帰りましょうか、あんまり遅いと補導されちゃうわ」
海未「ん、はい……そうですね…」ウトウト
絵里「う、海未…」
絵里(そういえば海未は寝るのが早いって言ってたわね…もう11時に近いもの…無理ないわ)
海未「帰りましょー……」ウトウト
絵里「ちょ、ちょっと待ちなさい!送って行くわ、危なっかしい」
114: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/01/03(日) 19:57:00.06 ID:fEOgTADy.net
海未「そんな、一人で帰れますよ……迷惑ですし…」
絵里「全然迷惑なんかじゃないわよ、むしろ道端で倒れられて何か起きるほうが怖いわ」
絵里「さあ、手を繋いで帰りましょう?」
海未「はい…」トボトボ
115: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/01/03(日) 19:57:26.61 ID:fEOgTADy.net
ー帰り道ー
海未「…ねぇ絵里」
絵里「んー?」
海未「私、絵里のこと好きです」
絵里「うん、私も海未のことが好きよ」
海未「大好きです」
絵里「私も大好きよ」
海未「愛しています」
絵里「私も愛しているわ」
海未「……ありがとう…♥ 」ウトウト
絵里「もう、寝てても起きてても可愛いわね、あなたは」
116: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/01/03(日) 19:58:08.03 ID:fEOgTADy.net
絵里「……さぁ、着いたわよ、海未」
海未「んぇ…ありがとうございます……」ウトウト
絵里「明日は練習はないから…また月曜日に会いましょう、それじゃあお休み…海未」チュッ
絵里(踵を返して帰ろうとしたら、服が何かに引っかかった、振り向いて見ると、海未が私の服を掴んでいた)
絵里「海未…?」
海未「行かないでください…」
絵里「……困ったわね、これじゃあ帰れないわ」
海未「…泊まっていってください」
絵里「泊まるって言ったって…突然お邪魔したら親御さんにご迷惑じゃないかしら」
117: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/01/03(日) 19:58:42.42 ID:fEOgTADy.net
海未「今日は誰もいません…ですから」ウルウル
絵里(ああ、泣きそうな顔しちゃって…これじゃあ断れないじゃない)
絵里「わかったわ、それじゃあお邪魔させてもらおうかしら」
海未「…!よかった……!」パァァ
海未「ねえ絵里、今日はたくさんお話ししましょうね」
絵里「ちょっと、あなた眠いんでしょう?無理しないで寝るわよ」
海未「それじゃあ、一緒の布団で寝ましょう?」
絵里「うん、いいわよ」
海未「それと……いっぱい触って欲しいです…♥ 」
絵里「……うん」
118: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/01/03(日) 20:00:59.49 ID:fEOgTADy.net
ー明朝ー
海未(朝起きたら、絵里が隣にいました)
海未(私は昨日したことを思い出ししばらく顔を真っ赤にしていたのですが)
海未(朝食を用意しようと居間へいくと、すでに朝食が並んでいました)
海未(ん…?4つ分…?)
海未母「あら海未さん、起きていたのですね」
海未「お母様、帰っていたのですか?」
海未母「ええ、5時頃に」
海未母「さぁ、ご飯にしましょう」
海未母「あなたの彼女さんを起こして…ね?」
海未「っ~~~///」ボフン
おわり🍫🌊
海未「銭湯へいきましょう!」