6: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/01/05(火) 19:46:51.03 ID:XL1dp6Q7.net
※今から始まり。
真姫「え?」
穂乃果「随分汚れてるなぁ、この猫」
真姫「いやちょっと、何言ってるのよ穂乃果。人を猫扱いするなんて……」
穂乃果「わわわっ、鳴きだした、穂乃果なにかした!?」
真姫「だから何を……ん?」
肉球(チラッ)
真姫「………………………………」
真姫「……え?」
8: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/01/05(火) 19:50:55.84 ID:XL1dp6Q7.net
真姫「に゛ゃ゛あ゛ーーー!?!?」
穂乃果「うわわっ、な、なんか怒ってる……?」
真姫「何よコレーー!?!??」
穂乃果「う、ううん、嫌われてるのかな……退散退散」
真姫「待ってー!?おいていかないでーー!?」
ニャアァァァア
穂乃果「……」テクテク
真姫「…」トボトボ
穂乃果(さっきからずっと着いてくる……)
真姫(……なんでこんな事に……)
真姫「……そういえばさっき、猫ちゃんの尻尾踏んじゃったけど……まさか……?」
真姫「……考えても仕方ないのかしら…」
穂乃果「……じゃ、じゃあね、猫ちゃん」ガララッ
真姫「あ、ちょっと!まって!」ニャー!
真姫「……どうしよう」
〜〜〜
真姫「……」トボトボ
真姫「どこへ行けば……いいのかしら」
真姫「というかどうしたら元に戻れるのかしら」
凛「……あ、猫ちゃんだにゃー!」
真姫「! り、凛!たすけて!」ニャー!
凛ママ「触るな触るなまた痒くなるぞ」
凛「あーうー……」
真姫「あ、まって!まって!?」ニャー!ニャー!
凛ママ「ああもううるさいな。……ほい」
真姫「……え?」
魚肉ソーセージ
真姫「え……え?…あ」
シーン
真姫「あーー!?いつの間にーー!?」ニャアァァァア!?
真姫「……」モグモグ
真姫「あ、美味しい……」
真姫「……はあ」
真姫「……」テクテク
真姫「……ん?」
犬『ばうばう!』
真姫「ひっ……!」
お婆「あ〜、よしなさい太郎丸、こら」
真姫「う、うう……」ソソクサ
〜〜〜
真姫「……犬が怖い」
真姫「猫の本能かしら……」
真姫「はあ……」
真姫「はあ……」テクテク
猫『ナー』
真姫「……!な、なんだ、猫か…」
猫『なんだとはなんだにゃ。お前も猫にゃ』
真姫「!?!?!?」
真姫「ね、猫が……」
猫『いやだからおめーも猫だにゃ』
真姫(……猫だから、わかるのかしら)
猫『……変な奴だにゃ』
真姫「あ、うん……」
猫『……おめー見ない顔だにゃ』
猫『しかもなかなか可愛いじゃねーかにょ』
真姫「あ、ありがと……」
猫『交尾しようにゃ』
真姫「……………………は?」
猫『交尾しようにゃ』
〜〜
真姫「いやぁあぁ!!たすけえぇ!」
猫『なぜ逃げるニャー!』
真姫「いやぁぁぁぁあ!初めてが猫なんでいやぁぁぁぁあ!!」
猫『うにゃーー!!』
真姫「……あ!ここは……!」
真姫「穂乃果ー!たすけて!たすけて!あけてぇええ!!」ガリガリガリクソン
穂乃果「う、ううーん、うるさいなぁ……って先の猫ちゃん?」
穂乃果「たすけてたすけてたすけてたすけてたすけてたすけて!!」ニャーニャーニャー!
ピョンッ
穂乃果「わ、ちょちょ、猫ちゃん!?」ガララピシャ
猫『……あれ、いない』
猫『ちっ、せっかくの上玉が。損したにゃ』
〜〜〜
真姫(た、助かった……)
穂乃果「う、うーん……」
真姫(穂乃果には悪いけど、お世話になろうかしら……)
穂乃果「うち犬猫は飼わせてくれないからなぁ……どうしよう」
真姫「……」ニャー
穂乃果「……静かにしててね」
真姫「……!」
穂乃果(……もしかしたら捨て猫かもしれないし…首輪もないし、妙に汚れてるし…)
真姫「ありがとう、穂乃果……」ニャー
穂乃果「……と、とりあえず、お風呂にいこっか」
穂乃果「ちょっと臭うし」
真姫「に゛ゃ゛っ゛」
〜風呂場〜
穂乃果「……普通のシャンプーでいいのかな」
真姫(……なんで穂乃果まで服脱ぐのよ)
穂乃果「暴れないでね……」ゴシゴシゴシ
真姫「あふ……」
真姫(いい心地……)
穂乃果「いい子だね〜よしよし」ゴシゴシ
真姫(慣れてるのは、なんでなのかしら……)
穂乃果「小さい頃、雪穂にもこうやってたなあ……」シャカシャカ
真姫「……」
真姫(そっか……穂乃果も、結局は)
真姫(お姉さんなのね)
穂乃果「流すよ」
真姫(気持ちいい……)
穂乃果「さて、あがろっか」
真姫「うん……」
〜〜〜
穂乃果「とりあえず私の部屋に……」
雪穂「お姉ちゃーん」
穂乃果「はいぃ!?」ギュッ
真姫(ぐえっ!?)
雪穂「私の服知らなーい?」
穂乃果「し、しらなーい……」
真姫(く、苦し……!)
ニャアウ…
雪穂「?」
穂乃果「?!」
雪穂「……いま、なにか」
穂乃果「わ、わたし部屋戻るねー!!」スタコラサッサー
真姫(ヴェエ…)
〜〜〜
穂乃果「危ない危ない……」
真姫「ゲホォ……」
穂乃果「ごめんね猫ちゃん……」ヨシヨシ
真姫「……妙に優しいわね」
穂乃果「…」
真姫「……」クゥ〜
真姫(……お腹すいた)
穂乃果「お腹すいてるかな?……えーと、なにかあったかな……」
真姫(変に察しがいいわね……)
穂乃果「何食べさせたらいいんだろう……」
〜〜〜
穂乃果「ふむ、ふむ。鶏のささみを茹でて……ね」
〜〜〜
穂乃果「はい、どーぞ!」
鶏のささみ(やあ)ホカホカ
真姫「……」
真姫「……」モグッ
真姫「あ、美味しい」
穂乃果「美味しい?」
真姫「……うん」ニャー
穂乃果「……喜んでるのかな?」
真姫「…」モグモグモグ
穂乃果「……」ナデナデ
真姫「……なによ」
真姫「ふにゃ……」ゴロニャン
穂乃果「…なんかこのつり目」
穂乃果「真姫ちゃんっぽいなぁ」
穂乃果「なんて」
真姫「……」
穂乃果「……ねえねえ猫ちゃん」
穂乃果「私の友達にね、西木野真姫ちゃんっているの」
穂乃果「歌が上手くて、綺麗で、ちょっと生意気で、お金持ちの」
真姫「お金持ちは余計よ……」
穂乃果「初めて会ったとき、真姫ちゃん、すっごいツンツンしてたんだよー」
穂乃果「でもすぐ照れるんだー」
真姫「……」
穂乃果「いっつも頼っちゃってて」
穂乃果「調子乗ったことばっかり言って困らせちゃうの」
真姫「本当よ、いつもいつも……」
穂乃果「でも本当に感謝してるんだよ」前足クイクイ
真姫「遊ばないで……」
穂乃果「……」
穂乃果「真姫ちゃんってね、可愛いだよ」
真姫「ふぁい!?」
穂乃果「すぐ照れるから、いつも顔赤くて」
穂乃果「トマトが好きっていうからトマトジュースあげたら喜んでて」
穂乃果「曲も作ってくれて……始まりの曲を、作ってくれて」
真姫「……」
穂乃果「本当に、真姫ちゃんには感謝してもしきれないんだ」
穂乃果「私はね、そんな真姫ちゃんが大好きなの」
穂乃果「これからも仲良くしたいなぁ……」
真姫「……!」
真姫「……私だって」
真姫「穂乃果が、あの時音楽室で声をかけてくれなかったら」
真姫「今の私なんてどこにもいなかったし、みんなにも会えなかった……」
真姫「私だって感謝してるのよ……」
真姫「……それに」
真姫「私だって……穂乃果のこと、大好きなんだから……」
穂乃果「……………………」
真姫「……?」
穂乃果「……………………ま、真姫……ちゃん?」
真姫「え」
鏡チラッ
真姫(あれ、戻ってる…なんで………まあ、でもよかった)
真姫「…………」すっぽんぽーん
穂乃果「…………」
真姫「――きゃああああああ!?」
真姫「ちょ、穂乃果!服!服貸して!」
穂乃果「うううう、うん、ちょっとまってて!?」
ーーー
穂乃果「…………」
真姫「…………」
真姫/穂乃果(気まずい……)
穂乃果(ていうかなんで真姫ちゃん、猫になってたの?)
真姫(裸見られたぁ……)
穂乃果「……!」
穂乃果「ね、ねぇ、真姫ちゃん……さっき、真姫ちゃんさ……」
真姫「……なによ」
穂乃果「……穂乃果のこと、大好きって……ほんと?」
真姫「……っ!!」
真姫「そ、それは……その……」
穂乃果「……うそ?」
真姫「いや、その、ちが……あ、う……」
真姫「……本当よ」
真姫「……その………………すきよ」
穂乃果「……」
穂乃果「ん?」
真姫「……は?」
穂乃果「いやさっきと違うなって」
真姫「……!」
真姫「…………大好きよ」
穂乃果「だれが?」
真姫「……っ!……、ほ、穂乃果の事が……」
真姫「……大好き」
穂乃果「私もっーー!!」
真姫「ひゃあぁあ!?」
穂乃果「もうっー!素直じゃないんだからー!」
穂乃果「真姫ちゃん真姫ちゃーん!」ベッタリ
真姫「も、もう、離しなさいよ……」
穂乃果「えへへへっ!」
穂乃果「真姫ちゃん、だーいすき!」
おわりよ
元スレ
真姫「に゛ゃ゛あ゛ーーー!?!?」
穂乃果「うわわっ、な、なんか怒ってる……?」
真姫「何よコレーー!?!??」
穂乃果「う、ううん、嫌われてるのかな……退散退散」
真姫「待ってー!?おいていかないでーー!?」
ニャアァァァア
9: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/01/05(火) 19:53:12.99 ID:XL1dp6Q7.net
穂乃果「……」テクテク
真姫「…」トボトボ
穂乃果(さっきからずっと着いてくる……)
真姫(……なんでこんな事に……)
真姫「……そういえばさっき、猫ちゃんの尻尾踏んじゃったけど……まさか……?」
10: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/01/05(火) 19:55:37.69 ID:XL1dp6Q7.net
真姫「……考えても仕方ないのかしら…」
穂乃果「……じゃ、じゃあね、猫ちゃん」ガララッ
真姫「あ、ちょっと!まって!」ニャー!
真姫「……どうしよう」
〜〜〜
真姫「……」トボトボ
真姫「どこへ行けば……いいのかしら」
真姫「というかどうしたら元に戻れるのかしら」
11: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/01/05(火) 20:00:35.78 ID:XL1dp6Q7.net
凛「……あ、猫ちゃんだにゃー!」
真姫「! り、凛!たすけて!」ニャー!
凛ママ「触るな触るなまた痒くなるぞ」
凛「あーうー……」
真姫「あ、まって!まって!?」ニャー!ニャー!
凛ママ「ああもううるさいな。……ほい」
真姫「……え?」
魚肉ソーセージ
真姫「え……え?…あ」
シーン
真姫「あーー!?いつの間にーー!?」ニャアァァァア!?
13: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/01/05(火) 20:03:36.41 ID:XL1dp6Q7.net
真姫「……」モグモグ
真姫「あ、美味しい……」
真姫「……はあ」
17: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/01/05(火) 20:35:22.89 ID:XL1dp6Q7.net
真姫「……」テクテク
真姫「……ん?」
犬『ばうばう!』
真姫「ひっ……!」
お婆「あ〜、よしなさい太郎丸、こら」
真姫「う、うう……」ソソクサ
〜〜〜
真姫「……犬が怖い」
真姫「猫の本能かしら……」
真姫「はあ……」
18: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/01/05(火) 20:38:16.76 ID:XL1dp6Q7.net
真姫「はあ……」テクテク
猫『ナー』
真姫「……!な、なんだ、猫か…」
猫『なんだとはなんだにゃ。お前も猫にゃ』
真姫「!?!?!?」
21: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/01/05(火) 20:56:04.03 ID:XL1dp6Q7.net
真姫「ね、猫が……」
猫『いやだからおめーも猫だにゃ』
真姫(……猫だから、わかるのかしら)
猫『……変な奴だにゃ』
真姫「あ、うん……」
猫『……おめー見ない顔だにゃ』
猫『しかもなかなか可愛いじゃねーかにょ』
真姫「あ、ありがと……」
猫『交尾しようにゃ』
真姫「……………………は?」
猫『交尾しようにゃ』
24: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/01/05(火) 20:58:12.59 ID:XL1dp6Q7.net
〜〜
真姫「いやぁあぁ!!たすけえぇ!」
猫『なぜ逃げるニャー!』
真姫「いやぁぁぁぁあ!初めてが猫なんでいやぁぁぁぁあ!!」
猫『うにゃーー!!』
真姫「……あ!ここは……!」
真姫「穂乃果ー!たすけて!たすけて!あけてぇええ!!」ガリガリガリクソン
27: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/01/05(火) 21:05:38.83 ID:XL1dp6Q7.net
穂乃果「う、ううーん、うるさいなぁ……って先の猫ちゃん?」
穂乃果「たすけてたすけてたすけてたすけてたすけてたすけて!!」ニャーニャーニャー!
ピョンッ
穂乃果「わ、ちょちょ、猫ちゃん!?」ガララピシャ
猫『……あれ、いない』
猫『ちっ、せっかくの上玉が。損したにゃ』
〜〜〜
真姫(た、助かった……)
29: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/01/05(火) 21:12:03.71 ID:XL1dp6Q7.net
穂乃果「う、うーん……」
真姫(穂乃果には悪いけど、お世話になろうかしら……)
穂乃果「うち犬猫は飼わせてくれないからなぁ……どうしよう」
真姫「……」ニャー
穂乃果「……静かにしててね」
真姫「……!」
31: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/01/05(火) 21:16:19.46 ID:XL1dp6Q7.net
穂乃果(……もしかしたら捨て猫かもしれないし…首輪もないし、妙に汚れてるし…)
真姫「ありがとう、穂乃果……」ニャー
穂乃果「……と、とりあえず、お風呂にいこっか」
穂乃果「ちょっと臭うし」
真姫「に゛ゃ゛っ゛」
33: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/01/05(火) 21:27:15.06 ID:XL1dp6Q7.net
〜風呂場〜
穂乃果「……普通のシャンプーでいいのかな」
真姫(……なんで穂乃果まで服脱ぐのよ)
穂乃果「暴れないでね……」ゴシゴシゴシ
真姫「あふ……」
真姫(いい心地……)
35: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/01/05(火) 21:32:33.32 ID:XL1dp6Q7.net
穂乃果「いい子だね〜よしよし」ゴシゴシ
真姫(慣れてるのは、なんでなのかしら……)
穂乃果「小さい頃、雪穂にもこうやってたなあ……」シャカシャカ
真姫「……」
真姫(そっか……穂乃果も、結局は)
真姫(お姉さんなのね)
穂乃果「流すよ」
36: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/01/05(火) 21:41:05.29 ID:XL1dp6Q7.net
真姫(気持ちいい……)
穂乃果「さて、あがろっか」
真姫「うん……」
〜〜〜
穂乃果「とりあえず私の部屋に……」
雪穂「お姉ちゃーん」
穂乃果「はいぃ!?」ギュッ
真姫(ぐえっ!?)
37: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/01/05(火) 21:44:20.23 ID:XL1dp6Q7.net
雪穂「私の服知らなーい?」
穂乃果「し、しらなーい……」
真姫(く、苦し……!)
ニャアウ…
雪穂「?」
穂乃果「?!」
41: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/01/05(火) 22:00:16.66 ID:XL1dp6Q7.net
雪穂「……いま、なにか」
穂乃果「わ、わたし部屋戻るねー!!」スタコラサッサー
真姫(ヴェエ…)
〜〜〜
穂乃果「危ない危ない……」
真姫「ゲホォ……」
穂乃果「ごめんね猫ちゃん……」ヨシヨシ
真姫「……妙に優しいわね」
穂乃果「…」
真姫「……」クゥ〜
真姫(……お腹すいた)
46: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/01/05(火) 22:15:51.49 ID:XL1dp6Q7.net
穂乃果「お腹すいてるかな?……えーと、なにかあったかな……」
真姫(変に察しがいいわね……)
穂乃果「何食べさせたらいいんだろう……」
〜〜〜
穂乃果「ふむ、ふむ。鶏のささみを茹でて……ね」
〜〜〜
穂乃果「はい、どーぞ!」
鶏のささみ(やあ)ホカホカ
真姫「……」
48: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/01/05(火) 22:25:48.12 ID:XL1dp6Q7.net
真姫「……」モグッ
真姫「あ、美味しい」
穂乃果「美味しい?」
真姫「……うん」ニャー
穂乃果「……喜んでるのかな?」
真姫「…」モグモグモグ
49: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/01/05(火) 22:34:29.32 ID:XL1dp6Q7.net
穂乃果「……」ナデナデ
真姫「……なによ」
真姫「ふにゃ……」ゴロニャン
穂乃果「…なんかこのつり目」
穂乃果「真姫ちゃんっぽいなぁ」
穂乃果「なんて」
真姫「……」
50: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/01/05(火) 22:46:28.51 ID:XL1dp6Q7.net
穂乃果「……ねえねえ猫ちゃん」
穂乃果「私の友達にね、西木野真姫ちゃんっているの」
穂乃果「歌が上手くて、綺麗で、ちょっと生意気で、お金持ちの」
真姫「お金持ちは余計よ……」
穂乃果「初めて会ったとき、真姫ちゃん、すっごいツンツンしてたんだよー」
穂乃果「でもすぐ照れるんだー」
真姫「……」
52: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/01/05(火) 22:56:29.67 ID:XL1dp6Q7.net
穂乃果「いっつも頼っちゃってて」
穂乃果「調子乗ったことばっかり言って困らせちゃうの」
真姫「本当よ、いつもいつも……」
穂乃果「でも本当に感謝してるんだよ」前足クイクイ
真姫「遊ばないで……」
穂乃果「……」
穂乃果「真姫ちゃんってね、可愛いだよ」
真姫「ふぁい!?」
58: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/01/05(火) 23:18:14.18 ID:XL1dp6Q7.net
穂乃果「すぐ照れるから、いつも顔赤くて」
穂乃果「トマトが好きっていうからトマトジュースあげたら喜んでて」
穂乃果「曲も作ってくれて……始まりの曲を、作ってくれて」
真姫「……」
穂乃果「本当に、真姫ちゃんには感謝してもしきれないんだ」
穂乃果「私はね、そんな真姫ちゃんが大好きなの」
穂乃果「これからも仲良くしたいなぁ……」
真姫「……!」
59: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/01/05(火) 23:25:57.79 ID:XL1dp6Q7.net
真姫「……私だって」
真姫「穂乃果が、あの時音楽室で声をかけてくれなかったら」
真姫「今の私なんてどこにもいなかったし、みんなにも会えなかった……」
真姫「私だって感謝してるのよ……」
真姫「……それに」
真姫「私だって……穂乃果のこと、大好きなんだから……」
穂乃果「……………………」
真姫「……?」
穂乃果「……………………ま、真姫……ちゃん?」
真姫「え」
60: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/01/05(火) 23:33:13.84 ID:XL1dp6Q7.net
鏡チラッ
真姫(あれ、戻ってる…なんで………まあ、でもよかった)
真姫「…………」すっぽんぽーん
穂乃果「…………」
真姫「――きゃああああああ!?」
真姫「ちょ、穂乃果!服!服貸して!」
穂乃果「うううう、うん、ちょっとまってて!?」
61: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/01/05(火) 23:38:55.67 ID:XL1dp6Q7.net
ーーー
穂乃果「…………」
真姫「…………」
真姫/穂乃果(気まずい……)
穂乃果(ていうかなんで真姫ちゃん、猫になってたの?)
真姫(裸見られたぁ……)
穂乃果「……!」
穂乃果「ね、ねぇ、真姫ちゃん……さっき、真姫ちゃんさ……」
真姫「……なによ」
穂乃果「……穂乃果のこと、大好きって……ほんと?」
真姫「……っ!!」
真姫「そ、それは……その……」
62: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/01/05(火) 23:41:48.64 ID:XL1dp6Q7.net
穂乃果「……うそ?」
真姫「いや、その、ちが……あ、う……」
真姫「……本当よ」
真姫「……その………………すきよ」
穂乃果「……」
穂乃果「ん?」
真姫「……は?」
穂乃果「いやさっきと違うなって」
真姫「……!」
64: 名無しで叶える物語(あら)@\(^o^)/ 2016/01/05(火) 23:46:30.72 ID:XL1dp6Q7.net
真姫「…………大好きよ」
穂乃果「だれが?」
真姫「……っ!……、ほ、穂乃果の事が……」
真姫「……大好き」
穂乃果「私もっーー!!」
真姫「ひゃあぁあ!?」
穂乃果「もうっー!素直じゃないんだからー!」
穂乃果「真姫ちゃん真姫ちゃーん!」ベッタリ
真姫「も、もう、離しなさいよ……」
穂乃果「えへへへっ!」
穂乃果「真姫ちゃん、だーいすき!」
おわりよ
真姫「あら、穂乃果」穂乃果「……ん?猫?」