1: 名無しで叶える物語 2019/10/01(火) 00:02:55.67 ID:wyeS5iSR.net

花陽「カタカナーシ?」真姫「意味分かんない」

凛「簡単に言うと、カタカナ語をカタカナ語を使わずに説明するゲームだよ!」

真姫「だから意味分かんないわよ!?」

花陽「えっと、お題の単語があって、それを英語を使わずに説明するゲーム、かな?」

凛「かよちんさすが!」

真姫「いや、カタカナ語って何回も言い過ぎなんだけど」

凛「このカードに書かれてるお題を説明するゲームだよ。なんか面白そうだから買ってみた!」

真姫「え、なに? あたし達でやるって事?」

凛「え? そうだけど?」

真姫「なんで当たり前にやる前提なのよ?」

凛「ええ!? やらないの真姫ちゃん!」

真姫「いや、やらないわけじゃ……」

花陽「えっと……山札から一枚取って手札にして、山札の裏に書いてある数字の言葉がお題になるんだね」

凛「そうだよ。カードには六個お題があるから、それを照らし合わせるの!」

真姫「へぇ……思ったよりよく出来てるわね」

花陽「カタカナ語を使ったら、指摘した人が新しくカードを引いて出題するんだね」

真姫「そうなの? あぁ、答えを言った人だけじゃなくて、出題者にも得点が入るからなのね」

凛「どゆこと?」

真姫「出題者を多くやった方が得点を得やすいからよ。多く正解すれば出題も多く出来る。それを繰り返して規定のポイントまで獲得したら勝ちって事ね」

花陽「な、なんだか難しそう……」

凛「とにかくやってみようよ!」

真姫「はいはい。じゃあ凛から」

凛「よーし! お題はなにかな?」



3: 名無しで叶える物語 2019/10/01(火) 00:04:58.87 ID:wyeS5iSR.net

凛「んと……ちっちゃくて可愛くて、車輪めっちゃ漕ぐ動物!」

花陽「ハムスター!」

凛「かよちん正解!」

真姫「なるほどね。出題者は手札を目の前に置いて、回答者は山札を一枚自分の前に置く」

花陽「これが私のポイントになるんだね。で、私がカードを引いて説明する……」



4: 名無しで叶える物語 2019/10/01(火) 00:06:33.97 ID:wyeS5iSR.net

花陽「ええ!? えっと、こ、工具! 工具!? あの、物作りに使う工具!」

凛「え~!? なんだろ、アバウトだから分かんないにゃ~!」

真姫「……はい」

花陽「ま、真姫ちゃんどうぞ」

真姫「えっと……アイテム?」

花陽「ああ、違います……」

凛「あ、もう真姫ちゃん答えられないから」

真姫「ヴェエエ!? 何それ!?」

凛「書いてあるよ。ほらここ。一度だけ回答出来るって」

真姫「ホントね……答えが出なかったら新しいお題を出すのね」

凛「でも分かんないよこれ。なんだろ、ドライバー?」

花陽「あぅぅ……正解は、キットです」

真姫「ああ、キットね」

凛「キットって何?」

真姫「……これは無理ね」

花陽「じゃあこれは避けて、新しいお題を……」



5: 名無しで叶える物語 2019/10/01(火) 00:08:34.79 ID:wyeS5iSR.net

花陽「あの、枕とか、布団とかに使うあの、包むもの!」

真姫「カバー」

花陽「正解です!」

真姫「よし」

凛「じゃあ次は真姫ちゃんだね!」

真姫「てゆうか、これ、何点までやるの?」

花陽「えっと……説明書には10点ってあるけど」

真姫「さすがに長いわよ。五点にしましょ」

凛「そうだね。じゃあ真姫ちゃん、どうぞにゃ!」

真姫「はいはい……」

真姫「えっと、化学繊維の袋で、スーパーとかでーー」

凛「言ったー! 真姫ちゃんカタカナ語使った!」

真姫「あっ、くぅう……しまった。つい」

花陽「えっと、指摘されたら、指摘した人にカードを渡すみたいです。それが得点になるって」

真姫「悔しいわね、コレ……」

凛「いえ~! じゃあ次は凛が出題するよ!」



6: 名無しで叶える物語 2019/10/01(火) 00:09:55.49 ID:wyeS5iSR.net

凛「えええええ!? あの、変なの!変わった感じ! ええ、なに、これなに?」

真姫「知らないわよ!」

花陽「変なの……カタカナ語……」

真姫「ん、じゃあはい」

凛「はい真姫ちゃん」

真姫「……シュール?」

凛「来たぁああああ!!」

花陽「アタッチャッタノォ!?」

真姫「え、ホントに!?」

凛「凄い真姫ちゃん偉い! カッコイイ!」

真姫「なんか褒められてる気がしないんだけど……まぁいいわ。じゃあ次は……」



7: 名無しで叶える物語 2019/10/01(火) 00:10:50.65 ID:wyeS5iSR.net

真姫「ヴェエエ……えっと、人を惹き付ける魅力がある、り、じゃない」

凛「真姫ちゃん今言いそうだったにゃ」

真姫「セーフよセーフ!」

花陽「……これ、セーフって言ったのは使った内に入るのかな?」

真姫「あっ……!?」

凛「はい真姫ちゃんだめー!」

真姫「うぅううう……!」

花陽「ご、ごめんね真姫ちゃん……」

真姫「回答して取り戻すわよ!」

凛「ムキになってきたにゃ……」

真姫「誰のせいよ!?」

花陽「じゃ、じゃあ行きます!」



8: 名無しで叶える物語 2019/10/01(火) 00:11:54.64 ID:wyeS5iSR.net

花陽「ピャア!? あの、砂糖とか、えー、なんて言えば、うぅ……」

凛「うーん……砂糖だからお菓子っぽいかにゃ?」

花陽「あ、凛ちゃん凄い! お菓子ですお菓子!」

真姫「まだヒントが少ないわね」

花陽「えっと……茶色くて、四角くて、固いけどだんだん口の中で柔らかくなる」

凛「あー! 分かったチョコレート!」

花陽「あぁ、違います……」

真姫「チョコレートじゃない。じゃあ……キャラメル?」

花陽「真姫ちゃあん……!」

真姫「いや、どっちのリアクションよそれ」

花陽「正解です!」

凛「おお、悔しいにゃ。凛のヒントが利いたね」

真姫「自分の手柄みたいに言わないでよ。とにかく私のポイントね」

花陽「そういえば、同点だったらどうなるんだろ?」

凛「えっと……同点だったら、回答したプレイヤーの勝ちだね」

真姫「今花陽がリーチだから、花陽が次回答したら勝ちね」

花陽「わ、ほ、ホントだ!?」

凛「凛負けないよ! ほら真姫ちゃん! 早く早く!」

真姫「分かったから……」



9: 名無しで叶える物語 2019/10/01(火) 00:12:31.20 ID:wyeS5iSR.net

真姫「えっと生、生……乳製品に」

凛「真姫ちゃん?」

真姫「つい言いそうになるのよ! 仕方ないでしょ! えっと、焼いた薄い生地に、包むのよ。果物とか、色々甘い物を」

花陽「クレープです!」

真姫「花陽正解。優勝は花陽ね」

花陽「や、やりました!」

凛「かよちん凄いにゃー!」

真姫「てゆうか、回答は私が一番多いんだけどね」

凛「自爆も真姫ちゃんが一番にゃ」

真姫「うるさいわね!」

花陽「ま、まぁまぁ。そろそろ皆も来るだろうし、またやろうね」

凛「次は負けないよ!」

真姫「一度も答えられてないのに?」

凛「自爆はしてないから」

真姫「なによ!」

花陽「お、落ち着いて真姫ちゃん……!」



10: 名無しで叶える物語 2019/10/01(火) 00:14:45.75 ID:wyeS5iSR.net

穂乃果「何だろこれ?」

ことり「カタカナーシ?」

海未「二人とも、何をしてるんですか?」

穂乃果「あ、海未ちゃん! 見てみて、なんかカードがあったんだ!」

ことり「パーティーゲームのカードみたいだよ」

海未「部室に遊び道具を持ち込むなんて、誰の仕業でしょう……」

穂乃果「ねぇ、私達もやってみようよ!」

海未「これを、ですか? 学校は遊ぶ所ではありませんよ」

ことり「まぁまぁ。私もちょっとだけやってみたいんだけど、ダメかなぁ?」

海未「うっ!? ま、まぁ二人がそこまで言うのであれば……」

穂乃果「やったぁ!」

 説明書読込中ーー

穂乃果「それじゃあ私から行くよ!」



11: 名無しで叶える物語 2019/10/01(火) 00:15:50.90 ID:wyeS5iSR.net

穂乃果「えっと、葉っぱを食べる野菜!」

海未「葉野菜ですか」

ことり「うーん。もう少しヒントが欲しいかな?」

穂乃果「えっとね……これがメインてゆうより、下にひくーー」

海未「あ、穂乃果。カタカナ語」

穂乃果「え? 言った?」

ことり「メインって言っちゃったよぉ?」

穂乃果「うわ! これ難しい!」

海未「ではその手札は私の得点ですね」

穂乃果「よーし! 取り返すぞ!」



12: 名無しで叶える物語 2019/10/01(火) 00:16:34.01 ID:wyeS5iSR.net

海未「ふむ……競技における反則行為ですね」

ことり「あっ、ファウル!」

海未「ことり、お見事です」

穂乃果「おおー! ことりちゃん凄い!」

ことり「えへへぇ♪ 海未ちゃんのヒントが分かりやすかったからだよ」

海未「ではこの手札は私の、ことりは山札を一枚得点に出来ますね」

ことり「次は私です!」



13: 名無しで叶える物語 2019/10/01(火) 00:17:11.16 ID:wyeS5iSR.net

ことり「えっと、サッカー、あ」

穂乃果「ことりちゃん言った!」

ことり「あぅぅ、つい出ちゃった」

海未「仕方ありません。そういうゲームですから」

穂乃果「じゃあ行きます!」



14: 名無しで叶える物語 2019/10/01(火) 00:18:33.77 ID:wyeS5iSR.net

穂乃果「えー!? うーんと、あの、世界中に繋がってるあの、繋がってるもの!」

ことり「えー? アバウトすぎるよぉ」

海未「世界中で繋がってるもの?」

穂乃果「いや、だって説明出来ないよこれ! カタカナ語使っちゃうもん!」

ことり「……ねぇ、海未ちゃん」

海未「さすがに見逃しましょう」

穂乃果「え、なに?」

海未「何でもありません。他に何かヒントは?」

穂乃果「えーっとねぇ~……たくさんの人が使ってて、私達も使う!ほらこれで!」

ことり「スマートフォン?」

海未「分かりました! インターネットです!」

穂乃果「あぁ~惜しい! 惜しいんだよ!」

ことり「えぇ、違うのぉ?」

海未「むぅ、回答権は一回のみですからね」

ことり「インターネットじゃないなら、なんだろう?」

穂乃果「いやもうホントに近いの! それを使ってる状態!?」

海未「あぁ、なるほど。確かにこれは難しいですね」

ことり「えー、わかんないよぉ!」

穂乃果「だめかぁ~!」

海未「穂乃果。おそらくお題は、オンラインでは?」

穂乃果「あ、そう! それだよ!」

ことり「海未ちゃんすごぉい!」

海未「いえ、インターネットが惜しいということなので、それで分かっただけです」

穂乃果「じゃあ次だよ!」



15: 名無しで叶える物語 2019/10/01(火) 00:19:15.03 ID:wyeS5iSR.net

穂乃果「うっそ!? あ、これさっき出たよ海未ちゃん!」

海未ことり
『インターネット!』

穂乃果「正解! 若干海未ちゃんが速かったかな?」

ことり「じゃあ海未ちゃんのポイントだね」

海未「しかし、なんという偶然……」

ことり「じゃあ次海未ちゃん、お願いします」



16: 名無しで叶える物語 2019/10/01(火) 00:20:02.09 ID:wyeS5iSR.net

海未「む。これは……競技や法律に基づく決まり事」

ことり「ルール!」

海未「はい。その通りです」

穂乃果「海未ちゃん簡単じゃない!?」

海未「カードゲームなのですから、運の違いです」

ことり「あ、海未ちゃんもうリーチだ」

穂乃果「え、速い!?」

海未「当然です。さぁことり、早く終わらせましょう」

穂乃果「えー! もっとやりたいよぉ! 頑張るぞ!」



17: 名無しで叶える物語 2019/10/01(火) 00:20:58.20 ID:wyeS5iSR.net

ことり「記録する事、だね。えっと……その、現実じゃなくて、仮想世界を旅してる時に」

海未「仮想世界を旅してる?」

穂乃果「うーん……あー! 分かったセーブだ!」

ことり「穂乃果ちゃん凄い! 正解だよ!」

穂乃果「やったぁ!」

海未「なるほど。仮想世界を旅してる、つまりゲームをしている時に記録する。なかなか上手い説明ですね」

ことり「そ、そうかな? 自分では、全然出来てないと思ったんだけど」

海未「実際、穂乃果が正解を導き出したのです。自信を持ってください」

ことり「海未ちゃん……ありがとう!」

穂乃果「よし、まだチャンスはあるよ!」



18: 名無しで叶える物語 2019/10/01(火) 00:21:36.63 ID:wyeS5iSR.net

穂乃果「塔!」

ことり「タワー!」

海未「そのままですね」

穂乃果「正解!」

ことり「やったね!」

海未「なんと、並んでしまいましたね」

穂乃果「いぇー、まだ逆転できるね!」

ことり「あ、これ……私負け確定だ」

穂乃果「え、そうなの!?」

海未「はい。同点の場合回答者が勝つ。そしてこの状況。穂乃果に負ける事はそうそうないかと」

穂乃果「あ、穂乃果を馬鹿にしたな! 絶対に勝ってやるんだから!」

ことり「それじゃあ、いくよ?」



19: 名無しで叶える物語 2019/10/01(火) 00:22:20.66 ID:wyeS5iSR.net

ことり「えっと、化物だね。勇者が倒す」

穂乃果「モンスター!」

ことり「穂乃果ちゃあん……!」

穂乃果「勝っ……たぁああああっ!!」

海未「なんと、負けてしまいましたか」

穂乃果「へっへーんだ! 穂乃果を馬鹿にするからだよ!」

海未「ええ。確かに、私のミスでした。さすがは穂乃果ですね」

穂乃果「フッフッフ……!」

ことり「……」

ことり(カタカナ語って言ったのを指摘してたら負けてたのは、言わない方がいいよねぇ?)



20: 名無しで叶える物語 2019/10/01(火) 00:24:15.87 ID:wyeS5iSR.net

希「ふんふふーん♪ ふんふふふふんふんふーんふふーん♪」

絵里「上機嫌ね、希」

希「うん♪ 面白そうな物を見つけたからね」

絵里「面白そうな物?」

にこ「なによ、カード?」

絵里「えっと、カタカナーシってあるけど」

希「簡単に言うと、パーティーゲームのカードやね」

にこ「へぇ、そんなのあるのね」

絵里「トランプやウノとは違うの?」

希「全然違うで? やってみたら分かるよ」

にこ「へぇ、面白そうじゃない」

絵里「いいのかしら? 学校でゲームなんて」

希「まぁまぁ。息抜き程度に考えよ?」

絵里「そうね。どんなゲームなの?」

説明書読込中ーー

希「それじゃあウチが出すよ?」



21: 名無しで叶える物語 2019/10/01(火) 00:25:04.59 ID:wyeS5iSR.net

希「うーんとね……あかん、食べ物。熱々の食べ物や」

にこ「適当過ぎるわよ!」

希「待って。えっと……似たような熱いのいっぱいあって、これ系の料理は器もアツアツなんよ」

絵里「器も? 器ごと熱するの?」

希「そうそう! そんでね? 別のはお米が入ってるんやけど、これは平べったい麺みたいなのが」

にこ「ラザニア!」

希「にこっち正解!」

絵里「にこ、よく分かったわね。グラタンかと思ったんだけど」

にこ「平べったい麺って言ったから、マカロニグラタンじゃないって思ったのよ」

希「さすが、女子力ピカイチなだけあるね」

にこ「ふっふーん! じゃあ次はアタシね!」



22: 名無しで叶える物語 2019/10/01(火) 00:26:04.47 ID:wyeS5iSR.net

にこ「えっと、え、待って!? えぇ!? 落ち着け、落ち着くのよにこ」

絵里「ど、どうしたの!?」

希「いざ説明するってなった時のお楽しみやんね」

にこ「えっと……ね? 日本じゃなくて、その、海外の主食で……」

絵里「ああ、ご飯じゃないのね」

にこ「そう! それで、欧米じゃないの。ほら、あの、これ、え? みたいな?」

絵里「いや、分からないわよ? なんなの?」

にこ「そう! それよ!」

絵里「ええ!? ちょ、それって何が!?」

希「ん? もしかして、ナン?」

にこ「希! よくやったわ!」

絵里「いや説明になってないわよ!」

希「ま、まさかのダジャレ……くくっ!」

にこ「でも出たわよ、正解! だってカレーもインドも言えないんだからしょうがないでしょ!?」

希「あー、確かに」

絵里「だから最初焦ったのね」

希「それじゃ、またウチやんね」



23: 名無しで叶える物語 2019/10/01(火) 00:27:01.97 ID:wyeS5iSR.net

希「えぇ……あの、服の生地で、堅い青の」

にこ「ジーンズ!」

希「あぁ、にこっち違うんよ」

絵里「じゃあ、デニム?」

希「はい、絵里ち正解」

にこ「ちょ、ズルいわよ絵里!」

絵里「ズルくないわよ!」

希「まぁまぁ。次は絵里ち、よろしく」



24: 名無しで叶える物語 2019/10/01(火) 00:27:43.21 ID:wyeS5iSR.net

絵里「えっと、欧風の麺料理ね。けちゃ……ううん!」

にこ「いま、絶対に言いかけたでしょ」

絵里「言いきってないから! あの、赤いソースで味付け」

にこ「言ってんじゃないのよ!」

絵里「……なるほど確かに難しいわね、これ」

希「ドンマイ絵里ち。にこっち、次よろしく」



25: 名無しで叶える物語 2019/10/01(火) 00:28:28.38 ID:wyeS5iSR.net

にこ「えーっとねぇ……たしか、豚肉を加工したもので、丸い形にカットじゃない」

希「はいだめー!」

にこ「違う、違うんだってば!」

絵里「往生際が悪いわよ」

希「ふっふーん。これでウチは四点。あと一点で勝ちやね」

にこ「なっ、まだよ! アンタがミスればワンチャンあるわ!」

希「ほな、いくで?」



26: 名無しで叶える物語 2019/10/01(火) 00:29:15.51 ID:wyeS5iSR.net

希「えっと、挟んであるお菓子やね。あの、甘いのを薄いのを重ねて重ねてってしてる」

絵里「ティラミス?」

希「違う~……」

にこ「違うの? 何かしら……」

希「あの、小学生の時にほら、おまけでシールとか入ってるの買ったこと無い?」

絵里「希。シールはアウトよ」

希「え? あっ!?」

にこ「やーい、指摘されてやんの~!」

希「そんな意地悪ゆうなら、いくらでもわしわししたげるよ~?」

にこ「やめなさいよ! 分かったわよ、悪かったわよ!」

絵里「……いいかしら?」

希「どうぞどうぞ♪」



27: 名無しで叶える物語 2019/10/01(火) 00:29:56.87 ID:wyeS5iSR.net

絵里「青い果実で、目に良い」

にこ「ブルーベリー!」

絵里「正解! ハラショー!」

希「はやっ!?」

にこ「よし! 並んだわよ!」

絵里「でもにこ。次希が答えたら負けよ?」

にこ「全力で答えなさいよ絵里……!」

絵里「プレッシャー掛けないでよ……」



28: 名無しで叶える物語 2019/10/01(火) 00:30:33.58 ID:wyeS5iSR.net

にこ「食事とかの作法」

希絵里
『マナー!』

にこ「同時ね……次よ」

希「待った。そのカード絵里ちに渡して」

にこ「なんでよ!? そしたらアタシが」

希「せやけど、絵里ちかて勝てない勝負はやる気出ないやん?」

絵里「希……」

にこ「そうね。その代わり、二人が回答失敗したら私の一人勝ちよ?」

希「ん。そうしよか」



29: 名無しで叶える物語 2019/10/01(火) 00:31:10.73 ID:wyeS5iSR.net

にこ「あの、クリスマスとかに」

希「にこっちぃいいい!!」

絵里「速攻でアウトよ!」

にこ「待って! もう一回! もう一回だけ!」

希「駄目でーす。あんだけ言っといて凡ミスするにこっちはわしわしマックスやー!」

にこ「い、いやぁあああっ!!」

絵里「……まぁ、これが一番平和な終わり方かしらね?」

にこ「助けなさいよぉ!」



41: 名無しで叶える物語 2019/10/02(水) 08:49:30.27 ID:gQjsb56P.net

穂乃果「遊ぼうよ!」

花陽「ピャア!? ど、どうしたの突然!?」

ことり「穂乃果ちゃん、最近このゲームにハマっちゃってて」

花陽「あ、これ凛ちゃんが買ってきた……」

穂乃果「そうだったんだ。ねぇねぇ、花陽ちゃんもやろうよ!」

花陽「え、い、いいけど、難しいから……」

穂乃果「大丈夫大丈夫! この前海未ちゃんとことりちゃんと三人でやった時、私が勝ったもん!」

花陽「えぇ! す、凄い……海未ちゃん、このゲーム強そうなのに」

ことり(実質引き分けみたいな所はあったけど……黙ってよ)

穂乃果「それじゃあいくよ!」



42: 名無しで叶える物語 2019/10/02(水) 08:50:08.44 ID:gQjsb56P.net

穂乃果「問題です」

ことり「うん」

花陽「はい」

穂乃果「いや、あの、問題……」

ことり「うん。うん?」

花陽「えっと、あれ?」

穂乃果「問題なの! お題が!」

花陽「あぁ! えっと……」

ことり「クイズ!」

穂乃果「正解!」

花陽「ビックリしちゃった……」

ことり「ややこしいよ穂乃果ちゃん」

穂乃果「いや、ほかに言い方無いと思うんだけど」

花陽「それじゃあ次はことりちゃんだね」



43: 名無しで叶える物語 2019/10/02(水) 08:50:47.02 ID:gQjsb56P.net

ことり「あの、くり、ううん! あの、歌! 歌うの。その、聖夜に!」

穂乃果「聖夜? クリスマス?」

花陽「クリスマスの歌……キャロル?」

ことり「違うのぉ。あのね? 歌のタイトルになってる」

穂乃果「言ったー! 言ったよことりちゃん!」

ことり「ピィ!?」

花陽「じゃあ、穂乃果ちゃんのポイントだね」

穂乃果「そういえばお題何だったの?」

ことり「ジングルベル……」

穂乃果花陽
『ああ……』



44: 名無しで叶える物語 2019/10/02(水) 08:51:30.84 ID:gQjsb56P.net

穂乃果「あの、こう、ブオーブオーンってするやつ!」

ことり「音もダメだよ穂乃果ちゃん!?」

穂乃果「え! ダメなの!?」

花陽「アウトです」

穂乃果「ええー?」

花陽「今の動き、楽器かな? アコーディオン?」

穂乃果「そうだよ~! 答えてよ花陽ちゃん!」

花陽「ええ……」

ことり「じゃあ次は……って、何これ?」

穂乃果「どうしたの?」

ことり「なんか、イベントカードってある」

花陽「それはお題を出すのに条件が付くカードです」

穂乃果「濁音、半濁音無し……ってムズ!」

ことり「が、頑張る!」

花陽「もう使ってる……」



45: 名無しで叶える物語 2019/10/02(水) 08:52:07.84 ID:gQjsb56P.net

ことり「ねぇ、また同じの引いたんだけど」

穂乃果「さすがに無しにしようよ!」

花陽「それは流石に……二枚目だけもう一回混ぜてシャッフルして、どうぞ」

ことり「ありがとう花陽ちゃん。気を付けないと……」



46: 名無しで叶える物語 2019/10/02(水) 08:52:58.04 ID:gQjsb56P.net

ことり「えっと、アフリカにあって、三角の、四角錐! 四角錐の建物!」

穂乃果「花陽ちゃん、四角錐ってなに?」

花陽「ええ!? あ、あの、ピラミッドみたいな形」

ことり「花陽ちゃん正解!」

花陽「アタッチャッタノォ!?」

穂乃果「おお! 花陽ちゃん凄い!」

花陽「でも、ことりちゃんもお題に沿った説明出来てて凄いです」

ことり「このイベントカードはどうするの?」

花陽「それは得点にはならないみたいです」

穂乃果「えー? プラス一点じゃないの?」

花陽「えっと次は……ピャア! わ、私も引いちゃいました!」

穂乃果「さっきシャッフルしたよね!?」

ことり「花陽ちゃん、ファイト!」

穂乃果「ファイトだよ!」

花陽「う、うん……」



47: 名無しで叶える物語 2019/10/02(水) 08:53:41.56 ID:gQjsb56P.net

花陽「えっと、支援する人、うん。その、支える人」

穂乃果「これさ、語尾のです、とかだよ、とかもダメなの?」

ことり「字を使わずに、だからアウトかな?」

花陽「はぅう……! は、ハヤクコタエテェ……」

穂乃果「支援する人だよね? うーん」

ことり「たくさんいる? 一人だけ?」

花陽「た、たくさんいます!」

ことり「じゃあ、スポーツとかで使う?」

花陽「使います!」

ことり「じゃあサポーターかなぁ?」

花陽「ことりちゃん凄い!」

穂乃果「おお! すごーいことりちゃん!」

ことり「えへへへへ……♪ 花陽ちゃん大変だから、こうするのも有りだよね?」

穂乃果「そっか、質問するのって有りだよね確かに」

花陽「あ、ことりちゃんリーチです!」

穂乃果「え、早い!」

ことり「よーし、頑張りますよ!」



48: 名無しで叶える物語 2019/10/02(水) 08:54:28.91 ID:gQjsb56P.net

ことり「ええー!? えっと、穂乃果ちゃんがよく遊びに行く所」

穂乃果「私が遊びに? ゲーセン?」

ことり「正解だよ!」

穂乃果「うおお!? そんなのもあるんだ!」

花陽「じゃあことりちゃんが優勝だね」

穂乃果「えー、もうちょいやろうよ。十点までさ」

花陽「さ、流石にソレは長いような……」

ことり「また他の皆が集まった時にしようよ」

穂乃果「うーん、そうだね。人数増えたら楽しいし」

ことり「人数多いと文字にしたら大変だけどね」

花陽「メタッチャッタノォ!?」



49: 名無しで叶える物語 2019/10/02(水) 08:55:25.15 ID:gQjsb56P.net

希「あれ、凛ちゃんそれ」

凛「あ、希ちゃん! これ、凛が買ってきたゲームだよ!」

海未「ほほう、凛でしたか」

凛「げ」

海未「げ、とはなんですかげとは」

希「まぁまぁ海未ちゃん、せっかく皆で楽しもうって凛ちゃんが買ったもんやから」

海未「まぁ、なかなか面白いゲームだとは思いましたけど」

凛「え、海未ちゃんやったの?」

海未「ええ。ことりと穂乃果と」

希「ウチも三年三人でやったで」

凛「おお! じゃあ三人でやるにゃ!」

希「ふっふーん。ウチに勝てるかな?」

海未「はぁ……二人が乗り気なら、止めても無駄ですね」

凛「それじゃ、凛から行くよ!」



50: 名無しで叶える物語 2019/10/02(水) 08:56:00.00 ID:gQjsb56P.net

凛「……え?」

希「どうしたの凛ちゃん?」

海未「これは、イベントカード?」

希「お題を出すのに条件が増えるカードやね」

海未「しかし、ラップ風に、ですか」

希「これ海未ちゃんに当たって欲しいなぁ」

海未「やめてください」

凛「えー……」



51: 名無しで叶える物語 2019/10/02(水) 08:56:39.21 ID:gQjsb56P.net

凛「んん!? ちょ、待ってね?」

海未「いいですよ。大変なのは目に見えてますから」

希「頑張れ凛ちゃん!」

凛「……よー! よー!
  答えは簡単、伝えるの困難。
  それでもお題、二人に出したい。
  頭の中、しっちゃかめっちゃか。
  最初に言った、簡単を変換!」

希「おおー!」

海未「思ったよりよく出来ましたね!」

凛「やりきったー! やりきったにゃ!」

海未「で、お題は何を答えれば?」

凛「えええええええ!?」

希「最後の簡単を変換って言ったから、シンプルかな?」

凛「希ちゃん大好きにゃあー!」

希「よしよし。よく出来ました♪」

凛「ふかふかにゃー♪」

海未「では次は希ですね」



52: 名無しで叶える物語 2019/10/02(水) 08:57:11.50 ID:gQjsb56P.net

希「うーん、才能で伝わるかなぁ? よくこれが問われるって使われたりするんやけど」

凛「才能が問われる?」

海未「ふむ。センスですか?」

希「お、海未ちゃんさすがやね」

海未「ありがとうございます」



53: 名無しで叶える物語 2019/10/02(水) 08:57:41.30 ID:gQjsb56P.net

海未「くっ、なんという……!」

希「さぁ海未ちゃーん?」

凛「ラップ風に、頑張ってやるにゃー!」

海未「うぅ……希があんな事を言うから」

希「ウチのせいにせんといて」



54: 名無しで叶える物語 2019/10/02(水) 08:58:21.39 ID:gQjsb56P.net

海未「……おう。おう。
   これはカナヅチで、叩いて、
   石とか削って作られた物で、
   お金持ちの、家とかにあって、
   美術室にも置いてある物で」

凛「あの、像の奴?」

希「やろね。でもあれなんていうんやろ? 続きは?」

海未「答えて下さい!」

希「いやいや、ちょっと難しいから」

凛「もっとヒント欲しいにゃ」

海未「くぅう……! ええ、ええ、ええと……」

希「わくわく♪」

凛「わくわく♪」

海未「無理です! もう! 流石に無理ですこれ以上は!」

希「えー?」
凛「えー?」

海未「そんな顔をしないでください! とにかくこれは駄目です!」

希「じゃあ海未ちゃんが放棄したので特別ルール。ウチと凛ちゃんに一点ずつ」

凛「わーい」

希「次はウチが出すね」



55: 名無しで叶える物語 2019/10/02(水) 08:58:53.59 ID:gQjsb56P.net

希「あのね? 品物を落札する」

海未「オークション!」

希「さすが、正解やね」

海未「ふぅ……」

凛「てゆうか希ちゃんもうリーチ?」

希「うん。ほな海未ちゃん」

海未「分かってます。さっさと終わらせましょう」



56: 名無しで叶える物語 2019/10/02(水) 08:59:23.93 ID:gQjsb56P.net

海未「真姫やにこが高いですね」

凛「プライド」

海未「正解です」

希「伝わるんやそれで……」

凛「よーし! まだチャンスはあるにゃ!」



57: 名無しで叶える物語 2019/10/02(水) 08:59:59.87 ID:gQjsb56P.net

凛「あの、踏み込んで進む、止まらない想い」

海未「ラップでは無いですよね」

希「引っ張られて詩的になってるやんね」

凛「ほら、車で間違えやすいやつ! おじいちゃんおばあちゃんが事故の時に」

海未「アクセル!」

凛「正解!」

希「おおー。流石海未ちゃん」

海未「希、わざと黙ってましたね? 全員の得点が並ぶように」

希「そんなこと無いよ? さぁ、海未ちゃん」

海未「ええ」



58: 名無しで叶える物語 2019/10/02(水) 09:00:37.85 ID:gQjsb56P.net

海未「閉店の時に閉める」

凛「シャッター!」

海未「凛、おめでとうございます」

凛「やったにゃあ!」

希「おめでとう凛ちゃん!」

凛「何かね、すごい達成感!」

希「ラップ風が効いとるんやろね」

海未「さぁ、もう終わりにしますよ!」

凛「えー?」

希「凛ちゃん。今度は絵里ち達の番やしここまでにしとこ」

海未「なんの話をしてるんですか……」



59: 名無しで叶える物語 2019/10/02(水) 09:01:26.77 ID:gQjsb56P.net

絵里「……ねぇ、二人とも」

にこ「何よ?」

真姫「なに?」

絵里「そんなにこのゲームで決着を着けたいの?」

にこ「だって、ずぇったいにこの方が上だもの! 回答だって一番多かったし」

絵里「そうだったかしら……」

真姫「ほらご覧なさい! 絵里がああ言ってるのに、よくアタシをバカにしてくれたわね!」

絵里「にこ、だめよそんな事しちゃあ」

にこ「お母さんかアンタは!」

絵里「でもまぁ、あなた達プライドは高いから決着を着けないと気がすまないわよね」

にこ「学校の許可?」

真姫「ミトメラレナイワァ」

絵里「私が言ったんじゃないからね!」

にこ「それじゃあ誰からいく?」

真姫「にこちゃんからにしなさいよ」



60: 名無しで叶える物語 2019/10/02(水) 09:03:24.48 ID:gQjsb56P.net

にこ「えっと、なんかこう、冒険的な?」

絵里「なんで濁すのよ?」

にこ「現実じゃない冒険ぽい感じよ! ほら、分かるでしょ?」

真姫「分かんないわよ……」

にこ「ぬわんでよ!? 音楽にもそんなのあるじゃんか!」

真姫「いや、無いでしょ?」

絵里「待って、冒険なの? 冒険じゃないの?」

にこ「違うけど、そういうイメージが強いってことよ」

絵里「じゃあ」

真姫「待って。今にこちゃん、イメージって言ったわよ」

にこ「げ」

絵里「あ、そういえばそうね」

真姫「はい、私に一点」

にこ「きぃいいい! 絶対に取り返すんだから!」

真姫「はいはい」

絵里「仲良くしなさいよ……」



61: 名無しで叶える物語 2019/10/02(水) 09:04:25.87 ID:gQjsb56P.net

真姫「揚げた鶏の骨付き肉」

にこ「手羽先?」

真姫「日本語じゃないの! お題はカタカナ語だって言ってんでしょ!」

にこ「はい真姫ちゃんカタカナって言ったー!」

真姫「なっ、ズルい!」

にこ「ずるくありませーん」

絵里「なんで喧嘩腰なのよあなた達……」



62: 名無しで叶える物語 2019/10/02(水) 09:04:50.59 ID:gQjsb56P.net

にこ「お得な買い物出来る物」

絵里「クーポン?」

にこ「ほらぁ、ちゃんと伝わるわよ」

真姫「お題に助けられただけじゃない」

絵里「いい加減にしてほしいんだけど?」



63: 名無しで叶える物語 2019/10/02(水) 09:05:16.61 ID:gQjsb56P.net

絵里「何これ、声を出さずに?」

真姫「身振り手振りと、口の動きで伝えよう」

にこ「絵里、頑張って」

絵里「急に優しくしないでよ」



64: 名無しで叶える物語 2019/10/02(水) 09:05:48.32 ID:gQjsb56P.net

絵里「……」

にこ「立ち上がって……」

真姫「ホワイトボード?」

にこ「なにか教えてる?」

真姫「な、なに? ここに人が、座ってる?」

にこ「大勢の人に教えてる?」

絵里「(コクコク)」

にこ「合ってるみたいね」

真姫「うーん。もしかして」

にこ「ねぇ、もうちょっと見てみない?」

絵里「っ!」

真姫「ひぃっ!?」
にこ「ひぃっ!?」

真姫「て、テーブル叩かないでよ……」

にこ「分かったから睨まないでよ」

真姫「えっと、何かしら。塾、講習……セミナー?」

絵里「正解!」

真姫「よし!」

にこ「いやー、堪能したわ」

絵里「ホントに怒るわよ?」



65: 名無しで叶える物語 2019/10/02(水) 09:06:18.66 ID:gQjsb56P.net

真姫「人間の身体に必要な栄養素の一つね」

絵里「ビタミン!」

真姫「正解よ絵里」

絵里「よしよし」

にこ「なんか力入ってない?」

絵里「さっさと終わらせたいのよ」



66: 名無しで叶える物語 2019/10/02(水) 09:06:47.84 ID:gQjsb56P.net

絵里「イベントカード。単語だけ、ねぇ……」

真姫「そういうのもあるのね」

にこ「これは簡単じゃない?」

絵里「どうかしら。やってみないと分からないわ」



67: 名無しで叶える物語 2019/10/02(水) 09:07:21.71 ID:gQjsb56P.net

絵里「情報番組、緊急特番」

にこ「緊急特番?」

真姫「……テレビ番組なのよね?」

にこ「なに? カテゴリーの話?」

真姫「あ、ワイドショー?」

絵里「正解!」

真姫「よし!」

にこ「これ答える方が難しいわよ」

絵里「仕方ないじゃない。単語だから、動詞とか使えないんだもの」

真姫「……それは別に良かったんじゃないの?」

絵里「え?」



68: 名無しで叶える物語 2019/10/02(水) 09:08:00.09 ID:gQjsb56P.net

真姫「え? えっと、なんかこう、もやーっとしてるっていうか」

にこ「モヤっとはセーフ?」

絵里「もやって漢字であるから日本語よ」

真姫「ありがとう絵里。なんかこう、人の背中からすごい、なんていうか、なんだろ? アライズから特に出てそうな」

にこ「アライズはアウトでしょ」

絵里「アライズはアウトね」

真姫「もー! もー!」

にこ「自分で言ったんじゃない……フフッ」

真姫「笑わないでよ!」

絵里「てゆうかこれ、もうにこ勝てないんじゃないの?」

にこ「え、嘘!?」

真姫「あ、ホントね。絵里と私が四点だから」

にこ「えぇ……納得いかないにこ」



69: 名無しで叶える物語 2019/10/02(水) 09:08:38.35 ID:gQjsb56P.net

にこ「いい!? あの、複雑な形してたり、子供向けの大きな物があったりする……遊び道具よ!」

絵里「遊び道具?」

真姫「むしろ大人向けが分からないわよ」

にこ「基本的に、似たような形なのよ。それをこう、ジグザグにハメて」

絵里「にこ」

にこ「最終的に一枚の絵を」

絵里「にこってば」

にこ「なによ!?」

絵里「ジグザグはカタカナ語よ?」

にこ「……」

真姫「呆気ない幕切れね」

絵里「前もこうだったじゃない」

にこ「……」

真姫「どうしたの?」

にこ「にっこにっこにー♪」

絵里「誤魔化さないの」



80: 名無しで叶える物語 2019/10/03(木) 23:20:37.69 ID:291DGATB.net

穂乃果「勝負だー!」

凛「勝負にゃー!」

花陽「り、凛ちゃん……」

ことり「穂乃果ちゃん……」

絵里「何よあなた達。どういう状況?」

ことり「あ、絵里ちゃん。この間から穂乃果ちゃんがコレにハマっちゃってて」

絵里「ああ、それ? 結構面白いわよね」

花陽「絵里ちゃんもやったの?」

絵里「ええ。二回やって二回優勝したわよ」

穂乃果「なんと! 新たな挑戦者の登場!?」

凛「真の王者は私だと言わんばかりの佇まいにゃー!」

絵里「勝手な事言わないの!」

花陽「二人とも一回は勝ってるから、頂上決戦をやろうって言い出して……」

絵里「なるほどね……」

穂乃果「ほらほら、五人でやるよ!」

ことり「私達も?」

凛「だってかよちんも優勝経験あるにゃー!」

花陽「わ、私はたまたまで……」

絵里「いいじゃない。ここで勝った人が、このゲームが一番強いってことよね?」

ことり「え、絵里ちゃんがやる気だ……」

絵里「せっかくだし、楽しむのが一番よ?」

穂乃果「それじゃあジャンケンだよ!」

出題者選別中ーー

花陽「か、勝っちゃいました!」

絵里「花陽、頑張って」

花陽「い、行きます!」



81: 名無しで叶える物語 2019/10/03(木) 23:21:09.74 ID:291DGATB.net

花陽「えぇええええ!? えっと、受験生がよくなる病気?」

絵里「ノイローゼ?」

花陽「絵里ちゃん早い!」

穂乃果「ノイローゼって?」

ことり「病気の一種くらいしか……」

絵里「それじゃあ次は私よ」



82: 名無しで叶える物語 2019/10/03(木) 23:21:51.54 ID:291DGATB.net

絵里「……器も熱い料理で、これは細い管みたいなこう、茹でて柔らかくしたのが入ってる」

凛「器も熱い?」

穂乃果「そんなの持てないじゃん!」

絵里「そういう料理なのよ! 器のまま入れるから」

凛「どこに?」

絵里「オーブンじゃない待って言ってない言ってない」

ことり「いやぁ、今のは言ったよねぇ?」

花陽「言っちゃったねぇ」

凛「ミトメラレナイワァ」

絵里「凛!」

穂乃果「ちなみに答えは?」

絵里「マカロニグラタンよ」



83: 名無しで叶える物語 2019/10/03(木) 23:23:21.52 ID:291DGATB.net

ことり「えっとぉ、白い、こう、かける食べ物、じゃなくて食べ物にかける」

穂乃果「シーザードレッシング!」

花陽「長いよぉ!」

凛「じゃあマヨネーズ?」

ことり「凛ちゃん正解です!」

凛「やったにゃあ!」

穂乃果「マヨネーズかぁ~!」

絵里「むしろシーザードレッシングが出てきたのに驚きよ」

穂乃果「え、私今バカにされてる?」



84: 名無しで叶える物語 2019/10/03(木) 23:24:03.96 ID:291DGATB.net

凛「きたー……来てしまったにゃ」

穂乃果「うおお、ラップ風……」

ことり「そんなのあるんだ……」

花陽「り、凛ちゃん頑張って!」

絵里「これは、引きたくないわね」

凛「……ふ、ふふ」

穂乃果「?」

凛「凛はね? このカードを前回引いた上で、優勝したんだよ? もはや怖くない!」

花陽「り、凛ちゃん! 凄い自信……!」



85: 名無しで叶える物語 2019/10/03(木) 23:24:48.55 ID:291DGATB.net

凛「くっそむず」

穂乃果「あはははははははは!」

ことり「ほ、穂乃果ちゃん笑い過ぎだよぉ!」

絵里「さっきの自信どこいったのよ?」

凛「ちょっと待ってね。考えるから」

花陽「う、うん。む、無理しないでね?」

凛「……よー。よー。
  森の奥で暮らすお猿さん。
  茶色い毛がとてもお洒落さん。
  のんびりゆっくりまったりと
  おいらは怒らないお猿さん」

絵里「努力は認めるわ」

凛「ミトメルワァ」

絵里「でもオシャレは認められないわ」

凛「ミトメラレナイワァ……」

花陽「穂乃果ちゃんがもう声出ないくらい笑ってる……」

穂乃果「はーっ、はーっ……! 流れ良すぎでしょ! 打ち合わせでもしたの!?」

ことり「凛ちゃん、よく頑張りました♪」

凛「悔しいにゃー……ミトメラレナイワァ」

絵里「もういいわよそれは。それより答えは何だったの?」

凛「オランウータン」

穂乃果「くっそむず」



86: 名無しで叶える物語 2019/10/03(木) 23:25:26.64 ID:291DGATB.net

絵里「えー、輪切りの年輪みたいなお菓子」

穂乃果「バウムクーヘン!」

絵里「ハラショー!」

ことり「穂乃果ちゃんすごぉい!」

花陽「さ、さすがです!」

穂乃果「お菓子大好きだからね!」

凛「ミトメルワァ」

絵里「立ち直りなさいよ、もういいから」



87: 名無しで叶える物語 2019/10/03(木) 23:26:03.71 ID:291DGATB.net

穂乃果「あ、これ、ノート代わりによく使う」

凛「アウトにゃ。ノートはダメだよ」

穂乃果「え? あれ?」

花陽「る、ルール覚えてるよね穂乃果ちゃん?」

穂乃果「楽しくなると忘れちゃうね。ルーズリーフってよく使うからつい」



88: 名無しで叶える物語 2019/10/03(木) 23:26:36.66 ID:291DGATB.net

凛「……なにこれ?」

穂乃果「え、まさかの出題者がお題理解出来ない問題?」

凛「いや、なんかで聞いたことある気がするんだけど……かよちんのパソコンでこんなの見た気が」

ことり「パソコンはダメですよぉ?」

凛「あぁ、うん。でもどうせ伝えるの無理だし」

絵里「ちなみになんなの?」

凛「フォルダー」

花陽「ああ、私、アイドルの画像とかまとめてるからそれで見たんじゃないかな?」

凛「あー! あのなんか白い箱みたいなやつ!」

絵里「これは流石に無理ね」



89: 名無しで叶える物語 2019/10/03(木) 23:27:30.05 ID:291DGATB.net

ことり「勇者が倒す」

穂乃果「モンスター!」

ことり「正解!」

穂乃果「やったぁ! 前に出たよこれ!」

凛「ずるいにゃ! インチキだインチキ!」

絵里「運が良かったのね」

花陽「ことりちゃんがもうリーチかな」

ことり「だね。次答えられたらだけど」



90: 名無しで叶える物語 2019/10/03(木) 23:28:00.37 ID:291DGATB.net

穂乃果「初めての舞台」

花陽「デビューかな?」

穂乃果「おお! 花陽ちゃんやるぅ!」

絵里「まだ分からなくなって来たわね」

凛「負けないよ! ほらかよちん! はやくはやく!」



91: 名無しで叶える物語 2019/10/03(木) 23:28:33.44 ID:291DGATB.net

花陽「ちょうどいい時期、って言ったらいいのかな? こう、お互いに上手くあわせる」

凛「タイミング?」

花陽「凛ちゃん正解!」

絵里「皆並んで来たわね」

穂乃果「ホントに良い勝負になって来たよ!」

凛「それじゃあいくよ!」



92: 名無しで叶える物語 2019/10/03(木) 23:29:11.02 ID:291DGATB.net

凛「あー、え? またなんかよくわかんないのが」

穂乃果「えー? それじゃ分かんないよー!」

凛「うーん。なんか、こう、またさっきのかよちんのと似たような言葉の気がするんだけど」

絵里「何文字?」

凛「えっと、七文字」

ことり「これは、どうしよう?」

凛「ごめん、変えていい?」

花陽「そ、そうだね。ちなみに答えは?」

凛「プログラミングだって」

絵里「確かに難しいわね、いざ説明するとなると」

穂乃果「普通に説明出来ないもんね」

ことり「それはさすがに……」

凛「じゃあこれは捨てて次にゃ!」



93: 名無しで叶える物語 2019/10/03(木) 23:29:37.31 ID:291DGATB.net

凛「……」

絵里「とうしたの?」

花陽「そっと置いた……って、声を出さずに!?」

ことり「うわぁ……」

穂乃果「大丈夫?」

絵里「これ、私もやったけど案外大変よ?」



94: 名無しで叶える物語 2019/10/03(木) 23:30:25.07 ID:291DGATB.net

凛「……………………」

穂乃果「すごい眉間にシワ寄ってる……フフッ」

ことり「わ、笑っちゃだめだよぉ……」

凛「……………………、……………………………………………」

絵里「何か言ってる?」

花陽「な、長いよぉ……!」

穂乃果「なんだろ? おいおおうえうあ」

ことり「おうえんおおあ、いええいあいあいあ」

絵里「最後の方、唇閉じてたからま、ば、ぱよね」

花陽「頷いてる。合ってるんだ」

穂乃果「絵里ちゃん名推理!」

ことり「じゃあ、まいまいあ?」

花陽「まいまいあ……まいました?」

穂乃果「グッドだって!」

絵里「いええいまいました、ってこと?」

穂乃果「ん? なんか見た事ある気がするんだけど……あれ!? なんだろ!?」

ことり「ど、どうしたの穂乃果ちゃん!?」

穂乃果「なんか、どっかでそんな感じの文章見た気がする!」

凛「……!」

絵里「何、何か持って……ゲーム?」

花陽「ゲームに出てくるメッセージ?」

凛「……!!」

ことり「く、崩れ落ちちゃった! ショックだったの!?」

穂乃果「ゲーム、メッセージ、ショック……あー!」

絵里「うそ、分かったの今ので!?」

穂乃果「それ、出てきたらショックで崩れ落ちるメッセージだよね!?」

凛「!!(コクコク)」

ことり「合ってる!」

穂乃果「すぅ……言うよ?」

花陽「ごくり……」



95: 名無しで叶える物語 2019/10/03(木) 23:32:09.37 ID:291DGATB.net

穂乃果「お気の毒ですが、冒険の書は消えてしまいました」

凛「~~!!」

穂乃果「やったよ! 分かったよ凛ちゃーん!」

花陽「すごい! すごいよ穂乃果ちゃん!」

ことり「ゲームのデータが消えちゃった時に出るメッセージだったんだね」

絵里「……で、お題はなにになるの?」

穂乃果「へ?」

凛「!?!?!?」

花陽「凛ちゃんがものすごいショック受けた顔してる!?」

穂乃果「だからゲームのデータが消えたから、終わったって感じだよね?」

絵里「……そうみたいね。やっぱりショックかしら?」

凛「(フルフル)」

ことり「違うみたい」

花陽「じゃあなんだろ? やり直しだから、リセット?」

凛「(フルフル)」

穂乃果「それも違うんだ」

ことり「うーん……」

絵里「私も花陽も答えたから、二人に掛かってるわよ?」

穂乃果「え、じゃあさ。ゲーム終わりだから、ゲームオーバー?」

凛「穂乃果ちゃあああん!!」

穂乃果「やったぁあああ! 高坂穂乃果、やりました!」

花陽「おお! すごいです!」

ことり「おめでとう穂乃果ちゃん!」

絵里「ゲームオーバー……ねぇ凛」

凛「なんにゃ?」

絵里「それなら『お疲れ様でした。このまま電源をお切りください』のほうが合ってるんじゃないかしら?」

穂乃果ことり花陽凛
『『………………………』』

凛「次! 次行って!」

穂乃果「ええ!? 自分の非を認めないの!?」



96: 名無しで叶える物語 2019/10/03(木) 23:32:40.76 ID:291DGATB.net

穂乃果「ええ、えと。お肉だね」

絵里「それだけじゃ無理よ」

ことり「他にヒントは?」

穂乃果「そうだなぁ~……よく朝ご飯に卵と一緒に出てくるかな?」

絵里「ベーコン?」

穂乃果「ハラショー!」

ことり「合ってるんだ!?」

花陽「あうぅ、朝も白米だから洋食は……」

絵里「そういう問題?」

ことり「あ、穂乃果ちゃんもう五枚になってる」

穂乃果「え、嘘!? ホントだ!」

絵里「忙しいわね……でも皆良い勝負だったんだし、これでもういいわね?」

穂乃果「えー? μ'sの皆集めてやろうよ!」

凛「そうだよ!」

絵里「えぇ……そんな大人数だと大変よ?」

穂乃果「へーきへーき。大変なのは私達じゃないから」

ことり「穂乃果ちゃん、それ以上はやめよ?」



104: 名無しで叶える物語 2019/10/06(日) 23:16:55.54 ID:js8W4GNh.net

希「フッフッフ、とうとうこの時が来たみたいやんね」

にこ「私達、ビビーホワイトを含めずに頂上決戦なんて片腹痛いわ!」

真姫「何よ、ビビーホワイトって……」

海未「突っ込むのは無駄だと思いますよ」

穂乃果「なんの! Printemps最強の高坂穂乃果! μ's最強は渡さないよ!」

凛「ちょっと待った! 前回は負けちゃったけど、今回こそは凛が優勝するよ! てゆうかそもそも凛が買ってきた物だし!」

絵里「なによこのノリは?」

花陽「あはは……」

ことり「あはは……」

真姫「で? ホントに九人でやるの?」

希「まぁやってみようよ。盛り上がるのは間違いないし」

海未「既にヒートアップしてますけどね? 成績不振者は」

穂乃果「?」

凛「?」

にこ「?」

絵里「理解してるのかしてないのか……」

花陽「じゃあ、ジャンケンで最初の人決める?」

出題者選別中ーー

真姫「なんでアタシなのよ……」

にこ「めんどくさがってんじゃないわよ!」

凛「ほら早く!」

真姫「わかったわよもぅ……」



105: 名無しで叶える物語 2019/10/06(日) 23:17:36.95 ID:js8W4GNh.net

真姫「ええ……あの、ちょ、ええ?」

絵里「珍しく真姫が悩んでるわね」

真姫「いや、ちょっと待って。そうね……ごく一部の国の主食よ」

穂乃果「パンとかご飯とかだよね」

海未「ごく一部の国、ですか」

花陽「白米じゃないなら、タイ米?」

希「米やん」

凛「凛はそんなかよちんも大好きにゃー♪」

花陽「えへへぇ」

真姫「聞きなさいよ! それで、その国は手で食べるのよ」

穂乃果「きたな!?」

海未「失礼ですよ穂乃果」

ことり「それってぇ、その国の人だけが、その主食を手で食べるの? それとも、その主食は誰もが手で食べるの?」

真姫「後者よ、ことり」

にこ「そもそも手で食べる物でしょ? なんで国のことも言うのよ?」

希「あ、分かった! それ、ナンやないの?」

凛「何言ってるにゃ?」

真姫「正解。答えはナンよ」

にこ「あぁ、最初戸惑ったのはそういう」

絵里「最初から時間掛かったわね」



106: 名無しで叶える物語 2019/10/06(日) 23:18:36.39 ID:js8W4GNh.net

希「さーいーたー、さーいーたー?」

ことり「チューリップ!」

希「いただきやん!」

絵里「やるじゃない」



107: 名無しで叶える物語 2019/10/06(日) 23:19:09.84 ID:js8W4GNh.net

ことり「単語だけで」

真姫「これは、お題によるわね」

にこ「なんでもそうでしょ?」

凛「それっぽいこと言ってカッコつけたね」

真姫「うっさいわよ!」



108: 名無しで叶える物語 2019/10/06(日) 23:19:39.72 ID:js8W4GNh.net

ことり「籠球」

海未「バスケットボール!」

ことり「正解です!」

にこ「お題に助けられたわね」



109: 名無しで叶える物語 2019/10/06(日) 23:20:10.22 ID:js8W4GNh.net

海未「んん!? ええと、これは食、食うぅん! を焼く機械です」

穂乃果「トースター!」

海未「まぁ、正解でしょう。正しくはオーブントースターですが」

凛「ち、力業にゃ」

にこ「それありなの?」



110: 名無しで叶える物語 2019/10/06(日) 23:20:40.05 ID:js8W4GNh.net

穂乃果「うえ!? えっと、これに乗って宇宙に行く!」

真姫「スペースシャトルね」

穂乃果「真姫ちゃんやるぅ!」

真姫「なっ、別に、褒められることじゃ」

凛「素直じゃないにゃ」

花陽「ふふっ」

真姫「もう!」



111: 名無しで叶える物語 2019/10/06(日) 23:21:12.15 ID:js8W4GNh.net

真姫「あの、こう、細長い器に」

凛「なんか手付きがエロいにゃ」

真姫「凛!」

ことり「お、落ち着いて真姫ちゃん!」

真姫「おホン! それで、中に果物や甘い物を詰め込んで飾るの」

にこ「パフェ?」

真姫「正解!」

にこ「よしよし!」



112: 名無しで叶える物語 2019/10/06(日) 23:21:42.21 ID:js8W4GNh.net

にこ「添える葉野菜ね。似たようなのもあるけど、あっちは千切りにするわ」

穂乃果「キャベツ!」

希「そっちちゃうよ?」

凛「じゃあレタス!」

にこ「凛、正解よ!」



113: 名無しで叶える物語 2019/10/06(日) 23:22:16.85 ID:js8W4GNh.net

凛「なにこれ?」

穂乃果「凛ちゃんそういうの多くない?」

花陽「ま、またパソコン関連?」

凛「かなぁ? ごめん、お題変えるね」

絵里「ちなみにお題は?」

凛「レイアウトだって」

穂乃果「?」

にこ「?」

海未「妥当な判断ですね」



114: 名無しで叶える物語 2019/10/06(日) 23:22:54.25 ID:js8W4GNh.net

凛「あの、お土産の定番で、こんな三角のやつ!」

絵里「なに、ステッカー?」

凛「正解!」

穂乃果「おお!」

花陽「うぅ、まだ取れてないよぉ……」

絵里「大丈夫よ、花陽」

真姫「そうよ。まだ先は長いんだから」



115: 名無しで叶える物語 2019/10/06(日) 23:23:22.31 ID:js8W4GNh.net

絵里「あの、こう、押す感じ」

花陽「クリック!」

絵里「正解! よく分かったわね」

花陽「手の動きが、マウスを操作してるみたいだったから」

真姫(みんな示し合わせたように花陽を見てたわね……まぁ私もだけど)



116: 名無しで叶える物語 2019/10/06(日) 23:24:01.80 ID:js8W4GNh.net

花陽「……」

ことり「無だ……フフフッ」

花陽「ええと、飲み物です」

凛「うん」

花陽「牛乳と黒い液体を混ぜます」

海未「黒い液体?」

花陽「うぅ、それ以外になんて言えば……」

穂乃果「牛乳となら、カフェオレ?」

花陽「穂乃果ちゃあん……!」

真姫「だからどっちか分かりづらいリアクション止めてよ……」



117: 名無しで叶える物語 2019/10/06(日) 23:24:46.44 ID:js8W4GNh.net

穂乃果「器ごと焼く料理」

真姫「そんなのあるわけないでしょ!」

にこ「オーブンで焼くやつじゃない?」

穂乃果「にこちゃん鋭い!」

ことり「そういえば、まだ誰もカタカナ語使ってないね」

海未「それだけこのゲームに慣れてきたのでしょう」

絵里「どこで役に立つのか分からないけどね」

穂乃果「えっと、入ってるのお米じゃなくて……あれ、なんて言うんだろ?」

にこ「うん? なに、平べったいやつ?」

凛「にこちゃんみたいに?」

にこ「アンタにだけは言われたくないわよ!」

穂乃果「ううん。そんな変わったのじゃない」

絵里「ならマカロニグラタンね」

穂乃果「え、うーん。これありなのかな?」

ことり「どういう事?」

穂乃果「ほら、グラタンだけどマカロニは書いてないんだよ」

希「マカロニグラタンって書いてあるのもあるんやったら、違うあつかいなんかな?」

海未「それはさすがに厳しいのでは? グラタンなのは合っているのですから」

花陽「じゃあ、正解でいいのかな?」

真姫「そうね。その位は有りにしましょうよ」

絵里「じゃあ私のポイントね」



118: 名無しで叶える物語 2019/10/06(日) 23:25:28.44 ID:js8W4GNh.net

絵里「こう、こういう感じで一定の感覚で繰り返すの」

花陽「手拍子?」

真姫「リズム!」

絵里「あぁ、惜しいわね」

真姫「なっ!?」

海未「リズムが惜しいなら、テンポですか?」

絵里「正解!」

海未「よし、やりました」

絵里「よし、リーチよ」

穂乃果「うわ、ヤバイヤバイ!」

にこ「まだよ! まだ終わってないわ!」

希「うん。まだ皆チャンスはあるね」



119: 名無しで叶える物語 2019/10/06(日) 23:25:56.65 ID:js8W4GNh.net

海未「豚肉を丸く加工した」

にこ「ハム!」

花陽「早い!?」

にこ「ふっ、前に同じお題で失敗したからね」

凛「インチキにゃインチキ」

にこ「違うっての!」



120: 名無しで叶える物語 2019/10/06(日) 23:26:27.85 ID:js8W4GNh.net

にこ「えっと、あれ、なんていうんだっけ? ほらサーカスの」

凛「あー! にこちゃん言ったにゃ!」

にこ「あー、くやしいー!」

希「答えは……ピエロか」

真姫「それなら道化師で伝わるじゃない」

にこ「あー! もう、道化師が出てこなかった!」



121: 名無しで叶える物語 2019/10/06(日) 23:26:55.43 ID:js8W4GNh.net

凛「あの、ホットケーキにかける」

花陽「凛ちゃん早いよぉ!」

真姫「なによこれ、皆疲れてきたの?」

絵里「どうする? 休憩入れる?」

穂乃果「だめだよ! もうすく終わりなんだし、最後まで一気に行こうよ!」

ことり「ちなみにお題は、メープルシロップだって」



122: 名無しで叶える物語 2019/10/06(日) 23:27:25.87 ID:js8W4GNh.net

花陽「焼いた薄い生地に果物や甘い物を包み込む」

真姫「クレープよ!」

花陽「正解です!」

凛「またおんなじ問題出てきたにゃ」

海未「まぁ、そういうこともあるでしょう」

希「あ、真姫ちゃん花陽ちゃんリーチやね?」

穂乃果「うそ! まずいよ!」



123: 名無しで叶える物語 2019/10/06(日) 23:27:58.08 ID:js8W4GNh.net

真姫「あ、ぱそこ……」

穂乃果「はいだめー! 真姫ちゃんアウトー!」

真姫「……ふぅ~~」

絵里「ま、真姫、落ち着いて」

真姫「分かってるわよ。疲れてるとはいえ、こんな凡ミス恥ずかしいだけよ」

海未「かなりの長丁場になってますからね」

希「でもそのまま読んじゃうなんて、可愛いところあるやん」

真姫「アナタに言われたくないわよ……もう」

穂乃果「よし、穂乃果もリーチだ!」



124: 名無しで叶える物語 2019/10/06(日) 23:29:23.84 ID:js8W4GNh.net

穂乃果「今の気持ち!」

凛「最高!」

希「だんだん変なテンションになってきたね」

絵里「カタカナ語が答えなのに……」

穂乃果「うーん、なんだろ……こう、気持ちを持続させる感じの?」

凛「もっと説明して」

穂乃果「ええ!? いや分かってよ!」

真姫「モチベーションじゃない?」

穂乃果「正解!」

凛「あー! もー! 穂乃果ちゃんダメだよ!」

穂乃果「えぇ!? なんで怒られるの!?」



125: 名無しで叶える物語 2019/10/06(日) 23:29:49.81 ID:js8W4GNh.net

海未「今ので回答した真姫が五枚に到達しましたね」

穂乃果「え?」

花陽「じゃ、じゃあ、真姫ちゃんが優勝?」

ことり「おめでとう真姫ちゃん!」

絵里「おめでとう」

希「真姫ちゃんおめでとー!」

海未「おめでとうございます、真姫」

真姫「な、なによ皆して……! べ、別に嬉しくなんか……」

にこ「なに照れてんのよ!」

真姫「照れてない!」

穂乃果「第一回優勝は真姫ちゃんかー!」

真姫「……は?」

凛「第二回は凛が優勝するよ!」

絵里「ちょっと、まさかだけど」

にこ「待ちなさいよ! 次はこのにこにーが華麗に優勝をさらってーー」

海未「聞く耳持たないですね」

花陽「あ、あはははは……」

希「まぁ、また時間があれば、でいいんやない?」

ことり「そうだね。こうやって集まるのも、あとちょっとだし……」

絵里「さぁ! 明日からはラブライブ! 最終戦に向けて、気持ちを切り替えて行くわよ!」

μ's
『おおー!!』



126: 名無しで叶える物語 2019/10/06(日) 23:33:56.81 ID:js8W4GNh.net

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

真に申し訳ないですが、このSSはここまでにさせていただきます。私自身がこのゲームに慣れてきた為、初見のリアクションが難しくなってしまいましたので。

並行して書いてるものも終わりが近いので、そちらを優先させてください。

改めて、お付き合いいただいた皆様に、少しでも楽しんでいただけたなら幸いです。


元スレ
花陽「カタカナーシ?」