1: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/11/06(金) 01:32:45.444 ID:haw0w5rx0.net
僧侶「あ?んだよ」
剣士「いやいや、僧侶がタバコは無いだろ…」
僧侶「ああ?何言ってんだ…タバコが無きゃやってられん」
剣士「そ、それもそうか?」
2: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/11/06(金) 01:35:22.267 ID:haw0w5rx0.net
僧侶「それにな、俺は回復魔法が得意だから、なったの」
僧侶「楽できるし」
剣士「まあ、そうだな…回復役は重宝されるし」
僧侶「だろ?だったら、文句を言わず働け」
僧侶「俺のために」
剣士「はいはい…」
剣士「さてと、これから。どうするつもりだ?」
僧侶「ああ?討伐対象ぶっ殺して。金目の物全部取って、帰る」
剣士「もう少し、言葉遣いなんとかならんのか?」
僧侶「ならん、すまんな」
剣士「それにしても、男二人で旅とか」
僧侶「バカ野郎俺だって、できることならかわいい子とパーティー組みてぇよ」
僧侶「あ~あ…見た目が悪いのかなぁ~」
剣士「格好はまともだが…タバコ吸っててしかもその言葉遣いだからな」
僧侶「そうかぁ…まあ、さっさと討伐してこんなパーティーからはおさらばだ」
剣士「俺もそのつもりだっつの…」
洞窟 奥地
剣士「ここが、魔物のいる場所かな?」
僧侶「さあな」スパァー
剣士「貴様…緊張感と言うものを…」
僧侶「出てきたぞ」
剣士「!!」
魔物「グガァァァ」
剣士「まったく…こいつをささっと倒すぞ!」
僧侶「頑張れ~」
剣士「あなたはまったくやる気がないんですね!」
僧侶「そうだよ~回復はしてやるからさ~」
剣士「ったく…」
剣士「うらぁぁ!!」バシュッ
魔物「ぎゃあぁぁ!!」
剣士「まだまだぁ!!」バシュッザシュッ
魔物「ぐ…ぐ…ぎゃぁ…」
剣士「これで…最後だぁ!!」
僧侶「えぐっ…」
剣士「!!」
魔物「ぎゃぁぁぁあ!」
剣士「なっ!生えてきやがった!!?」
魔物「ぎゃぁぁあ!」バンッ
剣士「ぐああぁ!?」
剣士「やべぇ…人生最大のピンチっ!」
僧侶「回復魔法」
剣士「!!」
剣士「お前…回復はまともなんだな」
僧侶「当たり前だろ…俺は一応僧侶だぞ」
剣士「ぶるぁぁぁぁ!!」バシュッガシュッザシュッ
剣士「(な、なんだ?俺…強くなってる?)」
剣士「(まさか、俺…サイヤ人っ!!?)」
剣士「ハァハァハァ」
魔物「」
僧侶「お疲れさ~ん」スタスタ
剣士「なあ、俺…サイヤ人なんだ」
僧侶「は?」
剣士「なんか、強くなってる気がする…」
僧侶「ああ~俺の魔法だ、それ」
剣士「は?」
僧侶「俺、ついでにお前に身体能力向上の魔法やっといたから」
剣士「じゃあ、俺は…サイヤ人じゃない」
僧侶「おう、残念ながら…それに多分そろそろ効果も切れるだろうし」
剣士「あ、なんかシュンッってきた」
僧侶「それより、早く戻ろうぜ」
剣士「ああ、そうだな」
町
僧侶「おい、討伐してきたぞ、金よこせ金」
受付「は、はい…」ジャラジャラ
僧侶「うっし」スタスタ
剣士「ちょっと待て」
僧侶「なんだよ」
剣士「俺に分け前をよこせ」
僧侶「ったく、しゃあねぇな」
僧侶「ほら」ポイッ
剣士「…」
剣士「てめぇ…なめてんのか?ああ?」
僧侶「口が悪いなあ~」スパァー
剣士「のんきにタバコ吸ってんじゃねぇ!!」
僧侶「不満ありすぎて困ってるって顔だな」
剣士「たりめぇだ!なんだなんで一枚だけなんだ分け前はせめて半分だろ!!」
僧侶「はいはい、冗談冗談」
剣士「たく…絶対に次は組まん…」
僧侶「俺もだよ~」
僧侶「さて、明日はどんな依頼があるかなぁ~」
次の日
僧侶「ほぉ…これはベヒーモスねぇ…」
僧侶「これにするか…」スタスタ
僧侶「スマンが…この依頼を」
剣士「あ…」
僧侶「あ?」
剣士「てめぇ…今日はどの依頼をするつもりだ?」
僧侶「これ」
剣士「なッ…」
僧侶「ん?どうした?」
剣士「…」
受付「はい、では。剣士さんとお二人で協力して行って下さいね」
僧侶「え?なんで」
受付「一人では無理だと剣士さんが言っていたので」
僧侶「てめぇ…先にやってたのかよ」
剣士「なんで、よりによってまたお前なんだよ…」
僧侶「お前が弱いのが悪いな」
剣士「…」
僧侶「いつものキレがないな?」
剣士「いや、今回の相手はマジで気を引き締めないと死ぬことになるからな」
僧侶「ふぅ~ん…まあ、俺は平気ですけどね」
剣士「ふんっ…そんな風にしてられるのも今の内だ!」
森
剣士「ここにいるらしいな…」
僧侶「薄気味悪い場所だなぁ~俺帰ろうかなぁ~」
剣士「ふざけんな!一人じゃ怖いだろ!!」
僧侶「一人じゃ無理ってそういうことかよ…」
僧侶「…」スパァー
剣士「お前よく、のんきでいられるな…」ビクビク
僧侶「お前がビビリすぎ」スパァー
僧侶「ったく…さてと、そろそろ着くかなぁ~」
剣士「まだ、あと少し先だよ…」ギュウウ
僧侶「あの、あんまり、引っ張られると困るんだけど…」
剣士「あ、すまん」
僧侶「はぁ…」
奥地
ベヒーモス「むっ…なんだ?貴様ら」
僧侶「ほへぇ~喋ってやがる…」
ベヒーモス「人間が何の用かと聞いてるんだ」
僧侶「アンタを討伐にきたんだよ~」
ベヒーモス「なんだと…?」
僧侶「アンタを討伐して欲しいって奴がいるのさ」
ベヒーモス「ほう…それで、我に勝てると思うのか?」
僧侶「ああ、勝てるぜ?」
僧侶「さ、剣士あとはまかせた」
剣士「お前…煽るだけ煽って人任せとか…」
僧侶「頼りにしてるぜ?」ニコッ
剣士「うらぁぁ!こうなったらやるしかねぇえ!」
ベヒーモス「ふんっ」バキッ
剣士「ぐはぁぁっ!?…さすがに昨日とはわけが違うか…」
剣士「うらぁぁ!!!」
ベヒーモス「何度来ようが…同じことだぁ!」ドガッバキッバゴーンッ
剣士「ぐはぁぁ!?」
僧侶「ほれ、回復」
剣士「ハァハァ…お前、もう少しさ、戦闘に参加してくれない?」
僧侶「してるだろ、回復」
剣士「はぁ…もういい」
剣士「まだやれるぞーっ!!」
ベヒーモス「ふっ…」
剣士「うらぁぁ!!」
ベヒーモス「むっ!?」
剣士「おっと…少し、強くなってる…またあの魔法か」
剣士「最初からかけて欲しかった…」
剣士「おら、まだやれるぞぉ!」ザシュッ
ベヒーモス「ぐぅぅ!!」ポロッ
僧侶「やりぃ~ベヒーモスの角ゲット!!」バシッ
ベヒーモス「なっ!何時の間に!?」
僧侶「おらぁ」タッタッタ
剣士「足早いな、おい…」
剣士「…うら!」ザシュッバシュッ
ベヒーモス「ぐっ…ちょこざいな…っ!」バキッ
剣士「なっ!?」グハッ
剣士「ま、まずい…今…油断してた…折れた…」
僧侶「回復~」
剣士「ふぅ…あぶねぇあぶねぇ」
ベヒーモス「回復ってチートだな…」
剣士「ウラウラウラウラ!!」バシュゥガシュッ
ベヒーモス「ぐうぅぅぅ!!?」
ベヒーモス「ぐぅ…」バタッ
剣士「やっと終わった…」
僧侶「この角で何作れるかな…」
僧侶「新しい、杖が欲しい…」
剣士「あいつはあいつで…角を完全に自分の物にしてやがるし」
僧侶「それにしても、ベヒーモスの最後の言葉…」
僧侶「【回復ってチートだな】」
僧侶「かわいそすぎる」アッハッハッハ
剣士「なんか、ゲスい」
町
僧侶「はい、金」
剣士「おう」
僧侶「次はどうする?」
剣士「俺がソロで行く…」
僧侶「ふぅ~んソロねぇ…俺もやってみようかなぁ~」
僧侶「おい、武器屋」
武器屋「あんだい?僧侶」
僧侶「これで、剣作ってくれねぇか?」
武器屋「ああ?僧侶、剣なんて使わんだろ?」
僧侶「いや、別に…」
僧侶「いいから、造れるのか?」
武器屋「ああ、相当な品ができると思うぞ…明日来てくれ」
僧侶「おう、わかった」
次の日
僧侶「武器屋~できたかぁ~」
武器屋「おう、ほれ」
僧侶「おう、サンキュ」
武器屋「じゃあな…また、いい素材手に入れたらこいや」
僧侶「おう、そんじゃ金はこんだけでいいか」
武器屋「おう、じゃあな~」
僧侶「おう、サンキュな~」
僧侶「さてと、剣士はどこかな~」
僧侶「…いない」
僧侶「あいつ、マジでソロでいったのか?あぶねぇだろ…」
受付「剣士さんですか?」
僧侶「ああ、あいつ…どこに行ったんだ?」
受付「これです」
僧侶「これは、ソロじゃ無理だろ」
受付「私もいったのですが…」
僧侶「たく…俺もそれ受ける」
受付「わかりました…」
洞窟
僧侶「まったく…また洞窟か」
僧侶「っと、あぶねぇ」
僧侶「敵には会わないといいなぁ~」
僧侶「ん?」
敵「ぎゃぁぁぁがぁぁ」
僧侶「あ~あ…遭っちまった」
僧侶「火炎魔法~」
敵「ぐやぁぁぁぁ!!?」
僧侶「悪いな、魔法使いも経験してんだわ」
僧侶「もう、これ俺僧侶じゃなくて賢者で良いんじゃね?」
僧侶「ま、さっさといくか」
剣士「ハァハァハァ…」
剣士「強過ぎでしょ…」
ベリアル「もう、終わりか?」
剣士「なんなのお前…」
ベリアル「ベリアル…」
剣士「くそ…やっぱり僧侶と来るべきだったか?」
剣士「まあ、もう遅いか…俺…たぶんここで死ぬし」
剣士「くそがぁぁ!!」ダダッ
剣士「攻撃が…通らない…」
ベリアル「ふんっ…」ボッ
剣士「ぐがぁぁぁ!!?」
剣士「くそがぁ!!」ガキンッ
剣士「なっ…俺の剣が…っ!!」
ベリアル「もう、おしまいだな…」
剣士「ハハ…終わり…か」
ベリアル「さらば…」
僧侶「っと、そこまで」
ベリアル「な…」
ベリアル「貴様…何をした?」
僧侶「何って…ちょっと魔法を使ってね」
ベリアル「俺の腕が…?」
僧侶「大丈夫か」
剣士「お前…なんで?」
僧侶「お前に渡したいものがあってな、ほら」
剣士「これ、新しい剣?」
僧侶「ああ、ベヒーモスの角で作ったんだ」
剣士「もしかして…俺のために?」
僧侶「ああ、一応。礼としてな」
僧侶「いつも、助けてもらってるし」
剣士「…よしっ」
剣士「やってやるぜぇ!!」
僧侶「はっ…」
剣士「?」
僧侶「お前はこれでいつもの倍以上の力が発揮できるはず」
剣士「サンキュ…俺も帰ったら礼するぜ!」ダッ
ベリアル「貴様ら…」
剣士「うらぁぁ!!」バシュッ
ベリアル「なっ!!?」
剣士「ウラウラウラァァ」バシュッガシュッ
ベリアル「貴様…なんぞに…やられるかぁぁぁぁあ!!」
剣士「なっ!!!?」
僧侶「ハッ!!」
ベリアル「なっ…最強の攻撃魔法を…」
僧侶「今だ!!!」
剣士「ハァァァァァ!!」
ベリアル「俺の…貴様らなんぞに…ぐはぁ」バタッ
剣士「終わった…」
僧侶「そうだな」スパァー
終わり
元スレ
僧侶「それにな、俺は回復魔法が得意だから、なったの」
僧侶「楽できるし」
剣士「まあ、そうだな…回復役は重宝されるし」
僧侶「だろ?だったら、文句を言わず働け」
僧侶「俺のために」
剣士「はいはい…」
剣士「さてと、これから。どうするつもりだ?」
僧侶「ああ?討伐対象ぶっ殺して。金目の物全部取って、帰る」
剣士「もう少し、言葉遣いなんとかならんのか?」
僧侶「ならん、すまんな」
3: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/11/06(金) 01:38:17.166 ID:haw0w5rx0.net
剣士「それにしても、男二人で旅とか」
僧侶「バカ野郎俺だって、できることならかわいい子とパーティー組みてぇよ」
僧侶「あ~あ…見た目が悪いのかなぁ~」
剣士「格好はまともだが…タバコ吸っててしかもその言葉遣いだからな」
僧侶「そうかぁ…まあ、さっさと討伐してこんなパーティーからはおさらばだ」
剣士「俺もそのつもりだっつの…」
洞窟 奥地
剣士「ここが、魔物のいる場所かな?」
僧侶「さあな」スパァー
4: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/11/06(金) 01:41:12.284 ID:haw0w5rx0.net
剣士「貴様…緊張感と言うものを…」
僧侶「出てきたぞ」
剣士「!!」
魔物「グガァァァ」
剣士「まったく…こいつをささっと倒すぞ!」
僧侶「頑張れ~」
剣士「あなたはまったくやる気がないんですね!」
僧侶「そうだよ~回復はしてやるからさ~」
剣士「ったく…」
剣士「うらぁぁ!!」バシュッ
魔物「ぎゃあぁぁ!!」
剣士「まだまだぁ!!」バシュッザシュッ
魔物「ぐ…ぐ…ぎゃぁ…」
剣士「これで…最後だぁ!!」
僧侶「えぐっ…」
6: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/11/06(金) 01:44:06.275 ID:haw0w5rx0.net
剣士「!!」
魔物「ぎゃぁぁぁあ!」
剣士「なっ!生えてきやがった!!?」
魔物「ぎゃぁぁあ!」バンッ
剣士「ぐああぁ!?」
剣士「やべぇ…人生最大のピンチっ!」
僧侶「回復魔法」
剣士「!!」
剣士「お前…回復はまともなんだな」
僧侶「当たり前だろ…俺は一応僧侶だぞ」
剣士「ぶるぁぁぁぁ!!」バシュッガシュッザシュッ
剣士「(な、なんだ?俺…強くなってる?)」
剣士「(まさか、俺…サイヤ人っ!!?)」
8: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/11/06(金) 01:47:15.865 ID:haw0w5rx0.net
剣士「ハァハァハァ」
魔物「」
僧侶「お疲れさ~ん」スタスタ
剣士「なあ、俺…サイヤ人なんだ」
僧侶「は?」
剣士「なんか、強くなってる気がする…」
僧侶「ああ~俺の魔法だ、それ」
剣士「は?」
僧侶「俺、ついでにお前に身体能力向上の魔法やっといたから」
剣士「じゃあ、俺は…サイヤ人じゃない」
僧侶「おう、残念ながら…それに多分そろそろ効果も切れるだろうし」
剣士「あ、なんかシュンッってきた」
僧侶「それより、早く戻ろうぜ」
剣士「ああ、そうだな」
9: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/11/06(金) 01:49:07.564 ID:haw0w5rx0.net
町
僧侶「おい、討伐してきたぞ、金よこせ金」
受付「は、はい…」ジャラジャラ
僧侶「うっし」スタスタ
剣士「ちょっと待て」
僧侶「なんだよ」
剣士「俺に分け前をよこせ」
僧侶「ったく、しゃあねぇな」
僧侶「ほら」ポイッ
剣士「…」
10: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/11/06(金) 01:51:06.402 ID:haw0w5rx0.net
剣士「てめぇ…なめてんのか?ああ?」
僧侶「口が悪いなあ~」スパァー
剣士「のんきにタバコ吸ってんじゃねぇ!!」
僧侶「不満ありすぎて困ってるって顔だな」
剣士「たりめぇだ!なんだなんで一枚だけなんだ分け前はせめて半分だろ!!」
僧侶「はいはい、冗談冗談」
剣士「たく…絶対に次は組まん…」
僧侶「俺もだよ~」
僧侶「さて、明日はどんな依頼があるかなぁ~」
12: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/11/06(金) 01:54:01.796 ID:haw0w5rx0.net
次の日
僧侶「ほぉ…これはベヒーモスねぇ…」
僧侶「これにするか…」スタスタ
僧侶「スマンが…この依頼を」
剣士「あ…」
僧侶「あ?」
剣士「てめぇ…今日はどの依頼をするつもりだ?」
僧侶「これ」
剣士「なッ…」
僧侶「ん?どうした?」
剣士「…」
受付「はい、では。剣士さんとお二人で協力して行って下さいね」
僧侶「え?なんで」
受付「一人では無理だと剣士さんが言っていたので」
13: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/11/06(金) 01:56:37.480 ID:haw0w5rx0.net
僧侶「てめぇ…先にやってたのかよ」
剣士「なんで、よりによってまたお前なんだよ…」
僧侶「お前が弱いのが悪いな」
剣士「…」
僧侶「いつものキレがないな?」
剣士「いや、今回の相手はマジで気を引き締めないと死ぬことになるからな」
僧侶「ふぅ~ん…まあ、俺は平気ですけどね」
剣士「ふんっ…そんな風にしてられるのも今の内だ!」
森
剣士「ここにいるらしいな…」
僧侶「薄気味悪い場所だなぁ~俺帰ろうかなぁ~」
剣士「ふざけんな!一人じゃ怖いだろ!!」
僧侶「一人じゃ無理ってそういうことかよ…」
14: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/11/06(金) 02:00:10.318 ID:haw0w5rx0.net
僧侶「…」スパァー
剣士「お前よく、のんきでいられるな…」ビクビク
僧侶「お前がビビリすぎ」スパァー
僧侶「ったく…さてと、そろそろ着くかなぁ~」
剣士「まだ、あと少し先だよ…」ギュウウ
僧侶「あの、あんまり、引っ張られると困るんだけど…」
剣士「あ、すまん」
僧侶「はぁ…」
奥地
15: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/11/06(金) 02:02:59.012 ID:haw0w5rx0.net
ベヒーモス「むっ…なんだ?貴様ら」
僧侶「ほへぇ~喋ってやがる…」
ベヒーモス「人間が何の用かと聞いてるんだ」
僧侶「アンタを討伐にきたんだよ~」
ベヒーモス「なんだと…?」
僧侶「アンタを討伐して欲しいって奴がいるのさ」
ベヒーモス「ほう…それで、我に勝てると思うのか?」
僧侶「ああ、勝てるぜ?」
僧侶「さ、剣士あとはまかせた」
剣士「お前…煽るだけ煽って人任せとか…」
僧侶「頼りにしてるぜ?」ニコッ
17: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/11/06(金) 02:08:19.309 ID:haw0w5rx0.net
剣士「うらぁぁ!こうなったらやるしかねぇえ!」
ベヒーモス「ふんっ」バキッ
剣士「ぐはぁぁっ!?…さすがに昨日とはわけが違うか…」
剣士「うらぁぁ!!!」
ベヒーモス「何度来ようが…同じことだぁ!」ドガッバキッバゴーンッ
剣士「ぐはぁぁ!?」
僧侶「ほれ、回復」
剣士「ハァハァ…お前、もう少しさ、戦闘に参加してくれない?」
僧侶「してるだろ、回復」
剣士「はぁ…もういい」
剣士「まだやれるぞーっ!!」
ベヒーモス「ふっ…」
剣士「うらぁぁ!!」
ベヒーモス「むっ!?」
剣士「おっと…少し、強くなってる…またあの魔法か」
剣士「最初からかけて欲しかった…」
剣士「おら、まだやれるぞぉ!」ザシュッ
ベヒーモス「ぐぅぅ!!」ポロッ
僧侶「やりぃ~ベヒーモスの角ゲット!!」バシッ
ベヒーモス「なっ!何時の間に!?」
僧侶「おらぁ」タッタッタ
剣士「足早いな、おい…」
18: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/11/06(金) 02:11:53.475 ID:haw0w5rx0.net
剣士「…うら!」ザシュッバシュッ
ベヒーモス「ぐっ…ちょこざいな…っ!」バキッ
剣士「なっ!?」グハッ
剣士「ま、まずい…今…油断してた…折れた…」
僧侶「回復~」
剣士「ふぅ…あぶねぇあぶねぇ」
ベヒーモス「回復ってチートだな…」
剣士「ウラウラウラウラ!!」バシュゥガシュッ
ベヒーモス「ぐうぅぅぅ!!?」
ベヒーモス「ぐぅ…」バタッ
剣士「やっと終わった…」
僧侶「この角で何作れるかな…」
僧侶「新しい、杖が欲しい…」
剣士「あいつはあいつで…角を完全に自分の物にしてやがるし」
19: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/11/06(金) 02:14:34.918 ID:haw0w5rx0.net
僧侶「それにしても、ベヒーモスの最後の言葉…」
僧侶「【回復ってチートだな】」
僧侶「かわいそすぎる」アッハッハッハ
剣士「なんか、ゲスい」
町
僧侶「はい、金」
剣士「おう」
僧侶「次はどうする?」
剣士「俺がソロで行く…」
僧侶「ふぅ~んソロねぇ…俺もやってみようかなぁ~」
21: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/11/06(金) 02:17:02.839 ID:haw0w5rx0.net
僧侶「おい、武器屋」
武器屋「あんだい?僧侶」
僧侶「これで、剣作ってくれねぇか?」
武器屋「ああ?僧侶、剣なんて使わんだろ?」
僧侶「いや、別に…」
僧侶「いいから、造れるのか?」
武器屋「ああ、相当な品ができると思うぞ…明日来てくれ」
僧侶「おう、わかった」
次の日
23: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/11/06(金) 02:19:44.188 ID:haw0w5rx0.net
僧侶「武器屋~できたかぁ~」
武器屋「おう、ほれ」
僧侶「おう、サンキュ」
武器屋「じゃあな…また、いい素材手に入れたらこいや」
僧侶「おう、そんじゃ金はこんだけでいいか」
武器屋「おう、じゃあな~」
僧侶「おう、サンキュな~」
僧侶「さてと、剣士はどこかな~」
僧侶「…いない」
僧侶「あいつ、マジでソロでいったのか?あぶねぇだろ…」
31: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/11/06(金) 02:22:31.357 ID:haw0w5rx0.net
受付「剣士さんですか?」
僧侶「ああ、あいつ…どこに行ったんだ?」
受付「これです」
僧侶「これは、ソロじゃ無理だろ」
受付「私もいったのですが…」
僧侶「たく…俺もそれ受ける」
受付「わかりました…」
洞窟
僧侶「まったく…また洞窟か」
僧侶「っと、あぶねぇ」
僧侶「敵には会わないといいなぁ~」
38: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/11/06(金) 02:25:26.066 ID:haw0w5rx0.net
僧侶「ん?」
敵「ぎゃぁぁぁがぁぁ」
僧侶「あ~あ…遭っちまった」
僧侶「火炎魔法~」
敵「ぐやぁぁぁぁ!!?」
僧侶「悪いな、魔法使いも経験してんだわ」
僧侶「もう、これ俺僧侶じゃなくて賢者で良いんじゃね?」
僧侶「ま、さっさといくか」
剣士「ハァハァハァ…」
50: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/11/06(金) 02:29:25.918 ID:haw0w5rx0.net
剣士「強過ぎでしょ…」
ベリアル「もう、終わりか?」
剣士「なんなのお前…」
ベリアル「ベリアル…」
剣士「くそ…やっぱり僧侶と来るべきだったか?」
剣士「まあ、もう遅いか…俺…たぶんここで死ぬし」
剣士「くそがぁぁ!!」ダダッ
55: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/11/06(金) 02:31:42.261 ID:haw0w5rx0.net
剣士「攻撃が…通らない…」
ベリアル「ふんっ…」ボッ
剣士「ぐがぁぁぁ!!?」
剣士「くそがぁ!!」ガキンッ
剣士「なっ…俺の剣が…っ!!」
ベリアル「もう、おしまいだな…」
74: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/11/06(金) 02:37:39.550 ID:haw0w5rx0.net
剣士「ハハ…終わり…か」
ベリアル「さらば…」
僧侶「っと、そこまで」
ベリアル「な…」
ベリアル「貴様…何をした?」
僧侶「何って…ちょっと魔法を使ってね」
ベリアル「俺の腕が…?」
僧侶「大丈夫か」
剣士「お前…なんで?」
僧侶「お前に渡したいものがあってな、ほら」
剣士「これ、新しい剣?」
僧侶「ああ、ベヒーモスの角で作ったんだ」
剣士「もしかして…俺のために?」
僧侶「ああ、一応。礼としてな」
僧侶「いつも、助けてもらってるし」
剣士「…よしっ」
89: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/11/06(金) 02:42:34.806 ID:haw0w5rx0.net
剣士「やってやるぜぇ!!」
僧侶「はっ…」
剣士「?」
僧侶「お前はこれでいつもの倍以上の力が発揮できるはず」
剣士「サンキュ…俺も帰ったら礼するぜ!」ダッ
ベリアル「貴様ら…」
剣士「うらぁぁ!!」バシュッ
ベリアル「なっ!!?」
剣士「ウラウラウラァァ」バシュッガシュッ
ベリアル「貴様…なんぞに…やられるかぁぁぁぁあ!!」
剣士「なっ!!!?」
僧侶「ハッ!!」
ベリアル「なっ…最強の攻撃魔法を…」
僧侶「今だ!!!」
剣士「ハァァァァァ!!」
ベリアル「俺の…貴様らなんぞに…ぐはぁ」バタッ
剣士「終わった…」
僧侶「そうだな」スパァー
終わり
僧侶「…」スパァー