1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/10(日) 01:46:29.52 ID:w+qmKAh60
P「あ、春香ちょっといいか?」
春香「あ、なんですか?」
P「いや、昨日の収録なんだけど……行ってくれた?」
春香「……いえ」
P「……なんで?」
春香「いや、言われてませんでしたし」
P「いや、言ったとは……思うんだけど」
春香「それは明日じゃないですか?」
P「え、嘘……あ……」
春香「……はぁ」
P「ご、ごめん春香! 完全に俺の勘違い!!」
春香「……」
P「申し訳なかった! この通り!!」
春香「……なんでタメ口なんですか」
P「え?」
5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/10(日) 01:50:24.89 ID:w+qmKAh60
春香「プロデューサーさんが悪かったんですよね?」
P「あ、あぁ……この件に関しては……」
春香「なら……ねぇ?」
P「……すみませんでした」
春香「言葉だけですか?」
P「いえ、そんな滅相もない!!」
ザッ
P「こ、この通りです……どうか、どうかお許しを……」
春香「なんか最近調子に乗ってません? まあ、それなりにいい仕事は来ますし、ありがたいですよ」
春香「でもなんか違うんですよねぇ……」
P「で、でもですね……他の人のスケジュール管理なんかもあったりして……」
春香「あー……言い訳始めちゃいますか。プロデューサーさん、言い訳とかしちゃう人だったかー……」
P「あ、い、いえ違うんです!! で、でも春香さんには! しっかりとお仕事をお持ちしますんで!!」
春香「いや、そういう媚びるみたいなのはいいんですよ別に。むしろ……気持ち悪い」
P「お、おっほぉ……」
春香「……なんですかその顔」
P「あ、い、いや! わかりました! なら次は結果だけ! しっかり結果だけお持ちしますので!!」
春香「お願いしますね。私もプロデューサーさんに期待してますんで」
P「あ、期待されちゃってるんですか」
春香「嫌なんですか?」
P「い、嫌っていうか、まあそれはどちらかというと……期待しないくらいの体でいてもらえると、というか」
春香「意味がわかんないですよ……期待しなきゃいいんですか?」
P「は、はい!」
春香「はいじゃないですよ。普通期待させなきゃ、ですよね?」
P「も、もちろんです!」
春香「使えないなぁ……」
P「うぁお……つ、使えない男ですが! が、頑張らせていただきまっす!!!」
春香「まあ、お願いしますね」
P「はいぃ……」
蔑まれる、ならわかるけど蔑まされるってなんだよ
日本語おかしいだろ
千早「あの、プロデューサー」
P「あ、どうした千早?」
千早「新曲なんですけど」
P「あぁ、どれどれ?」
千早「……近い、です」
P「あ、す、すまん! でもほら、見えないじゃないか?」
千早「その、指さしますから……」
P「わ、わかった! それで?」
千早「このパートがよくわからなくて」
P「あぁ、パートの細かいところについては作曲した先生に直接聞かないとわからないなぁ」
千早「……そう、ですか」
P「いやぁ、力になれなくて申し訳ない」
千早「いえ、いいんです。元から期待してませんでしたから」
P「お、おう、そう、なのか?」
千早「前に聞いたときもそうだったじゃないですか」
P「あ、あれはでも! 少しはこう、アドバイスできたというか!」
千早「いえ、正直あまり」
P「ぐっ……そ、そうだった……んですか?」
千早「一応時間を割いてもらったので、足蹴にするのは申し訳ないかと」
P「いやいやそんなことは、むしろ……」
千早「何か言いましたか?」
P「いえ!何も!」
千早「……できないならできないって、ハッキリ言ってもらえると」
P「これからは努力します!」
千早「……なんでそんなに上機嫌なんですか?」
P「え?なんでって言われても」
千早「私、そんなに楽しい話してるように見えますか……?」
P「い、いえ!むしろ俺が怒られてます!反省してます!」
千早「……気持ち悪い」
P「ありがとうございます!! あ、い、いや違っ!!」
千早「私に文句を言われるのが、そんなに楽しいですか?」
P「はっ! ……い、いえ」
千早「……もういいです。ありがとうございました」
P「ち、千早!」
千早「……なんですか」
P「いい目だ……じゃなくて! その、また困ったら相談してくれ!」
千早「……」
P「ち、千早……?」
千早「……正直嫌です」
P「おぉぅ!」
千早「せめて次話すときは、もう少し話せるようにしておいてもらえると」
P「了解しました!」
千早「……はぁ」
P「ありがとうございます!!」
P「お、やよい!」
やよい「あ、プロデューサー」
P「ハイターッチ!!」
やよい「あ、ハ、ハイターッチ……」
P「イェイ! で、今日はどうかしたか?」
やよい「あ、いえ……特には」
P「そうかそうか。いつも仕事、順調だってスタッフさんも気に入ってくれてる」
やよい「そ、そうなんですかぁ~」
P「俺としてももっともっとガンバらなくちゃって思うんだけどな!」
やよい「そう、ですよねぇ」
P「あれ? やよいもそう思うか?」
やよい「あ、い、いえ! そんなことは!!」
P「いいんだぞ遠慮しなくて。俺の働きが悪かったらそう言ってくれれば」
やよい「い、いえ! 本当に、大丈夫です! 今のままがすっごくいい感じです!!」
P「本当か? でもまあ、そう言われたら頑張りたくなっちゃうよな!」
やよい「あ、はい……」
P「やよいはどんな仕事が欲しい? 今も歌とかいろんなことやってるけど」
やよい「いや、その……」
P「仕事の量はいらないか? まあそうだなぁ……」
やよい「い、今のままで!」
P「今のまま? でもなぁ……それってやっぱり、俺の力不足か?」
やよい「あ、いえ、そういうわけじゃなくて……」
P「なら、もう少し俺に頑張らせてくれよ! な!」
やよい「い、いえ! 今の、まま……が」
P「……どうして?」
やよい「……」
P「俺、ダメか……?」
やよい「……はい」
P「ひゅ~……」
やよい「だから、このままで……お願いできますか?」
P「あ、まあ、俺としては構わないんだけど……」
やよい「別にプロデューサーがダメダメってわけじゃないんです!!」
P「そのフォローはどうなんだろう……でも、ダメじゃないなら少しくらい……」
やよい「大丈夫です!!」
P「んー……でもさ」
やよい「やだもう……」
P「え? え、今なんで? え?」
やよい「……気持ち悪い」
P「……もっと」
やよい「やっ……わ、わかりました! もう全部プロデューサーにお任せするので! そ、それじゃ!!」
P「ま、待ってやよい!!」
やよい「や、やぁっ!!」
P「おぅ……」
やよい「し、失礼します!!」
P「……ありがとうございます」
伊織「……ちょっと」
P「ん?伊織か、どうした?」
伊織「次のスケジュールは?」
P「あっと、そうだな。1時間後だな」
伊織「……そう、じゃ」
P「どこに行くんだ?」
伊織「……別に」
P「座っていけばいいじゃないか。今着たばっかりだろう? 飲み物でも入れるよ」
伊織「……」
P「お待たせ」
伊織「……オレンジジュース」
P「あぁ、今切れてて。すまない」
伊織「……じゃあいいわ」
P「おいおい、たまには紅茶もいいんじゃないか?」
伊織「……使えない男ね」
P「なっ……」
伊織「もういいから……じゃ」
P「ま、待ってくれ! ならオレンジジュースを!」
伊織「いらないわ」
P「ど、どうして」
伊織「むしろなんでそんなに必死なのよ……気持ち悪い」
P「ぁぁ……ひ、必死になって悪いか!担当アイドルの仕事前に、少しでもと思って!」
伊織「ならせめて最初から用意しておきなさいよ……別に何も言ってないのにアンタが勝手に」
P「そ、それは俺が悪かった……」
伊織「だからもういいの、放っておいて……」
P「わ、悪かった! この通りだ!!」
伊織「……どうして私がここで時間をつぶしたくないかわからないの?」
P「え?」
伊織「アンタといると不快なの」
P「……」
伊織「中途半端なご機嫌取りなんていらないわ……もう、うんざり」
P「い、伊織……」
伊織「触らないでよ!! ……靴が汚れるわ」
P「あ、ぁう……」
伊織「……バカじゃないの。いつまでも床に座り込んで」
P「だ、だから俺が悪かったんだ……申し訳ない……」
伊織「あぁもうやめて! 鳥肌が立つから……なんなのよもう」
P「伊織ぃ……」
伊織「嫌……気色悪い、やっぱり私別のところに……」
P「そ、そういうあれなんだろう? 別に俺は気にしないから、な?」
伊織「……」
P「あ、はは……」
伊織「……1時間後に戻ってくる頃には、消えてて。本当に」
P「……ありがとうございます」
真美「兄ちゃん」
P「あ、真美か。どうした?」
真美「昨日出してくれたオーディション、名前亜美になってたんだけど」
P「え?ほ、本当か? それは……なんていうか」
真美「……」
P「す、すまん! 今ちょっと確認してみるから!」
真美「……なんて、冗談! まさか兄ちゃん、そこまでするはずないもんね」
P「え? な、なんだ冗談かお前……驚かせるなよ。あったあった、これが昨日の……」
真美「確か明日本番だよねー……あれ?」
P「……亜美になってる」
真美「……」
P「そ、その! 大丈夫だ! 今電話すればこれくらいの直しは問題ない!!」
真美「……どうして間違えるのさ」
P「え? あ、いや……」
真美「冗談だったんだけどな……この前もあったからね」
P「こ、この前も一応間に合うことには間に合ったし!」
真美「そういうことじゃないじゃん」
P「……申し訳ない」
真美「……真美たちのこと、舐めてる?」
P「いえ、そんなことは……」
真美「別にいいんだけどさ……」
P「……」
真美「……りっちゃんのがよかったなー」
P「え?」
真美「……使えないもん。誰かさん」
P「んー……」
真美「亜美にも同じことしてたりするんでしょ?」
P「そ、そんなこと!」
真美「じゃ真美だけ?……最低」
P「……うん」
真美「うんじゃないっしょ!!」
P「すみません……」
真美「もういいよ……」
P「ま、真美……」
真美「知らないよ、兄ちゃんなんて」
P「つ、次は大丈夫だから! あ、明日期待してるからな!」
真美「うるさいよ」
P「は、はひ」
真美「……最悪だよもう」
P「……つ、次は」
真美「もういい」
P「だ、大丈夫だってば! な?」
真美「……気持ち悪い」
P「ほ、ほっ……」
P「……ありがとうございます」
P「美希!」
美希「プロデューサー?」
P「この前のグラビア、雑誌の表紙を飾ったぞ! やったな!」
美希「あ、うん。ありがとうなの」
P「これからもがんばってくれよ!!」
美希「……それで?」
P「え?」
美希「何も、ないの?」
P「あぁ、そういうことか。それじゃ……撫で」
美希「さ、触らないで欲しいの!!」
P「え? そ、そういうことじゃなくて?」
美希「い、意味わからないの……次のお仕事、持ってきてくれたんじゃないの?」
P「あ、いや、だってさ……」
美希「……今回のお仕事、そんなに大したことじゃないでしょ? ミキはもっとおっきなお仕事がしたいの」
P「……そ、そのうち、な! 大丈夫! あれを見たら仕事なんてわんさか入ってくる!」
美希「……またグラビアのお仕事?」
P「あ、まあ比率は高いだろうけど……」
美希「……すぐ触ってこようとするし」
P「え? な、何その目は……」
美希「……あんまりそういうのばっかりは、嫌なの」
P「い、いやいや! 別に俺の趣味とかそういう!」
美希「……」
P「……すみません」
美希「謝らなくていいから、お仕事とってきて」
P「もちろんです……この通り」
美希「な、なんで床に……」
P「そりゃ誠心誠意こめて謝るって言う意味でも……」
美希「き、気持ち悪いの……」
P「ぬほ……だ、大丈夫! そういうことなら、次はできるだけ露出の少ない仕事をだな!」
美希「もうなんか、いいの……プロデューサー、全然わかってないの……」
P「わ、わかってる! 大丈夫! な、俺を信じてくれ、美希!」
美希「や、やめ……」
P「そうだ、美希の意見を直接聞けばもっと理想に近い仕事が!」
美希「……プロデューサーの好きなようにしていいよ」
P「え? でも……」
美希「確かにお仕事はちゃんとあるし、別に今のお仕事でもダメじゃないけど……」
P「そうか? そういうことならやっぱり、その抜群のプロポーションを全面に出していかない手はないと思うんだよ!」
美希「……」
P「うん! やっぱりこう、近くで見ると改めて! 素晴らしいスタイルだと思うよ!!」
美希「……変態」
P「おぅ……ま、まあとにかく任せてくれ!! うん!」
美希「……よろしくなの」
P「大丈夫だ! できるだけ美希の思うような素晴らしい仕事を持ってくるから! 待っててくれよ!!」
美希「……勘弁してほしいかな」
P「ありがとうございます!!」
全員分やろうと思ったけど眠いんでこの辺で 支援thx
スレタイから始まってやっぱり深夜に思いつきで立てるもんじゃないね!
元スレ
春香「プロデューサーさんが悪かったんですよね?」
P「あ、あぁ……この件に関しては……」
春香「なら……ねぇ?」
P「……すみませんでした」
春香「言葉だけですか?」
P「いえ、そんな滅相もない!!」
ザッ
P「こ、この通りです……どうか、どうかお許しを……」
春香「なんか最近調子に乗ってません? まあ、それなりにいい仕事は来ますし、ありがたいですよ」
春香「でもなんか違うんですよねぇ……」
P「で、でもですね……他の人のスケジュール管理なんかもあったりして……」
春香「あー……言い訳始めちゃいますか。プロデューサーさん、言い訳とかしちゃう人だったかー……」
P「あ、い、いえ違うんです!! で、でも春香さんには! しっかりとお仕事をお持ちしますんで!!」
春香「いや、そういう媚びるみたいなのはいいんですよ別に。むしろ……気持ち悪い」
P「お、おっほぉ……」
9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/10(日) 01:54:14.08 ID:w+qmKAh60
春香「……なんですかその顔」
P「あ、い、いや! わかりました! なら次は結果だけ! しっかり結果だけお持ちしますので!!」
春香「お願いしますね。私もプロデューサーさんに期待してますんで」
P「あ、期待されちゃってるんですか」
春香「嫌なんですか?」
P「い、嫌っていうか、まあそれはどちらかというと……期待しないくらいの体でいてもらえると、というか」
春香「意味がわかんないですよ……期待しなきゃいいんですか?」
P「は、はい!」
春香「はいじゃないですよ。普通期待させなきゃ、ですよね?」
P「も、もちろんです!」
春香「使えないなぁ……」
P「うぁお……つ、使えない男ですが! が、頑張らせていただきまっす!!!」
春香「まあ、お願いしますね」
P「はいぃ……」
8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/10(日) 01:53:14.44 ID:epWzs4RzO
蔑まれる、ならわかるけど蔑まされるってなんだよ
日本語おかしいだろ
10: >>8 おっしゃるとおりでした! 2013/03/10(日) 01:59:09.85 ID:w+qmKAh60
千早「あの、プロデューサー」
P「あ、どうした千早?」
千早「新曲なんですけど」
P「あぁ、どれどれ?」
千早「……近い、です」
P「あ、す、すまん! でもほら、見えないじゃないか?」
千早「その、指さしますから……」
P「わ、わかった! それで?」
千早「このパートがよくわからなくて」
P「あぁ、パートの細かいところについては作曲した先生に直接聞かないとわからないなぁ」
千早「……そう、ですか」
P「いやぁ、力になれなくて申し訳ない」
千早「いえ、いいんです。元から期待してませんでしたから」
P「お、おう、そう、なのか?」
千早「前に聞いたときもそうだったじゃないですか」
11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/10(日) 02:03:18.48 ID:w+qmKAh60
P「あ、あれはでも! 少しはこう、アドバイスできたというか!」
千早「いえ、正直あまり」
P「ぐっ……そ、そうだった……んですか?」
千早「一応時間を割いてもらったので、足蹴にするのは申し訳ないかと」
P「いやいやそんなことは、むしろ……」
千早「何か言いましたか?」
P「いえ!何も!」
千早「……できないならできないって、ハッキリ言ってもらえると」
P「これからは努力します!」
千早「……なんでそんなに上機嫌なんですか?」
P「え?なんでって言われても」
千早「私、そんなに楽しい話してるように見えますか……?」
P「い、いえ!むしろ俺が怒られてます!反省してます!」
千早「……気持ち悪い」
P「ありがとうございます!! あ、い、いや違っ!!」
14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/10(日) 02:07:08.19 ID:w+qmKAh60
千早「私に文句を言われるのが、そんなに楽しいですか?」
P「はっ! ……い、いえ」
千早「……もういいです。ありがとうございました」
P「ち、千早!」
千早「……なんですか」
P「いい目だ……じゃなくて! その、また困ったら相談してくれ!」
千早「……」
P「ち、千早……?」
千早「……正直嫌です」
P「おぉぅ!」
千早「せめて次話すときは、もう少し話せるようにしておいてもらえると」
P「了解しました!」
千早「……はぁ」
P「ありがとうございます!!」
15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/10(日) 02:10:30.86 ID:w+qmKAh60
P「お、やよい!」
やよい「あ、プロデューサー」
P「ハイターッチ!!」
やよい「あ、ハ、ハイターッチ……」
P「イェイ! で、今日はどうかしたか?」
やよい「あ、いえ……特には」
P「そうかそうか。いつも仕事、順調だってスタッフさんも気に入ってくれてる」
やよい「そ、そうなんですかぁ~」
P「俺としてももっともっとガンバらなくちゃって思うんだけどな!」
やよい「そう、ですよねぇ」
P「あれ? やよいもそう思うか?」
やよい「あ、い、いえ! そんなことは!!」
P「いいんだぞ遠慮しなくて。俺の働きが悪かったらそう言ってくれれば」
やよい「い、いえ! 本当に、大丈夫です! 今のままがすっごくいい感じです!!」
P「本当か? でもまあ、そう言われたら頑張りたくなっちゃうよな!」
17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/10(日) 02:13:21.96 ID:w+qmKAh60
やよい「あ、はい……」
P「やよいはどんな仕事が欲しい? 今も歌とかいろんなことやってるけど」
やよい「いや、その……」
P「仕事の量はいらないか? まあそうだなぁ……」
やよい「い、今のままで!」
P「今のまま? でもなぁ……それってやっぱり、俺の力不足か?」
やよい「あ、いえ、そういうわけじゃなくて……」
P「なら、もう少し俺に頑張らせてくれよ! な!」
やよい「い、いえ! 今の、まま……が」
P「……どうして?」
やよい「……」
P「俺、ダメか……?」
やよい「……はい」
P「ひゅ~……」
やよい「だから、このままで……お願いできますか?」
18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/10(日) 02:16:51.98 ID:w+qmKAh60
P「あ、まあ、俺としては構わないんだけど……」
やよい「別にプロデューサーがダメダメってわけじゃないんです!!」
P「そのフォローはどうなんだろう……でも、ダメじゃないなら少しくらい……」
やよい「大丈夫です!!」
P「んー……でもさ」
やよい「やだもう……」
P「え? え、今なんで? え?」
やよい「……気持ち悪い」
P「……もっと」
やよい「やっ……わ、わかりました! もう全部プロデューサーにお任せするので! そ、それじゃ!!」
P「ま、待ってやよい!!」
やよい「や、やぁっ!!」
P「おぅ……」
やよい「し、失礼します!!」
P「……ありがとうございます」
20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/10(日) 02:25:11.46 ID:w+qmKAh60
伊織「……ちょっと」
P「ん?伊織か、どうした?」
伊織「次のスケジュールは?」
P「あっと、そうだな。1時間後だな」
伊織「……そう、じゃ」
P「どこに行くんだ?」
伊織「……別に」
P「座っていけばいいじゃないか。今着たばっかりだろう? 飲み物でも入れるよ」
伊織「……」
P「お待たせ」
伊織「……オレンジジュース」
P「あぁ、今切れてて。すまない」
伊織「……じゃあいいわ」
P「おいおい、たまには紅茶もいいんじゃないか?」
伊織「……使えない男ね」
21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/10(日) 02:31:23.18 ID:w+qmKAh60
P「なっ……」
伊織「もういいから……じゃ」
P「ま、待ってくれ! ならオレンジジュースを!」
伊織「いらないわ」
P「ど、どうして」
伊織「むしろなんでそんなに必死なのよ……気持ち悪い」
P「ぁぁ……ひ、必死になって悪いか!担当アイドルの仕事前に、少しでもと思って!」
伊織「ならせめて最初から用意しておきなさいよ……別に何も言ってないのにアンタが勝手に」
P「そ、それは俺が悪かった……」
伊織「だからもういいの、放っておいて……」
P「わ、悪かった! この通りだ!!」
伊織「……どうして私がここで時間をつぶしたくないかわからないの?」
P「え?」
伊織「アンタといると不快なの」
P「……」
22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/10(日) 02:35:43.73 ID:w+qmKAh60
伊織「中途半端なご機嫌取りなんていらないわ……もう、うんざり」
P「い、伊織……」
伊織「触らないでよ!! ……靴が汚れるわ」
P「あ、ぁう……」
伊織「……バカじゃないの。いつまでも床に座り込んで」
P「だ、だから俺が悪かったんだ……申し訳ない……」
伊織「あぁもうやめて! 鳥肌が立つから……なんなのよもう」
P「伊織ぃ……」
伊織「嫌……気色悪い、やっぱり私別のところに……」
P「そ、そういうあれなんだろう? 別に俺は気にしないから、な?」
伊織「……」
P「あ、はは……」
伊織「……1時間後に戻ってくる頃には、消えてて。本当に」
P「……ありがとうございます」
25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/10(日) 02:55:00.39 ID:w+qmKAh60
真美「兄ちゃん」
P「あ、真美か。どうした?」
真美「昨日出してくれたオーディション、名前亜美になってたんだけど」
P「え?ほ、本当か? それは……なんていうか」
真美「……」
P「す、すまん! 今ちょっと確認してみるから!」
真美「……なんて、冗談! まさか兄ちゃん、そこまでするはずないもんね」
P「え? な、なんだ冗談かお前……驚かせるなよ。あったあった、これが昨日の……」
真美「確か明日本番だよねー……あれ?」
P「……亜美になってる」
真美「……」
P「そ、その! 大丈夫だ! 今電話すればこれくらいの直しは問題ない!!」
真美「……どうして間違えるのさ」
P「え? あ、いや……」
真美「冗談だったんだけどな……この前もあったからね」
26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/10(日) 02:57:40.64 ID:w+qmKAh60
P「こ、この前も一応間に合うことには間に合ったし!」
真美「そういうことじゃないじゃん」
P「……申し訳ない」
真美「……真美たちのこと、舐めてる?」
P「いえ、そんなことは……」
真美「別にいいんだけどさ……」
P「……」
真美「……りっちゃんのがよかったなー」
P「え?」
真美「……使えないもん。誰かさん」
P「んー……」
真美「亜美にも同じことしてたりするんでしょ?」
P「そ、そんなこと!」
真美「じゃ真美だけ?……最低」
P「……うん」
27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/10(日) 03:00:16.86 ID:w+qmKAh60
真美「うんじゃないっしょ!!」
P「すみません……」
真美「もういいよ……」
P「ま、真美……」
真美「知らないよ、兄ちゃんなんて」
P「つ、次は大丈夫だから! あ、明日期待してるからな!」
真美「うるさいよ」
P「は、はひ」
真美「……最悪だよもう」
P「……つ、次は」
真美「もういい」
P「だ、大丈夫だってば! な?」
真美「……気持ち悪い」
P「ほ、ほっ……」
P「……ありがとうございます」
28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/10(日) 03:06:37.69 ID:w+qmKAh60
P「美希!」
美希「プロデューサー?」
P「この前のグラビア、雑誌の表紙を飾ったぞ! やったな!」
美希「あ、うん。ありがとうなの」
P「これからもがんばってくれよ!!」
美希「……それで?」
P「え?」
美希「何も、ないの?」
P「あぁ、そういうことか。それじゃ……撫で」
美希「さ、触らないで欲しいの!!」
P「え? そ、そういうことじゃなくて?」
美希「い、意味わからないの……次のお仕事、持ってきてくれたんじゃないの?」
P「あ、いや、だってさ……」
美希「……今回のお仕事、そんなに大したことじゃないでしょ? ミキはもっとおっきなお仕事がしたいの」
P「……そ、そのうち、な! 大丈夫! あれを見たら仕事なんてわんさか入ってくる!」
29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/10(日) 03:09:45.14 ID:w+qmKAh60
美希「……またグラビアのお仕事?」
P「あ、まあ比率は高いだろうけど……」
美希「……すぐ触ってこようとするし」
P「え? な、何その目は……」
美希「……あんまりそういうのばっかりは、嫌なの」
P「い、いやいや! 別に俺の趣味とかそういう!」
美希「……」
P「……すみません」
美希「謝らなくていいから、お仕事とってきて」
P「もちろんです……この通り」
美希「な、なんで床に……」
P「そりゃ誠心誠意こめて謝るって言う意味でも……」
美希「き、気持ち悪いの……」
P「ぬほ……だ、大丈夫! そういうことなら、次はできるだけ露出の少ない仕事をだな!」
美希「もうなんか、いいの……プロデューサー、全然わかってないの……」
31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/10(日) 03:13:26.20 ID:w+qmKAh60
P「わ、わかってる! 大丈夫! な、俺を信じてくれ、美希!」
美希「や、やめ……」
P「そうだ、美希の意見を直接聞けばもっと理想に近い仕事が!」
美希「……プロデューサーの好きなようにしていいよ」
P「え? でも……」
美希「確かにお仕事はちゃんとあるし、別に今のお仕事でもダメじゃないけど……」
P「そうか? そういうことならやっぱり、その抜群のプロポーションを全面に出していかない手はないと思うんだよ!」
美希「……」
P「うん! やっぱりこう、近くで見ると改めて! 素晴らしいスタイルだと思うよ!!」
美希「……変態」
P「おぅ……ま、まあとにかく任せてくれ!! うん!」
美希「……よろしくなの」
P「大丈夫だ! できるだけ美希の思うような素晴らしい仕事を持ってくるから! 待っててくれよ!!」
美希「……勘弁してほしいかな」
P「ありがとうございます!!」
32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/10(日) 03:15:32.71 ID:w+qmKAh60
全員分やろうと思ったけど眠いんでこの辺で 支援thx
スレタイから始まってやっぱり深夜に思いつきで立てるもんじゃないね!
P「アイドルに蔑まされたい!」