1: 名無しで叶える物語 2019/10/20(日) 22:44:09.19 ID:YXRYyOif.net

エマ「うん、週末には帰ってくるから」

果林「それって、一週間もあっちにいるってこと……?」

エマ「心配しなくてもちゃんと帰ってくるよ?」

果林「そうじゃなくて…私、エマがいないとなんにもできないのよ?」

エマ「大丈夫だよ。同好会の皆もいるし、寂しくなったら私に電話してくれてもいいから…」

果林「嫌よ!私、エマの胸がないと…エマぱいがないと眠れないんだもの!!」

エマ「えぇ?!」



3: 名無しで叶える物語 2019/10/20(日) 22:48:15.39 ID:YXRYyOif.net

果林「私もついていくわ。今すぐ荷造りして飛行機の手続きを…」

エマ「パスポートは?」

果林「持ってないです…」

エマ「じゃあ、我慢して?」

果林「うう…でもぉ……」グスグス

エマ「だいじょうぶ。果林ちゃんならちゃんと一人でできるよ」ギュッ

果林「うん……」

エマ「落ち着いた?」

果林「わかったわ…」

エマ「よしよし。いい子にして待っててね」



7: 名無しで叶える物語 2019/10/20(日) 22:53:18.68 ID:YXRYyOif.net

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果林(けっきょくエマぱい無しでは一睡もできなかったわ…)

果林「ああ…エマ、早く帰ってきて…」

せつ菜「あれ、果林さん」

果林「あぁ、せつ菜…」

せつ菜「大丈夫ですか?なんだか顔色が悪いですよ?」

果林「ちょっと寝不足なの…私、枕が変わると眠れないのよね」

せつ菜「あぁ、そういうことありますよね」

果林(せめて代わりになる枕でもあればね…)

果林(ん…?…代わり……?)チラッ

せつ菜「??」



10: 名無しで叶える物語 2019/10/20(日) 22:59:57.94 ID:YXRYyOif.net

せつ菜「あの、果林さん…?」

果林(せつ菜って小柄なほうだけど…以外としっかりしたものを持ってるわよね…)ジロジロ

せつ菜「もしかして私、衣装が変でしょうか?それとも髪型?」

果林「あぁ、違うの。そういうのじゃなくて…」

果林(言ってしまおうかしら…でも後輩にこんなこと頼むのは…)ウーム

せつ菜(果林さん…いつになく真剣な様子!これは私も一肌脱ぐっきゃありません!)

せつ菜「果林さん!もしかして私になにか相談したいことがあるのでは?」

果林「本当に!?」

せつ菜「はい!この優木せつ菜に二言はありません!」

果林「じゃあ…、あなたの胸を借りてもいいかしら?」

せつ菜「はい!任せてください!」



14: 名無しで叶える物語 2019/10/20(日) 23:05:20.29 ID:YXRYyOif.net

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せつ菜「あ、あの…これは一体…?」

果林「見ての通りだけど?」

せつ菜「たしかに『胸を借りたい』とはいいましたが…まさか読んで字の如く実行するとは……」

果林(せつ菜の胸枕…エマぱいには遠く及ばないけれど、悪くないわね…)ギュッ

せつ菜(不思議な感覚です…。これが母性というモノなのでしょうか)

せつ菜(果林さん、なんだかいつもより可愛いですね)頭ナデナデ

果林「んっ」ピクン

せつ菜「あ、ごめんなさい…ご迷惑でしたか?」

果林「んん…今のすごくよかったわ…」

せつ菜「このまま眠ってしまってもいいですよ?」ナデナデ

果林「ありがとう…じゃあ甘えさせてもらうわね…」スヤスヤ



16: 名無しで叶える物語 2019/10/20(日) 23:08:16.33 ID:YXRYyOif.net

果林「すぅ…すぅ……」

せつ菜「あ……、眠ってしまいましたね…」

果林「んー……エマぁ……」ムニャムニャ

せつ菜(なるほど、エマさんがいなくて寂しかったのが原因でしたか)

せつ菜「よしよし…、果林さん、今日は私の胸でいっぱい寝てくださいね」

せつ菜(そうしたら、いつも通りの果林さんに戻ってくれるかな……?)



21: 名無しで叶える物語 2019/10/20(日) 23:17:07.73 ID:YXRYyOif.net

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果林(この前はせつ菜のお陰でよく眠れた。けど…)

果林(毎度毎度せつぱいの世話になるのもなんか癪よね…)

彼方「すぴー……」

果林(彼方…また寝てる…)

彼方「おぉ、果林ちゃん。彼方ちゃんになにか用?」

果林「相変わらず羨ましいくらい気持ち良さそうに寝てるわね」

彼方「だったら、果林ちゃんも一緒にお昼寝すればいいんじゃない~?」

果林「だったら、ご相伴させてもらおうかしら」

彼方「うんうん、彼方ちゃんはお昼寝仲間が増えるのを待ってたんだ~」

果林「でも私、アレがないと眠れないのよね…」チラッ

彼方「??」



24: 名無しで叶える物語 2019/10/20(日) 23:24:49.78 ID:YXRYyOif.net

彼方「……まさかこんなお願いをされるとは」

果林「いつも他人を枕にして、自分が枕になる気分はどう?」

彼方「たまには…こういうのも悪くないよねぇ~…」

果林(エマぱいとは違うけど…姉属性のあたたかみと癒しという点では…彼方っぱい、正解だったわね……)

果林「」スヤスヤ

彼方「あら、寝ちゃったかな…」

彼方(昔は遥ちゃんとよくお昼寝したなぁ……最近はあんまりしてくれないけど……)

彼方「ふふっ、果林ちゃん、とってもいい寝顔…」



25: 名無しで叶える物語 2019/10/20(日) 23:30:05.72 ID:YXRYyOif.net

果林「ふぁ~……よく眠れたわ。ありがとう彼方」

彼方「おっと。ちょっと待った。昔から取引は等価交換と相場が決まっております」

果林「それってつまり」

彼方「ささ、果林ちゃんの胸を貸したまえ」

果林「……しょうがないわね、どうぞ」

彼方「やったあ。ずっと果林ちゃんので寝てみたいと思ってたんだよねぇ」ムニッ

果林「…結構恥ずかしいわね、これ」

彼方「にひひ、やられる側の気持ちがわかったかな?じゃあ、おやすみなさ~い……」

果林「ん、ちょっと!……もう寝てるし…」



28: 名無しで叶える物語 2019/10/20(日) 23:39:01.36 ID:YXRYyOif.net

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果林(彼方を枕にするつもりが、私が枕にされちゃったら意味ないじゃない…)ハァ…

果林(いえ、寝心地は最高だったのだけど……)

愛「あ、果林!どしたの、なんか元気なさそーだけど…」

果林「愛…」

果林(この娘は……うーん、あんまり母性とか感じるタイプじゃないけど…)

果林(ボリューム自体は悪くないわね…)ジロジロ



34: 2019/10/20(日) 23:49:40 ID:YXRYyOif.net

愛「や、ちょっとなに?!そんなじっくり見ないでよー!」

果林「あ、ごめんなさい」

愛「なんか調子狂っちゃうなぁ…。大丈夫なの?」

果林「そうね、ちょっと色々あって…疲れてるのよ」

愛「なるほどね…そりゃ大変だ。愛さんにできることならなんでもやったげるんだけど…」

果林「言ったわね?」

愛「うん!あたし、そういうのほっとけないタイプなの、わかるでしょ」

果林「じゃあ、ちょっと枕になってくれないかしら?」

愛「おうとも!……えっ?」



38: 名無しで叶える物語 2019/10/20(日) 23:57:02.33 ID:YXRYyOif.net

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愛「こ、これでいいのかな?」

果林「えぇ……バッチリよ…」

果林(あ~たまらないわね…愛はハリのあるお乳って感じね。自分ので寝れたらこんな感じなのかしら)ムニムニ

愛「あたしこういうのとは無縁だったからさ…うまくできてる?」

果林「ありがとう…最高だわ……」

愛「そう?じゃあ愛さんの胸に抱かれてぐっすり眠ってね!」

果林「ふぁ……おやすみなさーい……」

愛「あ、ぐっすりだけにGOOD SLEEPなんてね!」

果林(この場合ダジャレはマイナスポイントかしらね…)



40: 名無しで叶える物語 2019/10/21(月) 00:02:59.08 ID:HWkBvBPk.net

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果林(あと二日…今日と明日を耐えればエマぱいで眠れる…)

果林(耐えるのよ私。ここが踏ん張りどころなんだから…)

果林(でもやっぱり、誰かの胸を借りないことには……)

かすみ「あ、果林せんぱ~い!」

璃奈「璃奈ちゃんボード『😄』」

果林「フッ」

果林(この娘たちはないわね…)

かすみ「なんでしょう、いまのため息はなんだか悪意を感じましたよ…」

璃奈「璃奈ちゃんボード『😡💢』」



42: 名無しで叶える物語 2019/10/21(月) 00:12:05.95 ID:HWkBvBPk.net

果林「別に?なんでもないのよ?ただあなたたちじゃ私の望む水準には到達してないっていうか…ねぇ?」

かすみ「どういう意味ですか~!?」

璃奈「璃奈ちゃんボード『😥』」

果林(やっぱり一年生は望み薄かしら………ん?)

しずく「かすみさん、璃奈さん、どうしたんですか?」

かすみ「聞いてよしず子~、果林先輩がいじめてくるんだよ~!」

果林「違うのよ、そういうつもりは……」チラッ

果林(しずく……あの娘、一年生の中では胸が大きい方だし…)

果林(なによりエマに似た清らかな雰囲気…これは見込みありかもしれないわ……)



44: 名無しで叶える物語 2019/10/21(月) 00:17:53.07 ID:HWkBvBPk.net

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

しずく「果林さん、お話というのは……?」

果林「私を胸に抱いて子守唄を歌ってほしいのよ」

しずく「は……え、果林さんを、私が?」

果林「そうよ?」

しずく「えぇっと……」

果林「演じるのは得意でしょ?」

しずく「…あの、演劇というのはですね、断じてそういうイメージプレイではないのですが…」

果林「うぅ…お願い、先輩を助けると思って…!」

しずく「はぁ……では、できる限りはやってみましょう」



47: 名無しで叶える物語 2019/10/21(月) 00:29:31.51 ID:HWkBvBPk.net

しずく「かーらーす、なぜなくの♪」

果林(しずくの胸、決して大きくはないけど…、でもこうやってあやされていると…確かに、私は大きいものに包まれているって感じてる…)

しずく「からすはやーまーにー♪」

果林(子守唄と相まってなんかこう、じんわりしたものがこみ上げてくるわね…)

しずく「かーわいいななつの♪子があるからよ♪」

果林(あぁ…もう意識保てない……おやすみ……)

しずく「ふぅ…相当お疲れだったみたいですね…」

果林「くぅ……くぅ……」

しずく「果林さん……」頭ナデナデ

果林「んー……」ニコニコ

しずく「たまにはこういう日があっても、いいかもしれませんね」



53: 名無しで叶える物語 2019/10/21(月) 00:43:14.42 ID:HWkBvBPk.net

果林(今日で最後、明日にはエマは帰ってくる)

果林(いままでいろんなおっぱい枕で凌いできたけど)

果林(けどやっぱり、エマぱいじゃないと……)

果林「あぁ……もう限界……」フラッ

歩夢「果林さんっ!」ガシッ

果林「あ、歩夢…ありがとう」

歩夢「みんなから聞きましたよ、果林さん、とっても疲れてるみたいだって」

果林「えぇ、そうなの……それでね歩夢、お願いが…」

歩夢「私でよければ、果林さんの力になりますよ?」ニコッ

果林(天使…!あゆぱいは天使だったわ…!!)



56: 名無しで叶える物語 2019/10/21(月) 00:49:05.91 ID:HWkBvBPk.net

歩夢「エマさんがいなくて、寂しかったんだよね?」

果林「そうなの…私、エマがいないと…ひとりぼっちが辛くて…」ムニムニ

歩夢「ふふっ、果林さんにも、そんな一面があるんだね」

果林「………」

歩夢「よしよし、いい子いい子…」頭ナデナデ

果林「歩夢……」

歩夢「ママって読んでもいいんだよ?」

果林(歩夢…なんて優しい子なの…!!)

果林「ま、ママぁ…!」ギュッ

歩夢「!!…いい子だね…」ナデナデ

歩夢(ふふっ…将来、『あの子』と家庭をつくって、赤ちゃんができて……)

歩夢(そうしたら、こんな風に赤ちゃんをあやしたりするのかなぁ……なんて♡)



58: 名無しで叶える物語 2019/10/21(月) 01:02:04.12 ID:HWkBvBPk.net

果林「ふわぁ………ママぁ…」

歩夢「ふふっ、目が覚めた?」

果林「あ……ぁ、ご、ごめんなさい、私、変な呼び方…///」

歩夢「ううん、たっぷりリラックスできたみたいで、なによりだよ」

果林「ありがとう歩夢…、とても気持ちよく眠れたわ」

歩夢「果林さん…たまにはエマさんじゃなくて、私に甘えてくれてもいいですよ?」

果林「え……いいの?」

歩夢「もちろんです」

歩夢(『あの子』の子どもが出来たときに備えて、いっぱい予行演習したいからね……♡)



60: 名無しで叶える物語 2019/10/21(月) 01:09:08.76 ID:HWkBvBPk.net

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エマ「ただいま~!」

果林「エマ~!!!」ハグッ

エマ「うふふっ、よしよし。寂しかったねー」ギュッ

果林「うん…さみしかったよぉ…」ギュッ

エマ「果林ちゃん、ちゃんと一人で頑張れた?」

果林「うん」コクッ

エマ「誰にも迷惑かけてない?」

果林「うん」コクコク

エマ「ほんとう?」

果林「ほんとよ…?」

エマ「…………うそつき♪」

果林「え……?」

エマ「だって…他の女の子の匂いがするよ…?」

果林「!?!?!」



65: 名無しで叶える物語 2019/10/21(月) 01:18:29.37 ID:HWkBvBPk.net

エマ(なんちゃって、本当は彼方ちゃんやしずくちゃん経由で全部筒抜けなんだけどね)

果林「ご、ごめんなさいっ、だって…エマがいなくって、さみしかったの」

エマ「甘えられれば誰でもよかったってことかな?」

果林「ちがう、違うのよ」

エマ「いけない子だ」

果林「え、エマぁ……」

エマ「いけない子の果林ちゃんにはおしおきです♪」

果林「え、」

エマ「今日は私と一緒のお布団で寝てくれる?」

果林「それって……」

エマ「私だって、果林ちゃんと離ればなれで寂しかったんだよ?」



69: 名無しで叶える物語 2019/10/21(月) 01:27:38.04 ID:HWkBvBPk.net

果林「エマ、ごめんなさい!私、自分のわがままばかりで…」

エマ「いいよ、そういう果林ちゃんも私は好きだから!」

果林「でもこれだけは言わせて」

エマ「…なあに?」

果林「私の一番はあなただけ」

エマ「えぇ!?!///」

果林「やっぱり私、エマぱいじゃないと眠れないのよ!」ムニュムニュ

エマ「ちょ、ちょっと…果林ちゃん~///」

果林「さぁ早く一緒に寝ましょう、ママ」ギュッ

エマ「ま、ママ…?!」

果林「ああ…これでやっと安眠できるわ……ぐぅ……」

 



70: 名無しで叶える物語 2019/10/21(月) 01:27:52.26 ID:HWkBvBPk.net

おしまい



71: 名無しで叶える物語 2019/10/21(月) 01:30:42.63 ID:HWkBvBPk.net

かすみんと璃奈には悪いことをしたと思っている


元スレ
果林「エマが一時帰国…?!」