1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/30(水) 00:40:09.71 ID:2MDH4G2Q0

向日葵「なんですの突然……」

櫻子「歳納先輩と船見先輩のデュエット羨ましい! あかりちゃんもちなつちゃんと歌ってるし!」

向日葵「それを言うなら私達だって歌ったじゃありませんの」

櫻子「確かに歌ったけど! さくひま*ひまさくとして『恋のダブルパンチ』歌ったけど!」

向日葵「しかもカップリングとして『よしなしOKI☆DOKI』まで歌ってますのよ? 他の二組より優遇されてるぐらいですわ」

櫻子「確かにそうだけど! DVD付のさくひま盤とキャラカード付のひまさく盤でそれぞれバージョン違いまであるけど!」

向日葵「でしょう? これ以上は贅沢が過ぎますわよ」

櫻子「でもそれはそれとして羨ましいのー! 私もパジャマ旅行いーきーたーいー!」ゴロンゴロン

向日葵「ああもう騒々しい……大体、誰と行くつもりですのよ」

櫻子「……」

向日葵「……」

櫻子「しょーがない……向日葵、一緒に行くぞ」エヘン

向日葵「もはや上から目線は基本ですわね……」



4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/30(水) 00:46:14.79 ID:2MDH4G2Q0

櫻子「パジャマ旅行っ、パジャマ旅行っ♪」ルンルン

向日葵「ところで櫻子」

櫻子「んぁ?」

向日葵「パジャマ旅行って具体的にどこに行くんですの? ていうか、何をするんですの?」

櫻子「さぁ?」

向日葵「さぁ!?」

櫻子「バカだなー向日葵、そんなもん私が知るわけないじゃん」ケラケラ

向日葵「え……? この子は何をさも当然のように言ってますの……? え……?」

櫻子「んー、パジャマ旅行だからー……わかった、パジャマで旅行するんだよ!」キリッ

向日葵「それはただの深夜徘徊ですわ」



8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/30(水) 00:56:27.95 ID:2MDH4G2Q0

~♪パジャマ旅行 再生中~

櫻子「……なるほど。どういう意味だ向日葵!」

向日葵「わかってない癖してなるほどとか言うんじゃありませんわよ……」

櫻子「てへー」

向日葵「つまりこの曲には、夢のようにふわふわした時間を二人で過ごしていたい、というメッセージが込められているんですわ」 ※個人の感想です

櫻子「へー」

向日葵「歳納先輩と船見先輩らしい素敵な曲ですわ~」ウットリ

櫻子「きもっ」

向日葵「」イラッ



12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/30(水) 01:11:39.72 ID:2MDH4G2Q0

櫻子「よっし、よくわかんないけどわかった!」

向日葵「それはわかったとは言いませんわ」

櫻子「わかったってば、向日葵んちに泊まればいいんでしょ?」

向日葵「そういう話だったかしら!?」

櫻子「えー、だめなの?」ジッ

向日葵「…………どうせダメって言っても泊まる気でしょ、仕方ありませんわねっ」プイッ

櫻子「へへー。じゃあテレビ見終わったらパジャマ取りに帰るから」

向日葵「はぁ……」

TV『なぎはらえ!』チュイーン ドカーン ワー ギャー

向日葵「何度目ですのナモシカ」



14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/30(水) 01:21:50.84 ID:2MDH4G2Q0

~ナモシカ終了後~

ガラッ

櫻子「クルッポー!」

向日葵「……いくら家が隣同士とはいえ、パジャマで外を出歩くのはどうかと思いますわ」

櫻子「細かいことは気にしない……って向日葵、なんで普通のパジャマ着てんの?」

向日葵「え、私もそれ着るんですの?」

櫻子「当たり前じゃん! 私だけ着ぐるみパジャマとかバカみたいだろ!」

向日葵「別に着ぐるみパジャマじゃなくても櫻子は十分バカみたいですわよ」

櫻子「照れるッ!」ヒャー

向日葵「皮肉ですらないのに!?」



16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/30(水) 01:31:34.12 ID:2MDH4G2Q0

~向日葵の部屋~

向日葵「うぅ……自分の家で着ると何故か異様に恥ずかしいですわ……」カァァ

櫻子「……」ジー

向日葵「ちょ、ちょっと櫻子っ、無言で凝視するのやめてくださらない……?」モジモジ

櫻子「っへぁ!? み、みみみ見てねーし!」

向日葵「いや見てたでしょうに!」

櫻子「見てないってば! だいたい、向日葵にウサギとか可愛すぎなんだよ!」キィッ

向日葵「自分が着させておいてなんですのその言い草!?」

櫻子「うるさいうるさーい! ひま……じゃない、そのパジャマが可愛すぎるのが悪い!」

向日葵「……じゃあ脱いでもいいんですのね?」

櫻子「あ、それはだめ」

向日葵「なんでよ!?」

櫻子「向日葵にウサギとか可愛すぎるから」

向日葵「……意味がわかりませんわ……」

櫻子「……」ジーーー



20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/30(水) 01:38:03.01 ID:2MDH4G2Q0

向日葵「それと、楓はもう寝てるんですから静かにしなさいね」シー

櫻子「ぁ、ごめん」ムグ

向日葵「まあ、寝付きの良い子ですからそうそう起きませんけど……」

櫻子「私も眠くなってきた」フワー

向日葵「じゃあ早く寝ましょう。ほら、布団は敷いてあげてますから」

櫻子「んー」モゾモゾ

向日葵「電気、消しますわよ?」

櫻子「んー」

パチッパチッパチッ

櫻子「あ、小さい電気は消さないで」

パチパチパチッ

櫻子「ありがとーおやすみー」

向日葵「はい、おやすみなさい」



22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/30(水) 01:45:25.03 ID:2MDH4G2Q0

シーン...

櫻子「……」

向日葵「……」

櫻子「……」

向日葵「……」

櫻子「……」

向日葵「……」

櫻子「……」

向日葵「……」

櫻子「……向日葵、起きてる?」

向日葵「……寝てますわ」

櫻子「思ったんだけどさぁ」

向日葵「寝てますってば……なによ?」

櫻子「なにが楽しいのこれ?」

向日葵「今更それを言いますの!?」ガバッ



24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/30(水) 01:58:22.57 ID:2MDH4G2Q0

パチパチッ

櫻子「ぎゃーまぶしー」シパシパ

向日葵「あのね櫻子、私は最初から気付いてましたのよ!? 別になにが楽しいわけでもないだろうってね!」

櫻子「え、言えよ」

向日葵「口で言ってあなたが納得してくれるなら苦労しませんわ……」ハァー

櫻子「え~……どうすんの向日葵、これなにも楽しくないよ」

向日葵「だから私にどうしろって言いますのよ……大体、私達のこれは先輩方のパジャマ旅行とは違いますし」

櫻子「どういう意味?」

向日葵「………………先輩方は、布団を分けたりしてませんもの」

櫻子「へ?」

向日葵「で、ですから……歳納先輩と船見先輩は、同じ布団で……寝てますの」

櫻子「……」

向日葵「……」

櫻子「……ぅええええええええええええ!?」

向日葵「ちょっと静かにしなさいってば!!」



25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/30(水) 02:07:59.83 ID:2MDH4G2Q0

櫻子「え、いや、だって、え!? えっマジで!?」

向日葵「マジで。好評発売中のアニメ『ゆるゆり』BD4巻に収録されてる第8話で先輩方が同じ布団で寝ているシーンがありますわ」

櫻子「ぇぇぇマジかぁ……!」グヌヌ

向日葵「それぐらい近づいてこそのパジャマ旅行ですわ……けど櫻子は、わ、私と一緒の布団なんて……」

櫻子「!」ビクッ

向日葵「いや……でしょう?」

櫻子「……」

向日葵「……」

櫻子「……ない……やる」ボソッ

向日葵「え? 櫻子、今なんて……」

櫻子「だ、だから! 仕方ないから一緒に寝てやるって言ってんの!」

向日葵「……」

櫻子「……」

向日葵「……ってなんでですのー!?」

櫻子「ちょっと静かにしろっつーの!!」



27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/30(水) 02:18:42.31 ID:2MDH4G2Q0

~で~

櫻子「……おい、向日葵」

向日葵「な、なんですの」

櫻子「せまい」ギチッ

向日葵「一つのベッドに二人も入ってたら当たり前ですわ!」ミチッ

櫻子「寝る時くらいおっぱい外せよ」

向日葵「外せるものなら常に外してますわよ……」

櫻子「うーせまいー……けど、これも楽しいパジャマ旅行のため……我慢我慢……」

向日葵「蹴飛ばしてしまおうかしら……」



28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/30(水) 02:25:02.23 ID:2MDH4G2Q0

シーン...

櫻子「……」

向日葵「……」

櫻子「……」

向日葵「……」ゴロン

櫻子「……」

向日葵「……」

櫻子「……んー、寝苦し……」モゾッ

向日葵「!? ちょ、待っ」

ゴロンッ

櫻子「!?」ビクッ

向日葵「っ……!」



30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/30(水) 02:32:47.57 ID:2MDH4G2Q0

櫻子「な、なんでこっち向いてるんだよ向日葵! 背中合わせで寝るって決めたでしょ!?」

向日葵「わ、私はこっちを向いた方がよく眠れますの! 櫻子こそ……!」

櫻子「私だって、ひま……じゃないっ! こっちを向いてた方が眠れるの!」

向日葵「うぐぐ……」

櫻子「ぐぬぬ……」

向日葵「……」

櫻子「……」

向日葵「さ、櫻子……?」

櫻子「……なに、向日葵」

向日葵「あっち、向きませんの……?」

櫻子「……向日葵より先に目を逸らしたら負けな気がする」

向日葵「そ、そう。なら私も負けてられませんわ、ね……」ジッ

櫻子「うん……」ジー



33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/30(水) 02:41:34.46 ID:2MDH4G2Q0

向日葵「櫻子、目を開けたままじゃいつまで経っても眠れませんわよ」

櫻子「ぅ、うっさい、お前がつぶれっ」

向日葵「い、言われなくったって……」ツムリッ

櫻子「……」ツムリッ

向日葵「……」ドキドキ

櫻子「……」ドキドキ

向日葵「……」ヨシナシ

櫻子「……」オキドキ

向日葵「………………」ドッキンドキントビダシテムネガドッキンドキンオドルンバフタリドッキンドキンツナガッテホイデドッキンド

櫻子「……っあーもう! 向日葵の心臓の音がうるさい!! 止めろ!!!」

向日葵「止まるか!!!」



38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/30(水) 03:07:25.84 ID:2MDH4G2Q0

櫻子「じゃあもう少し静かにしてよ、寝れん!」

向日葵「出来るものならしてますわよ……いったい誰のせいだと……」

櫻子「むっ。私のせいにする気かー?」ズイッ

向日葵「ひゃっ!?」ビクッ

櫻子「なんだよー文句があるならハッキリ言えよー」グイグイ

向日葵「ちょ、近い近い近いですってば……っ」タジタジ

櫻子「ん~? えへへ、うりうりー」スリスリ

向日葵「っ……や、やめてったら!」ガバッ

櫻子「わっ?」

向日葵「……」

櫻子「ひ、向日葵……?」



40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/30(水) 03:24:30.27 ID:2MDH4G2Q0

向日葵「わ……私は、櫻子のワガママに付き合って一緒に寝てあげてますのよ!?」

櫻子「っ」

向日葵「それなのに安眠妨害までされては……め、迷惑ですわっ」

櫻子「……」

向日葵「……さ、櫻子……?」

櫻子「あっ、そ」

向日葵「え?」

櫻子「だったら向日葵がどっか行けよ」

向日葵「ちょ、そのベッドは私の……」

櫻子「うっさい! あっち行けったら行けー!!」ブンッ

ボフッ

向日葵「わぷッ……ま、枕? 櫻子、あなた……」

櫻子「……」ブスー

向日葵「……わかりましたわ。私は布団で寝ますから、あなたももう寝なさいね」

櫻子「……ふんっ」プイ



41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/30(水) 03:28:08.81 ID:2MDH4G2Q0

シーン...

櫻子「……」

向日葵「……」

櫻子「ん……」モゾッ

向日葵「……」

櫻子「……」ゴロン

向日葵「……」

櫻子「……向日葵、起きてる?」

向日葵「……」

櫻子「もう寝ちゃった?」

向日葵「……」

櫻子「……」

向日葵「……」

櫻子「……なんだよ、向日葵のばか」モゾモゾ

モフン



42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/30(水) 03:30:52.58 ID:2MDH4G2Q0

………………

…………

……



44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/30(水) 03:43:16.34 ID:2MDH4G2Q0

櫻子「……ん?」

櫻子「ここ……どこ?」

櫻子「私、向日葵んちで眠ってたはずなのに……」

櫻子「どう見ても外だし……辺り一面なんか白いし……」

櫻子「あと、制服だし」

櫻子「???」

ボヨヨーン...ボヨヨーン...

櫻子「ん?」

ボヨヨーン...ボヨヨーン...

櫻子「この音は……」

ボヨヨーン...ボヨヨーン...

櫻子「間違いない……これは……」

ボヨヨーン!


櫻子「おっぱいだ!!!!!」

 



46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/30(水) 03:59:27.79 ID:2MDH4G2Q0

ボヨヨン ボヨヨン

櫻子「うわーでけー! おっぱいでけー! あははでけー!!」

ボヨヨーン ボヨヨーン

櫻子「おおお……震えてるぞ、震えてるぞ……」

ボヨヨヨーン ボヨヨン ボヨーン

櫻子「さ、触ってみても平気かな……」ドキドキ

ふにっ

櫻子「やわっ!! そしてでかっ!!」

ボヨヨーン!

櫻子「弾力もすごい……」

ボヨヨン ボヨヨン

櫻子「すごいなーでっかいなーおっぱいだなー」

ボヨヨン ボヨヨン ボヨヨン

櫻子「いやー、こんなに立派なおっぱいがあったら、」



47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/30(水) 04:03:16.88 ID:2MDH4G2Q0






向日葵「なら、私はもう必要ありませんわね




 



48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/30(水) 04:04:31.24 ID:2MDH4G2Q0

……

…………

………………



49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/30(水) 04:22:04.33 ID:2MDH4G2Q0

櫻子「――!!」ガバッ

シーン...

櫻子「……!?」

櫻子「な、なに、今の。夢……?」

櫻子「なんで、私、あんな夢……」

櫻子「……どうして、向日葵が」

櫻子「っ!」

櫻子「ひ、向日葵!」バッ

向日葵「……」zzZ

櫻子「ひま、わり」

向日葵「……」zzZ

櫻子「――」

ジワッ

櫻子「あ、あれっ?」



51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/30(水) 04:41:26.34 ID:2MDH4G2Q0

櫻子「ちょ、待……私、なんで泣いて……っ」

櫻子「っ……う、ぅう゛~……」ポロポロ

櫻子「……」グスッ

向日葵「……」zzZ

櫻子「……ひまわりぃ……」モゾッ

トッ...ペタペタペタ...モゾモゾ...

櫻子「っぷは」スポッ

向日葵「すぅ……すぅ……」

櫻子「向日葵……」



53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/30(水) 05:02:20.34 ID:2MDH4G2Q0

向日葵「ん……むにゃ」

櫻子「ひ、向日葵、あのね」

櫻子「あ、あんなの、ウソだからっ」

櫻子「向日葵のこといらないなんて、絶対、ぜーったい、うそだから」

櫻子「おっぱいだって、禁止するのは向日葵のだけだもん」

櫻子「だから……今日は、ごめんなさい」

櫻子「私のワガママに付き合ってくれたのに、私……」

櫻子「……」グスッ

向日葵「すー……すー……」

櫻子「……向日葵が起きたら、もう一回、ちゃんと謝るから」

櫻子「だから、今は……」

ギュッ

向日葵「ん……?」

櫻子「おやすみ、向日葵……」



55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/30(水) 05:06:19.26 ID:2MDH4G2Q0

………………

…………

……



57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/30(水) 05:20:55.02 ID:2MDH4G2Q0

さくらこ「ひまちゃーん……」

ひまわり「なぁに?

さくらこ「……」ショボーン

ひまわり「……? どうしたの、さーちゃん」

さくらこ「あのね、おねえちゃんにきいたんだけどね」

ひまわり「うん」

さくらこ「わたしたち、しんじゃうんだって」

ひまわり「えっ!?」



60: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/30(水) 05:28:53.41 ID:2MDH4G2Q0

さくらこ「」グスン

ひまわり「しんじゃう……? い、いつ?」

さくらこ「……いつか」

ひまわり「いつか!」

さーちゃん「わたしたちだけじゃなくて、おねえちゃんも、おかあさんも、ひまちゃんのおかあさんも……」

ひまわり「いつか……?」

さくらこ「うん……」

ひまわり「……」

さくらこ「……」

ひまわり「……や、やだよぉ~」エーン

さくらこ「わたしだってやだよー」エーン

ひまわり「さーちゃん、わたししにたくない……」メソメソ

さくらこ「わたしも、ひまちゃんとあえなくなるなんてやだー」グスグス

ひまわり「えっ」

さくらこ「えっ」



61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/30(水) 05:36:01.77 ID:2MDH4G2Q0

ひまわり「しんじゃったら、さーちゃんとあえなくなるの……?」

さくらこ「そうだよ、だってしんじゃうんだもん」

ひまわり「ほ、ほんとに?」

さくらこ「ほんとだもん、おねえちゃんがいってたもん」

ひまわり「……やだ」ボソッ

さくらこ「ひまちゃん?」

ひまわり「そ、そんなのやだっ!」

さくらこ「!」



63: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/30(水) 06:00:48.36 ID:2MDH4G2Q0

ひまわり「さーちゃんとあえないなんて、そんなの、やだ!」

さくらこ「わ、わたしだってやだ! ひまちゃんとおわかれしたくない!」

ひまわり「さーちゃんっ。わたし、ずっといっしょにいるからね」

さくらこ「ずっと……いっしょ?」

ひまわり「うん!」

さくらこ「ほんとに? ほんとにずっといっしょにいてくれるの?」

ひまわり「ほんとだよ。ずっとずっと、さーちゃんにおかしつくってあげたいもん」ニコッ

さくらこ「おかし!」パァッ

ひまわり「やくそくだよ、さーちゃんっ」

さくらこ「うんっ! ひまちゃん、やくそく!」


「「だって――」」

 



64: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/30(水) 06:07:40.31 ID:2MDH4G2Q0

……

…………

………………



66: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/30(水) 06:21:15.38 ID:2MDH4G2Q0

向日葵「……らこ、櫻子ったら!」

櫻子「……、んぁ?」パチッ

向日葵「あっ、やっと起きましたわね……!」

櫻子「……」ボヘー

向日葵「さ、早速ですけど、説明してもらいますわよ!」

櫻子「……?」ボケー

向日葵「くっ、何てオトボケ面ですの……!?」

櫻子「……」ヌボー

向日葵「あ、あ、あなたねぇ、何を夜中に人の布団に潜り込んでますのよ!?」

櫻子「……?」ボヤー

向日葵「しかも私にしっかり抱きついて……っていうか! 今も抱きつきっ放しですし!」

櫻子「……」ギューーー



69: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/30(水) 06:54:22.75 ID:2MDH4G2Q0

向日葵「ええい暑苦しい……とりあえず離れなさ、い、なっ……!」グググッ

ベリッ

櫻子「」モフン

向日葵「はあ、やっと自由になりましたわ……からだいたい」ポキポキ

櫻子「……」

向日葵「で、では改めて訊きますわよ、櫻子? あなたどうして――」

櫻子「向日葵」

向日葵「――、へ? なにか言いました?」

櫻子「うん」ムクッ

向日葵「……?」

櫻子「向日葵、もし私達が死ん――」ピタッッ

向日葵「……」

櫻子「――


 もし生まれ変わったら、何がしたい?」

 



70: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/30(水) 07:02:54.69 ID:2MDH4G2Q0

向日葵「……なんですの、その質問?」

櫻子「……」

向日葵「小学生でもあるまいし、もう少しまと――」

櫻子「――」

向日葵「――も、な……」

櫻子「……」

向日葵「……、そうですわねぇ……」

櫻子「!」ビクッ

向日葵「――」

櫻子「――」ギュッ


向日葵「もし生まれ変わっても、間違いなく櫻子と一緒にいるでしょうね」

 



72: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/30(水) 07:12:35.12 ID:2MDH4G2Q0

櫻子「………………、へ」パチクリ

向日葵「ぷっ、なんですのその顔」クスッ

櫻子「ぇ、あ、だ、だって」

向日葵「そんなに驚いて……この答えを言わせたかったんじゃありませんの?」

櫻子「それはそうだけど……! でも向日葵、いやじゃないの……?」

向日葵「嫌でもなんでも、一緒ですわ」

櫻子「っ……」

向日葵「13年も腐れ縁が続くと、諦めも付くものですわ。あなたとは死ぬまで一緒、死んでも一緒、ってね」

櫻子「向日葵……」

向日葵「第一、生まれ変わった所で櫻子は櫻子ですし。私以外にあなたの相手が務まるとも思いませんわっ」フフン

櫻子「ひまわりぃ……」ググッ

向日葵「あなたは自分が人様にどれだけ迷惑をかけてるかを一度よーく考え直」


櫻子「ひまわりーーーーーっ!」ダキッ


向日葵「ぎにゃあー!?」ビクッ



74: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/30(水) 07:26:30.39 ID:2MDH4G2Q0

櫻子「向日葵っ、向日葵向日葵向日葵ー!」ムギュー

向日葵「ちょ、ま、またですのっ!? は、離れ……!」ググッ

櫻子「あはははははは! えらいぞ向日葵すごいぞ向日葵! あはは、下僕のお手本!」ムギュギュー

向日葵「な、何を好き勝手に言ってますの……!? やっぱり櫻子のお守りなんてこれっきりにして欲しいものですわっ!」

櫻子「もう遅いもんねー! 向日葵は私専用の遊び相手だ! ずーっと!」

向日葵「くぅう……櫻子が泣きそうな顔で見つめてくるからと口を滑らせすぎましたわ……!」グヌッ

櫻子「はぁ? 私がいつ泣きそうな顔したって? 冗談はおっぱいまでにしとけよー」ケラケラ

向日葵「」イラッ



75: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/30(水) 07:29:19.98 ID:2MDH4G2Q0

櫻子「……はー、なんかおなかペコい。向日葵、朝ご飯!」

向日葵「」イララッ

櫻子「今日は甘いのが食べたいな~……お菓子……そだ、ホットケーキ焼いてよ!」ジュルルッ

向日葵「」イラララッ

櫻子「二枚ね、二枚! 上にバター乗っけて!」

向日葵「あなたねぇ……いい加減に……」イララララララ

櫻子「ねーぇー、ひーまーわーりっ!」ニコニコ

向日葵「……、はあ」

櫻子「お?」

向日葵「……わかりましたわよ。作ってあげますから、少しくらいは手伝いなさいよ?」

櫻子「だが断る!」

向日葵「あなたどこまで殿様気分ですの!?」

………………

…………

……



77: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/30(水) 07:33:55.27 ID:2MDH4G2Q0



「「だって――」」


「わたしはひまちゃんの、」


「わたしはさーちゃんの、」


「「つまだもん、ねー!」」


「「ずっとずっと、ふたりでいっぱいあそぼうね!」」



78: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/30(水) 07:35:25.34 ID:2MDH4G2Q0

おしまい
デュエットCD発売に居ても立ってもいられなかった
もっと精進します


元スレ
櫻子「私もパジャマ旅行いきたい!」