1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/08(金) 17:25:07.14 ID:zwNe4VV20

娯楽部


ちなつ「ゆ~いせんぱ~い♪お茶どうぞ!」

結衣「ちなつちゃん、いつもありがとうね」ニコ

ちなつ「いえいえ!結衣先輩のためなら、お茶何杯でも淹れてきますよ!」

結衣「そんな大げさだなぁ」

あかり「本当にちなつちゃんのお茶は美味しいね~」

結衣・ちなつ「あかり(ちゃん)いたの!!」

あかり「ちなつちゃん、一緒に来たよねぇ~?!」


ワイワイガヤガヤ




2: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/08(金) 17:26:05.56 ID:zwNe4VV20

京子(…………むー)

京子(…最近、結衣のヤツ全然構ってくれない)

京子(というか、ちなつちゃんやあかりの相手ばっかしてる)

京子(…私も、構え!)イライラ




3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/08(金) 17:26:28.32 ID:zwNe4VV20

京子の部屋


京子「ということで!!」

京子「暫く、結衣を無視してみよう~」

京子「この作戦によって、私に相手にされなくなった結衣は、一人悲しみ…」

京子「そして、私の存在のありがたみが分かり…」

京子「私なしでは生きれなくなる!!」

京子「完璧な作戦だ~」

京子「もしかしたら、ラムレーズンGETという、なんと一石二鳥なこのプラン」ワクワク

京子「よし、明日からスタートだ!!」




6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/08(金) 17:29:41.33 ID:zwNe4VV20

翌日 登校中


結衣「あ、京子、おはようー」

京子「…………」

トコトコトコトコ

あかり「結衣ちゃん、京子ちゃん、おはよ~」

京子「おう! おはよ~」

結衣「……? …あかり、おはようー」

トコトコトコトコ



7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/08(金) 17:29:57.49 ID:zwNe4VV20

ちなつ「おはようございます!結衣先輩、京子先輩…あと、あかりちゃん」

結衣「あぁ、おはよう、ちなつちゃん」

あかり「おはよう~ って、なんかあかりついでみたいになってるよぉ」アセ

京子「ちーなーちゅー! おはよう!!」ダキッ

ちなつ「ちょ、京子先輩、抱きつかないでください!」

結衣「やれやれ… 京子、そろそろ学校だぞ?」

京子「…………」パッ

ちなつ「結衣先輩ありがとうございます」

結衣「? ううん、どういたしまして」

結衣「じゃあ、また放課後ね」




8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/08(金) 17:30:43.63 ID:zwNe4VV20

教室


結衣「京子ー、今日の宿題ちゃんとやったか?…プリントのヤツ」

京子「…………」

京子(げっ! すっかりプリントのこと忘れてた)

京子(でも、今は作戦実行中だし、結衣には見せてもらえない…綾乃にでも…)

綾乃「と、としのーきょーこー!」

京子(おっ、いいところに来た!)

綾乃「今日のプリn「綾乃ー、愛してる!だから、プリント見せてーー!」

結衣「…………?」

綾乃「あ、愛してるだなんて///」カァー

千歳「ぐっ……」ポタポタ




9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/08(金) 17:31:13.37 ID:zwNe4VV20

綾乃「…じゃなくて、プリントやってきてないの?!」

京子「忘れた」キャピ

京子「だから、写させて? 綾乃しか頼れる人がいないんだ…」

綾乃(…か、可愛い//)

綾乃「しょ、しょうがないわね! この生徒会副会長として、今回だけは見せてあげる//」

千歳(やばい、妄想が!!)プシャ-

結衣「ちょ、千歳大丈夫?」つティッシュ

千歳「ありがとな、船見さん」フキフキ

結衣「…………」




10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/08(金) 17:32:07.33 ID:zwNe4VV20

先生「地層の堆積環境を明確に示す化石が、示相化石です。また……」

結衣(ん~、京子のヤツ今日おかしかったな…)

結衣(というか、明らかに、私のことを無視してる?)

結衣(京子に何かしたっけ、私…」

先生「船見さん、ここは何だと思いますか?」

結衣(でも、心当たりないしな~)

結衣(…もしかして、最近流行りの、○○を無視してみたー!的な企画?)

結衣(京子なら、十分ありえる…)




11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/08(金) 17:32:38.20 ID:zwNe4VV20

先生「船見さん!」

結衣「ん…?! あ、はい!」

先生「授業ちゃんと聞いていましたか?」

結衣「あ、いや…すみません」アセ

先生「ぼーっとしないでくださいね」

結衣「…はい、気をつけます」

京子(プププ、結衣のヤツ、怒られてやんの)

京子(私の作戦が効き始めたのかな~)

京子(だが、これからが本番だぞ!)




12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/08(金) 17:33:22.82 ID:zwNe4VV20




結衣「京子、一緒に食べよう?」

京子「…………」プイ

京子「あーやーの、一緒に食べようぜー!

結衣(…そっちがその気なら!私だって!)




13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/08(金) 17:34:46.13 ID:zwNe4VV20

放課後 娯楽部


ガラガラー

あかり「あ、まだ結衣ちゃんだけかぁ」

結衣「うん、京子のヤツはどっか行ったし、まだ私だけ」

結衣「ちなつちゃんは?」

あかり「今日は、用事があって来れないみたいだよぉ~」

結衣「そっかぁ」

結衣「じゃあ、あかり久しぶりだし膝枕してあげる、こっちおいで」

あかり「わーい! …では、失礼します」

結衣「そんなかしこまらなくてもいいのに」クス

あかり「だって、何か久し…ぶりだ…し…」

あかり「zzz」



14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/08(金) 17:35:22.82 ID:zwNe4VV20

結衣「寝るの早ッ!」

結衣(さぁーて、どうしようかな)

結衣(何か分かる、京子のあれは絶対遊びだ)

結衣(根拠は無いけど…)

結衣(ん~、きっと、京子は私が京子に泣きつくことを期待してるはず)

結衣(だったら、その裏をかいてやる!)

結衣(私が、京子に無視されてるのにもかかわらず、平然としていれば!)

結衣(よし、こんな感じで京子が泣きつくまで過ごそう!)ニヤニヤ




15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/08(金) 17:37:58.78 ID:zwNe4VV20


ガラガラー

京子「あっかりーん!」

結衣「…………」

あかり「zzz」

京子(ちょ、いきなり、気まずい!)

京子(てか、なんであかりは結衣に膝枕してもらってんの!)

京子(むきーー!しかも寝てるし!羨ましい…)ムカムカ

結衣(んー、私からは話かけたほうがいいのかな…?)

結衣(多分、返事はないと思うけど)

あかり「zzz」




16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/08(金) 17:38:28.86 ID:zwNe4VV20


結衣「きょ、京子、今までどこに行ってたんだ?」

京子「…………」

結衣(はぁ、やっぱり)

京子「…あかりは寝てるし、今日はいいや、かえろーっと」

あかり「zzz」

結衣「…………」




17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/08(金) 17:38:56.64 ID:zwNe4VV20


翌日 朝


結衣「おはよう、京子」

京子「…………」





結衣「今日も、綾乃たちと食べるのか?」

京子「…………」

京子「一緒に食おーぜ、綾乃」

○○「結衣ちゃん、一緒に食べよー!」

結衣「あ、うん、おっけー」




19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/08(金) 17:40:42.25 ID:zwNe4VV20



放課後 娯楽部


ちなつ「結衣先輩!昨日は部活いけなくてすみません」

結衣「ううん、気にしなくていいよ?」

結衣「京子も途中で帰ったし、てか来てすぐ帰ったし」

京子「…………」

京子「そんなことよりも、ちなちゅー、私の熱いハグを!」ガバッ

ちなつ「私にとっては、そんなことではありません!」

ちなつ「ってか、暑いです!離れてください」

あかり「今日は、賑やかだね、結衣ちゃん」ニコ

結衣「だな~」




21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/08(金) 17:41:25.22 ID:zwNe4VV20



一週間後 教室


結衣(京子と会話しなくなってから、もう一週間かぁ)

結衣(最初は、受けてたとう!とか思ってたけど、意外ときついもんだな~)

結衣(むむー)

京子(私が、結衣を無視してから結構経ったけど!)ムカ

京子(全然泣きついてくれないし)ショボーン

京子(つか、超普通に過ごしてんだけど)ムカ

京子(……結衣にとって、私ってその程度の存在だったんだ)グス

綾乃(歳納京子、どうかしたのかしら?)

綾乃(さっきから、表情がころころ変わってる…)クス

千歳(綾乃ちゃん、さっきからずっと歳納さんのこと見とる)

千歳(かわええなぁ~)




22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/08(金) 17:42:21.51 ID:zwNe4VV20


放課後 下校中


結衣「じゃあね、二人とも」

ちなつ「さようならです!」

あかり「じゃあ、明日~」

トコトコトコトコ

結衣「…………」

結衣(京子のヤツいつまで続けんだ…)

京子「…………」グス

結衣「……えっ?」

京子「…結衣の、…結衣の! ばかーー」ダッ

結衣「え、ちょ、京子!」ダッ




23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/08(金) 17:44:13.02 ID:zwNe4VV20



公園


京子(捕まった…)

結衣「いきなり、走るなよ」ハァハァ

京子(結衣が足早いの忘れてた…)

京子「…………」

結衣「あのさー、ずっと無視してて、…いきなり馬鹿ってどうゆうこと?」

京子「……結衣が…」グス

京子「結衣が!…普通に過ごしてるから…」ボロボロ

結衣「…………」




24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/08(金) 17:45:00.98 ID:zwNe4VV20


京子「最近、私のこと相手にしてくれなくて…」

京子「結衣のこと無視したら、結衣は、結衣にとっての私の存在感の大きさを…」ボロボロ

京子「再認識、っていうか、……」

結衣「つまり、私が京子に相手にされなくて落ち込んで欲しかったと?」

京子「うん…」

結衣(やっぱり…けどまぁ、表には出さなかったけど、結構きつかった…)

結衣(京子の思うつぼだけど、私にとっての京子って大きかったんだな…)

結衣「んー、…とりあえず泣き止めよ?」アセ




25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/08(金) 17:46:01.11 ID:zwNe4VV20


京子「……でも、結衣は平気だったんだね?」

結衣「え?」

京子「一週間、私と話さなかったのに、何もないかのように過ごしてた」

京子「それって、結衣の中での私の存在はその程度だったってことでしょ?」

結衣「ち、違う!」

京子「…同情とかいらないよ」

結衣「…………」

結衣(本当のこと、言うべきだよね…)

結衣「あの…さ、それ…わざと」




26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/08(金) 17:46:24.53 ID:zwNe4VV20


京子「は?同情が、わざと…?」

結衣「あ、そっちじゃなくて!」

結衣「普通に過ごしてたってことが、わざと」

結衣「京子のことだから、多分、私の反応を楽しむだろうなー、って思って」

結衣「私は、その裏をとって、平然としてよう…って」

京子「…………」

結衣「…………」

結衣「……あのー、京子?」




27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/08(金) 17:47:11.99 ID:zwNe4VV20


京子「…じゃあ、結衣は少しでも悲しいとか寂しいとか思った?」

結衣「うん、京子と話さなくなって、すごく寂しかった」

京子「…本当に?」ウルッ

結衣「うん」

京子「結衣ー」ギュ

結衣「やれやれ」ナデナデ




28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/08(金) 17:48:48.12 ID:zwNe4VV20



しばらく経って、結衣宅


結衣「落ち着いた?」

京子「うん、ありがとう」

結衣「…ちょっと、京子、そこに正座」

京子「うん?」

結衣「まだ、話は終わってないからな」

京子「えー、いい感じにまとまったのに?」ブー

結衣「いいから、はい座って」

京子「わかった…」




29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/08(金) 17:49:24.72 ID:zwNe4VV20


結衣「京子、私怒ってるんだ、今」ゴゴゴ

京子「え?」アセ

結衣「だって、結局私の反応楽しむため、だけ、に無視してたんでしょ?」

京子「…………」

京子(やば、結衣本気で怒ってる?!)

京子(ただ単に、結衣の反応だけのためではない、けど……)

結衣「何も言わないってのは、肯定ってことでいいんだよね?」

京子「……がう」

結衣「え?」

京子「違う!確かに、それもあるけど!…」



30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/08(金) 17:49:58.92 ID:zwNe4VV20


結衣「あるけど…?」

京子(言ってしまったら、楽になるのかな…)

京子「結衣が…好きだから、多分友達としてじゃなくて…、恋愛感情として…」

京子「だから、結衣が私のことどう思ってるか、知りたかった…」

京子「たとえ、友達として、私が無視してたことを悲しんだとしても、それはそれでよかった」

京子「無関心よりはまし、かなって…」




31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/08(金) 17:51:48.85 ID:zwNe4VV20


結衣「つい最近、気づいたんだ、私この子のこと好きだって」

結衣「その子は、いつも皆を楽しませたりして、盛り上げてくれる」

結衣「しょっちゅう、宿題忘れてくるけど、なんだかんだ頭良くて」

京子「…それって…」

結衣「うん、今回だって、一人で暴走して、勝手に傷ついて」

結衣「そんな、勝手なヤツだけど、どうしようもないほど、好きだ」

京子「結衣…」




32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/08(金) 17:52:46.58 ID:zwNe4VV20


結衣「京子、お前が好きだ、…だから付き合って下さい」

京子「ゆい~…」ウルッ

結衣「泣くなって…ほら、返事は?」ナデナデ

京子「分かってるくせに…」

京子「私も、結衣が好き!大好き!」ギュ

結衣「これからも、よろしくな!」ギュ

結衣(あれ…説教しそびれた…けど、まぁいっか)




33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/08(金) 17:53:27.77 ID:zwNe4VV20


おわり



36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/08(金) 17:57:03.51 ID:zwNe4VV20



すごい短かったですが、
初めてのssで至らないところも多々あったと思いますが、
読んでくださった方ありがとうございます

また、最後の方が少しいい加減になってしまったので
次またss書く機会がありましたら、気をつけます

そして、津田さん誕生日おめでとうございます!


では、失礼します


元スレ
京子「よし、結衣を無視してみよう」