1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/04(土) 23:31:16.36 ID:aIvgM4w+0

魔がさしたのだ

確かにこの表現は後から当てはめたものだが
私はまだ無垢でいたい。

「魔」の仕業、きっと私はその時抜け殻だったのだ。
もしかするとそもそも私はその場に居合わせていなかったのかもしれない

どこの誰か知らないが本当にその「魔」っていう不心得者には困ったものである



2: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/04(土) 23:32:02.06 ID:aIvgM4w+0

禁断の閃きですぅ・・・絶対ダメですぅ・・・

とか吐きながら、お湯を張られた湯呑を傍目に私は粛々と悪魔に魂を受け渡す魔法陣を完成させつつある
その儀式に必要な装置はお寿司のピペットと紙コップと湯呑だけです

あわわわわ・・・中略

詰めの作業。
10滴ほど垂らしてみる。
右手と両足はもう悪魔に乗っ取られたのか、私に反抗して暴れている
ちょうど10滴なんて無理ですぅ



3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/04(土) 23:33:37.33 ID:aIvgM4w+0

すっかりお茶っ葉に馴染んだお湯を注ぐ。
黄色いのに緑茶、色を誤魔化すための高価な緑茶

匂いもない、はず。たぶん・・・
むしろ高価なものだけあってなんだか落ち着く香りがする。

お盆に搭乗させたら出撃ですぅ



14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/04(土) 23:46:01.58 ID:aIvgM4w+0

プロデューサー、お茶どうぞ

我ながら自然な笑顔だ。えへへ、一応女優だったりするもの

P「おお、ありがとう。雪歩」
優しく笑う、何だかお婆さんに布団を買わせている気分

音もなくお茶だった液体を啜る。
あわわ・・・
脳天からつま先まで史上最大規模のゾクゾクが駆け巡ってますうう

卒倒しそうだけど根性で仁王立ち



18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/04(土) 23:54:20.94 ID:aIvgM4w+0

操られた足が私の静止命令を無視し始めた。
世界がわずかに上下する。逃げるにもわけのわからない感情と足が邪魔をする

未だお盆を抱きかかえて感想を待っている私を不自然に思ったのか

P「美味しいよ」
あわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわ
わわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわ


何かが私の中で、目覚めた




23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/05(日) 00:04:25.33 ID:aEP3499N0

顔が唐辛子みたいになってる。見えないけどわかる
バレないうちに戦略的一時撤退を・・・

P「うん・・・?小鳥さんのと少し味が違う気がする」
彼の無いはずの3本目の手に心臓を鷲掴みにされた。
一瞬で声帯が凍結しちゃった。女優?なにそれ絶対向いてないですぅ

P「やっぱり人によって味は変わるんだな。俺でもわかるほどとは・・・深いんだなぁ・・・」
「そそそそっそうですぅ!当たり前じゃないですかあ!」
絶叫。そしてダッシュ!

P「あれ・・・?雪歩?」



・・・やみつきになりそうですぅ




小鳥「ヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイ」

おしまい


元スレ
雪歩「とうとうお茶に尿を混ぜてPに出してしまいました・・・」