1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 18:08:02.33 ID:r5POEh7r0

P「なんだ美希か。どうしたんだ?」

美希「な、なんでもないの。ちょっと呼んでみただけなの」

P「ならいいんだが…そろそろ移動だから準備しとけよ」

美希「は~いなの、プロデューサー!」

美希(むむむ…なの)

――


朝・美希の自宅

TV『女性の皆さん!好きな人の一人や二人、いますよね~?』
   そこで今回は、男性がドキッとする女性のしぐさを調べてきました!』

………

TV『特に多かったのは"不意に呼び方を変えられる"でしたね~』

美希「!」

TV『では後ほど他の行動についてもゲストの皆さんに詳しく聞いてみましょう!』
皆さんも参考にしてみてくださいね~』

美希「…」ジー

って感じのをおながいします



7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 18:16:15.75 ID:r5POEh7r0

―――――
――――
―――
――


美希(あの番組では、『不意に呼び方を変えてみるといい』って言ってたの)

美希(だからミキもハニーのことプロデューサーって呼んでみたのに…)

美希「おかしいの…!」

P(美希どうしたんだ?急にプロデューサーだなんて)

P(あのときはとっさのことでつい受け流してしまったが…)


どなたかお願いします



9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 18:21:06.47 ID:r5POEh7r0

P(もしかして…遂に美希もアイドルとしての自覚をもつようになったのか!?)

P(人前でハニーだなんて呼ばないように事務所でも徹底してるんだな、うん)

P「美希…!俺は嬉しいぞ…!」

美希「えっ!?」

美希(よくわからないけどハニー喜んでるの…しばらくはプロデューサー呼びしてみるの)

P「フフフフフーフフーン♪」

P「そろそろ行くぞー」

美希「はいなの!」



12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 18:29:07.62 ID:r5POEh7r0

撮影所

カメラマン「はーい美希ちゃんこっち向いて―」パシャ

美希「こんなカンジ?」

イイヨーコレハイイヒョウシニナリソウダ

美希「ありがとうございましたなの!」トテトテ

美希「ハ…コホンッ プロデューサー!どうだった!?」

P「さすが美希だな。完璧だったよ」

美希「ホント!?ミキ、キラキラしてた?」

P「ああ、してたよ。すごくな」

美希「やぁったぁ!…ねえねえハ、じゃなくてプロデューサー!
    ミキ、もう今日の仕事終わりだし一緒にどっか行ってくれる?」

P「えーっとちょっと待ってくれよ…うん、今日はみんなももう付き添いの仕事ないしいいぞ」

P(美希もこんなにハニー呼びを直そうと頑張ってるしな。完全に直し切れてはないが…)

美希「♪~」

美希(ハッニィとデッェト!はっにぃっとでっぇと!!)

ホントに誰かお願いします



18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 18:38:18.01 ID:r5POEh7r0

車内

P「で、どこか行きたいところはあるのか?」

美希「ないの!ハニーと一緒ならどこでもいいの!…プロデューサー」

P「今は人の目はないし別に無理して直さなくてもいいぞ」

美希「いいの!?じゃあいっぱい呼ぶの!ハニーハニーハニーハニーハニゃい」ガチッ

美希「じだがんだのぉ…」

P「おいおい大丈夫か?」

美希(なんか本来の目的が果たせてない気がするの…あ、そうだ!)

美希「だ、大丈夫なの。そんなことよりミキ、お昼ごはん食べたいな!
   えーっと…ハニーの行きつけのお店で食べたいの!」

美希(好きな人の好みを知るのも大事って雑誌に書いてたの!)



23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 18:49:59.04 ID:r5POEh7r0

P「俺の行きつけ?…牛丼になるけどいいのか?」

美希「オッケーなの!しゅっぱつしんこーなの!」

………

牛丼屋

美希「牛丼だけじゃなくていろんなメニューがあるの…」

P「最近は家族連れも来るからな、俺は普通のにするけど」

美希「じゃあミキは…このチーズがのってるのにするの!」

P「決まりだな。すいませーん!牛丼と五種のチーズ牛丼おねがいしまーす!」

カシコマリマシター

P「しっかし美希が牛丼…ちょっと似合わないな」

美希「ミキは食べたいもの食べるだけなの。ハ、プロデューサーには言われたくないの。ふんっだ」

P「お、えらいえらい」ナデナデ

美希「むー…ミキ怒ってるんだから頭なでないでほしいってカンジ!///」



27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 18:59:19.51 ID:r5POEh7r0

美希「意外と牛丼も美味しかったの!」

P「そうか、それはよかったまた来るか?」

美希「!い、行くの!また連れてきてほしいの!絶対なの!」

P「そ、そんなに叫ばなくてもまた連れて来てやるって」

P(叫ぶほど気に入ったのか…美希は案外サラリーマンみたいな食事が好きなのか?)

P「でも、食べたくなったら一人でも来ればいいじゃないか」

美希「それはヤなの」

P「なんでだ?…あぁ、美希みたいなかわいい女の子が一人で牛丼屋行ってたら浮くよな
  二人で来ても何人かちらちらこっち見てたし」

P「社長と行ったらどうだ?」

美希「…プロデューサーのバカ」

P「あぁ、社長牛丼好きそうにみえないもんな」

美希「~~~~!!」




39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 19:37:07.39 ID:r5POEh7r0

P「…まあ、また連れてってやるよ。で、次はどこへ行くんだ?」

美希「最近できたって話のアクセサリーショップに行くの!」

P「あぁあそこか。通りがかった時に見たが結構大きいところだったな…行くか!」

美希「♪~」



42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 19:44:58.58 ID:r5POEh7r0

移動中・車内

美希「だいすきハーニぃー♪イチゴみたーいにぃーじゅっんぅじょおなーぁのっ」

P「ずっと見ててぜっったいよ♪」

美希「あはははは!!ハニーってば音痴なの!あははは!」ケラケラ

P「…悪かったな音痴で」

美希「でも、ハニーの声、ミキは好きだなー。それに、ハニーのことはずっと見ていられるって思うな!」

美希(『好きな人の一部分を好きと強調するのも大事!』なの!)

P「はいはい。…ほら、着いたぞ」

P「…」



45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 19:54:50.67 ID:r5POEh7r0

アクセサリーショップ

美希「ねえねえハニー!これどうかな?」

P「お、いいんじゃないか?美希の髪によく似合ってるし。あと呼び方」

美希「…プロデューサーごめんなさいなの」

―――――

美希「あぁっ!これミキが前から欲しかったやつだ!ミキがずーっといろんなお店見ても見つからなかったのに…」

美希「ミキこれ買うね!プロデューサー!」

P「そうか。それも美希に似合うと思うぞ」

―――――

美希「これとこれとこれ、どれにしようか迷うの…」

P「どれも美希に似合うからな。ってか美希はなんでも似合うからな」

美希「トーゼンなの!」

「すいません、ちょっといいですか?」




47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 20:04:17.21 ID:r5POEh7r0

P「は、はい。何か用ですか?」
 (美希の追っかけか?)

オーナー「私、この店のオーナーを勤めております者ですが、失礼ながらそちらの方は星井美希さんですか?」

P「え、あ、はい。そうですけれど…」

オーナー「おぉ!それはそれは…ここへ来ていただいたのも何かの縁。
      星井さんに我がアクセサリーショップのキャンペーンに協力していただきたいのですが」

P(これだけ大きな店だ。キャンペーンに参加するとなると美希の知名度はさらに上がるだろう
  やらない手はない!)

P「わかりました。詳しく話を聞かせてください」

オーナー「ではこちらへ」

P「美希ーちょっと俺行ってくるからしばらく一人で見ててくれ」スタスタ

美希「こっちも捨てがたいの…これはビミョー…」



50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 20:13:47.74 ID:r5POEh7r0

美希「ねえプロデューサー!これとこれなんだけど、どっちがいいと思う?
    ミキ的にはこっちが―…って」

美希「プロデューサー…?ドコぉ?」

美希「…きっとトイレにでも行ってるの。すぐに戻ってくるの!」

――15分後

美希「長いトイレなの…」

――40分後

美希「遅すぎるの。迷子にでもなってたりして…」

美希「プロデューサーを探すの」スタスタ

―――――
――――
―――
――


美希「お店の中をぐるっと3周ほど探したけどいないの…」

美希「プロデューサー…どこ行っちゃったの?」

美希「ハニー…どこぉ?」

美希「ハニー……」



54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 20:23:12.97 ID:r5POEh7r0

―――
――

P「はい、はい…ありがとうございます!」

P(美希がこの店のアクセサリーをデザインすることになった
  これは大手柄だ!美希も喜ぶだろう)

P「さて、美希のところに戻るか…っていない!?
  まだ店の中にはいると思うが…」

グスッ…ヒック…

P「ん?あんな隅っこのとこに…美希!?」

P「美希!どうしたんだ、何かあったのか!?」

美希「ハ゛ニ゛イィィィイ」

P「お前なんで泣いて…と、とりあえず車に戻ろう!このままじゃ目立つし…」

美希「ううっ…グスッ…」コクコク



57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 20:31:15.02 ID:r5POEh7r0

―――――
――――
―――
――

P「…落ち着いたか?」

美希「…うん」

P「なんで泣いてたんだ?」

美希「だって…だって…ハニーが気が付いたらいなくて…それで…」

P「俺はちょっとここのオーナーと話があってな…ちゃんと伝えたはずだったが」

美希「ミキには聞こえなかったの…すっっごく怖かったの…」

P「そうか…すまん。ちゃんと美希に伝えられなかったのは俺の責任だ」

美希「ミキもごめんなさいなの…ショッピングに夢中でハニーの話聞いてなかったの」

美希「お店の中をぐるぐるしてたらね、いろんなこと考えちゃった」




61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 20:38:34.21 ID:r5POEh7r0

美希「ミキ、今日ハニーの事最初は"プロデューサー"って呼んでたでしょ?」

美希「ハニーの気を引きたくて頑張ったの…そしたらハニーと一緒に出かけられることになって」

美希「ハニーはどう思ってたか知らないけど…牛丼食べる時も、すっっごく嬉しかったの」

美希「車に乗ってるときもずっとずっと、デートみたいで幸せだったの」

P「美希…」

美希「それだけじゃないの、ハニーがアクセを選んでるミキを見て笑ってたのも
    ミキに似合うアクセを真剣考えてくれたのも」

美希「ミキは全部嬉しくて…」

P「もういいんだ。美希」



63: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 20:44:57.88 ID:r5POEh7r0

美希「…ねえハニー、ハニーはミキの事どう思ってるの?教えて?」

P「俺は…」

P(今日の撮影の時、美希はずっとキラキラしていた)

P(たくさんの笑顔をカメラに向けていた)

P(でも美希は俺と一緒にいるときは、さらにキラキラした顔で…)

P(美希のいろんな表情を見ていると、他の子とは違う気持ちになった)

P「俺は…」



67: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 20:51:22.00 ID:r5POEh7r0

P「俺は、…美希が好きだよ」

美希「!」

P「笑ってる美希も、牛丼食べてる美希も、怒ってむくれてる美希も、泣いてる美希だって
  美希の全部がかわいかった。愛らしかった」

P「ファンには見せない顔を俺に見せてくれるのが嬉しかった」

美希「ハニー…」

P「でも、それ以上にはなれない」

美希「!?なんで?ミキの事、恋人としては見れないの?」

P「そういうわけじゃない。美希はアイドルだから。もっとステージで輝かないといけない」

美希「…」

P「俺は…俺だけに向ける顔だけじゃなく、ステージで見せる美希のキラキラした顔が見たい」



70: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 21:01:56.93 ID:r5POEh7r0

P(その後…
  美希は俺の考えを最初は理解せず、駄々をこねていたが、やがて納得してくれた。
  今でもステージでたくさんの輝きを振りまいている。)

P(ちなみにアクセサリーショップのキャンペーンの件は…)

美希「出来たのハニー!このデザインで決まりなの!」

P「ネックレスか…どれ、ってこれは…」

美希「サイコーの出来なの!」

P(出来上がったネックレスには、大きな翼を広げた少女と一人の男がキスをしている姿が形作られていた)

P(おわり)





疲れた



71: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 21:02:38.93 ID:KnhM3HtA0

乙乙


元スレ
美希「ハ…プロデューサー!!」