1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/20(木) 01:09:59.08 ID:mEFaESoBO
P「なっ!?それは嫌です!いくらドッキリでも、あいつらに枕営業の話なんて」
ちひろ「え?ああ、違いますよ。枕営業するのは、貴方です」
P「へ?」
ちひろ「貴方がアイドル達の仕事を取る為に、枕営業をしてるという設定です。
それを話してアイドル達の反応を見る、そういうドッキリです♪」
P「」
40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/20(木) 07:15:10.94 ID:+/YZB7E3O
P「具体的にどうするんですか?」
ちひろ「随分、素直なんですね」
P「その先が目に見えているので」
P「その代わり一緒に謝ってくださいよ」
ちひろ「具体的にでしたね、それは>>43にしましょう」
とりあえずちひろからアイドルに伝える
ちひろ「私から直に伝えます」
P「結構ダイレクトなんですね」
ちひろ「プロデューサーさんは……どっちがいいでしょう?」
1.ホテルに向かう途中アイドルと行き違える
2.別室で待機
3.その他
>>48
2
P「分かりました、でもあまりに酷かったらすぐ終わらせますよ」
ちひろ「そこらへんの采配はお任せします」
?「おはようございます」
ちひろ「では手筈通りにお願いします」
P「はいはい」
凛(誰もいないのかな)
凛(でも明かりはついてるよね)
ちひろ「……グスッ」
凛(やっぱり誰か居る)
ちひろ「う、プロデューサーさん……ううっ…私にも…何か」グスン
凛「ちひろさん?」
ちひろ「……凛ちゃん?」
ちひろ「……」ゴシゴシ
ちひろ「おはよう、でも居たら挨拶くらい」
凛「言ったよ」
ちひろ「……そうだったの、ごめんね」
凛「プロデューサーがどうかしたの?」
ちひろ「プロデューサーさんは別に――」
凛「言い逃れは出来ないよ、もう全部聞いたから」
ちひろ「……うぅ…うわぁああん」ボロボロ
ちひろ「……先週から、凛ちゃんのお仕事急に増えたでしょ」
凛(……なんの関係があるの?)
ちひろ「その仕事、本当は他に押さえられていたけど、急遽取り付けてくれたの」
ちひろ「プロデューサーさんがね」
ちひろ「なんでもするからって」
凛「!?……まさか?」
ちひろ「…見返りは枕って」
凛「プロデューサー!」
P「……凛か」
凛「ちひろさんに全部聞いたから」
P「そうか」
凛「それだけ?違うでしょ!」
凛「断って」
凛「断ってよ」
凛「断ってってば!」
P「……」
凛「なにも言ってくれないんだね……ひどいな」ポロリ
凛「いつも私には口うるさく言っておいて…自分だけ……」ポロッ
凛「私はそんなの許さないよ」ポロポロ
P「凛……すまない」
凛「やめてよ、そうやって心にもないことばっかり」
P「そんなことは……」
凛「……っ……もういいっ!」
P「ないと思うぞ」
ちひろ「ドッキリ大成功」
凛「………え?」
P「……その申し訳ないと思ってる」
ちひろ「プロデューサーさんも悪気は無かった事ですしね」
凛「サイッテーだよ」
ちひろ「まぁ……そうよね」
凛「ちょっと風に当たってくる……来ないでよ?」
P「ああ、すまなかった」
凛(そのまま家に帰ってきちゃった)
凛「……はぁ」モフッ
凛(本当はもっと怒っても、よかったはずなんだけど……)
凛(なんでだろう)
凛「……よかった」コロリ
凛(今の私は安心してる)
(……惚れた弱み?)
凛「ないない……そんなの絶対ない」ゴロゴロ
凛「ほら、プロデューサー取ってきてよ」
P「お、おい凛こんなところ誰かに見られたら」
凛「犬が喋っちゃ駄目だよ、ほらっもう一回投げるよ!」
――
P「……これで気がすんだか?」ハァハァ
凛「」じとっ
P「わんっ!」
凛「よしよし、いい子だね」
凛(そうか……)
凛(これがペット愛……!)
おわり感謝
P「凛でわかったでしょう?もう止めましょうよ」
ちひろ「まだまだこれからですよ!」
P「言うと思ってました、でも相手見てやってくださいよ」
?「……おはよう」
ちひろ「ほら、もう来ましたよ。早くスタンバイしてください!」
雪美「……」
ちひろ(……まずいの引いちゃったか)
ちひろ(こればかりは作戦変更ですね、プロデューサー今すぐ裏口から公園に向かって下さい……と)
雪美「……P……いない」
ちひろ「プロデューサーは営業に向かったよ」
雪美「……」
猫「にゃんにゃん」
雪美「…………うそ…半分」
ちひろ「!?」
雪美「……給湯室」
雪美「………いない」
雪美「…トイレ」
雪美「……」ガチャ
……ガタッ
雪美「…向こうの……部屋?」
ちひろ(プロデューサーさん!早くっ!)
雪美「……P…」
雪美「…………いない」
ちひろ(……ふー)
雪美「……」ガチャ
ちひろ「ち、ちょっと雪美ちゃん?この後仕事入ってるわよ」
雪美「……P」
ちひろ「そんな時間――」
雪美「猫達に……聞く」バタン
ちひろ(これは、うかうかしてられないか)
ちひろ「お待たせしました~」
P「遅いですよってちひろさん……ですか?」
ちひろ「同僚の顔を忘れないで下さいよ」
P「……びっくりしましたよ」
ちひろ「ともかく、プロデューサーさんの太鼓判なら化粧に本気を出した甲斐があります」
ちひろ(後は雪美ちゃんが釣れるのを待つだけ)
P「……で今のちひろさんは枕の相手役というわけですか」
ちひろ「ええ、その通りです……ってここがプロデューサーさんの自宅ですか」
P「ええ、念願の新築ですよ」
ちひろ「ええ、ではお邪魔しますね」
猫「……」
猫「……ニャー!」
――
ニャーニャーニャーニャーニャーニャーニャーニャー
雪美「……あの家に……Pが………ふふ…」
雪美「……私と…P……やっぱり……繋がってる………運命……………」
雪美「………待ってて……P……」
?「……これで雪美には手を出さないで頂けるんですね」
?「言ったわ?でも私が満足するまで…よ」
雪美「……Pの…声………誰か…いる?」
?「そんな……約束が違う!」
雪美(……P………)
?「いいのよ、可愛い雪美ちゃんが犠牲になってもいいなら」
P「ぐぬぬ」
雪美「……ドア……開いてる…」
猫達「ニャー」
雪美「…猫達……お願い……悪い人………やっつけて」
ちひろ「さぁどうするんですか?プロデューサーど…の……?」
猫達「ニャー!」
P「ね…ねこ……?」
ちひろ(まさか……ドアを開けっ放しが裏目に……!?)
猫達「フーッ!」バリバリ
ちひろ「きゃわん!」ビリビリ
雪美「P…こっち」
P「!?……雪美か!やめさせてやってくれ!」
雪美「……?」
【ひっかく】
ちひろ「ひっかかないで!痛たたたた!」
雪美「……どうして?……この人………P……私達の…敵」
【かみつく】
ちひろ「プロデューサーさん!助けて!」
P「違うんだ、始めからなかったんだよ!」
雪美「……どういうこと?」
【ネコキック】
ちひろ「ごふぅ」
雪美「……ドッキリ?」
P「そう」
雪美「…この人」
P「ちひろさんだ」
雪美「…P」
P「なんだ」
雪美「……心配…させないで」ポカッ
P「それに関しては謝る、ちひろさんも報いを受けた、許してやってくれないか?」
雪美「……許す」
P「そうか、ありが――」
雪美「Pは…許さない……」
――
P「雪美……そろそろ親御さんが心配するころじゃないか」
雪美「……言った……今日…泊まる……」
P「いやいや、雪美はアイドルだから」
雪美「………それに……猫達……足跡…たくさん付けた………掃除…手伝う」
P「それは俺の罰って言うことでさ」
雪美「…Pの……罰…私の……そば、いること」
雪美「…P……約束して……そば、いるって……また心配……するから……」
P「あー、ドッキリはもうしないから」
雪美「…違う……私と…P……魂……繋がってる………だから……離れないで……」
猫「フーッ」
P「ひっ!」
雪美「私は……離れない……ちゃんと……Pと……刻まれてる」
雪美「これからも……ずっと」
おわり感謝
がんばって和久井さん書いてみるか・・・
ちひろ(わ、和久井さん・・・ボス格が来てしまいましたね・・・)
留美「あら?P君は?」
ちひろ「えっと・・・他の子の仕事が長引いちゃいまして、そちらの現場に・・・」
留美「・・・なんだか怪しいわね」
ちひろ「な、なーに言ってるんですかホントですよぅ」フイッ
留美「・・・女性は嘘をつくとき、顔を背けるらしいわ」ボソッ
ちひろ「や、やーだな留美さんたら脅かして・・・」ジー
留美「嘘よ。ホントは正面向くらしいわ」
ちひろ「」
留美「P君はどこ?」
ちひろ「・・・みんなには内緒ですよ?」
留美「・・・?」
ちひろ「……最近、みんな、お仕事急に増えたでしょ」
留美「そうね。とても皆充実してるわ(私もウエディングドレス着るとは思わなかったし)」クス
ちひろ「それらの仕事、実はね・・・」
ちひろ「プロデューサーさんがね」
ちひろ「なんでもするからって」
留美「……」
ちひろ「…見返りは枕って」
留美「」
ちひろ「今、相手のところに向か」
留美「・・・」ガタッ!!
ちひろ「わ、和久井さん?どうしたんです急に立ち上が・・・」
留美「誰?」ズイッ
ちひろ「え?え?」
留美「その女の風上にも置けない相手は誰!?」クワッ!!
ちひろ「ヒッ!!」
留美「殺してやる・・・」ゴゴゴ
ちひろ「お、落ち着いてください!!殺したら捕まっちゃいますよ!!」
留美「今の私は・・・刑務所なんて怖くないわ!!」
ちひろ(う、うわー・・・和久井さん、そこまでPさんのこと・・・)
留美「ちひろさんは知ってるでしょ!?誰なの相手は!?」ギュッ
ちひろ(ちょっ!!首が・・・)
P「ストップ和久井さん!!それ以上はちひろさんが死んじゃいます!!」バッ
留美「!?Pくんどうしてここに・・・?」スッ
ちひろ「た、助かった・・・」
P「・・・というドッキリでしたすいません!!ほらちひろさんも謝って!!」
ちひろ「ホントすいませんでした」
留美「よかったわ、P君が私たちのために身を捧げるなんて我慢できそうにないもの」
P「よかった許してもらえて」ホッ
留美「私許すなんて言ってないわよ?」
P「え?」
留美「これにサインしといてね、明日受け取るわ。さよなら」バタンッ
ちひろ「・・・何渡されたんですか?」
P「・・・婚姻届」
二人「」
終われ
俺の中の和久井さん像が暴走した(Pのためならなんでもやる感じ)
和久井さんファンの人すまんかた
ドア「ガチャ」
小梅「た、ただいまです」
ちひろ「あら、小梅ちゃん。お仕事お疲れさま、おかえりなさい」ニコ
小梅「あ、ちひろさん……はい、き、今日は、一人で頑張り、ました……♪」
ちひろ「ふふふ、偉い偉い」ナデナデ
小梅「あ、あぅ……。お仕事、増えて……プロデューサーさんにも、迷惑ばかりかけられ、ないから……えへへ」テレテレ
ちひろ「……。えぇ、そうね」
小梅「……? ち、ちひろさん。その、プロデューサーさんは……?」
ちひろ「え、ええとね、今プロデューサーさんは営業に……」アセアセ
小梅「え……そ、そう、なんですか? 帰ってきたら、一緒に映画見るって」
ちひろ「あ、あら。まったくあの人ったら」
小梅「……」ジー
ちひろ「小梅ちゃん、どうしたの?」
小梅「なんだ、か……ちひろさん、いつも、と、違います」ジー
ちひろ「そ、そうかしらー」フイッ
小梅「……プロデューサーさん、どこ、ですか?」ジリ
ちひろ「!? え、営業よ、うん……」アトズサリ
小梅「う、嘘、です……どこ……?」ジリジリ
ちひろ「うう嘘なんてつつついてないわっ!? た、ただ小梅ちゃんには言いにくいからっ……あ」
小梅「やっぱり……は、話して、ください」ジリジリジリ
ちひろ「う、うぅ。そ、その……」
―――演技派ちひろさんが説明中―――
ちひろ(ふふふ。どうです、課金したくなったでしょう?)
ちひろ「……そういう訳で、最近みんなのお仕事が増えたの……」
小梅「え、え……そんな……! あう、あぅぅ……」マッカ
ちひろ「小梅ちゃん……ごめんなさい」
「こうでもしないと、あなた達を立派なアイドルにしてあげられないってプロデューサーさんが……」
小梅「ちが、違いますっ! わ、私が、もっと頑張ら、なきゃいけないのにっ」ウルウル
「そんな、お、おかしいです、おかしい、ですっ! い、一緒にいられるだけで、いいのに」ウルウルポロポロ
「みん、みんな、みんなもっ、涼さんも、あいさんもっ」ポロポロ
「プ、プロデューサーさんと、一緒にいられる、だけでいいのにっ!!」ボロボロ
キーンッ
窓「ガタガタッ」
机「ガタガタガタッ」
ガラス「パリーン」
ちひろ「きゃぁっ!?」
ドア「ガチャッバーン」
P「こぉぉううめぇぇぇっ!!!」ガバッギュー
小梅「うぅ、うぇぇっ?」ギュー
P「ごめんなあああああ小梅ええええ」ナデナデナデナデナデナデ
小梅「プロ、デューサー、さんんんん?」
P「ありがとなあああああ嬉しいよおおおお」ナデナデナデナデナデナデ
小梅「あうあ、あうぅ?」キョトン
―――ドッキリ大成功……?―――
P「これでよし。まぁ、す巻きで勘弁してやろう」
ちひろ「むぐぐー、むぐー!」ジタバタ
P「さ、小梅。一緒に映画見ような?」ポン
小梅「あ、は、はい……。あの、その、プロデューサー、さん」モジモジ
小梅「えと、ま、枕、営業って……絶対、しません、よね?」
P「あぁ、当たり前だろ。そんなの願い下げだし、もちろんお前達アイドルにだってさせやしないよ。大丈夫、安心してくれ」ナデ
小梅「ん……。約束、です」コユビスッ
P「ん。約束」キュッ
小梅「えへ。嘘ついたら、悪夢、見せますっ」
P「あはは、そりゃ怖いな」
小梅「ふふっ♪」ギュウ
小梅P「キャッキャウフフ」
ちひろ「むごーっ!むぐぐぅ!」ゴロゴロ
おわり
うーんこの稚拙な文章
もっと頑張る
次どうぞ
春菜「おはようございます!」
ちひろ(春菜ちゃんですか・・・次の作戦は・・・これで行きましょう!!)
ちひろ「・・・」
春菜「ちひろさんおはようございます!」
ちひろ「・・・あ、ああ。おはよう春菜ちゃん・・・」ニコ・・・
春菜「んー?どうしたんです元気ないですよメガネ成分足りてないんじゃないですか?」ニコニコ
ちひろ「・・・」
春菜「きっとちひろさんはこのメガネ似合いますよ!!さあさあメガネをどうぞ!!」
ちひろ「やめてよ!!」バシッ
春菜「・・・え?」カランカラン・・・
春菜「・・・ちひろさん?」
ちひろ「!!ご、ごめんねちょっといやなことがあって・・・」
春菜「・・・何かあったんですか?」
ちひろ「・・・最近春菜ちゃん仕事増えたでしょ?」
春菜「え、ええプロデューサーさんも喜んでましたね。ようやくメガネアイドルとして注目され始めたんだって・・・」
ちひろ「違うのよ」
春菜「え?」
ちひろ「プロデューサーさんが・・・なんでもするからって・・・」
春菜「え?え?え?」ゾワッ
ちひろ「見返りは枕って」
春菜「」パリーン
ちひろ(・・・なんで驚いただけでメガネが割れたのかしら・・・)
春菜「そ、そんな・・・そんなことって・・・」ヘタッ
ちひろ「・・・事実よ」
春菜「・・・」クスン
ちひろ(!?泣き始めちゃった!!)
春菜「私・・・プロデューサーさんがそんな目に会ってるなんて知らずにメガネの時代が来たって騒いで・・・」ポロ
春菜「みんなにも無理やりメガネ押し付けたりして・・・ホントはプロデューサーさんのおかげなのに・・・!!」ポロポロ
春菜「ごめんねみんなぁ・・・ごめんなさいプロデューサー!!うわぁぁぁん!!」ドワァ
ちひろ(こ、これはまずいわ!!)
P「コラァちひろぉ!!」バタン
春菜「あ、あれ!?プロデューサーさん・・・」
P「お前は鬼か!!悪魔か!!アイドル泣かすとかやりすぎでしょうが!!」
ちひろ「ぷ、Pさんだってドッキリ楽しそうにしてたじゃないですか!!」
春菜「・・・ドッキリ?」
春菜「あのー」ゴゴゴ
二人「」ピタ
春菜「どういうことですかぁ?」ニゴ
二人(え、笑顔が怖い・・・)
春菜「なるほどそういうことだったんですか・・・」
二人「すいませんでした!!」
春菜「プロデューサーさん」
P「何だ?」
春菜「じゃあ私の仕事が増えてるのは・・・」
P「言った通りメガネアイドル、いや、上条春菜の時代が来たんだ」ドヤァ
春菜「よかった・・・さっきはホントにメガネやめようかと思いましたよ・・・」
ちひろ(・・・やめれるかなぁ?)
P「これからもいっしょにメガネの素晴らしさを伝えていこうな!!」
春菜「はい!!これからはもっとみんなにメガネを薦めます!!・・・手始めに」ズイ
ちひろ「は、春菜ちゃん?」
翌日からちひろさんはめがねをかけるようになったとさ
終わる
城ヶ崎美嘉(17)
ttp://iup.2ch-library.com/i/i0746442-1348143346.jpg
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城ヶ崎莉嘉(12)
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P「俺は、それでもあいつらを……」
ちひろ「でも、プロデューサーさんが……!」
ガチャッ!
莉嘉「おっはよー☆」
美嘉「おはよ~★ ……あれ? プロデューサー?」
P「あ……すみませんちひろさん。いってきます」
ちひろ「プロデューサーさん! そんな……」
莉嘉「え、えっ? 2人ともどうしたの!?」
ちひろ「あ、莉嘉ちゃん。その……」
P「やめてください……いいんですよ。あぁ、美嘉、莉嘉。2人とも気にしなくていいからな……ちょっと出かけてくるよ」
美嘉「……?」
莉嘉「いっちゃったー。Pくんどうしたのー?」
ちひろ「な、なんでもないから大丈夫よ……?」
美嘉「ねぇ、ちひろさん?」
ちひろ「は、はい?」
美嘉「目、みてよ……なんかあったんじゃないの?」
ちひろ「……これは、言えません」
美嘉「なんで?」
ちひろ「プロデューサーさんの望みですから」
美嘉「望みって……?」
莉嘉「あっ、ひょっとしてサプライズパーティー!? なにかいいことがあったとか!」
ちひろ「そう、そうよ……うん……」ポンポン
莉嘉「やっぱり? それって……あれ? ちひろ……さん?」
ちひろ「あっ……」ポロポロ
莉嘉「泣いてるの? どうして?」
美嘉「……ねぇ、聞かせてよ。プロデューサーに、なにかあったんでしょ?」
ちひろ「……ごめんなさい……私が……」
美嘉「だから、聞かせてよ……何があったの? ひょっとして、病気とか?」
莉嘉「えっ……Pくんが!?」
ちひろ「ちがう、ちがうの……ねぇ、最近お仕事が増えたと思いませんか……?」
莉嘉「あっ、たしかにいっぱいだねー☆ アタシ達も売れっ子バリバリだよー!」
美嘉「うん、確かに忙しくなってるけど……それが……?」
ちひろ「……プロデューサーさんがね……」
莉嘉「?」
美嘉「え、まさか……」
ちひろ「枕営業を、してるからなの……!」
莉嘉「まくら?」キョトン
美嘉「まままっ、まっくらぁ!?」
ちひろ「ごめんなさい、聞かせるなって言われてたんだけれど……」ポロポロ
美嘉「え、ま、ま、ままっ、まくっ……」プシュゥゥ…
莉嘉「お姉ちゃん、まくらえーぎょーってなに?」
美嘉「え、えっと、そのっ、は、ははっ、ちひろさん! そ、それって、アレだよね? その、お布団会社の人の製品を買ってるってことだよね!?」
莉嘉「あ、枕を売る人のことなの?」
ちひろ「……」フルフル
莉嘉「ねぇお姉ちゃん、違うってー」
美嘉「だ、だだって、プロデューサーはおと、男の人で、そのっ、そういうのってほら! アタシみたいな、乙女とか、そういうのが……」
ちひろ「その手のは、絶対にさせないって……だから、男色家で有名な監督さんに頼みこんで……」
莉嘉「だんしょくー?」
美嘉「だだだんだんしょっ、しょっ……!?」
莉嘉「……んーと、ご飯食べないこと?」
ちひろ「そうじゃなくてね……うん。プロデューサーさんは、あなたたちのために身体を張ってるの……」
莉嘉「うーん、よくわかんない。お姉ちゃん、おしえてっ?」
美嘉「あ、う、その、ねっ。アレだよ! ほら、その……ねっ!?」
莉嘉「アレじゃわかんないよー! どうしたのお姉ちゃん?」
美嘉「だ、だってプロデューサーがそんなことしてたなんて……! アタシ達知らなかったし、そんなの……」
ちひろ「……ごめんね。本当は伝えるべきではなかったとは思っていたのに……」
美嘉「……そ、そうだ! 今からでも止めなきゃ!」
ちひろ「止めるん、ですか?」
美嘉「だって、プロデューサーがそんなことするなんておかしいよ!」
ちひろ「……あなたたちに手を出させないために、考えてしたことよ? それでも?」
美嘉「たとえプロデューサーの善意でも、アタシは止める! そんなことしてまで、仕事なんて欲しくない!」
莉嘉「……んーと、よくわかんないけど……Pくん、嫌なことされてお仕事もらってるんだよね? じゃあアタシも嫌かなぁ」
ちひろ「2人とも……」
ちひろ「その結果が、2人に来ることになっても?」
美嘉「それは……」
莉嘉「アタシ、Pくんのためなら何があったって平気だもん!」
美嘉「……うん、そうだよね。それに、そんなことしなくたって実力で這いあがれるし!」
ちひろ「そう、決意は固いのね……ふぅ……」
美嘉「万にひとつのことがあっても、莉嘉だけには手を出させないから。大丈夫……ね?」
莉嘉「お姉ちゃん……?」
ちひろ「本当にあなたたちは、いい姉妹だわ……そう思いますよね。プロデューサーさん?」
美嘉「えっ?」
ガチャッ
P「うん、感動した……そうだなぁ。絶対に2人には手を出させないよ……」
莉嘉「あ、Pくん! おかえりー☆」
美嘉「」
美嘉「え、なん……で……?」
P「ドッキリでした」
ちひろ「てへぺろっ☆」
莉嘉「えー? ドッキリー?」
P「そう、ドッキリだ! 枕営業なんてなかったんだ!」
莉嘉「じゃあPくん嫌なことされてないの?」
P「おう、超元気! 仕事増えてるの? 実力だよ! 流石はカリスマギャル姉妹だなぁ!」
莉嘉「へっへーん! それほどでもあるけどねー☆」
P「ははは、こいつぅー……美嘉?」
美嘉「ば……」
P「ば?」
美嘉「バカーッ!」バチーン!
P「あべしっ!」
美嘉「ド、ドッキリなんて……!」
P「いや、すみませんでした……」
美嘉「じゃあ、プロデューサーは無事なんだよね……? 大丈夫、なんだよね……?」
P「う、うん。普通に営業して普通にお仕事もらってるよ……?」
美嘉「よかった、よかったぁ……」ギュッ
P「ちょ、ちょっと美嘉……」
美嘉「うぇぇぇ……グスッ……よかったぁ……」ポロポロ
P「……うん、ごめんな。もう二度とこんなタチの悪いドッキリはしないよ。心配してくれてありがとう」
莉嘉「……お姉ちゃんだけ、ずるいっ!」ギュッ
P「り、莉嘉?」
莉嘉「よくわかんなかったけど、でも……アタシも心配したんだよ?」
P「……そうか。ごめん」
莉嘉「許してほしい?」
P「そうだな、俺に出来ることならなんでもする……」
美嘉「……」ピクッ
莉嘉「じゃあねー、今度デートしよっ☆」
P「で、デートぉ!?」
莉嘉「うん! プリ撮ってー、遊んでー、それでそれでー!」
P「……わかったよ、今度のオフな」
莉嘉「やったぁー! さっすがPくんっ!」
P「あんまりよろしくないイメージがつきそうだからこれっきりに……美嘉?」
美嘉「……プロデューサー」
P「どうした?」
美嘉「莉嘉とデートするってことは、トーゼン……アタシともデートするよね?」
P「えっ」
美嘉「イヤなの?」
P「嫌じゃないけど、美嘉の年頃だとほら、男性の影とかが悪い方向にだな……」
美嘉「ダイジョブ! 今度夜景の綺麗なお店いこっ★」
P「だいじょばないよ!?」
莉嘉「えー、アタシもアタシもー!」
美嘉「莉嘉はデートしてもらえるってもう言ったでしょ?」
莉嘉「だって夜景の綺麗なお店なんてズルいよ! アタシいけないじゃんかー!」
美嘉「ざーんねんっ、ここはお姉ちゃんに譲りなさーい?」
莉嘉「うぅーっ!」
P「……いや、あの」
莉嘉「いいもん! そのぶんいっぱいプリ撮るもん! チュープリとか!」
美嘉「チュ、チュープリ!? あんたにはまだ早いって! ダメ!」
莉嘉「べーっ! じゃあお姉ちゃんも撮ればいいじゃんかー!」
P「ははは……どうしましょうかこれ……」
ちひろ「仲良きことは、素晴らしきかな。ってね! めでたしめでたしで両方いきましょう!」
姉妹ヶ崎おわりなのー
保守がわりにはなったかな。そろそろお風呂あがったよね……?
ちひろ「流石にキモが冷えました」
P「だから言ったじゃないですか、あの後、俺の家に雪美が住み着いたんですよ」
ちひろ「ですが私はまだ諦めてはいません!」
P「まだ懲りないんですか」
ちひろ「そこで次はドラマチックにいきたいと思います」
事務所前
三船美優「あら、Pさんおはようご…ざ……」
P「……おはようございます、三船さん」ダダッ
美優(お急ぎかしら?でもいつも太陽みたいに明るいPさんが、少しだけ曇りがかった顔……)
ごめん……い……プロデュ……さん!ご……さい!
美優「……ちひろさん?」
美優「……」パタン
ちひろ「グスッ……三船さんですか」
美優「……Pさんですね」
ちひろ「……なんでもないですよ」
美優「大丈夫です……Pさんのことならなんだって受け止めますから」
ちひろ「……私、プロデューサーを止めれなかったんです」
ちひろ「アイドルの未来を人質にとられたら」
美優「……」
ちひろ「誰かが犠牲にならないと駄目なんですよね」
ちひろ「それが私達の大事な人であっても、見てみぬ振りをしないと駄目なんですよね」ポロリ
美優「……まさか!?」
ちひろ「枕営業にプロデューサーさんが選ばれちゃいました」ボロボロ
美優「」ガチャ
ちひろ「……三船さん、どちらに行かれるんですか?」グスン
美優「……もちろんPさんのところです」
ちひろ「……三船さんは営業です!プロデューサーさんのとって来た仕事を無下にしないでください!」
美優「そんな仕事入りません!」
美優「Pさんは何の取り柄も無い私に光を照らしてくれました……今度は私がその光を返さなきゃいけません」
美優「……なんだって私…今はアイドルなんですよ?」
ちひろ「……プロデューサーさんはこの家に向かいました」
美優「ありがとうございます!」
ちひろ「……プロデューサーさんをよろしくお願いします」
美優「……はいっ!」
美優「……すみませんここで降ろしてください」
――
美優「Pさん」
P「……三船さん!?どうしてこんなところに!」
美優「ちひろさんから聞きました……」
P「……すみません」
美優「……いいんです、背負い込むのがPさんの優しいところですから」
美優「……でも辛いときは辛いって言ってください」
P「すみません、でも――」
美優「でもじゃありません」
P「……」
美優「ずっと年上の面目は潰れていたんですから」
美優「……こういう時くらいは立たせてください」
美優「それとも……私じゃPさんの光になれませんか?」
P「そんなことは……」
美優「だったらPさんが枕営業だなんて……私も…他の娘もそこまでしてほしく無いと思ってます!」ポロリ
美優「……お願いですから私を心配させないでください」
P「……すみません、それでも私の気持ちは」ダッ
美優「……Pさん!?」ダッ
P「さっきから罪悪感でいっぱいです」
雪美「……ドッキリ」
美優「……?」
P「あのー三船さん?ドッキリです」
雪美「……Pは…悪い人」
美優「……なんのことですか?」
P「初めから仕組まれていたということです」
ちひろ「いやぁー良いものをみることができました!」
美優「……ちひろさん?」
美優「……」カァー
美優「」ボフッ
P「三船さんが照れで爆発した!?」
美優「もうっ……ちひろさんもPさんもイタズラはこれっきりにしてくださいよ」
P「申し訳ない気持ちでいっぱいです!」
ちひろ「申し訳ない気持ちでいっぱいです!」
雪美「……同じ…台詞……なのに…違う」
美優(でもよかった……何事もなくて)
美優(でもなんでだろうドッキリまでしたのにPさんと遠い気がする)
P「三船さん?」
美優(あ、そっか私だけ名前じゃないんだ)
美優(……)
美優「あ、Pさん……その…罰っていってはなんですが…」
美優「……美優って…呼んで……せんか?」ゴニョゴニョ
P「……えっ、ごめん
なさいもう一度」
美優「あ、美優って……」
雪美「……」じとっ
ちひろ「」ニヤニヤ
美優「……」カァー
美優「~~~っ」ボフッ
P「また爆発!?三船さん!?三船さーーーん!」
おわり感謝
木場真奈美(25):ガチイケメン
ガチャッ…
真奈美「只今戻った」
ちひろ「あ、お帰りなさい真奈美さん」
真奈美「今日の仕事も無事終了したよ。これからももっと仕事をつけてくれると局のほうから絶賛されてね」
ちひろ「そうなんですか…よかった」ホッ
真奈美「ん?…私が何か変な事を言ったかい?」
ちひろ「いえ、そういう訳では……」
真奈美「その割には様子が変に見えるが……なぁ、プロデューサー君はどうした?」
ちひろ「あっ…そ、その他の子に付き添って○○局に出てまして…」
真奈美「……どうしたんだいその態度は?何かあるなら言ってくれないかい」
ちひろ「あ、あの……その…」
真奈美「何があった?」
真奈美「・・・…プロデューサー君がいかがわしい営業をしていただって……!?」
ちひろ「はい……あの、仕事を貰う事を条件にプロデューサーさんの体を…」
真奈美「ここ最近仕事が増えてきたのはそういう事なんだな?」
ちひろ「」コクッ
真奈美「………わかった。」
ちひろ「え?」
真奈美「プロデューサー君を呼んでこい」
ちひろ「えっとその今h」
真奈美「今 す ぐ 呼 ん で く る ん だ」クワッ
ちひろ「ビクッ」
――――――――
―――――――
――――――
P「」
P(ちひろさん途中でなんで呼び出すんですか、しかも真奈美さん凄まじいプレッシャーなんですが)ボソボソ
ちひろ(木場さんの気迫がすごすぎて押し切られt…)ボソボソ
真奈美「何をコソコソ話しているんだい?」
P「いっいえ何でもありません!」
真奈美「さてプロデューサー君に聞きたい事がある、正直に答えてもらいたい」
真奈美「先程ちひろ君からプロデューサー君がいかがわしい営業をしているという話を聞いたんだが」
P「……」
真奈美「それは本当の事なのかい?」
P「…………」コク
真奈美「否定なし、か……」
真奈美「一体どういう事なんだ……私では力及ばなかったと?」
真奈美「力が及ばなかったのであれば……何故言ってくれなかった!!」
バンッ!!!
P・ちひろ「「ひっ」」
真奈美「私は、自身の力でアイドルとなりファンを得た、そして人気も勝ち得た……そう思っていた」
真奈美「それが蓋を開けると私がファンに笑顔を送る裏でプロデューサー君は………」
真奈美「どうしてそんな事をする?何故私に打ち明けてくれなかったのか?」
ちひろ「その…このことを知られないよう口を封じらr……」
真奈美「君には聞いていない」クワッ
ちひろ「」
真奈美「なぁプロデューサー君、いつしか『トップになってやるから今に見ていろよ』って言ってやった事があったよな?」
真奈美「『忙しくて泣いても知らないからな』とも……それだけの啖呵を切った挙句がこれとは、フッ…滑稽だな」
真奈美「トップになる事ができない所か、プロデューサー君を傷つけていたなんて」
真奈美「それを知らず舞台で笑顔を振りまいて……これではアイドルではなくピエロだよ」
真奈美「何か言ったらどうなんだ…?」フルフル
P「その……申し訳ないです……これはd」
真奈美「謝罪なんて欲しくもないよ……」
真奈美「こんな形でアイドルなんて望まないさ……今日かぎりでこの身を引かせてもらうよ」クルッ
P「!」
キラッ
P(真奈美さんの振り返る間際、瞳に……)
P「待ってください!」
真奈美「止めるな!……これ以上の情けなんて惨めじゃないか……っ!」
P「これは……ドッキリなんです!!」ゲザッ!
真奈美「……何…だと……?」
―――――――
――――――
―――――
真奈美「……つまり、今までのは全てドッキリで」
P「…はい」
真奈美「いかがわしい事など何もなく」
ちひろ「…えぇ」
真奈美「仕事も本来の評価によって得られている、と?そういう事なんだな?」
P・ちひろ「「その通りでございます」」ドゲザー
真奈美「……二人とも、立ってくれるかい?」
スッ…
真奈美「最後にもう一度確認する、プロデューサー君。君が傷つけられるような事は無かったんだな?」クワッ
P「」(ぶたれるっ……!)
ダキッ……
P「………えっ?」
真奈美「良かった……私の力不足で君が傷ついている事なんて何もなくて」キュッ
P「え、あの……真奈美さん?」
真奈美「本当に……嘘で良かった………」ジワッ
P「すみません……こんな傷つけてしまうような事をしてしまって……」
真奈美「いいんだ…私のプライドに比べれば、君の体が無事であることのほうが遥かに大切だよ…」
真奈美「少し、このままにさせてくれ…」
P「……はい」
~~~~~~~~
真奈美「……もう、落ち着いたよ。すまない……ところで」
P「すみませんでした……何でしょうか?」
真奈美「落ち着いてきたら少しばかり怒りが沸いてきたんだが、どうすればいいかな…?」キリ……ギリギリギリ
P「え…あの……あだっ!?あだだだだ!!」
真奈美「さあ…!どうするかいっ!?」ギリギリギリ!!
P「…がはっ、ご、ごめんなさ……」ミシッ
パッ
P「」チーン
真奈美「これくらいで許してやろう……さて」
真奈美「プロデューサー君がこんな悪趣味なドッキリを考え付くとは思えないな、そう思わないかい?」
真奈美「ち ひ ろ 君?」ニコッ
ちひろ(あっ……あたし死にました)
――――――
―――――
――――
P「うぐっ…いたた……ってちひろさんっ!?」
ちひろ「」ボロッ
真奈美「ふぅ、大方ちひろ君に乗せられてこんな事をしたんだろうと思ったら案の定か」パッパッ
真奈美「少しばかり懲らしめておいたよ」
P「す、すんませんでしたぁぁぁッ!」
真奈美「いやいや、謝罪はもういい。君へのおしおきは……そうだな」
P「平に、平にご容赦をッ!」ガクガク
真奈美「一体私を何だと思っているんだ……食事にしようか」
P「どのようなお店にでも、おいくらでも問題ございませんっ!」
真奈美「そうではなくっ、当面は晩御飯を私のうちにきて食べにきてもらう!」
P「えっ……それはおしおきで……?」
真奈美「そうだとも。私の料理の実験台さ、全部食べてもらう。当面は必ず私の家に来ること、いいか?」
P「は、はい…それで許して頂けるのであれば」
真奈美(独り身でなくなってしまえばそういった危険も減る筈だ……)
--------P宅--------
雪美(………何か……嫌な……………予感……?)
光「おはよう!今日もすがすがしい朝だな!」
ちひろ「!!お、おはよう光ちゃん・・・」ゴシゴシ
光(!?ちひろの目に・・・涙だと!!悪の仕業か!!)
光「どうしたちひろ!!誰にやられたんだ!!」
ちひろ「い、いえなんでもないのよ・・・」
光「バカ野郎!なにもなしに泣く奴がいるものか!」
ちひろ「・・・Pさんが・・・」
光「Pだって!?Pがどうしたんだ!!」
ちひろ「光ちゃん、最近ヒーロー番組のヒロインになったわよね?」
光「ああ!変身する役ではないが念願のヒーロー番組に出れたんだ!Pについてきてよかったよ!」
ちひろ「でもそのためにPさんは・・・自分の身を・・・」ブワッ
光「な、なんだと・・・」フルフル
ちひろ「総監督と・・・枕を・・・」
光「な、なんだってー!?」ガーン
光「なんてことだ・・・まさかヒーローの長が悪党だなんて・・・!!」ワナワナ
ちひろ「よくあることなのよ・・・わかってちょうだい光ちゃん」
光「ふざけるな!!私はこの役降りるぞ!!」クワッ
ちひろ「それはダメ!!プロデューサーはあなたのためを思って身をなげ出したのよ!?無下にしないで!!」
光「く、くそおおおお!!」ダンッ
光「ヒーローになりたかった。テレビであこがれた彼らのように弱気を助け強きをくじく、そんなヒーローに。」
光「それがなんだこれはヒーローになるために強者に組し弱者の心を踏みにじっている」
光「人の幸せを壊し、得たのは自分の幸福だけ・・・」
光「自分は悪だ。誰一人幸せにできない惨めなできそこないヒーローだああああ!!!うわあああああああん!!」ブワァ
ちひろ(こんな光ちゃん初めて見たわ・・・なんか私超悪人?)
P「・・・光」ダキッ
光「!?P・・・私は・・・」
P「おまえの心はヒーローだ。一直線で曇りのないヒーローの心そのものだ!!」
光「P・・・」ギュ
P「すまない・・・ドッキリだったんだ・・・」
光「え?じゃあ・・・」
P「ああ、総監督さんは真面目な人だし、いやらしいことはなにもない」
光「・・・そっかよかった・・・正義は守られた・・・」スゥスゥ
P「・・・ホッとしたのか涙を流しながら泣いてる・・・」
ちひろ「何というかかなり後味が・・・」
P「これから光にドッキリするのはやめましょう・・・酷すぎる」
ちひろ「そうですね・・・」ナデナデ
光「・・・うへへ。しぇいぎはかぁ~つぅ・・・」スゥスゥ
P「よしよし」ナデナデ
光「むにゃむにゃ・・・P・・・す・・・・k」スゥスゥ
fin
同じく特撮ヲタとしてはナンジョルノは愛でずにはいられない
さあ次は誰かがキャラへの愛をぶつける番だ
村上巴(13):どうみても実家はアレです。本当にありがとうございました
ちひろ「……先週から、巴ちゃんのお仕事急に増えたでしょ」
巴「そうじゃのォ、これで義理も果たせるっちゅうもんじゃ」
ちひろ「その仕事、本当は他に押さえられていたけど、急遽取り付けてくれたの」
ちひろ「プロデューサーさんがね…なんでもするからって」
巴「何でも……って一体どんなことじゃ?」
ちひろ「プロデューサーさんがある芸能事務所からの申し出で仕事と引き換えに自分の体を売り物にして……ううっ」
巴「………そこはどこじゃ」
ちひろ「893プロって言うところでね……」
ゴソゴソ、ピポパ
巴「あぁ親父かのォ、うちが…世話ん…人の助け……若いの………よぉけぇ…」ボソボソ
ちひろ「あ、あの巴ちゃん?どこに電話してるのかしら……?」
巴「おォ、893……、せーや……ぶちころがしたれや」ボソボソ
ピッ、パタン
巴「ちひろは何の心配にも及ばないでのぉ、蛇の道はヘビ言うだけじゃけぇ」ニコッ
――――翌日ひとつの事務所で行われたありとあらゆる不祥事が発覚するというニュースが一面を飾った―――――
ちひろ「では手筈通りにお願いしますねっ」
P「はい…」
P(気は進ないけど…まぁ了承しちゃったし…)
P(隠れるのはこの部屋でいいか)コソコソ
???「Pさぁん」
P「うわッ!?」ビクッ
P「……なんだ、まゆか…」
まゆ「はぁい、あなたのまゆですよぉ」クスクス
P「お前はまたそんなことを…ってなんでここに?」
まゆ「まゆはいつでもあなたの傍にいるんですよぉ♪」
P「そ、そうか…」
まゆ「まゆのことはいいです。それより何してたんですかぁ?」
P「いや、何でもな――
まゆ「何 を 話 し て た ん で す か ?」
P「ッ!! ……な、何でもないよ。ただちひろさんと…ちょっと営業の話をだな…」
まゆ「枕営業のドッキリの話ですよね?」
P「…聞いてたのか」
まゆ「Pさんのことなら何でもわかりますよぉ」
P「」
まゆ「どうして嘘をつくんですかぁ?」
P「い、いやちひろさんがな…」
まゆ「そうですよね…Pさんは悪くないですよねぇ…悪いのは全部…あの女……」ブツブツ
P「ま、まゆ?」
まゆ「Pさんはそんなことしませんよね?」
P「え? あぁ、そんな営業は絶対にしない。そんなことしなくても、まゆならトップアイドルになれるって、信じてるからな!」
まゆ「うふ、まゆはPさんが喜んでくれるなら、何でもしますよぉ」
P「そうだよな。これはなんていうか…悪ふざけが過ぎた、スマン」
まゆ「Pさんはあやまらないでいいんですよ。悪いのは全部…」
P「いや、俺も話にのったんだ。俺だって――
まゆ「Pさんはここにいてください。すぐに終わりますからぁ♪」シュルシュル
P「え? 終わる…? ちょ…待て、まゆ!? うわ、なんだこのリボン!?」
まゆ「すぐに戻りますからぁ」
P「待て、まずは解け!おい!まゆー!」
ア、マユチャン…アノネオチツイテキイ…エ?
キャアッ
ナ、ナニヲスルノマユチャンッ…
チガウ、チガウノマユチャン、コレハドッキリデ―
キャッマユチャンホウチョウハシャレニナラナキャー
P「あぁ…ちひろさんっ…くそっ…解けない…ッ」
――――――
――――
――
ちひろ「酷い目に遭いました…」
P「なんで生きてんすか」
ちひろ「怒ったまゆちゃんはとっても怖いですね!」
P「じゃあこれに懲りて――
ちひろ「次は誰が来るんでしょうね!」
P「」
終われ
高森藍子(16) B:74 AAカップ
ttp://iup.2ch-library.com/i/i0746677-1348160240.jpg
ttp://iup.2ch-library.com/i/i0746678-1348160240.jpg
ガチャッ
藍子「おはようございますっ♪」
ちひろ「あ、藍子ちゃん……おはようございます」
藍子「……? どうしたんですか?」
ちひろ「い、いえ。なんでもないのよ……なにも……」
藍子「そうですか……?」
ちひろ「えぇ……だから、気にしないで……」
藍子「……」スッ
ちひろ「……?」
藍子「……」スタスタ…
ちひろ(……給湯室のほうへ……? なにかしら……)
ちひろ(……あ。戻ってきたけれど……お茶……?)
藍子「……」コトッ
ちひろ「あ……これは……」
藍子「……ちひろさん。私が口を出していいことかわからないから、首を突っ込んだりはしません」
藍子「でも、もし。私に何かできることなら……相談、してくださいね?」
ちひろ「藍子ちゃん……やっぱりあなたは優しい子ね……」
藍子「いえ、私なんて……プロデューサーさんに見つけてもらえなかったら普通の女の子でしたから」
ちひろ「……あなたには、聞かせておいた方がいいかもしれないでしょうね」
藍子「いったい、何が……?」
ちひろ「プロデューサーさんの、ことなの」
藍子「プロデューサーさんの……?」
ちひろ「――ってわけで……いわゆる、枕営業ですね」
藍子「……そんな……!」
ちひろ「私も、止めたんだけれど……それでも。みんなの仕事の確保と、守るためならって譲らなくて……」
藍子「……」
ちひろ「藍子ちゃん……?」
藍子「プロデューサーさん、どこにいるかはわかりますか?」
ちひろ「確か今は……営業……いえ、そろそろ帰ってくるころじゃないでしょうか?」
藍子「わかりました……少し、お借りします」
ちひろ「えーっと……はい、どうぞ?」
藍子「私も、お仕事の時間までには戻りますから……いってきます」
ガチャッ バタンッ
ちひろ「……ほほう?」
P「ふぅ……もう秋なのに暑い……ってあれは」
藍子「あっ、プロデューサーさん」
P「藍子……なんでまた事務所の前に? 中で待っていてもよかっただろうに」
藍子「すみません、少しでも長く一緒にいたくて……お時間、いいですか?」
P「ん、まぁ……大丈夫だけど……」
藍子「ありがとうございます……それじゃあ、いつもの公園まで。少しお散歩しませんか?」
P「あぁ、いいな。久しぶりだ」
藍子「そうですね……いきましょう?」キュッ
P「ちょ、ちょっと……」
藍子「ほら、おいていっちゃいますよ?」グイッ
P(手を握ってひっぱるなんて、藍子らしからぬ積極さだな)
P「ふぅ……ん、もう公園か……」
藍子「そうですね……」
P「……藍子? なにか悩みでもあるのか?」
藍子「あ、いえ……その……」
P「……?」
藍子「……ちょっと、歩きながら。お話しましょう」
P「あぁ、いいけれど……」
藍子「……」
P「……」
藍子「……あの、プロデューサーさん?」
P「なんだ?」
藍子「今日の風、あんまり気持ち良くはないですね」
P「あぁ、なんだかじっとりしてるなぁ……」
藍子「でも……私、こういう日もあっていいと思うんです」
P「……?」
藍子「あ、えっと……こういう、パっとしないような日もあると思います」
藍子「だけど、そんな日だって大切な1日なんです」
藍子「ゆっくりすごしてやりすごしても、そんな日だからこそ身体を動かすのも、こうやってお散歩するのも……」
藍子「だから、その……プロデューサーさん。休むのも、お仕事ですよ?」
P「休み、か……うーん、言われてみればあんまりとってなかったかなぁ……」
藍子「そうですよ! だから、そんな……やめてくださいなんて、私が言っちゃダメなのかもしれませんけど」
藍子「ま、枕営業は、よくないですよ!」
P「ブフォッ!?」
P「あ、藍子? 昼間の公園で何を……!?」
藍子「す、すみません! 確かに一気に有名になれるのかもしれません、でも私はプロデューサーさんと一緒なら地道なお仕事でも……」
P「そうじゃなくて、その、枕とか……」
藍子「え、あ……ちひろさんから聞いて……」
P「あんの事務員なにやってんだぁ!?」
藍子「ち、違うんです! 私が聞きだしちゃって……」
P「違う! 俺はそんなことしてない!」
藍子「えっ?」
P「だから、ドッキリなんだよ! はめられた……俺がいないところでまでやってるなんて……!」
藍子「えぇぇぇっ!?」
藍子「は、恥ずかしい……!」カァァ…
P「いや、でも……藍子が心配してくれて嬉しかったよ」
藍子「でも、その、あの公園もういけませんよぉ……」
P「ははは……うん、ほら……今度別のいい感じの公園探そう? な?」
藍子「……いいんですか?」
P「いいとも。元気も出たしな……心配かけてすまなかった。だけど仕事は実力で取れてるものなんだ、誇っていい」
藍子「そうですか……はい、ありがとうございますっ! お仕事、とっても楽しいです!」
P「そういってくれるとプロデューサー冥利に尽きるなぁ……よし、事務所に戻ってちひろさんをとっちめるか!」
藍子「あ……そうですね、今回のはちょっぴり怒りましたよ! 競争しますか?」
P「ははは、いいぞ? それじゃあ……だーっしゅ!」
藍子「だーっしゅ!」ダダダッ
P「あ、あれ!? めちゃくちゃ速……そうか茜のランニングにいつも付き合ってるからか! ちょ、ちょっと待って! できればもう少しペースを! 藍子、藍子ぉー!」
藍子 終わり
保守がてら…
楓さんのも読みたいなー(チラッ
P「まだ続けるんですか」
ちひろ「こういうちょっとしたことが新しい市場を開拓するんですよ!」
P(駄目だこいつ早く何とかしないと…搾取はやまないっ!)
ガチャ
ちひろ(誰か来ましたよ!打ち合わせ通りにお願いしますね!)ヒソヒソ
P(だが運命がそれを許さない…!!)
???「お、おはよう…ごさいます…」
P「お、おう…輝子か、おはよう」
☆輝子「あ、はい、キノコもいますよ…お話し…します?」
P「すっすまん、輝子。急な仕事が入って、ちょっと出てくるな」
ちひろ「そんな!プロデューサーさん…ッ」
P「(演技派だなぁ…えっと…)良いんです、ちひろさん。もう決めたことですから…」ダッ
バタン
☆輝子「あ、あの、ちひろさん…」
ちひろ「あ…あぁ、輝子ちゃん…おはよう…」
☆輝子「え、えと、P…プロデューサーど、どうかしたん…ですか?」
ちひろ「…あのね、プロデューサーさんには口止めされてたんだけど――」
☆輝子「…?」
―――――――
P「大丈夫かなー…」
―――――――
☆輝子「ま、枕営業…?」
ちひろ「そうなの…輝子ちゃん、新人だけど人気出て来てお仕事も増えたでしょう…?」
☆輝子「出番………増えた」
ちひろ「確かに今は輝子ちゃんの実力でお仕事が来るわ。でも、その、売れる為のきっかけが難しいの…それでプロデューサーさんが…」
☆輝子「そんな…P…友達なのに…」ガクッ
ちひろ「輝子ちゃん!? 大丈夫っ?」
☆輝子「…ちひろさん、Pは、プロデューサーは今…何処に」
ちひろ「…ここで営業、する…予定よ」カサッ
☆輝子「…この紙、借りて良いですか?」
ちひろ「良いけど…どうするつもり?」
☆輝子「…と、友達を助けに」タタタッ
バタン
ちひろ(衣装室…?)
――――――――――
☆輝子「キノコ…ち、力を貸し、て」パクッ
モグモグ
★輝子「…フ…フフ…フヒ…フヒヒヒヒフハハッアッハッハ!!!ゴートゥヘーーールッ!!!」
★輝子「アッハッハッハ!シイタケ!エリンギ!ブナシメジ!キノコ!」
――――――
キノコ!キノコ!キノコ!
ちひろ(なんだか衣装室が騒がしいけど…)
バァン!!
ちひろ「!?」
★輝子「フヒヒヒヒ…ち、ちひろさん…ちょと出てくるぜぇ!!」
ちひろ(LIVEモードになってる!?)
ちひろ「あ、輝子ちゃ…
ガチャ
P「すんませんしたぁぁぁぁああああ」ドゲザー
★輝子「!!??」
P「ごめん、ごめんなぁぁぁぁぁああああ」ダキッ
★輝子「え?…え??」
P「ドッキリなんだよぉぉぉおおお」
★輝子「ど、ドッキリ?」チラッ
ちひろ「テヘペロ」
★輝子「」
P「ごめんな…ごめんな…」
★輝子「な、な…夢? そうか、これ、夢…キノコの…」
P「て、お前またキノコを…ッ」
★輝子「」フラッ
バタッ
P「ちょ、おい輝子!輝子!輝子ー!?」
――――――
――――
――
☆輝子「……ン…」ムクリ
☆輝子「…?」キョロキョロ
☆輝子(事務所?のソファー? あれ? 私、Pの為に…キノコで…えっと…)
P「輝子!起きたのか!」
☆輝子「あ、P…」
P「大丈夫か? 急に倒れたからびっくりしたぞ」
☆輝子「P…枕営業…は?」
P「ま、枕営業!? 誰がお前にそんなことを!! まさかちひろさんか!?」
☆輝子「ぷ、プロデューサーが枕、するっ…て…」
P「俺が、か? まさか、いくら輝子の為だったとしてもそんなことは絶対にしないよ。実力で勝負するって言ったろ?」
☆輝子「……」コクリ
P「枕なんて、悪い夢でもみたんじゃないのか?(枕だけに) もう少し時間あるからまだ横になってていいぞ」
☆輝子「あ、はい…」
P「じゃ、時間になったら起こしに来るからなー」
パタン
☆輝子(あ、あれは…夢? 幻覚…だったのかな?)チラッ
☆輝子「!!」
☆輝子(キノコが…減ってる…! 夢、じゃなかった…!)
終われ
しょうがないにゃあ…
スタドリ呑んで来たから暫くは持つ
ちひろ「次は誰でしょうね!」
P(誰かこの人止めて)
P「もうこんな時間ですし、誰も…」
ガチャ
P(oh…)
???「…はぁ…お疲れさまで~す…」
P(このやる気がない声は…)
P「杏、挨拶は、おはようございます、だろ」
杏「…お疲れ様でしたぁ」
P「待て帰るな。まだ仕事あるだろ」
杏「…最近、プロデューサー頑張りすぎじゃない? なんか目の下に隈できてるみたいだし…」
P「はは、そんなこと、ないぞ…」
杏「やっぱり元気ないよ。無理せず今日は休もうよ!」
P「気遣ってくれるのは嬉しいが便乗してサボろうとするのはダメだ」
杏「プロデューサー、疲れた時はお互い様だよ」
P「いい言葉だな。だが杏、お前は来たばかりだろ」
杏「(…逃げる隙がない)」
P「あぁ、でもちょっと休むかな。もうすぐ…営業だしな」
ちひろ「プロデューサーさん…ッ」
杏「? 杏、今日営業だっけ?」
P「…いや、俺だけで営業だ。スマンが今日の仕事は一人で行ってくれ」
杏「!! そっかお仕事なら仕方ないよね~」
P「…俺がいないからってサボったり、手を抜いたりするなよ」
杏「……(汗」メソラシ
P「折角、杏の為に取ってきた仕事だからさ…な?」
杏「ぅ…」
P「ちゃんと出来たら飴やるよ」
杏「…!!」ピク
杏「あ、杏は飴なんかじゃ動かな…
P「ほら、先払いだ」コロン
杏「!?」ガタッ
P「仕事前にひとつ、無事に終わったらもうひとつやる…どうだ?」
杏「杏、頑張りま~す☆」
P「ハハ、じゃあ俺はちょっと休んどくから…後は任せるな」
杏「きらっ☆」
バタン
ちひろ「…プロデューサーさん…」
杏「…ちひろ、プロデューサー…なんか合ったの?」コロン
ちひろ「…ッ」
杏「ちょっと様子が変だった」
ちひろ「…実は」
―――――
――――
杏「枕営業…?」
ちひろ「えぇ」
杏「あ…枕の営業? なんか杏向きのお仕事じゃない? 枕で寝るだけだよね?」
ちひろ「……。」
杏「…マジ?」
ちひろ「…」コクリ
杏「…そんな…なんで…」
ちひろ「杏ちゃんに…」
杏「え?」
ちひろ「杏ちゃんに…早く印税生活をさせてあげたいんだ―ってプロデューサーさん、笑ってたんです…」
杏「」
ちひろ「わたし、そんな顔をするプロデューサーさんを止められなくて…」グスッ
杏「……」
ちひろ(さて、どうする…?)グスン
杏「……」タタッ
バタン
ちひろ(アクティブな杏ちゃん…売れるかしら)
――――――
杏「はぁはぁはぁはぁ…はぁはぁ…」ゼィゼィ
P「おー? どうした杏…仕事の打ち合わせか…?」
杏「なんで…」ハァハァ
P「…?」
杏「―ッ…休もう」スゥ
P「どうしたんだ一体、藪から棒に…」
杏「プロデューサー、営業なんて休もう」
P「…あのな、杏。営業だって大事な――
杏「枕営業なんて、やめて…休もうよ…」グスッ
P「!…誰にそのことを…ってちひろさんか…」
杏「なんで、そんな…」ヒクッ
P「…楽をするってのはな、大変なんだよ」
杏「…?」
P「お仕事だって向こうからヒョイヒョイ来る訳じゃない。頭下げて頼み込んで―なんて事をしなきゃいけない」
杏「でも、だからって杏、は…」グス
P「俺は早くお前に楽をさせたかった。いつも言ってたろ?夢の印税生活だ」
杏「……」
P「楽をしたいのに苦労なんてしたくないだろ?だから俺が
杏「いやだ…そんなの違う、間違ってる…!」
P「違わないよ。杏、お前は何も心配しなくていいんだ」ナデナデ
杏「…がんっばるっ…あんず、もっと、おしごとがんば、るからぁっ」グスッヒック
杏「ぷろ、ぷろでゅーさーが、こんなこと、しなくてもいいっように、もっと…がん、ば、るから」
P「…大変だぞ? しんどいぞ?」
杏「あんず、なんでもする、からっ」
P「そうか、頑張ってくれるか」ニヤ
杏「う、ん…?」
P「もう、飴も強請らないよな」ニヤニヤ
杏「…ん?」
P「ちひろさん、今の聞きました?」
ちひろ「はい!ばっちりですよ、プロデューサーさん!」
杏「」
P「杏ー…?」ヒラヒラ
ちひろ「あ、ネタばらしがまだでしたね!はい、ドッキリ大成功!」ドン
杏「」
P「スマンな、杏。俺の営業の話な、あれは嘘だ」
杏「」
ちひろ「プロデューサーさん、そろそろ…」
P「あ、そうですね、ちょうど良い時間に…杏、仕事行くぞー」
杏「」
杏「え…?」
P「お仕事、頑張ってくれるんだろ?」ニィ
――――――
P「杏、悪かったよ。なんか途中でノリノリになっちゃったって言うかな…」
杏「」ムス
P「いや、ほんと、悪乗りが過ぎた。ごめん」
杏「……飴」ムスッ
P「え?」
杏「くれるって言ってた飴、舐めたい」
P「あぁ、でも仕事はこれからじゃ…」
杏「今日は帰ろうかな~」
P「…わかったよ、でもすぐに噛み砕くとかしろよ、もう仕事なんだから」
杏「ん…」コロン
P「よし、着いたぞ、飴、食べ終わったか?」
杏「…プロデューサー」
P「ん?」
杏「ちょっと屈んで」
P「お、おう?」
チュッ
P「ムグッ!?」コロン
杏「私を騙した罰だっ」ダッ
P「…甘ぇ」コロン
終わる
池袋晶葉(14) 天才ロボ少女
ttp://iup.2ch-library.com/i/i0746697-1348164590.jpg
ttp://iup.2ch-library.com/i/i0746698-1348164590.jpg
ガチャッ
晶葉「おはよう、助手よ!」
P「ん、晶葉……おはよう」
晶葉「……どうした? 顔色が悪いぞ?」
P「は、ははは……ちょっと寝不足でな。ごめんごめん」
晶葉「おいおい、なにをやっているんだ……それじゃあ助手失格だぞ?」
P「うん、気をつけるよ……ちょっと外出てくる」
晶葉「あぁ、気をつけるんだぞ? 最近は物騒なことが多いから……」
P「あぁ、わかってるって……じゃ」
ガチャッ バタン
晶葉「ふむ……どうしたんだ? 妙に生気が無いというか……」
ちひろ「晶葉ちゃん……」ヌッ
晶葉「うわわっ!? ち、ちひろ女史、急に何を……」
ちひろ「ごめんなさい、驚かせちゃいましたね……その、お話したいことがあるのですけど……」
晶葉「話……?」
ちひろ「……プロデューサーさんから、止めれているけれど。このままじゃ見ていられなくて……」
晶葉「……それはつまり、プロデューサーの身になにかが起きているということか?」
ちひろ「えぇ、晶葉ちゃんならきっと解決できるって思うんです」
晶葉「私なら、か……まかせろ。助手の悩みは私の悩みに等しい! できないものなど、あんまりないこの私にかかればどんなことでも解決してみせよう!」
ちひろ「じゃあ、その……」
晶葉「いったいなんだ? 体力か? 移動手段か? それとも、記憶力……GPS付きの飛行マシンでも……」
ちひろ「……ょうなんです」
晶葉「……なんだって?」
ちひろ「その、プロデューサーさんが枕営業をさせられているんです……」
晶葉「」
晶葉「は……まくら?」
ちひろ「はい。枕営業を……」
晶葉「……それはつまり、私に安眠できる寝心地のいい枕を作らせてそれを助手が売り払うという……」
ちひろ「いえ、プロデューサーさんが身体を売ってるんです」
晶葉「……」
ちひろ「晶葉ちゃん?」
晶葉「あ、あぁ……なるほど。我が助手が醜悪なおばさんに無理やり身体を……」
ちひろ「男です」
晶葉「は?」
ちひろ「男を掘ったり掘られたりしているんです……」
晶葉「」
晶葉「おと……男? 男と、枕営業?」
ちひろ「はい……それで、皆の仕事を……」
晶葉「す、すまないが、ちょっと整理する時間をくれ……私の理解の範疇を超えてる……」
ちひろ「わかりました……」
ガチャッ バタン
晶葉「い、いったいどういうことだ……」
晶葉「というか、男相手に枕営業だって? まったくわけがわからない……!」
晶葉「女相手だったとしても、驚くが……というか……いや、枕営業なんておかしいじゃないか……」ブツブツ
晶葉「やめさせる手段は……しかし、無理やりされてるんだとすれば……」ブツブツ
晶葉「私が口を出すだけでやめるとは思えない……だけど、そんな汚され方は耐えられない……いったい……」ブツブツ
晶葉「……そうだ……そうだ、私ならなんとかできるじゃないか!」
晶葉「さっそくプロデューサーを探さねば!」
P「……」
晶葉「助手よ!」
P「あ、晶葉……どうしたんだ?」
晶葉「その、お前が……枕営業をしているという話を聞いたんだ」
P「……ちひろさんから、か……」
晶葉「嘘じゃない、のか?」
P「……」
晶葉「……そう、か。私達のためだというなら、もうやめてくれないか……?」
P「……しかし……」
晶葉「……ダメ、か……なら……」
P「……?」
晶葉「私にも、考えがある」
P「晶葉……何を……?」
晶葉「……」
P「ちょ、ちょっと……なんでにじり寄ってくるんだ……?」
晶葉「……脱げ」
P「は?」
晶葉「だ、だから! 脱いでくれといってるんだ!」
P「ぬぐ……?」
晶葉「服を脱いで、裸になってくれ」
P「」
P「晶葉、お前何を言って……」
晶葉「いいから脱ぐんだ!」
P「いやいや、ちょっと待て晶葉。落ちつこう、な?」
晶葉「安心しろ……私の技術力なら、助手を正確に再現したロボを作ることだって不可能ではない……!」
P「へ?」
晶葉「そうすれば、そういった営業はそのロボ助手に任せられるだろう? だから……」
P「あ、あぁ……なるほど……」
晶葉「そのためには、サンプルが必要なんだ……さぁ、脱いでくれ!」
P「晶葉……お前……」
晶葉「た、確かに実物を見るのは初めてだが……知識は持っている、大丈夫だ、大丈夫だから……」
P「……ありがとう。晶葉」
晶葉「礼はいいから、私の覚悟が揺らがないうちに……」
P「ドッキリなんだ、これ」
晶葉「は?」
P「ドッキリです」
晶葉「ドッキリ……ドッキリ?」
ガチャッ
ちひろ「てへっ☆」
晶葉「……」
P「いや、うん……流石晶葉だな。冷静に対処できるとは……」
晶葉「……」ジワッ
P(あ、あかん)
晶葉「わ、私が……どんな覚悟で、脱げと言ったと思ってるんだ……!」
P「え、いや、その……」
晶葉「知識で知っている標本と、生きている人間は別物なんだぞ!?」
P「ご、ごめんなさい」
晶葉「だいたい、タチが悪いにもほどがあるだろう!? 自分の大切な相手が枕営業しているだなんて……」
P「晶葉……そこまで思ってくれてたなんて」
晶葉「しかも相手が男だなんて! まったく、理解の範疇を超えている!」
P「は?」
晶葉「ん?」
P「男と枕営業?」
晶葉「そういう設定じゃなかったのか? ちひろ女史からはそう聞いたが」
P「……ちひろさん?」
ちひろ「ぺろっ☆」
ちひろ「いやぁ、晶葉ちゃんのリアクションが思っていたよりも冷静だったので揺さぶろうと思ってつい」
P「つい、でなにいってんだあんたは!?」
ちひろ「失敬失敬☆」
P「全然反省してないな!?」
晶葉「……は、ははは……なるほど。助手も想定外だったネタだったわけだ」
P「晶葉……」
晶葉「さてはこの話自体を考えたのも、ちひろ女史だな?」
P「そうだけど……」
晶葉「……」ガチャッ
ちひろ「……あ、晶葉ちゃん? その物騒な銃はなんですか……?」
晶葉「なに、今の私の科学力でガンツガンを作れるか試してみたんだがね……」
ちひろ「ひっ!?」
晶葉「ちょっと、生体実験につきあってもらおうか!」
ちひろ「お、おたすけー!?」
P「は、ははは……」
ちひろ「きゅぅ……」
晶葉「スタンガン程度の威力がやっとか、なるほど……」メモメモ
P「その、晶葉……」
晶葉「……」
P「すまん! ドッキリとはいえ、こんな……」
晶葉「……本当に、そういった営業はしていないんだな?」
P「それはもちろん! 俺もしてないし、絶対にアイドル達にもさせないさ!」
晶葉「そうか……」
P「アイドル達に手を出されるぐらいなら俺が、ってなるかもしれないけどな、なんて……」
晶葉「……冗談でも、笑えないぞ?」
P「あ、すまん……」
晶葉「もしそんなことになりそうなら……私に任せてくれ。そういった機能まで含めて遜色ないロボを作ってみせるから」
P「それは頼もしいなぁ……はは、じゃあ頼もうかな?」
晶葉「あぁ、任せておけ……サンプルも、とる覚悟はできているから……」
P「……んん?」
晶葉おわりっ
きらりは寝てる人に任せるとして、適当なとこ見繕うの結構大変だ
書きたい人いたらどうぞ
またさるった……
P「まだやるんですかコレ」
ちひろ「まだまだ! 何ですかさっきから泣き言ばっかり。スタドリ飲みますか?」
P「結構です……」
ちひろ「さて次は誰でしょうかね!ワクワクしてきますねぇ!」
P「もう堪忍してぇ」
ちひろ「あ、誰か来ましたよ。ささ、プロデューサーさんは会議室のほうへ」
ガチャ
東郷あい(23)「おはよう。おや、ちひろくん一人かい?プロデューサーくんもいるかと思っていたのだが」
ちひろ「プロデューサーさんなら会議室のほうに…あ、でも今は一人にしてあげたほうが……」
あい「ん?これはまた酷く陰鬱じゃないかちひろくん。プロデューサーくんを一人にしたほうが…って…」
ちひろ「……あっ」
あい「……何か、あったのかい。もしかして…プロデューサーくんに、か?」
ちひろ「……いえ、別に何も、ないですよ」
あい「……そうか。なら彼に聞くとしよう。会議室だったね?」
ちひろ「やめてっ!!」
あい「……ちひろくん」
ちひろ「あ…」
あい「ちひろくん、なぜ目をそらすんだい。ほら、こっちを向いて…」
ちひろ「……」
あい「私の目を…見るんだ」
ちひろ「あ……」
あい「…話して、くれるね」
ちひろ「……は、はい……」
P(……)ジー
P(……すごいな)
あい「……枕営業、だって?」
ちひろ「はい…でも、あいさんには秘密にしておいてくれって…言って……、でも…!私っ…は…!そんな…っ」
あい「……そうか。最近よく仕事が入ると思ったら……そういうことだったのか」
ちひろ「ごめんなさい…私、止めたんですけど、あいさんの魅力を皆に伝えたいんだって…その為ならって…」
ちひろ「……さっき帰ってきたプロデューサーさんの笑顔、思い出したらっ…!悲しく…っ、ヒッ、なってきちゃって…!」
あい「ああ、泣かないでちひろくん。とりあえずこれで涙を拭いて…」
ちひろ「あ、ありがとう…ヒック…ございます」
あい「…まったく、こんな素敵な女性を泣かせるなんて、悪い男だねプロデューサーくんは」
あい「彼は会議室にいるんだよね。ちょっと行ってくるよ、ちひろくん」
ちひろ「!ま、待って…」
あい「…待たないよ、ちひろくん」
あい「私は怒っているんだ」
バタン
ちひろ(…………や、やりすぎた、かしら?)
バァン!
あい「プロデューサーくん!いるか!」
P「!…あ、ああ。あいさん。おはようございます。どうですか調子のh」
あい「おはようプロデューサーくん。早速だが君に聞きたいことがある」
P「……何でしょうか?」
あい「…!!君の隠し事の話だよ!話は全部ちひろくんから聞いた!」バンッ!
P「……ああ」
あい「何故だ!何故そんなことをしたんだ!!」
P「……アイドルの活動期間は限られていますから。手っ取り早い方法を取った、というだけのことですよ…」
あい「!」カァッ
あい「ふざけないでくれ!!誰がいつそんなことを頼んだって言うんだ!?誰がだ!!」
P「あいさん…これは僕が勝手にしたことです。あいさんが気にする理由は…」
あい「こ、この…!」ガタッ
P「う、うわっ!」ムンズ
ガッシャーーーーン
会議室のドアの外
ちひろ(胸倉掴んで押し倒した!?うわーっ、ヤバイヤバイヤバイ!)
ガチャ
ちひろ「ストップ!ストーップ!あいさんちょっと落ち着いて!」
P「いっつつつ…」
ちひろ「だ、大丈夫ですか!?プロデューサーさん?」
あい「……結局」
P「え?」
ちひろ「え?」
あい「結局私は信用されてなかったんだな……」
あい「私は君と一緒ならトップアイドルになれると信じていたのに…君はそんなこと少しも信じていなかったんだ…だから」
P「い、いや、そんなことは…」
あい「フッ、滑稽だな、私は。誰よりも自分の魅力に自信があったつもりで…」
あい「誰よりも伝えたかった相手に…誰よりも伝わっていなかったなんて……」
あい「今ほど……自分を無力だと、思ったことはない…よ……」ポロッ
P「あ、あいさん?」(な、涙?)
あい「く、く…うぐ、ぅ…ぅぅぅぅぅぅぅぅぁぁぁ」ボロボロ
あい「ぁぁぁぁぁ……ぅぁぁぁ」
ちひろ(あのあいさんが、プロデューサーさんの胸に顔を埋めて泣いてる…)
あい「ぅぅぁぁぁぁ」
ちひろ(そんなにまでプロデューサーさんのこと……)
P「」
P「」オロオロ
ちひろ(え?何ですかプロデューサーさん?口パク?……ボ、ス、ケ、テ?い、いやですよ!死んじゃう!)
P「!!」パタパタパタパタ(なんか凄く必死なジェスチャー)
ちひろ(ううう……も、もう、どうにでもなーれ!せーの!)
ちひろ「どーーー☆ーーーん!!」ドーーーン
あい「ぅぁっ!わわ。……えっ?」
ちひろ「あっ あいさん!どっ、ドッキリ!だーいせーいこぉーう!!」
あい「…ぅえ?な、何?」
ちひろ「ドッキリですよ!ドッキリ!うちには枕営業なんて事実はございません!まんまとだまされましたね!あはは、ね!プロデューサーさん!?」
P「あ、は、はい。そ、そうなんですよーあいさんドッキリなんです!あはっ あははははは」
あい「……………………」
あい「……………………………………ほう」
P・ちひろ「ひぃっ!」
P「ひゅいまへんへひた」
ちひろ「すいませんでした」
あい「良し。いや、全然良くはないが…とりあえずは、だ。大きな貸しだぞ、二人とも」
P「ひゃい」
ちひろ「はい」
あい「まったく。よく考えたらわかりそうなものだったんだ…私の魅力を持ってして枕営業なんて必要ないのは当然じゃないか」
あい「…さて、とりあえずこれで解散するが…プロデューサーくん」
P「ひゃい」
あい「君はこの後の私のレッスンについてくるように」
P「ひぇ?なんれれすか?」
あい「君には私の魅力について再教育が必要だと思うんだ。二度とくだらない考えを起こさぬよう、徹底的に、ね」
あい「そ、そしてだ」
P「?」
あい「…私がなぜそれをするのかということを…よく考えてほしいんだ…」
P「ひゃ、ひゃい」
ちひろ(あいさん意外…なんだか可愛)
あい「…ちひろくん」
ちひろ「ひぃっ!」
おわり
東郷さんって外見はクールだけど中身はパッションだと思うんだよね
俺の中では二枚目通り越して三枚目カワイイ そんな感じ
そんなSSを探していたらひとつもなかったので書いたってわけさ
長富蓮実16歳
画像はない
P「で、まだやるんですね?」
ちひろ「もちろんです♪」
P「さすがに精神的疲弊がハンパないんですが」
ちひろ「エナドリ1本100モバコインですよ!」
P「………遠慮します」
ガチャ
ちひろ(あ、誰か来ましたよ)
P(どうにでもなれ…)
蓮実「おはようございます」
蓮実(あれ、誰もいないのかな?)
P「………とにかく…もう後には……」
ちひろ「でも…他になにか…」
蓮実(プロデューサーとちひろさんの声?)
ちひろ「そんなことしても蓮実ちゃんは………」
蓮実(私…?)
P「勿論、本人には秘密n
蓮実「プロデューサー?」
P「蓮実!?」
ちひろ「蓮実ちゃん!?」
蓮実「いま、私の名前が聞こえた気がしたんですが…」
P「いや、スケジュールの確認をな。蓮実は今日はダンスレッスンだったな」
蓮実「あ、はい!やっと憧れのアイドルになれたんです、頑張りますね!」
P「………ああ、頑張ってくれ」
ちひろ「…………」
蓮実「…どうか、したんですか?」
P「なんでもないんだ。俺はちょっと営業に行ってくるが蓮実なら一人でも平気だな」
蓮実「わかりました!私は大丈夫です。行ってらっしゃい、プロデューサー」
P「うん、じゃあ行って来ます」
ちひろ「あ………」
ガチャ
蓮実「………ちひろさん?」
ちひろ「…………」
ちひろ「本当は、言わない方がいいんだろうけど」グス
ちひろ「最近、蓮実ちゃんの仕事が少しずつ増えてきたわよね」
蓮実「はい!幼い頃から憧れていた職業ですから、凄く嬉しいです!」
ちひろ「………そうね」
蓮実「島根の母も喜んでくれてて。早く地元のテレビでも私が見られるように頑張ります!」
ちひろ「それが、誰かの犠牲の上だとしても…?」
蓮実「犠牲って…」
ちひろ「プロデューサーさん……枕営業をしてるの」
蓮実「ま…くらって………え?」
ちひろ「本当はもっとみんなに注目されるべき女の子なのに……って」
ちひろ「自分の力が及ばないから、これしかないんだ…って言って………」グス
蓮実「そんな………プロデューサー!!」ダッ
バタン!
ちひろ(………………フッ)ニヤリ
蓮実「プロデューサー!!」
P「蓮実!?」
蓮実「はぁ…はぁ………プロ……デューサー………!」
P「落ち着け、走ってきたのか?」
蓮実「私……そんなことして貰った仕事なんて、嬉しくないです!」
P「なんの話だ?」
蓮実「ちひろさんに聞きました」
P「…!?……そうか」
蓮実「トップアイドル目指せるって、ファンの皆に可愛がって貰えてるんだって」
蓮実「ずっと夢見てたアイドルになれたんだって………!」
蓮実「喜んでた私がバカみたいじゃないですか!」
P「蓮実……」
蓮実「プロデューサーがそんなことになるくらいなら」
蓮実「私はアイドルを目指せません!!」
P「……ありがとう、蓮実。お前の気持ちはよくわかった」
蓮実「じゃあ」
P「俺が絶対、お前のことをトップアイドルにしてやるからな!!」
蓮実「……!?だから、わたし………は………?」
ちひろ「」(ドッキリ☆と書かれた紙を掲げている)
P「うお、出たな悪魔、いつの間に」
ちひろ「今さっきです」フフ
蓮実「ドッキリ………なんですか?」
P「ああ」
蓮実「良かった……良かったぁ………」グス
P「ごめんなぁ、蓮実。あの悪魔の女、千川ちひろのせいで……」
蓮実「私…アイドル、目指していいんですよね?」
P「うん、一緒にトップアイドルを目指そう」
蓮実「…はい!私、精いっぱい頑張りますから、宜しくお願いします!」
ちひろ「ところでトップアイドルを目指すのに欠かせないドリンク類はいかがですか?」ニッコリ
P「あんたはそろそろ大概にしてくださいね」
おわれ
蓮実ちゃん可愛いのに未だに昇進ないよ悲しいよ
輿水幸子(14) 自称・カワイイ
ttp://iup.2ch-library.com/i/i0746878-1348212928.jpg
ttp://iup.2ch-library.com/i/i0746879-1348212928.jpg
幸子「おっしごと、お仕事……ふふん、最近はいそがしくて仕方ないですねぇ」
幸子「これもボクのかわいさ故しかたありませんけど! ……ってあれ?」
幸子「なにか……揉めてる……?」
P「……でも、これしかもうっ!」
ちひろ「プロデューサーさんはいいんですか!?」
P「いいんです、俺はあいつらのためなら……」
ちひろ「でも、でもっ……!」
P「いまさら、手遅れなんですよ……もう、慣れましたから、いいんです……じゃあ」
ちひろ「待ってっ……!」
幸子(なんの話だろう……? あ、まずい……プロデューサーさんがこっちにくる!?)
ガチャッ
幸子「あっ……」
P「幸子……お前、今の話聞いてたか?」」
幸子「話って……なんのことですか?」
P「……いや。わからないならそれでいいんだ、ちょっと出てくるよ」
幸子「は、はぁ……わかりましたけれど……」
幸子「……いっちゃいましたか……」
幸子「……いったい、どういうことなんでしょう……? あっ、ちひろさんに……」
ちひろ「……プロデューサーさん、ごめんなさい……私が……!」ポロポロ
幸子「な、泣いてる……!?」
ちひろ「あっ……さ、幸子ちゃん……!?」
幸子「どうしたんですか? いったい何が……」
ちひろ「……ごめんなさい幸子ちゃん、私が弱かったからいけないの……!」
幸子「だから、何があったんですか!?」
ちひろ「プロデューサーさんが……」
幸子「プロデューサーさんが?」
ちひろ「……ごめんなさい、やっぱり言えない……」
幸子「もったいぶらないで教えてください。プロデューサーさんがどうしたっていうんですか!?」
ちひろ「……」
幸子「ちひろさん、答えてください!」
ちひろ「最近……」
幸子「……なんです?」
ちひろ「最近、お仕事が増えてますよね……?」
幸子「あぁ、確かに最近は忙しくなってきましたね……まぁ、ボクにとっては簡単なお仕事ばかりですけど!」フフン
ちひろ「……」ギロッ
幸子「な、なんですか……そんな睨まなくても……」
ちひろ「……ごめんなさい……でも、プロデューサーさんがとってきたお仕事を、そんなふうにいって欲しくないの……」
幸子「い、いや……ほんの冗談のつもりで……」
ちひろ「冗談? 冗談じゃないんですよ! あの人はもうっ……!」グイッ
幸子「ひっ……ちょ、ちょっと、ちひろさん落ちついて……」
ちひろ「もう……う、うぅ……」
幸子「え、えっ……?」
ちひろ「プロデューサーさんは、プロデューサーさんは……!」
幸子「ちひろ、さ……」
ちひろ「うぇぇ……グスッ……ぷろでゅぅさぁさんはぁ……」ポロポロ
幸子「ちょ、ちょっと! 泣かないでくださいよ、いくらボクでも事態が把握できません! 何があったんですか!」
ちひろ「グスッ……ごめんなさい、とりみだしちゃいましたね……」
幸子「まぁ、別にかまいませんよ……ボクはカワイイだけじゃなく、心も広いので!」ドヤッ
ちひろ「……」
幸子「……ちひろさん?」
ちひろ「はい、なんですか?」
幸子「話してくれますよね。いったい何があったのか……」
ちひろ「……はい。幸子ちゃんには、少し刺激の強い話かもしれないけれど……」
幸子「刺激の強い、ですか……?」
ちひろ「えぇ……最近、お仕事が増えてるでしょう?」
幸子「そうですね……それが、どうしたんですか?」
ちひろ「それが、プロデューサーさんの営業の成果だったら?」
幸子「……へぇ、プロデューサーさんもやるじゃないですか。あんなに大きな仕事をいくつも持ってくるなんて……」
ちひろ「じゃあ、それが通常の営業じゃないとしたら?」
幸子「……はい?」
幸子「通常の営業じゃない、ってどういう意味ですか?」
ちひろ「……枕営業、です」
幸子「まくっ……!?」
ちひろ「偉い人に、自由にされる代わりに……幸子ちゃんに仕事を、と」
幸子「……」
ちひろ「幸子ちゃん?」
幸子「……すみません、ちひろさん。プロデューサーさんは今どこに?」
ちひろ「プロデューサーさんは……今は、公園でしょうね」
幸子「わかりました……少し出かけてきますね」
ちひろ「……幸子ちゃん……」
幸子「どうしようもないプロデューサーさんを、連れ戻してきてあげますよ! 任せてください!」
ちひろ「……ごめんなさい。お願いします」
幸子「ふふん、ボクにかかれば簡単なことですよ……いってきます」
ガチャッ バタン
ちひろ「……ケータイとりだしポパピプペ……もしもし、プロデューサーさんですか? Aプランでお願いします」
幸子(プロデューサーさんは……いた、あそこだ!)
P「……はい、もしもし……わかりました。それでは……」
幸子「プロデューサーさん!」
P「あ……はい、すみません。折り返しかけ直させていただきます。それでは」パタンッ
P「……幸子か。どうしたんだ?」
幸子「どうしたんだ、じゃないでしょう? あなたこそこんなところで何やってるんですか?」
P「なにって……見ての通り、営業の電話をかけてただけだよ」
幸子「わざわざ、人気のない公園にまで来てですか?」
P「……何が言いたい」
幸子「率直にいいます……ちひろさんから、聞いてしまいました」
P「そうか、ちひろさんから……」
幸子「どうしてですか……」
P「……機会が、必要だったんだ」
幸子「機会?」
P「あぁ、みんなの仕事を増やせば、いろんな人の目に触れる。一度いい方向にまわれば、好転し続けるっていうのはわかってた」
幸子「それで……ボク達の仕事が増えるように、身体を売ったんですか?」
P「俺の身体なんか安いものだろ? ……まぁ、俺も抜けられなくなったけど後悔はないよ。幸子たちが、立派にやってける礎になれるなら」
幸子「なっ、そんなの……!」
P「大人の話だ。口を出すな」
幸子「……」ギリッ
P「……わかったら事務所に戻るんだな。俺はさっきの人に電話しなおさないといけないんだ」パカッ
幸子「……そう、ですか」
P「あぁ、そうだ……じゃあな」
幸子「……」
P「はい、もしもし。CGプロの……はい、プロデューサーです。先程は失礼しました……えぇ、はい」
幸子「……」
P「はい、それで……時間ですか? そうですね、では……」
幸子「貸してください」バシッ
P「なっ、幸子!? 返せ!」
幸子「お願いですか? もちろんイヤです!」
P「このっ……」
幸子「もしもし、どこの馬の骨だか枯れ果てたおばさんだか知りませんけど!」
幸子「この、世界一カワイイボクの所有物であるプロデューサーに手を出すなんて命知らずですね!」
幸子「今だったら謝れば許してあげますから、もう二度とプロデューサーに手を出さないでもらえますか?」
??『……声が若干震えているわよ?』
幸子「ふ、ふん。武者震いですよ。言っておきますが、これ以上プロデューサーさんに手を出すなら、ボクにだって考えがありますからね!」
??『そう……逆にあなたたちが不利になるかもしれないのに?』
幸子「なっ……そ、そんなの全部責任をとります! なんだっていいからプロデューサーさんに手を出すのをやめてください!」
??『……ふふっ、ふふふふふ……』
幸子「な、何がおかしいんですか!」
??『いやぁ、幸子ちゃん……思っていたよりも、プロデューサーさんのことを大切にしてたんですね……』
幸子「はい? ……あれ? その声は……」
ちひろ『よかったですね、ドッキリです!』
幸子「……どっきり? プロデューサーさん?」
P「……」グッ
幸子「……」
ちひろ『いやぁ、それでも引き留める幸子ちゃんが見たかったのにまさか電話を奪い取って啖呵を切るとは……素晴らしい!』
幸子「……ふ、ふふ……」
P「どうした幸子?」
幸子「ふふーん! 実は全部見抜いたうえでしたことですよ! プロデューサーさん達が喜ぶように、やってみせてあげたんです!」
P「そうかそうか」ニコッ
幸子「なんですかその笑い方は! 不愉快です!」
P「いやぁ、幸子がこんなに思ってくれてるなんて嬉しいなぁ」
幸子「だから見抜いてたっていってるでしょう! なんですかもう!」
P「はいはい……わかったから」ポンポン
幸子「気安く頭を撫でないでください! まったく……」
P「すまんな……でも、見抜いたうえわざとやったことだとしても嬉しかったのは本当だよ。ありがとな、幸子」
幸子「ふふん、まぁボクの演技力ならそれぐらい容易いことですよ」
P「ははは、そうだな……」
幸子「……あと、念のため聞いておきますけれど」
P「うん?」
幸子「絶対に、こんなことは実際にはありませんよね?」
P「あたりまえじゃないか……なんだ、俺の心配してくれるのか?」
幸子「違いますよ。ボクのかわいさならそんな余計なお世話なくったってトップアイドルになれるから手出しするなっていう意味です」
P「そうか、そうだな……うん。幸子のかわいさを知らしめてやるんだもんな?」
幸子「えぇ、約束ですからね! ボクがカワイイって証明。ちゃーんとついてきてくださいよ?」
さっちゃん おわり
ちひろ「あまあまでしたね!」
P「な、なんのことですか? それより、もうやめましょうよ、こんなこと…」
ちひろ「…まゆちゃんに言いますよ?」ケータイトリダシポパピプペー
P「すいませんマジでシャレにならないんでやめてください」
ちひろ「じゃあはりきっていきましょー!」
P(俺は無力だ…)
ガチャ
???「おっすおっすにょわー☆」
P(この声は――)
P(諸星のきらりッ)
きらり「にゃっほーい!きらりだよー☆」
きらり「Pちゃんおっすおっす!」
ちひろ「…プロデューサーさん、わたしやっぱり…ッ」
きらり「にょわ?」
P「(あぁ…今度はそのパターンですか…)もう…決めたことですから」
P「おぉ、きらり、おっすおっす☆」
きらり「Pちゃん、ぎゅーーーーーっ☆」ズンッ
P「ぐおっ…かは、はは、きらりは今日も元気だな!」ガッ
ちひろ(受け止めた…だと!?)
きらり「Pちゃんお仕事のおはなしーっ?」ギュウウ
P「ん? あぁ、聞こえてたか、ちょっと、営業の話を、な(胸が顔にッ顔にィッ9292!20cmデカーイ!)」
ちひろ(プロデューサーさん幸せそうに苦しんでる…ッ)ゾクゾクッ
きらり「…Pちゃんちょっと元気なーい! ヤバーい!」
P「そ、そんなモゴ…ないぞフガ!」
きらり「だめーっ! Pちゃんも一緒にハピハピすぅぅぅぅ!」ギュゥゥゥゥゥ
P「!!?!??(ちょっ!?胸!胸ー!無自覚のナイスバディ!)」
ちひろ「きらりちゃん、プロデューサーさんもうすぐ…お仕事なの、だから…」
きらり「ありゃっ、Pちゃん、だ、だいじょぶ?」パッ
P(コレが幸せ固めか…)ピクピク
P「( ゚д゚)ハッ!」
きらり「あ、Pちゃん起きたーっ!」
P「お、おう…えっと俺…」
きらり「Pちゃん、ゆるしてにぃ、ちょっとやり過ぎたにぃ…」シュン
P「あ、あぁ、いつものことだし気にするな…それより…」
きらり「Pちゃんやっさしぃー!」
P「それはもういいんだ、ところでなんできらりの顔がそんなに近いんだ?」
きらり「にょわ!?」
P「それに頭の下が妙にやわらか――
ムニッ
きらり「きゃあ!!」
P(膝枕…ッ!?)
ゴッ
P「ぷげらッッ?!」
ズシャァァア
きらり「あ…ッ!……う、うきゃーPちゃんのえっちぃーっ!」
P「ス、スマン!きらり!」ヒリヒリ
P(くっ…もっと膝の感触を味わっておけば…って俺は何をッ…)
ちひろ「プロデューさん…」チラッ
P「あ、はい…(本題を始めろってことか…)」
きらり「Pちゃんおしごとー?」
P「あ、あぁ…今日はひとりで営業だ」
きらり「きらりもついてくにぃ☆」
P「駄目だ」
きらり「にょわ?」
P「…ッ…今日は俺だけで行かなきゃ行けないんだ、ごめんな」
きらり「そっかー…じゃあPちゃん、みんなをもっときゅんきゅんさせちゃうお仕事とってきてにぃ☆」
P「あ、あぁ…頑張る、よ…」
きらり「Pちゃん!」
P「ん?」
きらり「きらりんぱわー☆」キュ
P「―ッ」
きらり「元気になったにぃ?」
P「あぁ、元気になったよ、ありがとう…」
きらり「じゃあ、Pちゃん、いつものいくよー!
P「あぁ」
きらり「せーの…」
P&きらり「きらりん☆」
きらり「おっすおっすぱーぺき☆」
P「はは、ありがとな…じゃあ、ちひろさん、準備…してきますね」
ちひろ「!…はい…」
バタン
ちひろ「…プロデューサーさん」ポロ
きらり「ちひろさん、Pちゃん…どうしたにぃ?」
ちひろ「いえ…なんでも…ないですっ…よっ…ううっ」
きらり「…教えて下さい」
ちひろ(!?)
きらり「お願いします、ちひろさん」ズイ
ちひろ(きらりちゃん…怖い…)ガクガク
――――
――
―
ガチャ
P「おぉ、きらりどうし―――
―ズン―
P「ヒッ」ビクッ
きらり「…」
P「お、い、きらり…?…きらりさん?」
ガッ
P「ぐ…」
きらり「なんで…」
P「!?」
きらり「なんで…何もっ相談してくれなかったんですか…っ」
P「…どう、した、きら…り…言葉遣いが変…だぞ…っ」
きらり「誤魔化さないで下さいっ!」ギリ
P「…っ…聞いたのか…っ」
きらり「はい、ちひろさんから、全て」
P「…あ、の人は…もういい、わかっ…たから…降ろして、くれ…っ」
ドサッ
P「い痛つ…はは、きらりは力、強いな…」
きらり「……」
P「ん、そうだな…話す、よ…全部」
きらり「……」
P「ちひろさんの言ってたことな…」
きらり「……ッ」
P「あれな」
P「ドッキリ、なんだ」
きらり「…え?」
P「すまん!この通りだ!」ドゲザー
きらり「嘘…?」ペタン
P「ごめん!きらり!俺は枕なんてしてないから!しないから!」
きらり「…ッ…う、うきゃー!」
P「!?」
きらり「き、きらりん、騙されちゃった、にぃ☆」ジワ
P「…ッ」
きらり「じゃ、じゃあ、Pちゃんの元気がなかったの…は…?」
P「罪悪感で胃がどうにかなりそうだっただけだぁぁぁぁぁぁぁ」ドゲザー
きらり「よ、よかったにぃ…ほんとに…よかったにぃ…」じわぁ
P「ごめんよきらりぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ」ぎゅうううう
きらり「きゃ!? P、Pちゃん、ダイターン!うきゃー☆うれしぃー☆」
P(ハピハピすぅぅぅぅぅぅ)
―――――
ちひろ「まことに申し訳ありませんでしたー!!」
きらり「…Pちゃんは本当に無事なんだにぃ?」
ちひろ「はい、その通りでございます!」
きらり「このドッキリを考えたにょわー?」
ちひろ「はい!わたしです!」
きらり「…きらりんぱわー☆」
\ニョワァァァァァ/
ガチャ
P「きらり…もう入っても―――
ちひろ「」ボロ
P「ち、ちひろさん!?」
ちひろ「は…は…」
P「なんですか!ちひろさんしっかり!」
ちひろ「はぴは、ぴ…すぅ…」ガクッ
P「ちひろさぁぁぁぁぁぁぁん」
――――――
きらり「Pちゃん、本当に大丈夫にぃ?」
P「ははは、普段から鍛えてるからな、ちょっと痛めただけだよ」
きらり「あの時はきらりんもなにをしてるかわからなかったにぃ…きらり反省すぅ…」
P「問題ないよこれくらいならスタドリとエナドリで何とかなるさ」
???「…えい」ツン
P「ッぐお!?」ビシッミシィッ
杏「強がっちゃって、ちょっとは休もうよ」
きらり「あんずちゃん、おっすおっす」
杏「はいはいおっすおっす」
P「あ、あんず…お前…」ガクガク
杏「そんな身体で仕事なんて無理だよ。杏と大人しく休もう」
きらり「Pちゃんだいじょぶー?」
P「お、まえ…仕事だろ…」
杏「プロデューサーがこんなんだから今日はお休み」
P「そう…はいくか…」
P「きらり、今日は…杏と、仕事だろ、あとは任せた…な」
きらり「にゃっほーい☆まっかされたにぃ!」
杏「え、ちょ、おま」
ガッ
きらり「うきゃーきらりマジメうきゃー!」どどどどどどど
杏「い、いやだっ!私は働かないぞっ!まて、きらり、降ろせ!高い!降ろせぇぇぇぇぇ」
\にょわー/
ただし、杏は逝く。
終われ。
櫻井桃華(12)
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ブロロロ…キィ
桃華「ここまででよろしくてよ……それじゃあ、いってきますわ」
黒服「いってらっしゃいませ、お嬢様」
桃華「ふふっ……わたくしのお仕事も上々。お父様も認めてくださった……」
桃華「それもこれもすべて、Pちゃまのおかげですわ♪ 今度お礼をしなくちゃ」
桃華「何が良いかしら? お茶会、いえ……ネクタイなんかもよろしいですわね……」
桃華「……? あら……なにか、話し声が……」
P「……」
ちひろ「やっぱり、それは……」
P「しかたないんですよ。弱肉強食は摂理です……」
桃華(……思いつめた表情……いったいなんの話ですの……?)
ちひろ「だからって、なんでプロデューサーさんなんですか? 他にも……」
P「他にも? 他にもってなんですか!」ダンッ
ちひろ「ひっ……」
P「あ……すみません。でも、他に手はないでしょう。アイドルの子達に手を出させるわけには……」
ちひろ「な、なら……それなら、私だって!」
P「ちひろさん……お気持ちは嬉しいです。でもちひろさんがそこまでする必要はありませんよ」
ちひろ「なんでですか? 私だって事務所の仲間でしょう!?」
P「そうですね……だけど、だからこそ。あなたに手を出させたくない……」
ちひろ「プロデューサーさん……」
P「俺が傷つくのは耐えられます、でも……大切な人達が傷つくのは耐えれない……」スッ
ちひろ「あっ……プロデューサーさん……」
桃華(なんなんですのこれは!?)
P「ちひろさん……」
ちひろ「プロデューサーさん……私は……」
ガチャーン!
桃華「ちょ、ちょちょちょ、ちょーっとお待ちになって!」
P「わ、わわっ……」
ちひろ「きゃっ、桃華ちゃん!?」
桃華「い、いったい何をなさっているのかしら!?」
P「え、いや、その……」
ちひろ「なんというか……」
桃華「ハレンチですわ! はしたない!」
P「は、はは……ごめん。ちょっと出かけるよ」
ちひろ「プロデューサーさん……でも……」
P「いいんです、大丈夫ですから」
桃華「……」
P「ほら、ちょっと頭冷やしてくるからどいてくれよ桃華……」
桃華「お断りしますわ」
P「いや、なんでだ?」
桃華「Pちゃま、なにか隠し事をなさっているのではなくって?」
P「……そんなことないさ」
桃華「……ちひろさん、いかがかしら?」
ちひろ「それは……その……」
P「ちひろさん!」
桃華「Pちゃまは少し黙っていてくださいまし!」
P「う……」
桃華「さぁ、どうなんですの?」
ちひろ「……プロデューサーさん。言うしか、ありませんよ」
P「……」
桃華「……枕、営業……?」
P「……」
ちひろ「……はい」
桃華「それは、つまり……どういうことですの?」
P「あー、ほら……安眠できる枕を売って……」
桃華「Pちゃま? 意味はわからずとも、そんなごまかしは聞きませんくってよ」
P「……そうか……そうだな……えっと」
ちひろ「……簡単にいえば、身体を売っているんです」
P「ちひろさん……」
桃華「身体を……?」
ちひろ「えぇ、プロデューサーさんは……自分の身体を自由にさせる代わりに、みんなのお仕事を、と……」
桃華「身体を自由に……身体を……?」
桃華「それはつまり……恋人扱いということですの……?」
P(あ、かわいい)
P(性知識のない子にしても仕方なかったか……うん、今回は適当にごまかして終わりでいいかな?)
P「まぁ……そんなところだよ。だから気にしなくても……というか、そもそもこれは」
ちひろ「待ってくださいプロデューサーさん!」
P「……ちひろさん?」
ちひろ「これは観念して言うしかありませんよ!」
P「え、だからネタばらしをするんでしょう……?」
ちひろ「いいえ、逃げちゃだめです……されたことを、言いましょう……!」
P(あ、目が悪い輝きを浮かべてる……)
桃華「されたこと……?」
ちひろ「はい、いいですか? 身体を自由にというのは……」
P「ちょ、ちょっとちひろさ……」
ちひろ「プロデューサーさんはしばらく黙っていてください!」クワッ!
――説明完了――
桃華「は、はれっ、はれんちなっ……!」
ちひろ「だから、私は止めたかったんです……」
P(かわいい……けど……)
桃華「Pちゃま、それは本当ですの!?」
P「それは……」
ちひろ「ごめんなさい、桃華ちゃん……今は、そっとしてあげて」
桃華「ですがっ!」
P「いや、ちひろさ……」
ちひろ「プロデューサーさんも、少し休んでください。ねっ!」
P(こ、こいつっ……!)
ちひろ「だから、桃華ちゃんもプロデューサーさんを止める説得を……!」
桃華「……」
ちひろ「桃華ちゃん?」
桃華「ちひろさん、その枕営業というのは……絶対に必要なことですの?」
P(目つきが……変わった……!?)
ちひろ「へ? あ、えっと……そうですね。大手からの圧力もあって……」
桃華「ならば、必要な人材はこちらで用意いたしますわ」
ちひろ「人材……?」
桃華「そういった趣味の方が欲しいのならば、お父様にお願いして『用意』していただきます」
ちひろ「え、いや……」
桃華「資金の面もご心配なく……この際ですわ。わたくしのちっぽけなプライドなど捨てましょう」
桃華「櫻井の名を、使います」
P(あかん)
ちひろ「え、いや……」
桃華「善は急げ、ですわね。まずは電話を……」
P「ス、ストップ! ストップだ桃華!」
桃華「Pちゃま? 何故止めますの?」
P「いや、大丈夫だから! そんなことしなくてもいい!」
桃華「遠慮なんていりませんわ……そういった、汚れが必要ならば。その汚れごと受け入れてみせますから」
P「そうじゃなくて! 俺は枕営業なんてしてないんだ!」
桃華「……はい?」
P「ドッキリだ! ドッキリなんだよ!」
桃華「は……」
桃華「で、では……Pちゃまは……無事ですの?」
P「うん、ピンピンしてる! 大丈夫だから!」
桃華「その、そういったことが必要だということでは……」
P「無い! ぜんぜん無い! 大手からの圧力? まったくない!」
桃華「……」
P「本当にすまない! 嫌なことを聞かせた上にしかもそれが全部ドッキリだったなんて、悪趣味にもほどがあるよな……」
桃華「ふ、ふふっ……はぁ。一本取られましたわね」
P「桃華……?」
桃華「いいんですの。そんな事実がなかった……それだけでわたくし、安心できましたから」
P「でもだな……」
桃華「男児たるもの、もっと堂々とすべきですわよ? Pちゃま」
P「……すまん」
桃華「それに……これはわたくしの勝手な推測ですけれど……」
桃華「これを考えたのは、ちひろさんではなくて?」
ちひろ「ぎくっ」
桃華「ふふふ……ずいぶんと面白いお話を聞かせてくださって感謝しますわ、ちひろさん」
ちひろ「あ、あはは……ありがとうございます……」
桃華「今度、我が家にご招待しますわ……ぜひとも、ゆっくり」
桃華「『お話』したいですわね……?」ニコッ
ちひろ「ひぃぃ……!」
P(こわい)
桃華「……とにかく、Pちゃま?」
P「あ、うん?」
桃華「そのような不埒な誘惑……のらないでくださいまし」
P「そりゃあ……うん、大丈夫だよ……」
桃華「わたくしたちの魅力を正しく伝えるというのは、Pちゃまが一番得意だと信じておりますから」
P「……俺が、か?」
桃華「えぇ。あなたのためならばわたくしの私財をなげうつことなどいといませんわ……頼りになさって?」
P「心強い言葉ありがとう……うん、本当にどうしようもなくなったらな」
桃華「それから、その」
P「どうした?」
桃華「最初に事務所に入る前に、2人がしていたやりとりなのですが……」
P「あ、あぁ……ほら、男が枕営業なんて本当は珍しいからちひろさんには声がかかってないのか? みたいな話題になって……」
P「じゃあ俺が恋人役で、止めてるってことにしようかって……」
桃華「で、では……2人は恋人ではないのですね?」
P「そりゃあまぁ、もちろん」
桃華「そうですの……ふふっ、それならば、よいのですわ」
P「良いって、何が?」
桃華「こちらの話です……まっていてくださいまし、Pちゃま! わたくしの魅力できっと……」
P「きっと……トップアイドル、なってみせるぞっ!」
桃華「……えぇ、なりましょう。わたくし、狙った獲物は逃がしませんくてよ!」
桃華(わたくしの魅力できっと、振り向かせてみせますから……!)
桃華 おわり
前川みく(15)
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ガチャッ
みく「おっはにゃー☆」
ちひろ「あ、みくちゃん……おはようございます」
みく「ありゃありゃ? ちひろさんだけにゃ?」
ちひろ「えぇ……プロデューサーさんはちょっと営業にでかけてます……」
みく「ふーん、そっかぁ……」
ちひろ「……」
みく「……ところでちひろさん、なんだか元気ないにゃ?」
ちひろ「あ、いえ。そんなことありませんよ……?」
みく「ふーん……? ホントかにゃ?」
ちひろ「本当ですよ?」
みく「……じー」
ちひろ「……」
みく「嘘にゃ。みくは目を見ればわかっちゃうんだにゃー♪」
ちひろ「そ、そんなバカな!」
みく「うん、ウソっ♪ でも今の反応はホントになにかあったんだにゃ?」
ちひろ「い、一杯喰わされた……」
みく「ふふーん、みくに嘘は通用しないんだにゃー♪」
ちひろ「……わかりました、話しましょう」
みく「ふむふむ、いったい何があったのかにゃ? かな子ちゃんにケーキでも食べられちゃった?」
ちひろ「いいえ、プロデューサーさんのことです」
みく「……Pチャンの?」
ちひろ「……というわけで、プロデューサーさんは枕営業を……」
みく「そ、そんな……」
ちひろ「……」
みく「そんなのありえへん!」
ちひろ「!?」
みく「なんで!? うちらのために、プロデューサーさんが、そないな……」
ちひろ「え、みくちゃん!?」
みく「なに!?」
ちひろ「その、口調……というか、アクセント……」
みく「あっ……」
ちひろ「……」
みく「で、でも。プロデューサーさんのこと……ホンマなん……?」
ちひろ「え、えぇ……」
みく「……そんなん……ひどすぎるやん……」
ちひろ(そういえば大阪出身でしたっけ……)
みく「うぅ……ちょっと整理してくる……にゃ」
ちひろ「は、はい……」
ガチャッ
P「ただいま帰りましたー」
ちひろ「あ」
みく「あっ……」
P「うん? みく、おはよう……どうした?」
みく「プロデューサーさん……」
P「へ?」
みく「枕営業ってどないなっとんの!? うち、聞いてへんよ!?」
P「は? ちょっ……」
みく「ちゃんと目ぇ見て! なんなん!?」
P「……ちひろさん?」
ちひろ「……あ、あはは……はいっ」
P「……というわけで、ドッキリです」
ちひろ「はい」
みく「……」ムスッ
P「いやぁ、驚かせてすまん……」
みく「まったく、悪質にもほどがあるにゃ!」
ちひろ「はんせーしてまーす」
P「こいつっ……!」
ちひろ「いや、でも……みくちゃんの隠れた一面を見れて満足です」
みく「にゃっ……なんのことかにゃー?」
ちひろ「……」カチッ
レコーダー『枕営業ってどないなっとんの!? うち、聞いてへんよ!?』
みく「にゃああぁぁ!?」
みく「消して!」
ちひろ「えー」
P「いい加減にしてください」グイッ
ちひろ「あっ……」
P「まったく。ごめんな、みく……」
みく「もう、生きた心地がしなかったにゃ……そんなことしてないよね?」
P「もちろん。大丈夫だよ」
みく「それならいいにゃ。 ……ちひろさんは許さないけど」
ちひろ「えぇー……」
みく「あったり前でしょっ! でも、こんなことを他の人にもしちゃうPチャンにもお詫びの気持ちを見せてほしいにゃー?」
P「……わかったよ、今度飯おごるから」
みく「えっ、ホント!? やったにゃー!」
P「うまい店だぞー。なんていったて……回らない寿司屋だからな!」
みく「……えっ、ひどくない?」
みく おわり
みくは自分を曲げないけど、たまには崩れるとこも見たかった
後は次の人に任せたぞー
あと、関西弁おかしかったらごめんなさい
拓海「・・・おはよーございまーす・・・」
ちひろ「お、おはよう拓海ちゃん今日もダルそうね・・・」
拓海「たりめえだろ?無理やり事務所入れられてアイドルやらされてんだから・・・」
ちひろ「・・・でもでもっ楽しいでしょ!?アイドルの仕事・・・」
拓海「ば、バッカそんなわけねえだろ!?ま、全くいい迷惑だぜ・・・」
ちひろ「・・・そんなこといわないで?Pさんが・・・報われないわ」ホロリ
拓海「わ、わりい・・・ってどういう意味だそれ?」オロオロ
ちひろ「!!し、しまっ・・・」
拓海「どういう意味だぁ?」ギロリ
ちひろ「・・・モバ売テレビあるでしょ?」
拓海「ああ、小コーナーのMCとかゲストして出てたりするけど・・・それがどうした?」
ちひろ「モバ売テレビのお偉いさん、○○さんっていうんだけど聞きおぼえない?」
拓海「○○~?・・・!!??ま、まさか・・・」クワッ
ちひろ「そう、あなたの特攻隊と争っていた特攻隊、その総長の親御さんよ・・・」
拓海「ま、マジかよ・・・」
ちひろ「そのせいでモバ売さん、拓海ちゃんはもちろんウチのアイドルは一切使わないって・・・!!」グス
拓海「クソ!!○○の野郎・・・!!」ワナワナ
ちひろ「それでPさんの交渉の結果、Pさんが・・・枕を・・・!!」ボロボロ
拓海「な、ななななななななななななぁ!?」カァァ
拓海「Pの野郎・・・!!それならそうとアタシなんかクビ切ればいいものを・・・!!」
ちひろ「Pさんいつも言ってたんです・・・拓海はグレた不良にしとくのはもったいない、とても魅力的な子だって・・・」
ちひろ「だから自分をクビにしろなんていわないで・・・お願いよ・・・」クスン
拓海「・・・」ピポパ
ちひろ「?拓海ちゃん?」
拓海「おう・・・アタシだ・・・今日の夜全員集めろ・・・○○と決着をつける!!」
ちひろ「ちょっどういうこと拓海ちゃん!?」
拓海「○○と白黒つけて、Pとジジイの契約を破棄させる・・・Pはアタシが守る!!」グッ
ちひろ(大変なことになっちゃった・・・)
ガチャ
P[拓海!!アイドルが喧嘩するなって何度言えばわかる!!」
拓海「Pか・・・止めんじゃねえ・・・アタシは!!」
ギュッ
拓海「!?な、何だよ離せこの野郎!!」カアア
P「すまない拓海・・・すべて嘘だ・・・ちひろさんを見てみろ」
拓海「・・・え?」クル
ちひろ「え、えっへっへードッキリ大成功~なんて・・・」
拓海「ふっふざけんなぁぁ!!」ボカン
ちひろ「」ボロ
P「拓海・・・ありがとなそこまで俺を心配してくれて・・・」
拓海「ば、バッカ野郎!!そんなんじゃ・・・」ボシュー
P(ほお真赤だなぁ・・・)
終わるぜ
保守がてらクールの支援
P「で、まだやるんすね」
ちひろ「需要あるところに金の匂いありですよ!」
P(もうなにも言うまい)
ちひろ「次は誰でしょうね!」
P(誰も来ないといいんだが…)
ガチャ
???「煩わしい太陽ね(おはようございまーす!)」
P(そうもいかない。この声は…)
P「おはよう、蘭子。やみのまー」
神崎蘭子「Pプロデューサー…闇に飲まれよ!(お疲れ様です!)」
ちひろ「おはよう、蘭子ちゃん」
蘭子「悪魔の化身よ、煩わしい太陽ね!(ちひろさん、おはようございます!)」
ちひろ(わたしのこと…よね…)アハハ…
P(合ってるけどね)
ちひろ「プロデューサーさん、場所を変えますか?」チラ
蘭子「…?」
P「あ、はい…わかりました。…蘭子」
蘭子「何かしら?(ご用ですか?)」
P「スマンな、ちょっと重要な話なんだ、仕事の時間までここで待っててくれるか?」
蘭子「我が友が言うのであれば…(わかりました!)」
P「大人しくしてろよー」
バタン
――
――――
――――――
~数分後~
蘭子(Pプロデューサーまだかなー)ソワソワ
ドウシテデスカッ
蘭子(!?)ビクッ
蘭子(プロデューサーの声…?)
ワタシダッテイイタクアリマセンヨッ
蘭子(ちひろさんと…言い争って…る?)
デモシカタナインデスヨ!
蘭子(気になる…)
コソッ
蘭子「開かれし扉…(会議室の扉、少し開いてる…)」
蘭子(ここからなら覗けるかな…?)
P「だからってそんなっ!!あいつに枕営業なんてっ…」
蘭子(!?)ビクッ
ちひろ「でも、そうしないと…ウチが潰されるんですよ?」
P「しかしっ…」
蘭子(え? 事務所が潰れ…?)
P「あいつにっ…蘭子に枕なんて…まだ14歳なんですよ!?」
ちひろ「そういうのが…好みなんだとか…」
P「…クソッ」ガンッ
蘭子(ままま枕って…えと、えとい、いかがわしいことをしてお仕事を貰うアレ、だよね…?)アワワワ
P「………」
ちひろ「わたしだってつらいんです…でも…」
P「…わかりました」
蘭子(…え?)
P「…俺が、俺が代わりになります」
蘭子(ッ!?)
ちひろ「プロデューサーさん…!?」
P「俺が代わりに行きます。こんなこと、あいつにはそんなことさせません」
ちひろ「…いいんですね?」
P「あいつを…蘭子を、救えるなら構いません」
蘭子(Pプロデューサー…)
ちひろ「わかりました…先方にはそう連絡しておきます…」
P「はい…」
ちひろ「幸い、そういった趣向の方もいらっしゃるみたいですから」
P「……ッ」
蘭子(どどどどどうしよう…このままじゃプロ、プロデューサーが…)
ガタン
P「誰だ!?」バッ
蘭子「あ…」
P「蘭子…か」
蘭子「あ、あの…」
P「…聞いて、いたのか…?」
蘭子「…ッ」
P「…聞いてたんだな?」
蘭子「…」コクリ
P「そうか、でも大丈夫だ。お前は何も心配しなくていい」
蘭子「わ、我が友よ!(で、でもプロデューサーさん!!)」
P「いいんだ、俺が…全部…」
蘭子「プ、プロデューサーさん!嫌ですっそんな!(それではPの身が…)」
P「蘭子、逆になってるぞ…」ハハハ
蘭子「な、なんで…プロデューサーさんっ…笑ってっ…」ギュウ
P「それはな、蘭子」ポンポン
P「あれを見てくれ」スッ
蘭子「…?」クスン
<<ドッキリ大成功!!>>
蘭子「」
ちひろ「は~い!実はドッキリでした!」
P「ごめん蘭子、全部嘘なんだぁぁぁぁ」ゲザザザー
蘭子「」
P「蘭子…?」フリフリ
蘭子「ッ」ピクッ
P「お…?」
蘭子「~~~ッ」カァァァ
P(カワイイ…じゃなくて)
P「す、すまなかった蘭子、許してくれ…とは言わん!出来得る限り償うつもりだ!」
ちひろ「わープロデューサーさん太っ腹ですねー!」
P「金のことなら心配するな!すべてちひろさん持ちだ!」
ちひろ「…え」
蘭子「ややや、や、闇に飲まれよーーーッ!!!」
終わるかな
頼子「おはよう…ございます」」
ちひろ「………………」
頼子「あの…ちひろさん?」
ちひろ「あ、おはよう、頼子ちゃん…」
頼子「…ちひろさん、なにかあったんですか?」
ちひろ「えっ!? だ、大丈夫よ?」
頼子「…涙の跡、ついてますよ?」
ちひろ「うそ!?」
頼子「…はい、うそです。…でも、なにかあったんですね」
ちひろ「もう、頼子ちゃんも人が悪いのね。別に何もないわよ?」
頼子「私でよければ、話くらいはききますよ?」
ちひろ「別に…別になんでも、ないん、だから……」
頼子「…あの、よろしければハンカチ、使ってください」
ちひろ「え? …あらやだ。私、泣いてたのね」
頼子「………………」
頼子「…何があったんですか?」
ちひろ「ごめんなさい。それは言えないわ」
頼子「…プロデューサーのこと、ですよね」
ちひろ「…鋭いのね」
頼子「ちひろさん、わかりやすいから」
ちひろ(なん…だと…)
頼子「教えて、ください。プロデューサーのことは、私のことです」
ちひろ「…わかったわ」
ちひろ「まどろっこしいのは嫌いだからはっきり言うわ」
ちひろ「プロデューサーさん、仕事とるために……枕してるんだって」
頼子「……女の人と、ですよね?」
ちひろ「え? ええ」
頼子「…そう、ですか」
ちひろ(……まさかの無反応)
ちひろ「驚かないの?」
頼子「…いえ、すこし。ポーカーフェースって、こんな時でも役に立っちゃうんですね」
ちひろ「…そう」
頼子「…でも、なんとなくそんな気はしてました」
ちひろ「それ、どういう意味?」
頼子「…だって、私に仕事があること自体、おかしいですし」
頼子「プロデューサーは向いてるっていってくれたけど…。やっぱり嘘だったんだ」
ちひろ「よ、頼子ちゃん?」
頼子「プロデューサーに伝えてください。もう、そんなことしなくていいって」
ちひろ「えぇ!? それじゃ、頼子ちゃんはどうするつもりなの?」
頼子「私、アイドル辞めます。…向いてなかったみたいですし」
ちひろ「えぇっ!?」
頼子「…だって、そこまでしないと、お仕事もらえないんですよね?」
ちひろ「まぁ……そうね」
頼子「だったら――」
P【ドッキリ大成功!】デデーン!
頼子「…………」
P【ドッキリ大成功】デデーン…
―――
P「あの、怒ってる?」
頼子「…怒ってるように、見えますか?」
P「わりと」
頼子「ばか」
P「すいません」
頼子「悪趣味、です」
P「ごめん」
頼子「ちひろさん?」
ちひろ「はい!」
頼子「…やっぱりなんでもないです」
ちひろ「は、はぁ」
P「なぁ、なにか埋め合わせするからそれで許してくれないか」
頼子「…………」
ちひろ「あ、私何かお菓子買ってきますね!!」
P「え、ちひろさん!? ……逃げやがった」
頼子「……フフッ」
P「頼子?」
頼子「…ねぇプロデューサー」
P「なんだ?」
頼子「私って、アイドル向いてますか?」
P「…うん。俺は絶対、そう思う」
頼子「そうですか…フフッ」
P「はは……。それで、埋め合わせ、何にする?」
頼子「そうですね――」
頼子「……じゃあ、び、美術館、連れてってください」
P「そんなんでいいのか?」
頼子「はい。…あとカタログ(図録)も。うちまで、運んで」
P「うちまで? まぁ、お安い御用だ」
頼子「それで、手を打ってあげます」
P「わかった」
頼子「はい」
頼子「……」
(そのカタログが割と重いということを、プロデューサーはまだ知らないのでした)
おわり
ttp://i.imgur.com/DzVfa.jpg
服部瞳子(25):3重士筆頭ストマックブレイカー!
瞳子「今日も仕事ね……頑張らなきゃ」
ガチャッ…
瞳子「あっ、プロデューサーさんおはようござ……」
P「………」スッ…
瞳子「………私に気づかなかった…?おかしいわね、今までそんな事あったかしら……」
ちひろ「あっ……服部さん、おはようございます」
瞳子「おはようございます、ちひろさん…今、プロデューサーさんとすれ違ったのだけど……」
ちひろ「はい……」
瞳子「ちょっと様子が変だったの……、何か知らないかしら?ちひろさんも具合がよろしくないようだけれども……」
ちひろ「……うぅっ」ポロッ
瞳子「…!ちょっと、どうしたの?」
ちひろ「プロデューサーさんが……プロデューサーさんがっ!」ボロボロ
瞳子「ちょっとちひろさん落ち着いて頂戴!プロデューサーさんに何があったの!?」
ちひろ「ぐすっ……止められなかったの…うぅっ……私じゃ止められなかったの!」
瞳子「お願いだから…落ち着いて話を聞かせて頂戴……何かとても大変な事なんでしょう?」
ちひろ「はい……服部さんには黙っておくようにってプロデューサーさんから言われていたんですけれど………」
ちひろ「服部さんのここ最近増えてきた仕事の事なんです……」
瞳子「私の仕事について……?」
ちひろ「服部さんにやって頂いた仕事……勿論プロデューサーさんがとってきた仕事なんですが……」
ちひろ「その営業の仕方が……枕営業なんです………」
瞳子「……なんですって?」
ちひろ「局の重役についている方にプロデューサーさん自身が気に入られたみたいで、一晩と引き換えに仕事を1つ」
ちひろ「それを、もう何度も……」ジワッ
瞳子「なんて事…………」
ちひろ「プロデューサーさんに、そんなやり方止めるようその度に言ってきたんですけれど」
ちひろ「『瞳子さんのチャンス、ひとつたりとも逃したくない』って頑なに……」
ちひろ「ずっと黙ってきましたけれど、プロデューサーさんもう限界なんです………」ポロポロ
瞳子「…………」
ちひろ「身も心もボロボロになって……そんな姿を見続けている私ももう限界で……」ブワッ
瞳子「ちひろさん……落ち着いて?話はもういいから、お願い…」ダキッ
ちひろ「うえぇぇぇ……」
―――――――
――――――
―――――
瞳子「……どう?少しは落ち着いたかしら」
ちひろ「はい……お見苦しい所を………」
瞳子「いいのよ…こんな私でも頼ってくれたのが嬉しいから」
瞳子「プロデューサーさんの事、私に任せて?きっと、止めてみせるから」
ちひろ「はい……お願いします」
瞳子「まずは……プロデューサーさんが戻ってくるのを待ちましょう」
瞳子「私が話しをして……プロデューサーさんが枕営業を止めてくれたら……後は頼むわね」
ちひろ「……えっと…それはどういう……?」
瞳子「プロデューサーさんとお話して決着つけたら…一からやり直しだから、その時は…ね?」
ちひろ「……はい」
瞳子「それじゃ、戻ってくるまで待ってましょう、コーヒーでも入れてくるわ」スッ…
ちひろ「ありがとう、ございます…」
コッチコッチコッチコッチ………
瞳子「……………………………」
ちひろ「……」(あれから瞳子さんは一言も喋らずずっと座ったまま……)
ガチャッ……
P「ただいま、戻りました」
瞳子「!」ガタッ
瞳子「プロデューサーさん、ちょっといいかしら」
P「…瞳子さんおはようございます!何でしょうか?」ニコッ
瞳子「とても大切なお話があるの、二人だけで……」スタスタ、グイッ!
P「それはどういった…おわっ?」
瞳子「ここではしにくい話だから、ちょっと屋上に」グイグイ
P「ちょ…瞳子さんそんなに強くひっぱらなくて…おっとと」
――――――――
―――――――
――――――
P「一体どうしたんです?急に話がしたいって引っ張ったりなんかして…ちょっと手が痛かったですよ、あはは」
瞳子「……………」
ヒュゥゥゥゥ・・・・………
P「瞳子さん?…何か、お話があったのでは」
瞳子「風」
P「え?」
瞳子「風、気持ちいいわね」
P「は、はぁ」
瞳子「爽やかな風に吹かれて、暖かい日差しに照らされて…今日は気持ちいいわ……」
瞳子「こんな中で笑顔で歌って、踊れれば…素敵なアイドルよね…?」
P「何を仰るかと思えば……瞳子さんは立派なアイドルじゃないですか、それも人気の」
瞳子「いいえ、違うわ。私……聞いちゃったの」
P「……何をですか?」
瞳子「私の仕事をプロデューサーさんがどうやって持ってきてくれたか……」
P「………」
瞳子「ね、プロデューサーさん。私じゃ……やっぱりダメだったのかしら?」
P「いえ……それについては自分の力不足です……」
瞳子「一度、くじけた所を貴方に拾ってもらえて」
瞳子「諦めかけた夢……取り戻せると思った」
P「瞳子さんはまだこれからもっと輝けると、そう思っています」
瞳子「それが…例え穢れた手段で、貴方を蝕んでいくような形であっても?」
P「……ええ」
瞳子「そんな形で手に入れた仕事なんて……チャンスじゃないわ?既に手遅れの失敗よ」
瞳子「一度諦めて、立ち直ったとしてもまた失敗して…そんな形で輝けると思って?」
瞳子「ちゃんちゃら、おかしいわ」
P「……」
瞳子「楽しかったなぁ……ステージに立てて、歌って、踊れて、ファンに声援をもらって……」スタスタ…
瞳子「でも、もうやめにしましょう」クルッ
P「そんな…!それは駄目です!」
瞳子「既に終わっていたのよ、私が気づかなかっただけで、私のアイドルという人生……」
瞳子「人の夢と書いて儚い……か、まさにそうね、夢も、人生も……」
瞳子「でもちょっとの間だけ、素敵な夢見れたわ。ありがとう?……じゃあ、さようなら……」フワッ……
P(あっ………ゆっくりと倒れ込むように……)
P「!!!!」ダッ
ガシッ
P「何をしようとしているんですか!!!」
瞳子「……駄目よ、離して?」
P「絶対に離しません!」
瞳子「いいの……もういいの!私なんていなければこんな事には……!」フルフル
P「違います!私には瞳子さんが必要なんです!……いなければ良かったのはちひろさんですッ!!!」
瞳子「えっ……?」
P「この件の黒幕は……ちひろさんなんです……!!ドッキリという名の事件の!」
瞳子「………はっ?」
――――――――
―――――――
――――――
ガチャッ…
ちひろ「あ、おかえりなさい」ニコッ
P「戻りました……今までで最高に肝が冷えましたよ……」
瞳子「あの……ごめんなさい?私も気が動転してしまって……」
P「いえ……こちらも大変な誤解を招いてしまったのが原因なので…大事にならずよかったです。申し訳ありません…」
P「それもこれも……全て原因はこの畜生外道ですがね……!」
瞳子「こんなおぞましい事、貴方じゃ考えつかない事ですものね……?」
ちひろ「あ、あれ?ドッキリ大成功ならここはアハハーって3人そろって笑う所ですよね?ね?」
P「アハハ」(棒
瞳子「うふふ」(棒
グルグルッ…ギューッ
ちひろ「えっあのちょっとなんで私をロープで縛りあg…いたいっ!」
P「こちとら心臓止まるかと思ったんですよ、その10分の1ぐらいは味わってもらっても問題ないですよねぇ?」
P「ちょっとその縄で屋上からぶら下がってもらいましょう」ニコッ
瞳子「私も手伝うわ」ニコッ
\イヤァァァァァ!/
ちひろ「」ブラーン
P「ふぅ、暫くここで肝を存分に冷やしてもらいましょうっと」
瞳子「ま、後で引き上げてあげるけれど……ね、所でプロデューサーさん」
P「はい、まだ何か……?」
瞳子「私を止めてくれた時、貴方が言ってくれた事……本当かしら?」
P「え?……っとそれはどの事で…?」
瞳子「とぼけるなんて酷い人……私の事を欠かす事のできない存在で、一生離さない。って」
P「え”」(言ったかもしれないけど何か違う……)
瞳子「あの時ね、嬉しかったの。プロデューサーさんが心から私の事を大切に思っていてくれたのねって」ポッ
瞳子「私、決めたわ?…もう貴方から離れるような真似はしないって」
瞳子「だから、貴方も言った通り私をずっと離さないで……?」キュッ
P「」(oh....)
おわた
服部さんは昼ドラか火サスが似合うと思うんだ
日下部若葉(20) 身長:148cm
ttp://iup.2ch-library.com/i/i0747319-1348246450.jpg
ttp://iup.2ch-library.com/i/i0747320-1348246450.jpg
ガチャッ
若葉「おはようござい……あら~?」
ちひろ「あっ……若葉さん……」
若葉「ちひろさん……どうしたんですか~? 今、泣いて……」
ちひろ「な、泣いてなんていませんよ? 気のせいですよ、気のせい……」
若葉「本当ですか~?」
ちひろ「えぇ、大丈夫です」
若葉「……」
ちひろ「さ、さぁ! お仕事いきましょうか? スケジュールの確認でも……」
若葉「ちひろさん? 私、これでも大人ですよ?」
ちひろ「え?」
若葉「頼りないかもしれないけれど、それでも……ですから、ねっ? 何があったのかいってください」
ちひろ「若葉さん……」
ちひろ「……最近、お仕事が急に増えましたよね」
若葉「そうですね~、いっぱいお仕事が増えて、大変ですけれど……」
ちひろ「その理由が、プロデューサーさんのおかげだとしたらどうしますか?」
若葉「プロデューサーさんの、おかげですか? 確かに、いつもがんばってくださってますけれど~……」
ちひろ「……その方法が」
若葉「?」
ちひろ「枕営業だと、したら……」
若葉「枕……営業……?」
ちひろ「えぇ、そうです」
若葉「まくら……まくら? おさき、まっくら?」
ちひろ「わ、若葉さん?」
若葉「まく……まくら……」プシュゥゥ
ちひろ「オ、オーバーヒート!?」
若葉「うーん……うーん……」
P「若葉さん、若葉さん?」
若葉「う……あ、あら? プロデューサーさん……?」
P「あぁ、起きたんですね。よかった……どうしたんですか?」
若葉「どうって……あっ、私ったら……気絶しちゃったんですね~……」
P「気絶? どうしてまたそんな……ちひろさんもいないし……」
若葉「……プロデューサーさん。私、聞いちゃったんです」
P「聞いたって……何をですか……?」
若葉「プロデューサーさんが、そのぉ……」
P「……まさか……」
若葉「枕営業を、しているって……!」
P「……っ!」
若葉「……本当、なんですね?」
P「いや、それは……」
若葉「……プロデューサーさん。私、子供っぽいって言われますけれど……」
若葉「ちゃんと、大人なんですよ?」
P「若葉さん……」
若葉「どうして、そんなことを……?」
P「……仕方がなかったんです。子供たちに手を出させるわけには……」
若葉「プロデューサーさん……でも……」
P「大丈夫です。俺、鍛えてますから……ね? 目が覚めたならよかった……ちょっと出かけてきます。他の皆にはどうか……」
若葉「だ、ダメです~!」ギュッ
P「わ、若葉さん?」
若葉「私は、子供っぽいかもしれませんけれど、ちゃんとお姉さんなんです!」
若葉「だから……もっと、頼りにしてください……!」
P「……」
若葉「その、わ、私だって、お、お手伝いぐらいなら……」
P「いいえ、大丈夫ですよ」
若葉「だ、大丈夫って……わ、私はそういうの、経験ありませんけれど……お、お姉さんなんですよ~? それぐらい、なら」
P「その心配もいりませんよ……だって」
若葉「だって……?」
ちひろ「だって、ドッキリですから☆」
若葉「」
若葉「え、あ、あの~?」
ちひろ「我が社に枕営業の事実はありません!」
P「無論、アイドルに行わせるなんてもってのほかです!」
若葉「じゃ、じゃあ……プロデューサーさんは……」
P「元気です!」
若葉「……」
P「若葉さん?」
若葉「……」ジワッ…
P(あ、あかん)
若葉「ぷろでゅーさーさんの、ばかぁ~!」ポカポカ
P「い、いたいいたい! すみませんでした!」
若葉「私、とーっても心配したんですよ~!? もう、もーっ!」ポカポカ
P「すみません、ごめんなさいっ!」
若葉「も、もーっ……本当に、よかったです~……」
P「若葉さん……はい、心配してくれてありがとうございます」
P「若葉さんが抱きしめて止めてくれた時……すごく、安心できました。やっぱりお姉さんなんですね」
若葉「あたりまえじゃないですか……もうっ……」
P「はい……いつも、からかってすみません」ポンポン
若葉「べ、別にいいんですけれど~……もっと、ちゃんと年相応で見てくれると嬉しいですね~……」
P「そうですか……はい。今回の件で見直しましたから……それはもう」ナデナデ
若葉「わかってもらえたなら、いいんです~。これからも、がんばりますよ~!」
ちひろ(……ナチュラルにプロデューサーさんが頭を撫でているのはいいのかしら……?)
日下部若葉 おわり
今回はCuPが足りなかった感あるね……モバマスSS増えたし、書く人も増えたしで万々歳だけど
楽しいスレだった。起きてるまでは残ってないだろうから、改めてお礼を!
お疲れさまでしたー!若葉さんは群馬が生んだ奇跡カワイイ
P「この時間に○○ですね…はい…では後ほど」
日菜子「営業の電話ですかぁ?」
P「ああ、そうだ」
日菜子「むふふ、枕営業ですかぁ」
P「…そうか、日菜子はもう知ってるんだな」
日菜子「え?」
日菜子「…夢じゃない」
P「こんなに早くバレるとは思わなかったが…でも日菜子ならわかってくれるよな?」
日菜子「わ、わからなくもないですけどぉ…」
P「じゃあそろそろ営業行ってくるから」
日菜子「イク?…そうだ、プロデューサーさんのおちんぽミルクを出してしまえば…」
P「お、おい日菜子?」
日菜子「大丈夫ですよぉ、痛くはないと思いますからぁ」
P「まて、早まるな!」
日菜子「さあ、早くイキましょうよぉ」
P「こ、これはドッキリなんだ!」
日菜子「…そうですかぁドッキリでしたかぁ」
P「ああ、だからパンツを返してくれ」
日菜子「でもここまできちゃったらもう関係ないですよねぇ?」
P「え?」
日菜子「さあ、早く合体しましょう」
P「や、やめ…」
アッーーーー!
終わりです
ぁとかぉとか語尾につけてると思ったら親愛度MAXや総選挙ではそうでもなかったですねはい
紗南「おっはよーPさーん!!ってあれ?ちひろさんPさんは?」
ちひろ「えーと?Pさんはちょっと大事な営業に・・・」
紗南「あそうなの?じゃあゲームでもして待ってよっと」ピコピコ
ちひろ「ホントに紗南ちゃんはゲームが好きね。今はどんなゲームをやってるの?」
紗南「趣向を変えて恋愛アドベンチャー!!今女の子のために主人公が枕営業してるとこ」ピコピコ
ちひろ「」ピシィ
紗南「そんなことって実際あるのかなー?ねえちひろさん」
ちひろ「・・・」プルプル
紗南「・・・どったのちひろさん?」
ちひろ「・・・」プイ
紗南「ま さ か」ガチャン
ちひろ「ゲーム業界のお偉いさんって変わった性癖の方、多くて・・・」ホロリ
紗南「Pさんは!?Pさんはいまどこに!?」
ちひろ「え、多分営業先に・・・そろそろ帰ってくるしゲームして待」
紗南「ゲームしてる場合じゃない!!」クワッ
ちひろ(あの紗南ちゃんが・・・ゲームを捨てた!?)ガクブル
P「ただいまー」
紗南「Pさん!!もう枕なんてやめてよ!!そんなの・・・チートプレイと同じだよ!!」キリッ
P「い、いきなり何を言ってるんだおまえは・・・」
紗南「一緒に協力プレイしてクリアを目指す!!それがアイドルっていうゲームでしょ!?」
P「・・・そうだな。うれしいよ、紗南がそこまでやる気を示してくれて・・・」
紗南「Pさん!!わかってくれたんだね!?」ホッ
P「すまんこれ嘘なんだ」
ちひろ「ドッキリクリアー!!イエイ☆」ドヤァ
紗南「な、なーんだ嘘かー」ポロ
P「紗南・・・涙が・・・」
紗南「よかった。Pさんが無事でよかったあ」ポロポロ
P(かわいいなぁ)ナデナデ
終わり
P「ただいま帰りました…」
響子「あっ、プロデューサー!お帰りなさい♪」
P「おう響子か、どうだった今日の仕事は?」
響子「なんとか頑張れました!だんだんアイドルにも慣れてきたし今すっごく楽しいです♪」
P「そうか…最近は一緒にいられなくてごめんな?いろいろとあってな…」
響子「私は全然大丈夫ですよ!それよりもプロデューサーさんこそ大丈夫ですか?なんか最近疲れてるような…」
P「いや、これぐらい平気さ…響子のこれからのことを想えば安いもんさ…」
響子「…?そうですか…あんまり無理しないでくださいね?なにかできることがあったら私手伝いますから!」
P「そうか、ありがとな響子」
響子「はい!家事全般なら任してください!そうだ!これからプロデューサーの家に行って晩御飯作ってあげましょうか?洗濯物も洗っておきますよ?」
P「…」
響子「プロデューサー?」
P「あ、ああすまん…で、なんの話だったっけ?」
響子「…ホントに大丈夫ですか?プロデューサー明らかに様子が変ですよ?」
P「ホントになんでもないから…俺はもう用事があるから先に帰るよ、じゃあちひろさんあと頼みます」
ちひろ「わかりました。…あまり無理はなさらないようにしてくださいね」
P「わかってますって…じゃあ響子、また明日な」
響子「あっ…」
ちひろ「…」
響子「…ちひろさんは何か知ってるんですか?」
ちひろ「…」
響子「答えてください」
ちひろ「…ええ、知ってるわよ」
響子「教えてください」
ちひろ「…あまりいい話じゃないしまだ子どものあなたに言うのはちょっと、」
響子「私もう子どもじゃありません!お姉ちゃんだしもう15ですしアイドルの仕事だってきちんとしてます!」
ちひろ「…」
響子「ちひろさん!」
ちひろ「そうね…響子ちゃんはしっかりしてるし、プロデューサーさんを止められるかも…」グスッ
響子「!?…どういうことですか?」
ちひろ「響子ちゃん、最近仕事がだんだん増えてきてるわよね」
響子「はい、プロデューサーも喜んでいましたが…」
ちひろ「実はその仕事の依頼には裏があるんです」
響子「え…?」
ちひろ「枕営業ってわかる?」
響子「!?」
ちひろ「プロデューサーさんは響子ちゃんのために体を張って仕事をもらっているの」
ちひろ「でも日に日に元気がなくなっていくプロデューサーさんを見ているといたたまれなくて…」グスッ
響子「っ…プロデューサー!」ダッ!
ちひろ「あっ、響子ちゃん!?」
ちひろ「…行っちゃった」
ちひろ「んじゃまあこのプラカード持って後を追いかけますかね」ニヤニヤ
響子「プロデューサー!」
P「おう響子、どうしたんだそんなに急いで」
響子「枕営業してるってホントですか!?」
P「!?…どうしてそれを…」
響子「ちひろさんから聞きました」
P「そうか…」
響子「どうしてそんなことするんですか?」
P「それは響子は今が大切な時期だしトップアイドルになってもらいたいしだな…」
響子「こんな手でトップアイドルになっても嬉しくないですっ!」
響子「プロデューサーと二人三脚でここまでやってきたのに…プロデューサーの喜ぶ顔が見たかったからここまで頑張れたのに…こんなのって…」グスッグスッ
P「響子…」
P「ちひろさん、もういいでしょ、出てきてください」
響子「え…?」グス
ちひろ「はあーい!ヤッホー響子ちゃん!元気だしなよ!これドッキリだから!ごめんねっ♪」テヘペロ
響子「」
P「やべえ悪魔だわこの人、めっちゃ楽しそう」
――――――
響子「じゃあ全部嘘なんですね?」
P「ああ、全部ちひろさんの考えたドッキリだったんだ」
響子「…よかった~~~~!!」ヘナヘナ
ちひろ「プロデューサーさんも結構ノッてたくせになんで私だけ悪者扱い?」
P「うるさい!全部ちひろさんががいいだしたことじゃないか!」
ちひろ「はいはい私が悪かったですよー、では私はこれにて」ダッ
P「あっ、逃げた!」
響子「…」
P「響子…ホントにすまんかった、反省している」
響子「もうプロデューサーのことなんか知りませんっ!」プイッ
P「このとーり!本当に申し訳ありませんでした!なんでもいうこと聞きますんで!」
響子「なんでも?」
P「ああ、なんでもかかってこい!」
響子「じゃあ…明日からプロデューサーのお弁当は私が作ります!」
P「…へっ?」
響子「晩御飯も毎日プロデューサーの家にいって作りますから!お掃除も洗濯も、私がかってにしちゃいますから!」
P「そ、それじゃあ俺が得するだけじゃ」
響子「ん?なんでも聞くって言ったよね?」
P「は、はい…でも、そんなんでいいのか?」
響子「はい、そんなんでいいんです」
P(よくわからんが…これでよかったのか?)
響子「じゃあ帰りましょっか♪」
P「あ、ああ…ってさっそく俺の家に来るのか?」
響子「もちろんです!プロデューサーどうせインスタントとかでろくに栄養摂ってないですよね?ダメですよーきちんと栄養は摂らないと…部屋だってきちんときれいに…」ガミガミ
P(…響子の結婚相手は尻にしかれるなこりゃ)
響子「プロデューサー♪」
P「ん、なんだ?」
響子「なんだか私たち新婚さんみたいですね?」
P「!?」
響子「ちゃんと隣にいてくださいねっ!プロデューサー♪」
おしまい
途中さるったすいません
ttp://i.imgur.com/nPVzu.jpg
ttp://i.imgur.com/kvX9f.jpg
高橋礼子(31):モバ流キング
ガチャッ…
礼子「ふぅ、今日も中々楽しい仕事だったわ。ただいま」
ちひろ「あ……おかえりなさいです、礼子さん」
礼子「あら、ちひろちゃんだけ?プロデューサー君はどうしたのかしら?」
ちひろ「えぇと……い、今は席を外してまして……」オロオロ
礼子「ふぅん…?ちょっと居ないだけの割りには変ね、何をそんなに慌ててるのかしら」
ちひろ「な、なんでも……ありません」ジワッ
礼子「…ちょっと、何でもなかったらどうして泣くのよ?」
ちひろ「えっ……あ」ポロッ
礼子「一体どうしたの?何か困った事でもあったのかしら……プロデューサー君の事で」
ちひろ「その……」
礼子「いいのよ私にどーんと相談しなさいな、一緒に頑張ってきた仲じゃない?」
ちひろ「うぅっ…実は、ここ最近増えてきた礼子さんのお仕事なんですが……」
礼子「私の仕事…?何かしら」
ちひろ「その仕事、実はプロデューサーさんが枕営業をしてとってきたものなんです……」
礼子「えっ!?な、何よそれ一体どうして!?」
ちひろ「大手のプロダクションが元締めのような形になってて……それでそこから仕事をまわしてもらえる代わりに………」
礼子「仕事の見返りにプロデューサー君を好きにする…そういう事なのね?」
ちひろ「はい……そうなんです、プロデューサーさんもその元締めに逆らえず心底嫌がっていて……」
礼子「驚いた……まさかそんな事があったなんて全く知らなかったわ………」
ちひろ「礼子さんには勿論、他の子にも伏せてましたので…」
礼子「……許せないわ、相手はどこの誰っ!?」ガタッ
ちひろ「あ、あの落ち着いてくd」
礼子「人が狙ってた獲物を横からかっさらうなんて許せないっ!」
ちひろ「えっ」
礼子「周りには若い子だらけでいつ取られるかちょっと内心ヒヤヒヤしてたのに……」
礼子「それをこんな形で、しかも何処の馬の骨とも分からない女なんかに手をつけられたなんて……!」
ちひろ「えー…」
礼子「ちひろちゃんなら知ってるんでしょ!?ちょっとどんな女なのか教えなさいっ!」グイッ
ちひろ「あの、お、落ち着いてくださ…くるし……」
礼子「そいつに文句言ってやる!『あれは私のものよ!手だすんじゃない』って!」ギュゥゥゥ
礼子「文句だけじゃないわ!ひっぱたいてやった後プロデューサー君を取り戻して、私がホントの女ってものを彼に味わせてあげ……て」
P「」(うわぁー……)
礼子「あ、あらプロデューサー君、おはよう?いつからそこに……」パッ
ちひろ「きゅぅ」ドサッ
P「えっと…『人の獲物かっさらうなんて』って辺りから…です」ドンビキ
礼子「や、やぁねぇ居たのなら声をかけてちょうだい?それよりも枕なんて話本当?」
P「実はそれ……ちひろさんが考えたドッキリでして…」
礼子「ええっ!?じゃあプロデューサー君はまだそういう事も無くちゃんと童貞で」
P「ちょっ!?何言ってるんです!?そりゃ確かに枕なんて事は一切やってませんけど…」
礼子「あ、あははやぁねぇ冗談よ冗談!そっちもドッキリしてきたんだからこっちもお返しよ?」
P「ぅゎー……」
礼子「ちょっと明らかに嫌そうな顔しないで!?」
礼子「ま、まぁ無事だって言うならそれでいいのよ!うん!」
P「えぇ、危うく私にまで襲い掛かられそうでしたが……」
礼子「そ、そんな事しないわ……」(多分
P「ちょっと今多分ってつかなかったですか」
礼子「アハハー」(棒
P「目そらさないで下さい……」
礼子「もう、ほんと驚いちゃったわ?こんな事されるなんて思ってもみなかったし……」
P「こっちもものすごい事聞かされて驚きましたがね……」
礼子「あ、あはは…あーっ、もうやめやめ!ドッキリしたからこのお話おしまいっ!」
礼子「もうっ、びっくりさせた罰として私を飲みに連れて行きなさいっ!」
P「流石に今までの流れで酒飲まされたらお持ち帰りされるのが目に見えてるんでお断りです」ノーセンキュー
礼子「ひどい!ちょっとは思っちゃってたけど!?」
おわれ
書いてくれた人みんな闇飲ま
楽しかったよ
元スレ
P「具体的にどうするんですか?」
ちひろ「随分、素直なんですね」
P「その先が目に見えているので」
P「その代わり一緒に謝ってくださいよ」
ちひろ「具体的にでしたね、それは>>43にしましょう」
44: 忍法帖【Lv=9,xxxP】(1+0:15) 2012/09/20(木) 07:35:07.07 ID:zKpU52bKO
とりあえずちひろからアイドルに伝える
46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/20(木) 08:08:32.18 ID:+/YZB7E3O
ちひろ「私から直に伝えます」
P「結構ダイレクトなんですね」
ちひろ「プロデューサーさんは……どっちがいいでしょう?」
1.ホテルに向かう途中アイドルと行き違える
2.別室で待機
3.その他
>>48
48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/20(木) 08:10:38.02 ID:WBQzCKXQ0
2
49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/20(木) 08:18:32.56 ID:+/YZB7E3O
P「分かりました、でもあまりに酷かったらすぐ終わらせますよ」
ちひろ「そこらへんの采配はお任せします」
?「おはようございます」
ちひろ「では手筈通りにお願いします」
P「はいはい」
50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/20(木) 08:36:47.42 ID:+/YZB7E3O
凛(誰もいないのかな)
凛(でも明かりはついてるよね)
ちひろ「……グスッ」
凛(やっぱり誰か居る)
ちひろ「う、プロデューサーさん……ううっ…私にも…何か」グスン
凛「ちひろさん?」
ちひろ「……凛ちゃん?」
51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/20(木) 08:42:45.70 ID:+/YZB7E3O
ちひろ「……」ゴシゴシ
ちひろ「おはよう、でも居たら挨拶くらい」
凛「言ったよ」
ちひろ「……そうだったの、ごめんね」
凛「プロデューサーがどうかしたの?」
ちひろ「プロデューサーさんは別に――」
凛「言い逃れは出来ないよ、もう全部聞いたから」
ちひろ「……うぅ…うわぁああん」ボロボロ
56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/20(木) 09:10:30.71 ID:+/YZB7E3O
ちひろ「……先週から、凛ちゃんのお仕事急に増えたでしょ」
凛(……なんの関係があるの?)
ちひろ「その仕事、本当は他に押さえられていたけど、急遽取り付けてくれたの」
ちひろ「プロデューサーさんがね」
ちひろ「なんでもするからって」
凛「!?……まさか?」
ちひろ「…見返りは枕って」
63: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/20(木) 09:59:50.19 ID:+/YZB7E3O
凛「プロデューサー!」
P「……凛か」
凛「ちひろさんに全部聞いたから」
P「そうか」
凛「それだけ?違うでしょ!」
凛「断って」
凛「断ってよ」
凛「断ってってば!」
P「……」
凛「なにも言ってくれないんだね……ひどいな」ポロリ
65: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/20(木) 10:06:57.64 ID:+/YZB7E3O
凛「いつも私には口うるさく言っておいて…自分だけ……」ポロッ
凛「私はそんなの許さないよ」ポロポロ
P「凛……すまない」
凛「やめてよ、そうやって心にもないことばっかり」
P「そんなことは……」
凛「……っ……もういいっ!」
P「ないと思うぞ」
ちひろ「ドッキリ大成功」
凛「………え?」
69: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/20(木) 10:15:03.12 ID:+/YZB7E3O
P「……その申し訳ないと思ってる」
ちひろ「プロデューサーさんも悪気は無かった事ですしね」
凛「サイッテーだよ」
ちひろ「まぁ……そうよね」
凛「ちょっと風に当たってくる……来ないでよ?」
P「ああ、すまなかった」
72: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/20(木) 10:23:57.32 ID:+/YZB7E3O
凛(そのまま家に帰ってきちゃった)
凛「……はぁ」モフッ
凛(本当はもっと怒っても、よかったはずなんだけど……)
凛(なんでだろう)
凛「……よかった」コロリ
凛(今の私は安心してる)
(……惚れた弱み?)
凛「ないない……そんなの絶対ない」ゴロゴロ
74: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/20(木) 10:30:49.11 ID:+/YZB7E3O
凛「ほら、プロデューサー取ってきてよ」
P「お、おい凛こんなところ誰かに見られたら」
凛「犬が喋っちゃ駄目だよ、ほらっもう一回投げるよ!」
――
P「……これで気がすんだか?」ハァハァ
凛「」じとっ
P「わんっ!」
凛「よしよし、いい子だね」
凛(そうか……)
凛(これがペット愛……!)
75: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/20(木) 10:33:04.30 ID:+/YZB7E3O
おわり感謝
83: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/20(木) 11:05:21.76 ID:+/YZB7E3O
P「凛でわかったでしょう?もう止めましょうよ」
ちひろ「まだまだこれからですよ!」
P「言うと思ってました、でも相手見てやってくださいよ」
?「……おはよう」
ちひろ「ほら、もう来ましたよ。早くスタンバイしてください!」
98: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/20(木) 12:30:07.41 ID:+/YZB7E3O
雪美「……」
ちひろ(……まずいの引いちゃったか)
ちひろ(こればかりは作戦変更ですね、プロデューサー今すぐ裏口から公園に向かって下さい……と)
雪美「……P……いない」
ちひろ「プロデューサーは営業に向かったよ」
雪美「……」
猫「にゃんにゃん」
雪美「…………うそ…半分」
ちひろ「!?」
101: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/20(木) 12:52:19.41 ID:+/YZB7E3O
雪美「……給湯室」
雪美「………いない」
雪美「…トイレ」
雪美「……」ガチャ
……ガタッ
雪美「…向こうの……部屋?」
ちひろ(プロデューサーさん!早くっ!)
104: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/20(木) 13:05:50.76 ID:+/YZB7E3O
雪美「……P…」
雪美「…………いない」
ちひろ(……ふー)
雪美「……」ガチャ
ちひろ「ち、ちょっと雪美ちゃん?この後仕事入ってるわよ」
雪美「……P」
ちひろ「そんな時間――」
雪美「猫達に……聞く」バタン
ちひろ(これは、うかうかしてられないか)
105: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/20(木) 13:14:32.89 ID:+/YZB7E3O
ちひろ「お待たせしました~」
P「遅いですよってちひろさん……ですか?」
ちひろ「同僚の顔を忘れないで下さいよ」
P「……びっくりしましたよ」
ちひろ「ともかく、プロデューサーさんの太鼓判なら化粧に本気を出した甲斐があります」
ちひろ(後は雪美ちゃんが釣れるのを待つだけ)
108: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/20(木) 13:22:11.43 ID:+/YZB7E3O
P「……で今のちひろさんは枕の相手役というわけですか」
ちひろ「ええ、その通りです……ってここがプロデューサーさんの自宅ですか」
P「ええ、念願の新築ですよ」
ちひろ「ええ、ではお邪魔しますね」
猫「……」
猫「……ニャー!」
――
ニャーニャーニャーニャーニャーニャーニャーニャー
109: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/20(木) 13:32:04.07 ID:+/YZB7E3O
雪美「……あの家に……Pが………ふふ…」
雪美「……私と…P……やっぱり……繋がってる………運命……………」
雪美「………待ってて……P……」
?「……これで雪美には手を出さないで頂けるんですね」
?「言ったわ?でも私が満足するまで…よ」
雪美「……Pの…声………誰か…いる?」
111: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/20(木) 13:49:08.33 ID:+/YZB7E3O
?「そんな……約束が違う!」
雪美(……P………)
?「いいのよ、可愛い雪美ちゃんが犠牲になってもいいなら」
P「ぐぬぬ」
雪美「……ドア……開いてる…」
猫達「ニャー」
雪美「…猫達……お願い……悪い人………やっつけて」
113: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/20(木) 14:02:17.65 ID:+/YZB7E3O
ちひろ「さぁどうするんですか?プロデューサーど…の……?」
猫達「ニャー!」
P「ね…ねこ……?」
ちひろ(まさか……ドアを開けっ放しが裏目に……!?)
猫達「フーッ!」バリバリ
ちひろ「きゃわん!」ビリビリ
雪美「P…こっち」
P「!?……雪美か!やめさせてやってくれ!」
雪美「……?」
114: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/20(木) 14:15:03.02 ID:+/YZB7E3O
【ひっかく】
ちひろ「ひっかかないで!痛たたたた!」
雪美「……どうして?……この人………P……私達の…敵」
【かみつく】
ちひろ「プロデューサーさん!助けて!」
P「違うんだ、始めからなかったんだよ!」
雪美「……どういうこと?」
【ネコキック】
ちひろ「ごふぅ」
116: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/20(木) 14:32:18.25 ID:+/YZB7E3O
雪美「……ドッキリ?」
P「そう」
雪美「…この人」
P「ちひろさんだ」
雪美「…P」
P「なんだ」
雪美「……心配…させないで」ポカッ
P「それに関しては謝る、ちひろさんも報いを受けた、許してやってくれないか?」
雪美「……許す」
P「そうか、ありが――」
雪美「Pは…許さない……」
119: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/20(木) 14:47:56.84 ID:+/YZB7E3O
――
P「雪美……そろそろ親御さんが心配するころじゃないか」
雪美「……言った……今日…泊まる……」
P「いやいや、雪美はアイドルだから」
雪美「………それに……猫達……足跡…たくさん付けた………掃除…手伝う」
P「それは俺の罰って言うことでさ」
雪美「…Pの……罰…私の……そば、いること」
121: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/20(木) 14:55:30.70 ID:+/YZB7E3O
雪美「…P……約束して……そば、いるって……また心配……するから……」
P「あー、ドッキリはもうしないから」
雪美「…違う……私と…P……魂……繋がってる………だから……離れないで……」
猫「フーッ」
P「ひっ!」
雪美「私は……離れない……ちゃんと……Pと……刻まれてる」
雪美「これからも……ずっと」
122: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/20(木) 14:57:43.17 ID:+/YZB7E3O
おわり感謝
142: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/20(木) 17:35:10.54 ID:mJlcFfLN0
がんばって和久井さん書いてみるか・・・
149: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/20(木) 17:42:06.46 ID:mJlcFfLN0
ちひろ(わ、和久井さん・・・ボス格が来てしまいましたね・・・)
留美「あら?P君は?」
ちひろ「えっと・・・他の子の仕事が長引いちゃいまして、そちらの現場に・・・」
留美「・・・なんだか怪しいわね」
ちひろ「な、なーに言ってるんですかホントですよぅ」フイッ
留美「・・・女性は嘘をつくとき、顔を背けるらしいわ」ボソッ
ちひろ「や、やーだな留美さんたら脅かして・・・」ジー
留美「嘘よ。ホントは正面向くらしいわ」
ちひろ「」
留美「P君はどこ?」
151: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/20(木) 17:47:04.60 ID:mJlcFfLN0
ちひろ「・・・みんなには内緒ですよ?」
留美「・・・?」
ちひろ「……最近、みんな、お仕事急に増えたでしょ」
留美「そうね。とても皆充実してるわ(私もウエディングドレス着るとは思わなかったし)」クス
ちひろ「それらの仕事、実はね・・・」
ちひろ「プロデューサーさんがね」
ちひろ「なんでもするからって」
留美「……」
ちひろ「…見返りは枕って」
留美「」
152: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/20(木) 17:55:04.98 ID:mJlcFfLN0
ちひろ「今、相手のところに向か」
留美「・・・」ガタッ!!
ちひろ「わ、和久井さん?どうしたんです急に立ち上が・・・」
留美「誰?」ズイッ
ちひろ「え?え?」
留美「その女の風上にも置けない相手は誰!?」クワッ!!
ちひろ「ヒッ!!」
留美「殺してやる・・・」ゴゴゴ
ちひろ「お、落ち着いてください!!殺したら捕まっちゃいますよ!!」
留美「今の私は・・・刑務所なんて怖くないわ!!」
ちひろ(う、うわー・・・和久井さん、そこまでPさんのこと・・・)
155: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/20(木) 18:03:09.99 ID:mJlcFfLN0
留美「ちひろさんは知ってるでしょ!?誰なの相手は!?」ギュッ
ちひろ(ちょっ!!首が・・・)
P「ストップ和久井さん!!それ以上はちひろさんが死んじゃいます!!」バッ
留美「!?Pくんどうしてここに・・・?」スッ
ちひろ「た、助かった・・・」
156: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/20(木) 18:05:12.51 ID:mJlcFfLN0
P「・・・というドッキリでしたすいません!!ほらちひろさんも謝って!!」
ちひろ「ホントすいませんでした」
留美「よかったわ、P君が私たちのために身を捧げるなんて我慢できそうにないもの」
P「よかった許してもらえて」ホッ
留美「私許すなんて言ってないわよ?」
P「え?」
留美「これにサインしといてね、明日受け取るわ。さよなら」バタンッ
ちひろ「・・・何渡されたんですか?」
P「・・・婚姻届」
二人「」
終われ
159: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/20(木) 18:08:57.00 ID:mJlcFfLN0
俺の中の和久井さん像が暴走した(Pのためならなんでもやる感じ)
和久井さんファンの人すまんかた
196: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/20(木) 20:04:58.98 ID:sM2fPticO
ドア「ガチャ」
小梅「た、ただいまです」
ちひろ「あら、小梅ちゃん。お仕事お疲れさま、おかえりなさい」ニコ
小梅「あ、ちひろさん……はい、き、今日は、一人で頑張り、ました……♪」
ちひろ「ふふふ、偉い偉い」ナデナデ
小梅「あ、あぅ……。お仕事、増えて……プロデューサーさんにも、迷惑ばかりかけられ、ないから……えへへ」テレテレ
197: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/20(木) 20:06:31.44 ID:sM2fPticO
ちひろ「……。えぇ、そうね」
小梅「……? ち、ちひろさん。その、プロデューサーさんは……?」
ちひろ「え、ええとね、今プロデューサーさんは営業に……」アセアセ
小梅「え……そ、そう、なんですか? 帰ってきたら、一緒に映画見るって」
198: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/20(木) 20:08:16.11 ID:sM2fPticO
ちひろ「あ、あら。まったくあの人ったら」
小梅「……」ジー
ちひろ「小梅ちゃん、どうしたの?」
小梅「なんだ、か……ちひろさん、いつも、と、違います」ジー
ちひろ「そ、そうかしらー」フイッ
小梅「……プロデューサーさん、どこ、ですか?」ジリ
ちひろ「!? え、営業よ、うん……」アトズサリ
小梅「う、嘘、です……どこ……?」ジリジリ
199: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/20(木) 20:09:52.21 ID:sM2fPticO
ちひろ「うう嘘なんてつつついてないわっ!? た、ただ小梅ちゃんには言いにくいからっ……あ」
小梅「やっぱり……は、話して、ください」ジリジリジリ
ちひろ「う、うぅ。そ、その……」
―――演技派ちひろさんが説明中―――
ちひろ(ふふふ。どうです、課金したくなったでしょう?)
201: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/20(木) 20:12:19.72 ID:sM2fPticO
ちひろ「……そういう訳で、最近みんなのお仕事が増えたの……」
小梅「え、え……そんな……! あう、あぅぅ……」マッカ
ちひろ「小梅ちゃん……ごめんなさい」
「こうでもしないと、あなた達を立派なアイドルにしてあげられないってプロデューサーさんが……」
202: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/20(木) 20:13:57.10 ID:sM2fPticO
小梅「ちが、違いますっ! わ、私が、もっと頑張ら、なきゃいけないのにっ」ウルウル
「そんな、お、おかしいです、おかしい、ですっ! い、一緒にいられるだけで、いいのに」ウルウルポロポロ
「みん、みんな、みんなもっ、涼さんも、あいさんもっ」ポロポロ
「プ、プロデューサーさんと、一緒にいられる、だけでいいのにっ!!」ボロボロ
203: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/20(木) 20:15:44.42 ID:sM2fPticO
キーンッ
窓「ガタガタッ」
机「ガタガタガタッ」
ガラス「パリーン」
ちひろ「きゃぁっ!?」
ドア「ガチャッバーン」
P「こぉぉううめぇぇぇっ!!!」ガバッギュー
小梅「うぅ、うぇぇっ?」ギュー
205: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/20(木) 20:16:48.01 ID:sM2fPticO
P「ごめんなあああああ小梅ええええ」ナデナデナデナデナデナデ
小梅「プロ、デューサー、さんんんん?」
P「ありがとなあああああ嬉しいよおおおお」ナデナデナデナデナデナデ
小梅「あうあ、あうぅ?」キョトン
―――ドッキリ大成功……?―――
206: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/20(木) 20:18:28.12 ID:sM2fPticO
P「これでよし。まぁ、す巻きで勘弁してやろう」
ちひろ「むぐぐー、むぐー!」ジタバタ
P「さ、小梅。一緒に映画見ような?」ポン
小梅「あ、は、はい……。あの、その、プロデューサー、さん」モジモジ
207: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/20(木) 20:19:54.44 ID:sM2fPticO
小梅「えと、ま、枕、営業って……絶対、しません、よね?」
P「あぁ、当たり前だろ。そんなの願い下げだし、もちろんお前達アイドルにだってさせやしないよ。大丈夫、安心してくれ」ナデ
小梅「ん……。約束、です」コユビスッ
P「ん。約束」キュッ
208: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/20(木) 20:21:17.77 ID:sM2fPticO
小梅「えへ。嘘ついたら、悪夢、見せますっ」
P「あはは、そりゃ怖いな」
小梅「ふふっ♪」ギュウ
小梅P「キャッキャウフフ」
ちひろ「むごーっ!むぐぐぅ!」ゴロゴロ
おわり
210: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/20(木) 20:22:22.15 ID:sM2fPticO
うーんこの稚拙な文章
もっと頑張る
次どうぞ
220: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/20(木) 20:32:49.15 ID:mJlcFfLN0
春菜「おはようございます!」
ちひろ(春菜ちゃんですか・・・次の作戦は・・・これで行きましょう!!)
ちひろ「・・・」
春菜「ちひろさんおはようございます!」
ちひろ「・・・あ、ああ。おはよう春菜ちゃん・・・」ニコ・・・
春菜「んー?どうしたんです元気ないですよメガネ成分足りてないんじゃないですか?」ニコニコ
ちひろ「・・・」
春菜「きっとちひろさんはこのメガネ似合いますよ!!さあさあメガネをどうぞ!!」
ちひろ「やめてよ!!」バシッ
春菜「・・・え?」カランカラン・・・
223: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/20(木) 20:34:58.72 ID:mJlcFfLN0
春菜「・・・ちひろさん?」
ちひろ「!!ご、ごめんねちょっといやなことがあって・・・」
春菜「・・・何かあったんですか?」
ちひろ「・・・最近春菜ちゃん仕事増えたでしょ?」
春菜「え、ええプロデューサーさんも喜んでましたね。ようやくメガネアイドルとして注目され始めたんだって・・・」
ちひろ「違うのよ」
春菜「え?」
ちひろ「プロデューサーさんが・・・なんでもするからって・・・」
春菜「え?え?え?」ゾワッ
ちひろ「見返りは枕って」
春菜「」パリーン
ちひろ(・・・なんで驚いただけでメガネが割れたのかしら・・・)
225: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/20(木) 20:41:03.11 ID:mJlcFfLN0
春菜「そ、そんな・・・そんなことって・・・」ヘタッ
ちひろ「・・・事実よ」
春菜「・・・」クスン
ちひろ(!?泣き始めちゃった!!)
春菜「私・・・プロデューサーさんがそんな目に会ってるなんて知らずにメガネの時代が来たって騒いで・・・」ポロ
春菜「みんなにも無理やりメガネ押し付けたりして・・・ホントはプロデューサーさんのおかげなのに・・・!!」ポロポロ
春菜「ごめんねみんなぁ・・・ごめんなさいプロデューサー!!うわぁぁぁん!!」ドワァ
ちひろ(こ、これはまずいわ!!)
227: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/20(木) 20:48:39.05 ID:mJlcFfLN0
P「コラァちひろぉ!!」バタン
春菜「あ、あれ!?プロデューサーさん・・・」
P「お前は鬼か!!悪魔か!!アイドル泣かすとかやりすぎでしょうが!!」
ちひろ「ぷ、Pさんだってドッキリ楽しそうにしてたじゃないですか!!」
春菜「・・・ドッキリ?」
春菜「あのー」ゴゴゴ
二人「」ピタ
春菜「どういうことですかぁ?」ニゴ
二人(え、笑顔が怖い・・・)
229: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/20(木) 20:49:45.20 ID:mJlcFfLN0
春菜「なるほどそういうことだったんですか・・・」
二人「すいませんでした!!」
春菜「プロデューサーさん」
P「何だ?」
春菜「じゃあ私の仕事が増えてるのは・・・」
P「言った通りメガネアイドル、いや、上条春菜の時代が来たんだ」ドヤァ
春菜「よかった・・・さっきはホントにメガネやめようかと思いましたよ・・・」
ちひろ(・・・やめれるかなぁ?)
P「これからもいっしょにメガネの素晴らしさを伝えていこうな!!」
春菜「はい!!これからはもっとみんなにメガネを薦めます!!・・・手始めに」ズイ
ちひろ「は、春菜ちゃん?」
翌日からちひろさんはめがねをかけるようになったとさ
終わる
241: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/20(木) 21:22:32.20 ID:XgifOmu10
城ヶ崎美嘉(17)
ttp://iup.2ch-library.com/i/i0746442-1348143346.jpg
ttp://iup.2ch-library.com/i/i0746443-1348143346.jpg
城ヶ崎莉嘉(12)
ttp://iup.2ch-library.com/i/i0746444-1348143346.jpg
ttp://iup.2ch-library.com/i/i0746445-1348143346.jpg
P「俺は、それでもあいつらを……」
ちひろ「でも、プロデューサーさんが……!」
ガチャッ!
莉嘉「おっはよー☆」
美嘉「おはよ~★ ……あれ? プロデューサー?」
P「あ……すみませんちひろさん。いってきます」
ちひろ「プロデューサーさん! そんな……」
莉嘉「え、えっ? 2人ともどうしたの!?」
ちひろ「あ、莉嘉ちゃん。その……」
P「やめてください……いいんですよ。あぁ、美嘉、莉嘉。2人とも気にしなくていいからな……ちょっと出かけてくるよ」
美嘉「……?」
244: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/20(木) 21:27:28.70 ID:XgifOmu10
莉嘉「いっちゃったー。Pくんどうしたのー?」
ちひろ「な、なんでもないから大丈夫よ……?」
美嘉「ねぇ、ちひろさん?」
ちひろ「は、はい?」
美嘉「目、みてよ……なんかあったんじゃないの?」
ちひろ「……これは、言えません」
美嘉「なんで?」
ちひろ「プロデューサーさんの望みですから」
美嘉「望みって……?」
莉嘉「あっ、ひょっとしてサプライズパーティー!? なにかいいことがあったとか!」
ちひろ「そう、そうよ……うん……」ポンポン
莉嘉「やっぱり? それって……あれ? ちひろ……さん?」
ちひろ「あっ……」ポロポロ
莉嘉「泣いてるの? どうして?」
美嘉「……ねぇ、聞かせてよ。プロデューサーに、なにかあったんでしょ?」
247: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/20(木) 21:31:26.95 ID:XgifOmu10
ちひろ「……ごめんなさい……私が……」
美嘉「だから、聞かせてよ……何があったの? ひょっとして、病気とか?」
莉嘉「えっ……Pくんが!?」
ちひろ「ちがう、ちがうの……ねぇ、最近お仕事が増えたと思いませんか……?」
莉嘉「あっ、たしかにいっぱいだねー☆ アタシ達も売れっ子バリバリだよー!」
美嘉「うん、確かに忙しくなってるけど……それが……?」
ちひろ「……プロデューサーさんがね……」
莉嘉「?」
美嘉「え、まさか……」
ちひろ「枕営業を、してるからなの……!」
莉嘉「まくら?」キョトン
美嘉「まままっ、まっくらぁ!?」
250: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/20(木) 21:37:11.19 ID:XgifOmu10
ちひろ「ごめんなさい、聞かせるなって言われてたんだけれど……」ポロポロ
美嘉「え、ま、ま、ままっ、まくっ……」プシュゥゥ…
莉嘉「お姉ちゃん、まくらえーぎょーってなに?」
美嘉「え、えっと、そのっ、は、ははっ、ちひろさん! そ、それって、アレだよね? その、お布団会社の人の製品を買ってるってことだよね!?」
莉嘉「あ、枕を売る人のことなの?」
ちひろ「……」フルフル
莉嘉「ねぇお姉ちゃん、違うってー」
美嘉「だ、だだって、プロデューサーはおと、男の人で、そのっ、そういうのってほら! アタシみたいな、乙女とか、そういうのが……」
ちひろ「その手のは、絶対にさせないって……だから、男色家で有名な監督さんに頼みこんで……」
莉嘉「だんしょくー?」
美嘉「だだだんだんしょっ、しょっ……!?」
莉嘉「……んーと、ご飯食べないこと?」
ちひろ「そうじゃなくてね……うん。プロデューサーさんは、あなたたちのために身体を張ってるの……」
253: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/20(木) 21:42:15.53 ID:XgifOmu10
莉嘉「うーん、よくわかんない。お姉ちゃん、おしえてっ?」
美嘉「あ、う、その、ねっ。アレだよ! ほら、その……ねっ!?」
莉嘉「アレじゃわかんないよー! どうしたのお姉ちゃん?」
美嘉「だ、だってプロデューサーがそんなことしてたなんて……! アタシ達知らなかったし、そんなの……」
ちひろ「……ごめんね。本当は伝えるべきではなかったとは思っていたのに……」
美嘉「……そ、そうだ! 今からでも止めなきゃ!」
ちひろ「止めるん、ですか?」
美嘉「だって、プロデューサーがそんなことするなんておかしいよ!」
ちひろ「……あなたたちに手を出させないために、考えてしたことよ? それでも?」
美嘉「たとえプロデューサーの善意でも、アタシは止める! そんなことしてまで、仕事なんて欲しくない!」
莉嘉「……んーと、よくわかんないけど……Pくん、嫌なことされてお仕事もらってるんだよね? じゃあアタシも嫌かなぁ」
ちひろ「2人とも……」
255: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/20(木) 21:46:22.88 ID:XgifOmu10
ちひろ「その結果が、2人に来ることになっても?」
美嘉「それは……」
莉嘉「アタシ、Pくんのためなら何があったって平気だもん!」
美嘉「……うん、そうだよね。それに、そんなことしなくたって実力で這いあがれるし!」
ちひろ「そう、決意は固いのね……ふぅ……」
美嘉「万にひとつのことがあっても、莉嘉だけには手を出させないから。大丈夫……ね?」
莉嘉「お姉ちゃん……?」
ちひろ「本当にあなたたちは、いい姉妹だわ……そう思いますよね。プロデューサーさん?」
美嘉「えっ?」
ガチャッ
P「うん、感動した……そうだなぁ。絶対に2人には手を出させないよ……」
莉嘉「あ、Pくん! おかえりー☆」
美嘉「」
257: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/20(木) 21:48:34.24 ID:XgifOmu10
美嘉「え、なん……で……?」
P「ドッキリでした」
ちひろ「てへぺろっ☆」
莉嘉「えー? ドッキリー?」
P「そう、ドッキリだ! 枕営業なんてなかったんだ!」
莉嘉「じゃあPくん嫌なことされてないの?」
P「おう、超元気! 仕事増えてるの? 実力だよ! 流石はカリスマギャル姉妹だなぁ!」
莉嘉「へっへーん! それほどでもあるけどねー☆」
P「ははは、こいつぅー……美嘉?」
美嘉「ば……」
P「ば?」
美嘉「バカーッ!」バチーン!
P「あべしっ!」
261: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/20(木) 21:52:16.95 ID:XgifOmu10
美嘉「ド、ドッキリなんて……!」
P「いや、すみませんでした……」
美嘉「じゃあ、プロデューサーは無事なんだよね……? 大丈夫、なんだよね……?」
P「う、うん。普通に営業して普通にお仕事もらってるよ……?」
美嘉「よかった、よかったぁ……」ギュッ
P「ちょ、ちょっと美嘉……」
美嘉「うぇぇぇ……グスッ……よかったぁ……」ポロポロ
P「……うん、ごめんな。もう二度とこんなタチの悪いドッキリはしないよ。心配してくれてありがとう」
莉嘉「……お姉ちゃんだけ、ずるいっ!」ギュッ
P「り、莉嘉?」
莉嘉「よくわかんなかったけど、でも……アタシも心配したんだよ?」
P「……そうか。ごめん」
莉嘉「許してほしい?」
P「そうだな、俺に出来ることならなんでもする……」
美嘉「……」ピクッ
265: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/20(木) 21:56:00.87 ID:XgifOmu10
莉嘉「じゃあねー、今度デートしよっ☆」
P「で、デートぉ!?」
莉嘉「うん! プリ撮ってー、遊んでー、それでそれでー!」
P「……わかったよ、今度のオフな」
莉嘉「やったぁー! さっすがPくんっ!」
P「あんまりよろしくないイメージがつきそうだからこれっきりに……美嘉?」
美嘉「……プロデューサー」
P「どうした?」
美嘉「莉嘉とデートするってことは、トーゼン……アタシともデートするよね?」
P「えっ」
267: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/20(木) 21:58:28.60 ID:XgifOmu10
美嘉「イヤなの?」
P「嫌じゃないけど、美嘉の年頃だとほら、男性の影とかが悪い方向にだな……」
美嘉「ダイジョブ! 今度夜景の綺麗なお店いこっ★」
P「だいじょばないよ!?」
莉嘉「えー、アタシもアタシもー!」
美嘉「莉嘉はデートしてもらえるってもう言ったでしょ?」
莉嘉「だって夜景の綺麗なお店なんてズルいよ! アタシいけないじゃんかー!」
美嘉「ざーんねんっ、ここはお姉ちゃんに譲りなさーい?」
莉嘉「うぅーっ!」
P「……いや、あの」
莉嘉「いいもん! そのぶんいっぱいプリ撮るもん! チュープリとか!」
美嘉「チュ、チュープリ!? あんたにはまだ早いって! ダメ!」
莉嘉「べーっ! じゃあお姉ちゃんも撮ればいいじゃんかー!」
P「ははは……どうしましょうかこれ……」
ちひろ「仲良きことは、素晴らしきかな。ってね! めでたしめでたしで両方いきましょう!」
268: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/20(木) 21:59:18.98 ID:XgifOmu10
姉妹ヶ崎おわりなのー
保守がわりにはなったかな。そろそろお風呂あがったよね……?
144: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/20(木) 17:37:03.03 ID:+/YZB7E3O
ちひろ「流石にキモが冷えました」
P「だから言ったじゃないですか、あの後、俺の家に雪美が住み着いたんですよ」
ちひろ「ですが私はまだ諦めてはいません!」
P「まだ懲りないんですか」
ちひろ「そこで次はドラマチックにいきたいと思います」
179: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/20(木) 19:17:40.00 ID:+/YZB7E3O
事務所前
三船美優「あら、Pさんおはようご…ざ……」
P「……おはようございます、三船さん」ダダッ
美優(お急ぎかしら?でもいつも太陽みたいに明るいPさんが、少しだけ曇りがかった顔……)
ごめん……い……プロデュ……さん!ご……さい!
美優「……ちひろさん?」
272: >>144>>179より 2012/09/20(木) 22:04:56.41 ID:+/YZB7E3O
美優「……」パタン
ちひろ「グスッ……三船さんですか」
美優「……Pさんですね」
ちひろ「……なんでもないですよ」
美優「大丈夫です……Pさんのことならなんだって受け止めますから」
ちひろ「……私、プロデューサーを止めれなかったんです」
274: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/20(木) 22:16:04.68 ID:+/YZB7E3O
ちひろ「アイドルの未来を人質にとられたら」
美優「……」
ちひろ「誰かが犠牲にならないと駄目なんですよね」
ちひろ「それが私達の大事な人であっても、見てみぬ振りをしないと駄目なんですよね」ポロリ
美優「……まさか!?」
ちひろ「枕営業にプロデューサーさんが選ばれちゃいました」ボロボロ
281: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/20(木) 22:39:33.95 ID:+/YZB7E3O
美優「」ガチャ
ちひろ「……三船さん、どちらに行かれるんですか?」グスン
美優「……もちろんPさんのところです」
ちひろ「……三船さんは営業です!プロデューサーさんのとって来た仕事を無下にしないでください!」
美優「そんな仕事入りません!」
285: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/20(木) 22:51:07.26 ID:+/YZB7E3O
美優「Pさんは何の取り柄も無い私に光を照らしてくれました……今度は私がその光を返さなきゃいけません」
美優「……なんだって私…今はアイドルなんですよ?」
ちひろ「……プロデューサーさんはこの家に向かいました」
美優「ありがとうございます!」
ちひろ「……プロデューサーさんをよろしくお願いします」
美優「……はいっ!」
288: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/20(木) 23:01:28.36 ID:+/YZB7E3O
美優「……すみませんここで降ろしてください」
――
美優「Pさん」
P「……三船さん!?どうしてこんなところに!」
美優「ちひろさんから聞きました……」
P「……すみません」
美優「……いいんです、背負い込むのがPさんの優しいところですから」
美優「……でも辛いときは辛いって言ってください」
295: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/20(木) 23:16:22.90 ID:+/YZB7E3O
P「すみません、でも――」
美優「でもじゃありません」
P「……」
美優「ずっと年上の面目は潰れていたんですから」
美優「……こういう時くらいは立たせてください」
美優「それとも……私じゃPさんの光になれませんか?」
296: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/20(木) 23:22:15.88 ID:+/YZB7E3O
P「そんなことは……」
美優「だったらPさんが枕営業だなんて……私も…他の娘もそこまでしてほしく無いと思ってます!」ポロリ
美優「……お願いですから私を心配させないでください」
P「……すみません、それでも私の気持ちは」ダッ
美優「……Pさん!?」ダッ
P「さっきから罪悪感でいっぱいです」
雪美「……ドッキリ」
300: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/20(木) 23:30:21.66 ID:+/YZB7E3O
美優「……?」
P「あのー三船さん?ドッキリです」
雪美「……Pは…悪い人」
美優「……なんのことですか?」
P「初めから仕組まれていたということです」
ちひろ「いやぁー良いものをみることができました!」
美優「……ちひろさん?」
美優「……」カァー
美優「」ボフッ
P「三船さんが照れで爆発した!?」
302: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/20(木) 23:39:09.63 ID:+/YZB7E3O
美優「もうっ……ちひろさんもPさんもイタズラはこれっきりにしてくださいよ」
P「申し訳ない気持ちでいっぱいです!」
ちひろ「申し訳ない気持ちでいっぱいです!」
雪美「……同じ…台詞……なのに…違う」
美優(でもよかった……何事もなくて)
303: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/20(木) 23:44:41.81 ID:+/YZB7E3O
美優(でもなんでだろうドッキリまでしたのにPさんと遠い気がする)
P「三船さん?」
美優(あ、そっか私だけ名前じゃないんだ)
美優(……)
美優「あ、Pさん……その…罰っていってはなんですが…」
304: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/20(木) 23:48:37.45 ID:+/YZB7E3O
美優「……美優って…呼んで……せんか?」ゴニョゴニョ
P「……えっ、ごめん
なさいもう一度」
美優「あ、美優って……」
雪美「……」じとっ
ちひろ「」ニヤニヤ
美優「……」カァー
美優「~~~っ」ボフッ
P「また爆発!?三船さん!?三船さーーーん!」
305: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/20(木) 23:51:50.39 ID:+/YZB7E3O
おわり感謝
315: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 00:06:46.39 ID:7xJB+C+C0
木場真奈美(25):ガチイケメン
ガチャッ…
真奈美「只今戻った」
ちひろ「あ、お帰りなさい真奈美さん」
真奈美「今日の仕事も無事終了したよ。これからももっと仕事をつけてくれると局のほうから絶賛されてね」
ちひろ「そうなんですか…よかった」ホッ
真奈美「ん?…私が何か変な事を言ったかい?」
ちひろ「いえ、そういう訳では……」
真奈美「その割には様子が変に見えるが……なぁ、プロデューサー君はどうした?」
ちひろ「あっ…そ、その他の子に付き添って○○局に出てまして…」
真奈美「……どうしたんだいその態度は?何かあるなら言ってくれないかい」
ちひろ「あ、あの……その…」
真奈美「何があった?」
318: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 00:13:06.18 ID:lANWF3gm0
真奈美「・・・…プロデューサー君がいかがわしい営業をしていただって……!?」
ちひろ「はい……あの、仕事を貰う事を条件にプロデューサーさんの体を…」
真奈美「ここ最近仕事が増えてきたのはそういう事なんだな?」
ちひろ「」コクッ
真奈美「………わかった。」
ちひろ「え?」
真奈美「プロデューサー君を呼んでこい」
ちひろ「えっとその今h」
真奈美「今 す ぐ 呼 ん で く る ん だ」クワッ
ちひろ「ビクッ」
――――――――
―――――――
――――――
320: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 00:19:20.23 ID:lANWF3gm0
P「」
P(ちひろさん途中でなんで呼び出すんですか、しかも真奈美さん凄まじいプレッシャーなんですが)ボソボソ
ちひろ(木場さんの気迫がすごすぎて押し切られt…)ボソボソ
真奈美「何をコソコソ話しているんだい?」
P「いっいえ何でもありません!」
真奈美「さてプロデューサー君に聞きたい事がある、正直に答えてもらいたい」
真奈美「先程ちひろ君からプロデューサー君がいかがわしい営業をしているという話を聞いたんだが」
P「……」
真奈美「それは本当の事なのかい?」
P「…………」コク
真奈美「否定なし、か……」
真奈美「一体どういう事なんだ……私では力及ばなかったと?」
324: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 00:23:11.04 ID:lANWF3gm0
真奈美「力が及ばなかったのであれば……何故言ってくれなかった!!」
バンッ!!!
P・ちひろ「「ひっ」」
真奈美「私は、自身の力でアイドルとなりファンを得た、そして人気も勝ち得た……そう思っていた」
真奈美「それが蓋を開けると私がファンに笑顔を送る裏でプロデューサー君は………」
真奈美「どうしてそんな事をする?何故私に打ち明けてくれなかったのか?」
ちひろ「その…このことを知られないよう口を封じらr……」
真奈美「君には聞いていない」クワッ
ちひろ「」
真奈美「なぁプロデューサー君、いつしか『トップになってやるから今に見ていろよ』って言ってやった事があったよな?」
真奈美「『忙しくて泣いても知らないからな』とも……それだけの啖呵を切った挙句がこれとは、フッ…滑稽だな」
326: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 00:26:02.62 ID:lANWF3gm0
真奈美「トップになる事ができない所か、プロデューサー君を傷つけていたなんて」
真奈美「それを知らず舞台で笑顔を振りまいて……これではアイドルではなくピエロだよ」
真奈美「何か言ったらどうなんだ…?」フルフル
P「その……申し訳ないです……これはd」
真奈美「謝罪なんて欲しくもないよ……」
真奈美「こんな形でアイドルなんて望まないさ……今日かぎりでこの身を引かせてもらうよ」クルッ
P「!」
キラッ
P(真奈美さんの振り返る間際、瞳に……)
P「待ってください!」
真奈美「止めるな!……これ以上の情けなんて惨めじゃないか……っ!」
P「これは……ドッキリなんです!!」ゲザッ!
真奈美「……何…だと……?」
327: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 00:29:42.82 ID:lANWF3gm0
―――――――
――――――
―――――
真奈美「……つまり、今までのは全てドッキリで」
P「…はい」
真奈美「いかがわしい事など何もなく」
ちひろ「…えぇ」
真奈美「仕事も本来の評価によって得られている、と?そういう事なんだな?」
P・ちひろ「「その通りでございます」」ドゲザー
真奈美「……二人とも、立ってくれるかい?」
スッ…
真奈美「最後にもう一度確認する、プロデューサー君。君が傷つけられるような事は無かったんだな?」クワッ
P「」(ぶたれるっ……!)
328: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 00:32:23.56 ID:lANWF3gm0
ダキッ……
P「………えっ?」
真奈美「良かった……私の力不足で君が傷ついている事なんて何もなくて」キュッ
P「え、あの……真奈美さん?」
真奈美「本当に……嘘で良かった………」ジワッ
P「すみません……こんな傷つけてしまうような事をしてしまって……」
真奈美「いいんだ…私のプライドに比べれば、君の体が無事であることのほうが遥かに大切だよ…」
真奈美「少し、このままにさせてくれ…」
P「……はい」
~~~~~~~~
真奈美「……もう、落ち着いたよ。すまない……ところで」
P「すみませんでした……何でしょうか?」
331: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 00:38:26.58 ID:nuIkFtYi0
真奈美「落ち着いてきたら少しばかり怒りが沸いてきたんだが、どうすればいいかな…?」キリ……ギリギリギリ
P「え…あの……あだっ!?あだだだだ!!」
真奈美「さあ…!どうするかいっ!?」ギリギリギリ!!
P「…がはっ、ご、ごめんなさ……」ミシッ
パッ
P「」チーン
真奈美「これくらいで許してやろう……さて」
真奈美「プロデューサー君がこんな悪趣味なドッキリを考え付くとは思えないな、そう思わないかい?」
真奈美「ち ひ ろ 君?」ニコッ
ちひろ(あっ……あたし死にました)
――――――
―――――
――――
332: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 00:41:58.80 ID:nuIkFtYi0
P「うぐっ…いたた……ってちひろさんっ!?」
ちひろ「」ボロッ
真奈美「ふぅ、大方ちひろ君に乗せられてこんな事をしたんだろうと思ったら案の定か」パッパッ
真奈美「少しばかり懲らしめておいたよ」
P「す、すんませんでしたぁぁぁッ!」
真奈美「いやいや、謝罪はもういい。君へのおしおきは……そうだな」
P「平に、平にご容赦をッ!」ガクガク
真奈美「一体私を何だと思っているんだ……食事にしようか」
P「どのようなお店にでも、おいくらでも問題ございませんっ!」
真奈美「そうではなくっ、当面は晩御飯を私のうちにきて食べにきてもらう!」
P「えっ……それはおしおきで……?」
真奈美「そうだとも。私の料理の実験台さ、全部食べてもらう。当面は必ず私の家に来ること、いいか?」
P「は、はい…それで許して頂けるのであれば」
真奈美(独り身でなくなってしまえばそういった危険も減る筈だ……)
--------P宅--------
雪美(………何か……嫌な……………予感……?)
333: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 00:44:35.38 ID:nuIkFtYi0
350: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 01:20:15.29 ID:5pLSjARl0
光「おはよう!今日もすがすがしい朝だな!」
ちひろ「!!お、おはよう光ちゃん・・・」ゴシゴシ
光(!?ちひろの目に・・・涙だと!!悪の仕業か!!)
光「どうしたちひろ!!誰にやられたんだ!!」
ちひろ「い、いえなんでもないのよ・・・」
光「バカ野郎!なにもなしに泣く奴がいるものか!」
ちひろ「・・・Pさんが・・・」
光「Pだって!?Pがどうしたんだ!!」
354: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 01:36:24.17 ID:5pLSjARl0
ちひろ「光ちゃん、最近ヒーロー番組のヒロインになったわよね?」
光「ああ!変身する役ではないが念願のヒーロー番組に出れたんだ!Pについてきてよかったよ!」
ちひろ「でもそのためにPさんは・・・自分の身を・・・」ブワッ
光「な、なんだと・・・」フルフル
ちひろ「総監督と・・・枕を・・・」
光「な、なんだってー!?」ガーン
355: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 01:37:55.56 ID:5pLSjARl0
光「なんてことだ・・・まさかヒーローの長が悪党だなんて・・・!!」ワナワナ
ちひろ「よくあることなのよ・・・わかってちょうだい光ちゃん」
光「ふざけるな!!私はこの役降りるぞ!!」クワッ
ちひろ「それはダメ!!プロデューサーはあなたのためを思って身をなげ出したのよ!?無下にしないで!!」
光「く、くそおおおお!!」ダンッ
356: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 01:40:13.30 ID:5pLSjARl0
光「ヒーローになりたかった。テレビであこがれた彼らのように弱気を助け強きをくじく、そんなヒーローに。」
光「それがなんだこれはヒーローになるために強者に組し弱者の心を踏みにじっている」
光「人の幸せを壊し、得たのは自分の幸福だけ・・・」
光「自分は悪だ。誰一人幸せにできない惨めなできそこないヒーローだああああ!!!うわあああああああん!!」ブワァ
ちひろ(こんな光ちゃん初めて見たわ・・・なんか私超悪人?)
361: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 01:42:53.85 ID:5pLSjARl0
P「・・・光」ダキッ
光「!?P・・・私は・・・」
P「おまえの心はヒーローだ。一直線で曇りのないヒーローの心そのものだ!!」
光「P・・・」ギュ
P「すまない・・・ドッキリだったんだ・・・」
光「え?じゃあ・・・」
P「ああ、総監督さんは真面目な人だし、いやらしいことはなにもない」
光「・・・そっかよかった・・・正義は守られた・・・」スゥスゥ
362: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 01:44:49.80 ID:5pLSjARl0
P「・・・ホッとしたのか涙を流しながら泣いてる・・・」
ちひろ「何というかかなり後味が・・・」
P「これから光にドッキリするのはやめましょう・・・酷すぎる」
ちひろ「そうですね・・・」ナデナデ
光「・・・うへへ。しぇいぎはかぁ~つぅ・・・」スゥスゥ
P「よしよし」ナデナデ
光「むにゃむにゃ・・・P・・・す・・・・k」スゥスゥ
fin
367: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 01:47:17.70 ID:5pLSjARl0
同じく特撮ヲタとしてはナンジョルノは愛でずにはいられない
さあ次は誰かがキャラへの愛をぶつける番だ
371: 1レスだけ 2012/09/21(金) 01:50:57.84 ID:b0Q+2UDf0
村上巴(13):どうみても実家はアレです。本当にありがとうございました
ちひろ「……先週から、巴ちゃんのお仕事急に増えたでしょ」
巴「そうじゃのォ、これで義理も果たせるっちゅうもんじゃ」
ちひろ「その仕事、本当は他に押さえられていたけど、急遽取り付けてくれたの」
ちひろ「プロデューサーさんがね…なんでもするからって」
巴「何でも……って一体どんなことじゃ?」
ちひろ「プロデューサーさんがある芸能事務所からの申し出で仕事と引き換えに自分の体を売り物にして……ううっ」
巴「………そこはどこじゃ」
ちひろ「893プロって言うところでね……」
ゴソゴソ、ピポパ
巴「あぁ親父かのォ、うちが…世話ん…人の助け……若いの………よぉけぇ…」ボソボソ
ちひろ「あ、あの巴ちゃん?どこに電話してるのかしら……?」
巴「おォ、893……、せーや……ぶちころがしたれや」ボソボソ
ピッ、パタン
巴「ちひろは何の心配にも及ばないでのぉ、蛇の道はヘビ言うだけじゃけぇ」ニコッ
――――翌日ひとつの事務所で行われたありとあらゆる不祥事が発覚するというニュースが一面を飾った―――――
379: じゃいってみる短いけどな 2012/09/21(金) 02:02:29.22 ID:706wUbPz0
ちひろ「では手筈通りにお願いしますねっ」
P「はい…」
P(気は進ないけど…まぁ了承しちゃったし…)
P(隠れるのはこの部屋でいいか)コソコソ
???「Pさぁん」
380: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 02:04:22.87 ID:706wUbPz0
P「うわッ!?」ビクッ
P「……なんだ、まゆか…」
まゆ「はぁい、あなたのまゆですよぉ」クスクス
P「お前はまたそんなことを…ってなんでここに?」
まゆ「まゆはいつでもあなたの傍にいるんですよぉ♪」
P「そ、そうか…」
まゆ「まゆのことはいいです。それより何してたんですかぁ?」
P「いや、何でもな――
まゆ「何 を 話 し て た ん で す か ?」
P「ッ!! ……な、何でもないよ。ただちひろさんと…ちょっと営業の話をだな…」
383: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 02:06:44.66 ID:706wUbPz0
まゆ「枕営業のドッキリの話ですよね?」
P「…聞いてたのか」
まゆ「Pさんのことなら何でもわかりますよぉ」
P「」
まゆ「どうして嘘をつくんですかぁ?」
P「い、いやちひろさんがな…」
まゆ「そうですよね…Pさんは悪くないですよねぇ…悪いのは全部…あの女……」ブツブツ
P「ま、まゆ?」
まゆ「Pさんはそんなことしませんよね?」
P「え? あぁ、そんな営業は絶対にしない。そんなことしなくても、まゆならトップアイドルになれるって、信じてるからな!」
まゆ「うふ、まゆはPさんが喜んでくれるなら、何でもしますよぉ」
387: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 02:08:15.52 ID:706wUbPz0
P「そうだよな。これはなんていうか…悪ふざけが過ぎた、スマン」
まゆ「Pさんはあやまらないでいいんですよ。悪いのは全部…」
P「いや、俺も話にのったんだ。俺だって――
まゆ「Pさんはここにいてください。すぐに終わりますからぁ♪」シュルシュル
P「え? 終わる…? ちょ…待て、まゆ!? うわ、なんだこのリボン!?」
まゆ「すぐに戻りますからぁ」
P「待て、まずは解け!おい!まゆー!」
ア、マユチャン…アノネオチツイテキイ…エ?
キャアッ
ナ、ナニヲスルノマユチャンッ…
チガウ、チガウノマユチャン、コレハドッキリデ―
391: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 02:11:30.56 ID:706wUbPz0
キャッマユチャンホウチョウハシャレニナラナキャー
P「あぁ…ちひろさんっ…くそっ…解けない…ッ」
――――――
――――
――
ちひろ「酷い目に遭いました…」
P「なんで生きてんすか」
ちひろ「怒ったまゆちゃんはとっても怖いですね!」
P「じゃあこれに懲りて――
ちひろ「次は誰が来るんでしょうね!」
P「」
終われ
407: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 02:28:33.68 ID:TMTDpTjc0
高森藍子(16) B:74 AAカップ
ttp://iup.2ch-library.com/i/i0746677-1348160240.jpg
ttp://iup.2ch-library.com/i/i0746678-1348160240.jpg
ガチャッ
藍子「おはようございますっ♪」
ちひろ「あ、藍子ちゃん……おはようございます」
藍子「……? どうしたんですか?」
ちひろ「い、いえ。なんでもないのよ……なにも……」
藍子「そうですか……?」
ちひろ「えぇ……だから、気にしないで……」
藍子「……」スッ
ちひろ「……?」
藍子「……」スタスタ…
ちひろ(……給湯室のほうへ……? なにかしら……)
410: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 02:33:48.61 ID:TMTDpTjc0
ちひろ(……あ。戻ってきたけれど……お茶……?)
藍子「……」コトッ
ちひろ「あ……これは……」
藍子「……ちひろさん。私が口を出していいことかわからないから、首を突っ込んだりはしません」
藍子「でも、もし。私に何かできることなら……相談、してくださいね?」
ちひろ「藍子ちゃん……やっぱりあなたは優しい子ね……」
藍子「いえ、私なんて……プロデューサーさんに見つけてもらえなかったら普通の女の子でしたから」
ちひろ「……あなたには、聞かせておいた方がいいかもしれないでしょうね」
藍子「いったい、何が……?」
ちひろ「プロデューサーさんの、ことなの」
藍子「プロデューサーさんの……?」
412: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 02:39:10.74 ID:TMTDpTjc0
ちひろ「――ってわけで……いわゆる、枕営業ですね」
藍子「……そんな……!」
ちひろ「私も、止めたんだけれど……それでも。みんなの仕事の確保と、守るためならって譲らなくて……」
藍子「……」
ちひろ「藍子ちゃん……?」
藍子「プロデューサーさん、どこにいるかはわかりますか?」
ちひろ「確か今は……営業……いえ、そろそろ帰ってくるころじゃないでしょうか?」
藍子「わかりました……少し、お借りします」
ちひろ「えーっと……はい、どうぞ?」
藍子「私も、お仕事の時間までには戻りますから……いってきます」
ガチャッ バタンッ
ちひろ「……ほほう?」
415: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 02:43:48.93 ID:TMTDpTjc0
P「ふぅ……もう秋なのに暑い……ってあれは」
藍子「あっ、プロデューサーさん」
P「藍子……なんでまた事務所の前に? 中で待っていてもよかっただろうに」
藍子「すみません、少しでも長く一緒にいたくて……お時間、いいですか?」
P「ん、まぁ……大丈夫だけど……」
藍子「ありがとうございます……それじゃあ、いつもの公園まで。少しお散歩しませんか?」
P「あぁ、いいな。久しぶりだ」
藍子「そうですね……いきましょう?」キュッ
P「ちょ、ちょっと……」
藍子「ほら、おいていっちゃいますよ?」グイッ
P(手を握ってひっぱるなんて、藍子らしからぬ積極さだな)
416: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 02:46:54.39 ID:TMTDpTjc0
P「ふぅ……ん、もう公園か……」
藍子「そうですね……」
P「……藍子? なにか悩みでもあるのか?」
藍子「あ、いえ……その……」
P「……?」
藍子「……ちょっと、歩きながら。お話しましょう」
P「あぁ、いいけれど……」
藍子「……」
P「……」
藍子「……あの、プロデューサーさん?」
P「なんだ?」
417: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 02:53:25.19 ID:TMTDpTjc0
藍子「今日の風、あんまり気持ち良くはないですね」
P「あぁ、なんだかじっとりしてるなぁ……」
藍子「でも……私、こういう日もあっていいと思うんです」
P「……?」
藍子「あ、えっと……こういう、パっとしないような日もあると思います」
藍子「だけど、そんな日だって大切な1日なんです」
藍子「ゆっくりすごしてやりすごしても、そんな日だからこそ身体を動かすのも、こうやってお散歩するのも……」
藍子「だから、その……プロデューサーさん。休むのも、お仕事ですよ?」
P「休み、か……うーん、言われてみればあんまりとってなかったかなぁ……」
藍子「そうですよ! だから、そんな……やめてくださいなんて、私が言っちゃダメなのかもしれませんけど」
藍子「ま、枕営業は、よくないですよ!」
P「ブフォッ!?」
419: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 02:57:59.28 ID:TMTDpTjc0
P「あ、藍子? 昼間の公園で何を……!?」
藍子「す、すみません! 確かに一気に有名になれるのかもしれません、でも私はプロデューサーさんと一緒なら地道なお仕事でも……」
P「そうじゃなくて、その、枕とか……」
藍子「え、あ……ちひろさんから聞いて……」
P「あんの事務員なにやってんだぁ!?」
藍子「ち、違うんです! 私が聞きだしちゃって……」
P「違う! 俺はそんなことしてない!」
藍子「えっ?」
P「だから、ドッキリなんだよ! はめられた……俺がいないところでまでやってるなんて……!」
藍子「えぇぇぇっ!?」
420: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 03:03:17.85 ID:TMTDpTjc0
藍子「は、恥ずかしい……!」カァァ…
P「いや、でも……藍子が心配してくれて嬉しかったよ」
藍子「でも、その、あの公園もういけませんよぉ……」
P「ははは……うん、ほら……今度別のいい感じの公園探そう? な?」
藍子「……いいんですか?」
P「いいとも。元気も出たしな……心配かけてすまなかった。だけど仕事は実力で取れてるものなんだ、誇っていい」
藍子「そうですか……はい、ありがとうございますっ! お仕事、とっても楽しいです!」
P「そういってくれるとプロデューサー冥利に尽きるなぁ……よし、事務所に戻ってちひろさんをとっちめるか!」
藍子「あ……そうですね、今回のはちょっぴり怒りましたよ! 競争しますか?」
P「ははは、いいぞ? それじゃあ……だーっしゅ!」
藍子「だーっしゅ!」ダダダッ
P「あ、あれ!? めちゃくちゃ速……そうか茜のランニングにいつも付き合ってるからか! ちょ、ちょっと待って! できればもう少しペースを! 藍子、藍子ぉー!」
藍子 終わり
441: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 05:44:20.72 ID:706wUbPz0
保守がてら…
楓さんのも読みたいなー(チラッ
P「まだ続けるんですか」
ちひろ「こういうちょっとしたことが新しい市場を開拓するんですよ!」
P(駄目だこいつ早く何とかしないと…搾取はやまないっ!)
ガチャ
ちひろ(誰か来ましたよ!打ち合わせ通りにお願いしますね!)ヒソヒソ
P(だが運命がそれを許さない…!!)
???「お、おはよう…ごさいます…」
442: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 05:51:50.79 ID:706wUbPz0
P「お、おう…輝子か、おはよう」
☆輝子「あ、はい、キノコもいますよ…お話し…します?」
P「すっすまん、輝子。急な仕事が入って、ちょっと出てくるな」
ちひろ「そんな!プロデューサーさん…ッ」
P「(演技派だなぁ…えっと…)良いんです、ちひろさん。もう決めたことですから…」ダッ
バタン
☆輝子「あ、あの、ちひろさん…」
ちひろ「あ…あぁ、輝子ちゃん…おはよう…」
☆輝子「え、えと、P…プロデューサーど、どうかしたん…ですか?」
ちひろ「…あのね、プロデューサーさんには口止めされてたんだけど――」
☆輝子「…?」
―――――――
P「大丈夫かなー…」
―――――――
444: 支援thx 2012/09/21(金) 05:59:03.62 ID:706wUbPz0
☆輝子「ま、枕営業…?」
ちひろ「そうなの…輝子ちゃん、新人だけど人気出て来てお仕事も増えたでしょう…?」
☆輝子「出番………増えた」
ちひろ「確かに今は輝子ちゃんの実力でお仕事が来るわ。でも、その、売れる為のきっかけが難しいの…それでプロデューサーさんが…」
☆輝子「そんな…P…友達なのに…」ガクッ
ちひろ「輝子ちゃん!? 大丈夫っ?」
☆輝子「…ちひろさん、Pは、プロデューサーは今…何処に」
ちひろ「…ここで営業、する…予定よ」カサッ
☆輝子「…この紙、借りて良いですか?」
ちひろ「良いけど…どうするつもり?」
☆輝子「…と、友達を助けに」タタタッ
バタン
ちひろ(衣装室…?)
445: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 06:08:13.42 ID:706wUbPz0
――――――――――
☆輝子「キノコ…ち、力を貸し、て」パクッ
モグモグ
★輝子「…フ…フフ…フヒ…フヒヒヒヒフハハッアッハッハ!!!ゴートゥヘーーールッ!!!」
★輝子「アッハッハッハ!シイタケ!エリンギ!ブナシメジ!キノコ!」
――――――
キノコ!キノコ!キノコ!
ちひろ(なんだか衣装室が騒がしいけど…)
バァン!!
ちひろ「!?」
447: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 06:11:31.24 ID:706wUbPz0
★輝子「フヒヒヒヒ…ち、ちひろさん…ちょと出てくるぜぇ!!」
ちひろ(LIVEモードになってる!?)
ちひろ「あ、輝子ちゃ…
ガチャ
P「すんませんしたぁぁぁぁああああ」ドゲザー
★輝子「!!??」
P「ごめん、ごめんなぁぁぁぁぁああああ」ダキッ
★輝子「え?…え??」
P「ドッキリなんだよぉぉぉおおお」
448: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 06:12:54.86 ID:706wUbPz0
★輝子「ど、ドッキリ?」チラッ
ちひろ「テヘペロ」
★輝子「」
P「ごめんな…ごめんな…」
★輝子「な、な…夢? そうか、これ、夢…キノコの…」
P「て、お前またキノコを…ッ」
★輝子「」フラッ
バタッ
P「ちょ、おい輝子!輝子!輝子ー!?」
――――――
――――
――
450: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 06:25:32.91 ID:706wUbPz0
☆輝子「……ン…」ムクリ
☆輝子「…?」キョロキョロ
☆輝子(事務所?のソファー? あれ? 私、Pの為に…キノコで…えっと…)
P「輝子!起きたのか!」
☆輝子「あ、P…」
P「大丈夫か? 急に倒れたからびっくりしたぞ」
☆輝子「P…枕営業…は?」
P「ま、枕営業!? 誰がお前にそんなことを!! まさかちひろさんか!?」
☆輝子「ぷ、プロデューサーが枕、するっ…て…」
P「俺が、か? まさか、いくら輝子の為だったとしてもそんなことは絶対にしないよ。実力で勝負するって言ったろ?」
☆輝子「……」コクリ
451: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 06:27:44.51 ID:706wUbPz0
P「枕なんて、悪い夢でもみたんじゃないのか?(枕だけに) もう少し時間あるからまだ横になってていいぞ」
☆輝子「あ、はい…」
P「じゃ、時間になったら起こしに来るからなー」
パタン
☆輝子(あ、あれは…夢? 幻覚…だったのかな?)チラッ
☆輝子「!!」
☆輝子(キノコが…減ってる…! 夢、じゃなかった…!)
終われ
462: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 08:00:02.60 ID:706wUbPz0
しょうがないにゃあ…
スタドリ呑んで来たから暫くは持つ
ちひろ「次は誰でしょうね!」
P(誰かこの人止めて)
P「もうこんな時間ですし、誰も…」
ガチャ
P(oh…)
???「…はぁ…お疲れさまで~す…」
P(このやる気がない声は…)
466: >>463誰だっけ? 2012/09/21(金) 08:13:18.52 ID:706wUbPz0
P「杏、挨拶は、おはようございます、だろ」
杏「…お疲れ様でしたぁ」
P「待て帰るな。まだ仕事あるだろ」
杏「…最近、プロデューサー頑張りすぎじゃない? なんか目の下に隈できてるみたいだし…」
P「はは、そんなこと、ないぞ…」
杏「やっぱり元気ないよ。無理せず今日は休もうよ!」
P「気遣ってくれるのは嬉しいが便乗してサボろうとするのはダメだ」
杏「プロデューサー、疲れた時はお互い様だよ」
P「いい言葉だな。だが杏、お前は来たばかりだろ」
杏「(…逃げる隙がない)」
471: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 08:27:26.22 ID:706wUbPz0
P「あぁ、でもちょっと休むかな。もうすぐ…営業だしな」
ちひろ「プロデューサーさん…ッ」
杏「? 杏、今日営業だっけ?」
P「…いや、俺だけで営業だ。スマンが今日の仕事は一人で行ってくれ」
杏「!! そっかお仕事なら仕方ないよね~」
P「…俺がいないからってサボったり、手を抜いたりするなよ」
杏「……(汗」メソラシ
P「折角、杏の為に取ってきた仕事だからさ…な?」
杏「ぅ…」
P「ちゃんと出来たら飴やるよ」
杏「…!!」ピク
杏「あ、杏は飴なんかじゃ動かな…
P「ほら、先払いだ」コロン
472: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 08:35:29.78 ID:706wUbPz0
杏「!?」ガタッ
P「仕事前にひとつ、無事に終わったらもうひとつやる…どうだ?」
杏「杏、頑張りま~す☆」
P「ハハ、じゃあ俺はちょっと休んどくから…後は任せるな」
杏「きらっ☆」
バタン
ちひろ「…プロデューサーさん…」
杏「…ちひろ、プロデューサー…なんか合ったの?」コロン
ちひろ「…ッ」
杏「ちょっと様子が変だった」
ちひろ「…実は」
―――――
473: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 08:44:26.24 ID:706wUbPz0
――――
杏「枕営業…?」
ちひろ「えぇ」
杏「あ…枕の営業? なんか杏向きのお仕事じゃない? 枕で寝るだけだよね?」
ちひろ「……。」
杏「…マジ?」
ちひろ「…」コクリ
杏「…そんな…なんで…」
ちひろ「杏ちゃんに…」
杏「え?」
ちひろ「杏ちゃんに…早く印税生活をさせてあげたいんだ―ってプロデューサーさん、笑ってたんです…」
杏「」
ちひろ「わたし、そんな顔をするプロデューサーさんを止められなくて…」グスッ
476: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 08:58:01.74 ID:706wUbPz0
杏「……」
ちひろ(さて、どうする…?)グスン
杏「……」タタッ
バタン
ちひろ(アクティブな杏ちゃん…売れるかしら)
――――――
杏「はぁはぁはぁはぁ…はぁはぁ…」ゼィゼィ
P「おー? どうした杏…仕事の打ち合わせか…?」
杏「なんで…」ハァハァ
P「…?」
杏「―ッ…休もう」スゥ
P「どうしたんだ一体、藪から棒に…」
477: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 09:03:46.50 ID:706wUbPz0
杏「プロデューサー、営業なんて休もう」
P「…あのな、杏。営業だって大事な――
杏「枕営業なんて、やめて…休もうよ…」グスッ
P「!…誰にそのことを…ってちひろさんか…」
杏「なんで、そんな…」ヒクッ
P「…楽をするってのはな、大変なんだよ」
杏「…?」
P「お仕事だって向こうからヒョイヒョイ来る訳じゃない。頭下げて頼み込んで―なんて事をしなきゃいけない」
杏「でも、だからって杏、は…」グス
P「俺は早くお前に楽をさせたかった。いつも言ってたろ?夢の印税生活だ」
杏「……」
478: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 09:13:33.25 ID:706wUbPz0
P「楽をしたいのに苦労なんてしたくないだろ?だから俺が
杏「いやだ…そんなの違う、間違ってる…!」
P「違わないよ。杏、お前は何も心配しなくていいんだ」ナデナデ
杏「…がんっばるっ…あんず、もっと、おしごとがんば、るからぁっ」グスッヒック
杏「ぷろ、ぷろでゅーさーが、こんなこと、しなくてもいいっように、もっと…がん、ば、るから」
P「…大変だぞ? しんどいぞ?」
杏「あんず、なんでもする、からっ」
P「そうか、頑張ってくれるか」ニヤ
杏「う、ん…?」
P「もう、飴も強請らないよな」ニヤニヤ
杏「…ん?」
479: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 09:21:02.42 ID:706wUbPz0
P「ちひろさん、今の聞きました?」
ちひろ「はい!ばっちりですよ、プロデューサーさん!」
杏「」
P「杏ー…?」ヒラヒラ
ちひろ「あ、ネタばらしがまだでしたね!はい、ドッキリ大成功!」ドン
杏「」
P「スマンな、杏。俺の営業の話な、あれは嘘だ」
杏「」
ちひろ「プロデューサーさん、そろそろ…」
P「あ、そうですね、ちょうど良い時間に…杏、仕事行くぞー」
杏「」
杏「え…?」
P「お仕事、頑張ってくれるんだろ?」ニィ
481: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 09:32:29.88 ID:706wUbPz0
――――――
P「杏、悪かったよ。なんか途中でノリノリになっちゃったって言うかな…」
杏「」ムス
P「いや、ほんと、悪乗りが過ぎた。ごめん」
杏「……飴」ムスッ
P「え?」
杏「くれるって言ってた飴、舐めたい」
P「あぁ、でも仕事はこれからじゃ…」
杏「今日は帰ろうかな~」
P「…わかったよ、でもすぐに噛み砕くとかしろよ、もう仕事なんだから」
杏「ん…」コロン
484: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 09:48:37.52 ID:706wUbPz0
P「よし、着いたぞ、飴、食べ終わったか?」
杏「…プロデューサー」
P「ん?」
杏「ちょっと屈んで」
P「お、おう?」
チュッ
P「ムグッ!?」コロン
杏「私を騙した罰だっ」ダッ
P「…甘ぇ」コロン
終わる
426: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 03:18:42.97 ID:TMTDpTjc0
池袋晶葉(14) 天才ロボ少女
ttp://iup.2ch-library.com/i/i0746697-1348164590.jpg
ttp://iup.2ch-library.com/i/i0746698-1348164590.jpg
ガチャッ
晶葉「おはよう、助手よ!」
P「ん、晶葉……おはよう」
晶葉「……どうした? 顔色が悪いぞ?」
P「は、ははは……ちょっと寝不足でな。ごめんごめん」
晶葉「おいおい、なにをやっているんだ……それじゃあ助手失格だぞ?」
P「うん、気をつけるよ……ちょっと外出てくる」
晶葉「あぁ、気をつけるんだぞ? 最近は物騒なことが多いから……」
P「あぁ、わかってるって……じゃ」
ガチャッ バタン
晶葉「ふむ……どうしたんだ? 妙に生気が無いというか……」
428: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 03:28:52.53 ID:TMTDpTjc0
ちひろ「晶葉ちゃん……」ヌッ
晶葉「うわわっ!? ち、ちひろ女史、急に何を……」
ちひろ「ごめんなさい、驚かせちゃいましたね……その、お話したいことがあるのですけど……」
晶葉「話……?」
ちひろ「……プロデューサーさんから、止めれているけれど。このままじゃ見ていられなくて……」
晶葉「……それはつまり、プロデューサーの身になにかが起きているということか?」
ちひろ「えぇ、晶葉ちゃんならきっと解決できるって思うんです」
晶葉「私なら、か……まかせろ。助手の悩みは私の悩みに等しい! できないものなど、あんまりないこの私にかかればどんなことでも解決してみせよう!」
ちひろ「じゃあ、その……」
晶葉「いったいなんだ? 体力か? 移動手段か? それとも、記憶力……GPS付きの飛行マシンでも……」
ちひろ「……ょうなんです」
晶葉「……なんだって?」
ちひろ「その、プロデューサーさんが枕営業をさせられているんです……」
晶葉「」
498: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 11:39:29.37 ID:TMTDpTjc0
晶葉「は……まくら?」
ちひろ「はい。枕営業を……」
晶葉「……それはつまり、私に安眠できる寝心地のいい枕を作らせてそれを助手が売り払うという……」
ちひろ「いえ、プロデューサーさんが身体を売ってるんです」
晶葉「……」
ちひろ「晶葉ちゃん?」
晶葉「あ、あぁ……なるほど。我が助手が醜悪なおばさんに無理やり身体を……」
ちひろ「男です」
晶葉「は?」
ちひろ「男を掘ったり掘られたりしているんです……」
晶葉「」
499: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 11:48:49.14 ID:TMTDpTjc0
晶葉「おと……男? 男と、枕営業?」
ちひろ「はい……それで、皆の仕事を……」
晶葉「す、すまないが、ちょっと整理する時間をくれ……私の理解の範疇を超えてる……」
ちひろ「わかりました……」
ガチャッ バタン
晶葉「い、いったいどういうことだ……」
晶葉「というか、男相手に枕営業だって? まったくわけがわからない……!」
晶葉「女相手だったとしても、驚くが……というか……いや、枕営業なんておかしいじゃないか……」ブツブツ
晶葉「やめさせる手段は……しかし、無理やりされてるんだとすれば……」ブツブツ
晶葉「私が口を出すだけでやめるとは思えない……だけど、そんな汚され方は耐えられない……いったい……」ブツブツ
晶葉「……そうだ……そうだ、私ならなんとかできるじゃないか!」
晶葉「さっそくプロデューサーを探さねば!」
501: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 12:05:13.38 ID:TMTDpTjc0
P「……」
晶葉「助手よ!」
P「あ、晶葉……どうしたんだ?」
晶葉「その、お前が……枕営業をしているという話を聞いたんだ」
P「……ちひろさんから、か……」
晶葉「嘘じゃない、のか?」
P「……」
晶葉「……そう、か。私達のためだというなら、もうやめてくれないか……?」
P「……しかし……」
晶葉「……ダメ、か……なら……」
P「……?」
晶葉「私にも、考えがある」
502: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 12:08:27.19 ID:TMTDpTjc0
P「晶葉……何を……?」
晶葉「……」
P「ちょ、ちょっと……なんでにじり寄ってくるんだ……?」
晶葉「……脱げ」
P「は?」
晶葉「だ、だから! 脱いでくれといってるんだ!」
P「ぬぐ……?」
晶葉「服を脱いで、裸になってくれ」
P「」
503: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 12:19:31.72 ID:TMTDpTjc0
P「晶葉、お前何を言って……」
晶葉「いいから脱ぐんだ!」
P「いやいや、ちょっと待て晶葉。落ちつこう、な?」
晶葉「安心しろ……私の技術力なら、助手を正確に再現したロボを作ることだって不可能ではない……!」
P「へ?」
晶葉「そうすれば、そういった営業はそのロボ助手に任せられるだろう? だから……」
P「あ、あぁ……なるほど……」
晶葉「そのためには、サンプルが必要なんだ……さぁ、脱いでくれ!」
P「晶葉……お前……」
晶葉「た、確かに実物を見るのは初めてだが……知識は持っている、大丈夫だ、大丈夫だから……」
504: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 12:23:25.94 ID:TMTDpTjc0
P「……ありがとう。晶葉」
晶葉「礼はいいから、私の覚悟が揺らがないうちに……」
P「ドッキリなんだ、これ」
晶葉「は?」
P「ドッキリです」
晶葉「ドッキリ……ドッキリ?」
ガチャッ
ちひろ「てへっ☆」
晶葉「……」
P「いや、うん……流石晶葉だな。冷静に対処できるとは……」
晶葉「……」ジワッ
P(あ、あかん)
506: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 12:30:00.70 ID:TMTDpTjc0
晶葉「わ、私が……どんな覚悟で、脱げと言ったと思ってるんだ……!」
P「え、いや、その……」
晶葉「知識で知っている標本と、生きている人間は別物なんだぞ!?」
P「ご、ごめんなさい」
晶葉「だいたい、タチが悪いにもほどがあるだろう!? 自分の大切な相手が枕営業しているだなんて……」
P「晶葉……そこまで思ってくれてたなんて」
晶葉「しかも相手が男だなんて! まったく、理解の範疇を超えている!」
P「は?」
晶葉「ん?」
P「男と枕営業?」
晶葉「そういう設定じゃなかったのか? ちひろ女史からはそう聞いたが」
P「……ちひろさん?」
ちひろ「ぺろっ☆」
508: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 12:36:14.74 ID:TMTDpTjc0
ちひろ「いやぁ、晶葉ちゃんのリアクションが思っていたよりも冷静だったので揺さぶろうと思ってつい」
P「つい、でなにいってんだあんたは!?」
ちひろ「失敬失敬☆」
P「全然反省してないな!?」
晶葉「……は、ははは……なるほど。助手も想定外だったネタだったわけだ」
P「晶葉……」
晶葉「さてはこの話自体を考えたのも、ちひろ女史だな?」
P「そうだけど……」
晶葉「……」ガチャッ
ちひろ「……あ、晶葉ちゃん? その物騒な銃はなんですか……?」
晶葉「なに、今の私の科学力でガンツガンを作れるか試してみたんだがね……」
ちひろ「ひっ!?」
晶葉「ちょっと、生体実験につきあってもらおうか!」
ちひろ「お、おたすけー!?」
P「は、ははは……」
509: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 12:42:00.11 ID:TMTDpTjc0
ちひろ「きゅぅ……」
晶葉「スタンガン程度の威力がやっとか、なるほど……」メモメモ
P「その、晶葉……」
晶葉「……」
P「すまん! ドッキリとはいえ、こんな……」
晶葉「……本当に、そういった営業はしていないんだな?」
P「それはもちろん! 俺もしてないし、絶対にアイドル達にもさせないさ!」
晶葉「そうか……」
P「アイドル達に手を出されるぐらいなら俺が、ってなるかもしれないけどな、なんて……」
晶葉「……冗談でも、笑えないぞ?」
P「あ、すまん……」
晶葉「もしそんなことになりそうなら……私に任せてくれ。そういった機能まで含めて遜色ないロボを作ってみせるから」
P「それは頼もしいなぁ……はは、じゃあ頼もうかな?」
晶葉「あぁ、任せておけ……サンプルも、とる覚悟はできているから……」
P「……んん?」
513: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 12:51:21.87 ID:xuoPbltvO
晶葉おわりっ
きらりは寝てる人に任せるとして、適当なとこ見繕うの結構大変だ
書きたい人いたらどうぞ
またさるった……
526: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 14:03:03.35 ID:OnnSngrY0
P「まだやるんですかコレ」
ちひろ「まだまだ! 何ですかさっきから泣き言ばっかり。スタドリ飲みますか?」
P「結構です……」
ちひろ「さて次は誰でしょうかね!ワクワクしてきますねぇ!」
P「もう堪忍してぇ」
ちひろ「あ、誰か来ましたよ。ささ、プロデューサーさんは会議室のほうへ」
ガチャ
東郷あい(23)「おはよう。おや、ちひろくん一人かい?プロデューサーくんもいるかと思っていたのだが」
529: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 14:12:45.40 ID:OnnSngrY0
ちひろ「プロデューサーさんなら会議室のほうに…あ、でも今は一人にしてあげたほうが……」
あい「ん?これはまた酷く陰鬱じゃないかちひろくん。プロデューサーくんを一人にしたほうが…って…」
ちひろ「……あっ」
あい「……何か、あったのかい。もしかして…プロデューサーくんに、か?」
ちひろ「……いえ、別に何も、ないですよ」
あい「……そうか。なら彼に聞くとしよう。会議室だったね?」
ちひろ「やめてっ!!」
531: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 14:16:03.28 ID:OnnSngrY0
あい「……ちひろくん」
ちひろ「あ…」
あい「ちひろくん、なぜ目をそらすんだい。ほら、こっちを向いて…」
ちひろ「……」
あい「私の目を…見るんだ」
ちひろ「あ……」
あい「…話して、くれるね」
ちひろ「……は、はい……」
P(……)ジー
P(……すごいな)
533: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 14:26:40.83 ID:OnnSngrY0
あい「……枕営業、だって?」
ちひろ「はい…でも、あいさんには秘密にしておいてくれって…言って……、でも…!私っ…は…!そんな…っ」
あい「……そうか。最近よく仕事が入ると思ったら……そういうことだったのか」
ちひろ「ごめんなさい…私、止めたんですけど、あいさんの魅力を皆に伝えたいんだって…その為ならって…」
ちひろ「……さっき帰ってきたプロデューサーさんの笑顔、思い出したらっ…!悲しく…っ、ヒッ、なってきちゃって…!」
あい「ああ、泣かないでちひろくん。とりあえずこれで涙を拭いて…」
ちひろ「あ、ありがとう…ヒック…ございます」
あい「…まったく、こんな素敵な女性を泣かせるなんて、悪い男だねプロデューサーくんは」
あい「彼は会議室にいるんだよね。ちょっと行ってくるよ、ちひろくん」
ちひろ「!ま、待って…」
あい「…待たないよ、ちひろくん」
あい「私は怒っているんだ」
バタン
ちひろ(…………や、やりすぎた、かしら?)
535: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 14:33:17.71 ID:OnnSngrY0
バァン!
あい「プロデューサーくん!いるか!」
P「!…あ、ああ。あいさん。おはようございます。どうですか調子のh」
あい「おはようプロデューサーくん。早速だが君に聞きたいことがある」
P「……何でしょうか?」
あい「…!!君の隠し事の話だよ!話は全部ちひろくんから聞いた!」バンッ!
P「……ああ」
あい「何故だ!何故そんなことをしたんだ!!」
P「……アイドルの活動期間は限られていますから。手っ取り早い方法を取った、というだけのことですよ…」
あい「!」カァッ
あい「ふざけないでくれ!!誰がいつそんなことを頼んだって言うんだ!?誰がだ!!」
P「あいさん…これは僕が勝手にしたことです。あいさんが気にする理由は…」
あい「こ、この…!」ガタッ
P「う、うわっ!」ムンズ
ガッシャーーーーン
536: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 14:37:45.72 ID:OnnSngrY0
会議室のドアの外
ちひろ(胸倉掴んで押し倒した!?うわーっ、ヤバイヤバイヤバイ!)
ガチャ
ちひろ「ストップ!ストーップ!あいさんちょっと落ち着いて!」
P「いっつつつ…」
ちひろ「だ、大丈夫ですか!?プロデューサーさん?」
あい「……結局」
P「え?」
ちひろ「え?」
あい「結局私は信用されてなかったんだな……」
あい「私は君と一緒ならトップアイドルになれると信じていたのに…君はそんなこと少しも信じていなかったんだ…だから」
537: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 14:40:13.73 ID:OnnSngrY0
P「い、いや、そんなことは…」
あい「フッ、滑稽だな、私は。誰よりも自分の魅力に自信があったつもりで…」
あい「誰よりも伝えたかった相手に…誰よりも伝わっていなかったなんて……」
あい「今ほど……自分を無力だと、思ったことはない…よ……」ポロッ
P「あ、あいさん?」(な、涙?)
あい「く、く…うぐ、ぅ…ぅぅぅぅぅぅぅぅぁぁぁ」ボロボロ
あい「ぁぁぁぁぁ……ぅぁぁぁ」
ちひろ(あのあいさんが、プロデューサーさんの胸に顔を埋めて泣いてる…)
あい「ぅぅぁぁぁぁ」
ちひろ(そんなにまでプロデューサーさんのこと……)
538: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 14:42:29.33 ID:OnnSngrY0
P「」
P「」オロオロ
ちひろ(え?何ですかプロデューサーさん?口パク?……ボ、ス、ケ、テ?い、いやですよ!死んじゃう!)
P「!!」パタパタパタパタ(なんか凄く必死なジェスチャー)
ちひろ(ううう……も、もう、どうにでもなーれ!せーの!)
ちひろ「どーーー☆ーーーん!!」ドーーーン
あい「ぅぁっ!わわ。……えっ?」
ちひろ「あっ あいさん!どっ、ドッキリ!だーいせーいこぉーう!!」
あい「…ぅえ?な、何?」
ちひろ「ドッキリですよ!ドッキリ!うちには枕営業なんて事実はございません!まんまとだまされましたね!あはは、ね!プロデューサーさん!?」
P「あ、は、はい。そ、そうなんですよーあいさんドッキリなんです!あはっ あははははは」
あい「……………………」
あい「……………………………………ほう」
P・ちひろ「ひぃっ!」
541: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 14:52:21.68 ID:OnnSngrY0
P「ひゅいまへんへひた」
ちひろ「すいませんでした」
あい「良し。いや、全然良くはないが…とりあえずは、だ。大きな貸しだぞ、二人とも」
P「ひゃい」
ちひろ「はい」
あい「まったく。よく考えたらわかりそうなものだったんだ…私の魅力を持ってして枕営業なんて必要ないのは当然じゃないか」
あい「…さて、とりあえずこれで解散するが…プロデューサーくん」
P「ひゃい」
あい「君はこの後の私のレッスンについてくるように」
542: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 14:53:49.80 ID:OnnSngrY0
P「ひぇ?なんれれすか?」
あい「君には私の魅力について再教育が必要だと思うんだ。二度とくだらない考えを起こさぬよう、徹底的に、ね」
あい「そ、そしてだ」
P「?」
あい「…私がなぜそれをするのかということを…よく考えてほしいんだ…」
P「ひゃ、ひゃい」
ちひろ(あいさん意外…なんだか可愛)
あい「…ちひろくん」
ちひろ「ひぃっ!」
おわり
548: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 15:06:30.70 ID:OnnSngrY0
東郷さんって外見はクールだけど中身はパッションだと思うんだよね
俺の中では二枚目通り越して三枚目カワイイ そんな感じ
そんなSSを探していたらひとつもなかったので書いたってわけさ
557: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 15:34:05.07 ID:C7M84UFZ0
長富蓮実16歳
画像はない
P「で、まだやるんですね?」
ちひろ「もちろんです♪」
P「さすがに精神的疲弊がハンパないんですが」
ちひろ「エナドリ1本100モバコインですよ!」
P「………遠慮します」
ガチャ
ちひろ(あ、誰か来ましたよ)
P(どうにでもなれ…)
蓮実「おはようございます」
558: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 15:35:55.71 ID:C7M84UFZ0
蓮実(あれ、誰もいないのかな?)
P「………とにかく…もう後には……」
ちひろ「でも…他になにか…」
蓮実(プロデューサーとちひろさんの声?)
ちひろ「そんなことしても蓮実ちゃんは………」
蓮実(私…?)
P「勿論、本人には秘密n
蓮実「プロデューサー?」
P「蓮実!?」
ちひろ「蓮実ちゃん!?」
562: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 15:37:55.10 ID:C7M84UFZ0
蓮実「いま、私の名前が聞こえた気がしたんですが…」
P「いや、スケジュールの確認をな。蓮実は今日はダンスレッスンだったな」
蓮実「あ、はい!やっと憧れのアイドルになれたんです、頑張りますね!」
P「………ああ、頑張ってくれ」
ちひろ「…………」
蓮実「…どうか、したんですか?」
P「なんでもないんだ。俺はちょっと営業に行ってくるが蓮実なら一人でも平気だな」
蓮実「わかりました!私は大丈夫です。行ってらっしゃい、プロデューサー」
P「うん、じゃあ行って来ます」
ちひろ「あ………」
ガチャ
563: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 15:39:16.70 ID:C7M84UFZ0
蓮実「………ちひろさん?」
ちひろ「…………」
ちひろ「本当は、言わない方がいいんだろうけど」グス
ちひろ「最近、蓮実ちゃんの仕事が少しずつ増えてきたわよね」
蓮実「はい!幼い頃から憧れていた職業ですから、凄く嬉しいです!」
ちひろ「………そうね」
蓮実「島根の母も喜んでくれてて。早く地元のテレビでも私が見られるように頑張ります!」
ちひろ「それが、誰かの犠牲の上だとしても…?」
蓮実「犠牲って…」
564: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 15:40:30.49 ID:C7M84UFZ0
ちひろ「プロデューサーさん……枕営業をしてるの」
蓮実「ま…くらって………え?」
ちひろ「本当はもっとみんなに注目されるべき女の子なのに……って」
ちひろ「自分の力が及ばないから、これしかないんだ…って言って………」グス
蓮実「そんな………プロデューサー!!」ダッ
バタン!
ちひろ(………………フッ)ニヤリ
蓮実「プロデューサー!!」
P「蓮実!?」
565: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 15:41:36.16 ID:C7M84UFZ0
蓮実「はぁ…はぁ………プロ……デューサー………!」
P「落ち着け、走ってきたのか?」
蓮実「私……そんなことして貰った仕事なんて、嬉しくないです!」
P「なんの話だ?」
蓮実「ちひろさんに聞きました」
P「…!?……そうか」
蓮実「トップアイドル目指せるって、ファンの皆に可愛がって貰えてるんだって」
蓮実「ずっと夢見てたアイドルになれたんだって………!」
蓮実「喜んでた私がバカみたいじゃないですか!」
P「蓮実……」
566: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 15:42:58.25 ID:C7M84UFZ0
蓮実「プロデューサーがそんなことになるくらいなら」
蓮実「私はアイドルを目指せません!!」
P「……ありがとう、蓮実。お前の気持ちはよくわかった」
蓮実「じゃあ」
P「俺が絶対、お前のことをトップアイドルにしてやるからな!!」
蓮実「……!?だから、わたし………は………?」
ちひろ「」(ドッキリ☆と書かれた紙を掲げている)
P「うお、出たな悪魔、いつの間に」
ちひろ「今さっきです」フフ
蓮実「ドッキリ………なんですか?」
P「ああ」
567: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 15:43:59.56 ID:C7M84UFZ0
蓮実「良かった……良かったぁ………」グス
P「ごめんなぁ、蓮実。あの悪魔の女、千川ちひろのせいで……」
蓮実「私…アイドル、目指していいんですよね?」
P「うん、一緒にトップアイドルを目指そう」
蓮実「…はい!私、精いっぱい頑張りますから、宜しくお願いします!」
ちひろ「ところでトップアイドルを目指すのに欠かせないドリンク類はいかがですか?」ニッコリ
P「あんたはそろそろ大概にしてくださいね」
おわれ
570: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 15:46:47.78 ID:C7M84UFZ0
蓮実ちゃん可愛いのに未だに昇進ないよ悲しいよ
581: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 16:41:30.88 ID:TMTDpTjc0
輿水幸子(14) 自称・カワイイ
ttp://iup.2ch-library.com/i/i0746878-1348212928.jpg
ttp://iup.2ch-library.com/i/i0746879-1348212928.jpg
幸子「おっしごと、お仕事……ふふん、最近はいそがしくて仕方ないですねぇ」
幸子「これもボクのかわいさ故しかたありませんけど! ……ってあれ?」
幸子「なにか……揉めてる……?」
P「……でも、これしかもうっ!」
ちひろ「プロデューサーさんはいいんですか!?」
P「いいんです、俺はあいつらのためなら……」
ちひろ「でも、でもっ……!」
P「いまさら、手遅れなんですよ……もう、慣れましたから、いいんです……じゃあ」
ちひろ「待ってっ……!」
幸子(なんの話だろう……? あ、まずい……プロデューサーさんがこっちにくる!?)
583: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 16:44:24.69 ID:TMTDpTjc0
ガチャッ
幸子「あっ……」
P「幸子……お前、今の話聞いてたか?」」
幸子「話って……なんのことですか?」
P「……いや。わからないならそれでいいんだ、ちょっと出てくるよ」
幸子「は、はぁ……わかりましたけれど……」
幸子「……いっちゃいましたか……」
幸子「……いったい、どういうことなんでしょう……? あっ、ちひろさんに……」
ちひろ「……プロデューサーさん、ごめんなさい……私が……!」ポロポロ
幸子「な、泣いてる……!?」
ちひろ「あっ……さ、幸子ちゃん……!?」
586: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 16:50:26.28 ID:TMTDpTjc0
幸子「どうしたんですか? いったい何が……」
ちひろ「……ごめんなさい幸子ちゃん、私が弱かったからいけないの……!」
幸子「だから、何があったんですか!?」
ちひろ「プロデューサーさんが……」
幸子「プロデューサーさんが?」
ちひろ「……ごめんなさい、やっぱり言えない……」
幸子「もったいぶらないで教えてください。プロデューサーさんがどうしたっていうんですか!?」
ちひろ「……」
幸子「ちひろさん、答えてください!」
ちひろ「最近……」
幸子「……なんです?」
ちひろ「最近、お仕事が増えてますよね……?」
幸子「あぁ、確かに最近は忙しくなってきましたね……まぁ、ボクにとっては簡単なお仕事ばかりですけど!」フフン
ちひろ「……」ギロッ
幸子「な、なんですか……そんな睨まなくても……」
587: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 16:54:36.54 ID:TMTDpTjc0
ちひろ「……ごめんなさい……でも、プロデューサーさんがとってきたお仕事を、そんなふうにいって欲しくないの……」
幸子「い、いや……ほんの冗談のつもりで……」
ちひろ「冗談? 冗談じゃないんですよ! あの人はもうっ……!」グイッ
幸子「ひっ……ちょ、ちょっと、ちひろさん落ちついて……」
ちひろ「もう……う、うぅ……」
幸子「え、えっ……?」
ちひろ「プロデューサーさんは、プロデューサーさんは……!」
幸子「ちひろ、さ……」
ちひろ「うぇぇ……グスッ……ぷろでゅぅさぁさんはぁ……」ポロポロ
幸子「ちょ、ちょっと! 泣かないでくださいよ、いくらボクでも事態が把握できません! 何があったんですか!」
591: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 16:59:15.86 ID:TMTDpTjc0
ちひろ「グスッ……ごめんなさい、とりみだしちゃいましたね……」
幸子「まぁ、別にかまいませんよ……ボクはカワイイだけじゃなく、心も広いので!」ドヤッ
ちひろ「……」
幸子「……ちひろさん?」
ちひろ「はい、なんですか?」
幸子「話してくれますよね。いったい何があったのか……」
ちひろ「……はい。幸子ちゃんには、少し刺激の強い話かもしれないけれど……」
幸子「刺激の強い、ですか……?」
ちひろ「えぇ……最近、お仕事が増えてるでしょう?」
幸子「そうですね……それが、どうしたんですか?」
ちひろ「それが、プロデューサーさんの営業の成果だったら?」
幸子「……へぇ、プロデューサーさんもやるじゃないですか。あんなに大きな仕事をいくつも持ってくるなんて……」
ちひろ「じゃあ、それが通常の営業じゃないとしたら?」
幸子「……はい?」
592: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 17:05:53.87 ID:TMTDpTjc0
幸子「通常の営業じゃない、ってどういう意味ですか?」
ちひろ「……枕営業、です」
幸子「まくっ……!?」
ちひろ「偉い人に、自由にされる代わりに……幸子ちゃんに仕事を、と」
幸子「……」
ちひろ「幸子ちゃん?」
幸子「……すみません、ちひろさん。プロデューサーさんは今どこに?」
ちひろ「プロデューサーさんは……今は、公園でしょうね」
幸子「わかりました……少し出かけてきますね」
ちひろ「……幸子ちゃん……」
幸子「どうしようもないプロデューサーさんを、連れ戻してきてあげますよ! 任せてください!」
ちひろ「……ごめんなさい。お願いします」
幸子「ふふん、ボクにかかれば簡単なことですよ……いってきます」
ガチャッ バタン
ちひろ「……ケータイとりだしポパピプペ……もしもし、プロデューサーさんですか? Aプランでお願いします」
594: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 17:13:36.53 ID:TMTDpTjc0
幸子(プロデューサーさんは……いた、あそこだ!)
P「……はい、もしもし……わかりました。それでは……」
幸子「プロデューサーさん!」
P「あ……はい、すみません。折り返しかけ直させていただきます。それでは」パタンッ
P「……幸子か。どうしたんだ?」
幸子「どうしたんだ、じゃないでしょう? あなたこそこんなところで何やってるんですか?」
P「なにって……見ての通り、営業の電話をかけてただけだよ」
幸子「わざわざ、人気のない公園にまで来てですか?」
P「……何が言いたい」
幸子「率直にいいます……ちひろさんから、聞いてしまいました」
P「そうか、ちひろさんから……」
597: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 17:19:21.09 ID:TMTDpTjc0
幸子「どうしてですか……」
P「……機会が、必要だったんだ」
幸子「機会?」
P「あぁ、みんなの仕事を増やせば、いろんな人の目に触れる。一度いい方向にまわれば、好転し続けるっていうのはわかってた」
幸子「それで……ボク達の仕事が増えるように、身体を売ったんですか?」
P「俺の身体なんか安いものだろ? ……まぁ、俺も抜けられなくなったけど後悔はないよ。幸子たちが、立派にやってける礎になれるなら」
幸子「なっ、そんなの……!」
P「大人の話だ。口を出すな」
幸子「……」ギリッ
P「……わかったら事務所に戻るんだな。俺はさっきの人に電話しなおさないといけないんだ」パカッ
幸子「……そう、ですか」
P「あぁ、そうだ……じゃあな」
幸子「……」
P「はい、もしもし。CGプロの……はい、プロデューサーです。先程は失礼しました……えぇ、はい」
600: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 17:26:50.19 ID:TMTDpTjc0
幸子「……」
P「はい、それで……時間ですか? そうですね、では……」
幸子「貸してください」バシッ
P「なっ、幸子!? 返せ!」
幸子「お願いですか? もちろんイヤです!」
P「このっ……」
幸子「もしもし、どこの馬の骨だか枯れ果てたおばさんだか知りませんけど!」
幸子「この、世界一カワイイボクの所有物であるプロデューサーに手を出すなんて命知らずですね!」
幸子「今だったら謝れば許してあげますから、もう二度とプロデューサーに手を出さないでもらえますか?」
??『……声が若干震えているわよ?』
幸子「ふ、ふん。武者震いですよ。言っておきますが、これ以上プロデューサーさんに手を出すなら、ボクにだって考えがありますからね!」
??『そう……逆にあなたたちが不利になるかもしれないのに?』
幸子「なっ……そ、そんなの全部責任をとります! なんだっていいからプロデューサーさんに手を出すのをやめてください!」
??『……ふふっ、ふふふふふ……』
幸子「な、何がおかしいんですか!」
604: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 17:33:04.34 ID:TMTDpTjc0
??『いやぁ、幸子ちゃん……思っていたよりも、プロデューサーさんのことを大切にしてたんですね……』
幸子「はい? ……あれ? その声は……」
ちひろ『よかったですね、ドッキリです!』
幸子「……どっきり? プロデューサーさん?」
P「……」グッ
幸子「……」
ちひろ『いやぁ、それでも引き留める幸子ちゃんが見たかったのにまさか電話を奪い取って啖呵を切るとは……素晴らしい!』
幸子「……ふ、ふふ……」
P「どうした幸子?」
幸子「ふふーん! 実は全部見抜いたうえでしたことですよ! プロデューサーさん達が喜ぶように、やってみせてあげたんです!」
P「そうかそうか」ニコッ
幸子「なんですかその笑い方は! 不愉快です!」
611: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 17:41:40.33 ID:TMTDpTjc0
P「いやぁ、幸子がこんなに思ってくれてるなんて嬉しいなぁ」
幸子「だから見抜いてたっていってるでしょう! なんですかもう!」
P「はいはい……わかったから」ポンポン
幸子「気安く頭を撫でないでください! まったく……」
P「すまんな……でも、見抜いたうえわざとやったことだとしても嬉しかったのは本当だよ。ありがとな、幸子」
幸子「ふふん、まぁボクの演技力ならそれぐらい容易いことですよ」
P「ははは、そうだな……」
幸子「……あと、念のため聞いておきますけれど」
P「うん?」
幸子「絶対に、こんなことは実際にはありませんよね?」
P「あたりまえじゃないか……なんだ、俺の心配してくれるのか?」
幸子「違いますよ。ボクのかわいさならそんな余計なお世話なくったってトップアイドルになれるから手出しするなっていう意味です」
P「そうか、そうだな……うん。幸子のかわいさを知らしめてやるんだもんな?」
幸子「えぇ、約束ですからね! ボクがカワイイって証明。ちゃーんとついてきてくださいよ?」
さっちゃん おわり
638: ぼちぼち投下(きらりのCD聴きながら) 2012/09/21(金) 18:58:59.24 ID:706wUbPz0
ちひろ「あまあまでしたね!」
P「な、なんのことですか? それより、もうやめましょうよ、こんなこと…」
ちひろ「…まゆちゃんに言いますよ?」ケータイトリダシポパピプペー
P「すいませんマジでシャレにならないんでやめてください」
ちひろ「じゃあはりきっていきましょー!」
P(俺は無力だ…)
ガチャ
???「おっすおっすにょわー☆」
P(この声は――)
641: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 19:12:04.56 ID:706wUbPz0
P(諸星のきらりッ)
きらり「にゃっほーい!きらりだよー☆」
きらり「Pちゃんおっすおっす!」
ちひろ「…プロデューサーさん、わたしやっぱり…ッ」
きらり「にょわ?」
P「(あぁ…今度はそのパターンですか…)もう…決めたことですから」
P「おぉ、きらり、おっすおっす☆」
きらり「Pちゃん、ぎゅーーーーーっ☆」ズンッ
P「ぐおっ…かは、はは、きらりは今日も元気だな!」ガッ
ちひろ(受け止めた…だと!?)
646: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 19:29:35.78 ID:706wUbPz0
きらり「Pちゃんお仕事のおはなしーっ?」ギュウウ
P「ん? あぁ、聞こえてたか、ちょっと、営業の話を、な(胸が顔にッ顔にィッ9292!20cmデカーイ!)」
ちひろ(プロデューサーさん幸せそうに苦しんでる…ッ)ゾクゾクッ
きらり「…Pちゃんちょっと元気なーい! ヤバーい!」
P「そ、そんなモゴ…ないぞフガ!」
きらり「だめーっ! Pちゃんも一緒にハピハピすぅぅぅぅ!」ギュゥゥゥゥゥ
P「!!?!??(ちょっ!?胸!胸ー!無自覚のナイスバディ!)」
ちひろ「きらりちゃん、プロデューサーさんもうすぐ…お仕事なの、だから…」
きらり「ありゃっ、Pちゃん、だ、だいじょぶ?」パッ
P(コレが幸せ固めか…)ピクピク
653: >>648いいIDだな 2012/09/21(金) 19:42:06.07 ID:706wUbPz0
P「( ゚д゚)ハッ!」
きらり「あ、Pちゃん起きたーっ!」
P「お、おう…えっと俺…」
きらり「Pちゃん、ゆるしてにぃ、ちょっとやり過ぎたにぃ…」シュン
P「あ、あぁ、いつものことだし気にするな…それより…」
きらり「Pちゃんやっさしぃー!」
P「それはもういいんだ、ところでなんできらりの顔がそんなに近いんだ?」
きらり「にょわ!?」
P「それに頭の下が妙にやわらか――
ムニッ
きらり「きゃあ!!」
P(膝枕…ッ!?)
ゴッ
P「ぷげらッッ?!」
ズシャァァア
668: 飯代行はお姫ちんでオナシャスまだだけど 2012/09/21(金) 20:22:45.57 ID:706wUbPz0
きらり「あ…ッ!……う、うきゃーPちゃんのえっちぃーっ!」
P「ス、スマン!きらり!」ヒリヒリ
P(くっ…もっと膝の感触を味わっておけば…って俺は何をッ…)
ちひろ「プロデューさん…」チラッ
P「あ、はい…(本題を始めろってことか…)」
きらり「Pちゃんおしごとー?」
P「あ、あぁ…今日はひとりで営業だ」
きらり「きらりもついてくにぃ☆」
P「駄目だ」
きらり「にょわ?」
P「…ッ…今日は俺だけで行かなきゃ行けないんだ、ごめんな」
きらり「そっかー…じゃあPちゃん、みんなをもっときゅんきゅんさせちゃうお仕事とってきてにぃ☆」
P「あ、あぁ…頑張る、よ…」
674: キノコと友達(意味深) 2012/09/21(金) 20:38:46.45 ID:706wUbPz0
きらり「Pちゃん!」
P「ん?」
きらり「きらりんぱわー☆」キュ
P「―ッ」
きらり「元気になったにぃ?」
P「あぁ、元気になったよ、ありがとう…」
きらり「じゃあ、Pちゃん、いつものいくよー!
P「あぁ」
きらり「せーの…」
P&きらり「きらりん☆」
きらり「おっすおっすぱーぺき☆」
P「はは、ありがとな…じゃあ、ちひろさん、準備…してきますね」
ちひろ「!…はい…」
716: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 22:03:54.47 ID:706wUbPz0
バタン
ちひろ「…プロデューサーさん」ポロ
きらり「ちひろさん、Pちゃん…どうしたにぃ?」
ちひろ「いえ…なんでも…ないですっ…よっ…ううっ」
きらり「…教えて下さい」
ちひろ(!?)
きらり「お願いします、ちひろさん」ズイ
ちひろ(きらりちゃん…怖い…)ガクガク
――――
――
―
ガチャ
P「おぉ、きらりどうし―――
―ズン―
P「ヒッ」ビクッ
720: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 22:07:34.74 ID:706wUbPz0
きらり「…」
P「お、い、きらり…?…きらりさん?」
ガッ
P「ぐ…」
きらり「なんで…」
P「!?」
きらり「なんで…何もっ相談してくれなかったんですか…っ」
P「…どう、した、きら…り…言葉遣いが変…だぞ…っ」
きらり「誤魔化さないで下さいっ!」ギリ
P「…っ…聞いたのか…っ」
きらり「はい、ちひろさんから、全て」
P「…あ、の人は…もういい、わかっ…たから…降ろして、くれ…っ」
ドサッ
P「い痛つ…はは、きらりは力、強いな…」
きらり「……」
725: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 22:12:45.91 ID:706wUbPz0
P「ん、そうだな…話す、よ…全部」
きらり「……」
P「ちひろさんの言ってたことな…」
きらり「……ッ」
P「あれな」
P「ドッキリ、なんだ」
きらり「…え?」
P「すまん!この通りだ!」ドゲザー
きらり「嘘…?」ペタン
P「ごめん!きらり!俺は枕なんてしてないから!しないから!」
きらり「…ッ…う、うきゃー!」
P「!?」
きらり「き、きらりん、騙されちゃった、にぃ☆」ジワ
P「…ッ」
730: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 22:24:33.89 ID:706wUbPz0
きらり「じゃ、じゃあ、Pちゃんの元気がなかったの…は…?」
P「罪悪感で胃がどうにかなりそうだっただけだぁぁぁぁぁぁぁ」ドゲザー
きらり「よ、よかったにぃ…ほんとに…よかったにぃ…」じわぁ
P「ごめんよきらりぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ」ぎゅうううう
きらり「きゃ!? P、Pちゃん、ダイターン!うきゃー☆うれしぃー☆」
P(ハピハピすぅぅぅぅぅぅ)
―――――
ちひろ「まことに申し訳ありませんでしたー!!」
きらり「…Pちゃんは本当に無事なんだにぃ?」
ちひろ「はい、その通りでございます!」
きらり「このドッキリを考えたにょわー?」
ちひろ「はい!わたしです!」
きらり「…きらりんぱわー☆」
\ニョワァァァァァ/
732: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 22:28:22.43 ID:706wUbPz0
ガチャ
P「きらり…もう入っても―――
ちひろ「」ボロ
P「ち、ちひろさん!?」
ちひろ「は…は…」
P「なんですか!ちひろさんしっかり!」
ちひろ「はぴは、ぴ…すぅ…」ガクッ
P「ちひろさぁぁぁぁぁぁぁん」
742: 今、プロダクションではちひろさんを救うためスタドリを募集中です 2012/09/21(金) 22:37:48.12 ID:706wUbPz0
――――――
きらり「Pちゃん、本当に大丈夫にぃ?」
P「ははは、普段から鍛えてるからな、ちょっと痛めただけだよ」
きらり「あの時はきらりんもなにをしてるかわからなかったにぃ…きらり反省すぅ…」
P「問題ないよこれくらいならスタドリとエナドリで何とかなるさ」
???「…えい」ツン
P「ッぐお!?」ビシッミシィッ
杏「強がっちゃって、ちょっとは休もうよ」
きらり「あんずちゃん、おっすおっす」
杏「はいはいおっすおっす」
P「あ、あんず…お前…」ガクガク
杏「そんな身体で仕事なんて無理だよ。杏と大人しく休もう」
きらり「Pちゃんだいじょぶー?」
P「お、まえ…仕事だろ…」
杏「プロデューサーがこんなんだから今日はお休み」
745: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 22:45:41.36 ID:706wUbPz0
P「そう…はいくか…」
P「きらり、今日は…杏と、仕事だろ、あとは任せた…な」
きらり「にゃっほーい☆まっかされたにぃ!」
杏「え、ちょ、おま」
ガッ
きらり「うきゃーきらりマジメうきゃー!」どどどどどどど
杏「い、いやだっ!私は働かないぞっ!まて、きらり、降ろせ!高い!降ろせぇぇぇぇぇ」
\にょわー/
ただし、杏は逝く。
終われ。
682: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 20:51:34.39 ID:TMTDpTjc0
櫻井桃華(12)
ttp://iup.2ch-library.com/i/i0747030-1348227863.jpg
ttp://iup.2ch-library.com/i/i0747031-1348227863.jpg
ブロロロ…キィ
桃華「ここまででよろしくてよ……それじゃあ、いってきますわ」
黒服「いってらっしゃいませ、お嬢様」
桃華「ふふっ……わたくしのお仕事も上々。お父様も認めてくださった……」
桃華「それもこれもすべて、Pちゃまのおかげですわ♪ 今度お礼をしなくちゃ」
桃華「何が良いかしら? お茶会、いえ……ネクタイなんかもよろしいですわね……」
桃華「……? あら……なにか、話し声が……」
P「……」
ちひろ「やっぱり、それは……」
P「しかたないんですよ。弱肉強食は摂理です……」
685: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 20:57:56.93 ID:TMTDpTjc0
桃華(……思いつめた表情……いったいなんの話ですの……?)
ちひろ「だからって、なんでプロデューサーさんなんですか? 他にも……」
P「他にも? 他にもってなんですか!」ダンッ
ちひろ「ひっ……」
P「あ……すみません。でも、他に手はないでしょう。アイドルの子達に手を出させるわけには……」
ちひろ「な、なら……それなら、私だって!」
P「ちひろさん……お気持ちは嬉しいです。でもちひろさんがそこまでする必要はありませんよ」
ちひろ「なんでですか? 私だって事務所の仲間でしょう!?」
P「そうですね……だけど、だからこそ。あなたに手を出させたくない……」
ちひろ「プロデューサーさん……」
P「俺が傷つくのは耐えられます、でも……大切な人達が傷つくのは耐えれない……」スッ
ちひろ「あっ……プロデューサーさん……」
桃華(なんなんですのこれは!?)
687: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 21:02:47.21 ID:TMTDpTjc0
P「ちひろさん……」
ちひろ「プロデューサーさん……私は……」
ガチャーン!
桃華「ちょ、ちょちょちょ、ちょーっとお待ちになって!」
P「わ、わわっ……」
ちひろ「きゃっ、桃華ちゃん!?」
桃華「い、いったい何をなさっているのかしら!?」
P「え、いや、その……」
ちひろ「なんというか……」
桃華「ハレンチですわ! はしたない!」
P「は、はは……ごめん。ちょっと出かけるよ」
ちひろ「プロデューサーさん……でも……」
P「いいんです、大丈夫ですから」
689: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 21:07:02.95 ID:TMTDpTjc0
桃華「……」
P「ほら、ちょっと頭冷やしてくるからどいてくれよ桃華……」
桃華「お断りしますわ」
P「いや、なんでだ?」
桃華「Pちゃま、なにか隠し事をなさっているのではなくって?」
P「……そんなことないさ」
桃華「……ちひろさん、いかがかしら?」
ちひろ「それは……その……」
P「ちひろさん!」
桃華「Pちゃまは少し黙っていてくださいまし!」
P「う……」
桃華「さぁ、どうなんですの?」
ちひろ「……プロデューサーさん。言うしか、ありませんよ」
P「……」
691: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 21:13:30.80 ID:TMTDpTjc0
桃華「……枕、営業……?」
P「……」
ちひろ「……はい」
桃華「それは、つまり……どういうことですの?」
P「あー、ほら……安眠できる枕を売って……」
桃華「Pちゃま? 意味はわからずとも、そんなごまかしは聞きませんくってよ」
P「……そうか……そうだな……えっと」
ちひろ「……簡単にいえば、身体を売っているんです」
P「ちひろさん……」
桃華「身体を……?」
ちひろ「えぇ、プロデューサーさんは……自分の身体を自由にさせる代わりに、みんなのお仕事を、と……」
桃華「身体を自由に……身体を……?」
桃華「それはつまり……恋人扱いということですの……?」
P(あ、かわいい)
694: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 21:18:13.71 ID:TMTDpTjc0
P(性知識のない子にしても仕方なかったか……うん、今回は適当にごまかして終わりでいいかな?)
P「まぁ……そんなところだよ。だから気にしなくても……というか、そもそもこれは」
ちひろ「待ってくださいプロデューサーさん!」
P「……ちひろさん?」
ちひろ「これは観念して言うしかありませんよ!」
P「え、だからネタばらしをするんでしょう……?」
ちひろ「いいえ、逃げちゃだめです……されたことを、言いましょう……!」
P(あ、目が悪い輝きを浮かべてる……)
桃華「されたこと……?」
ちひろ「はい、いいですか? 身体を自由にというのは……」
P「ちょ、ちょっとちひろさ……」
ちひろ「プロデューサーさんはしばらく黙っていてください!」クワッ!
696: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 21:22:01.61 ID:TMTDpTjc0
――説明完了――
桃華「は、はれっ、はれんちなっ……!」
ちひろ「だから、私は止めたかったんです……」
P(かわいい……けど……)
桃華「Pちゃま、それは本当ですの!?」
P「それは……」
ちひろ「ごめんなさい、桃華ちゃん……今は、そっとしてあげて」
桃華「ですがっ!」
P「いや、ちひろさ……」
ちひろ「プロデューサーさんも、少し休んでください。ねっ!」
P(こ、こいつっ……!)
697: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 21:26:45.32 ID:TMTDpTjc0
ちひろ「だから、桃華ちゃんもプロデューサーさんを止める説得を……!」
桃華「……」
ちひろ「桃華ちゃん?」
桃華「ちひろさん、その枕営業というのは……絶対に必要なことですの?」
P(目つきが……変わった……!?)
ちひろ「へ? あ、えっと……そうですね。大手からの圧力もあって……」
桃華「ならば、必要な人材はこちらで用意いたしますわ」
ちひろ「人材……?」
桃華「そういった趣味の方が欲しいのならば、お父様にお願いして『用意』していただきます」
ちひろ「え、いや……」
桃華「資金の面もご心配なく……この際ですわ。わたくしのちっぽけなプライドなど捨てましょう」
桃華「櫻井の名を、使います」
P(あかん)
700: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 21:30:22.45 ID:TMTDpTjc0
ちひろ「え、いや……」
桃華「善は急げ、ですわね。まずは電話を……」
P「ス、ストップ! ストップだ桃華!」
桃華「Pちゃま? 何故止めますの?」
P「いや、大丈夫だから! そんなことしなくてもいい!」
桃華「遠慮なんていりませんわ……そういった、汚れが必要ならば。その汚れごと受け入れてみせますから」
P「そうじゃなくて! 俺は枕営業なんてしてないんだ!」
桃華「……はい?」
P「ドッキリだ! ドッキリなんだよ!」
桃華「は……」
701: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 21:35:44.79 ID:TMTDpTjc0
桃華「で、では……Pちゃまは……無事ですの?」
P「うん、ピンピンしてる! 大丈夫だから!」
桃華「その、そういったことが必要だということでは……」
P「無い! ぜんぜん無い! 大手からの圧力? まったくない!」
桃華「……」
P「本当にすまない! 嫌なことを聞かせた上にしかもそれが全部ドッキリだったなんて、悪趣味にもほどがあるよな……」
桃華「ふ、ふふっ……はぁ。一本取られましたわね」
P「桃華……?」
桃華「いいんですの。そんな事実がなかった……それだけでわたくし、安心できましたから」
P「でもだな……」
桃華「男児たるもの、もっと堂々とすべきですわよ? Pちゃま」
P「……すまん」
桃華「それに……これはわたくしの勝手な推測ですけれど……」
桃華「これを考えたのは、ちひろさんではなくて?」
ちひろ「ぎくっ」
703: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 21:42:51.43 ID:TMTDpTjc0
桃華「ふふふ……ずいぶんと面白いお話を聞かせてくださって感謝しますわ、ちひろさん」
ちひろ「あ、あはは……ありがとうございます……」
桃華「今度、我が家にご招待しますわ……ぜひとも、ゆっくり」
桃華「『お話』したいですわね……?」ニコッ
ちひろ「ひぃぃ……!」
P(こわい)
桃華「……とにかく、Pちゃま?」
P「あ、うん?」
桃華「そのような不埒な誘惑……のらないでくださいまし」
P「そりゃあ……うん、大丈夫だよ……」
桃華「わたくしたちの魅力を正しく伝えるというのは、Pちゃまが一番得意だと信じておりますから」
P「……俺が、か?」
桃華「えぇ。あなたのためならばわたくしの私財をなげうつことなどいといませんわ……頼りになさって?」
P「心強い言葉ありがとう……うん、本当にどうしようもなくなったらな」
707: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 21:53:05.41 ID:TMTDpTjc0
桃華「それから、その」
P「どうした?」
桃華「最初に事務所に入る前に、2人がしていたやりとりなのですが……」
P「あ、あぁ……ほら、男が枕営業なんて本当は珍しいからちひろさんには声がかかってないのか? みたいな話題になって……」
P「じゃあ俺が恋人役で、止めてるってことにしようかって……」
桃華「で、では……2人は恋人ではないのですね?」
P「そりゃあまぁ、もちろん」
桃華「そうですの……ふふっ、それならば、よいのですわ」
P「良いって、何が?」
桃華「こちらの話です……まっていてくださいまし、Pちゃま! わたくしの魅力できっと……」
P「きっと……トップアイドル、なってみせるぞっ!」
桃華「……えぇ、なりましょう。わたくし、狙った獲物は逃がしませんくてよ!」
桃華(わたくしの魅力できっと、振り向かせてみせますから……!)
桃華 おわり
756: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 22:58:57.45 ID:TMTDpTjc0
前川みく(15)
ttp://iup.2ch-library.com/i/i0747111-1348235643.jpg
ttp://iup.2ch-library.com/i/i0747112-1348235643.jpg
ガチャッ
みく「おっはにゃー☆」
ちひろ「あ、みくちゃん……おはようございます」
みく「ありゃありゃ? ちひろさんだけにゃ?」
ちひろ「えぇ……プロデューサーさんはちょっと営業にでかけてます……」
みく「ふーん、そっかぁ……」
ちひろ「……」
みく「……ところでちひろさん、なんだか元気ないにゃ?」
ちひろ「あ、いえ。そんなことありませんよ……?」
759: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 23:04:09.25 ID:TMTDpTjc0
みく「ふーん……? ホントかにゃ?」
ちひろ「本当ですよ?」
みく「……じー」
ちひろ「……」
みく「嘘にゃ。みくは目を見ればわかっちゃうんだにゃー♪」
ちひろ「そ、そんなバカな!」
みく「うん、ウソっ♪ でも今の反応はホントになにかあったんだにゃ?」
ちひろ「い、一杯喰わされた……」
みく「ふふーん、みくに嘘は通用しないんだにゃー♪」
ちひろ「……わかりました、話しましょう」
みく「ふむふむ、いったい何があったのかにゃ? かな子ちゃんにケーキでも食べられちゃった?」
ちひろ「いいえ、プロデューサーさんのことです」
みく「……Pチャンの?」
761: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 23:09:14.37 ID:TMTDpTjc0
ちひろ「……というわけで、プロデューサーさんは枕営業を……」
みく「そ、そんな……」
ちひろ「……」
みく「そんなのありえへん!」
ちひろ「!?」
みく「なんで!? うちらのために、プロデューサーさんが、そないな……」
ちひろ「え、みくちゃん!?」
みく「なに!?」
ちひろ「その、口調……というか、アクセント……」
みく「あっ……」
ちひろ「……」
みく「で、でも。プロデューサーさんのこと……ホンマなん……?」
ちひろ「え、えぇ……」
みく「……そんなん……ひどすぎるやん……」
ちひろ(そういえば大阪出身でしたっけ……)
765: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 23:13:17.94 ID:TMTDpTjc0
みく「うぅ……ちょっと整理してくる……にゃ」
ちひろ「は、はい……」
ガチャッ
P「ただいま帰りましたー」
ちひろ「あ」
みく「あっ……」
P「うん? みく、おはよう……どうした?」
みく「プロデューサーさん……」
P「へ?」
みく「枕営業ってどないなっとんの!? うち、聞いてへんよ!?」
P「は? ちょっ……」
みく「ちゃんと目ぇ見て! なんなん!?」
P「……ちひろさん?」
ちひろ「……あ、あはは……はいっ」
766: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 23:16:42.47 ID:TMTDpTjc0
P「……というわけで、ドッキリです」
ちひろ「はい」
みく「……」ムスッ
P「いやぁ、驚かせてすまん……」
みく「まったく、悪質にもほどがあるにゃ!」
ちひろ「はんせーしてまーす」
P「こいつっ……!」
ちひろ「いや、でも……みくちゃんの隠れた一面を見れて満足です」
みく「にゃっ……なんのことかにゃー?」
ちひろ「……」カチッ
レコーダー『枕営業ってどないなっとんの!? うち、聞いてへんよ!?』
みく「にゃああぁぁ!?」
770: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 23:21:29.47 ID:TMTDpTjc0
みく「消して!」
ちひろ「えー」
P「いい加減にしてください」グイッ
ちひろ「あっ……」
P「まったく。ごめんな、みく……」
みく「もう、生きた心地がしなかったにゃ……そんなことしてないよね?」
P「もちろん。大丈夫だよ」
みく「それならいいにゃ。 ……ちひろさんは許さないけど」
ちひろ「えぇー……」
みく「あったり前でしょっ! でも、こんなことを他の人にもしちゃうPチャンにもお詫びの気持ちを見せてほしいにゃー?」
P「……わかったよ、今度飯おごるから」
みく「えっ、ホント!? やったにゃー!」
P「うまい店だぞー。なんていったて……回らない寿司屋だからな!」
みく「……えっ、ひどくない?」
みく おわり
774: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 23:24:10.07 ID:TMTDpTjc0
みくは自分を曲げないけど、たまには崩れるとこも見たかった
後は次の人に任せたぞー
あと、関西弁おかしかったらごめんなさい
783: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 23:44:23.98 ID:5pLSjARl0
拓海「・・・おはよーございまーす・・・」
ちひろ「お、おはよう拓海ちゃん今日もダルそうね・・・」
拓海「たりめえだろ?無理やり事務所入れられてアイドルやらされてんだから・・・」
ちひろ「・・・でもでもっ楽しいでしょ!?アイドルの仕事・・・」
拓海「ば、バッカそんなわけねえだろ!?ま、全くいい迷惑だぜ・・・」
ちひろ「・・・そんなこといわないで?Pさんが・・・報われないわ」ホロリ
拓海「わ、わりい・・・ってどういう意味だそれ?」オロオロ
ちひろ「!!し、しまっ・・・」
拓海「どういう意味だぁ?」ギロリ
784: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 23:45:54.91 ID:5pLSjARl0
ちひろ「・・・モバ売テレビあるでしょ?」
拓海「ああ、小コーナーのMCとかゲストして出てたりするけど・・・それがどうした?」
ちひろ「モバ売テレビのお偉いさん、○○さんっていうんだけど聞きおぼえない?」
拓海「○○~?・・・!!??ま、まさか・・・」クワッ
ちひろ「そう、あなたの特攻隊と争っていた特攻隊、その総長の親御さんよ・・・」
拓海「ま、マジかよ・・・」
ちひろ「そのせいでモバ売さん、拓海ちゃんはもちろんウチのアイドルは一切使わないって・・・!!」グス
拓海「クソ!!○○の野郎・・・!!」ワナワナ
ちひろ「それでPさんの交渉の結果、Pさんが・・・枕を・・・!!」ボロボロ
拓海「な、ななななななななななななぁ!?」カァァ
786: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 23:48:59.77 ID:5pLSjARl0
拓海「Pの野郎・・・!!それならそうとアタシなんかクビ切ればいいものを・・・!!」
ちひろ「Pさんいつも言ってたんです・・・拓海はグレた不良にしとくのはもったいない、とても魅力的な子だって・・・」
ちひろ「だから自分をクビにしろなんていわないで・・・お願いよ・・・」クスン
拓海「・・・」ピポパ
ちひろ「?拓海ちゃん?」
拓海「おう・・・アタシだ・・・今日の夜全員集めろ・・・○○と決着をつける!!」
ちひろ「ちょっどういうこと拓海ちゃん!?」
拓海「○○と白黒つけて、Pとジジイの契約を破棄させる・・・Pはアタシが守る!!」グッ
ちひろ(大変なことになっちゃった・・・)
788: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 23:53:33.31 ID:5pLSjARl0
ガチャ
P[拓海!!アイドルが喧嘩するなって何度言えばわかる!!」
拓海「Pか・・・止めんじゃねえ・・・アタシは!!」
ギュッ
拓海「!?な、何だよ離せこの野郎!!」カアア
P「すまない拓海・・・すべて嘘だ・・・ちひろさんを見てみろ」
拓海「・・・え?」クル
ちひろ「え、えっへっへードッキリ大成功~なんて・・・」
拓海「ふっふざけんなぁぁ!!」ボカン
790: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/21(金) 23:58:00.28 ID:5pLSjARl0
ちひろ「」ボロ
P「拓海・・・ありがとなそこまで俺を心配してくれて・・・」
拓海「ば、バッカ野郎!!そんなんじゃ・・・」ボシュー
P(ほお真赤だなぁ・・・)
終わるぜ
824: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/22(土) 01:58:39.69 ID:88QoBhcS0
保守がてらクールの支援
P「で、まだやるんすね」
ちひろ「需要あるところに金の匂いありですよ!」
P(もうなにも言うまい)
ちひろ「次は誰でしょうね!」
P(誰も来ないといいんだが…)
ガチャ
???「煩わしい太陽ね(おはようございまーす!)」
P(そうもいかない。この声は…)
826: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/22(土) 02:11:01.95 ID:88QoBhcS0
P「おはよう、蘭子。やみのまー」
神崎蘭子「Pプロデューサー…闇に飲まれよ!(お疲れ様です!)」
ちひろ「おはよう、蘭子ちゃん」
蘭子「悪魔の化身よ、煩わしい太陽ね!(ちひろさん、おはようございます!)」
ちひろ(わたしのこと…よね…)アハハ…
P(合ってるけどね)
ちひろ「プロデューサーさん、場所を変えますか?」チラ
蘭子「…?」
P「あ、はい…わかりました。…蘭子」
蘭子「何かしら?(ご用ですか?)」
P「スマンな、ちょっと重要な話なんだ、仕事の時間までここで待っててくれるか?」
蘭子「我が友が言うのであれば…(わかりました!)」
P「大人しくしてろよー」
バタン
829: 頼子ちゃん期待 2012/09/22(土) 02:19:42.03 ID:88QoBhcS0
――
――――
――――――
~数分後~
蘭子(Pプロデューサーまだかなー)ソワソワ
ドウシテデスカッ
蘭子(!?)ビクッ
蘭子(プロデューサーの声…?)
ワタシダッテイイタクアリマセンヨッ
蘭子(ちひろさんと…言い争って…る?)
デモシカタナインデスヨ!
蘭子(気になる…)
コソッ
835: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/22(土) 02:30:07.26 ID:88QoBhcS0
蘭子「開かれし扉…(会議室の扉、少し開いてる…)」
蘭子(ここからなら覗けるかな…?)
P「だからってそんなっ!!あいつに枕営業なんてっ…」
蘭子(!?)ビクッ
ちひろ「でも、そうしないと…ウチが潰されるんですよ?」
P「しかしっ…」
蘭子(え? 事務所が潰れ…?)
P「あいつにっ…蘭子に枕なんて…まだ14歳なんですよ!?」
ちひろ「そういうのが…好みなんだとか…」
P「…クソッ」ガンッ
蘭子(ままま枕って…えと、えとい、いかがわしいことをしてお仕事を貰うアレ、だよね…?)アワワワ
837: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/22(土) 02:40:14.75 ID:88QoBhcS0
P「………」
ちひろ「わたしだってつらいんです…でも…」
P「…わかりました」
蘭子(…え?)
P「…俺が、俺が代わりになります」
蘭子(ッ!?)
ちひろ「プロデューサーさん…!?」
P「俺が代わりに行きます。こんなこと、あいつにはそんなことさせません」
ちひろ「…いいんですね?」
P「あいつを…蘭子を、救えるなら構いません」
蘭子(Pプロデューサー…)
ちひろ「わかりました…先方にはそう連絡しておきます…」
P「はい…」
ちひろ「幸い、そういった趣向の方もいらっしゃるみたいですから」
P「……ッ」
841: >>837 こんなこと、あいつには絶対にさせません」に… 2012/09/22(土) 02:51:07.93 ID:88QoBhcS0
蘭子(どどどどどうしよう…このままじゃプロ、プロデューサーが…)
ガタン
P「誰だ!?」バッ
蘭子「あ…」
P「蘭子…か」
蘭子「あ、あの…」
P「…聞いて、いたのか…?」
蘭子「…ッ」
P「…聞いてたんだな?」
蘭子「…」コクリ
P「そうか、でも大丈夫だ。お前は何も心配しなくていい」
蘭子「わ、我が友よ!(で、でもプロデューサーさん!!)」
P「いいんだ、俺が…全部…」
蘭子「プ、プロデューサーさん!嫌ですっそんな!(それではPの身が…)」
843: おkもうちょいで終わる 2012/09/22(土) 02:59:22.93 ID:88QoBhcS0
P「蘭子、逆になってるぞ…」ハハハ
蘭子「な、なんで…プロデューサーさんっ…笑ってっ…」ギュウ
P「それはな、蘭子」ポンポン
P「あれを見てくれ」スッ
蘭子「…?」クスン
<<ドッキリ大成功!!>>
蘭子「」
ちひろ「は~い!実はドッキリでした!」
P「ごめん蘭子、全部嘘なんだぁぁぁぁ」ゲザザザー
蘭子「」
P「蘭子…?」フリフリ
846: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/22(土) 03:08:09.53 ID:88QoBhcS0
蘭子「ッ」ピクッ
P「お…?」
蘭子「~~~ッ」カァァァ
P(カワイイ…じゃなくて)
P「す、すまなかった蘭子、許してくれ…とは言わん!出来得る限り償うつもりだ!」
ちひろ「わープロデューサーさん太っ腹ですねー!」
P「金のことなら心配するな!すべてちひろさん持ちだ!」
ちひろ「…え」
蘭子「ややや、や、闇に飲まれよーーーッ!!!」
終わるかな
849: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/22(土) 03:11:17.27 ID:YXvc3t3v0
頼子「おはよう…ございます」」
ちひろ「………………」
頼子「あの…ちひろさん?」
ちひろ「あ、おはよう、頼子ちゃん…」
頼子「…ちひろさん、なにかあったんですか?」
ちひろ「えっ!? だ、大丈夫よ?」
頼子「…涙の跡、ついてますよ?」
ちひろ「うそ!?」
頼子「…はい、うそです。…でも、なにかあったんですね」
850: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/22(土) 03:12:05.16 ID:YXvc3t3v0
ちひろ「もう、頼子ちゃんも人が悪いのね。別に何もないわよ?」
頼子「私でよければ、話くらいはききますよ?」
ちひろ「別に…別になんでも、ないん、だから……」
頼子「…あの、よろしければハンカチ、使ってください」
ちひろ「え? …あらやだ。私、泣いてたのね」
頼子「………………」
851: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/22(土) 03:13:40.23 ID:YXvc3t3v0
頼子「…何があったんですか?」
ちひろ「ごめんなさい。それは言えないわ」
頼子「…プロデューサーのこと、ですよね」
ちひろ「…鋭いのね」
頼子「ちひろさん、わかりやすいから」
ちひろ(なん…だと…)
852: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/22(土) 03:14:48.38 ID:YXvc3t3v0
頼子「教えて、ください。プロデューサーのことは、私のことです」
ちひろ「…わかったわ」
ちひろ「まどろっこしいのは嫌いだからはっきり言うわ」
ちひろ「プロデューサーさん、仕事とるために……枕してるんだって」
頼子「……女の人と、ですよね?」
ちひろ「え? ええ」
頼子「…そう、ですか」
854: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/22(土) 03:15:50.43 ID:YXvc3t3v0
ちひろ(……まさかの無反応)
ちひろ「驚かないの?」
頼子「…いえ、すこし。ポーカーフェースって、こんな時でも役に立っちゃうんですね」
ちひろ「…そう」
頼子「…でも、なんとなくそんな気はしてました」
ちひろ「それ、どういう意味?」
頼子「…だって、私に仕事があること自体、おかしいですし」
頼子「プロデューサーは向いてるっていってくれたけど…。やっぱり嘘だったんだ」
ちひろ「よ、頼子ちゃん?」
頼子「プロデューサーに伝えてください。もう、そんなことしなくていいって」
ちひろ「えぇ!? それじゃ、頼子ちゃんはどうするつもりなの?」
857: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/22(土) 03:16:31.97 ID:YXvc3t3v0
頼子「私、アイドル辞めます。…向いてなかったみたいですし」
ちひろ「えぇっ!?」
頼子「…だって、そこまでしないと、お仕事もらえないんですよね?」
ちひろ「まぁ……そうね」
頼子「だったら――」
P【ドッキリ大成功!】デデーン!
頼子「…………」
P【ドッキリ大成功】デデーン…
858: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/22(土) 03:17:07.20 ID:YXvc3t3v0
―――
P「あの、怒ってる?」
頼子「…怒ってるように、見えますか?」
P「わりと」
頼子「ばか」
P「すいません」
頼子「悪趣味、です」
P「ごめん」
頼子「ちひろさん?」
ちひろ「はい!」
頼子「…やっぱりなんでもないです」
ちひろ「は、はぁ」
883: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/22(土) 04:23:26.56 ID:8vsDbVDj0
P「なぁ、なにか埋め合わせするからそれで許してくれないか」
頼子「…………」
ちひろ「あ、私何かお菓子買ってきますね!!」
P「え、ちひろさん!? ……逃げやがった」
頼子「……フフッ」
P「頼子?」
頼子「…ねぇプロデューサー」
P「なんだ?」
頼子「私って、アイドル向いてますか?」
P「…うん。俺は絶対、そう思う」
頼子「そうですか…フフッ」
P「はは……。それで、埋め合わせ、何にする?」
頼子「そうですね――」
885: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/22(土) 04:24:36.71 ID:8vsDbVDj0
頼子「……じゃあ、び、美術館、連れてってください」
P「そんなんでいいのか?」
頼子「はい。…あとカタログ(図録)も。うちまで、運んで」
P「うちまで? まぁ、お安い御用だ」
頼子「それで、手を打ってあげます」
P「わかった」
頼子「はい」
頼子「……」
(そのカタログが割と重いということを、プロデューサーはまだ知らないのでした)
おわり
864: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/22(土) 03:41:36.95 ID:fimrQTUF0
ttp://i.imgur.com/DzVfa.jpg
服部瞳子(25):3重士筆頭ストマックブレイカー!
瞳子「今日も仕事ね……頑張らなきゃ」
ガチャッ…
瞳子「あっ、プロデューサーさんおはようござ……」
P「………」スッ…
瞳子「………私に気づかなかった…?おかしいわね、今までそんな事あったかしら……」
ちひろ「あっ……服部さん、おはようございます」
瞳子「おはようございます、ちひろさん…今、プロデューサーさんとすれ違ったのだけど……」
ちひろ「はい……」
瞳子「ちょっと様子が変だったの……、何か知らないかしら?ちひろさんも具合がよろしくないようだけれども……」
ちひろ「……うぅっ」ポロッ
瞳子「…!ちょっと、どうしたの?」
865: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/22(土) 03:44:57.99 ID:fimrQTUF0
ちひろ「プロデューサーさんが……プロデューサーさんがっ!」ボロボロ
瞳子「ちょっとちひろさん落ち着いて頂戴!プロデューサーさんに何があったの!?」
ちひろ「ぐすっ……止められなかったの…うぅっ……私じゃ止められなかったの!」
瞳子「お願いだから…落ち着いて話を聞かせて頂戴……何かとても大変な事なんでしょう?」
ちひろ「はい……服部さんには黙っておくようにってプロデューサーさんから言われていたんですけれど………」
ちひろ「服部さんのここ最近増えてきた仕事の事なんです……」
瞳子「私の仕事について……?」
ちひろ「服部さんにやって頂いた仕事……勿論プロデューサーさんがとってきた仕事なんですが……」
ちひろ「その営業の仕方が……枕営業なんです………」
瞳子「……なんですって?」
ちひろ「局の重役についている方にプロデューサーさん自身が気に入られたみたいで、一晩と引き換えに仕事を1つ」
ちひろ「それを、もう何度も……」ジワッ
瞳子「なんて事…………」
867: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/22(土) 03:49:23.22 ID:fimrQTUF0
ちひろ「プロデューサーさんに、そんなやり方止めるようその度に言ってきたんですけれど」
ちひろ「『瞳子さんのチャンス、ひとつたりとも逃したくない』って頑なに……」
ちひろ「ずっと黙ってきましたけれど、プロデューサーさんもう限界なんです………」ポロポロ
瞳子「…………」
ちひろ「身も心もボロボロになって……そんな姿を見続けている私ももう限界で……」ブワッ
瞳子「ちひろさん……落ち着いて?話はもういいから、お願い…」ダキッ
ちひろ「うえぇぇぇ……」
―――――――
――――――
―――――
868: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/22(土) 03:52:54.08 ID:fimrQTUF0
瞳子「……どう?少しは落ち着いたかしら」
ちひろ「はい……お見苦しい所を………」
瞳子「いいのよ…こんな私でも頼ってくれたのが嬉しいから」
瞳子「プロデューサーさんの事、私に任せて?きっと、止めてみせるから」
ちひろ「はい……お願いします」
瞳子「まずは……プロデューサーさんが戻ってくるのを待ちましょう」
瞳子「私が話しをして……プロデューサーさんが枕営業を止めてくれたら……後は頼むわね」
ちひろ「……えっと…それはどういう……?」
瞳子「プロデューサーさんとお話して決着つけたら…一からやり直しだから、その時は…ね?」
ちひろ「……はい」
瞳子「それじゃ、戻ってくるまで待ってましょう、コーヒーでも入れてくるわ」スッ…
ちひろ「ありがとう、ございます…」
コッチコッチコッチコッチ………
瞳子「……………………………」
ちひろ「……」(あれから瞳子さんは一言も喋らずずっと座ったまま……)
869: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/22(土) 03:59:35.23 ID:fimrQTUF0
ガチャッ……
P「ただいま、戻りました」
瞳子「!」ガタッ
瞳子「プロデューサーさん、ちょっといいかしら」
P「…瞳子さんおはようございます!何でしょうか?」ニコッ
瞳子「とても大切なお話があるの、二人だけで……」スタスタ、グイッ!
P「それはどういった…おわっ?」
瞳子「ここではしにくい話だから、ちょっと屋上に」グイグイ
P「ちょ…瞳子さんそんなに強くひっぱらなくて…おっとと」
――――――――
―――――――
――――――
P「一体どうしたんです?急に話がしたいって引っ張ったりなんかして…ちょっと手が痛かったですよ、あはは」
瞳子「……………」
872: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/22(土) 04:02:31.94 ID:fimrQTUF0
ヒュゥゥゥゥ・・・・………
P「瞳子さん?…何か、お話があったのでは」
瞳子「風」
P「え?」
瞳子「風、気持ちいいわね」
P「は、はぁ」
瞳子「爽やかな風に吹かれて、暖かい日差しに照らされて…今日は気持ちいいわ……」
瞳子「こんな中で笑顔で歌って、踊れれば…素敵なアイドルよね…?」
P「何を仰るかと思えば……瞳子さんは立派なアイドルじゃないですか、それも人気の」
瞳子「いいえ、違うわ。私……聞いちゃったの」
P「……何をですか?」
瞳子「私の仕事をプロデューサーさんがどうやって持ってきてくれたか……」
P「………」
瞳子「ね、プロデューサーさん。私じゃ……やっぱりダメだったのかしら?」
P「いえ……それについては自分の力不足です……」
874: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/22(土) 04:06:33.44 ID:fimrQTUF0
瞳子「一度、くじけた所を貴方に拾ってもらえて」
瞳子「諦めかけた夢……取り戻せると思った」
P「瞳子さんはまだこれからもっと輝けると、そう思っています」
瞳子「それが…例え穢れた手段で、貴方を蝕んでいくような形であっても?」
P「……ええ」
瞳子「そんな形で手に入れた仕事なんて……チャンスじゃないわ?既に手遅れの失敗よ」
瞳子「一度諦めて、立ち直ったとしてもまた失敗して…そんな形で輝けると思って?」
瞳子「ちゃんちゃら、おかしいわ」
P「……」
瞳子「楽しかったなぁ……ステージに立てて、歌って、踊れて、ファンに声援をもらって……」スタスタ…
瞳子「でも、もうやめにしましょう」クルッ
P「そんな…!それは駄目です!」
瞳子「既に終わっていたのよ、私が気づかなかっただけで、私のアイドルという人生……」
瞳子「人の夢と書いて儚い……か、まさにそうね、夢も、人生も……」
瞳子「でもちょっとの間だけ、素敵な夢見れたわ。ありがとう?……じゃあ、さようなら……」フワッ……
P(あっ………ゆっくりと倒れ込むように……)
878: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/22(土) 04:12:43.31 ID:fimrQTUF0
P「!!!!」ダッ
ガシッ
P「何をしようとしているんですか!!!」
瞳子「……駄目よ、離して?」
P「絶対に離しません!」
瞳子「いいの……もういいの!私なんていなければこんな事には……!」フルフル
P「違います!私には瞳子さんが必要なんです!……いなければ良かったのはちひろさんですッ!!!」
瞳子「えっ……?」
P「この件の黒幕は……ちひろさんなんです……!!ドッキリという名の事件の!」
瞳子「………はっ?」
――――――――
―――――――
――――――
ガチャッ…
ちひろ「あ、おかえりなさい」ニコッ
880: ID変わったが続き 2012/09/22(土) 04:17:21.54 ID:R8C0m5+L0
P「戻りました……今までで最高に肝が冷えましたよ……」
瞳子「あの……ごめんなさい?私も気が動転してしまって……」
P「いえ……こちらも大変な誤解を招いてしまったのが原因なので…大事にならずよかったです。申し訳ありません…」
P「それもこれも……全て原因はこの畜生外道ですがね……!」
瞳子「こんなおぞましい事、貴方じゃ考えつかない事ですものね……?」
ちひろ「あ、あれ?ドッキリ大成功ならここはアハハーって3人そろって笑う所ですよね?ね?」
P「アハハ」(棒
瞳子「うふふ」(棒
グルグルッ…ギューッ
ちひろ「えっあのちょっとなんで私をロープで縛りあg…いたいっ!」
P「こちとら心臓止まるかと思ったんですよ、その10分の1ぐらいは味わってもらっても問題ないですよねぇ?」
P「ちょっとその縄で屋上からぶら下がってもらいましょう」ニコッ
瞳子「私も手伝うわ」ニコッ
\イヤァァァァァ!/
881: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/22(土) 04:20:03.44 ID:R8C0m5+L0
ちひろ「」ブラーン
P「ふぅ、暫くここで肝を存分に冷やしてもらいましょうっと」
瞳子「ま、後で引き上げてあげるけれど……ね、所でプロデューサーさん」
P「はい、まだ何か……?」
瞳子「私を止めてくれた時、貴方が言ってくれた事……本当かしら?」
P「え?……っとそれはどの事で…?」
瞳子「とぼけるなんて酷い人……私の事を欠かす事のできない存在で、一生離さない。って」
P「え”」(言ったかもしれないけど何か違う……)
瞳子「あの時ね、嬉しかったの。プロデューサーさんが心から私の事を大切に思っていてくれたのねって」ポッ
瞳子「私、決めたわ?…もう貴方から離れるような真似はしないって」
瞳子「だから、貴方も言った通り私をずっと離さないで……?」キュッ
P「」(oh....)
882: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/22(土) 04:21:52.59 ID:R8C0m5+L0
おわた
服部さんは昼ドラか火サスが似合うと思うんだ
890: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/22(土) 04:30:12.46 ID:sJDxmlUA0
日下部若葉(20) 身長:148cm
ttp://iup.2ch-library.com/i/i0747319-1348246450.jpg
ttp://iup.2ch-library.com/i/i0747320-1348246450.jpg
ガチャッ
若葉「おはようござい……あら~?」
ちひろ「あっ……若葉さん……」
若葉「ちひろさん……どうしたんですか~? 今、泣いて……」
ちひろ「な、泣いてなんていませんよ? 気のせいですよ、気のせい……」
若葉「本当ですか~?」
ちひろ「えぇ、大丈夫です」
若葉「……」
ちひろ「さ、さぁ! お仕事いきましょうか? スケジュールの確認でも……」
若葉「ちひろさん? 私、これでも大人ですよ?」
ちひろ「え?」
若葉「頼りないかもしれないけれど、それでも……ですから、ねっ? 何があったのかいってください」
ちひろ「若葉さん……」
891: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/22(土) 04:33:36.32 ID:sJDxmlUA0
ちひろ「……最近、お仕事が急に増えましたよね」
若葉「そうですね~、いっぱいお仕事が増えて、大変ですけれど……」
ちひろ「その理由が、プロデューサーさんのおかげだとしたらどうしますか?」
若葉「プロデューサーさんの、おかげですか? 確かに、いつもがんばってくださってますけれど~……」
ちひろ「……その方法が」
若葉「?」
ちひろ「枕営業だと、したら……」
若葉「枕……営業……?」
ちひろ「えぇ、そうです」
若葉「まくら……まくら? おさき、まっくら?」
ちひろ「わ、若葉さん?」
若葉「まく……まくら……」プシュゥゥ
ちひろ「オ、オーバーヒート!?」
893: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/22(土) 04:35:28.42 ID:sJDxmlUA0
若葉「うーん……うーん……」
P「若葉さん、若葉さん?」
若葉「う……あ、あら? プロデューサーさん……?」
P「あぁ、起きたんですね。よかった……どうしたんですか?」
若葉「どうって……あっ、私ったら……気絶しちゃったんですね~……」
P「気絶? どうしてまたそんな……ちひろさんもいないし……」
若葉「……プロデューサーさん。私、聞いちゃったんです」
P「聞いたって……何をですか……?」
若葉「プロデューサーさんが、そのぉ……」
P「……まさか……」
若葉「枕営業を、しているって……!」
P「……っ!」
895: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/22(土) 04:37:33.64 ID:sJDxmlUA0
若葉「……本当、なんですね?」
P「いや、それは……」
若葉「……プロデューサーさん。私、子供っぽいって言われますけれど……」
若葉「ちゃんと、大人なんですよ?」
P「若葉さん……」
若葉「どうして、そんなことを……?」
P「……仕方がなかったんです。子供たちに手を出させるわけには……」
若葉「プロデューサーさん……でも……」
P「大丈夫です。俺、鍛えてますから……ね? 目が覚めたならよかった……ちょっと出かけてきます。他の皆にはどうか……」
若葉「だ、ダメです~!」ギュッ
P「わ、若葉さん?」
896: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/22(土) 04:38:16.47 ID:sJDxmlUA0
若葉「私は、子供っぽいかもしれませんけれど、ちゃんとお姉さんなんです!」
若葉「だから……もっと、頼りにしてください……!」
P「……」
若葉「その、わ、私だって、お、お手伝いぐらいなら……」
P「いいえ、大丈夫ですよ」
若葉「だ、大丈夫って……わ、私はそういうの、経験ありませんけれど……お、お姉さんなんですよ~? それぐらい、なら」
P「その心配もいりませんよ……だって」
若葉「だって……?」
ちひろ「だって、ドッキリですから☆」
若葉「」
898: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/22(土) 04:38:48.37 ID:sJDxmlUA0
若葉「え、あ、あの~?」
ちひろ「我が社に枕営業の事実はありません!」
P「無論、アイドルに行わせるなんてもってのほかです!」
若葉「じゃ、じゃあ……プロデューサーさんは……」
P「元気です!」
若葉「……」
P「若葉さん?」
若葉「……」ジワッ…
P(あ、あかん)
900: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/22(土) 04:39:27.27 ID:sJDxmlUA0
若葉「ぷろでゅーさーさんの、ばかぁ~!」ポカポカ
P「い、いたいいたい! すみませんでした!」
若葉「私、とーっても心配したんですよ~!? もう、もーっ!」ポカポカ
P「すみません、ごめんなさいっ!」
若葉「も、もーっ……本当に、よかったです~……」
P「若葉さん……はい、心配してくれてありがとうございます」
P「若葉さんが抱きしめて止めてくれた時……すごく、安心できました。やっぱりお姉さんなんですね」
若葉「あたりまえじゃないですか……もうっ……」
P「はい……いつも、からかってすみません」ポンポン
若葉「べ、別にいいんですけれど~……もっと、ちゃんと年相応で見てくれると嬉しいですね~……」
P「そうですか……はい。今回の件で見直しましたから……それはもう」ナデナデ
若葉「わかってもらえたなら、いいんです~。これからも、がんばりますよ~!」
ちひろ(……ナチュラルにプロデューサーさんが頭を撫でているのはいいのかしら……?)
日下部若葉 おわり
903: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/22(土) 04:42:23.83 ID:sJDxmlUA0
今回はCuPが足りなかった感あるね……モバマスSS増えたし、書く人も増えたしで万々歳だけど
楽しいスレだった。起きてるまでは残ってないだろうから、改めてお礼を!
お疲れさまでしたー!若葉さんは群馬が生んだ奇跡カワイイ
919: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/22(土) 08:27:19.85 ID:tLeC6DmN0
P「この時間に○○ですね…はい…では後ほど」
日菜子「営業の電話ですかぁ?」
P「ああ、そうだ」
日菜子「むふふ、枕営業ですかぁ」
P「…そうか、日菜子はもう知ってるんだな」
日菜子「え?」
921: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/22(土) 08:41:16.21 ID:tLeC6DmN0
日菜子「…夢じゃない」
P「こんなに早くバレるとは思わなかったが…でも日菜子ならわかってくれるよな?」
日菜子「わ、わからなくもないですけどぉ…」
P「じゃあそろそろ営業行ってくるから」
日菜子「イク?…そうだ、プロデューサーさんのおちんぽミルクを出してしまえば…」
923: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/22(土) 08:48:32.10 ID:tLeC6DmN0
P「お、おい日菜子?」
日菜子「大丈夫ですよぉ、痛くはないと思いますからぁ」
P「まて、早まるな!」
日菜子「さあ、早くイキましょうよぉ」
P「こ、これはドッキリなんだ!」
925: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/22(土) 08:59:35.16 ID:tLeC6DmN0
日菜子「…そうですかぁドッキリでしたかぁ」
P「ああ、だからパンツを返してくれ」
日菜子「でもここまできちゃったらもう関係ないですよねぇ?」
P「え?」
日菜子「さあ、早く合体しましょう」
P「や、やめ…」
アッーーーー!
928: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/22(土) 09:08:15.44 ID:tLeC6DmN0
終わりです
ぁとかぉとか語尾につけてると思ったら親愛度MAXや総選挙ではそうでもなかったですねはい
930: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/22(土) 09:10:06.64 ID:N1oLuvt30
紗南「おっはよーPさーん!!ってあれ?ちひろさんPさんは?」
ちひろ「えーと?Pさんはちょっと大事な営業に・・・」
紗南「あそうなの?じゃあゲームでもして待ってよっと」ピコピコ
ちひろ「ホントに紗南ちゃんはゲームが好きね。今はどんなゲームをやってるの?」
紗南「趣向を変えて恋愛アドベンチャー!!今女の子のために主人公が枕営業してるとこ」ピコピコ
ちひろ「」ピシィ
紗南「そんなことって実際あるのかなー?ねえちひろさん」
ちひろ「・・・」プルプル
紗南「・・・どったのちひろさん?」
ちひろ「・・・」プイ
紗南「ま さ か」ガチャン
931: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/22(土) 09:13:02.41 ID:N1oLuvt30
ちひろ「ゲーム業界のお偉いさんって変わった性癖の方、多くて・・・」ホロリ
紗南「Pさんは!?Pさんはいまどこに!?」
ちひろ「え、多分営業先に・・・そろそろ帰ってくるしゲームして待」
紗南「ゲームしてる場合じゃない!!」クワッ
ちひろ(あの紗南ちゃんが・・・ゲームを捨てた!?)ガクブル
932: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/22(土) 09:13:51.74 ID:N1oLuvt30
P「ただいまー」
紗南「Pさん!!もう枕なんてやめてよ!!そんなの・・・チートプレイと同じだよ!!」キリッ
P「い、いきなり何を言ってるんだおまえは・・・」
紗南「一緒に協力プレイしてクリアを目指す!!それがアイドルっていうゲームでしょ!?」
P「・・・そうだな。うれしいよ、紗南がそこまでやる気を示してくれて・・・」
紗南「Pさん!!わかってくれたんだね!?」ホッ
P「すまんこれ嘘なんだ」
ちひろ「ドッキリクリアー!!イエイ☆」ドヤァ
933: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/22(土) 09:14:41.56 ID:N1oLuvt30
紗南「な、なーんだ嘘かー」ポロ
P「紗南・・・涙が・・・」
紗南「よかった。Pさんが無事でよかったあ」ポロポロ
P(かわいいなぁ)ナデナデ
終わり
956: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/22(土) 11:15:33.06 ID:DPGiUCCe0
P「ただいま帰りました…」
響子「あっ、プロデューサー!お帰りなさい♪」
P「おう響子か、どうだった今日の仕事は?」
響子「なんとか頑張れました!だんだんアイドルにも慣れてきたし今すっごく楽しいです♪」
P「そうか…最近は一緒にいられなくてごめんな?いろいろとあってな…」
響子「私は全然大丈夫ですよ!それよりもプロデューサーさんこそ大丈夫ですか?なんか最近疲れてるような…」
P「いや、これぐらい平気さ…響子のこれからのことを想えば安いもんさ…」
958: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/22(土) 11:16:53.09 ID:DPGiUCCe0
響子「…?そうですか…あんまり無理しないでくださいね?なにかできることがあったら私手伝いますから!」
P「そうか、ありがとな響子」
響子「はい!家事全般なら任してください!そうだ!これからプロデューサーの家に行って晩御飯作ってあげましょうか?洗濯物も洗っておきますよ?」
P「…」
響子「プロデューサー?」
P「あ、ああすまん…で、なんの話だったっけ?」
響子「…ホントに大丈夫ですか?プロデューサー明らかに様子が変ですよ?」
P「ホントになんでもないから…俺はもう用事があるから先に帰るよ、じゃあちひろさんあと頼みます」
ちひろ「わかりました。…あまり無理はなさらないようにしてくださいね」
P「わかってますって…じゃあ響子、また明日な」
響子「あっ…」
ちひろ「…」
960: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/22(土) 11:18:28.74 ID:DPGiUCCe0
響子「…ちひろさんは何か知ってるんですか?」
ちひろ「…」
響子「答えてください」
ちひろ「…ええ、知ってるわよ」
響子「教えてください」
ちひろ「…あまりいい話じゃないしまだ子どものあなたに言うのはちょっと、」
響子「私もう子どもじゃありません!お姉ちゃんだしもう15ですしアイドルの仕事だってきちんとしてます!」
ちひろ「…」
響子「ちひろさん!」
961: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/22(土) 11:19:38.61 ID:DPGiUCCe0
ちひろ「そうね…響子ちゃんはしっかりしてるし、プロデューサーさんを止められるかも…」グスッ
響子「!?…どういうことですか?」
ちひろ「響子ちゃん、最近仕事がだんだん増えてきてるわよね」
響子「はい、プロデューサーも喜んでいましたが…」
ちひろ「実はその仕事の依頼には裏があるんです」
響子「え…?」
ちひろ「枕営業ってわかる?」
響子「!?」
962: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/22(土) 11:21:15.45 ID:DPGiUCCe0
ちひろ「プロデューサーさんは響子ちゃんのために体を張って仕事をもらっているの」
ちひろ「でも日に日に元気がなくなっていくプロデューサーさんを見ているといたたまれなくて…」グスッ
響子「っ…プロデューサー!」ダッ!
ちひろ「あっ、響子ちゃん!?」
ちひろ「…行っちゃった」
ちひろ「んじゃまあこのプラカード持って後を追いかけますかね」ニヤニヤ
963: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/22(土) 11:22:46.83 ID:DPGiUCCe0
響子「プロデューサー!」
P「おう響子、どうしたんだそんなに急いで」
響子「枕営業してるってホントですか!?」
P「!?…どうしてそれを…」
響子「ちひろさんから聞きました」
P「そうか…」
響子「どうしてそんなことするんですか?」
P「それは響子は今が大切な時期だしトップアイドルになってもらいたいしだな…」
響子「こんな手でトップアイドルになっても嬉しくないですっ!」
響子「プロデューサーと二人三脚でここまでやってきたのに…プロデューサーの喜ぶ顔が見たかったからここまで頑張れたのに…こんなのって…」グスッグスッ
P「響子…」
965: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/22(土) 11:24:23.12 ID:DPGiUCCe0
P「ちひろさん、もういいでしょ、出てきてください」
響子「え…?」グス
ちひろ「はあーい!ヤッホー響子ちゃん!元気だしなよ!これドッキリだから!ごめんねっ♪」テヘペロ
響子「」
P「やべえ悪魔だわこの人、めっちゃ楽しそう」
966: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/22(土) 11:25:30.90 ID:DPGiUCCe0
――――――
響子「じゃあ全部嘘なんですね?」
P「ああ、全部ちひろさんの考えたドッキリだったんだ」
響子「…よかった~~~~!!」ヘナヘナ
ちひろ「プロデューサーさんも結構ノッてたくせになんで私だけ悪者扱い?」
P「うるさい!全部ちひろさんががいいだしたことじゃないか!」
ちひろ「はいはい私が悪かったですよー、では私はこれにて」ダッ
P「あっ、逃げた!」
967: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/22(土) 11:26:25.60 ID:DPGiUCCe0
響子「…」
P「響子…ホントにすまんかった、反省している」
響子「もうプロデューサーのことなんか知りませんっ!」プイッ
P「このとーり!本当に申し訳ありませんでした!なんでもいうこと聞きますんで!」
響子「なんでも?」
P「ああ、なんでもかかってこい!」
響子「じゃあ…明日からプロデューサーのお弁当は私が作ります!」
P「…へっ?」
975: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/22(土) 12:22:53.79 ID:DPGiUCCe0
響子「晩御飯も毎日プロデューサーの家にいって作りますから!お掃除も洗濯も、私がかってにしちゃいますから!」
P「そ、それじゃあ俺が得するだけじゃ」
響子「ん?なんでも聞くって言ったよね?」
P「は、はい…でも、そんなんでいいのか?」
響子「はい、そんなんでいいんです」
P(よくわからんが…これでよかったのか?)
979: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/22(土) 12:24:55.97 ID:DPGiUCCe0
響子「じゃあ帰りましょっか♪」
P「あ、ああ…ってさっそく俺の家に来るのか?」
響子「もちろんです!プロデューサーどうせインスタントとかでろくに栄養摂ってないですよね?ダメですよーきちんと栄養は摂らないと…部屋だってきちんときれいに…」ガミガミ
P(…響子の結婚相手は尻にしかれるなこりゃ)
響子「プロデューサー♪」
P「ん、なんだ?」
響子「なんだか私たち新婚さんみたいですね?」
P「!?」
響子「ちゃんと隣にいてくださいねっ!プロデューサー♪」
おしまい
途中さるったすいません
994: 4レス頂いていいかな 2012/09/22(土) 13:15:45.78 ID:cvFXbV7O0
ttp://i.imgur.com/nPVzu.jpg
ttp://i.imgur.com/kvX9f.jpg
高橋礼子(31):モバ流キング
ガチャッ…
礼子「ふぅ、今日も中々楽しい仕事だったわ。ただいま」
ちひろ「あ……おかえりなさいです、礼子さん」
礼子「あら、ちひろちゃんだけ?プロデューサー君はどうしたのかしら?」
ちひろ「えぇと……い、今は席を外してまして……」オロオロ
礼子「ふぅん…?ちょっと居ないだけの割りには変ね、何をそんなに慌ててるのかしら」
ちひろ「な、なんでも……ありません」ジワッ
礼子「…ちょっと、何でもなかったらどうして泣くのよ?」
ちひろ「えっ……あ」ポロッ
礼子「一体どうしたの?何か困った事でもあったのかしら……プロデューサー君の事で」
ちひろ「その……」
995: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/22(土) 13:16:29.00 ID:cvFXbV7O0
礼子「いいのよ私にどーんと相談しなさいな、一緒に頑張ってきた仲じゃない?」
ちひろ「うぅっ…実は、ここ最近増えてきた礼子さんのお仕事なんですが……」
礼子「私の仕事…?何かしら」
ちひろ「その仕事、実はプロデューサーさんが枕営業をしてとってきたものなんです……」
礼子「えっ!?な、何よそれ一体どうして!?」
ちひろ「大手のプロダクションが元締めのような形になってて……それでそこから仕事をまわしてもらえる代わりに………」
礼子「仕事の見返りにプロデューサー君を好きにする…そういう事なのね?」
ちひろ「はい……そうなんです、プロデューサーさんもその元締めに逆らえず心底嫌がっていて……」
礼子「驚いた……まさかそんな事があったなんて全く知らなかったわ………」
ちひろ「礼子さんには勿論、他の子にも伏せてましたので…」
礼子「……許せないわ、相手はどこの誰っ!?」ガタッ
ちひろ「あ、あの落ち着いてくd」
礼子「人が狙ってた獲物を横からかっさらうなんて許せないっ!」
ちひろ「えっ」
996: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/22(土) 13:18:06.85 ID:cvFXbV7O0
礼子「周りには若い子だらけでいつ取られるかちょっと内心ヒヤヒヤしてたのに……」
礼子「それをこんな形で、しかも何処の馬の骨とも分からない女なんかに手をつけられたなんて……!」
ちひろ「えー…」
礼子「ちひろちゃんなら知ってるんでしょ!?ちょっとどんな女なのか教えなさいっ!」グイッ
ちひろ「あの、お、落ち着いてくださ…くるし……」
礼子「そいつに文句言ってやる!『あれは私のものよ!手だすんじゃない』って!」ギュゥゥゥ
礼子「文句だけじゃないわ!ひっぱたいてやった後プロデューサー君を取り戻して、私がホントの女ってものを彼に味わせてあげ……て」
P「」(うわぁー……)
礼子「あ、あらプロデューサー君、おはよう?いつからそこに……」パッ
ちひろ「きゅぅ」ドサッ
P「えっと…『人の獲物かっさらうなんて』って辺りから…です」ドンビキ
礼子「や、やぁねぇ居たのなら声をかけてちょうだい?それよりも枕なんて話本当?」
P「実はそれ……ちひろさんが考えたドッキリでして…」
礼子「ええっ!?じゃあプロデューサー君はまだそういう事も無くちゃんと童貞で」
P「ちょっ!?何言ってるんです!?そりゃ確かに枕なんて事は一切やってませんけど…」
998: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/22(土) 13:20:50.32 ID:cvFXbV7O0
礼子「あ、あははやぁねぇ冗談よ冗談!そっちもドッキリしてきたんだからこっちもお返しよ?」
P「ぅゎー……」
礼子「ちょっと明らかに嫌そうな顔しないで!?」
礼子「ま、まぁ無事だって言うならそれでいいのよ!うん!」
P「えぇ、危うく私にまで襲い掛かられそうでしたが……」
礼子「そ、そんな事しないわ……」(多分
P「ちょっと今多分ってつかなかったですか」
礼子「アハハー」(棒
P「目そらさないで下さい……」
礼子「もう、ほんと驚いちゃったわ?こんな事されるなんて思ってもみなかったし……」
P「こっちもものすごい事聞かされて驚きましたがね……」
礼子「あ、あはは…あーっ、もうやめやめ!ドッキリしたからこのお話おしまいっ!」
礼子「もうっ、びっくりさせた罰として私を飲みに連れて行きなさいっ!」
P「流石に今までの流れで酒飲まされたらお持ち帰りされるのが目に見えてるんでお断りです」ノーセンキュー
礼子「ひどい!ちょっとは思っちゃってたけど!?」
おわれ
1000: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/22(土) 13:21:07.28 ID:JMTb39YW0
書いてくれた人みんな闇飲ま
楽しかったよ
モバマスP「……ドッキリ、ですか?」ちひろ「設定は枕営業です」