1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/08(日) 21:57:51.12 ID:E41fjVYH0

とっても眠いの

ぽかぽかしてて、気持ちいいし

これは眠るなっていう方が無理なの

事務所には小鳥しかいないし、とっても静か

うん、寝ちゃおう

小鳥、おやすみなさい

そういえば、この前の夢は面白かったな

また見れたら面白いのに……



7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/08(日) 22:01:09.02 ID:E41fjVYH0

「ナノ……」

頭がまだ起きてないみたい

ぼーっとしながら、辺りを見回すと誰もいない

窓から外を見ると、お日様の光

まだお昼くらいかな?

……お腹減ったの



8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/08(日) 22:05:13.79 ID:E41fjVYH0

お腹が、可愛い音を鳴らしてるのに気づく

何か食べ物は無いのかな

ソファから飛び降りて、探すことにする

机の上は何もない

戸棚を開けても、からっぽだった

テーブルの上には……あ、おにぎり発見!



10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/08(日) 22:09:14.71 ID:E41fjVYH0

「ナノ!」

とっても良いものを発見できたの

何味かな?

あ、たらこなの。良いチョイスだね

包装をはがして、いただきまーす

かぷっと一口

噛んでいくうちに、たらこの食感が加わる



11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/08(日) 22:13:16.45 ID:E41fjVYH0

やっぱり、おにぎりは最高なの!

こんなに美味しい食べ物を発見した人は、凄いと思うな

一口、また一口と食べ進めて、最後の一口

ごちそうさまでした

ふぅ、満腹なの

お腹も膨れたし、次は何をしようかな

暇つぶしできるものはないかなっと



14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/08(日) 22:17:25.09 ID:E41fjVYH0

「ナノー」

ダンボールから寝息が聞こえる

これは、獲物発見の予感なの

誰なのか予想はつくけどね

中をそっと覗き込んでみると

「……」

ゆきぽが気持ちよさそうに寝てる



15: >>13 虐待はしないよ? 2012/04/08(日) 22:21:17.02 ID:E41fjVYH0

とっても気持ちよさそう

今日は暖かいし、絶好のお昼寝びよりなの

どうしよう、悪戯しちゃおうかな

……やっぱりやめよ

今はお腹いっぱいで機嫌が良いの

そのかわり、起きたら悪戯しちゃおっと

おやすみ、ゆきぽ




17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/08(日) 22:25:15.81 ID:E41fjVYH0

さてさて、他を探してみよう

んー、机の中に何かないかな

手当たり次第、机の引き出しを開けてみる

何個目かの引き出しを開けた時

何かが飛び出してきた

「かっかー!」

あ、はるかさんなの



19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/08(日) 22:30:10.42 ID:E41fjVYH0

事務所の中はすごく明るい

はるかさんには、ちょっとキツイみたい

夕方になれば出てこれるかな?

じゃあ、それまで待っててなの

「ナノ」

ばいばい、はるかさん

「ヴぁーい」



21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/08(日) 22:35:15.89 ID:E41fjVYH0

あーあ、退屈なの

誰か遊び相手になってほしいな

「おはようございます」

「くっ」

がちゃりとドアが開いて

千早さんと、ちひゃーが入ってきた

二人とも、ナイスタイミングなの!



23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/08(日) 22:40:22.37 ID:E41fjVYH0

「ナノッ!」

ちひゃー。もう冬毛じゃなくなっちゃったんだ

猫の耳みたいで可愛かったのに

「くっ?」

じーっと見ていると

こっちの視線に気づいたのか

ちひゃーが可愛らしく、首をかしげた



26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/08(日) 22:46:10.07 ID:E41fjVYH0

「あふぅだけ? 他に誰もいないのかしら」

「ナノー」

うん、皆が来るの待ってたの

「あら、今日のあふぅは随分と静かなのね」

「ナノッ! ナノッ!」

遊び相手がいなくて退屈なの

ぴょこりと飛んで、アピールしてみる




27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/08(日) 22:51:16.39 ID:E41fjVYH0

千早さん。ちひゃーも遊ぼうよ

「退屈なのかしら?」

少し、考える素振りをして

「ちひゃー。遊んであげなさい」

と、言い足した

さすが千早さん。話がわかるの



28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/08(日) 22:55:35.18 ID:E41fjVYH0

「くっくっ」

ちひゃーも、その気みたい

ぺしぺしと千早さんの頭を叩いてから

ひょいっと飛び降りてきた

「気をつけて遊ぶのよ」

そう言って、千早さんはソファに座って書類を見始めた




29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/08(日) 23:00:20.41 ID:E41fjVYH0

これからお仕事なのかな?

今度遊ぼうね、千早さん

何はともあれ、ようやく遊び相手ができたし

「ナノ」

「くっ」

ようやく遊べるの!



30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/08(日) 23:05:15.12 ID:E41fjVYH0

よーし、何をして遊ぼうかな

「くっ?」

「ナノ」

ちひゃー。何かいい考えある?

「くっくっ」

歌を歌うの?

でも、ちひゃーは演歌しか歌えないんじゃ……



31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/08(日) 23:10:15.83 ID:E41fjVYH0

演歌はわからないの

「くっ!」

楽器もできないよ?

ちひゃーの歌を聞くだけになっちゃうの

「くっ……」

ゆきぽがいればいいんだけど

まだお昼寝してるし



32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/08(日) 23:15:19.47 ID:E41fjVYH0

「ナノッ」

やっぱり違うことで遊ぶの

ぱんっと手を打つ

「あらー」

あれ? 今誰かいたような気がする

「くっ?」

ううん、きっと気のせいなの



34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/08(日) 23:20:55.78 ID:E41fjVYH0

「くっ」

なかなか難しいの

おにごっこもいいけど

かくれんぼも二人だとつまらないし

うーん……

せめて、もう一人いればいいのに



35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/08(日) 23:24:45.02 ID:E41fjVYH0

「くっくっ」

え、あっちを見てって?

くるりと方向転換してみる

「ぽぇー」

ゆきぽが、ふらふらしながら寄ってきた

今日は皆、良いタイミングなの



40: もどります 2012/04/08(日) 23:37:43.49 ID:E41fjVYH0

「ナノッ」

「くっ」

おはよう、ゆきぽ

挨拶をしてみたけど、まだ寝ぼけてるみたい

起こしてあげるの

「ぷぃー」

ゆさゆさと揺らすと、変な声を出すゆきぽ



42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/08(日) 23:42:11.41 ID:E41fjVYH0

ゆさゆさ

「ぽー」

ゆさゆさ

「ぽぇー」

あはっ! 楽しくなってきちゃった

何かこう、悪戯心に火が付いたの

ゆさゆさ、ゆさゆさ、ゆさゆさ



43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/08(日) 23:47:04.96 ID:E41fjVYH0

「くっ!」

「ナノ?」

ちひゃーに手をつかまれた

「くっくっ」

あ、やりすぎちゃったかな

ゆきぽー、大丈夫?

「ぽえ……」



44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/08(日) 23:51:48.04 ID:E41fjVYH0

目を回しちゃってるの

ゆきぽが、つい面白い反応するから

「くっ!」

うぅ……そんな怖い目で見ないでほしいの

ちゃんと謝るから

「ナノ……」

ごめんなさい、ゆきぽ



46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/08(日) 23:55:22.21 ID:E41fjVYH0

「ぽー」

ゆきぽの手が伸びてきて

びくりとしちゃったけど

「ナノッ」

頭の上に、ぽんと置かれただけ

「ぽぇー」

許してくれるの?



47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/09(月) 00:00:19.23 ID:2KPclrng0

ぽんぽん、と返事をするように頭の上の手が動く

ゆきぽは優しいの

「ナノ」

今度からは気をつけるの

あっ、たまには許してね?

「ぽ、ぽぇー」

少し困ったような表情のゆきぽ

あはっ、悪戯しがいがあるの



48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/09(月) 00:04:25.42 ID:2KPclrng0

「おつかれさまでーす!」

今日二回目のドアの開く音

この声は春香かな

ん? 良い匂いがするの

「ナノー」

春香に勢いよく飛びつく

「こら、あふぅ。駄目でしょ」



49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/09(月) 00:09:04.10 ID:2KPclrng0

手に持っている紙袋から良い匂いがする

甘くて、とても良い匂い

「くっ」

「ぽぇー」

ほら、みんな気になってるみたい

「みんな、食いしん坊さんだね」



51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/09(月) 00:13:07.14 ID:2KPclrng0

春香が紙袋を開ける

袋を開けると、その中にあるのはクッキー

色々な形、美味しそうに焼けたクッキーがいっぱい

「ナノッ!」

いっぱいあるし、ちょっとくらい良いよね?

いただきまーす



52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/09(月) 00:17:14.89 ID:2KPclrng0

「くっ!」

ちひゃーに止められた

うぅ……意地悪なの

「慌てないの。お茶入れてくるから待っててね」

くすりと笑って、春香は給湯室へ

「ぽー」

あ、ゆきぽも行っちゃった



53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/09(月) 00:21:15.01 ID:2KPclrng0

まぁ、良いの

二人が淹れてくれるお茶は美味しいだろうし

少し待つことにするの

「くっ?」

ちゃんと待ってるってば

そのかわり

準備できたら一番乗りさせてもらうの



54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/09(月) 00:25:39.38 ID:2KPclrng0

「みんな、お待たせー!」

春香たちが帰ってきたの

ゆきぽが、頭にお盆とお茶を乗せて歩いてる

あれでこぼさないのが不思議なの

近くに来ると、紅茶の良い匂いがする

「千早ちゃんも休憩しようよ」

春香からの提案



56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/09(月) 00:29:20.69 ID:2KPclrng0

「ええ、そうしようかしら」

うんうん、休憩も大事だよね

みんなでお茶会なの

早くクッキー食べたいな

「待たせちゃってごめんね。はい、どうぞ」

お皿に盛られたクッキーは、さっきより美味しそうに感じる



58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/09(月) 00:33:27.76 ID:2KPclrng0

よし、皆が席に着いたの

ここで仕掛けるしかない

「ナノッ!」

一番に食べようと手を伸ばす

ちゃんと待ってたんだから、良いよね?

手に取ったクッキーは



59: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/09(月) 00:37:58.12 ID:2KPclrng0

「はるかっか!」

あー!!

はるかさんに食べられた

いつの間に……クッキーの匂いにつられたのかな

それはともかく

もう! はるかさん酷いの!



62: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/09(月) 00:41:39.11 ID:2KPclrng0

「ナノッナノッ」

こんな事しちゃ駄目なの

「かっかー!」

うぅ……伝わってない気がする

「ヴぁーい」

うん、伝わってないの



63: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/09(月) 00:45:53.94 ID:2KPclrng0

「くっ」

そうだね、怒ってもしょうがないし

「ぷぃー」

クッキーはまだいっぱいあるもんね

じゃあ、気を取り直して

いただきまーすなの!



65: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/09(月) 00:49:18.63 ID:2KPclrng0

「ナノ!」

一口かじると、サクサクの食感と程よい甘さ

すごく美味しいの!

いくらでも食べられそう

やっぱり春香はお菓子作りの名人だね

「くっくっ」

ちひゃーも美味しそうに食べてるの



66: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/09(月) 00:52:35.31 ID:2KPclrng0

「かっかー!」

はるかさんは……言うまでもないって感じ?

「あはは、気に入ってもらえたみたい」

一生懸命に食べているゆきぽを、春香が撫でる

ちらりとゆきぽを見てみると

少しだけほっぺが赤くなってる



68: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/09(月) 00:56:12.58 ID:2KPclrng0

「ぽぇー」

あはっ、照れてるのかな

凄く気持ちよさそうなの

ちょっと羨ましい

でも、自分から「撫でて」なんてアピールするのも恥ずかしい

んんー……




70: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/09(月) 01:01:10.55 ID:2KPclrng0

「ふふ、今日は静かにしてて、良い子だったわね」

あっ……

始めに、千早さんの優しい声

それから、頭を撫でられた

とっても優しい手つき

千早さんの手、暖かいの

暖かくて、優しくて、とっても気持ちいい



72: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/09(月) 01:06:06.55 ID:2KPclrng0

ありがとなの、千早さん

「ナノッ」

クッキーもお茶も美味しいし

撫でられるのも気持ちいいし

「あふぅ……」

なんだか眠くなっちゃったの

みんな、おやすみなさい

今日も楽しかったの



73: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/09(月) 01:12:08.46 ID:2KPclrng0

「……美希」

んん、誰かに呼ばれてる気がする

せっかく気持ちよく寝てたのに……

「美希! そろそろ起きてくれ」

ん……ハニー?

ここどこ?

「寝ぼけてるのか? 準備して行くぞ」




75: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/09(月) 01:16:08.64 ID:2KPclrng0

ああ……事務所なの

ぽかぽかしてて、寝ちゃったんだ

「んんー」

ぐーっと背伸びをする

「ハニー、おはようなの」

「ああ、おはよう」

ちょっと苦笑いしてる



76: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/09(月) 01:20:46.98 ID:2KPclrng0

お日様が悪いの

こんなにぽかぽかしてるんだし

「本当に美希は眠ってばっかりだな」

……むぅ

「寝る子は育つって言うの」

それにお仕事はきちんとやるから、問題ないと思うな

「ははは、悪かったよ」

ハニーは、もっとミキの事を知ったほうが良いと思うの



77: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/09(月) 01:25:09.78 ID:2KPclrng0

「もう良いの。ミキね、面白い夢見たんだよ」

「面白い夢?」

うん、とっても面白い夢

ミキたちが小さくなって

楽しく遊んでる夢

「そういえば、あの夢の中でミキはいるのかな?」

「うん? どういうことだ」

あはっ! 秘密なの



79: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/09(月) 01:30:31.37 ID:2KPclrng0

でも、あの子たちにまた会えるような気がするの

それも近いうちに

案外、もうすぐ出会えたりして


「にいちゃーん! ちっちゃいゆきぴょん拾ったー」


ほら、やっぱりね




おしまい



84: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/09(月) 01:35:36.24 ID:2KPclrng0

読んでくれた人に感謝を
ちひゃーにぺしぺしされたい……
冬毛のちひゃーをもふもふしたい……


元スレ
美希「あふぅ……」