1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/05(木) 10:59:09.13 ID:0fsmPXeL0
まどか「もれちゃうー!」
ガチャッ
まどか「え…?マミさん?」
こんなSSお願いします
11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/05(木) 12:03:12.62 ID:/7cOSoDF0
マミ「きゃあっ!」
まどか「ご、ごめんなさい!」バタン
まどか「……ん?」
まどか「いや、ちゃんとトイレに鍵かけてくださいよ!」
マミ「私、鍵をして用をたすことができないの」
まどか「そ、そうですか~……」
マミ(あなたは小さなお子様ですか)
まどか「ってそれどころじゃないっ!」ガチャ バタン
…………
マミ「鹿目さんも見滝原デパートに来てたのね」
まどか「はい。オニューの下着を買おうと思って」ティヒヒ
マミ「あら、私もよ。良かったらご一緒したいのだけれどいいかしら」
まどか「もちろんですよ!」
まどか「マミさんが選ぶ下着かあ~。ちょっと興味あったりして」フキフキ
マミ「うふふ」フキフキ
まどか「!?」
まどか(ハンカチがスイプリだと……)
マミ「?鹿目さん、どうかした?」
まどか「い、いえ」
まどか「……あの~、マミさん。そのハンカチは……」
マミ「ああ、これ?かわいいでしょ?」
まどか「は、はあ」
マミ「私、特にアコちゃんが好きなの」
マミ「鹿目さんはどのプリキュアが好きなのかしら?」
まどか「ええっと……スイートプリキュアはあまり見てないので……」
マミ「そうなの……残念ね……」シュン
マミ「でも、大丈夫。もうすぐ新番組のスマイルプリキュアが始まるわ」
マミ「鹿目さんも見て、私とプリキュアでお話をしましょう」
まどか「か、考えておきます」
まどか(その年でプリキュア大好きちゃんですか)
女性下着売り場
まどか「う~ん。何がいいかなあ」
まどか「無難なノーマル白か、アダルティーな黒レースか」
まどか「オタ狙いで青白の縞パンで攻めてみるのもアリかな?」
まどか「マミさんはどれが良いと思います?」クルッ
マミ「え?」【スイプリ、いちご、くまさん】
まどか「!?」
マミ「あら、鹿目さんはずいぶんと大人なチョイスをするのね」
まどか「そ、そうですかね……?」
まどか「この白パンなんかは割と年相応だと思うんですが」
マミ「そうなの?ごめんなさい。知らなかったわ……」
マミ「私、他の人がどういう下着を着けているのか気にしてなかったから……」
まどか「あ、謝る必要なんてないですよ。私は無難な白にします」
マミ「うーん。私はどうしようかなあ……」
マミ「無難ないちごさんにするか、王道のスイートプリキュアにするか」
まどか(でっかいいちごが許されるのは就学前までです……)
まどか(プリパンも小学校低学年が限界じゃないか?)
マミ「そ、それともいっそ、私も鹿目さんを見習って、お、大人なくまさんに……!」
まどか「大人じゃねえよっ!!」
マミ「え?」
まどか「い、いえ。あの、他のデザインのはどうですか?」
まどか「マミさんなら、黒レースの上下でもバッチリ似合うと思いますよ!」
マミ「そ、それは……中学生には、まだ早過ぎると思うの」カアァ~
まどか「まあ、そうかもしれませんね。マミさんなら全然いけると思いますけど」
まどか「なら、こっちの白や縞はどうです?」
マミ「うーん……やっぱりまだ早過ぎるわ。恥ずかしいもの」
まどか(早くねーよ……)
マミ「あっ、ごめんなさい!鹿目さんに似合わないって思ってるじゃないの!」
マミ「大人な鹿目さんならきっと似合うわ」
まどか「……ありがとうございます」
マミ「ここはやっぱり王道で……」
まどか「!」
まどか「駄目です!」
マミ「え……?でも、アコちゃんの入ったパンツはまだ持ってないのよ……?」
マミ「でも鹿目さんがそう言うなら、ここはいちごで」
まどか「くまさんにしましょう!絶対マミさんにぴったりです!」
まどか「私見たいなあ!マミさんがくまさんパンツはいてる姿!!」
マミ「なんだか恥ずかしいわ……」カアァ~
マミ「でも、鹿目さんがそこまで言ってくれたんですもの」
マミ「私……くまさんにするわ!」ドーン
まどか「……はい」
まどか(これが最善手なんだ……)
グウゥ~
まどか「あ」
マミ「あらあら、大きなおなかの音ね」
まどか「ティヒヒ」
マミ「いいわ。お昼をごちそうしてあげる」
マミ「確か上の階にファミレスがあったからそこに行きましょう」
まどか「え?いや、そんなの悪いですよ」
マミ「いいの。私、お金は余裕があるの」
マミ「それに先輩だからっ!」バーン
まどか「で、でも」
マミ「先輩だからっ!」キリッ
まどか「……じゃあ、ごちそうになりますね」
マミ「私にまかせなさい!」
まどか(もう~かわいいなあ……)
ファミレス
まどか「私はこのサンドイッチセットにします」
マミ「あら。いいセンスじゃない」
まどか「こういうの頼むと、ちょっと大人っぽくないですか?」
マミ「ふふっ、鹿目さんってかわいいわね」
まどか「ティヒヒヒッ」
マミ「でも、確かに鹿目さんの言う通りね」
マミ「ファミレスの注文一つとっても、人に与える印象は変わるものだそうよ」
マミ「ここは私も鹿目さんにならって、アダルティーなものにしますか」
まどか「それがいいですよ!マミさんはアダルティー路線で攻めるべきです!」
マミ「うふふ」ピンポーン
店員「注文はお決まりでしょうか」
マミ「はい」
マミ「彼女にこのサンドイッチセットを」
まどか「美味しいのお願いしまーす!」
店員「かしこまりました」クスッ
マミ「私はお子様ランチをお願いします」
まどか・店員「!?」
店員「ご、ご注文を確認させていただきます」
店員「サンドイッチセットをお一つに、お子様ランチ……を、お一つでよろしいですか?」
マミ「はい」
店員「……すぐにお持ちいたします。少々お待ちください」
まどか「ま、マミさんはお子様ランチですか」
マミ「ふふっ……。鹿目さんの考えていることはわかるわよ?」
マミ「『お子様ランチは美味しくて楽しくて素晴らしい料理だけど、ちょっぴり子供向けかも……』」
マミ「そんなところでしょ?」
まどか「ええ……まあ」
まどか(ちょっと、じゃないけどな)
マミ「そこはちゃんと考えているわ」
マミ「なぜなら今の私はアダルティーマミさんですもの」
マミ「鹿目さん。メニューの写真をよく見てごらんなさい」
まどか「う~ん?」
マミ「ふふ……。鹿目さんならもう気が付いたでしょう」
マミ「ここのお子様ランチは……プリンの代わりに、ゼリーが付いてくるのよ!」
まどか「え!?」
まどか(それだけ!?)
マミ「しかも、プレートに盛らず、カップに入ったまま」
マミ「でも、それくらいで私は取り乱したりしないの」
マミ「なぜなら、今の私はアダルティーマミさんだから!」
まどか「は、はあ……」
店員「お待たせしました」
まどか「あ、来ましたね」
店員「こちら、ご注文のサンドイッチセット、お子様ランチになります」
マミ「ありがとうございます」
まどか「ま、まあ、食べましょう!お腹も空きましたし!」
マミ「ええ」
店員「では、失礼します」クルッ
マミ「!?」
マミ「あ、あの……お子様ランチ付属のおもちゃを、まだ貰っていないんですが……」
まどか・店員「!?」
店員「……お客様、誠に申し訳ありません」
店員「こちらのおもちゃは6歳以下のお子様限定なので……」
マミ「……そうですか。わかりました」
店員「し、失礼します」トトトト…
マミ「……」
まどか「……」
まどか「……ま、マミさん!そのお子様ランチ、とっても美味しそうですね!」
まどか「早く食べないと、冷めちゃいますよ!」
マミ「……ええ、そうね」パク
マミ「美味しい……美味し……い」ジワァ
まどか「だ、大丈夫ですか?」
マミ「あ、ごめんなさいね」グシグシ
マミ「以前行ったお店ではおもちゃを貰えたものだから」
マミ「ちゃんとここに、6歳以下だけって書いてあるのにね」
マミ「あーやだ。恥ずかしいわ。変な勘違いしちゃった!」ウフフ
マミ「あら、鹿目さんどうしたの?食べて食べて」パク
まどか「は、はい」パク
まどか「あ、このサンドイッチも美味しいですよ!マミさんも食べてみてください!」アーン
マミ「いいの?それじゃあ失礼して」パク
マミ「あらほんと」
マミ「こっちもお返しに。はい、あーん」アーン
まどか「あ、あーん!」パク
まどか「うん!美味しい!このお店は当たりですね!」
マミ「ふふっ、本当ね」パク
マミ「本当に……美味しいわ……」ポロポロ
まどか「ああああ……」オロオロ
店長「失礼します、お客様」
マミ「あ、あら?何かしら」
店長「お子様ランチ付属のおもちゃですが、実はストックが大量にあるのです」
店長「どうぞ、お受け取りください」コト
マミ「い、いいんですか?」グスッ グスッ
店長「はい」
まどか「マミさん!」
マミ「あ……ありがとうございます!」パアァ
まどか(店長……グッジョブ!)グッ
店長「いえいえ、どうかお気になさらず」グッ
店長「それでは失礼します」
まどか「マミさん!よかったですね!」
マミ「うん!」
マミ「あ……」ゴシゴシ
マミ「は、恥ずかしい姿を見せてしまったわね」カアァ~
まどか「え~?私は何も見てませんよお~?」ニヤニヤ
マミ「もうっ!さあ、早く食べましょっ」パクパク
まどか「は~い!」ニヤニヤ パクパク
…………
マミ「鹿目さん。今日は楽しかったわ」
まどか「私もです!」
マミ「……」
マミ「……私ね、友達がいないの」
マミ「……ずっと寂しかったの」
マミ「だから、美樹さんや鹿目さんが私を頼ってくれた時、すごく嬉しかった」
マミ「『私を必要としてくれる人たちがいるんだ』って実感できた」
まどか「マミさん……」
マミ「魔女と戦うのは、とっても怖いこと」
マミ「無理強いはできない」
マミ「もうこれ以上、私はあなたたちを魔法少女に勧誘もしない」
マミ「……………………それでも」
マミ「私と……友達になってくれたら」
まどか「マミさんっ!!」ガバッ
マミ「きゃあっ!」
まどか「何言ってるんですか!」
まどか「マミさんは私の命の恩人で、頼りになる先輩で、とってもかわいい女の子で」
マミ「あ、あの、鹿目さん?」
まどか「……そして私の、最高の友達じゃないですか!」
マミ「……!」
マミ「うんっ!」ポロポロ
こうして、まどかのマミを守る戦いが始まった。
敵は魔女だけではない。社会そのものだ。
頑張れまどか。
マミを守るのは君だよ。
マミの為なら、僕も協力は惜しまない!
終
さやか「うほほー。まどかもマミさんもやりますな」
さやか「あたしもマミマミしたいぜ」
ほむら「ぐぬぬ」
ほむら「巴マミ……あんなコスイ手で私のまどかを籠絡するなんて!」ギリッ
ほむら「そっちが痛キャラで行くなら、こっちも痛キャラでまどかをフィッシュしてやるわよ!」
さやか「さやかちゃんは、やめた方がいいと思うけどなあ……」
終
元スレ
マミ「きゃあっ!」
まどか「ご、ごめんなさい!」バタン
まどか「……ん?」
まどか「いや、ちゃんとトイレに鍵かけてくださいよ!」
マミ「私、鍵をして用をたすことができないの」
まどか「そ、そうですか~……」
マミ(あなたは小さなお子様ですか)
12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/05(木) 12:12:48.20 ID:/7cOSoDF0
まどか「ってそれどころじゃないっ!」ガチャ バタン
…………
マミ「鹿目さんも見滝原デパートに来てたのね」
まどか「はい。オニューの下着を買おうと思って」ティヒヒ
マミ「あら、私もよ。良かったらご一緒したいのだけれどいいかしら」
まどか「もちろんですよ!」
まどか「マミさんが選ぶ下着かあ~。ちょっと興味あったりして」フキフキ
マミ「うふふ」フキフキ
まどか「!?」
13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/05(木) 12:17:20.96 ID:/7cOSoDF0
まどか(ハンカチがスイプリだと……)
マミ「?鹿目さん、どうかした?」
まどか「い、いえ」
まどか「……あの~、マミさん。そのハンカチは……」
マミ「ああ、これ?かわいいでしょ?」
まどか「は、はあ」
15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/05(木) 12:26:04.90 ID:/7cOSoDF0
マミ「私、特にアコちゃんが好きなの」
マミ「鹿目さんはどのプリキュアが好きなのかしら?」
まどか「ええっと……スイートプリキュアはあまり見てないので……」
マミ「そうなの……残念ね……」シュン
マミ「でも、大丈夫。もうすぐ新番組のスマイルプリキュアが始まるわ」
マミ「鹿目さんも見て、私とプリキュアでお話をしましょう」
まどか「か、考えておきます」
まどか(その年でプリキュア大好きちゃんですか)
17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/05(木) 12:32:38.52 ID:/7cOSoDF0
女性下着売り場
まどか「う~ん。何がいいかなあ」
まどか「無難なノーマル白か、アダルティーな黒レースか」
まどか「オタ狙いで青白の縞パンで攻めてみるのもアリかな?」
まどか「マミさんはどれが良いと思います?」クルッ
マミ「え?」【スイプリ、いちご、くまさん】
まどか「!?」
18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/05(木) 12:38:55.85 ID:/7cOSoDF0
マミ「あら、鹿目さんはずいぶんと大人なチョイスをするのね」
まどか「そ、そうですかね……?」
まどか「この白パンなんかは割と年相応だと思うんですが」
マミ「そうなの?ごめんなさい。知らなかったわ……」
マミ「私、他の人がどういう下着を着けているのか気にしてなかったから……」
まどか「あ、謝る必要なんてないですよ。私は無難な白にします」
19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/05(木) 12:46:34.11 ID:/7cOSoDF0
マミ「うーん。私はどうしようかなあ……」
マミ「無難ないちごさんにするか、王道のスイートプリキュアにするか」
まどか(でっかいいちごが許されるのは就学前までです……)
まどか(プリパンも小学校低学年が限界じゃないか?)
マミ「そ、それともいっそ、私も鹿目さんを見習って、お、大人なくまさんに……!」
まどか「大人じゃねえよっ!!」
21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/05(木) 12:55:38.78 ID:/7cOSoDF0
マミ「え?」
まどか「い、いえ。あの、他のデザインのはどうですか?」
まどか「マミさんなら、黒レースの上下でもバッチリ似合うと思いますよ!」
マミ「そ、それは……中学生には、まだ早過ぎると思うの」カアァ~
まどか「まあ、そうかもしれませんね。マミさんなら全然いけると思いますけど」
まどか「なら、こっちの白や縞はどうです?」
マミ「うーん……やっぱりまだ早過ぎるわ。恥ずかしいもの」
まどか(早くねーよ……)
マミ「あっ、ごめんなさい!鹿目さんに似合わないって思ってるじゃないの!」
マミ「大人な鹿目さんならきっと似合うわ」
まどか「……ありがとうございます」
22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/05(木) 13:01:41.41 ID:/7cOSoDF0
マミ「ここはやっぱり王道で……」
まどか「!」
まどか「駄目です!」
マミ「え……?でも、アコちゃんの入ったパンツはまだ持ってないのよ……?」
マミ「でも鹿目さんがそう言うなら、ここはいちごで」
まどか「くまさんにしましょう!絶対マミさんにぴったりです!」
まどか「私見たいなあ!マミさんがくまさんパンツはいてる姿!!」
23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/05(木) 13:04:43.14 ID:/7cOSoDF0
マミ「なんだか恥ずかしいわ……」カアァ~
マミ「でも、鹿目さんがそこまで言ってくれたんですもの」
マミ「私……くまさんにするわ!」ドーン
まどか「……はい」
まどか(これが最善手なんだ……)
24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/05(木) 13:12:25.06 ID:/7cOSoDF0
グウゥ~
まどか「あ」
マミ「あらあら、大きなおなかの音ね」
まどか「ティヒヒ」
マミ「いいわ。お昼をごちそうしてあげる」
マミ「確か上の階にファミレスがあったからそこに行きましょう」
まどか「え?いや、そんなの悪いですよ」
マミ「いいの。私、お金は余裕があるの」
マミ「それに先輩だからっ!」バーン
まどか「で、でも」
マミ「先輩だからっ!」キリッ
まどか「……じゃあ、ごちそうになりますね」
マミ「私にまかせなさい!」
まどか(もう~かわいいなあ……)
28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/05(木) 13:22:05.89 ID:/7cOSoDF0
ファミレス
まどか「私はこのサンドイッチセットにします」
マミ「あら。いいセンスじゃない」
まどか「こういうの頼むと、ちょっと大人っぽくないですか?」
マミ「ふふっ、鹿目さんってかわいいわね」
まどか「ティヒヒヒッ」
マミ「でも、確かに鹿目さんの言う通りね」
マミ「ファミレスの注文一つとっても、人に与える印象は変わるものだそうよ」
マミ「ここは私も鹿目さんにならって、アダルティーなものにしますか」
まどか「それがいいですよ!マミさんはアダルティー路線で攻めるべきです!」
29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/05(木) 13:26:02.04 ID:/7cOSoDF0
マミ「うふふ」ピンポーン
店員「注文はお決まりでしょうか」
マミ「はい」
マミ「彼女にこのサンドイッチセットを」
まどか「美味しいのお願いしまーす!」
店員「かしこまりました」クスッ
マミ「私はお子様ランチをお願いします」
まどか・店員「!?」
31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/05(木) 13:29:20.26 ID:/7cOSoDF0
店員「ご、ご注文を確認させていただきます」
店員「サンドイッチセットをお一つに、お子様ランチ……を、お一つでよろしいですか?」
マミ「はい」
店員「……すぐにお持ちいたします。少々お待ちください」
34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/05(木) 13:33:29.35 ID:/7cOSoDF0
まどか「ま、マミさんはお子様ランチですか」
マミ「ふふっ……。鹿目さんの考えていることはわかるわよ?」
マミ「『お子様ランチは美味しくて楽しくて素晴らしい料理だけど、ちょっぴり子供向けかも……』」
マミ「そんなところでしょ?」
まどか「ええ……まあ」
まどか(ちょっと、じゃないけどな)
35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/05(木) 13:37:30.25 ID:/7cOSoDF0
マミ「そこはちゃんと考えているわ」
マミ「なぜなら今の私はアダルティーマミさんですもの」
マミ「鹿目さん。メニューの写真をよく見てごらんなさい」
まどか「う~ん?」
37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/05(木) 13:40:41.74 ID:/7cOSoDF0
マミ「ふふ……。鹿目さんならもう気が付いたでしょう」
マミ「ここのお子様ランチは……プリンの代わりに、ゼリーが付いてくるのよ!」
まどか「え!?」
まどか(それだけ!?)
39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/05(木) 13:43:26.50 ID:/7cOSoDF0
マミ「しかも、プレートに盛らず、カップに入ったまま」
マミ「でも、それくらいで私は取り乱したりしないの」
マミ「なぜなら、今の私はアダルティーマミさんだから!」
まどか「は、はあ……」
41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/05(木) 13:49:21.24 ID:/7cOSoDF0
店員「お待たせしました」
まどか「あ、来ましたね」
店員「こちら、ご注文のサンドイッチセット、お子様ランチになります」
マミ「ありがとうございます」
まどか「ま、まあ、食べましょう!お腹も空きましたし!」
マミ「ええ」
店員「では、失礼します」クルッ
マミ「!?」
マミ「あ、あの……お子様ランチ付属のおもちゃを、まだ貰っていないんですが……」
まどか・店員「!?」
43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/05(木) 13:52:20.77 ID:/7cOSoDF0
店員「……お客様、誠に申し訳ありません」
店員「こちらのおもちゃは6歳以下のお子様限定なので……」
マミ「……そうですか。わかりました」
店員「し、失礼します」トトトト…
マミ「……」
まどか「……」
46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/05(木) 13:55:01.12 ID:/7cOSoDF0
まどか「……ま、マミさん!そのお子様ランチ、とっても美味しそうですね!」
まどか「早く食べないと、冷めちゃいますよ!」
マミ「……ええ、そうね」パク
マミ「美味しい……美味し……い」ジワァ
まどか「だ、大丈夫ですか?」
47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/05(木) 13:59:32.87 ID:/7cOSoDF0
マミ「あ、ごめんなさいね」グシグシ
マミ「以前行ったお店ではおもちゃを貰えたものだから」
マミ「ちゃんとここに、6歳以下だけって書いてあるのにね」
マミ「あーやだ。恥ずかしいわ。変な勘違いしちゃった!」ウフフ
マミ「あら、鹿目さんどうしたの?食べて食べて」パク
まどか「は、はい」パク
49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/05(木) 14:03:27.60 ID:/7cOSoDF0
まどか「あ、このサンドイッチも美味しいですよ!マミさんも食べてみてください!」アーン
マミ「いいの?それじゃあ失礼して」パク
マミ「あらほんと」
マミ「こっちもお返しに。はい、あーん」アーン
まどか「あ、あーん!」パク
まどか「うん!美味しい!このお店は当たりですね!」
マミ「ふふっ、本当ね」パク
マミ「本当に……美味しいわ……」ポロポロ
まどか「ああああ……」オロオロ
52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/05(木) 14:10:57.87 ID:/7cOSoDF0
店長「失礼します、お客様」
マミ「あ、あら?何かしら」
店長「お子様ランチ付属のおもちゃですが、実はストックが大量にあるのです」
店長「どうぞ、お受け取りください」コト
マミ「い、いいんですか?」グスッ グスッ
店長「はい」
まどか「マミさん!」
マミ「あ……ありがとうございます!」パアァ
まどか(店長……グッジョブ!)グッ
店長「いえいえ、どうかお気になさらず」グッ
店長「それでは失礼します」
56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/05(木) 14:16:19.94 ID:/7cOSoDF0
まどか「マミさん!よかったですね!」
マミ「うん!」
マミ「あ……」ゴシゴシ
マミ「は、恥ずかしい姿を見せてしまったわね」カアァ~
まどか「え~?私は何も見てませんよお~?」ニヤニヤ
マミ「もうっ!さあ、早く食べましょっ」パクパク
まどか「は~い!」ニヤニヤ パクパク
59: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/05(木) 14:23:49.64 ID:/7cOSoDF0
…………
マミ「鹿目さん。今日は楽しかったわ」
まどか「私もです!」
マミ「……」
マミ「……私ね、友達がいないの」
マミ「……ずっと寂しかったの」
マミ「だから、美樹さんや鹿目さんが私を頼ってくれた時、すごく嬉しかった」
マミ「『私を必要としてくれる人たちがいるんだ』って実感できた」
まどか「マミさん……」
61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/05(木) 14:30:34.44 ID:/7cOSoDF0
マミ「魔女と戦うのは、とっても怖いこと」
マミ「無理強いはできない」
マミ「もうこれ以上、私はあなたたちを魔法少女に勧誘もしない」
マミ「……………………それでも」
マミ「私と……友達になってくれたら」
まどか「マミさんっ!!」ガバッ
マミ「きゃあっ!」
67: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/05(木) 14:55:14.28 ID:/7cOSoDF0
まどか「何言ってるんですか!」
まどか「マミさんは私の命の恩人で、頼りになる先輩で、とってもかわいい女の子で」
マミ「あ、あの、鹿目さん?」
まどか「……そして私の、最高の友達じゃないですか!」
マミ「……!」
マミ「うんっ!」ポロポロ
こうして、まどかのマミを守る戦いが始まった。
敵は魔女だけではない。社会そのものだ。
頑張れまどか。
マミを守るのは君だよ。
マミの為なら、僕も協力は惜しまない!
終
70: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/05(木) 14:57:30.61 ID:/7cOSoDF0
さやか「うほほー。まどかもマミさんもやりますな」
さやか「あたしもマミマミしたいぜ」
ほむら「ぐぬぬ」
74: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/05(木) 15:01:21.94 ID:/7cOSoDF0
ほむら「巴マミ……あんなコスイ手で私のまどかを籠絡するなんて!」ギリッ
ほむら「そっちが痛キャラで行くなら、こっちも痛キャラでまどかをフィッシュしてやるわよ!」
さやか「さやかちゃんは、やめた方がいいと思うけどなあ……」
終
まどか「トイレトイレ、あれ?」
まどマギSSかなり読んだつもりだったけど、知らない作品あるもんだね
マミさんが幼児退行しちゃうSSも面白かったし、まどマミは結構いい