1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/25(木) 23:14:25.93 ID:WCV3vS7t0
※モバマス双葉杏SSです。18禁注意!
2: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/25(木) 23:15:15.61 ID:WCV3vS7t0
パカ
P「……」
From:双葉杏
件名:だるい
本文
今日レッスン休むね
P「……またか」ハァ
P「仕方ない、喝入れに行くか……」
パタン
―――杏宅
P「おーい、杏ー」ドンドン
P「開けろー。いるのはわかってるんだぞー」ドンドン
P「飴ちゃん持ってきてやったぞー。純露の紅茶味だぞー」ドンドン
ガチャ
P「開いてる……アイドルが不用心な」
P「おじゃましまーす」
杏「あ……プロデューサー」ゴシゴシ
P「うわっ! お前なんて格好してるんだ!」
杏「シャツ一枚くらいでおたおたしないでよ……お風呂上りなの」
P「着替えろ! 早く! 俺の中のヤツが目覚めてしまう前に!」
杏「ヤツってなに……」
杏「いーじゃん、プロデューサーも目の保養になるでしょ?」
P「そういう問題じゃない!」
杏「はぁ……これだから童貞は」ゴソゴソ
P「どっ、どどどど童貞ちゃうわ!」
杏「ベタな反応だね……はい、着たよ」
P「あ、あぁ。改めておじゃまします」クルリ
P「って変わってねえじゃん! シャツ一枚じゃん!」
杏「杏のくつろぎスタイルに文句言わないでよ」
杏「それに見えないけどちゃんとスパッツはいてるよ……ほら」ピラ
P「ちょっと残念だがならば良し」
P「はぁ……あれ、そう言えばご両親は仕事か?」
杏「うん……よいしょっと」ウィーン
P「……おい、客を迎えていきなりエロゲ始める奴がいるか」
杏「最近のアイドル活動のせいで積みゲーが増えてるんだよ」カチカチ
杏「エロゲに限らずあらゆるハードに積みゲーが……」
杏「これは由々しき事態だよ!」キリッ
P「あのなぁ……まぁいい、今日は話をしに来た」
杏「話……?」カチカチ
P「最近、レッスンをサボり気味なのはなんでだ?」
P「今日でもう一週間連続だ……来週にはコンサートも控えてる」
杏「……」カチカチ
P「最初は本当に調子が悪いのかと思ったけど……この有様だしな」
杏「……」カチカチ
P「……何か、あったのか?」
杏「……べつに」カチカチ
P「きらりやかな子や凛、ちひろさんもすごく心配してる」
P「悩みがあるんだったら相談してくれ」
杏「……プロデューサーにはわかんないよ」カチカチ
P「杏……」
杏「……ごめん。今日は帰って」
P「嫌だ」
杏「……」
P「俺は杏のプロデューサーだ」
P「杏が何か悩んでいて、それで前に進めないって言うのなら」
P「俺が絶対に何とかする」
P「頼む……俺を信用して話してくれないか」
杏「……」
杏「……ねえ、プロデューサー」
P「……なんだ?」
杏「プロデューサーはどうして杏をアイドルにしよう、なんて思ったの?」
杏「こんな一日中家に篭ってゲームやってるような女をさ」
P「そりゃあ……」
P「まぁ、月並みな言い方だけどかわいかったからな」
P「初めてアキバで杏を見たとき、惹かれたんだ」
P「気障ったらしいけど、天使に見えた」
杏「う……」///
杏「あの時はびっくりしたよ、いきなり『アイドルになりませんか?』だもんね」
P「でも杏も凄い」
P「いくらスカウトされたからって誰でもアイドルになれる訳じゃない」
P「杏にはその才能があるんだ。俺の眼は間違ってなかった」
杏「ありがと……」
P「杏……話してくれないのか?」
杏「……」
杏「……杏ね、これでもプロデューサーには感謝してるんだ」
杏「こんなヒキコモリの杏を外の世界に連れ出してくれて」
杏「その上、すごい知名度も上がって有名にしてくれた」
P「……」
杏「最初は、本当に軽い気持ちだったんだよ」
杏「アイドルになって印税生活、悪くないと思ってやってみようとした」
杏「次第にアイドルするのも面白い、って思えるくらいになったんだよ」
P「だったらなんで」
杏「……プロデューサー、杏が引きこもってた理由、わかる?」
P「え? そりゃ普通に働きたくないからって……」
杏「それも半分」
杏「もう半分はね、誰かと必要以上に親しくなりたくなかったから」
P「……」
杏「誰かと親しくなるのはとっても楽しいけどさ」
杏「……形は違っても、絶対に、別れはいつか来るでしょ?」
杏「だったらずっと一人で楽しいことだけやっていればいい」
杏「そう思って、ずっと引きこもってたんだ」
P「……」
杏「アイドルになって、色んな知り合いや友達もできて……」
杏「最近、いきなり怖くなったんだ」
杏「みんなと離れるのが……怖い」
P「杏……」
杏「……でもこうなった一番の理由は」
杏「プロデューサーのせいだよ」
P「俺の……?」
杏「杏ね、プロデューサーのことが……好き」
P「……っ」
杏「最初は杏なんかをプロデュースするなんて変人だな、って思ってた」
杏「でも一緒に営業や活動してる間に……」
杏「いつの間にか、好きになってた」
杏「最近はもう、何をしててもプロデューサーが頭から離れないくらい」
P「……」
杏「それに気付いて、離れるのがすごく怖くなっちゃった」
杏「これ以上、プロデューサーのこと好きになっちゃったら」
杏「杏……どうなるかわかんない……!」
杏「これ以上好きになる前に……杏から離れようとして……」
杏「……だから、ほっといてよ」
P「……バカだなお前」
杏「……っ! バカってなんだよ! これでも杏は必死で―――」
P「俺が杏から離れる訳ないだろ」
P「例え杏がアイドルじゃなくなっても、ずっと一緒だ」
杏「な……っ!?」
P「言っただろ……俺は杏に、最初に見た時から惹かれてた」
P「正直言って、彼女にしたいと思った。今でも思ってる」
杏「そんなバレバレの嘘つかないでよ!」
杏「彼女をアイドルにするわけないでしょ、ばかぁっ!」
P「嘘じゃない!」
P「杏のかわいさを全国に広めたかったんだ!」
P「世の中にはこんな隠れたかわいい子がいるって全国に知って欲しかったんだ!」
杏「この……むぐっ!?」
涙を目の端に貯めて激昂する杏の口をキスで塞ぐ。
折れそうなほど小さな身体を強く抱き締めて、杏の唇を貪る。
初めは少し抵抗していた杏も、次第に大人しく身を任せてきた。
杏「ん……んん……!」
杏「はぁ……はぁ……」
いつもの気だるそうな顔とは違う、杏の違う一面。
息を切らして顔を紅潮させる杏は、ひどく蠱惑的で。
杏「はぁ……プロ、デューサー……」
杏「今の、話……本当、なら……」
杏「杏のこと……彼女に、してよ……」
杏「そしたら……信じる」
担当アイドルとの関係はご法度。
そんなこと、この業界に入った瞬間にとっくに胸に決めた筈。
だけど、好きな女の子を目の前に我慢できるほど、俺は年を食ってない。
P「下手したらもう、アイドルできなくなるかも知れないぞ」
杏「いいよ……その時は、プロデューサーが一生養ってくれるんでしょ……?」
P「バカ」
杏「んっ……」
もう一度、杏と唇を重ねた。
今度は深く味わうように、小さな口内にゆっくりと舌を這わせる。
杏「ん……ぅっ」
杏が身体中の力を抜いてしな垂れてくる。
改めて、杏の身体はどこもパーツが小さいと認識した。
顔も、手も、唇も、舌も、どこも不安になるほどに小さい。
こんな小さな身体で、ハードなアイドル活動をこなしていたと思うと愛しくてたまらなく感じた。
密着していた唇を離すと、杏は名残惜しそうに顔を寄せてきた。
杏「んあ……ぅ」
P「杏」
杏「ん……?」
P「愛してる。絶対にこれからもずっと、一緒だ。約束する」
杏「うん……杏も、大好き……」
杏をベッドに押し倒し、期待と不安でぐるぐると回る視界で杏の身体を見下ろす。
はだけたシャツの隙間からのぞく肌が、いつも以上に艶を増して見える。
今から杏の貞淑を俺が壊すのだと考えると、えも言われない背徳感に身体が震えた。
やわこい杏のほっぺをつつきながら、出来るだけ優しくキスをする。
裸の上から着ていた大きめのシャツとスパッツを脱がした瞬間にはもう、頭は真っ白になっていた。
室内にいることが多いせいか絹のような白い肌に、控え目ではあるが確かに女性であることを証明する胸。
杏も俺の視線に気付いたのか、すぐに自分の腕で胸と秘部を隠す。
杏「あ、あんまり見ないでよ……」
P「今更何言ってんだ。今からやめろって言われても無理だぞ」
杏「そ、そうじゃなくて……杏の、その、小さいし」
P「かわいいじゃないか。俺は好きだよ」
杏「ばか……変態……ロリコン……」
杏は顔を今までにない程真っ赤にして、呪詛のように照れ隠しの悪口を言いながら自分の顔を手で覆う。
杏の胸が顕わになる。
その肌を、色を、匂いを、一生記憶に留めておけるように、穴が空くほどに凝視した。
P「悪い……もう限界だ」
杏「ふぇ……?」
産まれたままの姿となった杏を抱きしめて、その柔らかい胸に顔を埋める。
やばい、犯罪的なまでにめちゃくちゃいい匂いがする。
これが杏の匂いなんだと意味もなく確信した。
そのまま顔を引き寄せ、強引に唇を奪う。
唇を合わせるだけの軽いキスではなく、舌を入れて杏の小さな口内を存分に陵辱し、貪欲に唾液を貪る。
杏「んっ……んんー……っ」
口内の襞を舐め取りながら、片手が誘われるように杏の秘所へと導かれる。
杏もそれに気付いたのか、必死に俺の手を止めようと自分の手を添えた。
杏「ちょ、ちょっと」
P「何だ?」
杏「あ、杏その、は、はじめて……だから」
P「ああ、なるべく優しくする」
P「だけど俺も初めてだからな、その辺は大目に見てくれ」
杏「うぅ……」
経験がないのでどの程度の力加減がいいのかわからないが、出来るだけ優しく、表面をなぞる様に指を這わせた。
杏「うぁ……」
顕わになった杏の、申し訳程度に陰毛が生える秘所につぷり、と指を入れた。
杏の中はひどく熱く、唇をすぼませているかのように、狭く濡れていた。
びくん、と杏の身体が小さく反る。
引き続き、捏ねるように押したり、さすったりを繰り返しているうちに、湿り気を帯びてきているのに気付いた。
P「杏……濡れてる」
杏「口に出すな、ばかぁ……」
杏は恥ずかしさで今にも爆発してしまいそうなほど顔を赤くして眼を潤ませている。
もっと欲しい。
もっともっと、杏が欲しい。
杏「ん……っ、あぅ……っ」
杏は自分の指を噛みながら、押し寄せてくる未知の経験に耐えている。
膣内で指を鉤状に曲げて、愛液を掻き出すように細かく出し入れする。
時折、痙攣するかのように跳ねる杏の身体が可愛くて、脳が煮えそうな錯覚に陥る。
度重なる杏からの誘惑に細切れにされ、最早ヒトではなく猿並に退化した頭で、エロ本で得た情報を頼りに秘所の上側にある小さな突起を手探りで撫でた。
杏「うぁ……っ!?」
素っ頓狂な声を上げて、突然の感触に眼をいっぱいに見開き身体を痙攣させる杏。
ここで間違っていないはず、間違ってたらAVが悪い、と訳のわからない責任転嫁をしながら、執拗に、しかし優しく、割れ目をなぞるように撫でた。
にちゅ、といやらしい音がやけに静かな部屋に反響し、ミキサーのように興奮をより掻き立てる。
杏「ぷろ、りゅーさぁっ……それ、だめぇ……っ!」
聞く耳持たず、と言わんばかりに突起を弄り倒す。
小さな喘ぎ声と生理的な反応が交互に繰り返される中で、その反応のローテーションが短くなっていっているのを感じた。
更に指の反復運動のスピードを上げてみる。
杏「あ、は……んっ……あ、だめ、だめぇ……!」
先ほどとは違う、拒絶ではない言葉と共に杏の身体が大きく跳ねた。
杏「…………っ!」
シーツを力の限り掴み、眼を強く閉じ、声を殺して激しく痙攣する杏。
ひょっとして、イった、のだろうか。
いやいやと首を振りながら、痙攣の幅は次第に長く、緩慢になっていく。
当の杏は激しい呼吸を整えながら、とろんとした瞳で空虚を臨んでいる。
半開きの口の端からはよだれが垂れているが、本人は気付いていないらしく拭おうともしない。
恍惚としたその表情は、ひどく艶美に映った。
杏「……ぁ……」
P「杏? ……大丈夫か?」
杏「ぅ……プロ……デューサー……?」
定まらない視線が移ろい、ズボンの下から屹立した俺の息子に止まった。
誘われるように杏は俺のズボンに手を伸ばす。
P「お、おい杏」
杏「……プロデューサーだけずるい。杏もする……」
胡乱とした眼のまま半ば強引にズボンをずり下げる杏。
されるがままになっていた俺は、あっという間に下半身を露出させられる。
当たり前のように天を突くように立っていた俺のそれを見て、杏は正気を取り戻したらしく、焦点を定めて息を飲んだ。
杏「こ、これが……男の」
P「……感想は?」
杏「す、すごく……大きいです」
P「他の見たことないだろ」
杏「いや、こう言うべきかなって……」
杏「エロゲだとモザイクかかっててよくわかんないし……」
杏「男の人って大きいって言われると嬉しいんでしょ?」
P「ああ、嘘でも嬉しいな」
杏「比較しようがないけど……大きいと思う……」
杏「こんなの入るのかな……触ってもいい?」
P「あ、あぁ」
珍しいものを見る眼で、腫れ物を触るように俺の息子に触れる。
触られただけで身体中に電気が走るような快感。
杏「……ちょっとグロいけど、かわいいかも……」
杏「すごく熱いし……びくびくしてる……」
杏は俺の息子をまじまじと観察した後、何か思いついたのか、ゆっくりと身を起こして俺と向き合って女の子座りをする。
杏は何かを決心したのか、一度頷くと、俺の股間に手を伸ばした。
そのまま、顔を近づける。
P「ちょ、杏!?」
杏「ん……」
杏は少し遠慮しがちに、俺の男根をその小さな口に含んだ。
口内の熱と柔らかな舌による快感が、大挙して全身を襲う。
P「そ、そんなことどこで……」
杏「えろふぇれ(エロゲで)……」
P「この……耳年増……」
今だけはエロゲに感謝しよう。ありがとうエロゲの人。
と言うか咥えながら喋らないでくれ、と言う暇もなく、快楽の波が次々と全身に行き渡る。
P「うぁ……ちょ、ちょっと杏」
杏「んふ……ぷろりゅーさ、かわいい……女の子みたいな声……」
P「ダメだって! それ以上は……っ!」
杏「……?」
別の生き物のように秘部の表面を這い回る舌と濡れそぼった口内の微妙な熱に浮かされ、
ただでさえ限界寸前だった劣情の城壁は、いとも簡単に陥落した。
P「く……っ!」
杏「……っ!?」
びゅくん、びゅる、びゅく、どくん。
脈打ちながら、初めての射精のように止め処なく流れ出る精は、余すことなく杏の口内にぶちまけられた。
突然の事象に驚いた杏が顔を離したことにより、余った精が杏の顔にかかる。
白濁色の液体が、杏の顔を汚していく。
その背徳感とどろどろに染まった杏の顔だけで、射精直後だと言うのに早くも俺の愚息は復活を遂げていた。我ながら現金すぎて死にたくなる。
杏「……これが精液……」
P「わ、悪い。今拭くから」
杏「……おいしくない。クリームみたいなのに」
P「当たり前だ」
杏「エロゲとかだとおいしいって言ってるのに……」
P「そりゃフィクションだからだ!」
杏「えへへ……でも、プロデューサーのなら、いいな」
顔を淫猥に穢しながらも口周りを舐め、薄く微笑む杏。
ダメだ、こいつかわいすぎる。
杏は先ほどからの今まで非現実であった出来事に次々とほだされ、夢うつつに頬を紅潮させている。
杏「う……?」
好都合だと言わんばかりに、無防備な杏の足を広げ、怒張を秘所にあてがう。
最期の理性を振り絞り、一言だけ杏に向かって告げた。
P「杏……挿れるぞ」
杏「うん……」
本当に入るのだろうか、と疑わしくなるほどに小さな杏の入口に、なるべく痛みを一瞬で済ませるために、勢いよく突き入れた。
杏「あい……っ!」
P「悪い杏、すぐに終わらせるから我慢してくれ……!」
杏「いた……っ、いたいよ、プロ、デューサー……!」
杏が初めてだという証拠を示す破瓜の赤い染みがシーツに小さく広がる。
杏の膣は小さすぎて、俺のモノが半分ほどしか入っていない。
しかも凄まじい圧力で締め付けてくるせいで、すぐに果ててしまいそうだ。
杏「あ……っ、ん……!」
杏「いた、一番、深いトコに当たってるよ……!」
杏「奥が……奥が、じんじんするぅ……!」
今までに感じたことのないレベルの快楽の波を全身に受けながら、ゆっくりと抽送を繰り返す。
抱きつきながら、俺の背中に杏が傷みを紛らわす為か爪を立てる。
その痛みさえも心地良い程に、杏の肢体は魅力的だった。
熱湯に突っ込んだかのように熱く直に伝わる体温、
脳を蕩かすような快感を産み出す複雑な構造をした内壁、
そして何より、俺の腕の中で痛みに耐える、小さく健気な彼女の姿。
それら全てが愛しくて。
彼女が危惧していた事の本質を、今本当の意味で理解した。
杏「ふ……っ、あ、あぁ……っ!」
杏を、二度と離したくはない。
杏を、俺のものにしたい。
出来る事ならば、死ぬまでこうして繋がっていたい。
涙を浮かべ悲鳴に近い声を上げる杏を、強く抱き締めた。
P「杏……っ、杏……! 好きだ……っ!」
杏「ぷろ、りゅーさぁ……っ! あ、杏もぅ……っ!」
杏「だめぇ……! あたま、おかしくなるぅ……!」
杏「きもち、いいよぉ……っ!」
P「杏……っ! 俺、もう……!」
杏「プロデューサー……! 好き、すきぃ……っ!」
P「杏……っ!」
杏「あ、ああぁっ! ううぅぅーっ!」
大きく跳ねる杏の身体を折れる程にかき抱く。
このままひとつになれるような淡い錯覚を覚えた。
俺は杏の細胞ひとつひとつに染み込ませるよう、身を震わせながら
果てた。
P「はぁ……はぁ……」
杏「あ……ぅ」
P「杏」
杏「う……?」
P「愛してる」
杏「……うん」
―――数十分後。
杏「……中で出した……中で……」
P「……すいませんでしたマジで」正座
杏「あのねぇ……杏こんなちっちゃいけど、ちゃんと女の子なんだよ?」
杏「どういうことかわかる?」
P「はい、わかってます……本当にすいません」
杏「もう……ま、いいか。できちゃったらそれでも」
杏「アイドルやめて、プロデューサーに永久就職」
杏「毎日だらだらしながらプロデューサーに養ってもらう」
杏「えへへ、うん、悪くない」
P「う……できればアイドル続ける方向で……」
杏「そうだね、明日からはちゃんとやるよ」
杏「杏と、プロデューサーのためにも」
杏「あーあ、これで杏も脱処女かー」
杏「やっぱりエロ同人みたいにはいかないなー」
P「エロ同人みたいってなんだよ」
杏「はじめてだけど気持ちいいー、とか」
P「そりゃそうだろ……」
杏「はじめは痛すぎて本当に死ぬかと思ったよ……」
P「わ、悪い」
杏「同意の上なんだから謝らないでよ……それに」
P「?」
杏「さ、最後のほうは……ちょっときもちよかったし……」///
P「そ、そうですか……童貞が暴走してお恥ずかしい」
杏「今日はもうこれ以上は無理だけど……その……また、してね」///
P「あぁ、もう絶対離れない。約束する」
杏「うん! プロデューサー、大好きだよ!」
■翌日■
P「おはようございまーす」
ちひろ「あらプロデューサーさん、おはようございます」
ちひろ「あのー……いきなりですけど杏ちゃんの件はどうでしたか?」
P「ああ、杏なら今日からまたがんばるそうです」
ちひろ「そうですかー、良かったぁ……」ホッ
きらり「にゃっほーい☆ きらりんはっしーん!」
凛「おはようございます」
かな子「おはようございますー」
P「おうみんな、おはよう」
きらり「あっPちゃん! 杏ちゃんだいじょーぶ? きらりんぱわー☆いる? いっちゃう?」
P「杏なら大丈夫だったよ。今日からまた一緒に仕事だ」
凛「そう……それは何よりだね」
かな子「何かあったんですか?」
P「あー……風邪だ風邪。ちょっとタチの悪い風邪だ」
杏「風邪……ねぇ」
P「うお!?」
かな子「あっ、杏ちゃんおはよう」
きらり「杏ちゃーん! うきゃー☆ きらり寂しかったにぃ!」
杏「おはようみんな。迷惑かけてごめんね」
凛「それよりも身体のほうは大丈夫なの?」
杏「うん、大丈夫だよ。腰とゴニョゴニョが痛いけど」
P「あ、杏!」
かな子「腰?」
きらり「と?」
凛「……?」
ちひろ「……プロデューサー、さん……?」
P「よ、よーしみんな! 今日も一日がんばるぞー! おー!」
杏「ねえプロデューサー?」
P「は、はい! 何でしょうか杏さん!」
杏「責任とって、一生かけても杏をトップアイドルにしてね?」
凛「……プロデューサー? どういうこと?」
きらり「杏ちゃんとPちゃん、らぶらぶずっきゅん?」
かな子「えぇ!? ど、どういうことですか!?」
P「さーて! 仕事だ仕事! お仕事だーいすき!」
ちひろ「プ~ロ~デュ~サ~さ~ん?」ゴゴゴゴゴゴゴ
P「ヒイイイイイイイイイ!」ガクガクガクブル
P「あ、杏さん! 助けてください!」
杏「ふふ……そんな顔してもダメなんだから」
ちひろ「さーてプロデューサーさん、あっちでお話しましょうねー」ゴゴゴゴゴゴゴ
凛「ちひろさん、私も参加します」
かな子「私も……じっくりお話しましょうね」
P「いやああああああああ! 助けてェェェ!」ズルズルズルズル
ガチャ バタン
きらり「んにゅう……? 杏ちゃん、みんなどうしたの?」
杏「まぁ、これくらい男として通らなきゃいけない道だよね」
杏「杏のだいじなもの、全部あげちゃうんだから」
杏「プロデューサーのだいじなもの、全部もらっちゃうんだから」
杏「謝ったって、許してあげないんだから」
杏「今更後悔したって遅いんだから」
杏「もう、絶対に離れてあげないんだから」
きらり「?」
杏「ずっと一緒だよね、プロデューサー!」
完
読んでくれた人ありがとう
俺もヒモになりたい
元スレ
パカ
P「……」
From:双葉杏
件名:だるい
本文
今日レッスン休むね
P「……またか」ハァ
P「仕方ない、喝入れに行くか……」
パタン
4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/25(木) 23:16:03.17 ID:WCV3vS7t0
―――杏宅
P「おーい、杏ー」ドンドン
P「開けろー。いるのはわかってるんだぞー」ドンドン
P「飴ちゃん持ってきてやったぞー。純露の紅茶味だぞー」ドンドン
ガチャ
P「開いてる……アイドルが不用心な」
P「おじゃましまーす」
杏「あ……プロデューサー」ゴシゴシ
P「うわっ! お前なんて格好してるんだ!」
杏「シャツ一枚くらいでおたおたしないでよ……お風呂上りなの」
5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/25(木) 23:16:48.26 ID:WCV3vS7t0
P「着替えろ! 早く! 俺の中のヤツが目覚めてしまう前に!」
杏「ヤツってなに……」
杏「いーじゃん、プロデューサーも目の保養になるでしょ?」
P「そういう問題じゃない!」
杏「はぁ……これだから童貞は」ゴソゴソ
P「どっ、どどどど童貞ちゃうわ!」
杏「ベタな反応だね……はい、着たよ」
P「あ、あぁ。改めておじゃまします」クルリ
P「って変わってねえじゃん! シャツ一枚じゃん!」
杏「杏のくつろぎスタイルに文句言わないでよ」
杏「それに見えないけどちゃんとスパッツはいてるよ……ほら」ピラ
P「ちょっと残念だがならば良し」
6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/25(木) 23:17:32.44 ID:WCV3vS7t0
P「はぁ……あれ、そう言えばご両親は仕事か?」
杏「うん……よいしょっと」ウィーン
P「……おい、客を迎えていきなりエロゲ始める奴がいるか」
杏「最近のアイドル活動のせいで積みゲーが増えてるんだよ」カチカチ
杏「エロゲに限らずあらゆるハードに積みゲーが……」
杏「これは由々しき事態だよ!」キリッ
P「あのなぁ……まぁいい、今日は話をしに来た」
杏「話……?」カチカチ
P「最近、レッスンをサボり気味なのはなんでだ?」
P「今日でもう一週間連続だ……来週にはコンサートも控えてる」
杏「……」カチカチ
7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/25(木) 23:18:14.19 ID:WCV3vS7t0
P「最初は本当に調子が悪いのかと思ったけど……この有様だしな」
杏「……」カチカチ
P「……何か、あったのか?」
杏「……べつに」カチカチ
P「きらりやかな子や凛、ちひろさんもすごく心配してる」
P「悩みがあるんだったら相談してくれ」
杏「……プロデューサーにはわかんないよ」カチカチ
P「杏……」
杏「……ごめん。今日は帰って」
P「嫌だ」
杏「……」
8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/25(木) 23:18:54.27 ID:WCV3vS7t0
P「俺は杏のプロデューサーだ」
P「杏が何か悩んでいて、それで前に進めないって言うのなら」
P「俺が絶対に何とかする」
P「頼む……俺を信用して話してくれないか」
杏「……」
杏「……ねえ、プロデューサー」
P「……なんだ?」
杏「プロデューサーはどうして杏をアイドルにしよう、なんて思ったの?」
杏「こんな一日中家に篭ってゲームやってるような女をさ」
P「そりゃあ……」
10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/25(木) 23:19:32.06 ID:WCV3vS7t0
P「まぁ、月並みな言い方だけどかわいかったからな」
P「初めてアキバで杏を見たとき、惹かれたんだ」
P「気障ったらしいけど、天使に見えた」
杏「う……」///
杏「あの時はびっくりしたよ、いきなり『アイドルになりませんか?』だもんね」
P「でも杏も凄い」
P「いくらスカウトされたからって誰でもアイドルになれる訳じゃない」
P「杏にはその才能があるんだ。俺の眼は間違ってなかった」
杏「ありがと……」
P「杏……話してくれないのか?」
11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/25(木) 23:20:08.45 ID:WCV3vS7t0
杏「……」
杏「……杏ね、これでもプロデューサーには感謝してるんだ」
杏「こんなヒキコモリの杏を外の世界に連れ出してくれて」
杏「その上、すごい知名度も上がって有名にしてくれた」
P「……」
杏「最初は、本当に軽い気持ちだったんだよ」
杏「アイドルになって印税生活、悪くないと思ってやってみようとした」
杏「次第にアイドルするのも面白い、って思えるくらいになったんだよ」
P「だったらなんで」
杏「……プロデューサー、杏が引きこもってた理由、わかる?」
P「え? そりゃ普通に働きたくないからって……」
12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/25(木) 23:20:45.71 ID:WCV3vS7t0
杏「それも半分」
杏「もう半分はね、誰かと必要以上に親しくなりたくなかったから」
P「……」
杏「誰かと親しくなるのはとっても楽しいけどさ」
杏「……形は違っても、絶対に、別れはいつか来るでしょ?」
杏「だったらずっと一人で楽しいことだけやっていればいい」
杏「そう思って、ずっと引きこもってたんだ」
P「……」
杏「アイドルになって、色んな知り合いや友達もできて……」
杏「最近、いきなり怖くなったんだ」
杏「みんなと離れるのが……怖い」
13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/25(木) 23:21:23.29 ID:WCV3vS7t0
P「杏……」
杏「……でもこうなった一番の理由は」
杏「プロデューサーのせいだよ」
P「俺の……?」
杏「杏ね、プロデューサーのことが……好き」
P「……っ」
14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/25(木) 23:22:00.99 ID:WCV3vS7t0
杏「最初は杏なんかをプロデュースするなんて変人だな、って思ってた」
杏「でも一緒に営業や活動してる間に……」
杏「いつの間にか、好きになってた」
杏「最近はもう、何をしててもプロデューサーが頭から離れないくらい」
P「……」
15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/25(木) 23:22:38.27 ID:WCV3vS7t0
杏「それに気付いて、離れるのがすごく怖くなっちゃった」
杏「これ以上、プロデューサーのこと好きになっちゃったら」
杏「杏……どうなるかわかんない……!」
杏「これ以上好きになる前に……杏から離れようとして……」
杏「……だから、ほっといてよ」
P「……バカだなお前」
杏「……っ! バカってなんだよ! これでも杏は必死で―――」
P「俺が杏から離れる訳ないだろ」
P「例え杏がアイドルじゃなくなっても、ずっと一緒だ」
杏「な……っ!?」
16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/25(木) 23:23:14.73 ID:WCV3vS7t0
P「言っただろ……俺は杏に、最初に見た時から惹かれてた」
P「正直言って、彼女にしたいと思った。今でも思ってる」
杏「そんなバレバレの嘘つかないでよ!」
杏「彼女をアイドルにするわけないでしょ、ばかぁっ!」
P「嘘じゃない!」
P「杏のかわいさを全国に広めたかったんだ!」
P「世の中にはこんな隠れたかわいい子がいるって全国に知って欲しかったんだ!」
杏「この……むぐっ!?」
17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/25(木) 23:23:51.38 ID:WCV3vS7t0
涙を目の端に貯めて激昂する杏の口をキスで塞ぐ。
折れそうなほど小さな身体を強く抱き締めて、杏の唇を貪る。
初めは少し抵抗していた杏も、次第に大人しく身を任せてきた。
杏「ん……んん……!」
杏「はぁ……はぁ……」
いつもの気だるそうな顔とは違う、杏の違う一面。
息を切らして顔を紅潮させる杏は、ひどく蠱惑的で。
杏「はぁ……プロ、デューサー……」
杏「今の、話……本当、なら……」
杏「杏のこと……彼女に、してよ……」
18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/25(木) 23:24:27.72 ID:WCV3vS7t0
杏「そしたら……信じる」
担当アイドルとの関係はご法度。
そんなこと、この業界に入った瞬間にとっくに胸に決めた筈。
だけど、好きな女の子を目の前に我慢できるほど、俺は年を食ってない。
P「下手したらもう、アイドルできなくなるかも知れないぞ」
杏「いいよ……その時は、プロデューサーが一生養ってくれるんでしょ……?」
P「バカ」
杏「んっ……」
もう一度、杏と唇を重ねた。
今度は深く味わうように、小さな口内にゆっくりと舌を這わせる。
19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/25(木) 23:25:04.88 ID:WCV3vS7t0
杏「ん……ぅっ」
杏が身体中の力を抜いてしな垂れてくる。
改めて、杏の身体はどこもパーツが小さいと認識した。
顔も、手も、唇も、舌も、どこも不安になるほどに小さい。
こんな小さな身体で、ハードなアイドル活動をこなしていたと思うと愛しくてたまらなく感じた。
密着していた唇を離すと、杏は名残惜しそうに顔を寄せてきた。
杏「んあ……ぅ」
P「杏」
杏「ん……?」
P「愛してる。絶対にこれからもずっと、一緒だ。約束する」
杏「うん……杏も、大好き……」
20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/25(木) 23:25:41.61 ID:WCV3vS7t0
杏をベッドに押し倒し、期待と不安でぐるぐると回る視界で杏の身体を見下ろす。
はだけたシャツの隙間からのぞく肌が、いつも以上に艶を増して見える。
今から杏の貞淑を俺が壊すのだと考えると、えも言われない背徳感に身体が震えた。
やわこい杏のほっぺをつつきながら、出来るだけ優しくキスをする。
裸の上から着ていた大きめのシャツとスパッツを脱がした瞬間にはもう、頭は真っ白になっていた。
室内にいることが多いせいか絹のような白い肌に、控え目ではあるが確かに女性であることを証明する胸。
杏も俺の視線に気付いたのか、すぐに自分の腕で胸と秘部を隠す。
杏「あ、あんまり見ないでよ……」
P「今更何言ってんだ。今からやめろって言われても無理だぞ」
杏「そ、そうじゃなくて……杏の、その、小さいし」
P「かわいいじゃないか。俺は好きだよ」
杏「ばか……変態……ロリコン……」
21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/25(木) 23:26:18.05 ID:WCV3vS7t0
杏は顔を今までにない程真っ赤にして、呪詛のように照れ隠しの悪口を言いながら自分の顔を手で覆う。
杏の胸が顕わになる。
その肌を、色を、匂いを、一生記憶に留めておけるように、穴が空くほどに凝視した。
P「悪い……もう限界だ」
杏「ふぇ……?」
産まれたままの姿となった杏を抱きしめて、その柔らかい胸に顔を埋める。
やばい、犯罪的なまでにめちゃくちゃいい匂いがする。
これが杏の匂いなんだと意味もなく確信した。
そのまま顔を引き寄せ、強引に唇を奪う。
唇を合わせるだけの軽いキスではなく、舌を入れて杏の小さな口内を存分に陵辱し、貪欲に唾液を貪る。
22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/25(木) 23:26:54.16 ID:WCV3vS7t0
杏「んっ……んんー……っ」
口内の襞を舐め取りながら、片手が誘われるように杏の秘所へと導かれる。
杏もそれに気付いたのか、必死に俺の手を止めようと自分の手を添えた。
杏「ちょ、ちょっと」
P「何だ?」
杏「あ、杏その、は、はじめて……だから」
P「ああ、なるべく優しくする」
P「だけど俺も初めてだからな、その辺は大目に見てくれ」
杏「うぅ……」
経験がないのでどの程度の力加減がいいのかわからないが、出来るだけ優しく、表面をなぞる様に指を這わせた。
23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/25(木) 23:27:31.50 ID:WCV3vS7t0
杏「うぁ……」
顕わになった杏の、申し訳程度に陰毛が生える秘所につぷり、と指を入れた。
杏の中はひどく熱く、唇をすぼませているかのように、狭く濡れていた。
びくん、と杏の身体が小さく反る。
引き続き、捏ねるように押したり、さすったりを繰り返しているうちに、湿り気を帯びてきているのに気付いた。
P「杏……濡れてる」
杏「口に出すな、ばかぁ……」
杏は恥ずかしさで今にも爆発してしまいそうなほど顔を赤くして眼を潤ませている。
もっと欲しい。
もっともっと、杏が欲しい。
24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/25(木) 23:28:07.85 ID:WCV3vS7t0
杏「ん……っ、あぅ……っ」
杏は自分の指を噛みながら、押し寄せてくる未知の経験に耐えている。
膣内で指を鉤状に曲げて、愛液を掻き出すように細かく出し入れする。
時折、痙攣するかのように跳ねる杏の身体が可愛くて、脳が煮えそうな錯覚に陥る。
度重なる杏からの誘惑に細切れにされ、最早ヒトではなく猿並に退化した頭で、エロ本で得た情報を頼りに秘所の上側にある小さな突起を手探りで撫でた。
杏「うぁ……っ!?」
素っ頓狂な声を上げて、突然の感触に眼をいっぱいに見開き身体を痙攣させる杏。
ここで間違っていないはず、間違ってたらAVが悪い、と訳のわからない責任転嫁をしながら、執拗に、しかし優しく、割れ目をなぞるように撫でた。
にちゅ、といやらしい音がやけに静かな部屋に反響し、ミキサーのように興奮をより掻き立てる。
25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/25(木) 23:28:44.38 ID:WCV3vS7t0
杏「ぷろ、りゅーさぁっ……それ、だめぇ……っ!」
聞く耳持たず、と言わんばかりに突起を弄り倒す。
小さな喘ぎ声と生理的な反応が交互に繰り返される中で、その反応のローテーションが短くなっていっているのを感じた。
更に指の反復運動のスピードを上げてみる。
杏「あ、は……んっ……あ、だめ、だめぇ……!」
先ほどとは違う、拒絶ではない言葉と共に杏の身体が大きく跳ねた。
杏「…………っ!」
26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/25(木) 23:29:20.65 ID:WCV3vS7t0
シーツを力の限り掴み、眼を強く閉じ、声を殺して激しく痙攣する杏。
ひょっとして、イった、のだろうか。
いやいやと首を振りながら、痙攣の幅は次第に長く、緩慢になっていく。
当の杏は激しい呼吸を整えながら、とろんとした瞳で空虚を臨んでいる。
半開きの口の端からはよだれが垂れているが、本人は気付いていないらしく拭おうともしない。
恍惚としたその表情は、ひどく艶美に映った。
杏「……ぁ……」
P「杏? ……大丈夫か?」
杏「ぅ……プロ……デューサー……?」
定まらない視線が移ろい、ズボンの下から屹立した俺の息子に止まった。
誘われるように杏は俺のズボンに手を伸ばす。
P「お、おい杏」
杏「……プロデューサーだけずるい。杏もする……」
胡乱とした眼のまま半ば強引にズボンをずり下げる杏。
されるがままになっていた俺は、あっという間に下半身を露出させられる。
当たり前のように天を突くように立っていた俺のそれを見て、杏は正気を取り戻したらしく、焦点を定めて息を飲んだ。
27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/25(木) 23:29:58.06 ID:WCV3vS7t0
杏「こ、これが……男の」
P「……感想は?」
杏「す、すごく……大きいです」
P「他の見たことないだろ」
杏「いや、こう言うべきかなって……」
杏「エロゲだとモザイクかかっててよくわかんないし……」
杏「男の人って大きいって言われると嬉しいんでしょ?」
P「ああ、嘘でも嬉しいな」
杏「比較しようがないけど……大きいと思う……」
杏「こんなの入るのかな……触ってもいい?」
P「あ、あぁ」
28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/25(木) 23:30:36.45 ID:WCV3vS7t0
珍しいものを見る眼で、腫れ物を触るように俺の息子に触れる。
触られただけで身体中に電気が走るような快感。
杏「……ちょっとグロいけど、かわいいかも……」
杏「すごく熱いし……びくびくしてる……」
杏は俺の息子をまじまじと観察した後、何か思いついたのか、ゆっくりと身を起こして俺と向き合って女の子座りをする。
杏は何かを決心したのか、一度頷くと、俺の股間に手を伸ばした。
そのまま、顔を近づける。
P「ちょ、杏!?」
杏「ん……」
杏は少し遠慮しがちに、俺の男根をその小さな口に含んだ。
口内の熱と柔らかな舌による快感が、大挙して全身を襲う。
29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/25(木) 23:31:13.41 ID:WCV3vS7t0
P「そ、そんなことどこで……」
杏「えろふぇれ(エロゲで)……」
P「この……耳年増……」
今だけはエロゲに感謝しよう。ありがとうエロゲの人。
と言うか咥えながら喋らないでくれ、と言う暇もなく、快楽の波が次々と全身に行き渡る。
P「うぁ……ちょ、ちょっと杏」
杏「んふ……ぷろりゅーさ、かわいい……女の子みたいな声……」
P「ダメだって! それ以上は……っ!」
杏「……?」
別の生き物のように秘部の表面を這い回る舌と濡れそぼった口内の微妙な熱に浮かされ、
ただでさえ限界寸前だった劣情の城壁は、いとも簡単に陥落した。
30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/25(木) 23:31:51.76 ID:WCV3vS7t0
P「く……っ!」
杏「……っ!?」
びゅくん、びゅる、びゅく、どくん。
脈打ちながら、初めての射精のように止め処なく流れ出る精は、余すことなく杏の口内にぶちまけられた。
突然の事象に驚いた杏が顔を離したことにより、余った精が杏の顔にかかる。
白濁色の液体が、杏の顔を汚していく。
その背徳感とどろどろに染まった杏の顔だけで、射精直後だと言うのに早くも俺の愚息は復活を遂げていた。我ながら現金すぎて死にたくなる。
杏「……これが精液……」
P「わ、悪い。今拭くから」
杏「……おいしくない。クリームみたいなのに」
P「当たり前だ」
杏「エロゲとかだとおいしいって言ってるのに……」
P「そりゃフィクションだからだ!」
31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/25(木) 23:32:28.19 ID:WCV3vS7t0
杏「えへへ……でも、プロデューサーのなら、いいな」
顔を淫猥に穢しながらも口周りを舐め、薄く微笑む杏。
ダメだ、こいつかわいすぎる。
杏は先ほどからの今まで非現実であった出来事に次々とほだされ、夢うつつに頬を紅潮させている。
杏「う……?」
好都合だと言わんばかりに、無防備な杏の足を広げ、怒張を秘所にあてがう。
最期の理性を振り絞り、一言だけ杏に向かって告げた。
P「杏……挿れるぞ」
杏「うん……」
本当に入るのだろうか、と疑わしくなるほどに小さな杏の入口に、なるべく痛みを一瞬で済ませるために、勢いよく突き入れた。
32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/25(木) 23:33:04.46 ID:WCV3vS7t0
杏「あい……っ!」
P「悪い杏、すぐに終わらせるから我慢してくれ……!」
杏「いた……っ、いたいよ、プロ、デューサー……!」
杏が初めてだという証拠を示す破瓜の赤い染みがシーツに小さく広がる。
杏の膣は小さすぎて、俺のモノが半分ほどしか入っていない。
しかも凄まじい圧力で締め付けてくるせいで、すぐに果ててしまいそうだ。
杏「あ……っ、ん……!」
杏「いた、一番、深いトコに当たってるよ……!」
杏「奥が……奥が、じんじんするぅ……!」
今までに感じたことのないレベルの快楽の波を全身に受けながら、ゆっくりと抽送を繰り返す。
抱きつきながら、俺の背中に杏が傷みを紛らわす為か爪を立てる。
その痛みさえも心地良い程に、杏の肢体は魅力的だった。
熱湯に突っ込んだかのように熱く直に伝わる体温、
脳を蕩かすような快感を産み出す複雑な構造をした内壁、
そして何より、俺の腕の中で痛みに耐える、小さく健気な彼女の姿。
それら全てが愛しくて。
彼女が危惧していた事の本質を、今本当の意味で理解した。
33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/25(木) 23:33:41.37 ID:WCV3vS7t0
杏「ふ……っ、あ、あぁ……っ!」
杏を、二度と離したくはない。
杏を、俺のものにしたい。
出来る事ならば、死ぬまでこうして繋がっていたい。
涙を浮かべ悲鳴に近い声を上げる杏を、強く抱き締めた。
P「杏……っ、杏……! 好きだ……っ!」
杏「ぷろ、りゅーさぁ……っ! あ、杏もぅ……っ!」
杏「だめぇ……! あたま、おかしくなるぅ……!」
杏「きもち、いいよぉ……っ!」
P「杏……っ! 俺、もう……!」
杏「プロデューサー……! 好き、すきぃ……っ!」
34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/25(木) 23:34:18.42 ID:WCV3vS7t0
P「杏……っ!」
杏「あ、ああぁっ! ううぅぅーっ!」
大きく跳ねる杏の身体を折れる程にかき抱く。
このままひとつになれるような淡い錯覚を覚えた。
俺は杏の細胞ひとつひとつに染み込ませるよう、身を震わせながら
果てた。
P「はぁ……はぁ……」
杏「あ……ぅ」
P「杏」
杏「う……?」
P「愛してる」
杏「……うん」
35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/25(木) 23:34:54.84 ID:WCV3vS7t0
―――数十分後。
杏「……中で出した……中で……」
P「……すいませんでしたマジで」正座
杏「あのねぇ……杏こんなちっちゃいけど、ちゃんと女の子なんだよ?」
杏「どういうことかわかる?」
P「はい、わかってます……本当にすいません」
杏「もう……ま、いいか。できちゃったらそれでも」
杏「アイドルやめて、プロデューサーに永久就職」
杏「毎日だらだらしながらプロデューサーに養ってもらう」
杏「えへへ、うん、悪くない」
36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/25(木) 23:35:31.56 ID:WCV3vS7t0
P「う……できればアイドル続ける方向で……」
杏「そうだね、明日からはちゃんとやるよ」
杏「杏と、プロデューサーのためにも」
杏「あーあ、これで杏も脱処女かー」
杏「やっぱりエロ同人みたいにはいかないなー」
P「エロ同人みたいってなんだよ」
杏「はじめてだけど気持ちいいー、とか」
P「そりゃそうだろ……」
杏「はじめは痛すぎて本当に死ぬかと思ったよ……」
P「わ、悪い」
杏「同意の上なんだから謝らないでよ……それに」
37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/25(木) 23:36:08.54 ID:WCV3vS7t0
P「?」
杏「さ、最後のほうは……ちょっときもちよかったし……」///
P「そ、そうですか……童貞が暴走してお恥ずかしい」
杏「今日はもうこれ以上は無理だけど……その……また、してね」///
P「あぁ、もう絶対離れない。約束する」
杏「うん! プロデューサー、大好きだよ!」
38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/25(木) 23:36:57.97 ID:WCV3vS7t0
■翌日■
P「おはようございまーす」
ちひろ「あらプロデューサーさん、おはようございます」
ちひろ「あのー……いきなりですけど杏ちゃんの件はどうでしたか?」
P「ああ、杏なら今日からまたがんばるそうです」
ちひろ「そうですかー、良かったぁ……」ホッ
きらり「にゃっほーい☆ きらりんはっしーん!」
凛「おはようございます」
かな子「おはようございますー」
P「おうみんな、おはよう」
39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/25(木) 23:37:53.63 ID:WCV3vS7t0
きらり「あっPちゃん! 杏ちゃんだいじょーぶ? きらりんぱわー☆いる? いっちゃう?」
P「杏なら大丈夫だったよ。今日からまた一緒に仕事だ」
凛「そう……それは何よりだね」
かな子「何かあったんですか?」
P「あー……風邪だ風邪。ちょっとタチの悪い風邪だ」
杏「風邪……ねぇ」
P「うお!?」
40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/25(木) 23:38:30.43 ID:WCV3vS7t0
かな子「あっ、杏ちゃんおはよう」
きらり「杏ちゃーん! うきゃー☆ きらり寂しかったにぃ!」
杏「おはようみんな。迷惑かけてごめんね」
凛「それよりも身体のほうは大丈夫なの?」
杏「うん、大丈夫だよ。腰とゴニョゴニョが痛いけど」
P「あ、杏!」
かな子「腰?」
きらり「と?」
凛「……?」
ちひろ「……プロデューサー、さん……?」
42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/25(木) 23:39:07.03 ID:WCV3vS7t0
P「よ、よーしみんな! 今日も一日がんばるぞー! おー!」
杏「ねえプロデューサー?」
P「は、はい! 何でしょうか杏さん!」
杏「責任とって、一生かけても杏をトップアイドルにしてね?」
凛「……プロデューサー? どういうこと?」
きらり「杏ちゃんとPちゃん、らぶらぶずっきゅん?」
かな子「えぇ!? ど、どういうことですか!?」
43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/25(木) 23:39:58.42 ID:WCV3vS7t0
P「さーて! 仕事だ仕事! お仕事だーいすき!」
ちひろ「プ~ロ~デュ~サ~さ~ん?」ゴゴゴゴゴゴゴ
P「ヒイイイイイイイイイ!」ガクガクガクブル
P「あ、杏さん! 助けてください!」
杏「ふふ……そんな顔してもダメなんだから」
ちひろ「さーてプロデューサーさん、あっちでお話しましょうねー」ゴゴゴゴゴゴゴ
凛「ちひろさん、私も参加します」
かな子「私も……じっくりお話しましょうね」
P「いやああああああああ! 助けてェェェ!」ズルズルズルズル
ガチャ バタン
44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/25(木) 23:40:36.17 ID:WCV3vS7t0
きらり「んにゅう……? 杏ちゃん、みんなどうしたの?」
杏「まぁ、これくらい男として通らなきゃいけない道だよね」
杏「杏のだいじなもの、全部あげちゃうんだから」
杏「プロデューサーのだいじなもの、全部もらっちゃうんだから」
杏「謝ったって、許してあげないんだから」
杏「今更後悔したって遅いんだから」
杏「もう、絶対に離れてあげないんだから」
きらり「?」
杏「ずっと一緒だよね、プロデューサー!」
完
47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/25(木) 23:41:27.91 ID:WCV3vS7t0
読んでくれた人ありがとう
俺もヒモになりたい
杏「許してあげないんだから」