1: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/22(水) 00:39:35.395 ID:RItxKzExM.net

サターニャ「なにそれっ!すっごく悪魔的じゃない!」

ラフィ「ええ、私もこのアイテムは、魔界を統べる大悪魔であるサターニャさんにこそ相応しいと思って…」ニコニコ

サターニャ「んなーっはっはっは!いい心がけじゃない!いただくわ!」

ラフィ「使い方は簡単です。そのボタンをぽちりと押すだけ。…それだけで、今いる時間のちょうど一日前に戻ることができます」

サターニャ「わかったわ。じゃ、さっそく押させてもらうわねっ!」ポチッ

ラフィ「……」



3: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/22(水) 00:40:54.831 ID:RItxKzExM.net

サターニャ(……………………)

サターニャ(………………)

サターニャ(………)

「……ニャさん。サターニャさん」

サターニャ「はっ」

ラフィ「あ、やっと起きましたね。もうお昼ご飯の時間ですよ?」

サターニャ「…あ、おはよう、ラフィエル」



4: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/22(水) 00:41:56.543 ID:RItxKzExM.net

サターニャ(………夢?)

サターニャ(いや、でも…)

サターニャ「ねぇ、ラフィエル。今日って何月何日?」

ラフィ「?今日は、〇月×日ですが…」

サターニャ「……!」

サターニャ(ほ、本当に、時間が……!)



5: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/22(水) 00:42:44.643 ID:RItxKzExM.net

ラフィ「…どうしたんですか?」

サターニャ「っあ、な、なんでもないわ!」

サターニャ(すごいすごいすごいすごい!)

サターニャ(私は…未来から来たんだ!)

ラフィ「くすくす、何か怖い夢でも見たんですかね?」

サターニャ「……ふん、言ってなさい」

ラフィ「……?」

サターニャ(今日と明日起こることは、私は全部知っている…)

サターニャ(今日この日だけは、私は世界中の誰よりも優位な立場にある…!)

サターニャ(ふふふ……何をしてやろうかしら。私は全部知ってるもの。どんな悪魔的行為だって成し遂げられるわ)

サターニャ「くふふふふふ……」

ラフィ「…変なサターニャさん」

ラフィ「いや、サターニャさんが変なのはいつものことなんですけど…」



6: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/22(水) 00:44:49.935 ID:RItxKzExM.net

サターニャ(……あれ?)ゴソゴソ

サターニャ(…あのスイッチ、どっかいっちゃったわね…)

サターニャ(まぁいいわ。いつか見つかるでしょ)

サターニャ(今は……この状況をどう楽しむかを、考えるのよっ!)



9: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/22(水) 00:45:58.591 ID:RItxKzExM.net

テクテク

サターニャ「さて、まずは何をしてやろうかしら…」

サターニャ(そういえば、昨日、廊下を歩いていたらタプリスと会ったわね…)

サターニャ(……)

サターニャ「ふふ、この曲がり角にに足を出しておいて…」

サターニャ「そろそろかしら」

タプリス「ふんふふんふふ~ん♪」グン

タプリス「って、へ?」

タプリス「あ、あわわわわっ!?」ズッデーン

サターニャ「あははははっ!引っ掛かったわね、タプリス!!」

タプリス「…い、いったぁ……ま、またあなたですかぁ、胡桃沢先輩!」



10: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/22(水) 00:47:04.716 ID:RItxKzExM.net

サターニャ「全く…足元はちゃんと見ないとダメよ?」

タプリス「さすがに悪ふざけが過ぎます!引っ掛かったのが私だったから良かったものの…」

サターニャ「ふんっ、悔しかったらこれを超える悪魔的行為で私を見返してみなさい?」

タプリス「むぎぎぎ……」

サターニャ(あっはっはっは!気分がいいわね!)

サターニャ(この調子で悪魔的行為を重ねていくわよ!!)



12: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/22(水) 00:48:29.821 ID:RItxKzExM.net

サターニャ(さてと、次は…)

サターニャ(…いいこと思いついたっ)

サターニャ「むふふ…」

ガヴ「…どうしたんだ、サターニャの奴。次は苦手なグラサンの授業のはずなのに、妙に上機嫌じゃないか」

ヴィーネ「まーた変なこと企んでないといいけど…」

ガラガラ

先生「では、授業を始める」

サターニャ(…来たわね)

サターニャ(それじゃ、寝るわ)



15: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/22(水) 00:50:52.045 ID:RItxKzExM.net

サターニャ「すう……すう……」(伏せ寝)

サターニャ(ククク……この授業はもう既に一度受けているのよ)

サターニャ(もう一度聞く必要性を感じないわ)

サターニャ(たぶん、このまま寝てたら先生は私を起こして、問題を解かせようとするはず…)

サターニャ(そこで私が華麗に正解を解答!)

サターニャ(その後は、先生への精一杯の侮蔑を込めて、再び伏せ寝!!)

サターニャ(これぞS級悪魔行為…!悔しがる先生、クラスのみんなの羨望の視線!ああ、考えただけでもぞくぞくするわ!)



17: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/22(水) 00:55:02.179 ID:RItxKzExM.net

先生「……胡桃沢」

サターニャ「……」ピクッ

サターニャ「………」ムクリ

先生「この問題を解いてみろ」

サターニャ「…ええ、いいわよ?」

サターニャ(くふふ…怒ってる怒ってる。いいわ、吠え面かかせてあげる)


『f(x)=3x^2+4x+3を微分せよ』

サターニャ(そう、確かこの問題の答えは…)

サターニャ(…………えっと)

サターニャ(昨日こんな問題やったっけ?)



サターニャ「答えは、4よ!」

先生「廊下に立ってろ」



18: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/22(水) 00:56:52.265 ID:RItxKzExM.net

サターニャ「えぐっ、えぐっ」グスグス

ヴィーネ「あなたが授業中上の空なのはいつものことだけど、まさかあんな堂々と寝始めるとは思わなかったわ…」

ガヴ「それもグラサンの授業中に…前々から思ってたけどお前度胸だけはあるよな」

サターニャ「ば、馬鹿にするのも大概にしなさいよ…!」

ラフィ「侮られたくなければもう少し慎みを覚えた行動を取ってはいかがでしょう?」

サターニャ「嫌よ!そんなの全然悪魔的じゃないじゃない!」

ヴィーネ「全く、サターニャは…」

ガヴ「お前はむしろサターニャのそういうところは見習わないとダメだと思うけどな」

ヴィーネ「うぐっ」



19: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/22(水) 00:59:47.853 ID:RItxKzExM.net

サターニャ「…ふん、そんなことを言っていられるのも今のうちよ」

ラフィ「?」

サターニャ「ふふふ…気付かない?今日の私は、いつもの私とひと味違うのよ?」

ガヴ「ああ、今日のお前はいつにもまして馬鹿だな」

サターニャ「違うわよ!今の私なら、その気になればアンタなんてけちょんけちょんにしてやれるんだから!」

ラフィ「あらあら~それは面白…穏やかじゃないですね」

ヴィーネ「物騒な事だけはやめてよ?」

ガヴ「…ほー、面白い。やってみろよ」

サターニャ「ええ、見てなさい…!」



21: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/22(水) 01:01:03.884 ID:RItxKzExM.net

サターニャ(……えーっと)

サターニャ(昨日のガヴリールの行動は…)

サターニャ「あ、アンタは今日の夜、ネットゲームで激レアアイテムを当てるわ!」

ガヴ「え?」

サターニャ(確か今日…っていうか明日の朝、そのことをヴィネットに嬉嬉として語っていたことを覚えてるわ!)

サターニャ「ククク…そのせいで明日の朝は妙に上機嫌なのよね…さぁ、どう!?」

ガヴ「…いや、どうって言われても」

ガヴ「レアアイテムが当たるなら、そりゃ嬉しいけど…」

サターニャ「」

サターニャ(何か間違えた気がするわ)



22: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/22(水) 01:03:46.803 ID:RItxKzExM.net

ヴィーネ「さ、サターニャ、大丈夫?頭でも打ったの?病院行く?」

サターニャ「し、失礼な!?」

ラフィ「そうですよヴィーネさん!サターニャさんがおかしいのはいつもの事じゃないですか!」

サターニャ「アンタは黙ってなさい!」

ガヴ「ところで私はいつけちょんけちょんにされるんだ?待ってるんだが…」

サターニャ「ぐ、ぐうっ!」

サターニャ(な、何かない?ガヴリールを陥れられそうな情報は…)

サターニャ(えっと、そもそも昨日のガヴリールって何してたっけ?)

サターニャ(こんなことになるなんて思ってないから、いちいち行動なんて把握してないわよ!)

サターニャ「……こ、これで」

ガヴ「?」

サターニャ「これで勝ったと思うなよ~!」

ヴィーネ「あ、サターニャ!」



23: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/22(水) 01:07:02.546 ID:RItxKzExM.net

♆サタナキアハウス♆

サターニャ(……逃げてきてしまった)

サターニャ(くう…意外とうまくいかないものね)

サターニャ(これじゃいつもと変わらないじゃない……)

サターニャ(スイッチは相変わらず見つからないし……)

サターニャ(……まだ、まだよっ)

サターニャ(まだ明日がある……)

サターニャ(明日こそ、私の悪魔的行為でみんなをぎゃふんと言わせてやるんだから!)



24: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/22(水) 01:09:44.447 ID:RItxKzExM.net

【昼休み】

サターニャ「」チーン

ラフィ「…サターニャさん、本当にどうしたんでしょう」

ヴィーネ「昨日の昼からちょっと様子が変よね」

ガヴ「いつも以上に張り切ってるっていうか…いつも以上に空回ってるっていうか…」

ラフィ「心配です……何か面白、いえ大変なことに巻き込まれていないといいのですが……」

ヴィーネ「その恍惚とした表情やめなさいラフィ」



25: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/22(水) 01:12:34.985 ID:RItxKzExM.net

ガヴ「…そういえば、昨日私ネトゲで超激レアアイテム当たったんだよ」

ラフィ「へぇ、そうなんですか。おめでとうございます」

ヴィーネ「アンタそれ朝も言ってたでしょ。どれだけ自慢したいのよ…」

ラフィ「確か、サターニャさんが昨日そんなことを言ってましたね」

ガヴ「あー…私がネトゲで激レアアイテム当たるってやつ?ま、ただの偶然だろ偶然」

ヴィーネ「でもサターニャは何の意図でそんな予言じみたこと言ったんだろう」

ラフィ「さあ…それはサターニャさんのみぞ知るという奴ではないでしょうか」



26: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/22(水) 01:16:45.165 ID:RItxKzExM.net

サターニャ(悔しい……!二週目の私が、どうしてあいつらに遅れを取らなくちゃならないのよ!)

サターニャ(このままじゃ終われないわ!せめてもう一度戻れたら…)

サターニャ(ああ、でもスイッチはまだ見つからないしっ……!)

グニャリ

サターニャ「!?」

サターニャ「え、ちょ、なに、え!?」

サターニャ(視界が、意識、が……)



27: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/22(水) 01:17:38.922 ID:RItxKzExM.net

サターニャ(……………………)

サターニャ(………………)

サターニャ(………)

「……ニャさん。サターニャさん」

サターニャ「はっ」

ラフィ「あ、やっと起きましたね。もうお昼ご飯の時間ですよ?」

サターニャ「…あ、おはよう、ラフィエル」



31: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/22(水) 01:22:14.870 ID:RItxKzExM.net

サターニャ「って、え?」

ラフィ「?ど、どうしたんですか?」

サターニャ「…えっ、と。ちなみになんだけど、ラフィエル、今日何日?」

ラフィ「今日ですか?今日は〇月×日ですけど…」

サターニャ「……!!」



34: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/22(水) 01:25:50.439 ID:RItxKzExM.net

サターニャ(…なるほど、そういうことね!)

サターニャ(あのスイッチは一回押したら、私が望む限り何度でも時間を戻してくれるんだわ!)

サターニャ「…ふふ。ふふふふ」

ラフィ「?…どうしたんですか?サターニャさん」

サターニャ「…つまり、今の私は悠久の時間を手に入れたのと同然」

サターニャ「ラフィエル!」

ラフィ「は、はいっ」

サターニャ「今度こそ、アンタの吠え面を拝ませてもらうわよ!」

ラフィ「は、はぁ…」


ラフィ「…変なサターニャさん」

ラフィ「いや、サターニャさんが変なのはいつものことなんですけど…」



35: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/22(水) 01:31:32.756 ID:RItxKzExM.net

サターニャ「えいっ」

タプリス「きゃあっ!?」ズッテーン

サターニャ「ははっ、相変わらずブザマね!!」

タプリス「また貴方ですか、胡桃沢先輩!さすがに悪ふざけが過ぎます!引っかかったのが私だったから良かったものの…」

サターニャ「…はぁ、反応が前と同じじゃない。つまらないわね」

タプリス「え、えぇ…?な、何を言ってるんですか?」

サターニャ「悪いけれど、あなたに構っている暇はないの!じゃあね!」

タプリス「あなたが絡んで来たんじゃないですかー!」



36: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/22(水) 01:35:21.460 ID:RItxKzExM.net

【授業中】

先生「…胡桃沢、この問題を解いてみろ」

サターニャ「……」ムクリ

サターニャ(…問題は前と同じね)

先生「……わからないのか?」

サターニャ「ええ。だから答えを教えてくれるかしら?」

先生「…………」


ヴィーネ「」ハラハラハラハラハラ

ガヴ「……?」



38: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/22(水) 01:37:05.671 ID:RItxKzExM.net

先生「……と、こういうわけだ」

サターニャ(よしっ、答えは完全に記憶したわ!これくらいなら楽勝よ!)

先生「ノートに取ったか?」

サターニャ「ええ、バッチリよ!」

先生「そうか。次は寝るなよ、廊下で反省してろ」



39: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/22(水) 01:39:23.672 ID:RItxKzExM.net

サターニャ「……ぅうっ」グスッ

ヴィーネ「あなたが授業中上の空なのはいつものことだけど、まさかあんな堂々と寝始めるとは思わなかったわ…」

ガヴ「それもグラサンの授業中に…前々から思ってたけどお前度胸だけはあるよな」

サターニャ「馬鹿にするのも大概にしなさいよ…」

ラフィ「侮られたくなければもう少し慎みを覚えた行動を取ってはいかがでしょう?」

サターニャ「嫌よ!そんなの全然悪魔的じゃないじゃない!」

ヴィーネ「全く、サターニャは…」

ガヴ「お前はむしろサターニャのそういうところは見習わないとダメだと思うけどな」

ヴィーネ「うぐっ」



41: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/22(水) 01:42:40.439 ID:RItxKzExM.net

サターニャ(…さて、これからは次のループのために、ガヴリールたちをひたすら監視するわよ…!)

サターニャ(同じ轍は踏まないわ!今度こそ、悪魔的行為を遂行する…!)


~~~~~


【翌日の昼休み】

サターニャ「ククク…だいぶ使えそうなネタは集まったわね」

サターニャ「じゃあ、早く時間を戻しなさい…!」

グニャリ

サターニャ「っ、きた…!」

サターニャ(待ってなさいよ、ガヴリールぅ、ラフィエルぅ…!)



42: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/22(水) 01:48:34.990 ID:RItxKzExM.net

サターニャ(……………………)

サターニャ(………………)

サターニャ(………)

「……ニャさん。サターニャさん」

サターニャ「はっ」

ラフィ「あ、やっと起きましたね。もうお昼ご飯の時間ですよ?」

サターニャ「…あ、おはよう、ラフィエル」

サターニャ(…さて、3回目ともなると、慣れてくるものね…)



43: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/22(水) 01:53:59.131 ID:RItxKzExM.net

サターニャ「…よし」

ラフィ「?サターニャさん、どこへ行くんですか?」

サターニャ「ちょっと、生物採集にね」

ラフィ「……?」

サターニャ(さて、アレを集めるのもそうだけど、次の数学の答えも確認しなきゃね…)

サターニャ(6x+4、6x+4、6x+4……)ブツブツ

ラフィ「…変なサターニャさん」

ラフィ「いや、サターニャさんが変なのはいつものことなんですけど…」



45: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/22(水) 01:56:26.274 ID:RItxKzExM.net

先生「…胡桃沢、この問題を解いてみろ」

サターニャ「6x+4!」

先生「!……正解だ」

ヴィーネ「え!?あ、あのサターニャが……!?」

ガヴ「……なんか、おかしいな」

サターニャ(ふふっ!みんな騒ぎすぎよ…このくらい、なんてことないはずでしょう?)

サターニャ(あーはっはっは!気持ちいいわ!)



47: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/22(水) 02:01:51.472 ID:RItxKzExM.net

ラフィ「…サターニャさんの様子がおかしい、ですか…」

ラフィ「確かに、サターニャさんは、やけに不自然にそそくさと一人で帰ってしまいましたし」

ラフィ「何かあったのでしょうか…」

ゲコッ

ラフィ「」ゾワッ

ラフィ「…え、あら?」

ラフィ「あらあらあら?…なんですか?いつの間に、なぜ大量のカエルが?」


サターニャ(ラフィエルが今日1人で、この道を通ることは調査済み!)

サターニャ(今まで幾度となく仕掛けようとしたイタズラだけど……ようやく成功したわ!)



48: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/22(水) 02:04:32.218 ID:RItxKzExM.net

ラフィ「きゃーーーっ、いやーーーっ!!!!」

ゲコッ ゲコッ

サターニャ「あははは!ザマないわねラフィエル!」

ラフィ「サターニャさんっ!?こ、これあなたが!?」

サターニャ「さぁ、どうかしらね?」

ラフィ「…この際、なんでもいいですつ!助けてください!お願いしますっ!」

サターニャ「ククク……!いいわ、いいわよラフィエル…!もっといい声で哭いてちょうだい……!」

ラフィ「サターニャさああああん!!」



49: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/22(水) 02:06:38.607 ID:RItxKzExM.net

サターニャ(はー、満足したわ!)

サターニャ(ラフィエルのあの顔が見れただけでも、十分タイムリープした価値はあると思うの)

サターニャ(…というか、少し疲れたわ)

サターニャ(今回で、このループは終わりにしよう…)

サターニャ(最後に、明日の朝、精一杯ラフィエルをからかってやるわ!)



51: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/22(水) 02:09:40.077 ID:RItxKzExM.net

【翌日の昼休み】

ラフィ「」チーン

サターニャ「なーっはっはっはっは!!天使なんて大したことないわね!!」

ガヴ「…私は初めてお前を悪魔だと思ったよ」

ヴィーネ「ラフィ、大丈夫?」

ラフィ「うふふふ……覚えておいてくださいねぇ、サターニャさん…」

サターニャ「っ!そ、そんなものでは怯まないわ!だって私は大悪魔だもの!」

ガヴ「それにしても、カエルが苦手ねぇ…ラフィにも、可愛いとこあったんだな」

ヴィーネ「ガヴは知らなかったの?」

ラフィ「今まで必死に隠してきていましたからねー…」



52: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/22(水) 02:11:56.185 ID:RItxKzExM.net

サターニャ「ラフィエル、あなたの敗因はたった一つ…」

サターニャ「私を敵に回したことよっ!」

ヴィーネ「しばらくはあの調子かな…」

ガヴ「ちょっと灸据えてやっか…ラフィ、いけるか?」

ラフィ「ええ。…もう大丈夫でーす」

サターニャ「!?な、なによ!」

サターニャ「アンタらが組もうが、怖くなんかな」

グニャリ

サターニャ(……っ、ぁ、れ?)

サターニャ(うそ、なんで、なんで)



54: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/22(水) 02:13:20.249 ID:RItxKzExM.net

サターニャ(……………………)

サターニャ(………………)

サターニャ(………)

「……ニャさん。サターニャさん」

サターニャ「はっ」

ラフィ「あ、やっと起きましたね。もうお昼ご飯の時間ですよ?」

サターニャ「…あ、おはよう、ラフィエル」

サターニャ(………じゃないわよ)

サターニャ(なによ、これ)

サターニャ(私は……もう巻き戻りなんて望んでない)

サターニャ(なのに。なんで?)

サターニャ(…………)



56: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/22(水) 02:16:30.188 ID:RItxKzExM.net

サターニャ「…ねぇ、ラフィエル。今日って何日…?」

ラフィ「今日ですか?今日は〇月×日ですが…」

サターニャ「………」

ラフィ「…どうしたんです?顔色悪いですよ?」

サターニャ「……」フラリ

ラフィ「…?どこ行くんですか?」

サターニャ「………」スタスタ

ラフィ「…変なサターニャさん」

ラフィ「いえ、サターニャさんが変なのはいつものことなんですけど…」



57: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/22(水) 02:19:43.384 ID:RItxKzExM.net

サターニャ(スイッチは、スイッチはどこっ…!)

サターニャ(説明書とか、なかったっけ…)

サターニャ(…誰でもいいから、この状況を説明してよ!)

ドンッ

タプリス「きゃっ」

サターニャ「っ、あ、ごめんなさい…」

タプリス「こっ、こちらこそ…ってなんだ、胡桃沢先輩ですか」

サターニャ「…なんだとは何よ」

タプリス「どうしたんです?何か慌てているみたいですけど」

サターニャ「……なんでも、ないわよ」

タプリス「そうですか?ならいいんですが…」

サターニャ「………」



59: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/22(水) 02:24:13.490 ID:RItxKzExM.net

先生「~~~」

サターニャ(……早くこのループから、抜け出さないと)

サターニャ(でも、どうして?なんでこんなことになったの?)

サターニャ(原因はあのスイッチで間違いないと思うんだけど…)

サターニャ(…そもそも、私があのスイッチを押したきっかけ……)

サターニャ(……そ、そうだ)

サターニャ(ラフィよ!私はまだあのスイッチを受け取っていないから、今はラフィがあのスイッチを持っているはずだわ!)

サターニャ(そうと決まればっ……)


ヴィーネ「……サターニャどうしたのかしら」ヒソヒソ

ガヴ「……いつもの発作だろ。ほっとけよ」ヒソヒソ



60: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/22(水) 02:26:27.378 ID:RItxKzExM.net

サターニャ「ラフィエル!一緒に帰りましょ!」

ラフィ「?…珍しいですね、サターニャさんからお誘い頂くなんて」

サターニャ「話したいことがあるのよ」

ラフィ「ほうほう…サターニャさんが私に相談…面白いことになりそうっ」

サターニャ「…ラフィエル、単刀直入に聞くわ」

サターニャ「時間を巻き戻すスイッチについて詳しく教えてくれない?」

ラフィ「え?」

ラフィ「なんですか、それ?」

サターニャ「……え?」



61: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/22(水) 02:29:19.174 ID:RItxKzExM.net

ラフィ「あ、また魔界通販でも見たんですか?」

ラフィ「時間を巻き戻すスイッチですか…そんなものがあれば、もっとサターニャさんを導いてあげられるでしょうね…」

サターニャ「ちょ、ちょっと待ってよ」

サターニャ「し、知らないって、どういうこと?」

ラフィ「?…そのままの意味ですけど?」

ラフィ「私はそんな摩訶不思議なスイッチの存在は知りません」

サターニャ「……え。うそ、嘘よ」

ラフィ「嘘をついてどうするんですか…」

サターニャ「……だったら、私は」

サターニャ「私はっ……!」ダッ

ラフィ「!?さ、サターニャさん!?」



63: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/22(水) 02:31:41.111 ID:RItxKzExM.net

サターニャ「なんで、なんでなんでなんでなんで!?」

サターニャ「私は、ラフィからあのスイッチを貰ったはず!!」

サターニャ「今私の手元にないなら、ラフィの元にないとおかしい….!」

サターニャ「どうして、どうして…」

サターニャ「私は、どうすれば……!」



64: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/22(水) 02:32:44.188 ID:RItxKzExM.net

サターニャ(……………………)

サターニャ(………………)

サターニャ(………)

「……ニャさん。サターニャさん」

サターニャ「はっ」

ラフィ「あ、やっと起きましたね。もうお昼ご飯の時間ですよ?」

サターニャ「…あ、おはよう、ラフィエル」



65: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/22(水) 02:35:26.114 ID:RItxKzExM.net

サターニャ(……そして、それから私は何回も何回も、同じ一日を繰り返した)

サターニャ(悪魔的行為なんて、そんな馬鹿げたことを言っている場合じゃなかった)

サターニャ(一刻も早く、この閉ざされた世界から、時間の牢獄から、抜け出さなければならなかった)

サターニャ(けれど、時はそんな私を嘲笑うかのように)

サターニャ(何度でも、何度でも、私を振り出しに戻させた)

サターニャ(……胡桃沢=サタニキア=マクドウェルという人格は)

サターニャ(少しずつ、壊れていった)



67: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/22(水) 02:36:38.682 ID:RItxKzExM.net

サターニャ(……………………)

サターニャ(………………)

サターニャ(………)

「……ニャさん。サターニャさん」

サターニャ「……」 ムクリ

ラフィ「あ、やっと起きましたね。もうお昼ご飯の時間で」

サターニャ「546回目」

ラフィ「…はい?」

サターニャ「……なんでもないわ」



69: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/22(水) 02:38:33.111 ID:RItxKzExM.net

先生「……胡桃沢、この問題を」

サターニャ「6x+4」

先生「…?」

サターニャ「お望みとあらば、その次の問題の答えも言いましょうか?」

先生「…いや、いい。正解だ」

サターニャ「……」グゥ



ヴィーネ「…何があったの」

ガヴ「私が知るかよ…!」



70: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/22(水) 02:40:40.289 ID:RItxKzExM.net

サターニャ(……はぁ、はぁ)

サターニャ(どうせ、この時間も…全部無かったことになるんだ)

ヴィーネ「…サターニャ?大丈夫?顔色悪いし…熱でもあるんじゃない?」

サターニャ「……そうね、少し気分が優れないかも…」

サターニャ「ヴィネット、保健室までついてきてくれる?」

ヴィーネ「!わ、わかったわ!一緒に行きましょう!」

サターニャ(なら、何してもいいよね)



73: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/22(水) 02:43:50.969 ID:RItxKzExM.net

ヴィーネ「……な、んで、サターニャ…」ナイフグサリ

サターニャ「『なんで』、ねぇ。こっちが聞きたいくらいだわ…」

サターニャ「…何度繰り返してもっ、同じ日常をなぞるだけっ…!そこになんの刺激もない…!」

サターニャ「退屈なのよ……!私はもっと…もっと!楽しみたいの……!」

ヴィーネ「……ゎかん、ないよ……」

ヴィーネ「なにを、いって、るの……」

サターニャ「……はぁ、はぁ」

サターニャ「満たされない……」

サターニャ「これっぽっちも!!楽しくない!!」

サターニャ「あああああああああああっ!!」



75: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/22(水) 02:49:20.770 ID:RItxKzExM.net

ガヴ「さ、サターニャ!?お前、何してるんだ!」

ラフィ「ガヴちゃん、下がって……サターニャさん、あなたは本当にどうしてしまったんですか?」

サターニャ「……二人がかりかあ」

サターニャ「この展開は初めてだし…どうせ警察も来るし…ゲームオーバーかなぁ」

サターニャ「ま、いいけどね……」

ラフィ「…警告します。サターニャさんの中にいる、第3者の人物よ」

ラフィ「速やかに、サターニャさんの体から出ていきなさい…悪魔」

サターニャ「ククク……悪魔ね、アンタから本気でそんな言葉をかけられたのは初めてかもしれないわ……」

サターニャ「面白いじゃない。相手してあげる…!」

「こらっ、君たち、何してるんだ!」

「ナイフを離せっ!」

サターニャ「……ちっ」

サターニャ「…まぁ、でもこれで」

サターニャ「終わってくれるなら……」



76: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/22(水) 02:50:56.852 ID:RItxKzExM.net

サターニャ(……………………)

サターニャ(………………)

サターニャ(………)

「……ニャさん。サターニャさん」

サターニャ「……」 ムクリ

ラフィ「あ、やっと起きましたね。もうお昼ご飯の時間ですよ?」

サターニャ「……ぁ、あ」

サターニャ(わたし、は、なんてことを)

サターニャ「あ、ぁあぁああぁああっ!!!!!」

ラフィ「さ、サターニャさん!?」



79: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/22(水) 02:54:40.941 ID:RItxKzExM.net

サターニャ「……ああ、もう限界」

サターニャ「今は理性を保てていても…直に、すぐ崩壊する」

サターニャ「…もう既に、ループ前とループ後の境目があやふや」

サターニャ「色んな記憶がぐちゃぐちゃで、わけが分かんない……」

サターニャ「……こんな、こんな」

サターニャ「こんなことになるなんて、思うわけないじゃない……」ボロボロ



80: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/22(水) 02:55:54.055 ID:RItxKzExM.net

サターニャ(……………………)

サターニャ(………………)

サターニャ(………)

「……ニャさん。サターニャさん」

サターニャ「……」 ムクリ

ラフィ「あ、やっと起きましたね。もうお昼ご飯の時間ですよ?」

サターニャ「……そう」

ラフィ「…サターニャさん?」

サターニャ「……」スタスタ



81: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/22(水) 02:58:34.364 ID:RItxKzExM.net

ヴィーネ「どうしたの、サターニャ。今日のあなた、何か変よ?」

サターニャ「…そうかしら」

ガヴ「…目に生気が宿ってない。もしかしてお前、禁呪に手を出したりなんかしてないだろうな」

サターニャ「……さぁ、どうかしらね」

ラフィ「…サターニャさん」

サターニャ(……何も、感じない)

サターニャ(何も、思えない)

サターニャ(ただ、この空間の、気持ち悪さだけが)

サターニャ(不快感だけが)

サターニャ(私を私だと示すものだ)



82: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/22(水) 03:01:26.457 ID:RItxKzExM.net

ゴトッ

サターニャ「……なに、これ」

サターニャ「…スイッチ?」

サターニャ(……私はそれを、遠い記憶に見たことがあった)

サターニャ(見ると同時に、全てを理解した)

サターニャ(この地獄から抜け出す方法も)

サターニャ(このスイッチの真実も)

サターニャ(最初の世界で感じた違和感も)

サターニャ(全部)



83: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/22(水) 03:03:23.367 ID:RItxKzExM.net

タプリス「わ、胡桃沢先輩。どうしたんですか?そんなところで立ち尽くして」

サターニャ「……ねぇ、タプリス」

タプリス「?はい、なんでしょう?」



サターニャ「ここに、時間を一日前に巻き戻せるボタンがあるんだけど」スッ

true end



86: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/22(水) 03:05:32.578 ID:RItxKzExM.net

サターニャちゃんみたいな元気な子が正気の失った目で虚空を見つめてるの想像するだけで興奮すりゅ


元スレ
サターニャ「時間を1日巻き戻す装置?」ラフィエル「はい♪」