1: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2016/02/16(火) 23:15:47.87 ID:U1h5jFb0.net
2: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2016/02/16(火) 23:16:13.92 ID:U1h5jFb0.net
PM11:00
花陽「花陽が夜11時をお伝えします」
花陽「今夜も、花陽は少しだけワルになって夜更かしに挑戦したいと思います」
花陽「ちなみに前回の後の練習で、お夜食にカップラーメンを食べたことはばれちゃいました…」グスン
花陽「凛ちゃんが口を滑らせて、海未ちゃんがそれを聞き逃さなくて…」
花陽「もうお夜食なんて絶対食べません…」
花陽「………たぶん」
花陽「………」ジュルリ
花陽「っ!!」ブンブン
真姫「花陽、いる?」ガチャッ
花陽「あっ、真姫ちゃん」
花陽「…」
花陽「…もうお気づきですよね?」
真姫「?」
花陽「今夜もゲストをお招きしています」
真姫「花陽?いきなりどうしたの?」
花陽「紹介します。花陽のもう1人の親友、西木野真姫ちゃんです」
真姫「あ、これが凛の言ってたやつなのね…」
花陽「真姫ちゃんは夜更かししたこと…あるよね?」
真姫「なんで決めつけるのよ…。あるけど」
花陽「その時はいつまで起きてるの?」
真姫「そうね…。2時前には寝てるかしら」
花陽「今夜はね、2人で朝まで起きてようと思うの」
真姫「分かってるわよ。凛から大体は聞いてるわ」
花陽「あ、そうなんだ。じゃあ…」
真姫「お断り。変なことしないで寝ましょ」
花陽「ええっ!?」
真姫「あ、そういえば明日の朝はライスでいいのよね?それ確認しておきたかったんだけど」
花陽「うんっ!…じゃなくて!」
花陽「真姫ちゃんはオトナになりたくないの!?」
真姫「別に…。急いでなるものでもないわよ」
花陽「でも、でも…」
真姫「…というか」
真姫「夜更かししたいならなんで次の日練習がある日にするのよ」
真姫「最近2回ぐらい遅刻しかけてるけど、どうせ夜更かししてるのよね?」
花陽「だって、だって…」
花陽「次の日お昼まで寝ちゃったら、1日が、朝ごはんが勿体ないし…」
花陽「それに…。次の日に何か予定無いと、全然、ワルじゃないし…」
真姫「…呆れた」
真姫「ワルなんて目指すものじゃないわよ。私は寝るから、やるなら1人でやりなさい」プイッ
花陽「あっ…」
真姫「早く寝なさいよ。おやすみ」
花陽「…」
真姫「…」
真姫「…」チラッ
花陽「…」グスン
真姫「…」
真姫「…」ハァ
真姫「…飲み物」
花陽「…?」
真姫「何か淹れてくるわ。何がいい?」
花陽「…!」パアァ
花陽「…花陽も行く!」
PM11:30
真姫「言っておくけど、少ししたら本当に寝るわよ?」
花陽「うんっ!」ニコニコ
花陽「真姫ちゃんって、やっぱり優しいね!」
真姫「は、はあ!?//」
花陽「付き合ってくれてありがと!」
真姫「べ、別に…。ただ、まだ寝るには早いって思っただけよ」カミクルクル
花陽「ふふっ!」
シュンシュン
真姫「えーっと…。花陽、コーヒーと紅茶どっちにする?」
花陽「…コーヒーはやだ」
真姫「じゃあ紅茶にしておくわね」ゴソゴソ
真姫(寝る前に紅茶を飲むと鎮静効果で眠くなるかもしれないけど…)チラッ
花陽「?」
真姫(…言わないほうが良いわね)
PM11:50
真姫「んっ…」コクリ
真姫「…ふぅ」
花陽「この紅茶、美味しい…」
真姫「それなりに高いものらしいからね」
花陽「ええっ!?いいの!?」
真姫「貰い物だし、パパやママは基本コーヒーだからいいわよ」
花陽「そうなんだ…。味わって飲まなきゃ…」チビチビ
真姫「…」コクコク
花陽「…」ジーッ
真姫「…」カチャッ
花陽「…」ジーッ
真姫「…」
真姫「…私の顔に何か付いてる?」
花陽「えっ?あっ!ご、ごめんね!」
真姫「いいけど…。何よ」
花陽「あ、あの、えっと…」
花陽「真姫ちゃんって、紅茶飲んでる姿がすごく優雅で、なんというか、オトナだなあって…」
真姫「なによそれ…」
花陽「え、えっとね」
花陽「真姫ちゃんを見てたら、花陽がなりたいのはこういう感じのオトナなのかなって思って…」
花陽「夜が似合ってて、余裕があって、キレイで…」
真姫「は、はあ?//」
花陽「そういう雰囲気って、成長すれば自然と出てくるのかな?」
花陽「真姫ちゃんとは1年ぐらい年が離れちゃってるから、花陽ももう少しでそんな雰囲気を出すキレイなオトナになれるのかな…?」
真姫「し、知らないわよ!//」
真姫「だいたい、離れてるって言っても同級生だし!」
真姫「私より年上のにこちゃんとか穂乃果とかはオトナの雰囲気は出てないでしょ!」
花陽「あ、それも、そうかも…」
花陽「じゃあ花陽も、このままなのかな…」
真姫「あっ…」
花陽「…」
真姫「花陽…」
真姫「…あー、もうっ!!」
花陽「…?」
真姫「さっきから、なんでそんなに大人に憧れてるかは知らないけど!」
真姫「急いでなる必要なんてないわよ!」
真姫「花陽は、花陽のままでいいの!」
花陽「でも…」
真姫「少なくとも私は、変に気取った花陽よりありのままの花陽の方が好きだから!!」
花陽「!」
真姫「だから、別に私とかを目指さなくても、花陽はありのままの花陽でいればいいの!」
花陽「真姫ちゃん…」
真姫「はーっ…。はーっ…」
ピピッ
花陽「あっ、0時…」
真姫「…あっ」ハッ
真姫「ま、待って!今のナシ!!聞かなかったことにして!!///」
花陽「えへへ…。花陽のことが好きだなんて、照れちゃうよ…//」
真姫「聞かなかったことにして!!///」
花陽「うん!花陽は何も聞いてないよ♪」
真姫「あなたねぇ…!!///」
花陽「♪」ニコニコ
真姫「…」
真姫「…はあ」
真姫「…ねえ、花陽」
花陽「?」
真姫「ちょっとクールダウンしたいから付き合ってくれない?」
真姫「こうなったのも花陽のせいなんだから、嫌とは言わせないわよ」ゴソゴソ
花陽「え?」
真姫「はい。ブランケット貸してあげるから」
花陽「あ、うん。いや、え?」
真姫「外出るわよ」
花陽「ええっ!!?」
AM00:10
花陽「ふわあああああ…!」
花陽「真姫ちゃんの家の庭、こんなに広いんだね…!」
真姫「そんなに驚くほど広いかしら?」
花陽「でも、庭で何をするの?」
真姫「私、眠れない日は、たまにこうして庭に出るの」
真姫「上、見てみなさい」
花陽「上…?」
花陽「…わあ」
キラキラ…
真姫「ただ星を眺めるなんて、気取ってるかもしれないけど…」
真姫「しばらく、こうしてましょ」
AM00:15
花陽「落ち着くね…」
真姫「ええ」
花陽「…あ、あの辺り、くびれてるように見えてなんだか砂時計みたい。砂時計座かなあ?」
真姫「あれはオリオン座よ」
花陽「え、そ、そうなの?」
真姫「小学校で習わなかったかしら」
花陽「…覚えてないや」
真姫「花陽、冬の大三角形はわかる?」
花陽「名前は知ってるんだけど、どれとは…」
真姫「オリオン座の左上のベテルギウス、その更に左にプロキオン、2つの星を正三角形として下側の頂点にくるのがシリウスで、冬の大三角形の完成よ」
花陽「へええ…!」
花陽「………どれ?」
真姫「…まあ、口で言ってもわからないわよね」クスクス
花陽「真姫ちゃんのいじわる…」
真姫「そのうち調べてみなさい。いろいろ知ったうえで星を眺めると楽しいわよ」
花陽「うん。帰ったら理科の教科書開いてみるね」
AM00:30
花陽「真姫ちゃんは星に詳しいの?」
真姫「詳しいってほどじゃないけど…。一応、趣味だし」
花陽「そうなんだ…」
真姫「今度は凛も連れてうちに泊まりに来なさいよ。天体望遠鏡、見せてあげるわ」
花陽「すごい…。持ってるんだ…」
真姫「まあね。星空もいいけど星を1個1個見るのも楽しいわよ」
花陽「絶対、またお泊りしようね」
真姫「…その時は、夜更かししようなんて言い出さないでよ?」
花陽「うん」エヘヘ
真姫「…そろそろ戻りましょ」
花陽「…うん!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
AM06:50
真姫「花陽、朝からあんなに食べてこの後動けるの?」
花陽「毎朝あのくらいは食べてるよ?」
真姫「どんだけ食べるのよ…」
花陽「それに、花陽はありのままの花陽でいるって決めたから!」
真姫「…そう」クスッ
花陽「今日も1日、頑張りますっ!」
以上で「はなよふかし」は終わりです。
読んでくださった方、ありがとうございました。
3つで伝えたかったことは、かよちん可愛い。
では。
元スレ
PM11:00
花陽「花陽が夜11時をお伝えします」
花陽「今夜も、花陽は少しだけワルになって夜更かしに挑戦したいと思います」
花陽「ちなみに前回の後の練習で、お夜食にカップラーメンを食べたことはばれちゃいました…」グスン
花陽「凛ちゃんが口を滑らせて、海未ちゃんがそれを聞き逃さなくて…」
花陽「もうお夜食なんて絶対食べません…」
花陽「………たぶん」
花陽「………」ジュルリ
花陽「っ!!」ブンブン
真姫「花陽、いる?」ガチャッ
花陽「あっ、真姫ちゃん」
4: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2016/02/16(火) 23:16:43.14 ID:U1h5jFb0.net
花陽「…」
花陽「…もうお気づきですよね?」
真姫「?」
花陽「今夜もゲストをお招きしています」
真姫「花陽?いきなりどうしたの?」
花陽「紹介します。花陽のもう1人の親友、西木野真姫ちゃんです」
真姫「あ、これが凛の言ってたやつなのね…」
5: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2016/02/16(火) 23:17:20.92 ID:U1h5jFb0.net
花陽「真姫ちゃんは夜更かししたこと…あるよね?」
真姫「なんで決めつけるのよ…。あるけど」
花陽「その時はいつまで起きてるの?」
真姫「そうね…。2時前には寝てるかしら」
花陽「今夜はね、2人で朝まで起きてようと思うの」
真姫「分かってるわよ。凛から大体は聞いてるわ」
花陽「あ、そうなんだ。じゃあ…」
真姫「お断り。変なことしないで寝ましょ」
花陽「ええっ!?」
真姫「あ、そういえば明日の朝はライスでいいのよね?それ確認しておきたかったんだけど」
花陽「うんっ!…じゃなくて!」
花陽「真姫ちゃんはオトナになりたくないの!?」
真姫「別に…。急いでなるものでもないわよ」
花陽「でも、でも…」
6: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2016/02/16(火) 23:17:52.73 ID:U1h5jFb0.net
真姫「…というか」
真姫「夜更かししたいならなんで次の日練習がある日にするのよ」
真姫「最近2回ぐらい遅刻しかけてるけど、どうせ夜更かししてるのよね?」
花陽「だって、だって…」
花陽「次の日お昼まで寝ちゃったら、1日が、朝ごはんが勿体ないし…」
花陽「それに…。次の日に何か予定無いと、全然、ワルじゃないし…」
真姫「…呆れた」
真姫「ワルなんて目指すものじゃないわよ。私は寝るから、やるなら1人でやりなさい」プイッ
花陽「あっ…」
真姫「早く寝なさいよ。おやすみ」
花陽「…」
7: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2016/02/16(火) 23:18:19.89 ID:U1h5jFb0.net
真姫「…」
真姫「…」チラッ
花陽「…」グスン
真姫「…」
真姫「…」ハァ
真姫「…飲み物」
花陽「…?」
真姫「何か淹れてくるわ。何がいい?」
花陽「…!」パアァ
花陽「…花陽も行く!」
8: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2016/02/16(火) 23:18:56.16 ID:U1h5jFb0.net
PM11:30
真姫「言っておくけど、少ししたら本当に寝るわよ?」
花陽「うんっ!」ニコニコ
花陽「真姫ちゃんって、やっぱり優しいね!」
真姫「は、はあ!?//」
花陽「付き合ってくれてありがと!」
真姫「べ、別に…。ただ、まだ寝るには早いって思っただけよ」カミクルクル
花陽「ふふっ!」
シュンシュン
真姫「えーっと…。花陽、コーヒーと紅茶どっちにする?」
花陽「…コーヒーはやだ」
真姫「じゃあ紅茶にしておくわね」ゴソゴソ
真姫(寝る前に紅茶を飲むと鎮静効果で眠くなるかもしれないけど…)チラッ
花陽「?」
真姫(…言わないほうが良いわね)
9: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2016/02/16(火) 23:19:30.97 ID:U1h5jFb0.net
PM11:50
真姫「んっ…」コクリ
真姫「…ふぅ」
花陽「この紅茶、美味しい…」
真姫「それなりに高いものらしいからね」
花陽「ええっ!?いいの!?」
真姫「貰い物だし、パパやママは基本コーヒーだからいいわよ」
花陽「そうなんだ…。味わって飲まなきゃ…」チビチビ
真姫「…」コクコク
10: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2016/02/16(火) 23:19:57.18 ID:U1h5jFb0.net
花陽「…」ジーッ
真姫「…」カチャッ
花陽「…」ジーッ
真姫「…」
真姫「…私の顔に何か付いてる?」
花陽「えっ?あっ!ご、ごめんね!」
真姫「いいけど…。何よ」
花陽「あ、あの、えっと…」
花陽「真姫ちゃんって、紅茶飲んでる姿がすごく優雅で、なんというか、オトナだなあって…」
真姫「なによそれ…」
花陽「え、えっとね」
花陽「真姫ちゃんを見てたら、花陽がなりたいのはこういう感じのオトナなのかなって思って…」
花陽「夜が似合ってて、余裕があって、キレイで…」
真姫「は、はあ?//」
11: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2016/02/16(火) 23:20:25.28 ID:U1h5jFb0.net
花陽「そういう雰囲気って、成長すれば自然と出てくるのかな?」
花陽「真姫ちゃんとは1年ぐらい年が離れちゃってるから、花陽ももう少しでそんな雰囲気を出すキレイなオトナになれるのかな…?」
真姫「し、知らないわよ!//」
真姫「だいたい、離れてるって言っても同級生だし!」
真姫「私より年上のにこちゃんとか穂乃果とかはオトナの雰囲気は出てないでしょ!」
花陽「あ、それも、そうかも…」
花陽「じゃあ花陽も、このままなのかな…」
真姫「あっ…」
花陽「…」
真姫「花陽…」
真姫「…あー、もうっ!!」
花陽「…?」
12: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2016/02/16(火) 23:20:53.83 ID:U1h5jFb0.net
真姫「さっきから、なんでそんなに大人に憧れてるかは知らないけど!」
真姫「急いでなる必要なんてないわよ!」
真姫「花陽は、花陽のままでいいの!」
花陽「でも…」
真姫「少なくとも私は、変に気取った花陽よりありのままの花陽の方が好きだから!!」
花陽「!」
真姫「だから、別に私とかを目指さなくても、花陽はありのままの花陽でいればいいの!」
花陽「真姫ちゃん…」
真姫「はーっ…。はーっ…」
ピピッ
花陽「あっ、0時…」
真姫「…あっ」ハッ
13: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2016/02/16(火) 23:21:19.61 ID:U1h5jFb0.net
真姫「ま、待って!今のナシ!!聞かなかったことにして!!///」
花陽「えへへ…。花陽のことが好きだなんて、照れちゃうよ…//」
真姫「聞かなかったことにして!!///」
花陽「うん!花陽は何も聞いてないよ♪」
真姫「あなたねぇ…!!///」
花陽「♪」ニコニコ
真姫「…」
真姫「…はあ」
真姫「…ねえ、花陽」
花陽「?」
14: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2016/02/16(火) 23:21:52.03 ID:U1h5jFb0.net
真姫「ちょっとクールダウンしたいから付き合ってくれない?」
真姫「こうなったのも花陽のせいなんだから、嫌とは言わせないわよ」ゴソゴソ
花陽「え?」
真姫「はい。ブランケット貸してあげるから」
花陽「あ、うん。いや、え?」
真姫「外出るわよ」
花陽「ええっ!!?」
15: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2016/02/16(火) 23:22:26.56 ID:U1h5jFb0.net
AM00:10
花陽「ふわあああああ…!」
花陽「真姫ちゃんの家の庭、こんなに広いんだね…!」
真姫「そんなに驚くほど広いかしら?」
花陽「でも、庭で何をするの?」
真姫「私、眠れない日は、たまにこうして庭に出るの」
真姫「上、見てみなさい」
花陽「上…?」
花陽「…わあ」
キラキラ…
真姫「ただ星を眺めるなんて、気取ってるかもしれないけど…」
真姫「しばらく、こうしてましょ」
17: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2016/02/16(火) 23:23:01.18 ID:U1h5jFb0.net
AM00:15
花陽「落ち着くね…」
真姫「ええ」
花陽「…あ、あの辺り、くびれてるように見えてなんだか砂時計みたい。砂時計座かなあ?」
真姫「あれはオリオン座よ」
花陽「え、そ、そうなの?」
真姫「小学校で習わなかったかしら」
花陽「…覚えてないや」
真姫「花陽、冬の大三角形はわかる?」
花陽「名前は知ってるんだけど、どれとは…」
真姫「オリオン座の左上のベテルギウス、その更に左にプロキオン、2つの星を正三角形として下側の頂点にくるのがシリウスで、冬の大三角形の完成よ」
花陽「へええ…!」
花陽「………どれ?」
真姫「…まあ、口で言ってもわからないわよね」クスクス
18: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2016/02/16(火) 23:23:28.66 ID:U1h5jFb0.net
花陽「真姫ちゃんのいじわる…」
真姫「そのうち調べてみなさい。いろいろ知ったうえで星を眺めると楽しいわよ」
花陽「うん。帰ったら理科の教科書開いてみるね」
AM00:30
花陽「真姫ちゃんは星に詳しいの?」
真姫「詳しいってほどじゃないけど…。一応、趣味だし」
花陽「そうなんだ…」
真姫「今度は凛も連れてうちに泊まりに来なさいよ。天体望遠鏡、見せてあげるわ」
花陽「すごい…。持ってるんだ…」
真姫「まあね。星空もいいけど星を1個1個見るのも楽しいわよ」
花陽「絶対、またお泊りしようね」
真姫「…その時は、夜更かししようなんて言い出さないでよ?」
花陽「うん」エヘヘ
真姫「…そろそろ戻りましょ」
花陽「…うん!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
19: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2016/02/16(火) 23:23:57.33 ID:U1h5jFb0.net
AM06:50
真姫「花陽、朝からあんなに食べてこの後動けるの?」
花陽「毎朝あのくらいは食べてるよ?」
真姫「どんだけ食べるのよ…」
花陽「それに、花陽はありのままの花陽でいるって決めたから!」
真姫「…そう」クスッ
花陽「今日も1日、頑張りますっ!」
21: 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2016/02/16(火) 23:26:17.53 ID:U1h5jFb0.net
以上で「はなよふかし」は終わりです。
読んでくださった方、ありがとうございました。
3つで伝えたかったことは、かよちん可愛い。
では。
花陽「はなよふかし 第三夜」