1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/16(水) 20:09:39.95 ID:Qh2XvoIzO
どうしてなのでしょうか。最近、あの方と共に居ると、ふと苦しくなる時がある。
ですが、嫌な気はしません。むしろ、心地好く感じるのです。
己の部屋から見える月をベッドから見上げ、今はここにいない、あの方を思い浮かべる。
貴音「…あなた様」
4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/16(水) 20:13:35.83 ID:Qh2XvoIzO
次の日、わたくしはあの方と数回めの『おーでぃしょん』へと挑みました。
結果は合格。二位の方とは、差があまりなく、ギリギリの合格だったそうです。ふふっ、あの時の、あの方の喜び様といったら…。ですが、
貴音「…わたくしも、他人の事は言えませんね」クスクス
あの時の番組を、ひとりで録画をしたのは、わたくしだけの、とっぷしーくれっと。
『おーでぃしょん』に合格したお祝いにと、あの方は『らぁめん』をご馳走してくださいました。思えば、わたくしがこの『らぁめん』を好む様になったのも、あの方との出逢いがきっかけでした。
貴音「…ふふっ。あなた様?あなた様は、わたくしを変えてしまったのですよ?」
今も、あの方と食べた、初めての『らぁめん』は、トクベツ。
貴音「…ふふっ、」モグモグ
…ですが、トクベツでなくとも、らぁめんはまこと美味なものです。
そして、あの『おーでぃしょん』から数日経ったある日、あの方は少々興奮した様子で、わたくしに仰いました。
貴音「…てれびどらまの、ひろいん」
それが、わたくしの、わたくしたちの、転機でした。
貴音「…」
あの方は、いつものようにわたくしを説き伏せ、てれびどらまの監督からの、おふぁーを受ける旨を伝えていました。
その内容も、見ぬまま。
その数日後、あの方はわたくしに仰いました。
貴音「…きす…しーん…」
そう。そのてれびどらまは、きすしーんがありました。あの方は、それを事前に聞いていなかった様で、少々その監督に怒りの電話をしようとしていました。
ですが、
貴音「…構いません。わたくしは、あいどる、なのです」
わたくしは、あの方を止めました。
『あいどる』
それは、あの方とわたくしを繋げているもの。その時のわたくしは、その繋がりが消えてしまうのを恐れておりました。
貴音「…構いませんよ?ふふっ、安心してください」
その時のあの方の顔は…とても辛そうでした。
わたくしも
そして、てれびどらまの最初のろけが次の日に迫った夜、あの方はわたくしに仰いました
すまない
と。
わたくしは、その時の心情を思い出す事が出来ません。何故ならば、
あの方が、泣いていたから
わたくしはその日、初めてあの方の涙を見ました。すまない、と涙を流しながら、わたくしの瞳を見つめるあの方
貴音「…」クスッ
今でもあの方のその顔は、思い出すことが出来ます。
そして、てれびどらまのろけが始まりました。わたくしとあの方は、監督や他の出演者に挨拶を済ませます。
そして、
ろけが始まりました。主役の殿方を見るあの方の顔は、とても言葉では表せないような切なそうな顔をしておりました。
そして順調に撮影も進み、件の『きすしーん』を撮る日がやって参りました。
貴音「…行って参ります」
わたくしは、その一言。ただ一言を、あの方に伝え、あの方の見ている前で、演技を行いました。
大丈夫。わたくしは、大丈夫。
物語のくらいまっくす。『きすしーん』の収録。
主役の殿方と、あと少しでくちびるが触れ合いそうになった時。
ポロ...ポロ...
何故でしょうか。わたくしは、涙が止まらなくなってしまったのです。
後から聞くと、それはその場に居た全員が、息を飲む程…美しかったそうです。
そして、それを見た監督が一言。
くらんくあっぷ
その一言は、その場に居た全員を驚かせました。
それもそうでしょう。
そのてれびどらまにとって、最も重要なしーんを飛ばしたのですから。
あの方は、表情にこそ出していませんでしたが、安心していた様です。
握り締めた拳が、震えていたのですから。
収録を終えたわたくしは、あの方の所へと戻りました。綺麗な、身体のまま。
その時のあの方の言葉。そのただ一言が、嬉しかったのを憶えております。わたくしの、今までのどのような言葉よりも、嬉しかった言葉。
『お帰り。貴音』
その顔は、また、泣き顔でした。ですが、わたくしは、その時に気付いてしまったのです。
自分の、気持ちに。
今まで、自覚が無かったある感情。恋心。
それを感じた時、つい、言葉に出してしまいました。
貴音「…無自覚な、初恋」
そして、今。
どうしてなのでしょうか。最近、あの方と共に居ると、ふと苦しくなる時がある。
ですが、嫌な気はしません。むしろ、心地好く感じるのです。
己の部屋から見える月をベッドから見上げ、今はここにいない、あの方を思い浮かべる。
ですが、今のわたくしは、自覚をしております。
これは、わたくしの『初恋』なのだ、と。
ふふっ。あなた様?わたくしは、自覚をしてしまいましたよ?
明日から、お覚悟を、してくださいませね?
四条貴音の、
無自覚な、初恋
おわり
ここまで、ありがとうございました
地の文は難しいね
P「なぁ、貴音」
貴音「…ふふっ、なんでしょう。あなた様」ギュー
P「…いや、な?これは、何だ?」クイックイッ
貴音「…はて。わたくしの、て、ですが」キュッ
P「それは分かるんだが…何で朝から離してくれないんだ?」
貴音「…ふふっ。いいではありませんか。それともあなた様は、わたくしにこうされるのは、お嫌…ですか?」キュッ、ウルウル
P「嫌じゃ、無いけどさ」
貴音「ふふっ。では、今しばらくはこのまま、という事で」クスクス
貴音「…あなた様?あの時のあなた様の涙、わたくしは決して忘れませんよ?」ボソッ
P「…」
貴音「…だって、わたくしはもうあなた様をお慕いしてしまったのですから♪」ギュー
四条貴音の、
自覚のある、初恋
おわり
貴音「…それと…わたくしのくちびるは、既にあなた様専用、ですよ?」
貴音「ちゅっ」チュッ
おわり?
あずさ「あらあら、プロデューサーさんったら。うふふ」
寝ている横顔は、どこか子供っぽいあの人。私の大切なプロデューサーさん。
あずさ「…ふふっ。イタズラしちゃおうかしら」ツンツン、ツンツン
P「んっ…うんん…」モゾモゾ
あずさ「ふふっ。かわいい」ツンツン、ツンツン
あずさ「…」キョロキョロ、
今、私とプロデューサーさんしかいないのよね?
あずさ「…横、失礼しますね?」スッ、
小鳥さんのイスを借りて、プロデューサーさんにくっついてみる。
あずさ「うふふ。あったかい」ニコニコ
P「んん…ん?」パチッ
あら?起きちゃったかな?
P「小鳥さん?…って、あ、あずささん!?」
うふふ。慌てるプロデューサーさんも可愛い。
あずさ「…はい。おはようございます。プロデューサーさん」ツンツン、ツンツン
P「どうしたんですか?って、ツンツンしないでくださいよー。くすぐったいです」
あずさ「うふふ。子どもみたいで可愛いですよ?」ナデナデ、ナデナデ
ちょっとお姉さんぶって、なでなでしてみる。慌てるプロデューサーさんって、何か新鮮
あずさ「…」スッ、
でも、何だか少し寂しくなって、プロデューサーさんから離れる。
P「あずささん?どうしたんですか?」
…やだ。
P「あずささん?」
私は、あなたにそう呼ばれたくない。私が、あなたに呼んでほしいのは
あずさ「あずさ」
あずさ「あずさ、って呼んでください…」トテトテトテ、ギュッ
何だか寂しくなって、少し離れてみたけれど
それだと、さっきより寂しくなって、抱き着いてしまった
P「あずささん?ちょっ!近いですって!」アタフタ、アタフタ、
あずさ「…あずさ、です。そう呼んでくれるまで、離れません」
子どもみたいなワガママ。だけど、今はワガママもいいかな、って思う
だって、私たちしか、いないんですもの。
皆のお姉さん、じゃない
素の、三浦あずさでいてもいい。今だけ
あずさ「…ふふっ。なんて、ね」スッ、
だけど、今の私はちょっぴり勇気が足りないみたい。
あずさ「…うふふ。びっくりしました?」ニコニコ
P「…」
プロデューサーさんは何も言わない。もしかして、怒っちゃった?
あずさ「…あの…プロデューサーさん?怒って…ます?」
どうしよう。プロデューサーさんが怒っちゃった…。
あずさ「…あの、」チラッ
あれ?プロデューサーさんがいない。どこに行ったのかしら…
P「あずさ」スッ、
プロデューサーさんの私を呼ぶ声がして、後ろから抱き締められる
ふふっ。ホントに、子どもみたいなんですから
三浦あずさのいたずら篇~
おわり
イチャコラも書きたかった。後悔も反省もしていない
ありがとうございました
元スレ
次の日、わたくしはあの方と数回めの『おーでぃしょん』へと挑みました。
結果は合格。二位の方とは、差があまりなく、ギリギリの合格だったそうです。ふふっ、あの時の、あの方の喜び様といったら…。ですが、
貴音「…わたくしも、他人の事は言えませんね」クスクス
あの時の番組を、ひとりで録画をしたのは、わたくしだけの、とっぷしーくれっと。
5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/16(水) 20:17:50.15 ID:Qh2XvoIzO
『おーでぃしょん』に合格したお祝いにと、あの方は『らぁめん』をご馳走してくださいました。思えば、わたくしがこの『らぁめん』を好む様になったのも、あの方との出逢いがきっかけでした。
貴音「…ふふっ。あなた様?あなた様は、わたくしを変えてしまったのですよ?」
今も、あの方と食べた、初めての『らぁめん』は、トクベツ。
貴音「…ふふっ、」モグモグ
…ですが、トクベツでなくとも、らぁめんはまこと美味なものです。
7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/16(水) 20:22:18.59 ID:Qh2XvoIzO
そして、あの『おーでぃしょん』から数日経ったある日、あの方は少々興奮した様子で、わたくしに仰いました。
貴音「…てれびどらまの、ひろいん」
それが、わたくしの、わたくしたちの、転機でした。
貴音「…」
あの方は、いつものようにわたくしを説き伏せ、てれびどらまの監督からの、おふぁーを受ける旨を伝えていました。
その内容も、見ぬまま。
8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/16(水) 20:26:06.92 ID:Qh2XvoIzO
その数日後、あの方はわたくしに仰いました。
貴音「…きす…しーん…」
そう。そのてれびどらまは、きすしーんがありました。あの方は、それを事前に聞いていなかった様で、少々その監督に怒りの電話をしようとしていました。
ですが、
貴音「…構いません。わたくしは、あいどる、なのです」
わたくしは、あの方を止めました。
10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/16(水) 20:28:57.85 ID:Qh2XvoIzO
『あいどる』
それは、あの方とわたくしを繋げているもの。その時のわたくしは、その繋がりが消えてしまうのを恐れておりました。
貴音「…構いませんよ?ふふっ、安心してください」
その時のあの方の顔は…とても辛そうでした。
わたくしも
11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/16(水) 20:33:51.44 ID:Qh2XvoIzO
そして、てれびどらまの最初のろけが次の日に迫った夜、あの方はわたくしに仰いました
すまない
と。
わたくしは、その時の心情を思い出す事が出来ません。何故ならば、
あの方が、泣いていたから
わたくしはその日、初めてあの方の涙を見ました。すまない、と涙を流しながら、わたくしの瞳を見つめるあの方
貴音「…」クスッ
今でもあの方のその顔は、思い出すことが出来ます。
12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/16(水) 20:36:43.95 ID:Qh2XvoIzO
そして、てれびどらまのろけが始まりました。わたくしとあの方は、監督や他の出演者に挨拶を済ませます。
そして、
ろけが始まりました。主役の殿方を見るあの方の顔は、とても言葉では表せないような切なそうな顔をしておりました。
14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/16(水) 20:39:25.41 ID:Qh2XvoIzO
そして順調に撮影も進み、件の『きすしーん』を撮る日がやって参りました。
貴音「…行って参ります」
わたくしは、その一言。ただ一言を、あの方に伝え、あの方の見ている前で、演技を行いました。
大丈夫。わたくしは、大丈夫。
15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/16(水) 20:45:24.97 ID:Qh2XvoIzO
物語のくらいまっくす。『きすしーん』の収録。
主役の殿方と、あと少しでくちびるが触れ合いそうになった時。
ポロ...ポロ...
何故でしょうか。わたくしは、涙が止まらなくなってしまったのです。
後から聞くと、それはその場に居た全員が、息を飲む程…美しかったそうです。
そして、それを見た監督が一言。
くらんくあっぷ
その一言は、その場に居た全員を驚かせました。
それもそうでしょう。
そのてれびどらまにとって、最も重要なしーんを飛ばしたのですから。
16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/16(水) 20:52:23.88 ID:Qh2XvoIzO
あの方は、表情にこそ出していませんでしたが、安心していた様です。
握り締めた拳が、震えていたのですから。
収録を終えたわたくしは、あの方の所へと戻りました。綺麗な、身体のまま。
その時のあの方の言葉。そのただ一言が、嬉しかったのを憶えております。わたくしの、今までのどのような言葉よりも、嬉しかった言葉。
『お帰り。貴音』
その顔は、また、泣き顔でした。ですが、わたくしは、その時に気付いてしまったのです。
自分の、気持ちに。
今まで、自覚が無かったある感情。恋心。
それを感じた時、つい、言葉に出してしまいました。
貴音「…無自覚な、初恋」
19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/16(水) 20:55:54.35 ID:Qh2XvoIzO
そして、今。
どうしてなのでしょうか。最近、あの方と共に居ると、ふと苦しくなる時がある。
ですが、嫌な気はしません。むしろ、心地好く感じるのです。
己の部屋から見える月をベッドから見上げ、今はここにいない、あの方を思い浮かべる。
ですが、今のわたくしは、自覚をしております。
これは、わたくしの『初恋』なのだ、と。
ふふっ。あなた様?わたくしは、自覚をしてしまいましたよ?
明日から、お覚悟を、してくださいませね?
四条貴音の、
無自覚な、初恋
おわり
20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/16(水) 20:57:43.43 ID:Qh2XvoIzO
ここまで、ありがとうございました
地の文は難しいね
23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/16(水) 21:01:35.55 ID:Qh2XvoIzO
P「なぁ、貴音」
貴音「…ふふっ、なんでしょう。あなた様」ギュー
P「…いや、な?これは、何だ?」クイックイッ
貴音「…はて。わたくしの、て、ですが」キュッ
P「それは分かるんだが…何で朝から離してくれないんだ?」
24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/16(水) 21:04:12.03 ID:Qh2XvoIzO
貴音「…ふふっ。いいではありませんか。それともあなた様は、わたくしにこうされるのは、お嫌…ですか?」キュッ、ウルウル
P「嫌じゃ、無いけどさ」
貴音「ふふっ。では、今しばらくはこのまま、という事で」クスクス
25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/16(水) 21:07:40.32 ID:Qh2XvoIzO
貴音「…あなた様?あの時のあなた様の涙、わたくしは決して忘れませんよ?」ボソッ
P「…」
貴音「…だって、わたくしはもうあなた様をお慕いしてしまったのですから♪」ギュー
四条貴音の、
自覚のある、初恋
おわり
貴音「…それと…わたくしのくちびるは、既にあなた様専用、ですよ?」
貴音「ちゅっ」チュッ
おわり?
30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/16(水) 21:13:49.24 ID:Qh2XvoIzO
あずさ「あらあら、プロデューサーさんったら。うふふ」
寝ている横顔は、どこか子供っぽいあの人。私の大切なプロデューサーさん。
あずさ「…ふふっ。イタズラしちゃおうかしら」ツンツン、ツンツン
34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/16(水) 21:17:44.00 ID:Qh2XvoIzO
P「んっ…うんん…」モゾモゾ
あずさ「ふふっ。かわいい」ツンツン、ツンツン
あずさ「…」キョロキョロ、
今、私とプロデューサーさんしかいないのよね?
あずさ「…横、失礼しますね?」スッ、
35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/16(水) 21:19:24.49 ID:Qh2XvoIzO
小鳥さんのイスを借りて、プロデューサーさんにくっついてみる。
あずさ「うふふ。あったかい」ニコニコ
P「んん…ん?」パチッ
あら?起きちゃったかな?
36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/16(水) 21:21:15.99 ID:Qh2XvoIzO
P「小鳥さん?…って、あ、あずささん!?」
うふふ。慌てるプロデューサーさんも可愛い。
あずさ「…はい。おはようございます。プロデューサーさん」ツンツン、ツンツン
37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/16(水) 21:25:19.22 ID:Qh2XvoIzO
P「どうしたんですか?って、ツンツンしないでくださいよー。くすぐったいです」
あずさ「うふふ。子どもみたいで可愛いですよ?」ナデナデ、ナデナデ
ちょっとお姉さんぶって、なでなでしてみる。慌てるプロデューサーさんって、何か新鮮
38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/16(水) 21:28:26.10 ID:Qh2XvoIzO
あずさ「…」スッ、
でも、何だか少し寂しくなって、プロデューサーさんから離れる。
P「あずささん?どうしたんですか?」
…やだ。
P「あずささん?」
私は、あなたにそう呼ばれたくない。私が、あなたに呼んでほしいのは
あずさ「あずさ」
39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/16(水) 21:32:57.86 ID:Qh2XvoIzO
あずさ「あずさ、って呼んでください…」トテトテトテ、ギュッ
何だか寂しくなって、少し離れてみたけれど
それだと、さっきより寂しくなって、抱き着いてしまった
P「あずささん?ちょっ!近いですって!」アタフタ、アタフタ、
あずさ「…あずさ、です。そう呼んでくれるまで、離れません」
子どもみたいなワガママ。だけど、今はワガママもいいかな、って思う
だって、私たちしか、いないんですもの。
皆のお姉さん、じゃない
素の、三浦あずさでいてもいい。今だけ
41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/16(水) 21:38:04.62 ID:Qh2XvoIzO
あずさ「…ふふっ。なんて、ね」スッ、
だけど、今の私はちょっぴり勇気が足りないみたい。
あずさ「…うふふ。びっくりしました?」ニコニコ
P「…」
プロデューサーさんは何も言わない。もしかして、怒っちゃった?
あずさ「…あの…プロデューサーさん?怒って…ます?」
どうしよう。プロデューサーさんが怒っちゃった…。
あずさ「…あの、」チラッ
あれ?プロデューサーさんがいない。どこに行ったのかしら…
P「あずさ」スッ、
プロデューサーさんの私を呼ぶ声がして、後ろから抱き締められる
ふふっ。ホントに、子どもみたいなんですから
三浦あずさのいたずら篇~
おわり
43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/16(水) 21:39:30.29 ID:Qh2XvoIzO
イチャコラも書きたかった。後悔も反省もしていない
ありがとうございました
貴音「無自覚な、初恋」