1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/19(土) 20:41:30.94 ID:oS3EJ/Fx0
キーンコーンカーンコーン
春香「ちーはーやーちゃん!」
千早「また来た…隣のクラスなのにわざわざ御苦労様……」
春香「いえいえ。さあ、一緒に合唱部に行こうよ」
千早「行かない。入らない。遊ばない」
春香「どうして?この前は乗り気だったのに」
千早「こ、この前は魔がさしただけよ。場所はどこかなーって」
9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/19(土) 20:45:20.31 ID:oS3EJ/Fx0
春香「苦しい言い訳だなぁ……」
千早「それじゃ私、帰るから」
ガシッ
千早「ちょっ…」
春香「良いから。行こっ?」ニコリ
千早「わ、私、今日は用事が有るの!それじゃ」
タッタッタッ…
春香「あ、千早ちゃーん!待ってよぉ」
………
ー屋上ー
千早「ここまで来れば大丈夫よね…」フゥ
ガチャッ
春香「千早ちゃん、見ぃーつけた!」
千早「は、春香!?」
春香「下駄箱見たら靴がまだあったから、ここだと思ったんだー」
千早「くっ…」
千早「ねえ、春香。どうしてそんなに私を合唱部に入れたいの?」
春香「前も言ったけど、みんなで歌うことの楽しさを千早ちゃんに知ってもらいたいからだよ」
千早「……私は1人で歌うのが好きなんだけど」
春香「1人よりもみんなで歌った方がきっと楽しいよ?」
千早「………」
千早「…なんて言うか、春香って相当頑固よね」
春香「えぇっ!?私よりも千早ちゃんの方が頑固だと思うけどなぁ」
千早「そうかしら?」
春香「ふふふ……」クスクス
千早「どうかした?」
春香「知ってる?こういうの似た者同士って言うんだよ、千早ちゃん」
千早「春香と私が似た者同士?」
春香「そうそう。似た者同士だよ!似た者同士!」
千早「全然似て無いと思うけど…」
春香「似てるよぉー」ニコニコ
千早「そうかしら……」
千早「(春香は明るくて、みんなの人気者だけど…)」
千早「(私は暗くて、いつも1人ぼっち…)」
千早「(そんな春香と私が似てるはず無い…)」
春香「千早ちゃん?」
千早「あ、ごめんなさい…ちょっと考え事してたの……」
春香「………」
春香「もしかして、何か悩みごとでも有るのかな?」
千早「そ、そんなこと無いけど…」
春香「あ。その顔は嘘を吐いてる顔だ」クスクス
千早「え?」
春香「意外と千早ちゃんって、思ってることがすぐ顔に出るタイプなんだよねー」
千早「ほ、本当に?」
春香「うん。何考えているかすぐに分かるから見ていて楽しいよ?」
千早「な、なんだか恥ずかしいわね……」
スッ
春香「あぁ!手で顔を隠しちゃ駄目だよぉ」
千早「だって春香が私の顔、ジロジロ見てくるんだもの……」
春香「もう絶対見ないから、顔見せて?ね?」
千早「………」チラッ
春香「んーと……。今は照れてるんだよね?」ジーッ
千早「……春香の嘘吐き」
春香「あはは。今は怒ってるでしょ?」
千早「知らない」
春香「ごめんごめん」
春香「でも私、嬉しいよ」
千早「何が?」
春香「だいぶ千早ちゃんと仲良くなれた気がするから」
千早「そ、そう」
春香「だって、初めてここで会った時私が『みんなで歌った方が楽しい』って言ったら千早ちゃん、怒って教室に戻っちゃったんだよ?」
千早「………」
春香「あの時はショックだったなー」
千早「だって、春香ったら私が『一人で歌うのが好き』って言ってるのに」
千早「『みんなで歌った方が楽しいよ』なんて言うから……」
春香「確かにちょっと空気読めてなかったかも」テヘヘ
千早「そうね」
春香「うっ…。でも、今は怒らないよね?どうして?」
千早「それは……」
春香「それは?」
千早「春香がそういう人だって分かったからよ」
春香「そういう人って?」
千早「馴れ馴れしくて強引で、全く人の話を聞かなくて…」
春香「千早ちゃぁーん……」
千早「でも、明るくてみんなの人気者で…とても楽しい子よ……」
春香「千早ちゃん!」
……………
キーンコーンカーンコーン
千早「完全下校時間みたいね」
春香「あれ?もうそんな時間?」
千早「私、買い物して帰るから。さよなら、春香」
春香「ねぇ、私も一緒に行って良い?」
千早「……ダメって言ってもどうせ来るんでしょ?」ハァ
春香「てへへ……」
……………
ースーパーー
春香「そういえば千早ちゃんって一人暮らしなんだよね」
千早「ええ。と言っても、お金は両親に負担してもらっているけど」
春香「すごいなー」
千早「どうして?」
春香「だって、掃除洗濯、家事も全部一人でやるんでしょ?大変だろうなって」
千早「別に大した事無いわ」
春香「ちなみに今日は何を作るの?」
千早「今日はチョコレート味かしら」
春香「へ?」
千早「本当はフルーツ味な気分だけど、昨日もフルーツ味だったから」
春香「……千早ちゃん?」
千早「いくらカロリーメイトが優れた栄養食品でも、きちんとバランスよく食べないと」
春香「………」
千早「春香?」
春香「千早ちゃん!それは間違いだよ!間違い!」
千早「何故?カロリーメイトはカロリーとビタミン、その他もろもろ摂取できる夢の食べ物よ?」
春香「………」
春香「……今日はパスタを作ります」
千早「材料無いわよ?」
春香「今から買って帰るの!」
千早「でも私、そんなの作れない……」
春香「私が千早ちゃんの家まで行って、作ってあげるから!」
……………
ー千早のマンションー
春香「おじゃまします」
千早「どうぞ」
春香「さて、ちゃちゃっと作るから千早ちゃんは休んでてよ」
千早「でも悪いわよ、カロリーメイトも有るのに……」
春香「そっちの方が色々と悪いよ、千早ちゃん……」
千早「私にも何か手伝えないかしら」
春香「えっと、じゃあニンニクを刻んで貰える?」
千早「分かったわ」
スッ…
ダン!
春香「ちょ、ちょっと待って!千早ちゃん!」
千早「どうしたの春香?そんなに慌てて」キョトン
春香「包丁はそんなに振りかぶらなくても大丈夫だから」
千早「あら。そうだったの」
春香「ちょっと見てて?こうやってトントントンってすれば良いんだよ」
千早「なるほど…。やってみるわ」
トン……トン………ト…ン……
千早「……なかなか難しいのね」
春香「ははは……」
春香「よし。できたよー」
千早「これはぺぺ…ぺぺロ……」
春香「ペペロンチーノだよ。」
千早「そう。それ」
春香「さあ、温かいうちにどうぞ」
千早「あら?春香の分が無いみたいだけど……」
春香「私は家でお母さんがご飯作って待ってるから。それより、早く食べてみて」
千早「そうね。いただきます」
モグモグ
春香「どう?」
千早「美味しい……」
春香「本当?良かった」
千早「本当よ。すごく美味しいわ、春香」
春香「そんなに喜んで貰えるなんて、作ったかいがあるなぁ」
グーッ…
春香「あ。……てへへ。お腹空いちゃった」
千早「春香。口を開けて?」
春香「え?いいの?」
千早「もちろん。それにお腹を空かした春香を放っておけないわ」
千早「はい、どうぞ」
春香「あーん」
モグモグ
千早「美味しい?」
春香「うん!って、自分で言うのはおかしいね」
千早「ふふっ…そうかもね」
春香「あ。千早ちゃんの笑顔、初めて見たかも」
千早「そう?」
春香「うん。すごくレアなもの見れたなぁ」
千早「私、春香の前では結構笑っているつもりなんだけど」
春香「ええ?本当?それじゃ、これからはもっと千早ちゃんの顔をよく見なきゃなー」ニヤニヤ
千早「………」スッ
春香「冗談だから!顔を隠さないでよぉ」
春香「あ……。もうこんな時間。それじゃ、そろそろ帰るね。千早ちゃん」
千早「そう……」シュン
スッ
春香「あれ?どうして顔を隠すの?」
千早「春香。今、私がどんな顔してるか分かる?」
春香「えぇっ…顔が見えないから分からないよぉ……」
千早「そう。良かった……」
春香「ちなみに正解は?」
千早「………秘密」
おわり
元スレ
春香「苦しい言い訳だなぁ……」
千早「それじゃ私、帰るから」
ガシッ
千早「ちょっ…」
春香「良いから。行こっ?」ニコリ
千早「わ、私、今日は用事が有るの!それじゃ」
タッタッタッ…
春香「あ、千早ちゃーん!待ってよぉ」
13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/19(土) 20:48:52.50 ID:oS3EJ/Fx0
………
ー屋上ー
千早「ここまで来れば大丈夫よね…」フゥ
ガチャッ
春香「千早ちゃん、見ぃーつけた!」
千早「は、春香!?」
春香「下駄箱見たら靴がまだあったから、ここだと思ったんだー」
千早「くっ…」
16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/19(土) 20:52:17.67 ID:oS3EJ/Fx0
千早「ねえ、春香。どうしてそんなに私を合唱部に入れたいの?」
春香「前も言ったけど、みんなで歌うことの楽しさを千早ちゃんに知ってもらいたいからだよ」
千早「……私は1人で歌うのが好きなんだけど」
春香「1人よりもみんなで歌った方がきっと楽しいよ?」
千早「………」
19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/19(土) 20:55:23.53 ID:oS3EJ/Fx0
千早「…なんて言うか、春香って相当頑固よね」
春香「えぇっ!?私よりも千早ちゃんの方が頑固だと思うけどなぁ」
千早「そうかしら?」
春香「ふふふ……」クスクス
千早「どうかした?」
春香「知ってる?こういうの似た者同士って言うんだよ、千早ちゃん」
21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/19(土) 20:58:18.46 ID:oS3EJ/Fx0
千早「春香と私が似た者同士?」
春香「そうそう。似た者同士だよ!似た者同士!」
千早「全然似て無いと思うけど…」
春香「似てるよぉー」ニコニコ
千早「そうかしら……」
23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/19(土) 21:02:05.05 ID:oS3EJ/Fx0
千早「(春香は明るくて、みんなの人気者だけど…)」
千早「(私は暗くて、いつも1人ぼっち…)」
千早「(そんな春香と私が似てるはず無い…)」
春香「千早ちゃん?」
千早「あ、ごめんなさい…ちょっと考え事してたの……」
春香「………」
25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/19(土) 21:06:03.87 ID:oS3EJ/Fx0
春香「もしかして、何か悩みごとでも有るのかな?」
千早「そ、そんなこと無いけど…」
春香「あ。その顔は嘘を吐いてる顔だ」クスクス
千早「え?」
春香「意外と千早ちゃんって、思ってることがすぐ顔に出るタイプなんだよねー」
千早「ほ、本当に?」
28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/19(土) 21:11:31.31 ID:oS3EJ/Fx0
春香「うん。何考えているかすぐに分かるから見ていて楽しいよ?」
千早「な、なんだか恥ずかしいわね……」
スッ
春香「あぁ!手で顔を隠しちゃ駄目だよぉ」
千早「だって春香が私の顔、ジロジロ見てくるんだもの……」
春香「もう絶対見ないから、顔見せて?ね?」
29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/19(土) 21:16:51.70 ID:oS3EJ/Fx0
千早「………」チラッ
春香「んーと……。今は照れてるんだよね?」ジーッ
千早「……春香の嘘吐き」
春香「あはは。今は怒ってるでしょ?」
千早「知らない」
春香「ごめんごめん」
32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/19(土) 21:24:11.34 ID:oS3EJ/Fx0
春香「でも私、嬉しいよ」
千早「何が?」
春香「だいぶ千早ちゃんと仲良くなれた気がするから」
千早「そ、そう」
春香「だって、初めてここで会った時私が『みんなで歌った方が楽しい』って言ったら千早ちゃん、怒って教室に戻っちゃったんだよ?」
千早「………」
春香「あの時はショックだったなー」
33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/19(土) 21:26:36.70 ID:oS3EJ/Fx0
千早「だって、春香ったら私が『一人で歌うのが好き』って言ってるのに」
千早「『みんなで歌った方が楽しいよ』なんて言うから……」
春香「確かにちょっと空気読めてなかったかも」テヘヘ
千早「そうね」
春香「うっ…。でも、今は怒らないよね?どうして?」
35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/19(土) 21:29:51.45 ID:oS3EJ/Fx0
千早「それは……」
春香「それは?」
千早「春香がそういう人だって分かったからよ」
春香「そういう人って?」
千早「馴れ馴れしくて強引で、全く人の話を聞かなくて…」
春香「千早ちゃぁーん……」
千早「でも、明るくてみんなの人気者で…とても楽しい子よ……」
春香「千早ちゃん!」
36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/19(土) 21:33:48.00 ID:oS3EJ/Fx0
……………
キーンコーンカーンコーン
千早「完全下校時間みたいね」
春香「あれ?もうそんな時間?」
千早「私、買い物して帰るから。さよなら、春香」
春香「ねぇ、私も一緒に行って良い?」
千早「……ダメって言ってもどうせ来るんでしょ?」ハァ
春香「てへへ……」
39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/19(土) 21:36:33.58 ID:oS3EJ/Fx0
……………
ースーパーー
春香「そういえば千早ちゃんって一人暮らしなんだよね」
千早「ええ。と言っても、お金は両親に負担してもらっているけど」
春香「すごいなー」
千早「どうして?」
春香「だって、掃除洗濯、家事も全部一人でやるんでしょ?大変だろうなって」
千早「別に大した事無いわ」
40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/19(土) 21:39:31.70 ID:oS3EJ/Fx0
春香「ちなみに今日は何を作るの?」
千早「今日はチョコレート味かしら」
春香「へ?」
千早「本当はフルーツ味な気分だけど、昨日もフルーツ味だったから」
春香「……千早ちゃん?」
千早「いくらカロリーメイトが優れた栄養食品でも、きちんとバランスよく食べないと」
42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/19(土) 21:44:57.91 ID:oS3EJ/Fx0
春香「………」
千早「春香?」
春香「千早ちゃん!それは間違いだよ!間違い!」
千早「何故?カロリーメイトはカロリーとビタミン、その他もろもろ摂取できる夢の食べ物よ?」
春香「………」
46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/19(土) 21:50:58.66 ID:oS3EJ/Fx0
春香「……今日はパスタを作ります」
千早「材料無いわよ?」
春香「今から買って帰るの!」
千早「でも私、そんなの作れない……」
春香「私が千早ちゃんの家まで行って、作ってあげるから!」
48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/19(土) 21:55:05.81 ID:oS3EJ/Fx0
……………
ー千早のマンションー
春香「おじゃまします」
千早「どうぞ」
春香「さて、ちゃちゃっと作るから千早ちゃんは休んでてよ」
千早「でも悪いわよ、カロリーメイトも有るのに……」
春香「そっちの方が色々と悪いよ、千早ちゃん……」
51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/19(土) 22:01:16.15 ID:oS3EJ/Fx0
千早「私にも何か手伝えないかしら」
春香「えっと、じゃあニンニクを刻んで貰える?」
千早「分かったわ」
スッ…
ダン!
春香「ちょ、ちょっと待って!千早ちゃん!」
千早「どうしたの春香?そんなに慌てて」キョトン
53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/19(土) 22:05:36.17 ID:oS3EJ/Fx0
春香「包丁はそんなに振りかぶらなくても大丈夫だから」
千早「あら。そうだったの」
春香「ちょっと見てて?こうやってトントントンってすれば良いんだよ」
千早「なるほど…。やってみるわ」
トン……トン………ト…ン……
千早「……なかなか難しいのね」
春香「ははは……」
54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/19(土) 22:11:51.45 ID:oS3EJ/Fx0
春香「よし。できたよー」
千早「これはぺぺ…ぺぺロ……」
春香「ペペロンチーノだよ。」
千早「そう。それ」
春香「さあ、温かいうちにどうぞ」
千早「あら?春香の分が無いみたいだけど……」
56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/19(土) 22:17:12.77 ID:oS3EJ/Fx0
春香「私は家でお母さんがご飯作って待ってるから。それより、早く食べてみて」
千早「そうね。いただきます」
モグモグ
春香「どう?」
千早「美味しい……」
春香「本当?良かった」
千早「本当よ。すごく美味しいわ、春香」
57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/19(土) 22:21:39.85 ID:oS3EJ/Fx0
春香「そんなに喜んで貰えるなんて、作ったかいがあるなぁ」
グーッ…
春香「あ。……てへへ。お腹空いちゃった」
千早「春香。口を開けて?」
春香「え?いいの?」
千早「もちろん。それにお腹を空かした春香を放っておけないわ」
58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/19(土) 22:26:58.18 ID:oS3EJ/Fx0
千早「はい、どうぞ」
春香「あーん」
モグモグ
千早「美味しい?」
春香「うん!って、自分で言うのはおかしいね」
千早「ふふっ…そうかもね」
春香「あ。千早ちゃんの笑顔、初めて見たかも」
60: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/19(土) 22:30:51.37 ID:oS3EJ/Fx0
千早「そう?」
春香「うん。すごくレアなもの見れたなぁ」
千早「私、春香の前では結構笑っているつもりなんだけど」
春香「ええ?本当?それじゃ、これからはもっと千早ちゃんの顔をよく見なきゃなー」ニヤニヤ
千早「………」スッ
春香「冗談だから!顔を隠さないでよぉ」
61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/19(土) 22:33:06.13 ID:oS3EJ/Fx0
春香「あ……。もうこんな時間。それじゃ、そろそろ帰るね。千早ちゃん」
千早「そう……」シュン
スッ
春香「あれ?どうして顔を隠すの?」
千早「春香。今、私がどんな顔してるか分かる?」
春香「えぇっ…顔が見えないから分からないよぉ……」
千早「そう。良かった……」
春香「ちなみに正解は?」
千早「………秘密」
おわり
千早「べ、別に友達なんて要らないわ」