SS速報VIP:モバP「新婚っていいですね」
183: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/04/22(月) 01:19:09.37 ID:9pzHJmQAO
タイトル
ちひろ「新婚シリーズですが」
184: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/04/22(月) 01:20:22.71 ID:9pzHJmQAO
P「はい?」
ちひろ「大ピンチです」
P「なにがですか?」
ちひろ「これ見て下さい。前回放送後の番組への感想なんですが……」
P「はあ……」
『飽きてきた』
『もうよくね?』
『濡れ場はよ』
『シチュがワンパターン』
『新田さんの入浴シーンはまだですか』
『そろそろ新しい企画を』
『あべななさんじゅうななさい』
『わっくーい! わっくーい!』
P「ようやく視聴者の目が覚めたと思ったら所々おかしい奴いないかこれ」
ちひろ「なに悠長な事言ってるんですか! 打ち切りのピンチなんですよ!?」
P「いや、もう充分過ぎるほど放送したでしょ。そりゃ視聴者も飽きますって」
ちひろ「番組最終回の10回目を目前に情けない事言わないで下さい!」
P「まだ3回も放送する気だったのかあんた」
ちひろ「キリが悪いのは嫌いなんです。買い物とかでも998円とかだと何かに負けた気がするじゃないですか」
P「何と戦ってるんですか」
ちひろ「あと2円でぴったり野口さんなのに。せめてあと1円多ければぞろ目なのに……! ってなるでしょ」
P「なりませんよ」
ちひろ「そんなのだからプロデューサーさんはプロデューサーさんなんですよ……」ハァ
P「なんでその流れから貶されなきゃならないんですか!?」
ちひろ「……今回は都合良く愛梨ちゃんの出番でしたね」
P「待て。何が都合良くだ」
ちひろ「プロデューサーさん。撮影中愛梨ちゃんが何をしても止めないで下さい」
P「何をしても?」
ちひろ「ええ。頼まなくても勝手に脱いでくれるはずですから」
P「監督にしろあんたにしろゴールデンタイムに何放送する気なんだよ。止めますよ全力で」
ちひろ「いいから脱がせてあげて下さい! 視聴者は少なからずそんなシーンを期待してるんです! じゃないと番組が!」
P「なんであの番組に固執するんですか。他にも仕事あるでしょう」
ちひろ「恋愛禁止のアイドル達に夢を見せてあげたいんですよ!」
P「本音は?」
ちひろ「出演料が高いんですよあの番組は!」
P「貴様やはりそれか」
ちひろ「だから脱がせて! お願いですから!」
P「大声でそんな事言わないで下さいよ!」
事務所入口
ちひろ『脱がせて! お願いだから!』
P『そんな事言わないで下さいよ!』
加蓮「……何してんのよあの2人」ドキドキ
撮影当日
P「なんでちひろさんが」
ちひろ「スタッフさんは風邪だそうですよ。なので替わりに」
P「別に現場さえ教えてくれたら自分で行けますよ。某どたぷーんさんじゃないんですから」
ちひろ「それでも構わないんですが、監督さんに私も呼ばれてるんですよ。だったら一緒に行った方がいいじゃないですか」
P「交通費も浮くし?」
ちひろ「もちろん!」
P「躊躇いがないな」
P「でもちひろさんまで呼ばれるって何かあったんですかね?」
ちひろ「詳しい事は教えてもらえなかったんです。とにかく来てくれと」
P「……打ち切り?」
ちひろ「まっさかー。そんなはずはない……ですよね?」
P「いや俺も知りませんよ」
ちひろ「そんな。あの監督さん、メンタルは弱いけど途中で投げ出すような真似はしないはずですよたぶん」
P「信用はしてないんですね」
ちひろ「信用出来るのはマニーだけですよ!」
P「力強く悲しい事言わないで下さい」
ちひろ「ま……まあ、少しくらいはプロデューサーさんも信用してますけど……」ボソボソ
P「なんですか?」
ちひろ「なんでもありません! ほら、もうすぐ着きますから準備して下さい!」
P「はーい」
美玲「なんでウチがこんな番組に出なきゃならないんだ……」
美玲(しかもプロデューサーの奴が降板した後にだなんて……って、別にアイツなら良かったとかそんなんじゃないしッ! ただアイツの方が見知ってる分やりやすいだけだしッ!)
<ハヤサカサンオネガイシマース
美玲「わ、分かった!」
美玲(……どんな時でも傍にいるのがパートナーの役目だろ、バカ)
ナレーション「今宵最初はこの方。被り物や眼帯、可愛いから付けてるだけだしッ! 早坂美玲さんでお題は手料理」
美玲「む、むむむ……」トントン
美玲(料理とかあまり家じゃしないから難しい……)
P「危ない切り方してるな」
美玲「へっ?」クルッ
P「手は猫のように丸くしないと指切っちゃうぞ?」
美玲「え。あ……あ、あアンタがなんでここにいるんだ!?」
P「え? 夫婦なんだから当然だろ?」
美玲「え……いや、その……。キ、キッチンは女の戦場だしッ!」
P「はは、ごめんごめん。見てると危なっかしくてついな」ナデナデ
美玲「恥ずかしいのも禁止だかんな……」
P「撫でられるのは嫌いか?」
美玲「き、キライじゃないけど……。料理中だから、優しく撫でろよな?」上目遣い
P「お、おう」
美玲「……へへ♪」
P(随分上機嫌だな)
P「って、ああもう。それじゃ危ないってば」
美玲「な、なんだよ。文句あるなら食べなきゃいいジャン!」
P「可愛い嫁さんの手作りを食べない訳ないだろ」
美玲「あ……あうぅぅ。恥ずかしいの禁止だってばァ……」
P「でも危ないのは放っとけないからな。ほら」ギュッ
美玲「ふわァッ!? な、なに握ってんだよッ!」
P「いいから。こうして手を丸めて、ずらしながら具材を切るんだ」トントン
美玲「み、耳元で喋っちゃヤダァ……」
P「集中しないと怪我するぞ?」
美玲「う、ううぅ……。ガルルー!」グイッ
P「うわっ!?」バタッ
美玲「へへへ……」ノリカカリ
P「な、なにしてるんだよ。危ないだろ」
美玲「あ、アンタが悪いんだからな……。ウチをこんなにイジメてくれて……」
P「い、イジメるって人聞きが悪いな……」
美玲「知るか! もう容赦しないぞッ!」
P「な、なにを……」
美玲「料理の前に……アンタから先に食べてやるんだから!」
<ウインナーヲ? キリマスヨ?
P「おい、もう終わったんだから……わひゃっ!?」
美玲「言ったろ……。らへてやるっへ(食べてやるって)」カプカプ
P「マズいって! 味覚的にも社会的にも!」
美玲「うるひゃい! おろらしふたへられほ!(大人しく食べられろ)」カプカプ
P「ダメだってば――アッー!」
美玲「ふふ……、おいひいよあんら(美味しいよアンタ)♪」
美玲end
千秋「……へえ? アナタが?」
ちひろ「いえまさかこんなお題があるなんて私も知らなくてただ呼ばれただけなのよ本当なの」
千秋「ふふっ……。気にしなくていいわよ。それにアナタの方が年上なんだからそこまでかしこまらなくてもいいのよ?」
ちひろ「いえ私みたいなのがでしゃばってごめんなさい。監督には後でしっかり言っておきますので……」
千秋「もう、私が虐めてるみたいじゃない。そんなに怯えなくても」
ちひろ「ほ、本当にごめんなさいね……?」
千秋「大丈夫だってば……。頑張りましょう?」
ちひろ「うう……はい」
ナレーション「お次はこの人。今日は歌姫でもお嬢様でもありません。新妻です! 黒川千秋さんでお題は――」
P(……聞き取れなかったぞ? なんかこのパターンは嫌な予感しか)
千秋「アナタ、お待た、せ……」
P「ああ、ありがとう」
千秋(Pさん? ……ああ、ふふっ。だからちひろさんがあんな態度を)
千秋「ふふっ」
P「ど、どうした?」
千秋「いえ、なんでもないわ。食べましょう?」
P「そうだな。それじゃ、いただきま――」ピンポーン
千秋(来たわね)
P(ん? 来客設定か?)
ピンポーン
ピンポーン ピンポーン
ピンポピンピンピピピピピピンポーン
P「」
千秋「なにかしら……。出てくるわ」
P「だ、大丈夫か?」
千秋「おかしな事聞くわね。大丈夫よ」トコトコ
千秋「はい。どちら様?」ガチャ
?「……」グイッ
千秋「きゃっ!?」
P「ん?」
ドタドタドタ
?「……」
P(さ、貞子!?)
?「……ピーさん」
P「そ、その声、まさか……」
千秋「ちょっと、何勝手に上がり込んでるのよ」
ちひろ「帰りましょう? あなたと一緒にいるのは私なの。でしょ? そう言ってくれたよね……?」
P(しゅ、修羅場設定かっ!?)
ちひろ「少し魔が差しただけよね? 大丈夫。ピーさんなら許してあげる」
P「え……、あ、その……」
千秋「勝手な事言わないで! ピーさんと結婚したのは私よ!」
ちひろ「うるさい!」ギロ
千秋「……!」ビクッ
P「」
ちひろ「泥棒猫は黙ってて。ピーさんと結ばれるのは私しかいないの。ピーさんの初めてをもらったのは私。私の初めてを捧げたのはピーさん。だから結ばれるのは当然なの」
千秋「う……」
P「に、逃げろ千秋! まともに話を聞く相手じゃない!」
千秋「アナタを置いて逃げるなんて出来る訳ないじゃない!」
P「いいから逃げろ! 早く警察にもがっ!?」
ちひろ「どうして私を無視するの? ヒドいな。悲しいよ」
P(……演技とは分かっててもちひろさんこええぇぇぇえッ!)
ちひろ「でもいいよ。あはは、これからはずっと一緒なんだから……♪」スチャッ
千秋「ひっ!?」
P(包丁!?)
ちひろ「2人っきりの世界で……。えへへ、いっぱい愛し合えるね」
P「」
千秋「くっ……。勝手な事言わないでって言ったでしょ!」ドンッ
ちひろ「きゃ!?」バタッ
千秋「こんな危ないものは没収よ!」ガシッ
ちひろ「ぐぅ……。どこまで邪魔すれば気が済むの……!」グググッ
千秋「こっちの台詞よ! 私とピーさんの新婚生活を、邪魔しておいてっ!」グイッ
ちひろ「あっ!」
P「」ハラハラ
千秋「ピーさん、早く警察を呼んで!」
P「あ、ああ」
ちひろ「や、やめてよ……。ピーさんは私のものなの……!」
千秋「冗談じゃないわ! ピーさんは誰かのものなんかじゃない!」
ちひろ「え……?」
千秋「私の最愛の夫よ! これからもずっと! 邪魔なんかさせないわ!」
<……ボチボチカーット
ちひろ「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい!」
P「どこのオヤ〇ロ様ですか。焦りましたけど」
千秋「なんでもちひろさんにも出演依頼があったらしいわよ? ほら、前にテレビに出た事があったじゃない」
P「ああ……、美人すぎる事務員でしたっけ。765プロの事務員と共演してましたね」
ちひろ「でも単体で出すにはいかないから誰が修羅場を引いたら登場予定だったらしくて……。私もさっき聞かされて……」
千秋「いいじゃない。迫力あったわよ?」
ちひろ「昔取った杵柄というか……。うう、まさか私にこんな役が回ってくるなんて……」
P「ま、まあ。そこまで気を落とさずに」
千秋「そうよ。それにね?」
ちひろ「はい……?」
千秋「本番でも、譲らないからね?」ボソッ
ちひろ「う……。負けませんよ」ボソッ
P「?」
千秋end(尚後日単体で再収録)
P「最大の関門が……」
ちひろ「やってきましたね」
P「止めますよ?」
ちひろ「ダメですよ?」
P「今回の撮影がすべて無駄になりますよ?」
ちひろ「絶対止めないで下さいね♪」
P「貴様……」
ちひろ「ほらほら、無駄口叩いてないで行って下さい」
P(……なんかデジャヴなような)
愛梨「バターとりんご♪ そーしてグラニュー糖♪」
P(歌いながらなんか作ってるな。デザートかな?)
愛梨「んー。うん♪ これでよしっ。後は焼いてっと……」
P(……にしても、気のせいだよな? 物陰から覗いてるせいでよく見えないけど)
愛梨「えへへ。残ったらPさんに差し入れしてあげよっ♪」
P(裸 エ プ ロ ンじゃないよなあれ)
ナレーション「最後はこの人。甘いのはお菓子だけじゃなくて新婚生活も! 十時愛梨さんでお題は休日」
愛梨「出来た! うん、良い匂い♪ 後はお皿に……あちちっ。完成! あなた、お待たせー♪」トテトテ
P「アップルパイか。愛梨らしいな」
愛梨「あれ? ……あはっ♪」
P「ん? 皿を置いて座らないのむぎゅっ!?」
愛梨「Pさんもお茶目なんですからー♪」ボソッ
P「ご、ごめっ……。それよりこれはマズい!」ムギュムギュ
愛梨「あ。暑いですか? 私もなんだか熱くなっちゃって……。よいしょ」ヌギッ
P「」ブハッ
愛梨「えへへ。これなら涼しいですよっ♪」クルッ
P(ビキニだと……!? 通りで感触が生々しいと……。ええい! 静まれ愚息!)
愛梨「えへへ、あーなーた♪ はい、あーんっ♪」
P「は、恥ずかしいな」
愛梨「恥ずかしくなんてないですよ。私たちは夫婦なんですから♪」
P「そ、それじゃあ。あー……ん」パクッ
愛梨「美味しい?」
P「もぐもぐ……。ん、甘さもちょうどいいな。美味しいよ」
愛梨「ふふ、あなた好みの味にしてみましたから♪」
P「嬉しいな。それじゃあ次は俺が。ほら、あーん」
愛梨「あーんっ♪」パクッ
P「幸せそうに食べるな」
愛梨「んぐんぐ……。当然ですよ! 幸せなんですから」
P「それもそっか」
愛梨「……えへへ、あなた。肩借りますね」ピトッ
P「どうした。食べたら眠くなっちゃったか?」
愛梨「違うんです。あの……涼しい格好なのに、なんだかとってもぽかぽかしちゃって」
P「風邪じゃないよな?」
愛梨「違いますよー。あなたのそばに来たら暑くなっちゃったんです」
P「俺のせいか?」
愛梨「かもしれませんね♪ もしそうなら責任取ってもらわないとっ」
P「責任?」
愛梨「……もう1人、一緒にアップルパイを食べる相手が欲しいな♪」
<ゲットー! ウルサイデスヨ
P「まったく、あの人達は何考えてんだよホント。ほら、これ着てろ」バサッ
愛梨「あ、Pさんのスーツ……」
P「ちょっと監督に抗議してくるから、それ着て楽屋に帰ってろ。いいな?」
愛梨「はーいっ♪ ……えへへ♪」クンクン
愛梨(Pさんに抱き締められてるみたいで、凄く熱くなってきちゃうよ……えへへ♪)
愛梨end
P「あれは、アカン」
ちひろ「鼻の下と陰茎伸ばしてたくせによく言いますよ」
P「じょ、女性が躊躇いなく陰茎なんて言うんじゃありません!」
ちひろ「生娘でもあるまいし……。そんな事言ってたら礼子さんや川島さんとお酒飲みに行けませんよ?」
P「あの2人だってさすがにそんな事言いませんよ! たぶん!」
ちひろ「信じれてないじゃないですか」
ちひろ「こほん。まあ話を戻しますが今回の収録はどうでした?」
P「全体的に危険を感じましたよ。社会的な意味と生命的な意味で」
ちひろ「……私は二度としませんから大丈夫ですよ」
P「驚きはしましたけどちひろさんも可愛かったですよ?」
ちひろ「な、なに言ってるんですか!」
P「いや本当に。あれだけ一途なちひろさんも良いと思いますけどね」
ちひろ「――っ! ば、馬鹿馬鹿! 何を真顔で言ってるか分かってるんですか!」バシバシ
P「痛い痛い! 感想言っただけなのに!」
ちひろ「……本当に馬鹿ですよ」ボソッ
P「え?」
ちひろ「なんでもないです! なんでも!」
P「そ、そんなに怒らないで下さいって……」
ちひろ「まったく。普段はだらしない顔してるのに、こんな時だけ真顔になるんですから」
P「酷い謂われだなおい」
ちひろ「そうじゃないですか。今回の美玲ちゃんや愛梨ちゃんでもそうだったし、楓さんや美波ちゃんの時も鼻の下伸ばしてたじゃないですか」
P「……ん?」
ちひろ「なんですか? 何か文句でも?」
P「いえ。仮にそうだったとして、なんでちひろさんが知ってるんですか?」
ちひろ「なんでって――ッ!?」
P「……テレビじゃ俺の顔映ってないですよね?」
ちひろ「え……あ、そ、その……」
P「なんで知ってるんですか?」
ちひろ「す、スタッフさんに聞いたんですよ! プロデューサーさんが撮影現場で粗相してないかって!」
P「随分スタッフさんと仲が良いんですね」
ちひろ「あ、あうぅ……。と、とにかく! もし応募があれば最終回までまだ2回あるんですから、間違っても問題起こすような真似はやめて下さいよ! それじゃ、お先に失礼します!」バタン
P「お疲れ様でした」
P(……やっぱりそうなのかな)
おわり
元スレ
P「はい?」
ちひろ「大ピンチです」
P「なにがですか?」
ちひろ「これ見て下さい。前回放送後の番組への感想なんですが……」
P「はあ……」
185: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/04/22(月) 01:21:41.27 ID:9pzHJmQAO
『飽きてきた』
『もうよくね?』
『濡れ場はよ』
『シチュがワンパターン』
『新田さんの入浴シーンはまだですか』
『そろそろ新しい企画を』
『あべななさんじゅうななさい』
『わっくーい! わっくーい!』
P「ようやく視聴者の目が覚めたと思ったら所々おかしい奴いないかこれ」
186: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/04/22(月) 01:23:20.25 ID:9pzHJmQAO
ちひろ「なに悠長な事言ってるんですか! 打ち切りのピンチなんですよ!?」
P「いや、もう充分過ぎるほど放送したでしょ。そりゃ視聴者も飽きますって」
ちひろ「番組最終回の10回目を目前に情けない事言わないで下さい!」
P「まだ3回も放送する気だったのかあんた」
187: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/04/22(月) 01:25:05.15 ID:9pzHJmQAO
ちひろ「キリが悪いのは嫌いなんです。買い物とかでも998円とかだと何かに負けた気がするじゃないですか」
P「何と戦ってるんですか」
ちひろ「あと2円でぴったり野口さんなのに。せめてあと1円多ければぞろ目なのに……! ってなるでしょ」
P「なりませんよ」
ちひろ「そんなのだからプロデューサーさんはプロデューサーさんなんですよ……」ハァ
P「なんでその流れから貶されなきゃならないんですか!?」
188: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/04/22(月) 01:27:11.60 ID:9pzHJmQAO
ちひろ「……今回は都合良く愛梨ちゃんの出番でしたね」
P「待て。何が都合良くだ」
ちひろ「プロデューサーさん。撮影中愛梨ちゃんが何をしても止めないで下さい」
P「何をしても?」
ちひろ「ええ。頼まなくても勝手に脱いでくれるはずですから」
P「監督にしろあんたにしろゴールデンタイムに何放送する気なんだよ。止めますよ全力で」
189: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/04/22(月) 01:28:36.51 ID:9pzHJmQAO
ちひろ「いいから脱がせてあげて下さい! 視聴者は少なからずそんなシーンを期待してるんです! じゃないと番組が!」
P「なんであの番組に固執するんですか。他にも仕事あるでしょう」
ちひろ「恋愛禁止のアイドル達に夢を見せてあげたいんですよ!」
P「本音は?」
ちひろ「出演料が高いんですよあの番組は!」
P「貴様やはりそれか」
191: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/04/22(月) 01:30:07.07 ID:9pzHJmQAO
ちひろ「だから脱がせて! お願いですから!」
P「大声でそんな事言わないで下さいよ!」
事務所入口
ちひろ『脱がせて! お願いだから!』
P『そんな事言わないで下さいよ!』
加蓮「……何してんのよあの2人」ドキドキ
192: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/04/22(月) 01:35:07.54 ID:9pzHJmQAO
撮影当日
P「なんでちひろさんが」
ちひろ「スタッフさんは風邪だそうですよ。なので替わりに」
P「別に現場さえ教えてくれたら自分で行けますよ。某どたぷーんさんじゃないんですから」
ちひろ「それでも構わないんですが、監督さんに私も呼ばれてるんですよ。だったら一緒に行った方がいいじゃないですか」
P「交通費も浮くし?」
ちひろ「もちろん!」
P「躊躇いがないな」
193: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/04/22(月) 01:39:43.03 ID:9pzHJmQAO
P「でもちひろさんまで呼ばれるって何かあったんですかね?」
ちひろ「詳しい事は教えてもらえなかったんです。とにかく来てくれと」
P「……打ち切り?」
ちひろ「まっさかー。そんなはずはない……ですよね?」
P「いや俺も知りませんよ」
ちひろ「そんな。あの監督さん、メンタルは弱いけど途中で投げ出すような真似はしないはずですよたぶん」
P「信用はしてないんですね」
194: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/04/22(月) 01:42:56.59 ID:9pzHJmQAO
ちひろ「信用出来るのはマニーだけですよ!」
P「力強く悲しい事言わないで下さい」
ちひろ「ま……まあ、少しくらいはプロデューサーさんも信用してますけど……」ボソボソ
P「なんですか?」
ちひろ「なんでもありません! ほら、もうすぐ着きますから準備して下さい!」
P「はーい」
199: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/04/22(月) 03:01:29.72 ID:9pzHJmQAO
美玲「なんでウチがこんな番組に出なきゃならないんだ……」
美玲(しかもプロデューサーの奴が降板した後にだなんて……って、別にアイツなら良かったとかそんなんじゃないしッ! ただアイツの方が見知ってる分やりやすいだけだしッ!)
<ハヤサカサンオネガイシマース
美玲「わ、分かった!」
美玲(……どんな時でも傍にいるのがパートナーの役目だろ、バカ)
201: >>200訂正 2013/04/22(月) 03:05:25.45 ID:9pzHJmQAO
ナレーション「今宵最初はこの方。被り物や眼帯、可愛いから付けてるだけだしッ! 早坂美玲さんでお題は手料理」
美玲「む、むむむ……」トントン
美玲(料理とかあまり家じゃしないから難しい……)
P「危ない切り方してるな」
美玲「へっ?」クルッ
P「手は猫のように丸くしないと指切っちゃうぞ?」
美玲「え。あ……あ、あアンタがなんでここにいるんだ!?」
202: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/04/22(月) 03:06:44.42 ID:9pzHJmQAO
P「え? 夫婦なんだから当然だろ?」
美玲「え……いや、その……。キ、キッチンは女の戦場だしッ!」
P「はは、ごめんごめん。見てると危なっかしくてついな」ナデナデ
美玲「恥ずかしいのも禁止だかんな……」
P「撫でられるのは嫌いか?」
美玲「き、キライじゃないけど……。料理中だから、優しく撫でろよな?」上目遣い
P「お、おう」
203: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/04/22(月) 03:08:08.28 ID:9pzHJmQAO
美玲「……へへ♪」
P(随分上機嫌だな)
P「って、ああもう。それじゃ危ないってば」
美玲「な、なんだよ。文句あるなら食べなきゃいいジャン!」
P「可愛い嫁さんの手作りを食べない訳ないだろ」
美玲「あ……あうぅぅ。恥ずかしいの禁止だってばァ……」
P「でも危ないのは放っとけないからな。ほら」ギュッ
美玲「ふわァッ!? な、なに握ってんだよッ!」
204: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/04/22(月) 03:09:36.42 ID:9pzHJmQAO
P「いいから。こうして手を丸めて、ずらしながら具材を切るんだ」トントン
美玲「み、耳元で喋っちゃヤダァ……」
P「集中しないと怪我するぞ?」
美玲「う、ううぅ……。ガルルー!」グイッ
P「うわっ!?」バタッ
美玲「へへへ……」ノリカカリ
205: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/04/22(月) 03:11:54.58 ID:9pzHJmQAO
P「な、なにしてるんだよ。危ないだろ」
美玲「あ、アンタが悪いんだからな……。ウチをこんなにイジメてくれて……」
P「い、イジメるって人聞きが悪いな……」
美玲「知るか! もう容赦しないぞッ!」
P「な、なにを……」
美玲「料理の前に……アンタから先に食べてやるんだから!」
<ウインナーヲ? キリマスヨ?
206: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/04/22(月) 03:13:22.91 ID:9pzHJmQAO
P「おい、もう終わったんだから……わひゃっ!?」
美玲「言ったろ……。らへてやるっへ(食べてやるって)」カプカプ
P「マズいって! 味覚的にも社会的にも!」
美玲「うるひゃい! おろらしふたへられほ!(大人しく食べられろ)」カプカプ
P「ダメだってば――アッー!」
美玲「ふふ……、おいひいよあんら(美味しいよアンタ)♪」
美玲end
210: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/04/22(月) 04:07:16.51 ID:9pzHJmQAO
千秋「……へえ? アナタが?」
ちひろ「いえまさかこんなお題があるなんて私も知らなくてただ呼ばれただけなのよ本当なの」
千秋「ふふっ……。気にしなくていいわよ。それにアナタの方が年上なんだからそこまでかしこまらなくてもいいのよ?」
ちひろ「いえ私みたいなのがでしゃばってごめんなさい。監督には後でしっかり言っておきますので……」
千秋「もう、私が虐めてるみたいじゃない。そんなに怯えなくても」
ちひろ「ほ、本当にごめんなさいね……?」
千秋「大丈夫だってば……。頑張りましょう?」
ちひろ「うう……はい」
212: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/04/22(月) 04:09:07.51 ID:9pzHJmQAO
ナレーション「お次はこの人。今日は歌姫でもお嬢様でもありません。新妻です! 黒川千秋さんでお題は――」
P(……聞き取れなかったぞ? なんかこのパターンは嫌な予感しか)
千秋「アナタ、お待た、せ……」
P「ああ、ありがとう」
千秋(Pさん? ……ああ、ふふっ。だからちひろさんがあんな態度を)
213: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/04/22(月) 04:11:04.85 ID:9pzHJmQAO
千秋「ふふっ」
P「ど、どうした?」
千秋「いえ、なんでもないわ。食べましょう?」
P「そうだな。それじゃ、いただきま――」ピンポーン
千秋(来たわね)
P(ん? 来客設定か?)
ピンポーン
ピンポーン ピンポーン
ピンポピンピンピピピピピピンポーン
P「」
214: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/04/22(月) 04:13:02.51 ID:9pzHJmQAO
千秋「なにかしら……。出てくるわ」
P「だ、大丈夫か?」
千秋「おかしな事聞くわね。大丈夫よ」トコトコ
千秋「はい。どちら様?」ガチャ
?「……」グイッ
千秋「きゃっ!?」
P「ん?」
ドタドタドタ
?「……」
P(さ、貞子!?)
215: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/04/22(月) 04:15:02.48 ID:9pzHJmQAO
?「……ピーさん」
P「そ、その声、まさか……」
千秋「ちょっと、何勝手に上がり込んでるのよ」
ちひろ「帰りましょう? あなたと一緒にいるのは私なの。でしょ? そう言ってくれたよね……?」
P(しゅ、修羅場設定かっ!?)
ちひろ「少し魔が差しただけよね? 大丈夫。ピーさんなら許してあげる」
P「え……、あ、その……」
216: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/04/22(月) 04:16:54.40 ID:9pzHJmQAO
千秋「勝手な事言わないで! ピーさんと結婚したのは私よ!」
ちひろ「うるさい!」ギロ
千秋「……!」ビクッ
P「」
ちひろ「泥棒猫は黙ってて。ピーさんと結ばれるのは私しかいないの。ピーさんの初めてをもらったのは私。私の初めてを捧げたのはピーさん。だから結ばれるのは当然なの」
千秋「う……」
217: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/04/22(月) 04:18:20.86 ID:9pzHJmQAO
P「に、逃げろ千秋! まともに話を聞く相手じゃない!」
千秋「アナタを置いて逃げるなんて出来る訳ないじゃない!」
P「いいから逃げろ! 早く警察にもがっ!?」
ちひろ「どうして私を無視するの? ヒドいな。悲しいよ」
P(……演技とは分かっててもちひろさんこええぇぇぇえッ!)
219: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/04/22(月) 04:19:26.67 ID:9pzHJmQAO
ちひろ「でもいいよ。あはは、これからはずっと一緒なんだから……♪」スチャッ
千秋「ひっ!?」
P(包丁!?)
ちひろ「2人っきりの世界で……。えへへ、いっぱい愛し合えるね」
P「」
221: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/04/22(月) 04:21:42.34 ID:9pzHJmQAO
千秋「くっ……。勝手な事言わないでって言ったでしょ!」ドンッ
ちひろ「きゃ!?」バタッ
千秋「こんな危ないものは没収よ!」ガシッ
ちひろ「ぐぅ……。どこまで邪魔すれば気が済むの……!」グググッ
千秋「こっちの台詞よ! 私とピーさんの新婚生活を、邪魔しておいてっ!」グイッ
ちひろ「あっ!」
P「」ハラハラ
223: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/04/22(月) 04:23:04.39 ID:9pzHJmQAO
千秋「ピーさん、早く警察を呼んで!」
P「あ、ああ」
ちひろ「や、やめてよ……。ピーさんは私のものなの……!」
千秋「冗談じゃないわ! ピーさんは誰かのものなんかじゃない!」
ちひろ「え……?」
千秋「私の最愛の夫よ! これからもずっと! 邪魔なんかさせないわ!」
<……ボチボチカーット
224: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/04/22(月) 04:24:30.98 ID:9pzHJmQAO
ちひろ「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい!」
P「どこのオヤ〇ロ様ですか。焦りましたけど」
千秋「なんでもちひろさんにも出演依頼があったらしいわよ? ほら、前にテレビに出た事があったじゃない」
P「ああ……、美人すぎる事務員でしたっけ。765プロの事務員と共演してましたね」
225: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/04/22(月) 04:26:29.27 ID:9pzHJmQAO
ちひろ「でも単体で出すにはいかないから誰が修羅場を引いたら登場予定だったらしくて……。私もさっき聞かされて……」
千秋「いいじゃない。迫力あったわよ?」
ちひろ「昔取った杵柄というか……。うう、まさか私にこんな役が回ってくるなんて……」
P「ま、まあ。そこまで気を落とさずに」
千秋「そうよ。それにね?」
ちひろ「はい……?」
千秋「本番でも、譲らないからね?」ボソッ
ちひろ「う……。負けませんよ」ボソッ
P「?」
千秋end(尚後日単体で再収録)
231: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/04/22(月) 05:22:23.65 ID:9pzHJmQAO
P「最大の関門が……」
ちひろ「やってきましたね」
P「止めますよ?」
ちひろ「ダメですよ?」
P「今回の撮影がすべて無駄になりますよ?」
ちひろ「絶対止めないで下さいね♪」
P「貴様……」
ちひろ「ほらほら、無駄口叩いてないで行って下さい」
P(……なんかデジャヴなような)
232: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/04/22(月) 05:24:31.32 ID:9pzHJmQAO
愛梨「バターとりんご♪ そーしてグラニュー糖♪」
P(歌いながらなんか作ってるな。デザートかな?)
愛梨「んー。うん♪ これでよしっ。後は焼いてっと……」
P(……にしても、気のせいだよな? 物陰から覗いてるせいでよく見えないけど)
愛梨「えへへ。残ったらPさんに差し入れしてあげよっ♪」
P(裸 エ プ ロ ンじゃないよなあれ)
233: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/04/22(月) 05:28:21.00 ID:9pzHJmQAO
ナレーション「最後はこの人。甘いのはお菓子だけじゃなくて新婚生活も! 十時愛梨さんでお題は休日」
愛梨「出来た! うん、良い匂い♪ 後はお皿に……あちちっ。完成! あなた、お待たせー♪」トテトテ
P「アップルパイか。愛梨らしいな」
愛梨「あれ? ……あはっ♪」
P「ん? 皿を置いて座らないのむぎゅっ!?」
234: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/04/22(月) 05:29:51.06 ID:9pzHJmQAO
愛梨「Pさんもお茶目なんですからー♪」ボソッ
P「ご、ごめっ……。それよりこれはマズい!」ムギュムギュ
愛梨「あ。暑いですか? 私もなんだか熱くなっちゃって……。よいしょ」ヌギッ
P「」ブハッ
愛梨「えへへ。これなら涼しいですよっ♪」クルッ
P(ビキニだと……!? 通りで感触が生々しいと……。ええい! 静まれ愚息!)
235: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/04/22(月) 05:31:32.52 ID:9pzHJmQAO
愛梨「えへへ、あーなーた♪ はい、あーんっ♪」
P「は、恥ずかしいな」
愛梨「恥ずかしくなんてないですよ。私たちは夫婦なんですから♪」
P「そ、それじゃあ。あー……ん」パクッ
愛梨「美味しい?」
P「もぐもぐ……。ん、甘さもちょうどいいな。美味しいよ」
愛梨「ふふ、あなた好みの味にしてみましたから♪」
236: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/04/22(月) 05:33:54.39 ID:9pzHJmQAO
P「嬉しいな。それじゃあ次は俺が。ほら、あーん」
愛梨「あーんっ♪」パクッ
P「幸せそうに食べるな」
愛梨「んぐんぐ……。当然ですよ! 幸せなんですから」
P「それもそっか」
愛梨「……えへへ、あなた。肩借りますね」ピトッ
P「どうした。食べたら眠くなっちゃったか?」
237: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/04/22(月) 05:35:03.62 ID:9pzHJmQAO
愛梨「違うんです。あの……涼しい格好なのに、なんだかとってもぽかぽかしちゃって」
P「風邪じゃないよな?」
愛梨「違いますよー。あなたのそばに来たら暑くなっちゃったんです」
P「俺のせいか?」
愛梨「かもしれませんね♪ もしそうなら責任取ってもらわないとっ」
P「責任?」
愛梨「……もう1人、一緒にアップルパイを食べる相手が欲しいな♪」
<ゲットー! ウルサイデスヨ
238: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/04/22(月) 05:37:07.41 ID:9pzHJmQAO
P「まったく、あの人達は何考えてんだよホント。ほら、これ着てろ」バサッ
愛梨「あ、Pさんのスーツ……」
P「ちょっと監督に抗議してくるから、それ着て楽屋に帰ってろ。いいな?」
愛梨「はーいっ♪ ……えへへ♪」クンクン
愛梨(Pさんに抱き締められてるみたいで、凄く熱くなってきちゃうよ……えへへ♪)
愛梨end
239: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/04/22(月) 05:41:04.62 ID:9pzHJmQAO
P「あれは、アカン」
ちひろ「鼻の下と陰茎伸ばしてたくせによく言いますよ」
P「じょ、女性が躊躇いなく陰茎なんて言うんじゃありません!」
ちひろ「生娘でもあるまいし……。そんな事言ってたら礼子さんや川島さんとお酒飲みに行けませんよ?」
P「あの2人だってさすがにそんな事言いませんよ! たぶん!」
ちひろ「信じれてないじゃないですか」
240: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/04/22(月) 05:44:19.20 ID:9pzHJmQAO
ちひろ「こほん。まあ話を戻しますが今回の収録はどうでした?」
P「全体的に危険を感じましたよ。社会的な意味と生命的な意味で」
ちひろ「……私は二度としませんから大丈夫ですよ」
P「驚きはしましたけどちひろさんも可愛かったですよ?」
ちひろ「な、なに言ってるんですか!」
P「いや本当に。あれだけ一途なちひろさんも良いと思いますけどね」
241: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/04/22(月) 05:47:19.13 ID:9pzHJmQAO
ちひろ「――っ! ば、馬鹿馬鹿! 何を真顔で言ってるか分かってるんですか!」バシバシ
P「痛い痛い! 感想言っただけなのに!」
ちひろ「……本当に馬鹿ですよ」ボソッ
P「え?」
ちひろ「なんでもないです! なんでも!」
P「そ、そんなに怒らないで下さいって……」
242: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/04/22(月) 05:52:41.34 ID:9pzHJmQAO
ちひろ「まったく。普段はだらしない顔してるのに、こんな時だけ真顔になるんですから」
P「酷い謂われだなおい」
ちひろ「そうじゃないですか。今回の美玲ちゃんや愛梨ちゃんでもそうだったし、楓さんや美波ちゃんの時も鼻の下伸ばしてたじゃないですか」
P「……ん?」
243: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/04/22(月) 05:55:42.12 ID:9pzHJmQAO
ちひろ「なんですか? 何か文句でも?」
P「いえ。仮にそうだったとして、なんでちひろさんが知ってるんですか?」
ちひろ「なんでって――ッ!?」
P「……テレビじゃ俺の顔映ってないですよね?」
ちひろ「え……あ、そ、その……」
P「なんで知ってるんですか?」
244: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/04/22(月) 05:59:46.78 ID:9pzHJmQAO
ちひろ「す、スタッフさんに聞いたんですよ! プロデューサーさんが撮影現場で粗相してないかって!」
P「随分スタッフさんと仲が良いんですね」
ちひろ「あ、あうぅ……。と、とにかく! もし応募があれば最終回までまだ2回あるんですから、間違っても問題起こすような真似はやめて下さいよ! それじゃ、お先に失礼します!」バタン
P「お疲れ様でした」
P(……やっぱりそうなのかな)
おわり
SS速報VIP:モバP「新婚っていいですね」