SS速報VIP:アニ「陽だまりを歩く」
1: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/05/27(月) 22:42:48.01 ID:s57pQzTOo
※若干のネタバレ注意。
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2: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/05/27(月) 22:43:14.90 ID:s57pQzTOo
ただいま。
約束通り、帰ってきたよ。
元気だった?
そう。
それは良かった。
私?
見ての通りさ。
おかげさまで怪我一つないよ。
庭のひまわり。
今年もきれいに咲いたんだね。
……。
実の娘に向かって失礼な……。
私だって花をきれいと思うことはあるよ。
ひまわりは、好きだしね。
うん、所属は憲兵団にした。
当たり前でしょう?
上位十名しか憲兵団に入れないんだからね。
……何位だって良いでしょ。
十位?
そんなぎりぎりじゃないよ。
私は四位。
ライナーとベルトルト、覚えている?
うん、その二人だよ。
その二人が二位と三位さ。
一位はどんなやつかって?
ミカサってやつ。
そう、女だよ。
同じ女に負けて悔しいかって?
……それほどではないかな。
ううん、大人になったわけじゃない。
巨人じゃなくて、生身の人間の中にも化け物がいるってことがわかっただけだよ。
他の上位卒業者?
そうだね……。
十位はクリスタ・レンズ。
これが女の私から見ても可愛くて優しい子でさ。
男共のほとんどが憧れてたんじゃないかな。
いつもユミルって子と一緒にいて、クリスタにちょっかいを出そうとしたやつはみんなそのユミルに追い払われてたよ。
九位がサシャ・ブラウスって子で、これが傑作なんだ。
初日の鬼教官による通過儀礼、――大声で罵倒して脅すんだけどさ。
その時に調理場から盗んできた芋を食べてるんだよ。
もちろん教官に見つかってさ。
どうして今芋を食べたのかって聞かれて、冷めたら元も子もないので、なんて言うんだ。
その日からあだ名は芋女さ。
本当に馬鹿でしょ。
食い意地だけは同期の中で断トツだったね。
馬鹿と言えば八位のコニー・スプリンガー。
最初から敬礼の仕方を間違えてたんだ。
敬礼には心臓を捧げるって意味があって右手を左胸に当てるんだけど、コニーは左手を右胸に当ててたんだよ。
それを見た教官に、お前の心臓は右にあるのか、って言われながら頭を鷲掴みにされてそのまま宙吊りにされてさ。
近接格闘の訓練の時なんかもサシャと一緒にふざけ合ってたっけ。
サシャと二人、馬鹿コンビで、何かしでかしては周囲を明るくしてたよ。
七位が、マルコ……。
……。
……え?
泣いてる?
私が?
……本当だ。
なんだろう。
急に胸が張り裂けそうになって……。
――ッ。
わからない。
どうして泣いているのか、自分でも、わからない。
……湧き上がるこの罪悪感がなんなのか、わからないんだ。
ごめん。
落ち着いたよ。
それで、ええと――。
そうだ、七位のマルコ・ボットだね。
あいつは真面目なやつでさ。
周囲への気遣いやサポートに長けてて判断力もあるから、チーム戦だとみんな彼と組みたがっていた。
……私と正反対で悪かったね。
彼は、憲兵団に入団して王に仕えるんだ、って最初から言ってたな。
うん、そうだね。
同じ憲兵団希望でも私とは全然違ったよ。
ん。
ありがとう。
久しぶりに飲んだけど、やっぱり家で飲むお茶のほうが美味しい。
それで、どこまで話したっけ。
そうそう。
それで、六位はジャン・キルシュタインって言って、七位のマルコと仲が良かったな。
立体機動がとても上手だったよ。
彼も憲兵団希望だったけど、マルコとは違ってね。
よくある内地での安全で待遇が良い暮らしを求めてたんだ。
まあ、当然だよね。
そんな彼の考えを誰も攻めなかったよ。
……一人を除いてね。
五位がエレンってやつ。
それで四位が私。
三位がベルトルトで、二位がライナーだよ。
この二人は良いよね?
一位がミカサ・アッカーマン。
さっきも言ったとおり、化け物だよ。
冷静で頭が良いけど、それ以上に戦闘能力が飛び抜けてた。
教官からも並の兵士百人に等価なんて言われてたね。
近接格闘……。
そうだね……。
技術で補って、なんとか渡り合えるとは思うよ。
でも、ミカサは身体能力のみで私を凌駕するんじゃないかな。
ううん。
それは違う。
教えてもらった技術があってこそ渡り合えるんだよ。
うん。
決して無駄じゃなかった。
……まあ、近接格闘訓練は評価にはほとんど反映されなかったんだけどね。
ああ、そうだ。
ミカサとエレンの幼馴染でアルミン・アルレルトってやついるんだ。
十位には入れなかったんだけど、座学は彼の独壇場だったな。
知識だけじゃなくて、洞察力なんかもすごいやつなんだよ。
彼さえいなければ私は――。
――ん。
何を言いかけたんだろう。
ごめんね。
疲れてるのかな。
まあ、他にもいろいろ面白い同期はいたんだけど……。
……。
エレンが何。
違う。
別に意識なんてしてない。
ただ、語ることがそんなにないってだけで……。
違うってば。
何をにやにやしてるの……。
……五位はエレン・イェーガー。
直情型の、サシャやコニーとはまた違った意味で馬鹿でさ。
熱血馬鹿って言うのかな。
巨人を駆逐してやるんだ、が口癖で、熱心に訓練に励んでいたよ。
さっきも言ったとおり近接格闘は評価には反映されないからほとんどの人が手を抜いてたんだけど、あいつだけは違った。
ちょっとしたことで私が格闘技術を見せたらさ、それから事あるごとに格闘訓練を誘われたよ。
アニの格闘技術はすごいな、って……。
まあ、それでこっちが気をきかせて、教えようかって言ったら、あいつはなんて言ったと思う?
――え? やだよ。足蹴られんの痛いし。
何よそれって感じでしょ?
うん。
とりあえず全力で足を蹴っておいた。
でも、馬鹿だけど……。
ううん、なんでもない。
なんでもないってば。
違うって!
……もう。
あいつは、馬鹿だけど、なにかと私たち同期の中心人物だったなって思っただけよ。
ジャンなんかも最初は近接格闘訓練では手を抜いてたんだけど、エレンに発破をかけられて真面目に取り組むようになったし。
他にも、あいつが言うことに感化されて、憲兵団じゃなくて調査兵団を希望する人が増えたりさ。
うん。
あいつは調査兵団志望なんだ。
巨人を駆逐するんだって。
外の世界を見たいんだって。
まるっきり、現実を見れない子どもだよね。
私にはそんな考えはできないし、するつもりもない。
けど、そんな夢を語っているときのあいつはちょっとだけ……。
ま、気の迷いだろうけどね。
それにしても良い天気。
軽く汗ばむくらいだ。
……今日はお昼を外で食べない?
どうしてって。
野外訓練では外でご飯を食べるんだけどさ。
ちょっと新鮮で、食べ飽きてた食事もちょっと美味しく感じたんだ。
みんなは訓練だってことを忘れて子どもみたいにはしゃいでたな。
私?
私はこんな性分だからね。
ちょっと離れて見ていただけ。
うん、それでも、楽しかったよ。
みんなが好きなんだなって?
馬鹿言わないでよ。
別にあんなやつら……。
まあ、でも。
そうだね。
一緒にいて、退屈しないやつらではあったよ。
だからエレンは別に……。
……。
赤くなんて、なってない!
……。
……。
今度さ。
晴れた日に、……その、……あいつらを家に呼んで良いかな?
庭の、ひまわり。
きれいだったからさ。
あいつらにも見せてやりたいんだ。
良いかな?
……ありがとう。
お父さん。
――アニ・レオンハートは夢を見る。
硬い水晶の中で。
それは、ひまわり色の、陽だまりの夢。
冷たい水晶の中で。
それは、暖かく、ささやかな幸せの夢。
けれど、決して叶うことのない、――哀しい夢。
アニ・レオンハートは、独り、眠り続ける――。
終わり
可愛いアニのSSを書こうとしたらこうなった。
皆も水晶に閉じこもる際には気をつけてください。
元スレ
ただいま。
約束通り、帰ってきたよ。
元気だった?
そう。
それは良かった。
私?
見ての通りさ。
おかげさまで怪我一つないよ。
3: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/05/27(月) 22:43:42.21 ID:s57pQzTOo
庭のひまわり。
今年もきれいに咲いたんだね。
……。
実の娘に向かって失礼な……。
私だって花をきれいと思うことはあるよ。
ひまわりは、好きだしね。
4: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/05/27(月) 22:44:09.26 ID:s57pQzTOo
うん、所属は憲兵団にした。
当たり前でしょう?
上位十名しか憲兵団に入れないんだからね。
……何位だって良いでしょ。
十位?
そんなぎりぎりじゃないよ。
私は四位。
ライナーとベルトルト、覚えている?
うん、その二人だよ。
その二人が二位と三位さ。
5: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/05/27(月) 22:44:37.18 ID:s57pQzTOo
一位はどんなやつかって?
ミカサってやつ。
そう、女だよ。
同じ女に負けて悔しいかって?
……それほどではないかな。
ううん、大人になったわけじゃない。
巨人じゃなくて、生身の人間の中にも化け物がいるってことがわかっただけだよ。
6: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/05/27(月) 22:45:05.14 ID:s57pQzTOo
他の上位卒業者?
そうだね……。
十位はクリスタ・レンズ。
これが女の私から見ても可愛くて優しい子でさ。
男共のほとんどが憧れてたんじゃないかな。
いつもユミルって子と一緒にいて、クリスタにちょっかいを出そうとしたやつはみんなそのユミルに追い払われてたよ。
7: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/05/27(月) 22:45:43.87 ID:s57pQzTOo
九位がサシャ・ブラウスって子で、これが傑作なんだ。
初日の鬼教官による通過儀礼、――大声で罵倒して脅すんだけどさ。
その時に調理場から盗んできた芋を食べてるんだよ。
もちろん教官に見つかってさ。
どうして今芋を食べたのかって聞かれて、冷めたら元も子もないので、なんて言うんだ。
その日からあだ名は芋女さ。
本当に馬鹿でしょ。
食い意地だけは同期の中で断トツだったね。
8: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/05/27(月) 22:46:10.80 ID:s57pQzTOo
馬鹿と言えば八位のコニー・スプリンガー。
最初から敬礼の仕方を間違えてたんだ。
敬礼には心臓を捧げるって意味があって右手を左胸に当てるんだけど、コニーは左手を右胸に当ててたんだよ。
それを見た教官に、お前の心臓は右にあるのか、って言われながら頭を鷲掴みにされてそのまま宙吊りにされてさ。
近接格闘の訓練の時なんかもサシャと一緒にふざけ合ってたっけ。
サシャと二人、馬鹿コンビで、何かしでかしては周囲を明るくしてたよ。
9: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/05/27(月) 22:46:38.48 ID:s57pQzTOo
七位が、マルコ……。
……。
……え?
泣いてる?
私が?
……本当だ。
なんだろう。
急に胸が張り裂けそうになって……。
――ッ。
わからない。
どうして泣いているのか、自分でも、わからない。
……湧き上がるこの罪悪感がなんなのか、わからないんだ。
10: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/05/27(月) 22:47:06.95 ID:s57pQzTOo
ごめん。
落ち着いたよ。
それで、ええと――。
そうだ、七位のマルコ・ボットだね。
あいつは真面目なやつでさ。
周囲への気遣いやサポートに長けてて判断力もあるから、チーム戦だとみんな彼と組みたがっていた。
……私と正反対で悪かったね。
彼は、憲兵団に入団して王に仕えるんだ、って最初から言ってたな。
うん、そうだね。
同じ憲兵団希望でも私とは全然違ったよ。
11: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/05/27(月) 22:47:33.62 ID:s57pQzTOo
ん。
ありがとう。
久しぶりに飲んだけど、やっぱり家で飲むお茶のほうが美味しい。
それで、どこまで話したっけ。
そうそう。
それで、六位はジャン・キルシュタインって言って、七位のマルコと仲が良かったな。
立体機動がとても上手だったよ。
彼も憲兵団希望だったけど、マルコとは違ってね。
よくある内地での安全で待遇が良い暮らしを求めてたんだ。
まあ、当然だよね。
そんな彼の考えを誰も攻めなかったよ。
……一人を除いてね。
12: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/05/27(月) 22:48:01.04 ID:s57pQzTOo
五位がエレンってやつ。
13: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/05/27(月) 22:48:29.50 ID:s57pQzTOo
それで四位が私。
三位がベルトルトで、二位がライナーだよ。
この二人は良いよね?
14: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/05/27(月) 22:49:16.07 ID:s57pQzTOo
一位がミカサ・アッカーマン。
さっきも言ったとおり、化け物だよ。
冷静で頭が良いけど、それ以上に戦闘能力が飛び抜けてた。
教官からも並の兵士百人に等価なんて言われてたね。
近接格闘……。
そうだね……。
技術で補って、なんとか渡り合えるとは思うよ。
でも、ミカサは身体能力のみで私を凌駕するんじゃないかな。
ううん。
それは違う。
教えてもらった技術があってこそ渡り合えるんだよ。
うん。
決して無駄じゃなかった。
……まあ、近接格闘訓練は評価にはほとんど反映されなかったんだけどね。
15: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/05/27(月) 22:49:43.33 ID:s57pQzTOo
ああ、そうだ。
ミカサとエレンの幼馴染でアルミン・アルレルトってやついるんだ。
十位には入れなかったんだけど、座学は彼の独壇場だったな。
知識だけじゃなくて、洞察力なんかもすごいやつなんだよ。
彼さえいなければ私は――。
――ん。
何を言いかけたんだろう。
ごめんね。
疲れてるのかな。
16: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/05/27(月) 22:50:25.59 ID:s57pQzTOo
まあ、他にもいろいろ面白い同期はいたんだけど……。
……。
エレンが何。
違う。
別に意識なんてしてない。
ただ、語ることがそんなにないってだけで……。
違うってば。
何をにやにやしてるの……。
17: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/05/27(月) 22:50:57.74 ID:s57pQzTOo
……五位はエレン・イェーガー。
直情型の、サシャやコニーとはまた違った意味で馬鹿でさ。
熱血馬鹿って言うのかな。
巨人を駆逐してやるんだ、が口癖で、熱心に訓練に励んでいたよ。
さっきも言ったとおり近接格闘は評価には反映されないからほとんどの人が手を抜いてたんだけど、あいつだけは違った。
ちょっとしたことで私が格闘技術を見せたらさ、それから事あるごとに格闘訓練を誘われたよ。
アニの格闘技術はすごいな、って……。
まあ、それでこっちが気をきかせて、教えようかって言ったら、あいつはなんて言ったと思う?
――え? やだよ。足蹴られんの痛いし。
何よそれって感じでしょ?
うん。
とりあえず全力で足を蹴っておいた。
18: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/05/27(月) 22:51:26.59 ID:s57pQzTOo
でも、馬鹿だけど……。
ううん、なんでもない。
なんでもないってば。
違うって!
……もう。
あいつは、馬鹿だけど、なにかと私たち同期の中心人物だったなって思っただけよ。
ジャンなんかも最初は近接格闘訓練では手を抜いてたんだけど、エレンに発破をかけられて真面目に取り組むようになったし。
他にも、あいつが言うことに感化されて、憲兵団じゃなくて調査兵団を希望する人が増えたりさ。
19: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/05/27(月) 22:51:54.52 ID:s57pQzTOo
うん。
あいつは調査兵団志望なんだ。
巨人を駆逐するんだって。
外の世界を見たいんだって。
まるっきり、現実を見れない子どもだよね。
私にはそんな考えはできないし、するつもりもない。
けど、そんな夢を語っているときのあいつはちょっとだけ……。
ま、気の迷いだろうけどね。
20: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/05/27(月) 22:52:23.81 ID:s57pQzTOo
それにしても良い天気。
軽く汗ばむくらいだ。
……今日はお昼を外で食べない?
どうしてって。
野外訓練では外でご飯を食べるんだけどさ。
ちょっと新鮮で、食べ飽きてた食事もちょっと美味しく感じたんだ。
みんなは訓練だってことを忘れて子どもみたいにはしゃいでたな。
私?
私はこんな性分だからね。
ちょっと離れて見ていただけ。
うん、それでも、楽しかったよ。
21: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/05/27(月) 22:52:51.39 ID:s57pQzTOo
みんなが好きなんだなって?
馬鹿言わないでよ。
別にあんなやつら……。
まあ、でも。
そうだね。
一緒にいて、退屈しないやつらではあったよ。
だからエレンは別に……。
……。
赤くなんて、なってない!
22: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/05/27(月) 22:53:18.29 ID:s57pQzTOo
……。
……。
今度さ。
晴れた日に、……その、……あいつらを家に呼んで良いかな?
庭の、ひまわり。
きれいだったからさ。
あいつらにも見せてやりたいんだ。
良いかな?
……ありがとう。
お父さん。
23: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/05/27(月) 22:53:45.94 ID:s57pQzTOo
――アニ・レオンハートは夢を見る。
硬い水晶の中で。
それは、ひまわり色の、陽だまりの夢。
冷たい水晶の中で。
それは、暖かく、ささやかな幸せの夢。
けれど、決して叶うことのない、――哀しい夢。
アニ・レオンハートは、独り、眠り続ける――。
終わり
24: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/05/27(月) 22:54:16.77 ID:s57pQzTOo
可愛いアニのSSを書こうとしたらこうなった。
皆も水晶に閉じこもる際には気をつけてください。
SS速報VIP:アニ「陽だまりを歩く」